◆−連作の続き投稿です(汗)−かお (2002/1/18 01:04:19) No.19613
 ┣見果てぬ夢・第八話−かお (2002/1/18 01:06:29) No.19614
 ┗見果てぬ夢・第九話−かお (2002/1/18 01:08:51) No.19615
  ┗続き♪続き♪−らん (2002/1/18 19:45:34) No.19629
   ┗つなぎに投稿してみました(爆!)−かお (2002/1/18 22:02:28) No.19643


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19613連作の続き投稿です(汗)かお E-mail 2002/1/18 01:04:19


こんにちわ♪
なーんか、皆さん、小説の続きが早いです(汗)
とりあえず、まだ、エル様漫遊記・番外編も打ち込んでないし(汗)
長編の続きも打ち込み途中なので(汗)
とりあえず、つなぎがてらに、清川さんとの連作小説の投稿をするのです(汗)
注意です。
ダークです。
シリアスです。
おもいっきり暗いです。
そして、おまけが、ほのぼのです(はあと)
というわけで、とりあえず、
八と九を投稿なのです(汗)
では・・・・。

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19614見果てぬ夢・第八話かお E-mail 2002/1/18 01:06:29
記事番号19613へのコメント

こんにちわなのです(汗)
さてと・・・・。よーやく、グレイシアことナーガの誕生です(汗)
ではでは♪
###########################################

         見果てぬ夢・第八話         〜セイルーンの王女様〜



「ほぎゃあああああああああああああ!!!!!!」
元気な声が部屋の中から、聞こえてくる。
生まれたか!?
さきぼとから、殿下は、落ち着きがなく、とゆーか、前日から一睡もしてないフィリオネル王子。
まあ、気持ちは、分かるが・・・・・。
たまげて、思いっきり、部屋に入ろうとして、

ごん!!!!!

あ゛・・。ドアも開けずに・・・・・。
「うう・・・。失敗、失敗・・・。」
頭をかきつつ、ドアを今度こそ開け放つ。
・・。殿下ぁ・・。今の衝撃で、ドアにひびが入っているんですが・・・・。
「でかした!!シルメリア!!」
殿下が馬鹿でかい声を張り上げる。
「くすくす・・。殿下、そんな大声をおだしになっては、お子様が驚いてしまいますわ。」
女官の一人が言っている。
・・どーも、女性たちは、王子のことをほとんどが殿下と呼んでいるのだが・・・。
なんでも、王子のイメージとは、かけ離れているとか、なんとか・・・・。
「リオ・・。」
シルメリア様がフィルオネル様に向かって、床の上からてを伸ばす。
シルメリア様は、王子のことを『リオ』と愛称で呼んでいるのである。
・・まあ、その愛称を聞くたびに、私が『ガイ』と呼ばれていたときが思い出されるのだが・・・・。
「とっても、かわいらしい女の子ですよ。」
産着につつまれた赤ん坊が王子に手渡される。
「―!!?」
一瞬、その赤ん坊をみて、言葉を詰まらせているフィリオネル様。
「・・ね?アーリィお姉様によく、似ているでしょう?」
優しく微笑むシルメリア様。
その赤ん坊は、ほとんどといっていいぼと、アーリィ様によく似ていた。
・・ま・・まあ、シルメリア様とアーリィ様は、血縁関係に当たるのだから、それもありだとは思うが・・。
・・こうも、偶然とは・・・・。
「ね?だから、この子の名前、アーリィお姉様から、一文字を貰って、『ナーガ』というのは、どうかしら?」
シルメリア様が提案する。
―アーリィ=ルイサス=ナーガ=レテディウス。
それが、アーリィ様の結婚前の名前である。
「そうだな・・。ミドルネームは、それでいくか・・。名前は・・。」
『グレイシアはどうでしょう(どうだ)?』
王子とシルメリア様の声が重なる。
神話の言葉でいくと、『心優しき麗人』という意味をもつその言葉。
王子は、今生まれた娘によりよい世界が訪れることを信じて。
シルメリア様は、二度と、悲劇が起こらないように、心を込めて―。

かくして、フィリオネル=エル=ディ=セイルーン第一王女。
グレイシア=ウル=ナーガ=セイルーンとそのお子は、名づけられた。



「え?」
姫がとある方向をいきなり向く。
今、私は、姫が暴走させてしまった、術の後始末をしているのだが。
あれから、すこやかに姫は成長し。
何を思われたのか、少しでも、父親らしくするために。
とかいって、フィルオネル様は、ひげを生やしていたりする。
グレイシア姫、ただ今三歳。
私は、すでに五十を超えているのだが・・。
私が以前もたらした印の結界増強により、以前にも増して、ここ、セイルーンの結界は、より
頑丈になっている。
もはや、下級魔族程度だと、入ることすらままならないであろう。
「?どうかなさいましたか?」
兵士の一人がグレイシア姫に聞くと。
「・・なんか、あっちの方で、覚えがある気配がしたよーな気がして・・・・。」
?グレイシア様が向いているのは、確か。
ゼフィーリアの方角である。
・・・そーいえば、このたびは、スィーフィード様が転生されてたっけ・・・・。
まがりなりにも、口にはだせないが・・・・。
・・もしかして、何か関係があるのか?
「じゃあ、これなら大丈夫かなぁ?」
姫がなにやら唱え始める。
・・・・げげっ!!??(滝汗)
『グレイシア様ぁぁ!!!!やめて下さいぃぃぃぃ!!!』
私と兵士達の声をよそに。
グレイシア様の呪文が完成する。
どうも、姫は、呪文を試してみたくて、しかたがないらしいのだが・・・・。
「魔竜吠(グルドゥーガ)!!」

きしょぎゃああああぁぁぁぁぁ!!!!!!

