◆−平和主義者の魔王様 8−むくぅ (2002/4/19 22:04:18) No.20614 ┣『それは秘密です』は次元を越えて……(って待たんかい)−白河綜 (2002/4/20 20:16:57) No.20617 ┃┗そしてケン○ッキーもまた次元を(さらに待て)−むくぅ (2002/4/21 16:16:40) No.20622 ┣フェイト君は、エフエフ君に改名済み(まて)−海藤雄馬 (2002/4/20 21:22:32) No.20619 ┃┗胡散臭さがぷんぷんなあだ名に(笑)−むくぅ (2002/4/21 16:31:13) No.20623 ┣平和主義者の魔王様 9−むくぅ (2002/4/21 16:48:38) No.20624 ┃┣流石海王様の部下v−白河綜 (2002/4/22 21:58:46) No.20637 ┃┃┗パフェをぱくつくお二人さん(笑)−むくぅ (2002/4/24 19:18:27) No.20657 ┃┗それでいいのか、Sやん!!!!(爆!)−かお (2002/4/22 23:22:38) No.20639 ┃ ┗遅れてレス返しです(汗)−むくぅ (2002/4/25 06:38:10) No.20662 ┣平和主義者の魔王様 10−むくぅ (2002/4/25 17:42:38) No.20665 ┃┗どことなく優しい、『意味ある最期』に感動……(涙)−白河綜 (2002/4/25 19:25:29) No.20667 ┃ ┗そしてグロウさんは横で(略)−むくぅ (2002/4/27 08:55:39) No.20676 ┗平和主義者の魔王様 終−むくぅ (2002/4/28 18:29:10) No.20690 ┣エル様・・シャドウをどれに転生させるのか!?(爆!)−かお (2002/4/28 21:05:13) No.20691 ┃┗きっといつかは人間に(爆)−むくぅ (2002/4/29 10:59:47) No.20700 ┗つ・い・にっ!!(>▽<)−白河綜 (2002/4/28 21:33:13) No.20692 ┗お・わっ・たっ!(対抗)−むくぅ (2002/4/29 11:57:53) No.20701
20614 | 平和主義者の魔王様 8 | むくぅ E-mail URL | 2002/4/19 22:04:18 |
どうも、ツリーが微妙な位置にあるので新規投稿をさせていただきます。むくぅなのです(汗) 「……なんですか、(汗)って……」 いや、実は先日というか昨日、長繩とび大会というのがありまして(怒) 「……そんなに嫌だったんですか……」 まだ若いというのに運動不足で、腹と足が痛いんです。咳する度にずきずきと。 「……そうですか」 どうでもよさげに……(涙) 「強いて言えば……まぁ、どうでもいいですし」 ううううう(涙) それでは、平和主義者の魔王様第八話、よろしければどうぞお付き合いくださいのです。 「それで、結局私の紹介はして下さらないんですか?」 ……ストーリーが適当にしか出来ていないオリジナルのキャラの紹介なんて……ねぇ? 「何がですか……ッ」 (以下、異様に静かに残虐シーン。しばらくお待ちください) =================================== 彼女は、そこに立っていた。 時間がそこだけ止まっているかのように、彼女の時間のみが止められてしまっているかのように、彼女は立ったまま、一点を見つめたまま、動かない。 息すらしていない。 ただ、そこに立っている。 「…………」 彼女の数歩先、そこを中心として、爆発の跡が広がっていた。 瓦礫は互いにぶつかり合って消滅し、砂が舞い上がり、轟音が鳴り、風が吹く――そんな光景が、数時間前にあったのだ。 「……あたし……は……」 立っているだけだった彼女が、そこでようやく口を開いた。 「……あたしは……」 聞かせようとも思ってない。 ただの呟きだ。 どうでもいいただの呟き。訴えかけるものでもない。ただの。 あるいは泣きそうだったのかもしれない。 ――泣きたかったのかもしれない。 だが彼女は瞳から意思というものが消えうせてしまったかと錯覚しそうなほどに、無表情に、ただ一点を見つめ続けた。 「あたしは……ただ……」 不意に、空を見上げる。 ――もうすぐ、夏が来るのか。 「状況は理解した」 『ぅどわッ!?』 い、いきなり現れるんぢゃないッ! ヴィリスの話をあたしが……まーガウリイも同席していたが、聞いちゃいないので……とにかくあたしが聞き終えたその直後、どこから現れたのかは知らんが、夜さんが出現してそう言った。 この神出鬼没さははっきり言って魔族並である。マジで。 ヴィリスもやっぱりそう思ったのだろう。呆れたように目を細めて、 「つくづく心臓に悪い竜(オトコ)だな。お前は」 「悪かったな。心臓に悪くて」 「……でも、どこでどうやって聞いていたわけ?」 あたしに言われて彼は何でもないようなことのように、 「ただ単にそこで気配を殺しつつ立って聞いていたのだが」 『うっわ怪しッ!』 思わずハモるあたしとヴィリス。 「そうか?」 首を傾げていってくる夜さんに、ヴィリスはジト目で、 「そーだろ。それは。 ――ま、それはともかく、私は今すぐあいつ――『影』の奴に会いたいんだ」 「額のお礼?」 あたしの問いに、彼女はわずかに顔をうつむかせ、 「それもある、けど――あそこには多分……あの馬鹿がいる」 「――覇王神官(プリースト)か」 覇王神官グロゥ。 何ゆえに、彼(?)はヴィリスを助けたのか。その理由。 「影の奴は魔王だ。 魔王が私を殺そうとして、グロゥが魔王のところへ私を連れてきた――なら、どうしてグロゥはその私を助けたんだ? 理由が知りたいんだよ。むしゃくしゃする」 確かに――グロゥの行動には不自然さが目立つ。ヴィリスが言ったことはもとより―― ……あたしの中にも、違和感がある。 なぜ、『影』は、あたしではなくヴィリスを、自分のところにいざなったのか。 あたしが憎いのならば、あたしを殺せばいいのに――何故ヴィリスを? 「……ていうかムカつく。何であんな奴に借り作らにゃならんのだ。 一発殴って、理由聞き出してやる!」 「おー、何だか知らないががんばれよー」 何を頑張るんだ。何を。 そんな些細なガウリイに対してのツッコミは、とりあえず話が進まないから心中のみにとどめておくとして。 夜さんはヴィリスに力強く微笑み、 「――殴る時はちゃんと魔力を込めるのだぞ」 「無論だ!」 「そぉじゃなぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁっ!」 いきなり叫び声を上げたあたしに、ヴィリスが驚いた表情をする。 「何!? やはり武器を使ったほうがいいっていうのか?!」 「そーいう問題じゃないでしょ!? 今はあたしの影――『魔王』のほうが先でしょーが! ――夜さん、村の場所はわかってんのよね?」 問いに、夜さんは頷いて、 「ああ。今は廃村になっているようだが、位置はミルガズィア殿に聞いた。 ここから私が最高速で飛んでいけば五時間ほどでつくが――さすがにそれはまずいだろう?」 「……確かにね……」 五時間、いくら高い空を行くとはいえ、今日はかなり晴れている。竜になった夜さんを目撃するひともいるだろう。それに―― 「魔族のほうも気になるし……ね……」 「ああ、むしろそちらのほうが心配だ」 「つーか、魔王の所に行くってのに夜が全速力で飛んでへろへろになっちゃ、戦力が減るだろ。それは困る。 魔王はこっちを殺そうとしてくるだろうし……」 「ヴィリス? どうしたの?」 黙りこんだヴィリスに、あたしが問いかける。 「……いや、なんでもない」 彼女はそう言って首を横に振った……ぅや? 「歩いていけば一週間程度だろうな」 「そんなに待ってられないって!」 「ンな短気な……」 あたしだって二年前は、サイラーグに来いとゆーご招待に答え、えっちらおっちらふつーに旅をしたとゆーのに…… …… 「移動の心配はありませんわ」 突然、声が聞こえた。 ――同時に現れる気配。 気配があって、それが声を発したのではなく。 声が聞こえたその直後に、気配が現れたのだ。 ―― 振り返ると、そこに二人の女性が立っていた。 双子――なのだろうか、顔も容姿も瓜二つ。服のデザインも似ているが、片方が白でもう一方は黒を着ていた。両方とも神官服のようだが、白い服の方は多少動きやすいデザインになっているようである。白の方は腰に剣を差し、黒の方は杖を手に持っていた。 ――! 「夜さん! こいつらっ……」 「……人間では、ないな」 夜さんの呟きに、二人は同時に微笑んだ。 「ご名答ですわ。魔王竜(デイモス・ドラゴン)のお方」 と、白のほうが言った。 「魔王様が待たれている場所には、私が責任を持ってお送りいたします」 と、黒のほうが言った。 「私(わたくし)は海将軍(ジェネラル)メルーリン」 「私は海神官(プリースト)ミルーリンと申します。以後お見知り置きを」 白いほうと黒いほうが交互に自己紹介をする。 「いやぁ、こちらこそ」 「って、何挨拶してんのよ! ガウリイ! 海神官(プリースト)に海将軍(ジェネラル)――ってことは、海王の配下――魔族よ!」 「そういうことになりますわね」 白のほう……えーと、多分メルーリンがいう。 「私たちの誘いに、応じてくれますかしら?」 黒のほう――多分……ミルーリンだろうなぁと思われる方の問いに、あたしはしばし考えて、 「……常識で考えれば、ンな百パー罠な魔族の誘いにかかってなんかいられないところなんだけど……」 「ご安心くださいな」 あたしの呟きが聞こえてか、メルーリンが微笑んで、 「私たちは確かに魔王様の命令で動いておりますわ。 ですがゼロス様からは、貴方がたを決して殺さぬよう命じられておりますの。その命に背くようなこと――決していたしませんわ」 「ゼロスが……?」 ヴィリスが眉をひそめる。ミルーリンがそちらを少し――敵意のようなものが篭った瞳で見つめた。 「今は殺さぬようにと――そう命じられました」 「――グロゥは?」 「はい?」 微笑みながら問いかえされて、ヴィリスは少し怯みつつも、 「グロゥだよ、覇王神官(プリースト)……なぁ、あんたら知っているんだろ?」 「知ってはいます――ですが……それは――」 「それは?」 『秘密ですわ♪』 ――あたしたちが、同時にこけたのは言うまでもない。 「は……流行(はや)っとんのかそれは……」 よろよろと起き上がりながら言ったヴィリスに、 「ええ。この台詞と言うより、ゼロス様が」 「ゼロスが?」 ガウリイがきょとん、と聞いた。二人は同時に頷いて、 「はい。ゼロス様は腹心の方々以外には、ほとんど最強のお力を持った魔族です」 「人間相手にもおごらぬあの用心深さ――圧倒的なパワー、素敵ですわ。 魔族の中では、女性タイプの魔族に、とても人気がありましてよ」 「親衛隊まであるのですわ」 ……………し、しんえぇたい……………? 異世界の言葉でも聞くような表情で、あたしたちは目を点にした。 ――ま、もっとも、ガウリイは『そーかー。ゼロスってすごいんだなー』などと言っていたりするが。 「あの胡散臭いやろーに……親衛隊……」 「あんな人非人に……?」 「あらあら、リナ=インバース殿、ゼロス様どころか、私たちは魔族ですわ♪」 「そうそう、始めから人ではないのですから、人非人も何もありませんことよ」 さいですか。 言ってくるメルーリンとミルーリンに、答える気力はもはやない。 ちょっとあたし……疲れちゃったな…… ……世界って妙な方向に広い…… 「それで……私たちについてきていただけますの?」 「ついてきていただけないのでしたら、少し手荒な方法をとらなくてはならないのですけれど……」 ――ぶっそーなセリフを、あっさりと言ってくる二人(二匹?)に、あたしはぽりょぽりょ頬をかき、 「魔族の『少し手荒な方法』って……何か洒落にならないような気がするんだけど……」 「ええ。それはもちろん、洒落にするつもりはございませんわ」 言ったのは白いほう……えーと……メルーリン? である。 「――どうする? リナ」 問うて来るガウリイに、あたしは目を閉じて、 「……そーね」 確かに、二人の魔族がこーいっている以上、この二人に命を奪われることはないだろう。 だが、それは『命までは』という単なる保険に過ぎない。死なない程度に痛めつけられる可能性はある。 だが―― 「……あたしたちは、ついていくことにするわ」 また目を開き、力強く頷いた。 「――あ、ちょっとタンマ」 「? ヴィリシルア殿? 何か?」 怪訝な顔をして呟く黒――ミルーリン。その目は穏やかだが、ヴィリスに対する敵意のようなものが見え隠れする。 ……ヴィリス、もしかして嫌われてるんだろーか? 「いや、義弟(おとうと)も、一緒に連れてく。 いーだろ? 別に」 「ええ……では少し待つことにしますわ」 言って、メルーリンはミルーリンに頷きかけた。 「それでは私たちはここでお茶をしていますから」 「他の皆さまも、用意をしてくださいな――」 言って、二人はすたすたと、食堂の中、カウンターに歩いていった。 「荷物まとめぐらいはしといた方がいっか…… ガウリイ、あたしたちもいったん部屋に戻りましょ」 「ああ、解った」 あたしの言葉にガウリイは頷いた。 「では、私も食堂で何か食べてみよう」 「あ、夜さん、ここのパフェ有名だから食べてみれば?」 「パフェか――よし、食べてみる」 何だかちょっと現実逃避気味なあたしと夜さん。 「じゃ、私はちょっとフェイト呼んでくるから」 「うん、頼んだー」 ………………ん? そー言えば、エフエフはヴィリスにつきっきりだったはずなのに、どーしてヴィリスだけこっちに来たのだろう? ……はて? =================================== えー、シリアスなのかシリアスじゃないのか微妙なところなのですが。 どうも、むくぅなのです。 「いやそれ冒頭にも言ったから」 ……ちっちっち。評議長、それは言わない約束なのですぜ(ばきっ!) ああっ! 痛いっ! この話にもこのあとにも出番がほとんどないからって八つ当たりしないで下さいよぉっ!(涙) 「いや、八つ当たりでもないし。むしろ正当な怒りというか抗議」 ううう。コレにはちゃんと理由があるんですよ…… リナさんガウリイさんヴィリシルアさん、夜さんエフエフさんで五人。この上評議長まで入れたらごちゃごちゃになっちゃうんです。このあとの戦闘シーンが。 「……『鮮血』(嫌な略の仕方だ)のときは八人だったじゃない」 あー、あの時はけっこう無茶やってネタ詰め込みましたから。 もう戦闘シーンのネタのストックはないので、評議長除外されちゃって……って痛い痛いっ! 痛いですよ!? 無言で首根っこを捕まえて宙吊りにしないで下さいっ! ていうか投げないで下さい……ああ!? 「風魔咆裂弾(ボム・ディ・ウィン)」 あぁぁぁぁっ! それでは次回またお会いしましょぉぉおおおっ!? むくぅなのでしたぁぁぁっ! (むくぅはお星様に……なる途中で海に落ちました) |
20617 | 『それは秘密です』は次元を越えて……(って待たんかい) | 白河綜 E-mail | 2002/4/20 20:16:57 |
記事番号20614へのコメント むくぅさんは No.20614「平和主義者の魔王様 8」で書きました。 むむむむ。新ツリー発見♪( ̄―+ ̄) こんにちはなのです。今日は後輩達の大会に応援へ行きました! やっぱり弓道場に行くと緊張感があるな〜とかなんとか思いつつ、日焼けが心配な白河綜なのです!! グ「……とかなんとか言ってるくせに、実は新一年生と戯れてたよね、あなた。相手にとっては良い迷惑だと思うよ。と、真実を暴露してみたりして。 こんにちはむくぅさん。グロウです」 ああっ!!(汗) 何バラしてるんですかグロウ君っ!!(滝汗) フ「やかましい。あんたがさっさと続き書かないのが悪ぃんだろ」 グ「あれ。なんでこんなところに我が君の孫婿殿がいるの?」 フ「いつまでたっても続きを書かねぇこのクソイタチにヤキをいれに」 ファレス君っ!? 何田舎の暴走族みたいな言葉(めぎっ) フ「うっせぇな。黙れよ」 グ「……すでに強制的に黙らせた人間の言葉じゃない気がするけど」 (復活)正論ですグロウ君。 さて。 では今回は白河+グロウ君+ファレス君で感想を…………。 >「状況は理解した」 >『ぅどわッ!?』 > い、いきなり現れるんぢゃないッ! > ヴィリスの話をあたしが……まーガウリイも同席していたが、聞いちゃいないので……とにかくあたしが聞き終えたその直後、どこから現れたのかは知らんが、夜さんが出現してそう言った。 > この神出鬼没さははっきり言って魔族並である。マジで。 アサシン村のギザンさんのような方なのですね、夜さん……(汗)。 フ「アサシンだとっ!?」 いや……アサシンそのものではないですよ。夜さんは。 グ「あーそっか。職業SPだもんね、彼。商売敵だもんねぇ」 >「つくづく心臓に悪い竜(オトコ)だな。お前は」 >「悪かったな。心臓に悪くて」 >「……でも、どこでどうやって聞いていたわけ?」 > あたしに言われて彼は何でもないようなことのように、 >「ただ単にそこで気配を殺しつつ立って聞いていたのだが」 >『うっわ怪しッ!』 やっぱりギザンさん…………(汗)。 フ「おいクソイタチっ、そのアサシンはどこだっ!!?」 いや、だから………… >「額のお礼?」 > あたしの問いに、彼女はわずかに顔をうつむかせ、 >「それもある、けど――あそこには多分……あの馬鹿がいる」 >「――覇王神官(プリースト)か」 > 覇王神官グロゥ。 > 何ゆえに、彼(?)はヴィリスを助けたのか。その理由。 >「影の奴は魔王だ。 > 魔王が私を殺そうとして、グロゥが魔王のところへ私を連れてきた――なら、どうしてグロゥはその私を助けたんだ? > 理由が知りたいんだよ。むしゃくしゃする」 いや、だから愛ですってば(どキッパリ……ってだから待てよ自分)。 グ「すごいよね、向こうの僕。上にさからうなんてさ」 キミなら絶対にしませんもんね。 グ「うん。だって、助けるのって労力使うし、第一助けても僕は楽しくないし」 フ「…………サド魔族だしな、こいつ…………」 > ……あたしの中にも、違和感がある。 > なぜ、『影』は、あたしではなくヴィリスを、自分のところにいざなったのか。 > あたしが憎いのならば、あたしを殺せばいいのに――何故ヴィリスを? ――――選択問題です。 @・リナさんが怖いから。 A・リナさん自身を傷つけるよりも、彼女の仲間を傷つけた方が、リナさんに精神的ダメージを与えられるから。 B・ヴィリスさんの立場(エフエフ(決定)の守護者、つまりは人形)と自分の生まれた経緯が、ちょっっっっっっっっっっっっっっぴり似ていると感じたから。 C・だって、メインディッシュは最後に取っておかないと。ヴィリスさんはオードブルさっ♪ ――――さ、どれでしょう? フ「(やや考えてから)…………@…………?」 グ「Cだね(即答)」 …………お二人の性格をよく現している選択ですね(とくにグロウ君)。 > 夜さんはヴィリスに力強く微笑み、 >「――殴る時はちゃんと魔力を込めるのだぞ」 >「無論だ!」 ああああああああああああああっvvv 素敵すぎるわフェイト義兄妹vvv フ「基本を押さえてるな」 グ「…………なにが? やられるほうはたまったものじゃないんだけど」 >「そぉじゃなぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁっ!」 > いきなり叫び声を上げたあたしに、ヴィリスが驚いた表情をする。 >「何!? やはり武器を使ったほうがいいっていうのか?!」 さらにお素敵いいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃvvvvv フ「……ホント、いい性格してるな」 グ「…………向こうの僕、彼女を助けたせいで今瀕死なのに…………。助けてあげたんだから、そのことに素直にお礼を言ってもいいと思うんだけど……。そっちの僕、頑張って。取りあえずお線香は用意しておくよ(待て)。でも、異世界をはいえ、「自分」が滅んじゃうのはいやだなぁ…………」 グロゥさん、もしヴィリスさんに滅ぼされそうになったら、いつでもウチのグロウ君を身代わりにさしだしますので、いってくださいねvv >「……人間では、ないな」 > 夜さんの呟きに、二人は同時に微笑んだ。 >「ご名答ですわ。魔王竜(デイモス・ドラゴン)のお方」 > と、白のほうが言った。 >「魔王様が待たれている場所には、私が責任を持ってお送りいたします」 > と、黒のほうが言った。 >「私(わたくし)は海将軍(ジェネラル)メルーリン」 >「私は海神官(プリースト)ミルーリンと申します。以後お見知り置きを」 > 白いほうと黒いほうが交互に自己紹介をする。 >「いやぁ、こちらこそ」 >「って、何挨拶してんのよ! ガウリイ! > 海神官(プリースト)に海将軍(ジェネラル)――ってことは、海王の配下――魔族よ!」 あの、お茶の実験台を求めて彷徨う(激しく違う)海王様の…………!! グ「…………そーいや、こっちの海王様の部下ってどうなってるの?」 はははんっ♪ 考えてナッシング♪ フ「……………………だめじゃん」 >「――グロゥは?」 >「はい?」 > 微笑みながら問いかえされて、ヴィリスは少し怯みつつも、 >「グロゥだよ、覇王神官(プリースト)……なぁ、あんたら知っているんだろ?」 >「知ってはいます――ですが……それは――」 >「それは?」 >『秘密ですわ♪』 > ――あたしたちが、同時にこけたのは言うまでもない。 >「は……流行(はや)っとんのかそれは……」 グ「ああ、それ、そっちの世界でもはやってるんだ」 フ「…………そっち……でも? こっちでもはやってんのか?」 グ「流行ってるよ。生前シェーラがよくつかってたかな」 >「……あたしたちは、ついていくことにするわ」 > また目を開き、力強く頷いた。 >「――あ、ちょっとタンマ」 >「? ヴィリシルア殿? 何か?」 > 怪訝な顔をして呟く黒――ミルーリン。その目は穏やかだが、ヴィリスに対する敵意のようなものが見え隠れする。 > ……ヴィリス、もしかして嫌われてるんだろーか? おやおや? >「いや、義弟(おとうと)も、一緒に連れてく。 > いーだろ? 別に」 ああよかった。忘れられていたわけではないのですね(笑)。 >「では、私も食堂で何か食べてみよう」 >「あ、夜さん、ここのパフェ有名だから食べてみれば?」 >「パフェか――よし、食べてみる」 「お客様、お待たせいたしましたv 本日のスペシャルパフェ・『フィッシュ・トルネード・サンダー』でございますvv」 そういって、営業用の笑顔を張り付けたウエイトレスが、注文の品をテーブルにおいた。 …………金魚鉢(らしきもの)のなかに、これでもかこれでもかとアイス・生クリームが満たされている。一番下に敷き詰められたコーンフレークは、生クリームの重さですでに潰れ、元の歯触りは望めない。最上部にデコレーションされた瑞々しい果実には、これいじょうないほどのチョコレートがかけられている。 …………いくらなんでも、これはちょっと…………(汗) ――――とかなんとかなってたりして(笑)。 それにしても、夜さんがパフェ…………想像できない…………(汗)。 …………なんだか魔族も豪華ですね…………。 グ「いいね。たくさん人数がでてるの」 フ「このイタチの文才だと、大人数は動かせないからな」 グ「ソレを言っちゃおしまいだろ? この人は大人数動かせないくせに、大人数出しちゃうくせがあるんだからさ」 フ「急所をひとつき。要人警護の基本だよ」 …………あのぉ…………イタイんですけど……精神が…………(汗)。 グ「(聞いてない)とりあえず、このイタチはシメておく?」 フ「殺さない程度にな。俺達がでてるその後編、まだかいてないらしいし」 グ「…………じゃぁ、…………(ごそごそとなにかをとりだす)」 フ「おっ、いいなそれ」 って待てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!! なんでグロウ君がそんなものもってるんですかあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!!? グ「いいでしょ。ケン○ッキーの店先からかっぱらってきたカー○ルおじさんの置物」 かっぱらうって盗んできたんですかっ!!? グ「大丈夫。あとで返すし」 っって話の途中で振りかぶらないで!(汗) ておいいいいいいいいいっ!! (にぐご←なにそれ) フ「…………お…………白目むいてる」 グ「ふぅ、すっきりした♪ じゃ、僕この置物かえしてくるから。 じゃあねむくぅさん」 フ「俺も帰る。ナーシャが待ってるだろーし。 じゃな」 (二人、退場) …………なんでカー○ルおじさんでなぐられなきゃならないんでしょう…………? では…… 白河綜なのでした…………(昇天) |
20622 | そしてケン○ッキーもまた次元を(さらに待て) | むくぅ E-mail URL | 2002/4/21 16:16:40 |
記事番号20617へのコメント 白河綜さんは No.20617「『それは秘密です』は次元を越えて……(って待たんかい)」で書きました。 > むむむむ。新ツリー発見♪( ̄―+ ̄) > こんにちはなのです。今日は後輩達の大会に応援へ行きました! やっぱり弓道場に行くと緊張感があるな〜とかなんとか思いつつ、日焼けが心配な白河綜なのです!! >グ「……とかなんとか言ってるくせに、実は新一年生と戯れてたよね、あなた。相手にとっては良い迷惑だと思うよ。と、真実を暴露してみたりして。 > こんにちはむくぅさん。グロウです」 > ああっ!!(汗) 何バラしてるんですかグロウ君っ!!(滝汗) >フ「やかましい。あんたがさっさと続き書かないのが悪ぃんだろ」 >グ「あれ。なんでこんなところに我が君の孫婿殿がいるの?」 >フ「いつまでたっても続きを書かねぇこのクソイタチにヤキをいれに」 > ファレス君っ!? 何田舎の暴走族みたいな言葉(めぎっ) >フ「うっせぇな。黙れよ」 >グ「……すでに強制的に黙らせた人間の言葉じゃない気がするけど」 > (復活)正論ですグロウ君。 > さて。 > では今回は白河+グロウ君+ファレス君で感想を…………。 んをををっ! ファレスさんだファレスさんだっ! どうもっ! こんにちはっ! なにやら会話のテンポが良すぎて間に文をおくのがためらわれたむくぅなのですっ! 「ドモ、こいつ一人だとあまりにも会話のテンポが悪いカラ召喚されるグロゥです」 弓道……あれですね。武道とか日本系の競技の名前を聞くと心が和みませんか? グロゥさん? 「……和むって……君大丈夫? 車酔いとかエレベーター酔いとかで頭おかしくなってナイ?」 そうですかねぇ?(頭を何気にかち割られそうになり、すんでのところでよける) それはとにかく、レス行きます! 「……チッ。サスガに慣れればよけられるようにもなるのか……」 >>「状況は理解した」 >>『ぅどわッ!?』 >> い、いきなり現れるんぢゃないッ! >> ヴィリスの話をあたしが……まーガウリイも同席していたが、聞いちゃいないので……とにかくあたしが聞き終えたその直後、どこから現れたのかは知らんが、夜さんが出現してそう言った。 >> この神出鬼没さははっきり言って魔族並である。マジで。 > アサシン村のギザンさんのような方なのですね、夜さん……(汗)。 >フ「アサシンだとっ!?」 > いや……アサシンそのものではないですよ。夜さんは。 >グ「あーそっか。職業SPだもんね、彼。商売敵だもんねぇ」 「……これきりだと思ったんだが……召喚されたな」 全ギャグキャラ計画進行中ですから。影リナさんの方は無理ですけど。 「ギャグにすら出番が全くなくなった僕らは一体……?」 「……それは言わない約束だヨ評議長……」 >>「つくづく心臓に悪い竜(オトコ)だな。お前は」 >>「悪かったな。心臓に悪くて」 >>「……でも、どこでどうやって聞いていたわけ?」 >> あたしに言われて彼は何でもないようなことのように、 >>「ただ単にそこで気配を殺しつつ立って聞いていたのだが」 >>『うっわ怪しッ!』 > やっぱりギザンさん…………(汗)。 >フ「おいクソイタチっ、そのアサシンはどこだっ!!?」 > いや、だから………… 「暗殺者なら私の異母弟(おとうと)が(評議長、無言で夜の口を押さえる)んむむ……(何をする、といっているらしい)」 「……いや、言ったら絶対フェイトヤバいから。まー確かに元職業暗殺者だけどさ」 「お仕事長いんなら、名前ヴィリシルアで通ってるかも知れないネ」 グロゥさん、あっちは平行世界ですから……パラレルワールドですから…… >>「額のお礼?」 >> あたしの問いに、彼女はわずかに顔をうつむかせ、 >>「それもある、けど――あそこには多分……あの馬鹿がいる」 >>「――覇王神官(プリースト)か」 >> 覇王神官グロゥ。 >> 何ゆえに、彼(?)はヴィリスを助けたのか。その理由。 >>「影の奴は魔王だ。 >> 魔王が私を殺そうとして、グロゥが魔王のところへ私を連れてきた――なら、どうしてグロゥはその私を助けたんだ? >> 理由が知りたいんだよ。むしゃくしゃする」 > いや、だから愛ですってば(どキッパリ……ってだから待てよ自分)。 >グ「すごいよね、向こうの僕。上にさからうなんてさ」 > キミなら絶対にしませんもんね。 >グ「うん。だって、助けるのって労力使うし、第一助けても僕は楽しくないし」 >フ「…………サド魔族だしな、こいつ…………」 「……助けなきゃ良かったかも知れナイ……」 「ヴィリスはどっちかってときっぱりはっきりさせときたいタイプだからね。 回りくどいと思いは伝わらないよー」 「……誰の思いだヨッ」 >> ……あたしの中にも、違和感がある。 >> なぜ、『影』は、あたしではなくヴィリスを、自分のところにいざなったのか。 >> あたしが憎いのならば、あたしを殺せばいいのに――何故ヴィリスを? >――――選択問題です。 > @・リナさんが怖いから。 > A・リナさん自身を傷つけるよりも、彼女の仲間を傷つけた方が、リナさんに精神的ダメージを与えられるから。 > B・ヴィリスさんの立場(エフエフ(決定)の守護者、つまりは人形)と自分の生まれた経緯が、ちょっっっっっっっっっっっっっっぴり似ていると感じたから。 > C・だって、メインディッシュは最後に取っておかないと。