◆−闇の残り香 18−白河綜 (2001/12/16 00:20:24) No.18908
 ┣ナーシャの子供(はあと)−かお (2001/12/16 00:45:20) No.18910
 ┃┗Boy or Girl?−白河綜 (2001/12/16 01:33:20) No.18911
 ┣18だぁvv18だぁvv−らん (2001/12/16 10:19:51) No.18912
 ┃┗生まれてくる全ての子供にエル様の祝福を♪(待て)−白河綜 (2001/12/16 12:39:28) No.18916
 ┣とりあえず生き残りおめでとうございます♪−むくぅ (2001/12/16 10:58:53) No.18913
 ┃┗『とりあえず生き残り』ありがとうございます♪−白河綜 (2001/12/16 13:54:23) No.18918
 ┣Re:闇の残り香 19−白河綜 (2001/12/16 14:00:25) No.18919
 ┃┣19〜!!早!!−らん (2001/12/16 22:15:53) No.18924
 ┃┃┗がんばってみました!!−白河綜 (2001/12/16 22:52:44) No.18925
 ┃┣19だしぃ(はあと)わーい♪−かお (2001/12/17 00:05:57) No.18930
 ┃┃┗双子希望の方が多いのです(びっくり)−白河綜 (2001/12/17 01:15:40) No.18933
 ┃┣同日投稿ッ!?(感動)−むくぅ (2001/12/17 17:59:46) No.18944
 ┃┃┗できあがったのでやっちゃいました(笑)−白河綜 (2001/12/17 23:12:00) NEW No.18954
 ┃┗はやいです!!−たかこ (2001/12/17 20:09:37) No.18950
 ┃ ┗こんぢょーです!!(待て)−白河綜 (2001/12/17 23:23:04) NEW No.18956
 ┗闇の残り香 20−白河綜 (2001/12/19 22:43:55) NEW No.19018
  ┣オアシス〜〜〜〜(感涙)−たかこ (2001/12/19 23:23:03) NEW No.19019
  ┃┗Oasis〜〜〜〜(洋楽←待て)−白河綜 (2001/12/20 00:09:26) NEW No.19028
  ┣シェーラさんに合掌−むくぅ (2001/12/20 17:47:43) NEW No.19035
  ┃┗そして不幸は果てしなく……。−白河綜 (2001/12/20 21:10:31) NEW No.19043
  ┣vv20vv20vv−らん (2001/12/20 17:54:08) NEW No.19036
  ┃┗ラジオ……ラジオ…………(滝汗)−白河綜 (2001/12/20 21:38:36) NEW No.19045
  ┣Re:闇の残り香 20−まい (2001/12/20 20:28:15) NEW No.19041
  ┃┗初めまして♪−白河綜 (2001/12/20 21:59:50) NEW No.19049
  ┗20だぁ♪遅くなりましたのです(汗)−かお (2001/12/20 22:52:27) NEW No.19053
   ┗そろそろこのツリーも落ちそう(汗)−白河綜 (2001/12/20 23:11:46) NEW No.19055


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18908闇の残り香 18白河綜 E-mail 2001/12/16 00:20:24




 こんにちは♪
 ううう。まさかこんなに長くなってしまうとは(汗) ついに18まで来てしまいました…………(汗)

 さてさて。
 なんだか今回も“閑話”っぽいですが、真ん中辺に書いたナーシャとエル様の絡みは、実は一番………いや、二番…………? に書きたかったシーンなのです。
 まだまだ若造ですが、『命』に対する白河の勝手な見解なのです(そんなたいしたものじゃないですが…………)

 うう。よくわかんなくなってきました(待て)

 では。
 “闇の残り香 18”です。


############################################################



「我が君」
 闇の中にひとつ、声が響いた。少女…………とまではいかなくとも、男にしては高めの声音だ。
 いつの間にか、覇王(ダイナスト)のすぐ側に、彼の腹心の部下である覇王神官(プリースト)グロウが出現している。水でもかぶったかのようなしなしなの髪と、深海の蒼さの瞳。初めてリナ達の前に現れた時は、普通の村人が着ているような簡素な服だったが、今はパリッとした漆黒の神官服で身を包んでいる。
 彼は主を前にひざまずこうともせず、キョロキョロと辺りを見渡し、
「…………感動の対面は終わったようですね」
「まぁ、一応な」
 覇王(ダイナスト)は苦笑いを浮かべ、ふぅ、と疲れを含んだため息をついた。
 まさか、自分の孫があんな厄介な存在になるとは思わなかった。
「…………エル様があんなに過保護に…………いや、そのこと事態は償いだと仰っていたが、それを差し引いても…………」
「…………我が君? 何をブツブツ…………」
「……あ? ああ、すまない」
 口に出すつもりはなかった言葉が漏れていた事に気付き、ゆるゆると首を振る覇王(ダイナスト)。
 グロウは、それ以上追求しない。
「ま・いいんですけど。それで我が君、これから僕は何をすればいいんですか?」
「…………そういうセリフは、我に選択権がある状態でいってもらいたいな。お前の後ろにゼロスがくっついているのでは、下手な事は言えないじゃないか」
「おや。覇王(ダイナスト)様…………まだエル様のご意志に逆らうような根性が残ってるんですか?」
 ゼロスの声は、グロウの後方から聞こえた。
 ちらり、とそちらに視線を投げる覇王(ダイナスト)。次いでグロウに目を遣るも、グロウは悪びれた様子もなく、ただただ人好きのする笑みを張り付けている。『何で撒くなりなんなりしてこなかったんだ』と視線で問えば、グロウの表情が『だって、僕がゼロスに勝てるわけないじゃないですか』と語っていた。
 ――――なんで、こんな部下を創ってしまったのだろう……扱いにくい事この上ない…………。
 覇王(ダイナスト)は、諦めたようにただ一度、大きくため息をついた。
 何が楽しいのか、にこにこ笑ったままの覇王神官(プリースト)。そして、ソレを嫌そうに睨みつけている獣神官(プリースト)。
 魔族もいよいよ個性的になってきたなぁ、なんぞと胸中で思いつつ、覇王(ダイナスト)は口を開いた。
 ――――エル様に逆らう根性だって?
     そんなの、有るわけ無いじゃないか。
「グロウ、お前に新たな命令を与える。
 エル様が、我が孫とリナ=インバースを使ってフィーの暴走を止めるらしいから、お前も手伝ってくれ。
 ここで意地を張っても、エル様に滅ぼされるだけ。リナ=インバースへの復讐は、また次の機会を狙うとしよう」
 もちろん、グロウが「否」などと言えるわけがない。
 彼は少しいじけた瞳で、しぶしぶ承諾した。
「…………あーあ、シェーラの仇を討てると思ったんだけどなぁ…………」
 心底残念そうに言うグロウに、覇王(ダイナスト)とゼロスは冷や汗を流した。
「いや…………シェーラは…………」
「…………滅ぼされて……よかったのかもしれないですね…………」
 と、生前のシェーラが、どんな風にグロウの餌食になっていたのかを思い出しつつ交互に呟いた。
 仇打ち。
 なんとも魔族に似合わない言葉だ。だが、グロウの言う『仇討ち』は、一般的なソレとは大きく異なっている。彼はシェーラを、自分専用の『玩具(おもちゃ)』と認識していた。それゆえ、ここで言う『仇討ち』は、『おもちゃを壊された意趣返し』といった感じだろうか。
 なんにしても、タチが悪い事に変わりない。
(やれやれ……、リナさんもとんだヒトの恨みを買っちゃいましたねぇ…………)
 ゼロスは他人事のようにそう、胸中で呟いた。



 ところで、ナーシャとウィン=コバルトはいまだに精神世界面(アストラル・サイド)にいた。もちろん、エルも。
 憮然とした表情のナーシャを前に、不自然なほど笑顔全開なエルをウィンが、
「ゴメンネ、ナーシャv アタシもぉ我慢の限界っv」
『ほんっっっとうに悪いと思うけど、あたしも限界っv』
「…………なにが」
 可愛らしい顔立ちの少女と、問答無用なほどの絶世の美女。この二人が、不自然な笑みを浮かべたまま、常より低い声で迫ってくる。いかにも「不機嫌ですv」と言わんばかりに。
 はっきり言って、怖い。
 じりじりと後退るナーシャの肩を、エルが、がしぃっ! とつかみ、
『『なにが』じゃないっ!! あんた覇王(ダイナスト)にはあんな事言ってたけど…………全然わかってないじゃない!!』
 いつになく不機嫌な様子で、エルは放り出すようにナーシャの肩から手を離した。豪奢な金色の長い髪を優美な動作で掻き上げ、疲れたような……憤慨したような目で、軽くナーシャを睨め付ける。
『まったく……。偉そうなコト言っといて、全然わってないんじゃ話になんないじゃない。ったく、もう…………』
「ホントホント。コレじゃ何だか可哀想」
『まったくね。
 ナーシャ。あんたがそんなんだと、少なくともこれから二人、不幸にするわよ』
「ま……待て! …………先ほどから貴女等(きじょら)は何の話をしておるのだ?」
 全く話についてきていないナーシャに、ウィン=コバルトが険悪な表情で、一言。
「ナーシャが全然わかってないトコ」
「…………できれば、私にも理解できるよう話してもらいたいのだが…………」
 エルもウィンも彼女の十年来の友だが、こんな二人は見たことがない。
 二人が纏っている空気でわかる。
 この二人は、本気で自分の何かに対し、腹を立てている。
 でも、その理由がわからない。
 困惑の表情を浮かべるナーシャに、エルはやはり憤慨した様子で、
『…………あんた、覇王(ダイナスト)にさっき言ってたわよね。『命を冒涜することは誰にも許されない』、『貴殿の今の言葉は、これから生まれようとする命への冒涜だ』って』
「…………それがどうしたというのだ?」
「あ〜〜〜〜んっ、モウ!! そこまでわかってて何でヨ〜〜〜〜!!!!」
 キィ〜〜〜〜! と癇癪を起こしたように、ウィン=コバルトが己の頭を掻きむしる。
 彼女がキレている横で、やはり混乱した表情のナーシャをエルは、はぁ、とため息をついてみやった。諦めたように、力なく彼女の肩に手を置く。
『あのね、ナーシャ。あたしとウィンが言いたいのは、『命を冒涜することは誰にも許されない』って他人に言えるだけ、命についてキチンと理解しているあんたが、その『命への冒涜』っていうのをしているのが許せないの』
「な…………っ!? 私がか!!?」
 思いがけないエルの言葉に、大きく目を瞠った。
 冒涜など、した覚えはなかった。
「……………………」
「アッ。わかってない、って顔してるネ」
『…………ったく、あんたは…………』
「…………二人とも…………。頼むから、簡潔に言ってもらいたい」
 憮然とした表情のナーシャ。それは、エルの表情も大差無いが。
『……………………わかったわよ。
 じゃあ、まず始めに訊くわ。『命』って誰のもの?』
「己のものだ」
 間を空けずに答えるナーシャ。エルもうんうん、とうなずいて、
『そーよ。それは生まれてからであれ、生まれる前であれ変わらない。『命』とはその『命』自身のものであって、それ以外に支配されることは間違ってるわ。
 ほぉおら! あんた間違ってるじゃないっ!!』
「え、エル様っ! 短縮しスギ!!」
 努めて冷静を装おうとしてはみたものの、ソレはあっけなく破られた。
 勢いで荒げてしまった声に、ナーシャが驚き、ウィン=コバルトが慌てて押さえにはいる。
 呆気にとられているナーシャを後目(しりめ)に、はーはーと荒い呼吸を繰り返すエル。 ――――…………こんなに怒ったエルは、初めてだ。
 自分が何かを咎められていることはハッキリとわかるが、それ以上はやっぱりわからない。ナーシャはただただ、眉根を寄せることしかできなかった。
 と。
 再び呼吸を整えたエルが、しかし険悪な瞳のままで、
『さっきから言ってるでしょうっ。『命』とはその『命』自身のもの。…………まぁ、やむを得ない事情があるなら別だけど、それは母親でさえ干渉してはいけない領域なのよ。それなのに…………っ!
 …………ナーシャ。あんた…………子供は創らないつもりなんだって…………?』
 唐突に。
 エルは、そう言った。半眼で。
 一瞬、エルの言った言葉が理解できなかったらしいナーシャの頬が、徐々に徐々に桜色に染まっていく。
 それを捉えたエルは、忌々しげに、
『なーにこんなこと言われたくらいで照れてんのよっ! あんた達、夫婦なんでしょーがっ!!』
「あ…………いや…………その…………。
 …………って、一体何を言いたいのだ! 貴女はっ!!」
『顔、赤いまんまよ。
 …………全然自覚無いみたいだから言わせてもらうけど、あんたが子供を創んない原因って、覇王(ダイナスト)の血がどーのこーのってコトなんでしょ?
 みなさいよ、立派にあんたの勝手じゃない。あんたが生まれてくる子供の心配するあまり、子供の自由権を奪ってる。いい? 生まれて良かったとか悪かったとか、そんなのは子供の決めることなのよ? 本当にわかってる?』
「…………」
 いつになく厳しい眼差しで見つめてくるエルに、ナーシャは何も言えない。
 エルは深々とため息をついた。
『あんたは子供に大変な目にあってほしくないからって、その子の存在そのものを亡き者にしてる。もしかしたら、その子供は短い生でも謳歌したいって考えるかもしれないのに。
 もしもその子供がそういうふうに考えるとしたら、あんたのやってることは、『生まれたい』と思っている命への冒涜よ。なんせ、その子供は産まれないと考えるコトもできないんだから。これで、確実に一人不幸になるわ。
 それと、ファレス。アイツも不幸になる。今までだって、もう五年以上もアイツに負担かけてるんだし。ナーシャは知らないだろうけど、アイツが城務めしてる理由…………自分が側にいると、あんたがそのコトを気にするからなのよ』
「……………………っ!」
『しかも、あんたもファレスもホンネのトコでは、子供が欲しいと思ってる。
 ……………………ったく、いい加減にしなさい、ナーシャ』
 エルは、重い重いため息をついた。
 ナーシャは、何も言えなかった。



「きゃあぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!! 速いですっ! ほんっとうに速いですぅっ!!」
「アメリアっ、少し落ち着け!! そんなに叫んでると、舌を噛むぞっ!!」
「えへへ。大丈夫でむぐっ!?」
 ――――お約束。
 心地よい風を全身に受けながら、リナははぁ、とため息をついた。視界のすみでは、アメリアがその大きな瞳に涙をいっぱい溜めて、懸命に痛みを堪えている。風にながされてよく聞こえないが、どうやらゼルガディスにお説教されているようだ。
「…………平和ねぇ…………」
 ふぅ、と息を吐く。
 リナの隣では、斬妖剣(ブラスト・ソード)を腕に抱えたガウリイが軽く目を閉じてお昼寝中である。
 ――――芋争奪戦の後。
 半日後には、予定通り海岸線にでた。そこからは空の旅である。
 リナとガウリイがフィリアの背に乗り、アメリアとゼルガディスはエイジュの背に。ファレスはヴァルの背に乗っている。
 時間を感じさせない速さ。
 風を裂き、海鳥の群を越えて、紺碧の空に雲を引く翼。
 徐々にセピア色に染まっていく、天空。
 神秘的なまでに、美しい世界。
 それは、幼い日に母の隣で見た景色だった。



 

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18910ナーシャの子供(はあと)かお E-mail 2001/12/16 00:45:20
記事番号18908へのコメント

白河綜さんは No.18908「闇の残り香 18」で書きました。
>
>
>
こんにちわ♪
> こんにちは♪
> ううう。まさかこんなに長くなってしまうとは(汗) ついに18まで来てしまいました…………(汗)
大丈夫です!!
私なんか、とうとう、四十五話にまで、いってしまいました!!(こら・汗)
>
> さてさて。
> なんだか今回も“閑話”っぽいですが、真ん中辺に書いたナーシャとエル様の絡みは、実は一番………いや、二番…………? に書きたかったシーンなのです。
> まだまだ若造ですが、『命』に対する白河の勝手な見解なのです(そんなたいしたものじゃないですが…………)
そーですか。でもいいたいことは、判りますのです♪
>
> うう。よくわかんなくなってきました(待て)
>
> では。
> “闇の残り香 18”です。
はーい♪
>
>
>############################################################
>
>
>
>「我が君」
> 闇の中にひとつ、声が響いた。少女…………とまではいかなくとも、男にしては高めの声音だ。
> いつの間にか、覇王(ダイナスト)のすぐ側に、彼の腹心の部下である覇王神官(プリースト)グロウが出現している。水でもかぶったかのようなしなしなの髪と、深海の蒼さの瞳。初めてリナ達の前に現れた時は、普通の村人が着ているような簡素な服だったが、今はパリッとした漆黒の神官服で身を包んでいる。
> 彼は主を前にひざまずこうともせず、キョロキョロと辺りを見渡し、
>「…………感動の対面は終わったようですね」
>「まぁ、一応な」
> 覇王(ダイナスト)は苦笑いを浮かべ、ふぅ、と疲れを含んだため息をついた。
> まさか、自分の孫があんな厄介な存在になるとは思わなかった。
まあねぇ。エル様お気に入りの存在に(笑)
>「…………エル様があんなに過保護に…………いや、そのこと事態は償いだと仰っていたが、それを差し引いても…………」
確かに過保護かも・・・はっ!?殺気がぁ!!
>「…………我が君? 何をブツブツ…………」
>「……あ? ああ、すまない」
> 口に出すつもりはなかった言葉が漏れていた事に気付き、ゆるゆると首を振る覇王(ダイナスト)。
> グロウは、それ以上追求しない。
>「ま・いいんですけど。それで我が君、これから僕は何をすればいいんですか?」
>「…………そういうセリフは、我に選択権がある状態でいってもらいたいな。お前の後ろにゼロスがくっついているのでは、下手な事は言えないじゃないか」
>「おや。覇王(ダイナスト)様…………まだエル様のご意志に逆らうような根性が残ってるんですか?」
> ゼロスの声は、グロウの後方から聞こえた。
> ちらり、とそちらに視線を投げる覇王(ダイナスト)。次いでグロウに目を遣るも、グロウは悪びれた様子もなく、ただただ人好きのする笑みを張り付けている。『何で撒くなりなんなりしてこなかったんだ』と視線で問えば、グロウの表情が『だって、僕がゼロスに勝てるわけないじゃないですか』と語っていた。
> ――――なんで、こんな部下を創ってしまったのだろう……扱いにくい事この上ない…………。
> 覇王(ダイナスト)は、諦めたようにただ一度、大きくため息をついた。
道具だからと何も考えなかったのでは?あんたは?(笑)
> 何が楽しいのか、にこにこ笑ったままの覇王神官(プリースト)。そして、ソレを嫌そうに睨みつけている獣神官(プリースト)。
> 魔族もいよいよ個性的になってきたなぁ、なんぞと胸中で思いつつ、覇王(ダイナスト)は口を開いた。
> ――――エル様に逆らう根性だって?
>     そんなの、有るわけ無いじゃないか。
そんな存在がいるのだろーか?(まてまて・笑)
>「グロウ、お前に新たな命令を与える。
> エル様が、我が孫とリナ=インバースを使ってフィーの暴走を止めるらしいから、お前も手伝ってくれ。
> ここで意地を張っても、エル様に滅ぼされるだけ。リナ=インバースへの復讐は、また次の機会を狙うとしよう」
次の機会って・・・。いい加減にあきらめましょうね(笑)
> もちろん、グロウが「否」などと言えるわけがない。
> 彼は少しいじけた瞳で、しぶしぶ承諾した。
>「…………あーあ、シェーラの仇を討てると思ったんだけどなぁ…………」
> 心底残念そうに言うグロウに、覇王(ダイナスト)とゼロスは冷や汗を流した。
>「いや…………シェーラは…………」
>「…………滅ぼされて……よかったのかもしれないですね…………」
> と、生前のシェーラが、どんな風にグロウの餌食になっていたのかを思い出しつつ交互に呟いた。
> 仇打ち。
> なんとも魔族に似合わない言葉だ。だが、グロウの言う『仇討ち』は、一般的なソレとは大きく異なっている。彼はシェーラを、自分専用の『玩具(おもちゃ)』と認識していた。それゆえ、ここで言う『仇討ち』は、『おもちゃを壊された意趣返し』といった感じだろうか。
> なんにしても、タチが悪い事に変わりない。
なるほど。シェーラって、とことん不幸だったんですねぇ♪
>(やれやれ……、リナさんもとんだヒトの恨みを買っちゃいましたねぇ…………)
> ゼロスは他人事のようにそう、胸中で呟いた。
ゼロスですからねぇ(はあと)
>
>
>
> ところで、ナーシャとウィン=コバルトはいまだに精神世界面(アストラル・サイド)にいた。もちろん、エルも。
> 憮然とした表情のナーシャを前に、不自然なほど笑顔全開なエルをウィンが、
>「ゴメンネ、ナーシャv アタシもぉ我慢の限界っv」
>『ほんっっっとうに悪いと思うけど、あたしも限界っv』
>「…………なにが」
> 可愛らしい顔立ちの少女と、問答無用なほどの絶世の美女。この二人が、不自然な笑みを浮かべたまま、常より低い声で迫ってくる。いかにも「不機嫌ですv」と言わんばかりに。
> はっきり言って、怖い。
> じりじりと後退るナーシャの肩を、エルが、がしぃっ! とつかみ、
>『『なにが』じゃないっ!! あんた覇王(ダイナスト)にはあんな事言ってたけど…………全然わかってないじゃない!!』
> いつになく不機嫌な様子で、エルは放り出すようにナーシャの肩から手を離した。豪奢な金色の長い髪を優美な動作で掻き上げ、疲れたような……憤慨したような目で、軽くナーシャを睨め付ける。
>『まったく……。偉そうなコト言っといて、全然わってないんじゃ話になんないじゃない。ったく、もう…………』
>「ホントホント。コレじゃ何だか可哀想」
>『まったくね。
> ナーシャ。あんたがそんなんだと、少なくともこれから二人、不幸にするわよ』
>「ま……待て! …………先ほどから貴女等(きじょら)は何の話をしておるのだ?」
> 全く話についてきていないナーシャに、ウィン=コバルトが険悪な表情で、一言。
>「ナーシャが全然わかってないトコ」
>「…………できれば、私にも理解できるよう話してもらいたいのだが…………」
> エルもウィンも彼女の十年来の友だが、こんな二人は見たことがない。
まあ、怒るわなぁ・・・。(笑)
> 二人が纏っている空気でわかる。
> この二人は、本気で自分の何かに対し、腹を立てている。
> でも、その理由がわからない。
> 困惑の表情を浮かべるナーシャに、エルはやはり憤慨した様子で、
>『…………あんた、覇王(ダイナスト)にさっき言ってたわよね。『命を冒涜することは誰にも許されない』、『貴殿の今の言葉は、これから生まれようとする命への冒涜だ』って』
>「…………それがどうしたというのだ?」
>「あ〜〜〜〜んっ、モウ!! そこまでわかってて何でヨ〜〜〜〜!!!!」
> キィ〜〜〜〜! と癇癪を起こしたように、ウィン=コバルトが己の頭を掻きむしる。
> 彼女がキレている横で、やはり混乱した表情のナーシャをエルは、はぁ、とため息をついてみやった。諦めたように、力なく彼女の肩に手を置く。
>『あのね、ナーシャ。あたしとウィンが言いたいのは、『命を冒涜することは誰にも許されない』って他人に言えるだけ、命についてキチンと理解しているあんたが、その『命への冒涜』っていうのをしているのが許せないの』
>「な…………っ!? 私がか!!?」
> 思いがけないエルの言葉に、大きく目を瞠った。
> 冒涜など、した覚えはなかった。
>「……………………」
>「アッ。わかってない、って顔してるネ」
>『…………ったく、あんたは…………』
>「…………二人とも…………。頼むから、簡潔に言ってもらいたい」
> 憮然とした表情のナーシャ。それは、エルの表情も大差無いが。
>『……………………わかったわよ。
> じゃあ、まず始めに訊くわ。『命』って誰のもの?』
>「己のものだ」
> 間を空けずに答えるナーシャ。エルもうんうん、とうなずいて、
>『そーよ。それは生まれてからであれ、生まれる前であれ変わらない。『命』とはその『命』自身のものであって、それ以外に支配されることは間違ってるわ。
> ほぉおら! あんた間違ってるじゃないっ!!』
>「え、エル様っ! 短縮しスギ!!」
短縮しすぎですねぇ。確かに。
> 努めて冷静を装おうとしてはみたものの、ソレはあっけなく破られた。
> 勢いで荒げてしまった声に、ナーシャが驚き、ウィン=コバルトが慌てて押さえにはいる。
> 呆気にとられているナーシャを後目(しりめ)に、はーはーと荒い呼吸を繰り返すエル。 ――――…………こんなに怒ったエルは、初めてだ。
> 自分が何かを咎められていることはハッキリとわかるが、それ以上はやっぱりわからない。ナーシャはただただ、眉根を寄せることしかできなかった。
> と。
> 再び呼吸を整えたエルが、しかし険悪な瞳のままで、
>『さっきから言ってるでしょうっ。『命』とはその『命』自身のもの。…………まぁ、やむを得ない事情があるなら別だけど、それは母親でさえ干渉してはいけない領域なのよ。それなのに…………っ!
> …………ナーシャ。あんた…………子供は創らないつもりなんだって…………?』
> 唐突に。
> エルは、そう言った。半眼で。
> 一瞬、エルの言った言葉が理解できなかったらしいナーシャの頬が、徐々に徐々に桜色に染まっていく。
> それを捉えたエルは、忌々しげに、
>『なーにこんなこと言われたくらいで照れてんのよっ! あんた達、夫婦なんでしょーがっ!!』
>「あ…………いや…………その…………。
> …………って、一体何を言いたいのだ! 貴女はっ!!」
いきなりですか(笑)
>『顔、赤いまんまよ。
> …………全然自覚無いみたいだから言わせてもらうけど、あんたが子供を創んない原因って、覇王(ダイナスト)の血がどーのこーのってコトなんでしょ?
> みなさいよ、立派にあんたの勝手じゃない。あんたが生まれてくる子供の心配するあまり、子供の自由権を奪ってる。いい? 生まれて良かったとか悪かったとか、そんなのは子供の決めることなのよ? 本当にわかってる?』
>「…………」
> いつになく厳しい眼差しで見つめてくるエルに、ナーシャは何も言えない。
エル様が正論ですね♪
> エルは深々とため息をついた。
>『あんたは子供に大変な目にあってほしくないからって、その子の存在そのものを亡き者にしてる。もしかしたら、その子供は短い生でも謳歌したいって考えるかもしれないのに。
> もしもその子供がそういうふうに考えるとしたら、あんたのやってることは、『生まれたい』と思っている命への冒涜よ。なんせ、その子供は産まれないと考えるコトもできないんだから。これで、確実に一人不幸になるわ。
> それと、ファレス。アイツも不幸になる。今までだって、もう五年以上もアイツに負担かけてるんだし。ナーシャは知らないだろうけど、アイツが城務めしてる理由…………自分が側にいると、あんたがそのコトを気にするからなのよ』
>「……………………っ!」
>『しかも、あんたもファレスもホンネのトコでは、子供が欲しいと思ってる。
> ……………………ったく、いい加減にしなさい、ナーシャ』
> エルは、重い重いため息をついた。
> ナーシャは、何も言えなかった。
つまりはお互いに不器用なんですねぇ♪ナーシャとファレスは♪
>
>
>
>「きゃあぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!! 速いですっ! ほんっとうに速いですぅっ!!」
>「アメリアっ、少し落ち着け!! そんなに叫んでると、舌を噛むぞっ!!」
>「えへへ。大丈夫でむぐっ!?」
> ――――お約束。
あーあ・・・。アメリア、ゼルに回復魔法を頼みましょう♪
> 心地よい風を全身に受けながら、リナははぁ、とため息をついた。視界のすみでは、アメリアがその大きな瞳に涙をいっぱい溜めて、懸命に痛みを堪えている。風にながされてよく聞こえないが、どうやらゼルガディスにお説教されているようだ。
>「…………平和ねぇ…………」
> ふぅ、と息を吐く。
> リナの隣では、斬妖剣(ブラスト・ソード)を腕に抱えたガウリイが軽く目を閉じてお昼寝中である。
思い切って、リナのひざまくら・・とかで、眠っては・・・。
・・・・・・・・。後が怖いか・・・(汗)
> ――――芋争奪戦の後。
> 半日後には、予定通り海岸線にでた。そこからは空の旅である。
> リナとガウリイがフィリアの背に乗り、アメリアとゼルガディスはエイジュの背に。ファレスはヴァルの背に乗っている。
> 時間を感じさせない速さ。
> 風を裂き、海鳥の群を越えて、紺碧の空に雲を引く翼。
> 徐々にセピア色に染まっていく、天空。
> 神秘的なまでに、美しい世界。
> それは、幼い日に母の隣で見た景色だった。
おおお!!リナの幼い日々ですか!!
うふふふふ♪寝る前に、またまた覗いたら続きがぁ♪
というわけで、かーなり短いですが、感想でした。
大丈夫ですよ♪
長さは気にしなくても♪
私のほーが、とんでもなくなってるから♪←こらこら(汗)
しかも、第二部って・・・。何話になるかもわからん・・・(涙)
ではでは、感想になってないですが、感想でした♪
byかお
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18911Boy or Girl?白河綜 E-mail 2001/12/16 01:33:20
記事番号18910へのコメント

かおさんは No.18910「ナーシャの子供(はあと)」で書きました。


>こんにちわ♪

 こんにちはです♪
 寝る前にもう一度来てみたら…………かおさん、お早いのです(尊敬)

>> ううう。まさかこんなに長くなってしまうとは(汗) ついに18まで来てしまいました…………(汗)
>大丈夫です!!
>私なんか、とうとう、四十五話にまで、いってしまいました!!(こら・汗)

 凄いですよね!! 実は白河、未だに「L様漫遊記」の途中までしか読めていないという…………(滝汗・本当にすみません。何せ読んでると母が…………←言い訳)受験が終わったら心おきなく読ませていただきますです。

>> なんだか今回も“閑話”っぽいですが、真ん中辺に書いたナーシャとエル様の絡みは、実は一番………いや、二番…………? に書きたかったシーンなのです。
>> まだまだ若造ですが、『命』に対する白河の勝手な見解なのです(そんなたいしたものじゃないですが…………)
>そーですか。でもいいたいことは、判りますのです♪

 本当ですか? うう、よかった♪

>> まさか、自分の孫があんな厄介な存在になるとは思わなかった。
>まあねぇ。エル様お気に入りの存在に(笑)

 あははは。あーあ、ここら辺のエピソードも書きたいです。でも、とりあえず勉強…………(死)


>>「…………エル様があんなに過保護に…………いや、そのこと事態は償いだと仰っていたが、それを差し引いても…………」
>確かに過保護かも・・・はっ!?殺気がぁ!!