『うどわぁぁぁぁ!!??』

当然のことながら、またまた制御ができずに・・・・。
暴れだす魔王竜。
こんな存在を召喚する姫の力量には、驚かされるが・・・・。
・・・・しかし、こう毎回、毎回、暴走するのでは・・・・・。

今日も今日とて、グレイシア様は絶好調のようである。
王子たちは、そんな姫をほほえましく見ているのだが・・・・。
・・・・・・・。
・・・・セイルーンの経済状況・・・・。
こーも、姫が派手に度々何かを壊していて・・・・。
・・・・大丈夫なのだろうか?
ふと、私の心に不安がよぎってしまった。
「あのね!!今の呪文、妹か弟が生まれたら!!見せてあげるの!!」
姫がうれしそうにいう。
今、シルメリア様は、後懐妊中である。
魔法医のみたてでは、来年の出産らしい。
「おお!!それは、いいな!!喜ぶであろう!!」
『フィリオネル様ぁぁぁぁ!!!!!!!!』
王子のその言葉に。
その場にいた全ての兵士や側近、そして私の声が涙ながらに響いていったのだった・・・・・。


                                          −続くー


*******************************************

「・・ぎゃあ・・ほぎゃあ・・ほぎゃあ・・。」
元気な赤ん坊の声が響く。
「キャー♪やった(はあと)私の初めての妹♪」
今、その瞬間に姉となった青い髪を肩まで伸ばした紅の瞳をした四歳の少女が飛び上がって喜んでいる。
「・・まさか、ルナに続いて、子供を授かるとは・・。意外だったわね。」
くすりと笑っているその母親。
今までは、ルナが―赤の竜神でもあるルナが誕生した時点で、しばらく、第二子は誕生しなかったのである。
ルナがある程度、成長して、年月がたってから、血筋を守るという点で、子供を授かっていたのだが。
ルナは、このたびの自分の両親に当たる、セシルとマクスヴェルズに対して。
普通と変わらずに接して欲しい。とお願いをしている。
ゆえに、普通の子供と変わりなく、育てていたのだが・・・。
ルナは、まだ、自分が転生していることを誰にも伝えてはいないのである。
「じゃあ・・。名前は、何にしましょうか?」
ルナの母親でもあり、今出産したばかりのセシルが父親に聞いている。
「そーだなぁ・・。姉がルナだから、リナはどうだ?」
「あ・・いーわね♪それ♪」
その言葉に、一瞬、なぜかルナの顔色が変わるが。
どうも、リナという言葉からとある人物を連想したようである。
・・真実を知ったら・・。ルナの反応が面白いかも(はあと)
「と・・ともかく。始めまして。私の妹のリナ(はあと)私が姉のルナ。貴方がリナよ。リナ=インバース。」
リナに向かって語りかけているルナである。
「さてと・・・。落ち着いたら、出かけるぞ?」
父親であるマクスヴェルズが出かける用意をしている。
「そうね。無事に生まれたことと。顔見みせにね(はあと)」
セシルも出かける用意を始めている。
さすがは、ルナの魂を守っている一族だけのことはあり、回復なんかが、異常に早いが。
「あ♪セシル母さん!!リナ!私がだっこしていく!!」
幼い体だというのに、リナをだっこしているルナ。
・・傍目からみると、危なっかしいのだが・・。
そこは、ルナ、うまく力を調節して、どうにかしているようである。

一方、その頃。
「ん?」
金の髪の少年が、剣の稽古の最中に、とある方面を向く。
「どうした?ガウリイ?」
剣の指導をしていた父親の言葉に。
「・・なーんか、とっても大事な気配を感じて・・・。あっちの方から・・。」
といって、ミプロス島からリナがいるゼフィーリアの方面を指差す。
「大事な気配・・か♪もしかして、それは、ガウリイの運命の相手かもな(はあと)」
父親が笑いながらいう。
「・・運命の相手?」
金の髪の少年・・傍から見ると毎回、女の子に間違われているのだが。
そのガウリイが聞き返している。
「ああ。俺と母さんがいい例だろ?」
「ま(はあと)あなたったら(はあと)」
いちゃいちゃいちゃ・・・・。
紅茶を運んできていたガウリイの母親といちゃつき始める父親。
「・・・あ゛〜・・・・。まただよ・・・・。」
ガウリイはいつものことで、あきらめている。
実は、ガウリイの母親は、エルフであるのだが。
またまた、このガブリエフ家は、エルフと結婚しているのだ。
・・まあ、種族を超えた愛(はあと)とかいうやつね♪
あたしとしては、全然オッケーだけど♪
だって、いろいろと面白い存在が誕生するし♪
「運命の相手・・か。・・・リナ・・ス?あれ?僕何か今いった?」
ガウリイが今自分がいった言葉に対して覚えてはいないらしい。
・・・ま・・まあ、さすがというか・・。なんとゆーか・・・・。
まあ、本来、カウリイとリナスは、ついの存在だからねぇ・・・・。
・・リナス、頑張りなさいねぇ(はあと)
ガウリイが感じた気配。
それはまさしくリナが誕生したその瞬間の出来事である。
それと・・。
あ・・。
あらら♪
そーいえば、アーリィもリナスにあったことがあるからねぇ♪
なんとなく、あたしのとこに一回戻って、そのまま下界に戻っていたので、混沌の力との関わりが、
すこしできているアーリィ。
だから、今、リナが誕生したことを魂で感じ取ったみたいだけど・・・・。
アーリィは、今はかつての夫であるフィリオネルの第一子として誕生しているのだ。


「オメデトウ。セシル。今度も、女の子ですか?」
ゼフィーリアの女王がセシルに対して祝福の言葉を投げかける。
「はい。女王陛下。リナと申します。」
謁見の間にて。
セシルとマクスヴェルズは、リナの顔見せを行っていた。
「あ♪ルナちゃんだぁ♪遊ぼう♪」
ちょこちょこと三歳程度の女の子がルナに向かってかけてくる。
「こら!!ヴィーナス!!」
女王が叱咤するが。
「まあまあ、いいじゃないですか、子供は、子供同士で。」
兵士が笑って女王に対して進言している。
「じゃあ、私、リナを連れて、ヴィーナスと一緒に遊んできます!!いこう!!ヴィーナス!!」
ルナが元気に言って、リナを連れて、謁見の間から出てゆく。
「まったく・・。あの子にも、困ったものだわ・・。いずれ、この国を継がなくてはならないのに・・。」
そういう女王の顔は笑っている。
ヴィーナスは、ゼフィーリア女王の一人娘である。
「まあ、ルナ殿が一緒ですから・・。」
側近が言っている。
この王家は、インバース家が代々ルナの魂と力を守っていることを知っている。
そして、それが、子供に代々受け継がれるということも。
そして、何代かに、一人。
赤の竜神本人である転生した子供が誕生することも。
だが、まだ、セシルたちは、ルナから口止めされているので、
ルナがその本人だとは教えてはいない。

