◆−闇の残り香 それから…。:紅と黄のコントラスト−白河綜 (2002/4/6 18:44:40) No.20549 ┣かまくら・・・・うらやましい・・・・・・。−海藤雄馬 (2002/4/6 20:36:52) No.20551 ┃┗雪だるまに雪ウサギもいいですよね♪−白河綜 (2002/4/6 21:11:54) No.20552 ┣番外編♪−らん (2002/4/6 22:36:23) No.20555 ┃┗寒い日にはやっぱお鍋orおでん♪−白河綜 (2002/4/6 23:28:59) No.20559 ┣かに鍋で部下Sを思い浮かべた私(笑)−かお (2002/4/6 23:09:31) No.20558 ┃┗「え、エル様!? なんでわたしを鍋の中(以下省略)」−白河綜 (2002/4/7 00:22:43) No.20560 ┣カニを食べるとああ無口♪(待て)−むくぅ (2002/4/7 10:53:12) No.20564 ┃┗外殻を割る音だけがこだまする…………(って待て)−白河綜 (2002/4/7 13:17:57) No.20566 ┗闇の残り香 それから…。:紺と蒼のコントラスト−白河綜 (2002/4/11 21:26:02) No.20580 ┣アメヤンかわいい(はあと)−かお (2002/4/13 19:42:28) No.20584 ┃┗主導権争いはゼルやんの勝ち(笑)−白河綜 (2002/4/14 15:46:29) No.20589 ┣あくまでさりげないウィンさん♪−むくぅ (2002/4/14 12:00:19) No.20587 ┃┗それを羨ましがるサド魔族(待て)−白河綜 (2002/4/14 16:18:11) No.20590 ┣可愛いv−らん (2002/4/15 09:16:24) No.20592 ┃┗いやぁv(てれてれ……って待て)−白河綜 (2002/4/15 17:09:07) No.20593 ┗ま、間に合った・・・・!!−雫石 彼方 (2002/4/27 18:21:11) No.20678 ┗あああああお疲れさまです!!(小躍り中)−白河綜 (2002/4/27 22:21:47) NEW No.20679
20549 | 闇の残り香 それから…。:紅と黄のコントラスト | 白河綜 E-mail | 2002/4/6 18:44:40 |
えー、初めましての方は初めまして。 お久しぶりのかたはこんにちは。 せっかく何校か受かったのに、自ら地獄に舞い戻ってまいりました(笑)。 ああ、でも今年一年はネットやり放題だ♪(←違うぞ浪人生) …………とういわけで、とりあえず以前予告しておいた、『残り香』のその後編です。今回はリナさんとガウリイ君なのですが、…………全然カップリングじゃないッス(汗)。 挫折しました(待て)。やはり白河にラブ×2はかけないようです…………(滝汗)。 「残り香? なにそれ?」 というかたは、できれは著者別で本編をごらんになってから読まれるコトをお勧めいたします。 ############################################################# 窓の向こうでは、白い妖精達がすでに空を舞っていた。 寒い――――身も心も凍りついてしまうのではないかと思うほど、寒い季節。それが冬だ。地域によって寒暖の差は多少異なるが、ゼフィーリアは比較的寒くなる。 寒さが天敵のリナ=インバースとしては、なかなかに過ごしづらい時期だ。 「…………まぁ、良いこともあるんだけどね…………」 「リナ? 何ブツブツ言ってんの?」 お箸を右手に、野菜が大量に盛られた大皿を左手に持ったルナが、きょとん、とした顔で、旅から帰ってきたばかりの妹を見つめた。 その箸が差す先では、ホクホクと暖かそうな湯気が立ちのぼっている。 リナはその湯気を見つめたまま、 「んーん。ただね、例えば夏だったら、その湯気がイイモノだとは思えなかっただろーなー、って思ってさ」 「…………なるほど。確かに、寒くなってこないと、暖かさが恋しいとは思えないものね」 ぐつぐつと煮える土鍋を前に、最強の姉妹は仲良くコタツに足を突っ込んで、ほのぼのとくつろいでいた。 姉妹の前に置かれた土鍋は二つ。 鰯のつみれ、ハマグリ、ホタテ、海老、タラ、カキやらの海産物に、芹だの三つ葉だの白菜だのと野菜を盛り込んだ、昆布だしの鍋が一つ。もう片方は味噌仕立てで、なめこ等々のキノコ類に、ネギ、白菜、鳥団子などが煮込まれている鍋。 どちらも、いいかんじに煮立っている。 「…………ねえちゃん、そろそろいいんじゃない?」 「もう少し待ちなさい。第一、まだガウリイ君が戻ってきてないわ」 「えーっ」 リナが子供っぽく不満を漏らすのを、昆布だしの土鍋に浮いた灰汁(あく)をおたまですくいながら、 「それに、お鍋をたった二人で食べるのも寂しいでしょ」 とルナ。 確かに…………と渋々納得し、しかしお箸を構えたまま、リナは頷いた。 と。 実にタイミング良く、ガウリイが冷や飯とうどんをお盆に乗せて、リビングに戻ってきた。具を食べきった後に、それぞれ雑炊・煮込みうどんにするのである。 「遅いわよ、ガウリイ!」 「そんなこと言うなら、リナが取ってくれば良かっただろ〜」 「ヤだ。寒いもん」 「…………お前なぁ…………」 ただでさえ寒いのに、なんでわざわざコタツから出なきゃいけないのよ、と目で語るリナに、ガウリイはポツリと呟いて、諦めたように身を竦めた。 お盆をルナに手渡し、リナの正面に腰を降ろしてから、冷え切ってしまった両足をコタツに突っ込んだ。じんわりとした熱が、足の先から凍えた身体を暖めてゆく。 何でも無いことのようで、それでいて幸せを感じる瞬間。 そして、半年後にはこの温もりが煩わしくなるのだ。 そう考えると、何故か無意識にため息が漏れてくる。 冬。 まぎれもなく、冬である。 乾燥した風が吹き始め、陽の光が、暖かさが恋しくなる季節。 こんな時期にやたらと寒いゼフィーリアに居られるかと、リナの両親は町内会の温泉旅行に行ってしまった。 温泉。 確かに、温泉もいい。舞い散る雪の結晶を目の端に留めつつ、真っ白い湯気に身を隠したまま、湯に浮かべた熱燗(あつかん)を一口――――アイスクリームでも可。 しかし。 だがしかし。 「冬といえば何と言ってもお鍋でしょうっっっ!!」 ぐっ、とお箸を力強く握りしめたまま、リナは興奮した面持ちで、そうのたまった。 ルナが、妹とその相棒に具を取り分けてやる。 リナは味噌だしのキノコ鍋から、ガウリイは海鮮たっぷりの昆布だし鍋から食べ出した。 ぐつぐつぐつぐつ。 鍋の煮える音と、食器のぶつかる音だけが、しばし、その場に満ちる。 ぐつぐつぐつぐつ。 「…………そういえばさぁ…………」 ふと、鰯のつみれを口に運んでいたリナが、隣でキノコを頬ばっている姉に声をかけた。 ぐつぐつぐつぐつ。 「……………………何?」 ゆっくりとキノコを嚥下(えんか)してから、ルナ。 「あたし、コトの顛末(てんまつ)をねえちゃんに話したっけ?」 「あんたからは、聞いてないわよ」 「…………誰かから聞いてはいるの?」 あっという間にカラになった取り皿に、海老さんとホタテさんを取り分けつつ、リナはわずかに目を瞠(みは)った。 すると、ルナは微笑み、 「ナーシャから精神感応(テレパシー)で聞いたのよ。あんたがあの御方のお力を使って、『残り香』を輪廻の輪の中に戻したってトコまではね」 「…………その後は?」 「聞いても答えてくれなかったわ。なんでだろ…………」 ぐつぐつぐつぐつ。 湯気が室内に充満する。醤油ベース昆布だし鍋と、これでもかといわんばかりに強烈なニオイを放つ味噌ベースの鍋。…………はっきり言って、すさまぢいニオイが室内に満ちている。それでも逃げ出す者がいないのは――――もちろん、お鍋を食べたいからという理由もあるが――――なんのことはない、すでに嗅覚が麻痺しているからである。 ルナは、小首を傾げたまま、器用に具を取り分けている。 ガウリイは――――所詮食欲の前にあらゆるモノは無意味である、と言わんばかりに、ただ黙々と食べ続けている。 (…………んと……こりは説明するべきなのかな…………?) そしてリナは――――「なんでだろ」と言ったきり気にする様子もなく、ひたすらキノコを食べ続ける姉を横目に、「……ま・いっか」と思い直し、おだしの利いたスープを啜ったのである。 「んーv お腹いっぱいv」 「おいこら、ココで寝るなよ」 結局、三人で二十人前分の鍋をすっかり食べきった。 ルナが「片付けはやってあげるから、帰ってきたばかりのお二人さんはくつろいでなさい」と、ありがたくも洗い物を引き受けてくれたため、お茶と蜜柑を手に、二人はコタツでごろごろしていた。 お腹もいっぱい。 足下からくる、心地よい温もり。 ……………………これで眠くならないワケはない。 「…………」 「おいコラ、リーナ、リーナ」 「何も言わないでお休みなさいぐー…………」 「ぐー、じゃなくてだな」 コタツに突っ伏して目を閉じてしまったリナの頭を、ガウリイが軽く小突く。 「訊きたいコトがあるんだ」 と、いつになく真面目な面持ち。 表情を引き締めると、精悍な顔立ちがよりいっそう前面に浮き出てくる。普段はポヤンポヤンしているけど、やはりこいつは美形なんだなぁ、と、普段は意識していないことを思いながら、リナは顔を上げた。 「何よ」 「いやなぁ……」 「はっきりしないわねぇ」 問い掛けたきり、何かを考えるように黙り込んでしまったガウリイに、リナはため息を漏らした。 こっちはとにかく眠いのだ。さっさとガウリイの訊きたいコトとやらに答えて、とっとと眠ってしまいたいというのが、リナの本音であった。 「これ以上待たせるなら、質問は明日にして頂戴。もー眠くて眠くて…………」 そう言って、リナが欠伸をかみころすと、 「…………今回の一件、…………一体誰が一番悪かったんだ?」 「……………………」 リナは、常よりも重い瞼を、無意識に持ち上げた。 「……難しい質問ね」 「そうか?」 彼は、いつもの穏やかな表情のまま、軽く小首を傾げた。 「暴れ回ってたあの……ヴォルなんとかってのも悪いし、ちゃんと事実を教えなかったあの金髪と、…………なんだっけ……デュ…………忘れた。とにかく、皆が皆悪いみたいなことを、リナは言ってたじゃないか」 「言ったわよ」 眠い目を軽くこすってから、何となくお茶をのどに流し込んだ。そして湯飲みを置くと、今度は蜜柑に手を伸ばす。爪を立て皮を剥き出すと、柑橘類特有の甘酸っぱい香りが、室内に満ちた。 リナは、紅(くれない)の瞳で蜜柑を剥く己の指を追いながら、 「だって、他にどう言えっていうのよ。エルは勿論、デュグラディグドゥだって事実を知ってたのに、それを伝えようとはしなかった。ヴォルフィードがエルを離れて育たなくっちゃいけなくなった経緯では、あの二人は何も悪くないのにもかかわらずよ? ……まぁ、エルの監督不届きってのかあるかもしれないけど、それにしたって、直接の原因はエルを召喚しようとした無謀な神族だし。 それに、ヴォルフィードも悪いわ。自分から訊こうとしなかったんだもの。疑問を己の中で反芻してただけ。その疑問をちゃんと口に出していれば、こんなことにはならなかったでしょーね」 「…………じゃあ、その召喚しようとしたヤツがいけないのか?」 「ある意味、正解」 剥き終わった蜜柑を一房、口に放り込む。 口の中で、果汁が弾けた。充分熟していたのだろう。かなり甘いが、嫌みな程ではない。 ゆっくりと、口の中のそれを嚥下(えんか)する。 「…………でも、その神族にも理由があったと思うと、一概にソイツが悪いとは言えないわ。ソイツにも、エルを召喚しようと決意する程の『何か』があったんでしょーね。失敗すれば、自分達がいる世界が混沌に還っちゃうわけだし。 …………まぁ、この世界に与えた影響のみを考えると、ガウリイの答えは正解ね。 わかった?」 「…………なんとなく」 よくわかってないな、こいつは。 リナは蜜柑の最後の房を食べ終わると、ぱんぱんっ、と手を重ねて、手についてしまった蜜柑のスジを落とした。 そして、大きく伸びをしてから、コタツをでる。 「…………リナ?」 寒さが苦手な彼女は、放っておくと一日中コタツに入っている。それなのに一体どうしたのかと、実に不思議そうに見上げてくるガウリイに、リナはキレイに笑って見せて、 「眠気、飛んじゃったわ。ちょっと寒いけど、外出ましょ。あたし昔っからかまくら造ってみたかったのよねぇ」 『…………ん。お鍋って美味しいもんねぇ』 「エル様、お茶飲みます?」 『あ、もらうわ』 エルは、お箸を口に運ぶスピードをゆるめもせず、ルナから湯飲みを受け取った。 彼女の眼前には、やはり土鍋があった。それから立ちのぼる白い湯気は、上昇していくにつれて、その存在を拡散してゆく。 ぐつぐつぐつぐつ。 『…………それにしても、リナ達は元気ね。この寒いのに、外にでるなんて』 「リナは、寒さには弱いけど、雪は好きなんです。…………子供の頃は、よく文句を言いながら、雪遊びをしました」 思い出を懐かしむように、ルナはゆっくりと目を伏せた。しばらくそのまま沈黙を守っていたが、やがてふ……っと笑い、 「でも、それも長くは続かないんです。絶対に文句を言いながら家に飛び込んで……」 「あー寒い寒い…………って、エル!!?」 と。 実にお約束なタイミングで、二人が戻ってきた。 突如視界に飛び込んできた金髪の美女に一瞬かたまるも、美女の眼前に据えられた土鍋に気づくと、 「…………えっ? えーっっっ!!? なんでエルだけがカニ鍋なのよっ!!?」 と怒りをあらわにし、ちょっと早すぎる夜食にとりかかったのは、言うまでも無いことかもしれない。 不意に。 『…………それでリナ。かまくらはできたの?』 堅い金属のような、それでいて流れる水のような声音が、イタズラっぽくリナに問い掛けた。 しかし。 問い掛けられた本人は、箸を休めることもなく、黙々とカニを口に運び続けた。 …………その口元に、淡い微笑みを浮かべながら。 |
20551 | かまくら・・・・うらやましい・・・・・・。 | 海藤雄馬 E-mail URL | 2002/4/6 20:36:52 |
記事番号20549へのコメント こんにちは、白河さん。 番外編ですねvv > …………とういわけで、とりあえず以前予告しておいた、『残り香』のその後編です。今回はリナさんとガウリイ君なのですが、…………全然カップリングじゃないッス(汗)。 > 挫折しました(待て)。やはり白河にラブ×2はかけないようです…………(滝汗)。 >「残り香? なにそれ?」 > というかたは、できれは著者別で本編をごらんになってから読まれるコトをお勧めいたします。 覚えてますが、ばっちり著者別で読んできますvv 後で・・・・(まて) >「んーん。ただね、例えば夏だったら、その湯気がイイモノだとは思えなかっただろーなー、って思ってさ」 >「…………なるほど。確かに、寒くなってこないと、暖かさが恋しいとは思えないものね」 > ぐつぐつと煮える土鍋を前に、最強の姉妹は仲良くコタツに足を突っ込んで、ほのぼのとくつろいでいた。 コタツ〜〜〜vv 冬は欠かせませんよね♪ 暖房つけるよりコタツの方が好きですね。 > 何でも無いことのようで、それでいて幸せを感じる瞬間。 > そして、半年後にはこの温もりが煩わしくなるのだ。 > そう考えると、何故か無意識にため息が漏れてくる。 まぁ、そんなものです。 しかし、ほのぼのですねぇ〜。 平和ですねぇ〜。 >「これ以上待たせるなら、質問は明日にして頂戴。もー眠くて眠くて…………」 > そう言って、リナが欠伸をかみころすと、 >「…………今回の一件、…………一体誰が一番悪かったんだ?」 >「……………………」 > リナは、常よりも重い瞼を、無意識に持ち上げた。 >「……難しい質問ね」 確かに、難しいですね・・・・。 けど、何か事件が起こるときはそんなものじゃないですか? 相手の立場になって考えれば悪いとも言い切れないこともあるでしょう。 まぁ、やってはいけないことというのもありますけどね。 >「暴れ回ってたあの……ヴォルなんとかってのも悪いし、ちゃんと事実を教えなかったあの金髪と、…………なんだっけ……デュ…………忘れた。とにかく、皆が皆悪いみたいなことを、リナは言ってたじゃないか」 >「言ったわよ」 ガ、ガウリイさん・・・・・・・・・(汗) 長い名前、全く覚えてないんですね・・・・。 しかも、エル様を「あの金髪」って・・・・・・・・・・(汗) >「…………リナ?」 > 寒さが苦手な彼女は、放っておくと一日中コタツに入っている。それなのに一体どうしたのかと、実に不思議そうに見上げてくるガウリイに、リナはキレイに笑って見せて、 >「眠気、飛んじゃったわ。ちょっと寒いけど、外出ましょ。あたし昔っからかまくら造ってみたかったのよねぇ」 かまくらですか♪ 家の地方は雪が殆ど降らないので、かまくらに憧れますねvv なんでも、かまくらの中って結構暖かいとか・・・・。 いいですねぇ〜。 > 不意に。 >『…………それでリナ。かまくらはできたの?』 > 堅い金属のような、それでいて流れる水のような声音が、イタズラっぽくリナに問い掛けた。 > しかし。 > 問い掛けられた本人は、箸を休めることもなく、黙々とカニを口に運び続けた。 > > > …………その口元に、淡い微笑みを浮かべながら で、結局、かまくらできたんですか? 「さむーい!!」とかいって途中で放り出してきたとか? それにしても、ガウリイさんは・・・・・? なんか、ほのぼのでしたね。 本編の痛々しい雰囲気が嘘のようですねぇ〜。 ふふふふvv では、次の番外編も楽しみにしてますvv ではでは。 |
