◆−お待たせです!!!−猫斗犬 (2001/12/24 17:43:23) No.19154 ┣スレイヤーズSTS──3−猫斗犬 (2001/12/24 17:44:59) No.19155 ┃┗こんばんわです♪−らん (2001/12/26 22:05:01) NEW No.19227 ┗【スレイヤーズSTS】あんだ〜ば〜EX・3−猫斗犬 (2001/12/24 17:45:54) No.19156
19154 | お待たせです!!! | 猫斗犬 E-mail | 2001/12/24 17:43:23 |
おまたせしましたーーーーーー!!! 『スレイヤーズSTS』&『あんだ〜ば〜EX』第3回目の登場です。 え? パソコン壊れたのによく投稿できたなですか? ……………………………………………………………………………………… ………………………………………………………………………………………… …え〜とですね… 今…古いパソコン使ってます… CPU 100Mz……元は25Mzをマシン専用のアップグレードCPUで増加… メモリ 68MB………元、4Mだったのを64M増やしていた。 ハード 170MB……いうことないです。 …の98パソコン(NEC98シリーズ)…十数年前の… それに、FreeBSDをインストールして小説を書き…ネット喫茶で投 稿…モデムがたいようしてないの…くすん… え?FreeBSDって何?…って… いや…Linux(リナックス)ですけど… え?Linux(リナックス)って何?… OSですけど…UNIX(ユニックス)のPC用OS… UNIX(ユニックス)って何?… ……………………………………………………………………………………… …どう説明せいっつーんですか! ……………………………………………………………………………………… ……………………………………………………………………………………… …え〜と…え〜と…簡単に説明するなら……はっ!!!! そうです! 皆さんが使ってる、インターネットに入るためのネットワークサーバです!!! それ以上は説明できませーーーん!!!!! (専門知識が多量に発生するから…) ではでは…話が脱線しそうなのでこの辺で… 第3回 『スレイヤーズSTS』 & 『あんだ〜ば〜EX』 お楽しみください!!! |
19155 | スレイヤーズSTS──3 | 猫斗犬 E-mail | 2001/12/24 17:44:59 |
記事番号19154へのコメント やっとこさ…3回目…しかも…予定の内容から微妙にズレが… //////////////////////////////////////////////////////////////////// 『スレイヤーズSTS』 1−3 //////////////////////////////////////////////////////////////////// **** LINA **** 「…って…あの…突然、何をなさるんですかあなたは?」 「ふっ…何をですて…それはあなたの胸に聞けば解ることですわ(はあと) この顔を見忘れましたか!」 そしてそう叫んだ彼女は自分の覆面を剥ぎ取った── 『…………………!!』 3人は息をのんだ…ガウリィは寝てるけど… しばし── 『………………………』 沈黙── 「思い出しましたか?ゼロス!!」 「…いいえ…全然…」 「な!…あなたと言う人は!!それでも人間って…人間じゃ在りませんでし たねそういえば…この顔を見てもまだ気付かないんですか!!」 「…そういわれましても…」 「…まだ覆面してるし…」 『………………………』 またまた沈黙── 「…え?あ…そういえば…2枚重ねで被ってたんだっけ?いや〜忘れてた忘 れてた!」 …忘れないって普通… 「というわけでもう一回最初っから…ゼロス……ええ…実はですね…ってと こから初めてね(はあと)」 「なんで!そこからなんです!」 「もう一回、チョップ食らわせられるから♪あ♪今度は奮発しておもいっき し殴ってみるのもいいわね♪」 「奮発って…」 「うんにゃ…こーゆう時は、問答無用の攻撃魔法をたたっこむってーのが通 なのよ…ミリィ♪」 「おおーー!さすがリナちゃん(はあと)太っ腹!!」 「まーね♪」 「あの…太っ腹って…それ以前に僕の意見は?」 『絶対無い(はあと)』 「…しくしく…」 …あ…またいじけた… …ほんと…いつものことだけど…こいつをからかうのは面白いわ♪ 「じゃ…話もまとまったことなので最初っから…」 「まとまってません!…ってリナさんも呪文唱えないで!!しかも、神滅斬 の呪文じゃないですか!それ〜(泣)」 ちっ… あたしは寛大にも呪文の詠唱をやめたのである。 「まあいいわ…で…ゼロス…話戻すけどこの騒動の原因は教えてくれないの?」 「あ…はい…そうでしたね…え〜と……実はですね…」 再び、にこ目で説明をしようと… 『そこまでです!!』 …したゼロスの言葉を遮るかのように、上空から朗々と響く── 「また、今度は何ですかあああぁぁぁーーーー!!!」 あ…面白い♪ゼロスったら…言葉に何か…泣きが入ってる♪ 上空──怪しく照らす満月を背に2つの影── 「悪があるとこ正義あり!」 ………やっぱし出たか………鉄筋コンクリート娘…… 「正義があるから世は平和!」 屋根の上で何ごとか、きゃいきゃいと叫んでいる怪しい…ゼロス以上に怪 しいものは存在しないが…二人組み…え?2人? その顔は影がかかって見えないが…一人の金色の長い髪が風に揺らめく… ……金色の長い髪… もう一人は結構小柄な…以前のあたしぐらいか…14、5歳ぐらいの子… 「…世にある悪を滅するため……ため……ため………た〜…め〜…え〜…… えっと……う〜んっと…アインさん…次、何だったっけ?いきなり本番に入っ ちゃったからセリフ忘れちゃった…」 何?本番って?セリフって? 「え?え〜っと…ですねぇ…」 そう言って金色の髪の女性は懐から一冊の本を取り出し、それをめくり始 めた。 …ぺらぺらぺらぺら…(ページをめくる音) 「………心の…おー…っと…ああ…ここよ、ここ、マイちゃん」 「うう〜んと、心の…闇を…こ…こらすたあめぇ…」 その本を読みながらぎこちなく朗読する…誰だあれ? 「…なあ…あれってアメリア…じゃないよなあ…」 とガウリィ…って、起きてたの?あんた? さっきまで、グーグー寝てたやつが? 「おもいっきし違うでしょうが…」 2人とも声が違うし、1人は結構背が高いし…多分…二十歳前後…もう一 人はアメリアと背や年は変わんないみたいだけど… 「…天に…天に代わってあたひの!…………さいき?…」 「裁き」 「…さ…さばきを受けなさい!」 「よくできましたあ」 ぽひっ! 彼女が本を投げ捨てる。そして拍手。 そしてその本があたしたちの足下に落ちてくる………その本には…… ──アメリア名言集── …と書かれていた… 『………………』 三人無言。 「あ…これ…今、セイルーンで2番目に売れてる本だ♪」 とミリィ。 『売れてる?これが?』 「はい(はあと)」 「ちなみに1番目は?」 「さっきリナさんが読んでた『デモン・スレイヤー』シリーズ♪」 びきっ 「うわあああああーーーー!どうした!リナ!!足元がいきなり凍り始めて るぞおおぉーーーーー!!!」 「…お願い…ほっといて…ガウリィ…」 「???」 上では更に話は続いていた。 「いきます!とおうっ!」 掛け声一発、屋根から1人飛び降りる…少女が… その時、あたしは呆れながらこりこりと頭をかくと…屋根から飛び降りた 彼女が空中の3分の1で1回転し、後は着地へ──そこをすかさず。 「炎の矢」 「火炎球」 ぎゅおおーん!じゅぐおぉおがびごしゃ! どごがぎゃあぁん! 「ぷぴぎぃやあーー!」 あたしともう一人が放った攻撃魔法を食らい、その人物は悲鳴を上げ、 ぺちっ… 地面と同化── 「…お、おい。リナ。今のはちょっとひどくないか」 青ざめて言うガウリィ…ちょっとなのか… 「だあってぇ〜こういうシュチエーションに1回だけでも茶々入れてみたかっ たんだもん…アメリアじゃあ絶対抗議がかえってきそうだったし…」 「アメリアじゃなくても抗議されるって…」 「さすがリナさんですね、容赦がありません」 「…なによ、そのさすがってーのは…」 あたしはぎろりとゼロスをみすえる。 「…あ…いや…えっと…あの………それは秘密です…」 いつもの人差し指スマイル…ただし今回のニコ目はぎこちないが… 「自分で言って悲しくない…そういう誤魔化しかたって…」 「ええ…まあ…」 「まあいいけど…それよりあたしは炎の矢しか使ってないわ…火炎球を使っ たのは別人よ」 「炎の矢でも十分ひどいと思うが…」 「びえええぇぇぇー。いたいーよおおー」 うわっ! …も…もう復活してる…こういうやつって全員、体が丈夫なのか… 「…なら…よし…ここでもう一度、火の矢でとどめを…」 「…悪人かお前は…」 ガウリィが突っ込む。 どごっ… 「あう…」 「…あ…」 ぴーぴーぢめんで泣いてた少女の頭の上に金髪のねーちゃんが降り立つ。 「先にとどめを刺されましたね…」 『………………』 しばし無言。 ぐあばああっ 『ずげげっ!』 いきなし少女は起き上がった。金髪ねーちゃんを頭の上に乗っけながら… 「…ああ〜ん……お気に入りの洋服がすすだらけ〜」 なかなか珍しい服…今のをくらってすすだらけ?…普通はボロボロになるだ ろ…を眺めながら1人明後日の方をむく少女…確か…マイとかって呼ばれてたっ け? すたっ 彼女の上から、何事もなかったかのように飛び降りるねーちゃん。 年の頃は二十歳前後か…あたしと似たような癖を持つ金色の長髪。なかなか の…いや…かなりの美人である…胸は…結構あるな…くそっ……炎の矢で、マ イを吹き飛ばす振りして…彼女に当ててやろうか… 「…ふう〜ん…そう…まだそれだけの余裕があるのね。だったら、もう数発く らいくらっても大丈夫よねマ・イ・ちゃん♪」 奥の方から一つの女の声がマイにかけられた。 「…どきしーん…」 何じゃ、その「どきしーん」ってーのは… 女…いや…建物の影から一人の美少女が現れいでいた。 薄い空色に真っ白なアンダーシャツ。そしてシャツの上にボタンがごじゃご じゃとくっつく、ズボンと同色の服を羽織っている。こちらもまた彼女と同じ く珍しい服と言えよう。そして…… 「………あ…あははははは…メ、メグちゃんじゃない…偶然ねぇ、こんなとこ であえるなんて……」 「言う事はそれだけ?…んじゃそういう事でもうイッチョ…ファイヤー…」 「…きゃー!!ちょっとまって、ちょっとまって。あたしが悪かったです。誤 ります。ごめんなさい。メグちゃんのケーキをつまみ食いしたのはあたしです。 反省してます。ごめんなさい。すみません!ゆるしてっ!エクスキューズミー !!お願い!ぷうりぃずう(ハート)」 早口で冷や汗たらたら平謝りする彼女。白旗もふってたりするし、最後には 「アブラカタブラ」…とわけのわからんことをぶつぶつ唱えてたりするひ… 「………………」 「ね、ね、ね、ね(ハート)」 両手を眼前で合わせ片目をつぶりながら言う彼女に、 「…だめ(はああと)」 メグ一言。 「…え…」 マイの顔が蒼白になる。 「…つー訳でさらばじゃ…マイ…」 「…な…なに…たっくんの口真似をして…」 「火炎球」 「…るのおおおおおぉぉぉっっっーーーーー!!!!!」 ぶどおぉぉぉーん! 少女の笑顔で放った一撃は、彼女を中心に紅蓮の炎と化した。 「…食べ物の恨みは恐ろしいのね…」 うんうんと頷き明後日の方向で手を組む金髪のねーちゃんであった── 「メグミの場合、ケーキだけに関してだけど…」 さらにぼつりと── 「…あんた誰…何もんなの…平謝りする人物に容赦のないその攻撃魔法…」 「リナさんも似たようなことを、よくなさっていると思うのですが、僕は…」 「あたしは悪人にしかやらないからいいの!」 「…そうかあ…」 ガウリィが首を傾げる。 少女が作り上げた、人火事も収まりつつあるところで、かすれたような声で あたしは彼女に問いかけていた。 「ああ〜…いーのいーの。この人、体が丈夫だし。このぐらいやんないと反省 もせず、すぐにしょーこりもなく同じことをやらかすから。