◆−優しい優しい満月の夜に−春祭あられ (2002/1/26 02:14:28) No.19775 ┣オリジですかvv−羅琴みつき (2002/1/27 13:34:45) No.19800 ┃┗ちゃーっす!!−春祭あられ (2002/1/27 23:18:05) No.19808 ┃ ┗だべります(宣言)。−羅琴みつき (2002/1/28 20:18:50) No.19813 ┃ ┗だべります。(決定)−春祭あられ (2002/1/29 18:29:29) No.19832 ┣初めましてv−蒼杜 (2002/1/29 20:45:59) No.19841 ┃┗はじめまして。有難うございます。−春祭あられ (2002/1/30 00:19:18) No.19851 ┗あねごー!!−圭吾 (2002/2/1 19:23:52) NEW No.19879 ┗あっはっは。姉御・・・・・・ねぇ。−春祭あられ (2002/2/2 00:47:38) NEW No.19886
19775 | 優しい優しい満月の夜に | 春祭あられ E-mail | 2002/1/26 02:14:28 |
お久しぶりです皆さん。春祭あられです。 しばらく更新をストップしていたこと、本当に申し訳ございませんでした。反省。 今回のこのお話は、ノクターンの続きとかではなく、完全なるオリジナルです。 私にしては、長めです。なんか、いつもの4倍くらいって感じ。 最後まで、お付き合いしていただける方、宜しくお願いいたします。 とりあえず、最初に予告しておきますが、最後にストップさせた小説ノクターンは、27日以降(この日にできるかどうかも怪しいが)一日一話ずつ三日間連続してお送りしたいと思っています。 できるか?かなり厳しいが・・・・・・ もっといっぱい書きだめができれば嬉しいのだが・・・・・・ とまぁ、そんな感じになる予定です。 それでは、完全オリジナルで書いてる本人も途中から意味わかんなくなってきたお話「優しい優しい満月の夜に」をどうぞ。 ◇◆◇◆◇◆◇ うさぎ うさぎ はねるよ うさぎ 私も はねる ぴょんって はねるの 冷たい夜に 白い息 ふうっとふけば 小さな雲 はねる はねる うさぎが はねる 透子もはねる ぴょんって はねるの いつもよりも大きく見えた満月の夜。 月が見えるほどの夜なのに、家に帰っても誰もいなかった。 いつも いつも いつも 誰もいないの、ここには。 テーブルの上にちょこんと乗ってるうさぎのぬいぐるみは、私が頭を押すと、言葉をしゃべりだした。 『透子へ。今日から一週間出張へ行くことになってしまったんだ。急遽決まったことだから急にいなくなってごめんな。行き先は冷蔵庫に貼ってあるから見ておくれ。いつも、淋しい思いをさせて本当にごめんな。父さんより』 うさぎの内部にはテープレコーダーが着いている。ちょっとした留守電。 うさぎはいつも、父親からの言葉を記憶して、紡ぎ出す。 大好きなぬいぐるみだけど・・・・・・ちょっと憎い。 今日は家に一人。また一人。 父さんは知っているだろうか。今日から春休みだということに。 知ってるはず。 だって今日は卒業式だったんだもん。来てくれなかったけど。 淋しくなんかないけど、淋しくなんかないけど・・・・・・つまらなくて淋しいよ。 「――――――♪」 大好きな曲を歌って 広い家の中をスキップしながら荷物を集めて 鍵を持って携帯電話も持って 家出をしてみよう。 普段家から出ないから、学校までの道しか知らない。 往復の風景しか知らない。 ちょっとした冒険。 今日はどうするの? 夕飯は?寝る場所は? 建物の中に入りたいな。公園で寝るのは、ちょっと寒そうだな。 でも、学校にはいけない。 電車にまで乗るような遠出はしたくないから。 矛盾してるけど、これも家出。 どこかにいいところはないかしら。地域の学校とかは?あるはず。 でもそんなこと、全然知らない。 道をめちゃくちゃに歩いて、帰り道が分からなくなるほど歩いていたら、目の前に電気のついてる大きな建物が出てきた。 なんだと思う?・・・・・・学校なの。 ちょっと古びた感じだったけれど、学校だった。 まだ電気がついていたけれど、古すぎて警備員のおじさんもいないみたいだから。 ちょっと勇気を出して、えいって柵を登り越しちゃった。 今日はここで過ごすの。決定なの。 学校の中に入ると、つーんと鼻に臭いがついた。 よく知ってる、絵の具の臭い。 ちょっと違う?油絵の具の臭い? いっぱい壁に絵が並んでて、それが皆上手くて、ちょっと不思議なところだった。 そこの廊下に並ぶ教室は、一箇所以外皆電気が消えていて、そこ以外だったら人がいそうにない。 とりあえず、寝れる場所を探そうとしたとき、ある教室の扉がガラガラと開いて、中から人が出てきた。 白いTシャツにはいろんな絵の具の汚れがついていて、手には財布。 その人は私を見てぽかんと口を開いた。 「おまえ、だれ?」 私こそ思った。あんただれ? 「ここの生徒?」 聞かれて、ふるふるって首を振る。 違うよ。 「じゃ、何でここにいんの・・・・・・」 「えと・・・・・・家出?」 「・・・・・・はぁ?」 せっかく素直に言ったのに、その人は思い切り顔をしかめた。 私と同じくらいの年っぽいけど、ちょっと大人っぽい・・・・・・高校生? ここは、高校なのかしら? 「家出して、何で学校なんかに・・・・・・あー・・・頭いた。おまえ、とにかく帰れ。子供が出歩く時間なんかじゃねーぞ」 軽くあしらわれて、その人は歩いていってしまった。 