「じゃあ、何しよっか?」
リナを草の上に寝かして。
ルナとヴィーナスは、いろいろと話しこむ。
と。
空のほうが、にわかに曇り始める。
「・・・ちっ・・・。いらんやつが・・。」
ルナのつぶやきは、ヴィーナスには理解が出来なかった。

「大変です!!女王!!魔族の群れがやってきます!!」
息をきらして一人の女性兵士がかけこんでくる。
「なんですって!!?」
あわてて、謁見の間から、テラスにでて、空を見てみると。
確かに。
数百匹のデーモンの群れがこちらに向かっている。
・・まったく・・・。
ほーんと、部下のしつけがなってないわよねぇ・・・。
「なんだって・・突然・・。はっ!!急ぎ!!魔道士たちを呼び集めなさい!!!!」
女王の命令が下るとき。
ちょうど、それは、始まろうとしていた。

「貴様が、ルナだな?」
どーみても、ウサギの姿にしか見えないそれが、ルナに向かっていう。
「はぅ・・・。あのねぇ・・・・。ガーヴは何考えてんの?」
ルナが冷静に突っ込むと、
「な゛!!?」
あきらかにうろたえまくる魔族ラビィ。
「どーせ、インバース家の血筋を利用して、自分の配下にしよーとか、
そんなばかげたとこどしょうけど?」
ルナの冷め切った言葉に。
「な゛な゛な゛な゛ぜ!!?はっ!!さては、きさまは、竜神の力を引き継いでいるのだな!!?」
とことん勘違いしまくっているラビィ。
「まあ、確かに。インバース家の血筋は、私魂の欠片と力を守るのが役目だけどねぇ・。」
いいつつ、ルナは、
「やでないし・・。一気にいこっと♪」
こらこら・・(笑)
「我の地脈よ 我命ずる 我相対するその存在に 我暁の裁きを与えん!!!!!」
ルナがカオスワードを丁寧に人間の言葉でつむぎだす。
なぜ、人間の言葉でやっているかというと、本気でやれば、
あっさりと他の竜王や北の魔王であるSに気がつかれるとかいうふざけた理由のようだが・・。
「な゛・・に゛!!?」
ルビィが驚愕の声を上げたときには。
ルビィの精神身体そのものが、ルナの力によって、消滅していっていた。
ルナの言葉と、同時に。
あたりが一瞬、まばゆいばかりの光につつまれて。
0,1秒もしないうちにその光は消え去っていた。
あとには、いつもと変わらない青空。

女王が対策を講じているとき。
刹那。あたりが光につつまれ、そして、消え去る。
「う・・うそ・・。あれだけの・・魔族の数・・が?(汗)」
呆然と空を見上げて言っている兵士たち。
空には、あれほどいた無数ともいえるデーモンの姿が一切なくなっていた。
「あ゛〜あ゛・・。ルナ様・・やっちゃったわねぇ・・・・。」
セシルの声を聞きとがめ。
「セシル!?それって、どういう意味!?」
まずい!!
セシルが思ったときには、すでに遅く。
しかたなく、セシルは、事実を少したがえて、ルナが竜神の力をかなり受け継いでいる。
とだけ報告した。

「・・ねぇ?ルナ?リナちゃんが、やけにおとなしくない?」
ヴィーナスの言葉に。
ルナがリナのとこまでいくと。
・・・・・・・・。
ぽぽぽぃ!!!!
ルナは、あわてて、リナの顔の上にいたそれを遠くに投げ捨てた。
ルナがリナのとこに戻ると。
リナは、顔をとある物体に覆われて、もがいていた。
・・まあ、力を使えば、関係ないと思うけど・・・。
リナス・・・。
完全に記憶を封印してて、しかもカウリイに気がつかれないよーに!!
とおもいっきり気配までなくしているからねぇ・・・。
そんなこんなで、ルナが魔族と遊んでいる間に。
リナは、それに顔の上に乗っかられて。
息ができずに苦しんでいたのである。

・・・ルナがのけたそれ・・・・。

巨大なナメクジ・・・・・・。

まさか、そのことが、原因で、リナがナメクジ苦手になるなんて・・・。
ああ・・。人生って・・・面白いわ(はあと)

                                               −続くー

###########################################
あとがき:
かお:さてさて♪次回は、すでにアメリアが誕生してます♪
   前置きで、アメリア誕生をやって♪
   そーして、イルマートでの出来事にいくのです♪
エル:・・あたしの出番は?
かお:・・ぎくぅ!!
    ・・ここからは、ほとんどが、リナとルナの関わりのエピソードかなぁ?(汗汗汗)
エル:ふぅんん・・・。(無言で大鎌を握る)
かお:・・!?で・・でも、リナ達サイドはエル様の一人称です!!
エル:登場してるのと、そうでないのは、すっごい差があるのよ!!!!
   ってことで(はあと)覚悟はいいわねぇ♪
かお:・・い・・・いやぁぁぁ!!(涙)
エル:さってと・・・・。
    あと、イルマートでのイベントと♪リナがルナと一緒にディルスに行くイベントと♪
    そして、ガイルスが死ぬイベントでおしまいのよーよ♪
かお:・・・う・・うぐ・・。
   この話は、あくまでも、昔のお話。
   でも、リナ達がたくみに絡んでますのです(滝汗)
エル:あ!!まだ息がある!!?
かお:ち・・ちよっとまって下さいぃぃ!!
エル:えい♪
エル:それでは、次回で♪





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19615見果てぬ夢・第九話かお E-mail 2002/1/18 01:08:51
記事番号19613へのコメント

