◆−魔道学園物語−たすく (2002/1/6 15:26:36) No.19378
 ┣始めまして♪−らん (2002/1/6 16:25:02) No.19381
 ┣はじめまして−一坪 (2002/1/7 08:05:20) No.19394
 ┗魔道学園物語2 放課後−たすく (2002/1/7 13:19:47) No.19397


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19378魔道学園物語たすく 2002/1/6 15:26:36


※こんちは。作者のたすくです。これは、スレイヤ―ズとハーメルンのバイオリン弾きのキャラを一緒に出しています。なにぶん初心者ですので、文が変でも許して下さい。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「おはよう。今から朝会を始める。」
 今日も教室にクラ―リィ先生の言葉が響きます。
「退屈ねぇ〜」
「確かになぁ・・・」
 ワルの巣窟とも呼ばれる窓側の一番後ろ。そこであくび混じりに呟いたのはリナとガウリイでした。先生の話が続くなか、二人は話していました。
「あの先生・・・ほとんど無表情で話すんだもの・・・おかげで朝から眠くて眠くて」
「そうだよなぁ・・・でもパーカス先生の授業よりましだろ」
「ああ・・・あの口五月蝿いやつね・・・」
 と、その二人の周りから、一人二人と遠ざかって行きます。教卓では、クラ―リィ先生が仁王立ちで呪文を唱えています。

 どどどぉぉぉぉおおおおおおむっ!!

 そして、教室はまたまた半壊するのでした。


 普通科の二年二組。ここは学校中の問題児を集めたのかと言わんばかりの生徒が集まっています。
 それでも、成績はいいという理不尽なクラス。それが、このクラスでした。
 今日もやはり先生は魔法をぶっぱなし、学級委員長のライエルは混乱とストレスで暴れまわる。リナ達仲良し四人組がその騒ぎに乗じて遊びまわり、ゼロスは隅で茶をすする。極普通の平和な毎日でした。
 しかし、今日は違いました。
 二時間目の体育の授業―――担任のがーヴ先生が出張のため、自習となったのです。
 このクラスに自習は不可能だと言われたものの、結局は自習となったのです。
 で。何をするか―――
「『バトルロワイヤル』しよーぜ!」
『バトルロワイヤル?』
 早速最年少のトロンが提案します。
「あのね、二チームに分かれて戦うんだ!大怪我しない程度に!」
「おお!やろーぜ!」
 ガウリイが何も考えずに賛同します。
「でも・・・危ないのでは?」
 フィリアが、心配そうに言います。
「大丈夫ですよvやりましょうv」
 ゼロスが無責任にたきつけると・・・・・・
「やってみましょうか」
「おもしろそう・・・」
「退屈しのぎになるな」
 他の皆も賛同するのでした。


 ちゅどおおおおおぉぉん!
♪ちゃんちゃんちゃらちゃっちゃっちゃっちゃああああん!
 バイオリンの音に爆発音。人の悲鳴。グラウンドをそんな音が支配しました。この学校では結構日常茶飯事なので、誰も気にとめませんでした。このあと、何が起きるかも考えずに・・・・・・


「げーへへへへへええええっ!皆殺しだよぉぉぉ!」
 そんな声とともに大きな影が現れました。白チームのエース、コルネットです。
「ああっ!コルネットが巨大化したぞ!」
 ハーメルが、驚いた声を上げます。
「ちぃっ!厄介なのが出てきやがった!」
 トロンと打ち合っていたゼルガディスも、空を見上げます。ちなみにトロンを倒して踏みつけたうえで。
「私に任せて!・・・ドラグ・スレイブ!」
 どががががああああっ!
「見たか!私の実力を!」
 赤チームリーダーのリナはふふんっ、と笑います。が。
「効くわけないだろおおぉぉ、何しろ、このわしは強いのよ!」
 復活したコルネットは、また暴れだしました。
「凄いですね・・・」
 アメリアはほうけています。
「でもどうします?このままじゃ負けます!」
「フィリアさん、何言ってるんです」
「え?」
「厚化粧」
「なっ!」
「ばかドラゴン」
「―――――」
「・・・・・ぶす」
「ゼロス―――!?」
 怒り狂ったフィリアは、竜となってゼロスを追いかけました。
「さあ、その意気です。フィリアさん。コルネットさんをよろしく〜v」
 一仕事を終えたゼロスは、グラウンドの端までゆっくり歩いて行き、ポットと湯飲みを出してお茶を淹れはじめました。
「はぁ、おいしい」
「おいしいvじゃないでしょー!!」
 すかけええええんっ!
「・・・痛いです・・・リナさん」
「授業中に茶ぁのむなあああっ!」
「おい。リナ」
 ゼルガディスが、声をかけました。
「何よ」
「授業は終わりだ」
「?」
「残りは放課後だ」
「へ?」
「もう皆、教室に戻ったぞ」
 砂混じりの風が、グラウンドをとおって行きました。