そういうあんたは何なのさ。 私と同じくらいなのに、こんな時間―――夜中の11時なんかに学校にいて。 気付いたら、なんか知らないけど、その人についていってた。 「なんだよ」 なにって? 「ついてくんなよ」 「・・・・・・あなたは家に帰らないの?」 「今日は徹夜なの」 「なんで?」 「・・・・・・・・・・・・おまえなぁ・・・・・・いいから家帰れ。子供は寝る時間だ」 「今日はここで寝るの」 「ふざけんな。帰れ」 「いや」 「帰れ」 「いや」 「――――――っ、名前は?」 「・・・・・・宮迫透子」 「こっちだ。交番つれてってやる」 ぎゅううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ 「い、いたたたたたたっ、何だよ、腕つねんな!」 つねっていた指を腕からはずして、代わりにそこを握って私は立ち止まった。 お願い、私の行動を許して。 家出したけど、一人でいたいと思ったけど、今考えると、誰かと一緒にいたいの。 誰でもいい。例えそれが、貴方のような知らない人でも。 「・・・・・・なんなんだよ」 その人はくしゃくしゃって髪をかきまざしてから困ったように私を見た。 「えっと、とぉこちゃん?」 「・・・・・・なに」 「そんなに家に帰りたくないわけ?」 うん。 こくんって首ふり。単調な人形みたい。わがままな子供みたい。 幼い、幼い、幼児。 「夜は食ったの?」 「まだ」 「・・・・・・腹減ってる?」 もう一度、こくん。 「むぅ〜・・・しゃーない、今日だけ、今日だけだぞ?今から俺コンビに行くから、おまえも来い。夕飯食べるくらいの金はあんだろ?」 「ありがとう!!」 「うわ、眼、輝いてるし。いぬっころみたい」 ちがうよ。私はつぶらな瞳のうさぎさんなんだよ。 その人の名前は木野月夜といった。発音は、kino tukiya。 「“つきよ”じゃなくて“つきや”なの?」 「そ。“つきよ”じゃ、女みたいな名前だろ?」 月夜は、夕飯の焼きそばを食べながら笑って答えた。 月夜がこの学校にいたのは、ある一つの絵を完成させるためだったらしい。 それが、今隣にかけてある。 まだデッサン段階の、それでも綺麗な満月の絵。 「描けないんだ、満月が」 「綺麗だよ?」 「駄目なんだよ、それじゃ。先生に、言われたんだ。『絵が冷たすぎる』って」 「冷たい?」 「まだ絵が硬くて、硬派なんだと」 ため息と共に呟く。 その絵を見ながら、私は頭を振った。 確かに硬い感じはあるけれど、とても、とても綺麗だよ。 「それさ、コンクールに出す絵なんだ」 「コンクール」 言葉にしてみて、凄いと思った。 絵のコンクール。 私には、きっと到底無理だから。 「俺、満月って嫌い。月が、嫌いだ。好きになれない」 自分の名前にもあるのに、変だよなって、月夜は笑って言った。 でも、ものすごく傷ついた顔をしてた。 私にとって満月は大好きな日。 私とおんなじうさぎさんが、まあるい姿で浮かんでくるから。 嬉しくって、その日はいつもぴょんってはねるの。 でも、月夜にとってはそれは反対の日だってことが、ちょっと悲しかった。 「お月様に住んでるうさぎさんは嫌い?」 「・・・・・・は?」 「私はね、好きだよ。あのうさぎさん、私とおんなじなんだもん」 「どう同じなんだよ」 「いっつも一人でいるところ」 月夜は意外そうな顔をして私を見た。 「いつも一人?おまえが?」 「そうだよ」 「・・・・・・家出した理由は、それか?」 そうともいえるし、違うともいえるから・・・・・・私は笑うだけにした。 「いつも、いつもね、誰もいなくて、やることがなくて、しょうがないから暇つぶしに勉強してたら、何時の間にか県一の高校に合格して、春からそこに通うようになって・・・わからないの、自分が。いったい何をしたいのかなぁって」 「ってか、おまえもしかしてもしかしなくとも中三?そんで頭いいわけ?」 「ピッカピカの15歳だよ」 「悪い冗談だろ・・・・・・俺はてっきり小学生かと・・・・・・」 とりあえず、持ってきていたうさぎのぬいぐるみを月夜の顔に投げつけて私は満月を見上げた。 満月の夜が、一番悲しく見えるのはきっと、あそこに見えるうさぎさんが、広くなってしまった月にヒトリボッチだからなんだろう。 広い広い家に、ヒトリボッチ。 「おい、とぉこ。何なんだこれ、ぬいぐるみなのにごりっていったぞ、ごりって!」 「テープレコーダーが入ってるから」 「ぬいぐるみにか?」 「うん」 「この世にそんなあほなもん作る奴がいたとは・・・・・・」 一人でぶつぶつ言っている月夜を見ながら、私は小声で呟く。 「淋しくない、お月様を描いてね」 そして、最後の一口のおにぎりを口に入れた。 「おーい、とぉこ。いつまでここにいるつもりなのかなぁ・・・?」 月夜は、しゅっしゅって鉛筆を動かしながら言った。 動かすたんびに生まれる黒い線。 その様子を、私は月夜の隣にちょこんと座って、じぃーって見てた。 「ずっと」 「俺昨日、今夜だけって言ったよな?」 「聞いてないもん」 「ふっざけんなよ。学校はどーした、学校は!」 「昨日、卒業したの」 「・・・・・・あーなんか間が悪い。うちの学校も昨日終業式だったし」 「だから誰もいないんだね」 「じゃなきゃ、俺学校なんてとまんねーよ」 まだ平日なのに、朝になっても誰も来る様子がなかったのはそのせいなのか・・・と今になって納得する。 「あー、くそ、かけねぇー」 うなって、月夜は今まで作り上げていた黒い線の創造物を、勢いよく練りケシで消していった。 