さて・・と。
第九話です。
・・・・さってと・・・・。
この回で、どこまでいけるか・・・・。
###########################################

愛する人達は、命に代えても―守ってみせる・・・。
絶対に・・・・屈しない――。


       見果てぬ夢・第九話                   〜覚醒の序幕〜


「ぎゃあ・・ほぎゃあ・・ほぎゃあ・・。」
部屋の一室よりも声が聞こえてくる。
今回は、かなり難産だったようである。
なぜか、ここ最近、シルメリア様の体調が芳しくない。
医師達は、そんなシルメリア様の出産を反対していたが。
どうやら、無事にお子様は誕生したようである。
私も、心配が一つへってほっとしている。
―・・医師からは、半分、覚悟しておいてください・・・。
と事前通達があったから・・・・。
しかし、あんなに元気だった、シルメリア様に一体何が起こっているのか・・・・。

先日。
「失礼します。シルメリア様。フィリオネル様に言われて、ミプロス島名物の温泉の素を持ってまいりました。」
私がシルメリア様のお部屋にいくと。
シルメリア様は、夜風に当りにテラスへと出ていた。
「シルメリア様!!今が身体を大事にしないといけないときですのに!!」
私は、あわてて、シルメリア様にカーディガンを背中にかける。
空を見上げているシルメリア様。
「あ・・ドレイク・・・・。」
どこか戸惑ったようなシルメリア様の表情。
・・・何かが、あったのか?
あの、元気で、自身に満ちあふれているシルメリア様がこんな表情をしているとは!?
「・・何かが、声が聞こえるの・・。」
シルメリア様が、空を見上げていう。
「・・声?」
私も思わず、耳を立てるが。
そんなものは、聞こえない。
「もしかして、シルメリア様のお子様が、おなかの中から、シルメリア様を呼んでいるのでは?」
私が、冗談まじりにいうと。
ふふっ・・。
小さくシルメリア様は、笑う。
長い黒髪が夜風になびく。
「さあ、夜露にあたっては、身体に毒ですので・・。」
いって、私は、シルメリア様を部屋へと戻す。
「・・そうね・・。それだと、夢でも、声が聞こえるのは、納得ね・・。」
潤んだような赤い瞳を床に向けて、シルメリア様は、小さく声をもらす。
・・・?
・・・・夢?
・・・・・・・一体??
「そうね・・。そうなのよね・・。ありがとう。ドレイク。リオにも、伝えて頂戴ね。
温泉の素、ありがたく使わせていただきます・・と。」
そう言って、シルメリア様は、もう、寝るから、と私を部屋から追い出した。
リオとは、シルメリア様がフィリオネル様を愛称で呼んでいる名前である。
ちなみに、シルメリア様は、大の温泉好きなのだが・・。
それを踏まえての、殿下の心遣いである。
・・そのとき、私は、その言葉が、重要な意味を持っているとは・・・夢にも思わなかったのだ―。

「あ゛あ゛!!グレイシア様!!走っては危ないです!!」
私は、フィリオネル様たちのお供として、そして、護衛として。
城下町へとやってきている。
産後の健康状態が、あまり芳しくないシルメリア様を気遣って、フィリオネル様が、気晴らしに。
と家族で、城下町へと繰り出しているのである。
当然のことながら、かげながら、護衛している兵士達はいるには、いるのだが・・。
グレイシア様は、久しぶりに、家族で外に出た。
というので、はしゃぎまわり。
そして、路地を走り回っている。
私は、そんなグレイシア様を捕まえるのに、必死になっているのだが。
それも、グレイシア様にとっては、遊びに思えたらしく。
逃げ回っている姫である。
・・・どーにか、してくれ・・・・(涙)
それに、はしゃぎすぎて、魔法を使っていたりするもんだから・・・。
当然のことながら。
兵士達は、消化呪文や被害の拡大を抑えるのに、精一杯と成り果てている。
・・・グレイシア様ぁぁ(涙)
私が、姫を捕まえに、走り回っていると。
さすがに、ここ、四年余り見慣れた情景へと成り果てているためか。
町の人達の反応は、『いつものことね。』と大変に暖かいものがある。
中には、観光客などは、私が、姫を誘拐しようとして、追い掛け回している。
と勘違いして、私の進路をふさぐ者達もいるが・・・・。
そんな連中に、説明するのに、時間がかかる・・かかる・・・。
あまりに度々起こる出来事なので。
私は、殿下に、ある書状を作ってもらっている。
それを随時持ち歩き。
そういった場面に出くわした場合は、それを観光客にみせて、しのいでいるのだが・・・・。
・・ま、まあ、自分でいうのも、なんだが・・。
かなり、こんな外見をしている自分が、幼い子供を追いかけていれば・・・。
普通は、何かのトラブル・・と思うだろうなぁ・・。
と心の中で私は思いつつ。
私が、いつものように、グレイシア様を追いかけて、四苦八苦していると。
シルメリア様に、路地から走ってきた子供がぶつかったようである。

だだっ!!どん!!
「いったいぃぃ!!」
うずくまりひざを押さえる子供。
「大丈夫?」
「大丈夫か?」
先日誕生したばかりのアメリア様を胸に抱き、シルメリア様が心配そうに子供に向かっていう。
そして、フィリオネル様も、言葉にだし、子供に手を差し伸べる―が。
「うわぁぁん!!盗賊の親分!!こわいぃぃ!!」
ぷくくっっっっ!!!!
子供の台詞に。
通行人、全てが一瞬、含み笑いを漏らしているのを私は、姫を追いかけながら、聞いた。
(・・確かに。適切な表現・・ぷくくっ!!)
小声で話している人々もいたりするが。
・・そりゃ、確かに・・・。
いや、以前にも増して。
フィリオネル様が、ひげを生やしていることから。
以前にも増して、盗賊のおやぷん・・とと、首領にみえないことも・・ない。
・・・いや、見える・・・(汗)
兵士達も、うずくまって笑っている者達もいたりする。
・・・お゛い・・。こら・・・・。
「はぅ・・。リオ・・。怖がらしては、ダメよ?」
言ってシルメリア様は、アメリア様をフィリオネル様に預けて。
子供を助け起こす。
「大丈夫?」
シルメリア様が手を貸すと。
子供は、すんなりとシルメリア様の手をとって起き上がる。
私の方から、みえるのは、感嘆にも似た周りの人々のうめき声。
どうやら、子供の容姿をみてのことらしい。
私が見て取れるのは、軽くウェーブのかかっている黒い髪の少年・・いや、少女か?
といったとこだが・・。
顔までは、遠くて、判別できない・・。
というか、早く、グレイシア様を捕まえなくては・・・。
すでに、グレイシア様が召喚した、無数のくらげに埋め尽くされてきている町のとある路地。
・・まあ、覚えた魔法を使いたい・・という気持ちは・・わかるが・・・。
「うん!!ありがとう!!お姉ちゃん!!」
言って、シルメリア様の手に、まるで、騎士のように、軽く子供は、キスをすると、
くるりと向きを変えて、私のいる路地のほうへと走ってくる。
・・なぜ、こっちに?
こっちには、民家どころか、何もないが・・?