エル様:いいじゃないっ!! そこら辺はふかあぁぁああぁぁぁい事情があるの!!
 白河:え、エル様!! その鎌をしまってください!! 落ち着いて下さいよ〜〜〜〜!!
    あああ、かおさん!! お逃げ下さい、エル様が空間を渡って…………!!


>> ――――エル様に逆らう根性だって?
>>     そんなの、有るわけ無いじゃないか。
>そんな存在がいるのだろーか?(まてまて・笑)

 いませんかね(笑)
 一応、たかこさんの「覚悟」シリーズに出していただいた、ウチのミケル君がその無謀な奴ですね。
ミケル:うるさいぞヒトもどき!!
 白河:あれ? ミケル君、エル様の宮殿のお掃除は?
ミケル:逃げてきたに決まってるじゃないか!!
    だいたい、なんで俺があのにっくきロード・オブ・ナイトメアの宮殿の掃除なんぞせにゃならないんだ!!
 白河:あの御方に逆らったせいです。自業自得と諦めましょう。

>>「グロウ、お前に新たな命令を与える。
>> エル様が、我が孫とリナ=インバースを使ってフィーの暴走を止めるらしいから、お前も手伝ってくれ。
>> ここで意地を張っても、エル様に滅ぼされるだけ。リナ=インバースへの復讐は、また次の機会を狙うとしよう」
>次の機会って・・・。いい加減にあきらめましょうね(笑)

 命知らずというかなんというか…………(苦笑) とりあえず、覇王様にはめちねち×2がんばってもらいましょう。

>> 仇打ち。
>> なんとも魔族に似合わない言葉だ。だが、グロウの言う『仇討ち』は、一般的なソレとは大きく異なっている。彼はシェーラを、自分専用の『玩具(おもちゃ)』と認識していた。それゆえ、ここで言う『仇討ち』は、『おもちゃを壊された意趣返し』といった感じだろうか。
>> なんにしても、タチが悪い事に変わりない。
>なるほど。シェーラって、とことん不幸だったんですねぇ♪

  白河:っというわけで! 「実録!! シェーラとグロウ」!!
     そぉれ♪ エル様にご協力いただいてシェーラさん召喚vv
シェーラ:…………って、はっ!?
     ココ何処よ!!? あたしは確か輪廻の流れに揺られてて…………って、エセ人間!! どういうことなのよ!!(パニック)
  白河:まあまあ♪
     そおぉれ立て続けにグロウ君召喚♪(ぼわんっ、という音とともに大量の煙)
 グロウ:げほっげほっ…………。今度はなんなの…………って、シェーラ!!?
シェーラ:(ひききっ)ぐ……グロウ!?(早くも逃げ腰)
 グロウ:(恍惚とした表情でじりじりシェーラに近づきつつ)ああ…………、シェーラ、久しぶりだね…………。元気にしてたかい?
シェーラ:少なくとも、あんたが近くに居たときよりはずっっっっっっっっっっと元気よっ!! いいから近づくなぁ〜〜〜〜!!!!
 グロウ:あはは。そんなに照れなくてもいいじゃないか。
     それよりも…………あなたは哀れだね。結局覇王様に非道い扱いを…………(延々と、傷口に塩をねじりこませるような痛い言葉をつづる。シェーラ、負のエネルギーを大量に放出)

 …………なんだか怪しくなってきましたので。
 これにて打ち切り。

シェーラ:うううううううううううううううううう。(涙)

>>(やれやれ……、リナさんもとんだヒトの恨みを買っちゃいましたねぇ…………)
>> ゼロスは他人事のようにそう、胸中で呟いた。
>ゼロスですからねぇ(はあと)

 お役所仕事ですからvv

>>「ま……待て! …………先ほどから貴女等(きじょら)は何の話をしておるのだ?」
>> 全く話についてきていないナーシャに、ウィン=コバルトが険悪な表情で、一言。
>>「ナーシャが全然わかってないトコ」
>>「…………できれば、私にも理解できるよう話してもらいたいのだが…………」
>> エルもウィンも彼女の十年来の友だが、こんな二人は見たことがない。
>まあ、怒るわなぁ・・・。(笑)

 あははははははははははははははははははははははは(苦笑)

>>『そーよ。それは生まれてからであれ、生まれる前であれ変わらない。『命』とはその『命』自身のものであって、それ以外に支配されることは間違ってるわ。
>> ほぉおら! あんた間違ってるじゃないっ!!』
>>「え、エル様っ! 短縮しスギ!!」
>短縮しすぎですねぇ。確かに。

 エル様、そろそろ我慢の限界です(笑えない)

>>『なーにこんなこと言われたくらいで照れてんのよっ! あんた達、夫婦なんでしょーがっ!!』
>>「あ…………いや…………その…………。
>> …………って、一体何を言いたいのだ! 貴女はっ!!」
>いきなりですか(笑)

 いきなりです(待て)

>>『あんたは子供に大変な目にあってほしくないからって、その子の存在そのものを亡き者にしてる。もしかしたら、その子供は短い生でも謳歌したいって考えるかもしれないのに。
>> もしもその子供がそういうふうに考えるとしたら、あんたのやってることは、『生まれたい』と思っている命への冒涜よ。なんせ、その子供は産まれないと考えるコトもできないんだから。これで、確実に一人不幸になるわ。
>> それと、ファレス。アイツも不幸になる。今までだって、もう五年以上もアイツに負担かけてるんだし。ナーシャは知らないだろうけど、アイツが城務めしてる理由…………自分が側にいると、あんたがそのコトを気にするからなのよ』
>>「……………………っ!」
>>『しかも、あんたもファレスもホンネのトコでは、子供が欲しいと思ってる。
>> ……………………ったく、いい加減にしなさい、ナーシャ』
>> エルは、重い重いため息をついた。
>> ナーシャは、何も言えなかった。
>つまりはお互いに不器用なんですねぇ♪ナーシャとファレスは♪

 そうなのです。特にナーシャが。ファレス君のほうは常にナーシャの意志を最優先に行動してますので。でも、四六時中一緒にいたら流石に…………自制心がもたないということらしいです。


>>「えへへ。大丈夫でむぐっ!?」
>> ――――お約束。
>あーあ・・・。アメリア、ゼルに回復魔法を頼みましょう♪

アメリア:ぜ、ゼルガディスさん……お願いします…………(涙)
  ゼル:…………自分で治せばいいだろうが…………(ブツブツ言いながらもしっかり回復発動中v)

>>「…………平和ねぇ…………」
>> ふぅ、と息を吐く。
>> リナの隣では、斬妖剣(ブラスト・ソード)を腕に抱えたガウリイが軽く目を閉じてお昼寝中である。
>思い切って、リナのひざまくら・・とかで、眠っては・・・。
>・・・・・・・・。後が怖いか・・・(汗)

 それもそうですし、寝ている間に斬妖剣とられるかも…………(笑)


>> 時間を感じさせない速さ。
>> 風を裂き、海鳥の群を越えて、紺碧の空に雲を引く翼。
>> 徐々にセピア色に染まっていく、天空。
>> 神秘的なまでに、美しい世界。
>> それは、幼い日に母の隣で見た景色だった。
>おおお!!リナの幼い日々ですか!!

 そうなのです!! その隣にはねえちゃんもいたという…………。

>うふふふふ♪寝る前に、またまた覗いたら続きがぁ♪
>というわけで、かーなり短いですが、感想でした。

 就寝直前にありがとうございます♪ 全然短くなんてないですよ!

>大丈夫ですよ♪
>長さは気にしなくても♪
>私のほーが、とんでもなくなってるから♪←こらこら(汗)
>しかも、第二部って・・・。何話になるかもわからん・・・(涙)

 すごいのです、ホントに。少しは見習わないと(待て。勉強は?)

>ではでは、感想になってないですが、感想でした♪
>byかお

 ありがとうございます♪ チャンと感想です。っていうか、いただけると何でもうれしいのです♪

 では。
 私もそろそろ寝なきゃなのです。
 多分、明日(今日)続きをアップしにくるのです!!

 では! 白河綜でした♪

 おやすみなさ〜い。



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1891218だぁvv18だぁvvらん E-mail 2001/12/16 10:19:51
記事番号18908へのコメント

白河綜さんは No.18908「闇の残り香 18」で書きました。

らん:こんにちは♪どうもです♪白河綜様♪
   18vv18vvきゃ――――――♪(かなり壊れているらん)
  
> こんにちは♪
> ううう。まさかこんなに長くなってしまうとは(汗) ついに18まで来てしまいました…………(汗)

    ・・・・大丈夫ですよ・・・私の小説なんか・・・
エル様:そうよね〜
    今現在、本編12話、番外編4話、+α 、で合計17話・・・・
    しかも、第二部全部で35話の以下の予定だが、50いきそうな勢い。
らん:はう!!
   下手すると70話かもしれません・・・
エル様:あんた、それはいくらなんでも・・・
    やりすぎでしょ。
らん:ですね・・・それでは、かなり脱線しましたが、感想いきます。

> さてさて。
> なんだか今回も“閑話”っぽいですが、真ん中辺に書いたナーシャとエル様の絡みは、実は一番………いや、二番…………? に書きたかったシーンなのです。
> まだまだ若造ですが、『命』に対する白河の勝手な見解なのです(そんなたいしたものじゃないですが…………)

らん:その鍵がナーシャなのですね。多分・・・

>「ま・いいんですけど。それで我が君、これから僕は何をすればいいんですか?」
>「…………そういうセリフは、我に選択権がある状態でいってもらいたいな。お前の後ろにゼロスがくっついているのでは、下手な事は言えないじゃないか」
>「おや。覇王(ダイナスト)様…………まだエル様のご意志に逆らうような根性が残ってるんですか?」
> ゼロスの声は、グロウの後方から聞こえた。
> ちらり、とそちらに視線を投げる覇王(ダイナスト)。次いでグロウに目を遣るも、グロウは悪びれた様子もなく、ただただ人好きのする笑みを張り付けている。『何で撒くなりなんなりしてこなかったんだ』と視線で問えば、グロウの表情が『だって、僕がゼロスに勝てるわけないじゃないですか』と語っていた。
> ――――なんで、こんな部下を創ってしまったのだろう……扱いにくい事この上ない…………。
> 覇王(ダイナスト)は、諦めたようにただ一度、大きくため息をついた。

らん:製造を間違えたと・・・
グロウ:どうゆう意味かな?君?
らん:はう!!グ・グロウさん!!
   いきなり出てこないで下さい!!
グロウ:いいじゃん
    
> 何が楽しいのか、にこにこ笑ったままの覇王神官(プリースト)。そして、ソレを嫌そうに睨みつけている獣神官(プリースト)。
> 魔族もいよいよ個性的になってきたなぁ、なんぞと胸中で思いつつ、覇王(ダイナスト)は口を開いた。

らん:・・魔族が、個性的・・・
エル様:あらvvなかなかに、個性的なの多いわよ。
らん:例えばどんなのです?
エル様:そうね〜
    部下Sは、なかなかに情けなくて、根性なしで〜
らん:・・・それって、
   エル様の前では、部下全員そうなるんじゃないですか?
エル様:あらvv
    あたしに、反逆する奴いるのよvv
らん:いましたね〜
   そういえば・・・・

> ――――エル様に逆らう根性だって?
>     そんなの、有るわけ無いじゃないか。

らん:ですよね〜

>「グロウ、お前に新たな命令を与える。
> エル様が、我が孫とリナ=インバースを使ってフィーの暴走を止めるらしいから、お前も手伝ってくれ。
> ここで意地を張っても、エル様に滅ぼされるだけ。リナ=インバースへの復讐は、また次の機会を狙うとしよう」
> もちろん、グロウが「否」などと言えるわけがない。
> 彼は少しいじけた瞳で、しぶしぶ承諾した。
>「…………あーあ、シェーラの仇を討てると思ったんだけどなぁ…………」
> 心底残念そうに言うグロウに、覇王(ダイナスト)とゼロスは冷や汗を流した。
>「いや…………シェーラは…………」
>「…………滅ぼされて……よかったのかもしれないですね…………」
> と、生前のシェーラが、どんな風にグロウの餌食になっていたのかを思い出しつつ交互に呟いた。
> 仇打ち。
> なんとも魔族に似合わない言葉だ。だが、グロウの言う『仇討ち』は、一般的なソレとは大きく異なっている。彼はシェーラを、自分専用の『玩具(おもちゃ)』と認識していた。それゆえ、ここで言う『仇討ち』は、『おもちゃを壊された意趣返し』といった感じだろうか。
> なんにしても、タチが悪い事に変わりない。
>(やれやれ……、リナさんもとんだヒトの恨みを買っちゃいましたねぇ…………)
> ゼロスは他人事のようにそう、胸中で呟いた。

らん:でもvvリナだから大丈夫でしょvv
   それにしても、シェーラ・・・
   人気投票で、魔王手縫いの金ラメタキシードと競ったり、
   グロウのおもちゃに、されたり・・・気の毒ですね〜
グロウ:どうしてさ?
らん:あああ!!また!!

> 呆気にとられているナーシャを後目(しりめ)に、はーはーと荒い呼吸を繰り返すエル。 ――――…………こんなに怒ったエルは、初めてだ。
> 自分が何かを咎められていることはハッキリとわかるが、それ以上はやっぱりわからない。ナーシャはただただ、眉根を寄せることしかできなかった。
> と。
> 再び呼吸を整えたエルが、しかし険悪な瞳のままで、
>『さっきから言ってるでしょうっ。『命』とはその『命』自身のもの。…………まぁ、やむを得ない事情があるなら別だけど、それは母親でさえ干渉してはいけない領域なのよ。それなのに…………っ!
> …………ナーシャ。あんた…………子供は創らないつもりなんだって…………?』
> 唐突に。
> エルは、そう言った。半眼で。
> 一瞬、エルの言った言葉が理解できなかったらしいナーシャの頬が、徐々に徐々に桜色に染まっていく。
> それを捉えたエルは、忌々しげに、
>『なーにこんなこと言われたくらいで照れてんのよっ! あんた達、夫婦なんでしょーがっ!!』
>「あ…………いや…………その…………。
> …………って、一体何を言いたいのだ! 貴女はっ!!」
>『顔、赤いまんまよ。
> …………全然自覚無いみたいだから言わせてもらうけど、あんたが子供を創んない原因って、覇王(ダイナスト)の血がどーのこーのってコトなんでしょ?
> みなさいよ、立派にあんたの勝手じゃない。あんたが生まれてくる子供の心配するあまり、子供の自由権を奪ってる。いい? 生まれて良かったとか悪かったとか、そんなのは子供の決めることなのよ? 本当にわかってる?』
>「…………」
> いつになく厳しい眼差しで見つめてくるエルに、ナーシャは何も言えない。
> エルは深々とため息をついた。
>『あんたは子供に大変な目にあってほしくないからって、その子の存在そのものを亡き者にしてる。もしかしたら、その子供は短い生でも謳歌したいって考えるかもしれないのに。
> もしもその子供がそういうふうに考えるとしたら、あんたのやってることは、『生まれたい』と思っている命への冒涜よ。なんせ、その子供は産まれないと考えるコトもできないんだから。これで、確実に一人不幸になるわ。
> それと、ファレス。アイツも不幸になる。今までだって、もう五年以上もアイツに負担かけてるんだし。ナーシャは知らないだろうけど、アイツが城務めしてる理由…………自分が側にいると、あんたがそのコトを気にするからなのよ』
>「……………………っ!」
>『しかも、あんたもファレスもホンネのトコでは、子供が欲しいと思ってる。
> ……………………ったく、いい加減にしなさい、ナーシャ』
> エルは、重い重いため息をついた。
> ナーシャは、何も言えなかった。

らん:ですよね。エル様たちが、怒るのも無理ないですよね。
   この先、どう生きていくかは、生まれて来る子供次第。
   勿論、周りの影響もありますが・・・
   覇王の血が、どうとか、言っても、生まれて来る子供は、
   それを跳ね除けるかもしれない。
   それに、生まれて来たら確かに、楽しいと思えることが、あるはず。

   だから!!ナーシャ!!子供が、欲しいのなら素直になりましょ♪
   大丈夫vv運命(この表現は、おかしいような・・・まぁいいか)に 
   逆らうことが、できると信じるのです!!
   (これもちょっとおかしい表現・・・)
   
   リナも、ナーシャと少し重なるところありますよね。
   『ギガ・スレイブ』という巨大な力を扱えますから、
   本気で、結婚して子供を欲した時自分と同じ力を
   受け継ぎ魔族に狙われるかもしれないという理由で、子供を作らない
   と、いいだすかも・・・
   まぁ、リナにそんなことを言うか解らないですけどね。
   でも、私はリナなら
   『あたしの子供だから大丈夫!!』と言うと思います。
   と、いうかそう言って欲しいです。
   はう!!

グロウ:あんたは、なに倒れているのさ・・・・
らん:だって!!
エル様:他だ単に、難しい話をしたから、倒れただけよ。
らん:と、いうか・・・それもですけどね・・・最大の理由が、
   シリアスな話をして・・・恥ずかしくなったのです///////
エル様・グロウ:・・・・

>「きゃあぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!! 速いですっ! ほんっとうに速いですぅっ!!」
>「アメリアっ、少し落ち着け!! そんなに叫んでると、舌を噛むぞっ!!」
>「えへへ。大丈夫でむぐっ!?」
> ――――お約束。
> 心地よい風を全身に受けながら、リナははぁ、とため息をついた。視界のすみでは、アメリアがその大きな瞳に涙をいっぱい溜めて、懸命に痛みを堪えている。風にながされてよく聞こえないが、どうやらゼルガディスにお説教されているようだ。

らん:とても、仲良しこよしのゼルとアメリアvvv

>「…………平和ねぇ…………」
> ふぅ、と息を吐く。

らん:ふう・・・
   こちらは、平和ですが、
   ヴォルフィールド(通称フィー)さんは、
   危険です。
エル様:フィーか・・・
グロウ:ああ、壊れたんだよね。
らん:壊れたって・・・
グロウ:壊れているじゃん

> リナの隣では、斬妖剣(ブラスト・ソード)を腕に抱えたガウリイが軽く目を閉じてお昼寝中である。
> ――――芋争奪戦の後。

らん:あのvv微笑ましい熟年夫婦ぶりを
   見せていただいた『芋争奪戦』vvv
リナ:だから//////
   誰が、熟年夫婦なのよ!!
エル様・らん:勿論!!リナ!!
リナ:・・・・
   (更に顔が、赤くなったリナ)

> 半日後には、予定通り海岸線にでた。そこからは空の旅である。
> リナとガウリイがフィリアの背に乗り、アメリアとゼルガディスはエイジュの背に。ファレスはヴァルの背に乗っている。
> 時間を感じさせない速さ。
> 風を裂き、海鳥の群を越えて、紺碧の空に雲を引く翼。
> 徐々にセピア色に染まっていく、天空。
> 神秘的なまでに、美しい世界。
> それは、幼い日に母の隣で見た景色だった。

らん:リナの幼い頃!!
   そして、リナが風景に浸っている!!
リナ:どうゆう意味よ!!それは!!
らん:なんでもないです!!
   え〜と・・・それでは、これにて失礼します。
   あと、『様』付けいやなのですか?
   気にしないで下さいって、感じなのですが・・・
   呼び捨てはいかん!!てことで、『様』にしたのですけど・・・
   それに、他の方も『様』付けで呼んでいますから・・・
   そう呼んだのですが・・・
   は!!それでは!!かなり身の危険を感じるのでこれにて

  エル様とリナの攻撃が、辺り一面に鳴り響く・・・・・
                           後には、静寂のみ・・

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18916生まれてくる全ての子供にエル様の祝福を♪(待て)白河綜 E-mail 2001/12/16 12:39:28
記事番号18912へのコメント

らんさんは No.18912「18だぁvv18だぁvv」で書きました。


>らん:こんにちは♪どうもです♪白河綜様♪

 こんにちは♪ らんさんvv

>   18vv18vvきゃ――――――♪(かなり壊れているらん)

 あああああああっ!! 落ち着いてっ! 落ち着いて〜〜〜〜!!!!(汗)

>> ううう。まさかこんなに長くなってしまうとは(汗) ついに18まで来てしまいました…………(汗)
>
>    ・・・・大丈夫ですよ・・・私の小説なんか・・・
>エル様:そうよね〜
>    今現在、本編12話、番外編4話、+α 、で合計17話・・・・
>    しかも、第二部全部で35話の以下の予定だが、50いきそうな勢い。
>らん:はう!!
>   下手すると70話かもしれません・・・
>エル様:あんた、それはいくらなんでも・・・
>    やりすぎでしょ。

 いいえ!! やりすぎぐらいがイイカンジなのです!(待て)
 しかし…………らんさんも(勿論他の皆様も)打ち込みが早いのです!! うらやまし〜〜〜〜!!(暴走)

>> まだまだ若造ですが、『命』に対する白河の勝手な見解なのです(そんなたいしたものじゃないですが…………)
>
>らん:その鍵がナーシャなのですね。多分・・・

 そーですね。今回は恐れ多くもエル様に、白河の言葉を代弁していただいてる形になってます。
 は!? 殺気…………

>> ゼロスの声は、グロウの後方から聞こえた。
>> ちらり、とそちらに視線を投げる覇王(ダイナスト)。次いでグロウに目を遣るも、グロウは悪びれた様子もなく、ただただ人好きのする笑みを張り付けている。『何で撒くなりなんなりしてこなかったんだ』と視線で問えば、グロウの表情が『だって、僕がゼロスに勝てるわけないじゃないですか』と語っていた。
>> ――――なんで、こんな部下を創ってしまったのだろう……扱いにくい事この上ない…………。
>> 覇王(ダイナスト)は、諦めたようにただ一度、大きくため息をついた。
>
>らん:製造を間違えたと・・・
>グロウ:どうゆう意味かな?君?
>らん:はう!!グ・グロウさん!!
>   いきなり出てこないで下さい!!
>グロウ:いいじゃん

 白河:ああっ! ちょっとグロウ君!! 何人様の空間にお邪魔してるんですか!?
グロウ:うん。なんか最近こういう特技を身につけてさ。僕の話題が出てたんで、ちょっと遊びに…………。
 白河:…………(汗)
    取りあえず、覇王様が君の製造を間違えたのではないかという疑惑が持ち上がってますが…………。
グロウ:ああ。そうは言うけどね。僕達魔族の性格は、少なからず生み出した魔族…………つまり、自分の上司の本質に影響されるんだよ。
 白河:…………ってことは、覇王様…………(滝汗)

>> 何が楽しいのか、にこにこ笑ったままの覇王神官(プリースト)。そして、ソレを嫌そうに睨みつけている獣神官(プリースト)。
>> 魔族もいよいよ個性的になってきたなぁ、なんぞと胸中で思いつつ、覇王(ダイナスト)は口を開いた。
>
>らん:・・魔族が、個性的・・・
>エル様:あらvvなかなかに、個性的なの多いわよ。
>らん:例えばどんなのです?
>エル様:そうね〜
>    部下Sは、なかなかに情けなくて、根性なしで〜
>らん:・・・それって、
>   エル様の前では、部下全員そうなるんじゃないですか?

 ふふふふふふ。それは言っちゃダメvv(爆死)

>エル様:あらvv
>    あたしに、反逆する奴いるのよvv
>らん:いましたね〜
>   そういえば・・・・

 ウチのミケル君(たかこさんの「覚悟シリーズ」参照)もその無謀な反逆者の一人(笑) まぁ、それでもなお遊ばれてますが…………(笑)

>> ――――エル様に逆らう根性だって?
>>     そんなの、有るわけ無いじゃないか。
>
>らん:ですよね〜

 ね♪(やめい)

>> 仇打ち。
>> なんとも魔族に似合わない言葉だ。だが、グロウの言う『仇討ち』は、一般的なソレとは大きく異なっている。彼はシェーラを、自分専用の『玩具(おもちゃ)』と認識していた。それゆえ、ここで言う『仇討ち』は、『おもちゃを壊された意趣返し』といった感じだろうか。
>> なんにしても、タチが悪い事に変わりない。
>>(やれやれ……、リナさんもとんだヒトの恨みを買っちゃいましたねぇ…………)
>> ゼロスは他人事のようにそう、胸中で呟いた。
>
>らん:でもvvリナだから大丈夫でしょvv
>   それにしても、シェーラ・・・
>   人気投票で、魔王手縫いの金ラメタキシードと競ったり、
>   グロウのおもちゃに、されたり・・・気の毒ですね〜
>グロウ:どうしてさ?
>らん:あああ!!また!!