20552 | 雪だるまに雪ウサギもいいですよね♪ | 白河綜 E-mail | 2002/4/6 21:11:54 |
記事番号20551へのコメント 海藤雄馬さんは No.20551「かまくら・・・・うらやましい・・・・・・。」で書きました。 >こんにちは、白河さん。 >番外編ですねvv こんにちは、海藤さん♪ 今更ながらHP開設おめでとうございますv(遅すぎるって) ふふふv お気に入りに登録済みなのですvv 白河も今年は時間があるので(無いってば)つくるつもりです。開設したあかつきには、リンクお願いします♪(こらこら) >>「残り香? なにそれ?」 >> というかたは、できれは著者別で本編をごらんになってから読まれるコトをお勧めいたします。 >覚えてますが、ばっちり著者別で読んできますvv >後で・・・・(まて) 今読み返すと、誤字脱字が果てしなく多い…………(汗) >>「んーん。ただね、例えば夏だったら、その湯気がイイモノだとは思えなかっただろーなー、って思ってさ」 >>「…………なるほど。確かに、寒くなってこないと、暖かさが恋しいとは思えないものね」 >> ぐつぐつと煮える土鍋を前に、最強の姉妹は仲良くコタツに足を突っ込んで、ほのぼのとくつろいでいた。 >コタツ〜〜〜vv >冬は欠かせませんよね♪ >暖房つけるよりコタツの方が好きですね。 ヒーターやクーラーだと、乾燥しますしね。 冬場はコタツに足を突っ込んで、蜜柑と番茶片手にTVです!!(待て) >> 何でも無いことのようで、それでいて幸せを感じる瞬間。 >> そして、半年後にはこの温もりが煩わしくなるのだ。 >> そう考えると、何故か無意識にため息が漏れてくる。 >まぁ、そんなものです。 >しかし、ほのぼのですねぇ〜。 >平和ですねぇ〜。 ほのぼの大好きなんです(笑)。 シリアスやラヴ×2よりも、ダントツでほのぼのが好きです(日本語おかしい)。 なんだかんだで、書きやすいですしv(激しく待て) >>「…………今回の一件、…………一体誰が一番悪かったんだ?」 >>「……………………」 >> リナは、常よりも重い瞼を、無意識に持ち上げた。 >>「……難しい質問ね」 >確かに、難しいですね・・・・。 >けど、何か事件が起こるときはそんなものじゃないですか? >相手の立場になって考えれば悪いとも言い切れないこともあるでしょう。 >まぁ、やってはいけないことというのもありますけどね。 そうですね。 相手の事情なども考慮にいれると、結局悪人はいなくなりますよね。例外もありますけど。 >>「暴れ回ってたあの……ヴォルなんとかってのも悪いし、ちゃんと事実を教えなかったあの金髪と、…………なんだっけ……デュ…………忘れた。とにかく、皆が皆悪いみたいなことを、リナは言ってたじゃないか」 >>「言ったわよ」 >ガ、ガウリイさん・・・・・・・・・(汗) >長い名前、全く覚えてないんですね・・・・。 >しかも、エル様を「あの金髪」って・・・・・・・・・・(汗) 長い名前、憶えてませんガウリイ君(どキッパリ)。 そしてエル様を「あの金髪」呼ばりできるのは、ある意味スレイヤーズ最強キャラの彼しかいないでしょう!(待て待て) >>「…………リナ?」 >> 寒さが苦手な彼女は、放っておくと一日中コタツに入っている。それなのに一体どうしたのかと、実に不思議そうに見上げてくるガウリイに、リナはキレイに笑って見せて、 >>「眠気、飛んじゃったわ。ちょっと寒いけど、外出ましょ。あたし昔っからかまくら造ってみたかったのよねぇ」 >かまくらですか♪ >家の地方は雪が殆ど降らないので、かまくらに憧れますねvv >なんでも、かまくらの中って結構暖かいとか・・・・。 >いいですねぇ〜。 そうですね。結構、暖かくなりますよ、かまくらの中。 白河在住の地方は……ちらほら降る、くらいなのです。でも、雪がきめ細かく粉みたいで、かまくら作るのも一苦労でした(汗)。 >> 不意に。 >>『…………それでリナ。かまくらはできたの?』 >> 堅い金属のような、それでいて流れる水のような声音が、イタズラっぽくリナに問い掛けた。 >> しかし。 >> 問い掛けられた本人は、箸を休めることもなく、黙々とカニを口に運び続けた。 >> …………その口元に、淡い微笑みを浮かべながら >で、結局、かまくらできたんですか? >「さむーい!!」とかいって途中で放り出してきたとか? >それにしても、ガウリイさんは・・・・・? 一応できあがったようです(^^; 寒さにたえきれす、本当は大きいものを作るつもりだったのに、小さくなった可能性は充分ありますが。 ガウリイは黙々とカニを食べているハズ(笑)。 >なんか、ほのぼのでしたね。 >本編の痛々しい雰囲気が嘘のようですねぇ〜。 >ふふふふvv ひょひょひょひょ♪(対抗←待て) ほのぼの…………本当はもうちょっと真面目っぽくしようかとも思ったのですが、キーワードの「かまくら」・「鍋」・「コタツ」 …………真面目になんてかけない…………(涙) まぁ、本編の雰囲気と比べておもしろいかな〜、なんて(笑)。 ああ……、みんなこじつけだわ…………(汗) >では、次の番外編も楽しみにしてますvv >ではでは。 どうもありがとうございましたv 次回はゼルやんとアメリアさんです♪ ではでは。 白河綜でした♪ |
20555 | 番外編♪ | らん E-mail URL | 2002/4/6 22:36:23 |
記事番号20549へのコメント 白河綜さんは No.20549「闇の残り香 それから…。:紅と黄のコントラスト」で書きました。 らん:お久しぶりです♪白河綜さん♪お待ちしてましたvv > えー、初めましての方は初めまして。 > お久しぶりのかたはこんにちは。 > せっかく何校か受かったのに、自ら地獄に舞い戻ってまいりました(笑)。 > ああ、でも今年一年はネットやり放題だ♪(←違うぞ浪人生) らん:頑張ってくださいね・・・無理もしないでくださいね。 > …………とういわけで、とりあえず以前予告しておいた、『残り香』のその後編です。今回はリナさんとガウリイ君なのですが、…………全然カップリングじゃないッス(汗)。 > 挫折しました(待て)。やはり白河にラブ×2はかけないようです…………(滝汗)。 らん:ああ、ラブラブは難しいですよね〜〜 らんの場合、『うわぁぁああぁぁぁあ!!恥ずかしい!!いやぁぁああぁぁあ!!』 とか、わけの解らない叫びをあげつつ打ち込んでいます(笑) >「…………ねえちゃん、そろそろいいんじゃない?」 >「もう少し待ちなさい。第一、まだガウリイ君が戻ってきてないわ」 >「えーっ」 > リナが子供っぽく不満を漏らすのを、昆布だしの土鍋に浮いた灰汁(あく)をおたまですくいながら、 >「それに、お鍋をたった二人で食べるのも寂しいでしょ」 > とルナ。 > 確かに…………と渋々納得し、しかしお箸を構えたまま、リナは頷いた。 らん:おおお!!リナも乙女なんですね! リナ:こら待て。 らん:ガウリイと一緒に食べた方が美味しいって認めるとは! リナ:ねえちゃんに言われたからよ!! エル様:へぇ〜〜 らん:ふ〜〜ん・・・ >「冬といえば何と言ってもお鍋でしょうっっっ!!」 らん:その通りです!!かにとか美味しいですよね♪ おでんも好きですvv大根とか卵を入れて〜〜葉野菜をたっぷり入れてvv >「ナーシャから精神感応(テレパシー)で聞いたのよ。あんたがあの御方のお力を使って、『残り香』を輪廻の輪の中に戻したってトコまではね」 >「…………その後は?」 >「聞いても答えてくれなかったわ。なんでだろ…………」 らん:もしかして・・その辺りのことは・・ナーシャさんたちの番外編で語られるのでしょうか!!(どきどき) >>「…………今回の一件、…………一体誰が一番悪かったんだ?」 らん:TRYでもガウリイがリナに聞いたせりふですね・・・ >「……………………」 > リナは、常よりも重い瞼を、無意識に持ち上げた。 >「……難しい質問ね」 >「そうか?」 > 彼は、いつもの穏やかな表情のまま、軽く小首を傾げた。 >「暴れ回ってたあの……ヴォルなんとかってのも悪いし、ちゃんと事実を教えなかったあの金髪と、…………なんだっけ……デュ…………忘れた。とにかく、皆が皆悪いみたいなことを、リナは言ってたじゃないか」 らん:結局最後までガウリイはエル様の名前を覚えられなかったのですね・・・ エル様:ガウリイだし。 らん:・・・・え〜〜と・・・なんてコメントしてよいのやら・・ >「あー寒い寒い…………って、エル!!?」 > と。 > 実にお約束なタイミングで、二人が戻ってきた。 > 突如視界に飛び込んできた金髪の美女に一瞬かたまるも、美女の眼前に据えられた土鍋に気づくと、 >「…………えっ? えーっっっ!!? > なんでエルだけがカニ鍋なのよっ!!?」 > と怒りをあらわにし、ちょっと早すぎる夜食にとりかかったのは、言うまでも無いことかもしれない。 らん:リナですから。食い気は凄いことでしょう!! がき!! らん:いたいです〜〜〜!!! リナ:やかましい!! > 不意に。 >『…………それでリナ。かまくらはできたの?』 > 堅い金属のような、それでいて流れる水のような声音が、イタズラっぽくリナに問い掛けた。 > しかし。 > 問い掛けられた本人は、箸を休めることもなく、黙々とカニを口に運び続けた。 > > > …………その口元に、淡い微笑みを浮かべながら。 らん:平和ですね♪ほのぼのな感じがいいのです♪ さてさてvそれではこれにて失礼いたしますのでv 次の番外編楽しみにお待ちしております♪ |
20559 | 寒い日にはやっぱお鍋orおでん♪ | 白河綜 E-mail | 2002/4/6 23:28:59 |
記事番号20555へのコメント らんさんは No.20555「番外編♪」で書きました。 > らん:お久しぶりです♪白河綜さん♪お待ちしてましたvv こんにちは、らんさん♪ お久しぶりですvv >> せっかく何校か受かったのに、自ら地獄に舞い戻ってまいりました(笑)。 >> ああ、でも今年一年はネットやり放題だ♪(←違うぞ浪人生) > らん:頑張ってくださいね・・・無理もしないでくださいね。 にゅぅううぅぅぅvv(怪) お優しいお言葉vv(感涙) ありがとうございます♪ あまり自分を追いつめすぎないよう(待て)、マイペースにいきたいとおもってます。 >> …………とういわけで、とりあえず以前予告しておいた、『残り香』のその後編です。今回はリナさんとガウリイ君なのですが、…………全然カップリングじゃないッス(汗)。 >> 挫折しました(待て)。やはり白河にラブ×2はかけないようです…………(滝汗)。 > らん:ああ、ラブラブは難しいですよね〜〜 > らんの場合、『うわぁぁああぁぁぁあ!!恥ずかしい!!いやぁぁああぁぁあ!!』 > とか、わけの解らない叫びをあげつつ打ち込んでいます(笑) お気持ち、わかります(笑)。 書こうとすると、全身にサブイボが(笑)。 ていうか、それ以前に言葉がでてこなくなる(大笑)。 >>「…………ねえちゃん、そろそろいいんじゃない?」 >>「もう少し待ちなさい。第一、まだガウリイ君が戻ってきてないわ」 >>「えーっ」 >> リナが子供っぽく不満を漏らすのを、昆布だしの土鍋に浮いた灰汁(あく)をおたまですくいながら、 >>「それに、お鍋をたった二人で食べるのも寂しいでしょ」 >> とルナ。 >> 確かに…………と渋々納得し、しかしお箸を構えたまま、リナは頷いた。 > らん:おおお!!リナも乙女なんですね! > リナ:こら待て。 > らん:ガウリイと一緒に食べた方が美味しいって認めるとは! > リナ:ねえちゃんに言われたからよ!! >エル様:へぇ〜〜 > らん:ふ〜〜ん・・・ ふふふふ…………偽物リナさん降臨(激しく待て)。 「やっっかましいぃぃぃ!! 実際、たった二人で鍋をつつくのも虚しいでしょーがっ!! お鍋は大人数で! 楽しく仲良く元気よくたべるもんなのよっっ!!」 …………確かに大人数で食べた方が美味しい気はしますけど…………(←食べたいときは一人でも作って食べてるヒト)。 っていうか、リナさんのいう「元気よく」って問題なんじゃぁ…………(汗) >>「冬といえば何と言ってもお鍋でしょうっっっ!!」 > らん:その通りです!!かにとか美味しいですよね♪ > おでんも好きですvv大根とか卵を入れて〜〜葉野菜をたっぷり入れてvv おでんもいいですね〜v 卵に大根、ちくわに巾着! ぐつぐつ煮込んで♪ ぐつぐつ♪ ぐつぐつ〜♪(いっちゃってます) >>「ナーシャから精神感応(テレパシー)で聞いたのよ。あんたがあの御方のお力を使って、『残り香』を輪廻の輪の中に戻したってトコまではね」 >>「…………その後は?」 >>「聞いても答えてくれなかったわ。なんでだろ…………」 > らん:もしかして・・その辺りのことは・・ナーシャさんたちの番外編で語られるのでしょうか!!(どきどき) ふふふふふふふv どうでしょう?(待て) >>>「…………今回の一件、…………一体誰が一番悪かったんだ?」 > らん:TRYでもガウリイがリナに聞いたせりふですね・・・ 実は同じにしましたvv よかった、気づいてくださる方がいてv TRYでこのセリフを言ったガウリイ君が妙に印象的で、絶対いつかつかってやるー! と思っていたのです(笑)。 >>「暴れ回ってたあの……ヴォルなんとかってのも悪いし、ちゃんと事実を教えなかったあの金髪と、…………なんだっけ……デュ…………忘れた。とにかく、皆が皆悪いみたいなことを、リナは言ってたじゃないか」 > らん:結局最後までガウリイはエル様の名前を覚えられなかったのですね・・・ >エル様:ガウリイだし。 > らん:・・・・え〜〜と・・・なんてコメントしてよいのやら・・ よりにもよって「あの金髪」よばりですからね(苦笑)。 エル様も、「ガウリイだし、仕方ないか」ということで。 >>「あー寒い寒い…………って、エル!!?」 >> と。 >> 実にお約束なタイミングで、二人が戻ってきた。 >> 突如視界に飛び込んできた金髪の美女に一瞬かたまるも、美女の眼前に据えられた土鍋に気づくと、 >>「…………えっ? えーっっっ!!? >> なんでエルだけがカニ鍋なのよっ!!?」 >> と怒りをあらわにし、ちょっと早すぎる夜食にとりかかったのは、言うまでも無いことかもしれない。 > らん:リナですから。食い気は凄いことでしょう!! >がき!! > らん:いたいです〜〜〜!!! > リナ:やかましい!! えー、この後彼らは鍋30人前を完食したそーです(笑)。 リナさん、真実を言われたからって、らんさんにあたらないでくださいっ!!(汗) ああ、カニ鍋食べたい…………。 >> 不意に。 >>『…………それでリナ。かまくらはできたの?』 >> 堅い金属のような、それでいて流れる水のような声音が、イタズラっぽくリナに問い掛けた。 >> しかし。 >> 問い掛けられた本人は、箸を休めることもなく、黙々とカニを口に運び続けた。 >> …………その口元に、淡い微笑みを浮かべながら。 > らん:平和ですね♪ほのぼのな感じがいいのです♪ > さてさてvそれではこれにて失礼いたしますのでv > 次の番外編楽しみにお待ちしております♪ 感想ありがとうございましたv ほのぼのは書いてて気が楽です(笑) さてさて。次回はゼルやんとアメリアさんです。 では。 白河綜でしたvv |
20558 | かに鍋で部下Sを思い浮かべた私(笑) | かお E-mail URL | 2002/4/6 23:09:31 |