ふにゃふにゃと曲がって練られるそれでは、とても消しにくそうだった。 「だいたい月なんて夜にしかかけねーじゃん」 ぶつぶつと一人で呟いてる。 「じゃあさ、私が満月の歌を歌ってあげよう」 「満月の歌?なんだそれ」 「作詞作曲私!」 うさぎ うさぎ はねるよ うさぎ 私も はねる ぴょんって はねるの 冷たい夜に 白い息 ふうっとふけば 小さな雲 はねる はねる うさぎが はねる 透子もはねる ぴょんって はねるの 「・・・・・・変な歌」 月夜はため息をつきながら呟いたけど、顔が笑ってる。 うん。笑ってる。 「でも、満月なんだ?それが」 「そうよ。昨日みたいな満月なの」 「そっか。それが満月か」 月夜がおかしそうに笑う。 私にはなんでかわからなかったけど、つられてにへらって笑った。 「描ける?お月様」 心配なんだ。月夜は本当に大変そうに描いてるから。 「難しいな・・・・・・でもさっきの歌聞いたらなんかイメージわいたからさ、頑張ってみるよ。サンキュ」 にっこり笑って、私の頭をわしゃわしゃってなでてくれた。 撫でられるの好き。 だって、その人は私のことを見てくれているから。 できれば――――――父さんにもしてほしいなぁ。 「うん」 でも、今目の前にいるのは月夜で。 月夜はとっても優しいから。 「ふぁいと」 こんな歌なら、いつでも歌ってあげる。 「やってるか、少年」 急に、教室の扉のほうから声がした。 「・・・・・・先生」 ちょっと暗くなった声で月夜が呟く。 先生? もしかしたら、この人が昨日言ってた、絵の先生なのかな? “絵が、冷たすぎる” 「あら、貴女は誰かしら?」 “先生”が私を見ていった。 だんだんと近づいてくる“先生”。 とっても綺麗な人だった。 例えるなら、そう――――――月。 とっておきの、三日月。 「宮迫・・・・・透子です」 「うちの生徒じゃないわよね?こんなところで何してるの?」 「え、あ・・・あの」 「とぉこ、下の自動販売機でジュース買ってこいよ。俺アップルティーね」 遮るように月夜が言って、私の手に120円置いた。 助けてくれたの? 追求されると、絶対学校の人に怒られちゃうから。 「なるべくはやくな」 そうやってせかす。 「わかった」 私は、“先生”に軽く頭を下げてから、走ってその場から逃げ出した。 “先生”が困ったように私を見てたけど、とにかく走った。 とりあえず、アップルティーだよね? 昨日、コンビニへ行くときに出た昇降口のすぐ横に、自動販売機がでででんって6個ぐらい並んでる。 全部種類が違うのが凄いなぁ・・・って思う。 まずもらった120円でアップルティー。 私はあったい緑茶でも飲もうっと。 がらん ごろん がらん。 いつも思う。 ジュースの缶が出てくるときに、確かに凄い音がするのに、缶にへこみがないのは何故なんだろう? 傷ついててもおかしくないのに。 ああ、そんなこと考えてないで、月夜のところに持って帰らなきゃ。 月夜と私がいた教室―――美術室―――は意外と昇降口から近いところにあって、靴を脱いでしばらく歩けば、教室からの話し声がだんだんと聞こえてくる。 「ふざけんなよ、もうこれ以上俺で遊ぶな!」 びっくり。 思わず立ち止まっちゃった。 あの月夜が怒って叫んでる。 「遊んでなんかいないわよ」 対するのは、あの“先生”の声だった。あたりまえだけど。 「湖月(こづき)は俺がどういう気持ちだったか知ってたくせに・・・・・・もう俺にかまうなよ!」 「今は、もう違うじゃない」 「ちがわねーよ。今でも俺はあんたが好きなんだっ。変われるかよ、そんなすぐによ!」 「まだ私と・・・・・・雅弥を恨んでる?」 「とりあえず、先生面以外でもう俺に近づいてくれるな。やめてくれ」 「月夜・・・・・・」 「やめろ」 「ここ一年、貴方は私たちに怒りの感情しか見せてくれなかったわね」 「うるさい」 「さっきあの女の子を見てた眼が、昔みたいに優しかったから、もしかしてっと思ったの。だって、絵に現れるくらい周りにも貴方は、冷たかったから」 「いいかげんにしろっ!関係ないだろ?!」 「ごめんなさい・・・・・・じゃあ、ここの教師として聞くわ。あの子は誰」 「ただの家出娘だよ。昨日ここでとりあえず寝てただけだ」 心がずきんって痛んだ。 その言い方が、あまりにも冷え冷えとしていて、残酷な響きを持っていたから。 違う、私の知ってる月夜じゃない。 でも、この先にいるのは、間違いなく月夜だ。 「そう・・・・・・あんまり、関係者以外をいれないでちょうだい。それから、コンクールの絵だけど・・・・・・今回が最後のチャンスよ。これで入賞しなかったら、美大はあきらめなさい」 「言われなくたって、分かってるさ」 「じゃあ、頑張って・・・・・・」 出てくる“先生”の気配に、私はとりあえず、壁の出っ張りのところに隠れてしまった。 隠れる必要はないのに。 こつんこつん・・・ 淋しげに、廊下を歩くヒールの音が遠ざかっていく。 「月夜・・・・・・」 ひょっこりと私が顔を出すと、そこには私の知ってる月夜がちゃんといた。 笑ってる、やさしい顔。 「あ、買ってきた?あんがとさん。さっきはごめんな。まさかこの休み中に先生がここに来るとは思ってなかったからさ」 笑ってる、やさしい顔。 それが痛々しく私の目には映る。 「月夜・・・・・・ごめんね、迷惑かけて」 「あ?そう思うんだったらさっさと家帰れよ。一人の家でも、学校よりマシだ」 「どうして、うちに誰もいないって分かったの?」 