 ああっ、グロウ君!! いい加減戻ってきてください!!(汗)
 それにしても、よく考えたらシェーラちゃん本編(?)でもメチャメチャかわいそうだったんですよね。そして、更にどん底におとしめてしまった白河っていったい…………(汗)

>>『顔、赤いまんまよ。
>> …………全然自覚無いみたいだから言わせてもらうけど、あんたが子供を創んない原因って、覇王(ダイナスト)の血がどーのこーのってコトなんでしょ?
>> みなさいよ、立派にあんたの勝手じゃない。あんたが生まれてくる子供の心配するあまり、子供の自由権を奪ってる。いい? 生まれて良かったとか悪かったとか、そんなのは子供の決めることなのよ? 本当にわかってる?』
>>「…………」
>> いつになく厳しい眼差しで見つめてくるエルに、ナーシャは何も言えない。
>> エルは深々とため息をついた。
>>『あんたは子供に大変な目にあってほしくないからって、その子の存在そのものを亡き者にしてる。もしかしたら、その子供は短い生でも謳歌したいって考えるかもしれないのに。
>> もしもその子供がそういうふうに考えるとしたら、あんたのやってることは、『生まれたい』と思っている命への冒涜よ。なんせ、その子供は産まれないと考えるコトもできないんだから。これで、確実に一人不幸になるわ。
>> それと、ファレス。アイツも不幸になる。今までだって、もう五年以上もアイツに負担かけてるんだし。ナーシャは知らないだろうけど、アイツが城務めしてる理由…………自分が側にいると、あんたがそのコトを気にするからなのよ』
>>「……………………っ!」
>>『しかも、あんたもファレスもホンネのトコでは、子供が欲しいと思ってる。
>> ……………………ったく、いい加減にしなさい、ナーシャ』
>> エルは、重い重いため息をついた。
>> ナーシャは、何も言えなかった。
>
>らん:ですよね。エル様たちが、怒るのも無理ないですよね。

 そうなのです。

>   この先、どう生きていくかは、生まれて来る子供次第。
>   勿論、周りの影響もありますが・・・
>   覇王の血が、どうとか、言っても、生まれて来る子供は、
>   それを跳ね除けるかもしれない。
>   それに、生まれて来たら確かに、楽しいと思えることが、あるはず。

 ううう。そう、そうなのです!!
 やっぱり人生ってその人のものだと思うんですよ、他の誰のものでもなく。そうおもいたって書いた話がコレなのです。例え他人から見たらどんなに恵まれない人生だったとしても、死の直前に「良い人生だった」って笑えればいいのでは? というのが白河の考えです。
 実はコレを書き始めるきっかけが、近年増加の一途を辿る、若い女性の妊娠中絶のニュースなんです。これでは、あまりに小さな命を無碍にあつかいすぎだ、と。

>   だから!!ナーシャ!!子供が、欲しいのなら素直になりましょ♪
>   大丈夫vv運命(この表現は、おかしいような・・・まぁいいか)に 
>   逆らうことが、できると信じるのです!!
>   (これもちょっとおかしい表現・・・)

 うふふふ。そうですね!! と、言うわけで!!
 「もしもナーシャに子供が産まれたら!!? 男の子? 女の子?」と題しまして…………。
 どちらがいいでしょう?(考えてないんかい!)
   
>   リナも、ナーシャと少し重なるところありますよね。

 そうですね。
 ナーシャは「ちょっと大人しめ(婆くさめ?)リナさん」をコンセプトに創った…………はずだったんですが(死) なんだか大分かわって、しっかりオリジナルの地位をしめてます(待て)

>   『ギガ・スレイブ』という巨大な力を扱えますから、
>   本気で、結婚して子供を欲した時自分と同じ力を
>   受け継ぎ魔族に狙われるかもしれないという理由で、子供を作らない
>   と、いいだすかも・・・
>   まぁ、リナにそんなことを言うか解らないですけどね。
>   でも、私はリナなら
>   『あたしの子供だから大丈夫!!』と言うと思います。
>   と、いうかそう言って欲しいです。

 あ、同じです♪ リナさんには前向きに×2人生を歩いて欲しいのです♪ 

>   はう!!

 はにゃ!? どーしましたか!?

>グロウ:あんたは、なに倒れているのさ・・・・
>らん:だって!!
>エル様:他だ単に、難しい話をしたから、倒れただけよ。
>らん:と、いうか・・・それもですけどね・・・最大の理由が、
>   シリアスな話をして・・・恥ずかしくなったのです///////
>エル様・グロウ:・・・・

 白河:ぐげふぅ!!?
グロウ:ちょっと、何便乗してるの?
 白河:がふっ…………。
    イヤ…………実はらんさんと同じ理由で…………げふげふ。
グロウ:…………やってなよ。

>>「きゃあぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!! 速いですっ! ほんっとうに速いですぅっ!!」
>>「アメリアっ、少し落ち着け!! そんなに叫んでると、舌を噛むぞっ!!」
>>「えへへ。大丈夫でむぐっ!?」
>> ――――お約束。
>> 心地よい風を全身に受けながら、リナははぁ、とため息をついた。視界のすみでは、アメリアがその大きな瞳に涙をいっぱい溜めて、懸命に痛みを堪えている。風にながされてよく聞こえないが、どうやらゼルガディスにお説教されているようだ。
>
>らん:とても、仲良しこよしのゼルとアメリアvvv

 くっつくのも時間の問題♪(だから待て)

>>「…………平和ねぇ…………」
>> ふぅ、と息を吐く。
>
>らん:ふう・・・
>   こちらは、平和ですが、
>   ヴォルフィールド(通称フィー)さんは、
>   危険です。
>エル様:フィーか・・・
>グロウ:ああ、壊れたんだよね。
>らん:壊れたって・・・
>グロウ:壊れているじゃん

 壊れてますね、ある意味。勿論、グロウ君とは違う意味で。

>> リナの隣では、斬妖剣(ブラスト・ソード)を腕に抱えたガウリイが軽く目を閉じてお昼寝中である。
>
>らん:あのvv微笑ましい熟年夫婦ぶりを
>   見せていただいた『芋争奪戦』vvv
>リナ:だから//////
>   誰が、熟年夫婦なのよ!!
>エル様・らん:勿論!!リナ!!
>リナ:・・・・
>   (更に顔が、赤くなったリナ)

 ほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほ。(怪)


>> 時間を感じさせない速さ。
>> 風を裂き、海鳥の群を越えて、紺碧の空に雲を引く翼。
>> 徐々にセピア色に染まっていく、天空。
>> 神秘的なまでに、美しい世界。
>> それは、幼い日に母の隣で見た景色だった。
>
>らん:リナの幼い頃!!
>   そして、リナが風景に浸っている!!
>リナ:どうゆう意味よ!!それは!!

 そのままの意味です!!(どキッパリ)

>らん:なんでもないです!!
>   え〜と・・・それでは、これにて失礼します。
>   あと、『様』付けいやなのですか?
>   気にしないで下さいって、感じなのですが・・・
>   呼び捨てはいかん!!てことで、『様』にしたのですけど・・・
>   それに、他の方も『様』付けで呼んでいますから・・・
>   そう呼んだのですが・・・

 うにゅにゅ。そんなに深く考えないでください。ただ単に呼び慣れていないので、少し照れくさいのです(/////////)
 それがらんさんの「普通」ならいいのです。でも、ホントにこんな奴に気を遣わないでくださいね!!?

>   は!!それでは!!かなり身の危険を感じるのでこれにて

 ああ、待てエル様!!(汗)

>  エル様とリナの攻撃が、辺り一面に鳴り響く・・・・・
>                           後には、静寂のみ・・

 …………(滝汗)

 そ、それでは!!
 らんさんの復活を心から願いつつ。

 白河綜でした!!





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18913とりあえず生き残りおめでとうございます♪むくぅ E-mail URL2001/12/16 10:58:53
記事番号18908へのコメント

 と、言うわけでどうもなのですっ! むくぅなのですッ! 一日充分に寝てるはずなのに、寝不足だったりしますのですッ!(待てこら)
 ちなみにタイトル、『とりあえず』生き残りおめでとうございます、ではなく『とりあえず生き残り』おめでとうございます、なのですッ!(意味不明)
「まぁよかったんでナイ? 僕平行世界(パラレル・ワールド)だとはいえ死んでちゃ悲しいし? とりあえずお前は死んどけッ!」
「はいv ピエロ魔族と一緒にこんにちは♪ 僕の話をちぃぃぃっとも書き進めないむくぅを聖王都辞典で殴りつつハーリアです♪」
 ……お、お話のレスにまでどぉして出てくるんですかあなたたちはぁぁぁぁっ!
「うわ復活早ッ!?」
「っさいわ蝙蝠モドキ! 最近そういう生物になりかけてるクセにッ! 殺されたくなかったら僕らの話を書けヨッ!」
 そういう生物って……(汗) どんな生物かはあえてツッコまないでおく……というか激しくツッコみたくありませんのですが、まともな感想書かせてくださいのです……

 えーっと、今回は覇王さんがキャラぶっ壊れてていい感じなのですッ!(いいのか)
 覇王さん、グロウさん、『とりあえず生き残り』おめでとうございますなのです♪
 ……シェーラさんに合掌。悲しすぎなのです高位魔族。
 でも覇王さん、個性的な魔族が多いのは一番上がアレなので致し方ないような気がしますので……(びしゃぁ!)
「フッ。あの御方を馬鹿にするから悪いのサ」
 (復活)……それはともかく、ナーシャさんとファレスさんの子供は、自分は楽しみなのですッ! 頑張れファレスッ!(そっちかい)
 とりあえず、頑張れフィーさんを止めるんだリナさんご一行ッ!

 (鈍い音)

「えーと、エキサイトしたむくぅは辞典で殴って黙らせたとして……どうやら感想はここで終わりならしいです。次回も感想書きたいッ! と絶叫してましたので、野良犬にかまれたと思ってあきらめて下さいね♪」
「あ、ちなみにそっちの僕。これ(血まみれの物体をつまみ上げる)だったらいつでもあげるからネ♪」

 (むくぅ、すぐさま復活して逃走、そこを万物の母たる彼女が捕まえて――むくぅは『ごめんなさい』と言い残して混沌の海に消えていく)

 (海に落ちつつ)ごめんなさいごめんなさいごめんなさいッ!(謝るなら懲りろ)
 今回も何やら全ッ然感想になってはおりませんが、これにて終わりそうなのです!(人生が←待て)
 それでは、次回も絶対感想書きますのでぇぇぇぇぇッ!?(黒い光に包まれる)

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18918『とりあえず生き残り』ありがとうございます♪白河綜 E-mail 2001/12/16 13:54:23
記事番号18913へのコメント

むくぅさんは No.18913「とりあえず生き残りおめでとうございます♪」で書きました。
>
> と、言うわけでどうもなのですっ! むくぅなのですッ! 一日充分に寝てるはずなのに、寝不足だったりしますのですッ!(待てこら)

 こんにちは、むくぅさん!! 毎日三時間睡眠、こんぢょーで生きてる白河です!!
グロウ:腐った根性だね。それに、授業中にばっちり仮眠とってるじゃない。
 ああ、こっちのグロウ君!? 何レス替えしにまで出現して、しかもバラしてるんですかぁ!!?

> ちなみにタイトル、『とりあえず』生き残りおめでとうございます、ではなく『とりあえず生き残り』おめでとうございます、なのですッ!(意味不明)

 ふむふむ。納得!

>「まぁよかったんでナイ? 僕平行世界(パラレル・ワールド)だとはいえ死んでちゃ悲しいし? とりあえずお前は死んどけッ!」
>「はいv ピエロ魔族と一緒にこんにちは♪ 僕の話をちぃぃぃっとも書き進めないむくぅを聖王都辞典で殴りつつハーリアです♪」

 ああっ(汗) グロゥ君にハーリアさん!! こんにちはなのです! 遠いところご足労いただき…………(待て)
 って、むくぅさん!?  無事ですか!!?(汗)
 …………(滝汗) 取りあえず、聖王都辞典ってことは、ハーリアさんはいまだにセイルーンでお仕事中ですか?

> ……お、お話のレスにまでどぉして出てくるんですかあなたたちはぁぁぁぁっ!
>「うわ復活早ッ!?」
>「っさいわ蝙蝠モドキ! 最近そういう生物になりかけてるクセにッ! 殺されたくなかったら僕らの話を書けヨッ!」
> そういう生物って……(汗) どんな生物かはあえてツッコまないでおく……というか激しくツッコみたくありませんのですが、まともな感想書かせてくださいのです……

 白河も最近呼び名が変わってきてます。「イタチ娘」・「ヒトもどき」…………もどきってなによ(笑)

> えーっと、今回は覇王さんがキャラぶっ壊れてていい感じなのですッ!(いいのか)

 あははははははははは(苦笑)

> 覇王さん、グロウさん、『とりあえず生き残り』おめでとうございますなのです♪

グロウ:ありがとう。そっちの僕は元気かな? 納豆食べてる?(待て)

> ……シェーラさんに合掌。悲しすぎなのです高位魔族。
> でも覇王さん、個性的な魔族が多いのは一番上がアレなので致し方ないような気がしますので……(びしゃぁ!)
>「フッ。あの御方を馬鹿にするから悪いのサ」

 あああああっ!? むくぅさん!!?
 …………とにかく、シェーラちゃんは自分で書いてても「扱い非道いなー」と思う有様なのです(汗) ごめん、シェーラ…………(合掌)

> (復活)……それはともかく、ナーシャさんとファレスさんの子供は、自分は楽しみなのですッ! 頑張れファレスッ!(そっちかい)

ファレス:何々? なんか俺期待されてる?
ナーシャ:お主は黙っておけ!!(赤面)
ファレス:いいじゃん。
     …………ところでさ。もしも子供が産まれたとしたら、男がいい? それとも女?
ナーシャ:…………考えたこと無い。
ファレス:話の流れてきに、この後たぶんでてくるぞ、子供。
ナーシャ:〜〜〜〜お・ぬ・し・は〜〜〜〜!!!!
ファレス:(聞いてない)っと、いうわけで。
     むくぅさん? むくぅさんで間違ってないよな? あんただったらどっちがいい? 名前まで決めてくれるとなお嬉しいけど。
ナーシャ:…………もう、勝手にせい…………(嘆息)

> とりあえず、頑張れフィーさんを止めるんだリナさんご一行ッ!

 暴走破壊神を止めるんだ、リナさん!!

> (鈍い音)
>
>「えーと、エキサイトしたむくぅは辞典で殴って黙らせたとして……どうやら感想はここで終わりならしいです。次回も感想書きたいッ! と絶叫してましたので、野良犬にかまれたと思ってあきらめて下さいね♪」
>「あ、ちなみにそっちの僕。これ(血まみれの物体をつまみ上げる)だったらいつでもあげるからネ♪」

グロウ:あ、向こうの僕からメッセージをもらっちゃった。ありがと。っていうか、こっちもMDコンポで殴りつけた血まみれの物体がさっき「ほ〜し〜い〜のおおおおおおぉぉぉおおおおおぉぉぉぉおおぉぉぉぉおおぉ!!」って叫んでたけど。
    えーっと…………。
    そっちの僕。それに腹黒評議長。(待て) こっちのコレでよかったら、もうノシつけてプレゼントするから。

> (むくぅ、すぐさま復活して逃走、そこを万物の母たる彼女が捕まえて――むくぅは『ごめんなさい』と言い残して混沌の海に消えていく)

 (こっちも復活)ああ、エル様、待って!!

> (海に落ちつつ)ごめんなさいごめんなさいごめんなさいッ!(謝るなら懲りろ)
> 今回も何やら全ッ然感想になってはおりませんが、これにて終わりそうなのです!(人生が←待て)

 いえいえっ!! 全然短くなんてないです!!
 …………って、待って人生!!(滝汗)

> それでは、次回も絶対感想書きますのでぇぇぇぇぇッ!?(黒い光に包まれる)

 くっは〜〜〜〜!! ありがとうございます!!
 今回はハーリアさんに引き続き、そっちのグロゥ君も降臨!!(驚喜乱舞)
 うれしかったのです!! またよろしく!!(待てない)

 では。
 19をアップせにゃ。

 むくぅさんの「魔術師」の続きも楽しみ・グロゥ君(ハーリアさんvv)の話も楽しみな白河綜でした!!







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18919Re:闇の残り香 19白河綜 E-mail 2001/12/16 14:00:25
記事番号18908へのコメント


 こんにちは。

 雪、凄いみたいですね! 北のほうから通ってる友人が、「…………吹雪いたよ…………」とか言ってました。

 白河のウチはまだ大丈夫なんですが…………。
 そういえば、後輩達が今日から京都・大阪に修学旅行。この寒いのにさらに寒いところに行くなんて大変だね(他人事。本当は沖縄だったらしいのですが、テロ事件の影響で…………)

 は!?
 関係の無い話をしてしまいました!!(汗)

 それでは。「闇の残り香 19」ですっ!

 相変わらず、スローな時間の流れですが…………(滝汗)


######################################################



「…………遅いな…………」
「…………五月蠅い。古代竜(エンシェント・ドラゴン)は戦闘能力に優れている分、速さ云々(うんぬん)といったことは苦手なんだ」
「あぁ? あんたの事じゃねーよ」
 古代竜の背に胡座をかいて座り込んでいるファレスは、器用に足を組み替えながら、この口数が多い方ではない青年竜と、会話とも言えない会話を交わしていた。風に飛ばされぬよう、結界を張りながら。
「あーあ。あの様子じゃ、ゼルも姫もわかってねーな。リナさんに至っては、わかってて俺にやらせてるしよ。
 …………ったく、何で俺が他人様の分まで結界を張ってやんなきゃなんねーんだ…………」
 半ば諦めた様子で、それでも一応愚痴ってみる。三つの結界を維持しながら、たいしたものである。
 彼は今、自分とリナ達二人、それとゼルガディス・アメリアの周囲に、それほど大きくはないが結界を張っている。つまり、竜(ドラゴン)達の背に。そうしないと、猛スピードで飛んでいる竜(ドラゴン)の背から吹き飛ばされてしまうのだ。
 だが。
 それをわかっていてファレスにやらせているリナ。ガウリイは除く。
 そして、すっかりその事を失念しているゼルガディス・アメリア組。恐ろしいことに、この二人を背に乗せて飛んでいるエイジュが、一番スピードがでるのにも関わらずだ。
 ファレスは手のひらに顎をのせ、胡座をかいた膝の上に肘を置き、何とはなしに、痴話喧嘩を続けている――――実際は違うのだが、彼の位置からではそうとしか見えない――――ゼルガディスとアメリアを見やった。憮然とした表情で、どうやら常より機嫌の悪いらしいファレスの目に、それは実に仲むつまじく映った。
「…………ナーシャ…………遅いな…………」
 その言葉と共に、彼の眉間に一本の縦ジワが入ったという…………。



       ◆            ◆          ◆



「……………………香り…………が、する……………………。
 デュグゥと……………………あと………………」
 水面の瞳に映るのは、ソレよりもなお碧い空。
 その心に浮かぶのは、泡よりもなお儚い想い。
 彼女は、一体何を想っているのか。
 一体、何を考えているのか。
 それは誰にもわからないのかも知れない。
 ただ、彼女は待っている。
 彼らが来るのを。
 ココで。
 死と静寂が支配する、ココ。
 空竜王(エア・ロード)の神殿で。



       ◆            ◆          ◆



 エル達が戻ってきたのは、もう空に星が輝き出す時間帯だった。
 宿屋で夕食争奪戦を繰り広げるリナ達の側に、唐突に三人が出現し、一瞬息を飲んだものの取りあえずはそのまま御飯に専念することにしたらしい。食器のぶつかる音は止まなかった。客の入りの悪い店でよかったと、リナは思う。
 モグモグと口の中のモノを飲み下してから、
「お帰りなさい」
 と笑顔で言った。
 リナの視線の先では、相変わらずテンションの高いエルとウィン=コバルト。そして、彼女たちの後方では、何故か強張った表情でナーシャが佇んでいる。
 気になりはしたものの敢えてそれは無視し、リナはエルに詰め寄った。フォークを握りしめたままで。
「で、どうだった?」
『無理。もう制御できてないんだってさ』
 あっさりとエルは言う。
 リナが小さく息を吐く。どうやら、彼女もあまり期待はしていなかったらしい。エルの答えを聞くと、さっさと食事に戻ってしまった。
 と。
「あ〜〜〜〜!! あたしのカルパッチョがない!! サヤインゲンとジャガイモのオーブン焼きも半分になってるぅ!!」
「あ、リナさん。コレ、美味しいですよ♪」
「ア〜メ〜リ〜ア〜!!! あんたが犯人かぁ〜〜〜〜!!!」
「追加を頼めばいいだろうが」
「〜〜〜〜っ! …………それもそうね…………。
 ウエイターさん!! ラタトゥイユとベイクドポレンタの盛り合わせ・ハムとホウレン草のラザニア・キノコと玉葱のリゾット・エビのフェンネル風味コショウあえ、あと…………魚介類のトマトスープ、それぞれ三人前、追加っ!!」
 リナの声が、店中に響き渡った。
 本日の夕食は、イタリアンだったようである。

 ふと。
 ナーシャの様子がおかしいことにファレスが気付いた。
 いつもなら薄く微笑みを浮かべている目元には、ただ憂いの色があるだけ。
 凄まじい食料争奪戦が行われているにも関わらず、彼女自身は何も口にしていない。
「おい? どーした?」
 覗き込むようにして、多少心配げにナーシャの顔を見つめる。
 そこで初めて気が付いたかのように、ナーシャは勢いよく顔を上げた。
 蒼い瞳と、目が合う。
 ナーシャは慌てて視線を逸らしつつ、
「いや…………なんでもない。少し…………疲れているだけだ…………」
「…………“嘘”って、顔に書いてあるぜ。…………まぁ、いいんだけどさ。ちゃんと食べておかないと、もたないぞ。ホラ」
 そう言うと、彼はどんどんナーシャの皿に食べ物をのせていく。リナとガウリイ、加えてアメリアが取り合っている横で、実に見事な手際である。
 トマトソースのパスタに粉チーズをふりながら、
「…………まぁ、言いづらいなら言わなくていいさ。ホラ、ちゃんと食えよ」
「あ…………っ。…………ああ…………。
 …………すまない、ファレス…………」
「気にすんな」
 ぽそぽそと行われる会話二人の会話。ソレを、エルはこっそり聞き耳を立てて聞いていた。
 ぎこちないナーシャ。
 それを気にしていないファレス。
 思わずグラスを握る指に力が入る。
(…………ったく。ファレスもあの子を甘やかしすぎなのよねっ)
 自分のことは棚に上げて、エルは軽く憤慨した。
 後は、食器のぶつかる音が響くだけ。
 そして、その音が止んだのは、それからしばらく経ってからだった。



 翌日。
 晴れ渡った秋空。
 爽やかな風に弄ばれそうになる髪を手で押さえつけ、乱れるのを防ごうとするも、所詮無駄な事でしかなかった。
 リナは自分の長い髪を忌々しげに掻きやり、
「あ〜〜!! もうっ!! 何でこんなに風が強いのよっ!!」
「しかたないヨ。もうスグ空竜王(エア・ロード)の神殿なんだカラ」
「我らが空竜王(エア・ロード)様は、その名の通り空に由来するもの――――おもに風と雷(いかずち)を、そのお力としているからな。空竜王(エア・ロード)様に近しい場所には、その影響で風が吹き荒れるのだよ」
 ウィン=コバルトとエイジュに交互に説明され、リナはぷぅ、と頬を膨らます。
 目的地に近づくごとにどんどん勢いを増す風に苛立ち、不機嫌な声音で、
「…………わかってるわ。でも、納得はしてないの。こんなに風が吹くなんて…………エイジュさん。この神殿、女の人は使えて居なかったでしょ。もしくは、みーんなショート・カットだったとか」
「何故だ?」
「だぁって!! こんなに風が強いんじゃ、せっかく朝苦労してセットした髪が台無しになるじゃない!! ねぇ、フィリア?」
 もうすでに無駄とは悟りつつも、それでも何とか髪の乱れを防ごうとするリナは、自分と同じくこの風にヤキモキしているだろうフィリアを振り返った。ちなみに、リナの隣を歩くガウリイの髪は、不思議なことにそれほど乱れてはいない。実に、忌々しい限りだ。
 フィリアは風に髪を弄ばれながら、しかしリナとは全く違う事を思っていた。
「…………確かに、こんなに強いと朝の努力も無駄になってしまいますが…………。
 でも、自然にここまで影響を及ぼすなんて、流石スィーフィード様の四分の一。七分の一である魔王では、ここまで常に自然を動かすなんてできませんっ! すばらしいです!!」
「…………アハハ」
 目をらんらんと輝かせ感動しているフィリアに、何故かウィンが乾いた笑みをこぼす。だが、それは風にかき消され、リナ達の耳に届くことは無かった。
 と。
『呑気ね。いよいよフィーと直接対決だっていうのに…………』
「エル」
 呆れを含んだ涼やかな声と共に、エルがその姿を現した。
 相変わらずの半透明な身体。
 荒々しい風にもかき消されることのない、不思議な声音。
 彼女は横目でちらり、とナーシャを見やる。
(…………どうやら、今日は平気みたいね…………)
 エルは、ほっ、と息を吐いた。
 昨晩、おそらくファレスに話したのだろう。精神世界面(アストラル・サイド)で会った祖父の事・エルに言われた言葉…………。
 どういう結論をだしたのか。もしかしたら、まだまとまってはいないのかもしれない。
 それでもいいと、エルは思う。何故なら、ナーシャが良い笑顔で小さく微笑みかけてきたから。
 エルも微笑んだ。それからリナを振り返って、本題に入る。
『さぁて。リナ、これからあたしがあんたに一つ、魔法を教えるわ。あんた一人じゃ使えない。なんせ、このあたしの力を直接貸し与えるんだからね。
 だから…………あんたが魔法を制御する。そして、あんたが混沌に飲み込まれないよう、ナーシャが押さえる。
 この魔法を使って、フィーの『残り香』を倒すのよ』




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1892419〜!!早!!らん E-mail 2001/12/16 22:15:53
記事番号18919へのコメント

白河綜さんは No.18919「Re:闇の残り香 19」で書きました。

らん:あはvvどうもです、白河綜様vv
   こんにちわvvまたまたレスですvv(しつこいって)

>「…………遅いな…………」
>「…………五月蠅い。古代竜(エンシェント・ドラゴン)は戦闘能力に優れている分、速さ云々(うんぬん)といったことは苦手なんだ」
>「あぁ? あんたの事じゃねーよ」
> 古代竜の背に胡座をかいて座り込んでいるファレスは、器用に足を組み替えながら、この口数が多い方ではない青年竜と、会話とも言えない会話を交わしていた。風に飛ばされぬよう、結界を張りながら。
>「あーあ。あの様子じゃ、ゼルも姫もわかってねーな。リナさんに至っては、わかってて俺にやらせてるしよ。
> …………ったく、何で俺が他人様の分まで結界を張ってやんなきゃなんねーんだ…………」

らん:あはははvv
   リナですからねぇ〜〜〜
   それにしても、気付いてよ。ゼル、アメリア。

>「…………ナーシャ…………遅いな…………」
> その言葉と共に、彼の眉間に一本の縦ジワが入ったという…………。

エル様:まぁ、ファレスはナーシャに、ゾッコンだからねぇ・・・
らん:ですね。
ファレス:そうそう。ナーシャは俺の。

>「……………………香り…………が、する……………………。
> デュグゥと……………………あと………………」
> 水面の瞳に映るのは、ソレよりもなお碧い空。
> その心に浮かぶのは、泡よりもなお儚い想い。
> 彼女は、一体何を想っているのか。
> 一体、何を考えているのか。
> それは誰にもわからないのかも知れない。
> ただ、彼女は待っている。
> 彼らが来るのを。
> ココで。
> 死と静寂が支配する、ココ。
> 空竜王(エア・ロード)の神殿で。

らん:最終決戦近し!!
   果たして、ヴォルフィールドさんは救われるのか!!

>「で、どうだった?」
>『無理。もう制御できてないんだってさ』
> あっさりとエルは言う。
> リナが小さく息を吐く。どうやら、彼女もあまり期待はしていなかったらしい。エルの答えを聞くと、さっさと食事に戻ってしまった。

らん:流石、リナ!!