記事番号20549へのコメント 白河綜さんは No.20549「闇の残り香 それから…。:紅と黄のコントラスト」で書きました。 > > > こんにちわ♪白河さん♪ > えー、初めましての方は初めまして。 > お久しぶりのかたはこんにちは。 オヒサです♪ > せっかく何校か受かったのに、自ら地獄に舞い戻ってまいりました(笑)。 > ああ、でも今年一年はネットやり放題だ♪(←違うぞ浪人生) お疲れ様でしたのです♪ って・・ぇぇ!?受かったのに、浪人ですか!? ってことは、希望のとこではなかったのですか・・・・・。 うう・・・・頑張ってください・・・・・。 いくからには好きなことにいきたいですからねぇ・・・・。←こら(汗) > > > …………とういわけで、とりあえず以前予告しておいた、『残り香』のその後編です。今回はリナさんとガウリイ君なのですが、…………全然カップリングじゃないッス(汗)。 > 挫折しました(待て)。やはり白河にラブ×2はかけないようです…………(滝汗)。 私はラブラブにいこうとすると、やばい係になることが判明で滝汗です(汗) ほのぼのを目指すのもいいかも・・・←こらまて(笑) >「残り香? なにそれ?」 > というかたは、できれは著者別で本編をごらんになってから読まれるコトをお勧めいたします。 ヴォルフィードのことです♪(はあと)←こらこら(爆) > > > >############################################################# > > > > > 窓の向こうでは、白い妖精達がすでに空を舞っていた。 > 寒い――――身も心も凍りついてしまうのではないかと思うほど、寒い季節。それが冬だ。地域によって寒暖の差は多少異なるが、ゼフィーリアは比較的寒くなる。 > 寒さが天敵のリナ=インバースとしては、なかなかに過ごしづらい時期だ。 >「…………まぁ、良いこともあるんだけどね…………」 >「リナ? 何ブツブツ言ってんの?」 > お箸を右手に、野菜が大量に盛られた大皿を左手に持ったルナが、きょとん、とした顔で、旅から帰ってきたばかりの妹を見つめた。 > その箸が差す先では、ホクホクと暖かそうな湯気が立ちのぼっている。 > リナはその湯気を見つめたまま、 >「んーん。ただね、例えば夏だったら、その湯気がイイモノだとは思えなかっただろーなー、って思ってさ」 >「…………なるほど。確かに、寒くなってこないと、暖かさが恋しいとは思えないものね」 > ぐつぐつと煮える土鍋を前に、最強の姉妹は仲良くコタツに足を突っ込んで、ほのぼのとくつろいでいた。 確かに最強・・・(汗) 違う意味でも・・・・(笑) > 姉妹の前に置かれた土鍋は二つ。 > 鰯のつみれ、ハマグリ、ホタテ、海老、タラ、カキやらの海産物に、芹だの三つ葉だの白菜だのと野菜を盛り込んだ、昆布だしの鍋が一つ。もう片方は味噌仕立てで、なめこ等々のキノコ類に、ネギ、白菜、鳥団子などが煮込まれている鍋。 > どちらも、いいかんじに煮立っている。 >「…………ねえちゃん、そろそろいいんじゃない?」 >「もう少し待ちなさい。第一、まだガウリイ君が戻ってきてないわ」 >「えーっ」 > リナが子供っぽく不満を漏らすのを、昆布だしの土鍋に浮いた灰汁(あく)をおたまですくいながら、 >「それに、お鍋をたった二人で食べるのも寂しいでしょ」 > とルナ。 父ちゃんと母つゃんは・・??? > 確かに…………と渋々納得し、しかしお箸を構えたまま、リナは頷いた。 > と。 > 実にタイミング良く、ガウリイが冷や飯とうどんをお盆に乗せて、リビングに戻ってきた。具を食べきった後に、それぞれ雑炊・煮込みうどんにするのである。 >「遅いわよ、ガウリイ!」 >「そんなこと言うなら、リナが取ってくれば良かっただろ〜」 >「ヤだ。寒いもん」 >「…………お前なぁ…………」 > ただでさえ寒いのに、なんでわざわざコタツから出なきゃいけないのよ、と目で語るリナに、ガウリイはポツリと呟いて、諦めたように身を竦めた。 > お盆をルナに手渡し、リナの正面に腰を降ろしてから、冷え切ってしまった両足をコタツに突っ込んだ。じんわりとした熱が、足の先から凍えた身体を暖めてゆく。 > 何でも無いことのようで、それでいて幸せを感じる瞬間。 > そして、半年後にはこの温もりが煩わしくなるのだ。 > そう考えると、何故か無意識にため息が漏れてくる。 でも今日なんかのような寒い日にはまた恋しくなります・・・(はあと) (ここが今ちょっと寒い・・・・笑) > > > > > > 冬。 > まぎれもなく、冬である。 > 乾燥した風が吹き始め、陽の光が、暖かさが恋しくなる季節。 > こんな時期にやたらと寒いゼフィーリアに居られるかと、リナの両親は町内会の温泉旅行に行ってしまった。 > 温泉。 もしかして、ミプロス島では・・・・(爆!) じゃあ、店はやっぱりリナがやってるのでしょぅか・・(笑) ルナはバイトがあるし・・・・(はあと) ガウリイが店番してるととんでもなくなりそうだなぁ・・・(笑) > 確かに、温泉もいい。舞い散る雪の結晶を目の端に留めつつ、真っ白い湯気に身を隠したまま、湯に浮かべた熱燗(あつかん)を一口――――アイスクリームでも可。 こたつに入ってのアイスや風呂上りのアイスもいいですよね♪ > しかし。 > だがしかし。 >「冬といえば何と言ってもお鍋でしょうっっっ!!」 > ぐっ、とお箸を力強く握りしめたまま、リナは興奮した面持ちで、そうのたまった。 > ルナが、妹とその相棒に具を取り分けてやる。 > リナは味噌だしのキノコ鍋から、ガウリイは海鮮たっぷりの昆布だし鍋から食べ出した。 もしかして、もしかして、にゃらにゃらが入ってたり・・・(はあと) > ぐつぐつぐつぐつ。 > 鍋の煮える音と、食器のぶつかる音だけが、しばし、その場に満ちる。 > ぐつぐつぐつぐつ。 >「…………そういえばさぁ…………」 > ふと、鰯のつみれを口に運んでいたリナが、隣でキノコを頬ばっている姉に声をかけた。 > ぐつぐつぐつぐつ。 >「……………………何?」 > ゆっくりとキノコを嚥下(えんか)してから、ルナ。 >「あたし、コトの顛末(てんまつ)をねえちゃんに話したっけ?」 >「あんたからは、聞いてないわよ」 >「…………誰かから聞いてはいるの?」 > あっという間にカラになった取り皿に、海老さんとホタテさんを取り分けつつ、リナはわずかに目を瞠(みは)った。 > すると、ルナは微笑み、 >「ナーシャから精神感応(テレパシー)で聞いたのよ。あんたがあの御方のお力を使って、『残り香』を輪廻の輪の中に戻したってトコまではね」 >「…………その後は?」 >「聞いても答えてくれなかったわ。なんでだろ…………」 > ぐつぐつぐつぐつ。 > 湯気が室内に充満する。醤油ベース昆布だし鍋と、これでもかといわんばかりに強烈なニオイを放つ味噌ベースの鍋。…………はっきり言って、すさまぢいニオイが室内に満ちている。それでも逃げ出す者がいないのは――――もちろん、お鍋を食べたいからという理由もあるが――――なんのことはない、すでに嗅覚が麻痺しているからである。 > ルナは、小首を傾げたまま、器用に具を取り分けている。 > ガウリイは――――所詮食欲の前にあらゆるモノは無意味である、と言わんばかりに、ただ黙々と食べ続けている。 >(…………んと……こりは説明するべきなのかな…………?) > そしてリナは――――「なんでだろ」と言ったきり気にする様子もなく、ひたすらキノコを食べ続ける姉を横目に、「……ま・いっか」と思い直し、おだしの利いたスープを啜ったのである。 まあ、たべたからでもいいじゃないですか♪ 早くしないとなくなりますし(はあと) > > > >「んーv お腹いっぱいv」 >「おいこら、ココで寝るなよ」 > 結局、三人で二十人前分の鍋をすっかり食べきった。 > ルナが「片付けはやってあげるから、帰ってきたばかりのお二人さんはくつろいでなさい」と、ありがたくも洗い物を引き受けてくれたため、お茶と蜜柑を手に、二人はコタツでごろごろしていた。 優しい(はあと)ルナ姉ちゃん(はあと) > お腹もいっぱい。 > 足下からくる、心地よい温もり。 > ……………………これで眠くならないワケはない。 >「…………」 >「おいコラ、リーナ、リーナ」 >「何も言わないでお休みなさいぐー…………」 >「ぐー、じゃなくてだな」 > コタツに突っ伏して目を閉じてしまったリナの頭を、ガウリイが軽く小突く。 >「訊きたいコトがあるんだ」 > と、いつになく真面目な面持ち。 > 表情を引き締めると、精悍な顔立ちがよりいっそう前面に浮き出てくる。普段はポヤンポヤンしているけど、やはりこいつは美形なんだなぁ、と、普段は意識していないことを思いながら、リナは顔を上げた。 >「何よ」 >「いやなぁ……」 >「はっきりしないわねぇ」 > 問い掛けたきり、何かを考えるように黙り込んでしまったガウリイに、リナはため息を漏らした。 > こっちはとにかく眠いのだ。さっさとガウリイの訊きたいコトとやらに答えて、とっとと眠ってしまいたいというのが、リナの本音であった。 >「これ以上待たせるなら、質問は明日にして頂戴。もー眠くて眠くて…………」 > そう言って、リナが欠伸をかみころすと、 >「…………今回の一件、…………一体誰が一番悪かったんだ?」 誰というまでもなく。 間違いなく、細かいすれ違いが原因ですね・・・・・。 >「……………………」 > リナは、常よりも重い瞼を、無意識に持ち上げた。 >「……難しい質問ね」 >「そうか?」 > 彼は、いつもの穏やかな表情のまま、軽く小首を傾げた。 >「暴れ回ってたあの……ヴォルなんとかってのも悪いし、ちゃんと事実を教えなかったあの金髪と、…………なんだっけ……デュ…………忘れた。とにかく、皆が皆悪いみたいなことを、リナは言ってたじゃないか」 金髪って・・・ガウリイ・・・エル(様)という短い単語くらい・・覚えて(涙) デュグラディグドゥやヴォルフィードは長いからガウリイには無理だろうから(断言!!) >「言ったわよ」 > 眠い目を軽くこすってから、何となくお茶をのどに流し込んだ。そして湯飲みを置くと、今度は蜜柑に手を伸ばす。爪を立て皮を剥き出すと、柑橘類特有の甘酸っぱい香りが、室内に満ちた。 > リナは、紅(くれない)の瞳で蜜柑を剥く己の指を追いながら、 蜜柑を凍らせてもおいしいですよね(はあと) >「だって、他にどう言えっていうのよ。エルは勿論、デュグラディグドゥだって事実を知ってたのに、それを伝えようとはしなかった。ヴォルフィードがエルを離れて育たなくっちゃいけなくなった経緯では、あの二人は何も悪くないのにもかかわらずよ? ……まぁ、エルの監督不届きってのかあるかもしれないけど、それにしたって、直接の原因はエルを召喚しようとした無謀な神族だし。 > それに、ヴォルフィードも悪いわ。自分から訊こうとしなかったんだもの。疑問を己の中で反芻してただけ。その疑問をちゃんと口に出していれば、こんなことにはならなかったでしょーね」 自分だけで考えてると、ついついどんどんと負の方へと引っ張られるものです。 やっぱり、聞きたいことは聞かないと。 あとで取り返しがつかなくなりますよねぇ・・・・。 フィーもその口ですね・・・・・。 >「…………じゃあ、その召喚しようとしたヤツがいけないのか?」 >「ある意味、正解」 > 剥き終わった蜜柑を一房、口に放り込む。 > 口の中で、果汁が弾けた。充分熟していたのだろう。かなり甘いが、嫌みな程ではない。 > ゆっくりと、口の中のそれを嚥下(えんか)する。 >「…………でも、その神族にも理由があったと思うと、一概にソイツが悪いとは言えないわ。ソイツにも、エルを召喚しようと決意する程の『何か』があったんでしょーね。失敗すれば、自分達がいる世界が混沌に還っちゃうわけだし。 > …………まぁ、この世界に与えた影響のみを考えると、ガウリイの答えは正解ね。 > わかった?」 >「…………なんとなく」 ・・・・・なんか、召喚しようとした神族って・・・・・。 なんとなく、エル様のこと理解してないやからだと感じるのは私だけでしょうか・・・・(汗) というか、多分(というか確信?)エル様の真実・・理解してるのって・・・・・。 神や魔王だけだったりして・・・・(汗) フィブリゾも勘違いしてたし・・・・。←フィブリゾだけとは思えない(汗) まあ、知ってても、他にいえないというのもあるでしょうけど・・・・。 真実を知ってる存在たちも・・・・・。 > よくわかってないな、こいつは。 ガウリイですから。 > リナは蜜柑の最後の房を食べ終わると、ぱんぱんっ、と手を重ねて、手についてしまった蜜柑のスジを落とした。 > そして、大きく伸びをしてから、コタツをでる。 >「…………リナ?」 > 寒さが苦手な彼女は、放っておくと一日中コタツに入っている。それなのに一体どうしたのかと、実に不思議そうに見上げてくるガウリイに、リナはキレイに笑って見せて、 >「眠気、飛んじゃったわ。ちょっと寒いけど、外出ましょ。あたし昔っからかまくら造ってみたかったのよねぇ」 カマクラvv いいですねぇ(はあと) ・・・・・・・・てぃ!? じゃあ、ゼフィーリアって雪が深いの!? 確か、あれはかなりの雪を使うはずでは・・・・(爆!) >『…………ん。お鍋って美味しいもんねぇ』 >「エル様、お茶飲みます?」 >『あ、もらうわ』 > エルは、お箸を口に運ぶスピードをゆるめもせず、ルナから湯飲みを受け取った。 いつのまに、エル様はやってきているのでしょうか?(はあと) > 彼女の眼前には、やはり土鍋があった。それから立ちのぼる白い湯気は、上昇していくにつれて、その存在を拡散してゆく。 > ぐつぐつぐつぐつ。 >『…………それにしても、リナ達は元気ね。この寒いのに、外にでるなんて』 >「リナは、寒さには弱いけど、雪は好きなんです。…………子供の頃は、よく文句を言いながら、雪遊びをしました」 私もやったなぁ・・・・。 雪合戦とか・・・・(まて!!)雪ダルマとか・・・・雪ウサギとか・・(笑) > 思い出を懐かしむように、ルナはゆっくりと目を伏せた。しばらくそのまま沈黙を守っていたが、やがてふ……っと笑い、 >「でも、それも長くは続かないんです。絶対に文句を言いながら家に飛び込んで……」 >「あー寒い寒い…………って、エル!!?」 > と。 さすが姉ですね♪ルナ♪ > 実にお約束なタイミングで、二人が戻ってきた。 > 突如視界に飛び込んできた金髪の美女に一瞬かたまるも、美女の眼前に据えられた土鍋に気づくと、 >「…………えっ? えーっっっ!!? > なんでエルだけがカニ鍋なのよっ!!?」 > と怒りをあらわにし、ちょっと早すぎる夜食にとりかかったのは、言うまでも無いことかもしれない。 かに鍋・・・・(はあと) ここ読んで、一瞬、どの巻だったか、作者がいってたSのかに鍋を思い出した私・・・(爆!)←確かいってたよなぁ・・・(笑) > > > > > > 不意に。 >『…………それでリナ。かまくらはできたの?』 > 堅い金属のような、それでいて流れる水のような声音が、イタズラっぽくリナに問い掛けた。 > しかし。 > 問い掛けられた本人は、箸を休めることもなく、黙々とカニを口に運び続けた。 > > > …………その口元に、淡い微笑みを浮かべながら。 カマクラはなんかすべてガウリイに作業をやらせていそう(爆!) ふふふふ♪番外編なのですね(はあと) ナーシャの子供として誕生するフィーが楽しみなのです♪ それでは、短いですが、感想になってない感想でした♪ byかお |
20560 | 「え、エル様!? なんでわたしを鍋の中(以下省略)」 | 白河綜 E-mail | 2002/4/7 00:22:43 |
記事番号20558へのコメント かおさんは No.20558「かに鍋で部下Sを思い浮かべた私(笑)」で書きました。 > >こんにちわ♪白河さん♪ >オヒサです♪ お久しぶりです♪ >> せっかく何校か受かったのに、自ら地獄に舞い戻ってまいりました(笑)。 >> ああ、でも今年一年はネットやり放題だ♪(←違うぞ浪人生) >お疲れ様でしたのです♪ >って・・ぇぇ!?受かったのに、浪人ですか!? >ってことは、希望のとこではなかったのですか・・・・・。 >うう・・・・頑張ってください・・・・・。 >いくからには好きなことにいきたいですからねぇ・・・・。←こら(汗) ふふふ(汗)。 何だかんだで複数受かったのですが、カリキュラムとか見返すとやっぱり…………ということで、浪人してまた来年チャレンジする事にしました。やっぱり四年間もあると、妥協して選んだ学校だと、続かないと思ったので。 今年一年は、朝食作りとお勤めしている母のお弁当作りをしながら、図書館に行って勉強します(笑)。HPもつくりたいですし。 あ、そういえば、HPお作りになったのですよね!? 開設おめでとうございます♪ 作品が多くてすごいのです!! >> …………とういわけで、とりあえず以前予告しておいた、『残り香』のその後編です。今回はリナさんとガウリイ君なのですが、…………全然カップリングじゃないッス(汗)。 >> 挫折しました(待て)。やはり白河にラブ×2はかけないようです…………(滝汗)。 >私はラブラブにいこうとすると、やばい係になることが判明で滝汗です(汗) >ほのぼのを目指すのもいいかも・・・←こらまて(笑) にょほほほほ(汗)。 白河はラブ×2をかこうとすると、言葉が消えていって書けなくなります(汗)。 ほのぼの! 目指してください!! むしろ極めてください!!(多大に待て) >>「残り香? なにそれ?」 >ヴォルフィードのことです♪(はあと)←こらこら(爆) ああっ! ばらしちゃだめですよ!!(笑) >> ぐつぐつと煮える土鍋を前に、最強の姉妹は仲良くコタツに足を突っ込んで、ほのぼのとくつろいでいた。 >確かに最強・・・(汗) >違う意味でも・・・・(笑) この二人ほど、「最強」という言葉が似合う姉妹も、そうはいませんよね(笑)。 >>「…………ねえちゃん、そろそろいいんじゃない?」 >>「もう少し待ちなさい。第一、まだガウリイ君が戻ってきてないわ」 >>「えーっ」 >> リナが子供っぽく不満を漏らすのを、昆布だしの土鍋に浮いた灰汁(あく)をおたまですくいながら、 >>「それに、お鍋をたった二人で食べるのも寂しいでしょ」 >> とルナ。 >父ちゃんと母つゃんは・・??? 「今頃は、旅館で夕飯に舌鼓をうってるんじゃないかしら?」 以上、ルナさんのお言葉でした(笑)。 ああ、勝手に召喚してしまったっ(笑)。 >> そして、半年後にはこの温もりが煩わしくなるのだ。 >> そう考えると、何故か無意識にため息が漏れてくる。 >でも今日なんかのような寒い日にはまた恋しくなります・・・(はあと) >(ここが今ちょっと寒い・・・・笑) ………………………………(汗←偶然にも今日の夕飯がお鍋だったひと(本当に)。セールで買った来た鳥団子が美味しかった…………) >> 乾燥した風が吹き始め、陽の光が、暖かさが恋しくなる季節。 >> こんな時期にやたらと寒いゼフィーリアに居られるかと、リナの両親は町内会の温泉旅行に行ってしまった。 >> 温泉。 >もしかして、ミプロス島では・・・・(爆!) >じゃあ、店はやっぱりリナがやってるのでしょぅか・・(笑) >ルナはバイトがあるし・・・・(はあと) >ガウリイが店番してるととんでもなくなりそうだなぁ・・・(笑) どっちも正解です♪ 因みに、ガウリイ君は店番はできない(爆)ので、商品の搬入を手伝ってます。 >> 確かに、温泉もいい。舞い散る雪の結晶を目の端に留めつつ、真っ白い湯気に身を隠したまま、湯に浮かべた熱燗(あつかん)を一口――――アイスクリームでも可。 >こたつに入ってのアイスや風呂上りのアイスもいいですよね♪ そうですねvv なんで暖かいところで冷たいモノを食べると、あんなに美味しくかんじるんでしょう? >> リナは味噌だしのキノコ鍋から、ガウリイは海鮮たっぷりの昆布だし鍋から食べ出した。 >もしかして、もしかして、にゃらにゃらが入ってたり・・・(はあと) リ「いっただっきまーすv …………って、何? この白いの」 ガ「キノコじゃないのか? ほんのり味噌の色がしみてるぞ」 リ「…………キノコにしては…………歯触りが…………」 ル「ああ、それはにゃらにゃらよ」 …………こんなかんじで(笑)。 >>(…………んと……こりは説明するべきなのかな…………?) >> そしてリナは――――「なんでだろ」と言ったきり気にする様子もなく、ひたすらキノコを食べ続ける姉を横目に、「……ま・いっか」と思い直し、おだしの利いたスープを啜ったのである。 >まあ、たべたからでもいいじゃないですか♪ >早くしないとなくなりますし(はあと) それは非常にゆゆしき事態(笑) それに、煮詰めすぎると野菜が溶けてしまいますしねぇ。こうなってくると、雑炊がおいしいvv >> ルナが「片付けはやってあげるから、帰ってきたばかりのお二人さんはくつろいでなさい」と、ありがたくも洗い物を引き受けてくれたため、お茶と蜜柑を手に、二人はコタツでごろごろしていた。 >優しい(はあと)ルナ姉ちゃん(はあと) なんだかんだでシスコンルナさんv(違) 白河の中でルナさんは「理想のねえちゃん」として君臨しているせいでもあります(笑)。 >>「…………今回の一件、…………一体誰が一番悪かったんだ?」 >誰というまでもなく。 >間違いなく、細かいすれ違いが原因ですね・・・・・。 細かいすれ違いが重なって、今回の一件のような大惨事になってしまいましたからね。みんながみんな、そこはかとなく悪いのです。 >>「暴れ回ってたあの……ヴォルなんとかってのも悪いし、ちゃんと事実を教えなかったあの金髪と、…………なんだっけ……デュ…………忘れた。とにかく、皆が皆悪いみたいなことを、リナは言ってたじゃないか」 >金髪って・・・ガウリイ・・・エル(様)という短い単語くらい・・覚えて(涙) >デュグラディグドゥやヴォルフィードは長いからガウリイには無理だろうから(断言!!) あはは(苦笑)。 きっとそのうち憶えるでしょう! 多分!! >>「だって、他にどう言えっていうのよ。エルは勿論、デュグラディグドゥだって事実を知ってたのに、それを伝えようとはしなかった。ヴォルフィードがエルを離れて育たなくっちゃいけなくなった経緯では、あの二人は何も悪くないのにもかかわらずよ? ……まぁ、エルの監督不届きってのかあるかもしれないけど、それにしたって、直接の原因はエルを召喚しようとした無謀な神族だし。 >> それに、ヴォルフィードも悪いわ。自分から訊こうとしなかったんだもの。疑問を己の中で反芻してただけ。その疑問をちゃんと口に出していれば、こんなことにはならなかったでしょーね」 >自分だけで考えてると、ついついどんどんと負の方へと引っ張られるものです。 >やっぱり、聞きたいことは聞かないと。 >あとで取り返しがつかなくなりますよねぇ・・・・。 >フィーもその口ですね・・・・・。 口に出して問う。意外と難しいですよね。口に出すにも、やはり勇気が必要ですし。 フィーちゃんにはその勇気がたりなかったのですね。 >>「…………じゃあ、その召喚しようとしたヤツがいけないのか?」 >>「ある意味、正解」 >・・・・・なんか、召喚しようとした神族って・・・・・。 >なんとなく、エル様のこと理解してないやからだと感じるのは私だけでしょうか・・・・(汗) >というか、多分(というか確信?)エル様の真実・・理解してるのって・・・・・。 >神や魔王だけだったりして・・・・(汗) >フィブリゾも勘違いしてたし・・・・。←フィブリゾだけとは思えない(汗) >まあ、知ってても、他にいえないというのもあるでしょうけど・・・・。 >真実を知ってる存在たちも・・・・・。 白河も、かおさんの考えに賛成ですね。 あれだけ(あらゆる意味で)偉大な方のことは、そうそう理解できるものではないとおもいます。 …………自分の小説のエル様は、やたら人間くさいですが(汗)。 >> よくわかってないな、こいつは。 >ガウリイですから。 その言葉で全てなっとくできるガウリイ君(笑) >>「眠気、飛んじゃったわ。ちょっと寒いけど、外出ましょ。あたし昔っからかまくら造ってみたかったのよねぇ」 >カマクラvv >いいですねぇ(はあと) >・・・・・・・・てぃ!? >じゃあ、ゼフィーリアって雪が深いの!? >確か、あれはかなりの雪を使うはずでは・・・・(爆!) 確かに結構つかいますね。 白河の勝手な設定では、この年は降雪量が多かった、ってことになってます(爆)。 >>『…………ん。お鍋って美味しいもんねぇ』 >>「エル様、お茶飲みます?」 >>『あ、もらうわ』 >> エルは、お箸を口に運ぶスピードをゆるめもせず、ルナから湯飲みを受け取った。 >いつのまに、エル様はやってきているのでしょうか?(はあと) 『ヒマでぶらぶらしてたら、いい匂いがしてきたから。丁度、リナ達が外にでてったくらいかしらね』 以上、エル様のお言葉でした(笑)。 >>『…………それにしても、リナ達は元気ね。この寒いのに、外にでるなんて』 >>「リナは、寒さには弱いけど、雪は好きなんです。…………子供の頃は、よく文句を言いながら、雪遊びをしました」 >私もやったなぁ・・・・。 >雪合戦とか・・・・(まて!!)雪ダルマとか・・・・雪ウサギとか・・(笑) 二年ほど前までは、学校で雪が降ると、弓道場の回りを、部員総出で雪かきしてました(笑)。一カ所に集めて、それを雪だるまやかまくらにしたり(笑)。 >>「…………えっ? えーっっっ!!? >> なんでエルだけがカニ鍋なのよっ!!?」 >> と怒りをあらわにし、ちょっと早すぎる夜食にとりかかったのは、言うまでも無いことかもしれない。 >かに鍋・・・・(はあと) >ここ読んで、一瞬、どの巻だったか、作者がいってたSのかに鍋を思い出した私・・・(爆!)←確かいってたよなぁ・・・(笑) 『やっほー部下S♪』 「…………!? え、エル様っ!!?」 『ちょっと困ってんの。手、かしてくれない?』 「(えっ……エル様が頼み事!?)…………な……何ですか?」 『お鍋の具がたんなくってさ。あんたまたカニになって、ちょっと食べられてくれない?』 「………………………………………………………………………………………………は?」 『(なにやら楽しそうにSを簀巻きでぐるぐる)さっv 楽しいカニ鍋パーティーの始まりね♪』 「ってああっ!! いつのまに!!」 以上、カニ鍋の真実でしたvv(激しく待て) >> 不意に。 >>『…………それでリナ。かまくらはできたの?』 >> 堅い金属のような、それでいて流れる水のような声音が、イタズラっぽくリナに問い掛けた。 >> しかし。 >> 問い掛けられた本人は、箸を休めることもなく、黙々とカニを口に運び続けた。 >> …………その口元に、淡い微笑みを浮かべながら。 >カマクラはなんかすべてガウリイに作業をやらせていそう(爆!) ガ「リナ〜、少しはお前も手伝えよ〜」 リ「無理よ。あたしま雪ウサギ作るんだから」 ガ「…………」 >ふふふふ♪番外編なのですね(はあと) >ナーシャの子供として誕生するフィーが楽しみなのです♪ どきっ!!(待て) うう……あの、ごめんなさい(汗)。 番外編ではまだでてこないのです(平謝り)。今後の話ではでてきますが…………。 >それでは、短いですが、感想になってない感想でした♪ なってます! 毎回ありがとうございます♪ 次回はゼルガディスさん&アメリアさんなのです!! では。 白河綜でした♪ |
20564 | カニを食べるとああ無口♪(待て) | むくぅ E-mail URL | 2002/4/7 10:53:12 |
記事番号20549へのコメント う・をををををっ!? こんなところに、こんなところに白河さんの『その後編』がッ!(白河さんのその後にあらず←待て) 思わずクリックして高速で読んでしまいましたっ! 二回読み直しましたっ! むくぅなのですっ! 「で、結局……自分の方のはどうしたわけ?」 うっ……評議長……(汗) …………………… すいません、短いですがコレで感想を――(ぐさっ←何かが刺さった音) 「短すぎじゃあぁぁぁぁぁっ! ていうかまだ一言も感想書いてないし!? 自分の怠惰経過報告だけ書いて去ってどーするのさっ!?」 怠惰経過報告……って……(汗々) それでは感想行かせていただきますのです♪ まずかまくら。かまくら。かまくら(繰り返しすぎ) ああっ! 二人の新居ですね!?(激違) 二人かまくらですね! できた後は二人っきりで鍋をつつくんですねっ!(結局それか) って……できたのかわからない(爆) 一番悪かった人選手権(待て) みんな悪かったということは、誰も悪くなかったということで(オイ) とりあえず心情的に一位はやはり某どこぞの神族を推します(だから待て) 賞品はとりあえず一番被害を被ったエイジュさんの八つ当たりファイヤー(八つ当たりじゃない。ていうか待て) L様だけカニ。しかし案の定リナさんたちも参加…… カニを食べると無口になるといいますが、どうやらリナさんの無口な理由は違う模様。というわけでリナさんの微笑のわけを推測してみましょう(暴走) 1 ただ単にカニが美味しかった 2 何かがおかしかった(何が) 3 恥ずかしかった ……2? 「いや、聞かれても困るってか、いい加減暴走しすぎだから止めたほうが無難? 無難だよネ? コレ?」 「好きにしていいと思うよ」 うはっ?! いつの間にグロゥさんそんなところに居ッ……(爆発) ……と……ゆぅわけで……(コゲ) その後編、美味しくいただきましたのです♪(待て) 少々ずれた感想に全くなっていない感想とともに、むくぅなのでし……(がくッ) |
20566 | 外殻を割る音だけがこだまする…………(って待て) | 白河綜 E-mail | 2002/4/7 13:17:57 |
記事番号20564へのコメント むくぅさんは No.20564「カニを食べるとああ無口♪(待て)」で書きました。 > う・をををををっ!? ふにょおおおおおおおおおおおおおおっ!!(対抗←何、ふにょおって) > こんなところに、こんなところに白河さんの『その後編』がッ!(白河さんのその後にあらず←待て) > 思わずクリックして高速で読んでしまいましたっ! 二回読み直しましたっ! むくぅなのですっ! 白河のその後…………(笑) てか、二回読み直しですか! ありがとうございます♪ 今日のお昼は何作ろう(家族の分含む)、白河綜なのです!!(待て) >「で、結局……自分の方のはどうしたわけ?」 > うっ……評議長……(汗) > …………………… > すいません、短いですがコレで感想を――(ぐさっ←何かが刺さった音) ああ痛っ!! だいじょーぶですかむくぅさんっ!!(汗) ぐさって、ぐさって…………(汗) ていうか、ハーリアさんはツッコミなのですねっ!?(激しく待て) ああっ!! 白河もどっちかというとツッコミなのでコンビが組めな(衝撃音) グ「なんか話がずれてる気がするんだけど。 こんにちはむくぅさん&評議長。毎度おなじみグロウです」 ウ「あんまりイイ音しなかったネ。何がいけなかったんダロ」 グ「今回はバールウィンと何故か一緒に出張(爆)してきてみたりね」 ウ「こんにちは〜v よくわかんないケド、サド魔族と一緒に出張してみマシタ♪ ウィンですvv」 あああああああああっ! なんでいきなり扇風機で叩くんですか!? ウ「だっテ、手元にあったカラ♪」 >「短すぎじゃあぁぁぁぁぁっ! ていうかまだ一言も感想書いてないし!? > 自分の怠惰経過報告だけ書いて去ってどーするのさっ!?」 > 怠惰経過報告……って……(汗々) > それでは感想行かせていただきますのです♪ ありがとうございます♪ やっぱり感想をいただけるとやる気がでてきますですvv グ「なるほど。やる気だけはあるんだね」 ウ「アメリアチャンとゼルガディス君の話、まだできてナイんだっケ?」 あうううううううううううううううううううううううううううううううううう。 > まずかまくら。かまくら。かまくら(繰り返しすぎ) > ああっ! 二人の新居ですね!?(激違) 二人かまくらですね! > できた後は二人っきりで鍋をつつくんですねっ!(結局それか) > って……できたのかわからない(爆) 一応、二人の新居(笑)は完成してます。ガウリイ君が頑張ったようですので。 で、二人切りで鍋をつつく…………具の奪い合いに発展して、その結果かまくら崩壊…………なんてことになりそうな予感♪(待て) > 一番悪かった人選手権(待て) > みんな悪かったということは、誰も悪くなかったということで(オイ) > とりあえず心情的に一位はやはり某どこぞの神族を推します(だから待て) 賞品はとりあえず一番被害を被ったエイジュさんの八つ当たりファイヤー(八つ当たりじゃない。ていうか待て) 実はこの某どこぞの神族、すでにでてきてたりします(笑)。 たかこさん(海藤さん)の「乾燥剤」と、確か「覚悟シリーズ」(だったよーな……(汗))に出していただいた、ミケル君という男の子です。 エイジュさんの八つ当たりファイヤー、もとい報復ファイヤーは、このミケル君にプレゼント!! ウ「あーあ…………。エイジュ君はキレると怖いンダ。アタシでも怒らせないように気をつかうノに…………」 > L様だけカニ。しかし案の定リナさんたちも参加…… > カニを食べると無口になるといいますが、どうやらリナさんの無口な理由は違う模様。というわけでリナさんの微笑のわけを推測してみましょう(暴走) > > 1 ただ単にカニが美味しかった > 2 何かがおかしかった(何が) > 3 恥ずかしかった > > ……2? 全部正解だったりして…………ってグロウ君!!? グ「そんなベタベタな答えがあっていいと思ってるの? ……………………イヂメるよ?」 ……………!!(ひききききっ、と顔が引きつる) ウ「やめなってバ、グロウ君。とりあえず、アタシ達の話を書かせる前に精神崩壊おこさせちゃダメだヨ」 グ「…………なんか神らしからぬ言葉だね」 >「いや、聞かれても困るってか、いい加減暴走しすぎだから止めたほうが無難? 無難だよネ? コレ?」 >「好きにしていいと思うよ」 > うはっ?! いつの間にグロゥさんそんなところに居ッ……(爆発) > > ……と……ゆぅわけで……(コゲ) > その後編、美味しくいただきましたのです♪(待て) > 少々ずれた感想に全くなっていない感想とともに、むくぅなのでし……(がくッ) コゲっ!!?(汗) むくぅさん!? ていうかグロゥ君!!? 爆発ってやっぱりエドガーさんの爆薬をつかったのですか!!?(こーら待て) グ「…………また話が見当違いな方向に…………。 ここは僕も向こうの僕を見習って、この人畜有害なイタチを駆除すべきなんだよね?」 ウ「ソレ賛成v」 ……ってコラ待て! なんなのですか、その「人畜有害」って!! グ・ウ「「書いて字の如く」 …………(汗) ウ「それでは♪ 今回はアタシがやらせていただきまース!!」 グ「じゃ、僕次予約ね」 ちょっと待ってくださいぃぃいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!! ウ「問答無用v 地霊隆起(ヘイブ・グラウンド)!!」 どごがしゃべし。 ………………………………あ、痛い………………………………(汗) では……大変ふざけまくったレス返しを…………終わりに………………。 しっ、白河そ…………(がく) |
20580 | 闇の残り香 それから…。:紺と蒼のコントラスト | 白河綜 E-mail | 2002/4/11 21:26:02 |
