◆−バレンタイン・デー−龍崎星海 (2002/2/14 23:57:53) No.20047
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20047バレンタイン・デー龍崎星海 2002/2/14 23:57:53


バレンタインデーと言う事で、突発、いきなり打ち込みでバレンタイン話をお送りします。
全くの思いつきなので、ちょっと短いですが、お楽しみください。
‥‥あ、ガウリナですので。
それと、ガウリイの一人称ですので。よろしく。
それでは、どーぞ

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「バレンタイン・デー」

今日はバレンタインデーかあ‥‥
世間一般では、チョコを渡して、女性が男性に愛を告白する日だ。
‥‥まあ、オレには関係ないが。
リナ以外の女性から、そんな物、貰いたいとは思わないからな。
‥‥‥リナからは‥‥貰えるとは思っていないから。
いや、リナの心を疑っている訳じゃないんだ。
あの恥ずかしがり屋のリナが、そんな事、する訳ないからな。

あ、リナだ。
「どうしたんだ、リナ。オレに何か用事か？」
声を掛けると。
リナはモジモジしながら、後ろに隠し持っていた物を差し出した。
それは‥‥キレイにラッピングされた、品物だった。
‥‥‥‥まさか！？
「リナ、これ‥‥まさか‥‥」
「あ、あげる‥‥でも、勘違いしないでね！これは、普段の感謝の気持ちを表しただけで、それ以外に他意はないんだから！ホントよ！」
顔を真っ赤に染めて、そう言うリナ。
くすっ‥‥いくら否定しても‥‥いや、否定すればするほど、その顔色が本心を表してるぞ？
「ありがとな、リナ。」
ニッコリと笑って、受け取る。
さらに真っ赤になる、リナ。
可愛いなあ‥‥
「なあ、これ、開けていいか？」
そう聞くと。コクン、と頷くリナ。
ガサガサガサ‥‥
包装を破かないよう、細心の注意を払いながら開けてみると‥‥中身は、案の定、チョコレートだった。
それも、ハート型の‥‥しかも、『ガウリイへ』なんて文字まで入っている。
「そ‥‥それは‥‥お手本にした、本に書いてあった通りに作ったから、そうなっただけなのよ！本当よ！」
ムキになるリナ。
本当に可愛いリナ。そんなに恥ずかしがる事、ないのに。
「ありがとな、リナ‥‥」
ふわり、と抱きしめてやると、オレの腕の中で、真っ赤になりながら、うつむくリナ。

結婚して、２年。
初めて貰ったバレンタインのプレゼント。
でも。オレは幸せだ。
こんなに可愛い奥さんがいるんだからな。
「‥‥‥‥愛してるぞ、リナ‥‥‥‥」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥バカ‥‥‥‥‥‥‥‥」

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ううむ‥‥‥‥甘い。相変わらず、甘い。
どうも、私が書くと、甘くなるわ。
こりゃ、「パルス○ィ〜ト企画」に入れた方がよかったかな。
それでは、これにて。
相変わらず甘甘書いてる、龍崎でした。