> と。
>「あ〜〜〜〜!! あたしのカルパッチョがない!! サヤインゲンとジャガイモのオーブン焼きも半分になってるぅ!!」
>「あ、リナさん。コレ、美味しいですよ♪」
>「ア〜メ〜リ〜ア〜!!! あんたが犯人かぁ〜〜〜〜!!!」
>「追加を頼めばいいだろうが」
>「〜〜〜〜っ! …………それもそうね…………。
> ウエイターさん!! ラタトゥイユとベイクドポレンタの盛り合わせ・ハムとホウレン草のラザニア・キノコと玉葱のリゾット・エビのフェンネル風味コショウあえ、あと…………魚介類のトマトスープ、それぞれ三人前、追加っ!!」
> リナの声が、店中に響き渡った。
> 本日の夕食は、イタリアンだったようである。

らん:やっぱり、このメンバーには、お食事場面は欠かせない!!
エル様:そうよね〜
    リナとガウリイとアメリアが、争うのは定番だし。

> ふと。
> ナーシャの様子がおかしいことにファレスが気付いた。
> いつもなら薄く微笑みを浮かべている目元には、ただ憂いの色があるだけ。
> 凄まじい食料争奪戦が行われているにも関わらず、彼女自身は何も口にしていない。
>「おい? どーした?」
> 覗き込むようにして、多少心配げにナーシャの顔を見つめる。
> そこで初めて気が付いたかのように、ナーシャは勢いよく顔を上げた。
> 蒼い瞳と、目が合う。
> ナーシャは慌てて視線を逸らしつつ、
>「いや…………なんでもない。少し…………疲れているだけだ…………」
>「…………“嘘”って、顔に書いてあるぜ。…………まぁ、いいんだけどさ。ちゃんと食べておかないと、もたないぞ。ホラ」
> そう言うと、彼はどんどんナーシャの皿に食べ物をのせていく。リナとガウリイ、加えてアメリアが取り合っている横で、実に見事な手際である。

らん:凄い!!あのメンバーから、取り上げるなんて!!
エル様:まぁ、ナーシャのためだし。

> トマトソースのパスタに粉チーズをふりながら、
>「…………まぁ、言いづらいなら言わなくていいさ。ホラ、ちゃんと食えよ」
>「あ…………っ。…………ああ…………。
> …………すまない、ファレス…………」
>「気にすんな」
> ぽそぽそと行われる会話二人の会話。ソレを、エルはこっそり聞き耳を立てて聞いていた。
> ぎこちないナーシャ。
> それを気にしていないファレス。
> 思わずグラスを握る指に力が入る。
>(…………ったく。ファレスもあの子を甘やかしすぎなのよねっ)
> 自分のことは棚に上げて、エルは軽く憤慨した。
> 後は、食器のぶつかる音が響くだけ。
> そして、その音が止んだのは、それからしばらく経ってからだった。

エル様:ふう、ナーシャにも困ったわね・・・・
らん:エル様も甘やかしすぎ、だと思いますよ。
   ナーシャさん。その次に来るのは、リナかな?

> もうすでに無駄とは悟りつつも、それでも何とか髪の乱れを防ごうとするリナは、自分と同じくこの風にヤキモキしているだろうフィリアを振り返った。ちなみに、リナの隣を歩くガウリイの髪は、不思議なことにそれほど乱れてはいない。実に、忌々しい限りだ。

らん:どうしてでしょうか?
   ガウリイの髪って一体・・・・?

> フィリアは風に髪を弄ばれながら、しかしリナとは全く違う事を思っていた。
>「…………確かに、こんなに強いと朝の努力も無駄になってしまいますが…………。
> でも、自然にここまで影響を及ぼすなんて、流石スィーフィード様の四分の一。七分の一である魔王では、ここまで常に自然を動かすなんてできませんっ! すばらしいです!!」
>「…………アハハ」
> 目をらんらんと輝かせ感動しているフィリアに、何故かウィンが乾いた笑みをこぼす。だが、それは風にかき消され、リナ達の耳に届くことは無かった。

らん:フィリア・・・
   でも、私あんまり、神族にいい印象持っていなのですよね。
   火竜王のけんで・・・
エル様:まぁ、火竜王は、特別に折れ曲がった性格だったからね〜

> と。
>『呑気ね。いよいよフィーと直接対決だっていうのに…………』

エル様:まぁ、だからこそ、このメンバーを選んだのだけどね。
らん:ですよね〜
   いざという時でも、自分を失わないリナ達ですからね。

> 彼女は横目でちらり、とナーシャを見やる。
>(…………どうやら、今日は平気みたいね…………)
> エルは、ほっ、と息を吐いた。
> 昨晩、おそらくファレスに話したのだろう。精神世界面(アストラル・サイド)で会った祖父の事・エルに言われた言葉…………。
> どういう結論をだしたのか。もしかしたら、まだまとまってはいないのかもしれない。
> それでもいいと、エルは思う。何故なら、ナーシャが良い笑顔で小さく微笑みかけてきたから。

らん:ナーシャの思った通りに、あり続ける事。
   それが、ナーシャが大事だと言う人達へ態度だと思います。
   まぁ、だからといって、自分勝手は駄目ですけどね。
   ちなみに、子供は男の子女の子と決められませんから♪
   男の子と女の子の双子を産んで貰いましょ♪
エル様:それもいいかもね♪
    まぁ、男の子だろうが、女の子だろうが、
    生まれたらファレス親ばかになるでしょうね。
らん:ですよね〜
   女の子だったら、そう簡単に嫁にいかせなさそう。
   
> エルも微笑んだ。それからリナを振り返って、本題に入る。
>『さぁて。リナ、これからあたしがあんたに一つ、魔法を教えるわ。あんた一人じゃ使えない。なんせ、このあたしの力を直接貸し与えるんだからね。
> だから…………あんたが魔法を制御する。そして、あんたが混沌に飲み込まれないよう、ナーシャが押さえる。
> この魔法を使って、フィーの『残り香』を倒すのよ』

らん:物語は、本当に佳境っといったかんじですね。
エル様:あんたは、早く第二部打ち込みなさい♪
らん:はう!!折角!!
   綺麗に終わるつもりが!!
エル様:なぁに?不満なの?
らん:エ・エル様・・・
   にこやかな、笑顔をおつくりになって・・・・どうゆうつもりですか?
エル様:勿論vv決まっているじゃない♪
    定番のあんたをどっつくことvvv
らん:はう!!そ、それじゃあ!!!白河綜様!!
   体に気をつけて頑張って下さい。いろいろと!!
   そして、私はこれにて失礼いたします!!
エル様:えいvvv
らん:ぴぎゃああああああああああああああ!!!
エル様:あららら・・・
    なんで、こんなに根性ないのかしら・・・
    まぁ、いいか・・・それじゃあねvvv

   

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18925がんばってみました!!白河綜 E-mail 2001/12/16 22:52:44
記事番号18924へのコメント

らんさんは No.18924「19〜!!早!!」で書きました。
>
>らん:あはvvどうもです、白河綜様vv
>   こんにちわvvまたまたレスですvv(しつこいって)

 こんにちはv(実はこんばんは)
 またまたありがとうございます♪


>>「あーあ。あの様子じゃ、ゼルも姫もわかってねーな。リナさんに至っては、わかってて俺にやらせてるしよ。
>> …………ったく、何で俺が他人様の分まで結界を張ってやんなきゃなんねーんだ…………」
>
>らん:あはははvv
>   リナですからねぇ〜〜〜
>   それにしても、気付いてよ。ゼル、アメリア。

 あははは。リナは自分が疲れるから嫌なんだそーです。
 ゼルとアメリアは二人の世界(死)に入っているため気付いてませ〜んvvv

>>「…………ナーシャ…………遅いな…………」
>> その言葉と共に、彼の眉間に一本の縦ジワが入ったという…………。
>
>エル様:まぁ、ファレスはナーシャに、ゾッコンだからねぇ・・・
>らん:ですね。
>ファレス:そうそう。ナーシャは俺の。

 ぅわあ!? ファレス君、そんなあっさりと!!(///)
 あははは(冷や汗) まぁ、うん…………(何?)

>>「……………………香り…………が、する……………………。
>> デュグゥと……………………あと………………」
>> 水面の瞳に映るのは、ソレよりもなお碧い空。
>> その心に浮かぶのは、泡よりもなお儚い想い。
>> 彼女は、一体何を想っているのか。
>> 一体、何を考えているのか。
>> それは誰にもわからないのかも知れない。
>> ただ、彼女は待っている。
>> 彼らが来るのを。
>> ココで。
>> 死と静寂が支配する、ココ。
>> 空竜王(エア・ロード)の神殿で。
>
>らん:最終決戦近し!!
>   果たして、ヴォルフィールドさんは救われるのか!!

 どうでしょう!!?(待て。激しく待て)

>>「で、どうだった?」
>>『無理。もう制御できてないんだってさ』
>> あっさりとエルは言う。
>> リナが小さく息を吐く。どうやら、彼女もあまり期待はしていなかったらしい。エルの答えを聞くと、さっさと食事に戻ってしまった。
>
>らん:流石、リナ!!

 ウチのリナさんは、覇王さんを自分より格下だと思ってますから(笑) 一度戦って勝っちゃいましたからね。そんなヒトに、あまり期待はかけてなかったよーです。


>> 本日の夕食は、イタリアンだったようである。
>
>らん:やっぱり、このメンバーには、お食事場面は欠かせない!!
>エル様:そうよね〜
>    リナとガウリイとアメリアが、争うのは定番だし。

 そうなのです!!(力説)
 今回は行数稼ぐために、メニューこだわってみました♪(死)

>>「いや…………なんでもない。少し…………疲れているだけだ…………」
>>「…………“嘘”って、顔に書いてあるぜ。…………まぁ、いいんだけどさ。ちゃんと食べておかないと、もたないぞ。ホラ」
>> そう言うと、彼はどんどんナーシャの皿に食べ物をのせていく。リナとガウリイ、加えてアメリアが取り合っている横で、実に見事な手際である。
>
>らん:凄い!!あのメンバーから、取り上げるなんて!!
>エル様:まぁ、ナーシャのためだし。

 ふふふ。リナさん達の注意が他の料理に移っている間にパパパッと!!

>>(…………ったく。ファレスもあの子を甘やかしすぎなのよねっ)
>> 自分のことは棚に上げて、エルは軽く憤慨した。
>> 後は、食器のぶつかる音が響くだけ。
>> そして、その音が止んだのは、それからしばらく経ってからだった。
>
>エル様:ふう、ナーシャにも困ったわね・・・・
>らん:エル様も甘やかしすぎ、だと思いますよ。
>   ナーシャさん。その次に来るのは、リナかな?

 そーですね。
 というか、基本的にエル様はお人好しなのだと思ってます(爆死)

>> もうすでに無駄とは悟りつつも、それでも何とか髪の乱れを防ごうとするリナは、自分と同じくこの風にヤキモキしているだろうフィリアを振り返った。ちなみに、リナの隣を歩くガウリイの髪は、不思議なことにそれほど乱れてはいない。実に、忌々しい限りだ。
>
>らん:どうしてでしょうか?
>   ガウリイの髪って一体・・・・?

 ガウリイですから♪(答えになってないし)

>> フィリアは風に髪を弄ばれながら、しかしリナとは全く違う事を思っていた。
>>「…………確かに、こんなに強いと朝の努力も無駄になってしまいますが…………。
>> でも、自然にここまで影響を及ぼすなんて、流石スィーフィード様の四分の一。七分の一である魔王では、ここまで常に自然を動かすなんてできませんっ! すばらしいです!!」
>>「…………アハハ」
>> 目をらんらんと輝かせ感動しているフィリアに、何故かウィンが乾いた笑みをこぼす。だが、それは風にかき消され、リナ達の耳に届くことは無かった。
>
>らん:フィリア・・・
>   でも、私あんまり、神族にいい印象持っていなのですよね。
>   火竜王のけんで・・・
>エル様:まぁ、火竜王は、特別に折れ曲がった性格だったからね〜

 ううう〜〜。実は白河もです。なんだかんだ言っても、結局人間を利用するだけ利用して、要らなくなったら捨てるんじゃん!!って。
 でも、今回の話を書いてて、少し意見が変わりましたね。
エル様:どーいうことよ?
 秘密vv

>> と。
>>『呑気ね。いよいよフィーと直接対決だっていうのに…………』
>
>エル様:まぁ、だからこそ、このメンバーを選んだのだけどね。
>らん:ですよね〜
>   いざという時でも、自分を失わないリナ達ですからね。

 締めるところは締めて、ゆるむところはゆるむのです!!
 それに、このメンバーは皆意志が強いですからね。

>> 彼女は横目でちらり、とナーシャを見やる。
>>(…………どうやら、今日は平気みたいね…………)
>> エルは、ほっ、と息を吐いた。
>> 昨晩、おそらくファレスに話したのだろう。精神世界面(アストラル・サイド)で会った祖父の事・エルに言われた言葉…………。
>> どういう結論をだしたのか。もしかしたら、まだまとまってはいないのかもしれない。
>> それでもいいと、エルは思う。何故なら、ナーシャが良い笑顔で小さく微笑みかけてきたから。
>
>らん:ナーシャの思った通りに、あり続ける事。
>   それが、ナーシャが大事だと言う人達へ態度だと思います。
>   まぁ、だからといって、自分勝手は駄目ですけどね。

 そうですね。自由に振る舞うことと自分勝手ってちがいますもんね。ナーシャには前向きに生きてもらいましょう(笑)

>   ちなみに、子供は男の子女の子と決められませんから♪
>   男の子と女の子の双子を産んで貰いましょ♪
>エル様:それもいいかもね♪
>    まぁ、男の子だろうが、女の子だろうが、
>    生まれたらファレス親ばかになるでしょうね。
>らん:ですよね〜
>   女の子だったら、そう簡単に嫁にいかせなさそう。

 双子ですか! いいですね〜vv うう〜ん、年子とかもよさそう♪
 何にしても、成長してからがどうなるか(汗)
 父親に似るか母親に似るか…………(滝汗)
 それに、確かに女の子だったら嫁にいけなそ〜だなぁ……。
   
>> エルも微笑んだ。それからリナを振り返って、本題に入る。
>>『さぁて。リナ、これからあたしがあんたに一つ、魔法を教えるわ。あんた一人じゃ使えない。なんせ、このあたしの力を直接貸し与えるんだからね。
>> だから…………あんたが魔法を制御する。そして、あんたが混沌に飲み込まれないよう、ナーシャが押さえる。
>> この魔法を使って、フィーの『残り香』を倒すのよ』
>
>らん:物語は、本当に佳境っといったかんじですね。

 そうなのです♪ ノってるうちに早く打ち込まなきゃ!!

>エル様:あんたは、早く第二部打ち込みなさい♪
>らん:はう!!折角!!
>   綺麗に終わるつもりが!!
>エル様:なぁに?不満なの?
>らん:エ・エル様・・・
>   にこやかな、笑顔をおつくりになって・・・・どうゆうつもりですか?
>エル様:勿論vv決まっているじゃない♪
>    定番のあんたをどっつくことvvv
>らん:はう!!そ、それじゃあ!!!白河綜様!!
>   体に気をつけて頑張って下さい。いろいろと!!
>   そして、私はこれにて失礼いたします!!
>エル様:えいvvv
>らん:ぴぎゃああああああああああああああ!!!
>エル様:あららら・・・
>    なんで、こんなに根性ないのかしら・・・
>    まぁ、いいか・・・それじゃあねvvv

 ……………………(滝汗)
 え、エル様…………ちゃんと復活して差し上げてくださいね…………。

 ではでは。
 
 白河綜でした♪



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1893019だしぃ(はあと)わーい♪かお E-mail 2001/12/17 00:05:57
記事番号18919へのコメント

白河綜さんは No.18919「Re:闇の残り香 19」で書きました。
>
>
こんにちわ♪白河さん♪
> こんにちは。
>
> 雪、凄いみたいですね! 北のほうから通ってる友人が、「…………吹雪いたよ…………」とか言ってました。
確かに・・・。昨日も雪・・。ここふってました・・・。
しかも、仕事から帰るときに、車のフロントが凍ってるぅ!!(涙)
・・・・。まさか、もう凍るとは・・・。
>
> 白河のウチはまだ大丈夫なんですが…………。
> そういえば、後輩達が今日から京都・大阪に修学旅行。この寒いのにさらに寒いところに行くなんて大変だね(他人事。本当は沖縄だったらしいのですが、テロ事件の影響で…………)
大変ですねぇ・・。
ちなみに、私んとこもかなり寒いです。山の中のせいもあるんでしょーけどねぇ(笑)
>
> は!?
> 関係の無い話をしてしまいました!!(汗)
>
> それでは。「闇の残り香 19」ですっ!
はいですぅ♪
>
> 相変わらず、スローな時間の流れですが…………(滝汗)
いえいえ♪そんなことは、ないですよ♪
>
>
>######################################################
>
>
>
>「…………遅いな…………」
>「…………五月蠅い。古代竜(エンシェント・ドラゴン)は戦闘能力に優れている分、速さ云々(うんぬん)といったことは苦手なんだ」
>「あぁ? あんたの事じゃねーよ」
> 古代竜の背に胡座をかいて座り込んでいるファレスは、器用に足を組み替えながら、この口数が多い方ではない青年竜と、会話とも言えない会話を交わしていた。風に飛ばされぬよう、結界を張りながら。
>「あーあ。あの様子じゃ、ゼルも姫もわかってねーな。リナさんに至っては、わかってて俺にやらせてるしよ。
> …………ったく、何で俺が他人様の分まで結界を張ってやんなきゃなんねーんだ…………」
> 半ば諦めた様子で、それでも一応愚痴ってみる。三つの結界を維持しながら、たいしたものである。
> 彼は今、自分とリナ達二人、それとゼルガディス・アメリアの周囲に、それほど大きくはないが結界を張っている。つまり、竜(ドラゴン)達の背に。そうしないと、猛スピードで飛んでいる竜(ドラゴン)の背から吹き飛ばされてしまうのだ。
> だが。
> それをわかっていてファレスにやらせているリナ。ガウリイは除く。
リナですもん♪
しかし、ファレスもなかなかやりますねぇ♪
さすがはナーシャの夫ですね♪
> そして、すっかりその事を失念しているゼルガディス・アメリア組。恐ろしいことに、この二人を背に乗せて飛んでいるエイジュが、一番スピードがでるのにも関わらずだ。
ゼルとアメリアは二人の世界ですか(笑)
> ファレスは手のひらに顎をのせ、胡座をかいた膝の上に肘を置き、何とはなしに、痴話喧嘩を続けている――――実際は違うのだが、彼の位置からではそうとしか見えない――――ゼルガディスとアメリアを見やった。憮然とした表情で、どうやら常より機嫌の悪いらしいファレスの目に、それは実に仲むつまじく映った。
>「…………ナーシャ…………遅いな…………」
> その言葉と共に、彼の眉間に一本の縦ジワが入ったという…………。
まあ、なんて妻思いなの♪ファレス♪←違うだろ!?意味が!!(笑)
>
>
>
>       ◆            ◆          ◆
>
>
>
>「……………………香り…………が、する……………………。
> デュグゥと……………………あと………………」
> 水面の瞳に映るのは、ソレよりもなお碧い空。
> その心に浮かぶのは、泡よりもなお儚い想い。
> 彼女は、一体何を想っているのか。
> 一体、何を考えているのか。
・・・・・・。キャナル・・・・。
だんだん壊れてますねぇ・・・。
> それは誰にもわからないのかも知れない。
> ただ、彼女は待っている。
> 彼らが来るのを。
> ココで。
> 死と静寂が支配する、ココ。
> 空竜王(エア・ロード)の神殿で。
ってことは、エル様を待っているのでしょーか?(笑)
>       ◆            ◆          ◆
> エル達が戻ってきたのは、もう空に星が輝き出す時間帯だった。
> 宿屋で夕食争奪戦を繰り広げるリナ達の側に、唐突に三人が出現し、一瞬息を飲んだものの取りあえずはそのまま御飯に専念することにしたらしい。食器のぶつかる音は止まなかった。客の入りの悪い店でよかったと、リナは思う。
ってことは、いきなり虚空からもどられたのですね(はあと)
・・・たまげただろーなぁ・・。その場にいた人々(笑)
> モグモグと口の中のモノを飲み下してから、
>「お帰りなさい」
> と笑顔で言った。
> リナの視線の先では、相変わらずテンションの高いエルとウィン=コバルト。そして、彼女たちの後方では、何故か強張った表情でナーシャが佇んでいる。
> 気になりはしたものの敢えてそれは無視し、リナはエルに詰め寄った。フォークを握りしめたままで。
>「で、どうだった?」
>『無理。もう制御できてないんだってさ』
> あっさりとエルは言う。
> リナが小さく息を吐く。どうやら、彼女もあまり期待はしていなかったらしい。エルの答えを聞くと、さっさと食事に戻ってしまった
まあ、あの覇王ですからねぇ(笑)
安直ネーミング&安直作戦の♪(こらこら・笑)
> と。
>「あ〜〜〜〜!! あたしのカルパッチョがない!! サヤインゲンとジャガイモのオーブン焼きも半分になってるぅ!!」
>「あ、リナさん。コレ、美味しいですよ♪」
>「ア〜メ〜リ〜ア〜!!! あんたが犯人かぁ〜〜〜〜!!!」
>「追加を頼めばいいだろうが」
>「〜〜〜〜っ! …………それもそうね…………。
> ウエイターさん!! ラタトゥイユとベイクドポレンタの盛り合わせ・ハムとホウレン草のラザニア・キノコと玉葱のリゾット・エビのフェンネル風味コショウあえ、あと…………魚介類のトマトスープ、それぞれ三人前、追加っ!!」
> リナの声が、店中に響き渡った。
> 本日の夕食は、イタリアンだったようである。
追加でなっとくするのか!!?あの!!リナが!?
リナのことだから、食べたのを戻せとかなんとかいいそう(笑)
>
> ふと。
> ナーシャの様子がおかしいことにファレスが気付いた。
> いつもなら薄く微笑みを浮かべている目元には、ただ憂いの色があるだけ。
> 凄まじい食料争奪戦が行われているにも関わらず、彼女自身は何も口にしていない。
>「おい? どーした?」
> 覗き込むようにして、多少心配げにナーシャの顔を見つめる。
> そこで初めて気が付いたかのように、ナーシャは勢いよく顔を上げた。
> 蒼い瞳と、目が合う。
> ナーシャは慌てて視線を逸らしつつ、
>「いや…………なんでもない。少し…………疲れているだけだ…………」
照れてるのですね♪ナーシャ♪
>「…………“嘘”って、顔に書いてあるぜ。…………まぁ、いいんだけどさ。ちゃんと食べておかないと、もたないぞ。ホラ」
> そう言うと、彼はどんどんナーシャの皿に食べ物をのせていく。リナとガウリイ、加えてアメリアが取り合っている横で、実に見事な手際である。
> トマトソースのパスタに粉チーズをふりながら、
>「…………まぁ、言いづらいなら言わなくていいさ。ホラ、ちゃんと食えよ」
>「あ…………っ。…………ああ…………。
> …………すまない、ファレス…………」
>「気にすんな」
おお!!あの奪い合いの中から!!さすがです!!ファレス!!
> ぽそぽそと行われる会話二人の会話。ソレを、エルはこっそり聞き耳を立てて聞いていた。
> ぎこちないナーシャ。
> それを気にしていないファレス。
> 思わずグラスを握る指に力が入る。
>(…………ったく。ファレスもあの子を甘やかしすぎなのよねっ)
> 自分のことは棚に上げて、エルは軽く憤慨した。
・・・・。エル様も十分甘やかしているとおもう・・。はっ!?殺気!!?
> 後は、食器のぶつかる音が響くだけ。
> そして、その音が止んだのは、それからしばらく経ってからだった。
っとことは、何時間後でしょうか?(こらこら・笑)
>
>
>
> 翌日。
> 晴れ渡った秋空。
> 爽やかな風に弄ばれそうになる髪を手で押さえつけ、乱れるのを防ごうとするも、所詮無駄な事でしかなかった。
> リナは自分の長い髪を忌々しげに掻きやり、
>「あ〜〜!! もうっ!! 何でこんなに風が強いのよっ!!」
結びましょう♪リナ♪ポニーテールとか♪みつあみとか♪
そーして、ガウリイがリナが女の子らしくなってたまげる(笑)
・・。そのまま、告白したらおもしろいけどなぁ(笑)←こらこら(汗)
>「しかたないヨ。もうスグ空竜王(エア・ロード)の神殿なんだカラ」
>「我らが空竜王(エア・ロード)様は、その名の通り空に由来するもの――――おもに風と雷(いかずち)を、そのお力としているからな。空竜王(エア・ロード)様に近しい場所には、その影響で風が吹き荒れるのだよ」
ここ読んで、某アニメ&漫画のとある神殿を思い出した私(笑)
ね♪ウィンダム♪←こらこら(汗)
> ウィン=コバルトとエイジュに交互に説明され、リナはぷぅ、と頬を膨らます。
> 目的地に近づくごとにどんどん勢いを増す風に苛立ち、不機嫌な声音で、
>「…………わかってるわ。でも、納得はしてないの。こんなに風が吹くなんて…………エイジュさん。この神殿、女の人は使えて居なかったでしょ。もしくは、みーんなショート・カットだったとか」
>「何故だ?」
>「だぁって!! こんなに風が強いんじゃ、せっかく朝苦労してセットした髪が台無しになるじゃない!! ねぇ、フィリア?」
> もうすでに無駄とは悟りつつも、それでも何とか髪の乱れを防ごうとするリナは、自分と同じくこの風にヤキモキしているだろうフィリアを振り返った。ちなみに、リナの隣を歩くガウリイの髪は、不思議なことにそれほど乱れてはいない。実に、忌々しい限りだ。
ガウリイですからねぇ・・。(笑)
> フィリアは風に髪を弄ばれながら、しかしリナとは全く違う事を思っていた。
>「…………確かに、こんなに強いと朝の努力も無駄になってしまいますが…………。
> でも、自然にここまで影響を及ぼすなんて、流石スィーフィード様の四分の一。七分の一である魔王では、ここまで常に自然を動かすなんてできませんっ! すばらしいです!!」
>「…………アハハ」
> 目をらんらんと輝かせ感動しているフィリアに、何故かウィンが乾いた笑みをこぼす。だが、それは風にかき消され、リナ達の耳に届くことは無かった。
なんか違うよーな気がする・・・(笑)
> と。
>『呑気ね。いよいよフィーと直接対決だっていうのに…………』
>「エル」
> 呆れを含んだ涼やかな声と共に、エルがその姿を現した。
> 相変わらずの半透明な身体。
> 荒々しい風にもかき消されることのない、不思議な声音。
きゃああ♪エル様ぁ♪
> 彼女は横目でちらり、とナーシャを見やる。
>(…………どうやら、今日は平気みたいね…………)
> エルは、ほっ、と息を吐いた。
> 昨晩、おそらくファレスに話したのだろう。精神世界面(アストラル・サイド)で会った祖父の事・エルに言われた言葉…………。
> どういう結論をだしたのか。もしかしたら、まだまとまってはいないのかもしれない。
> それでもいいと、エルは思う。何故なら、ナーシャが良い笑顔で小さく微笑みかけてきたから。
やっぱ、双子でしょう♪おふたりの子供は♪男女のね♪
希望ですぅ♪←こらこら(汗)
> エルも微笑んだ。それからリナを振り返って、本題に入る。
>『さぁて。リナ、これからあたしがあんたに一つ、魔法を教えるわ。あんた一人じゃ使えない。なんせ、このあたしの力を直接貸し与えるんだからね。
> だから…………あんたが魔法を制御する。そして、あんたが混沌に飲み込まれないよう、ナーシャが押さえる。
> この魔法を使って、フィーの『残り香』を倒すのよ』
何ぃぃ!!!エル様の力ぁぁ♪
わーい♪楽しみなのですぅ♪

