◆−キノの旅 音の国−羅琴みつき (2002/1/14 03:52:54) No.19522 ┗きゃ〜〜〜っvv−れーな (2002/1/16 22:56:34) NEW No.19574 ┣ぎやーーーっ!!−羅琴みつき (2002/1/17 21:38:54) NEW No.19601 ┗ぎやーーーっ!!−羅琴みつき (2002/1/17 21:38:58) NEW No.19602 ┗すいませんーーー−羅琴みつき (2002/1/17 21:40:37) NEW No.19603
19522 | キノの旅 音の国 | 羅琴みつき E-mail | 2002/1/14 03:52:54 |
こんばんみー。みつきです。 スレキノやりたいとか言いつつ、キノの旅単独読み切りを投稿します。 実はあたし、キノ小説書くのは初めてなのです。これが。 それで、スレキャラを入れる前に、練習しておこうかと。X巻も出たことですしvv(←でも関係ない) というか知ってる人少ないの承知で、投稿しちゃってすいません; それでもあたしはこのツリーに、キノ小説を投稿しまくります(爆)。まぁ、しまくるほどツリーが残っているか解りませんが。 音の国 海岸沿いの道を、一台のモトラド(注・二輪車。空を飛ばないものだけを指す)が走っていた。 モトラドの後部席はキャリアになっていて、後輪両脇には箱が装着されていた。その上には鞄や寝袋が積んである。箱につけられた銀色のカップが振動で揺れ続けている。 運転手の体躯は細い。銀色フレームのゴーグルの下の顔は若かった。 運転手は茶色のコートを着て、余った裾を両腿に巻き付けてとめていた。飛行帽にも似た、鍔と耳を覆うたれのついた帽子をかぶっている。 右腿にはハンド・パースエイダー(注・パースエイダーは銃器。この場合は拳銃)のホルスターがあって、リヴォルバーが一丁収まっている。腰の後ろにも、細身の自動式をつけていた。 「キノ。次の国はまだ見えないの?」 ふいにモトラドが声をあげた。 キノと呼ばれた運転手は、 「もうすぐさ」 「その台詞、何度言ったと思ってるのさ」 モトラドは不機嫌そうにぼやく。 「何回だったかなぁ」 「12回だよ、12回!!」 「数えているならボクに聞くなよ、エルメス」 「キノ――――ッ!!」 落ち着いたキノの応答に、エルメスと呼ばれたモトラドが声を張り上げた。 それからさらに3回、同じやりとりを繰り返したころ、城壁が見えてきた。 「こんにちは、旅人さん。ようこそ我が国へ」 城門まで行くと、入国審査官の男性が2人ほどいて、キノとエルメスを歓迎した。審査官2人は、何故か肩に楽器をかけていて、その姿はまるでライフルをかまえているようだった。 「こんにちは。ボクはキノ、こちらはエルメス。 3日間の滞在を希望します」 「今手続きをします。ところでキノさん、パースエイダーは何丁お持ちですか?」 審査官の男は、キノの右腿に吊ってあるパースエイダーにちらりと目をやって言った。 キノは素直に応えて、 「持ち込みは禁止されていますか?」 「いいえ。そういうわけではないのです。一応、失礼ですが、この国で旅人さんが何か事件をおこした時などに、困るからです。手続きをする際、武器を持っているかどうかも書かなくてはいけませんから」 「そうだ、キノさんにエルメスさん」 もう1人の審査官の男が話しかけた。 「この国の国民の特徴を知っていますか?」 「いいえ」「知らないー」 キノとエルメスは同時に応えた。 「国中の人みんな、それはそれは音楽が好きなんですよ。国民1人で必ず2つ以上、自分専用の楽器を持っています」 「毎日、暇さえあれば楽器を吹いて、心を落ち着かせているんです。キノさんとエルメスさんも、滞在中、みんなの音を楽しんでいってくださいね」 審査官の男達は交互に説明した。 