◆−クリームコロッケ(ロスト・ユニバース レイニナ) 前編−ザズルア=ジャズルフィードゥ (2001/11/22 18:34:20) No.18327
 ┗クリームコロッケ 後編−ザズルア=ジャズルフィードゥ (2001/11/24 15:36:30) No.18430
  ┗Re:ニーナ頑張れ(笑)←違うだろ(爆!)−かお (2001/11/24 22:47:23) No.18458
   ┗間に合った!(爆)−ザズルア=ジャズルフィードゥ (2001/11/28 16:59:11) NEW No.18542


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18327クリームコロッケ(ロスト・ユニバース レイニナ) 前編ザズルア=ジャズルフィードゥ 2001/11/22 18:34:20


こんにちは。いつも投稿掲示板2で「薔薇シリーズ」なるものを書いているザズルア=ジャズルフィードゥです。
今回はじめてロスユニ(しかもレイニナ)ものを書きます。
あたしが初めて書くジャンルの小説はキャラが変わりまくるのですが、今回は大丈夫だと思います。
それではどうぞ。


=====================================
(お昼♪お昼♪)
ここは星間警察(ユニバーサルガーディアン)の食堂。ニーナは自分の弁当箱を開ける。
「これからお昼かい?ニーナ。」
「レイル警部!!」
ニーナに話し掛けてきたのは、ニーナの憧れの人、レイルであった。
「ご一緒していいかな?」
「もちろんです!!」
ニーナは嬉しそうに首をぶんぶん縦に振る。
「ありがとう、ニーナ。」
レイルはニーナに笑んでニーナの向かいに座る。
レイルの笑みに思わずニーナは頬を赤らめる。
(きゃ〜〜〜〜〜〜〜!!憧れのレイル様とお昼が食べられるなんて〜v)



「・・・・・・。」
ニーナは箸(?)を止める。自分の弁当箱の中をじーっと見ているレイルが気になって。
「あの・・・、レイル警部、何か気になるんですか?」
「あっ、いや、別にそういうわけじゃないんだが・・・。」
「ひょっとして・・・、私のお弁当に好きなおかずがあるとか・・・?」
「あっ・・・、と・・・。実はそうなんだ。あっ、いや、別にせびっているとかそんなわけじゃないよ。気にしなくていいからね、別に。」
「・・・・・・。」
レイルの慌てた様子に、しかしニーナは自分の弁当をレイルに差し出した。
「それならどうぞ。どれでもとっていいですよ。」
「あ・・・、あぁ、悪いなニーナ。」
そういってレイルがニーナの弁当箱からとったのは・・・
「クリームコロッケ・・・?」
「大好物なんだよ、小さいころから。何か恥ずかしくて誰にもいえなかったんだがな。」
言って嬉しそうにクリームコロッケを食べるレイルを見てニーナがくすりと笑う。
「?どうした?」
「いえ、レイル警部にもそんな可愛いところがあるんだな、と思ったらつい・・・。」
「だから誰にも話さなかったんだ。」
「あぁ〜〜〜!!ごめんなさいレイル警部!!」
必死で謝り倒すニーナに今度はレイルが笑う。
「冗談だよ。ニーナだから話したんだ。」
「わたしだから・・・。」
レイルの言葉に期待してしまうニ−ナ。
「あ・・・、あの、レイル警部!
 その・・・、また一緒にお昼食べませんか?わたし、お弁当レイル警部の分も作って来ますから!!もちろんクリ−ムコロッケも入れてきますから!!」
ニ−ナが一気にまくし立てて言うのでレイルは唖然としたが、笑っていった。
「いいよ、でもどうせなら休みにどこか行かない?」
「!!もちろん!わたしでよければ!!」
「それじゃあ、今度の休みに。」
レイルはニーナに微笑み、席を立つ。
向こうに行くレイルの後姿をニーナは目で追った。
(レイル様と一緒にお昼が食べれただけじゃなく、休みにお出かけの約束まで・・・。
 今日はとってもいい日ですぅ〜〜vv)

つづく

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18430クリームコロッケ 後編ザズルア=ジャズルフィードゥ 2001/11/24 15:36:30
記事番号18327へのコメント

