◆−また始まりました スレイヤーズ今日も空を行く 第八話−磐玲昂 (2001/11/22 23:51:35) No.18340
 ┣レス、遅れましたのです(汗)−かお (2001/11/25 12:57:54) No.18489
 ┗スレイヤーズ今日も空を行く 第九話−磐玲昂 (2001/11/26 00:09:37) NEW No.18502


トップに戻る
18340また始まりました スレイヤーズ今日も空を行く 第八話磐玲昂 2001/11/22 23:51:35


今晩は〜磐玲昂です 
ということで前のやつの続きです
なんか今回は戦闘は無しです


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


  第六航空隊の陣容  獣王艦隊撃滅作戦時
 司令   不在 (隊員との歓迎会時 負傷 療養中) 
 飛行長  アメリア    一番偉い
 飛行隊長  ゼルガディス  二番目に偉い
 その他隊員
         リナ
         ガウリイ
         ルーク
            ミリーナ 
            その他若干名

 総勢 二十六名  (前より増えた)
 機体保有数
    二三型双発単座戦闘機  七機
    二一型艦上戦闘機     八機
    一七型艦上戦闘機     三機
       二二型艦上攻撃機     五機
    二一型艦上爆撃戦闘機   四機
       艦上偵察機  二機  
    水上偵察機  二機
    
  その他隊附きとして
    整備小隊 一中隊
          
      
     なお獣王艦隊撃滅作戦時
     「ゼロス」と名乗る。敵戦闘機パイロットを確認
     技量特Aクラスであるので注意されたし
     また獣王艦隊旗艦「メタリオム」はい未だ健在の模様

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


 獣王艦隊撃滅作戦が失敗に終わり、あたし達を含む第二機動部隊は南下を続けた
獣王艦隊がどこに行ったか分からない以上、第一機動部隊と交戦中の覇王艦隊を叩こうというのだ
まずは、ソラクトン諸島に進出、補給を受けソラクトン基地航空隊と第一、第二両機動部隊の水雷船隊での決戦に持ち込む

そして今は、ソクトラン諸島に上陸短い外泊許可が下りた

「今日はどうする? お給料もたまってるしどこかに食べに行かない?」
「リナ・・・・・・。お前どこか悪くないか? 外泊許可の時に盗賊いびりの話を出さないなんて・・・・・・・。」
「ガウリイあたしをなんだと思ってんのよ・・・・・・・・。今回はそんな気分じゃないのよ・・・。」
「やっぱりあの・・・・・。ゼロスとか言うやつのことか・・・・・・?」
「ん・・・・・まぁね。あたしにとっちゃあそこまでなめたことしてくれたんじゃぁ・・・・・・。
 腹の虫は収まらないわよ・・・・・・・。」
「それでも憂さ晴らしはなしか?・・・・・・・・。」
「あのねぇガウリイ、あたしが言いたいのはプライドの問題なのよ
 完全にあのゼロスというやつにあたしの命握られたんだからね!!
 分かってんの?第一盗賊イヂメしても鬱憤ははれないわ」
「まぁ だいたい・・・・・・・。それにしても成長したなぁ リナも・・・・・。そんでもうちょっと別の・・・・・・。」
「ガウリイそれは先に地獄への行きっぱなし旅行に早く行きたいって言う意思表明? 」
「いやいや・・・そんなつもりはないだが・・・・・。」
「じゃぁ その話しはなし。 行きましょうかガウリイ」
「行くってどこへ?」
「決まってんじゃないの。盗賊のアジトよ」
「これじゃぁ あっちも望めないな・・・・・・。」
「なんか言った? ガ・ウ・リ・イ?」
「いや なんでも・・・・・・・・・。」



