◆−リハビリテーション プロローグ−むくぅ (2002/5/13 17:58:32) No.20815 ┣こういう雰囲気大好きですvv−羅琴みつき (2002/5/13 19:46:24) No.20818 ┃┗雰囲気が突っ走ってます(待て)−むくぅ (2002/5/14 07:03:28) No.20826 ┣銀髪と聞くと……(含み笑い)−白河綜 (2002/5/13 21:26:24) No.20823 ┃┗がふっ!(何)−むくぅ (2002/5/14 07:30:50) No.20827 ┗リハビリテーション 『生存報告(アライヴ・リポート)』−むくぅ (2002/5/14 20:57:01) No.20843 ┣本当に申し訳なく(汗)−白河綜 (2002/5/14 21:51:40) No.20844 ┃┗いやお構いなく(汗)−むくぅ (2002/5/15 16:02:24) No.20849 ┣リハビリテーション 『朱の悪魔(レッド・デイモン)』−むくぅ (2002/5/17 07:09:39) No.20859 ┃┗ドッペルゲンガー!?(激しく待て)−白河綜 (2002/5/17 10:39:47) No.20860 ┃ ┗そうか! 某ルークさんの陰謀…(さらに待て)−むくぅ (2002/5/18 11:28:49) No.20875 ┣リハビリテーション 『生き残り戦争(サバイバル・ウォー)』−むくぅ (2002/5/18 17:05:09) No.20881 ┃┗小石の恐怖(待て)−白河綜 (2002/5/18 19:23:17) No.20884 ┃ ┗振り向けば、君の後ろに黒い影!(さらに待て)−むくぅ (2002/5/19 09:51:55) No.20892 ┣リハビリテーション 『魔力干渉(リハビリテーション)』−むくぅ (2002/5/22 19:10:35) No.20911 ┃┗同一人物っ!!?(汗)−白河綜 (2002/5/22 22:22:03) No.20913 ┃ ┗ふふふふふ…(何)−むくぅ (2002/5/24 07:15:13) No.20919 ┗リハビリテーション 『第二の人格(セカンド・パーソナル)』−むくぅ (2002/5/24 17:13:08) No.20920 ┗天使……。−白河綜 (2002/5/24 18:39:28) No.20921 ┗悪魔……。−むくぅ (2002/5/25 21:19:12) No.20926
20815 | リハビリテーション プロローグ | むくぅ E-mail URL | 2002/5/13 17:58:32 |
プロローグのそれだけで、スレじゃないなこれ、とわかった方はむくぅ通(何か嫌)のむくぅなのです! どうもこんにちはッ!(いい加減意味不明) はじめましての方は始めまして! むくぅのスレが読みたいという奇特な方は是非(笑) 著者別に飛んでください(ブラントンさんの下で何か学んできた←待て) えーと……というわけでスレじゃありません。 何と数ヶ月前から全然書いてないエドさんたちの『魔術師』でもありません!(だから待てって) というわけで、今回は、世界観は『魔術師』なことは魔術師なのですが、エドさんたちの時代よりだいぶ前の話……ので、エドさんたちは欠片も出てきません(だから待て) リハビリテーションの題どおり、むくぅが全く『魔術師』に行き詰まってしまったので、外伝書いてりゃそのうち書けるようになるさ! と楽観視しまくりで書き始めた話であります(爆) しかもこのお話、とあるキャラのために書き始めたわけでもありまして。 そのキャラがどれなのか探してみるのも一興かと(オイこら) それでは、少し長々と語ってしまいましたが『リハビリテーション』プロローグ、よろしければどうぞお付き合いくださいませ――(爆発音) =================================== ……ボロ雑巾のように、少女はそこに倒れていた。 「…………」 銀の髪、青い瞳、顔は人形のように端正で――表情がない。 ただ、深海のようにそこの見えぬ青い――藍に近いその瞳に、時たま光が宿るだけ―― 簡単に言えば、少女は死にかけているということだった。 まとった衣服はずたぼろで、身体も傷だらけ――息をしているのかしていないのかすら、わからない状態だった。 「…………」 ――山の中だった。 そうはいっても、木々が生え、動物たちが多く住む、緑の『山』ということではない。 そこに転がっているのは、例えば何か――機械の部品とか。 持ち主が杜撰だったのだろう、フロントガラスが割れ、タイヤが一つない自動車――とか。 ――そういった鉄くず、スクラップのごみ山の中。 少女もその中の一つだといわんばかりに……そこに転がらされていた。 「……ぁ……」 ふと、少女が目を見開いた。かすかに開いた口から、小さな、呟きとも呻きとも取れる声が漏れる。 「……はは……」 それはいつの間にか笑いに変わっていた。 目を見開き、身体を震わせて、手を地面につき、起き上がる。 立ち上がろうとしても足に力が入らず、ぺたん、と少女はしりもちをついた。 「……あはは……ははは……」 喉からひゅうひゅうという音が漏れる。 だが、少女は笑い続けた。 ――おかしくておかしくてたまらない。そういった面持ちだった。 そこには太陽の温かみを持った光はなく――ただ満月の冴え冴えとした冷たい明かりが届くばかりで―― ―― 目の前に、青い瞳がある。そこに茶色の目の少年が映っていた。 「口、開けれるよね?」 問いに、少年は頷いてそれに従った。 銀の髪に、藍に近い青い瞳をした、十七、八の少年である。顔にはにこにこと優しげな笑いを浮かべていた。 「喋れる?」 今度は、首を横に振る。茶髪に茶の目。物静かで、大人びた感じがする少年で、年齢はやはり十七、八。不安げな表情で銀髪を見つめている。 古い――古い廃ビルの一室である。 部屋の中にはスプリングがきかないソファとぼろぼろの木机、それと椅子が三つほどあるだけだ。そこにいるのは四人。銀髪と茶髪。それに二十歳ごろの黒髪の、青みがかった紫色の瞳をした青年と、十三、四の黒髪黒目の少女である。先の二人と少女は椅子に腰掛けて、青年は立っていた。 「声は、出せるんだよね」 「……ん」 小さい声だったが、それでもはっきりと茶髪の少年は頷いた。銀髪が眉をしかめるのを見て、 「――やっぱり、超能力者(サイキッカー)か? この子も?」 青年がそういうのを聞き、銀髪は先ほどよりも明確に、あからさまに顔をしかめた。 「超能力者(サイキッカー)だなんて妙な言い方しないでよ……」 「悪ィ……でもこの子もやっぱ、『そう』なんだよな? ニキ?」 その言葉には頷いて、銀髪――ニキは茶髪に向き直った。 「うん。ヨンドンは言葉を失ってる。声は出る、こちらの言葉も理解できる。でも自分で言葉を紡ぐことができない――」 「……解るのか?」 問いに、もう一度ニキは頷いた。茶髪――ヨンドンはただ銀髪を見ている。 「同じような症状のものを見たことがある……もっとも、僕が会ったときはもう簡単な言葉は使えるほどになってたけど」 「この子も喋れるようになる……?」 「――そうだね。セレフィ。きっと喋れるようになるよ」 ニキは少し苦い笑いを浮かべ、青年に向き直った。 「フロゥニィ、コーチェは? 遅いけど」 「いや、まだ……帰ってないみたいだが?」 「そう――」 眉をひそめてニキは呟くが、すぐに笑顔に戻り、またヨンドンの方を見た。 「まぁ、心配してもしょうがないか―― それじゃあ、ヨンドン。喋れるように練習しようか。 僕ら魔術師の失ったものは、努力しだいで取り返せる――だから、頑張ろう?」 茶髪の少年は頷いて、少し不安げだが、それでも力強い笑みを浮かべ、頷いた。 「――ルシィン」 暗い場所で、声が聞こえた。 少年が――ゆっくりと振り向く。 黒い髪の少年だった。 年齢は十三歳ほど、冷めた黒い瞳は、しかし少し鋭かった。肩口で切りそろえたくせっ毛気味の髪のせいか、線の細い顔と体つきのせいなのか、どちらかといえば少女、といったほうがその印象にぴったりくる。 「……何か用ですか? 博士」 迷惑そうな顔と口調である。声は小さかったが、まっすぐよく響いた。 そのどちらにか、あるいはそのどちらにもか、それともどちらにも関係していないのかもしれない――ともあれ、博士と呼ばれた男は苦笑した。 銀の髪に、藍に近い青い瞳、年齢は二十四、五といったところ。やわらかい物腰だが、どことなく冷たい、鋭い感じがあった。 ――ふと、『博士』は、苦笑を押し込め、 「殺さなかったのか」 問いは簡潔――それゆえ、一瞬どう答えていいものか、迷う。 「……ええ」 それでも、少し沈黙を置いてから、ルシィンと呼ばれた少年は頷いた。 「何故?」 「必要がなかったから――と言えば――貴方は満足しますか?」 「いや――」 『博士』はすっと目を細めた。 かつっ――硬いものと硬いものが触れ合う音。皮の靴底と、冷たい床が。 一歩、二人の距離が縮まった。 少年は退かない。ただ佇み、『博士』を見据えている。男の方もその視線に答えるように目を逸らさなかった。 見つめあい――あるいはにらみ合いが、数秒続く。 先に目を逸らしたのは男の方だった。 笑うように目を伏せ、 「お前は頭がいいから――な。 ――何か企みごとをしているのではないかと心配になった」 「企みごとなど――何も」 少年もまた苦笑した。嘲笑も混じっているような気がした。 「私は貴方に従います――契約でしょう?」 ルシィンの問いかけに、『博士』はかすかに声を出して笑う。笑いを押し殺そうと努力しているが、こらえきれない――そういう笑いだった。 「そう。契約だ。 ――どちらかが一方的に破っても、誰も文句を言わない――そういう契約だ」 つまりそれは、契約としては意味をなさないものだ。 ――言葉の外にそう言われ、ルシィンは肩をすくめた。 「それでも、契約です」 「契約か」 「ええ…… それは守られます。貴方が破らぬ限り」 信用されていないのか。 ――また、男は笑う。 「成る程な――ならば、それは守られるのだろうな――」 「それは信頼されていると思っていいのでしょうか――博士?」 「好きにしろ」 言って『博士』はルシィンに背を向けた。 「……感謝します」 その声は、決して感謝しているようには聞こえなかった。 かつかつ――硬い音が去っていく。 暗い部屋、窓はない。 ――それを息苦しいなどと、思ったことはない。 「でも外は見えない……そうですね」 扉は、一つ。 『博士』が出て行った。それと同時。 かちゃりと、鍵がかけられた。 「…… 『己で選んだ道を、信じてすらいない』……」 苦々しげに、彼は呟いた。誰かの言葉をなぞるように。 間が開き、またルシィンは口を開く。 「それは私のことですか? それとも――」 ――壁の向こうから、少し前から降り出した雨の音が聞こえる―― =================================== ……というわけで、少し思わせぶりにな話です。 をを、むくぅらしからぬ話の展開ッ!(それほど書いてもいないだろに) 「というわけで、むくぅがあまりにもへたれのあまり一人じゃあとがき(もどき)を書けないので登場することになりました。ニキです。よろしく」 はっはっはっはっは(激しく汗) ちなみに、どのキャラのために書いたか……現段階でめちゃめちゃひいき(?)しているキャラですので、大体は解るだろうなぁ……と思います。多分。 「ひいきのあとの(?)って何? (?)って?」 むくぅはひいきしてるつもりなんですが、実際ひいきされてるのかどうかは解らないので。 「……まぁ、君の書くのはほどんと好きなキャラほど何故か酷い目に遭うという法則があるからね」 うっ!(痛いところを突かれたらしい) 「投稿してるのなんか大体、スレイヤーズの方でも主要なオリキャラは酷い目に遭ってるし、魔術師の本筋の方でもそうだし。今回もそうだろうと思うので、不幸そうなひとに目星をつけとけば多分当たると思うよ。ちなみに冒頭の少女は違います(蛇足)」 ……(汗) あ、それと、完全に後付け設定っぽい、『訓練次第で能力と引き換えに失ったものは取り戻せる』ですが、これは取り戻すとまた魔術師の能力を失うので、本筋のほうのカンヴァーさんはわざと表情を回復させてません。 「それも後付け設定だね(笑顔と書いてスマイルと読む)」 ………… 「…………」 …………す、そ、それではむくぅなのでしたっ! 逃走ぉぉおぉおッ! (とても速いとはいえないスピードでむくぅ逃走。それをほのぼのと追わずにニキが見つめている) |