まあ…それでも二 日ほどで再び同じこと繰り返しちゃうんだけど…」 「つまり…ガウリィみたいな人って、所かしら?よかったわねぇ…ガウリィ。 お仲間さんができて…」 「…おい…リナ…どういう意味だ…それは…」 「極上のお褒め言葉。クラゲバージョン」 「………………」 と話がまとまったところで、 「あなた、あたしと会ったことないどうも…前にあったような気がするんだ けど…」 「ぎくぎくぎくっ!」 「ぎくってことは…あったことあるのね!あたしと」 「いえ!ありません!!」 きっぱりはっきり言い放つ彼女。 「ぎくぎくって言ってたし…知っていたってことじゃあ…」 「あ…今のは物語を面白くするためだけの、ただの擬音効果なので気にしな いで下さい」 「いや…普通は気にするって…」 「えええぇーー!そうなんですか?!!あたしの友達は全然気にしないのに !!!」 「…あんた…もう少し…まともな友達選べよ…」 「その、まともじゃない友達1号…」 そう言って…人火事があった場所を指差すメグミ…だっけ? それにうなずく金髪ねーちゃん。 「…そして2号…」 次にマイにアインと呼ばれたねーちゃんを… 「…あ…あたしもですかああぁぁぁーーーーー!!!」 「当然」 「でもでも…」 2人だけで、話し始めちゃったし… 「…あ…あの〜…リナさん…」 「ん?何?ミリィ?」 「…申し訳ないんですが…あたし…急用を思い出したのでここでお暇させて もらおうかと…」 「え?あ?うん…」 「というわけでお友達になった記念としてこれ…プレゼントです♪」 そういって、ミリィに手渡されたのは綺麗なブルーメタリックの── 「綺麗な腕輪ねぇ〜」 「でしょう♪しかし…それにはもっとすごい秘密があって…実はここだけの 話…………それ…魔力増幅装置何です…」 こっそりと耳打ちするミリィ。 ふ〜ん…魔力増幅装置ねぇ〜 「じゃあ…あたしはこれで(はあと)また合いましょ。リナさん♪」 「うん…じゃあね…魔力増幅装置ねぇ…」 ……………………………………………………………………………………… ………………………………………………………………………………………… ………………………………………!!!!! 「…魔力増幅装置って!!!…ミリィ………ああーーー!もうあんな遠くに いぃーーーーーっ!!!!」 「おおーあいつ足速いなあ〜」 …ア…アサッシン(のアイドル)だけのことはあるわねぇ… 消えていくミリィ…その姿をあたしたちは黙って見送るしかなかった。 「なあ…リナ…あいつ、あの3人から逃げるように消えた気がしないか?」 う〜ん…確かに…いや… それよりもこの魔力増幅装置って…どうやって使── その時、急に視界が急変した── 岩肌だけが埋め尽くす、だだっ広い荒野に。 草木も何もない。 『………………………』 何が合図だったのだろう? 「なに?なに?なに?なに?」 最初に騒ぎ始めたのは、既に復活をなしていたマイだった。 「結界?」 「いいえ…これは違いますね…」 自分自身に説いたあたしのセリフにゼロスが反論する。 「多分、空間を転位させられたのでしょう…しかも、この僕に気付かさせず にです…」 「転位ねぇ…んじゃ…ここはどの辺何だ?」 これはガウリィ。 「僕たちがいた街からはそこそこ離れていますね…言い換えれば、結構暴れ ても…他の人には気付くことのない場所……」 周りを見渡していたゼロスがある1っ箇所に目が止まり、 「…というべきでしょうか…」 ニコ目から除かれる瞳。 全員の目が一つに集中する。 そこには一人の人間── フードのついた上着にホットパンツ。フードを目深に被っているため顔と 表情は解らない。 人間ではあるが……が…このいやな感じはいったい? 「誰?」 「私の名はシノブ…あなたがリナ=インバースさんね…」 その人物の口から紡ぎだされた声は女性だった。 「…そう……だけど…」 あたしが、警戒しつつそう答える瞬間。 『!!』 彼女が動いた。 思わず全員が身構える。 彼女は深々とお辞儀をしてくる。あたしたちに動揺が走る。 「迎えにあがりましたわ」 「迎え?」 「はい…」 彼女がそう答え、笑顔を投げてくる。 だが、その表情は何かがおかしい…あえて言うなら…ゼロスのような… あれ? 何故かあたしは何かしらの概視感(デジャヴ)を感じる。 ? 何だろう?気のせいだろうか… 「あるお方の命によりわたしが迎えにあがったしだいに…」 「あるお方?」 「はい…あなた様にとても会いたがっておられます」 「なにいぃー!」 「えええぇー!」 彼女の言葉に、同時に声を上げるガウリィとゼロス。 「そのお方、気は正気ですか?!!」 「言っておきます。それだけは止めたほうがいいです。リナさんがいくとこ と絶対トラブルが生じると思いますよ。僕は」 …おい…ゼロス… 「それでもあのお方の命令です。いやだといっても、無理についてきてもら います…」 「正気なのかあんた!」 ガウリィが叫ぶ。 「正気ですわ(はあと)あら?…もしかして怒ってます?」 「当たり前だ!」 ガウリィが怒ってる?いつもとの穏やかな笑顔とは違って真剣になったそ の表情。 …あっ…やだ…そんなガウリィの顔を見てたら、心臓がドキドキしてきちゃった じゃない… 「…もしそんなことをするとしたら…」 …どきどきどきどき…更に鼓動が早くなっていくのが解る。 「…そんなことをしたら…」 ……ガウリィ…… 「…リナが暴れて、街中が火の海になっちまうじゃないかー!」 「は?」 こけけっ!! 「あっガウリィさんもそう思います…いいえ…もしかしたら街なんかが消滅 するんではないかと思うんですが…」 「おお〜なるほど。それは言えてる」 その2人の会話を横目にジト目でメグミが、 「リナさん…今までどういう人生おくってきたんですか?」 「聞かないで!お願い…」 「まさか…無傷でという条件まで入ってるんじゃないでしょうね…もしそう でしたら…それは不可能への挑戦ですよ!」 「は…はあ…」 ゼロスのその言葉に、困ったような困っていないような顔のしのぶに、 「うんうん…確かに…」 しみじみのガウリィ。 …あ…あんたら………………ふ…ふっふっふっふっふ… 「僕は止めましたよ…その後は知りませんからね…」 「俺はまだ…我慢強いからいいが…」 「あの〜」 「はい?どうかしましたか?確かメグミさんでしたか?」 「え〜と…なんか…リナさん…呪文唱えてるんですけど…」 『へ?』 「…偉大なる汝の名に…」 「うどわあああぁぁぁーーーー!リナ!!それ竜破斬じゃないか!!やめて くれーーーー!!!」 「おやおや…」 「んで…そのお方ってーのは何処のお方なのよ…」 「それは申し上げられません」 「それじゃあ…話になんないわね…その人はあたしに合いたい。だから、迎 えをよこした。そこまではいいわ。でも、その人物は何処の人なのか誰なの かさえ教えられない…そんなんじゃ…温厚なあたしでも珍しく怒っちゃうわ よ…」 「…温厚って…」 「…珍しくって…」 うるさい外野! 「さっき、怒りながら呪文唱えてませんでした?」 「それは、乙女のいたずら心(はあと)」 「どこが?」 「あ♪それ解る〜♪」 今ので解るんかい!マイ!! 「では、来ていただけないと…」 「そう……交渉決裂ってところかしらね…」 「…ですね…では…」 彼女から生まれるすさまじいほどの殺気。 「…では、さようなら〜(はあと)」 ぱたぱた… 『おい…』 この状況を気にせずにこにこ顔で、パタパタと手を振るマイに全員の突っ 込みが入った。 「……………と…と…とにかく…来ていただけないのでは…」 「では?」 「無理にでもついてきていただきます!!!」 再び殺気が膨れる。 ところがどっこい── 「──竜破斬」 開口一番に口火を切ったのはあたしの呪文だった。 いきなりの大技である。 そして光の帯が彼女を捉えた瞬間── 空間がきしんだ悲鳴を上げると同時に ヴオォーン! 爆発と大音響、そして衝撃波と熱風があたしたちを薙ぐ── 煙と粉塵が辺りを覆い尽くす。 「…うぷっ…」 「…す…すごい…」 「…ふ…ふえ〜…」 煙があたしたちの視界を少しばかりさえぎる。 「…いきなりだったな…リナ…」 目を点にし、苦い表情でガウリィが剣を収め言ってくる。 「まあね…ちょっといやな予感がしたから…今回は…」 「まあ…確かに…」 きゅわあんっ! 「…がっ!」 彼の右肩を一つの光りが貫いていった。 戦いは終わった── ──いや、はずだった。 おもむろにあたしの方向へ、倒れ掛かるガウリィ。 「ガウリィ!」 「…くう…は…」 右肩の痛みをこらえ立ち上がろうとする彼。そしてすぐに光りが飛んでき たほうへとにらみつける。 左手ですぐに鞘から剣を抜き構える。 強烈な爆発により、舞い上がりつづけていた煙が、徐々にではあるが晴れ ていく。 ──まさか──でも── 全員が目を見張る。 ゆっくり薄れ出す煙の中で佇む人影一つ。 竜破斬をくらって生きてた! フードを被る彼女の姿は見えない。 黒色の腰まで伸びる髪。格好は格闘家見たいな人たちが着ているそんな格 好。黒く艶やかな長髪に見事なくらい整った顔立ち。身長も女性にしては高 いほうか………? 「…………うそ…」 「…………おや?」 メグミは驚き、ゼロスが不思議そうな表情をする。 「…………期待はずれね…」 …じょ…冗談ではない! 中級の魔族ならわかるが、こんな奴、程度に竜破斬が聞かないなんて! これじゃあ…シャブラニグドゥの威厳なんてありゃしないじゃない! 魔王のこんじょーなしいぃぃーーーーーっ!!! ほんとに、なんなのよあいつ──はっ! 「魔族っ!!」 突然、膨れ上がる、巨大な瘴気。 「いや…こいつはちょっと違うぞ…」 「ガウリィ?」 「ほら、リナ…なんて言ったっけ?あれ?魔族と人間がくっついたやつ?」 「へえ…よくわかりましたね…」 その言葉に意外な感じで感嘆を上げ…… 「魔族と人間がって…それ…もしかして?人魔?」 「そうそう♪その秋刀魚!」 ずざざざざーーーーーーっ! て…うつ伏せで地面を滑るシノブ……哀れ… 「ああ!!この人、たっくんみたい(はあと)」 彼女の姿を見て喜ぶマイ。誰?たっくんって? 「ガウリィ。秋刀魚はないでしょうが…秋刀魚は…」 「えーー!俺は今、人魔って言ったぞ!」 『言えてない!』 全員の言葉がハモった── 「はっはっはっはっは…さすがですねぇ♪ガウリィさん♪」 「って!ゼロス!!何がさすがよ!!それより、あんたあいつの正体気付い てたんでしょ?何で教えてくんないの!」 「そうは言われましてもリナさん──」 「言う、義理はないですし?って言うんじゃないでしょうねぇ…」 「いいえ──僕にも解らなかったんですよ」 え?解らなかったって…え?え?え? 「信じられます?この僕がですよ…」 「……………………おい…」 …確かに………信じられないことではある…彼は腐っても魔族… …生ゴミは腐るからとはいえ…ゼロスは高位魔族… 飛んでくる赤い光球。 やば… 「みんなよけて!」 あたしの掛け声に、全員がその場を離れ──なに?! 『メグミ(メグちゃん)!!』 「え?」 全員じゃない。 メグミと呼ばれた娘だけが逃げ遅れた。 かああぁぁーーーっ!! 光が彼女を包む── 激しく煙が巻き上がる。悲鳴もあげる暇はなかっただろう。 「まず…一人……どうします?まだ続けますか?リナ=インバースさん?こ のまま続けると更に人が死にますが?」 こいつ! 「誰が?死んだんですか?」 その声は唐突──煙の先からかけられた── 煙が晴れる。 姿を見せる、光に包まれたメグミ。 ふう〜…結界か…驚かせる… 「勝手に殺さないでください…」 鋭いまなざしに、あふれ出る気。この娘…かなり出来る。 「危ないところでした…もう少し遅かったら…メグミのこんがり焼きの完成 でしたね(はあと)」 舌を出して、こちらに笑顔を向けるメグミ。 怪我も…なし…か… 「では…継続?」 「そうなるわね…」 がきぃぃっ! いつの間に接近していたのか、ガウリィが彼女に剣を振り下ろしていた。 だがその剣は全て見えない壁に遮られている。 その彼の真上からいきなし、出現する赤き光の火炎球。 「…くそっ…」 慌てて、その場から距離をおくガウリィ。 「火炎球っ!!!!!」 ぎゅあががががっ マイの叫びと共に生まれ走る光球──6つ。 あれは?まさか?