ヴィリスさんはオードブルさっ♪ >――――さ、どれでしょう? >フ「(やや考えてから)…………@…………?」 >グ「Cだね(即答)」 > …………お二人の性格をよく現している選択ですね(とくにグロウ君)。 「――1?」 「いや、ほぼ当事者の君が聞いてどうするのグロゥ。 僕蚊帳の外だからわかんないなぁ。4番かなぁ? 倍率いくら?」 「……これは賭けではないと思うんだが……?」 >> 夜さんはヴィリスに力強く微笑み、 >>「――殴る時はちゃんと魔力を込めるのだぞ」 >>「無論だ!」 > ああああああああああああああっvvv 素敵すぎるわフェイト義兄妹vvv >フ「基本を押さえてるな」 >グ「…………なにが? やられるほうはたまったものじゃないんだけど」 「あれは痛いぞ」 「……やられたことあるの? 魔族じゃないのに」 「ああ、あの魔法を覚えたてで力加減ができないときに思いっきりくらったからな。川が見えてな。死んだはずの父に足を引っ張られて引きずり込まれそうに――」 「……それは君の父親に対するイメージもかなり影響していると思うんだケド……」 >>「そぉじゃなぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁっ!」 >> いきなり叫び声を上げたあたしに、ヴィリスが驚いた表情をする。 >>「何!? やはり武器を使ったほうがいいっていうのか?!」 > さらにお素敵いいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃvvvvv >フ「……ホント、いい性格してるな」 >グ「…………向こうの僕、彼女を助けたせいで今瀕死なのに…………。助けてあげたんだから、そのことに素直にお礼を言ってもいいと思うんだけど……。そっちの僕、頑張って。取りあえずお線香は用意しておくよ(待て)。でも、異世界をはいえ、「自分」が滅んじゃうのはいやだなぁ…………」 > グロゥさん、もしヴィリスさんに滅ぼされそうになったら、いつでもウチのグロウ君を身代わりにさしだしますので、いってくださいねvv 「やっぱり助けるんじゃなかっタ……」 「今さら後悔しても遅いよ。運命と思ってあきらめな」 「ンなさらっと数千年の人生(違)にピリオド打てるカァァッ! 僕がいくら神官でも、力はゼロスの四分の一だヨ!? 滅ぶヨ絶対!!」 いやでも、そのほうが世界が平和に(がきぃっ!) 「……何を言っているのかナお前はッ……」 「パニクッてるパニクッてる(なにやら楽しげ)」 >>「……人間では、ないな」 >> 夜さんの呟きに、二人は同時に微笑んだ。 >>「ご名答ですわ。魔王竜(デイモス・ドラゴン)のお方」 >> と、白のほうが言った。 >>「魔王様が待たれている場所には、私が責任を持ってお送りいたします」 >> と、黒のほうが言った。 >>「私(わたくし)は海将軍(ジェネラル)メルーリン」 >>「私は海神官(プリースト)ミルーリンと申します。以後お見知り置きを」 >> 白いほうと黒いほうが交互に自己紹介をする。 >>「いやぁ、こちらこそ」 >>「って、何挨拶してんのよ! ガウリイ! >> 海神官(プリースト)に海将軍(ジェネラル)――ってことは、海王の配下――魔族よ!」 > あの、お茶の実験台を求めて彷徨う(激しく違う)海王様の…………!! >グ「…………そーいや、こっちの海王様の部下ってどうなってるの?」 > はははんっ♪ 考えてナッシング♪ >フ「……………………だめじゃん」 キャラがざかざか増えていく今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?(遠い目) 「いや、いかがお過ごしでしょーかとか言われても…… ていうかこれ、登場人物無駄に多いんだよね。君ちゃんと全員把握してる?」 ううううう(涙) >>「――グロゥは?」 >>「はい?」 >> 微笑みながら問いかえされて、ヴィリスは少し怯みつつも、 >>「グロゥだよ、覇王神官(プリースト)……なぁ、あんたら知っているんだろ?」 >>「知ってはいます――ですが……それは――」 >>「それは?」 >>『秘密ですわ♪』 >> ――あたしたちが、同時にこけたのは言うまでもない。 >>「は……流行(はや)っとんのかそれは……」 >グ「ああ、それ、そっちの世界でもはやってるんだ」 >フ「…………そっち……でも? こっちでもはやってんのか?」 >グ「流行ってるよ。生前シェーラがよくつかってたかな」 ちょっと待ーっ!?(爆笑) こちらのネタがどうかと言う前に使ってたんですね!? シェーラさんッ!? 「こっちのシェーラは使ってなかったヨ。ちなみに。嫌われてたから。ゼロス。シェーラには」 「……うーん……なんかありありとイメージが浮かぶような…… いや僕覇王将軍の方は知らないけどさ」 >>「……あたしたちは、ついていくことにするわ」 >> また目を開き、力強く頷いた。 >>「――あ、ちょっとタンマ」 >>「? ヴィリシルア殿? 何か?」 >> 怪訝な顔をして呟く黒――ミルーリン。その目は穏やかだが、ヴィリスに対する敵意のようなものが見え隠れする。 >> ……ヴィリス、もしかして嫌われてるんだろーか? > おやおや? >>「いや、義弟(おとうと)も、一緒に連れてく。 >> いーだろ? 別に」 > ああよかった。忘れられていたわけではないのですね(笑)。 むしろ忘れてたのは私でした(爆) 「仮でなくてもメインキャラなのにね。フェイト」 「……少し情けないな。我が異母弟ながら」 >>「では、私も食堂で何か食べてみよう」 >>「あ、夜さん、ここのパフェ有名だから食べてみれば?」 >>「パフェか――よし、食べてみる」 >「お客様、お待たせいたしましたv 本日のスペシャルパフェ・『フィッシュ・トルネード・サンダー』でございますvv」 > そういって、営業用の笑顔を張り付けたウエイトレスが、注文の品をテーブルにおいた。 > …………金魚鉢(らしきもの)のなかに、これでもかこれでもかとアイス・生クリームが満たされている。一番下に敷き詰められたコーンフレークは、生クリームの重さですでに潰れ、元の歯触りは望めない。最上部にデコレーションされた瑞々しい果実には、これいじょうないほどのチョコレートがかけられている。 > …………いくらなんでも、これはちょっと…………(汗) > ――――とかなんとかなってたりして(笑)。 > それにしても、夜さんがパフェ…………想像できない…………(汗)。 「――甘い物はそれなりに好きだが?」 「てかヨルムンガルドが好き嫌いしてるの見たことないな。僕」 「私にだって嫌いなものはあるんだがな」 > …………なんだか魔族も豪華ですね…………。 >グ「いいね。たくさん人数がでてるの」 >フ「このイタチの文才だと、大人数は動かせないからな」 >グ「ソレを言っちゃおしまいだろ? この人は大人数動かせないくせに、大人数出しちゃうくせがあるんだからさ」 ぐさっ!(何か思うところがあったらしい) 「大人数出すと、喋る人は喋って喋らない人は徹底的に喋らないからね。こいつの話は」 「犠牲者は今のところ、金髪の男(注・ガウリイ)やフェイトやらにとどまっているようだが、この先はどんどん増えるだろうな」 「ダメダメだネ。全く」 ……しくしくしく…… >フ「急所をひとつき。要人警護の基本だよ」 > …………あのぉ…………イタイんですけど……精神が…………(汗)。 >グ「(聞いてない)とりあえず、このイタチはシメておく?」 >フ「殺さない程度にな。俺達がでてるその後編、まだかいてないらしいし」 >グ「…………じゃぁ、…………(ごそごそとなにかをとりだす)」 >フ「おっ、いいなそれ」 > って待てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!! > なんでグロウ君がそんなものもってるんですかあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!!? >グ「いいでしょ。ケン○ッキーの店先からかっぱらってきたカー○ルおじさんの置物」 > かっぱらうって盗んできたんですかっ!!? >グ「大丈夫。あとで返すし」 > っって話の途中で振りかぶらないで!(汗) > ておいいいいいいいいいっ!! > > (にぐご←なにそれ) > >フ「…………お…………白目むいてる」 >グ「ふぅ、すっきりした♪ じゃ、僕この置物かえしてくるから。 > じゃあねむくぅさん」 >フ「俺も帰る。ナーシャが待ってるだろーし。 > じゃな」 > (二人、退場) > …………なんでカー○ルおじさんでなぐられなきゃならないんでしょう…………? > > では…… > 白河綜なのでした…………(昇天) し、白河さんんんんんっ!?(汗) 「じゃあ僕も同じようなネタで行かなきゃ行けないのかナァ」 同じよぉなネタって……?(嫌な予感) 「カチカチに凍らせてみました。マク○ナルドのCMに出てくるなんかピエロっぽい人」 待て待て待て待てッ!?(汗) 「ん? むくぅのクセに『待て』?」 いや待ってくださぁぁぁぁぁぁいッ?! それ人じゃないですかっ!? 関係ない人じゃないですかっ!? ド○ルドさんじゃないですかッ!? 役者さんじゃないですかっ!? ていうかしかも凍ってるじゃないですかぁぁぁぁぁッ!?(汗々) 「長いヨ。驚きが。 生きていれバこういう経験の一度や二度はイイ思い出に……」 断じてなりませんんんっ!(涙) 「それはともかく、君を殴ればすぐ返すから。うん」 そんな迷惑なッ…… (魔王直伝、『氷塊撲撃(かち割りストライク)』←笑) 「……フゥ。すっきり♪」 「いや、今のは僕もちょっとやりすぎだと……」 「大丈夫、記憶は消しタ」 「それならまぁ……」 「……いいのか? それは?」 「いいんじゃないかなぁ。覚えてないなら」 「……それは――そうかもしれないが」 「ま、いいじゃない。それではまたお会いしましょう(礼)」 ……なんで人間使ってるんでしょう……(爆) それでは……むくぅなのでし……た……(沈黙) |
20619 | フェイト君は、エフエフ君に改名済み(まて) | 海藤雄馬 | 2002/4/20 21:22:32 |
記事番号20614へのコメント こんにちは、むくぅさん! 平和主義者の魔王様というのはリナさんの影のことなのですかね? 誕生当時はあの影(シャドウ)さん、おもいっきし平和主義だったし・・・。 まぁ、何はともあれ感想です。 > どうも、ツリーが微妙な位置にあるので新規投稿をさせていただきます。むくぅなのです(汗) >「……なんですか、(汗)って……」 > いや、実は先日というか昨日、長繩とび大会というのがありまして(怒) >「……そんなに嫌だったんですか……」 > まだ若いというのに運動不足で、腹と足が痛いんです。咳する度にずきずきと。 お疲れ様です。 次の日に筋肉痛とか来る人は若いしるしです!! お年を召すと2−3日後に疲れがくるとか・・・・・・。 >「……そうですか」 > どうでもよさげに……(涙) >「強いて言えば……まぁ、どうでもいいですし」 > ううううう(涙) > それでは、平和主義者の魔王様第八話、よろしければどうぞお付き合いくださいのです。 >「それで、結局私の紹介はして下さらないんですか?」 > ……ストーリーが適当にしか出来ていないオリジナルのキャラの紹介なんて……ねぇ? >「何がですか……ッ」 ところで、この方はどなたですか? このあと出てきていた魔族の方・・・・・? > あるいは泣きそうだったのかもしれない。 > ――泣きたかったのかもしれない。 > だが彼女は瞳から意思というものが消えうせてしまったかと錯覚しそうなほどに、無表情に、ただ一点を見つめ続けた。 >「あたしは……ただ……」 > 不意に、空を見上げる。 行き場のない気持ちが感じられますぅぅぅぅ!! 持て余しているのですね・・・・。 >「状況は理解した」 >『ぅどわッ!?』 > い、いきなり現れるんぢゃないッ! いや、全くです。 竜族というのは普通なら驚きまくる状況で、冷静に「驚いた。」という方が多いのでしょうか・・・・? いや、でも、フィリアさんは違ったし・・・・。 おお!!もしかして、年をとるほどギャグが寒くなるということか?!(まてぃ!何故そうなる?!) >「それもある、けど――あそこには多分……あの馬鹿がいる」 >「――覇王神官(プリースト)か」 > 覇王神官グロゥ。 > 何ゆえに、彼(?)はヴィリスを助けたのか。その理由。 ヴィリスさんを助けた時グロゥさん、とてもいい魔族(ひと)に見えましたv ・・・・って、魔族ってそういわれるのお好きじゃないんでしたっけ・・・? > 夜さんはヴィリスに力強く微笑み、 >「――殴る時はちゃんと魔力を込めるのだぞ」 >「無論だ!」 >「そぉじゃなぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁっ!」 そうです、そうじゃないですよぉ。 どこかズレてますって(汗) リナさんのまわりって変わってるひとがよく集まるんですねぇ〜(しみじみ) >「私(わたくし)は海将軍(ジェネラル)メルーリン」 >「私は海神官(プリースト)ミルーリンと申します。以後お見知り置きを」 > 白いほうと黒いほうが交互に自己紹介をする。 >「いやぁ、こちらこそ」 >「って、何挨拶してんのよ! ガウリイ! > 海神官(プリースト)に海将軍(ジェネラル)――ってことは、海王の配下――魔族よ!」 双子・・・・・・・・・・・という表現も変だが・・・・・。 ガウリイさん、相変わらずほのぼのキャラですなぁ〜。 場の雰囲気が和みます〜〜vv >「グロゥだよ、覇王神官(プリースト)……なぁ、あんたら知っているんだろ?」 >「知ってはいます――ですが……それは――」 >「それは?」 >『秘密ですわ♪』 ひ、秘密攻撃・・・・・・・・(汗) う〜ん、ポイント高し!!(何のポイントがだ) >「あの胡散臭いやろーに……親衛隊……」 >「あんな人非人に……?」 >「あらあら、リナ=インバース殿、ゼロス様どころか、私たちは魔族ですわ♪」 >「そうそう、始めから人ではないのですから、人非人も何もありませんことよ」 > さいですか。 > 言ってくるメルーリンとミルーリンに、答える気力はもはやない。 > ちょっとあたし……疲れちゃったな…… > ……世界って妙な方向に広い…… 妙な方向に広いって言うか・・・・・奥が深いんですな、魔族というのは・・・(汗) しかし、魔族に親衛隊っていいのか? まさか、腹心達にも似たようなのあるのだろうか・・・・(汗) >「じゃ、私はちょっとフェイト呼んでくるから」 >「うん、頼んだー」 > ………………ん? > そー言えば、エフエフはヴィリスにつきっきりだったはずなのに、どーしてヴィリスだけこっちに来たのだろう? > ……はて? いや、とゆーか、フェイト君って、すでにエフエフ君と成り果ててます? ま、呼びやすいからいいけど(よくないって) > もう戦闘シーンのネタのストックはないので、評議長除外されちゃって……って痛い痛いっ! 痛いですよ!? 無言で首根っこを捕まえて宙吊りにしないで下さいっ! ていうか投げないで下さい……ああ!? >「風魔咆裂弾(ボム・ディ・ウィン)」 > あぁぁぁぁっ! それでは次回またお会いしましょぉぉおおおっ!? むくぅなのでしたぁぁぁっ! > >(むくぅはお星様に……なる途中で海に落ちました) むくぅさん?!海に落ちたって・・・・(汗) 海でお星様に成り果てたのですね・・(違!!) 何はともあれ、また続きを楽しみにしています。 謎が謎を呼ぶ!!(素直に、自分の頭脳では展開がよめないといいましょう) 次回はどうなるのか?!! ではでは。 |
20623 | 胡散臭さがぷんぷんなあだ名に(笑) | むくぅ E-mail URL | 2002/4/21 16:31:13 |
記事番号20619へのコメント 海藤雄馬さんは No.20619「フェイト君は、エフエフ君に改名済み(まて)」で書きました。 >こんにちは、むくぅさん! >平和主義者の魔王様というのはリナさんの影のことなのですかね? >誕生当時はあの影(シャドウ)さん、おもいっきし平和主義だったし・・・。 >まぁ、何はともあれ感想です。 こんにちは雄馬さん♪ むくぅなのです♪ はい、そうです。平和主義者な(接続詞違)魔王様は影リナさんなのです。 六年の間にいつの間にあんなふうにッ……!?(お前が言うな) >> どうも、ツリーが微妙な位置にあるので新規投稿をさせていただきます。むくぅなのです(汗) >>「……なんですか、(汗)って……」 >> いや、実は先日というか昨日、長繩とび大会というのがありまして(怒) >>「……そんなに嫌だったんですか……」 >> まだ若いというのに運動不足で、腹と足が痛いんです。咳する度にずきずきと。 >お疲れ様です。 >次の日に筋肉痛とか来る人は若いしるしです!! >お年を召すと2−3日後に疲れがくるとか・・・・・・。 次の日に筋肉痛が来ましたが、今もやはり痛い場合はどんな感じなんでしょうか(汗) 運動不足もいいとこな自分です。もう少し体を動かさなければ……(汗) >>「……そうですか」 >> どうでもよさげに……(涙) >>「強いて言えば……まぁ、どうでもいいですし」 >> ううううう(涙) >> それでは、平和主義者の魔王様第八話、よろしければどうぞお付き合いくださいのです。 >>「それで、結局私の紹介はして下さらないんですか?」 >> ……ストーリーが適当にしか出来ていないオリジナルのキャラの紹介なんて……ねぇ? >>「何がですか……ッ」 >ところで、この方はどなたですか? >このあと出てきていた魔族の方・・・・・? 実はむくぅ、『魔術師』が終わってもいないのに別のオリジナル話を書いてまして(待て) それに登場するキャラさんです(←出すなよここに) >> あるいは泣きそうだったのかもしれない。 >> ――泣きたかったのかもしれない。 >> だが彼女は瞳から意思というものが消えうせてしまったかと錯覚しそうなほどに、無表情に、ただ一点を見つめ続けた。 >>「あたしは……ただ……」 >> 不意に、空を見上げる。 >行き場のない気持ちが感じられますぅぅぅぅ!! >持て余しているのですね・・・・。 影リナさんは本来はやさしい人ですので(意味不明) >>「状況は理解した」 >>『ぅどわッ!?』 >> い、いきなり現れるんぢゃないッ! >いや、全くです。 >竜族というのは普通なら驚きまくる状況で、冷静に「驚いた。」という方が多いのでしょうか・・・・? >いや、でも、フィリアさんは違ったし・・・・。 >おお!!もしかして、年をとるほどギャグが寒くなるということか?!(まてぃ!何故そうなる?!) 年をとるとだんだん驚かなくなっていくんでしょうか……でも十三巻でミルガズィアさんは驚いていたし……うーん(お前が悩んでどうするよ) 夜さんは特別驚きばかりな人(竜)生だったので、耐性ができてしまったのかもしれません(汗) >>「それもある、けど――あそこには多分……あの馬鹿がいる」 >>「――覇王神官(プリースト)か」 >> 覇王神官グロゥ。 >> 何ゆえに、彼(?)はヴィリスを助けたのか。その理由。 >ヴィリスさんを助けた時グロゥさん、とてもいい魔族(ひと)に見えましたv >・・・・って、魔族ってそういわれるのお好きじゃないんでしたっけ・・・? きっと言われたら照れます(断言←待て) グロゥさんは一部(笑)いい人なので。 >> 夜さんはヴィリスに力強く微笑み、 >>「――殴る時はちゃんと魔力を込めるのだぞ」 >>「無論だ!」 >>「そぉじゃなぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁっ!」 >そうです、そうじゃないですよぉ。 >どこかズレてますって(汗) >リナさんのまわりって変わってるひとがよく集まるんですねぇ〜(しみじみ) 人じゃない人もどんどん集まってますしねぇ(やはりしみじみと) というか、むくぅのオリキャラで一応普通の人間なのはフェリア評議長だけに……(汗) >>「私(わたくし)は海将軍(ジェネラル)メルーリン」 >>「私は海神官(プリースト)ミルーリンと申します。以後お見知り置きを」 >> 白いほうと黒いほうが交互に自己紹介をする。 >>「いやぁ、こちらこそ」 >>「って、何挨拶してんのよ! ガウリイ! >> 海神官(プリースト)に海将軍(ジェネラル)――ってことは、海王の配下――魔族よ!」 >双子・・・・・・・・・・・という表現も変だが・・・・・。 >ガウリイさん、相変わらずほのぼのキャラですなぁ〜。 >場の雰囲気が和みます〜〜vv 和んでます。和んでます。 ガウリイさん、好きなんですがとても動かしにくいキャラなので、いまいち戦闘シーンぐらいしか出番が(汗) しかも肝心の戦闘シーンもないのでセリフが(爆) >>「グロゥだよ、覇王神官(プリースト)……なぁ、あんたら知っているんだろ?」 >>「知ってはいます――ですが……それは――」 >>「それは?」 >>『秘密ですわ♪』 >ひ、秘密攻撃・・・・・・・・(汗) >う〜ん、ポイント高し!!(何のポイントがだ) 秘密攻撃(笑) ポイントがたまったら五百円割引ですね!?(違) >>「あの胡散臭いやろーに……親衛隊……」 >>「あんな人非人に……?」 >>「あらあら、リナ=インバース殿、ゼロス様どころか、私たちは魔族ですわ♪」 >>「そうそう、始めから人ではないのですから、人非人も何もありませんことよ」 >> さいですか。 >> 言ってくるメルーリンとミルーリンに、答える気力はもはやない。 >> ちょっとあたし……疲れちゃったな…… >> ……世界って妙な方向に広い…… >妙な方向に広いって言うか・・・・・奥が深いんですな、魔族というのは・・・(汗) >しかし、魔族に親衛隊っていいのか? >まさか、腹心達にも似たようなのあるのだろうか・・・・(汗) 「ええもちろん♪ 獣王様、我が主海王様にも、もちろん親衛隊がいらっしゃしますわv」 ……どうやら覇王さんにはいないらしいです(おいおい) >>「じゃ、私はちょっとフェイト呼んでくるから」 >>「うん、頼んだー」 >> ………………ん? >> そー言えば、エフエフはヴィリスにつきっきりだったはずなのに、どーしてヴィリスだけこっちに来たのだろう? >> ……はて? >いや、とゆーか、フェイト君って、すでにエフエフ君と成り果ててます? >ま、呼びやすいからいいけど(よくないって) フェイト:エフエフ→2:3って感じです(待て) エフエフ、かなり浸透してます。 >> もう戦闘シーンのネタのストックはないので、評議長除外されちゃって……って痛い痛いっ! 痛いですよ!? 無言で首根っこを捕まえて宙吊りにしないで下さいっ! ていうか投げないで下さい……ああ!? >>「風魔咆裂弾(ボム・ディ・ウィン)」 >> あぁぁぁぁっ! それでは次回またお会いしましょぉぉおおおっ!? むくぅなのでしたぁぁぁっ! >> >>(むくぅはお星様に……なる途中で海に落ちました) >むくぅさん?!海に落ちたって・・・・(汗) >海でお星様に成り果てたのですね・・(違!!) >何はともあれ、また続きを楽しみにしています。 >謎が謎を呼ぶ!!(素直に、自分の頭脳では展開がよめないといいましょう) >次回はどうなるのか?!! > >ではでは。 海中でヒトデになりました(激しく待て) 謎が謎を呼ぶ!(素直に張った伏線を解消し切れていないといいましょう←待て) どうなるんでしょうか。果たして無事に終わるんでしょうか?(聞くな) それでは、むくぅなのでしたっ! 逃走ッ! |
20624 | 平和主義者の魔王様 9 | むくぅ E-mail URL | 2002/4/21 16:48:38 |
記事番号20614へのコメント オリジナル、といえば『魔術師』は果たしてどうなったんでしょうか。なむくぅなのです。こんにちは。 「待て。ていうか待て。もしかしてぜんっぜん書いてないのか?!」 おやぁエドガーさん? スレイヤーズのまえがきもどきですよコレは。 「前回だって何かオリジナルのキャラ出してたじゃねぇか。 っかし、間が空くと俺らの性格とか忘れるんじゃないのか?」 大丈夫です。もう忘れてます。 「……(無言で銃を構える)」 あうっ!? エドガーさんちょっと待ってください!? (銃声) ……そ…… それでは、平和主義者の魔王様第九話……よろしかったらお付き合いください……ぐふっ…… =================================== 「お待たせしたわね」 ヴィリスがエフエフを連れてきて、あたしたちも荷物まとめは終わったし、夜さんもその間にパフェを食べ終わった。 全員の準備が万端になったところで、あたしはメルーリンとミルーリンに声をかける。 が。 「あ……ちょっと待ってくださいまし」 スプーンを優雅に口に運びつつ、黒い方――ミルーリンは言った。メルーリンも、微笑んで、 「今パフェを食べておりますから――評判なんですよ。ここのパフェ」 「いや。知ってるし。」 しかも人を呼んどいて食ってるなよ。あんたらわ。 ………… かちゃん。 黙々とパフェを食べ終わり、スプーンと容器が触れ合って、そんな音を立てた。 「さて――」 すっ、と口をどこからともなく取り出したハンカチで拭いてから、二人の美女は同時に立ち上がった。 「それでは、参りましょうか」 「いや、何か拍子抜けするんだけど。パフェ食べたあとにそぉ言われても」 「仕方ありませんわ。食べてしまったのですから」 ニコニコと白い方――えーと……メルーリンがわけのわからんことを言う。 ミルーリンも頷と、 「それはともかく――参りましょう」 言ってこちらに手を差し伸べた。 あたしは夜さんとヴィリス――そしてガウリイを順に見て頷き――白い方――メルーリンの手をとった。 視界が揺らぐ。姿が薄れる。 ―― 一瞬目の前が、真っ暗になった。 次の瞬間経っていたのは――草原だった。 いや、数メートル先には森があり、視線を移すと―― 村があった。 廃虚。木でできた建造物は火をつければ燃える。そんな当たり前のことが頭をかすめ、ヴィリシルアは一歩、足を前に踏み出した。 (……『リナ』――) 完治して、あとが残るばかりの傷が痛んだような気がした。 「――みんな?」 「ここにいるわ」 呟きに、リナが答える。それに彼女はかすかに眉をひそめた――『リナ』なのか。それともリナなのか。 ――魔族の二人組はいなくなっていた。 少し離れたところにヨルムンガルドが佇み、フェイトはその近くで、きょろきょろと辺りを見回している。 さらに視線を動かすと、ガウリイがリナに近づこうとしていた――それを見て、ヴィリシルアはリナはリナだと確信する。なぜかはわからなかったが。 「……昨日の話なのよね。全部」 リナが呟いた。視線は廃虚に注がれている。 「ヴィリス――あんたがいなくなって、グロゥと一緒に空から落ちてきて――それが全部昨日……信じられないと思わない?」 「スピード感ある日常ってことだろう。いいじゃないか」 「いーわけないでしょ……」 ため息混じりにそう言って、リナは無造作に、廃虚に歩を進める。 と――ふりむき、にんまりと彼女は笑った。 「よし――行くか!」 『おうっ!』 五人は頷きあって、村だった場所に向かって歩き出した。 廃墟は、廃墟としか言いようがない。 石の壁は崩れ、木の壁は灰になり、地面は所々えぐれ、けれど空は澄み切っていた。 あたしは『あたし』に誘(いざな)われ、今、ここにいる。 ――目を閉じて、また開く。足を肩幅より少し狭く開き、あたしは大きく深呼吸した。 その動作一つ一つが、あたしの確認だった。 「あたしは……リナ=インバース」 呟いて、あたしはにっと笑みを浮かべた。 「あたしは、リナ=インバース!」 それは確認だった。 あたしにとってだけではなく、多分…… そこに思いを巡らせるその前に。 『魔王』は姿を現した。 栗色の髪、栗色の瞳、小柄な身体。 全てがあたしと変わりない。 だが、纏うのは赤き法衣(ローブ)――まるで、赤法師を連想させるようなその色に、あたしは眉をひそめた。 「……久しぶりね」 彼女――『魔王』はそう呟いた。 あたしと瓜二つのはずのその顔は、数年前の気弱な表情は欠片も残っていなかった。無表情ともいえるが、怒っているようにも見える。誰に対して怒っているのか、何に対して怒っているのかは解らないけれど。 「……六年ぶり――かしらね。会うのは」 あたしのことばに、彼女は頷き、一歩ゆっくりと歩を進めた。 「そう。六年ぶり……色々なことがあったわ」 「お互いにね」 笑いあう。乾いた笑みだ。 「――戦う前に、一つ聞くわ」 あたしもまた一歩踏み出し、『魔王』を見た。 「どうして、ヴィリスを先に殺そうとしたの?」 「……誰でもよかったのよ」 「? ――」 怪訝な顔をするあたしに、彼女はすたすたと歩み寄る。 「あなたの周りにいるものならば、誰でもよかった。 あなたが――あなたがあたしにないものを持ってるのが嫌だったから! みんな――みんな奪ってあげようと思ったのよ……!」 だんっ! ――踏み込みは、深い。 「ちぃっ!」 話の続きを聞く暇はなさそうだ―― 一呼吸の間にそう判断した。 間合いを一気につめてくる。あたしもそれに応えるように、腰のショートソードを抜き放って―― ぎぃんっ! 「――これは!」 刃と刃がかみ合うと同時、あたしは思わず叫んだ。 なるほど、『魔王』があたしの『影』とはいえ、独立した歳を重ねて六年。ヴィリスから聞いてはいたが、剣の腕はあちらが上! 相手は二刀だが、これはあたしの劣勢の理由にはならない。武器の数を増やせば、それだけ要求される腕も高くなるからだ。 じゃりっ――刀と刀がこすれ合う嫌な音がして、あたしは後に跳び、間合いを取った。 「――あなたはリナ=インバース。あたしはそれの『影』―― あなたがどうあれ、あたしがどうあれ、それが問題だった!」 再度間合いを詰めながら、『魔王』は叫んだ。 あたしはさらにそこから飛び退き、ガウリイが斬妖剣(ブラスト・ソード)でその剣を受ける。 って―― 予想のうちではあったが……ガウリイの剣でも切れないのか!? やっぱり!? ……と、その姿がふっと失せた。 「ヴィリス! 上だ!」 こんな時は名前を覚えている――というのは置いといて、ヴィリスはガウリイの叫びを受け、上も見ずに飛び退いた。『魔王』は飛び降りたその瞬間にまた消える。