はっ!!全然、感想になってないぃぃ!!!
白河さん。受験も大変でしょーが、頑張ってくださいね。
ちなみに私のときは、毎日二時過ぎごろまで、やってました(汗)
勉強・・。だって・・。絶対にいきたかった高校だったもんで(汗)
(小学生のとき、そろばん検定でそこの高校にいってきにいってたから・笑)
しかも、そーんな受験まっさかりの最中に、うちの母親なんて、
肝臓の病気になって入院なんてするし・・・。
(しかも、退院したのは、受験が終了して結果がでたあと・笑)
家の家事なんかもやりながら・・(涙)
だって!!父親!!何もしないんだもん!!
・・・。ふっ・・。まあ、過去の話ですけどね(涙)
・・・よく受かったよなぁ・・・。自分・・・。
完全に英語なんて、捨ててたのに(笑)
点が稼げる教科だけ、思いっきりやりましたけどね(笑)
ではでは、関係ない話をしてしまいましたが♪
頑張ってくださいね♪
白河さん♪
ではでは。
byかお
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18933双子希望の方が多いのです(びっくり)白河綜 E-mail 2001/12/17 01:15:40
記事番号18930へのコメント

かおさんは No.18930「19だしぃ(はあと)わーい♪」で書きました。


>こんにちわ♪白河さん♪

 こんにちは♪(っていうか、今の時間帯は深夜?←いえいえ、まだ宵の口)

>> 雪、凄いみたいですね! 北のほうから通ってる友人が、「…………吹雪いたよ…………」とか言ってました。
>確かに・・・。昨日も雪・・。ここふってました・・・。
>しかも、仕事から帰るときに、車のフロントが凍ってるぅ!!(涙)
>・・・・。まさか、もう凍るとは・・・。

 氷ですか…………!!(驚)
 すごいです。でも、今年は寒くなるのが遅かったそうですね。

>> そういえば、後輩達が今日から京都・大阪に修学旅行。この寒いのにさらに寒いところに行くなんて大変だね(他人事。本当は沖縄だったらしいのですが、テロ事件の影響で…………)
>大変ですねぇ・・。
>ちなみに、私んとこもかなり寒いです。山の中のせいもあるんでしょーけどねぇ(笑)

 白河が通う高校は、ちょうど盆地になっていて、山から下りてくる風が…………(ぶるぶる)

>> 相変わらず、スローな時間の流れですが…………(滝汗)
>いえいえ♪そんなことは、ないですよ♪

 そうでしょうか?(心配)


>> 彼は今、自分とリナ達二人、それとゼルガディス・アメリアの周囲に、それほど大きくはないが結界を張っている。つまり、竜(ドラゴン)達の背に。そうしないと、猛スピードで飛んでいる竜(ドラゴン)の背から吹き飛ばされてしまうのだ。
>> だが。
>> それをわかっていてファレスにやらせているリナ。ガウリイは除く。
>リナですもん♪
>しかし、ファレスもなかなかやりますねぇ♪
>さすがはナーシャの夫ですね♪

 ふふふ。あのエル様が認めた人間ですからねぇ♪
 一応設定としては、剣の腕→ゼルくらい。魔力→リナ程じゃないけど……って感じです。そのほか護身術・暗殺術なんかも身につけてます。一応王宮仕えのSPですので、武器を持って無くてもある程度以上は戦えるのです。

>> そして、すっかりその事を失念しているゼルガディス・アメリア組。恐ろしいことに、この二人を背に乗せて飛んでいるエイジュが、一番スピードがでるのにも関わらずだ。
>ゼルとアメリアは二人の世界ですか(笑)

 その通りです♪

>>「…………ナーシャ…………遅いな…………」
>> その言葉と共に、彼の眉間に一本の縦ジワが入ったという…………。
>まあ、なんて妻思いなの♪ファレス♪←違うだろ!?意味が!!(笑)

 あはは(汗) 独占欲丸出しです(滝汗)


>>「……………………香り…………が、する……………………。
>> デュグゥと……………………あと………………」
>> 水面の瞳に映るのは、ソレよりもなお碧い空。
>> その心に浮かぶのは、泡よりもなお儚い想い。
>> 彼女は、一体何を想っているのか。
>> 一体、何を考えているのか。
>・・・・・・。キャナル・・・・。
>だんだん壊れてますねぇ・・・。

 元々思考力なんて無い残り香だったのに、色々難しいこと考えたので、もうだめです。ウチのキャナル(笑)

>> ただ、彼女は待っている。
>> 彼らが来るのを。
>> ココで。
>> 死と静寂が支配する、ココ。
>> 空竜王(エア・ロード)の神殿で。
>ってことは、エル様を待っているのでしょーか?(笑)

 ふふふふふふ…………♪(待て)

>> エル達が戻ってきたのは、もう空に星が輝き出す時間帯だった。
>> 宿屋で夕食争奪戦を繰り広げるリナ達の側に、唐突に三人が出現し、一瞬息を飲んだものの取りあえずはそのまま御飯に専念することにしたらしい。食器のぶつかる音は止まなかった。客の入りの悪い店でよかったと、リナは思う。
>ってことは、いきなり虚空からもどられたのですね(はあと)
>・・・たまげただろーなぁ・・。その場にいた人々(笑)

 そのとおりです。幾らヒトの入りが悪い店だとは言っても。
 とりあえず、店主さんは腰を抜かしました(笑)

>>「で、どうだった?」
>>『無理。もう制御できてないんだってさ』
>> あっさりとエルは言う。
>> リナが小さく息を吐く。どうやら、彼女もあまり期待はしていなかったらしい。エルの答えを聞くと、さっさと食事に戻ってしまった
>まあ、あの覇王ですからねぇ(笑)
>安直ネーミング&安直作戦の♪(こらこら・笑)

 そうそう♪ 安直大魔王(更に待て)にかける期待なんてないのです。
 はっ!? 殺気…………

>> と。
>>「あ〜〜〜〜!! あたしのカルパッチョがない!! サヤインゲンとジャガイモのオーブン焼きも半分になってるぅ!!」
>>「あ、リナさん。コレ、美味しいですよ♪」
>>「ア〜メ〜リ〜ア〜!!! あんたが犯人かぁ〜〜〜〜!!!」
>>「追加を頼めばいいだろうが」
>>「〜〜〜〜っ! …………それもそうね…………。
>> ウエイターさん!! ラタトゥイユとベイクドポレンタの盛り合わせ・ハムとホウレン草のラザニア・キノコと玉葱のリゾット・エビのフェンネル風味コショウあえ、あと…………魚介類のトマトスープ、それぞれ三人前、追加っ!!」
>追加でなっとくするのか!!?あの!!リナが!?
>リナのことだから、食べたのを戻せとかなんとかいいそう(笑)

 それはちょっと視覚的に美しくないので…………というか、そんな混み合ったシーン、きっと白河にはかけません(涙)

>>「おい? どーした?」
>> 覗き込むようにして、多少心配げにナーシャの顔を見つめる。
>> そこで初めて気が付いたかのように、ナーシャは勢いよく顔を上げた。
>> 蒼い瞳と、目が合う。
>> ナーシャは慌てて視線を逸らしつつ、
>>「いや…………なんでもない。少し…………疲れているだけだ…………」
>照れてるのですね♪ナーシャ♪

 照れ屋さんなのです♪

>>「…………“嘘”って、顔に書いてあるぜ。…………まぁ、いいんだけどさ。ちゃんと食べておかないと、もたないぞ。ホラ」
>> そう言うと、彼はどんどんナーシャの皿に食べ物をのせていく。リナとガウリイ、加えてアメリアが取り合っている横で、実に見事な手際である。
>おお!!あの奪い合いの中から!!さすがです!!ファレス!!

 とってもスピーディー!!(待て)

>>(…………ったく。ファレスもあの子を甘やかしすぎなのよねっ)
>> 自分のことは棚に上げて、エルは軽く憤慨した。
>・・・・。エル様も十分甘やかしているとおもう・・。はっ!?殺気!!?

 ああっ!? ちょっとエル様!! お願いですからホントにやめてくださ…………がうぅ!!?(倒れ込む白河。その後ろには大鎌をもってにやりと笑うエル様が…………)

>> 後は、食器のぶつかる音が響くだけ。
>> そして、その音が止んだのは、それからしばらく経ってからだった。
>っとことは、何時間後でしょうか?(こらこら・笑)

 そうですね。2・3時間ってとこでしょうか。


>> 爽やかな風に弄ばれそうになる髪を手で押さえつけ、乱れるのを防ごうとするも、所詮無駄な事でしかなかった。
>> リナは自分の長い髪を忌々しげに掻きやり、
>>「あ〜〜!! もうっ!! 何でこんなに風が強いのよっ!!」
>結びましょう♪リナ♪ポニーテールとか♪みつあみとか♪
>そーして、ガウリイがリナが女の子らしくなってたまげる(笑)
>・・。そのまま、告白したらおもしろいけどなぁ(笑)←こらこら(汗)

 あ、いいですね〜〜〜〜vv
 でも、白河はラブいのかけないのです。毎回そういうシーンはこんぢょーで書いてます(汗)

>>「しかたないヨ。もうスグ空竜王(エア・ロード)の神殿なんだカラ」
>>「我らが空竜王(エア・ロード)様は、その名の通り空に由来するもの――――おもに風と雷(いかずち)を、そのお力としているからな。空竜王(エア・ロード)様に近しい場所には、その影響で風が吹き荒れるのだよ」
>ここ読んで、某アニメ&漫画のとある神殿を思い出した私(笑)
>ね♪ウィンダム♪←こらこら(汗)

 アレですか(笑)
 そういえば、昔この漫画のパロディ小説かいてたなあ…………(遠い目)
 確かコレにもエル様だしちゃってて…………(汗)

>> もうすでに無駄とは悟りつつも、それでも何とか髪の乱れを防ごうとするリナは、自分と同じくこの風にヤキモキしているだろうフィリアを振り返った。ちなみに、リナの隣を歩くガウリイの髪は、不思議なことにそれほど乱れてはいない。実に、忌々しい限りだ。
>ガウリイですからねぇ・・。(笑)

 普通に人間とは違うのです!!(どういう意味かはご想像にお任せします♪)

>>「…………確かに、こんなに強いと朝の努力も無駄になってしまいますが…………。
>> でも、自然にここまで影響を及ぼすなんて、流石スィーフィード様の四分の一。七分の一である魔王では、ここまで常に自然を動かすなんてできませんっ! すばらしいです!!」
>>「…………アハハ」
>> 目をらんらんと輝かせ感動しているフィリアに、何故かウィンが乾いた笑みをこぼす。だが、それは風にかき消され、リナ達の耳に届くことは無かった。
>なんか違うよーな気がする・・・(笑)

 あはは。フィリアさん、突っ走ってます。(止まれない)

>> 呆れを含んだ涼やかな声と共に、エルがその姿を現した。
>> 相変わらずの半透明な身体。
>> 荒々しい風にもかき消されることのない、不思議な声音。
>きゃああ♪エル様ぁ♪

 きゃああ♪ かおさんvv(だから待て)


>> どういう結論をだしたのか。もしかしたら、まだまとまってはいないのかもしれない。
>> それでもいいと、エルは思う。何故なら、ナーシャが良い笑顔で小さく微笑みかけてきたから。
>やっぱ、双子でしょう♪おふたりの子供は♪男女のね♪
>希望ですぅ♪←こらこら(汗)

 うにゅにゅ。双子希望者様お二人目なのです(汗)
 …………どうしましょう? ちょっと話の流れてきに双子は…………(滝汗)
 あ、同じ年に生まれた兄妹でもいいでしょうか(汗・例えば、一人目は1月、二人目は同じ年の12月、みたいな…………)

>>『さぁて。リナ、これからあたしがあんたに一つ、魔法を教えるわ。あんた一人じゃ使えない。なんせ、このあたしの力を直接貸し与えるんだからね。
>> だから…………あんたが魔法を制御する。そして、あんたが混沌に飲み込まれないよう、ナーシャが押さえる。
>> この魔法を使って、フィーの『残り香』を倒すのよ』
>何ぃぃ!!!エル様の力ぁぁ♪
>わーい♪楽しみなのですぅ♪

 うははーい!!(謎)

>はっ!!全然、感想になってないぃぃ!!!

 なってます! なってますうううぅぅぅうぅぅううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!

>白河さん。受験も大変でしょーが、頑張ってくださいね。
>ちなみに私のときは、毎日二時過ぎごろまで、やってました(汗)

 ありがとうございます。白河は高校受験の時は塾に行っていたきり、あまり勉強しませんでした(汗) いや、塾に行きだしたらいきなり学力あがりまして…………それでもギリギリだったんですけどね。範囲外生だし。

>勉強・・。だって・・。絶対にいきたかった高校だったもんで(汗)
>(小学生のとき、そろばん検定でそこの高校にいってきにいってたから・笑)

 そろばん!! 白河もやってました!! でも、準二級までです(苦笑)

>しかも、そーんな受験まっさかりの最中に、うちの母親なんて、
>肝臓の病気になって入院なんてするし・・・。
>(しかも、退院したのは、受験が終了して結果がでたあと・笑)
>家の家事なんかもやりながら・・(涙)
>だって!!父親!!何もしないんだもん!!
>・・・。ふっ・・。まあ、過去の話ですけどね(涙)

 えっ、それはすごい!! 家事をやってさらに勉強も!? …………ぜったいに真似できません、中学生頃の私。

>・・・よく受かったよなぁ・・・。自分・・・。
>完全に英語なんて、捨ててたのに(笑)

 白河も英語は捨ててます♪ どれくらいすててるかというと、英語の授業中に世界史の内職をやってるくらいvv(聞いとけよ授業)

>点が稼げる教科だけ、思いっきりやりましたけどね(笑)
>ではでは、関係ない話をしてしまいましたが♪
>頑張ってくださいね♪
>白河さん♪
>ではでは。
>byかお

 素敵な感想&アドバイスありがとうございます♪

 それでは。
 氷に注意なのです!!

 白河綜でした♪





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18944同日投稿ッ!?(感動)むくぅ E-mail URL2001/12/17 17:59:46
記事番号18919へのコメント

 何やら最近めっきり書いてないむくぅなのです(待て) こんにちはッ!
 今書いてる二話目。書き進められないのは名前と容姿の決まらない、署長(マリアの上司)のせいなのですので(人のせいにする)
 ちなみに前回のレス返しにて、名前を、と言ってくださいましたが、見事に自爆。考えられません。お二人のお子様を想像しただけで……くぅぅッ!(何が)

 今回はファレスさんとナーシャさんにノックアウト。夫婦とは思えぬ初々しさに、みぞおちにパンチを食らった気分なのです(謎)
 むくぅ、イタリア料理は知りません。ピザは好きなのですッ!(イタリア料理?)
 フィリアさん。久々に神族びいきを発揮して下さいましたねッ! その勢いでぜひゼロスをッ!(待て)
 そしてッ! フィーさんがかわいそうでかわいそうで私は! 私はぁぁぁぁぁぁぁぁッ!
「(毎度のことだけど)何暴走してんのかナこのドアホッ!」

 (何かが地面に激しく叩きつけられた音)

「……投げ技使い?」
「気にしないで評議長。まぁそんなわけで、痙攣を繰り返しているだけの物体はほっとくコト。ちなみに僕は納豆では引き割りが好きなんだヨネv」
「へぇ……あ、そっちのグロウさん♪ どうせだったら交換しません? うちの蝙蝠とそっちの素敵なお嬢さんと♪」
「確かに僕も文才ある人に書いてもらったほうが嬉しいネ」
「ま、そんなわけで今回の感想になってない感想を終わるらしいです」
「コントするために出てきたみたいだネ僕ら……」
「まぁ気にしない気にしない♪ それでは、白河さんまた♪」
 (去ってゆく一人と一匹)
 ……ま、また来る気なのですかあの二人……(汗)
 ………………はッ! とどめを刺しに戻ってきたっ!?
 そ、それでは毎度毎度懲りずにすいませんが、これにて感想そうと主張したいシロモノを終わらせていただきますっ! 逃走ッ!

 (当然逃げ切れなかったようである)

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18954できあがったのでやっちゃいました(笑)白河綜 E-mail 2001/12/17 23:12:00
記事番号18944へのコメント

むくぅさんは No.18944「同日投稿ッ!?(感動)」で書きました。


> 何やら最近めっきり書いてないむくぅなのです(待て) こんにちはッ!

 こんにちはなのです♪ もうすぐ(白河にとっては地獄の)冬休みですね♪

> 今書いてる二話目。書き進められないのは名前と容姿の決まらない、署長(マリアの上司)のせいなのですので(人のせいにする)

 …………ごめんなさい。「署長」と聞くと、どうしてもダ○アン御大がでてきてしまって…………(汗)

> ちなみに前回のレス返しにて、名前を、と言ってくださいましたが、見事に自爆。考えられません。お二人のお子様を想像しただけで……くぅぅッ!(何が)

 無理をいってしまいました(汗)
 想像して下さっただけでも嬉しいのです♪


> 今回はファレスさんとナーシャさんにノックアウト。夫婦とは思えぬ初々しさに、みぞおちにパンチを食らった気分なのです(謎)

 ああ、手当を!!(待て)
 まぁ、あの二人は夫婦と言っても夫婦じゃないですからね(深読みして下さい←だから待て)

> むくぅ、イタリア料理は知りません。ピザは好きなのですッ!(イタリア料理?)

 白河もピザすきなのです!! ちなみに、今回の料理名の出典は、その名も「ITALIAN Cooking」という本です(笑) このシリーズは一冊200円とお得なので。あまりつくってませんが(宝の持ち腐れ)

> フィリアさん。久々に神族びいきを発揮して下さいましたねッ! その勢いでぜひゼロスをッ!(待て)

フィリア:ふっふっふ。期待に答えます!! さぁヴァル! あなたも一緒に言うんですよ!!
 ヴァル:…………フィリア、テンション高すぎ…………
フィリア:(聞いてない)さぁ! いきますよ、生ゴミゼロス!!
 ゼロス:だ・れ・がっ! 誰が生ゴミですかぁ!!
フィリア:そんなの、あなたの他に誰かいると思うんですか? この、後ろ姿がゴキブリ似っ!!
 ゼロス:……!!(傷ついてる) あ…………、あなた達竜族のように少し巨大化しただけのトカゲさんに言われたくないですよっ!!
フィリア:!! なんですって〜〜〜〜!!!
 ヴァル:……………………(はぁ)

> そしてッ! フィーさんがかわいそうでかわいそうで私は! 私はぁぁぁぁぁぁぁぁッ!
>「(毎度のことだけど)何暴走してんのかナこのドアホッ!」
>
> (何かが地面に激しく叩きつけられた音)

 ああ、よかったねフィーちゃん。心配してもらえてるよ……って、ああっ!? むくぅさん!!?(滝汗)
 フィー:…………反応遅い…………。

>「……投げ技使い?」
>「気にしないで評議長。まぁそんなわけで、痙攣を繰り返しているだけの物体はほっとくコト。ちなみに僕は納豆では引き割りが好きなんだヨネv」

 あ、そうなのですかvv 実はグロゥ君の「納豆事件」から、白河納豆がマイブームに(笑) 一日に一回は必ず食べてます。今日も母に、「お前、安くていいね〜」と言われてしまいました。そしてそれに反論しようと振り向いたら、仕事帰りの母、イトー○ーカドーの袋をさげてまして、さらにそこには納豆が……!!
 母上……お心使い、ありがたいのです…………(待て待て)

>「へぇ……あ、そっちのグロウさん♪ どうせだったら交換しません? うちの蝙蝠とそっちの素敵なお嬢さんと♪」

 きゃあvv ハーリアさんに素敵なお嬢さんって言われちゃったっ…………って、うわっ、グロウ君!!?
グロウ:五月蠅いな。取りあえず一回死んどきなよ。

 めきょ!!

グロウ:…………ふぅ。やっと静かになった。
    えーっと…………。……そっちのハーリアさん? 止めといたほうがいいよ。ホントに。
    染るから。(←何が?)

>「確かに僕も文才ある人に書いてもらったほうが嬉しいネ」

グロウ:そっちの僕。大いなる勘違いをしてるよ。こんなイタチ娘に文才なんか無いよ。まぁ、あるとしても雀の涙…………っと。ゴメン、この表現は雀に失礼だったね。

>「ま、そんなわけで今回の感想になってない感想を終わるらしいです」
>「コントするために出てきたみたいだネ僕ら……」
>「まぁ気にしない気にしない♪ それでは、白河さんまた♪」

 (復活)が…………げふげふ…………は、……ハーリアさん…………グロゥ君…………ありがとなのです…………

  ぐしゃっ。

グロウ:ああ、まだ生きてたんだ。これで死んだかな?

> (去ってゆく一人と一匹)
> ……ま、また来る気なのですかあの二人……(汗)
> ………………はッ! とどめを刺しに戻ってきたっ!?
> そ、それでは毎度毎度懲りずにすいませんが、これにて感想そうと主張したいシロモノを終わらせていただきますっ! 逃走ッ!
>
> (当然逃げ切れなかったようである)

 (再び復活)あああああっ!! むくぅさん!!?
グロウ:他人の心配する前に、自分の身を案じたら?
 ……………………(滝汗)
 そ、それではぁ!!

 白河綜でしたぁ!!(脱兎)


グロウ:…………それで走ってるの?
    …………のろいよ…………。


                     <終わってしまえ>

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18950はやいです!!たかこ 2001/12/17 20:09:37
記事番号18919へのコメント


こんにちは。白河さん。
いつの間にっ!!という感じですv

>「…………ナーシャ…………遅いな…………」
> その言葉と共に、彼の眉間に一本の縦ジワが入ったという…………。
ふふふvファレスさん、ナーシャ思いですなvv

>「……………………香り…………が、する……………………。
> デュグゥと……………………あと………………」
> 水面の瞳に映るのは、ソレよりもなお碧い空。
> その心に浮かぶのは、泡よりもなお儚い想い。
> 彼女は、一体何を想っているのか。
> 一体、何を考えているのか。
> それは誰にもわからないのかも知れない。
> ただ、彼女は待っている。
> 彼らが来るのを。
> ココで。
> 死と静寂が支配する、ココ。
> 空竜王(エア・ロード)の神殿で。
ヴォルフィードさん出てくるとなにやら雰囲気シリアスっぽいですね〜。

>「いや…………なんでもない。少し…………疲れているだけだ…………」
>「…………“嘘”って、顔に書いてあるぜ。…………まぁ、いいんだけどさ。ちゃんと食べておかないと、もたないぞ。ホラ」
> そう言うと、彼はどんどんナーシャの皿に食べ物をのせていく。リナとガウリイ、加えてアメリアが取り合っている横で、実に見事な手際である。
> トマトソースのパスタに粉チーズをふりながら、
ファレスさん手際よすぎ!!
どうすれば、そんな手際よくできるのでしょうか?!

>「…………まぁ、言いづらいなら言わなくていいさ。ホラ、ちゃんと食えよ」
>「あ…………っ。…………ああ…………。
> …………すまない、ファレス…………」
>「気にすんな」
にょぉぉぉぉぉぉ・・・・・・・。

> エルも微笑んだ。それからリナを振り返って、本題に入る。
>『さぁて。リナ、これからあたしがあんたに一つ、魔法を教えるわ。あんた一人じゃ使えない。なんせ、このあたしの力を直接貸し与えるんだからね。
> だから…………あんたが魔法を制御する。そして、あんたが混沌に飲み込まれないよう、ナーシャが押さえる。
> この魔法を使って、フィーの『残り香』を倒すのよ』
エル様の力を使った魔法?!
うみゅ、何だか凄そうです・・・・・・。

ふふふvこの先はどうなるのでしょうv
では、短いですが。
たかこ。

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18956こんぢょーです!!(待て)白河綜 E-mail 2001/12/17 23:23:04
記事番号18950へのコメント

たかこさんは No.18950「はやいです!!」で書きました。
>
>
>こんにちは。白河さん。
>いつの間にっ!!という感じですv

 こんにちは♪ たかこさんv
 ちょっとそろそろ来れなくなりそうなので、急いでみました。


>>「…………ナーシャ…………遅いな…………」
>> その言葉と共に、彼の眉間に一本の縦ジワが入ったという…………。
>ふふふvファレスさん、ナーシャ思いですなvv

 ふふふ♪ 独占欲丸出しなのですv 打ってて体中がかゆくなりました(笑)


>>「……………………香り…………が、する……………………。
>> デュグゥと……………………あと………………」
>> 水面の瞳に映るのは、ソレよりもなお碧い空。
>> その心に浮かぶのは、泡よりもなお儚い想い。
>> 彼女は、一体何を想っているのか。
>> 一体、何を考えているのか。
>> それは誰にもわからないのかも知れない。
>> ただ、彼女は待っている。
>> 彼らが来るのを。
>> ココで。
>> 死と静寂が支配する、ココ。
>> 空竜王(エア・ロード)の神殿で。
>ヴォルフィードさん出てくるとなにやら雰囲気シリアスっぽいですね〜。

 一応ラスボスですからね! 彼女も幸せにしてあげたいです(願望←待て)

>>「いや…………なんでもない。少し…………疲れているだけだ…………」
>>「…………“嘘”って、顔に書いてあるぜ。…………まぁ、いいんだけどさ。ちゃんと食べておかないと、もたないぞ。ホラ」
>> そう言うと、彼はどんどんナーシャの皿に食べ物をのせていく。リナとガウリイ、加えてアメリアが取り合っている横で、実に見事な手際である。
>ファレスさん手際よすぎ!!
>どうすれば、そんな手際よくできるのでしょうか?!

ファレス:リナさんやガウリイ、姫が肉類を取り合ってる時には魚を、三人が魚を取り合ってる時には野菜を、野菜を取り合ってる時は肉を狙う。
     因みに、取り合ってる場所から比較的遠い皿を狙うがヨシ。

>>「…………まぁ、言いづらいなら言わなくていいさ。ホラ、ちゃんと食えよ」
>>「あ…………っ。…………ああ…………。
>> …………すまない、ファレス…………」
>>「気にすんな」
>にょぉぉぉぉぉぉ・・・・・・・。

 きょぉぉぉぉぉぉぉ………………(対抗)

>> エルも微笑んだ。それからリナを振り返って、本題に入る。
>>『さぁて。リナ、これからあたしがあんたに一つ、魔法を教えるわ。あんた一人じゃ使えない。なんせ、このあたしの力を直接貸し与えるんだからね。
>> だから…………あんたが魔法を制御する。そして、あんたが混沌に飲み込まれないよう、ナーシャが押さえる。
>> この魔法を使って、フィーの『残り香』を倒すのよ』
>エル様の力を使った魔法?!
>うみゅ、何だか凄そうです・・・・・・。

 いえいえ。そんなたいしたものではありません(涙)

>ふふふvこの先はどうなるのでしょうv
>では、短いですが。
>たかこ。

 ありがとうございます。
 只今エル様の呪文(上のヤツです)のカオス・ワーズが思いつかなくて…………(涙)
 でも、なんとかしてソレ相応のものにしないと、エル様にコロサレル…………(ぶるぶる)

 それでは(?)

 白河綜でした♪



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19018闇の残り香 20白河綜 E-mail 2001/12/19 22:43:55
記事番号18908へのコメント



 あ〜さむ…………って、はっ!!?
 しっ、失礼しました!!

 え〜っと……こんにちは。白河綜なのです。
 なんと、この「闇の残り香」シリーズ、今回で二十話目なのです!! 自分が一番びっくりしているです!!
 まぁ、もっとキチンと書きたいことをまとめて書けば、もうっちょっと短くてすんだと思うのですが…………。

 え〜、これ以上話すと、何だか言い訳になってしまうので、これにて。

 では。
 
 『闇の残り香』、第二十話です!!
 おそらくこの回にてほのぼのは終わり。あとは終わりまで突っ走るのです!!