暴爆呪(ブラスト・ボム)? でも、彼女は火炎球って──それが走る。 ぐおぉぉーーーん! 全て、クリーンヒット。 激しい振動が伝わってくる。 やはり──これは、暴爆呪の威力──でも…どういうこと? 「無駄なことを…」 煙の先からかけられてくる声。これでも駄目か。 メグミが走る。姿を隠しているシノブへと。 その彼女の右手にはブルーメタリック色に輝く剣…何処からあれを? そして左手には何かのカードが──緑色に輝く。 「直風陣(レイ・フーリン)」 直、彼女の走る速さが増加した。いや、翔封界のように飛んでいる? しかも、翔封界より早い! 一瞬、見えるシノブの姿。そこにメグミの剣が── ぎぃんっ! ガウリィの時よりも甲高い音をたて、彼女の風の勢いに乗せた突きが止め られる。 あの結界、かなり厄介… 「無駄よ」 そのシノブの言葉は、メグミではなく、ゼロスにかけられていた。 「ぐはあぁ…」 ゼロスがひざま突く。 「ゼロスっ!」 「…し…信じられませんね…これは…」 「何が…」 「精神世界から攻撃したんですが…逆に反撃食らっちゃいました♪」 …おい…ゼロスがか… 「よそ見していいのかしら?」 「きゃあああぁぁぁぁぁっ!!」 悲鳴をあげ、吹き飛ばされていくメグミ。 慌てて、構えなお…………?………彼女の手がその場所を消しゴムで消し たかのように、ふと消えていた…その腕だけが… 「リナ!右だ!」 「え?」 虚空から腕が現れる。 「なっ!しま…」 反応が遅かった、その腕にあたしはとらわれ…その手はとてつもなく冷た い…おもわず魔法を使おうかと考えたが、このままでは自分も巻き込む。 唱えかけた、呪文を取りやめて、自由な右手で慌てて剣を鞘からぬき、振 る。 がきいいぃぃーん!! 「…つうぅ…」 その剣が何か見えない壁にはじかれ、右手に衝撃が走る。 ガウリィやメグミの攻撃を防いだ物と同じか… 「…こ…この…」 しびれている手を再び動かし、もう一度彼女の腕を切… 「…きゃんっ!」 瞬間、突然の電撃を浴びせられ──意識が一瞬途切れかかる。 力が抜ける。そして足がその場で崩れへたりこんだ。だがやつはあたしの 腕をまだ放そうとしない。 「んにゃろお!」 あたしのところへ駆けるガウリィは叫び、斬妖剣でその腕に斬りかかり、 がちいぃーん! あたしと同じように、彼の剣も見えない壁に跳ね返される…とまたあたし を電撃が襲う。 さっきのよりも強力── 「!」 悲鳴もでない。攻撃が止むとあたしは腕をつかまれたまま上半身が倒れ── ──ず何かに髪を捕まれ、倒れることを拒絶された。 「…くっ…」 拒絶させたのは先ほどの腕だった。 …………………………………………待って……この展開って…確か? 目のすみで人魔・シノブの笑みを捕らえる。そしてまだ消えていない反対 の手には1本の短剣。 その姿に、思わず背筋が凍る。 そうだ…この展開は…多少の違いがあるといっても…あの小説どおり… 「やめろー!!!」 あたしの近くでガウリィが叫ぶ。だけど、彼とあたしの間には見えない壁 に遮られガラス越しで見つめるだけのように…ガウリィはその壁をこんしん の一撃で剣を振り下ろすが、うち破ることはできず、あたしに近づくことも 出来ない。 ガウリィの剣が生半可な代物ではないのに── あの斬妖剣の封印をといているのに── 彼の腕前が一流以上であるのに── 「もう一度聞く。リナ=インバース。私とともについてくる気はありますか?」 「…こ…答えは………NOよ…」 …ここは…違う…わね……そんなことを考えて苦笑する… 「…仕方ありません…残念ですが…………ぐああああぁぁぁぁ!!!」 突然、彼女は吹き飛ばされた── <1−4へ> **************************************************************** くわああああああぁぁぁぁーーーーー!! めちゃくちゃ…中途半端ああああぁぁぁーーーーーー!!! しかも…2連続で達也は未登場。 ではでは…あんだ〜ば〜EXへ逃げます!! |
19227 | こんばんわです♪ | らん E-mail | 2001/12/26 22:05:01 |
記事番号19155へのコメント 猫斗犬さんは No.19155「スレイヤーズSTS──3」で書きました。 らん:こんばんわvvです〜〜〜 ふう・・・停電以来・・・ネットに繋がったり、 繋がらなかったりと・・・右往左往しております。 しくしく・・・やっぱり、修理に出したほうがいいのでしょうか? ・・・・個人的なことは、おいといてですね・・・感想いきます。 > やっとこさ…3回目…しかも…予定の内容から微妙にズレが… あの〜〜〜〜それ言うのなら・・・私のハプニングは一体? エル様:そうよね〜〜〜〜第二部に入って皆暴走しているし〜〜〜〜 らん;そうなのです・・・あう・・・ >「というわけでもう一回最初っから…ゼロス……ええ…実はですね…ってと >こから初めてね(はあと)」 >「なんで!そこからなんです!」 らん:諦めて♪彼女の調子に合わせましょ♪ >「もう一回、チョップ食らわせられるから♪あ♪今度は奮発しておもいっき >し殴ってみるのもいいわね♪」 >「奮発って…」 >「うんにゃ…こーゆう時は、問答無用の攻撃魔法をたたっこむってーのが通 >なのよ…ミリィ♪」 >「おおーー!さすがリナちゃん(はあと)太っ腹!!」 >「まーね♪」 >「あの…太っ腹って…それ以前に僕の意見は?」 >『絶対無い(はあと)』 >「…しくしく…」 > …あ…またいじけた… > …ほんと…いつものことだけど…こいつをからかうのは面白いわ♪ エル様:あらvv部下達をからかうのも面白いわよvvv らん:・・・あれは、からかっているというのですか? エル様:言うのよvvv >『そこまでです!!』 > …したゼロスの言葉を遮るかのように、上空から朗々と響く── >「また、今度は何ですかあああぁぁぁーーーー!!!」 > あ…面白い♪ゼロスったら…言葉に何か…泣きが入ってる♪ らん:魔族なのに、相変わらずのりがいいことでvv >「ちなみに1番目は?」 >「さっきリナさんが読んでた『デモン・スレイヤー』シリーズ♪」 > びきっ >「うわあああああーーーー!どうした!リナ!!足元がいきなり凍り始めて >るぞおおぉーーーーー!!!」 >「…お願い…ほっといて…ガウリィ…」 >「???」 らん:あはははははは!!例のあれ!!ですか!!リナこうなったら プライバシーの侵害としてアメリアを脅し例の本を回収するか!! それとも、売上の70パーセントを貰うとかしたらどうでしょう? > その時、あたしは呆れながらこりこりと頭をかくと…屋根から飛び降りた >彼女が空中の3分の1で1回転し、後は着地へ──そこをすかさず。 >「炎の矢」 >「火炎球」 > ぎゅおおーん!じゅぐおぉおがびごしゃ! > どごがぎゃあぁん! >「ぷぴぎぃやあーー!」 > あたしともう一人が放った攻撃魔法を食らい、その人物は悲鳴を上げ、 > ぺちっ… > 地面と同化── >「…お、おい。リナ。今のはちょっとひどくないか」 > 青ざめて言うガウリィ…ちょっとなのか… らん:だって♪リナだし♪ エル様:そうよね〜〜〜あたしから見れば♪手ぬるいわvv らん:・・・・ >『………………』 > しばし無言。 > ぐあばああっ >『ずげげっ!』 > いきなし少女は起き上がった。金髪ねーちゃんを頭の上に乗っけながら… >「…ああ〜ん……お気に入りの洋服がすすだらけ〜」 > なかなか珍しい服…今のをくらってすすだらけ?…普通はボロボロになるだ >ろ…を眺めながら1人明後日の方をむく少女…確か…マイとかって呼ばれてたっ >け? らん:・・・・器用ですね・・・やっぱり非常識人ですし・・・ >「…だめ(はああと)」 > メグ一言。 >「…え…」 > マイの顔が蒼白になる。 >「…つー訳でさらばじゃ…マイ…」 >「…な…なに…たっくんの口真似をして…」 >「火炎球」 >「…るのおおおおおぉぉぉっっっーーーーー!!!!!」 > ぶどおぉぉぉーん! > 少女の笑顔で放った一撃は、彼女を中心に紅蓮の炎と化した。 >「…食べ物の恨みは恐ろしいのね…」 > うんうんと頷き明後日の方向で手を組む金髪のねーちゃんであった── >「メグミの場合、ケーキだけに関してだけど…」 らん:・・・ケーキに対する情熱はどれ位凄いのでしょうか? 前々から気になっていたのですが・・・ >「…あんた誰…何もんなの…平謝りする人物に容赦のないその攻撃魔法…」 >「リナさんも似たようなことを、よくなさっていると思うのですが、僕は…」 >「あたしは悪人にしかやらないからいいの!」 >「…そうかあ…」 らん:説得力なって・・・リナ・・・ エル様:あたしも悪人や部下達にしかやらないし♪やさしいからvv らん:・・・ >「いや…普通は気にするって…」 >「えええぇーー!そうなんですか?!!あたしの友達は全然気にしないのに >!!!」 >「…あんた…もう少し…まともな友達選べよ…」 >「その、まともじゃない友達1号…」 > そう言って…人火事があった場所を指差すメグミ…だっけ? > それにうなずく金髪ねーちゃん。 >「…そして2号…」 > 次にマイにアインと呼ばれたねーちゃんを… >「…あ…あたしもですかああぁぁぁーーーーー!!!」 >「当然」 >「でもでも…」 > 2人だけで、話し始めちゃったし… らん:・・・まともだと思っていたのですね・・・ じゃあ、達也はどうなのでしょうか? >「あるお方の命によりわたしが迎えにあがったしだいに…」 >「あるお方?」 らん:その人物とは!!!! エル様:さぁ? >「はい…あなた様にとても会いたがっておられます」 >「なにいぃー!」 >「えええぇー!」 > 彼女の言葉に、同時に声を上げるガウリィとゼロス。 >「そのお方、気は正気ですか?!!」 >「言っておきます。それだけは止めたほうがいいです。リナさんがいくとこ >と絶対トラブルが生じると思いますよ。僕は」 > …おい…ゼロス… らん:リナの行く所どこでも♪トラブル♪ エル様:あたしは面白ければよし!! >「正気なのかあんた!」 > ガウリィが叫ぶ。 >「正気ですわ(はあと)あら?…もしかして怒ってます?」 >「当たり前だ!」 > ガウリィが怒ってる?いつもとの穏やかな笑顔とは違って真剣になったそ >の表情。 > …あっ…やだ…そんなガウリィの顔を見てたら、心臓がドキドキしてきちゃった >じゃない… >「…もしそんなことをするとしたら…」 > …どきどきどきどき…更に鼓動が早くなっていくのが解る。 >「…そんなことをしたら…」 > ……ガウリィ…… >「…リナが暴れて、街中が火の海になっちまうじゃないかー!」 >「は?」 > こけけっ!! >「あっガウリィさんもそう思います…いいえ…もしかしたら街なんかが消滅 >するんではないかと思うんですが…」 >「おお〜なるほど。それは言えてる」 らん:あははははははははははははははははははははははははははあはあ・・・ ・・・ふう・・・笑い疲れました・・・ エル様:あんたは、笑いすぎ。 しかし、ゼロスのやつ・・・魔族が人の心配してどうする? 部下Sの教育がなっていないのかしら? らん:それだけ、リナが人間離れしているのです!! > その2人の会話を横目にジト目でメグミが、 >「リナさん…今までどういう人生おくってきたんですか?」 らん:波乱繁盛な人生♪ >「まさか…無傷でという条件まで入ってるんじゃないでしょうね…もしそう >でしたら…それは不可能への挑戦ですよ!」 >「は…はあ…」 > ゼロスのその言葉に、困ったような困っていないような顔のしのぶに、 >「うんうん…確かに…」 > しみじみのガウリィ。 らん:・・・なんか・・・ここまで来ると何というか・・・といった感じです。 > 中級の魔族ならわかるが、こんな奴、程度に竜破斬が聞かないなんて! > これじゃあ…シャブラニグドゥの威厳なんてありゃしないじゃない! > 魔王のこんじょーなしいぃぃーーーーーっ!!! > ほんとに、なんなのよあいつ──はっ! エル様:そうなのよね〜〜〜〜ほんと、あいつって根性ないのよね〜〜〜 あ、なんかむかついてきたわね・・・このレス終了後・・・お仕置きしましょ♪ らん:ファイトです・・・Sさん・・・ >「魔族と人間がって…それ…もしかして?