降りた地面に魔力衝撃波が叩き込まれた――もちろんヴィリスのものである。 「くッ、無駄弾かッ……」 「後ろ!」 「――チィッ!」 針と剣が交差した――力はヴィリスの方が上のはずだが、『魔王』の方が押している。 「四年――四年間は普通の人間として暮らしてこれた。でも……二年前」 戦いながら、彼女は語りつづける。ヴィリスはそれを聞いている余裕はあるらしく、ぴくん、と眉を跳ね上げた。 ――二年前。 ルークの魔王の欠片が目覚めた――あの事件があった年である。 「……魔族が……来たのよ。大勢ね。 北の魔王派の――といえば、わかりやすいかしら? あいつらは村を焼いたわ。人々が死んで、あたしは何も出来なかった―― 魔族は……あたしを狙っていたのよ!」 ――そういうことか! 叫んだ瞬間、また『魔王』は消えうせた。 ヴィリスが勢いあまってたたらを踏む。 ――今度はあたしの目の前――何とか剣を受けた。 重い剣の感触は、痛くすらあった。 「ッ――あんたを狙っていた…… つまりそれは……『あたし』を狙っていたってこと!?」 「そうよ! あなたのせいで――あたしのせいで人が死んだの!」 ゥんッ! 押し切られ、のどぶえすれすれを剣が通り過ぎていく。 あ、あぶねぇ…… 返す剣は飛び退いて避けた――間合いがさらに詰められ、目の前に『魔王』の――自分の顔がある。 「だからあたしはあなたが憎い!」 「自分勝手な……!」 「悪いかっ!」 こちらがかけた足払いは躱(かわ)された。 「――っちぃッ!」 ぎちぃっ! 剣を合わせる気はない。あたしは一度剣を受けると、さっさと飛び退いた。 「逃げるなッ!」 「作戦よッ! ――ガウリイ!」 「おぉッ!」 あたしの声に応え、ガウリイが前に出た。 「そんなに邪魔したいの!? ならあなたから!」 「そう簡単に……やられるかッ!」 『魔王』の剣をガウリイが受ける。流れに乗って彼もまた斬りつけるが、あっさりと避けられた。 ――もしかして、魔王の欠片が目覚めたことで、彼女もやはり剣の腕が上がっているのか? いずれにせよ、遠距離からの援護は無理そうだ――かといって、今のあたしじゃ神滅斬(ラグナ・ブレード)も使えない―― 「なかなかやる……ッ!」 「お褒めの言葉をありがとうよ!」 考えているうちにも、二人の戦いは続いている。 ――あたしが見たところ、戦況は五分五分。 だが、あたしが憎いのならばどうして魔力を使わない? それに―― 「そうよ…… ねえあんた! 魔王の自我はどうしたわけ!?」 そうだ。 魔王の自我。あたしの内に魔王の欠片があったのならば、それも彼女に移動しているはず――それなのに…… 「知らないわよそんなもの!」 ガウリイと切り結びながら、『魔王』が叫んだ。 「いいえ、あたしの中で目覚めているのはチカラだけ! 自我なんてまだ眠ってるわよ!」 「そんな―― あんた、ンな危険な状態でチカラを使っていたわけ!?」 「そうよ! 悪い!? あたしは『それだけ』なのよ! あなたを殺すことだけなの!」 ぶぅんっ! 叫びとともに大きく振った一撃は、ガウリイにかわされた。『魔王』――いや、『彼女』は舌打ちして、ガウリイの放ってきた一撃を飛び退いて避ける。 ……つまり、『彼女』はまだ完全に魔王ではない? すなわち、チカラも完璧には発露していないということか。 魔族がそんな不完全状態の『彼女』に従っているのは、あたしが魔族にとっても邪魔な存在だから――そして。 あたしが殺されれば、『彼女』もまた『消される』――しかも『彼女』はそれに気づいている! 「あんた……いいわけ!? それで! そんなのでいいの!? あんたは!」 「いいわよ! 言ったでしょう! 『それだけ』だって!」 「……いいわけ、ないだろ!」 ガウリイが叫んだ。 ――剣が、飛んだ。 『彼女』の手から一本剣が離れ、地面に突き刺さる。 「くっ……」 「いいわけ、ないだろ……!」 繰り返して言う――怒ってる。 あたしにはそれがわかった。多分――『彼女』にも。 「……俺の知り合いに、あんたみたいに大切なヒトを失った奴がいた」 あたしは息を飲んだ。 ――誰のことなのかは、言うまでもないことだろう。 ガウリイは一瞬呆然とする『彼女』を睨みつけ、剣を下ろして続ける。 「そいつはまず、大切なヒトを奪った奴を殺した。出来るだけ残酷な方法で。 でもそれじゃ収まらなかった。憎しみが憎しみを呼んで、結局は世界を憎むようになっちまったんだ!」 「――そしてあなたたちに殺されたのね。 あなた、あたしも殺す気じゃない!」 「あいつがそれを望んだんだ――それに、お前だって望んでいるんじゃないのか!?」 「勝手なことを言わないでよ!」 剣が地面から引き抜かれた。 ガウリイが一瞬眉を寄せて、剣を構える。 だが。 「ガウリイ! 剣貸せ!」 『ヴィリス!?』 あたしとガウリイが同時に叫んだ。ガウリイは押しのけられて、ヴィリスが『彼女』の前に立つ。 「あんた、剣使えんの!?」 「何とかね」 彼女は斬妖剣を握り、かすかに笑った。 「……額のお礼ってだけじゃないんだ…… あんたが……何を望んでいるのかが知りたい」 「―― 何を馬鹿な」 言うまでに、少しの間があった。 ヴィリスは眉をしかめながら、さらに言う。 「聞いてたんだよ……あんた魔王じゃないじゃんか。 何で魔王の『真似事』なんかしてるんだ!?」 「それはッ……リナ=インバースが憎いから――!」 ……動揺している? 『彼女』は少し後退した。ヴィリスはそれと同じだけ『彼女』のほうに向かって進む。 「……解るよ。 あんたは魔王じゃない! まだ人間なんだっ! やめよう! ほんとは戦いたくないんだろ!?」 「……ッ!」 ヴィリスのその言葉に、彼女は息を呑み―― 「いかん……やめろ! ヴィリス!」 夜さんが――そう叫んだ。 =================================== 今回の戦闘シーンのコンセプトは、『目指せ語りの多い戦(いくさ)』でした。 「騙り?」 いや、語り。 「――何で?」 むくぅ、実は今ガ○ダムにはまっているんですが。 戦闘シーンに凄くセリフが多いんですね。名言とか。だから恐れ多くもそれを目標に頑張ってみましたのです。 「んで、結果はどうだったんだ?」 ……聞かないで下さい。ヴィリシルアさん。 「そうか。失敗か」 きっぱりはっきり言わないで下さいっ!? 「ンなどぉでもいいことはともかくとして、私がこの場に来るのって久しぶりじゃないか?」 どうでもい……うう。 まぁ……ずっと評議長かグロゥさんでしたからね。この場は。 「あの二人はレス要員でもあるからな。 話の展開が強引なような気もするんだが……」 ぎくぎくっ!(汗) 「まさか自覚してるのか? それで投稿するのか?」 何か上の戦闘シーンのような穏やかな問い方をされると怖いんですけどっ!? 「――そうなんだな?」 は、はひ……(汗) 「そーか、やっぱりそーなのか。 貴様はいつまでそーやって不真面目にッ! この阿呆がッ!」 んひぃいいッ!? 元に戻ったァァッ!(汗々) そ、それではむくぅなのでしたッ! 次回決着……だと思いますのですっ! ではこれにて逃走ッ! 「逃・が・す・かぁぁぁぁぁっ!」 うきゃぁぁぁぁあっ!(汗) |
20637 | 流石海王様の部下v | 白河綜 E-mail | 2002/4/22 21:58:46 |
記事番号20624へのコメント むくぅさんは No.20624「平和主義者の魔王様 9」で書きました。 > オリジナル、といえば『魔術師』は果たしてどうなったんでしょうか。なむくぅなのです。こんにちは。 オリジナル、といえば最近書きたいモノが多すぎて手が追いつきません。もう一日中打っていたい!!(待て受験生)な、白河綜なのです。 『魔王様(一部省略済み)』の第9話ですねっ!! お早いのです!! グ「…………ていうか、あなたの方はどうなってるの?」 ああ、今日もいい天気ですね〜。 グ「…………もう日が暮れてるんだけど。とっくに」 ぐふっ。ツッコミ禁止なのです!! ではでは! 今回の感想をv > 全員の準備が万端になったところで、あたしはメルーリンとミルーリンに声をかける。 > が。 >「あ……ちょっと待ってくださいまし」 > スプーンを優雅に口に運びつつ、黒い方――ミルーリンは言った。メルーリンも、微笑んで、 >「今パフェを食べておりますから――評判なんですよ。ここのパフェ」 >「いや。知ってるし。」 > しかも人を呼んどいて食ってるなよ。あんたらわ。 > ………… > かちゃん。 > 黙々とパフェを食べ終わり、スプーンと容器が触れ合って、そんな音を立てた。 >「さて――」 > すっ、と口をどこからともなく取り出したハンカチで拭いてから、二人の美女は同時に立ち上がった。 >「それでは、参りましょうか」 なんだか平然と自分勝手なこといっているような…………(汗) しかしなんだって魔族が人間の経営する店の評判なんて知ってるんでしょう? グ「人間界研究のたまものなんじゃない? 以前ゼロスも根性焼きの存在とか知ってたし」 グロウ君何かしってますか? グ「んー……『人間界いぢめて楽しい人物(王族に限る)』とかメモにとってるけど?」 …………捨ててください、ンなもん。 >「いや、何か拍子抜けするんだけど。パフェ食べたあとにそぉ言われても」 >「仕方ありませんわ。食べてしまったのですから」 正論のよーな根本的に間違っているよーな…………。 >(……『リナ』――) > 完治して、あとが残るばかりの傷が痛んだような気がした。 古傷が疼くってやつでしょうか? なんにしても、額の傷っていたいですよ、ウンウン。 グ「…………どういう意味で?」 > 少し離れたところにヨルムンガルドが佇み、フェイトはその近くで、きょろきょろと辺りを見回している。 エフエフ君のこういう動作、可愛いのですv やはり彼は愛すべきキャラですねぇvv エフエフ君♪ ウチの同じようなポジションのキャラと入れ替わりませんか?(待て) グ「……同じようなポジション……って、誰かいたっけ?」 …………!!(汗) いませんね…………(滝涙) >「……昨日の話なのよね。全部」 > リナが呟いた。視線は廃虚に注がれている。 >「ヴィリス――あんたがいなくなって、グロゥと一緒に空から落ちてきて――それが全部昨日……信じられないと思わない?」 >「スピード感ある日常ってことだろう。いいじゃないか」 >「いーわけないでしょ……」 だらだらと続くよりはいいのでは? グ「限度があると思うんだけど…………」 …………確かに魔王様に狙われて、敵のはずの魔族に助けられて(以下省略)…………(汗) グ「スリリングだねぇ。普通の神経の持ち主だったらほろんでるよ、きっと」 > 『魔王』は姿を現した。 > 栗色の髪、栗色の瞳、小柄な身体。 > 全てがあたしと変わりない。 > だが、纏うのは赤き法衣(ローブ)――まるで、赤法師を連想させるようなその色に、あたしは眉をひそめた。 よかった。リナさんと全く同じ格好をしていたら、どっちがどっちだかわからなくなってましたね(汗)。 まぁ、ガウリイはまちがえなかったでしょうけど…………ぷきゅv リ「…………なにかな? その『ぷきゅ』って…………(怒)」 (びっくぅ)な……なんでもないです♪(滝汗) リ「…………何はともあれ爆煙舞(バースト・ロンド)」 ぼふんっっっ! >「――戦う前に、一つ聞くわ」 > あたしもまた一歩踏み出し、『魔王』を見た。 >「どうして、ヴィリスを先に殺そうとしたの?」 >「……誰でもよかったのよ」 >「? ――」 > 怪訝な顔をするあたしに、彼女はすたすたと歩み寄る。 >「あなたの周りにいるものならば、誰でもよかった。 > あなたが――あなたがあたしにないものを持ってるのが嫌だったから! > みんな――みんな奪ってあげようと思ったのよ……!」 シャドウさん、嫉妬でしょうか? グ「なんだか、魔族らしくないよね、行動が」 異端魔族のキミにいわれたくないと思いますけど。 >「ッ――あんたを狙っていた…… > つまりそれは……『あたし』を狙っていたってこと!?」 >「そうよ! あなたのせいで――あたしのせいで人が死んだの!」 なんだかますます魔族っぽくないような…………。 グ「そうだね。魔族は犠牲なんてすぺぺのぺだし」 …………そんな言葉、どこから仕入れてきたんですか…………? >「自分勝手な……!」 >「悪いかっ!」 悪いわっ!!(笑) > ……つまり、『彼女』はまだ完全に魔王ではない? > すなわち、チカラも完璧には発露していないということか。 > 魔族がそんな不完全状態の『彼女』に従っているのは、あたしが魔族にとっても邪魔な存在だから――そして。 > あたしが殺されれば、『彼女』もまた『消される』――しかも『彼女』はそれに気づいている! リナさんを殺した後に、お払い箱にされてしまうってことですか!!?(汗) グ「まぁ、魔王様の意識は覚醒してないからね」 そんな…………そんなの人でなしのすることじゃないですかっ!! グ「いや、魔族だし」 >「ガウリイ! 剣貸せ!」 >『ヴィリス!?』 > あたしとガウリイが同時に叫んだ。ガウリイは押しのけられて、ヴィリスが『彼女』の前に立つ。 >「あんた、剣使えんの!?」 >「何とかね」 すごい! なんでも有りじゃないですかヴィリスさんっ!! まだ生まれて4年なのにっ!!(笑←爆) > 今回の戦闘シーンのコンセプトは、『目指せ語りの多い戦(いくさ)』でした。 >「騙り?」 > いや、語り。 >「――何で?」 > むくぅ、実は今ガ○ダムにはまっているんですが。 > 戦闘シーンに凄くセリフが多いんですね。名言とか。だから恐れ多くもそれを目標に頑張ってみましたのです。 なるほど…………! なんだかカッコイイのです! 白河も目指してみようかな…… グ「先が見えてるのに挑戦することは、あなたの場合は無謀以外のなのものでもないよ」 …………挑戦することに意義が…… グ「成功確率が0%なのに挑戦することは、はっきりいって無駄だとおもうけど」 ……………………(涙) >「ンなどぉでもいいことはともかくとして、私がこの場に来るのって久しぶりじゃないか?」 > どうでもい……うう。 > まぁ……ずっと評議長かグロゥさんでしたからね。この場は。 >「あの二人はレス要員でもあるからな。 どきぃっ!(汗) えっと……それは白河ンとこのレスのことですよね?(汗) グ「9割以上の確率でね」 …………すみません! 毎回ご足労願いまして…………(汗) ああ、でも毎回レス&レス返しが異常に楽しみなのです!! あああああああああっ!! どーするべき(ごいんっ) グ「とりあえず、うるさいからだまらせてみました。 じゃ、むくぅさん。続き頑張ってね」 あああああああグロウ君!? なんなのですか? グ「(無視)世のためヒトのため僕のため、さらば有害イタチ永久(とこしえ)にっ!」(スイッチオン) えっ!? なんだか吸い込まれる…………!! グ「金色(こんじき)の君特製・超巨大掃除機……画期的だね」 のおおおおおおおっ!! でっ、ではっ!! 白河綜でしっ…………(語尾は掃除機に吸い込まれました) |
20657 | パフェをぱくつくお二人さん(笑) | むくぅ E-mail URL | 2002/4/24 19:18:27 |
記事番号20637へのコメント 白河綜さんは No.20637「流石海王様の部下v」で書きました。 >> オリジナル、といえば『魔術師』は果たしてどうなったんでしょうか。なむくぅなのです。こんにちは。 > オリジナル、といえば最近書きたいモノが多すぎて手が追いつきません。もう一日中打っていたい!!(待て受験生)な、白河綜なのです。 > 『魔王様(一部省略済み)』の第9話ですねっ!! お早いのです!! >グ「…………ていうか、あなたの方はどうなってるの?」 > ああ、今日もいい天気ですね〜。 >グ「…………もう日が暮れてるんだけど。とっくに」 > ぐふっ。ツッコミ禁止なのです!! > ではでは! 今回の感想をv 白河さんのオリジナルと続きが楽しみで楽しみで仕方がありません。医師(せんせい)、どうすればいいでしょうか? 「……医師って何医師って」 いや、グロゥさんとヴィリスさんのカップリングをやってみようっ! 現代版がいいなっ! 設定考えないと! で評議長が歯医者やってたもので。 「何ゆえ歯医者……」 さぁ…… 「んで、そっちの設定考えてるとして、本編(こっち)の続きは?」 あー、黒い空…… 「それはもう日は暮れてるしねぇ。とっぷりと。ていうかパクリネタはやめなって」 …………ごめんなさい。できてません。裏設定と設定ばっかぽこぽこできてるです(汗) 「死刑(ちゅいーん)」 ああっ! むくぅの嫌いな歯医者の音がっ!?(涙) 「子供かおのれはぁぁぁっ! 歯じゃなくて頭削って内容物あらためたるッ!」 うっはぁぁぁぁッ!?(死) >> 全員の準備が万端になったところで、あたしはメルーリンとミルーリンに声をかける。 >> が。 >>「あ……ちょっと待ってくださいまし」 >> スプーンを優雅に口に運びつつ、黒い方――ミルーリンは言った。メルーリンも、微笑んで、 >>「今パフェを食べておりますから――評判なんですよ。ここのパフェ」 >>「いや。知ってるし。」 >> しかも人を呼んどいて食ってるなよ。あんたらわ。 >> ………… >> かちゃん。 >> 黙々とパフェを食べ終わり、スプーンと容器が触れ合って、そんな音を立てた。 >>「さて――」 >> すっ、と口をどこからともなく取り出したハンカチで拭いてから、二人の美女は同時に立ち上がった。 >>「それでは、参りましょうか」 > なんだか平然と自分勝手なこといっているような…………(汗) > しかしなんだって魔族が人間の経営する店の評判なんて知ってるんでしょう? >グ「人間界研究のたまものなんじゃない? 以前ゼロスも根性焼きの存在とか知ってたし」 > グロウ君何かしってますか? >グ「んー……『人間界いぢめて楽しい人物(王族に限る)』とかメモにとってるけど?」 > …………捨ててください、ンなもん。 下さい。評議長に渡してみます。 「待テ。何へーぜんと人のことを変態の道に引きずり込もうとしてるのさ」 変態とか言わないで下さいッ! グロウさんは変態じゃなくてサドですっ! 「それも変態の一つだろッ!?」 「……横でもう一人の僕のコトを変態変態って言わないでヨ……」 >>「いや、何か拍子抜けするんだけど。パフェ食べたあとにそぉ言われても」 >>「仕方ありませんわ。食べてしまったのですから」 > 正論のよーな根本的に間違っているよーな…………。 屁理屈です。 「あら♪ 生意気なことを言うのはこの口ですかしら?」 ひでででででででッ!?(汗) >>(……『リナ』――) >> 完治して、あとが残るばかりの傷が痛んだような気がした。 > 古傷が疼くってやつでしょうか? > なんにしても、額の傷っていたいですよ、ウンウン。 >グ「…………どういう意味で?」 「……ただでさえハーリアより男っぽいとか言われてるのに……」 「比べる対象間違ってナイ? それって」 「をぅっ!? 何故こんなところにいるんだグロゥっ!?」 「イヤ、君がきたんでしょ……?」 「……グロゥ、ちなみにさっきのはどぉいう意味かな? じっくり教えてほしいんだけど?」 『……(汗)』 >> 少し離れたところにヨルムンガルドが佇み、フェイトはその近くで、きょろきょろと辺りを見回している。 > エフエフ君のこういう動作、可愛いのですv > やはり彼は愛すべきキャラですねぇvv > エフエフ君♪ ウチの同じようなポジションのキャラと入れ替わりませんか?(待て) >グ「……同じようなポジション……って、誰かいたっけ?」 > …………!!(汗) > いませんね…………(滝涙) 同じようなポジション……ウィンさんを下さい(下さいて) 「人の義弟を勝手に交換に出すなよっ!? 廃品回収じゃないんだぞッ!」 「廃品って……フェイト、かわいそうに……」 >>「……昨日の話なのよね。全部」 >> リナが呟いた。視線は廃虚に注がれている。 >>「ヴィリス――あんたがいなくなって、グロゥと一緒に空から落ちてきて――それが全部昨日……信じられないと思わない?」 >>「スピード感ある日常ってことだろう。いいじゃないか」 >>「いーわけないでしょ……」 > だらだらと続くよりはいいのでは? >グ「限度があると思うんだけど…………」 > …………確かに魔王様に狙われて、敵のはずの魔族に助けられて(以下省略)…………(汗) >グ「スリリングだねぇ。普通の神経の持ち主だったらほろんでるよ、きっと」 日常だったらストレスで胃に穴があいてますね。きっと。 「いや、進むスピードが速すぎて、頭が混乱したあとはどんどん冷めていって……」 「頭が付いてけなかったってコト?」 「何か腹立つぞその言い方……ッ」 >> 『魔王』は姿を現した。 >> 栗色の髪、栗色の瞳、小柄な身体。 >> 全てがあたしと変わりない。 >> だが、纏うのは赤き法衣(ローブ)――まるで、赤法師を連想させるようなその色に、あたしは眉をひそめた。 > よかった。リナさんと全く同じ格好をしていたら、どっちがどっちだかわからなくなってましたね(汗)。 > まぁ、ガウリイはまちがえなかったでしょうけど…………ぷきゅv >リ「…………なにかな? その『ぷきゅ』って…………(怒)」 > (びっくぅ)な……なんでもないです♪(滝汗) >リ「…………何はともあれ爆煙舞(バースト・ロンド)」 > > ぼふんっっっ! 「――え? 何で間違えるんだ? リナはこっちで、アレはリナじゃないだろ? 全然違うじゃないか」 「……いや、きっと解るの君ダケだヨそれは多分」 >>「――戦う前に、一つ聞くわ」 >> あたしもまた一歩踏み出し、『魔王』を見た。 >>「どうして、ヴィリスを先に殺そうとしたの?」 >>「……誰でもよかったのよ」 >>「? ――」 >> 怪訝な顔をするあたしに、彼女はすたすたと歩み寄る。 >>「あなたの周りにいるものならば、誰でもよかった。 >> あなたが――あなたがあたしにないものを持ってるのが嫌だったから! >> みんな――みんな奪ってあげようと思ったのよ……!」 > シャドウさん、嫉妬でしょうか? >グ「なんだか、魔族らしくないよね、行動が」 > 異端魔族のキミにいわれたくないと思いますけど。 完全には魔族じゃなかったので。 「魂(こころ)のほうはちゃんと人間……ってことだよね。うん」 >>「ッ――あんたを狙っていた…… >> つまりそれは……『あたし』を狙っていたってこと!?」 >>「そうよ! あなたのせいで――あたしのせいで人が死んだの!」 > なんだかますます魔族っぽくないような…………。 >グ「そうだね。魔族は犠牲なんてすぺぺのぺだし」 > …………そんな言葉、どこから仕入れてきたんですか…………? すぺぺのぺ(笑) 多分すぺしゃるとか本編とか読んだんですねっ!(違) >>「自分勝手な……!」 >>「悪いかっ!」 > > 悪いわっ!!(笑) 激しいツッコミですよ影リナさんっ! 「――あたし、リナ=インバースじゃないわ」 ああっ!? 何か何気に怒っ……(爆発音) >> ……つまり、『彼女』はまだ完全に魔王ではない? >> すなわち、チカラも完璧には発露していないということか。 >> 魔族がそんな不完全状態の『彼女』に従っているのは、あたしが魔族にとっても邪魔な存在だから――そして。 >> あたしが殺されれば、『彼女』もまた『消される』――しかも『彼女』はそれに気づいている! > リナさんを殺した後に、お払い箱にされてしまうってことですか!!?(汗) >グ「まぁ、魔王様の意識は覚醒してないからね」 > そんな…………そんなの人でなしのすることじゃないですかっ!! >グ「いや、魔族だし」 です。 「いや、『です』って……?」 >>「ガウリイ! 剣貸せ!」 >>『ヴィリス!?』 >> あたしとガウリイが同時に叫んだ。ガウリイは押しのけられて、ヴィリスが『彼女』の前に立つ。 >>「あんた、剣使えんの!?」 >>「何とかね」 > すごい! なんでも有りじゃないですかヴィリスさんっ!! > まだ生まれて4年なのにっ!!(笑←爆) 「多趣味だからな」 「自慢げに言うなヨ…… マ、生まれたばかりの子どもはなんにでも興味を示すからネ」 「……(怒)」 >> 今回の戦闘シーンのコンセプトは、『目指せ語りの多い戦(いくさ)』でした。 >>「騙り?」 >> いや、語り。 >>「――何で?」 >> むくぅ、実は今ガ○ダムにはまっているんですが。 >> 戦闘シーンに凄くセリフが多いんですね。名言とか。だから恐れ多くもそれを目標に頑張ってみましたのです。 > なるほど…………! > なんだかカッコイイのです! 白河も目指してみようかな…… >グ「先が見えてるのに挑戦することは、あなたの場合は無謀以外のなのものでもないよ」 > …………挑戦することに意義が…… >グ「成功確率が0%なのに挑戦することは、はっきりいって無駄だとおもうけど」 > ……………………(涙) ああ!? 白河さん泣かないで下さいっ! 頑張ってくださいっ! 応援してますって言うかむくぅ見事にコケました(涙) >>「ンなどぉでもいいことはともかくとして、私がこの場に来るのって久しぶりじゃないか?」 >> どうでもい……うう。 >> まぁ……ずっと評議長かグロゥさんでしたからね。この場は。 >>「あの二人はレス要員でもあるからな。 > どきぃっ!(汗) > えっと……それは白河ンとこのレスのことですよね?(汗) >グ「9割以上の確率でね」 > …………すみません! 毎回ご足労願いまして…………(汗) > ああ、でも毎回レス&レス返しが異常に楽しみなのです!! 実はむくぅも楽しみですっ! 異常に(笑) > あああああああああっ!! どーするべき(ごいんっ) >グ「とりあえず、うるさいからだまらせてみました。 > じゃ、むくぅさん。続き頑張ってね」 > あああああああグロウ君!? なんなのですか? >グ「(無視)世のためヒトのため僕のため、さらば有害イタチ永久(とこしえ)にっ!」(スイッチオン) > えっ!? なんだか吸い込まれる…………!! >グ「金色(こんじき)の君特製・超巨大掃除機……画期的だね」 > のおおおおおおおっ!! > でっ、ではっ!! > 白河綜でしっ…………(語尾は掃除機に吸い込まれました) ああ!? L様がまた微妙に仕事ほっぽって(さり気に強調)妙な工作を! 「まぁ滅びの役には立ってるかもネ」 ていうか白河さんっ!? 白河さんっ!?(汗) 「向こうが掃除機で来たら……コッチは箒で行こうカ」 ってそれは箒じゃなくてハエたた……(ぷちぃっ) ……それでは這いながら逃走いたします。むくぅなのでした…… |
20639 | それでいいのか、Sやん!!!!(爆!) | かお E-mail URL | 2002/4/22 23:22:38 |