そしてその休みの日。ニーナは早起きして弁当の準備をしている。
「さ〜てと、がんばってクリームコロッケを作るぞ〜!!」
ニーナは料理の本を片手に気合充分である。
「え〜と、まずは・・・。」



「やあ、ニーナ。待ったかい?」
ニーナが待ち合わせ場所で待っていると、レイルがやってきた。
「いえ全っ然!!ついさっき来たばかりですから!!」
「そう、よかった。」
(レイル様って私服も素敵〜vv)
幸せ絶好調のニーナの手をレイルがつかむ。
(えっ!?えっ!?何なに!?レイル様がわたしの手を・・・v)
「どうしたんだ!この火傷は!?」
しかし、有頂天のニーナの期待とは裏腹にレイルはきつい口調でそう言った。
「えっ・・・と、コロッケを作っている時に油がはねてしまってそれで・・・。」
「こんな手当てじゃ駄目だ!跡が残る!!」
そう言ってレイルは軟膏の傷薬を取り出してニーナの火傷した手に塗る。
「これでよし・・・。」
「あ・・・、ありがとうございます。
 でも何で火傷の薬なんて持っているんですか?」
「そ・・・、それは・・・。」
言いにくそうにレイルが言う。
「ニーナがお茶を持ってくるときいつもこぼすから・・・。」
「あ゛う゛・・・。」
レイルの言葉にニーナがうめく。
ニーナがお茶を持ってきたときは必ずといってもいいほどお茶をこぼす。
「ごめんなさい・・・。」
「いや、いいよ。ニーナだってわざとやっているわけじゃないんだろ?」
「もちろん!!わざとでなんてしていません!!」
「じゃあ、いいよ。許す。」
ニーナに微笑むレイル。ニーナはまたもや感激してしまう。
(レイル様って心も広いんですね〜vもう素敵すぎますぅ〜〜〜〜vv)



「じゃあ、この辺でお昼にしましょう。」
二人は映画館で映画を見た後、近くにある芝生に来た。
「待ってました♪」
「レイル警部ったら。」
ニーナは嬉しそうに笑ってシートを広げる。
そのシートの上に用意したお弁当をひろげる。
「どうぞ、レイル警部。」
「それじゃあいただきます。」
レイルは早速クリームコロッケを口にする。
「・・・どうでしょうか?」
恐る恐るレイルに聞くニーナ。
「・・・うまい!」
「本当ですか!?お世辞じゃないですよね!!」
「あぁ、本当においしいよニーナ。」
「やったー!!」
はっ!
ニーナは自分の叫び声によって周囲の人の注目の的になった。
「はうぅぅぅぅ・・・。」
恥ずかしさのあまりに縮こまるニーナ。
「そこまで喜んでもらえるとは光栄だなぁ。」
にっこりと笑って言うレイル。
「そういえば食べていて思ったんだけど、ニーナって似ているね。」
「似ている?何にですか?」
「クリームコロッケに。」
「はへ?」
レイルの言葉の意味がわからず一瞬ポカンとするニーナ。
「見た感じは可愛くって中身が白くてとろんとしているところ、そっくりだよ。」
「そ・・・、そうですか・・・?」
ニーナが顔を赤らめつつも答えた。
「あぁ。」
こうして、この日はニーナの史上最高の日になったとさv

おしまい

*****************************************
こんにちは。ザズルア=ジャズルフィードゥです。
ニーナちゃん・・・、食べ物に似てるって言われて嬉しいかい?(自分で書いたんだろ!?)
まぁ、好きな人の好きなものに似ているって言われたんだから嬉しいんでしょう。多分。
この話は学校の日記(一日五行くらい書くやつ)に書いていて、書き終わるまでの約一ヶ月は先生に提出できませんでした。(爆)
他にも学校の日記に書いたお話(オリジナルもあり)があるからこっちで「日記シリーズ」(謎)でも作ろうかな・・・。と、思っているきょうこのごろなあたしでした。
ではこれで。

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18458Re:ニーナ頑張れ(笑)←違うだろ(爆!)かお E-mail 2001/11/24 22:47:23
記事番号18430へのコメント