20818 | こういう雰囲気大好きですvv | 羅琴みつき E-mail | 2002/5/13 19:46:24 |
記事番号20815へのコメント こんばんは、むくぅさん。 多分、2度目ましてです。読み逃げばっかりしててごめんなさい!! そして短くてごめんなさい!!小説の感想はどうも苦手でして……。 冒頭の少女!! 傷だらけの少女ほど好きなものはありません(きぱ)!!…………何かこう書くとすごく怪しい上に趣味を問われそうですが、つまりあたしは女好きです。←充分怪しい いや、しかし!そんな意味では……!! すごく意味深で、とってもステキでした(>ー<)!! ツボついてて!! 個人的には冒頭の少女が一番好きですが、不幸役はニキさんですかvvv 続き、楽しみにしています!リハビリに専念してください。 では、最初から最後まで支離滅裂ですいませんでした! |
20826 | 雰囲気が突っ走ってます(待て) | むくぅ E-mail URL | 2002/5/14 07:03:28 |
記事番号20818へのコメント 羅琴みつきさんは No.20818「こういう雰囲気大好きですvv」で書きました。 >こんばんは、むくぅさん。 >多分、2度目ましてです。読み逃げばっかりしててごめんなさい!! >そして短くてごめんなさい!!小説の感想はどうも苦手でして……。 二度目まして(笑) むくぅなのですっ! ていうか自分も何気にところどころ貴方様のはきっちり読んであったりします(汗) 完璧とは言えぬので感想がつけられないという(オイ) そのうち本気で感想を突け(突?)まくったりすると思いますので、そのときは覚悟してくださいねッ!(待て) >冒頭の少女!! >傷だらけの少女ほど好きなものはありません(きぱ)!!…………何かこう書くとすごく怪しい上に趣味を問われそうですが、つまりあたしは女好きです。←充分怪しい >いや、しかし!そんな意味では……!! はっはっはっはっはっは(汗) 傷だらけの人間の描写は、絵でも字でも好きだったりしますのです(少女に限らず) 怪しい人間ですので、気にしないで下さい(爆) 女好き、私も女性を見るのは一部限定で(限定て)好きなのです(笑) >すごく意味深で、とってもステキでした(>ー<)!! >ツボついてて!! ツボ……どうもありがとうございますぅぅうッ! でも意味深にすると後がつらいです(笑) 本人が謎にしてるつもりがないところまで突っ込まれたり(笑←描写不足だろ) >個人的には冒頭の少女が一番好きですが、不幸役はニキさんですかvvv フフフフ腐(待て) 不幸役に関しては、後々ばっちり明かされます(おい)ので、それまでよろしければお付き合いください♪ >続き、楽しみにしています!リハビリに専念してください。 >では、最初から最後まで支離滅裂ですいませんでした! 実はスレのほうも書いてません。書けません(爆) ……って、なにやらいっぱいいっぱいなむくぅなのですが、頑張ることだけは頑張りますので…… 支離滅裂……いや、そんなこたないです(笑) こちらは負けじと意味不明で対抗します(待て) それではでは、そんな感じ(感じ?)でむくぅなのでしたっ! 逃走ッ! |
20823 | 銀髪と聞くと……(含み笑い) | 白河綜 E-mail | 2002/5/13 21:26:24 |
記事番号20815へのコメント ぬおうっ!? むくぅさん発見っ!! むくぅさん発見なのですっ!! …………と、いうわけで、ども。すっかりむくぅさんのストーカーと化している(待て)有害イタチ、白河綜なのですっ!! オリジナル…………しかも『魔術師』の外伝っぽいっ!? もうもうもうもうっっっ!!(><) エドガーさんもカンヴァーさんもマリアさんが出てなくっても全然オッケーなのです!! ていうか銀髪君がでてきた瞬間に「ハーリアさん!!?」とか叫ん(どこめぎっ☆) 「相変わらず失礼だね。死んでお詫びする?」 …………って! 何でグロウ君がココにいるんですかっ!?(汗) コレはむくぅさん作・オリジナルへのレスですよっ!? 「ああ。最初はあなたが今書いてるオリジナルの彼がくることになってたんだけど、ホラ、そっちは投稿してないし。 ていうか「その後編」の続きは?」 げふっ(吐血) なっ、なんにしても感想、行くのです!!(汗) 冒頭の少女さん、いったいどのような経緯でこうなってしまったのでしょう!? なんかすごく精神のバランスを欠いているような、そんな雰囲気なのです。 いったいどうして産業廃棄物(もどき)の山なんかに…………(涙) 「…………良いこと思いついた」 なんですか? 「あなたがこの女の子の代わりになる」 えっ!? ソレって別にグロウ君が代わりでもいいような…………はうっ!!(ざくっ♪) 「…………う〜ん。今日もこの仕込み刀は切れ味満点だね」 (復活)あう…………また試し切りされた…………(涙) それにしても、この少女さんもきになりますが、とりあえずルシィンさんと博士さんが気になるのですっ! ていうかニキ君と博士さんは色彩一緒!? 実は兄弟だったり…………?(勝手な推測) …………う〜む…………。 なんだかよくわからなくなってきました(爆)。 流石なのです、むくぅさん♪ もぅ、なんて続きが気になる展開!! ……なんだかこれ以上書くとさらにわけわかんなくなりそうなので、今回はこのへんで。 「イタチ。今回の僕の出番、これだけ?」 ……………………!!(滝汗) でっ! ではっ!!(汗) 白河綜でしたっ!!(と、どこからともなくキックボードを召喚し、のって逃げ出す) 「(遠くを見つめながら)…………キックボートって…………古いよねぇ…………。 じゃあ、むくぅさん。 また今度ね」 |
20827 | がふっ!(何) | むくぅ E-mail URL | 2002/5/14 07:30:50 |
記事番号20823へのコメント 白河綜さんは No.20823「銀髪と聞くと……(含み笑い)」で書きました。 > ぬおうっ!? むくぅさん発見っ!! むくぅさん発見なのですっ!! > …………と、いうわけで、ども。すっかりむくぅさんのストーカーと化している(待て)有害イタチ、白河綜なのですっ!! ををっ! 白河さん発見っ! 白河さんを発見したぞーっ! みんなっ! こっちに来てくれーっ! ……ということで(謎) むくぅなのです。こちらも負けじとストーカー返しいたしております、むくぅなのですッ! > オリジナル…………しかも『魔術師』の外伝っぽいっ!? > もうもうもうもうっっっ!!(><) > エドガーさんもカンヴァーさんもマリアさんが出てなくっても全然オッケーなのです!! > ていうか銀髪君がでてきた瞬間に「ハーリアさん!!?」とか叫ん(どこめぎっ☆) >「相変わらず失礼だね。死んでお詫びする?」 > …………って! 何でグロウ君がココにいるんですかっ!?(汗) > コレはむくぅさん作・オリジナルへのレスですよっ!? >「ああ。最初はあなたが今書いてるオリジナルの彼がくることになってたんだけど、ホラ、そっちは投稿してないし。 > ていうか「その後編」の続きは?」 > げふっ(吐血) > なっ、なんにしても感想、行くのです!!(汗) がっふぅうっ!(吐血) ……実は……ハーリアさんは茶髪茶目です白河さん…… をぅっ!? もしやどっかで銀髪って記述をッ!?(汗) 確認します。そして修正してきます(汗) ををっ! グロウさんだ! グロウさんだっ! ……白河さんのオリジナル、網を張って待ち構えておりますので♪ 「って……変わり身早ッ! 適当にできてるよね相変わらずこの頭は……?」 う゛っ!?(汗) 評議長!? オリジナルなのにッ!? 「いや、向こうもグロウさんで来てるから、こっちも対抗して。ま、僕だけだけどさ……で?」 いや、でも今はよく解らなくなってきたあなたの髪の色より白河さんのオリジナルの方が大ッ……(どかっ!) 「というわけで今回は、イルカの置物で攻撃してみました」 今回はって……(汗) そ、それはともかくレス返しをばッ!(汗) > 冒頭の少女さん、いったいどのような経緯でこうなってしまったのでしょう!? > なんかすごく精神のバランスを欠いているような、そんな雰囲気なのです。 > いったいどうして産業廃棄物(もどき)の山なんかに…………(涙) >「…………良いこと思いついた」 > なんですか? >「あなたがこの女の子の代わりになる」 > えっ!? ソレって別にグロウ君が代わりでもいいような…………はうっ!!(ざくっ♪) >「…………う〜ん。今日もこの仕込み刀は切れ味満点だね」 > (復活)あう…………また試し切りされた…………(涙) ああッ!? 仕込み刀がいよいよ本格化してグロウさんの武器にっ!?(汗) 「そう言えばさ、僕も一定した武器がないんだよね。いつもそこら辺にあるもので殴ってるし」 イルカの置物は……? 「セイルーン城にあった」 それって窃と(再度イルカ) 「僕もこの前の仕込み刀武器にしてみようかな。彼とおそろいで」 ていうかそれこそどっからもってきたんですかっ!? 「秘密が一つ二つあったって、ばちはあたりはしないよv」 > それにしても、この少女さんもきになりますが、とりあえずルシィンさんと博士さんが気になるのですっ! > ていうかニキ君と博士さんは色彩一緒!? > 実は兄弟だったり…………?(勝手な推測) 「どうもありがとうございます……ルシィンです(礼)」 「同じく、ニキです♪」 「博士は都合により来ておりませんが……」 「白河さん大正解♪ その上冒頭の子も何と同じです。むくぅの悪い癖が出始めたねぇ」 ……(汗) ぼろくそ言われた……(涙) > …………う〜む…………。 > なんだかよくわからなくなってきました(爆)。 > 流石なのです、むくぅさん♪ > もぅ、なんて続きが気になる展開!! > > ……なんだかこれ以上書くとさらにわけわかんなくなりそうなので、今回はこのへんで。 >「イタチ。今回の僕の出番、これだけ?」 > ……………………!!(滝汗) > > でっ! ではっ!!(汗) > 白河綜でしたっ!!(と、どこからともなくキックボードを召喚し、のって逃げ出す) > > > >「(遠くを見つめながら)…………キックボートって…………古いよねぇ…………。 > じゃあ、むくぅさん。 > また今度ね」 ああっ! 流石とか言われてしまったッ!(万歳) 「怪しい……」 う゛っ!? ていうか先ほど苦労してオリジの方のキャラをひねり出したのに、何でまた評議長ッ!? 「そんなもん、すぐに還っちゃったよ」 『もん』って……!? そ、それではすみませんっ! 時間がないんですっ!(登校時間が迫っている) それでは、むくぅなのでしたぁあぁっ! フロッピーもって逃走ッ! |
20843 | リハビリテーション 『生存報告(アライヴ・リポート)』 | むくぅ E-mail URL | 2002/5/14 20:57:01 |