「はぁ ・・・・・・・・・。」
「何ため息なんかついてるんだ? アメリア・・・・・。」
「あっ ゼルガディスさん・・・・・・。
 この作戦で六空からも戦死者が出てしまいまして・・・・・・・・・。」
「気にするな。アメリア 空の戦場で死なんかすぐ後ろにあるもんさ。」
「でもっ わたしがもっとしっかり見張って皆さんを誘導できたらもっと戦死者は少なかったんじゃぁ・・・・・・・。」
「戦死した奴らだって分かってるさ。アメリアのせいなんかじゃないって・・・・・。」
「しかし私は飛行長です。隊員の命は私が預からなければならないのですから私の責任です・・・・・・・。」
「じゃぁ 俺はなんだ?アメリア。飛行隊長だぞお前の次に偉いんだからその半分くらい俺が肩代わりしてやっても良いんだぞ?」
「そう言ってもらえるとうれしいです。ゼルガディスさん・・・・。やっぱりこの先も続くんでしょうね。勝っても負けても・・・・・・。」
「死んだ奴らのことはくよくよ考えるな。それこそあいつらがうかばれやしない・・・・・・。」
「まったく 私が上官なのに・・・・。これではゼルガディスさんの方が上官みたいですよ・・・・・・。」
「おや? そうだったか?このごろ説教じみたものばかりやっていたからな・・・・・・。」
「また次の作戦でも戦死者は出ますよねぇ・・・・。」
「指揮官がそんな気持ちでどうする。お前がこの隊の指揮官なんだしっかりしてもらわないとな」
「がんばります・・・・・。」 
「だが。時と場合によりけりだ。」
「は?」
「何時までも指揮官の顔をしてなくても良い。時にはそんなことも全て忘れちまえ。特に、作戦が終わったあとで外泊許可が下りてるときなんかはな。」
「はい・・・・・。ゼルガディス・・・・・・・。」



「なぁ ミリーナ。どうしてサイラーグから移ってきたんだ?やっぱり俺を追ってきたとか・・・・・・。」
「その可能性はないわ。ただ前線というものが、見たかったのよ」
「そんなに珍しいかぁ? 俺なんか操練(パイロット養成学校)出てからずっと前線勤めだぜ・・・・・・。」
「あのね・・・・。内地の航空隊はこんなにも暖かくはないわ」
「暖かい? そんなの考えたこともしなかったが・・・・・・・。」
「内地に一ヶ月もいると分かるわよ。戦闘はないし。規律は厳しいし」
「ふーん。じゃぁ逃げてきたのか?俺のミリーナがそんなことするはずはねぇと思うがな・・・・。」
「あなたのじゃないけど。あたしは逃げてきたのかも・・・・。というよりホントの空戦というものを味わって
 見たかったの・・・・・。」
「で?感想は?」
「かなり大変ね。というか明日も分からないのね空の戦場ってのは・・・・・。」
「まぁそんなもんだろう。だからこそ燃えることが出来る。」
「次の作戦が終わったころにはあたし達どちらかはもう死んでるかもしれないわ」
「そうだな・・・・・。そこで一つ頼みがあるんだが・・・・。」
「なに?」
「今晩つき合ってくれねぇか?」
「え・・・・まぁいいわ・・・・・だってあたし達明日だって分からないですものね」
「おうよっ」



こうして前線の夜は更けてゆく・・・・・・・。
第九話に続く



相変わらず短いですねぇ
ということで質問などありましたらレスください
ではまたの機会に

トップに戻る
18489レス、遅れましたのです(汗)かお E-mail 2001/11/25 12:57:54
記事番号18340へのコメント

こんにちわ♪磐玲昂さん♪
レス、遅くなって、すいませんのです。
いや・・なかなか、いい、内容が思いつかないもんですねぇ・・。
(今も思いついてない・汗)
ってことで、
>「これじゃぁ あっちも望めないな・・・・・・。」
>「なんか言った? ガ・ウ・リ・イ?」
>「いや なんでも・・・・・・・・・。」
あっち?あっちってぇぇ!?ガウリイ!?
もしかして、告白とか!?(笑)
まあ、リナには恋愛沙汰はほどとおい・・かな?(笑)
>「何時までも指揮官の顔をしてなくても良い。時にはそんなことも全て忘れちまえ。特に、作戦が終わったあとで外泊許可が下りてるときなんかはな。」
>「はい・・・・・。ゼルガディス・・・・・・・。」
>
おお!?アメリアがゼルを呼び捨てにぃ!!
この二人、すでに恋人どうしぃ!!?
アメリアぁ♪ファイトぉ♪←どーいう意味じゃイ・・・。(汗)
>「今晩つき合ってくれねぇか?」
>「え・・・・まぁいいわ・・・・・だってあたし達明日だって分からないですものね」
>「おうよっ」
おお!?ルークの作戦勝ちですね♪
まあ、ミリーナ、ルークにだまされない(笑)よーに、頑張ってねぇ♪←なにを(笑)
ふふふふ♪こんな感想になってない、感想なので、うっちゃってくださいね(笑)
ではでは、感想になってない、感想まででした♪
byかお