こんにちわ♪ザズルアさん♪
ふふふ、後編だぁ♪
ということで、レスです(笑)
>「ニーナがお茶を持ってくるときいつもこぼすから・・・。」
>「あ゛う゛・・・。」
おやくそくですしねぇ♪ニーナの(笑)
>「見た感じは可愛くって中身が白くてとろんとしているところ、そっくりだよ。」
>「そ・・・、そうですか・・・?」
とろん・・って(笑)どこか抜けてるとこでしょうか?
それに、いざとなると、案外頼りになったり(笑)
レイルぅ(笑)捉え方、間違えると、告白とうけとられるぞぉ(笑)
>他にも学校の日記に書いたお話(オリジナルもあり)があるからこっちで「日記シリーズ」(謎)でも作ろうかな・・・。と、思っているきょうこのごろなあたしでした。
お勧めとしては、大学ノートに記入が案外いいですよ(笑)
私は、昔っからそれでした(笑)
まあ、ふと思いついたのをどこかに書きなぐって、で、聖書に(笑)
でも、昔、親に全部、捨てられたという・・。しくしく・・。(ノート三十冊以上・・)
>ではこれで。
んふふふ♪薔薇シリーズも頑張ってくださいね♪
ではでは、短いですが、感想まで♪
byかお

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18542間に合った!(爆)ザズルア=ジャズルフィードゥ 2001/11/28 16:59:11
記事番号18458へのコメント

かおさんは No.18458「Re:ニーナ頑張れ(笑)←違うだろ(爆!)」で書きました。
ふぅ・・・。(ツリーが落ちる前に)間に合った・・・。
ってことで色々な理由でネットが出来ずツリーが落ちる寸前にレス返しをしに来た。ザズルア=ジャズルフィードゥです。
>こんにちわ♪ザズルアさん♪
ちは〜★
>ふふふ、後編だぁ♪
>ということで、レスです(笑)
>>「ニーナがお茶を持ってくるときいつもこぼすから・・・。」
>>「あ゛う゛・・・。」
>おやくそくですしねぇ♪ニーナの(笑)
そーそー、お約束♪
でもマンガでは二回しかお茶をこぼしていないんだよね♪(←十分こぼしているだろ・・・。)
>>「見た感じは可愛くって中身が白くてとろんとしているところ、そっくりだよ。」
>>「そ・・・、そうですか・・・?」
>とろん・・って(笑)どこか抜けてるとこでしょうか?
実はそれ、あたし自身の意見だったりするんです。(爆)
久しぶりにクリ−ムコロッケを食べたらなぜかニーナを思い出して。
それで、なんでかなーって考えたらあとはレイルの↑のセリフの通り。
>それに、いざとなると、案外頼りになったり(笑)
うんうん、意外(?)と反射神経がいいしね。
・・・まぁ、そうじゃなかったら星間警察なんぞ出来ませんが・・・。
>レイルぅ(笑)捉え方、間違えると、告白とうけとられるぞぉ(笑)
彼の場合、女を口説く時はそんな感じかなと。(爆)             ・・
あたしにはレイルが女ったらしいイメージがありますから。(でもやっぱり声は好きだ。・爆)
よく考えたら声の影響受けまくってるし。(自爆)
でもニーナはたとえ違う声でも好きになっていたと思う。レイルはどうだかわからんが。(笑)
>>他にも学校の日記に書いたお話(オリジナルもあり)があるからこっちで「日記シリーズ」(謎)でも作ろうかな・・・。と、思っている今日このごろなあたしでした。
>お勧めとしては、大学ノートに記入が案外いいですよ(笑)
>私は、昔っからそれでした(笑)
>まあ、ふと思いついたのをどこかに書きなぐって、で、聖書に(笑)
>でも、昔、親に全部、捨てられたという・・。しくしく・・。(ノート三十冊以上・・)
うき・・・。三十冊以上書くということもすごいですが、それを捨てられたということも・・・。(汗)
あたしは最後まで書いたものなら某TV番組へ投稿したもの以外はさりげなく残っています。
ちなみにその某TV番組に送ったものはすべてボツでした。(苦笑)
>>ではこれで。
>んふふふ♪薔薇シリーズも頑張ってくださいね♪
>ではでは、短いですが、感想まで♪
>byかお
毎度どーもありがとうございます。
それじゃあ、また次回!!

byザズルア=ジャズルフィードゥ