記事番号20549へのコメント こんにちは。花粉が少なくなってきて、ようやく過ごしやすくなってまいりました(花粉症)、白河綜なのです!! さてさて。 「残り香・その後編」第二段なのです! 今回はゼルガディスさんとアメリアさんなのです! それでは。 ###################################################### 「それでは、わたしはこのまま残って、復興活動のお手伝いをすることになってますので」 一緒に戻ろうと言ってくれたリナ達に対する、アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンの答えは、これであった。 王族が所持する天幕(テント)は、基本的にかなり大きく、そして立派だ。おそらくリナであれば、無駄にデカイと表現する程。 しかし、無駄に大きいわけでは断じてない。 勿論、色々と理由があるのだ。 まず第一に、王族がどこかへ移動するときは、お忍びである場合を除き、かなりの数の人間がセットでついてくるからだ。護衛は勿論、王族の身の回りの世話をする人間などなど。それら全ての寝床を確保せねばならないとなると、やはり一定以上の大きさが必要となってくる。他にも、王族の寝所となる場所の回りには多数の護衛を置かなければいけない。 だが、一番の理由は、王宮育ちのボンボンが、一定以上の造りでないと満足してくれないことにあった。 (…………わたしとしては、こんなに大きいのもどうかと思いますけど…………) ふぅ、とため息をこぼして、彼の大国セイルーンの姫君は、紅茶をひとくち含んだ。口の中に甘い香りが広がる。夜中にカフェインを多く含む紅茶(モノ)を摂取していいものかとも思ったが、なんだか無性に飲みたくなったのだ。 コクコクと残りを喉に流し込みながら、手元にあった書類を一枚手にとる。 ビッシリと文字の書かれた書類。 「…………もう少し読み手に優しいまとめかたをして欲しいもんです…………」 読みにくい。この一言に尽きる。 嘆息して、その書類を放った。 さらにもう一口お茶を飲もうとして、カップがカラになっている事に気づく。はぁ、とため息をこぼし、もう一杯入れようと席を立ったところで、不意に来客者が訪れた。 「アメリア、古代竜語の辞書貸してくれ」 「ゼルガディスさん?」 しきりに使っている布――――もちろん、ただの布ではない。魔導師協会で研究・開発されたもので、中から外の音は聞こえるが、外からは中の話し声その他諸々が聞こえないというシロモノである――――をくぐって現れた来客者は、いつもの旅服姿ではなく、柔らかそうな黒の上下という、非常にラフな格好をしていた。対するアメリアも、空色のTシャツに白いズボンという格好。二人とも、いつでも就寝できる格好だ。 アメリアは、一旦手に持ったカップを机に置き直し、 「古代竜語…………って、空竜(エア・ドラゴン)のですか?」 「いや。空竜(エア・ドラゴン)の辞書はもう見た…………出てなかったがな。仕方ないんで、他の辞書も片っ端から調べることにした」 分厚い書物を片手に、ゼルガディスはふぅ、と息を吐き出した。それだけで、どうやら徹夜を覚悟しているのだとわかる。 竜族というのもは、同じ言葉を話していても、文字にすると、表記の仕方が全く違うのだ。時間をさかのぼるというのならなおのこと、である。 今アメリアの手元にある古代竜語の辞書だけでも、黄金竜(ゴールデン・ドラゴン)・黒竜(ブラック・ドラゴン)・白竜(ホワイト・ドラゴン)・最近編纂し始めた古代竜(エンシェント・ドラゴン)の物など、軽く十冊を越えていた。こられを順々に調べていくとなると、確かに徹夜の作業になるだろう。 だがしかし。 諦めのにじむ表情のゼルガディスに、アメリアはにっこり笑いかけ、 「竜語なら、わたしがわかるかもしれません。見せてもらえませんか?」 そう言って、新しくついだ紅茶を差しだしたのだった。 「我ら空竜(エア・ドラゴン)の知識でよければ、そなたに分けても良いぞ」 いざ帰還、という段階になってエイジュがいった言葉に、合成獣(キメラ)の青年は一も二もなく飛びついた。もしかしたら、空竜(エア・ドラゴン)が蓄積し続けた知識のなかに、自らの身体を治す方法が記されているかも知れない、という、少なくはない期待を抱いて。 自らの、この人間とは呼べない身体。 造作は、人間だったころと変わりないものの、針金の髪に岩の肌。狂おしいまでに求めた『力』が、今この身に宿っている――――大事なものを、代償として。 「ゼルガディスさんは、どうして元の身体に戻りたいんですか?」 ソファーに深く身を埋(うず)め、彼女が入れてくれた紅茶を飲んでいると、唐突に、そう訊かれた。 視線をやれば、声の主は山積みにされた書類の間を行ったり来たりしている。 やがて、やたら分厚い本――――これが辞書なのだろう。百科事典ぐらいの大きさがある――――を三冊ほど抱え、ゼルガディスの隣にドカリと腰を降ろした。 その彼女に静かな視線を送って、 「…………何故今更そんなことを訊く?」 「訊いてみたくなったからです。 それで、どの言葉ですか?」 あっさりと完結に答え、少女は分厚い辞書を床に置いた。 ん? という表情でで、ゼルガディスのほうに顔を向ける。 彼は再び嘆息し、「ここだ」と開いた書物のある一文を示した。 アメリアは覗き込むようにして文を凝視すると、わずかに顔を顰め、床に置いた辞書の一冊を再び手に取った。ページをめくろうとして、ふと、 「…………そういえば、よく残ってましたね。こんな古い文献」 軽く目を瞠って、空竜(エア・ドラゴン)の文献を凝視した。 ――――今回の一件で、空竜(エア・ドラゴン)の神殿はこれ以上ないほどの被害を受けた。異界の神――――ただしその『残り香』――――ヴォルフィードに破壊され尽くした前庭は勿論、最終的には神殿そのものも八割方壊されてしまった。その破壊された部分には書庫も含まれていて、中に保管されていた文献もお釈迦になってしまったはずである。 アメリアのその問いに、ゼルガディスは「ああ」と一旦区切ってから、 「書庫に保管されていた物は、全て写本だったそうだ。オリジナルは、別の『空間』に保管していたらしい。コレもそうだ」 そう言って、書物の表紙を軽く叩いた。 「…………『空間』…………?」 「ああ。空竜(エア・ドラゴン)という名は、伊達じゃないらしい。エイジュが実際にやるまでは、俺も信じられなかったがな。 なんでも、空竜(エア・ドラゴン)は自らの鱗(うろこ)を使って、精神世界面(アストラル・サイド)とも違う空間を作ることができるそうだ。 文献のオリジナルは、ソコに保管されていたらしい」 「ふーん…………」 ぱらぱらと辞書をめくりながら、いまいちよくわかっていない様子で、アメリアは相づちを打った。 ぱらぱら…… 静かな室内に、紙をめくる音だけが満ちる。 する事がなくなってしまったゼルガディスは、何とはなしにページをめくるアメリアの横顔を眺めた。 ――――出会った頃に比べると、ずいぶん輪郭がシャープになったような気がする。幼さばかりを強調していた濃紺の瞳は、リナ達との旅、それにここ一年ばかりの執務を経て、知的な光を宿すようになった。元々整った造作だったが、なんというか…………垢抜けた感じがする。 (…………こいつもそろそろせっつかれてくるな…………) 何が、とは言うまでもないだろう。 なにせ、彼女は王族である。 さらには、アメリアの姉――――名前はグレイシアというらしい――――は修行の旅に出たきり帰ってこないらしい。彼女が帰ってこなければ、王位継承順位に従い、アメリアがフィリオネルのあとを継ぐ事になる。 父親であるフィリオネルは兎も角、早く所帯を持って跡継ぎを、というのが、セイルーンの重臣達の本音だろう。 …………はぁ。 ゼルガディスは、知らず重いため息をついた。 と。 「あっ……、あのっ、ゼルガディスさん…………」 「ん?」 「…………えっと、……そんなに見つめられると…………」 動けないんですけれど、と、頬を赤く染めて、消え入りそうな声で呟いた。 「で、結局なんでゼルガディスさんは元の身体に戻りたいんですか?」 気まずい雰囲気を変えようと、アメリアは先程も投げかけた疑問を口にした。勿論、手は辞書をめくり、目はそこにある文字を追いながら。 ゼルガディスは、自分の目線より低いところにあるアメリアの頭を、顔をわずかにしかめて見やった。 「だから、なんで今更それを訊くんだ」 「納得できないからです」 キッパリと、アメリアはそう言った。 ますます訝しげに眉を寄せるゼルガディス。思わず、聞き返してしまった。 「……なんだと……?」 「ですから、納得できないんです。その姿のままでも、ゼルガディスさんはゼルガディスさんでしょ? あなたの回りにいる近しい人達は、姿の事なんて気にしてませんよ? そのままでもカッコイイですし。 …………まぁ、わたしが言っている事は、本当は本人に訊いちゃいけないことだって、わかってますけどね」 そう言って、アメリアはぺろりと舌を出した。 「……ゼルガディスさんは、回りが怖がるからとか…………口で言うほど気にしていない様な気がします。 なのに、どうしてそんなに元の身体に戻りたいのかな、って思って」 「…………そういう意味での、だったのか…………」 ゼルガディスは、軽く目を瞠った。 事実、彼女の言うとおりだった。自分は、それほど他人と姿形が違うこと、そのせいで恐れられることを気にしてはいない――――慣れてしまったこともあるが。自分を理解して欲しいと心の底から願う人々は、見た目にとらわれず、ちゃんと自分の本質を見てくれている。 だが、人間には戻りたい。 それは何故かと、アメリアは問うているのだ。 このテのことには敏感なんだな……と苦笑しつつ、 「そうだな…………。 あくまで『戦士』もしくは『魔導師』としての幸福が欲しいなら、この身体のほうが手にはいりやすいだろうな。 だが、俺が欲しいのはそうではなく、あくまで『人間』としての幸せなんだよ」 「人間としての幸せ?」 辞書をめくる手を休め、自分のほうを向いて小首を傾げるアメリア。 合成獣(キメラ)の青年は、ふと、イタズラを思いついた子供のように口唇を歪め、彼女の耳元で、 「………………………………………………………………………………………………………この姿だと、結婚できないだろうが」 ぼふんっ!! ――――ゆでアメリア、完成。 「そういえば、その古代文字、解読できたか?」 「…………………………………………………………………………はっ!!?」 その言葉で、ようやくアメリアは我に返った。 まだ赤い顔のまま、少し眉を寄せる。 「…………わからないか?」 「ていうか、こんな文字見たことありません。形はやはり古代空竜(エア・ドラゴン)文字に似ていますが、文法の使い方は古代黄金竜(ゴールデン・ドラゴン)文字っぽいし…………」 うーむ、と腕を組んで考え込んでしまう。 彼女の艶やかな濡れ羽色の髪を撫でて、 「わからないなら、しかたない。今日はもう休もう」 そう言って、ソファーから腰を浮かせた。 と。 その時。 『あー、その文字は解読できないわよ』 軽い調子の声が、天幕(テント)のアメリアの自室に響いた。 金色(こんじき)が収束し、人の形を象る。 ――――誰だかは、もう言うまでもない。 「…………何の用だ?」 『あーらつれないわね。せっかくそこに書かれている文字の意味を教えてあげようと思ったのに』 「…………エルさん、読めるんですか?」 『あったり前じゃない。あたしを誰だと思ってるの?』 パチン、と器用にウインクしてみせて、エルは文献に目を落とした。 ――――すべからく、上を見て歩きなさい。 ――――あらゆる人々に慈雨をそそぐ必要はありません。 ――――ただし、己の大切なモノには惜しみない愛情を注ぎなさい。 ――――小さなすれ違いで道を違えるということは、これ以上ないほど哀しく愚か。 ――――そして、これ以上ないほど………… ここで、エルは言葉を切り捨てた。 端整な、これ以上ないほどの美貌に苦い笑みを浮かべて、バツが悪そうに文献を見ている。 「…………なんか、今回の事件に…………」 「バッチリ当てはまってるな」 ふぅ、とゼルガディスは息を吐いた。 どうやら、今回もハズレのようである。案の定、 『…………これ以上は読んでも仕方ないわ。コレは神殿に仕える者に与えられる言葉だもの』 そういって、エルは分厚い文献を閉じた。 表紙は深い蒼。縁を金で補強してある、古代の文献。 ゼルガディスががっくりと肩を落とし、それを気遣うアメリアの横で、エルはもう一度だけ、苦笑した。 ――――この文献…………本には、見覚えがあった。 くすくすと喉でわらってから、今度はゼルガディスを正面から見つめる。 『いいから、あんたは大人しくナーシャの治療を受けなさい。あの子が今あんたに施している治療は、邪妖精(ブロウ・デーモン)と石人形(ロック・ゴーレム)の要素を人間の要素から遠ざけ、尚かつ安定させるためのもの。それが終われば、今度は責任を持って、このあたしが直々に治してあげるわ』 にっこりと微笑んだ。 たまには、こうやって喜ばせてあげるのもいいだろう。 エルは文献を抱えたまま、ある言葉を胸中で反芻した。 ――――小さなすれ違いで道を違えるということは、これ以上ないほど哀しく愚か。 その通りだ、と思う。 まさか、自分の部下にソレを指摘されるとは思わなかったが。 エルが胸に抱えた、その文献――――古代神聖文字で書かれたソレ。 表紙の下の部分に、小さく著者名が入っていた。 黄金(こがね)色の縫い取りで。 ――――天竜王(エアロード)バールウィン、と。 |
20584 | アメヤンかわいい(はあと) | かお E-mail URL | 2002/4/13 19:42:28 |
記事番号20580へのコメント 白河綜さんは No.20580「闇の残り香 それから…。:紺と蒼のコントラスト」で書きました。 > こんにちは。花粉が少なくなってきて、ようやく過ごしやすくなってまいりました(花粉症)、白河綜なのです!! こんにちわ♪白河さん♪ そうですね(はあと) ようやくスギ花粉がすくなくなってきました(はあと) うう・・きつかったよぉぉ・・・(涙) > > さてさて。 > 「残り香・その後編」第二段なのです! > 今回はゼルガディスさんとアメリアさんなのです! > それでは。 わーいvv >「それでは、わたしはこのまま残って、復興活動のお手伝いをすることになってますので」 > 一緒に戻ろうと言ってくれたリナ達に対する、アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンの答えは、これであった。 アメリア、やさしいです♪ > 王族が所持する天幕(テント)は、基本的にかなり大きく、そして立派だ。おそらくリナであれば、無駄にデカイと表現する程。 > しかし、無駄に大きいわけでは断じてない。 > 勿論、色々と理由があるのだ。 > まず第一に、王族がどこかへ移動するときは、お忍びである場合を除き、かなりの数の人間がセットでついてくるからだ。護衛は勿論、王族の身の回りの世話をする人間などなど。それら全ての寝床を確保せねばならないとなると、やはり一定以上の大きさが必要となってくる。他にも、王族の寝所となる場所の回りには多数の護衛を置かなければいけない。 まあ、まがりなりにも、アメリアは王女・・(笑) フィルさんは・・・(汗) 王子のイメージでは・・(滝汗)←こら(笑) > だが、一番の理由は、王宮育ちのボンボンが、一定以上の造りでないと満足してくれないことにあった。 おいおい(笑) >(…………わたしとしては、こんなに大きいのもどうかと思いますけど…………) > ふぅ、とため息をこぼして、彼の大国セイルーンの姫君は、紅茶をひとくち含んだ。口の中に甘い香りが広がる。夜中にカフェインを多く含む紅茶(モノ)を摂取していいものかとも思ったが、なんだか無性に飲みたくなったのだ。 > コクコクと残りを喉に流し込みながら、手元にあった書類を一枚手にとる。 > ビッシリと文字の書かれた書類。 >「…………もう少し読み手に優しいまとめかたをして欲しいもんです…………」 > 読みにくい。この一言に尽きる。 > 嘆息して、その書類を放った。 読みにくいのは、いやですよねぇ(汗) まして、忙しいときなんか読みにくい字だったりしたら・・・(涙) > さらにもう一口お茶を飲もうとして、カップがカラになっている事に気づく。はぁ、とため息をこぼし、もう一杯入れようと席を立ったところで、不意に来客者が訪れた。 >「アメリア、古代竜語の辞書貸してくれ」 >「ゼルガディスさん?」 > しきりに使っている布――――もちろん、ただの布ではない。魔導師協会で研究・開発されたもので、中から外の音は聞こえるが、外からは中の話し声その他諸々が聞こえないというシロモノである――――をくぐって現れた来客者は、いつもの旅服姿ではなく、柔らかそうな黒の上下という、非常にラフな格好をしていた。対するアメリアも、空色のTシャツに白いズボンという格好。二人とも、いつでも就寝できる格好だ。 ねまき・・・・(笑) こらこら(爆!) ゼル、乙女の部屋に入ってはいけません(笑) > アメリアは、一旦手に持ったカップを机に置き直し、 >「古代竜語…………って、空竜(エア・ドラゴン)のですか?」 >「いや。空竜(エア・ドラゴン)の辞書はもう見た…………出てなかったがな。仕方ないんで、他の辞書も片っ端から調べることにした」 > 分厚い書物を片手に、ゼルガディスはふぅ、と息を吐き出した。