ヒトリボッチだって話したけど、今日も一人だなんてことは話していないし、月夜が知っているはずがない。 うみゅ。・・・って呟いて、困った顔をして頭をかく。 「わりー。昨日たまたまうさぎの中に入ってたテープ聞いちまってさ」 きっとそれは、私が寝ていた間に起きた偶然の出来事なのだろう。 「勝手に聞いて悪かったな。本当にごめん」 何度も謝ってくる姿に、私は首を振った。 「たいしたことじゃないから、別に良いよ。それより・・・・・・お昼買ってくる。月夜は何がいい?」 「え、まじ?いいの?じゃあ、カツどんかってきて。今むしょうにあれが食いてー!おっと、お金お金」 「いいよ。私のおごりで。昨日学校にいさせてくれたお礼」 本当に感謝してるから。 「バーカ、年下におごられる男ほどかっこ悪いもんはないぜ。一応500円渡しとくから。頼むな」 そして、さっきみたいにまた私の頭をわしゃわしゃってなでてくれた。 月夜は、お昼ご飯を食べながら、さっきの先生のことを話してくれた。 とぉこちゃん聞いてーなんてふざけながら。 「俺、むかしっからあの人のこと好きだったんだ。だから結婚したときにはほんとに裏切られた気分って感じ?」 ああ、それであの先生の名前を、敬称なしで呼んでいたんだ。“湖月”って。 不思議だな。 月夜も湖月先生も、名前に月が入ってる。 「その結婚相手がさぁ、よりによって俺の兄貴で。はは、なんか最悪。兄貴は俺があの人好きだって知ってたのに、湖月と付き合ってて、終いの果てにはみせつけるように結婚しちまったんだ。ふざけるなてーの」 月夜の話し方は、一見笑いながらだけど、顔を見ればわかる。 「あの夫婦は俺んちの同居してるから嫌でも毎日顔をつき合わせる。ほんと、どーにかしてほしーよ・・・・・・あれ?涙が・・・・・・」 そっと手を伸ばして、月夜を抱きしめる。 ずっと辛かったんだ。 今でも本当に大好きだから。辛かったんだ。 「男の癖して、みっともねー」 「悲しいときは、うーんと泣くの。そしたら、後から自然に笑えてくるよ」 「いつだって笑えるよ、俺は」 「無理して笑わなくたって、いーんだよ」 きゅって、抱いている力を強くする。 答えるように、月夜も私の腕を掴んで、抱きしめてくれた。 そう。 泣きたいときは、一人じゃなくて、誰かと一緒に泣くんだよ。 「じゃ、有難うございました」 ぺコリって頭を下げたら、月夜が三度目の頭わしゃわしゃをやってくれた。 えへへって笑いたくなってくる。 「ちゃんと帰れるか?やっぱ交番に届けてやろうか・・・・・・ふがっ」 思いっきりお腹にパンチを入れて、私は歩き出した。 「ありがと。またね!」 後ろを向きながら手を振る。 「このやろー。おぼえとけよ!」 多少涙目の月夜を見て、思わず笑ってしまうけど。 家路のじゅうたんの上に私は乗っかって、そこを手繰って行ったのでした。 誰もいない、無人の家へと。 またねとはいったものの、もう会うことはないような気はしてた。 それでも、私は会うことを望んでいた・・・・・・ あれから、数週間がたった。 高校の入学式を無事終え、はれて私は高校生となったのだ。 「とーこ!」 新しい友達もできた。 クラスメイトのよっちゃん。 「あんた選択何だっけ?」 「美術だよ?」 「嘘、音楽じゃないの?!私てっきり音楽かと・・・・・・」 私は、外見的イメージからも、音楽を得意とする女子に属しているらしい。 間違いではない。 音楽は得意科目であったし、当初の予定では音楽科に進む予定だった。 でも、月夜にあったあの日で変わったの。 「描きたい絵があるの」 「描きたい絵?」 「うん。優しい優しい満月を」 そう、それは私の知っている月夜のように。 淋しくない月は、月夜の分担だから。 せめて私は優しい月を。 初めて出会ったあの日の満月を。 「私の画力じゃまだまだ無理だから、美術科で修業するんだよ」 「へぇー。ざーんねん。私音楽なのよね」 よっちゃんは本当に残念そうに笑った。 電車通学は苦じゃなかった。 もともと私立中学校に通っていた私は、小学生の頃から電車を使っていたから。 夜の綺麗な町並みを、電車の窓からのぞく。 高いところを通る電車からのぞく夜景の中に、一つだけ動かないものがあった。 金色に光る、丸い物体。 満月だった。 数週間たったといったが、あれからちょうど4週間なんだなって、不意に懐かしく思った。 月は約28日周期。 うさぎ うさぎ はねるよ うさぎ 私も はねる ぴょんって はねるの 冷たい夜に 白い息 ふうっとふけば 小さな雲 はねる はねる うさぎが はねる 「透子もはねる、ぴょんってはねるのってか?電車の中ででも歌ってんじゃねーよ、んなへんてこりんな歌」 急に聞こえた見知った声に驚いて振り向くと、すぐ後ろに月夜がいた。 両手で、私のウサギさんのぬいぐるみを持ってる。 「忘れもんですよ、とぉこさん」 あの日、わざと置いていったぬいぐるみ。 中身に満月の歌を録音して。 いつでも月夜が聞けるように、聞いてもらえるように。 「中身に満月の歌が入っててびっくり。結構役立ちました」 にっこりって月夜が笑う。 良かった。役に立ってくれたんだ。よかった。 「お、おい、泣くなよ。こんなところで泣かれたら俺が困るんだけど・・・・・・ちょっと」 涙があふれて止まらない私に、月夜がそっとハンカチを目に当ててくれた。 すぅっとハンカチに涙が吸い込まれていく。 「もう、会えないかなって思ってたの」 「俺もそう思ってたよ。なんかもう、すっごい偶然」 「淋しくない月は、描けた?」 