   
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

どうでした?この話は続きます。早いうちに書こうと思います。
ではでは・・・・・

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19381始めまして♪らん E-mail 2002/1/6 16:25:02
記事番号19378へのコメント

たすくさんは No.19378「魔道学園物語」で書きました。

  始めまして♪らんというものです。
  そしてこんにちわです♪たすくさん♪

>※こんちは。作者のたすくです。これは、スレイヤ―ズとハーメルンのバイオリン弾きのキャラを一緒に出しています。なにぶん初心者ですので、文が変でも許して下さい。

  大丈夫です!!私も駄文をこちらに投稿なさっているので
  しかも話が・・・長すぎる・・・
  ハーメルン♪私!!大好きな作品なので嬉しいです!!

>「おはよう。今から朝会を始める。」
> 今日も教室にクラ―リィ先生の言葉が響きます。

  あは!!はまっていますね!!クラーリィが先生ですか!!
  やはり眼鏡をかけているのでしょうか?

>「退屈ねぇ〜」
>「確かになぁ・・・」
> ワルの巣窟とも呼ばれる窓側の一番後ろ。そこであくび混じりに呟いたのはリナとガウリイでした。先生の話が続くなか、二人は話していました。

   あははははは、二人らしいですね。
   リナとガウリイは先生たちの頭痛の種♪
   
> と、その二人の周りから、一人二人と遠ざかって行きます。教卓では、クラ―リィ先生が仁王立ちで呪文を唱えています。
>
> どどどぉぉぉぉおおおおおおむっ!!
>
> そして、教室はまたまた半壊するのでした。

   ちゃっかりリナだけは、防御結界張ってそう♪ガウリイ見捨てて♪

> 今日もやはり先生は魔法をぶっぱなし、学級委員長のライエルは混乱とストレスで暴れまわる。

   ライエルは、女の子に触ると鼻血を出すのでしょうか?やはり(笑)


>リナ達仲良し四人組がその騒ぎに乗じて遊びまわり、ゼロスは隅で茶をすする。極普通の平和な毎日でした。

   あははははは!!アメリアは正義について語っているのかな?
   ゼルはそのアメリアのブレーキ役♪

> ちゅどおおおおおぉぉん!
>♪ちゃんちゃんちゃらちゃっちゃっちゃっちゃああああん!
> バイオリンの音に爆発音。人の悲鳴。グラウンドをそんな音が支配しました。この学校では結構日常茶飯事なので、誰も気にとめませんでした。このあと、何が起きるかも考えずに・・・・・・

   知らないって幸せですねvv

>「げーへへへへへええええっ!皆殺しだよぉぉぉ!」
> そんな声とともに大きな影が現れました。白チームのエース、コルネットです。
>「ああっ!コルネットが巨大化したぞ!」
> ハーメルが、驚いた声を上げます。
>「ちぃっ!厄介なのが出てきやがった!」
> トロンと打ち合っていたゼルガディスも、空を見上げます。ちなみにトロンを倒して踏みつけたうえで。
>「私に任せて!・・・ドラグ・スレイブ!」
> どががががああああっ!
>「見たか!私の実力を!」
> 赤チームリーダーのリナはふふんっ、と笑います。が。
>「効くわけないだろおおぉぉ、何しろ、このわしは強いのよ!」

   暴走コルネット。
   確か原作では、コルネットは始めハーメルンのこと好きだったような・・
   しかもラストにて、凄い(?)ことをした。人知れず(笑)

>「厚化粧」
>「なっ!」
>「ばかドラゴン」
>「―――――」
>「・・・・・ぶす」
>「ゼロス―――!?」
> 怒り狂ったフィリアは、竜となってゼロスを追いかけました。
>「さあ、その意気です。フィリアさん。コルネットさんをよろしく〜v」

   あはvvいいように使われてますね〜♪


>どうでした?この話は続きます。早いうちに書こうと思います。
>ではでは・・・・・

  面白いです!!私こうゆうのり好きです♪
  何時までも続きお待ちしております♪それではこれにて!!

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19394はじめまして一坪 E-mail 2002/1/7 08:05:20
記事番号19378へのコメント

投稿ありがとうございました!