「なるほど」 「どうりで、審査官が武器のかわりに楽器しょってるわけだ」 「賑やかな国だと思っていたのに……」 「ああ。何だか予想と違うな」 入国するとすぐに、たくさんの住宅が見えてきた。 キノとエルメスは、かえってうるさいぐらいの音を覚悟していたが、国は静かだった。 「どうしてこんなに静かなんですか?」「なんでー?」 案内役として付き添ってくれた審査官の男に聞いた。 「ああ。このあたりはいつも静かなんですよ。 家のドアが完全な防音仕様になっているからなんです。みんながみんな楽器を奏でていたら、他の人と音が混ざってめちゃくちゃになってしまうでしょう?家の中は賑やかですよ」 「なるほど。よくわかりました」 「じゃあ、せっかく来たのに、音楽聞けないの?」 「そんなことはありませんよ、エルメスさん」 男はエルメスの問いに、丁寧に応えた。 「音の交流をしたい人達は、国の中央広場にいますよ。そこにはステージがあって、1人ずつ、順番に聞いてもらったりしているんです。この国の人はみんな技術が高く、プロ並みですし、聞き応えは抜群です。今日はもう遅いです、明日にでも案内しましょうか?」 「ええ。ぜひ、お願いします」 「では、ホテルへ移動しましょう」 入国2日目。キノは夜明けと共に起きた。 軽く運動して、パースエイダーの訓練を終えると、シャワーを浴びた。 そして少したったころ、ホテルの部屋にクラシックの音楽が静かに流れ出す。 音楽が流れてすぐ、キノはエルメスを叩いて起こした。 「何なのさ、キノ!この眠らせるためみたいな音楽は!」 「やかましいのよりは、耳に良いと思うよ」 ゆったりとした音楽と一緒に起こされたエルメスは不満をもらした。 朝食はホテルでとった。始終専属のオーケストラが曲を演奏していた。 日が完全に昇った時、昨日の案内人がやってきた。 「さあ、ここが中央広場です。今日は一日、ここで思い切り音楽を聴いてくださいね」 広場―――まぁ、そんなところだった。 緑の芝が続く中、屋外ステージは、あった。ステージの前にはたくさんのベンチが何列も並んでいて、エルメスがいるため、案内人はキノを3列目の一番端の席を勧めて、自分も隣に座った。 それから間もなく、〃交流〃とやらは前触れもなく始まった。 若い青年による、ヴァイオリンとかいう楽器の演奏だった。 終わった時、聞きにきていた人々は、彼女に惜しみない拍手をおくった。 「キノさん、どうですか?」 案内人は感想を求めてきた。 「とても素晴らしい演奏でした。普段、旅をしている身ですから、こういった機会はあまりないですし」 キノがそう言うと、案内人は嬉しそうに微笑んだ。 「そうでしょう。そうでしょう。 音は我々の心を癒し、穏やかな気分にさせてくれるんです。心が落ち着くのです。あ、キノさん、次の演奏が始まります」 次は女性がフルートで歓声を浴びていた。 交流とやらは、夕方まで終わらなかった。 キノとエルメスは重い足取りでホテルに戻った。 「エルメス……途中で寝てただろ」 「ばれた?」 「ばれた」 「それにしても……。昨日、この国に着いたのが夕方近くで良かったよね」 「まったくそのとおりさ」 「音楽鑑賞なんて、たまには良いかなって程度の気持ちだったけど、まさかあんなに聞かせられるとはね………って、もう寝てるか」 入国3日目。キノは案内人の広場への誘いを丁寧に断って、出国することにした。 「もう、一生分の音を聞いたもんね」 エルメスがイヤミを言ったが、イヤミだと気づいてもらえなかった。 入国したところとは、反対の城壁をくぐり、エルメスを走らせ少し行った時、前方で人影が動くのが見えた。 「あんな所に人がいる。止まるよ、エルメス」 「りょーかいっ」 その人影は軍人のようだった。 「こんにちは。こんなところで、何をしているのですか?」 キノはエルメスから降りて、軍人に話しかけた。 