記事番号20815へのコメント どうもみなさんこんにちは、もしくはおはようございますかこんばんわ。もしかしたらはじめまして。むくぅなのです(礼) 「……地味に挨拶しましたね……」 おや。会話のところどころに『……』がやたらと多いルシィンさん。 「何で余計なことばかり言うんですかこの口は……?」 痛い痛い痛いのです!(ばんばんと床を叩く音) うう、どこをどう間違ってこんな凶暴な性格になったのか……ッ! 「……出番があるのにセリフが一つもないとはいかがなものでしょうね……」 いやまぁ。それもありかと。独り言は危ないので。 それではリハビリテーション『生存報告』、よろしければどうぞお読み下さい―― =================================== ……猫の鳴き声が聞こえる。 「うるさい……」 黒い髪に黒い瞳。年齢は十三歳程度か。名をセレフィという、どこか妙な――というと失礼かもしれないが、とにかく妙な雰囲気をした少女だった。 ――夜だ。 夕方辺りから降り始めた雨は、まだやんでいなかった。 廃ビルの一室で、相変わらずぼーっとしていた彼らは、とことん暇だった――おまけに下の階が猫の溜まり場になっているらしく、先ほどから鳴き声が聞こえて、とても煩い。 「――そこ――雑誌が」 言って、スプリングのいかれたソファの上を指し示したのは、茶髪の、静かな、大人びた感じのする、十六、七の少年――名前をヨンドンといった。片言のたどたどしい喋り方だが、二日前は全く一言も喋ることができなかったのだから、よく回復したものだろう。 「でも、そんな変な雑誌を持って猫をはたいてるところを人に見られたら、私のイメージが……」 「どんなイメージだ。それは……?」 ツッコんだのは、セレフィと同じ黒い髪をした、二十歳前後の青年――フロゥニィである。ただ、彼の瞳の色は青みがかった紫――肌は少し日に焼けていて、健康を絵に描いたような青年だった。 「……ご近所に生息する粋な少女……?」 「そこで聞かれても困るんだけどな……」 というか、粋って。 さらにフロゥニィがツッコみかけたその瞬間。 「電話貸してッ!」 叫びと共に、銀の髪の、ヨンドンと同じくらいの歳の少年が駆け込んでくる。 ニキ=シクル――彼らの中でリーダー格を務める少年だった。 「ニキ――どうした? 珍しく慌てて」 そのヨンドンの問いに少年――ニキは息を整えて、 「コーチェを見つけた」 セレフィから携帯電話を受け取ると、番号を押しながら言った。 「コーチェ……身体が残ってたの……?」 かなり物騒な少女のセリフに、ニキはなかなかつながらない電話に苛々しながら、 「いや、解らないけど生きてたみたい。 僕と似た子を病院で……それで今確認の電話」 「情報元は?」 「――クロス」 「それなら可能性はあるほうか――けど、本当に?」 フロゥニィが眉をひそめながら言う。ニキは嬉しそうに頷いた。 「僕だってまだ信じられないんだけど、多分。 ……あ」 どうやら、つながったらしい。 「――すみません、ニキ=シクルというんですけど――こちらに銀髪に青い瞳の女の子が―― 名前? ――コーチェです。コーチェ=シクル……ええ。そうです。僕の妹で…… え? 昨日――本当に!?」 見る見るうちにニキの表情が明るくなっていく。次に受話器を置いた時、嬉し涙まで出そうなほどだった。 「……どうだった?」 ニキが入ってきた瞬間から怯んで硬直していたフロゥニィが問うと、ニキは彼にがばりっ、と抱きついた。 「おい、ニキ!?」 「よかった……ほんとよかったよ……ッ!」 「生きて――たんだな?」 静かに問うフロゥニィに、ニキはこくこくと無言で頷いた。 「……重傷だったけど、もう大丈夫だって――」 「そうか……良かったな――けど……」 フロゥニィはふっと汗をたらしつつ笑って、 「……それ以上はあばら骨が折れ…… って痛いっ! 軋んでる軋んでるッ!」 「おやまぁ」 ようやく気がつき、ニキはぱっと手を離した。命の危険を全身で感じていたのか、フロゥニィは肩で息をしつつ、 「『おやまぁ』じゃないっ! 殺す気か!」 「ごめん、ちょっと喜びすぎた」 「喜びすぎたってお前……」 「……コーチェ、生きてたのね……」 セレフィは言って、ふと眉をひそめた。 「――ルシィンは?」 「多分そっちも健在……コーチェが倒したってのはまずないだろうし。 強いしね――それに義理堅いから」 「義理堅いのは関係ないと思うんだが……」 「……私が言うのもなんだけど……いいひとよ」 フロゥニィが変な顔でツッコんだその後に、少女はまたぽつりと言った。 「無関係な人間は殺さないし…… でも、標的は絶対に殺すの……コーチェ、そうだったんでしょう……?」 静かに問われ、ニキは頷き――それから首をかしげた。 「うん……殺し損ねたなんて考えにくいし、見逃してくれた、ていうともっとありえないし」 「……コーチェに、何か借りがあったとか?」 「うーん。コーチェは貸しより借りの方が多い子だから」 「それもなぁ……」 ぶつぶつと呟くフロゥニィの肩を、ぽんぽん、とヨンドンは軽く叩いて、 「――生きていたのだからいいではないのか? 理由……考えるのは――あとでいいと思う」 「そうかなぁ……」 何となく妙な口調で喋るヨンドンの言葉に、フロゥニィはなおも首を傾げるが、 「僕もそう思う――コーチェに話を聞けば、理由もわかるだろうしね」 結局ニキのその言葉に、彼は黙って頷いた。 世界が『魔術師』という存在を生んで――ヒトはそれを拒絶した。 何かと引き換えに力を得る彼らが、まず一番最初に行わなければならなかったことは、人間との争いだった。 見た目は人間と全く同じなのに――人間による魔術師の虐殺。 ――俗に言う、『魔女狩りの再来』である。死屍累々。ひどい時代だ。 一応この大陸――空に浮かぶ空中大陸の一つである――では、魔術師狩りは禁じられたものの、一部ローカルに行われている。 それに、魔術師とヒトの違いというのはあまり明確ではないので、普通の人間が殺されることもあった。これも『魔女狩りの再来』と言われるがゆえんである。 ――ルシィン=エルムはため息をついて、何もない、窓すらない部屋に座りこんだ。 もうすぐ、夜が明ける。 二日前からこの部屋から外に出ていないが、明日はまた外に出る――それがいいこととは思えないが。 自分も人間――いや、魔術師か――ともかく、彼はちゃんとした生き物である。腹は減る。ここに入ると食欲がなくなるので、『博士』から支給される食料も食べる気にはなれなかった。 というわけで、二日間断食中である……もう一日ここにいろと言われたら、さすがに我慢できなかったかもしれないが。 ……夜明けとともに外に出る。 ルシィンは膝を抱えて瞳を閉じた。 ……瞼の裏に浮かぶ町並みは人気がなかったが……それでも少し住んでいる人間はいただろう。 今日の夜明けとともに、その町を―― ……生きてる。 「生きてる――僕は」 白い病室で、包帯だらけになりながら少女は呟いた。 朝の光が、まぶしかった。 ……生きてる。 運びこまれてきた時は鼻血まで出ていたが、それももう収まって、鼻の奥に届くのは、ただ消毒液の臭いだけだった。 体中痛かった、けれどもうそれもほとんど治った。身体の節々に不自由は感じるけれど、これぐらいの痛みならもう大丈夫。動ける。 視線をどこかに彷徨わせ、ただそこに在る。 まだ大丈夫。 「……生きてる……か」 大丈夫。まだ動ける。まだ生きてる。 ……何が大丈夫なものか。 ふと、目を閉じた。 視界が閉ざされ、暗くなり、瞼の向こうから光を感じる。わずらわしく感じながら。 「全然大丈夫じゃない……よ……」 ――両の手のひらで、顔を覆った。顔の表面と手、腕にも痺れのような痛みが走る、が、構うことなどない。痛みなど、じきに消えるものだから。 恐れるべきは、消えない痛み。 「――大丈夫じゃないよ……」 繰り返すように、呟いた。 「……見逃された……」 悔しそうに、声を絞り出す。 「……馬鹿にして……」 子供の癖に冷めた瞳だったな――自分も大して年は変わらないくせに、何となくそう呟いた。 ただ卓抜したあのチカラだけは、認めざるをえない。 自分のような『紛い物』とは、比べ物にはならない。それは認めるしかない――認めなければならない。 『兄』とは違い直接あの子供と会ったことはなかったが――『兄』が気をつけろといったのも、無理らしからぬ話だろう……あれでは、『兄』ですら敵うかどうか。 「……」 一人で呟いているのが馬鹿らしくなって、ふと黙る。 病室の窓は、雨の滴に濡れていた。 ――でも、空は晴れていた。 朝の光が、まぶしかった。 =================================== 突然ですがむくぅは、時間の調節が苦手です。 雰囲気のみに突っ走って文章作りする場合があるので、そういった場合は朝の次にいきなり夜がきたり、つながっている場面のはずなのに昼と夜だったり、そんな時が多々あるお年頃。 「お年頃……?」 あ、ツッコミさん。こんにちは。 「ツッコミさんて何だよ。オイ。 まぁ確かにそうだがよ」 静かに怒ってますね。フロゥニィさん。 「ようやく名前出したな――んで、そういったことは良くあるのか? 時間が狂ったりするのって」 いや、現実世界であったら困ります。 「そういうことじゃなくてだな――」 この話にもありますよ。プロローグで。既に。 「――直せよ。おい」 投稿した後に気づいたので。しかも話の展開上変えられなかったので。 「そんな適当な……」 それはともかく、これにて今回は終わらせていただきます(礼) 次回はもうちょっと話に進展がある予定なのですが、予定は予定なので。なんとも。 それでは、この話は穏便だなぁ、と思いつつむくぅなのでした。では逃走ッ! (むくぅ、どこぞに走り去ってゆく。『結局逃げるのか?』と小声でフロゥニィが呟くが、首をかしげたままどこかに行ってしまう) |
20844 | 本当に申し訳なく(汗) | 白河綜 E-mail | 2002/5/14 21:51:40 |
記事番号20843へのコメント むくぅさんは No.20843「リハビリテーション 『生存報告(アライヴ・リポート)』」で書きました。 ぬを早っ!! もう次の話が上がってるっ!!(感動) …………と、云うわけで白河綜なのですっ!! 前回のレスでは大変失礼しました(汗)。どーもどっかのキャラと混じっていたらしく…………(滝汗) ウ「だめジャン」 グ「また仕込み刀の出番かな?(うきうき)」 ってうわぁウィンちゃんにグロウ君っ!!? ていうか凶器さげてくださいっ!!(汗) グ「(聞いてない)ちなみにこの刃はね、一文字則宗なんだ♪」 ウ「おゥ!! 名刀ネ♪」 一文字則宗って、たしか沖田君がつかってた(ざしゅっ♪) グ「(恍惚)…………うん。切れ味満点だね。文句無しだよ」 ウ「むくぅチャン。ハーリア君の髪の色を間違えた有害イタチは、見事サド魔族に討ち取られたカラ、安心してネvv ハーリア君、ごめんネ♪ アタシに免じて許してホしーナvv」 …………ってまだ死んでないですううぅぅぅぅぅぅ!!! ハーリアさん、むくぅさん!! 本当に申し訳ありませんでした(滝汗) では、今回の感想をば。 >「でも、そんな変な雑誌を持って猫をはたいてるところを人に見られたら、私のイメージが……」 >「どんなイメージだ。それは……?」 普段はにゃんこなんか寄りつかない、どちらかといえばクールなイメージを作っているのでしょうか? それよりも、白河はセレフィさんが雑誌を丸めて筒状にしたものを片手に、沢山のにゃんこを追い回している図を想像して吹き出しました(失礼)。 ウ「カワイ〜と思うケド?」 そうなのですっ! 可愛らしすぎてわらえるのですっ!!(待て) >「コーチェを見つけた」 をを! 前回冒頭を飾っていた女の子はコーチェさんとおっしゃるのですね! てかニキ君の妹かぁ…………ふふふv(何) >「……それ以上はあばら骨が折れ…… > って痛いっ! 軋んでる軋んでるッ!」 >「おやまぁ」 > ようやく気がつき、ニキはぱっと手を離した。命の危険を全身で感じていたのか、フロゥニィは肩で息をしつつ、 >「『おやまぁ』じゃないっ! 殺す気か!」 >「ごめん、ちょっと喜びすぎた」 >「喜びすぎたってお前……」 素敵な感情表現なのですね! グ「喜びすぎて、殺しそうになってるけど?」 君の感情表現に比べたらずっとマシです。 君は気に入った人物、盛大にいぢめるでしょ。 グ「(ぱちり、と目を瞬いて)するでしょ。普通」 白&ウ「「しないよ、普通」」 > 見た目は人間と全く同じなのに――人間による魔術師の虐殺。 > ――俗に言う、『魔女狩りの再来』である。死屍累々。ひどい時代だ。 人間、他人よりもあまりに大きな力を持ってしまうと、善悪の区別がつかずに暴走しますからね。 虐殺を行った魔術師さん達も、きっとそういう道をたどってしまったのでしょうね…………。 > ルシィンは膝を抱えて瞳を閉じた。 > ……瞼の裏に浮かぶ町並みは人気がなかったが……それでも少し住んでいる人間はいただろう。 > 今日の夜明けとともに、その町を―― 『町を』!? 『町を』なんなのですかルシィンさんっ!!? 気になりますよ!? めちゃめちゃ気になりますよっ!!? ああああああああああああああああああああああ…… ウ「落ち着いテv」 (ちょっきん☆あはは♪) はぅっ!?(汗) てか、今なにを切ったんですかっ!?(滝汗) ウ「ンフ♪ ヒ・ミ・ツv 何年か前にはやった、切るとミッキーの声がするハサミ♪ 通販で買っちゃっタvv もち、代金はイタチチャン持ちネ♪」 えっ!?(汗) …………あう(涙) ハサミ代よりも送料のほうが高い…………って違うのですっ!!(汗) なんだか…………謎がいっぱいなかんじなのです! これ、いったいルシィンさん以外に魔術師はいるのでしょうかっ!?(待て) …………ではではっ! どうやらウィンちゃんとグロウくんは焼きハマグリを、求めて旅立ってしまったので(何故)、今回はこのへんで。 ではでは! 白河綜でしたっ♪ |