「・・ふふ・・。み〜つけた(はあと)」
子供が、私の横を通り抜けたとき。
私は、その子供の顔を始めて見た。
―私に、見覚えがあるその顔。
そして、なにやら、含み笑いをしつつ、意味深な言葉をつぶやきながら。
子供は、路地の奥へと入って行く。
・・ま・・まさか!!?
いや、ここは、セイルーンの都市の真ん中!!?
いや、でも、もし、・・というか、今の気配は!!!!
「ま・・まて!!!」
私は、自分でも、無意識のうちに、子供を負っていた。
だが、子供が曲がったその先は。行き止まり。
私が、角を曲がると。
子供の姿は、どこにもなかった・・・・。

・・・今、あの子供から感じたのは、間違いなく、魔族の気配・・・・。

それに・・あの顔は・・・。
忘れようにも、忘れるものか・・・・。

子供のころ。カタート山脈で出会った。あの顔をしていた子供。
そして、同じく。
カタート侵攻のとき。
私がルシオ達に、強制的に、空間移動させられる瞬間。
私の目に、飛び込んでいた、・・魔王のそばに、佇んでいた・・・魔族―・・・。

・・・はっ!!
シルメリア様!!?
私は、ふと、不安を感じ。
あわてて、シルメリア様の元へと走ってゆく。
なぜか、姫もシルメリア様とフィリオネル様のところに、戻っていた。

「・・どうした?シルメリア?」
フィリオネル様が、半場呆然としていたシルメリア様に問いかける。
「あ・・ああ。ごめんなさい・・。なぜか、あの子供・・。あったことがあるような・・。
・・なつかしいような・・・・。でも、避けたいような、感覚にとらわれて・・。」
ふと正気に戻ったような、シルメリア様の言葉に。
「・・ふむ・・。どうやら、疲れたようだな・・。城に戻ってゆっくり休むといいだろう・・。」
「・・そうね。疲れているのかも・・ね。」
殿下とシルメリア様が城へと戻ってゆく。

―おやおや、これまた、面白い展開になってますねぇ(はあと)―

風のどこからか、聞き覚えのある声が聞こえてくる。

私は、その声の主を気配で探し・・・・。

おもむろに。
背に封印してある剣を抜き放ち。
虚空の一点に焦点を絞り、突き刺した!!
すかっ!!
ちっ!!
手ごたえは・・ないか!!

―まったく・・。乱暴ですねぇ・・。言ったでしょう?貴方には、手出し無用と命令がでてるって(はあと)
・・・ね(はあと)ガイルス=パロ=ウル=ガイリアさん♪(はあと)―

どこからか、私をからかうように。
声のみが響く。
・・どうやら、完全に精神世界(アストラルサイド)から声を出しているらしい。
・・気配が、この場所には・・ない。

「黙れ!!今度は、何を考えている!!!!獣神官!!!ゼロス!!!!!」
私が虚空に向かって叫ぶと。

―ふふふ♪それは、秘密です(はあと)―

「あ゛!!待て!!!!」
私がさらに問い詰めようとすると。
だが。
完全に気配ごとなくなっていた・・・・。

今度は、絶対に守り抜いてみせる・・・・。
魔族が今度は、何をたくらんでいるのかは分からない。
だが、自分には手を出せないらしい。
ならば、この状況を利用しない手はない。
常に、シルメリア様とフィリオネル様の傍にいれば。
おいそれと、魔族も手を出してはこれないであろう。
・・魔族相手に、変わり身の術が通用するとも思えないし・・・。
実は、私は、イメージした相手と、同じ姿形。
能力なども、すっかり同様に姿かたちを変えることが出来る。
だらか、よく、この能力で、ルォン兄さんや、お爺様、果ては、国王などの身代わりを
何度経験させられたことか・・。
・・私が、この能力が使えることに気がついたのは。
・・・初めてカタートに向かってから、生還して、しばらくのこと。
だが、今まで、これといって、私は、その能力を利用したことは・・ない。
なぜかというと。
この能力を使えるのが、自分だけだということ・・。
おそらく。
魔道士協会では、ガイルス・・つまり私のみがこの術を扱える。
という情報は握っているはず。
ならば、使ってしまえば、正体が必ず露見する。
・・それは、余り、喜ばしい・・ことではない。

数週間後。
顔色がおもわしくない、シルメリア様のために。
フィリオネル様は、来年は、イルマート公国にある別荘地にいくことを決定したようである。
・・あそこなら、シルメリア様が二番目に気に入っている温泉も、
セイルーン王室お抱えであることだし・・。
ちなみに、余談だが。
シルメリア様の一番のお気に入りの温泉は。
エルメキア帝国にあるミプロス島にある温泉だとか・・・・。
まあ、そこまで、特級五つ星の温泉には届かなくても。
王室がもっている温泉も五つ星の温泉。
どうも、別荘を建てているとき。
建築士が、冗談で、『地精道(ベフィス・ブリング)』で、縦穴を掘ってみたところ。
みごとに、温泉の場所を掘り当てたのである。
ちょうど。
フィリオネル様の婚姻が決まった次期でもあり。
祝いを兼ねて。
道を二つにわけ。
一般の人々にも温泉を開放していたりする。
金貨一枚。というその安さで。
かなりな人気を生んでいるその温泉。
・・実は、そこの温泉に勤めている人々も、セイルーン王国に使えている人々なのだが。
だから、当然、彼らの賃金は、王国からでる。
そして、この温泉で儲けた利益は、各施設などへの寄付金として。
奉納しているのである。
ちなみに、本泉は、別荘の中にひいているので、
屋敷の中で、露天風呂が楽しめるように設計がされていたりする。
・・・まあ、ほんとーに、どうでもいい余談だが・・・・。