それだけで、どうやら徹夜を覚悟しているのだとわかる。 > 竜族というのもは、同じ言葉を話していても、文字にすると、表記の仕方が全く違うのだ。時間をさかのぼるというのならなおのこと、である。 人間の文字もそうですし♪ > 今アメリアの手元にある古代竜語の辞書だけでも、黄金竜(ゴールデン・ドラゴン)・黒竜(ブラック・ドラゴン)・白竜(ホワイト・ドラゴン)・最近編纂し始めた古代竜(エンシェント・ドラゴン)の物など、軽く十冊を越えていた。こられを順々に調べていくとなると、確かに徹夜の作業になるだろう。 > だがしかし。 > 諦めのにじむ表情のゼルガディスに、アメリアはにっこり笑いかけ、 >「竜語なら、わたしがわかるかもしれません。見せてもらえませんか?」 > そう言って、新しくついだ紅茶を差しだしたのだった。 アメリア・・・・さすがかも・・(汗) さすが、巫女頭か!? ってことは、まさか、龍語のギャグ・・読んだことあったりして・・(笑) >「我ら空竜(エア・ドラゴン)の知識でよければ、そなたに分けても良いぞ」 > いざ帰還、という段階になってエイジュがいった言葉に、合成獣(キメラ)の青年は一も二もなく飛びついた。もしかしたら、空竜(エア・ドラゴン)が蓄積し続けた知識のなかに、自らの身体を治す方法が記されているかも知れない、という、少なくはない期待を抱いて。 ウィンちゃん♪なんて親切vv > 自らの、この人間とは呼べない身体。 > 造作は、人間だったころと変わりないものの、針金の髪に岩の肌。狂おしいまでに求めた『力』が、今この身に宿っている――――大事なものを、代償として。 人としての幸せを代償に(はあと) >「ゼルガディスさんは、どうして元の身体に戻りたいんですか?」 > ソファーに深く身を埋(うず)め、彼女が入れてくれた紅茶を飲んでいると、唐突に、そう訊かれた。 アメリア・・今更聞くか!?(笑) >「書庫に保管されていた物は、全て写本だったそうだ。オリジナルは、別の『空間』に保管していたらしい。コレもそうだ」 > そう言って、書物の表紙を軽く叩いた。 >「…………『空間』…………?」 >「ああ。空竜(エア・ドラゴン)という名は、伊達じゃないらしい。エイジュが実際にやるまでは、俺も信じられなかったがな。 > なんでも、空竜(エア・ドラゴン)は自らの鱗(うろこ)を使って、精神世界面(アストラル・サイド)とも違う空間を作ることができるそうだ。 > 文献のオリジナルは、ソコに保管されていたらしい」 >「ふーん…………」 つまり、完全な写本があったような空間ですね♪ > ぱらぱらと辞書をめくりながら、いまいちよくわかっていない様子で、アメリアは相づちを打った。 > > ぱらぱら…… > > 静かな室内に、紙をめくる音だけが満ちる。 > する事がなくなってしまったゼルガディスは、何とはなしにページをめくるアメリアの横顔を眺めた。 見とれているのでは・・(笑) > ――――出会った頃に比べると、ずいぶん輪郭がシャープになったような気がする。幼さばかりを強調していた濃紺の瞳は、リナ達との旅、それにここ一年ばかりの執務を経て、知的な光を宿すようになった。元々整った造作だったが、なんというか…………垢抜けた感じがする。 >(…………こいつもそろそろせっつかれてくるな…………) > 何が、とは言うまでもないだろう。 > なにせ、彼女は王族である。 > さらには、アメリアの姉――――名前はグレイシアというらしい――――は修行の旅に出たきり帰ってこないらしい。彼女が帰ってこなければ、王位継承順位に従い、アメリアがフィリオネルのあとを継ぐ事になる。 知らぬが仏よ・・ゼル(笑) レイナードで出会ってるあれ(爆!)がアメリアの姉ですから・・(笑) (ろいやる2にて・笑) > 父親であるフィリオネルは兎も角、早く所帯を持って跡継ぎを、というのが、セイルーンの重臣達の本音だろう。 > …………はぁ。 > ゼルガディスは、知らず重いため息をついた。 まあ、王女ですからねぇ・・・・。 アメリア・・一応・・・・。 > と。 >「あっ……、あのっ、ゼルガディスさん…………」 >「ん?」 >「…………えっと、……そんなに見つめられると…………」 > 動けないんですけれど、と、頬を赤く染めて、消え入りそうな声で呟いた。 よっぽど、熱い視線を送っていたようでvvゼルやんは♪ >「で、結局なんでゼルガディスさんは元の身体に戻りたいんですか?」 > 気まずい雰囲気を変えようと、アメリアは先程も投げかけた疑問を口にした。勿論、手は辞書をめくり、目はそこにある文字を追いながら。 > ゼルガディスは、自分の目線より低いところにあるアメリアの頭を、顔をわずかにしかめて見やった。 >「だから、なんで今更それを訊くんだ」 >「納得できないからです」 > キッパリと、アメリアはそう言った。 > ますます訝しげに眉を寄せるゼルガディス。思わず、聞き返してしまった。 >「……なんだと……?」 >「ですから、納得できないんです。その姿のままでも、ゼルガディスさんはゼルガディスさんでしょ? あなたの回りにいる近しい人達は、姿の事なんて気にしてませんよ? そのままでもカッコイイですし。 > …………まぁ、わたしが言っている事は、本当は本人に訊いちゃいけないことだって、わかってますけどね」 > そう言って、アメリアはぺろりと舌を出した。 >「……ゼルガディスさんは、回りが怖がるからとか…………口で言うほど気にしていない様な気がします。 > なのに、どうしてそんなに元の身体に戻りたいのかな、って思って」 >「…………そういう意味での、だったのか…………」 > ゼルガディスは、軽く目を瞠った。 分かってないアメリアに拍手!!←まて(笑) > 事実、彼女の言うとおりだった。自分は、それほど他人と姿形が違うこと、そのせいで恐れられることを気にしてはいない――――慣れてしまったこともあるが。自分を理解して欲しいと心の底から願う人々は、見た目にとらわれず、ちゃんと自分の本質を見てくれている。 > だが、人間には戻りたい。 それは、やっぱり幸せにならねばvv > それは何故かと、アメリアは問うているのだ。 > このテのことには敏感なんだな……と苦笑しつつ、 >「そうだな…………。 > あくまで『戦士』もしくは『魔導師』としての幸福が欲しいなら、この身体のほうが手にはいりやすいだろうな。 > だが、俺が欲しいのはそうではなく、あくまで『人間』としての幸せなんだよ」 >「人間としての幸せ?」 > 辞書をめくる手を休め、自分のほうを向いて小首を傾げるアメリア。 アメリア、その手には疎いのか!?(笑) リナなみだなぁ・・・(爆!) > 合成獣(キメラ)の青年は、ふと、イタズラを思いついた子供のように口唇を歪め、彼女の耳元で、 >「………………………………………………………………………………………………………この姿だと、結婚できないだろうが」 > > ぼふんっ!! > > ――――ゆでアメリア、完成。 アメリア、かわいいぃぃぃぃぃぃい!!!!!! ゼル、ナイスvv ついでに、耳元でささやくように言いましょう♪←まてぃ!!(笑) >「そういえば、その古代文字、解読できたか?」 >「…………………………………………………………………………はっ!!?」 > その言葉で、ようやくアメリアは我に返った。 > まだ赤い顔のまま、少し眉を寄せる。 >「…………わからないか?」 >「ていうか、こんな文字見たことありません。形はやはり古代空竜(エア・ドラゴン)文字に似ていますが、文法の使い方は古代黄金竜(ゴールデン・ドラゴン)文字っぽいし…………」 > うーむ、と腕を組んで考え込んでしまう。 > 彼女の艶やかな濡れ羽色の髪を撫でて、 >「わからないなら、しかたない。今日はもう休もう」 > そう言って、ソファーから腰を浮かせた。 > と。 > その時。 ゼル・・・それでいいのか!?(まて!!・笑) >『あー、その文字は解読できないわよ』 > 軽い調子の声が、天幕(テント)のアメリアの自室に響いた。 > 金色(こんじき)が収束し、人の形を象る。 > ――――誰だかは、もう言うまでもない。 わーいvvエル様vv >「…………何の用だ?」 >『あーらつれないわね。せっかくそこに書かれている文字の意味を教えてあげようと思ったのに』 >「…………エルさん、読めるんですか?」 >『あったり前じゃない。あたしを誰だと思ってるの?』 > パチン、と器用にウインクしてみせて、エルは文献に目を落とした。 ゼル・・エル様にため口なんて・・(汗) アメリア・・エル様のとこ・・理解してるのか!?(笑) > > > > ――――すべからく、上を見て歩きなさい。 > > ――――あらゆる人々に慈雨をそそぐ必要はありません。 > > ――――ただし、己の大切なモノには惜しみない愛情を注ぎなさい。 > > ――――小さなすれ違いで道を違えるということは、これ以上ないほど哀しく愚か。 > > ――――そして、これ以上ないほど………… すごいですぅ・・・・・。 なんて心に染み入る表現・・・・・。 すばらしいのです!!!!!! > > > ここで、エルは言葉を切り捨てた。 > 端整な、これ以上ないほどの美貌に苦い笑みを浮かべて、バツが悪そうに文献を見ている。 もろに指摘されたエル様vv >「…………なんか、今回の事件に…………」 >「バッチリ当てはまってるな」 > ふぅ、とゼルガディスは息を吐いた。 > どうやら、今回もハズレのようである。案の定、 >『…………これ以上は読んでも仕方ないわ。コレは神殿に仕える者に与えられる言葉だもの』 > そういって、エルは分厚い文献を閉じた。 > 表紙は深い蒼。縁を金で補強してある、古代の文献。 > ゼルガディスががっくりと肩を落とし、それを気遣うアメリアの横で、エルはもう一度だけ、苦笑した。 > ――――この文献…………本には、見覚えがあった。 > くすくすと喉でわらってから、今度はゼルガディスを正面から見つめる。 >『いいから、あんたは大人しくナーシャの治療を受けなさい。あの子が今あんたに施している治療は、邪妖精(ブロウ・デーモン)と石人形(ロック・ゴーレム)の要素を人間の要素から遠ざけ、尚かつ安定させるためのもの。それが終われば、今度は責任を持って、このあたしが直々に治してあげるわ』 > にっこりと微笑んだ。 > たまには、こうやって喜ばせてあげるのもいいだろう。 え!? エル様が親切!? ・・は!!!殺気!!??(滝汗) > エルは文献を抱えたまま、ある言葉を胸中で反芻した。 > > ――――小さなすれ違いで道を違えるということは、これ以上ないほど哀しく愚か。 人間もその繰り返しですからねぇ・・・。 すれ違いによって争いや戦争・・(涙) > > その通りだ、と思う。 > まさか、自分の部下にソレを指摘されるとは思わなかったが。 しかも、部下の部下ですしね・・・・。 > エルが胸に抱えた、その文献――――古代神聖文字で書かれたソレ。 > 表紙の下の部分に、小さく著者名が入っていた。 > 黄金(こがね)色の縫い取りで。 > ――――天竜王(エアロード)バールウィン、と。 ウィンちゃんの格言だったのですね♪ ふふふ♪ エル様が、なんか素直で新鮮!!ってぇぇ!!??・・・・・・・・・ ・・・・・どすざしゅ・・・・・・・・・。 そ・・それでは・・・感想になってない感想まで・・・がくっ・・・・。 (後ろで金の髪と黒の髪が遠ざかってゆく・・・・・) では・・・・。 byかお |
20589 | 主導権争いはゼルやんの勝ち(笑) | 白河綜 E-mail | 2002/4/14 15:46:29 |
記事番号20584へのコメント かおさんは No.20584「アメヤンかわいい(はあと)」で書きました。 >> こんにちは。花粉が少なくなってきて、ようやく過ごしやすくなってまいりました(花粉症)、白河綜なのです!! >こんにちわ♪白河さん♪ >そうですね(はあと) >ようやくスギ花粉がすくなくなってきました(はあと) >うう・・きつかったよぉぉ・・・(涙) こんにちはかおさん♪ レスありがとうございますvv ふふふ(汗)。スギが大人しくなってきたと思ったら今度は檜(滝汗←全ての花粉に反応するヒト)ですね。檜は花粉の粒(?)が大きくて、コンタクトにくっつくと視界が曇るんですよっ!!(><) 勘弁してくれ、花粉(待て)。 >> さてさて。 >> 「残り香・その後編」第二段なのです! >> 今回はゼルガディスさんとアメリアさんなのです! >> それでは。 >わーいvv カップリングにするとこの二人が一番書きやすいです♪ ちなみに白河が書くと、主導権はゼルガディスさんに有ります(笑)。 >>「それでは、わたしはこのまま残って、復興活動のお手伝いをすることになってますので」 >> 一緒に戻ろうと言ってくれたリナ達に対する、アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンの答えは、これであった。 >アメリア、やさしいです♪ ア「そっ……そんな…………(てれてれ) 優しいだなんて……わたしは正義の名の下に…………(てれてれ)」 >> 王族が所持する天幕(テント)は、基本的にかなり大きく、そして立派だ。おそらくリナであれば、無駄にデカイと表現する程。 >> しかし、無駄に大きいわけでは断じてない。 >> 勿論、色々と理由があるのだ。 >> まず第一に、王族がどこかへ移動するときは、お忍びである場合を除き、かなりの数の人間がセットでついてくるからだ。護衛は勿論、王族の身の回りの世話をする人間などなど。それら全ての寝床を確保せねばならないとなると、やはり一定以上の大きさが必要となってくる。他にも、王族の寝所となる場所の回りには多数の護衛を置かなければいけない。 >まあ、まがりなりにも、アメリアは王女・・(笑) >フィルさんは・・・(汗) >王子のイメージでは・・(滝汗)←こら(笑) フィルさん…………あの御方は洞穴とか洞窟とかのほうがイメージにあいますよね…………(……ってコラ待て) >> だが、一番の理由は、王宮育ちのボンボンが、一定以上の造りでないと満足してくれないことにあった。 >おいおい(笑) ?「だってそうだろっ!? なんでこの俺様が、貧乏くせぇ平民なんかと同じよーな場所で寝起きしなきゃなんねーんだコラ」 ……………………あんた誰よ? ?「今後の展開…………っていうか、これからテメェが書く予定の話にでてくるだろーがよ、俺様」 ……………………そーだっけ? ?「…………ボケてんじゃねーぞコラ」 と、いうわけでこれから進出してくるかも(ここ強調)しれないどこかの国の王子君でした。 …………本当に書くかなぁ…………(汗)。HP作ったら、そっちだけの掲載になるかも…………。 >> ビッシリと文字の書かれた書類。 >>「…………もう少し読み手に優しいまとめかたをして欲しいもんです…………」 >> 読みにくい。この一言に尽きる。 >> 嘆息して、その書類を放った。 >読みにくいのは、いやですよねぇ(汗) >まして、忙しいときなんか読みにくい字だったりしたら・・・(涙) 書類はもちろん、最近では雑誌とかでも読みにくいのがありますよね(涙)。あれはツライ。暇つぶしで読み始めたのに、いつの間にか真剣に解読(笑)している自分が…………(汗)。 >> しきりに使っている布――――もちろん、ただの布ではない。魔導師協会で研究・開発されたもので、中から外の音は聞こえるが、外からは中の話し声その他諸々が聞こえないというシロモノである――――をくぐって現れた来客者は、いつもの旅服姿ではなく、柔らかそうな黒の上下という、非常にラフな格好をしていた。対するアメリアも、空色のTシャツに白いズボンという格好。二人とも、いつでも就寝できる格好だ。 >ねまき・・・・(笑) >こらこら(爆!) >ゼル、乙女の部屋に入ってはいけません(笑) その通りです!! 紳士が淑女と二人きりになる場合は、部屋の戸を開けておくのが礼儀ですよ!! ゼ「お前が書いたんだろうが」 ア「そーですよ」 …………なんでアメリアさんまでゼルガディスさんの味方をするんですか? >> 竜族というのもは、同じ言葉を話していても、文字にすると、表記の仕方が全く違うのだ。時間をさかのぼるというのならなおのこと、である。 >人間の文字もそうですし♪ 竜族もしかり♪ >>「竜語なら、わたしがわかるかもしれません。見せてもらえませんか?」 >> そう言って、新しくついだ紅茶を差しだしたのだった。 >アメリア・・・・さすがかも・・(汗) >さすが、巫女頭か!? >ってことは、まさか、龍語のギャグ・・読んだことあったりして・・(笑) ア「説明いたしまーす」 ゼ「ここは説明書き忘れたとかいって、頭をかかえてたな、あのイタチ」 ア「えっとですね。白河の勝手設定なんですけど、先のデーモン大量発生事件の時に、セイルーンはドラゴンやエルフに連絡をとって、共同でデーモンやら魔族やらを倒そうということになったんです。で、その時に、ドラゴン達が知識をわけてくださるということになりまして…………それが書物の形になっていたんですよ。 