「・・・・・・描けたよ。淋しくない月。発表は来週なんだけどさ・・・・・・入賞してなくても悔いはないって感じ。おまえのおかげ。ありがと」 「よかったぁ」 ほんとうによかった。 きっと、それはほんわかってしてる、あたっかい月なんだろうな。 次は私の番なんだ。 優しい優しい満月の夜に出会った奇跡。 ◇◆◇◆◇◆◇ ごめんなさい。途中から何をどうするつもりだったのか忘れてきて、さらに書くことに疲れを感じてこんなものになってしまいました。 多分いろんな質問が出てくると思います。 質問していただけたら、できる限り答えようとは思っております。 それくらいの覚悟ならいっぱいあります。(なら小説の中に入れろよ) また新しい書き方に挑戦した春祭ではありましたけれども、感想をお待ちしております。 では、読んでくださったありがたい方々にまた会えることを祈って。 春祭あられ |
19800 | オリジですかvv | 羅琴みつき E-mail | 2002/1/27 13:34:45 |
記事番号19775へのコメント こんちゃー。羅琴ですに。 今回はオリジナルですね。あたしは短編が書けないので羨ましいです☆あ、そうそう、まだ全然書いてないのですが、ぶれいく・はーとの外伝を今度書く予定であります。 最初はタイトルに惹かれたのですが、内容もステキでしたvv あたしは恋愛モノが苦手(てか嫌い(おい))なので、どんなもんかなーと思いつつでしたが、甘々というわけではなかったし、恋愛ともちょっと違いましたし。 あたし月大好きなんですよーー!!!だから名前にも月が!平仮名だけど(爆)! 冷たい月も好きですよ。冷たいというよりは、涼しいイメージがあたしにはあるのです。 >優しい優しい満月の夜に出会った奇跡。 最後の一文で話しがまとまってて良い感じですね♪ そしてなにより!あたしは〃夜の奇跡〃に弱い(何)!!!『〜の奇跡』とかいう言葉に惹かれるのですね。 〃奇跡〃はうさんくさいと一蹴している我ですが(死)。基本的にあたし、神様大嫌いですから(←関係ねえ)。 神話を読んで愛想つかしました。だって!神って人さらいとかばっかりやってるじゃないですか!!(←以下同文) では、相変わらず短いくせに脱線ばかりのレスですいません; さよなりょ。 |
19808 | ちゃーっす!! | 春祭あられ E-mail | 2002/1/27 23:18:05 |
記事番号19800へのコメント こんばんは。おひさです。 >こんちゃー。羅琴ですに。 レス有難うございます! >今回はオリジナルですね。あたしは短編が書けないので羨ましいです☆あ、そうそう、まだ全然書いてないのですが、ぶれいく・はーとの外伝を今度書く予定であります。 にょにょにょ。出すんですか?!楽しみ。 頑張ってくださいね。 >最初はタイトルに惹かれたのですが、内容もステキでしたvv そう言っていただけると・・・・・・(涙がほろリ) 実は、まだまだいれたいことがいっぱいあったりする・・・・・・ >あたしは恋愛モノが苦手(てか嫌い(おい))なので、どんなもんかなーと思いつつでしたが、甘々というわけではなかったし、恋愛ともちょっと違いましたし。 本当は、恋愛にするつもりだったんだけど・・・・・・途中まで書いてて、そこまで発展させるのがめんどくさくなったんでやめただけです。 めんどくさがりなわ・た・しv たんなるあほです。へたれです。 >あたし月大好きなんですよーー!!!だから名前にも月が!平仮名だけど(爆)! おお!同士発見! 私も月が大好きで、その大好きさのあまり、今度スレ小説で「月シリーズ」を書いてみようかなー・・・なんて思ってたり。 思ってるだけ。 企画もなんにもしてません。(爆) >冷たい月も好きですよ。冷たいというよりは、涼しいイメージがあたしにはあるのです。 赤い月を見たことはありますか?どっちかって言うとオレンジっぽい奴ですけど・・・・・・ 私、それ見たとき悲しい月だなぁって思ったんですよね。 涼しい月ってどんな月ですか? いまいちよく思いつかなくて・・・・・・ 今度教えてくださいね。 >>優しい優しい満月の夜に出会った奇跡。 >最後の一文で話しがまとまってて良い感じですね♪ 無理やりまとめただけです。(笑) さっきも言ったとおり、これやりたいことをほとんど蹴飛ばしてしまったやつですから。 こうでもしないとまとまんないし。 >そしてなにより!あたしは〃夜の奇跡〃に弱い(何)!!!『〜の奇跡』とかいう言葉に惹かれるのですね。 奇跡。私も大好き! >〃奇跡〃はうさんくさいと一蹴している我ですが(死)。基本的にあたし、神様大嫌いですから(←関係ねえ)。 反対に、大好きな私。 >神話を読んで愛想つかしました。だって!神って人さらいとかばっかりやってるじゃないですか!!(←以下同文) 私の中には、神と言う者にある理があります。 キリスト教やユダヤ教、ましてや、イスラム教でも主なる神に値するものは全て天地創造全知全能唯一神とされています。(元が同じですからね・・・・・・) 私はそれに異を唱えていて、神は全知全能唯一絶対の存在ではない・・・・・・と。 確かに神は天地を創造したかもしれない。 でも、もし神が全知全能唯一絶対の存在であったら、人々は皆平等になってしまうのです。 神において、完全はありえません。 人の命は平等であっても立場の優位は必ず現れます。 人は平等になると生きてはいけない。一人で生きていけるものなど、何処にもいないから。 