「貴方は、あの国から出てきた旅人さんですか?」 「ええ」 「逆に質問されたね」 「私はあの山を越えたところにある国の者です。今度あの国を襲うので、偵察をしているのですよ」 軍人はどこか機械的な声で応えた。 「なんでまた?よろしければ理由を」 「仲が悪いの?」 「あの国はとても恐ろしい国です。国民全員が兵士なのです」 軍人は少し考える素振りを見せてから、口を開いた。 「?どういう意味でしょうか?ボクにはあの国の人達が何か特別な訓練をしているようには見えませんでしたが」 「音楽を聴かされたでしょう?」 キノとエルメスは交互に頷いた。 「何を感じましたか?」 キノは、最初のうちはゆったりできたといい、エルメスは、もう聞きたくない、と言った。 「奴らはあの音で我々を洗脳しようとしているのです!我々の国の国民は、その恐怖に怯え続けて、ノイローゼになった者まで出てきました!! そしてついに、我が国は、あの恐ろしい国を滅ぼすことを決意したのです!」 軍人は青い顔をして、機械的どころか、興奮して、身振り手振りに話しをした。 「ふーん」 エルメスは気のない相づちを打った。 そして、 「お話どうも。ボク達はもう失礼します」 「ああ。そうだ旅人さん!私の国にも寄っていくと良いです。 国民全員、本の朗読が大好きで、声に出して読み、それを聞いてもらいたいと思っているんです。旅人さんはきっといろんな話を聞けるでしょう」 「…………」「…………」 「キノ……。どうするの?」 「聞くまでもないだろう?エルメス。お前はお話とやらが聞きたいのかい?」 「とんでもない!!」 あとがきょ くあ。難しい!!!もう、めちゃめちゃですね。 ストーリーもキノの旅的にはありがちですし。しくしくしく……(Π△Π)。 間接的な文章とか、台詞の感じがまるでなっていない! ごめんなさいーーー!!!修業しますーーー!!! ではっっっ!!! |
19574 | きゃ〜〜〜っvv | れーな E-mail | 2002/1/16 22:56:34 |
記事番号19522へのコメント こんばんわ〜♪再びレスらせていただきます、れーなでございます〜。 はじめましてじゃなかったのですね(汗)どうもスミマセン・・・脳みそ足りないんです(爆 ってキノの旅ですねーっっ♪X巻買いました!3軒回ってやっと見つけて!! とゆーわけで即クリックで読ませていただきました♪ 凄いですねー。わー。キノだぁv キノの小説って難しいですよね・・・。あたしなんてそもそもネタが・・・ネタが浮かばないッ!! 「音の国」ですか・・・。最初は結構良いイメージな国でしたけど、でもずぅぅぅっと演奏を聞かされるのはちょっと・・・(汗) よっぽどクラシック好きとかじゃないと・・・。 朗読の国は・・・なんてゆーか、音の国より遠慮したいかもです(笑) あーでもお上手ですねー。あたしよりずっと。キノもキノだし、エルメスもエルメスだし・・・(何) 雰囲気がとってもキノだったんで楽しませて頂きましたv 次回作も楽しみにしております〜。 勿論、スレキャラの方もv楽しそうですよね−、スレキャラ入れると・・・。 それでわでわ〜。 |
19601 | ぎやーーーっ!! | 羅琴みつき E-mail | 2002/1/17 21:38:54 |