リナさん達と別れてからは、城で竜語の訳にあたっていましたので…………いつのまにか読めるようになっていた、というわけです」 >> する事がなくなってしまったゼルガディスは、何とはなしにページをめくるアメリアの横顔を眺めた。 >見とれているのでは・・(笑) ゼ「……………………」 図星、だそうですv ゼ「…………勝手にヒトの考えを読むなっ!」 >>(…………こいつもそろそろせっつかれてくるな…………) >> 何が、とは言うまでもないだろう。 >> なにせ、彼女は王族である。 >> さらには、アメリアの姉――――名前はグレイシアというらしい――――は修行の旅に出たきり帰ってこないらしい。彼女が帰ってこなければ、王位継承順位に従い、アメリアがフィリオネルのあとを継ぐ事になる。 >知らぬが仏よ・・ゼル(笑) >レイナードで出会ってるあれ(爆!)がアメリアの姉ですから・・(笑) >(ろいやる2にて・笑) …………今ふと思ったんですが、アメリアさんと結婚したら、彼はフィルさんのことを「お義父さん」、ナーガのことを……「お義姉さん」……と呼ぶことになるのでしょうかっ!!?(汗) いやあああぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!! >> 父親であるフィリオネルは兎も角、早く所帯を持って跡継ぎを、というのが、セイルーンの重臣達の本音だろう。 >> …………はぁ。 >> ゼルガディスは、知らず重いため息をついた。 >まあ、王女ですからねぇ・・・・。 >アメリア・・一応・・・・。 魔族にキックかましてても、やっぱり王女…………(ごめすっ) >>「あっ……、あのっ、ゼルガディスさん…………」 >>「ん?」 >>「…………えっと、……そんなに見つめられると…………」 >> 動けないんですけれど、と、頬を赤く染めて、消え入りそうな声で呟いた。 >よっぽど、熱い視線を送っていたようでvvゼルやんは♪ ゼ「…………うるさいっ!!」 …………顔、紫色になってますよv(青+赤=紫vv) >>「……ゼルガディスさんは、回りが怖がるからとか…………口で言うほど気にしていない様な気がします。 >> なのに、どうしてそんなに元の身体に戻りたいのかな、って思って」 >>「…………そういう意味での、だったのか…………」 >> ゼルガディスは、軽く目を瞠った。 >分かってないアメリアに拍手!!←まて(笑) アメリアさん、リナさん達の事についてはすごくわかっているのに、自分の事になると途端にニブくなるらしい(笑)。 >> 事実、彼女の言うとおりだった。自分は、それほど他人と姿形が違うこと、そのせいで恐れられることを気にしてはいない――――慣れてしまったこともあるが。自分を理解して欲しいと心の底から願う人々は、見た目にとらわれず、ちゃんと自分の本質を見てくれている。 >> だが、人間には戻りたい。 >それは、やっぱり幸せにならねばvv そのとーりなのです♪ >>「そうだな…………。 >> あくまで『戦士』もしくは『魔導師』としての幸福が欲しいなら、この身体のほうが手にはいりやすいだろうな。 >> だが、俺が欲しいのはそうではなく、あくまで『人間』としての幸せなんだよ」 >>「人間としての幸せ?」 >> 辞書をめくる手を休め、自分のほうを向いて小首を傾げるアメリア。 >アメリア、その手には疎いのか!?(笑) >リナなみだなぁ・・・(爆!) 自分のことになるとやはり鈍く…………(笑) >> 合成獣(キメラ)の青年は、ふと、イタズラを思いついた子供のように口唇を歪め、彼女の耳元で、 >>「………………………………………………………………………………………………………この姿だと、結婚できないだろうが」 >> >> ぼふんっ!! >> >> ――――ゆでアメリア、完成。 >アメリア、かわいいぃぃぃぃぃぃい!!!!!! >ゼル、ナイスvv >ついでに、耳元でささやくように言いましょう♪←まてぃ!!(笑) 姫、もしかしたら耳が弱点疑惑浮上中v(待て待て) >>『あー、その文字は解読できないわよ』 >> 軽い調子の声が、天幕(テント)のアメリアの自室に響いた。 >> 金色(こんじき)が収束し、人の形を象る。 >> ――――誰だかは、もう言うまでもない。 >わーいvvエル様vv エ『なんか、面白そうな気配がしてきたからv』 …………そんなにほいほい降臨してていいんですか? エ『あたしが楽しければ、それでよし!!』 >>「…………何の用だ?」 >>『あーらつれないわね。せっかくそこに書かれている文字の意味を教えてあげようと思ったのに』 >>「…………エルさん、読めるんですか?」 >>『あったり前じゃない。あたしを誰だと思ってるの?』 >> パチン、と器用にウインクしてみせて、エルは文献に目を落とした。 >ゼル・・エル様にため口なんて・・(汗) >アメリア・・エル様のとこ・・理解してるのか!?(笑) う〜ん…………(悩←待て) >> ――――すべからく、上を見て歩きなさい。 >> >> ――――あらゆる人々に慈雨をそそぐ必要はありません。 >> >> ――――ただし、己の大切なモノには惜しみない愛情を注ぎなさい。 >> >> ――――小さなすれ違いで道を違えるということは、これ以上ないほど哀しく愚か。 >> >> ――――そして、これ以上ないほど………… >すごいですぅ・・・・・。 >なんて心に染み入る表現・・・・・。 >すばらしいのです!!!!!! ここは聖書にかかれている事を改造してみました(笑)。といっても、白河はちゃんと聖書を読んだことはありません(笑)。キリスト教でもないし。 行きつけの本屋さんで無料配布しているシオリの中に、ちょこちょこっ、と聖書の言葉がかいていあるのですが、これがなかなかにイイ言葉v いつかつかいたいな〜とおもっていたのでvv >> ここで、エルは言葉を切り捨てた。 >> 端整な、これ以上ないほどの美貌に苦い笑みを浮かべて、バツが悪そうに文献を見ている。 >もろに指摘されたエル様vv エ『…………反論できないのがつらいわね…………』 >>『いいから、あんたは大人しくナーシャの治療を受けなさい。あの子が今あんたに施している治療は、邪妖精(ブロウ・デーモン)と石人形(ロック・ゴーレム)の要素を人間の要素から遠ざけ、尚かつ安定させるためのもの。それが終われば、今度は責任を持って、このあたしが直々に治してあげるわ』 >> にっこりと微笑んだ。 >> たまには、こうやって喜ばせてあげるのもいいだろう。 >え!? >エル様が親切!? >・・は!!!殺気!!??(滝汗) ああっ!! ちょっとエル様なにやって……(衝撃音) >> エルは文献を抱えたまま、ある言葉を胸中で反芻した。 >> >> ――――小さなすれ違いで道を違えるということは、これ以上ないほど哀しく愚か。 >人間もその繰り返しですからねぇ・・・。 >すれ違いによって争いや戦争・・(涙) そうですね。素直な気持ちで話し合えば解決できそうなことなんて、沢山ありそうなんですけどね。 >> その通りだ、と思う。 >> まさか、自分の部下にソレを指摘されるとは思わなかったが。 >しかも、部下の部下ですしね・・・・。 あははははははははははははは(汗) まぁ、ウィンちゃんはこのテのことには鋭いという設定なので。 >> エルが胸に抱えた、その文献――――古代神聖文字で書かれたソレ。 >> 表紙の下の部分に、小さく著者名が入っていた。 >> 黄金(こがね)色の縫い取りで。 >> ――――天竜王(エアロード)バールウィン、と。 >ウィンちゃんの格言だったのですね♪ >ふふふ♪ >エル様が、なんか素直で新鮮!!ってぇぇ!!??・・・・・・・・・ > >・・・・・どすざしゅ・・・・・・・・・。 えっ!? えっ!!? どすざしゅ……って…………(滝汗) >そ・・それでは・・・感想になってない感想まで・・・がくっ・・・・。 >(後ろで金の髪と黒の髪が遠ざかってゆく・・・・・) あああああっ!! かおさんっ!!?(汗) ああっ…………なんでエル様にスミレちゃんまで…………(汗) …………では!! 続きをかけとエル様が背後で鎌を構えているのでっ!!(汗) ではっ! 次回はフィリアさんとヴァル君ですっ!! 白河綜でしたっ!! |
20587 | あくまでさりげないウィンさん♪ | むくぅ E-mail URL | 2002/4/14 12:00:19 |
記事番号20580へのコメント ふふふふふふ……(怪) 実はこの前まで修学旅行でしたむくぅなのです(二泊三日←どうでもいいって) 久しぶりに人ごみに入りました。死ぬかと思いました! 「近況報告はいいよ。もう」(さくっ) 冷めた目でフォークを刺さないでください評議長ぉぉぉぉぉおっ! というわけでテンションアップでこんにちはっ! さりげないと打とうとして去り投げない(一発変換)となったむくぅなのですっ! 「それで? 君の方の続きは? そして僕とかあの姉弟辺りの外伝は?」 ……しくしくしくしくしく…… そ、それでは感想? いきますのですっ! 「ようやく感想じゃないって自覚はできてきたんだね……」 姫、書類が読みにくいというのはどの世界でも共通の悩みなのですねっ! というわけで自分新聞読めません(何がというわけでだ) 読んでる分にはいいんですが、意味はさっぱり解りません!(駄目じゃん) なので四コマしか読んでません……(涙) 「……いや、だから君の事情はいいってば。感想……? をさくさく述べなよ」 えーと……(汗) ゆでアメリアさんっ! かわいらしいですっ! どのくらい可愛らしいかというと(ばきぃっ!) 「程度はどうでもいいって。 ていうか……さすがに僕ツッコミ疲れてきたんだけど……大体巻尺出して何やろうとしてたのさ。 ……久々に旅行して頭が煮立ってるんじゃないの?」 うううぅぅう……(汗) エイジュさんというか、空竜って凄い……と、感心する一方で、ゼルガディスさんのもうちょっと先が楽しみです。ウチのゼルさんは当分人間に戻れそうにないので(笑) 「……そういうこと言ってると、後ろから切断されるよ? 魔力強化つきで――ってもう遅いか」 手品じゃないんですよ(状況についてはご想像ください←待て) そして最後にウィンさぁぁぁぁんっ!(絶叫) さりげないですよさりげないですよっ! そんなところでそんなことを! 思わず拍手しちゃいそうです。誤解は確かにものすごく悲しいものなので…… 「えーと、暴走しているむくぅはほっといて、それではラストに恒例、第一回蝙蝠ボコり大会はじめます。 参加者はさらっと五十人ほど」 恒例!? 第一回なのに恒例っ!? しかもさらっとって…… 「細かいことは言わないの♪(笑顔) それでは開始します」 (ちゅどんっ!)しかもボコりとか言って魔法使ってますよっ!?(汗) 「うるさいなぁ。思わずガムテープとか取り出しちゃうよ?」 んひいぃぃぃぃいっ!?(涙) そっ!? それでは毎度毎度意味不明で申し訳ありませんが、これをもって感想とさせていただきたかったり! というわけでむくぅなのでしたぁぁぁぁっ! 「この大会の主役に逃げてもらっちゃ困るなーv それでは白河さん、またいつか会う日までっ!」 (むくぅ、逃走、それを追いかけてハーリア以下約五十人追跡、退場。 遠くの方で『むぐぐっ?!』という悲鳴が聞こえる。あとは爆音が響くばかり――) |
20590 | それを羨ましがるサド魔族(待て) | 白河綜 E-mail | 2002/4/14 16:18:11 |
記事番号20587へのコメント むくぅさんは No.20587「あくまでさりげないウィンさん♪」で書きました。 > ふふふふふふ……(怪) > 実はこの前まで修学旅行でしたむくぅなのです(二泊三日←どうでもいいって) > 久しぶりに人ごみに入りました。死ぬかと思いました! こんにちは&お疲れさまでした!! 修学旅行…………もう一年半も前(汗)。何処へいったのですか? ちなみに、白河は定番の沖縄でした(笑)。ああ、でも、海もきれいで食べ物もおいしくって! よかったv 最終日にとまったホテル……ウチの学校が帰った日に、画家のラッセンがとまることになっていたらしくって(涙)。もう一日とまりたかった…………。 人混み。きびしいですよね(汗)。白河はあんまりすごいと人酔いします。受験で東京に行ってたときはつらかった…………新宿駅は地獄でした。臭いし…………。 >「近況報告はいいよ。もう」(さくっ) > 冷めた目でフォークを刺さないでください評議長ぉぉぉぉぉおっ! ああっ! ハーリアさんなんでフォーク(ざしゅ) 「あなたも何過去をふりかえってるのさ。 こんにちはむくぅさんに評議長。なんかその後編に入った途端に僕の活躍がなくなったんだけど…………とりあえず元凶を刺してみたりして、お茶目さアップ中のグロウです」 セリフがながいわあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! だいたい、なんなんですか、その「お茶目さアップ」ってっ!! キミは寝ても覚めてもサド魔族なんですっ!! それに、前にもいったとおり、キミはその後編6話でかきますってっ!! > というわけでテンションアップでこんにちはっ! さりげないと打とうとして去り投げない(一発変換)となったむくぅなのですっ! 素敵な打ち間違い♪ 白河はよくヴァル君をバル君と打ち間違えます。………………なんだかな…………(涙) > 姫、書類が読みにくいというのはどの世界でも共通の悩みなのですねっ! > というわけで自分新聞読めません(何がというわけでだ) > 読んでる分にはいいんですが、意味はさっぱり解りません!(駄目じゃん) なので四コマしか読んでません……(涙) 新聞は読み慣れると楽しいですよ(^^) でも、やはり一番最初に目を通すのは四コマ(笑)。 そして次はテレビ欄(だめじゃん) ほかはてきとーですね。環境のこととか、歴史系(好きなのですv)のことがかいてあると、そこだけ重点的によんでみたり(笑)。 ます、自分の好きなジャンルの記事だけよんでます。 >「……いや、だから君の事情はいいってば。感想……? をさくさく述べなよ」 > えーと……(汗) > > ゆでアメリアさんっ! かわいらしいですっ! どのくらい可愛らしいかというと(ばきぃっ!) >「程度はどうでもいいって。 > ていうか……さすがに僕ツッコミ疲れてきたんだけど……大体巻尺出して何やろうとしてたのさ。 > ……久々に旅行して頭が煮立ってるんじゃないの?」 > うううぅぅう……(汗) 巻き尺っ!!(大笑) 素敵! 素敵すぎます!! それでぐるぐると姫を…………(コラ待て) > エイジュさんというか、空竜って凄い……と、感心する一方で、ゼルガディスさんのもうちょっと先が楽しみです。ウチのゼルさんは当分人間に戻れそうにないので(笑) >「……そういうこと言ってると、後ろから切断されるよ? 魔力強化つきで――ってもう遅いか」 > 手品じゃないんですよ(状況についてはご想像ください←待て) ふむふむ、こんな感じですね? 「見えないってば。 それにしても、あの合成獣(キメラ)君はいつ頃もどるんだい?」 むむむむむ…………。 とりあえず、ひっっっっっじょーに大まかな予定としては、フィーさんが無事転生してからですかね。 > そして最後にウィンさぁぁぁぁんっ!(絶叫) > さりげないですよさりげないですよっ! そんなところでそんなことを! > 思わず拍手しちゃいそうです。誤解は確かにものすごく悲しいものなので…… ウ「んふふv 拍手だなんテ♪ なんだかテレちゃうナvv」 グ「結構いいとこどりだよね、バールウィン」 ウ「日頃の行いデショ♪」 グ「……………………」 >「えーと、暴走しているむくぅはほっといて、それではラストに恒例、第一回蝙蝠ボコり大会はじめます。 > 参加者はさらっと五十人ほど」 > 恒例!? 第一回なのに恒例っ!? しかもさらっとって…… >「細かいことは言わないの♪(笑顔) それでは開始します」 > (ちゅどんっ!)しかもボコりとか言って魔法使ってますよっ!?(汗) >「うるさいなぁ。思わずガムテープとか取り出しちゃうよ?」 > んひいぃぃぃぃいっ!?(涙) > そっ!? それでは毎度毎度意味不明で申し訳ありませんが、これをもって感想とさせていただきたかったり! というわけでむくぅなのでしたぁぁぁぁっ! >「この大会の主役に逃げてもらっちゃ困るなーv それでは白河さん、またいつか会う日までっ!」 > > (むくぅ、逃走、それを追いかけてハーリア以下約五十人追跡、退場。 > 遠くの方で『むぐぐっ?!』という悲鳴が聞こえる。あとは爆音が響くばかり――) あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛…………(汗) む、むくぅさんが…………しかも五十人って…………(汗) 「ねぇねぇ、50×50は?」 ……………………………………………………………………………………は? 「いいから答えてよ。それとも…………わからない?」 わかりますよ失礼なっ!! 白河、行きたい方向は文系のくせに頭の中は理系なんですからっ!! 「関係ないよ、この問題には。で?」 2500ですけど? 「うん、じゃあ、ミサイル2500ね」 ……………………………………………………………………………………!? ちょっとまって!! いったいなんの関係がっ!? 「聞こえないな。 じゃ、ふっとんで。 では、ここで失礼するよむくぅさん。評議長も」 ちょっと待っててっ!! それではむくぅさんっ! ハーリアさん!! レスありがとうございました!! 白河綜でし…… 「点火」(しゅぼっ! じじじじじ……ちゅどーんっ!!) たあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……………………………………(そして、彼方で一粒の星が輝いた) |