とりあえず、来年の夏。
フィリオネル様たちは、家族全員で、イルマートへの避暑地旅行を実行に移すことになった。

私は、護衛として、ついていくのだが・・・・。

・・・なんだろう?このやるせない、不安の正体は・・・??



                                           −続くー

*******************************************

「ずるい!!ずるい!!ずるい!!!ずるい!!!!ずるいぃぃぃぃぃ!!!!!」
栗色の髪の少女の言葉が、昼から、ずっと続いている。
今は、すでに夕食どきだというのに・・。
「まあ、しかたが、ないだろう?リナ?お前は、まだ小さいんだし・・。」
栗色の髪の少女・・そう、人間に転生してたりするリナスである。
人間の姿では、栗色の髪に紅の瞳。といった容姿なのだが。
そんなリナに言い聞かせているのは、リナの父親でもある(人間の)マクスヴェルズである。
「いいじゃないの♪リナもそのうちに、旅行にいけるって♪」
青い髪の紅の瞳の少女がリナにいう。
もちろん。
家族みんなの食事を食べる手はとまってはいなかったりするのだが。
「だから!!ずるい!!いっつも!!ルナ姉ちゃんばかりぃ!!」
リナが抗議する。
リナがむくれるのも、どもっとも。
ルナは、リナが誕生したときの一件で。
とある世界には、『赤の竜神の騎士』として定着してしまっているのだ。
まあ、本当は、ルナ、本人なのにね♪
そんなわけで。
ルナは、セシルたちによく連れたって。
いろいろな国々へと旅行にでかけていたりする。
・・リナは、お留守番(笑)
留守番役の家庭教師&ベビーシッターと留守番なのである。
・・・・・・・・・。
リナが黙ったのをみてとって。
普通ならば、あきらめた。と思うだろう。
だが、いつものパターンを読みきっているルナ達は。
リナがぶつぶつと小声でいっているのを聞き取っていた。
「―我と汝の力持て、等しく、滅びを与えんことを・・。」
リナのつぶやきが終わると同時に。
「どらぐすれいぶ!!!」
リナの呪文が完成する。
さすがは、リナ♪まだ、一歳をすこしすぎたばかりだというのに(はあと)
だが。
ペシ♪
ルナは、あっさりと、リナが放った呪文を箸で、霧散させる。
もぐもぐもぐ・・。
「早く、食べないと、シチューが、冷めるわよ?リナ?」
姉妹喧嘩は度々なので。
リナの行動をみこして、食事にすかさず結界を張って守っていたりするセシルである。
ぶぅ!!!!
リナは、大変にふくれている。
「まあ、リナも、もう少し♪大きくなったら、どこかに一緒につれれってあげるって♪」
ルナの台詞に。
「絶対だからね!!ルナ姉ちゃん!!!それに、父ちゃん!!母ちゃんも!!」
リナの言葉に。
『はいはい・・。さ、食事、食べましょ。』
あっさりと返答を返し、食事の続きをしているインバース家の人々である。
・・・絶対だからね・・・。
リナは、ぶつぶつと文句をいいつつ。
しっかりと、手には箸を握って食事を食べていたりする。
リナが、だだをこねていた理由。
それは、商用で、来年度の夏。
セシルとルナが、イルマート公国にいく。
という話しを聞いたから。
イルマート公国といえば、リナ達のところでは、かなり避暑地としても有名な場所。
そんな場所なので、リナは、自分もいきたい!!と駄々をこねていたのである。

とりあえず、リナを説得して。
ルナ達は、夏に、イルマートへといくことになった。
・・まあ、説得として、リナが、魔道士協会に入会することを了解させられたよーだけどね(はあと)

どうやら、リナは、少しでも、ルナに対抗したいがために。
見聞している魔法や、無意識で放っているものではなく。
きっちりとした知識を身につけよう。
と心に誓ったようであるのだが・・・。

・・・・そんなことしなくても、リナは、もともと全てを知っているだから、大丈夫なのに・・ねぇ・・・・。



###########################################
あとがき:
かお:リナが、イルマートに向かったルナ姉ちゃんたちのことは、スペシャルでは、十歳のころ。
   といってますが。
   それ以前にも、同じことが、あったという設定にしてみました(笑)
   つまり、リナが小さくて、覚えてなかっただけ・・という(爆!)
リナ:・・つまり、姉ちゃんと母さんが、あたしと父さんを置いてけぼりにしたのは、
   あれが、初めてでは・・ないと(怒り)←スペシャル十三巻『PB攻防戦』参照(笑)
かお:いえいえ♪リナ様のお父さんは、今回の話しでは、一緒にいってますので♪
リナ:なんですってぇぇぇぇぇ!!!!!!!!
エル:細かいことは、気にしないの♪
リナ:・・って・・?誰?
エル:面白くないわね♪じゃあ、ここだけでも♪覚醒♪(パチン♪)
リナ:あ゛あ゛!!お母様ぁぁ!!!??
かお:え〜・・・。エル様とリナス様がなにやら話しこんでいますので・・・・。
    次回は、イルマートの話しに入ります・・。
    今回で、いけると思ったのに・・・・(汗)
    次回で、イルマートの話し・・・終了できるか・・(汗)
    さて・・と。
    物語は、いよいよ大詰めです。
    シルメリアの運命やいかに!?(笑)
    そして、次回で出てくる使い捨てにされたも同然のとある腹心の部下の一人の『ヘル』
    の運命は!?(爆!)
    それでは!!
 ・・・ルナとリナが、ディルスに向かう話し・・何話先になるだろう・・(汗)←つまりは、最終回目前(汗)