人は集団を作り、やがて統率するものが出てきます。 それはリーダーであり、その存在自体が人々の平等を崩していきます。 如何なる所でも優位はあり、完全な平等など何処を探してもありえません。 こうして、人々に優位がある限り、神に唯一絶対はありえないのです。 ・・・・・・・と、私は思っています。 それゆえ、神にもさまざまな種類がいて、お互いにそれを支えあっています。 人間社会と同じですね。 だからたまには神とて人を恋しくなるときがあるのでしょう。 それでさらったりしちゃうのかもしれませんね。 うーむ。なんか宗教家っぽくなってしまいましたが、気にしないで下さい。 単なる私の考えってなだけですから。 >では、相変わらず短いくせに脱線ばかりのレスですいません; >さよなりょ。 どうもありがとうございました。 ずいぶんと休んでしまいましたが、これからも宜しくお願いいたします☆ では、みっきーにまた会えることを祈って。 春祭あられ |
19813 | だべります(宣言)。 | 羅琴みつき E-mail | 2002/1/28 20:18:50 |
記事番号19808へのコメント 春祭あられさんは No.19808「ちゃーっす!!」で書きました。 > >こんばんは。おひさです。 > >>こんちゃー。羅琴ですに。 >レス有難うございます! でもって返しです。 だべりますよ……?覚悟してくださいね………(怪) >>今回はオリジナルですね。あたしは短編が書けないので羨ましいです☆あ、そうそう、まだ全然書いてないのですが、ぶれいく・はーとの外伝を今度書く予定であります。 >にょにょにょ。出すんですか?!楽しみ。 >頑張ってくださいね。 頑張ってみまーす。てかまだ全然考えてないのですが(爆)。 >>最初はタイトルに惹かれたのですが、内容もステキでしたvv >そう言っていただけると・・・・・・(涙がほろリ) >実は、まだまだいれたいことがいっぱいあったりする・・・・・・ おおおっ。気になりますね! >>あたしは恋愛モノが苦手(てか嫌い(おい))なので、どんなもんかなーと思いつつでしたが、甘々というわけではなかったし、恋愛ともちょっと違いましたし。 >本当は、恋愛にするつもりだったんだけど・・・・・・途中まで書いてて、そこまで発展させるのがめんどくさくなったんでやめただけです。 あたしにとっては良いことですよ♪(おい) >めんどくさがりなわ・た・しv >たんなるあほです。へたれです。 そんなこと言わないでくださいよ〜! >>あたし月大好きなんですよーー!!!だから名前にも月が!平仮名だけど(爆)! >おお!同士発見! やったー( ̄ー ̄)☆ >私も月が大好きで、その大好きさのあまり、今度スレ小説で「月シリーズ」を書いてみようかなー・・・なんて思ってたり。 >思ってるだけ。 >企画もなんにもしてません。(爆) スレで月!!興味あります!書けたら読ませてくださいねー! >>冷たい月も好きですよ。冷たいというよりは、涼しいイメージがあたしにはあるのです。 >赤い月を見たことはありますか?どっちかって言うとオレンジっぽい奴ですけど・・・・・・ 月食とか、ニュース(笑)で見たことはあるのですが、実物はないです。 見てみたいぜ……! >私、それ見たとき悲しい月だなぁって思ったんですよね。 >涼しい月ってどんな月ですか? >いまいちよく思いつかなくて・・・・・・ >今度教えてくださいね。 うがうっ!!!いや、あたし単純なもので;深い意味はないのです。限定した月ではないですし。 ただ、月と対になる太陽は、いかにも何か熱そうだったり明るそうじゃないですか。暗い夜空にあるってこともあって、あたしには月が冷たいってか、涼しそうに見えるのです。 意味わかんないですよね; >>>優しい優しい満月の夜に出会った奇跡。 >>最後の一文で話しがまとまってて良い感じですね♪ >無理やりまとめただけです。(笑) んなっ( ̄□ ̄)!!! >>〃奇跡〃はうさんくさいと一蹴している我ですが(死)。基本的にあたし、神様大嫌いですから(←関係ねえ)。 >反対に、大好きな私。 うおう。大好きな方には失礼な発言ですね;すいませんーー。 >私の中には、神と言う者にある理があります。 >キリスト教やユダヤ教、ましてや、イスラム教でも主なる神に値するものは全て天地創造全知全能唯一神とされています。(元が同じですからね・・・・・・) >私はそれに異を唱えていて、神は全知全能唯一絶対の存在ではない・・・・・・と。 ほほーう(何)。 >確かに神は天地を創造したかもしれない。 >でも、もし神が全知全能唯一絶対の存在であったら、人々は皆平等になってしまうのです。 >神において、完全はありえません。 >人の命は平等であっても立場の優位は必ず現れます。 なるぴぽ。確かにそうですね! >人は平等になると生きてはいけない。一人で生きていけるものなど、何処にもいないから。 >人は集団を作り、やがて統率するものが出てきます。 >それはリーダーであり、その存在自体が人々の平等を崩していきます。 >如何なる所でも優位はあり、完全な平等など何処を探してもありえません。 >こうして、人々に優位がある限り、神に唯一絶対はありえないのです。 >・・・・・・・と、私は思っています。 >それゆえ、神にもさまざまな種類がいて、お互いにそれを支えあっています。 >人間社会と同じですね。 >だからたまには神とて人を恋しくなるときがあるのでしょう。 >それでさらったりしちゃうのかもしれませんね。 >うーむ。なんか宗教家っぽくなってしまいましたが、気にしないで下さい。 >単なる私の考えってなだけですから。 あ、コメント少なくてすいません; 何だか考え方が変わったような感じで新鮮です。では反撃(反撃って何!?)にあたしの考えも。長いのはここですよ………vv 変な響きですが、俗にいうサタニスト?ではないんですが、あたしは悪魔大好き野郎です。でも『真の悪魔』が好きなのです。 あたしはこう考えています。大昔に白い翼をもった神が地に降り立ち、人々に教えを説いたり、親切にしたとします。そしてその後、黒い翼をもった神が降り立ったとしたら、地上の人々の目に、どのように映ったでしょうか? 『悪魔』と聞くと、あまり良いイメージはないじゃないですか?でも、外見や、名前の響きでその者のことを、全て理解した気になるのは、とても恐ろしいことだと思うのです。 そんなわけで!!あたしは『真の悪魔を崇拝する会』の会長やってたりします!! あられんには失礼なので、あまり↑には書きませんでしたが、あたしの今抱えてる小説では、今説明したことが絡んで、神さんすごい悪者になってます(爆)。 >>では、相変わらず短いくせに脱線ばかりのレスですいません; >>さよなりょ。 >どうもありがとうございました。 >ずいぶんと休んでしまいましたが、これからも宜しくお願いいたします☆ こちらこそです☆ >では、みっきーにまた会えることを祈って。 > 春祭あられ 失礼なことばっかりだべりまくってすいませんでした;; あたしのただの考えですから。 であ。 |
19832 | だべります。(決定) | 春祭あられ E-mail | 2002/1/29 18:29:29 |
記事番号19813へのコメント こんにちはv >でもって返しです。 >だべりますよ……?覚悟してくださいね………(怪) こっちもだべり返します。ウフフフフフフフフ・・・ >頑張ってみまーす。てかまだ全然考えてないのですが(爆)。 リギさんは出るんですか?私的に、リギさんが出ること希望。 >>本当は、恋愛にするつもりだったんだけど・・・・・・途中まで書いてて、そこまで発展させるのがめんどくさくなったんでやめただけです。 >あたしにとっては良いことですよ♪(おい) 実は、友達に言われて気付いたのですが、前にりぼん(雑誌)でこれと同じような話をやっていたそうです。 りぼんは買ってなかったんで、読んでるはずがないとは思うのですが、多分読んでて、それが表に出てしまったのでしょう。 内容が大変にてるそうです。やばいなーと思いつつ、読んだ記憶ないのになーとも思ってる私。 >>私も月が大好きで、その大好きさのあまり、今度スレ小説で「月シリーズ」を書いてみようかなー・・・なんて思ってたり。 >>思ってるだけ。 >>企画もなんにもしてません。(爆) >スレで月!!興味あります!書けたら読ませてくださいねー! 今作っているメルマガっぽいのに入れる予定です。 出来たらお送りします。 >あ、コメント少なくてすいません; >何だか考え方が変わったような感じで新鮮です。では反撃(反撃って何!?)にあたしの考えも。長いのはここですよ………vv >変な響きですが、俗にいうサタニスト?ではないんですが、あたしは悪魔大好き野郎です。でも『真の悪魔』が好きなのです。 し、真の悪魔?! >あたしはこう考えています。大昔に白い翼をもった神が地に降り立ち、人々に教えを説いたり、親切にしたとします。そしてその後、黒い翼をもった神が降り立ったとしたら、地上の人々の目に、どのように映ったでしょうか? 怖く見えたでしょうね、当然。 当時黒というのはあまり良い意味がありませんでしたからね。(今もだけど) 暗闇に見えてならなかったのでしょう。 >『悪魔』と聞くと、あまり良いイメージはないじゃないですか?でも、外見や、名前の響きでその者のことを、全て理解した気になるのは、とても恐ろしいことだと思うのです。 そうですね。人は(人・・・?)見かけに寄らないって言うし。 >そんなわけで!!あたしは『真の悪魔を崇拝する会』の会長やってたりします!! 今度その会に関するパンフレットを下さい。入会を希望します☆ >あられんには失礼なので、あまり↑には書きませんでしたが、あたしの今抱えてる小説では、今説明したことが絡んで、神さんすごい悪者になってます(爆)。 この間出してた詩もそうでしたよね。 神様が悪役っぽくなってましたよね。 >失礼なことばっかりだべりまくってすいませんでした;; >あたしのただの考えですから。 > >であ。 > ではでは、短くってたいしてだべってもいないような気もしますが、これにて。 春祭あられ |
19841 | 初めましてv | 蒼杜 | 2002/1/29 20:45:59 |
記事番号19775へのコメント 初めまして、蒼杜と言います。 私は春祭さんの小説の読み逃げ常習犯(汗)なんですが、柔らかい題名につられ、やってきました > うさぎ うさぎ はねるよ うさぎ > 私も はねる ぴょんって はねるの > 冷たい夜に 白い息 > ふうっとふけば 小さな雲 > はねる はねる うさぎが はねる > 透子もはねる ぴょんって はねるの 最初の歌が可愛くて、リズムも自分で口ずさめそうな感じですね。 そして最後まで歌が出てくるっていうのが良かったです♪ 作中のふんわりとした雰囲気の中でも、色々あって、考えさせられました。 後は、私も月が大好きだったりするので、ぼんやり眺める事があります。真っ黒な中にぼやけた朧月が私的には一番ですね。あとは大きな冬の夕日とか、星空かな?自然を見てると心が落ち着きます では、短い上に感想にもなってないレスですがそろそろこの辺で。お邪魔しました 曲名シリーズ頑張ってくださいねvv楽しみにしてますv では、蒼杜でしたv |