20592 | 可愛いv | らん | 2002/4/15 09:16:24 |
記事番号20580へのコメント 白河綜さんは No.20580「闇の残り香 それから…。:紺と蒼のコントラスト」で書きました。 らん:こんにちはv白河綜さんv > こんにちは。花粉が少なくなってきて、ようやく過ごしやすくなってまいりました(花粉症)、白河綜なのです!! らん:花粉症だったのですか?大変だったのですね。 > さてさて。 > 「残り香・その後編」第二段なのです! > 今回はゼルガディスさんとアメリアさんなのです! > それでは。 らん:わ〜〜〜いvなのですv > 竜族というのもは、同じ言葉を話していても、文字にすると、表記の仕方が全く違うのだ。時間をさかのぼるというのならなおのこと、である。 > 今アメリアの手元にある古代竜語の辞書だけでも、黄金竜(ゴールデン・ドラゴン)・黒竜(ブラック・ドラゴン)・白竜(ホワイト・ドラゴン)・最近編纂し始めた古代竜(エンシェント・ドラゴン)の物など、軽く十冊を越えていた。こられを順々に調べていくとなると、確かに徹夜の作業になるだろう。 らん:なんか、私たちで言うところの外国語ですね(汗) もしくは、古代語(そっちのほうが近いか・・・) エル様:あら?なんなら、あんたも読んで見る? らん:謹んで辞退させていただきます。 > ――――出会った頃に比べると、ずいぶん輪郭がシャープになったような気がする。幼さばかりを強調していた濃紺の瞳は、リナ達との旅、それにここ一年ばかりの執務を経て、知的な光を宿すようになった。元々整った造作だったが、なんというか…………垢抜けた感じがする。 >(…………こいつもそろそろせっつかれてくるな…………) > 何が、とは言うまでもないだろう。 > なにせ、彼女は王族である。 > さらには、アメリアの姉――――名前はグレイシアというらしい――――は修行の旅に出たきり帰ってこないらしい。彼女が帰ってこなければ、王位継承順位に従い、アメリアがフィリオネルのあとを継ぐ事になる。 > 父親であるフィリオネルは兎も角、早く所帯を持って跡継ぎを、というのが、セイルーンの重臣達の本音だろう。 > …………はぁ。 > ゼルガディスは、知らず重いため息をついた。 > と。 >「あっ……、あのっ、ゼルガディスさん…………」 >「ん?」 >「…………えっと、……そんなに見つめられると…………」 > 動けないんですけれど、と、頬を赤く染めて、消え入りそうな声で呟いた。 らん:可愛いvゼルにアメリアvv ゼル:なっ! アメリア:ええええ!! らん:だってゼルは無意識にアメリアを見つめているし♪ アメリアは見つめられて真っ赤v アメリア://////// ゼル://////// >「……ゼルガディスさんは、回りが怖がるからとか…………口で言うほど気にしていない様な気がします。 > なのに、どうしてそんなに元の身体に戻りたいのかな、って思って」 >「…………そういう意味での、だったのか…………」 > ゼルガディスは、軽く目を瞠った。 > 事実、彼女の言うとおりだった。自分は、それほど他人と姿形が違うこと、そのせいで恐れられることを気にしてはいない――――慣れてしまったこともあるが。自分を理解して欲しいと心の底から願う人々は、見た目にとらわれず、ちゃんと自分の本質を見てくれている。 > だが、人間には戻りたい。 > それは何故かと、アメリアは問うているのだ。 > このテのことには敏感なんだな……と苦笑しつつ、 >「そうだな…………。 > あくまで『戦士』もしくは『魔導師』としての幸福が欲しいなら、この身体のほうが手にはいりやすいだろうな。 > だが、俺が欲しいのはそうではなく、あくまで『人間』としての幸せなんだよ」 >「人間としての幸せ?」 > 辞書をめくる手を休め、自分のほうを向いて小首を傾げるアメリア。 > 合成獣(キメラ)の青年は、ふと、イタズラを思いついた子供のように口唇を歪め、彼女の耳元で、 >「………………………………………………………………………………………………………この姿だと、結婚できないだろうが」 > > ぼふんっ!! > > ――――ゆでアメリア、完成。 らん:その相手は!!アメ・・・どご! ゼル:黙れお前は・・・・ アメリア:どうしたんですか?ゼルガディスさん? ゼル:なんでもない。 らん:・・・・・いたい・・・ >『いいから、あんたは大人しくナーシャの治療を受けなさい。あの子が今あんたに施している治療は、邪妖精(ブロウ・デーモン)と石人形(ロック・ゴーレム)の要素を人間の要素から遠ざけ、尚かつ安定させるためのもの。それが終われば、今度は責任を持って、このあたしが直々に治してあげるわ』 らん:おお!ならゼルが元に戻るのも近し!? > ――――小さなすれ違いで道を違えるということは、これ以上ないほど哀しく愚か。 > > その通りだ、と思う。 > まさか、自分の部下にソレを指摘されるとは思わなかったが。 > エルが胸に抱えた、その文献――――古代神聖文字で書かれたソレ。 > 表紙の下の部分に、小さく著者名が入っていた。 > 黄金(こがね)色の縫い取りで。 > ――――天竜王(エアロード)バールウィン、と。 らん:ウィンさん・・・いいこと言うのです。 では、楽しませていただきましたv 次の番外編楽しみにお待ちしておりますvではではv |
20593 | いやぁv(てれてれ……って待て) | 白河綜 E-mail | 2002/4/15 17:09:07 |
記事番号20592へのコメント らんさんは No.20592「可愛いv」で書きました。 > らん:こんにちはv白河綜さんv >> こんにちは。花粉が少なくなってきて、ようやく過ごしやすくなってまいりました(花粉症)、白河綜なのです!! > らん:花粉症だったのですか?大変だったのですね。 こんにちはらんさん♪ 花粉症も花粉症で(?)杉花粉はもちろん、全ての花粉に反応するという(涙)…………ゴールデンウィークまでは気が抜けない白河綜なのです!! もうもうもうもうっ!!(><) 鼻はむずむずするし、目のほうはコンタクトが防いでくれるから(笑)痒くはないけど視界が曇るし!! 花粉の薬飲むと喉乾くし!(笑) >> 「残り香・その後編」第二段なのです! >> 今回はゼルガディスさんとアメリアさんなのです! > らん:わ〜〜〜いvなのですv この二人は書きやすくて(笑)好きなのですv 二人きりにしても話がちゃんと進むし(大笑)。 >> 竜族というのもは、同じ言葉を話していても、文字にすると、表記の仕方が全く違うのだ。時間をさかのぼるというのならなおのこと、である。 >> 今アメリアの手元にある古代竜語の辞書だけでも、黄金竜(ゴールデン・ドラゴン)・黒竜(ブラック・ドラゴン)・白竜(ホワイト・ドラゴン)・最近編纂し始めた古代竜(エンシェント・ドラゴン)の物など、軽く十冊を越えていた。こられを順々に調べていくとなると、確かに徹夜の作業になるだろう。 > らん:なんか、私たちで言うところの外国語ですね(汗) > もしくは、古代語(そっちのほうが近いか・・・) >エル様:あら?なんなら、あんたも読んで見る? > らん:謹んで辞退させていただきます。 古代エジプトでつかわれていたヒエログリフをはじめ、古代メソポタミアの楔形文字とは、古代中国の甲骨文字とか…………読めません。こんなの(汗)。インカ帝国にいたっては、文字じゃなくてキープですしね(汗) 外国語もわかりませんが、時代を遡るとなおわからない(汗) 竜族も同じのようです(勝手設定←待て) >> ――――出会った頃に比べると、ずいぶん輪郭がシャープになったような気がする。幼さばかりを強調していた濃紺の瞳は、リナ達との旅、それにここ一年ばかりの執務を経て、知的な光を宿すようになった。元々整った造作だったが、なんというか…………垢抜けた感じがする。 >>(…………こいつもそろそろせっつかれてくるな…………) >> 何が、とは言うまでもないだろう。 >> なにせ、彼女は王族である。 >> さらには、アメリアの姉――――名前はグレイシアというらしい――――は修行の旅に出たきり帰ってこないらしい。彼女が帰ってこなければ、王位継承順位に従い、アメリアがフィリオネルのあとを継ぐ事になる。 >> 父親であるフィリオネルは兎も角、早く所帯を持って跡継ぎを、というのが、セイルーンの重臣達の本音だろう。 >> …………はぁ。 >> ゼルガディスは、知らず重いため息をついた。 >> と。 >>「あっ……、あのっ、ゼルガディスさん…………」 >>「ん?」 >>「…………えっと、……そんなに見つめられると…………」 >> 動けないんですけれど、と、頬を赤く染めて、消え入りそうな声で呟いた。 > らん:可愛いvゼルにアメリアvv > ゼル:なっ! >アメリア:ええええ!! > らん:だってゼルは無意識にアメリアを見つめているし♪ > アメリアは見つめられて真っ赤v >アメリア://////// > ゼル://////// ゼルやん、完全に無意識に見つめてましたね(笑) でも、冷静に思い返すと、じっと無言で見つめられるのは、相当恥ずかしいですね(汗) >>「………………………………………………………………………………………………………この姿だと、結婚できないだろうが」 >> >> ぼふんっ!! >> >> ――――ゆでアメリア、完成。 > らん:その相手は!!アメ・・・どご! > ゼル:黙れお前は・・・・ >アメリア:どうしたんですか?ゼルガディスさん? > ゼル:なんでもない。 > らん:・・・・・いたい・・・ ゼルガディスさんっ! 図星すかれたからってらんさんにあたらないでくださ…… ゼ「黙れっ!!」 (げしょv) …………あー…………痛い……痛いのです…………(汗) ゼ「ふん」 >>『いいから、あんたは大人しくナーシャの治療を受けなさい。あの子が今あんたに施している治療は、邪妖精(ブロウ・デーモン)と石人形(ロック・ゴーレム)の要素を人間の要素から遠ざけ、尚かつ安定させるためのもの。それが終われば、今度は責任を持って、このあたしが直々に治してあげるわ』 > らん:おお!ならゼルが元に戻るのも近し!? 予定としては、ヴォルフィードが転生してからということにしてますv まぁ、2・3年後ってところでしょうか。 >> ――――小さなすれ違いで道を違えるということは、これ以上ないほど哀しく愚か。 >> >> その通りだ、と思う。 >> まさか、自分の部下にソレを指摘されるとは思わなかったが。 >> エルが胸に抱えた、その文献――――古代神聖文字で書かれたソレ。 >> 表紙の下の部分に、小さく著者名が入っていた。 >> 黄金(こがね)色の縫い取りで。 >> ――――天竜王(エアロード)バールウィン、と。 > らん:ウィンさん・・・いいこと言うのです。 > では、楽しませていただきましたv > 次の番外編楽しみにお待ちしておりますvではではv 感想ありがとうございましたv ウィンちゃんはどーやらこのテの事については、上司であるエル様よりも聡いようです(^^ それいけ神族イメージアップ♪(待て) ではでは。 次回はフィリアさんとヴァル君なのです! 白河綜でしたvv |
20678 | ま、間に合った・・・・!! | 雫石 彼方 | 2002/4/27 18:21:11 |
記事番号20580へのコメント いつもレスつけようつけようと思っているうちにいつの間にかツリーが沈んでしまい、今までレスすることができませんでしたが、やっと!!間に合いました!! ・・・でもこんなに遅いレスですみません; 何気ないやり取りの中の、そこはかとないらぶがいいですねぇv 綺麗になったアメリアに見惚れつつ、ますます遠くなる存在に溜息をつく魔剣士さんにかなりニヤリ(笑)苦悩してますね、ゼルガディスさんv > 合成獣(キメラ)の青年は、ふと、イタズラを思いついた子供のように口唇を歪め、彼女の耳元で、 >「………………………………………………………………………………………………………この姿だと、結婚できないだろうが」 > > ぼふんっ!! > > ――――ゆでアメリア、完成。 > でも苦悩してる割に、やることはやる(笑) お主も悪よのぅ・・・(その口調はやめなさい) > エルが胸に抱えた、その文献――――古代神聖文字で書かれたソレ。 > 表紙の下の部分に、小さく著者名が入っていた。 > 黄金(こがね)色の縫い取りで。 > ――――天竜王(エアロード)バールウィン、と。 くくぅっ、美味しいところを持っていきますね!! まったく登場せずに、最後の最後で好感度を読み手に強烈に植え付けていくとは!! 侮り難し、神族!(><) ゼル、元に戻れるんですよね? その辺のお話は書かれるんでしょうか?そうだと嬉しいな・・・。 期待してます、頑張ってくださいねv |
20679 | あああああお疲れさまです!!(小躍り中) | 白河綜 E-mail | 2002/4/27 22:21:47 |
記事番号20678へのコメント 雫石 彼方さんは No.20678「ま、間に合った・・・・!!」で書きました。 >いつもレスつけようつけようと思っているうちにいつの間にかツリーが沈んでしまい、今までレスすることができませんでしたが、やっと!!間に合いました!! >・・・でもこんなに遅いレスですみません; ぬおおおおおおおおおおおおっ!!!! 雫石さんからレスをいただいてしまったわどうしましょ奥さんっ!!(一度滅ンどけ)と小躍りしつつこんばんは!! 白河綜なのですっ!! 実はこの話、『希少価値〜』からそれとなく続いている(笑)ため、やったら長いのです。テンポも悪いし(反省しろ)。イヤイヤ、お疲れさまでしたv そしてありがとうございますvv >何気ないやり取りの中の、そこはかとないらぶがいいですねぇv >綺麗になったアメリアに見惚れつつ、ますます遠くなる存在に溜息をつく魔剣士さんにかなりニヤリ(笑)苦悩してますね、ゼルガディスさんv 私的に主導権争いはゼルガディスさんの勝利なのです!!(待て) 苦悩してます、ゼルやん(笑)。アメリアは、外見だけではなく中身もどんどんきれいになってちゃうし、そろそろ王族としては結婚も考えなきゃだしで自分はどーすればいいんだっ、て感じです。 でも、アメリアさんは待ってくれるんでしょうけどねぇ♪(笑) >> 合成獣(キメラ)の青年は、ふと、イタズラを思いついた子供のように口唇を歪め、彼女の耳元で、 >>「………………………………………………………………………………………………………この姿だと、結婚できないだろうが」 >> >> ぼふんっ!! >> >> ――――ゆでアメリア、完成。 >でも苦悩してる割に、やることはやる(笑) >お主も悪よのぅ・・・(その口調はやめなさい) やることはやってます、魔剣士さん(笑)。 やはりソコは相思相愛なので♪(大笑) それにしてもゼルやん、耳元でこっそりとなんて、まるでプレイボーイのよ(破壊音) …………げふっ…………。 こっ、この前の扇風機に続き、なんで犬小屋がふってく…………(ばたり) >> エルが胸に抱えた、その文献――――古代神聖文字で書かれたソレ。 >> 表紙の下の部分に、小さく著者名が入っていた。 >> 黄金(こがね)色の縫い取りで。 >> ――――天竜王(エアロード)バールウィン、と。 >くくぅっ、美味しいところを持っていきますね!! >まったく登場せずに、最後の最後で好感度を読み手に強烈に植え付けていくとは!! >侮り難し、神族!(><) にやり(やめなさい)。 えー、バールウィンさんことウィンちゃんは、『ホントはコウじゃナイんだってバっ! 火竜王のトコのゴールド・ドラゴンが例外なノ!! アレを神族だと思っちゃわナイで』計画(名前ながいってば)の先駆けといたしまして、神族のイメージアップに協力していただいております(笑)。火竜王の一件ですっかり悪いイメージがついてしまった神族のイメージアップをするため、必然的に美味しいシーンは彼女が持っていってしまうという…………(笑) >ゼル、元に戻れるんですよね? >その辺のお話は書かれるんでしょうか?そうだと嬉しいな・・・。 一応予定していますv でも、そこまで到達するのに時間がかかりそう…………(汗) アメリアさんの許嫁がでてくる話も書きたいしv(宣伝←待て) >期待してます、頑張ってくださいねv ありがとうございますv ゼルアメはカップリングとして書きやすくてスキなのですv カップリングで話を書くのは苦手なのですが、この二人だと抵抗無く書けるんですよ〜v また機会があれば書くつもり……というか、書きます(笑)。 それでは。 雫石さんの新作も楽しみにしてますv こんな駄文に目を通してくださりありがとうございました♪ では。 白河綜でしたvv |