記事番号20624へのコメント むくぅさんは No.20624「平和主義者の魔王様 9」で書きました。 > こんにちわ♪むくぅさん♪ 感想・・・おくれましたぁぁぁぁ!!!!! うう・・・・。 時間が・・・(涙) (読んでるんなら、読んだときにコメントしましょう・・汗) > オリジナル、といえば『魔術師』は果たしてどうなったんでしょうか。なむくぅなのです。こんにちは。 あっちも楽しみ♪エドガーさん♪ (実は、どーしても、エドガーさんを読むときに、FFのエドガーが頭に浮かび・・笑) >「待て。ていうか待て。もしかしてぜんっぜん書いてないのか?!」 > おやぁエドガーさん? スレイヤーズのまえがきもどきですよコレは。 >「前回だって何かオリジナルのキャラ出してたじゃねぇか。 > っかし、間が空くと俺らの性格とか忘れるんじゃないのか?」 > 大丈夫です。もう忘れてます。 >「……(無言で銃を構える)」 > あうっ!? エドガーさんちょっと待ってください!? > > (銃声) > > ……そ…… > それでは、平和主義者の魔王様第九話……よろしかったらお付き合いください……ぐふっ…… ・・・・・(汗) む・・・・むくぅ・・・・・さん(滝汗) > >=================================== > >「お待たせしたわね」 > ヴィリスがエフエフを連れてきて、あたしたちも荷物まとめは終わったし、夜さんもその間にパフェを食べ終わった。 > 全員の準備が万端になったところで、あたしはメルーリンとミルーリンに声をかける。 > が。 >「あ……ちょっと待ってくださいまし」 > スプーンを優雅に口に運びつつ、黒い方――ミルーリンは言った。メルーリンも、微笑んで、 >「今パフェを食べておりますから――評判なんですよ。ここのパフェ」 >「いや。知ってるし。」 > しかも人を呼んどいて食ってるなよ。あんたらわ。 さすがです♪←まて(笑) > ………… > かちゃん。 > 黙々とパフェを食べ終わり、スプーンと容器が触れ合って、そんな音を立てた。 >「さて――」 > すっ、と口をどこからともなく取り出したハンカチで拭いてから、二人の美女は同時に立ち上がった。 ・・・わざわざハンカチを具現化したのだろーか・・・(笑) > 次の瞬間経っていたのは――草原だった。 > いや、数メートル先には森があり、視線を移すと―― > 村があった。 > 廃虚。木でできた建造物は火をつければ燃える。そんな当たり前のことが頭をかすめ、ヴィリシルアは一歩、足を前に踏み出した。 >(……『リナ』――) > 完治して、あとが残るばかりの傷が痛んだような気がした。 傷がぁぁぁ!!!!! 嫁入り前なのにぃぃぃぃ!!!!!←まて(笑) >「――みんな?」 >「ここにいるわ」 > 呟きに、リナが答える。それに彼女はかすかに眉をひそめた――『リナ』なのか。それともリナなのか。 > ――魔族の二人組はいなくなっていた。 > 少し離れたところにヨルムンガルドが佇み、フェイトはその近くで、きょろきょろと辺りを見回している。 > さらに視線を動かすと、ガウリイがリナに近づこうとしていた――それを見て、ヴィリシルアはリナはリナだと確信する。なぜかはわからなかったが。 ガウリイの野生の感♪ > あたしは『あたし』に誘(いざな)われ、今、ここにいる。 > ――目を閉じて、また開く。足を肩幅より少し狭く開き、あたしは大きく深呼吸した。 > その動作一つ一つが、あたしの確認だった。 >「あたしは……リナ=インバース」 > 呟いて、あたしはにっと笑みを浮かべた。 >「あたしは、リナ=インバース!」 > それは確認だった。 > あたしにとってだけではなく、多分…… > そこに思いを巡らせるその前に。 もっとも思い出したくない相手が魔王にとはねぇ・・・・(汗) > 『魔王』は姿を現した。 > 栗色の髪、栗色の瞳、小柄な身体。 > 全てがあたしと変わりない。 > だが、纏うのは赤き法衣(ローブ)――まるで、赤法師を連想させるようなその色に、あたしは眉をひそめた。 赤って・・シャドウちゃん・・・(汗) >「……久しぶりね」 > 彼女――『魔王』はそう呟いた。 > あたしと瓜二つのはずのその顔は、数年前の気弱な表情は欠片も残っていなかった。無表情ともいえるが、怒っているようにも見える。誰に対して怒っているのか、何に対して怒っているのかは解らないけれど。 >「……六年ぶり――かしらね。会うのは」 > あたしのことばに、彼女は頷き、一歩ゆっくりと歩を進めた。 >「そう。六年ぶり……色々なことがあったわ」 >「お互いにね」 > 笑いあう。乾いた笑みだ。 六年・・・自我をもったシャドウに合掌・・・。 ・・・でも、よかったなぁ・・・。 まじで(汗) 漫画の方のあの村でなくて・・本当っに・・(汗) >「――戦う前に、一つ聞くわ」 > あたしもまた一歩踏み出し、『魔王』を見た。 >「どうして、ヴィリスを先に殺そうとしたの?」 >「……誰でもよかったのよ」 >「? ――」 > 怪訝な顔をするあたしに、彼女はすたすたと歩み寄る。 >「あなたの周りにいるものならば、誰でもよかった。 > あなたが――あなたがあたしにないものを持ってるのが嫌だったから! > みんな――みんな奪ってあげようと思ったのよ……!」 > だんっ! > ――踏み込みは、深い。 ・・・・まるでコピーレゾ(汗) 理由が一緒かい!!!!!!(滝汗) >「ちぃっ!」 > 話の続きを聞く暇はなさそうだ―― 一呼吸の間にそう判断した。 > 間合いを一気につめてくる。あたしもそれに応えるように、腰のショートソードを抜き放って―― > ぎぃんっ! >「――これは!」 > 刃と刃がかみ合うと同時、あたしは思わず叫んだ。 > なるほど、『魔王』があたしの『影』とはいえ、独立した歳を重ねて六年。ヴィリスから聞いてはいたが、剣の腕はあちらが上! > 相手は二刀だが、これはあたしの劣勢の理由にはならない。武器の数を増やせば、それだけ要求される腕も高くなるからだ。 > じゃりっ――刀と刀がこすれ合う嫌な音がして、あたしは後に跳び、間合いを取った。 >「――あなたはリナ=インバース。あたしはそれの『影』―― > あなたがどうあれ、あたしがどうあれ、それが問題だった!」 > 再度間合いを詰めながら、『魔王』は叫んだ。 > あたしはさらにそこから飛び退き、ガウリイが斬妖剣(ブラスト・ソード)でその剣を受ける。 > って―― > 予想のうちではあったが……ガウリイの剣でも切れないのか!? やっぱり!? > ……と、その姿がふっと失せた。 ガウリイ・・力抜いてる・・・とか(汗) >「ヴィリス! 上だ!」 > こんな時は名前を覚えている――というのは置いといて、ヴィリスはガウリイの叫びを受け、上も見ずに飛び退いた。『魔王』は飛び降りたその瞬間にまた消える。降りた地面に魔力衝撃波が叩き込まれた――もちろんヴィリスのものである。 >「くッ、無駄弾かッ……」 ガウリイ・・・こーいう頭が冴えたことは、普段でもしましょうね(はあと) >「後ろ!」 >「――チィッ!」 > 針と剣が交差した――力はヴィリスの方が上のはずだが、『魔王』の方が押している。 >「四年――四年間は普通の人間として暮らしてこれた。でも……二年前」 > 戦いながら、彼女は語りつづける。ヴィリスはそれを聞いている余裕はあるらしく、ぴくん、と眉を跳ね上げた。 > ――二年前。 > ルークの魔王の欠片が目覚めた――あの事件があった年である。 ・・・・あ・・・あの・・(汗) >「……魔族が……来たのよ。大勢ね。 > 北の魔王派の――といえば、わかりやすいかしら? > あいつらは村を焼いたわ。人々が死んで、あたしは何も出来なかった―― > 魔族は……あたしを狙っていたのよ!」 > ――そういうことか! > 叫んだ瞬間、また『魔王』は消えうせた。 > ヴィリスが勢いあまってたたらを踏む。 > ――今度はあたしの目の前――何とか剣を受けた。 > 重い剣の感触は、痛くすらあった。 >「ッ――あんたを狙っていた…… > つまりそれは……『あたし』を狙っていたってこと!?」 >「そうよ! あなたのせいで――あたしのせいで人が死んだの!」 > ゥんッ! ・・・・勘違いしてる魔族って・・魔族って・・・・(汗) ・・・まじで分からなかったのか!? だから、エル様に無能よばわりされても仕方ないのでは・・S・・・(笑) > 押し切られ、のどぶえすれすれを剣が通り過ぎていく。 > あ、あぶねぇ…… > 返す剣は飛び退いて避けた――間合いがさらに詰められ、目の前に『魔王』の――自分の顔がある。 >「だからあたしはあなたが憎い!」 >「自分勝手な……!」 >「悪いかっ!」 > こちらがかけた足払いは躱(かわ)された。 >「――っちぃッ!」 > ぎちぃっ! > 剣を合わせる気はない。あたしは一度剣を受けると、さっさと飛び退いた。 >「逃げるなッ!」 >「作戦よッ! ――ガウリイ!」 >「おぉッ!」 > あたしの声に応え、ガウリイが前に出た。 >「そんなに邪魔したいの!? ならあなたから!」 >「そう簡単に……やられるかッ!」 > 『魔王』の剣をガウリイが受ける。流れに乗って彼もまた斬りつけるが、あっさりと避けられた。 > ――もしかして、魔王の欠片が目覚めたことで、彼女もやはり剣の腕が上がっているのか? > いずれにせよ、遠距離からの援護は無理そうだ――かといって、今のあたしじゃ神滅斬(ラグナ・ブレード)も使えない―― ・・・使えると思うけど・・。 確か、発動はするはず・・。 一瞬だけど・・・。 デモンブラッドもってないときにも、なんか小説では、完全に発動しなかった。 とかかかれてたよーな?? あれ??発動しなかった?だったっけ? と・・とにかく、ショートソード並はできるよーな気のする今日この頃・・・。 それか、デモンブラッドの欠片を使うとか・・・・。 >「なかなかやる……ッ!」 >「お褒めの言葉をありがとうよ!」 > 考えているうちにも、二人の戦いは続いている。 > ――あたしが見たところ、戦況は五分五分。 > だが、あたしが憎いのならばどうして魔力を使わない? それに―― >「そうよ…… > ねえあんた! 魔王の自我はどうしたわけ!?」 > そうだ。 > 魔王の自我。あたしの内に魔王の欠片があったのならば、それも彼女に移動しているはず――それなのに…… >「知らないわよそんなもの!」 > ガウリイと切り結びながら、『魔王』が叫んだ。 >「いいえ、あたしの中で目覚めているのはチカラだけ! 自我なんてまだ眠ってるわよ!」 >「そんな―― > あんた、ンな危険な状態でチカラを使っていたわけ!?」 >「そうよ! 悪い!? あたしは『それだけ』なのよ! あなたを殺すことだけなの!」 > ぶぅんっ! ・・・・・やっぱ、理由がコピーレゾと一緒・・。(涙) コピーの宿命か!?(違っ!) > 叫びとともに大きく振った一撃は、ガウリイにかわされた。『魔王』――いや、『彼女』は舌打ちして、ガウリイの放ってきた一撃を飛び退いて避ける。 > ……つまり、『彼女』はまだ完全に魔王ではない? > すなわち、チカラも完璧には発露していないということか。 > 魔族がそんな不完全状態の『彼女』に従っているのは、あたしが魔族にとっても邪魔な存在だから――そして。 > あたしが殺されれば、『彼女』もまた『消される』――しかも『彼女』はそれに気づいている! >「あんた……いいわけ!? それで! そんなのでいいの!? あんたは!」 >「いいわよ! 言ったでしょう! 『それだけ』だって!」 >「……いいわけ、ないだろ!」 > ガウリイが叫んだ。 > ――剣が、飛んだ。 > 『彼女』の手から一本剣が離れ、地面に突き刺さる。 >「くっ……」 >「いいわけ、ないだろ……!」 > 繰り返して言う――怒ってる。 > あたしにはそれがわかった。多分――『彼女』にも。 >「……俺の知り合いに、あんたみたいに大切なヒトを失った奴がいた」 > あたしは息を飲んだ。 > ――誰のことなのかは、言うまでもないことだろう。 ・・・・・ルーク・・・・・・(涙) > ガウリイは一瞬呆然とする『彼女』を睨みつけ、剣を下ろして続ける。 >「そいつはまず、大切なヒトを奪った奴を殺した。出来るだけ残酷な方法で。 > でもそれじゃ収まらなかった。憎しみが憎しみを呼んで、結局は世界を憎むようになっちまったんだ!」 >「――そしてあなたたちに殺されたのね。 > あなた、あたしも殺す気じゃない!」 >「あいつがそれを望んだんだ――それに、お前だって望んでいるんじゃないのか!?」 >「勝手なことを言わないでよ!」 > 剣が地面から引き抜かれた。 > ガウリイが一瞬眉を寄せて、剣を構える。 > だが。 >「ガウリイ! 剣貸せ!」 >『ヴィリス!?』 > あたしとガウリイが同時に叫んだ。ガウリイは押しのけられて、ヴィリスが『彼女』の前に立つ。 >「あんた、剣使えんの!?」 >「何とかね」 > 彼女は斬妖剣を握り、かすかに笑った。 >「……額のお礼ってだけじゃないんだ…… > あんたが……何を望んでいるのかが知りたい」 >「―― > 何を馬鹿な」 > 言うまでに、少しの間があった。 > ヴィリスは眉をしかめながら、さらに言う。 >「聞いてたんだよ……あんた魔王じゃないじゃんか。 > 何で魔王の『真似事』なんかしてるんだ!?」 >「それはッ……リナ=インバースが憎いから――!」 > ……動揺している? > 『彼女』は少し後退した。ヴィリスはそれと同じだけ『彼女』のほうに向かって進む。 >「……解るよ。 > あんたは魔王じゃない! まだ人間なんだっ! > やめよう! ほんとは戦いたくないんだろ!?」 >「……ッ!」 > ヴィリスのその言葉に、彼女は息を呑み―― >「いかん……やめろ! ヴィリス!」 > 夜さんが――そう叫んだ。 ヴィリス・・・もしかして・・・次回ピンチ!? > >=================================== > > 今回の戦闘シーンのコンセプトは、『目指せ語りの多い戦(いくさ)』でした。 >「騙り?」 > いや、語り。 >「――何で?」 > むくぅ、実は今ガ○ダムにはまっているんですが。 燃え上が〜れ、燃えあが〜れ、ガンダムぅぅぅぅ、君よぉ〜♪ エル:・・・歌うなよ・・(笑) > 戦闘シーンに凄くセリフが多いんですね。名言とか。だから恐れ多くもそれを目標に頑張ってみましたのです。 あ、分かります(はあと) ちなみに、私のお勧めは、サンライズシリーズ♪←ガオガイガーも含まれる(笑) >「んで、結果はどうだったんだ?」 > ……聞かないで下さい。ヴィリシルアさん。 >「そうか。失敗か」 > きっぱりはっきり言わないで下さいっ!? >「ンなどぉでもいいことはともかくとして、私がこの場に来るのって久しぶりじゃないか?」 > どうでもい……うう。 > まぁ……ずっと評議長かグロゥさんでしたからね。この場は。 >「あの二人はレス要員でもあるからな。 > 話の展開が強引なような気もするんだが……」 > ぎくぎくっ!(汗) いいのです♪ シャドウが幸せになるのなら♪←だからぁ(笑) >「まさか自覚してるのか? それで投稿するのか?」 > 何か上の戦闘シーンのような穏やかな問い方をされると怖いんですけどっ!? >「――そうなんだな?」 > は、はひ……(汗) >「そーか、やっぱりそーなのか。 > 貴様はいつまでそーやって不真面目にッ! この阿呆がッ!」 > んひぃいいッ!? 元に戻ったァァッ!(汗々) > そ、それではむくぅなのでしたッ! 次回決着……だと思いますのですっ! ・・・楽しみなのですぅぅ!!!! ・・・・でも、シャドウが魔王として目覚めませんよーに・・・。 ・・・・もしかして、リナに欠片が戻っても・・・・世界が破滅だろーなぁ・・(笑) なんかリナが欠片もってたら、根性で、乗っ取りそうだけど(笑) > ではこれにて逃走ッ! >「逃・が・す・かぁぁぁぁぁっ!」 > うきゃぁぁぁぁあっ!(汗) あ゛あ゛あ゛!!!!! むくぅさぁぁぁぁんんん!!! エル:あんたも早く打ち込みね(はあと) 姫:私の小説・・いいかげんに打ち込みなさいvv かお:あ゛あ゛!!!!お二人ともぉ!!! その手の黒い塊は・・!!!!!!!! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 そ・・それでは、感想になってない、遅れまくった感想レスもどきでした・・・。 ああ・・・身体が消滅してゆくぅ・・・・・・・・。 > |
20662 | 遅れてレス返しです(汗) | むくぅ E-mail URL | 2002/4/25 06:38:10 |
記事番号20639へのコメント かおさんは No.20639「それでいいのか、Sやん!!!!(爆!)」で書きました。 >こんにちわ♪むくぅさん♪ >感想・・・おくれましたぁぁぁぁ!!!!! >うう・・・・。 >時間が・・・(涙) >(読んでるんなら、読んだときにコメントしましょう・・汗) こんにちはかおさん♪ むくぅなのです♪ HP千ヒットおめでとうございます(遅←ていうかココで言うな) 感想くれるだけで大感謝なので、ノープロブレムです♪ ……何か白河さんへのレス返しを打ったところで母からストップが。叫びつつも切り駄々をこねて再接続したところで何ゆえか接続不能(汗) というわけでかおさんへのレス返しが遅れてしまいました(汗) この前はタイトルのうち間違いだったし――うう。本当に申し訳ないです(涙) >> オリジナル、といえば『魔術師』は果たしてどうなったんでしょうか。なむくぅなのです。こんにちは。 >あっちも楽しみ♪エドガーさん♪ >(実は、どーしても、エドガーさんを読むときに、FFのエドガーが頭に浮かび・・笑) 6ですね。フィガロの王様の(←途中でクリアをあきらめた) >> >> (銃声) >> >> ……そ…… >> それでは、平和主義者の魔王様第九話……よろしかったらお付き合いください……ぐふっ…… >・・・・・(汗) >む・・・・むくぅ・・・・・さん(滝汗) いつものことですからッ!(涙笑←半ばやけくそ) >>「あ……ちょっと待ってくださいまし」 >> スプーンを優雅に口に運びつつ、黒い方――ミルーリンは言った。メルーリンも、微笑んで、 >>「今パフェを食べておりますから――評判なんですよ。ここのパフェ」 >>「いや。知ってるし。」 >> しかも人を呼んどいて食ってるなよ。あんたらわ。 >さすがです♪←まて(笑) 海王様の部下は一味違うということで(笑) >> ………… >> かちゃん。 >> 黙々とパフェを食べ終わり、スプーンと容器が触れ合って、そんな音を立てた。 >>「さて――」 >> すっ、と口をどこからともなく取り出したハンカチで拭いてから、二人の美女は同時に立ち上がった。 >・・・わざわざハンカチを具現化したのだろーか・・・(笑) 芸が細かいですよねッ!?(聞くなよ) >>(……『リナ』――) >> 完治して、あとが残るばかりの傷が痛んだような気がした。 >傷がぁぁぁ!!!!! >嫁入り前なのにぃぃぃぃ!!!!!←まて(笑) 額の傷は目立ちますよね……うーん、なんてコトをしたんでしょう影リナさんはっ!(待て) >>「――みんな?」 >>「ここにいるわ」 >> 呟きに、リナが答える。それに彼女はかすかに眉をひそめた――『リナ』なのか。それともリナなのか。 >> ――魔族の二人組はいなくなっていた。 >> 少し離れたところにヨルムンガルドが佇み、フェイトはその近くで、きょろきょろと辺りを見回している。 >> さらに視線を動かすと、ガウリイがリナに近づこうとしていた――それを見て、ヴィリシルアはリナはリナだと確信する。なぜかはわからなかったが。 >ガウリイの野生の感♪ さり気にラヴラヴで(笑) >> あたしは『あたし』に誘(いざな)われ、今、ここにいる。 >もっとも思い出したくない相手が魔王にとはねぇ・・・・(汗) 思い出したくない思い出が現実となって姿を現したっ! どうするリナッ! どうするドラ○レンジャー! 次回(ばきっ!) >> 『魔王』は姿を現した。 >> 栗色の髪、栗色の瞳、小柄な身体。 >> 全てがあたしと変わりない。 >> だが、纏うのは赤き法衣(ローブ)――まるで、赤法師を連想させるようなその色に、あたしは眉をひそめた。 >赤って・・シャドウちゃん・・・(汗) レゾ=S(略)は骨(待て)でルーク=Sはベージュ死神で今回は赤法師……うーん、微妙ですねぇ……(汗) >>「……久しぶりね」 >> 彼女――『魔王』はそう呟いた。 >> あたしと瓜二つのはずのその顔は、数年前の気弱な表情は欠片も残っていなかった。無表情ともいえるが、怒っているようにも見える。誰に対して怒っているのか、何に対して怒っているのかは解らないけれど。 >>「……六年ぶり――かしらね。会うのは」 >> あたしのことばに、彼女は頷き、一歩ゆっくりと歩を進めた。 >>「そう。六年ぶり……色々なことがあったわ」 >>「お互いにね」 >> 笑いあう。乾いた笑みだ。 >六年・・・自我をもったシャドウに合掌・・・。 >・・・でも、よかったなぁ・・・。 >まじで(汗) >漫画の方のあの村でなくて・・本当っに・・(汗) (汗←マンガ未読) >>「あなたの周りにいるものならば、誰でもよかった。 >> あなたが――あなたがあたしにないものを持ってるのが嫌だったから! >> みんな――みんな奪ってあげようと思ったのよ……!」 >> だんっ! >> ――踏み込みは、深い。 >・・・・まるでコピーレゾ(汗) >理由が一緒かい!!!!!!(滝汗) ああ!? しまったそういえばっ!? ……好きなキャラベスト3に入ってるので、影響受けてるのかも知れないです(汗) >> 予想のうちではあったが……ガウリイの剣でも切れないのか!? やっぱり!? >ガウリイ・・力抜いてる・・・とか(汗) いやそんなことはない――はず(汗) >>「四年――四年間は普通の人間として暮らしてこれた。でも……二年前」 >> 戦いながら、彼女は語りつづける。ヴィリスはそれを聞いている余裕はあるらしく、ぴくん、と眉を跳ね上げた。 >> ――二年前。 >> ルークの魔王の欠片が目覚めた――あの事件があった年である。 >・・・・あ・・・あの・・(汗) >>「ッ――あんたを狙っていた…… >> つまりそれは……『あたし』を狙っていたってこと!?」 >>「そうよ! あなたのせいで――あたしのせいで人が死んだの!」 >> ゥんッ! >・・・・勘違いしてる魔族って・・魔族って・・・・(汗) >・・・まじで分からなかったのか!? >だから、エル様に無能よばわりされても仕方ないのでは・・S・・・(笑) まぁ魔族ですから(待て) コピー・ホムンクルスではなく能力も同一の人間ですから、わからなくてもしょうがないと言うことでどうでしょう(おいおい) >> いずれにせよ、遠距離からの援護は無理そうだ――かといって、今のあたしじゃ神滅斬(ラグナ・ブレード)も使えない―― >・・・使えると思うけど・・。 >確か、発動はするはず・・。 >一瞬だけど・・・。 >デモンブラッドもってないときにも、なんか小説では、完全に発動しなかった。 >とかかかれてたよーな?? >あれ??発動しなかった?だったっけ? >と・・とにかく、ショートソード並はできるよーな気のする今日この頃・・・。 >それか、デモンブラッドの欠片を使うとか・・・・。 えーと、あ。はい。確認しましたっ!(手には本編五巻) 不完全版でショートソード並みらしいっす。それでもリナのキャパをもってしても発動はできないと言うことらしいです(汗) よ、良かった……(汗) >>「そうよ! 悪い!? あたしは『それだけ』なのよ! あなたを殺すことだけなの!」 >・・・・・やっぱ、理由がコピーレゾと一緒・・。(涙) >コピーの宿命か!?(違っ!) (汗) ごめんなさい(何) >>「……俺の知り合いに、あんたみたいに大切なヒトを失った奴がいた」 >> あたしは息を飲んだ。 >> ――誰のことなのかは、言うまでもないことだろう。 >・・・・・ルーク・・・・・・(涙) ホントに好きなキャラです。話には名前しか登場しないのに(笑) >>「……ッ!」 >> ヴィリスのその言葉に、彼女は息を呑み―― >>「いかん……やめろ! ヴィリス!」 >> 夜さんが――そう叫んだ。 >ヴィリス・・・もしかして・・・次回ピンチ!? ある意味ではぴんちかも……いや、ピンチなのはヴィリスさんではなく……そのあたりは次回ということで(笑) >> むくぅ、実は今ガ○ダムにはまっているんですが。 >燃え上が〜れ、燃えあが〜れ、ガンダムぅぅぅぅ、君よぉ〜♪ >エル:・・・歌うなよ・・(笑) ファーストをぼんやりと見て、ZではまってZZを見終えました。次はWです(笑) 「書けあんたは!」 はぅっ!? L様(汗) >> 戦闘シーンに凄くセリフが多いんですね。名言とか。だから恐れ多くもそれを目標に頑張ってみましたのです。 >あ、分かります(はあと) >ちなみに、私のお勧めは、サンライズシリーズ♪←ガオガイガーも含まれる(笑) ガオガイガーは見てなかったり(待て) >>「あの二人はレス要員でもあるからな。 >> 話の展開が強引なような気もするんだが……」 >> ぎくぎくっ!(汗) >いいのです♪ >シャドウが幸せになるのなら♪←だからぁ(笑) (汗) あんましシアワセじゃないかもです(涙) >> そ、それではむくぅなのでしたッ! 次回決着……だと思いますのですっ! >・・・楽しみなのですぅぅ!!!! >・・・・でも、シャドウが魔王として目覚めませんよーに・・・。 >・・・・もしかして、リナに欠片が戻っても・・・・世界が破滅だろーなぁ・・(笑) >なんかリナが欠片もってたら、根性で、乗っ取りそうだけど(笑) >> ではこれにて逃走ッ! >>「逃・が・す・かぁぁぁぁぁっ!」 >> うきゃぁぁぁぁあっ!(汗) >あ゛あ゛あ゛!!!!! >むくぅさぁぁぁぁんんん!!! >エル:あんたも早く打ち込みね(はあと) > 姫:私の小説・・いいかげんに打ち込みなさいvv >かお:あ゛あ゛!!!!お二人ともぉ!!! > その手の黒い塊は・・!!!!!!!! > >・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 > > そ・・それでは、感想になってない、遅れまくった感想レスもどきでした・・・。 >ああ・・・身体が消滅してゆくぅ・・・・・・・・。 今現在必死こいて書いてます(汗) 頑張りますのでよろしくですっ! それでは、私も殴られないうちにむくぅなのでしたっ! とうそぉぉぉおっ! 「――逃がすわけないじゃないっ! 滅べ腐れ吸血鬼っ!」 ひ・ぃ・あぁぁぁぁぁっ!?(汗) |
20665 | 平和主義者の魔王様 10 | むくぅ E-mail URL | 2002/4/25 17:42:38 |
記事番号20614へのコメント ああ。今回なんか短いなあ。ということでむくぅなのですこんにちは。 「……短いな。本当に」 ううっ! 言わないで下さいよ夜さん! むくぅだって気にしてるんですからッ! 「それもかなり強引な展開だしなぁ……?」 しくしくしくしく……それでは短いですがコレにてまえがきもどきとさせていただきますのです。 『平和主義者の魔王様』第十話。よろしければどうかお付き合いをば…… =================================== 「ヘビ……?! 何言ってんだよ! 無駄じゃんか! こんな戦い!」 「……違う……」 叫んだヨルムンガルドを咎めるようなヴィリシルアの言葉に、フェイトが呟いた。 「違う――姉さん……違うんだ」 「……違う……って何がだよ?!」 「違うんだ! 魔王は確かに目覚めてない。力が漏れ出しているだけ――」 「それだったら、どうして……」 「『それだけ』で危険なんだ」 ヴィリスの呟きに答えたのは、ヨルムンガルドだった。 「力が漏れ出している。それだけで危険だ。それは魔王の自我が……」 『……!』 ヴィリスと『リナ』が同時に目を見開いた。 「あ……あぁぁあぁぁぁあぁぁっ!」 『リナ』が絶叫した。頭を抱え、二本の剣が地に落ちる。 それは地面に刺さった瞬間に、地面に埋るようにして消えていった。地面には剣が刺さった跡すら残っていない。 「――ッ!? おいッ! あんた――『リナ』!?」 「違うッ! あたしはリナ=インバースじゃ……ない……あぁぁあぁっ!」 叫びは、『リナ』の苦しみに拍車をかけるだけだった。 そして……彼女から、酷く重い『モノ』が流れ出た。 もの凄い圧力感(プレッシャー)。それは―― 「――瘴気……」 「ンなの私でも解る!」 ヨルムンガルドの呟きにツッコんで、ヴィリシルアが走り出す。 「何をする気!?」 「倒す――」 瘴気の風に目を庇いながら叫んだリナに言葉を返し、彼女もまた瘴気に耐えながら走った。 「『殺す』しか……ないんだろッ!」 どれだけ取り繕っても、『倒す』コトは『殺す』コト―― ――言ったのは、誰だったか。 『リナ』は叫びつづけている。悲鳴――あるいは。 「…………」 ふと歯を噛み締めて、彼女は立ち止まった。 「………………」 瞳を閉じて、瘴気にまみれた大気を大きく吸い、吐き出す――簡単にいえば、深呼吸だ。 次に目を開いたとき、彼女はまた走り出した。 「――ッ!」 『リナ』が苦しむのをやめ、叫びを引っ込めた。目を開いてヴィリシルアを迎撃するように構える。手を振ると、瘴気の風がヴィリシルアに向かう。 ――だが。 「すまないッ……!」 その言葉に――目を見開いた。 『風』が消える。 ――紫色の光が―― 散った。 …… ――大きく、息をつく。 「どうして……」 『彼女』は小さく呟いた。 ……あたしは、少し離れたところに立っていた。 「どうしてだろう……」 なおも呟く彼女の背からは、紫色の刃が生えていた。 「……斬妖剣……その文様、いつ――」 そう。 ヴィリスの手にある斬妖剣(ブラスト・ソード)。そこに描かれてあるはずの、ミルガズィアさんの血の文様が消えていた。 ――『切れ味を鈍らせる文様』が。 それゆえ、魔王に対する致死のダメージを与えることができたのだ。 「私は知らない……ヘビに、聞いてくれ」 小さな声で呟く、斬妖剣を持ったヴィリスに。 「……聞けないわよ……」 ため息混じりに『彼女』は呟いた。 血が、つーっとひとすじ、口から垂れる。『彼女』がまだ人間である証明のように。 「……傷、残ったのね」 声は――意外にしっかりとしていた。 「――ああ」 頷くヴィリスに、『彼女』はふっと――疲れように笑う。 「それならいいわよ。あたしは」 「? 何言ってんだ? あんた……」 「それならいいわよ」 『彼女』は繰り返し呟いて、ヴィリスの額の傷痕に触れた――多分、ざらりとした感覚があったのだろう。 ……あたしからは、二人の表情は見えなかった。 けど多分。 ……『彼女』の足がさらさら灰と化していく。 「すまない……」 ヴィリスは――多分。 「……本当に……」 『彼女』の両肩に手を置いて、ヴィリスは顔を伏せた。 多分ヴィリスは―― ……ぽろぽろと身体が風に流れていった。 空はとても青くて、雲の一つたりとてない。灰は風に解け消えていく。 「…………ごめん」 呟いたのはどちらだったのだろうか――いや。 誰だったのだろうか? 「――ありがとう」 確認する暇もなく、あたしがため息をついて二人の方に近づき始めたその瞬間。 ごうっ――と、大きく――風が吹いた。 「……ッ……!」 ヴィリスが唇をぐっと噛み締めた。 ……その風は、とても暖かくて。 空は澄み渡って晴れていた。 もうすぐ――夏が。 ただ―― 「……疲れた」 ヴィリスはただ、それだけ呟いて、あとは倒れた。 無理もない――といえばそうなのだろう。今回一番事件に関わっていたのはあたしではなく、彼女だからだ。 『彼女』が何を考えていたのかは、解らない。 ……あるいは、ヴィリスには解ったのかも――それでも聞く気はしない。 一番重い役を――引き受けたのも彼女だ。 「――お疲れ」 夜さんに担がれて眠っているヴィリスの頭を、背伸びして軽く小突いて、あたしは呟いた。 ……夏が来る。 =================================== 「待テ。コラ」 えー……えと。 ……ごめんなさい。 「ごめんなさいじゃないわよッ!? 待て待て待て!? 殺すなっ!? ていうかあんたの方のオリキャラは死んでもいいけどスレキャラ殺すな!?」 L様何気にキッツいですね……(汗) 「とぉぜんのツッコミでしょーがぁぁぁぁぁッ!」 いや、書きはじめたあたりから決まってたんですよ。 「――って、よく考えたらこれって初死人なのよね。確か」 いや、初死人って……(汗) 「だってそーでしょ? 話始まった時にはとっくに死んでたフィオロとか邪教集団は飛ばすでしょ。殺されてたのも。 グロゥも覇王も滅びなかったし。やっぱし名前があるキャラでは初死人よ」 ……(汗) ごめんなさい影リナさぁぁぁぁぁぁん(涙) 「いや涙とか言って。殺すなよ。マジで」 しくしくしくしく……(汗) 「……ま、いーわ。受取人はあたしだし。輪廻転生の輪にはちゃんっと乗れるだろうし。 コレを口実にして――もとい、そーんな不埒な行いをしたあんたをぶっ飛ばせるしね♪」 あ!? ああっ! やっぱりそうなるんですかぁぁぁぁっ!? 「もちろん」 即答されたっ!? ああっ! それでは何か影リナファンの方申し訳ありませんというかっ!? それではむくぅなのでしたぁぁぁぁぁぁっ! 逃走ッ!(汗) 「逃げられるわけないでしょが」 ……(沈黙) |
20667 | どことなく優しい、『意味ある最期』に感動……(涙) | 白河綜 E-mail | 2002/4/25 19:25:29 |