20849 | いやお構いなく(汗) | むくぅ E-mail URL | 2002/5/15 16:02:24 |
記事番号20844へのコメント 白河綜さんは No.20844「本当に申し訳なく(汗)」で書きました。 > ぬを早っ!! もう次の話が上がってるっ!!(感動) いやっ! そんなことはっ! ちょっと前同日投稿されてた方がっ!(汗) > …………と、云うわけで白河綜なのですっ!! ……というわけで、むくぅなのですっ!(何がというわけでなのか) > 前回のレスでは大変失礼しました(汗)。どーもどっかのキャラと混じっていたらしく…………(滝汗) >ウ「だめジャン」 >グ「また仕込み刀の出番かな?(うきうき)」 > ってうわぁウィンちゃんにグロウ君っ!!? いや全然そんなことは! むくぅの描写不足だと感じてます(汗) 「じゃあ君の方に凶器ねv」 (さくっ) 「評議長、今ノ……もしかして斬妖剣ッ?」 「グロゥくん大当たり〜♪ ガウリイさんに貸し出してもらいました。もち無断で」 ……今頃ガウリイさん泣いてますよきっと…… > ていうか凶器さげてくださいっ!!(汗) >グ「(聞いてない)ちなみにこの刃はね、一文字則宗なんだ♪」 >ウ「おゥ!! 名刀ネ♪」 > 一文字則宗って、たしか沖田君がつかってた(ざしゅっ♪) >グ「(恍惚)…………うん。切れ味満点だね。文句無しだよ」 >ウ「むくぅチャン。ハーリア君の髪の色を間違えた有害イタチは、見事サド魔族に討ち取られたカラ、安心してネvv > ハーリア君、ごめんネ♪ アタシに免じて許してホしーナvv」 > …………ってまだ死んでないですううぅぅぅぅぅぅ!!! > ハーリアさん、むくぅさん!! > 本当に申し訳ありませんでした(滝汗) 「いえいえ、ホントにもう、どうでもいいですから」 自分も女顔なのに女の子に弱(ぐしゃっ!) 「……何か言ったかなこの口が?」 ああっ! 何か口以外にも全体的に痛いッ!?(汗) 「僕も名刀欲しいナ……て言っても、ふつーの人間の名刀じゃ対魔族にならナイし……」 「対魔族って……何? 誰かと喧嘩するの?」 「ディノとノーストをちょっと……ぐさぁっとネ。ぐさぁっと」 「……それってちょっとっていう度合い?」 あ、ちなみにリク小説アップしましたので、どうぞ見てください(宣伝すなて) > では、今回の感想をば。 >>「でも、そんな変な雑誌を持って猫をはたいてるところを人に見られたら、私のイメージが……」 >>「どんなイメージだ。それは……?」 > > 普段はにゃんこなんか寄りつかない、どちらかといえばクールなイメージを作っているのでしょうか? > それよりも、白河はセレフィさんが雑誌を丸めて筒状にしたものを片手に、沢山のにゃんこを追い回している図を想像して吹き出しました(失礼)。 >ウ「カワイ〜と思うケド?」 > そうなのですっ! > 可愛らしすぎてわらえるのですっ!!(待て) 「どうも、セレフィです(礼)…… ――それで私……何すればいいの?」 質問に答えていただけたらと。 「クールって言うより粋――いえむしろ猫とお友だち希望……? でもうるさいものはうるさいし」 それで猫とお友だちって――? 「気分」 そ、そうですか……(汗) >>「コーチェを見つけた」 > > をを! > 前回冒頭を飾っていた女の子はコーチェさんとおっしゃるのですね! > てかニキ君の妹かぁ…………ふふふv(何) ふふふふふ……(さらに何) なにやらここらへんむくぅの悪い癖というか趣味が出まくっているのですが、どうか気にしないで下さい(汗) >>「……それ以上はあばら骨が折れ…… >> って痛いっ! 軋んでる軋んでるッ!」 >>「おやまぁ」 >> ようやく気がつき、ニキはぱっと手を離した。命の危険を全身で感じていたのか、フロゥニィは肩で息をしつつ、 >>「『おやまぁ』じゃないっ! 殺す気か!」 >>「ごめん、ちょっと喜びすぎた」 >>「喜びすぎたってお前……」 > > 素敵な感情表現なのですね! >グ「喜びすぎて、殺しそうになってるけど?」 > 君の感情表現に比べたらずっとマシです。 > 君は気に入った人物、盛大にいぢめるでしょ。 >グ「(ぱちり、と目を瞬いて)するでしょ。普通」 >白&ウ「「しないよ、普通」」 「そうそう、愛情をもって接すれば、首の骨を折ろうがあばら骨を粉砕しようが問題なしだよねv」 「ありだよっ! ていうかンなことしたら死ぬっつのっ!」 「フロゥニィは普通じゃないから大丈夫」 「死ぬっ!」 「死なない程度にいたぶられる方がいい?」 「それ既に喜びじゃないぞッ!?」(鳥肌) ……以上、お二人の物騒な会話でした(笑) >> 見た目は人間と全く同じなのに――人間による魔術師の虐殺。 >> ――俗に言う、『魔女狩りの再来』である。死屍累々。ひどい時代だ。 > > 人間、他人よりもあまりに大きな力を持ってしまうと、善悪の区別がつかずに暴走しますからね。 > 虐殺を行った魔術師さん達も、きっとそういう道をたどってしまったのでしょうね…………。 人間が魔術師を拒絶したように、魔術師も人間を拒絶するようになってしまい、その結果の殺し合いという感じです。手を出したのは人間が先ですね……双方大勢死人が出たのに、まだ続いているところもあるんですから、ひどい話です。 「俺たち(本編)の方では、魔術師の権利は人間と同じくらい――だな。 ま、昔よりはいいよ」 脈絡もなくエドガーさんッ!?(汗) 「何だ。脈絡もなくって。失礼な」 いやホントにいきなり出てきましたよ!? 「気のせいだって」 >> ルシィンは膝を抱えて瞳を閉じた。 >> ……瞼の裏に浮かぶ町並みは人気がなかったが……それでも少し住んでいる人間はいただろう。 >> 今日の夜明けとともに、その町を―― > > 『町を』!? 『町を』なんなのですかルシィンさんっ!!? > 気になりますよ!? めちゃめちゃ気になりますよっ!!? ああああああああああああああああああああああ…… >ウ「落ち着いテv」 > > (ちょっきん☆あはは♪) > > はぅっ!?(汗) > てか、今なにを切ったんですかっ!?(滝汗) >ウ「ンフ♪ ヒ・ミ・ツv > 何年か前にはやった、切るとミッキーの声がするハサミ♪ 通販で買っちゃっタvv > もち、代金はイタチチャン持ちネ♪」 > えっ!?(汗) > > > > > …………あう(涙) > ハサミ代よりも送料のほうが高い…………って違うのですっ!!(汗) あはは♪ がミッキーの声ですねっ?! 何か欲しいような欲しくないような…… 「何かこう、一定時間何かにはさんでると、ずっとなり続けて怖いようなシロモノだネ」 「気づいたら電池なくなってたりね」 はぅっ?! お二人とも何故そこで妙に現実的な話をッ!?(汗) えーと、存分に気にしてください(笑←待て) もぉ次回明かされると思いますので……(おいおい) > なんだか…………謎がいっぱいなかんじなのです! > これ、いったいルシィンさん以外に魔術師はいるのでしょうかっ!?(待て) むしろ今回は魔術師ばっかです。ヨンドンさんはそうだし、ルシィンさん、ニキ、コーチェ、博士もそうなのです(笑) 何か話自体は短い予定なのに登場人物が異様に多い……(汗) > …………ではではっ! > どうやらウィンちゃんとグロウくんは焼きハマグリを、求めて旅立ってしまったので(何故)、今回はこのへんで。 > > ではでは! > > 白河綜でしたっ♪ ハマッ!?(汗) 「じゃあ僕らもホタテとかアコヤ貝とか探しに行かなきゃならないのかな……?」 「アコヤ……って、真珠ダッケ? 前牛乳から造ってなかっタ? なんかの番組デ」 「それは象牙でしょ……確か」 「造り方覚えテル?」 「うろ覚えだけど。とりあえずは」 「じゃあ造ってみようカ」 (二人の声がだんだんと遠ざかっていく) あのー……(汗) グロゥさんと評議長が人工象牙を作りに行ってしまったため、むくぅもここで逃走したいと思います(結局逃げるんかい) それではでは、むくぅなのでしたッ! 逃走ッ! (数時間後、二人(正確には一人と一匹)が去っていった方向で、何ゆえか爆発音がしたとかしなかったとか) |
20859 | リハビリテーション 『朱の悪魔(レッド・デイモン)』 | むくぅ E-mail URL | 2002/5/17 07:09:39 |
記事番号20843へのコメント どうも。珍しく二日連続投稿したと思ったらまたちょっと間が開いたむくぅなのです。でもまだ新規投稿印ついてるからオッケーさ!(何) ……っていうか、それにしてもこの頭の悪いサブタイトルはどうにかなんないんでしょうか(笑) 朱の悪魔。どこかの暴走族とか使ってそうな(汗) ……れ、例度出居門?(あほすぎ) ああっ! でもこれでは『れいどでいもん』にッ?!(どうでもいいから) これ、もともとはルシィンの二つ名だったんですが、出す機会がなかったもので(待て)単なるタイトル化しました。 ま、まぁ……それはともかく、リハビリテーション『朱の悪魔』、よろしければどうぞ最後までお付き合いのほどを―― =================================== 銀の髪。藍に近い青い瞳。自分の命を救った『彼』と同じ容姿をした『彼女』――瞳を閉じると瞼の裏にそれらがフラッシュバックした。血の臭い。傷だらけの身体。苦痛の表情。彼女は確かに強かった――もっとも自分には敵わなかったが…… (生きているのでしょうかね……) 殺す直前まで言ったが、,結局殺せなかった……かといって病院に連れて行ったりしたわけではないから、自力で人家に歩くかヒトに見つけられない限り、多分あそこで死んだだろう。 ……あの少女を殺しに『外』に出たのが三日前だった。それは自分が最後に『外』にでた日でもある。 あまり、間があいているとはいえない。 だが―― 「血の臭いを消すのには、十分でしょうか――」 ルシィン=エルムは、自分を皮肉るようにそう呟いて、足元を見下ろした。 街並みは、廃墟だった。 人々が住んでいたのは幻だったのだろうか、そう思わせるほどに、街並みは徹底的に破壊されていた。破壊され、火事も起こったのだろう。消し止められた後の煙がふわふわと立ち昇っている。 瓦礫の下の死体を見る気はない。生存者を探すつもりもない。『そういう命令』は出ていなかった。 ほぼ完全なゴーストタウンで、人間も、魔術師もあまり住んでいない――ただ問題なのは、この中に標的もいないようだ――ということだ。 「さて――」 仕切りなおすように、呟く。 「……貴方の方は見逃すわけには行きませんね。 