########################################################



 リナ=インバース。
 その名前は人間達に限らず、魔族・神族・竜族の間でも伝説と化している。
 盗賊殺し(ロバーズ・キラー)・ドラまたなど、そういった異名だけでも数知れず。
 魔王を倒すこと二回。彼女を利用しようとし、結果として滅ぼされた腹心二人、殺されたのが一人。さらにその腹心の部下は三人滅ぼされている。そして二年前。召喚された異界の神・魔の融合体『闇を撒く者(ダーク・スター)』をも倒して見せた。
 いったいどうして脆弱な人間が…………と考える者も少なくない。だが、その考えは彼女に会った瞬間、拭い去られる。
 人間は、弱くなんて無いのかもしてない、と。
 光と闇の、その狭間に生きる命。
 それは、限りなく混沌に近い。
 だからこそ、彼女は『全ての存在の母(ロード・オブ・ナイトメア)』の力を使えるのかも知れない。


□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


 突然だが、リナは舞い上がっていた。先ほどまで忌々しいとしか感じられなかった風が心地よいと感じられる程だ。
 無理もない。何せ、エル直々に新たな魔法を教えてもらった直後なのだから。
 リナは軽くステップなんぞ踏みつつ、
「あ〜はははは♪ これでまた一つ、魔法のストックが増えたのね〜〜〜〜vv」
「ああ、リナ…………」
「また人間の限界を一つ、越えてしまったんですね…………」
「信じられんな」
 はぁ、と最後にため息を漏らしたのは、この強風にも負けない鋼の髪を持つゼルガディスだ。
 彼は自分の隣を歩くアメリアと視線を交わすと、今度は二人同時にため息をつく。
「ゼルガディスさん、わたし…………なんだかリナさんが怖くなってきました…………」
「安心しろ。…………オレもだ」
「黙れ、そこ」
 ビシッ、とリナに指を指され、二人はもう一度嘆息した。
「唯一の救いと言えば、今回の魔法はナーシャさんの力も借りないと使えない、って事ですね…………」
「ああ……。
 …………そういえば、何でナーシャの助けが必要なんだ? 今まで、重破斬(ギガ・スレイブ)や神滅斬(ラグナ・ブレード)なんかは、リナ一人で使ってただろう?」
 もっともな疑問を口にするゼルガディス。
 リナはポリポリと鼻の頭をかき、
「エルが言うには、エネルギー量の違いらしいわ。
 神滅斬(ラグナ・ブレード)は破壊するためだけに力を注ぐわけだから、そんなに混沌の力を引き出さないんだって。重破斬(ギガ・スレイブ)に至っては、実際のところは召喚魔法――――エルのね。だから、発動と同時に吹き出すエネルギーっていうのは、術者じゃなくエルが管理しているから、問題ないらしいわ」
「ふーん……」
 アメリアが納得したように声をだす。
「で、今回教えてもらった魔法っていうのが『分離』魔法らしいの。これでヴォルフィードの魂と、今使ってる肉体とを引き離すんだって。で、分離した後、魂は混沌に帰さなきゃでしょ? その時、一旦混沌への入り口を開くから、すんごい量のエネルギーがでるらしいのよ。そもそも、魂を混沌に帰すっていう動作そのものが、輪廻の流れに関わってくること。つまり、本来ならエルしか踏み入ることのできない領域なわけだから、あたしごときが扱えるはずない。そのままにしておくと、あたしも引きずられて混沌の海に落ちちゃう。だからナーシャの力で、あたしをこっちの世界に引っぱり返すんだってさ」
「どうしてナーシャにそんな芸当ができるんだ?」
 この問いには、エルが答えた。
 今の今まで、力の使い方・リナの留め方などナーシャにをレクチャーしていた彼女が、不意にゼルガディスの背後に現れる。
 彼女は不気味な笑みをその端整な顔に浮かべ、努めて低い声で、
『そ〜れ〜は〜ね〜〜〜〜、ナ〜シャには混沌に対する抵抗力があるからよ〜〜〜〜』
「ぅわあっ!!?」
 慌てて後退るゼルガディス。
 自称・クールな魔剣士、台無しである。
 クスクスと笑うエルに、アメリアは小首を傾げ、
「エルさんて…………ぢつはお茶目?」
『んふふふ♪ 真面目な奴ってからかうと面白いのよね〜〜〜〜♪』
「…………それよりもっ。何なんだ、その『抵抗力』っつーのは」
『言葉のまんまよ。深く考えない方がいいわ』
 憮然とした表情で軽く舌打ちするゼルガディスを、エルは満面の笑みを浮かべたまま軽くかわし、そう言った。
 だが、次の瞬間には真剣な面持ちでリナを振り返る。
『いい、リナ。もう一度言っとくけど、間違ってもあんた一人で制御しようなんて思わないでよ。絶対無理だから。この魔法は、あんたとナーシャ、それに混沌の力の放出を押さえるあたしがいないとコントロールできないんだからね』
「……………………つまり、あたし一人じゃ使えないって事?」
『そう』
「………………………………」
 途端に沈黙するリナ。
 エルの言ったことは、自分の魔法のストックが増えると舞い上がっていたリナを、完全に地に落とした。一人では使えないなら、ストックが増えることにはならない。その事を、優秀な彼女は即座に理解した。
 表情はニコニコ笑顔のまま、顔色だけがみるみる変わっていく。ほんのりとした朱色から蒼・白を経てやがて土色に――――…………
「って! リナさん!? しっかりしてくださいっ!!」
「お〜い、この顔色ヤバクないか〜〜?」
『んふふ♪ やっぱりリナもおもしろいわね♪』
 慌てるアメリア。いつも通りのガウリイ。くすくすと笑い続けるエル。
 そんな三人を順々に見やって、ゼルガディスはこっそり嘆息した。


 さてさて。
 そんなこんなで盛り上がっているリナ達の後方では、竜族三人とリコルヌ夫妻、それにウィン=コバルトが少し表情を険しくしていた。
「…………ヴァル……、どうですか? 何か感じますか?」
 先ほどから瞑想でもするかのように目を閉じている長髪の青年に、フィリアが不安げな声で問う。ヴォルフィードが、ヴァルの中に残っている『闇を撒く者(ダーク・スター)』の気配――――彼女は嗅覚でかぎ取ったらしいので、香りと言うべきだろうか――――を追跡して襲撃してきた事に倣い、こちらでもヴォルフィードの気配が掴めないかと考え、実践しているのである。
 精神を集中しその気配を探っていたヴァルが、不意にその琥珀色の瞳を露わにする。
「…………どうだ?」
「…………居る。方角から言って、多分あんたの仕えていた神殿」
「…………そうか…………」
 エイジュは深く息を吐いた。
「…………まァ、よかった…………のカナ? 下手に暴れ回られるよりは…………」
「そう考えんとしかたなさそうだな」
 ナーシャは小さく呟いて、ちらりっ、とその瞳をエイジュに向けた。
 ――――今回の事件、一番の被害者は間違いなくこの竜族の男性だ。
 彼は二年前の『闇を撒く者(ダーク・スター)』との一件とは何の関わりもないのに、大勢の仲間を殺され、彼が使えていた神殿をも破壊された。見事な造りの前庭は、彼女の攻撃で見る影も無いという…………。
 ふと。見られていることに気づいたのだろう。エイジュがナーシャを振り返る。
 ナーシャは、気の毒そうに彼を見つめ、微笑んだ。嫌みを感じさせない微笑みに、エイジュも口元を少しだけ弛める。
 すると。
「見つめあってんじゃねぇ」
 不機嫌そうな声でファレスが二人の間に割って入った。ナーシャに対する独占欲丸出しで、己と同じくらいの身長の青年を睨みつける。
 ナーシャが慌てて、
「ファレス。別に深い意味はない。エイジュ殿を睨むのは御門違いだぞ」
「わぁってる。それでもヤなの。俺は」
 拗ねた子供の様に口を尖らせるファレス。それに、ナーシャは呆れ、エイジュは吹き出した。
 緊張感が、霧散していく。
「くっ…………ははは…………っ。……そ、そなた等は…………っ」
「雰囲気ぶち壊しネv」
「うっせーな」
 エイジュどころかウィンにまで笑われ、ファレスはつまらなそうな顔をした。踵(きびす)を返してリナ達の方へと向かう。もちろん、片手はしっかりとナーシャの腕を掴んで。
 彼と彼が無理矢理引っぱっていったナーシャの後ろ姿が遠くなった頃、詰めていた息を漸く吐き出したフィリアが、
「……ナーシャさんも、大変な人と一緒になってたんですね……。
 ファレスさんって、つかみ所がない、飄々とした方かと思ってたんですけど…………。…………なんていうか、リナさん達とはまた違った意味ですごい方だったんですね…………」
「オレは、あのメンバーでなら、多分一番アイツと馬が合うぞ」
 コキコキと手首の関節を鳴らしながらヴァルが続ける。
「おそらく、アイツ元々は人付き合いが得意なタイプじゃないんだ。それが何とかしてコミニケーションをとろうとしてるから、そう感じるんじゃないか?」
「…………そうなのかしら?」
 うーむ、と唸るフィリア。
 どうも納得できないらしい。
 そこへ、ナーシャとは十年来…………つまり、彼女が結婚する前からの旧知の仲であるウィン=コバルトがにこにこ笑いながら、
「ヴァル君っ、大正解っ♪ ファレス君があーなったのは、ナーシャと結婚する少し前なんダ。つまり、ナーシャとの出会いが彼を変えたンダヨネvv」
「…………愛の力…………ってヤツですか?」
「ンフフっvv ま・いいんじゃない? ナーシャも言葉にはしてないけど、そーとーファレス君のコト愛しちゃってるみたいダシィ♪」
 キャッ♪ と言わんばかりのポーズをとってはしゃぐウィンに、ヴァルとエイジュは全身がかゆくなるのを感じた。フィリアはといえば、ウィンとまではいかなくても、リコルヌ夫妻のもう見えない後ろ姿を見つめつつ、「…………イイ…………v」とかなんとか言っている始末である。
 このかゆい話題からどうにかして抜け出そうと、あまり話す事が得意ではないヴァルが、
「…………そういえば、いつまで隠しとくんだ?」
「エ?」
「…………あんたの正体だよ。なんせそこの空竜(エア・ドラゴン)と一緒にウチに押しかけてきて『他の人にアタシの正体言わないでネv』だろ。
 気になるじゃねえか。なんで言わないんだ?」
「…………バラすと色々厄介だからネ。それに、バラしたら問答無用でリナチャンに使われソーだシ」
「…………それはそうですね…………」
 フィリアは気の毒そうな視線でウィン=コバルトを見た。
 だから、気付かなかった。
 何とか話題の転換に成功したヴァルが、安堵のため息を漏らしていた事に。



「えーっと……。今この辺? リナ=インバース達」
「…………」
「……ところで、何であなたは僕と一緒に行動してるんだい?」
「…………」
「…………我が君は相変わらず精神世界面(アストラル・サイド)から出てこれないし…………っていうか、ゼロス。何かしゃべってよ」
 視覚が頼りにならない空間で、彼は後ろを振り返った。
 水を被ったかのようなしなしなの髪と深海の瞳を持つこの青年は、魔族の間でもかなり異端視されている高位魔族・覇王神官(プリースト)グロウ。普段は穏和な笑みを浮かべる、柔らかで端整なその顔だが、今は少々機嫌が悪いらしく、眉間に薄くシワが刻まれている。話しかけているにも関わらず、己の後方を歩く青年――――いや、青年の姿をとっている高位魔族・獣神官(プリースト)ゼロスが何も言葉を返さないせいだろう。
 多少棘の生えたグロウの言葉に、ゼロスは煩わしそうに伏せていた紫暗の瞳を露わにした。
「…………何で僕があなたなんかと会話しなくちゃいけないんですか…………」
「寂しいじゃない、言葉が返ってこないのって」
 ちっとも寂しくなんてなさそうな、あっけらかんとした表情でグロウ。
 ――――『寂しい』……。なんて似合わない言葉だろう。
 ゼロスは胸の奥底から込み上げてくる嫌悪感に、我知らず身震いした。
 やはり、こいつは嫌いだ。
「…………勘違いしないで下さい。僕が好きこのんであなたに付いて来ているわけないじゃないですか…………。僕はあくまで、エル様のご命令に従っているだけです」
「? 金色(こんじき)の君に何を命じられてるの?」
「『目を離すと何をしでかすかわからないサド魔族を見張れ』」
「うーわー……」
 全ての存在(もの)の母にまで『サド魔族』と呼ばれてしまい、グロウは乾いた笑みを浮かべることしかできない。
 彼を辟易しているゼロスは実に嫌そうに、
「自業自得ですよ。何でも、シェーラさんが混沌に帰っていった時、彼女の魂は非道い有様だったそうですよ。…………まぁ、滅ぶ直前に覇王(ダイナスト)様がいぢめたせいもありますけど。
 …………あそこまで痛めつけたのは、あなたなんでしょう?」
「あははは」
 朗らかな笑い声を上げつつ明後日の方向を見るグロウ。その頬に汗が一筋流れているのを、ゼロスは見逃さなかった。
 グロウの背中を半眼で睨んだまま、静かな声音で、
「…………エル様、おっしゃってましたよ。…………自分に泣きついてきた魂は初めてだったと…………」
 グロウは、笑ったまま動かなかった。





 無数の、小さな音が聞こえる。
 無機質な……それでいて、何故だか悲しみが込み上げてくる音。鎖が何か硬い物にこすれる音だ。
 それは、主の名が刻まれていない、墓。
 視界がとどく範囲だけでは収まりきらない程の、無数の。
 乾いた口唇で、リナが、
「こ…………これ…………」
「ああ、我が作ったのだ。そのまま野ざらしにしておくワケにもいかなかったからな。
 …………残念ながら、遺体を見ても同志の誰だかまではわからなかったので、名は刻めなかったが…………」
 そう、己を自嘲するように笑うエイジュの隣に、まずフィリアが座り込んだ。名の刻まれていない墓の前に。
 小さく祈りの言葉を唱える。リナ達も、それにならった。
「…………彼らは、勇敢な戦士達だったのしょうね…………」
 アメリアが誰ともなしに呟く。その言葉は、広大な敷地――――元は見事な前庭だったらしい――――に飲み込まれた。



 風が、吹く。
 空竜王(エア・ロード)の恵みの風が。
 先ほどまであれほど荒(すさ)んでいた風。
 しかし、今は死者の霊を慰めるかのように優しい。
 その風が、今『彼女』の身体をも撫でているというのは、あまりと言えばあまりな皮肉。

 リナ達のマントが、風を孕む。
 全てのモノが風に動かされている中で、やはりエルだけは静止したままだった。
 そして、そのエルを見つめる双眸。
 水面の瞳。
 この世に残された哀れな『残り香』。
 ヴォルフィードはリナ達と同じように、その長い淡黄白色の髪を弄ばれながら、静かにエルを見つめていた。  



 

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19019オアシス〜〜〜〜(感涙)たかこ 2001/12/19 23:23:03
記事番号19018へのコメント


こんにちは。白河さん。
いろいろ、やらなくちゃならない事をやっている現在。
続きだぁ〜〜〜〜〜vv
うっれしいな♪

> リナ=インバース。
> その名前は人間達に限らず、魔族・神族・竜族の間でも伝説と化している。
> 盗賊殺し(ロバーズ・キラー)・ドラまたなど、そういった異名だけでも数知れず。
> 魔王を倒すこと二回。彼女を利用しようとし、結果として滅ぼされた腹心二人、殺されたのが一人。さらにその腹心の部下は三人滅ぼされている。そして二年前。召喚された異界の神・魔の融合体『闇を撒く者(ダーク・スター)』をも倒して見せた。
> いったいどうして脆弱な人間が…………と考える者も少なくない。だが、その考えは彼女に会った瞬間、拭い去られる。
> 人間は、弱くなんて無いのかもしてない、と。
> 光と闇の、その狭間に生きる命。
> それは、限りなく混沌に近い。
> だからこそ、彼女は『全ての存在の母(ロード・オブ・ナイトメア)』の力を使えるのかも知れない。
うみゅ!なるほど!!
なんとも、分かりやすく納得しやすい理由。
「ほぅ」と思わず感嘆の息をはいてしまいました。

>「あ〜はははは♪ これでまた一つ、魔法のストックが増えたのね〜〜〜〜vv」
>「ああ、リナ…………」
>「また人間の限界を一つ、越えてしまったんですね…………」
>「信じられんな」
リナさん、だんだん、人間離れしてくんですね・・・・。

>「……………………つまり、あたし一人じゃ使えないって事?」
>『そう』
>「………………………………」
> 途端に沈黙するリナ。
かなり、ショック受けてますか?リナさん。

>「見つめあってんじゃねぇ」
> 不機嫌そうな声でファレスが二人の間に割って入った。ナーシャに対する独占欲丸出しで、己と同じくらいの身長の青年を睨みつける。
> ナーシャが慌てて、
>「ファレス。別に深い意味はない。エイジュ殿を睨むのは御門違いだぞ」
>「わぁってる。それでもヤなの。俺は」
ファレスさん、やきもち焼きv
ナーシャも大変だねぇ〜。
なんか好きvこの夫婦vv
いい感じだし♪

> グロウの背中を半眼で睨んだまま、静かな声音で、
>「…………エル様、おっしゃってましたよ。…………自分に泣きついてきた魂は初めてだったと…………」
> グロウは、笑ったまま動かなかった。
もしかして、シェーラさんすっごく不幸キャラ?
もしや、最後にリナに笑みを浮かべたのは「これでやっといぢめから開放される・・・・」と思ったからとか(笑)

> この世に残された哀れな『残り香』。
> ヴォルフィードはリナ達と同じように、その長い淡黄白色の髪を弄ばれながら、静かにエルを見つめていた。  
なにやら、シリアスが始まりそうな予感?

続き楽しみですv

ではでは。

たかこ。



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19028Oasis〜〜〜〜(洋楽←待て)白河綜 E-mail 2001/12/20 00:09:26
記事番号19019へのコメント

たかこさんは No.19019「オアシス〜〜〜〜(感涙)」で書きました。


>こんにちは。白河さん。

 こんにちは。たかこさん♪

>いろいろ、やらなくちゃならない事をやっている現在。

 とにかく英語がヤバい現在…………(死)

>続きだぁ〜〜〜〜〜vv
>うっれしいな♪

 うっふっふ〜〜〜〜(?)
 ホントにそろそろ終わらないと、続きが3月になってしまうので…………(汗)


>> リナ=インバース。
>> その名前は人間達に限らず、魔族・神族・竜族の間でも伝説と化している。
>> 盗賊殺し(ロバーズ・キラー)・ドラまたなど、そういった異名だけでも数知れず。
>> 魔王を倒すこと二回。彼女を利用しようとし、結果として滅ぼされた腹心二人、殺されたのが一人。さらにその腹心の部下は三人滅ぼされている。そして二年前。召喚された異界の神・魔の融合体『闇を撒く者(ダーク・スター)』をも倒して見せた。
>> いったいどうして脆弱な人間が…………と考える者も少なくない。だが、その考えは彼女に会った瞬間、拭い去られる。
>> 人間は、弱くなんて無いのかもしてない、と。
>> 光と闇の、その狭間に生きる命。
>> それは、限りなく混沌に近い。
>> だからこそ、彼女は『全ての存在の母(ロード・オブ・ナイトメア)』の力を使えるのかも知れない。
>うみゅ!なるほど!!
>なんとも、分かりやすく納得しやすい理由。
>「ほぅ」と思わず感嘆の息をはいてしまいました。

 えっ!?(汗)
 ごっ、ごめんなさい!! 実はテキトーなのです!!(滝汗) っていうより、何となくソレっぽい単語を組み合わせたというか…………(汗)

>>「あ〜はははは♪ これでまた一つ、魔法のストックが増えたのね〜〜〜〜vv」
>>「ああ、リナ…………」
>>「また人間の限界を一つ、越えてしまったんですね…………」
>>「信じられんな」
>リナさん、だんだん、人間離れしてくんですね・・・・。

 ふふふふ(汗)
 あ、ちなみに、白河のリナさんは多分(強調)人間のままですね。たかこさんや他の方々のような設定も面白いな♪ とか思ってるんですが、難しい事は考えられないので、設定が立てられません(泣) それに、面白い設定のお話をたくさん読んでしまったので、きっとどれかと被ってしまいます(ううう……)

>>「……………………つまり、あたし一人じゃ使えないって事?」
>>『そう』
>>「………………………………」
>> 途端に沈黙するリナ。
>かなり、ショック受けてますか?リナさん。

 えーっと、リナさんからお言葉を預かってまいりました。
 曰く、「……これでねえちゃんに怯える日々とおさらばできると思ったのに……」だそうです。
ルナ:何? それリナが言ったの?
 うわぁ!? 一話以来お久しぶりのルナさん!!?
 
>>「見つめあってんじゃねぇ」
>> 不機嫌そうな声でファレスが二人の間に割って入った。ナーシャに対する独占欲丸出しで、己と同じくらいの身長の青年を睨みつける。
>> ナーシャが慌てて、
>>「ファレス。別に深い意味はない。エイジュ殿を睨むのは御門違いだぞ」
>>「わぁってる。それでもヤなの。俺は」
>ファレスさん、やきもち焼きv
>ナーシャも大変だねぇ〜。
>なんか好きvこの夫婦vv
>いい感じだし♪

 ありがとうございます♪
 ファレス君はやきもち大王なので♪(待て)
 しかし、えらく個性的な夫婦になってしまいました…………(はぁ←ため息)

>> グロウの背中を半眼で睨んだまま、静かな声音で、
>>「…………エル様、おっしゃってましたよ。…………自分に泣きついてきた魂は初めてだったと…………」
>> グロウは、笑ったまま動かなかった。
>もしかして、シェーラさんすっごく不幸キャラ?
>もしや、最後にリナに笑みを浮かべたのは「これでやっといぢめから開放される・・・・」と思ったからとか(笑)

 そうだったらどうしよう(笑)
 何にしても、エル様に泣きつく程ですからね。裏設定では、エル様は混沌に帰ってきた魂を輪廻の流れに乗せる前に、ひとしきりからかって遊ぶのですが、シェーラちゃんの場合はエル様が声をかけるより先に、「エル様あぁぁあああぁぁぁあぁああああぁぁぁぁぁぁぁあぁっ!! もうイヤですっ!! もうグロウのいる時代はイヤなんですうううぅぅぅううううぅぅぅうぅぅぅぅぅぅぅっっ!!!」と泣きながら引っ付いてきたそうです(笑)
 仕方ないので、慰め落ち着けてから輪廻の流れにのせたそうです。
 グロウ君と同じ時代に転生するように(大笑←鬼)

>> この世に残された哀れな『残り香』。
>> ヴォルフィードはリナ達と同じように、その長い淡黄白色の髪を弄ばれながら、静かにエルを見つめていた。  
>なにやら、シリアスが始まりそうな予感?

 そうなのです!!

 シリアス苦手!! 戦闘シーン苦手!!
 どうしましょうっ!?(訊くな)
 
>続き楽しみですv

 ぐはっ…………(苦)

>ではでは。
>たかこ。

 ありがとうございました♪

 それでは。


 お休みなさいです♪
 白河綜でした♪




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19035シェーラさんに合掌むくぅ E-mail URL2001/12/20 17:47:43
記事番号19018へのコメント

 とりあえず今は亡き覇王将軍さんの冥福を祈りまくりたいむくぅなのです。
 泣きつくほど……(汗) 一体どんなことをやったのですか。グロゥさん。
「僕じゃナイしッ! あっちの僕に聞けば?」
 何か怖くなったので。代わりに聞いてきてくださいのですぅぅぅう。
「ええぃッ! 泣きつくナっ!」
「ピエロ魔族。そういう時はこうすればいいんだよ♪」
 (さくっ。)
「……目潰し……」
「これで静かになったよV」
「……なんか評議長が壊れてしまったらしいので、今日はこれで撤退」

 (間)

 ……そ、それでは今回の感想をッ!
 今回は、とりあえずリナさん人外の者計画進行中、と(爆発)
 (早々と復活)……それと、女性陣の恋愛話に花が咲いていましたねッ! ヴァルさん頑張れッ! 耐えるんだッ! とりあえずエイジュさんを同志に(とりあえず?)
 あとはもちろんグロウさんがっ!
 名前を打つと愚弄とか出るのが彼らしい(待て)と思いつつ、シェーラさん混沌の海にいけてよかったねと!
 そしてフィーさん……彼女のL様への感情というものがどのようなものかは察しがたいのですが……あああああ(言葉にならないらしい)
「暴走し始めたらしいンでかかと落としッ!」
 (どかッ)
「おお見事(拍手)」
「なんかレスって言うより僕らの宴会芸みたいな感じになってきたケド……」
「まぁまぁ、汗かかないで。
 とりあえず、すいません白河さん。それでは」

 (後には血まみれの物体が残され、血文字で『ごめんなさい』と書かれている……本当にごめんなさい(汗))


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19043そして不幸は果てしなく……。白河綜 E-mail 2001/12/20 21:10:31
記事番号19035へのコメント

むくぅさんは No.19035「シェーラさんに合掌」で書きました。


 こんにちはv むくぅさん♪
 サド魔族の母です♪(死)

> とりあえず今は亡き覇王将軍さんの冥福を祈りまくりたいむくぅなのです。

 ああああああああ(汗) ありがとうございます、祈ってくださって。取りあえず、来世も不幸決定です、シェーラちゃん(鬼) 何でもエル様が仰るには、次の生でもグロウ君と一緒に転生するということらしいので。つまり、グロウ君がお亡くなりにならないと転生できないという…………(笑えない)

> 泣きつくほど……(汗) 一体どんなことをやったのですか。グロゥさん。
>「僕じゃナイしッ! あっちの僕に聞けば?」
> 何か怖くなったので。代わりに聞いてきてくださいのですぅぅぅう。

グロウ:え〜。大したことしてないよ?
 君を基準にしちゃだめですってば!!
 
>「ええぃッ! 泣きつくナっ!」
>「ピエロ魔族。そういう時はこうすればいいんだよ♪」
> (さくっ。)
>「……目潰し……」
>「これで静かになったよV」

 あああああっ!? むくぅさんが!!?
グロウ:あなたもお揃い♪
 え……
  (さくっ♪)
グロウ:ふぅ……。こっちも静かになった…………。

>「……なんか評議長が壊れてしまったらしいので、今日はこれで撤退」
>
> (間)

 あ、還ってしまわれた…………。
グロウ:うわ。早いよ、生き返るの。
 ふふふっ。あれくらいじゃ死にませんよ!!
グロウ:…………骨まで貫通させたつもりだったんだけど…………。

> ……そ、それでは今回の感想をッ!
> 今回は、とりあえずリナさん人外の者計画進行中、と(爆発)

 ふふふふふ(怪)
 はっきりいって、最早人間の限界は超えてますからね、リナ。でも、白河が書くリナさんは、一応(強調)、魔族になったりはしないで、人間じゃない人間(意味不明)のままでいてもらう予定なのです。

> (早々と復活)……それと、女性陣の恋愛話に花が咲いていましたねッ! ヴァルさん頑張れッ! 耐えるんだッ! とりあえずエイジュさんを同志に(とりあえず?)

 取りあえず(笑)
 なんでか白河の中で、フィリアさんは甘い系のお話がお好きになっているのです。対してヴァル君。彼は苦手組(お約束)
 ちなみに、エイジュさんは……どっちなのでしょう?(待て)

> あとはもちろんグロウさんがっ!
> 名前を打つと愚弄とか出るのが彼らしい(待て)と思いつつ、シェーラさん混沌の海にいけてよかったねと!