記事番号20665へのコメント むくぅさんは No.20665「平和主義者の魔王様 10」で書きました。 …………はらはらはらはら…………(涙) ウ「…………ううっ、ぐすっ…………(涙)」 ううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううっ(滝涙) ウ「えっくっ、ううううううっ…………(滝涙)」 グ「…………わかんないって、誰だか。 まぁ、ハンカチ片手にだくだく涙を零してる有害イタチとバールウィンはほっといて。 こんにちはむくぅさん。アップが早くてびっくりしてるよ。 あ、ちなみに、毎度お馴染みグロウです」 あうあうあうあうあうあうあうあうあう………… ウ「ひっっく……えっく…………(ちーんっ)」 グ「…………ちょっとバールウィン、衛星中継、つながってるよ」 ウ「…………えっ? …………はっ!!?(眼鏡を外して目元をごしごし) ……コホン。 コンニチハむくぅチャン♪ 久しぶりにレスに出張して来マシタ♪ ウィンでスvv …………あっ。チャン付けしちゃったケド良かったのカナァ? アタシのチャン付けは親愛の証なのデv イヤだったラ言ってネvv 治すカラvvv」 えぐえぐ…………って、はっ!? ふと気づくとグロウ君はおろかウィンちゃんにまで先に挨拶されてしまいました(汗) ていうか早いですよっ!!? もう続きが!!? な、白河綜なのです!! グ「あなたが遅いんだよ。続きどうなってるの?(ぐりぐり)」 ウ「ソーだよ。次はフィリアチャンとヴァル君デショ? その次がナーシャとファレス君で…………アタシ達はその次ジャン。早く打ち込んで投稿してネ♪(ごりごり)」 いや…………あの(汗) お二人とも虫も殺さないような顔してなんで白河の頭を踏みつけてらっしゃるんですかっ!!? グ&ウ「「あなた(綜チャン)が悪いんでしょ?」」 うっわぁ顔怖っ!(滝汗) …………まぁ、そんなこんなで今回は四竜王中もっとも涙もろいと噂のウィンちゃんをゲストに、しょーもないレスを送りつけるのです!!(待てない) ウ「…………でもなんでワザワザアタシを読んだノ?」 だって、折角お話はシリアスで哀しい展開なのに、そんなところにグロウ君だけ送り込んだら、彼がサド全開で、雰囲気をこれでもかと言うほどぶち壊し、あまつさえそのまま怪しい方向に話題がいっちゃうこと請け合いじゃないですか。 ウ「おおっ!(ポンッ、と手をうつ)」 グ「…………あからさまに納得しないでくれない?」 >「ヘビ……?! > 何言ってんだよ! 無駄じゃんか! こんな戦い!」 >「……違う……」 > 叫んだヨルムンガルドを咎めるようなヴィリシルアの言葉に、フェイトが呟いた。 >「違う――姉さん……違うんだ」 おや? 何やらエフエフ君は何かをわかっている様子ですねぇ。 ウ「フェイト君、半分は竜族なんデショ? 人間には感知できナイ“なにか”に気が付いたのカモねぇ…………」 >「……違う……って何がだよ?!」 >「違うんだ! 魔王は確かに目覚めてない。力が漏れ出しているだけ――」 >「それだったら、どうして……」 >「『それだけ』で危険なんだ」 > ヴィリスの呟きに答えたのは、ヨルムンガルドだった。 >「力が漏れ出している。それだけで危険だ。それは魔王の自我が……」 目覚める予兆、とか? グ「僕に訊かないでよ」 ウ「ダッテ君、魔族ジャン…………」 グ「それでも僕は魔王様じゃないからね」 >「――ッ!? > おいッ! あんた――『リナ』!?」 >「違うッ! > あたしはリナ=インバースじゃ……ない……あぁぁあぁっ!」 最期の最期まで、「自分」でいようとしたのでしょうね……。 …………ううっ、強いのです、影リナさんっ…………(ぐすぐす) >「――瘴気……」 >「ンなの私でも解る!」 > ヨルムンガルドの呟きにツッコんで、ヴィリシルアが走り出す。 そしてこんな時にもツッコミを忘れないと言うヴィリスさんもある意味つよ…… ウ「…………地霊隆起(ヘイブ・グラウンド)」 ぐしゃっ!! グ「…………うわ。なんだか僕より魔族っぽくない、バールウィン」 ウ「涙無しには語れないシーンの直前に、変なチャチャいれるイタチチャンが悪いノ。 それに、このくらいじゃ死なないシ」 グ「まぁ、それはそうだけどね」 って納得しないでくださいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!! ウ「ホラ、生き返ったデショ?」 ……………………しくしく……………………(涙) > ――大きく、息をつく。 >「どうして……」 > 『彼女』は小さく呟いた。 > ……あたしは、少し離れたところに立っていた。 >「どうしてだろう……」 > なおも呟く彼女の背からは、紫色の刃が生えていた。 >「……斬妖剣……その文様、いつ――」 > そう。 > ヴィリスの手にある斬妖剣(ブラスト・ソード)。そこに描かれてあるはずの、ミルガズィアさんの血の文様が消えていた。 > ――『切れ味を鈍らせる文様』が。 > それゆえ、魔王に対する致死のダメージを与えることができたのだ。 >「私は知らない……ヘビに、聞いてくれ」 > 小さな声で呟く、斬妖剣を持ったヴィリスに。 …………夜さん、何かしたのでしょうか? ああそれにしても…………(涙) >「……聞けないわよ……」 > ため息混じりに『彼女』は呟いた。 もう…………自分が消えゆくことがわかっているのですね…………(涙) ウ「うううっ…………(涙)」 グ「まぁ、斬妖剣(ブラスト・ソード)に貫かれたんでしょ? 当然、致命傷だよねぇ(のほほん)」 …………ウィンちゃん…………。 ウ「…………異議なし。」 グ「? 何」(どごおっ!! と言う派手な音を立て、白河+ウィンちゃんの肘が、グロウ君の腹にきまる) …………感動のシーンにそんなこというからです。 ウ「ソーだよ。アタシ思わず魔力込めチャッタ。 生きてル?」 グ「……………………!!」(お腹抱えて、しゃがみ込んでます。そーとー痛かったようです) >「……傷、残ったのね」 > 声は――意外にしっかりとしていた。 >「――ああ」 > 頷くヴィリスに、『彼女』はふっと――疲れように笑う。 >「それならいいわよ。あたしは」 >「? 何言ってんだ? あんた……」 >「それならいいわよ」 > 『彼女』は繰り返し呟いて、ヴィリスの額の傷痕に触れた――多分、ざらりとした感覚があったのだろう。 影リナさんが消えた後でも、彼女が存在した証のように、ヴィリスさんの額の傷は残るのですね………… ウ「…………切ない…………(涙)」 グ「ねぇ……」 ウ「ふぬっ!!」 (鈍い音とともに、ウィンちゃんのエルボー・ドロップが鮮やかに決まり、グロウ君再びダウン) あうううううっ、切ないのです! 切ないのです!!(滝涙) でもっ! 確かに哀しかったけど、自分の死に対し、「ごめん」と言ってくれる相手にピリオドを打ってもらえて、影リナさんは影リナさんでしかないうちに終われてよかったのかもしれませんね…………。 ウ「ウンウン(だばだば)。ヴィリスチャンも、自分達の我が儘…………っていうかエゴ? で影リナチャンの未来を奪うことに対して、チャンと謝罪の気持ちがアッタもんネ。 とにかく、ヴィリスチャン…………ツライ役だったけど、よく頑張ったヨネっ!」 うううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううっっっ(涙) ウ「ひっくっ…………うううううううううううううううううううううううううううううううううううううう(涙)」 グ「(死にそうな面持ちで)あっ…………あのさ…………」 白&ウ「「ふぬっ!!!!!!!」」 ごりぃぃぃぃいっ☆ ウ「…………ぐすっ。 …………スペアのハンカチ、なくなっちゃっタ。そろそろ帰る?」 ううっ…………ひっくっ。 そうしますか。 では…………珍しく無事なまま退散いたします。 あああああああ…………切ない。 白河綜でした…………(ウィンちゃんと共に姿が段々小さくなってゆく…………) グ「…………こっちも切ないんだけど…………」(失神) |
20676 | そしてグロウさんは横で(略) | むくぅ E-mail URL | 2002/4/27 08:55:39 |
記事番号20667へのコメント 白河綜さんは No.20667「どことなく優しい、『意味ある最期』に感動……(涙)」で書きました。 > …………はらはらはらはら…………(涙) >ウ「…………ううっ、ぐすっ…………(涙)」 > ううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううっ(滝涙) >ウ「えっくっ、ううううううっ…………(滝涙)」 >グ「…………わかんないって、誰だか。 > まぁ、ハンカチ片手にだくだく涙を零してる有害イタチとバールウィンはほっといて。 > こんにちはむくぅさん。アップが早くてびっくりしてるよ。 > あ、ちなみに、毎度お馴染みグロウです」 > あうあうあうあうあうあうあうあうあう………… >ウ「ひっっく……えっく…………(ちーんっ)」 >グ「…………ちょっとバールウィン、衛星中継、つながってるよ」 >ウ「…………えっ? …………はっ!!?(眼鏡を外して目元をごしごし) > ……コホン。 > コンニチハむくぅチャン♪ 久しぶりにレスに出張して来マシタ♪ ウィンでスvv > …………あっ。チャン付けしちゃったケド良かったのカナァ? アタシのチャン付けは親愛の証なのデv イヤだったラ言ってネvv 治すカラvvv」 > えぐえぐ…………って、はっ!? > ふと気づくとグロウ君はおろかウィンちゃんにまで先に挨拶されてしまいました(汗) > ていうか早いですよっ!!? もう続きが!!? な、白河綜なのです!! >グ「あなたが遅いんだよ。続きどうなってるの?(ぐりぐり)」 >ウ「ソーだよ。次はフィリアチャンとヴァル君デショ? その次がナーシャとファレス君で…………アタシ達はその次ジャン。早く打ち込んで投稿してネ♪(ごりごり)」 > いや…………あの(汗) > お二人とも虫も殺さないような顔してなんで白河の頭を踏みつけてらっしゃるんですかっ!!? >グ&ウ「「あなた(綜チャン)が悪いんでしょ?」」 > うっわぁ顔怖っ!(滝汗) > …………まぁ、そんなこんなで今回は四竜王中もっとも涙もろいと噂のウィンちゃんをゲストに、しょーもないレスを送りつけるのです!!(待てない) >ウ「…………でもなんでワザワザアタシを読んだノ?」 > だって、折角お話はシリアスで哀しい展開なのに、そんなところにグロウ君だけ送り込んだら、彼がサド全開で、雰囲気をこれでもかと言うほどぶち壊し、あまつさえそのまま怪しい方向に話題がいっちゃうこと請け合いじゃないですか。 >ウ「おおっ!(ポンッ、と手をうつ)」 >グ「…………あからさまに納得しないでくれない?」 ををををっ! ウィンさんだウィンさんだウィンさんだっ♪ 涙もろいんですねっ!? 涙もろいんですねッ!? それはともあれ来てくれてうれしいですぅぅぅうっ! 「ンで、挨拶を忘れる、と……全くこの蝙蝠ハ……」 頭を笑顔で鷲掴みにしないでくださいぃぃいっ! 「横で色々やってる二人は無視して下さいね。 どうも、ハーリアです」 ああっ!? 習慣になってるんですかそれ!? 先に挨拶しないで下さいよ! まぁそれはともかくHPの方で何気に怪しいことやってます(宣伝) むくぅなのですッ! ウィンさん、チャンづけ全然オッケーですからねっ!? 「――デモ真面目な感想をきっちしくれたのに、お前はギャグで返すのカ? 相変わらずダメだナァ全く」 痛い痛いッ!? 何か爪食い込んでますよ頭に爪!? ていうかギャグに走るのはこの面子でやっている分しょうがないと…… 「僕らのせいだってのっ!?」 評議長まで加わらないで下さいぃぃいっ! 白河さん、続き楽しみにしてますぅぅうっ!(涙声) な、何はともあれレス返し行きますッ! >>「ヘビ……?! >> 何言ってんだよ! 無駄じゃんか! こんな戦い!」 >>「……違う……」 >> 叫んだヨルムンガルドを咎めるようなヴィリシルアの言葉に、フェイトが呟いた。 >>「違う――姉さん……違うんだ」 > > おや? 何やらエフエフ君は何かをわかっている様子ですねぇ。 >ウ「フェイト君、半分は竜族なんデショ? 人間には感知できナイ“なにか”に気が付いたのカモねぇ…………」 『瘴気』に対して人間よりも敏感なのです。 「まぁ口からブレス吐くような子供が普通の子供だっていわれても誰も信じないけどね」 ミモフタもないことを言わないで下さいよー…… >>「……違う……って何がだよ?!」 >>「違うんだ! 魔王は確かに目覚めてない。力が漏れ出しているだけ――」 >>「それだったら、どうして……」 >>「『それだけ』で危険なんだ」 >> ヴィリスの呟きに答えたのは、ヨルムンガルドだった。 >>「力が漏れ出している。それだけで危険だ。それは魔王の自我が……」 > > 目覚める予兆、とか? >グ「僕に訊かないでよ」 >ウ「ダッテ君、魔族ジャン…………」 >グ「それでも僕は魔王様じゃないからね」 「目覚める予兆です」 ああっ!? 何先に答えてるんですかグロゥさん!? 「イヤ、さっきまでそこでお前が悶絶してタカラ」 グロゥさんに蹴り入れられてたんですっ! >>「――ッ!? >> おいッ! あんた――『リナ』!?」 >>「違うッ! >> あたしはリナ=インバースじゃ……ない……あぁぁあぁっ!」 > > 最期の最期まで、「自分」でいようとしたのでしょうね……。 > …………ううっ、強いのです、影リナさんっ…………(ぐすぐす) 『自分』というものは何なのか。自己の否定から始まる人生って微妙ですよね。『影』というだけで自分全てを否定する材料になりますから。 >>「――瘴気……」 >>「ンなの私でも解る!」 >> ヨルムンガルドの呟きにツッコんで、ヴィリシルアが走り出す。 > > そしてこんな時にもツッコミを忘れないと言うヴィリスさんもある意味つよ…… >ウ「…………地霊隆起(ヘイブ・グラウンド)」 > > ぐしゃっ!! 確かにどんなときでもツッコミの心もとい芸人の魂(ココロ)を忘れ…… 「誰が芸人かぁぁぁぁぁっ!(無言で魔力衝撃波)」 「うっわヴィリシルア!? いつの間にこんなところに!?」 「馬鹿にされたよぉな気配がしたんだよっ!」 「馬鹿にされたような気配……ッテ……?」 >グ「…………うわ。なんだか僕より魔族っぽくない、バールウィン」 >ウ「涙無しには語れないシーンの直前に、変なチャチャいれるイタチチャンが悪いノ。 > それに、このくらいじゃ死なないシ」 >グ「まぁ、それはそうだけどね」 > って納得しないでくださいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!! >ウ「ホラ、生き返ったデショ?」 > ……………………しくしく……………………(涙) 白河さん頑張ってください! 応援してます! 「……何か、応援する箇所間違ってるような気がするんだケド」 >> ――大きく、息をつく。 >>「どうして……」 >> 『彼女』は小さく呟いた。 >> ……あたしは、少し離れたところに立っていた。 >>「どうしてだろう……」 >> なおも呟く彼女の背からは、紫色の刃が生えていた。 >>「……斬妖剣……その文様、いつ――」 >> そう。 >> ヴィリスの手にある斬妖剣(ブラスト・ソード)。そこに描かれてあるはずの、ミルガズィアさんの血の文様が消えていた。 >> ――『切れ味を鈍らせる文様』が。 >> それゆえ、魔王に対する致死のダメージを与えることができたのだ。 >>「私は知らない……ヘビに、聞いてくれ」 >> 小さな声で呟く、斬妖剣を持ったヴィリスに。 > > …………夜さん、何かしたのでしょうか? > ああそれにしても…………(涙) 斬妖剣(ブラスト・ソード)の文様を魔力干渉で消したと、まぁそんな感じです。ていうか泣かないで下さい(汗) 「そんな芸もできたの!?」 「芸……? 評議長、さり気にひどくナイ……?」 >>「……聞けないわよ……」 >> ため息混じりに『彼女』は呟いた。 > > もう…………自分が消えゆくことがわかっているのですね…………(涙) >ウ「うううっ…………(涙)」 >グ「まぁ、斬妖剣(ブラスト・ソード)に貫かれたんでしょ? 当然、致命傷だよねぇ(のほほん)」 > …………ウィンちゃん…………。 >ウ「…………異議なし。」 >グ「? 何」(どごおっ!! と言う派手な音を立て、白河+ウィンちゃんの肘が、グロウ君の腹にきまる) > …………感動のシーンにそんなこというからです。 >ウ「ソーだよ。アタシ思わず魔力込めチャッタ。 > 生きてル?」 >グ「……………………!!」(お腹抱えて、しゃがみ込んでます。そーとー痛かったようです) グロウさんがどつかれ役に回ってるッ!(ある意味感動) 「おかしなところで感動するなヨっ! 大丈夫か僕ーッ!?」 「ていうか凄いね白河さん。肘鉄で魔族にダメージ与えられるなんて……」 いやあの、えーと……(どこにツッコむべきか困っている) >>「……傷、残ったのね」 >> 声は――意外にしっかりとしていた。 >>「――ああ」 >> 頷くヴィリスに、『彼女』はふっと――疲れように笑う。 >>「それならいいわよ。あたしは」 >>「? 何言ってんだ? あんた……」 >>「それならいいわよ」 >> 『彼女』は繰り返し呟いて、ヴィリスの額の傷痕に触れた――多分、ざらりとした感覚があったのだろう。 > > 影リナさんが消えた後でも、彼女が存在した証のように、ヴィリスさんの額の傷は残るのですね………… >ウ「…………切ない…………(涙)」 >グ「ねぇ……」 >ウ「ふぬっ!!」 > >(鈍い音とともに、ウィンちゃんのエルボー・ドロップが鮮やかに決まり、グロウ君再びダウン) > > > あうううううっ、切ないのです! 切ないのです!!(滝涙) > でもっ! 確かに哀しかったけど、自分の死に対し、「ごめん」と言ってくれる相手にピリオドを打ってもらえて、影リナさんは影リナさんでしかないうちに終われてよかったのかもしれませんね…………。 >ウ「ウンウン(だばだば)。ヴィリスチャンも、自分達の我が儘…………っていうかエゴ? で影リナチャンの未来を奪うことに対して、チャンと謝罪の気持ちがアッタもんネ。 > とにかく、ヴィリスチャン…………ツライ役だったけど、よく頑張ったヨネっ!」 > うううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううっっっ(涙) >ウ「ひっくっ…………うううううううううううううううううううううううううううううううううううううう(涙)」 >グ「(死にそうな面持ちで)あっ…………あのさ…………」 >白&ウ「「ふぬっ!!!!!!!」」 > > > ごりぃぃぃぃいっ☆ この音は――なんか致命傷っぽい……(汗) ――ですが『すまない』と謝ること自体エゴ――自分勝手でもあるかもしれません。人を殺した人間が、自分の都合で相手に謝ったり謝らなかったりって言うのは勝手ですから。 まぁそれにしたって、お互い『自分』でいるためにはああするしかなかったということで(汗) 「いや、今の台詞の次にどんな説明がきたってシリアスにはならないから」 しくしくしく…… >ウ「…………ぐすっ。 > …………スペアのハンカチ、なくなっちゃっタ。そろそろ帰る?」 > ううっ…………ひっくっ。 > そうしますか。 > では…………珍しく無事なまま退散いたします。 > > あああああああ…………切ない。 > 白河綜でした…………(ウィンちゃんと共に姿が段々小さくなってゆく…………) ああ! 泣かないで下さいお二人ともッ!(汗) ……ンでは、こちらもどつかれたり殴られたり蹴られたりする前に帰ります(汗) それでは、むくぅなのでしたっ! 逃走ッ! >グ「…………こっちも切ないんだけど…………」(失神) シリアスでもシリアスれないキャラということで、彼の名前は永遠に歴史に刻まれ……(爆) |
20690 | 平和主義者の魔王様 終 | むくぅ E-mail URL | 2002/4/28 18:29:10 |
記事番号20614へのコメント ををっ! 終わったぁぁっ! の、むくぅなのですっ! 皆さんこんにちは? 「聞くな。そこで」 っをを。いやほら、ここでこんにちはといっても、こんばんわだったりおはようございますだったりするじゃないですか。その辺の配慮の心を疲労してみたりしました。(戦闘で活躍できなかったからこんなところで出張ってる)評議長。 「『。』から『評議長』の間までかなり間がなかった……?」 気のせいです。ええもうそれは気のせいです。 「んで終わりだけどもさ、やっぱしこれ自体は続くんでしょ?」 それはまぁ。多分。 「多分?」 むくぅが話思いつかなければ永遠にないのです。 「……ほほぅ」 ? やっぱり怒ってます? 「当たり前だぁっ! 僕の出番はっきり言って全ッ然ないじゃない!?」 それはまぁ、脇(役)だから。 「……(ぴきぃっ!)」 ああっ! 何ですかそのカッター! ちきちきちきって刃出してるんですか!? 穏便に話し合いましょ…… ……………(ざくっ!(×?) ぼきぃっ!) ……か……カッターの刃が折れるまで刺された……(涙) それではいよいよ最終話……よろしければお付き合い下さ……い…… =================================== 【 供養 】 「いやぁ――お疲れ様でした」 「竜破斬(ドラグ・スレイブ)」 半ば本気で呪文を放ったあたしは、自分でもかなりキツい顔をしていたと思う。 「――いまさら出てきて、何の用だ」 ため息混じりに夜さんが、言った。 ……アレから、三日経った。 あのあとすぐお迎えの二人――例の海神官(プリースト)と海将軍(ジェネラル)である――が来て、あたしたちは聖王都に強制送還された。 ヴィリスはすぐ目を覚まして――今までずっと、部屋でぼーっとしていた。 ……フェリアさん……は、置いていかれて怒っていた――反面、少し寂しそうでもあった。 エフエフとか、夜さんとかは、ヴィリスとあんまり口をきいていない。 ――それが一番最善だと思ったからだろう。 ガウリイとあたしは。 ――努めて、いつもどおりである。 そして今ここは――セイルーンではない。 少し広い、セイルーン・シティ近くの草原である。 あたしとガウリイ、夜さんとエフエフとフェリアさんと――ヴィリスが、一緒になってココに来ていた。 なぜかは……少し待ってほしい。おいおい話そう。 「死んだよ。『あいつ』は。殺した」 ヴィリスがゼロスのほうを見もせずに言った。彼はその言葉を吟味するでもなく少々の沈黙をおき、それから言った。 「……お疲れ様でした」 「『お疲れ様でした』――だと……!?」 振り向いてゼロスの胸倉をつかみ、彼女は叫んだ。彼はただ黙ってされるがままにする。 「何が……ヒトを殺したあとの奴に、何がお疲れ様だよ! ふざけんじゃねぇぞッ! あいつお前らの王様だったんだろ!? それが――それが魔族なのか!?」 ―― 「そうですよ」 大きく息をつくヴィリスに、ゼロスは眉を寄せた。いつになく険しい顔で。 「……それが魔族です」 「ッ……!」 言われて、彼女はぐっと唇を噛み締めた。 「……そうかよっ……」 どさりっ、とゼロスを地面に投げて、ヴィリスは声を絞り出した。 と―― 「それと、グロゥさんのことですが……」 起き上がりながら、ゼロスが言う。 「――グロゥ?」 きょとん、とした顔で、彼女は振り返った。 「あいつは――」 「……ちゃんと生きてます。 僕が全速力で回復しましたから。元気ですよ……会いたくないとは、まぁ言ってました」 「そっか――そりゃ、よかった」 言ってから、彼女はまたきょとん、とした顔になる。自分のセリフがどこかおかしいと思ったのだろう。 「――恩人――だからな。一応」 言い訳のように呟いて、それからそっぽを向いた。 「会いたくないか……ま、そりゃそーだよな」 肩をすくめて独り言のように言い、歩き出す。それを見て、ゼロスがわずかに首を傾げた。 「皆さん――何しにここに来られたんです?」 「ん、ちょっと……お参りにな」 「お参り――ですか……?」 ゼロスが首を傾げつつ言うのに、あたしは少々おかしさを感じながらも、 「魔王竜ってね、お墓作んないんだって」 「……魂はみなすべて母の御許に還る――母とはこの場合自然だ。体もまた土に還る。 実際――魂は混沌の海に逝くのだがな。ずっと続いてきた信仰だ。習慣でもある」 淡々と夜さんが言った。 「すべて――とは?」 「すべてだ。人間も竜もエルフも、その間に位置するものたちも、神や魔族ですらも」 「中立の魔王竜らしい考えですねぇ」 そう呟いて、ゼロスはふと、笑みを深くした。 「……そして死んだものを弔うのは一度だけだ」 夜さんは言った。 「人間のように、一周忌とか、そういうことはやらない。 どんなに偉大な人物でも、弔うのは一度きり。一度しか、弔いの言葉を口にしてはいけない」 「今からそれを?」 「――ああ」 頷いたのは夜さんではなく、ヴィリスだった。ゼロスのほうを向かずに、ただぶっきらぼうに呟く。 「弔うのは――『影』のリナさんですか?」 「――魔王さま――って言わないの?」 問うたのはエフエフ。ゼロスは頷いた。 「魔王様は完全には目覚めきっていませんでしたしね。まだアレは人間でした」 「ふぅん……」 納得したのか、彼はそれきり黙った……アレとか言うなよ。 「――弔うのは、『彼女』だけじゃない」 ぽつり、とヴィリスが呟く。視線はどこか虚空をさまよっていた。 「二年前。 ――魔族に殺された人々もだ」 「魔族の前で言いますか? それを」 「嫌がらせも入っている。気にしとけ」 「気にしませんよ」 ――沈黙。 さわり、と風に草が揺れた。緑の波が空と微妙な色合いを生み出している。 さらにヴィリスは数歩進み、くっと唇をかんだ。 「……」 吸って、吐いて。大きく、彼女は深呼吸をした。うつむき、空を見上げ、胸に手を当てて。 ――やがてその口から、小さくも大きくもない呟きが漏れ始めた。 人間の言葉ではない。竜の言葉でもなく、まして混沌の言語(カオス・ワーズ)でもない。 その呟きは、詠っているようにも――聞こえた。 ――すぅ…… また彼女は大きく息を吸って、腕を下ろし、もう一度息を吐いた。 それで呟きは終わった。 「――何て言ってたの?」 フェリアさんの問いに、ヴィリスは振り返りざま苦笑して、視線を夜さんの方に向ける。 「言ってもいいか? ヘビ」 「好きにしろ」 ため息をつきながら言った夜さんに、彼女は笑った。少し得意げに、フェリアさんに向かって言う。 「……これは古い言葉で、大昔に賢者たちのみの間で使われたといわれているんだ」 「賢者って――レイ=マグナスとか?」 「いいや。それすら最近になるほどの、もっとずっと大昔―― 『賢者』ってのは人間じゃないんだよ。竜でもなくて、もっと抽象的っつーかなんていうか――ぼやけた感じのものらしい。 それで、ヘビたち魔王竜は、これを『大地の言葉』と呼んでいる」 「――大地?」 「そう。大地」 ヴィリスは頷いて、草原を見た。 「『――我らが母なる大地。この魂を見つめ、癒し、貴方の元に還ることを許せ。 光が貴方に染み込むように、魂もまたそこに行くだろう。 体は貴方の糧となる、魂を癒すのにこれを使えばいい。 魂がまた貴方の元を離れるために』―― ――と、まぁこれだけ。 昔はもっと長かったらしいんだけど、魔族がカタートに来てから、だんだん短くなっていったんだってさ」 「へぇ―― ――何か、崇拝って言うより友だちみたいな感じで『大地』に呼びかけてるよね」 フェリアさんがなんか感心するようにこくこく頷きながら言った。彼女はさらにそれに頷いて、 「ん。そんな感じ。 自分より上のものはなくまた自分より下のものもない――だから神も魔王も崇める対象には入らないんだ」 「ほほぉ。神も魔王もねぇ……」 「……って、何でそこで僕を見るんですか」 「いや、それにしてはヴィリスはゼロスを何か見下すような目で見るなー、と思って」 言うフェリアさんに、ゼロスはふと硬直した。ヴィリスはそれにはっはっはと朗らかに笑い、 「だって私魔王竜じゃないし」 「ああ、成る程」 「って、やっぱり見下してたんですかぁぁッ!?」 硬直から復帰して、驚いたように叫ぶゼロスを彼女は笑みを引っ込めて見た。 「何を今さら。 いやアレだ。お前の実力というか、力は認めてるぞ? ナメクジが一秒間に這う距離ぐらいには」 「それだけですかッ!?」 「いやもうちょっと短め。 でもまぁ、知能的にはどうかなあと。 最初は頭脳派だったはずなのに最近めっきり何も考えてないし」 「しくしくしくしくしくしく……」 泣くなよ。そんなことで。 あたしは困ったような顔でゼロスを見、彼の方をぽん、と叩くと、優しく声をかけた。 「ゼロス―― そんなの周知の事実じゃない。何を今になって言ってんのよ?」 「うううううううううううう……」 ゼロスは何故かさらに落ち込んだ。 ――って、あたしたちはこいつをからかうためにここに来たわけじゃないのだが。 そう。弔いはまだ終わっちゃいないのだ。 「ヴィリス。そろそろやれ」 「ん。解った」 「何をやるんですか?」 「弔いの続き」 端的に答え、ヴィリスは今度は普通に呟き始めた。 今度は『大地の言葉』などではなく、呪文詠唱の時に使う『混沌の言語(カオス・ワーズ)』である。 ――水よ 空に集いて涙となれ 短い呪文詠唱。だがたったそれだけで。 太陽が出ているその中で、雨が降り始めた。 「お天気雨――ですか……」 大掛かりな天候の操作ではない。大きな雲、その一部の温度を冷気の呪文で凍らせ、雨にするのだ。雲の位置と高さが問題なだけで、あとは楽である。 降る範囲は半径二キロほど――セイルーン・シティのほうは全然晴れていることだろう。 「『光の涙』って呼ぶんだ。竜は」 空を見上げてエフエフが言った。天気雨が降りそそぎ、少し濡れる。が、少しだけだ。 やがて、少しだけの人工的な雨はやんだ。 「――今のは『大地』への手土産みたいなもんだな。受け入れるのを渋られた魂も、これで『大地』の元に還れる――らしい。 これで終わりだ。魂は『自然』になって、輪廻転生の輪にのることが出来るんだ」 「ほぅ――」 ゼロスが興味深げな声を上げた。自称人間研究熱心――かつ魔王竜の傍に千年以上いた彼でも、そういうことはあまり知らないらしい。 「……ンじゃ、帰るか」 ヴィリスが苦笑しながら言った。 「そーね。帰りましょう」 あたしも笑って、みんなを促した。 空は青く澄んでいて―― 【 養生 】 「っあ゛ー……シンドイ……」 北の極点などと言う極寒の地で、大した厚着もしているようには見えぬ水色の髪の青年が、地の底から響いてくるような気だるげな声を上げた。 前はかなり長くしていた髪を短くして――切ったのではなく短くして、だ――短くして、具現化の手間を省いている。そのあたりからも、彼の受けたダメージがどの程度のものだったかと言うことが察せるだろう。 ≪調子はどうだ?