ハーメルンですか。原作は読んだことないですが、あの(笑)アニメは見てました。
といっても、よく覚えてなかったんですが、それでもおもしろいです。

続き、頑張って書いてくださいね。

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19397魔道学園物語2 放課後たすく 2002/1/7 13:19:47
記事番号19378へのコメント

※こんちは。皆さん読んでくれたようで・・・。
 ありがとうございます。さて。今回の話は、前回の続きです。
 それでは・・・

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 放課後。グラウンドには殺気が満ちていました。鳥の鳴き声さえも聞こえない、虫の声も聞こえない。それというのも・・・・・・
「さあ!皆さん今ここに決着をつけるときが来たのです!戦いましょう!力いっぱい!」
 赤チームのアメリアが、同じチームのメンバー達の前で拳を握り締めて力説しています。
 と―――
「皆さーんっ!そろそろやりますよー!」
 グラウンドの中心で、メガホンを持ったライエルが呼びかけています。
 しばしして。
「では!赤チーム対白チーム、血ぃでたら負け!バトルロワイヤル決勝戦を開催します!」
 ぅおおおおおおおおおおおおおおおぉぉおぉおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!
 野次馬が無意味にはやしたて、先生一同は他人の振りをするという状況です。なにしろこれもこの学園の日常茶飯事ですから、とめる人はいません。
「よーい」
 ♪ぽーん
 ライエルが合図のピアノを弾くと、両者は派手にぶつかって、大騒ぎとなりました。
 白チームのリーダーのハーメルが、コルネットをけしかけます。
「いけ!コルネット!お前が勝ったら一日デートしてやる!」
「分かりましたわ!では・・・・・・げえええっへっへへへぇぇぇぇ!」
 早速巨大化し、コルネットは赤チームを襲います。
「そして、フルート!」
「えっ!」
 ハーメルは、今度はフルートに言います。
「何?」
♪ちゃんちゃんちゃちゃああんちゃちゃちゃああんちゃっちゃちゃあああん!
「やめてえええええぇぇぇ」
 ハーメルがバイオリンを演奏すると、フルートは操られるように相手に向かって行きます。
「そりゃー!マリオネット・ヴァージョンだああああ!」
「やめなよ!ハーちゃん」
「ライエル・・・」
「フルートちゃんが可哀想だ!」
「おおっ!?やる気か、ライエル?」
「ああっ!」
 ちゅどちゅどちゅどおおおおおおおおおおおおん!
「あ。白の方は仲間割れを起こしたみたいよ」
 リナが、天に昇る黒煙を見て言いました。
「それにしても・・・」
 ガウリイが、ある一点を見ながら言いました。
「どうする気だ?あれ」
 その先には、暴れまわるコルネット・・・・・・
「取りあえず、動きを止めるか・・・フリーズ・ブリッド!」
 こきいいいいいんっ!
 ゼルの放った魔法は、見事直撃。が―――
 図体がでかいコルネットには、効きません。
「どうします?フィリアさんはもう使えませんよ?」
 ゼロスがのほほんと言っています。
 実はフィリアは大怪我のため、今は医務室にいます。
 リナは頭をフル活用させて、ひとつの名案を思いつきました。
「ゼロスー」
「何ですか?」
「ちょっと、行ってこーい!」
 どげっ!
「あうっ!」
 ひるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・・
「飛びましたねぇ〜」
「命中するなぁ」
 リナの放った蹴りは、見事にコルネットの身体に当たりました。と―――
 ごうんっ!
 いきなり大爆発を起こしてーーー
「ただいまです。皆さん」
 ゼロスが空間を渡って戻ってきました。
「やっつけて来ましたv」
 どうやって・・・?と聞きたいが、怖くて聞けない。
「じ・・・じゃあ、行くわよー!」
『おうっ!』
 どどおおおおおおおおぉぉぉぉぉっ!
 ぅわああああああっ!
 っきゃあああああああああっ!
 ごおおおおおんっ!


 数時間後、砂煙のおさまったあとには、倒れ伏したメンバーと野次馬がいました。
「ったく・・・どういうつもりだぁぁ・・・・?」
「す・・・すいませんすいません!」
 グラウンドの入り口には、仁王立ちになったクラ―リィ先生と、一人だけ代表として責任をとらされて泣く泣く謝っているライエルの姿がありました。

      何はともあれめでたしめでたし。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 いやー、あっはっは!(苦笑)
 妙な終わり方になってしまいました。
 でも、また何かネタがあればシリーズで書こうと思います。
 では!