シェーラ:ありがとうっ!!(感涙)
     ついでに聞いてくれない!? あのサド愚弄……じゃない愚老…………違う!! あのグロウのヤツ、途中までついて来たのよ!? 信じらんない!! しかもヒトが滅ぶ直前まで気にしていた数々の事をグイグリグリグリ…………。

> そしてフィーさん……彼女のL様への感情というものがどのようなものかは察しがたいのですが……あああああ(言葉にならないらしい)

 決して、怪しい感情ではありません!!(激しく待て)

>「暴走し始めたらしいンでかかと落としッ!」
> (どかッ)
>「おお見事(拍手)」

 ああっ、また!? ハーリアさん!! 拍手なんてしないで復活かけてさしあげて下さい!!(滝汗)

>「なんかレスって言うより僕らの宴会芸みたいな感じになってきたケド……」
>「まぁまぁ、汗かかないで。
> とりあえず、すいません白河さん。それでは」
>
> (後には血まみれの物体が残され、血文字で『ごめんなさい』と書かれている……本当にごめんなさい(汗))

 あやまらないで〜!!
 今回も楽しい(?)レスありがとうございました!!
 2・3日後に再び投稿したいとおもいます!!

 ではでは!
 白河そっ…………って、グロウ君!? まだいたんですか!?
グロウ:悪い? シェーラの気配を感じたんで来てみたんだけど…………いないなら別にあなたでもいいや。
    …………ねぇ、セ○ターまであと一月なんだよ? いいの? 勉強。第一あなたの第一志望の判定…………。














<三時間後>


 ぐっ…………げふっ…………っ!

 そっ…………それではっ……………………。
 白河……綜でし…………




 

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19036vv20vv20vvらん E-mail 2001/12/20 17:54:08
記事番号19018へのコメント

白河綜さんは No.19018「闇の残り香 20」で書きました。

らん:こんにちわ♪らんです♪
   またまた♪です♪あはははははは・・・

> え〜っと……こんにちは。白河綜なのです。
> なんと、この「闇の残り香」シリーズ、今回で二十話目なのです!! 自分が一番びっくりしているです!!

   おめとうございますvv
   私が、今書いている小説・・・実は自分でもビックリしています・・・
   なにしろ、私のオリジとスレパロを吸収しちゃいました(汗)
   ほんと・・作品てどうなるか・・・解りませんね・・・

> まぁ、もっとキチンと書きたいことをまとめて書けば、もうっちょっと短くてすんだと思うのですが…………。

   大丈夫ですよvv私のよりvvわかりやすいですからvv

> 『闇の残り香』、第二十話です!!
> おそらくこの回にてほのぼのは終わり。あとは終わりまで突っ走るのです!!

エル様:あんたも、いつになったら、あの話に入るのかしらね〜〜〜
らん:あうううう・・・・   

> リナ=インバース。
> その名前は人間達に限らず、魔族・神族・竜族の間でも伝説と化している。
> 盗賊殺し(ロバーズ・キラー)・ドラまたなど、そういった異名だけでも数知れず。
> 魔王を倒すこと二回。彼女を利用しようとし、結果として滅ぼされた腹心二人、殺されたのが一人。さらにその腹心の部下は三人滅ぼされている。そして二年前。召喚された異界の神・魔の融合体『闇を撒く者(ダーク・スター)』をも倒して見せた。
> いったいどうして脆弱な人間が…………と考える者も少なくない。だが、その考えは彼女に会った瞬間、拭い去られる。
> 人間は、弱くなんて無いのかもしてない、と。
> 光と闇の、その狭間に生きる命。
> それは、限りなく混沌に近い。
> だからこそ、彼女は『全ての存在の母(ロード・オブ・ナイトメア)』の力を使えるのかも知れない。

らん:きゃ―――――♪表現がいいですねvvv

>「あ〜はははは♪ これでまた一つ、魔法のストックが増えたのね〜〜〜〜vv」
>「ああ、リナ…………」
>「また人間の限界を一つ、越えてしまったんですね…………」
>「信じられんな」
> はぁ、と最後にため息を漏らしたのは、この強風にも負けない鋼の髪を持つゼルガディスだ。

らん:あはははは!!ゼルの髪は乱れていないのですね!!
   それにしても、リナ!!恐るべし!!

>「唯一の救いと言えば、今回の魔法はナーシャさんの力も借りないと使えない、って事ですね…………」

   それでも、凄いと思います!!

>「エルが言うには、エネルギー量の違いらしいわ。
> 神滅斬(ラグナ・ブレード)は破壊するためだけに力を注ぐわけだから、そんなに混沌の力を引き出さないんだって。重破斬(ギガ・スレイブ)に至っては、実際のところは召喚魔法――――エルのね。だから、発動と同時に吹き出すエネルギーっていうのは、術者じゃなくエルが管理しているから、問題ないらしいわ」
>「ふーん……」
> アメリアが納得したように声をだす。
>「で、今回教えてもらった魔法っていうのが『分離』魔法らしいの。これでヴォルフィードの魂と、今使ってる肉体とを引き離すんだって。で、分離した後、魂は混沌に帰さなきゃでしょ? その時、一旦混沌への入り口を開くから、すんごい量のエネルギーがでるらしいのよ。そもそも、魂を混沌に帰すっていう動作そのものが、輪廻の流れに関わってくること。つまり、本来ならエルしか踏み入ることのできない領域なわけだから、あたしごときが扱えるはずない。そのままにしておくと、あたしも引きずられて混沌の海に落ちちゃう。だからナーシャの力で、あたしをこっちの世界に引っぱり返すんだってさ」

    おおお!!なるほど!!

>「どうしてナーシャにそんな芸当ができるんだ?」
> この問いには、エルが答えた。
> 今の今まで、力の使い方・リナの留め方などナーシャにをレクチャーしていた彼女が、不意にゼルガディスの背後に現れる。
> 彼女は不気味な笑みをその端整な顔に浮かべ、努めて低い声で、
>『そ〜れ〜は〜ね〜〜〜〜、ナ〜シャには混沌に対する抵抗力があるからよ〜〜〜〜』

らん:そこらへんが、エル様が、ナーシャに深く関わっている理由なんですか?
エル様:・・・・
    ナーシャに関しては、深い、深い、訳が・・・
    って!!あんたに!!今!!教える訳無いでしょ!!
らん:エ・エルルルルル様ぁぁぁぁああぁぁぁぁ!!!
   鎌を持ち出すのは、止めて下さい!!!!

>「ぅわあっ!!?」
> 慌てて後退るゼルガディス。
> 自称・クールな魔剣士、台無しである。
> クスクスと笑うエルに、アメリアは小首を傾げ、
>「エルさんて…………ぢつはお茶目?」
>『んふふふ♪ 真面目な奴ってからかうと面白いのよね〜〜〜〜♪』

エル様:ついでに♪あんたをからかうのも♪結構面白いのよね♪
らん:はう!!私ですか!!
エル様:そう♪

> エルの言ったことは、自分の魔法のストックが増えると舞い上がっていたリナを、完全に地に落とした。一人では使えないなら、ストックが増えることにはならない。その事を、優秀な彼女は即座に理解した。
> 表情はニコニコ笑顔のまま、顔色だけがみるみる変わっていく。ほんのりとした朱色から蒼・白を経てやがて土色に――――…………
>「って! リナさん!? しっかりしてくださいっ!!」
>「お〜い、この顔色ヤバクないか〜〜?」
>『んふふ♪ やっぱりリナもおもしろいわね♪』
> 慌てるアメリア。いつも通りのガウリイ。くすくすと笑い続けるエル。
> そんな三人を順々に見やって、ゼルガディスはこっそり嘆息した。

らん:リナもですか?
エル様:リナだけじゃないわよvvv部下とかvv

>「見つめあってんじゃねぇ」
> 不機嫌そうな声でファレスが二人の間に割って入った。ナーシャに対する独占欲丸出しで、己と同じくらいの身長の青年を睨みつける。
> ナーシャが慌てて、
>「ファレス。別に深い意味はない。エイジュ殿を睨むのは御門違いだぞ」
>「わぁってる。それでもヤなの。俺は」
> 拗ねた子供の様に口を尖らせるファレス。それに、ナーシャは呆れ、エイジュは吹き出した。
> 緊張感が、霧散していく。
>「くっ…………ははは…………っ。……そ、そなた等は…………っ」
>「雰囲気ぶち壊しネv」
>「うっせーな」
> エイジュどころかウィンにまで笑われ、ファレスはつまらなそうな顔をした。踵(きびす)を返してリナ達の方へと向かう。もちろん、片手はしっかりとナーシャの腕を掴んで。

らん:独占欲まるだし♪
   でも、そこまで思ってくれるのは、ナーシャにとっては幸せでしょう。
   きっとvv

> そこへ、ナーシャとは十年来…………つまり、彼女が結婚する前からの旧知の仲であるウィン=コバルトがにこにこ笑いながら、
>「ヴァル君っ、大正解っ♪ ファレス君があーなったのは、ナーシャと結婚する少し前なんダ。つまり、ナーシャとの出会いが彼を変えたンダヨネvv」
>「…………愛の力…………ってヤツですか?」
>「ンフフっvv ま・いいんじゃない? ナーシャも言葉にはしてないけど、そーとーファレス君のコト愛しちゃってるみたいダシィ♪」
> キャッ♪ と言わんばかりのポーズをとってはしゃぐウィンに、ヴァルとエイジュは全身がかゆくなるのを感じた。フィリアはといえば、ウィンとまではいかなくても、リコルヌ夫妻のもう見えない後ろ姿を見つめつつ、「…………イイ…………v」とかなんとか言っている始末である。
> このかゆい話題からどうにかして抜け出そうと、あまり話す事が得意ではないヴァルが、
>「…………そういえば、いつまで隠しとくんだ?」
>「エ?」
>「…………あんたの正体だよ。なんせそこの空竜(エア・ドラゴン)と一緒にウチに押しかけてきて『他の人にアタシの正体言わないでネv』だろ。
> 気になるじゃねえか。なんで言わないんだ?」
>「…………バラすと色々厄介だからネ。それに、バラしたら問答無用でリナチャンに使われソーだシ」
>「…………それはそうですね…………」
> フィリアは気の毒そうな視線でウィン=コバルトを見た。
> だから、気付かなかった。
> 何とか話題の転換に成功したヴァルが、安堵のため息を漏らしていた事に。

らん:あはははは!!ヴァル!!こうゆう話!!苦手そうですからね〜〜〜


> 多少棘の生えたグロウの言葉に、ゼロスは煩わしそうに伏せていた紫暗の瞳を露わにした。
>「…………何で僕があなたなんかと会話しなくちゃいけないんですか…………」
>「寂しいじゃない、言葉が返ってこないのって」
> ちっとも寂しくなんてなさそうな、あっけらかんとした表情でグロウ。
> ――――『寂しい』……。なんて似合わない言葉だろう。
> ゼロスは胸の奥底から込み上げてくる嫌悪感に、我知らず身震いした。
> やはり、こいつは嫌いだ。
>「…………勘違いしないで下さい。僕が好きこのんであなたに付いて来ているわけないじゃないですか…………。僕はあくまで、エル様のご命令に従っているだけです」

らん:お役所仕事のゼロス君vv
エル様:これからは、部下Sじゃなくて、ゼロスをやっぱり、
    頻繁に使おうかしら?
らん:エル様・・・なにも、そんなに、真剣に考えなくても・・・
エル様:あいつ!!本当に!!使えないのよ!!

>「? 金色(こんじき)の君に何を命じられてるの?」
>「『目を離すと何をしでかすかわからないサド魔族を見張れ』」
>「うーわー……」
> 全ての存在(もの)の母にまで『サド魔族』と呼ばれてしまい、グロウは乾いた笑みを浮かべることしかできない。

らん:ですよね・・・
エル様:事実じゃない。

> 彼を辟易しているゼロスは実に嫌そうに、
>「自業自得ですよ。何でも、シェーラさんが混沌に帰っていった時、彼女の魂は非道い有様だったそうですよ。…………まぁ、滅ぶ直前に覇王(ダイナスト)様がいぢめたせいもありますけど。
> …………あそこまで痛めつけたのは、あなたなんでしょう?」
>「あははは」
> 朗らかな笑い声を上げつつ明後日の方向を見るグロウ。その頬に汗が一筋流れているのを、ゼロスは見逃さなかった。
> グロウの背中を半眼で睨んだまま、静かな声音で、
>「…………エル様、おっしゃってましたよ。…………自分に泣きついてきた魂は初めてだったと…………」
> グロウは、笑ったまま動かなかった。

らん:・・・エル様・・・
   シューラ・・来世では、彼と出会わないようにしてあげてください。
エル様:そうね・・・

> 無数の、小さな音が聞こえる。
> 無機質な……それでいて、何故だか悲しみが込み上げてくる音。鎖が何か硬い物にこすれる音だ。
> それは、主の名が刻まれていない、墓。
> 視界がとどく範囲だけでは収まりきらない程の、無数の。
> 乾いた口唇で、リナが、
>「こ…………これ…………」
>「ああ、我が作ったのだ。そのまま野ざらしにしておくワケにもいかなかったからな。
> …………残念ながら、遺体を見ても同志の誰だかまではわからなかったので、名は刻めなかったが…………」
> そう、己を自嘲するように笑うエイジュの隣に、まずフィリアが座り込んだ。名の刻まれていない墓の前に。
> 小さく祈りの言葉を唱える。リナ達も、それにならった。
>「…………彼らは、勇敢な戦士達だったのしょうね…………」
> アメリアが誰ともなしに呟く。その言葉は、広大な敷地――――元は見事な前庭だったらしい――――に飲み込まれた。

らん:・・・救われますように・・・

> 風が、吹く。
> 空竜王(エア・ロード)の恵みの風が。
> 先ほどまであれほど荒(すさ)んでいた風。
> しかし、今は死者の霊を慰めるかのように優しい。
> その風が、今『彼女』の身体をも撫でているというのは、あまりと言えばあまりな皮肉。
>
> リナ達のマントが、風を孕む。
> 全てのモノが風に動かされている中で、やはりエルだけは静止したままだった。
> そして、そのエルを見つめる双眸。
> 水面の瞳。
> この世に残された哀れな『残り香』。
> ヴォルフィードはリナ達と同じように、その長い淡黄白色の髪を弄ばれながら、静かにエルを見つめていた。  

らん:ヴォルフィードさんが、救われますように・・・・
エル様:フィー・・・か・・・
らん:私、キャナル好きなので、祈ります。
   それでは、私は、これにて失礼いたします。
   受験勉強で、体を壊さないようにしてください。
   これからは、本当に大事な時期ですから。
エル様:・・・・で・・・
    どうして・・・逃げる準備をしているのかしら?
らん:え〜と・・・
   第二部の続きを書きを書きに・・・・
エル様:あらvvじゃvv今日中に幾つか打ち込みなさいvv
らん:はう!!
エル様:無理なの?
らん:え〜〜〜〜と〜〜〜〜
エル様:視線が泳いでいるということは・・・・
    んふふふふふふふふふ

    エル様、ラジオを取り出し再生する・・・
     やがて・・・らんの悲鳴が響き渡る・・・・
エル様:じゃねvvv

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19045ラジオ……ラジオ…………(滝汗)白河綜 E-mail 2001/12/20 21:38:36
記事番号19036へのコメント

らんさんは No.19036「vv20vv20vv」で書きました。


>らん:こんにちわ♪らんです♪
>   またまた♪です♪あはははははは・・・

 にょほほほほ(怪)
 こんにちは♪ 日付変更線の向こう側に去ってしまいたい白河綜です(待て)

>> なんと、この「闇の残り香」シリーズ、今回で二十話目なのです!! 自分が一番びっくりしているです!!
>
>   おめとうございますvv
>   私が、今書いている小説・・・実は自分でもビックリしています・・・
>   なにしろ、私のオリジとスレパロを吸収しちゃいました(汗)
>   ほんと・・作品てどうなるか・・・解りませんね・・・

 わかりませんね(笑) バラしてしまいますが、白河の作品(このシリーズじゃなくて、以前書いてた「希少価値〜」シリーズ)にエル様を出す予定じゃありませんでした(笑)
 でも、エル様がお出になっていなければ、この作品もなかったわけで…………。ううん、奥が深い…………。

>> まぁ、もっとキチンと書きたいことをまとめて書けば、もうっちょっと短くてすんだと思うのですが…………。
>
>   大丈夫ですよvv私のよりvvわかりやすいですからvv

 そんなことないのです!!(滝汗)

>> 『闇の残り香』、第二十話です!!
>> おそらくこの回にてほのぼのは終わり。あとは終わりまで突っ走るのです!!
>
>エル様:あんたも、いつになったら、あの話に入るのかしらね〜〜〜
>らん:あうううう・・・・   

 うふふふふ♪ エル様、責めちゃいやv(死)


>> リナ=インバース。
>> その名前は人間達に限らず、魔族・神族・竜族の間でも伝説と化している。
>> 盗賊殺し(ロバーズ・キラー)・ドラまたなど、そういった異名だけでも数知れず。
>> 魔王を倒すこと二回。彼女を利用しようとし、結果として滅ぼされた腹心二人、殺されたのが一人。さらにその腹心の部下は三人滅ぼされている。そして二年前。召喚された異界の神・魔の融合体『闇を撒く者(ダーク・スター)』をも倒して見せた。
>> いったいどうして脆弱な人間が…………と考える者も少なくない。だが、その考えは彼女に会った瞬間、拭い去られる。
>> 人間は、弱くなんて無いのかもしてない、と。
>> 光と闇の、その狭間に生きる命。
>> それは、限りなく混沌に近い。
>> だからこそ、彼女は『全ての存在の母(ロード・オブ・ナイトメア)』の力を使えるのかも知れない。
>
>らん:きゃ―――――♪表現がいいですねvvv

 くあああああぁあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁvv そんなこといっていただけるなんて♪ 嬉しいのです。でも、ごめんなさい。適当なのです(汗)

>>「あ〜はははは♪ これでまた一つ、魔法のストックが増えたのね〜〜〜〜vv」
>>「ああ、リナ…………」
>>「また人間の限界を一つ、越えてしまったんですね…………」
>>「信じられんな」
>> はぁ、と最後にため息を漏らしたのは、この強風にも負けない鋼の髪を持つゼルガディスだ。
>
>らん:あはははは!!ゼルの髪は乱れていないのですね!!
>   それにしても、リナ!!恐るべし!!

 鋼の髪ですから!!
 そしてリナさん!! 白河的にS様越えたのではないかと…………(待て)

>>「唯一の救いと言えば、今回の魔法はナーシャさんの力も借りないと使えない、って事ですね…………」
>
>   それでも、凄いと思います!!

 そうですね。だいたい、エル様のと普通に接する事ができること自体、人間業じゃないのです!!

>>「エルが言うには、エネルギー量の違いらしいわ。
>> 神滅斬(ラグナ・ブレード)は破壊するためだけに力を注ぐわけだから、そんなに混沌の力を引き出さないんだって。重破斬(ギガ・スレイブ)に至っては、実際のところは召喚魔法――――エルのね。だから、発動と同時に吹き出すエネルギーっていうのは、術者じゃなくエルが管理しているから、問題ないらしいわ」
>>「ふーん……」
>> アメリアが納得したように声をだす。
>>「で、今回教えてもらった魔法っていうのが『分離』魔法らしいの。これでヴォルフィードの魂と、今使ってる肉体とを引き離すんだって。で、分離した後、魂は混沌に帰さなきゃでしょ? その時、一旦混沌への入り口を開くから、すんごい量のエネルギーがでるらしいのよ。そもそも、魂を混沌に帰すっていう動作そのものが、輪廻の流れに関わってくること。つまり、本来ならエルしか踏み入ることのできない領域なわけだから、あたしごときが扱えるはずない。そのままにしておくと、あたしも引きずられて混沌の海に落ちちゃう。だからナーシャの力で、あたしをこっちの世界に引っぱり返すんだってさ」
>
>    おおお!!なるほど!!

 壊す事より治す方が労力をつかう、みたいな感じなのです♪

>>「どうしてナーシャにそんな芸当ができるんだ?」
>> この問いには、エルが答えた。
>> 今の今まで、力の使い方・リナの留め方などナーシャにをレクチャーしていた彼女が、不意にゼルガディスの背後に現れる。
>> 彼女は不気味な笑みをその端整な顔に浮かべ、努めて低い声で、
>>『そ〜れ〜は〜ね〜〜〜〜、ナ〜シャには混沌に対する抵抗力があるからよ〜〜〜〜』
>
>らん:そこらへんが、エル様が、ナーシャに深く関わっている理由なんですか?
>エル様:・・・・
>    ナーシャに関しては、深い、深い、訳が・・・
>    って!!あんたに!!今!!教える訳無いでしょ!!
>らん:エ・エルルルルル様ぁぁぁぁああぁぁぁぁ!!!
>   鎌を持ち出すのは、止めて下さい!!!!

 ああっ! 待ってエル様!!(滝汗)
 えーっと……。エル様とナーシャのエピソードは次回作になる予定です。…………無謀にもエル様の一人称で書こうとしているという…………(滝汗)

>>「ぅわあっ!!?」
>> 慌てて後退るゼルガディス。
>> 自称・クールな魔剣士、台無しである。
>> クスクスと笑うエルに、アメリアは小首を傾げ、
>>「エルさんて…………ぢつはお茶目?」
>>『んふふふ♪ 真面目な奴ってからかうと面白いのよね〜〜〜〜♪』
>
>エル様:ついでに♪あんたをからかうのも♪結構面白いのよね♪
>らん:はう!!私ですか!!
>エル様:そう♪
>
>> エルの言ったことは、自分の魔法のストックが増えると舞い上がっていたリナを、完全に地に落とした。一人では使えないなら、ストックが増えることにはならない。その事を、優秀な彼女は即座に理解した。
>> 表情はニコニコ笑顔のまま、顔色だけがみるみる変わっていく。ほんのりとした朱色から蒼・白を経てやがて土色に――――…………
>>「って! リナさん!? しっかりしてくださいっ!!」
>>「お〜い、この顔色ヤバクないか〜〜?」
>>『んふふ♪ やっぱりリナもおもしろいわね♪』
>> 慌てるアメリア。いつも通りのガウリイ。くすくすと笑い続けるエル。
>> そんな三人を順々に見やって、ゼルガディスはこっそり嘆息した。
>
>らん:リナもですか?
>エル様:リナだけじゃないわよvvv部下とかvv

 みんな楽しいのです♪ そうでなきゃ、エル様がワザワザ混沌からでてきてまでちょっかいだしませんvv

>>「見つめあってんじゃねぇ」
>> 不機嫌そうな声でファレスが二人の間に割って入った。ナーシャに対する独占欲丸出しで、己と同じくらいの身長の青年を睨みつける。
>> ナーシャが慌てて、
>>「ファレス。別に深い意味はない。エイジュ殿を睨むのは御門違いだぞ」
>>「わぁってる。それでもヤなの。俺は」
>> 拗ねた子供の様に口を尖らせるファレス。それに、ナーシャは呆れ、エイジュは吹き出した。
>> 緊張感が、霧散していく。
>>「くっ…………ははは…………っ。……そ、そなた等は…………っ」
>>「雰囲気ぶち壊しネv」
>>「うっせーな」
>> エイジュどころかウィンにまで笑われ、ファレスはつまらなそうな顔をした。踵(きびす)を返してリナ達の方へと向かう。もちろん、片手はしっかりとナーシャの腕を掴んで。
>
>らん:独占欲まるだし♪
>   でも、そこまで思ってくれるのは、ナーシャにとっては幸せでしょう。
>   きっとvv

 う〜ん…………。
 …………多分(待て)
 しかし、ここら辺は打ってて痒かった…………。

>> そこへ、ナーシャとは十年来…………つまり、彼女が結婚する前からの旧知の仲であるウィン=コバルトがにこにこ笑いながら、
>>「ヴァル君っ、大正解っ♪ ファレス君があーなったのは、ナーシャと結婚する少し前なんダ。つまり、ナーシャとの出会いが彼を変えたンダヨネvv」
>>「…………愛の力…………ってヤツですか?」
>>「ンフフっvv ま・いいんじゃない? ナーシャも言葉にはしてないけど、そーとーファレス君のコト愛しちゃってるみたいダシィ♪」
>> キャッ♪ と言わんばかりのポーズをとってはしゃぐウィンに、ヴァルとエイジュは全身がかゆくなるのを感じた。フィリアはといえば、ウィンとまではいかなくても、リコルヌ夫妻のもう見えない後ろ姿を見つめつつ、「…………イイ…………v」とかなんとか言っている始末である。
>> このかゆい話題からどうにかして抜け出そうと、あまり話す事が得意ではないヴァルが、
>>「…………そういえば、いつまで隠しとくんだ?」
>>「エ?」
>>「…………あんたの正体だよ。なんせそこの空竜(エア・ドラゴン)と一緒にウチに押しかけてきて『他の人にアタシの正体言わないでネv』だろ。
>> 気になるじゃねえか。なんで言わないんだ?」
>>「…………バラすと色々厄介だからネ。それに、バラしたら問答無用でリナチャンに使われソーだシ」
>>「…………それはそうですね…………」
>> フィリアは気の毒そうな視線でウィン=コバルトを見た。
>> だから、気付かなかった。
>> 何とか話題の転換に成功したヴァルが、安堵のため息を漏らしていた事に。
>
>らん:あはははは!!ヴァル!!こうゆう話!!苦手そうですからね〜〜〜

 苦手です!!(きっぱり)
 ちなみに、フィリアさんはお好きらしいです!!
 参考までに、白河苦手です!!(訊いてない)

>> 多少棘の生えたグロウの言葉に、ゼロスは煩わしそうに伏せていた紫暗の瞳を露わにした。
>>「…………何で僕があなたなんかと会話しなくちゃいけないんですか…………」
>>「寂しいじゃない、言葉が返ってこないのって」
>> ちっとも寂しくなんてなさそうな、あっけらかんとした表情でグロウ。
>> ――――『寂しい』……。なんて似合わない言葉だろう。
>> ゼロスは胸の奥底から込み上げてくる嫌悪感に、我知らず身震いした。
>> やはり、こいつは嫌いだ。
>>「…………勘違いしないで下さい。僕が好きこのんであなたに付いて来ているわけないじゃないですか…………。僕はあくまで、エル様のご命令に従っているだけです」
>
>らん:お役所仕事のゼロス君vv
>エル様:これからは、部下Sじゃなくて、ゼロスをやっぱり、
>    頻繁に使おうかしら?

ゼロス:え゛っ!?
 あやや。ゼロス君、ご指名ですね♪
ゼロス:そんな軽く言わないで下さいっ!このイタチ娘!!

>らん:エル様・・・なにも、そんなに、真剣に考えなくても・・・
>エル様:あいつ!!本当に!!使えないのよ!!

 …………この世界の魔王って…………(汗)

>>「? 金色(こんじき)の君に何を命じられてるの?」
>>「『目を離すと何をしでかすかわからないサド魔族を見張れ』」
>>「うーわー……」
>> 全ての存在(もの)の母にまで『サド魔族』と呼ばれてしまい、グロウは乾いた笑みを浮かべることしかできない。
>
>らん:ですよね・・・
>エル様:事実じゃない。

 ふふふふふふふふ(目が泳いでる)

>> 彼を辟易しているゼロスは実に嫌そうに、
>>「自業自得ですよ。何でも、シェーラさんが混沌に帰っていった時、彼女の魂は非道い有様だったそうですよ。…………まぁ、滅ぶ直前に覇王(ダイナスト)様がいぢめたせいもありますけど。
>> …………あそこまで痛めつけたのは、あなたなんでしょう?」
>>「あははは」
>> 朗らかな笑い声を上げつつ明後日の方向を見るグロウ。その頬に汗が一筋流れているのを、ゼロスは見逃さなかった。
>> グロウの背中を半眼で睨んだまま、静かな声音で、
>>「…………エル様、おっしゃってましたよ。…………自分に泣きついてきた魂は初めてだったと…………」
>> グロウは、笑ったまま動かなかった。
>
>らん:・・・エル様・・・
>   シューラ・・来世では、彼と出会わないようにしてあげてください。
>エル様:そうね・・・

 ごめんなさいです。出会ってしまうのですぅううううううぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!