≫ 「――? アア……何ダ、覇王様カ……」 精神世界面(アストラル・サイド)からの主君であり生みの親でもある覇王の声に、一瞬眉をひそめてからため息混じりに彼は呟いた。 ≪……なんだとは何だ それとも誰か別の見舞いでも期待していたか?≫ 「……イイエ。別に」 何となく脳裏――脳などないのだが――まぁとにかく意識下に、おちゃらけた同僚二人組の顔を思い浮かべながら、グロゥは言った。 「それで、覇王様はドーシテこんなトコに来てンですか……?」 暇人だなぁ。腹心のクセに。 ≪……お前がそうやって休んでいるから、こちらとしてもやることがやれないのだが?≫ 「それにしたってあるデショウ? デスクワークとかデスクワークとかデスクワークとか」 ≪お前の仕事だ≫ 「怠け者」 即、言ってやる。しかし覇王はそれにため息をついた。 ≪魔王様に逆らったお前が言うか?≫ 「だってアレまだ魔王様じゃないですモーン」 「『もーん』じゃない……」 呟いたその一瞬前、覇王はこちらに具現化した。銀髪の、四十歳ほどの細めの男性。群青のマントを着、鋭い眼の色は深い緑。いかにも『軍人』といった印象が付きまとう風である。まぁ――それは姿かたちだけではなく、彼の性格も関係しているのだろうが。 「全く……私もどうしてこんな存在(もの)を作ってしまったのか」 またため息。 それにグロゥは少し口を尖らせたが、すぐににんまりと笑い、 「人格設定がヘタクソですからネ。覇王様は」 「むぅ……」 思うところがあるのか、覇王は口をつぐんだ。 「……それより、例の『人形』の件だがな……」 「ヴィリシルア、です」 「――そのヴィリシルア――の。 どうだ? あの義姉弟は、『こちら』の仲間になりそうか?」 あえて『魔族の』とは言わぬ主の問いに、グロゥは肩をすくめた。 「……今のところどちらにも、ってトコです」 「そうか……」 「――それと」 「うん?」 覇王が聞いてくるのを見て、彼は口の端に浮かべていた笑みを消した。 「何で――僕は外出禁止なんですカ?」 「……もう力も大体回復しただろう」 「ええ、七、八割ぐらいは――?」 ふと――嫌な予感に顔を引きつらせる。 覇王はすたすたとこちらに歩みより、書類の束をばさりと具現化させた。 「デスクワークだけでもやってもらう!」 「アアッ! そぉ言えば用事がありましたっ! ちょっと行ってきます!」 「こら待てッ! 外出禁止と言っただろうがッ!?」 「監禁反対ーっ!」 覇王が止めようとするその前に、グロゥはその場から逃げだした。 「……全く……」 また大きくため息をついて、覇王は地に腰を下ろした。 「……まだ養生せねばならん状態だろうに……」 一応心配はしているようだが。 ――それならば、仕事などさせなければいいだろうに。 北の極点、その空はどんよりと曇っていた。だが…… 【 輪廻 】 ――何もない、白い光の中にいた。 ここは何処だろうと首を傾げて、彼女は光の中を歩き出す。 何もない。 ――自分はどうしてこんなところにいるのだろう? ふと考えて、怖くなる。 ここは何処だろう。 「……」 呟いた言葉は声にならなかった。 寂しくて、怖くて、どうにもならない。 いやだ……! 「――ッ」 うずくまって頭を抱える。 …… そうやって――どのくらい、経ったのだろうか。 ――暖かい? 胸の中にある寂しさがふっと消えた。 ――顔を上げて、ゆっくりと立ち上がる。 その視線の先に、懐かしいヒトがいた。 ああ。 ――頬を伝う冷たくて暖かいモノを感じながら、それを拭うこともせずに彼女は走り出した。 白い光の中、青い空には無数の色の光が輝いていた。 そして彼女が、もしふとそこで振り返ったならば。 ――そこに金色の微笑みを見たかもしれない。 【 一緒 】 「……グロゥが逃げ出したそうだ」 「そうだ、って――今見てきたんでしょ?」 「まぁ、そう」 腹心配下の神官・将軍の中でも、覇王のところの四人は少し変わっている。神官、将軍二人ずつの、さらにその中で内訳があるのだ。『力(パワー)』と、『頭脳(ブレイン)』―― この場にいる黒髪の女性と緑の髪の少年は、どちらも『力(パワー)』に属していた。要するに力押し担当――である。 先の声が女性型をとった覇王将軍(ジェネラル)ノースト、それに問うた――というよりもツッコんだのは、木々の象徴のような髪と瞳の色をした少年の姿でいる覇王神官(プリースト)ディノだった。 「デスクワークが覇王様本人と自分しかできないってのは、グロゥにだって解ってるはずなのにねー?」 あはは、と笑うディノに、ノーストは嘆息した。 「――私たちにできないデスクワークを、無理にでもやらせる気だぞ。覇王様は……?」 ぴた。 ディノの笑いが止まった。笑った顔のままで硬直し、どっと顔に汗が伝う――もちろん、任意でやっていることだが、そんな無意味な行動をとるほど少年――の姿をとった魔族が動揺している――混乱しているということだった。 「……逃げるか?」 聞くノーストに、こくこくこくと首振り人形のように頷くディノ。 かくして、『力(パワー)』の二人は話し合うまでもなく、主の目を盗んで逃げ出すことに成功した―― ……こんなことには頭が回る二人である。 二人じゃないかもしれないが。 北の極点は、相変わらず曇っている。 【 …… 】 「ををぅっ!?」 聖王都(セイルーン)の宿屋に帰ったあたしたちを待っていたのは、なんと言うかまぁ、今回一番行動に脈絡というか整合性がなかった覇王神官(プリースト)。魔族、グロゥだった。 ヴィリスは迷わず驚きの声を上げ、びしぃっ! とグロゥを指さして、 「恩人!」 「……恩人って。 まぁそういっちゃそうだケド……てか、大体人じゃないヨ。僕」 冷静にツッコんで、グロゥはヴィリスをジト目で見た。彼女はそれを聞いてはっはっは、と空笑い、つかつかと魔族に気軽に歩み寄り――殴った。 「……痛ッ!?」 しばし間を置いてから頭を押さえるグロゥ。ヴィリスはそれを見てはぁぁっとため息をついた。 「遅いっつの……んで? 今さら何を死にに来たんだ? お前は?」 「『に』、一個多くナイ?」 「いや、誤字脱字一切ないぞ?」 にっこりと、ヴィリスは微笑んだ。紅く光る拳をぐっと握り締めて。 かけた呪文はおそらく霊王結魔弾(ヴィスファランク)などという生易しいものではないだろう――いや、霊王結魔弾(ヴィスファランク)も十分危険だが。 怖い。コレは怖い。かなり怖い。 「ワゥッ!? 今まで見たこともないような不気味な笑顔ッ!?」 「不気味なんぞと失礼なこというなよ!? アレだぞ?! マジでムカついたぞ!? 何で守ったんだよッ!?」 「悪いかヨ! ていうか何で助けられて怒ってるのサ! 助けてもらったんだから感謝しろヨ恩知らず!」 「恩知らず!? フンッ! 私はお前に恩を着せられた覚えはないねッ!」 「今さっき自分で『恩人』って言ったばかりだロォォオッ!?」 ……なんと言うか。 なんと言うか。まぁ。 ―― 一件落着というわけではないけれど。 何もかもすっきりするような事件ではなかったけれど。 一応オチはついたのかも――知れない。 空は青く澄んでいる。 ――夏が来るな。もうすぐ。 空を見上げ、胸のうちだけであたしはそう呟いたのだった。 ・( 平和主義者の魔王様 ―→ 終 )・ =================================== 信仰とか宗教って、説明書いてると楽しいです。風習とか。 「……それが最終話あとがき(もどき)第一声かい。あんたは……ッ!」 いや、頭に魔王竜の供養の仕方が出てたので、つい。 オチが微妙です。うまくまとまってないような気がします。昔からオチは苦手でした。オチついてませんよリナさん(涙) 「泣かれてもねぇ……」 ……… 「……」 ――ああッ?! しまった! まえがき(もどき)で評議長と色々語ったから書くことがない!? 「あほかぁぁぁぁぁっ!」 そ、それでは短いですがコレにてむくぅなのでしたっ! 逃走ぉぉおおぉぉッ! 「あっ! 待ちなさい阿呆ッ! ちなみにリナでしたッ! 待ぁぁぁぁてぇぇぇぇぇぇえっ!」 (むくぅ逃走。リナがそれを追い、二人が地平線の向こうに消える――) |
20691 | エル様・・シャドウをどれに転生させるのか!?(爆!) | かお E-mail URL | 2002/4/28 21:05:13 |
記事番号20690へのコメント むくぅさんは No.20690「平和主義者の魔王様 終」で書きました。 > こんにちわ♪ むくぅさん♪完結、オメデトウなのです♪ > ををっ! 終わったぁぁっ! の、むくぅなのですっ! 皆さんこんにちは? >「聞くな。そこで」 > っをを。いやほら、ここでこんにちはといっても、こんばんわだったりおはようございますだったりするじゃないですか。その辺の配慮の心を疲労してみたりしました。(戦闘で活躍できなかったからこんなところで出張ってる)評議長。 >「『。』から『評議長』の間までかなり間がなかった……?」 > 気のせいです。ええもうそれは気のせいです。 >「んで終わりだけどもさ、やっぱしこれ自体は続くんでしょ?」 > それはまぁ。多分。 >「多分?」 > むくぅが話思いつかなければ永遠にないのです。 それはいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!(涙) シャドウの転生とか、その他にもいろいろと!!!(涙) >「……ほほぅ」 > ? やっぱり怒ってます? >「当たり前だぁっ! 僕の出番はっきり言って全ッ然ないじゃない!?」 > それはまぁ、脇(役)だから。 >「……(ぴきぃっ!)」 > ああっ! 何ですかそのカッター! ちきちきちきって刃出してるんですか!? 穏便に話し合いましょ…… > > ……………(ざくっ!(×?) ぼきぃっ!) > > ……か……カッターの刃が折れるまで刺された……(涙) うわぁ!? > それではいよいよ最終話……よろしければお付き合い下さ……い…… 血止め!!血止め!!!!!! 復活(リザレクション)!!!!!! > >=================================== > > 【 供養 】 > >「いやぁ――お疲れ様でした」 >「竜破斬(ドラグ・スレイブ)」 > 半ば本気で呪文を放ったあたしは、自分でもかなりキツい顔をしていたと思う。 >「――いまさら出てきて、何の用だ」 > ため息混じりに夜さんが、言った。 本気でいきましょう。 本気で!!! > > ……アレから、三日経った。 > > あのあとすぐお迎えの二人――例の海神官(プリースト)と海将軍(ジェネラル)である――が来て、あたしたちは聖王都に強制送還された。 > ヴィリスはすぐ目を覚まして――今までずっと、部屋でぼーっとしていた。 > ……フェリアさん……は、置いていかれて怒っていた――反面、少し寂しそうでもあった。 > エフエフとか、夜さんとかは、ヴィリスとあんまり口をきいていない。 > ――それが一番最善だと思ったからだろう。 確かに。 シャドウの気持ちが分かったヴィリスは・・(涙) > ガウリイとあたしは。 > ――努めて、いつもどおりである。 > そして今ここは――セイルーンではない。 > 少し広い、セイルーン・シティ近くの草原である。 > あたしとガウリイ、夜さんとエフエフとフェリアさんと――ヴィリスが、一緒になってココに来ていた。 > なぜかは……少し待ってほしい。おいおい話そう。 >「死んだよ。『あいつ』は。殺した」 > ヴィリスがゼロスのほうを見もせずに言った。彼はその言葉を吟味するでもなく少々の沈黙をおき、それから言った。 >「……お疲れ様でした」 >「『お疲れ様でした』――だと……!?」 > 振り向いてゼロスの胸倉をつかみ、彼女は叫んだ。彼はただ黙ってされるがままにする。 ゼロスぅ・・・・・。 >「何が……ヒトを殺したあとの奴に、何がお疲れ様だよ! ふざけんじゃねぇぞッ! > あいつお前らの王様だったんだろ!? それが――それが魔族なのか!?」 > ―― >「そうですよ」 > 大きく息をつくヴィリスに、ゼロスは眉を寄せた。いつになく険しい顔で。 >「……それが魔族です」 魔族だし・・・・(汗) さすが、フィブリゾが滅んだときも平然としてたゼロス(汗) >「ッ……!」 > 言われて、彼女はぐっと唇を噛み締めた。 >「……そうかよっ……」 > どさりっ、とゼロスを地面に投げて、ヴィリスは声を絞り出した。 ま、言っても仕方ないでしょう。 > と―― >「それと、グロゥさんのことですが……」 > 起き上がりながら、ゼロスが言う。 >「――グロゥ?」 > きょとん、とした顔で、彼女は振り返った。 >「あいつは――」 >「……ちゃんと生きてます。 > 僕が全速力で回復しましたから。元気ですよ……会いたくないとは、まぁ言ってました」 >「そっか――そりゃ、よかった」 > 言ってから、彼女はまたきょとん、とした顔になる。自分のセリフがどこかおかしいと思ったのだろう。 >「――恩人――だからな。一応」 > 言い訳のように呟いて、それからそっぽを向いた。 もしかして、ラブラブに発展するか!?←だからまて!!! >「会いたくないか……ま、そりゃそーだよな」 > 肩をすくめて独り言のように言い、歩き出す。それを見て、ゼロスがわずかに首を傾げた。 >「皆さん――何しにここに来られたんです?」 >「ん、ちょっと……お参りにな」 >「お参り――ですか……?」 > ゼロスが首を傾げつつ言うのに、あたしは少々おかしさを感じながらも、 >「魔王竜ってね、お墓作んないんだって」 >「……魂はみなすべて母の御許に還る――母とはこの場合自然だ。体もまた土に還る。 > 実際――魂は混沌の海に逝くのだがな。ずっと続いてきた信仰だ。習慣でもある」 > 淡々と夜さんが言った。 母とは、大地もエル様の子供(?)である・・・・(汗) >「すべて――とは?」 >「すべてだ。人間も竜もエルフも、その間に位置するものたちも、神や魔族ですらも」 >「中立の魔王竜らしい考えですねぇ」 > そう呟いて、ゼロスはふと、笑みを深くした。 エル様がすべての母ですからねぇ・・・。 まあ、大地がなければ、存在しなかったということで。 >「……そして死んだものを弔うのは一度だけだ」 > 夜さんは言った。 >「人間のように、一周忌とか、そういうことはやらない。 > どんなに偉大な人物でも、弔うのは一度きり。一度しか、弔いの言葉を口にしてはいけない」 >「今からそれを?」 >「――ああ」 > 頷いたのは夜さんではなく、ヴィリスだった。ゼロスのほうを向かずに、ただぶっきらぼうに呟く。 >「弔うのは――『影』のリナさんですか?」 >「――魔王さま――って言わないの?」 > 問うたのはエフエフ。ゼロスは頷いた。 >「魔王様は完全には目覚めきっていませんでしたしね。まだアレは人間でした」 >「ふぅん……」 > 納得したのか、彼はそれきり黙った……アレとか言うなよ。 あれ・・・とくるか(汗) つまり、魔王として認めてなかつたわけね・・・・。 >「――弔うのは、『彼女』だけじゃない」 > ぽつり、とヴィリスが呟く。視線はどこか虚空をさまよっていた。 >「二年前。 > ――魔族に殺された人々もだ」 >「魔族の前で言いますか? それを」 >「嫌がらせも入っている。気にしとけ」 >「気にしませんよ」 > ――沈黙。 さらりとうけながすか!?ちっ・・・・。ゼロスは・・・・。 > さわり、と風に草が揺れた。緑の波が空と微妙な色合いを生み出している。 > さらにヴィリスは数歩進み、くっと唇をかんだ。 >「……」 > 吸って、吐いて。大きく、彼女は深呼吸をした。うつむき、空を見上げ、胸に手を当てて。 > ――やがてその口から、小さくも大きくもない呟きが漏れ始めた。 > 人間の言葉ではない。竜の言葉でもなく、まして混沌の言語(カオス・ワーズ)でもない。 > > > その呟きは、詠っているようにも――聞こえた。 > > > ――すぅ…… > また彼女は大きく息を吸って、腕を下ろし、もう一度息を吐いた。 > それで呟きは終わった。 >「――何て言ってたの?」 > フェリアさんの問いに、ヴィリスは振り返りざま苦笑して、視線を夜さんの方に向ける。 >「言ってもいいか? ヘビ」 >「好きにしろ」 > ため息をつきながら言った夜さんに、彼女は笑った。少し得意げに、フェリアさんに向かって言う。 >「……これは古い言葉で、大昔に賢者たちのみの間で使われたといわれているんだ」 >「賢者って――レイ=マグナスとか?」 >「いいや。それすら最近になるほどの、もっとずっと大昔―― > 『賢者』ってのは人間じゃないんだよ。竜でもなくて、もっと抽象的っつーかなんていうか――ぼやけた感じのものらしい。 > それで、ヘビたち魔王竜は、これを『大地の言葉』と呼んでいる」 >「――大地?」 >「そう。大地」 > ヴィリスは頷いて、草原を見た。 >「『――我らが母なる大地。この魂を見つめ、癒し、貴方の元に還ることを許せ。 > 光が貴方に染み込むように、魂もまたそこに行くだろう。 > 体は貴方の糧となる、魂を癒すのにこれを使えばいい。 > 魂がまた貴方の元を離れるために』―― > ――と、まぁこれだけ。 > 昔はもっと長かったらしいんだけど、魔族がカタートに来てから、だんだん短くなっていったんだってさ」 ・・・・・誰の言葉なんでしょうか???? 気になります・・・・・・。 >「へぇ―― > ――何か、崇拝って言うより友だちみたいな感じで『大地』に呼びかけてるよね」 > フェリアさんがなんか感心するようにこくこく頷きながら言った。彼女はさらにそれに頷いて、 >「ん。そんな感じ。 > 自分より上のものはなくまた自分より下のものもない――だから神も魔王も崇める対象には入らないんだ」 ・・・・・じゃあ、エル様は・・・(汗) あの御方以上に上(!!)の存在はいないと思うのだが・・・(汗) >「ほほぉ。神も魔王もねぇ……」 >「……って、何でそこで僕を見るんですか」 >「いや、それにしてはヴィリスはゼロスを何か見下すような目で見るなー、と思って」 > 言うフェリアさんに、ゼロスはふと硬直した。ヴィリスはそれにはっはっはと朗らかに笑い、 >「だって私魔王竜じゃないし」 >「ああ、成る程」 >「って、やっぱり見下してたんですかぁぁッ!?」 > 硬直から復帰して、驚いたように叫ぶゼロスを彼女は笑みを引っ込めて見た。 >「何を今さら。 > いやアレだ。お前の実力というか、力は認めてるぞ? ナメクジが一秒間に這う距離ぐらいには」 >「それだけですかッ!?」 ナメクジですか(汗)リナ・・その台詞をきいて、よく混乱しなかったです(笑) (なめくじ苦手なリナだし・・・爆!) >「いやもうちょっと短め。 > でもまぁ、知能的にはどうかなあと。 > 最初は頭脳派だったはずなのに最近めっきり何も考えてないし」 >「しくしくしくしくしくしく……」 > 泣くなよ。そんなことで。 > あたしは困ったような顔でゼロスを見、彼の方をぽん、と叩くと、優しく声をかけた。 >「ゼロス―― > そんなの周知の事実じゃない。何を今になって言ってんのよ?」 >「うううううううううううう……」 > ゼロスは何故かさらに落ち込んだ。 > ――って、あたしたちはこいつをからかうためにここに来たわけじゃないのだが。 壷を心得てます♪リナは♪ > そう。弔いはまだ終わっちゃいないのだ。 >「ヴィリス。そろそろやれ」 >「ん。解った」 >「何をやるんですか?」 >「弔いの続き」 > 端的に答え、ヴィリスは今度は普通に呟き始めた。 > 今度は『大地の言葉』などではなく、呪文詠唱の時に使う『混沌の言語(カオス・ワーズ)』である。 > > ――水よ > 空に集いて涙となれ > > 短い呪文詠唱。だがたったそれだけで。 > 太陽が出ているその中で、雨が降り始めた。 >「お天気雨――ですか……」 > 大掛かりな天候の操作ではない。大きな雲、その一部の温度を冷気の呪文で凍らせ、雨にするのだ。雲の位置と高さが問題なだけで、あとは楽である。 > 降る範囲は半径二キロほど――セイルーン・シティのほうは全然晴れていることだろう。 >「『光の涙』って呼ぶんだ。竜は」 > 空を見上げてエフエフが言った。天気雨が降りそそぎ、少し濡れる。が、少しだけだ。 > やがて、少しだけの人工的な雨はやんだ。 >「――今のは『大地』への手土産みたいなもんだな。受け入れるのを渋られた魂も、これで『大地』の元に還れる――らしい。 > これで終わりだ。魂は『自然』になって、輪廻転生の輪にのることが出来るんだ」 >「ほぅ――」 > ゼロスが興味深げな声を上げた。自称人間研究熱心――かつ魔王竜の傍に千年以上いた彼でも、そういうことはあまり知らないらしい。 つまり、エル様の元に戻るわけですね(はあと) >「……ンじゃ、帰るか」 > ヴィリスが苦笑しながら言った。 >「そーね。帰りましょう」 > あたしも笑って、みんなを促した。 > 空は青く澄んでいて―― > > > 【 養生 】 > >「っあ゛ー……シンドイ……」 > 北の極点などと言う極寒の地で、大した厚着もしているようには見えぬ水色の髪の青年が、地の底から響いてくるような気だるげな声を上げた。 > 前はかなり長くしていた髪を短くして――切ったのではなく短くして、だ――短くして、具現化の手間を省いている。そのあたりからも、彼の受けたダメージがどの程度のものだったかと言うことが察せるだろう。 まあ、魔王の力に刃向かうから・・・・(爆) >≪調子はどうだ?≫ >「――? > アア……何ダ、覇王様カ……」 > 精神世界面(アストラル・サイド)からの主君であり生みの親でもある覇王の声に、一瞬眉をひそめてからため息混じりに彼は呟いた。 >≪……なんだとは何だ > それとも誰か別の見舞いでも期待していたか?≫ >「……イイエ。別に」 > 何となく脳裏――脳などないのだが――まぁとにかく意識下に、おちゃらけた同僚二人組の顔を思い浮かべながら、グロゥは言った。 >「それで、覇王様はドーシテこんなトコに来てンですか……?」 > 暇人だなぁ。腹心のクセに。 確かに・・・・(笑) >≪……お前がそうやって休んでいるから、こちらとしてもやることがやれないのだが?≫ >「それにしたってあるデショウ? デスクワークとかデスクワークとかデスクワークとか」 >≪お前の仕事だ≫ >「怠け者」 > 即、言ってやる。しかし覇王はそれにため息をついた。 創り主に・・・・(笑) >≪魔王様に逆らったお前が言うか?≫ >「だってアレまだ魔王様じゃないですモーン」 >「『もーん』じゃない……」 > 呟いたその一瞬前、覇王はこちらに具現化した。銀髪の、四十歳ほどの細めの男性。群青のマントを着、鋭い眼の色は深い緑。いかにも『軍人』といった印象が付きまとう風である。まぁ――それは姿かたちだけではなく、彼の性格も関係しているのだろうが。 なるほど。 四十代できましたか・・・。←どこを見てる!?(汗) >「全く……私もどうしてこんな存在(もの)を作ってしまったのか」 > またため息。 > それにグロゥは少し口を尖らせたが、すぐににんまりと笑い、 >「人格設定がヘタクソですからネ。覇王様は」 >「むぅ……」 > 思うところがあるのか、覇王は口をつぐんだ。 ・・・・・・納得・・・・(まてや!!!) >「……それより、例の『人形』の件だがな……」 >「ヴィリシルア、です」 >「――そのヴィリシルア――の。 > どうだ? あの義姉弟は、『こちら』の仲間になりそうか?」 > あえて『魔族の』とは言わぬ主の問いに、グロゥは肩をすくめた。 ということは、リナと敵対する仲間に!?(違っ!!) >「……今のところどちらにも、ってトコです」 >「そうか……」 >「――それと」 >「うん?」 > 覇王が聞いてくるのを見て、彼は口の端に浮かべていた笑みを消した。 >「何で――僕は外出禁止なんですカ?」 >「……もう力も大体回復しただろう」 >「ええ、七、八割ぐらいは――?」 > ふと――嫌な予感に顔を引きつらせる。 > 覇王はすたすたとこちらに歩みより、書類の束をばさりと具現化させた。 >「デスクワークだけでもやってもらう!」 >「アアッ! そぉ言えば用事がありましたっ! ちょっと行ってきます!」 >「こら待てッ! 外出禁止と言っただろうがッ!?」 >「監禁反対ーっ!」 > 覇王が止めようとするその前に、グロゥはその場から逃げだした。 ナイス♪ >「……全く……」 > また大きくため息をついて、覇王は地に腰を下ろした。 >「……まだ養生せねばならん状態だろうに……」 > 一応心配はしているようだが。 > ――それならば、仕事などさせなければいいだろうに。 そりゃそうだ(笑) > 北の極点、その空はどんよりと曇っていた。だが…… だかって!? 気になりますぅぅぅう!!!!!!(汗) > > > 【 輪廻 】 > > ――何もない、白い光の中にいた。 > ここは何処だろうと首を傾げて、彼女は光の中を歩き出す。 > 何もない。 > ――自分はどうしてこんなところにいるのだろう? > ふと考えて、怖くなる。 > ここは何処だろう。 > >「……」 > > 呟いた言葉は声にならなかった。 > 寂しくて、怖くて、どうにもならない。 > いやだ……! > >「――ッ」 > > うずくまって頭を抱える。 > …… > そうやって――どのくらい、経ったのだろうか。 暗闇に、一人は心細いのです。 > > ――暖かい? > > 胸の中にある寂しさがふっと消えた。 > ――顔を上げて、ゆっくりと立ち上がる。 > その視線の先に、懐かしいヒトがいた。 一体、誰がいたのでしょう?? 死んだ村の人々でしょうか?? > ああ。 > ――頬を伝う冷たくて暖かいモノを感じながら、それを拭うこともせずに彼女は走り出した。 > 白い光の中、青い空には無数の色の光が輝いていた。 > そして彼女が、もしふとそこで振り返ったならば。 > ――そこに金色の微笑みを見たかもしれない。 エル様・・(はあと) 優しいです(はあと) 今度は、誰に転生するんでしょぅ?? というか、シャドウの中にいたSは・・やっぱりお仕置きされているんだろーなぁ・・(笑) > > > 【 一緒 】 > >「……グロゥが逃げ出したそうだ」 >「そうだ、って――今見てきたんでしょ?」 >「まぁ、そう」 > 腹心配下の神官・将軍の中でも、覇王のところの四人は少し変わっている。神官、将軍二人ずつの、さらにその中で内訳があるのだ。『力(パワー)』と、『頭脳(ブレイン)』―― いかにも、軍人らしい配分です♪ > この場にいる黒髪の女性と緑の髪の少年は、どちらも『力(パワー)』に属していた。要するに力押し担当――である。 > 先の声が女性型をとった覇王将軍(ジェネラル)ノースト、それに問うた――というよりもツッコんだのは、木々の象徴のような髪と瞳の色をした少年の姿でいる覇王神官(プリースト)ディノだった。 >「デスクワークが覇王様本人と自分しかできないってのは、グロゥにだって解ってるはずなのにねー?」 > あはは、と笑うディノに、ノーストは嘆息した。 >「――私たちにできないデスクワークを、無理にでもやらせる気だぞ。覇王様は……?」 > ぴた。 > ディノの笑いが止まった。笑った顔のままで硬直し、どっと顔に汗が伝う――もちろん、任意でやっていることだが、そんな無意味な行動をとるほど少年――の姿をとった魔族が動揺している――混乱しているということだった。 魔族ってだんだん人間くさくなってないか!?(笑)←私がいうな(笑) >「……逃げるか?」 > 聞くノーストに、こくこくこくと首振り人形のように頷くディノ。 > かくして、『力(パワー)』の二人は話し合うまでもなく、主の目を盗んで逃げ出すことに成功した―― > ……こんなことには頭が回る二人である。 覇王・・・やっぱ、作るとき・絶対失敗してるって・・・・(爆!) > 二人じゃないかもしれないが。 > 北の極点は、相変わらず曇っている。 > > > 【 …… 】 > >「ををぅっ!?」 > 聖王都(セイルーン)の宿屋に帰ったあたしたちを待っていたのは、なんと言うかまぁ、今回一番行動に脈絡というか整合性がなかった覇王神官(プリースト)。魔族、グロゥだった。 > ヴィリスは迷わず驚きの声を上げ、びしぃっ! とグロゥを指さして、 >「恩人!」 >「……恩人って。 > まぁそういっちゃそうだケド……てか、大体人じゃないヨ。僕」 > 冷静にツッコんで、グロゥはヴィリスをジト目で見た。彼女はそれを聞いてはっはっは、と空笑い、つかつかと魔族に気軽に歩み寄り――殴った。 >「……痛ッ!?」 > しばし間を置いてから頭を押さえるグロゥ。ヴィリスはそれを見てはぁぁっとため息をついた。 やっぱり、魔力を込めてですね♪ >「遅いっつの……んで? > 今さら何を死にに来たんだ? お前は?」 >「『に』、一個多くナイ?」 >「いや、誤字脱字一切ないぞ?」 > にっこりと、ヴィリスは微笑んだ。紅く光る拳をぐっと握り締めて。 > かけた呪文はおそらく霊王結魔弾(ヴィスファランク)などという生易しいものではないだろう――いや、霊王結魔弾(ヴィスファランク)も十分危険だが。 > 怖い。コレは怖い。かなり怖い。 ははは!!!!!! さすがです!!!!いきましょう!!!!!←まてまて(爆!) >「ワゥッ!? 今まで見たこともないような不気味な笑顔ッ!?」 >「不気味なんぞと失礼なこというなよ!? アレだぞ?! マジでムカついたぞ!? 何で守ったんだよッ!?」 >「悪いかヨ! ていうか何で助けられて怒ってるのサ! 助けてもらったんだから感謝しろヨ恩知らず!」 >「恩知らず!? フンッ! 私はお前に恩を着せられた覚えはないねッ!」 >「今さっき自分で『恩人』って言ったばかりだロォォオッ!?」 > ……なんと言うか。 > なんと言うか。まぁ。 > ―― 一件落着というわけではないけれど。 > 何もかもすっきりするような事件ではなかったけれど。 なんか、傍目には、痴話げんかに見えてるのでは・・・・(笑) この二人の喧嘩って・・・・(笑) > 一応オチはついたのかも――知れない。 > 空は青く澄んでいる。 > ――夏が来るな。もうすぐ。 > 空を見上げ、胸のうちだけであたしはそう呟いたのだった。 そして、季節は巡るのです。←何がいいたいんだ!? > > > ・( 平和主義者の魔王様 ―→ 終 )・ お疲れ様なのですぅぅぅぅぅぅぅう!!!!!!! > >=================================== > > 信仰とか宗教って、説明書いてると楽しいです。風習とか。 あ、それ分かります(はあと) >「……それが最終話あとがき(もどき)第一声かい。あんたは……ッ!」 > いや、頭に魔王竜の供養の仕方が出てたので、つい。 > オチが微妙です。うまくまとまってないような気がします。昔からオチは苦手でした。オチついてませんよリナさん(涙) ついてますよ(はあと) 大丈夫です♪ >「泣かれてもねぇ……」 > ……… >「……」 > ――ああッ?! しまった! まえがき(もどき)で評議長と色々語ったから書くことがない!? >「あほかぁぁぁぁぁっ!」 > そ、それでは短いですがコレにてむくぅなのでしたっ! 逃走ぉぉおおぉぉッ! >「あっ! 待ちなさい阿呆ッ! ちなみにリナでしたッ! 待ぁぁぁぁてぇぇぇぇぇぇえっ!」 > > (むくぅ逃走。リナがそれを追い、二人が地平線の向こうに消える――) お疲れさまなのです♪ また、ヴィリスとハーリアさんに会うのを期待しつつvv わーいvv息ぬきにきたら、投稿されてるし♪ では♪ とりあえず、お疲れ様でした♪次回もまってます♪(さりげに強調・爆!) では、感想になってない感想まででした♪わーいvv > |