しかし、どこにいるのかまるでつかめないとは―― 隠れているのですか? ――それとも――」 呟きかけ、うっすらと目を細めた―― 一緒に行こう。 ――こんなところは狂ってる。解るだろ? コーチェ=シクルはニキ=シクルの妹と言うことになっている。だが、それは『一応』が頭につくようなものだった。 それでも、コーチェはニキのことを普通に兄と呼び、ニキもまたコーチェを妹と認識している。 妙な『兄妹』だ……ヨンドンはいつもそう思う。 二人とも同じ銀の髪。二人とも同じ藍に近い青い瞳。顔立ちだって一緒で、見た目の年齢も同じぐらい。どう見たって二卵性のよく似た双子…… それなのに、彼らは実の兄妹ではない。親類ですらない。 ――二人はどちらかと言えば、同一人物だった。血がつながっていると言う意味では、最も近い位置にいる。 それゆえ、二人のことを見るとやはり『妙だ』としかいえない。それ以外に表現しようがない。もしくは――あるのかもしれないが、それが定着してしまっているのでそれ以外には考えられなかった。 二人並ぶと、鏡のようで気味が悪い――言ったら殴られるので言わないが。 コーチェは包帯だらけでベッドに横たわっていた。眠っているのか、目は閉じられている。 病室に入ったのは、ニキと自分だけだった。フロゥニィとセレフィは、ニキの代わりとしてあの廃ビルにいる――本当はニキが動くべきではなかった――だが、フロゥニィが行って来い――と言ったから、ニキと、ヨンドン――つまり自分はここにいる。 「――コーチェ」 痛々しさにか息を呑む気配――その直後に、ニキはそう呟いた。 病室の入り口に立って、そこから動こうとしない。自分もニキを追い越してコーチェに近づくわけには行かないので、彼の後に立っていた。 ――もう昼だな。 ヨンドンは思って、眉をひそめた。 「コーチェ」 病室に、ニキの声だけが響いている。 ――自分は、ただ黙っていたほうがいいような気がした。 「生きててよかった――それで満足なはずなんだけど」 「――?」 独り言だったのだろうか。 呟いた言葉は、コーチェではない誰かに向けられているように感じた―― 自分では、ないだろう。 「――怪我してるところを見ると、無傷ならもっとよかったって思った。 欲張りだね……」 「それが……当たり前だと?」 喋るのに慣れていない自分の口を戸惑うように動かして、ヨンドンは聞く。 ―― 「そう――なんだけどね……」 言ったニキの言葉には、苦笑が含まれていたような気がしたが――それは自分の錯覚だったのだろう。次に続く言葉には、表情を感じられなかったから。 「親兄弟とか知り合いとか、怪我をして悲しまない人はいない。気の毒に思わない人はいない。 なるべく怪我なんてして欲しくないよね。それが普通なんだ……でも、コーチェは知り合いだけど――親兄弟じゃないから」 「妹――だのに?」 「……そうだね。コーチェは妹なんだ」 言い聞かせるように呟いた。 眠っているコーチェから、静かな寝息が聞こえる。 ヨンドンがぱちくりと瞬きをする。ニキは疲れたようにため息をついた。 「……フロゥニィに連絡を取るんだ。ルシィンが来ると伝えておいて?」 彼は淡々とそう言い、すたすたとコーチェの方に近寄って、あと数歩と言うところで立ち止まる。 「あ」 ――それが指示だということに気がついて、ヨンドンは慌ててこくこくと頷いた。 「解った……ニキ――は?」 「……ごめん、少しここにいさせてくれないかな……」 言った直後に、ヨンドンはわずかに頷いて病室から出て行った。 「はは……」 ヨンドンがニキの指示に従ってフロゥニィたちの所に向かっている最中―― その当のフロゥニィは、瓦礫の上にうずくまり、乾いた笑いを上げていた。 「冗談だろ……?」 廃虚。 一言で言えばそうである。 ほんの数時間前――そう、彼の友人が妹の元へ会いに出かけたそのときは、まだ町並みはこんなものではなかった。 ――それでもそこはゴーストタウンだったが、人が住めないほどではなかったし、実際自分たちはそこに住んでいた。 それが―― それが、これである。 色々爆発が起こったり何だりはしたが、それでもまだビルの形は辛うじて残っているものが多い中で、そこは完膚なきまでに、徹底的に破壊されていた――彼らが使っていたビルである。 何とか瓦礫の下敷きになるのは避けられたものの、衣服、食料などはみんなビルの下に埋まってしまった。 「ニキに殴られるぞ……コレは……」 呆然と呟いて、フロゥニィはもう一度、笑う。かなり引きつっていたが、おそらく笑いなのだろう――多分。 ……さて。 「どうした……もんかね……」 彼ともう一人――セレフィは、ニキの代わりにここにいた。 昼少し前、セレフィがいきなり窓から飛び降りろと言ってきた……首を傾げながらもそれに従ったのは、自分が彼女を信用しているということなのだろうか――それはともかく。 途端、ビルが爆発した。 地上二十階の高さから飛び降りて生きているのは、セレフィの魔術のおかげである……しかし。 その彼女は、今どこかに行ってしまっていた。彼が呆然としているしかないのも、それが原因である。 ――と。 「『ニキ』の……仲間ですね? よくもまぁ、生きていた――」 聞き覚えがあるが、少し低い声。 「――セレフィ?」 振り向くと、そこに黒髪、黒瞳の―― ――いや。 「違う……?」 眉をひそめて相手を見やる。確かにその少女――だか少年だか――はセレフィに似てはいた、だが――雰囲気……もそうだが、服装も違うし、髪型も少し違う。同一人物とこじつけるよりは、似た人間と思ったほうが良さそうだ。 「――誰だ? あんた」 「ルシィン=エルム」 問いに、少年――だろう多分――は即答した。 「!」 ぴくんっ、と眉を跳ね上げる。 「あんたが、ルシィン……」 何度も名前はニキとセレフィ、それにコーチェからも聞いていた。魔術師の暗殺者――というより、聞いた限りの印象では殺戮者だった――ルシィン=エルム。 名前は聞いていたが――まさかセレフィと同じような容姿をしているとは、想像も及ばなかった。 「ニキは何処です?」 小さい声だったが、何故かよく声は聞こえた。 それを聞いて、彼は思わずにやりと笑うと、 「……聞いてどうする?」 「殺します」 即答か。 「……なら、教えるわけにゃいかねーだろ……!」 「戦う気ですか……私と?」 「いや……」 じり、と一歩後ろにさがりつつ、フロゥニィは言った。それにつられてルシィンもまた一歩、足を踏み出し―― 「そんな危ないことは――しないよ!」 だんっ! 大きく踏み込んで、フロゥニィは迷わず横手の、あまり破壊されていないビルとビルの間――狭い路地に駆け込んだ! 「――ちっ!」 舌打ちの音が聞こえ、ついで路地の入り口が破壊される音が聞こえたが、上から瓦礫が落ちてくるようなことはないようだ。 「冗談じゃねぇぞ……っ!」 まさかニキたち魔術師がいない今この状態で、あのルシィンがやってくるとは……! セレフィもどこかに行ってしまったし…… ……もしかして、とても危ない状況なのではないだろうか。 「あぁくそっ! 早く帰ってきてくれニキーッ!」 なにやら情けないことを、位置を察せられぬように小声で叫びつつ――それが情けなさをさらに酷くしていたが、とにかく、フロゥニィは狭い路地を疾走する―― =================================== 『よしっ!』(何が) ああっ! 次はついに戦闘シーンが書けるのですね!? ついに! 「……ついに『平和〜』のリベンジができるのね」 うぐっ! ……セレフィさん! それは言わない約束なのですッ!(誰との) 「でもあなた……戦闘シーン書くの好きなわりにはへたくそだから、どうなることやら心配なのよ……」 ぎくぎくっ!(汗) 「大体、戦闘シーンは読むの嫌いなひとけっこういるらしいし……」 うぐはっ!(汗) …… と、ともあれ、この調子で行けばなし崩しに最終戦、ということは三話連続あたりで戦闘シーンをぶっつづけ! 「やめなさい」 (しゅび)それではセレフィさんのチョップを受けつつむくぅなのでしたッ! 逃走ッ! |
20860 | ドッペルゲンガー!?(激しく待て) | 白河綜 E-mail | 2002/5/17 10:39:47 |
記事番号20859へのコメント むくぅさんは No.20859「リハビリテーション 『朱の悪魔(レッド・デイモン)』」で書きました。 おぅ♪ 続編v 続編発見なのですっ!! こんにちは。どーも風邪をひいたらしく腹痛と頭痛に悩みまくっている白河綜なのですっ! こーいうとき勝手に養生できて楽だな浪人生。でも今日は眼科に注文しておいたオニュウのコンタクトを取りに行かねば…………(汗) グ「外、雨降ってるしね。ホントに行くのかい? 間違いなく悪化すると思うけど。 むくぅさんこんにちは。仕込み刀のグロウです」(ざしゅ☆) うわぁっついに名前の前にきたよ仕込み刀!(汗) ……………………ってふと気づけば頸動脈が!!?(滝汗) グ「と云うより…………なんで死なないんだい?」 白河だからです(きっぱり) さぁ! 今回もメチャメチャなレスをなすりつけますよっ!!(待て) > 銀の髪。藍に近い青い瞳。自分の命を救った『彼』と同じ容姿をした『彼女』――瞳を閉じると瞼の裏にそれらがフラッシュバックした。血の臭い。傷だらけの身体。苦痛の表情。彼女は確かに強かった――もっとも自分には敵わなかったが…… 自分の命を救ったって…………ルシィンさんは以前ニキ君と接触があったということでしょうか? 戦ったことがあるとか? それともルシィンさんが殺されそうになってたところを、ニキ君が助けたとか? むむむむむ…………(悩) > 街並みは、廃墟だった。 > 人々が住んでいたのは幻だったのだろうか、そう思わせるほどに、街並みは徹底的に破壊されていた。破壊され、火事も起こったのだろう。消し止められた後の煙がふわふわと立ち昇っている。 > 瓦礫の下の死体を見る気はない。生存者を探すつもりもない。『そういう命令』は出ていなかった。 > ほぼ完全なゴーストタウンで、人間も、魔術師もあまり住んでいない――ただ問題なのは、この中に標的もいないようだ――ということだ。 …………ってことは、前回、ルシィンさんが呟いてた最後のセリフは、『その町を――ぶっ壊す』とでも繋がってた!?(汗) グ「待った」 (ちょいんっ♪) …………ちょいんって何(がくっ) グ「それは置いといて。 僕にはルシィンさんとやらが『ぶっ殺す』なんて下品な言葉を使うとは思えないんだけど?」 (復活)白河もそう思います。 グ「…………」 >「……貴方の方は見逃すわけには行きませんね。 > しかし、どこにいるのかまるでつかめないとは―― > 隠れているのですか? ――それとも――」 > 呟きかけ、うっすらと目を細めた―― > > 一緒に行こう。 > ――こんなところは狂ってる。解るだろ? 二人で愛の逃避こ(滅殺) グ「相手が女性ならそれでもいいけど、多分これはニキ君に云ってるんだろう? ちょっとそれはどうかと思うな」 …………ジョーダンに決まってるじゃないですか…………(涙) それにしても、『こんなところ』って云うのは、いったい何処をさしているのでしょうか? ニキ君達のいる町? それとも世界全体? うぬぬぬぬ…………? > コーチェ=シクルはニキ=シクルの妹と言うことになっている。だが、それは『一応』が頭につくようなものだった。 > それでも、コーチェはニキのことを普通に兄と呼び、ニキもまたコーチェを妹と認識している。 > 妙な『兄妹』だ……ヨンドンはいつもそう思う。 > 二人とも同じ銀の髪。二人とも同じ藍に近い青い瞳。顔立ちだって一緒で、見た目の年齢も同じぐらい。どう見たって二卵性のよく似た双子…… > それなのに、彼らは実の兄妹ではない。親類ですらない。 > ――二人はどちらかと言えば、同一人物だった。血がつながっていると言う意味では、最も近い位置にいる。 すみません。よくわかりません(爆) 同一人物って、…………シャドーですかっ!?(待て) あっ、それともコピー!!?(更に待て) ……………………すみません、ちょっと混乱してます(汗) >「生きててよかった――それで満足なはずなんだけど」 >「――?」 > 独り言だったのだろうか。 > 呟いた言葉は、コーチェではない誰かに向けられているように感じた―― > 自分では、ないだろう。 >「――怪我してるところを見ると、無傷ならもっとよかったって思った。 > 欲張りだね……」 そんなもんですよね。 例えばテストのできがヤバくって…… グ「例えがわるすぎだよ。 もっと真面目に考えなってば」 > 彼ともう一人――セレフィは、ニキの代わりにここにいた。 『代わり』って、どういうことなのでしょう? …………おとりとか?(爆) >「『ニキ』の……仲間ですね? よくもまぁ、生きていた――」 > 聞き覚えがあるが、少し低い声。 >「――セレフィ?」 > 振り向くと、そこに黒髪、黒瞳の―― > ――いや。 >「違う……?」 > 眉をひそめて相手を見やる。確かにその少女――だか少年だか――はセレフィに似てはいた、だが――雰囲気……もそうだが、服装も違うし、髪型も少し違う。同一人物とこじつけるよりは、似た人間と思ったほうが良さそうだ。 …………まさか、ルシィンさんとセレフィさんも血縁者だったりしませんよね?(笑) ところで、ルシィンさんって、瞳も髪も黒ですよね? なんで二つ名が『朱の悪魔』なのでしょう? う〜ん、謎がいっぱい(爆) >「戦う気ですか……私と?」 >「いや……」 > じり、と一歩後ろにさがりつつ、フロゥニィは言った。それにつられてルシィンもまた一歩、足を踏み出し―― >「そんな危ないことは――しないよ!」 奥義・勝ち目の無い相手にゃ背中を見せてでもとっとと逃げる!! なのですね!?(だから待てって) フロゥニィさん…………実はとってもナイスな性格なのですね?(訊くな) > まさかニキたち魔術師がいない今この状態で、あのルシィンがやってくるとは……! ってことは、フロゥニィさんは魔術師では無いのですね? って…………他は皆魔術師? 皆さん、いったい何を代償に魔術を行使できるようになったのでしょう? にゅふふv 次回から戦闘シーンなのですね♪ 白河も好きです、戦闘シーンv 書くのは大の苦手ですが(爆) なんだかルシィンさんが怖げ、フロゥニィさんがヤバ気、ヨンドンは間に合わなげ(待て)なのです!!(ていうか待て) あうううううvvvvvv 次回もいと楽しみなのですっ!! がんばってくださ〜い♪ ではでは! 現在ツリーが微妙ないちにあって投稿しようかどうか悩んでいる白河綜でした!! |
20875 | そうか! 某ルークさんの陰謀…(さらに待て) | むくぅ E-mail URL | 2002/5/18 11:28:49 |
記事番号20860へのコメント 白河綜さんは No.20860「ドッペルゲンガー!?(激しく待て)」で書きました。 > おぅ♪ 続編v 続編発見なのですっ!! > こんにちは。どーも風邪をひいたらしく腹痛と頭痛に悩みまくっている白河綜なのですっ! こーいうとき勝手に養生できて楽だな浪人生。でも今日は眼科に注文しておいたオニュウのコンタクトを取りに行かねば…………(汗) 眼科なのですか……行かないとなぁ行かないとなぁと思いつつ、結局行ってないむくぅなのです(コンタクト使用) ていうか風邪ですかっ!?(汗) 気をつけて下さいねっ!?(はらはら) >グ「外、雨降ってるしね。ホントに行くのかい? 間違いなく悪化すると思うけど。 > むくぅさんこんにちは。仕込み刀のグロウです」(ざしゅ☆) > うわぁっついに名前の前にきたよ仕込み刀!(汗) > ……………………ってふと気づけば頸動脈が!!?(滝汗) >グ「と云うより…………なんで死なないんだい?」 > 白河だからです(きっぱり) > さぁ! 今回もメチャメチャなレスをなすりつけますよっ!!(待て) 「頚動脈か……じゃあ僕は腱で我慢しとくよ」 我慢って……何するんですか評議長!(汗) 「とりあえず手足の腱を切って動けなくしてから、賞味期限二週間程度過ぎた納豆風呂に投下するぐらいのことは考えているかな」 「……いや、親が日本では珍しく大豆作ってて、それで食べ切れなかったんダケド。申し訳なく」 脈絡もなく書いてもいない現代版ッ!?(汗) 助けッ……(すぱっ♪) >> 銀の髪。藍に近い青い瞳。自分の命を救った『彼』と同じ容姿をした『彼女』――瞳を閉じると瞼の裏にそれらがフラッシュバックした。血の臭い。傷だらけの身体。苦痛の表情。彼女は確かに強かった――もっとも自分には敵わなかったが…… > > 自分の命を救ったって…………ルシィンさんは以前ニキ君と接触があったということでしょうか? 戦ったことがあるとか? それともルシィンさんが殺されそうになってたところを、ニキ君が助けたとか? > むむむむむ…………(悩) 命を救ったのは博士……です。『今の』博士ではないのですが(意味不明) 「無駄に謎増やしちゃってまぁ。解消し切れるんだろうね?」 …………(汗) >> 街並みは、廃墟だった。 >> 人々が住んでいたのは幻だったのだろうか、そう思わせるほどに、街並みは徹底的に破壊されていた。破壊され、火事も起こったのだろう。消し止められた後の煙がふわふわと立ち昇っている。 >> 瓦礫の下の死体を見る気はない。生存者を探すつもりもない。『そういう命令』は出ていなかった。 >> ほぼ完全なゴーストタウンで、人間も、魔術師もあまり住んでいない――ただ問題なのは、この中に標的もいないようだ――ということだ。 > > …………ってことは、前回、ルシィンさんが呟いてた最後のセリフは、『その町を――ぶっ壊す』とでも繋がってた!?(汗) >グ「待った」 > > (ちょいんっ♪) > > …………ちょいんって何(がくっ) >グ「それは置いといて。 > 僕にはルシィンさんとやらが『ぶっ殺す』なんて下品な言葉を使うとは思えないんだけど?」 > (復活)白河もそう思います。 >グ「…………」 ちょいんッ!?(汗) そういえばルシィンさんはもともとオリジナル出身じゃなくて、とある漫画のパロディ小説に出してたオリキャラだったのですが(オリキャラ出さんと話書けんのかお前は) 性格は似たようなもんだったんですが、柄の悪さが三割増(当社比)でして(何) 命の恩人に痺れ薬盛った挙句に頬に渦巻き描くようなヒトでした(しかも油性) こちらはまだ性格がいいのかも知れないです(爆) >>「……貴方の方は見逃すわけには行きませんね。 >> しかし、どこにいるのかまるでつかめないとは―― >> 隠れているのですか? ――それとも――」 >> 呟きかけ、うっすらと目を細めた―― >> >> 一緒に行こう。 >> ――こんなところは狂ってる。解るだろ? > > 二人で愛の逃避こ(滅殺) >グ「相手が女性ならそれでもいいけど、多分これはニキ君に云ってるんだろう? ちょっとそれはどうかと思うな」 > …………ジョーダンに決まってるじゃないですか…………(涙) > それにしても、『こんなところ』って云うのは、いったい何処をさしているのでしょうか? ニキ君達のいる町? それとも世界全体? > うぬぬぬぬ…………? これはルシィンさんでなく、二人の人物が同じヒトに対して言った台詞です。 一人はニキさんですが、もう一人は……ま、まぁそれは後々ということで(汗) >> コーチェ=シクルはニキ=シクルの妹と言うことになっている。だが、それは『一応』が頭につくようなものだった。 >> それでも、コーチェはニキのことを普通に兄と呼び、ニキもまたコーチェを妹と認識している。 >> 妙な『兄妹』だ……ヨンドンはいつもそう思う。 >> 二人とも同じ銀の髪。二人とも同じ藍に近い青い瞳。顔立ちだって一緒で、見た目の年齢も同じぐらい。どう見たって二卵性のよく似た双子…… >> それなのに、彼らは実の兄妹ではない。親類ですらない。 >> ――二人はどちらかと言えば、同一人物だった。血がつながっていると言う意味では、最も近い位置にいる。 > > すみません。よくわかりません(爆) > 同一人物って、…………シャドーですかっ!?(待て) > あっ、それともコピー!!?(更に待て) > ……………………すみません、ちょっと混乱してます(汗) むくぅの趣味大爆発ですね(汗) この二人はどちらかがオリジナルでどちらかがコピーってんではないです(答えを言ったようなもん) >>「生きててよかった――それで満足なはずなんだけど」 >>「――?」 >> 独り言だったのだろうか。 >> 呟いた言葉は、コーチェではない誰かに向けられているように感じた―― >> 自分では、ないだろう。 >>「――怪我してるところを見ると、無傷ならもっとよかったって思った。 >> 欲張りだね……」 > > そんなもんですよね。 > 例えばテストのできがヤバくって…… >グ「例えがわるすぎだよ。 > もっと真面目に考えなってば」 テストッ!(汗) むくぅはテストのときにうっかりミスを連発しまくり、とある先生に『お前そういう道を歩んでいるんじゃないのか?』と言われたことがあります。うっかりミス王(待て) 「答え方間違いはやめた方がいいと思う……」 はっはっは(汗々) >> 彼ともう一人――セレフィは、ニキの代わりにここにいた。 > > 『代わり』って、どういうことなのでしょう? > …………おとりとか?(爆) ずばりです(オイ) 敵が来たらニキに知らせに来い、ということで(汗) >>「『ニキ』の……仲間ですね? よくもまぁ、生きていた――」 >> 聞き覚えがあるが、少し低い声。 >>「――セレフィ?」 >> 振り向くと、そこに黒髪、黒瞳の―― >> ――いや。 >>「違う……?」 >> 眉をひそめて相手を見やる。確かにその少女――だか少年だか――はセレフィに似てはいた、だが――雰囲気……もそうだが、服装も違うし、髪型も少し違う。同一人物とこじつけるよりは、似た人間と思ったほうが良さそうだ。 > > …………まさか、ルシィンさんとセレフィさんも血縁者だったりしませんよね?(笑) > ところで、ルシィンさんって、瞳も髪も黒ですよね? なんで二つ名が『朱の悪魔』なのでしょう? > う〜ん、謎がいっぱい(爆) 「します」 んをっ!?(汗) セレフィさんいきなりっ!?(汗) 「……血縁者です(きぱ)」 あははははは(汗) それもまた次回ということで(汗) 二つ名……については、めちゃめちゃくだらない理由なのでいいま…… 「ルシィンの落書きしたとき、紅いペンだったからです」 ああッ!? 言っちゃ駄目ですよ評議長ッ!?(涙) >>「戦う気ですか……私と?」 >>「いや……」 >> じり、と一歩後ろにさがりつつ、フロゥニィは言った。それにつられてルシィンもまた一歩、足を踏み出し―― >>「そんな危ないことは――しないよ!」 > > 奥義・勝ち目の無い相手にゃ背中を見せてでもとっとと逃げる!! なのですね!?(だから待てって) > フロゥニィさん…………実はとってもナイスな性格なのですね?(訊くな) 実は(笑) そうでした! 「だって死にたくねぇもん俺」 とのことです(笑) >> まさかニキたち魔術師がいない今この状態で、あのルシィンがやってくるとは……! > > ってことは、フロゥニィさんは魔術師では無いのですね? > って…………他は皆魔術師? > 皆さん、いったい何を代償に魔術を行使できるようになったのでしょう? ルシィンさんとヨンドンさんについては一応(ヨンドンさんはプロローグのとおり言葉でした)考えてありますが、他はまだです(爆) まぁ、そのうち思いつくと思いますっ!(オイこら) > にゅふふv > 次回から戦闘シーンなのですね♪ > 白河も好きです、戦闘シーンv > 書くのは大の苦手ですが(爆) 戦闘シーン大好きです……うまくかけてませんが(涙) 小説だけじゃなく、漫画なんかで読むのも好きです(関係なし) > なんだかルシィンさんが怖げ、フロゥニィさんがヤバ気、ヨンドンは間に合わなげ(待て)なのです!!(ていうか待て) > あうううううvvvvvv > 次回もいと楽しみなのですっ!! > がんばってくださ〜い♪ うぃっ! がんばりますっ! 確かにヨンドンさん間に合わなげ(マニア輪投げ…)! ルシィンさんは確かに怖いです。むくぅも書いてて引きます(爆) > ではでは! > 現在ツリーが微妙ないちにあって投稿しようかどうか悩んでいる白河綜でした!! 頑張ってください! 楽しみにしてますッ! でも落ちないように気をつけてください(レスがつけられないので←待て) それでは、今回も穏便に(笑)、むくぅなのでしたッ! 逃走ッ! |