人魔?」 >「そうそう♪その秋刀魚!」 らん:やっぱり、ガウリイはどこまれもガウリイでしたか・・・ こちらのガウリイはリナ以外には、頭回りません。 >「誰が?死んだんですか?」 > その声は唐突──煙の先からかけられた── > 煙が晴れる。 > 姿を見せる、光に包まれたメグミ。 > ふう〜…結界か…驚かせる… >「勝手に殺さないでください…」 > 鋭いまなざしに、あふれ出る気。この娘…かなり出来る。 >「危ないところでした…もう少し遅かったら…メグミのこんがり焼きの完成 >でしたね(はあと)」 > 舌を出して、こちらに笑顔を向けるメグミ。 らん:流石!! >「…仕方ありません…残念ですが…………ぐああああぁぁぁぁ!!!」 > 突然、彼女は吹き飛ばされた── らん:あああ!!気になる終わり方です〜〜〜〜 > くわああああああぁぁぁぁーーーーー!! > めちゃくちゃ…中途半端ああああぁぁぁーーーーーー!!! > しかも…2連続で達也は未登場。 > ではでは…あんだ〜ば〜EXへ逃げます!! 達也の登場♪おまちしております♪猫斗犬さん♪ (これからは、皆さまに様付するのを止めたのです・・・) それでは、失礼いたします♪ |
19156 | 【スレイヤーズSTS】あんだ〜ば〜EX・3 | 猫斗犬 E-mail | 2001/12/24 17:45:54 |
記事番号19154へのコメント かお様の… >> つれてきた覚えのない若干2名の姿を盗み見ながら… >有希姉ちゃんと雪菜ちゃんかな?←こら(笑) というレスに一つ。 つれてきた覚えのない…仲良し4人組がある場所に居たら… どうなるのでしょう… あんだ〜ば〜EX 特別編です。 ******************************************************************** アイ<つーわけで、第3回。 【スレイヤーズSTS】あんだ〜ば〜EX。 本日の司会、進行役は… あたくし、アイン=バーグス── ──そしてゲストは…> ガウ「……………ぐーぐー…」 スパーーーーーン!!(スリッパが炸裂) ガウ「なんだっなんだっなんだっなんだっなんだっ!!」 アイ<はいっ!ガウリィさん自己紹介!> ガウ「え?あ…え〜と…ガウリィ=ガブリエフだ!」 アイ<本日もしばらくのお付き合い、どうかよろしくお願いしますね(はあと)> アメ「早速。質問!」 アイ<はい。アメリアさん!> アメ「…ここってどこですか?」 アイ<いい質問です…ここは私の中です!> アメ「中って…なんです?」 アイ<正確に言うと…201型感情登録知性体DWSMM(ディー・ダブル・ トゥーエム)変船『アイン』。縦幅48メートル、横幅15メートル、 総重量42トン、矢尻型の形をしたブルーメタリック色…この色は私 の趣味&ラッキーカラーです…の中型宇宙船のコクピット♪> スレキャラ全員 『…………………』 ガウ「なあ?わかったか?」 ガウリィの言葉にリナとアメリアは首を左右に振り、ゼルガディスは 明後日の方を向いてなにやら独り言。 …今、頭ん中で整理でもしてるんだろうか…DWなんたらかんたらっ て…今の説明じゃほとんど解んないでしょうね… アイ<と…皆さん理解してくれたところで…> 全員『してない…してない…』 アイ<…今回は趣向を凝らして、あんだ〜ば〜EXの名前の由来を説明して みましょうか…> 全員『なにいぃーーーーーーーーーっ!!!!!』 アイ<って…あの…皆さん…何驚いてるんですか?> リナ「あのタイトルってちゃんとした由来なんてあったのーーー!」 達也「オレは適当に決めたんだと思ってたぞーーー!!」 アメ「あたしはてっきりただの語呂合わせだと思ってました!!」 ゼル「由来があるほどのタイトルかこれが?」 …ひじょい…みなさん… ガウ「………え〜と…」 リナ「ガウリィはなんにも答えなくていいから」 ガウ「……………オレ…今日ゲスト…なんだが…」 リナ「ガウリィの出番は最初の挨拶だけだもん♪」 ガウ「…まて…おい…」 アイ<ま…とにかく話をすすめましょう(はあと)> 全員『…おい…』 アイ<このあんだ〜ば〜EX。最初の誕生は 龍崎星海 さんの『スレイヤ ーズラジオ』から始まったと言っていいでしょう…> リナ「あん時の放送では猫斗犬のやつ、あたしたちのスキ見て『スレイヤー ズラジオ』用に送られてきた視聴者のお手紙を盗もうとしたのよねぇ〜」 双子『……………………(ぎく)』 ガウ「ん?どうした舞に達也?」 双子『…な…なんでもない!!!』 アイ<というわけで『アインちゃんのEX講座』言ってみましょう(はあと)> アイ<はい、この番組のタイトルである『あんだ〜ば〜EX』。 タイトルからして適当っぽい呼び方ですが… 最初は作者も結構、タイトル名をいろいろと考えていたようです> リナ「ふ〜ん…あれがねぇ…」 達也「あの猫斗犬が考えるという知識をもっていたのは、驚きの新事実だな…」 リナ「確かに…」 いや…驚くところが違うんですけど… アイ<で…最初の候補が…『STS』をもじったタイトルだったそうです…> 達也「オレたちが出るようだからSTSなんなんだな?」 アイ<そうです…でも結局…1回目の時は作者自ら出たらしいですが…> 達也「やっぱり、オリジナルキャラクターでいきなりレスで使うのはためらっ たんだろうな…」 リナ「そこが2つ目の驚くべき新真実ね(はあと)」 アイ<2つ目の候補は…『スレイヤーズラジオ』だからそのまま『EX』を 取り入れたもの…> リナ「もしかして『スレイヤーズ.EX』(←本当のラジオドラマタイトル) を…意識して…」 アイ<そうです(はあと)> リナ「いいのかおい…著作権問題に引っかかるぞ…」 アイ<ま…猫斗犬がつかまるのはどうでもいいとして…> リナ「いいんかい…」 アイ<で…作者はこのままで使うと…『スレイヤーズラジオEX』…になる が見た目が悪い…と思い…点を入れたり… 『スレイヤーズラジオ.EX』 …イコールを入れたり… 『スレイヤーズラジオ=EX』 …罫線を入れたり… 『スレイヤーズラジオ─EX』 …としてみましたが納得のいくものはない…> リナ「で…違うタイトルを考えたのね…」 アイ<いいえ…読み方を変えてみたんです…自分の名前みたいに…> 達也「『びょうとけん』が…『ねこといぬ』…見たいにか?」 