20700 | きっといつかは人間に(爆) | むくぅ E-mail URL | 2002/4/29 10:59:47 |
記事番号20691へのコメント かおさんは No.20691「エル様・・シャドウをどれに転生させるのか!?(爆!)」で書きました。 >こんにちわ♪ >むくぅさん♪完結、オメデトウなのです♪ こんにちは! ありがとうございます、むくぅなのです♪ >>「んで終わりだけどもさ、やっぱしこれ自体は続くんでしょ?」 >> それはまぁ。多分。 >>「多分?」 >> むくぅが話思いつかなければ永遠にないのです。 >それはいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!(涙) >シャドウの転生とか、その他にもいろいろと!!!(涙) シャドウの転生先……実は考えてな(どかばきざしゅっ!) まぁ、転生するとしても次は幸せになるでしょう。というかなります(断言) >> ……か……カッターの刃が折れるまで刺された……(涙) >うわぁ!? >> それではいよいよ最終話……よろしければお付き合い下さ……い…… >血止め!!血止め!!!!!! >復活(リザレクション)!!!!!! (呪文を受けて回復←笑) よしっ! というわけで今回もレス返し行ってみますッ! >> 【 供養 】 >> >>「いやぁ――お疲れ様でした」 >>「竜破斬(ドラグ・スレイブ)」 >> 半ば本気で呪文を放ったあたしは、自分でもかなりキツい顔をしていたと思う。 >>「――いまさら出てきて、何の用だ」 >> ため息混じりに夜さんが、言った。 >本気でいきましょう。 >本気で!!! 「ということはつい弾みで『ごめん、重破斬(ギガ・スレイブ)やっちゃったー♪』とか言ってもおっけーっ! ってことね!?」 違いますッ! 違いますからゼロスさんボコりに行くのはやめてぇぇぇっ!(汗) >> エフエフとか、夜さんとかは、ヴィリスとあんまり口をきいていない。 >> ――それが一番最善だと思ったからだろう。 >確かに。 >シャドウの気持ちが分かったヴィリスは・・(涙) 泣かないで下さーい……(汗) ヴィリシルアさんには一番重い役を持ってもらいました。ポジション的に、リナだとどうしてもおかしくなってしまうので。 そのせいでリナの出番が少なくなっても、やっぱり自分は負けません(待て) >>「……お疲れ様でした」 >>「『お疲れ様でした』――だと……!?」 >> 振り向いてゼロスの胸倉をつかみ、彼女は叫んだ。彼はただ黙ってされるがままにする。 >ゼロスぅ・・・・・。 うちのゼロスさんはこうやって人の恨みを買っていく、と。 「あなたが買わせているんじゃないですか……ッ!」 >>「何が……ヒトを殺したあとの奴に、何がお疲れ様だよ! ふざけんじゃねぇぞッ! >> あいつお前らの王様だったんだろ!? それが――それが魔族なのか!?」 >> ―― >>「そうですよ」 >> 大きく息をつくヴィリスに、ゼロスは眉を寄せた。いつになく険しい顔で。 >>「……それが魔族です」 >魔族だし・・・・(汗) >さすが、フィブリゾが滅んだときも平然としてたゼロス(汗) ほらゼロスさん、さすがって言われてますよ! 隅っこで泣いてないで喜んで喜んでッ! 「………(沈黙)」 >>「ッ……!」 >> 言われて、彼女はぐっと唇を噛み締めた。 >>「……そうかよっ……」 >> どさりっ、とゼロスを地面に投げて、ヴィリスは声を絞り出した。 >ま、言っても仕方ないでしょう。 つまり言っても無駄……(ゼロスに錫杖で殴られて沈黙) >>「……ちゃんと生きてます。 >> 僕が全速力で回復しましたから。元気ですよ……会いたくないとは、まぁ言ってました」 >>「そっか――そりゃ、よかった」 >> 言ってから、彼女はまたきょとん、とした顔になる。自分のセリフがどこかおかしいと思ったのだろう。 >>「――恩人――だからな。一応」 >> 言い訳のように呟いて、それからそっぽを向いた。 >もしかして、ラブラブに発展するか!?←だからまて!!! ということはグロゥはエフエフさんを敵に回し、結果仕事が達成できなくな(衝撃音) >>「魔王竜ってね、お墓作んないんだって」 >>「……魂はみなすべて母の御許に還る――母とはこの場合自然だ。体もまた土に還る。 >> 実際――魂は混沌の海に逝くのだがな。ずっと続いてきた信仰だ。習慣でもある」 >> 淡々と夜さんが言った。 >母とは、大地もエル様の子供(?)である・・・・(汗) L様が作り出したものですが、魔王竜はL様の存在を知らなかったので(汗) ええ。それはもう全然知りませんでした(待て) >>「すべて――とは?」 >>「すべてだ。人間も竜もエルフも、その間に位置するものたちも、神や魔族ですらも」 >>「中立の魔王竜らしい考えですねぇ」 >> そう呟いて、ゼロスはふと、笑みを深くした。 >エル様がすべての母ですからねぇ・・・。 >まあ、大地がなければ、存在しなかったということで。 夜さんは『大地』と『L様』を同一視してる節があるです。 というよりは、L様を大地を通して見ている感じですか……ああうまく説明できないッ!(爆) >>「――魔王さま――って言わないの?」 >> 問うたのはエフエフ。ゼロスは頷いた。 >>「魔王様は完全には目覚めきっていませんでしたしね。まだアレは人間でした」 >>「ふぅん……」 >> 納得したのか、彼はそれきり黙った……アレとか言うなよ。 >あれ・・・とくるか(汗) >つまり、魔王として認めてなかつたわけね・・・・。 です。完全に影リナさんの自我で行動していたので。 >>「――弔うのは、『彼女』だけじゃない」 >> ぽつり、とヴィリスが呟く。視線はどこか虚空をさまよっていた。 >>「二年前。 >> ――魔族に殺された人々もだ」 >>「魔族の前で言いますか? それを」 >>「嫌がらせも入っている。気にしとけ」 >>「気にしませんよ」 >> ――沈黙。 >さらりとうけながすか!?ちっ・・・・。ゼロスは・・・・。 いい根性してます。さすが魔族……って、何かさすがの意味違う(汗) >>「賢者って――レイ=マグナスとか?」 >>「いいや。それすら最近になるほどの、もっとずっと大昔―― >> 『賢者』ってのは人間じゃないんだよ。竜でもなくて、もっと抽象的っつーかなんていうか――ぼやけた感じのものらしい。 >> それで、ヘビたち魔王竜は、これを『大地の言葉』と呼んでいる」 >>「――大地?」 >>「そう。大地」 >> ヴィリスは頷いて、草原を見た。 >>「『――我らが母なる大地。この魂を見つめ、癒し、貴方の元に還ることを許せ。 >> 光が貴方に染み込むように、魂もまたそこに行くだろう。 >> 体は貴方の糧となる、魂を癒すのにこれを使えばいい。 >> 魂がまた貴方の元を離れるために』―― >> ――と、まぁこれだけ。 >> 昔はもっと長かったらしいんだけど、魔族がカタートに来てから、だんだん短くなっていったんだってさ」 >・・・・・誰の言葉なんでしょうか???? >気になります・・・・・・。 混沌で神と魔が敵対していなかった頃、未だ大地ができずに神と魔の輪郭すらぼやけていた時代、当時の彼らが使っていた言葉です。古きよき文化って感じで(爆) >>「へぇ―― >> ――何か、崇拝って言うより友だちみたいな感じで『大地』に呼びかけてるよね」 >> フェリアさんがなんか感心するようにこくこく頷きながら言った。彼女はさらにそれに頷いて、 >>「ん。そんな感じ。 >> 自分より上のものはなくまた自分より下のものもない――だから神も魔王も崇める対象には入らないんだ」 >・・・・・じゃあ、エル様は・・・(汗) >あの御方以上に上(!!)の存在はいないと思うのだが・・・(汗) L様は神でも魔でもないし全ての母だったりするんですが、感謝しこそすれ崇め奉りはしないと(笑) >>「何を今さら。 >> いやアレだ。お前の実力というか、力は認めてるぞ? ナメクジが一秒間に這う距離ぐらいには」 >>「それだけですかッ!?」 >ナメクジですか(汗)リナ・・その台詞をきいて、よく混乱しなかったです(笑) >(なめくじ苦手なリナだし・・・爆!) リナが苦手なナメクジ。カタツムリは平気なのかなと妙な事を考えつつ(汗) >> あたしは困ったような顔でゼロスを見、彼の方をぽん、と叩くと、優しく声をかけた。 >>「ゼロス―― >> そんなの周知の事実じゃない。何を今になって言ってんのよ?」 >>「うううううううううううう……」 >> ゼロスは何故かさらに落ち込んだ。 >> ――って、あたしたちはこいつをからかうためにここに来たわけじゃないのだが。 >壷を心得てます♪リナは♪ いや、ただ単に人の嫌なことを突くのがとく――(竜破斬) >> 【 養生 】 >> >>「っあ゛ー……シンドイ……」 >> 北の極点などと言う極寒の地で、大した厚着もしているようには見えぬ水色の髪の青年が、地の底から響いてくるような気だるげな声を上げた。 >> 前はかなり長くしていた髪を短くして――切ったのではなく短くして、だ――短くして、具現化の手間を省いている。そのあたりからも、彼の受けたダメージがどの程度のものだったかと言うことが察せるだろう。 >まあ、魔王の力に刃向かうから・・・・(爆) よく滅びなかったってところです(笑) >> 暇人だなぁ。腹心のクセに。 >確かに・・・・(笑) 腹心だからこそ暇だったり。仕事してください覇王さん(笑) >>≪……お前がそうやって休んでいるから、こちらとしてもやることがやれないのだが?≫ >>「それにしたってあるデショウ? デスクワークとかデスクワークとかデスクワークとか」 >>≪お前の仕事だ≫ >>「怠け者」 >> 即、言ってやる。しかし覇王はそれにため息をついた。 >創り主に・・・・(笑) 忠誠心かけらもありませんね(笑) まぁ部下のことを『道具』ときっぱり言い張る創り主に忠誠心抱きようがあるかって感じですかね(笑) >> 呟いたその一瞬前、覇王はこちらに具現化した。銀髪の、四十歳ほどの細めの男性。群青のマントを着、鋭い眼の色は深い緑。いかにも『軍人』といった印象が付きまとう風である。まぁ――それは姿かたちだけではなく、彼の性格も関係しているのだろうが。 >なるほど。 >四十代できましたか・・・。←どこを見てる!?(汗) おっさんです。おっさん(笑) どうしてもおっさんのイメージがぬぐえなかったのでこの年齢(汗) いいんですか覇王。若くなくて(笑) >>「全く……私もどうしてこんな存在(もの)を作ってしまったのか」 >> またため息。 >> それにグロゥは少し口を尖らせたが、すぐににんまりと笑い、 >>「人格設定がヘタクソですからネ。覇王様は」 >>「むぅ……」 >> 思うところがあるのか、覇王は口をつぐんだ。 >・・・・・・納得・・・・(まてや!!!) 特に『力』の二人とかかなり変ですからね!(さらに待て) >>「……それより、例の『人形』の件だがな……」 >>「ヴィリシルア、です」 >>「――そのヴィリシルア――の。 >> どうだ? あの義姉弟は、『こちら』の仲間になりそうか?」 >> あえて『魔族の』とは言わぬ主の問いに、グロゥは肩をすくめた。 >ということは、リナと敵対する仲間に!?(違っ!!) ヴィリシルアさんが仲間になるとフェイトもおまけでついてくると。 そして夜さんなんかがお仕置きに(爆) >>「デスクワークだけでもやってもらう!」 >>「アアッ! そぉ言えば用事がありましたっ! ちょっと行ってきます!」 >>「こら待てッ! 外出禁止と言っただろうがッ!?」 >>「監禁反対ーっ!」 >> 覇王が止めようとするその前に、グロゥはその場から逃げだした。 >ナイス♪ とっとと逃げ出せ、と(笑) 大変です魔族って(大変の方向性違うから) >>「……全く……」 >> また大きくため息をついて、覇王は地に腰を下ろした。 >>「……まだ養生せねばならん状態だろうに……」 >> 一応心配はしているようだが。 >> ――それならば、仕事などさせなければいいだろうに。 >そりゃそうだ(笑) >> 北の極点、その空はどんよりと曇っていた。だが…… >だかって!? >気になりますぅぅぅう!!!!!!(汗) だが……それは秘密です(爆) >> 胸の中にある寂しさがふっと消えた。 >> ――顔を上げて、ゆっくりと立ち上がる。 >> その視線の先に、懐かしいヒトがいた。 >一体、誰がいたのでしょう?? >死んだ村の人々でしょうか?? 設定としては、影リナさんにもリナさんにとってのガウリイさんのような存在がいたことになってます。多分その人じゃないかと。 >> そして彼女が、もしふとそこで振り返ったならば。 >> ――そこに金色の微笑みを見たかもしれない。 >エル様・・(はあと) >優しいです(はあと) >今度は、誰に転生するんでしょぅ?? >というか、シャドウの中にいたSは・・やっぱりお仕置きされているんだろーなぁ・・(笑) 決定事項です(笑) 何かのマンガ(歴史マンガだったと)で、アメーバは寿命が短いので転生する確率が高いとか言ってました(笑) ……頑張ってください影リナさん(爆) >> 【 一緒 】 >> >>「……グロゥが逃げ出したそうだ」 >>「そうだ、って――今見てきたんでしょ?」 >>「まぁ、そう」 >> 腹心配下の神官・将軍の中でも、覇王のところの四人は少し変わっている。神官、将軍二人ずつの、さらにその中で内訳があるのだ。『力(パワー)』と、『頭脳(ブレイン)』―― >いかにも、軍人らしい配分です♪ そしてシェーラさんが滅んでパワー・バランスが偏ってると(爆) >> ディノの笑いが止まった。笑った顔のままで硬直し、どっと顔に汗が伝う――もちろん、任意でやっていることだが、そんな無意味な行動をとるほど少年――の姿をとった魔族が動揺している――混乱しているということだった。 >魔族ってだんだん人間くさくなってないか!?(笑)←私がいうな(笑) 千年以上も生きていれば、日々進歩(退化)していることもあるでしょう(笑) >>「……逃げるか?」 >> 聞くノーストに、こくこくこくと首振り人形のように頷くディノ。 >> かくして、『力(パワー)』の二人は話し合うまでもなく、主の目を盗んで逃げ出すことに成功した―― >> ……こんなことには頭が回る二人である。 >覇王・・・やっぱ、作るとき・絶対失敗してるって・・・・(爆!) 確かに失敗してますね。自我の確立という点ではめちゃめちゃ成功してますが(笑) >> 冷静にツッコんで、グロゥはヴィリスをジト目で見た。彼女はそれを聞いてはっはっは、と空笑い、つかつかと魔族に気軽に歩み寄り――殴った。 >>「……痛ッ!?」 >> しばし間を置いてから頭を押さえるグロゥ。ヴィリスはそれを見てはぁぁっとため息をついた。 >やっぱり、魔力を込めてですね♪ もちろんです♪(待て) >>「遅いっつの……んで? >> 今さら何を死にに来たんだ? お前は?」 >>「『に』、一個多くナイ?」 >>「いや、誤字脱字一切ないぞ?」 >> にっこりと、ヴィリスは微笑んだ。紅く光る拳をぐっと握り締めて。 >> かけた呪文はおそらく霊王結魔弾(ヴィスファランク)などという生易しいものではないだろう――いや、霊王結魔弾(ヴィスファランク)も十分危険だが。 >> 怖い。コレは怖い。かなり怖い。 >ははは!!!!!! >さすがです!!!!いきましょう!!!!!←まてまて(爆!) 「許可出たぞ。むしろ殺ってオーケーか?」 「ウワッ! めっちゃ本気ッポイッ!?」 のようなやりとりが(笑) >>「ワゥッ!? 今まで見たこともないような不気味な笑顔ッ!?」 >>「不気味なんぞと失礼なこというなよ!? アレだぞ?! マジでムカついたぞ!? 何で守ったんだよッ!?」 >>「悪いかヨ! ていうか何で助けられて怒ってるのサ! 助けてもらったんだから感謝しろヨ恩知らず!」 >>「恩知らず!? フンッ! 私はお前に恩を着せられた覚えはないねッ!」 >>「今さっき自分で『恩人』って言ったばかりだロォォオッ!?」 >> ……なんと言うか。 >> なんと言うか。まぁ。 >> ―― 一件落着というわけではないけれど。 >> 何もかもすっきりするような事件ではなかったけれど。 >なんか、傍目には、痴話げんかに見えてるのでは・・・・(笑) >この二人の喧嘩って・・・・(笑) 痴話喧嘩→夫婦漫才とランクアップ(待て) >> 一応オチはついたのかも――知れない。 >> 空は青く澄んでいる。 >> ――夏が来るな。もうすぐ。 >> 空を見上げ、胸のうちだけであたしはそう呟いたのだった。 >そして、季節は巡るのです。←何がいいたいんだ!? なーつがすーぎーかぜあーざみー♪(歌うな) ……少○時代でした(爆) >> ・( 平和主義者の魔王様 ―→ 終 )・ >お疲れ様なのですぅぅぅぅぅぅぅう!!!!!!! どうもありがとうございますぅぅうぅうっ! >> 信仰とか宗教って、説明書いてると楽しいです。風習とか。 >あ、それ分かります(はあと) 解りますよね!? 楽しいですよねッ!(開き直り) 書いていると設定の垂れ流しになってひたすらつまらないものになったり!(爆) >>「……それが最終話あとがき(もどき)第一声かい。あんたは……ッ!」 >> いや、頭に魔王竜の供養の仕方が出てたので、つい。 >> オチが微妙です。うまくまとまってないような気がします。昔からオチは苦手でした。オチついてませんよリナさん(涙) >ついてますよ(はあと) >大丈夫です♪ ありがとうございますv >> (むくぅ逃走。リナがそれを追い、二人が地平線の向こうに消える――) >お疲れさまなのです♪ >また、ヴィリスとハーリアさんに会うのを期待しつつvv >わーいvv息ぬきにきたら、投稿されてるし♪ >では♪ >とりあえず、お疲れ様でした♪次回もまってます♪(さりげに強調・爆!) >では、感想になってない感想まででした♪わーいvv 出番はあるのか評議長!(爆) 評議長の外伝、全く書き進まないんですよこれが……(汗) 次回、私も待ってます(待て) それでは、いつものごとく暴走しましたが、むくぅなのでした! 感想どうもありがとうですっ! 逃走ッ! |
20692 | つ・い・にっ!!(>▽<) | 白河綜 E-mail | 2002/4/28 21:33:13 |
記事番号20690へのコメント むくぅさんは No.20690「平和主義者の魔王様 終」で書きました。 うのおおおおおおおおってか終わってる!? 完結なのですかっ!? 完結なのですねっ!? と、興奮気味の白河綜なのですっ!! ついにっ!! ついに『魔王様』がラストを迎えたのですねっ!? となれば最後のレスくらいキャラ乱入無しで………… (ごいんっ☆) ウ「イヤンっv そんなコト、アタシ達が許すワケないジャンっ♪」 グ「そうそう。あなたの独壇場なんて、読んでてもたいして面白くないよ、きっと」 ……非道い……なにもMDコンポでなぐらなくっても…………。 第一、これレスですよ? なんでおもしろさが求められるんですか!? グ「読むなら面白いほうがいいだろう? ねぇバールウィン」 ウ「ネv」 グ「それに、今回はめでたく向こうの僕も復活したらしいし。 そっちの僕、前回のレス返しで、ワザワザ心配してくれたみたいでありがとう。結構きわどかったけどね。色々な人間を手当たり次第にいぢめて負の感情を摂取したから、今はもう平気だよ」 …………なにげに言っている事が…………(汗) ウ「ウ〜ン…………まぁ、覇王(ダイナスト)チャンの部下だしネェ…………ア、ソーいえば忘れてタ。 こんにちはむくぅチャンv チャン付けの許可、嬉しかっタ〜〜〜〜vv」 グ「同じくこんにちはむくぅさん(にっこり)。そっちの僕も無事みたいで嬉しいよ」 そしてそしてっ!! 白&グ&ウ「「「完結おめでとうございます♪」」」 …………(どきどき)おお、ちゃんと声はもったねぇv ウ「ンフv よかっタ♪」 グ「…………あれだけ練習したんだから、合わないほうがどうかして……」 白&ウ「「グロウ君がはずしてたんでしょっ!!」」 グ「…………………………………………………………………………………………………………………」 …………こほん。 なんにしても、お疲れさまでしたv むくぅさんの連載モノの最終話、それぞれパーツごと(?)にわかれてるじゃないですかv スキなんです、コレvv さてさて。それでは最終話のレスを、瞬間接着剤でぐりぐりとv(笑) > 【 供養 】 >「いやぁ――お疲れ様でした」 >「竜破斬(ドラグ・スレイブ)」 素敵に早業vv なんだかリナさん、防衛本能→条件反射→すり込みと、かなり順調に行動のランクがあがってますねv いと喜ばしいことなのですっ!! グ「……まぁ、竜破斬(ドラグ・スレイブ)くらいじゃ死なないけどさ……」 ウ「心臓には悪イかもネ♪ …………ア、魔族に心臓はナイんダッケ?」 > ……フェリアさん……は、置いていかれて怒っていた――反面、少し寂しそうでもあった。 ……………………(涙) ハーリアさん……あなたは結局そういう扱いを受ける宿命なのです! 頑張ってください!! 応援してます! ウ「応援する場所、違くナイ?」 グ「応援されてもねぇ……」 !! へーきです!!(何がだ?) 肝心の所で出番がないのはグロウ君も一緒…… (ぼこっ!!) >「死んだよ。『あいつ』は。殺した」 > ヴィリスがゼロスのほうを見もせずに言った。彼はその言葉を吟味するでもなく少々の沈黙をおき、それから言った。 >「……お疲れ様でした」 >「『お疲れ様でした』――だと……!?」 > 振り向いてゼロスの胸倉をつかみ、彼女は叫んだ。彼はただ黙ってされるがままにする。 >「何が……ヒトを殺したあとの奴に、何がお疲れ様だよ! ふざけんじゃねぇぞッ! > あいつお前らの王様だったんだろ!? それが――それが魔族なのか!?」 > ―― >「そうですよ」 > 大きく息をつくヴィリスに、ゼロスは眉を寄せた。いつになく険しい顔で。 >「……それが魔族です」 (血をだくだく流しつつも復活)同志でも、例え仲間でも冷酷に切り捨てる、それが魔族なんですね。その点影リナさんは、自分の為に命を狩られた村の人々のコトを切り捨てられなかった。その時点で、もう魔族ではないのですね。ゼロス君はそこのところをちゃんとわかってたのかもしれませんね…………。 ウ「イヤ、流血したまま真面目に話テモ、ゼ〜ンゼン説得力ないヨ?」 あううううううううう……………………(涙) >「それと、グロゥさんのことですが……」 > 起き上がりながら、ゼロスが言う。 >「――グロゥ?」 > きょとん、とした顔で、彼女は振り返った。 >「あいつは――」 >「……ちゃんと生きてます。 > 僕が全速力で回復しましたから。元気ですよ……会いたくないとは、まぁ言ってました」 >「そっか――そりゃ、よかった」 > 言ってから、彼女はまたきょとん、とした顔になる。自分のセリフがどこかおかしいと思ったのだろう。 >「――恩人――だからな。一応」 ヴィリスさん、義理堅いのですね♪ まるで日本の武士のようvv ウ「カッコイイよネェvv アタシ一度お会いしたいナ♪」 グ「あ、僕もあってみたいかな。こういうタイプの子、いぢめて楽しい場合が多いんだよね(にっこり)」 ……………………(滝汗)。 ウ「…………グロウ君、フェイト君に殺されるヨ?」 >「弔うのは――『影』のリナさんですか?」 >「――魔王さま――って言わないの?」 > 問うたのはエフエフ。ゼロスは頷いた。 >「魔王様は完全には目覚めきっていませんでしたしね。まだアレは人間でした」 >「ふぅん……」 > 納得したのか、彼はそれきり黙った……アレとか言うなよ。 魔王として完全に覚醒していない者はあっさり切り捨てる――――なんだか久しぶりに魔族っぽいぞゼロス君(笑)。 ウ「デモ、故人に対しテ“アレ”とか言われるのはイヤだナ…………」 グ「ま、考え方の違いだよね。 僕なんかは魔族だから、魔王竜のお兄さんのいう、『肉体は土に還る』って考え方、逆立ちしたってわからないもの。魔族の肉体はあくまで精神を実体化させただけだからね」 むむむむう…………。 >「――弔うのは、『彼女』だけじゃない」 > ぽつり、とヴィリスが呟く。視線はどこか虚空をさまよっていた。 >「二年前。 > ――魔族に殺された人々もだ」 >「魔族の前で言いますか? それを」 >「嫌がらせも入っている。気にしとけ」 やはりフェイト義兄弟の長男(笑)なだけあって、なにげにさらっと非道いことを(笑) >「気にしませんよ」 そしてこっちも流石(?)高位魔族。いい神経してるわ…………あ、グロウ君、『魔族に神経なんてないよ』とか言わないでくださいね。 グ「……………………ちえぇ(すねてみる)」 >「『――我らが母なる大地。この魂を見つめ、癒し、貴方の元に還ることを許せ。 > 光が貴方に染み込むように、魂もまたそこに行くだろう。 > 体は貴方の糧となる、魂を癒すのにこれを使えばいい。 > 魂がまた貴方の元を離れるために』―― > ――と、まぁこれだけ。 > 昔はもっと長かったらしいんだけど、魔族がカタートに来てから、だんだん短くなっていったんだってさ」 …………素敵なお言葉なのです(^^) なんだか優しい響きがありますねv グ「そう言えば、あなたはこのテの言葉が好きだったね」 大好きです!!(><) キリスト教徒ではないのですが、聖書にでてくる短いフレーズとか。 とにかく、短い言葉・短文で想いがたくさんつまった言葉って大好きなのです! …………自分じゃ、書くたびに挫折してますが(汗) あああああっ! 『大地の言葉』ステキ〜〜〜〜vv >「へぇ―― > ――何か、崇拝って言うより友だちみたいな感じで『大地』に呼びかけてるよね」 > フェリアさんがなんか感心するようにこくこく頷きながら言った。彼女はさらにそれに頷いて、 >「ん。そんな感じ。 > 自分より上のものはなくまた自分より下のものもない――だから神も魔王も崇める対象には入らないんだ」 >「ほほぉ。神も魔王もねぇ……」 >「……って、何でそこで僕を見るんですか」 >「いや、それにしてはヴィリスはゼロスを何か見下すような目で見るなー、と思って」 ナイスツッコミ(?)ハーリアさん!! やはりあなたはツッコミなのですねっ!? ってことは、やはりどちらかというとツッコミになる白河とじゃお笑いコンビくめな(衝撃) ウ「組むナってバっ!! ていうか、ドコからそんな話を持ってきたノっ!!?」 > 言うフェリアさんに、ゼロスはふと硬直した。ヴィリスはそれにはっはっはと朗らかに笑い、 >「だって私魔王竜じゃないし」 >「ああ、成る程」 >「って、やっぱり見下してたんですかぁぁッ!?」 ああ痛いっ!! ゼロス君にとっては立派に精神攻撃ですよコレっ!!? ウ「ン♪ 流石ヴィリスチャンだネ♪」 グ「なんというか…………そっちのゼロス、少し精神面鍛えたほうが良くない? なんなら、僕が直接鍛えにいくけど。僕精神面は強いんだ」 止めてあげてください。 うつります、サドが。 ウ「ソレに、グロウ君のは『強い』というカ……『図太い』と表現してほうがイイようナ…………」 > 硬直から復帰して、驚いたように叫ぶゼロスを彼女は笑みを引っ込めて見た。 >「何を今さら。 > いやアレだ。お前の実力というか、力は認めてるぞ? ナメクジが一秒間に這う距離ぐらいには」 >「それだけですかッ!?」 >「いやもうちょっと短め。 > でもまぁ、知能的にはどうかなあと。 > 最初は頭脳派だったはずなのに最近めっきり何も考えてないし」 >「しくしくしくしくしくしく……」 > 泣くなよ。そんなことで。 さぁ、精神攻撃第2波なのですよっ!! 波はさっきよりちょっと高めなのですっ!!(待て) グ「やっぱり僕鍛えに……」 白&ウ「「やめいっ」」 > あたしは困ったような顔でゼロスを見、彼の方をぽん、と叩くと、優しく声をかけた。 >「ゼロス―― > そんなの周知の事実じゃない。何を今になって言ってんのよ?」 >「うううううううううううう……」 > ゼロスは何故かさらに落ち込んだ。 …………とどめっ、てかんじでしょうか(^^; ウ「ン! 高位魔族弱体化v イイコトネvv」 グ「…………てあのさバールウィン…………」 >「『光の涙』って呼ぶんだ。竜は」 > 空を見上げてエフエフが言った。天気雨が降りそそぎ、少し濡れる。が、少しだけだ。 > やがて、少しだけの人工的な雨はやんだ。 >「――今のは『大地』への手土産みたいなもんだな。受け入れるのを渋られた魂も、これで『大地』の元に還れる――らしい。 > これで終わりだ。魂は『自然』になって、輪廻転生の輪にのることが出来るんだ」 お天気雨…………死者に対する憐憫の涙でもあるのでしょうか? > 【 養生 】 >「っあ゛ー……シンドイ……」 > 北の極点などと言う極寒の地で、大した厚着もしているようには見えぬ水色の髪の青年が、地の底から響いてくるような気だるげな声を上げた。 > 前はかなり長くしていた髪を短くして――切ったのではなく短くして、だ――短くして、具現化の手間を省いている。そのあたりからも、彼の受けたダメージがどの程度のものだったかと言うことが察せるだろう。 >≪調子はどうだ?≫ >「――? > アア……何ダ、覇王様カ……」 > 精神世界面(アストラル・サイド)からの主君であり生みの親でもある覇王の声に、一瞬眉をひそめてからため息混じりに彼は呟いた。 >≪……なんだとは何だ > それとも誰か別の見舞いでも期待していたか?≫ >「……イイエ。別に」 > 何となく脳裏――脳などないのだが――まぁとにかく意識下に、おちゃらけた同僚二人組の顔を思い浮かべながら、グロゥは言った。 >「それで、覇王様はドーシテこんなトコに来てンですか……?」 > 暇人だなぁ。腹心のクセに。 >≪……お前がそうやって休んでいるから、こちらとしてもやることがやれないのだが?≫ >「それにしたってあるデショウ? デスクワークとかデスクワークとかデスクワークとか」 >≪お前の仕事だ≫ >「怠け者」 > 即、言ってやる。しかし覇王はそれにため息をついた。 >≪魔王様に逆らったお前が言うか?≫ >「だってアレまだ魔王様じゃないですモーン」 >「『もーん』じゃない……」 > 呟いたその一瞬前、覇王はこちらに具現化した。銀髪の、四十歳ほどの細めの男性。群青のマントを着、鋭い眼の色は深い緑。いかにも『軍人』といった印象が付きまとう風である。まぁ――それは姿かたちだけではなく、彼の性格も関係しているのだろうが。 >「全く……私もどうしてこんな存在(もの)を作ってしまったのか」 > またため息。 > それにグロゥは少し口を尖らせたが、すぐににんまりと笑い、 >「人格設定がヘタクソですからネ。覇王様は」 >「むぅ……」 > 思うところがあるのか、覇王は口をつぐんだ。 >「……それより、例の『人形』の件だがな……」 >「ヴィリシルア、です」 >「――そのヴィリシルア――の。 > どうだ? あの義姉弟は、『こちら』の仲間になりそうか?」 > あえて『魔族の』とは言わぬ主の問いに、グロゥは肩をすくめた。 >「……今のところどちらにも、ってトコです」 >「そうか……」 >「――それと」 >「うん?」 > 覇王が聞いてくるのを見て、彼は口の端に浮かべていた笑みを消した。 >「何で――僕は外出禁止なんですカ?」 >「……もう力も大体回復しただろう」 >「ええ、七、八割ぐらいは――?」 > ふと――嫌な予感に顔を引きつらせる。 > 覇王はすたすたとこちらに歩みより、書類の束をばさりと具現化させた。 >「デスクワークだけでもやってもらう!」 >「アアッ! そぉ言えば用事がありましたっ! ちょっと行ってきます!」 >「こら待てッ! 外出禁止と言っただろうがッ!?」 >「監禁反対ーっ!」 > 覇王が止めようとするその前に、グロゥはその場から逃げだした。 >「……全く……」 > また大きくため息をついて、覇王は地に腰を下ろした。 >「……まだ養生せねばならん状態だろうに……」 > 一応心配はしているようだが。 > ――それならば、仕事などさせなければいいだろうに。 > 北の極点、その空はどんよりと曇っていた。だが…… ……………………すいません、お腹を抱えて笑っていいですか?(笑) グ「僕の前で、向こうの僕のコトで笑う勇気があるならどうぞ」 ………………………………(汗) それにしても覇王様、そっちでも部下の扱いには苦労しているのですね?(笑←待て) てかデスクワーク…………(笑) > 胸の中にある寂しさがふっと消えた。 > ――顔を上げて、ゆっくりと立ち上がる。 > その視線の先に、懐かしいヒトがいた。 > ああ。 > ――頬を伝う冷たくて暖かいモノを感じながら、それを拭うこともせずに彼女は走り出した。 > 白い光の中、青い空には無数の色の光が輝いていた。 > そして彼女が、もしふとそこで振り返ったならば。 > ――そこに金色の微笑みを見たかもしれない。 !! えっ、エル様!!?(汗) グ「ああ、金色(こんじき)の君? しかも微笑み?」 ウ「ンフv エル様優しいナァvv 影リナチャンも、きっとこの瞬間にすくわれたよネ♪」 だと嬉しいのですvv > 【 一緒 】 >「……グロゥが逃げ出したそうだ」 >「そうだ、って――今見てきたんでしょ?」 >「まぁ、そう」 > 腹心配下の神官・将軍の中でも、覇王のところの四人は少し変わっている。神官、将軍二人ずつの、さらにその中で内訳があるのだ。『力(パワー)』と、『頭脳(ブレイン)』―― > この場にいる黒髪の女性と緑の髪の少年は、どちらも『力(パワー)』に属していた。要するに力押し担当――である。 > 先の声が女性型をとった覇王将軍(ジェネラル)ノースト、それに問うた――というよりもツッコんだのは、木々の象徴のような髪と瞳の色をした少年の姿でいる覇王神官(プリースト)ディノだった。 >「デスクワークが覇王様本人と自分しかできないってのは、グロゥにだって解ってるはずなのにねー?」 > あはは、と笑うディノに、ノーストは嘆息した。 >「――私たちにできないデスクワークを、無理にでもやらせる気だぞ。覇王様は……?」 > ぴた。 > ディノの笑いが止まった。笑った顔のままで硬直し、どっと顔に汗が伝う――もちろん、任意でやっていることだが、そんな無意味な行動をとるほど少年――の姿をとった魔族が動揺している――混乱しているということだった。 >「……逃げるか?」 > 聞くノーストに、こくこくこくと首振り人形のように頷くディノ。 > かくして、『力(パワー)』の二人は話し合うまでもなく、主の目を盗んで逃げ出すことに成功した―― > ……こんなことには頭が回る二人である。 > 二人じゃないかもしれないが。 > 北の極点は、相変わらず曇っている。 ……………………すみません。再び腹を抱えて(以下省略)。 ううん……、『力(パワー)』の二人にデスクワークをまかせたら、一体グロゥ君や覇王様の何倍(何十倍、もしくは何百倍も可)の時間がひつようなんでしょう…………?(笑) しかし、逃げるときも一緒なんて、やっぱり二人は仲良しさんなのですねぇvv > 【 …… 】 >「ををぅっ!?」 > 聖王都(セイルーン)の宿屋に帰ったあたしたちを待っていたのは、なんと言うかまぁ、今回一番行動に脈絡というか整合性がなかった覇王神官(プリースト)。魔族、グロゥだった。 > ヴィリスは迷わず驚きの声を上げ、びしぃっ! とグロゥを指さして、 >「恩人!」 >「……恩人って。 > まぁそういっちゃそうだケド……てか、大体人じゃないヨ。僕」 > 冷静にツッコんで、グロゥはヴィリスをジト目で見た。彼女はそれを聞いてはっはっは、と空笑い、つかつかと魔族に気軽に歩み寄り――殴った。 >「……痛ッ!?」 > しばし間を置いてから頭を押さえるグロゥ。ヴィリスはそれを見てはぁぁっとため息をついた。 >「遅いっつの……んで? > 今さら何を死にに来たんだ? お前は?」 >「『に』、一個多くナイ?」 >「いや、誤字脱字一切ないぞ?」 > にっこりと、ヴィリスは微笑んだ。紅く光る拳をぐっと握り締めて。 > かけた呪文はおそらく霊王結魔弾(ヴィスファランク)などという生易しいものではないだろう――いや、霊王結魔弾(ヴィスファランク)も十分危険だが。 > 怖い。コレは怖い。かなり怖い。 >「ワゥッ!? 今まで見たこともないような不気味な笑顔ッ!?」 >「不気味なんぞと失礼なこというなよ!? アレだぞ?! マジでムカついたぞ!? 何で守ったんだよッ!?」 >「悪いかヨ! ていうか何で助けられて怒ってるのサ! 助けてもらったんだから感謝しろヨ恩知らず!」 >「恩知らず!? フンッ! 私はお前に恩を着せられた覚えはないねッ!」 >「今さっき自分で『恩人』って言ったばかりだロォォオッ!?」 > ……なんと言うか。 > なんと言うか。まぁ。 > ―― 一件落着というわけではないけれど。 > 何もかもすっきりするような事件ではなかったけれど。 > 一応オチはついたのかも――知れない。 > 空は青く澄んでいる。 > ――夏が来るな。もうすぐ。 > 空を見上げ、胸のうちだけであたしはそう呟いたのだった。 …………………………………………すみません、三度(以下省略) ああああああああああああああああああっ!! コレっ! コレなのですっ!!(暴走) グロゥくんとヴィリスさんはこーでなくっちゃっ!! ボケとツッコミが交錯しているようなボケばっかりのようなツッコミばっかりのようなっ!!(どれだ) すてきいいいいいいいぃぃぃぃぃ(どこぐしゃ♪) ウ「はしゃぎすぎだってバ♪」 グ「いい音したね、どことなく音楽的な」 痛いですってばっ!! よりにもよってノートパソコンを投げつけないでくださいっ!! ウ「ま・ソレは置いといテv ねぇねぇ、こっちのグロウって、お相手役(笑)いるノ?」 グ「…………は? 何言ってるの、バールウィン」 ウ「(無視)アタシとしては、誰か相手を付けテ、チャッチャとこの性格(サド)をどーにかしたほーがイイと思うンだけド?」 …………なんか、グロゥくんとヴィリスさんを見てたら、つくりたくなってきました、グロウ君と漫才できる(笑)お相手役。 グ「…………ヴィリスさんのお相手は評議長なんじゃなかったけ…………?」 …………。 ウ「…………」 グ「…………」 そっ、それではっ!! これ以上穴をほらないうちに帰るのですっ!!(汗) むくぅさんっ!! 本当にお疲れさまでしたっ!! グ「答えてないって……」 ウ「なんカまだ謎が残ってルみたいだけど、そっちのほうもイロイロ想像しながら(笑)楽しみに続きを待ってルネvv」 グ「いやあの……」 それではっ!! 次回作も楽しみにしているのですっ!! 白河綜でしたっ!!(ダッシュで(逃げ)帰ってゆく) グ「…………はぁ。 それじゃ、僕も失礼するよ。 むくぅさん、本当にお疲れさま。 いつか、そっちの僕がヴィリスさんを助けた理由とかも、教えてくれると嬉しいな。じゃね」 |
20701 | お・わっ・たっ!(対抗) | むくぅ E-mail URL | 2002/4/29 11:57:53 |
記事番号20692へのコメント 白河綜さんは No.20692「つ・い・にっ!!(>▽<)」で書きました。 > うのおおおおおおおおってか終わってる!? > 完結なのですかっ!? 完結なのですねっ!? と、興奮気味の白河綜なのですっ!! > ついにっ!! ついに『魔王様』がラストを迎えたのですねっ!? となれば最後のレスくらいキャラ乱入無しで………… > > (ごいんっ☆) > ををっ! 白河さん!?(汗) どうもっ! ついに終わりました! 終わってるのに終わってない微妙な感じになりましたっ! 『終』っていうより『続』って言ってるようなもんですねっ!(汗) のむくぅなのですッ! >ウ「イヤンっv そんなコト、アタシ達が許すワケないジャンっ♪」 >グ「そうそう。あなたの独壇場なんて、読んでてもたいして面白くないよ、きっと」 > ……非道い……なにもMDコンポでなぐらなくっても…………。 > 第一、これレスですよ? なんでおもしろさが求められるんですか!? MDコンポ!? それは痛そうな――と同時にやっぱり嫌な予感というかっ!? つめられるつめられる!? まだ夏じゃないのにッ…… (たーまやー) 「と、いうわけでッ! まぁいつものごとく乱入中、出番がなくてちょっとやけになってるハーリアですっ! 花火は昼にやっても楽しくないことが判明いたしました」 「――今の花火ってよりは大砲じゃナイ? グロゥです」 「このレス返しってどんどん登場人物(人じゃない)が増えてくよな。ヴィリシルアです。ども」 ――って! 何で人のことを大砲につめこんでんですかぁぁぁぁぁぁッ! 「ほら、下でもグロウとバールウィンさんが面白い方がいいって言ってるだろ? それを見習ったんだよ」 しくしくしく…… >グ「読むなら面白いほうがいいだろう? ねぇバールウィン」 >ウ「ネv」 >グ「それに、今回はめでたく向こうの僕も復活したらしいし。 > そっちの僕、前回のレス返しで、ワザワザ心配してくれたみたいでありがとう。結構きわどかったけどね。色々な人間を手当たり次第にいぢめて負の感情を摂取したから、今はもう平気だよ」 > …………なにげに言っている事が…………(汗) さすがというべきなのかどういうべきか。 「魔族としてはどう? この面子で唯一魔族のグロゥくん」 「鏡だネ。見習うヨ」 「でもお前はあんまし口論強くないしな……」 「お前に言われたくないヨ」 ……あの……レス返しなんですけどこれ(汗) なんでいやみの応酬してんですかお二人とも!?(汗) >ウ「ウ〜ン…………まぁ、覇王(ダイナスト)チャンの部下だしネェ…………ア、ソーいえば忘れてタ。 > こんにちはむくぅチャンv チャン付けの許可、嬉しかっタ〜〜〜〜vv」 >グ「同じくこんにちはむくぅさん(にっこり)。そっちの僕も無事みたいで嬉しいよ」 > そしてそしてっ!! > >白&グ&ウ「「「完結おめでとうございます♪」」」 > > …………(どきどき)おお、ちゃんと声はもったねぇv >ウ「ンフv よかっタ♪」 >グ「…………あれだけ練習したんだから、合わないほうがどうかして……」 >白&ウ「「グロウ君がはずしてたんでしょっ!!」」 >グ「…………………………………………………………………………………………………………………」 > …………こほん。 > なんにしても、お疲れさまでしたv > むくぅさんの連載モノの最終話、それぞれパーツごと(?)にわかれてるじゃないですかv スキなんです、コレvv > さてさて。それでは最終話のレスを、瞬間接着剤でぐりぐりとv(笑) ををををををっ! ありがとうございますっ! 練習してたんですね! しかもグロウさんだけはずしてたんですねッ!(笑) パーツ(笑)ごとに分かれているのは僧侶からずっと続いてるんですが、海王コンビ入れるの忘れたとか、かなりうっかりしています(爆) ――実はこの話、『鮮血』『僧侶』と来て一番話数が少ないのに、何ゆえか一番長いんですよね(汗) 瞬間接着剤に漬け(誤字にあらず←待て)られながら、こちらもレス返しをば♪ >> 【 供養 】 >>「いやぁ――お疲れ様でした」 >>「竜破斬(ドラグ・スレイブ)」 > > 素敵に早業vv > なんだかリナさん、防衛本能→条件反射→すり込みと、かなり順調に行動のランクがあがってますねv いと喜ばしいことなのですっ!! >グ「……まぁ、竜破斬(ドラグ・スレイブ)くらいじゃ死なないけどさ……」 >ウ「心臓には悪イかもネ♪ > …………ア、魔族に心臓はナイんダッケ?」 三段階レベルアップ!(笑) そしてゼロスがそれにつれてひどい目に遭う、と(爆) >> ……フェリアさん……は、置いていかれて怒っていた――反面、少し寂しそうでもあった。 > > ……………………(涙) > ハーリアさん……あなたは結局そういう扱いを受ける宿命なのです! 頑張ってください!! 応援してます! >ウ「応援する場所、違くナイ?」 >グ「応援されてもねぇ……」 > !! へーきです!!(何がだ?) > 肝心の所で出番がないのはグロウ君も一緒…… > > (ぼこっ!!) 「あっはっはー。それについてはもうあきらめたから大丈夫だよ白河さん♪」 いいつつ首を絞めないで下さいよぉぉぉおっ!? 「まぁ私やグロゥと違ってハーリアは至って普通の人間だしな。 リナとかガウリイだって人間なことは人間だけど人間離れしてるし」 「うう、ふつーの人間で喜ばしいのか否か解らなくなってきたよ……(涙)」 ――(顔紫) >>「何が……ヒトを殺したあとの奴に、何がお疲れ様だよ! ふざけんじゃねぇぞッ! >> あいつお前らの王様だったんだろ!? それが――それが魔族なのか!?」 >> ―― >>「そうですよ」 >> 大きく息をつくヴィリスに、ゼロスは眉を寄せた。いつになく険しい顔で。 >>「……それが魔族です」 > > (血をだくだく流しつつも復活)同志でも、例え仲間でも冷酷に切り捨てる、それが魔族なんですね。その点影リナさんは、自分の為に命を狩られた村の人々のコトを切り捨てられなかった。その時点で、もう魔族ではないのですね。ゼロス君はそこのところをちゃんとわかってたのかもしれませんね…………。 >ウ「イヤ、流血したまま真面目に話テモ、ゼ〜ンゼン説得力ないヨ?」 > あううううううううう……………………(涙) 「――あいつ、そんなこと考える頭持ってたのか……ッ!」 「変な驚き方してるし。お前、一体魔族のコトどう思ってるんだヨ?」 「ナルシストだろ?」 「即答するナっ! てか違うッ!」 「でも自分の力をよりどころにして存在しているんだから、ナルシスト性が高いのは事実でしょ?」 「そりゃそうだケド……ッ!」 >>「あいつは――」 >>「……ちゃんと生きてます。 >> 僕が全速力で回復しましたから。元気ですよ……会いたくないとは、まぁ言ってました」 >>「そっか――そりゃ、よかった」 >> 言ってから、彼女はまたきょとん、とした顔になる。自分のセリフがどこかおかしいと思ったのだろう。 >>「――恩人――だからな。一応」 > > ヴィリスさん、義理堅いのですね♪ > まるで日本の武士のようvv >ウ「カッコイイよネェvv アタシ一度お会いしたいナ♪」 >グ「あ、僕もあってみたいかな。こういうタイプの子、いぢめて楽しい場合が多いんだよね(にっこり)」 > ……………………(滝汗)。 >ウ「…………グロウ君、フェイト君に殺されるヨ?」 「義理堅いって言ってくれたのは嬉しいけど…… うっわ、何か寒気が……ッ!」 「大丈夫だよ、多分フェイトとかヨルムンガルドとかココのグロゥとかが、おーむね命をかけて守るから」 「……なんで僕が入ってるんダ……?」 「ん? そーいやよ、こっちの神族って全然出てこないけど、どうなってるんだ?」 それについては全く考えてませんッ!(どきっぱり) 「……えばるな。ンなコトで」 >>「弔うのは――『影』のリナさんですか?」 >>「――魔王さま――って言わないの?」 >> 問うたのはエフエフ。ゼロスは頷いた。 >>「魔王様は完全には目覚めきっていませんでしたしね。まだアレは人間でした」 >>「ふぅん……」 >> 納得したのか、彼はそれきり黙った……アレとか言うなよ。 > > 魔王として完全に覚醒していない者はあっさり切り捨てる――――なんだか久しぶりに魔族っぽいぞゼロス君(笑)。 >ウ「デモ、故人に対しテ“アレ”とか言われるのはイヤだナ…………」 >グ「ま、考え方の違いだよね。 > 僕なんかは魔族だから、魔王竜のお兄さんのいう、『肉体は土に還る』って考え方、逆立ちしたってわからないもの。魔族の肉体はあくまで精神を実体化させただけだからね」 > むむむむう…………。 「魂も大地に回帰するから、その点でいえば魔族も入るんだぞ? ま、実際は大地ってか混沌に還るんだけどな」 「うわ。ゼロス久しぶりにとか言われてるよ。 ま、確かに最近ゼロスは頭悪い感がぬぐえない――というか頭悪いしね」 きっぱり言わないで下さいよ評議長!? ……むくぅはゼロスは好きなキャラに入るんですが(汗) どうしてこうなってしまったのか(笑) >>「――弔うのは、『彼女』だけじゃない」 >> ぽつり、とヴィリスが呟く。視線はどこか虚空をさまよっていた。 >>「二年前。 >> ――魔族に殺された人々もだ」 >>「魔族の前で言いますか? それを」 >>「嫌がらせも入っている。気にしとけ」 > > やはりフェイト義兄弟の長男(笑)なだけあって、なにげにさらっと非道いことを(笑) さらりと毒舌がテーマです(爆) >>「気にしませんよ」 > > そしてこっちも流石(?)高位魔族。いい神経してるわ…………あ、グロウ君、『魔族に神経なんてないよ』とか言わないでくださいね。 >グ「……………………ちえぇ(すねてみる)」 ををっ! しっかりツッコミ対策をしてるんですね白河さん! 「お前よりもかなりレベル上だよな。お前は弱点(ツッコミどころ)曝け出しまくりだし」 うううううう(涙) >>「『――我らが母なる大地。この魂を見つめ、癒し、貴方の元に還ることを許せ。 >> 光が貴方に染み込むように、魂もまたそこに行くだろう。 >> 体は貴方の糧となる、魂を癒すのにこれを使えばいい。 >> 魂がまた貴方の元を離れるために』―― >> ――と、まぁこれだけ。 >> 昔はもっと長かったらしいんだけど、魔族がカタートに来てから、だんだん短くなっていったんだってさ」 > > …………素敵なお言葉なのです(^^) > なんだか優しい響きがありますねv >グ「そう言えば、あなたはこのテの言葉が好きだったね」 > 大好きです!!(><) > キリスト教徒ではないのですが、聖書にでてくる短いフレーズとか。 > とにかく、短い言葉・短文で想いがたくさんつまった言葉って大好きなのです! …………自分じゃ、書くたびに挫折してますが(汗) > あああああっ! 『大地の言葉』ステキ〜〜〜〜vv むくぅもやはり無宗教なのですが、家に聖書があります。読んでみて一瞬で挫折しました(汗) でも、昔の教訓みたいなことを書くのはひたすら楽しいです…… 素敵とか言われて嬉しいです。調子に乗っていいですか?(聞くな) >>「へぇ―― >> ――何か、崇拝って言うより友だちみたいな感じで『大地』に呼びかけてるよね」 >> フェリアさんがなんか感心するようにこくこく頷きながら言った。彼女はさらにそれに頷いて、 >>「ん。そんな感じ。 >> 自分より上のものはなくまた自分より下のものもない――だから神も魔王も崇める対象には入らないんだ」 >>「ほほぉ。神も魔王もねぇ……」 >>「……って、何でそこで僕を見るんですか」 >>「いや、それにしてはヴィリスはゼロスを何か見下すような目で見るなー、と思って」 > > ナイスツッコミ(?)ハーリアさん!! やはりあなたはツッコミなのですねっ!? ってことは、やはりどちらかというとツッコミになる白河とじゃお笑いコンビくめな(衝撃) >ウ「組むナってバっ!! ていうか、ドコからそんな話を持ってきたノっ!!?」 「大丈夫、ボケもちゃんと入っているから。こいつは」 「ツッコミ入れられるような隙はあんまし作んないけどね……(にっこり)」 評議長にむくぅがツッコミ入れたら殴られるような気が……(汗) >> 言うフェリアさんに、ゼロスはふと硬直した。ヴィリスはそれにはっはっはと朗らかに笑い、 >>「だって私魔王竜じゃないし」 >>「ああ、成る程」 >>「って、やっぱり見下してたんですかぁぁッ!?」 > > ああ痛いっ!! ゼロス君にとっては立派に精神攻撃ですよコレっ!!? >ウ「ン♪ 流石ヴィリスチャンだネ♪」 >グ「なんというか…………そっちのゼロス、少し精神面鍛えたほうが良くない? なんなら、僕が直接鍛えにいくけど。僕精神面は強いんだ」 > 止めてあげてください。 > うつります、サドが。 >ウ「ソレに、グロウ君のは『強い』というカ……『図太い』と表現してほうがイイようナ…………」 「……サドが島……」 「何意味不明のコト言ってんのサ人形。 ゼロスがサドになったらえらいコトになりそうなのでやっぱり僕的にも遠慮したかったリ」 >> 硬直から復帰して、驚いたように叫ぶゼロスを彼女は笑みを引っ込めて見た。 >>「何を今さら。 >> いやアレだ。お前の実力というか、力は認めてるぞ? ナメクジが一秒間に這う距離ぐらいには」 >>「それだけですかッ!?」 >>「いやもうちょっと短め。 >> でもまぁ、知能的にはどうかなあと。 >> 最初は頭脳派だったはずなのに最近めっきり何も考えてないし」 >>「しくしくしくしくしくしく……」 >> 泣くなよ。そんなことで。 > > さぁ、精神攻撃第2波なのですよっ!! 波はさっきよりちょっと高めなのですっ!!(待て) >グ「やっぱり僕鍛えに……」 >白&ウ「「やめいっ」」 「楽しそうじゃない? グロウさんに鍛えてもらったゼロス、見てみたいような気もするなぁ」 そんなことしても口喧嘩でリナさんには勝てませんから、どっちにしろ結果は見えているような気がします。 「……それもそーだね」 >> あたしは困ったような顔でゼロスを見、彼の方をぽん、と叩くと、優しく声をかけた。 >>「ゼロス―― >> そんなの周知の事実じゃない。何を今になって言ってんのよ?」 >>「うううううううううううう……」 >> ゼロスは何故かさらに落ち込んだ。 > > …………とどめっ、てかんじでしょうか(^^; >ウ「ン! 高位魔族弱体化v イイコトネvv」 >グ「…………てあのさバールウィン…………」 「優しく言うのがポイントだな」 「顔で笑って口でけなすと。リナさんはやっぱりすごいね♪」 「何感心してるんだヨ君らは……」 >>「『光の涙』って呼ぶんだ。竜は」 >> 空を見上げてエフエフが言った。天気雨が降りそそぎ、少し濡れる。が、少しだけだ。 >> やがて、少しだけの人工的な雨はやんだ。 >>「――今のは『大地』への手土産みたいなもんだな。受け入れるのを渋られた魂も、これで『大地』の元に還れる――らしい。 >> これで終わりだ。魂は『自然』になって、輪廻転生の輪にのることが出来るんだ」 > > お天気雨…………死者に対する憐憫の涙でもあるのでしょうか? 「いや、哀れと思うよりは新しい道へ送り出す感じだな。 死は終わりではなく次の道へのワンステップ――ま、どちらにしろ死んだら一つの自我としての生は終わっちまうんだけどな」 >> 【 養生 】 > ……………………すいません、お腹を抱えて笑っていいですか?(笑) >グ「僕の前で、向こうの僕のコトで笑う勇気があるならどうぞ」 > ………………………………(汗) > それにしても覇王様、そっちでも部下の扱いには苦労しているのですね?(笑←待て) > てかデスクワーク…………(笑) 「僕だけに仕事をさせるから悪いんだヨ。自分でやればいいの二」 「覇王ってやっぱいじめられキャラなのか……?」 いや、そうなると主といえど向こうのグロウさんの餌食に。 「いや、それはないと思うんだけど……」 >> 胸の中にある寂しさがふっと消えた。 >> ――顔を上げて、ゆっくりと立ち上がる。 >> その視線の先に、懐かしいヒトがいた。 >> ああ。 >> ――頬を伝う冷たくて暖かいモノを感じながら、それを拭うこともせずに彼女は走り出した。 >> 白い光の中、青い空には無数の色の光が輝いていた。 >> そして彼女が、もしふとそこで振り返ったならば。 >> ――そこに金色の微笑みを見たかもしれない。 > > !! えっ、エル様!!?(汗) >グ「ああ、金色(こんじき)の君? しかも微笑み?」 >ウ「ンフv エル様優しいナァvv 影リナチャンも、きっとこの瞬間にすくわれたよネ♪」 > だと嬉しいのですvv 「あのお方の微笑……って……僕想像できないんだケド」 「――そんなこと言ってると、この空間ではトゲつきハンマーとか降ってくるかも知れないぞ。やめとけ」 >> 【 一緒 】 > ……………………すみません。再び腹を抱えて(以下省略)。 > ううん……、『力(パワー)』の二人にデスクワークをまかせたら、一体グロゥ君や覇王様の何倍(何十倍、もしくは何百倍も可)の時間がひつようなんでしょう…………?(笑) > しかし、逃げるときも一緒なんて、やっぱり二人は仲良しさんなのですねぇvv それでもあえてやらせようとするという、覇王サイドの人手不足(笑) 二人はかなり仲良しなようです。時々妙なことを企てます(笑) 「あの二人に書類やらせたら僕の仕事がまた増えるんだケド……」 「嫌がらせも入ってるみたいだね。君への」 「……覇王様、セコい……」 >> 【 …… 】 > …………………………………………すみません、三度(以下省略) > ああああああああああああああああああっ!! > コレっ! コレなのですっ!!(暴走) > グロゥくんとヴィリスさんはこーでなくっちゃっ!! > ボケとツッコミが交錯しているようなボケばっかりのようなツッコミばっかりのようなっ!!(どれだ) > すてきいいいいいいいぃぃぃぃぃ(どこぐしゃ♪) >ウ「はしゃぎすぎだってバ♪」 >グ「いい音したね、どことなく音楽的な」 > 痛いですってばっ!! よりにもよってノートパソコンを投げつけないでくださいっ!! 音楽的……ってまた嫌な予感!?(ごげみょわわわわわ♪) 「最近来た古いギター。最初の頃は珍しがって弾いてたが、今は部屋の隅においてあるシロモノだ」 「みょわわわって、いい音がしたね♪」 やっぱり……(涙) 二人のやりとりは喧嘩というよりはコミュニケーションのような感じのようです(笑) 漫才みたいです(笑) 「当人が二人いる前でそれを言うか……」 「命知らずだネこいつは全く」 はぐっ!?(汗) 墓穴ッ!? >ウ「ま・ソレは置いといテv ねぇねぇ、こっちのグロウって、お相手役(笑)いるノ?」 >グ「…………は? 何言ってるの、バールウィン」 >ウ「(無視)アタシとしては、誰か相手を付けテ、チャッチャとこの性格(サド)をどーにかしたほーがイイと思うンだけド?」 > …………なんか、グロゥくんとヴィリスさんを見てたら、つくりたくなってきました、グロウ君と漫才できる(笑)お相手役。 >グ「…………ヴィリスさんのお相手は評議長なんじゃなかったけ…………?」 > …………。 >ウ「…………」 >グ「…………」 グロヴィリ(略した)説に続き評ヴィリ説?!(また略) んむぅ、どっちがいいですか? 「私に聞くなッ! てか私はフェイト守らにゃならんのだから、誰ともくっつく気はないってのッ!」 「だってよ、どうするグロゥ?」 「……あからさまに笑いをこらえた真剣な顔で言うナ評議長」 でも評議長とヴィリシルアさんだと、結婚式では衣装が逆に……(ぐきっ) 「首折れてるぞこれ……何か、マジで怒ったかハーリア?」 「怒るに決まってるじゃない……」 > そっ、それではっ!! > これ以上穴をほらないうちに帰るのですっ!!(汗) > むくぅさんっ!! 本当にお疲れさまでしたっ!! >グ「答えてないって……」 >ウ「なんカまだ謎が残ってルみたいだけど、そっちのほうもイロイロ想像しながら(笑)楽しみに続きを待ってルネvv」 >グ「いやあの……」 > それではっ!! 次回作も楽しみにしているのですっ!! > 白河綜でしたっ!!(ダッシュで(逃げ)帰ってゆく) >グ「…………はぁ。 > それじゃ、僕も失礼するよ。 > むくぅさん、本当にお疲れさま。 > いつか、そっちの僕がヴィリスさんを助けた理由とかも、教えてくれると嬉しいな。じゃね」 をを、白河さんが素敵なスピードで去ってゆく!?(笑) 何かグロウさん欲求不満ですか?(待て) では、こちらも逃走を開始いたします♪ グロゥさんがヴィリシルアさんを助けた理由は多分(待て)語られると思いますので、そのときはどうぞごひいき(笑)に♪ ……その前にオリジナルを書かなくては……(汗) それでは、どうもありがとうございました、むくぅなのでしたっ! 逃走ッ! |