トップに戻る
18502スレイヤーズ今日も空を行く 第九話磐玲昂 2001/11/26 00:09:37
記事番号18340へのコメント

ということで続き
なんか最近ツリーが早く落ちる気配が・・・・・・・・・。



外泊を終えた各面々は、空母に乗り込み機体をソラクトン基地に空輸する
そこで編成表が発表された。

六空戦闘機隊
第一中隊 第一小隊長 アメリア
       第二小隊長 リナ
       第三小隊長 某
第二中隊 第一小隊長 ゼルガディス
       第二小隊長 ガウリイ

爆戦隊 
第一小隊長 ルーク
第二小隊長 ミリーナ

今回の作戦で
雷撃隊は、ソラクトンの航空隊と合同で出撃をする
今回の作戦で出撃する艦船航空機は以上である

戦艦二隻
飛行戦艦 三隻
重巡三隻
軽巡五隻
雷撃駆逐艦 十隻
防空駆逐艦 四隻
病院船二隻
空母二隻
その他艦艇 十六隻

艦上戦闘機 十八機
陸上戦闘機 二十機
艦上攻撃機  二十三機
陸上攻撃機  二十二機
戦闘爆撃機  十五機
急降下爆撃機  十五機
水平爆撃機  十八機
水陸艦上全偵察機  十二機




「まったくよくもまぁこんだけ飛行機集めたわねぇ」
「そりゃあ、敵の二つもの機動艦隊が合わさったやつと戦うんですからこれくらい揃えませんと・・・・・。」
「まぁこれだけあれば負けるって事はないでしょうけど・・・・・・。」
「それより聞きました? 覇王艦隊の空母、 ト号潜水艦隊に捕捉されて戦線を離脱したそうですよ」
「ホントにぃ?じゃぁ覇王艦隊とは戦わなくっていいの?」
「たぶん戦艦艦隊だけでも来るんじゃないですか? 獣王艦隊は半分以上空母ですからそれと合わさって大きな機動艦隊を作ると思いますよ」
「えぇっ?じゃぁ またあのゼロスというやつと空戦しなきゃ駄目なの?」
「さぁ?彼が出てくれ場の話ですが・・・・・・・・・・。」
「でも今回もただじゃすまなさそうね・・・・・・。」
「あとリナさん! 出来れば空戦するんだったらゼロスだけとやってもらいたいんですけど・・・・・。」
「またなんで?」
「だってリナさんくらいしかあの人の相手。出来ないでしょう?」



「なぁ? ゼル」
「なんだガウリイ」
「いやな? 今回イヤな感じがするんだよ・・・・・・。」
「そう言われてもな・・・・・。お前の勘は当たるから。 具体的に言ってもらわんと・・・・・・。」
「なんて言うか。誰かに危険が及ぶって言うか、どっかにっちまいそうな・・・・・。」
「むぅ よくわからんがお前がしっかりろ! 出撃前にそんなことでどうする。」
「分かった。何かあったら知らせるよ・・・・・・。」



「お前らの命はこのルーク様が預かったからな!
 俺がつっこんだらつっこめ、逃げたら逃げるんだ分かったな!
 全員生きて戻るぞ!!」
『おう!!!』
「全くルークはいつもあんなんなんだから・・・・・・・・。恥ずかしいからいい加減やめてほしいわ・・・・。」
「小隊長 そんで我々は何をすれば・・・・・・。」
「加えて言うことはないけど私が撃ったら撃つ。まぁほとんどルークが言ったことと同じよ
 あっ そうだこれは絶対よ。墜ちるときはついてこないように!」
「はっ」


発進直前アメリアからの訓示があった
「本作戦中私たちは、楯になります。」
「楯?」
「はい、剣ではなく楯です。私たちの敵は敵の戦闘機ではありません
 あくまで、敵の戦艦、空母なのです。よって今回の私たちの敵は二種類です
 第一に爆撃攻撃機の攻撃を阻もうとする戦闘機 第二にこちらを攻撃しに来る敵攻撃機です
 第二の敵はここの基地航空隊が片づけてくれるそうです。
 また今回予想される敵の戦闘機は百機を越えるそうです。
 しかし!
 私たち第六航空隊戦闘機隊の力を持ってすれば二倍ほどの戦闘機郡なんて恐るるにたりません
 乱戦は必至でしょうが、攻撃隊を守り抜いて前回の恨みを晴らしましょう!
 出撃!!」


そうしてあたし達は黎明を期して、敵機動部隊へと進路を向けた
第十話へと続く




いつもながら短いですがすみません
ではまたの機会に