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19629続き♪続き♪らん E-mail 2002/1/18 19:45:34
記事番号19615へのコメント


 らん:こんにちわです。わ〜〜〜い♪続きですね♪


・・・・セイルーンの経済状況・・・・。
こーも、姫が派手に度々何かを壊していて・・・・。
・・・・大丈夫なのだろうか?
ふと、私の心に不安がよぎってしまった。

 らん:ぶっ!!!
エル様:大丈夫よvvあたしが干渉しているからvv

「あのね!!今の呪文、妹か弟が生まれたら!!見せてあげるの!!」
姫がうれしそうにいう。
今、シルメリア様は、後懐妊中である。
魔法医のみたてでは、来年の出産らしい。
「おお!!それは、いいな!!喜ぶであろう!!」
『フィリオネル様ぁぁぁぁ!!!!!!!!』
王子のその言葉に。
その場にいた全ての兵士や側近、そして私の声が涙ながらに響いていったのだった・・・・・。

 らん:そ・それは、出来れば、止めていただきたいですよね〜〜
エル様:あらvv面白いわよvv

「そーだなぁ・・。姉がルナだから、リナはどうだ?」
「あ・・いーわね♪それ♪」
その言葉に、一瞬、なぜかルナの顔色が変わるが。
どうも、リナという言葉からとある人物を連想したようである。
・・真実を知ったら・・。ルナの反応が面白いかも(はあと)

 らん:まず!!大混乱ですね。

「運命の相手・・か。・・・リナ・・ス?あれ?僕何か今いった?」
ガウリイが今自分がいった言葉に対して覚えてはいないらしい。
・・・ま・・まあ、さすがというか・・。なんとゆーか・・・・。
まあ、本来、カウリイとリナスは、ついの存在だからねぇ・・・・。
・・リナス、頑張りなさいねぇ(はあと)
ガウリイが感じた気配。
それはまさしくリナが誕生したその瞬間の出来事である。

 らん:・・・・本能で感じ取るとは・・・・
エル様:当然よvvカウリイだしねvv
 らん:ですね・・・

リナス・・・。
完全に記憶を封印してて、しかもカウリイに気がつかれないよーに!!
とおもいっきり気配までなくしているからねぇ・・・。

 らん:でもそれも無駄に終わるはず(爆)

そんなこんなで、ルナが魔族と遊んでいる間に。
リナは、それに顔の上に乗っかられて。
息ができずに苦しんでいたのである。

・・・ルナがのけたそれ・・・・。

巨大なナメクジ・・・・・・。

まさか、そのことが、原因で、リナがナメクジ苦手になるなんて・・・。
ああ・・。人生って・・・面白いわ(はあと)

 らん:なるほど!!リナのなめくじが苦手なのはこのことがあったから!
エル様:本当に♪人生っておもしろいわよね♪

>・・・今、あの子供から感じたのは、間違いなく、魔族の気配・・・・。
>
>それに・・あの顔は・・・。
>忘れようにも、忘れるものか・・・・。
>
>子供のころ。カタート山脈で出会った。あの顔をしていた子供。
>そして、同じく。
>カタート侵攻のとき。
>私がルシオ達に、強制的に、空間移動させられる瞬間。
>私の目に、飛び込んでいた、・・魔王のそばに、佇んでいた・・・魔族―・・・

 らん:まさか!!フィブリゾでしょうか?

>とりあえず、来年の夏。
>フィリオネル様たちは、家族全員で、イルマートへの避暑地旅行を実行に移すことになった。
>
>私は、護衛として、ついていくのだが・・・・。
>
>・・・なんだろう?このやるせない、不安の正体は・・・??

 らん:何かが起こる予兆・・・

>とりあえず、リナを説得して。
>ルナ達は、夏に、イルマートへといくことになった。
>・・まあ、説得として、リナが、魔道士協会に入会することを了解させられたよーだけどね(はあと)

 らん:その時にフィルさんたちと何か変わりが!!
エル様:ふふふふvv


>かお:え〜・・・。エル様とリナス様がなにやら話しこんでいますので・・・・。
>    次回は、イルマートの話しに入ります・・。
>    今回で、いけると思ったのに・・・・(汗)
>    次回で、イルマートの話し・・・終了できるか・・(汗)
>    さて・・と。
>    物語は、いよいよ大詰めです。
>    シルメリアの運命やいかに!?(笑)
>    そして、次回で出てくる使い捨てにされたも同然のとある腹心の部下の一人の『ヘル』
>    の運命は!?(爆!)

 らん:もしかすると・・・当たったのでしょうか?

>    それでは!!
> ・・・ルナとリナが、ディルスに向かう話し・・何話先になるだろう・・(汗)←つまりは、最終回目前(汗)

 らん:えええええ!!もしかして!!もうすぐ!!おわるのですか!!
    早いです・・・しかも・・・物語は、大詰めですか・・・
    ・・・それでは、これにて失礼いたします。
    続き頑張って下さい。それでは!!

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19643つなぎに投稿してみました(爆!)かお E-mail 2002/1/18 22:02:28
記事番号19629へのコメント