19851 | はじめまして。有難うございます。 | 春祭あられ E-mail | 2002/1/30 00:19:18 |
記事番号19841へのコメント どうも、はじめまして。 >初めまして、蒼杜と言います。 レス有難うございます。嬉しいです! >私は春祭さんの小説の読み逃げ常習犯(汗)なんですが、柔らかい題名につられ、やってきました 読んでくださるだけでもとても嬉しいです! なんか応援されるって良い感じですね。(照れてる) >最初の歌が可愛くて、リズムも自分で口ずさめそうな感じですね。 わりとすんなり出てきた歌でした。 自分でも知らぬうちに口ずさんだりしてます。(特に授業中・・・・・・やばし) >そして最後まで歌が出てくるっていうのが良かったです♪ >作中のふんわりとした雰囲気の中でも、色々あって、考えさせられました。 ふんわり・・・ってのを目指しました。 まだふんわり系の小説を書いたことがなかったので、書くのに苦労しました。(笑) >後は、私も月が大好きだったりするので、ぼんやり眺める事があります。真っ黒な中にぼやけた朧月が私的には一番ですね。あとは大きな冬の夕日とか、星空かな?自然を見てると心が落ち着きます 同士発見です!私も大好きで、夜、月を見るためだけに外に出ることもしばしば。 今の季節は寒いからあまりやりませんが、形が変わっていく月を見るのが楽しみです。 そういえば昔、長く外にいすぎて風邪をひいたこともありましたっけなぁ・・・(爆) >では、短い上に感想にもなってないレスですがそろそろこの辺で。お邪魔しました いえいえ、有難うございました!! >曲名シリーズ頑張ってくださいねvv楽しみにしてますv >では、蒼杜でしたv はい、有難うございます! 曲名シリーズ、終わりのめどはたっていそうで立っていないので何処まで続くか分かりませんが、頑張ります。 どうか見捨てないで・・・・・・見捨てられたら私、どうやって生きていけばいいの?!(涙声) ・・・・・・・・・。 あー・・・今ので本当に見捨てないで下さい。 ただふざけてみただけです。ごめんなさい。 それでは、また会えることを祈って。 春祭あられ |
19879 | あねごー!! | 圭吾 | 2002/2/1 19:23:52 |
記事番号19775へのコメント どーも。あねごの小説も読んだぞー!!オリジナルの小説書くなんてやりますなあ。ふとあねごの小説読んでて思ったんですがあねごって・・・・ロマンティスト?・・・・・・・・怒んないでね?! いいな透子ちゃん、頭いいなんて。私も高校受かりたいですわぁ。けど私も家にいっつも1人だけど、結構エンジョイしてるけどな。・・・・小説にけちつけてるわけじゃありません。断じてそうではありません!! では、次のやつ期待して待ってまーす!!またチャットで会いましょう!! |
19886 | あっはっは。姉御・・・・・・ねぇ。 | 春祭あられ E-mail | 2002/2/2 00:47:38 |
記事番号19879へのコメント こんばんはなり。圭吾さん。 あねごは今日も元気です。 ・・・・・・。 じゃなくて、レスどうもありがとうございました。 とっても嬉しかったですv >どーも。あねごの小説も読んだぞー!!オリジナルの小説書くなんてやりますなあ。ふとあねごの小説読んでて思ったんですがあねごって・・・・ロマンティスト?・・・・・・・・怒んないでね?! オリジナルを出すのは好きです。 ってーか、このごろどんどんオリジナル出していきたい気分なのをあえて抑えてます。 だって、ここスレイヤーズサイトだし。 他の連載してるやつも早く終わらせたいし。(ずんぶん長い間やってるよなー・・・早く終わらせないと) で、ロマンティストって・・・・・・ そう見えました? うーん、自分じゃそんなつもりはまったくないのだが・・・・・・でも、こんなお話は大好きですよ。 ほんわか系は、読んでて楽になるから。 そーいえば、聞いてるCDとかも、ほとんどヒーリング系だなぁ。 あとはピアノ曲とか、個々の音楽を少々。最近はオカリナ演奏者の宗次郎さんとかが好き。 > いいな透子ちゃん、頭いいなんて。私も高校受かりたいですわぁ。けど私も家にいっつも1人だけど、結構エンジョイしてるけどな。・・・・小説にけちつけてるわけじゃありません。断じてそうではありません!! いいですよね。 高校受験頑張ってください。応援してます・・・・・・って、来年の今ごろですよね。 時期的に、私立受験は多分ちょうど今だし、私のすんでいるところでは公立受験は2月の中旬でしたし。 今年一年というラストスパート、ぜひともベストを尽くしてください。 私の分まで、第一志望合格頑張れよ!(第一志望見事におっこった人) > では、次のやつ期待して待ってまーす!!またチャットで会いましょう!! はい。またチャットで会いましょうね! 圭吾さんの小説も、いつも読ませていただいてます。(そして毎回読み逃げ。すみません) これからも、両立させて頑張ってください。期待してますよ? では、また会えることを祈って。 See you again! 春祭あられ |