アイ<そうです…で…点では… 『スレイヤーズラジオ』テンEX(他…ピリオド) …イコールでは… 『スレイヤーズラジオ』イコールEX …罫線では… 『スレイヤーズラジオ』センEX(他…ヒク、マイナス、ケイセン…) …で…アンダーバー…> リナ「あ…そうか…罫線の呼び方を変えて…あんだーばー…だからあんだ〜 ば〜EX…なわけか…」 達也「なんちゅう…タイトルのつけ方だ…」 アイ<というわけで…アインちゃんの何でも電話相談室でした(はあと)> 全員『番組が違うーーーーー!!!』 ガウ「なあ…アイン…俺からも質問いいか?」 アイ<何です?ガウリィさん?> ガウ「これなんだ?」 <強めに押してください>と書かれた丸い透明なプラスチックを指差 すガウリィ。 ガウリィはそれを押そうとしていた。 アイ<あああ〜!ガウリィさんそれは!!> 達也「待て!ガウリィ!」 ガウ「え?」 舞 「押しちゃえ(はあと)」 ぽちっ…(舞がガウリィの背中を押してその勢いでガウリィがボタン を押してしまう) 大半『…あっ……押しちゃったし…』 全員『………………』 ぷしゃああーっ!!!!! リナ「ひいへえぇー!!」 ガウ「うわあっ冷てえっ!!」 突然、天井から泡入りの冷たい水がシャワーになって彼らを襲う。 アメ「ぴいやああー…何なんですかこの水ううぅぅ…」 ゼル「もしかしたらこれは…消火装置か何かなのか?」 達也「…あたり…」 リナ「ガウリィのばかああー!なんてことすんのよおーーーー!!!!」 ガウ「ええー俺のせいなのかリナ!」 リナ「あったり前だああー!あんたがスイッチ押したんでしょうがあ!」 ばちいいぃぃぃっ 一ヶ所から、小さな火花が散る。 アイ<ぴいえぇー、水でショートしてるうう…あたしの可愛いコンソロール パネルぐわああぁぁぁー> 達也「やかましいぞ、アイン。泣いてないでとっとと消化装置を止めるんだ よ!それに舞!お前さんはあれなんだか知ってたは……って…」 舞 「きゃはははははは…」 全員『下から噴出す水に乗って遊んでる…』 達也「それをやりたかったのか?こいつは…」 達也「…だあああ…な…なんとか…間にあった…」 椅子に座りながら、14インチ位のモニターに達也は突っ伏した。 消火装置も既に停止しており、全員はぬれねずみ。 ガウ「ああ…びっくりしたよなあ…」 リナ「びっくりしたよなあ…じゃないでしょうが…全部あんたのせいでしょ …全部(努)」 ガウ「はははは…いや…わりいわりい…」 達也「…笑ってすますなよな、ガウリィ…次から次へとトラブルなんか起こ しやがって…終いにはその辺で転がりながら盆踊りを踊るぞ…オレは…」 恵美「…………くすくすくす…」 アメ「何を笑っているんですか?恵美さん?」 恵美「…あ…今のたっちゃんの言葉で盆踊りする姿、想像しちゃった…結構 可愛くて(はーと)」 ちなみに、あれから消火装置を何とか停止すると、今度はあのガウリィ くん、やれやれと腰掛けた場所がちょうどコントロールパネルの中の重 力発生装置の停止スイッチ。 艦内は無重力状態。その状態にあわてふためいて、更にその辺のスイッ チを押しまくり、主エンジンの出力を全開にし、オーバーヒート寸前に までに追い込んだのだ。 達也「もしこれでオーバーヒートが止められなかったらどうなったと思うん だ…」 ガウ「…さあ…」 達也「船は爆発して全員おだぶつ…」 ガウ「…げっ…そんなにやばかったのか…」 達也「ったく…」 アイ<あのお…達也…> 達也「なんだアイン?…また、トラブルかなにかじゃないだろうな…」 アイ<いえ…そのお…> 達也「今度はなんなんだ…ミサイルでも自然発火したか?宇宙ゴキブリかね ずみが進入したか?それともその辺の隕石がかすって1ミリ程度の傷 でも付いたか?」 リナ「達也…最後の1ミリの傷って…」 達也「アインなら絶対騒ぐ!!」 アイ<あのねぇ…達也。いくらなんでもその程度の傷で…> 達也「この間、その程度の傷で…モニターに泣いている絵を表示しながら… うるうるうるうる、うるるのる〜、たあ〜つう〜やあ〜…とか何とか 言ってきたのは、どこのどいつだ?」 リナ「…おい…」 アイ<………………そ…そう言えば、そんな昔のこともありましたねえ…> 達也「…昔って…この間、3日前の出来事じゃねぇか…」 アイ<…もしかしてウィルスでも進入して記憶メモリがおかしくなったかな ?…すぐに確認してみます…> モニターに『うぃるちゅ はんまー』などというタイトルが現れそれ が消えると、検索中とパーセントのゲージが現れる。 それと一緒にデフォルメされた船のアインがその周りをぴこぴこ動き 回る。 アメ「…あ…可愛い(はあと)」 アイ<…検索中…> 達也「…あーわかった、わかった…もう止めよう…それよりさっきのはなんだ?」 アイ<…検…あ…はい…実は……舞ちゃんが宇宙服を着て外に出て行っちゃ いましたけど……> 達也「…あん?…あ…そういえば…一番やかましいのがいないかと思ったら…」 アメ「あれ?そういえばゼルガディスさんは?」 アイ<舞ちゃんが一緒に連れて行っちゃいました…宇宙服も着せないで…> 達也『…おい…』 ガウ「なんだ?その宇宙服って?」 リナ「さあ?」 アメ「何でしょうね…」 そして、その後、宇宙でおぼれたキメラがつれるという出来事が宇宙 年史に追加されたという… ゼル「うそつけーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」 ハッピーエンド(はあと) ******************************************************************** ………何かこっちも…中途半端に終わったような… それでは…一週間後にお会いできることを夢見て… 猫斗犬でした♪ |