記事番号19574へのコメント れーなさんは No.19574「きゃ〜〜〜っvv」で書きました。 > >こんばんわ〜♪再びレスらせていただきます、れーなでございます〜。 こんばんー。ありがとうございました!!! >はじめましてじゃなかったのですね(汗)どうもスミマセン・・・脳みそ足りないんです(爆 いえいえ。気にしないでください。 あたしも人のこと言えませんし(爆)。 >ってキノの旅ですねーっっ♪X巻買いました!3軒回ってやっと見つけて!! なんか売ってるとこ、少ないですよね・・・。 売ってるとこではすごくプッシュされてるのに!!! >とゆーわけで即クリックで読ませていただきました♪ どうもです♪ >凄いですねー。わー。キノだぁv >キノの小説って難しいですよね・・・。あたしなんてそもそもネタが・・・ネタが浮かばないッ!! 神託(怪)がくるのです!! >「音の国」ですか・・・。最初は結構良いイメージな国でしたけど、でもずぅぅぅっと演奏を聞かされるのはちょっと・・・(汗) >よっぽどクラシック好きとかじゃないと・・・。 >朗読の国は・・・なんてゆーか、音の国より遠慮したいかもです(笑) あまりにも不自然だったので、最初はただ本を読むだけにしようとしたんですが、本の国があったじゃないですか?それで朗読になってしまったのです; しょせんあたしの脳はこのていど¬(¬_¬) >あーでもお上手ですねー。あたしよりずっと。キノもキノだし、エルメスもエルメスだし・・・(何) >雰囲気がとってもキノだったんで楽しませて頂きましたv あー・・・・嬉しいです(>ー<)!!! もの凄い不安だったんで……! >次回作も楽しみにしております〜。 ツリーが危ないですね; 次が無理っぽいです(>◇<;) >勿論、スレキャラの方もv楽しそうですよね−、スレキャラ入れると・・・。 発動までにもう少しかかりそうですが、なんとかなりそうです! >それでわでわ〜。 では、これにて。 |
19602 | ぎやーーーっ!! | 羅琴みつき E-mail | 2002/1/17 21:38:58 |
記事番号19574へのコメント れーなさんは No.19574「きゃ〜〜〜っvv」で書きました。 > >こんばんわ〜♪再びレスらせていただきます、れーなでございます〜。 こんばんー。ありがとうございました!!! >はじめましてじゃなかったのですね(汗)どうもスミマセン・・・脳みそ足りないんです(爆 いえいえ。気にしないでください。 あたしも人のこと言えませんし(爆)。 >ってキノの旅ですねーっっ♪X巻買いました!3軒回ってやっと見つけて!! なんか売ってるとこ、少ないですよね・・・。 売ってるとこではすごくプッシュされてるのに!!! >とゆーわけで即クリックで読ませていただきました♪ どうもです♪ >凄いですねー。わー。キノだぁv >キノの小説って難しいですよね・・・。あたしなんてそもそもネタが・・・ネタが浮かばないッ!! 神託(怪)がくるのです!! >「音の国」ですか・・・。最初は結構良いイメージな国でしたけど、でもずぅぅぅっと演奏を聞かされるのはちょっと・・・(汗) >よっぽどクラシック好きとかじゃないと・・・。 >朗読の国は・・・なんてゆーか、音の国より遠慮したいかもです(笑) あまりにも不自然だったので、最初はただ本を読むだけにしようとしたんですが、本の国があったじゃないですか?それで朗読になってしまったのです; しょせんあたしの脳はこのていど¬(¬_¬) >あーでもお上手ですねー。あたしよりずっと。キノもキノだし、エルメスもエルメスだし・・・(何) >雰囲気がとってもキノだったんで楽しませて頂きましたv あー・・・・嬉しいです(>ー<)!!! もの凄い不安だったんで……! >次回作も楽しみにしております〜。 ツリーが危ないですね; 次が無理っぽいです(>◇<;) >勿論、スレキャラの方もv楽しそうですよね−、スレキャラ入れると・・・。 発動までにもう少しかかりそうですが、なんとかなりそうです! >それでわでわ〜。 では、これにて。 |
19603 | すいませんーーー | 羅琴みつき E-mail | 2002/1/17 21:40:37 |
記事番号19602へのコメント 同じ内容で投稿してしまいました; すいません。 |