>> 無数の、小さな音が聞こえる。
>> 無機質な……それでいて、何故だか悲しみが込み上げてくる音。鎖が何か硬い物にこすれる音だ。
>> それは、主の名が刻まれていない、墓。
>> 視界がとどく範囲だけでは収まりきらない程の、無数の。
>> 乾いた口唇で、リナが、
>>「こ…………これ…………」
>>「ああ、我が作ったのだ。そのまま野ざらしにしておくワケにもいかなかったからな。
>> …………残念ながら、遺体を見ても同志の誰だかまではわからなかったので、名は刻めなかったが…………」
>> そう、己を自嘲するように笑うエイジュの隣に、まずフィリアが座り込んだ。名の刻まれていない墓の前に。
>> 小さく祈りの言葉を唱える。リナ達も、それにならった。
>>「…………彼らは、勇敢な戦士達だったのしょうね…………」
>> アメリアが誰ともなしに呟く。その言葉は、広大な敷地――――元は見事な前庭だったらしい――――に飲み込まれた。
>
>らん:・・・救われますように・・・

 ……ありがとうございます。きっと救われてます。なんたってらんさんに祈ってもらったんですから♪

>> 全てのモノが風に動かされている中で、やはりエルだけは静止したままだった。
>> そして、そのエルを見つめる双眸。
>> 水面の瞳。
>> この世に残された哀れな『残り香』。
>> ヴォルフィードはリナ達と同じように、その長い淡黄白色の髪を弄ばれながら、静かにエルを見つめていた。  
>
>らん:ヴォルフィードさんが、救われますように・・・・
>エル様:フィー・・・か・・・
>らん:私、キャナル好きなので、祈ります。

 そうですね。一応最後まで考えてある話では、彼女には欲しかった物を手に入れてもらうのです!

>   それでは、私は、これにて失礼いたします。
>   受験勉強で、体を壊さないようにしてください。
>   これからは、本当に大事な時期ですから。

 うにゃああああああっvv
 なんて優しいお言葉! 感激なのですっっ!!(><)
 ありがとうございますぅ!!

>エル様:・・・・で・・・
>    どうして・・・逃げる準備をしているのかしら?
>らん:え〜と・・・
>   第二部の続きを書きを書きに・・・・
>エル様:あらvvじゃvv今日中に幾つか打ち込みなさいvv
>らん:はう!!
>エル様:無理なの?
>らん:え〜〜〜〜と〜〜〜〜
>エル様:視線が泳いでいるということは・・・・
>    んふふふふふふふふふ
>
>    エル様、ラジオを取り出し再生する・・・
>     やがて・・・らんの悲鳴が響き渡る・・・・
>エル様:じゃねvvv

 はいv ………………ってエル様!? ラジオって…………(滝汗)



 そっ、それではぁ!!

 白河綜でしたぁ!!!!


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19041Re:闇の残り香 20まい E-mail 2001/12/20 20:28:15
記事番号19018へのコメント

白河綜さんは No.19018「闇の残り香 20」で書きました。
   初めまして(はあと)まいですぅ

> 『闇の残り香』、第二十話です!!
> おそらくこの回にてほのぼのは終わり。あとは終わりまで突っ走るのです!!

まぢですか?では、終わりを楽しみにまってます。



> リナ=インバース。
> その名前は人間達に限らず、魔族・神族・竜族の間でも伝説と化している。
> 盗賊殺し(ロバーズ・キラー)・ドラまたなど、そういった異名だけでも数知れず。
> 魔王を倒すこと二回。彼女を利用しようとし、結果として滅ぼされた腹心二人、殺されたのが一人。さらにその腹心の部下は三人滅ぼされている。そして二年前。召喚された異界の神・魔の融合体『闇を撒く者(ダーク・スター)』をも倒して見せた。

もう、一番最初のこのシーンから大爆笑なのです!!あははははははははは!!!!

> いったいどうして脆弱な人間が…………と考える者も少なくない。だが、その考えは彼女に会った瞬間、拭い去られる。
> 人間は、弱くなんて無いのかもしてない、と。
> 光と闇の、その狭間に生きる命。
> それは、限りなく混沌に近い。
> だからこそ、彼女は『全ての存在の母(ロード・オブ・ナイトメア)』の力を使えるのかも知れない。

そうですね!リナって強いですもの!





>「ゼルガディスさん、わたし…………なんだかリナさんが怖くなってきました…………」
>「安心しろ。…………オレもだ」
>「黙れ、そこ」

ほんと、怖いですよね、リナって。と、いうよりも、恐ろしい・・・


> 今の今まで、力の使い方・リナの留め方などナーシャにをレクチャーしていた彼女が、不意にゼルガディスの背後に現れる。
> 彼女は不気味な笑みをその端整な顔に浮かべ、努めて低い声で、
>『そ〜れ〜は〜ね〜〜〜〜、ナ〜シャには混沌に対する抵抗力があるからよ〜〜〜〜』
>「ぅわあっ!!?」
> 慌てて後退るゼルガディス。
> 自称・クールな魔剣士、台無しである。

またまた、『自称』ってのがおもしろいですよね(はあと)

> クスクスと笑うエルに、アメリアは小首を傾げ、
>「エルさんて…………ぢつはお茶目?」

ぢつは、じゃなくて、おもいっきりお茶目(はあと)

>『んふふふ♪ 真面目な奴ってからかうと面白いのよね〜〜〜〜♪』
>「…………それよりもっ。何なんだ、その『抵抗力』っつーのは」

話をそらしたわね?ゼル。

> 表情はニコニコ笑顔のまま、顔色だけがみるみる変わっていく。ほんのりとした朱色から蒼・白を経てやがて土色に――――…………
>「って! リナさん!? しっかりしてくださいっ!!」
>「お〜い、この顔色ヤバクないか〜〜?」
>『んふふ♪ やっぱりリナもおもしろいわね♪』
> 慌てるアメリア。いつも通りのガウリイ。くすくすと笑い続けるエル。
> そんな三人を順々に見やって、ゼルガディスはこっそり嘆息した。

いや〜、そんな芸ができる、リナに拍手!!(←おい!)

> ナーシャは、気の毒そうに彼を見つめ、微笑んだ。嫌みを感じさせない微笑みに、エイジュも口元を少しだけ弛める。
> すると。
>「見つめあってんじゃねぇ」

おもいっきり、やきもちですね。ファレスさん(はあと)ん〜、ナーシャがうらやましいですよ〜

> 不機嫌そうな声でファレスが二人の間に割って入った。ナーシャに対する独占欲丸出しで、己と同じくらいの身長の青年を睨みつける。
> ナーシャが慌てて、
>「ファレス。別に深い意味はない。エイジュ殿を睨むのは御門違いだぞ」
>「わぁってる。それでもヤなの。俺は」
> 拗ねた子供の様に口を尖らせるファレス。それに、ナーシャは呆れ、エイジュは吹き出した。

ナーシャさんの幸せ者〜!!VV

> 彼と彼が無理矢理引っぱっていったナーシャの後ろ姿が遠くなった頃、詰めていた息を漸く吐き出したフィリアが、
>「……ナーシャさんも、大変な人と一緒になってたんですね……。
> ファレスさんって、つかみ所がない、飄々とした方かと思ってたんですけど…………。…………なんていうか、リナさん達とはまた違った意味ですごい方だったんですね…………」

たしかにそうですね(はあよ)

> そこへ、ナーシャとは十年来…………つまり、彼女が結婚する前からの旧知の仲であるウィン=コバルトがにこにこ笑いながら、
>「ヴァル君っ、大正解っ♪ ファレス君があーなったのは、ナーシャと結婚する少し前なんダ。つまり、ナーシャとの出会いが彼を変えたンダヨネvv」
>「…………愛の力…………ってヤツですか?」

愛の力・・・う〜!体中がかゆい!

>「ンフフっvv ま・いいんじゃない? ナーシャも言葉にはしてないけど、そーとーファレス君のコト愛しちゃってるみたいダシィ♪」
> キャッ♪ と言わんばかりのポーズをとってはしゃぐウィンに、ヴァルとエイジュは全身がかゆくなるのを感じた。

じゃあ、あらためて、告白してみましょうよ、『そなたが好きだ』って。

>「…………バラすと色々厄介だからネ。それに、バラしたら問答無用でリナチャンに使われソーだシ」
>「…………それはそうですね…………」

      ?どういうことですか?でも、なんとなく分かる気が・・・!

>「えーっと……。今この辺? リナ=インバース達」
>「…………」
>「……ところで、何であなたは僕と一緒に行動してるんだい?」
>「…………」
>「…………我が君は相変わらず精神世界面(アストラル・サイド)から出てこれないし…………っていうか、ゼロス。何かしゃべってよ」
> 視覚が頼りにならない空間で、彼は後ろを振り返った。

むしって、やられたら、つらいよ。ゼロス。君だって、無視されたら、しくしくないてんじゃん。


>「? 金色(こんじき)の君に何を命じられてるの?」
>「『目を離すと何をしでかすかわからないサド魔族を見張れ』」
>「うーわー……」
> 全ての存在(もの)の母にまで『サド魔族』と呼ばれてしまい、グロウは乾いた笑みを浮かべることしかできない。

私でしたら、泣いてます。

> 彼を辟易しているゼロスは実に嫌そうに、
>「自業自得ですよ。何でも、シェーラさんが混沌に帰っていった時、彼女の魂は非道い有様だったそうですよ。…………まぁ、滅ぶ直前に覇王(ダイナスト)様がいぢめたせいもありますけど。
> …………あそこまで痛めつけたのは、あなたなんでしょう?」
>「あははは」
> 朗らかな笑い声を上げつつ明後日の方向を見るグロウ。その頬に汗が一筋流れているのを、ゼロスは見逃さなかった。
> グロウの背中を半眼で睨んだまま、静かな声音で、
>「…………エル様、おっしゃってましたよ。…………自分に泣きついてきた魂は初めてだったと…………」
> グロウは、笑ったまま動かなかった。

シェーラ・・・かわいそうに・・・・

と、いうわけで、まいでした。さよ〜なら〜。

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19049初めまして♪白河綜 E-mail 2001/12/20 21:59:50
記事番号19041へのコメント

まいさんは No.19041「Re:闇の残り香 20」で書きました。



>   初めまして(はあと)まいですぅ

 初めましてv この度はレスありがとうございます♪

>> おそらくこの回にてほのぼのは終わり。あとは終わりまで突っ走るのです!!
>
>まぢですか?では、終わりを楽しみにまってます。

 ぐふうっ!(吐血)
 あははははははははははは(滝汗) 大晦日までにラストまで投稿してしまわないと、続きが三月になってしまうのです!! ヤバイ! でも無理そう!!(死)

>> リナ=インバース。
>> その名前は人間達に限らず、魔族・神族・竜族の間でも伝説と化している。
>> 盗賊殺し(ロバーズ・キラー)・ドラまたなど、そういった異名だけでも数知れず。
>> 魔王を倒すこと二回。彼女を利用しようとし、結果として滅ぼされた腹心二人、殺されたのが一人。さらにその腹心の部下は三人滅ぼされている。そして二年前。召喚された異界の神・魔の融合体『闇を撒く者(ダーク・スター)』をも倒して見せた。
>
>もう、一番最初のこのシーンから大爆笑なのです!!あははははははははは!!!!

 きょきょきょきょきょきょきょきょきょ!!!!(対抗)
 もうリナさん、人間扱いしてないです!!(待て)

>> いったいどうして脆弱な人間が…………と考える者も少なくない。だが、その考えは彼女に会った瞬間、拭い去られる。
>> 人間は、弱くなんて無いのかもしてない、と。
>> 光と闇の、その狭間に生きる命。
>> それは、限りなく混沌に近い。
>> だからこそ、彼女は『全ての存在の母(ロード・オブ・ナイトメア)』の力を使えるのかも知れない。
>
>そうですね!リナって強いですもの!

 最(強・凶・狂・恐)ですから!! 注意:カッコ内から好きな語を選んでください♪

>>「ゼルガディスさん、わたし…………なんだかリナさんが怖くなってきました…………」
>>「安心しろ。…………オレもだ」
>>「黙れ、そこ」
>
>ほんと、怖いですよね、リナって。と、いうよりも、恐ろしい・・・

 あはははははは(汗)
 でも、この時点でアメリアさん達気付いてないんですよね。そんなリナさんについていける自分達も、はたから見れば充分怖いことに(笑)

>> 今の今まで、力の使い方・リナの留め方などナーシャにをレクチャーしていた彼女が、不意にゼルガディスの背後に現れる。
>> 彼女は不気味な笑みをその端整な顔に浮かべ、努めて低い声で、
>>『そ〜れ〜は〜ね〜〜〜〜、ナ〜シャには混沌に対する抵抗力があるからよ〜〜〜〜』
>>「ぅわあっ!!?」
>> 慌てて後退るゼルガディス。
>> 自称・クールな魔剣士、台無しである。
>
>またまた、『自称』ってのがおもしろいですよね(はあと)

 自称ですv 白河のゼルガディスさんは、あくまで『自称』なのです♪ だってゼルうさちゃんが…………はっ!? 殺気…………

>> クスクスと笑うエルに、アメリアは小首を傾げ、
>>「エルさんて…………ぢつはお茶目?」
>
>ぢつは、じゃなくて、おもいっきりお茶目(はあと)

 楽しいことダイスキv なのです♪

>>『んふふふ♪ 真面目な奴ってからかうと面白いのよね〜〜〜〜♪』
>>「…………それよりもっ。何なんだ、その『抵抗力』っつーのは」
>
>話をそらしたわね?ゼル。

ゼルガディス:ぎくっ!?

>> 表情はニコニコ笑顔のまま、顔色だけがみるみる変わっていく。ほんのりとした朱色から蒼・白を経てやがて土色に――――…………
>>「って! リナさん!? しっかりしてくださいっ!!」
>>「お〜い、この顔色ヤバクないか〜〜?」
>>『んふふ♪ やっぱりリナもおもしろいわね♪』
>> 慌てるアメリア。いつも通りのガウリイ。くすくすと笑い続けるエル。
>> そんな三人を順々に見やって、ゼルガディスはこっそり嘆息した。
>
>いや〜、そんな芸ができる、リナに拍手!!(←おい!)

 リナさん!! 今すぐ隠し芸大会に…………! …………はっ!? なにも隠してなんかいないんでした!!(死)

>> ナーシャは、気の毒そうに彼を見つめ、微笑んだ。嫌みを感じさせない微笑みに、エイジュも口元を少しだけ弛める。
>> すると。
>>「見つめあってんじゃねぇ」
>
>おもいっきり、やきもちですね。ファレスさん(はあと)ん〜、ナーシャがうらやましいですよ〜

 そうですか? 大変ですよ、きっと!


>>「ファレス。別に深い意味はない。エイジュ殿を睨むのは御門違いだぞ」
>>「わぁってる。それでもヤなの。俺は」
>> 拗ねた子供の様に口を尖らせるファレス。それに、ナーシャは呆れ、エイジュは吹き出した。
>
>ナーシャさんの幸せ者〜!!VV

 色々不幸な事情のある子なので、これくらいは♪

>> 彼と彼が無理矢理引っぱっていったナーシャの後ろ姿が遠くなった頃、詰めていた息を漸く吐き出したフィリアが、
>>「……ナーシャさんも、大変な人と一緒になってたんですね……。
>> ファレスさんって、つかみ所がない、飄々とした方かと思ってたんですけど…………。…………なんていうか、リナさん達とはまた違った意味ですごい方だったんですね…………」
>
>たしかにそうですね(はあよ)

 ここまで大胆に行動できるスレキャラは、あまりいませんからね。

>> そこへ、ナーシャとは十年来…………つまり、彼女が結婚する前からの旧知の仲であるウィン=コバルトがにこにこ笑いながら、
>>「ヴァル君っ、大正解っ♪ ファレス君があーなったのは、ナーシャと結婚する少し前なんダ。つまり、ナーシャとの出会いが彼を変えたンダヨネvv」
>>「…………愛の力…………ってヤツですか?」
>
>愛の力・・・う〜!体中がかゆい!

 痒かった!! ここは打ち込みしてて大変だったんです!!
 あ〜〜〜〜! また痒くなってきた!!

>>「ンフフっvv ま・いいんじゃない? ナーシャも言葉にはしてないけど、そーとーファレス君のコト愛しちゃってるみたいダシィ♪」
>> キャッ♪ と言わんばかりのポーズをとってはしゃぐウィンに、ヴァルとエイジュは全身がかゆくなるのを感じた。
>
>じゃあ、あらためて、告白してみましょうよ、『そなたが好きだ』って。

 うおおっ!? 告白……ナーシャがですか!?(想像できない)

>>「…………バラすと色々厄介だからネ。それに、バラしたら問答無用でリナチャンに使われソーだシ」
>>「…………それはそうですね…………」
>
>      ?どういうことですか?でも、なんとなく分かる気が・・・!

 えっ、わかっちゃったですか!?(汗)

>>「えーっと……。今この辺? リナ=インバース達」
>>「…………」
>>「……ところで、何であなたは僕と一緒に行動してるんだい?」
>>「…………」
>>「…………我が君は相変わらず精神世界面(アストラル・サイド)から出てこれないし…………っていうか、ゼロス。何かしゃべってよ」
>> 視覚が頼りにならない空間で、彼は後ろを振り返った。
>
>むしって、やられたら、つらいよ。ゼロス。君だって、無視されたら、しくしくないてんじゃん。

ゼロス:……過去は忘れる主義なのです!! それに、こんなのと会話したらうつっちゃうじゃないですか!!
グロウ:…………なにが?

>>「? 金色(こんじき)の君に何を命じられてるの?」
>>「『目を離すと何をしでかすかわからないサド魔族を見張れ』」
>>「うーわー……」
>> 全ての存在(もの)の母にまで『サド魔族』と呼ばれてしまい、グロウは乾いた笑みを浮かべることしかできない。
>
>私でしたら、泣いてます。

 大丈夫です!! これは彼があまりにサドなため…………
グロウ:うるさいよ、このヒトもどき。

>> 彼を辟易しているゼロスは実に嫌そうに、
>>「自業自得ですよ。何でも、シェーラさんが混沌に帰っていった時、彼女の魂は非道い有様だったそうですよ。…………まぁ、滅ぶ直前に覇王(ダイナスト)様がいぢめたせいもありますけど。
>> …………あそこまで痛めつけたのは、あなたなんでしょう?」
>>「あははは」
>> 朗らかな笑い声を上げつつ明後日の方向を見るグロウ。その頬に汗が一筋流れているのを、ゼロスは見逃さなかった。
>> グロウの背中を半眼で睨んだまま、静かな声音で、
>>「…………エル様、おっしゃってましたよ。…………自分に泣きついてきた魂は初めてだったと…………」
>> グロウは、笑ったまま動かなかった。
>
>シェーラ・・・かわいそうに・・・・

 ううう。シェーラちゃんはこれからも不幸なのです(待て)

>と、いうわけで、まいでした。さよ〜なら〜。

 ありがとうございます♪ うれしかったですvv

 ではでは。
 白河綜でした♪


>

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1905320だぁ♪遅くなりましたのです(汗)かお E-mail 2001/12/20 22:52:27
記事番号19018へのコメント

こんにちわ♪
白河さん♪
遅くなりましたが、感想です♪
エル:始めの日に読んでたくせにねぇ・・・・。
かお:あうう!!だってぇぇ(涙)長編の続き・・・。
エル:それとこれとは、別(はあと)
かお:しくしくしく・・。
> なんと、この「闇の残り香」シリーズ、今回で二十話目なのです!! 自分が一番びっくりしているです!!
> まぁ、もっとキチンと書きたいことをまとめて書けば、もうっちょっと短くてすんだと思うのですが…………。
>
・・・・・それをいうなら、私はどうなるのでしょうか?
あ゛あ゛・・。一体今度は何話で終了するんだぁ(涙)
一部が、45話プラス番外編もありだしなぁ・・。しくしく・・。
> リナ=インバース。
> その名前は人間達に限らず、魔族・神族・竜族の間でも伝説と化している。
> 盗賊殺し(ロバーズ・キラー)・ドラまたなど、そういった異名だけでも数知れず。
> 魔王を倒すこと二回。彼女を利用しようとし、結果として滅ぼされた腹心二人、殺されたのが一人。さらにその腹心の部下は三人滅ぼされている。そして二年前。召喚された異界の神・魔の融合体『闇を撒く者(ダーク・スター)』をも倒して見せた。
> いったいどうして脆弱な人間が…………と考える者も少なくない。だが、その考えは彼女に会った瞬間、拭い去られる。
> 人間は、弱くなんて無いのかもしてない、と。
> 光と闇の、その狭間に生きる命。
> それは、限りなく混沌に近い。
> だからこそ、彼女は『全ての存在の母(ロード・オブ・ナイトメア)』の力を使えるのかも知れない。
なるほど!!!!納得です!!!!
>『んふふ♪ やっぱりリナもおもしろいわね♪』
> 慌てるアメリア。いつも通りのガウリイ。くすくすと笑い続けるエル。
> そんな三人を順々に見やって、ゼルガディスはこっそり嘆息した。
>
リナちゃん、そんなにショックだったの?(笑)
エル樣は、やっぱ、こうでなくちゃ(はあと)
エル:・・・。どういう意味?(にっこり)
かお:あ゛あ゛!!鎌をしまって下さいぃぃぃぃ!!!!(涙)
>「? 金色(こんじき)の君に何を命じられてるの?」
>「『目を離すと何をしでかすかわからないサド魔族を見張れ』」
>「うーわー……」
> 全ての存在(もの)の母にまで『サド魔族』と呼ばれてしまい、グロウは乾いた笑みを浮かべることしかできない。
エル様にそういわれてはねぇ(笑)
まあ、グロウだし(爆!)
> 彼を辟易しているゼロスは実に嫌そうに、
>「自業自得ですよ。何でも、シェーラさんが混沌に帰っていった時、彼女の魂は非道い有様だったそうですよ。…………まぁ、滅ぶ直前に覇王(ダイナスト)様がいぢめたせいもありますけど。
> …………あそこまで痛めつけたのは、あなたなんでしょう?」
>「あははは」
> 朗らかな笑い声を上げつつ明後日の方向を見るグロウ。その頬に汗が一筋流れているのを、ゼロスは見逃さなかった。
> グロウの背中を半眼で睨んだまま、静かな声音で、
>「…………エル様、おっしゃってましたよ。…………自分に泣きついてきた魂は初めてだったと…………」
> グロウは、笑ったまま動かなかった。
シェーラ、とことん不幸な魔族ですねぇ(笑)
ああ・・。私の漫遊記本編でも、不幸にしてるよなぁ・・。
よく考えてみれば、かなりひどいかも(笑)
> リナ達のマントが、風を孕む。
> 全てのモノが風に動かされている中で、やはりエルだけは静止したままだった。
> そして、そのエルを見つめる双眸。
> 水面の瞳。
> この世に残された哀れな『残り香』。
> ヴォルフィードはリナ達と同じように、その長い淡黄白色の髪を弄ばれながら、静かにエルを見つめていた。  
キャナルぅぅ!!
ああ・・。どうなるんでしょう!?
キャナルは!?
ああ、続きが気になりますぅ!!
ではでは、短いですが、感想でしたのです。
byかお

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19055そろそろこのツリーも落ちそう(汗)白河綜 E-mail 2001/12/20 23:11:46
記事番号19053へのコメント

かおさんは No.19053「20だぁ♪遅くなりましたのです(汗)」で書きました。
>
>こんにちわ♪
>白河さん♪
>遅くなりましたが、感想です♪

 こんにちは♪ かおさんvv
 全然遅くなんてないのですvv

>エル:始めの日に読んでたくせにねぇ・・・・。
>かお:あうう!!だってぇぇ(涙)長編の続き・・・。
>エル:それとこれとは、別(はあと)
>かお:しくしくしく・・。

 エル様!! 虐めないでくださいよ!(汗)

>> なんと、この「闇の残り香」シリーズ、今回で二十話目なのです!! 自分が一番びっくりしているです!!
>> まぁ、もっとキチンと書きたいことをまとめて書けば、もうっちょっと短くてすんだと思うのですが…………。
>>
>・・・・・それをいうなら、私はどうなるのでしょうか?
>あ゛あ゛・・。一体今度は何話で終了するんだぁ(涙)
>一部が、45話プラス番外編もありだしなぁ・・。しくしく・・。

 かおさんのお話は中身が濃いからよいのです!!(まだ全部読めていない……) 白河のはペラペラのくせに長いからだめなのです!!

>> リナ=インバース。
>> その名前は人間達に限らず、魔族・神族・竜族の間でも伝説と化している。
>> 盗賊殺し(ロバーズ・キラー)・ドラまたなど、そういった異名だけでも数知れず。
>> 魔王を倒すこと二回。彼女を利用しようとし、結果として滅ぼされた腹心二人、殺されたのが一人。さらにその腹心の部下は三人滅ぼされている。そして二年前。召喚された異界の神・魔の融合体『闇を撒く者(ダーク・スター)』をも倒して見せた。
>> いったいどうして脆弱な人間が…………と考える者も少なくない。だが、その考えは彼女に会った瞬間、拭い去られる。
>> 人間は、弱くなんて無いのかもしてない、と。
>> 光と闇の、その狭間に生きる命。
>> それは、限りなく混沌に近い。
>> だからこそ、彼女は『全ての存在の母(ロード・オブ・ナイトメア)』の力を使えるのかも知れない。
>なるほど!!!!納得です!!!!

 あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛〜〜〜〜!!(汗)
 ごめんなさい! 徒然なるままにテキトーに、本能の赴くままに書いただけなのです〜〜〜〜(汗)

>>『んふふ♪ やっぱりリナもおもしろいわね♪』
>> 慌てるアメリア。いつも通りのガウリイ。くすくすと笑い続けるエル。
>> そんな三人を順々に見やって、ゼルガディスはこっそり嘆息した。
>>
>リナちゃん、そんなにショックだったの?(笑)
>エル樣は、やっぱ、こうでなくちゃ(はあと)
>エル:・・・。どういう意味?(にっこり)
>かお:あ゛あ゛!!鎌をしまって下さいぃぃぃぃ!!!!(涙)

 ああ、かおさん!?
 リナさんはすっごくショックだったのです。これでやっとねえちゃんを越えられたと思っていたので。

>>「? 金色(こんじき)の君に何を命じられてるの?」
>>「『目を離すと何をしでかすかわからないサド魔族を見張れ』」
>>「うーわー……」
>> 全ての存在(もの)の母にまで『サド魔族』と呼ばれてしまい、グロウは乾いた笑みを浮かべることしかできない。
>エル様にそういわれてはねぇ(笑)
>まあ、グロウだし(爆!)

 そうそう! サドだし!!(待て!)

>>「…………エル様、おっしゃってましたよ。…………自分に泣きついてきた魂は初めてだったと…………」
>> グロウは、笑ったまま動かなかった。
>シェーラ、とことん不幸な魔族ですねぇ(笑)
>ああ・・。私の漫遊記本編でも、不幸にしてるよなぁ・・。
>よく考えてみれば、かなりひどいかも(笑)

 ご不幸キャラのシェーラちゃん。裏設定では、彼女は転生してもグロウ君にいじめられます。
 ええ、そりゃあ永遠に(鬼……)

>> リナ達のマントが、風を孕む。
>> 全てのモノが風に動かされている中で、やはりエルだけは静止したままだった。
>> そして、そのエルを見つめる双眸。
>> 水面の瞳。
>> この世に残された哀れな『残り香』。
>> ヴォルフィードはリナ達と同じように、その長い淡黄白色の髪を弄ばれながら、静かにエルを見つめていた。  
>キャナルぅぅ!!
>ああ・・。どうなるんでしょう!?
>キャナルは!?

 どうなるんでしょう!!?(待て待て)

>ああ、続きが気になりますぅ!!
>ではでは、短いですが、感想でしたのです。
>byかお

 毎回ありがとうございます!!
 なんとかキャナルを幸せにしたいと思ってますので!!

 ではでは。
 白河綜でした♪