らんさんは No.19629「続き♪続き♪」で書きました。
>
>
> らん:こんにちわです。わ〜〜〜い♪続きですね♪
>
こんにちわ♪
らんさん♪
こちらにも、感想、どうもなのです♪
>
>・・・・セイルーンの経済状況・・・・。
>こーも、姫が派手に度々何かを壊していて・・・・。
>・・・・大丈夫なのだろうか?
>ふと、私の心に不安がよぎってしまった。
>
> らん:ぶっ!!!
>エル様:大丈夫よvvあたしが干渉しているからvv
・・・まあ、セイルーンは(汗)
気の毒かも(汗)
>
>「あのね!!今の呪文、妹か弟が生まれたら!!見せてあげるの!!」
>姫がうれしそうにいう。
>今、シルメリア様は、後懐妊中である。
>魔法医のみたてでは、来年の出産らしい。
>「おお!!それは、いいな!!喜ぶであろう!!」
>『フィリオネル様ぁぁぁぁ!!!!!!!!』
>王子のその言葉に。
>その場にいた全ての兵士や側近、そして私の声が涙ながらに響いていったのだった・・・・・。
>
> らん:そ・それは、出来れば、止めていただきたいですよね〜〜
>エル様:あらvv面白いわよvv
でも、ナーガですしねぇ(汗)
・・絶対やってそう(汗)
>
>「そーだなぁ・・。姉がルナだから、リナはどうだ?」
>「あ・・いーわね♪それ♪」
>その言葉に、一瞬、なぜかルナの顔色が変わるが。
>どうも、リナという言葉からとある人物を連想したようである。
>・・真実を知ったら・・。ルナの反応が面白いかも(はあと)
>
> らん:まず!!大混乱ですね。
・・・うぅーん・・。
コレが終わってからのリナの旅だちをドーするか・・(汗)
スペシャルに入るさわり(笑)
・・それだけでも、投稿してみようかなぁ?(悩み中)
>
>「運命の相手・・か。・・・リナ・・ス?あれ?僕何か今いった?」
>ガウリイが今自分がいった言葉に対して覚えてはいないらしい。
>・・・ま・・まあ、さすがというか・・。なんとゆーか・・・・。
>まあ、本来、カウリイとリナスは、ついの存在だからねぇ・・・・。
>・・リナス、頑張りなさいねぇ(はあと)
>ガウリイが感じた気配。
>それはまさしくリナが誕生したその瞬間の出来事である。
>
> らん:・・・・本能で感じ取るとは・・・・
>エル様:当然よvvカウリイだしねvv
> らん:ですね・・・
表裏一体の関係ですからねぇ・・・。
このリナスとカウリイは・・・。(汗)
>
>リナス・・・。
>完全に記憶を封印してて、しかもカウリイに気がつかれないよーに!!
>とおもいっきり気配までなくしているからねぇ・・・。
>
> らん:でもそれも無駄に終わるはず(爆)
・・あ(汗)
なんで、ばれてる?(爆!)
>
>そんなこんなで、ルナが魔族と遊んでいる間に。
>リナは、それに顔の上に乗っかられて。
>息ができずに苦しんでいたのである。
>
>・・・ルナがのけたそれ・・・・。
>
>巨大なナメクジ・・・・・・。
>
>まさか、そのことが、原因で、リナがナメクジ苦手になるなんて・・・。
>ああ・・。人生って・・・面白いわ(はあと)
>
> らん:なるほど!!リナのなめくじが苦手なのはこのことがあったから!
>エル様:本当に♪人生っておもしろいわよね♪
リナのナメクジ嫌い♪
なんとなくわたしの中のイメージです(笑)
>
>>・・・今、あの子供から感じたのは、間違いなく、魔族の気配・・・・。
>>
>>それに・・あの顔は・・・。
>>忘れようにも、忘れるものか・・・・。
>>
>>子供のころ。カタート山脈で出会った。あの顔をしていた子供。
>>そして、同じく。
>>カタート侵攻のとき。
>>私がルシオ達に、強制的に、空間移動させられる瞬間。
>>私の目に、飛び込んでいた、・・魔王のそばに、佇んでいた・・・魔族―・・・
>
> らん:まさか!!フィブリゾでしょうか?
そーです(はあと)←こらこら(汗)
ちなみに、チャットでたかこさんにお聞きしたところ、
このフィブリゾの番外編も打ち込むことに決定♪(人にたよるな!!)
(シルメリアは打ち込んでいるので、そのうちに・汗)
>
>>とりあえず、来年の夏。
>>フィリオネル様たちは、家族全員で、イルマートへの避暑地旅行を実行に移すことになった。
>>
>>私は、護衛として、ついていくのだが・・・・。
>>
>>・・・なんだろう?このやるせない、不安の正体は・・・??
>
> らん:何かが起こる予兆・・・
そーなのです。
このガイルスの周りでは、魔族がらみが多いのです♪
エル:・・って、ばらしていいの?(はあと)
かお:・・はっ!!しまった!!!(汗)
>
>>とりあえず、リナを説得して。
>>ルナ達は、夏に、イルマートへといくことになった。
>>・・まあ、説得として、リナが、魔道士協会に入会することを了解させられたよーだけどね(はあと)
>
> らん:その時にフィルさんたちと何か変わりが!!
>エル様:ふふふふvv
はいです♪
ついでにあのお役所仕事もでてきます(爆!)
>
>
>>かお:え〜・・・。エル様とリナス様がなにやら話しこんでいますので・・・・。
>>    次回は、イルマートの話しに入ります・・。
>>    今回で、いけると思ったのに・・・・(汗)
>>    次回で、イルマートの話し・・・終了できるか・・(汗)
>>    さて・・と。
>>    物語は、いよいよ大詰めです。
>>    シルメリアの運命やいかに!?(笑)
>>    そして、次回で出てくる使い捨てにされたも同然のとある腹心の部下の一人の『ヘル』
>>    の運命は!?(爆!)
>
> らん:もしかすると・・・当たったのでしょうか?
大正解♪
らんさんには、もれなくすみれちゃんからのプレゼントがまってます♪
 姫:はい♪一振りで料理製造機♪(はあと)
かお:あ゛・・そ・・そりは(滝汗)
   らんさん・・・ことわってくださいね・・・(汗)
   あの料理って・・・(汗)あの・・舞・・・の(滝汗)
>
>>    それでは!!
>> ・・・ルナとリナが、ディルスに向かう話し・・何話先になるだろう・・(汗)←つまりは、最終回目前(汗)
>
> らん:えええええ!!もしかして!!もうすぐ!!おわるのですか!!
>    早いです・・・しかも・・・物語は、大詰めですか・・・
>    ・・・それでは、これにて失礼いたします。
>    続き頑張って下さい。それでは!!
頑張ります♪
といいつつ、これの番外編を考えてる私(汗)
それでは、感想、どうもなのです♪
byかお
>