20881 | リハビリテーション 『生き残り戦争(サバイバル・ウォー)』 | むくぅ E-mail URL | 2002/5/18 17:05:09 |
記事番号20843へのコメント 最近悟ったこと。 むくぅはどうやらオリジナルが苦手なようです(今オリジ投稿してて言う台詞か) 設定やなんかが頭の中にあって、それをうまく説明するのがどうもヘタクソなんですね、スレイヤーズはその点説明しなくてもいい設定がわんさかあるので書きやすい……と。ああヤバい(汗) そういえば、来年度引っ越しするっぽいです。 まだ決定じゃないんですが、その先の一番近い高校がむくぅのレベルにぎりぎり合うところらしくて(汗) そこ以外はかなり遠くなるということで、現在勉強中です(涙) ……引越し先ではネットできないかも…… まぁ……そんなむくぅの諸事情はともかく、リハビリテーション『生き残り戦争』どうぞお読み下さい―― =================================== ――いない。 見つけられない? 「……気配を消している……? 非戦闘員だと思っていたものを……」 眉をしかめて呟いて、ルシィンはふと苦笑した。 人間だからと甘く見ていたのか。自分が。 「とりあえずは……地道に探すしかないと言うことですか……」 独り言を言って、ルシィンは歩き出した。 …………ッ…… 息と気配を殺しつつ、フロゥニィは少し向こうに立つルシィンを盗み見た。 ……こっちにゃ、気づいてない――か。 ひとまず安心するが、安堵の息の一つもつけないのが辛いところだ。 その手には、一つの自動拳銃が握られていた――先程ルシィンをまいた時、瓦礫から掘り出したものだ。もちろん実弾がはいっている。モデルガンなどではない。むしろ今の時代、そちらのほうが探すのが難しいのだ。 ……レーザーガン、なんぞというシロモノもあるが、あれははっきり言って馬鹿高い。 そう――例えば、大陸が沈み、空に島を浮かべている今の現在、土地というものは値段が高騰している。それを百メートル四方買い占められると言えば、その値段のあほらしさもわかってくるものだろう。 ……まぁそれはともかく、だ。 (まともに撃っても魔術で防がれるだろうからな……) 足元にある小石を二つばかり拾い上げる。別に武器として扱うつもりはない。目くらましだ。こういうものを使って人間を殺せる奴も確かにいるが――さて。 (目を狙えば、さすがに防ぐしかないだろ……) ぐっ、と小石を握り締め、もう片方の手で拳銃を構えた。 (動きが鈍ったところを――叩かせてもらう!) 子供相手に、といわれるかもしれないが、魔術師と言うのは年齢がどうこうと言うわけではない。事実コーチェはルシィンに重傷を負わされているのだ――コーチェも魔術師だと言うのに、だ。 息を、整える。 吸って、吐いて、吸って――深呼吸と言うわけには行かないが、幾分か心を落ち着け―― 次の瞬間、彼は物陰から飛び出した。 (……食らえッ!) 二つの小石が弾道を描いてまっすぐにルシィンに飛ぶ。それと同時に走り出し、ルシィンもそれに気づいた。彼が拳銃を構えた瞬間、少年は舌打ちをして目を左の腕で庇い―― ……づすっ。 鈍い音がした。 『なにっ!?』 二人は思わず同時に叫ぶ。 二つの小石はルシィンの腕に突き刺さり、布からじんわりと赤い血がにじんでいた。 「な……?!」 ルシィンは予想外の傷に驚いているようだが、それはこちらも同じである。 「……嘘だろ!?」 少年がこちらを睨みつけた時、フロゥニィの動きは完全に止まっていた。 殺気を向けられ、初めて彼はそれに気づき――慌ててもう一度狭い道に駆け込む。それを追わずに、ルシィンは腕から小石を抜き取った。完全に腕の皮を突き破っていたが、少年は眉もひそめない。 「……あの男は魔術師ではなかった……それは確実――」 ぶつぶつと呟きながら、ルシィンは怪我をした腕のほうの袖を破り、適当に腕に巻く。 「それならば、何故こんな……」 ぴくんっ、と眉を跳ね上げた。何かに気づいたかのように。 少年はかすかに、口元にだけ笑みを浮かべながら、 「そういえば……あなたがいましたね。セレフィ」 ……呟いた。 はぁっ……はぁっ……はぁっ…… 大分走ったところで立ち止まり、フロゥニィは大きく息をついた。 スタミナには自信があるつもりだが、先程からかなり走りっぱなし――その上先程は寿命が縮むような思いをしたのだ。疲れてもバチは当たらないだろう。 「……っていうか……」 追ってこない? 「どーいうこった……?」 こちらは今動きが鈍っている。そこを追ってこないということは―― ――先程の石? 「あれ、魔術の干渉があったのか……?」 確かに、相手の身体がいくら弱かろうが、フェイントの小石であそこまで怪我は負わないだろう。 「……じゃあ誰が……?」 呟いて、フロゥニィはへたり込んだ。人気のないビルとビルの間で、彼はふと顔を上げる。 「……ニキ……かな?」 視界の中には、天井と兄がいた。 「ニキ」 「――起きた?」 微笑んでくる兄に彼女は頷いて、ゆっくりと起き上がる。 「あれ……?」 うつろな目で呟いて、ふとその瞳に光がともった。 白い部屋、ベッドに寝ている自分と、椅子に座っている兄。 ここは――病院だ。何とか自分で人家に行き着いたところで力尽き、すぐ病院に運び込まれた――朝に一度目が覚めた記憶があるが、それからまたすぐ眠ってしまっていたようである。 それはいいが……何故ここに兄がいるのか? 「……何でこんなところにいるの」 「『兄さん』に向かって、それはないんじゃないの?」 その疑問に、相変わらずニキは笑顔で答えてくるが、彼女は思わず顔つきを険しくした。 「……フロゥニィたちを置いてきたなんていうんじゃないよね? ルシィンが来るかもしれないのに!」 「いや、もう来ているみたい」 「はぁ!?」 彼女はさすがに声を上げた。 「ヨンドン――って子――患者、連れてきたろ? あの子をフロゥニィのところに、さっき行かせたんだけど――今戻ってきてね。 ルシィンはもう来てるらしい。セレフィが呼んでる」 「何言ってんの!? 今すぐ戻らなくちゃいけないじゃん……ッ!」 「……そうだね」 気のない兄の返事に、彼女はさすがにいぶかしむ。 「何かあったわけ?」 「時が近づいてるってことさ。 僕らはもうすぐ、『ニキ』と『コーチェ』ではなくならなくちゃいけないかも知れない」 彼女は――コーチェはその言葉から全てを察し、唇をかんだ。 ――兄は椅子から立ち上がり、 「でも――ま、確かに行かなくちゃならないか……コーチェ、君は」 「……行く」 彼女はそれだけ呟いて、無理矢理にベッドから立ち上がった。 セレフィは――セレフィ=エルムは、ルシィン、フロゥニィの二人ともから少し離れたところにいた。 (……せっかく手助けしたのに……) 眉を寄せて心の中で呟く。先程双方予想しなかった状況になったのは、彼女が原因であった。 ……打ち合わせもなしにあのようなことになれば、無理はないと思うのだが。 ともあれ、先程向かわせた喋れない少年は、ニキたちの所に今頃着いているだろう。そうすれば、あとは待つだけだ。 「それに、一応あれで左腕は使えないはず……よね」 「一応ね」 ――! 聞こえた声に、セレフィは思わず振り返り―― どんっ! 「……ッ……!」 空気の塊が口から漏れた。腹に衝撃。痛みはないが、それでも息は詰まる。 見上げると、そこに自分と同じ――いや、似た顔が立っていた。仰向けになって、腹の上に少年の片足が乗せられている。今のは蹴られたのか。 「……にいさん……」 苦々しげに彼女は呟いた。 ルシィンはそれに口元だけで笑い、 「お久しぶりですね……会いたくありませんでしたよ」 「お互いにね……」 言うセレフィに、兄はそのままの体勢で無表情に戻り、 「あちらの方には教えていただけそうにないので、貴方にお聞きしますが……」 「……心配しないでも……もうすぐ来るわよ」 「ほぅ――?」 眉を寄せ、それでも不敵な笑みを浮かべながらの彼女の言葉に、ルシィンは眉を跳ね上げた。 ……同時に。 「セレフィッ!」 ――叫びとともに、空から雨が降ってきた。 ただしそれは水ではなく…… =================================== ……描写すらなしか。ヨンドン(笑) ニキとセレフィの間でキャッチボール。往復一回半……ご苦労様です(その割には出番がすくない、と←酷) ルシィンさんてどうしてこう凶暴なんでしょう……このヒトのせいで話のバランス崩れまくってるんですが(汗) ………… ……うう、一人だとネタがない……(涙) 何で博士は重要キャラなのにプロローグ以外出てないんだ!(知らん) ………… ま、まぁそんなわけで、むくぅなのでしたッ! 逃走ッ!(汗) |
20884 | 小石の恐怖(待て) | 白河綜 E-mail | 2002/5/18 19:23:17 |
記事番号20881へのコメント むくぅさんは No.20881「リハビリテーション 『生き残り戦争(サバイバル・ウォー)』」で書きました。 こんにちはむくぅさん。 すごいです、メチャメチャアップ早いです! 嬉しいのです! そして自分は新規投稿でそろそろ新しいツリーを作ろうかと考え中の白河綜なのですっ!! 今回はサブタイトルからして戦闘シーンっぽいのですっ!!(待て) > むくぅはどうやらオリジナルが苦手なようです(今オリジ投稿してて言う台詞か) > 設定やなんかが頭の中にあって、それをうまく説明するのがどうもヘタクソなんですね、スレイヤーズはその点説明しなくてもいい設定がわんさかあるので書きやすい……と。ああヤバい(汗) あ、わかる(笑)。 頭の中ではできあがっているのに、ソレを他のヒトにも理解できるよう文章に起こすのが(汗)。 今書き進めてるオリジ小説、それで止まってます(爆)。 > そういえば、来年度引っ越しするっぽいです。 > まだ決定じゃないんですが、その先の一番近い高校がむくぅのレベルにぎりぎり合うところらしくて(汗) そこ以外はかなり遠くなるということで、現在勉強中です(涙) おお。段階は違うけど受験生発見♪(爆) お互い頑張りましょうv ちなみに白河、中学3年の一年間だけで偏差値6くらい上がりましたv(元が低すぎただけ) …………ところで…………。 むくぅさん…………中学生だったのですね(汗)。 てっきり高校生かと…………だって、話の骨組みとか、めちゃめちゃしっかりしてたし…………(困) > ……引越し先ではネットできないかも…… ああそんなっ(汗) 頑張ってくださいむくぅさんっ! 応援してるのですっ!! …………って私もはよアド作らなきゃ(汗)。そーしないとHP製作なんてとてもとても…………。 > ――いない。 > 見つけられない? >「……気配を消している……? > 非戦闘員だと思っていたものを……」 > 眉をしかめて呟いて、ルシィンはふと苦笑した。 > 人間だからと甘く見ていたのか。自分が。 流石ニキ君が囮に選ぶだけのことはあるのですねフロゥニィさんっ!!(待て) グ「失礼だよ」 (一撃いっとく?) …………ってっ!! なんですかコレっ!!(↑) グ「みたまんま」 効果音の域を出まくってますっ!! > ……づすっ。 > 鈍い音がした。 >『なにっ!?』 > 二人は思わず同時に叫ぶ。 > 二つの小石はルシィンの腕に突き刺さり、布からじんわりと赤い血がにじんでいた。 >「な……?!」 > ルシィンは予想外の傷に驚いているようだが、それはこちらも同じである。 >「……嘘だろ!?」 > 少年がこちらを睨みつけた時、フロゥニィの動きは完全に止まっていた。 > 殺気を向けられ、初めて彼はそれに気づき――慌ててもう一度狭い道に駆け込む。それを追わずに、ルシィンは腕から小石を抜き取った。完全に腕の皮を突き破っていたが、少年は眉もひそめない。 小石が武器になるのですね…………。 ああ、でも痛いのです。 だって小石が肉に食い込んでそのさきもピラニアのようにズプズプと(撲殺) グ「そこまでいってないだろう?」 あううううううううう…………(涙) >「どーいうこった……?」 > こちらは今動きが鈍っている。そこを追ってこないということは―― > ――先程の石? >「あれ、魔術の干渉があったのか……?」 > 確かに、相手の身体がいくら弱かろうが、フェイントの小石であそこまで怪我は負わないだろう。 >「……じゃあ誰が……?」 > 呟いて、フロゥニィはへたり込んだ。人気のないビルとビルの間で、彼はふと顔を上げる。 >「……ニキ……かな?」 セレフィさんですよね? コレ。 だってニキ君はまだ病院だし。 グ「でも、魔術師なんだろ? 遠くから魔力を投げることとか、できたりするんじゃない?」 う〜〜〜〜ん? >「何かあったわけ?」 >「時が近づいてるってことさ。 > 僕らはもうすぐ、『ニキ』と『コーチェ』ではなくならなくちゃいけないかも知れない」 ああまた意味深まセリフが!!(パニック) グ「落ち着きなよ…………(ため息)」 (聞いてない)うううううう……わかりました!! ニキ君とコーチェさんは、元は一人の人間だったりするかもなのですっ!! 今は分け合って分離しているのです! そう! それこそアメーバのよう(ざしゅ! ざしゅざしゅっ!!) グ「また暴走して…………まぁ。なんで僕の一文字則宗を、あなたの腐った血で汚さなきゃなんだい? 第一、あなたは痛めつけても楽しくないんだよ」 …………(黙)。 >「……ッ……!」 > 空気の塊が口から漏れた。腹に衝撃。痛みはないが、それでも息は詰まる。 > 見上げると、そこに自分と同じ――いや、似た顔が立っていた。仰向けになって、腹の上に少年の片足が乗せられている。今のは蹴られたのか。 >「……にいさん……」 > 苦々しげに彼女は呟いた。 ああっ!? 嫁入り前の娘さんになんて事をっ!!? グ「激しく違ってるよ。ていうか、そのセリフどこかで使ったよね?」 あー…………そー云えばヴィリスさんにも使ったかも。 ううう、オンナノコが痛めつけられるのは苦手なのです〜〜〜〜。 グ「そのわりに、バールウィン……」 さっ。とっとと次にいきますよっ!! >「あちらの方には教えていただけそうにないので、貴方にお聞きしますが……」 >「……心配しないでも……もうすぐ来るわよ」 >「ほぅ――?」 > 眉を寄せ、それでも不敵な笑みを浮かべながらの彼女の言葉に、ルシィンは眉を跳ね上げた。 > ……同時に。 >「セレフィッ!」 > ――叫びとともに、空から雨が降ってきた。 > ただしそれは水ではなく…… 墨汁だった。 グ「…………(はぁ)」 (ちゅいーんががががががががががっ!!) ああ!? いつかも使ってたチェーンソーっ!? グ「そうだったけ? しらないな」 ああ痛い!! 冗談ですっ! 冗談ですから止めてプリーズ!!(涙) グ「却下」 いやだあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!! なんでよりにもよってサド魔族に殺されなきゃなんないんだあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! そっ、それでは! 逃げます、地の果てまでも!! 白河そ(がががががががががががががががががががががっ!!) グ「ふっ……コレでまた一つの悪が滅んだ…………って、なんだからしくないことしちゃったけど。 じゃあね。むくぅさん。続き頑張って」 |
20892 | 振り向けば、君の後ろに黒い影!(さらに待て) | むくぅ E-mail URL | 2002/5/19 09:51:55 |
記事番号20884へのコメント 白河綜さんは No.20884「小石の恐怖(待て)」で書きました。 > こんにちはむくぅさん。 > すごいです、メチャメチャアップ早いです! 嬉しいのです! そして自分は新規投稿でそろそろ新しいツリーを作ろうかと考え中の白河綜なのですっ!! > 今回はサブタイトルからして戦闘シーンっぽいのですっ!!(待て) こんにちは白河さん。よく解らんタイトルとともにむくぅなのです(毎度のことだって) ……でも、白河さんがこのネタ解らなかったらどうするよ自分…… そ、それはともかく、サブタイトルで『全然戦争じゃないよおいッ!』と自主ツッコミしつつむくぅなのです(二度目の挨拶) >> むくぅはどうやらオリジナルが苦手なようです(今オリジ投稿してて言う台詞か) >> 設定やなんかが頭の中にあって、それをうまく説明するのがどうもヘタクソなんですね、スレイヤーズはその点説明しなくてもいい設定がわんさかあるので書きやすい……と。ああヤバい(汗) > > あ、わかる(笑)。 > 頭の中ではできあがっているのに、ソレを他のヒトにも理解できるよう文章に起こすのが(汗)。 > 今書き進めてるオリジ小説、それで止まってます(爆)。 ををっ! 同志!(違うし待て) ええっ!? ていうか白河さんもなんですかっ?!(汗) むくぅ、今現在苦しんでます(笑) 白河さん頑張ってください! 心待ちにしております! それから…の続きも!(殺す気かあんたは) >> そういえば、来年度引っ越しするっぽいです。 >> まだ決定じゃないんですが、その先の一番近い高校がむくぅのレベルにぎりぎり合うところらしくて(汗) そこ以外はかなり遠くなるということで、現在勉強中です(涙) > > おお。段階は違うけど受験生発見♪(爆) > お互い頑張りましょうv ちなみに白河、中学3年の一年間だけで偏差値6くらい上がりましたv(元が低すぎただけ) > …………ところで…………。 > むくぅさん…………中学生だったのですね(汗)。 > てっきり高校生かと…………だって、話の骨組みとか、めちゃめちゃしっかりしてたし…………(困) えぅっ!(何) お互い頑張りましょう! ……ええっ!? いや困らないで下さい! ていうかむくぅ話の骨組みしっかりしてるどころかぐらぐらですよ!? 僧侶連盟辺り如実に!(待て) ……というか、それを言うなら白河さんの方が全然すごいです(汗) >> ……引越し先ではネットできないかも…… > > ああそんなっ(汗) > 頑張ってくださいむくぅさんっ! 応援してるのですっ!! > …………って私もはよアド作らなきゃ(汗)。そーしないとHP製作なんてとてもとても…………。 とりあえずはビルダー入っているパソコンを父に持っていかれないように頑張ります(待て) ……白河さんのHPか……ふふふ(何) >> ――いない。 >> 見つけられない? >>「……気配を消している……? >> 非戦闘員だと思っていたものを……」 >> 眉をしかめて呟いて、ルシィンはふと苦笑した。 >> 人間だからと甘く見ていたのか。自分が。 > > 流石ニキ君が囮に選ぶだけのことはあるのですねフロゥニィさんっ!!(待て) >グ「失礼だよ」 > > (一撃いっとく?) > > …………ってっ!! > なんですかコレっ!!(↑) >グ「みたまんま」 > 効果音の域を出まくってますっ!! 一撃ッ!? 「……むぅ、やるねグロウ! 僕も対抗……」 ひょっ! 評議ちょ……しないでいいですっ! 切実に! (……またつまらぬものを……←おい) ……効果音でもなんでもないんですけど、これ……(涙) フロゥニィさん――時間稼ぎ役ですね。かなり(汗) このヒトとルシィンさんのために話が予定より長くなっているです(汗) 「俺のせいじゃないだろ。主にあっちのせいだろ」 「……人を指差さないでいただけますか? 失礼な方ですね。 そもそもどうして私たちがここにいなくてはならないんですか。結局はむくぅひとりだけでは間がもたないから呼んでいるんでしょう?」 う゛っ!(さくっ!) ……頼みますから『、』ぐらいつけてくださいルシィンさん……(句読点か読点か忘れた←おいこら) >> ……づすっ。 >> 鈍い音がした。 >>『なにっ!?』 >> 二人は思わず同時に叫ぶ。 >> 二つの小石はルシィンの腕に突き刺さり、布からじんわりと赤い血がにじんでいた。 >>「な……?!」 >> ルシィンは予想外の傷に驚いているようだが、それはこちらも同じである。 >>「……嘘だろ!?」 >> 少年がこちらを睨みつけた時、フロゥニィの動きは完全に止まっていた。 >> 殺気を向けられ、初めて彼はそれに気づき――慌ててもう一度狭い道に駆け込む。それを追わずに、ルシィンは腕から小石を抜き取った。完全に腕の皮を突き破っていたが、少年は眉もひそめない。 > > 小石が武器になるのですね…………。 > ああ、でも痛いのです。 > だって小石が肉に食い込んでそのさきもピラニアのようにズプズプと(撲殺) >グ「そこまでいってないだろう?」 > あううううううううう…………(涙) 砂利道でコケるぐらい痛いと思います(オイ) 「それ以上だろ……?」 「いえ――別に痛くありませんよ?」 「……こっちはこっちで涼しい顔してやがるし……」 あの、お二人ともどーしてそう、漫才やり始めるんですか……?(づぶ) 「小石パワーアップバージョン。効いたろこれは。めちゃめちゃ食い込んでるし」 ……しくしくしくしく……(涙) >>「どーいうこった……?」 >> こちらは今動きが鈍っている。そこを追ってこないということは―― >> ――先程の石? >>「あれ、魔術の干渉があったのか……?」 >> 確かに、相手の身体がいくら弱かろうが、フェイントの小石であそこまで怪我は負わないだろう。 >>「……じゃあ誰が……?」 >> 呟いて、フロゥニィはへたり込んだ。人気のないビルとビルの間で、彼はふと顔を上げる。 >>「……ニキ……かな?」 > > セレフィさんですよね? コレ。 > だってニキ君はまだ病院だし。 >グ「でも、魔術師なんだろ? 遠くから魔力を投げることとか、できたりするんじゃない?」 > う〜〜〜〜ん? 大正解です! セレフィさんです!(どんどんどんっ! ぱふぱふぱふっ!) 「そんな使い古された効果音を……」 気にしないで下さい評議長。人気があるから使い古されるんです。 「……んな妙な屁理屈を……」 >>「何かあったわけ?」 >>「時が近づいてるってことさ。 >> 僕らはもうすぐ、『ニキ』と『コーチェ』ではなくならなくちゃいけないかも知れない」 > > ああまた意味深まセリフが!!(パニック) >グ「落ち着きなよ…………(ため息)」 > (聞いてない)うううううう……わかりました!! ニキ君とコーチェさんは、元は一人の人間だったりするかもなのですっ!! 今は分け合って分離しているのです! > そう! それこそアメーバのよう(ざしゅ! ざしゅざしゅっ!!) >グ「また暴走して…………まぁ。なんで僕の一文字則宗を、あなたの腐った血で汚さなきゃなんだい? 第一、あなたは痛めつけても楽しくないんだよ」 > …………(黙)。 ああっ! また名刀がッ!(汗) 「……アメーバ……かぁ……いいねアメーバ……」 ああっ! 何かニキさんがその気に!?(待て) 「いや、僕次に生まれてきたときはアメーバになりたいな、と。 どうせ寿命は短いし、一度でいいからなってみたい……」 やめてくださいンな妙な話はっ!(汗) 「あはは……ま、それはともかく。 元は一人の人間――っていうのは、確かに的を得てるかも知れないなぁ……白河さん、名探偵になれるねv」 ……あの、そこでネタばらしをしないで下さいという意見はないんでしょうか…… 「ない(即答)」 >>「……ッ……!」 >> 空気の塊が口から漏れた。腹に衝撃。痛みはないが、それでも息は詰まる。 >> 見上げると、そこに自分と同じ――いや、似た顔が立っていた。仰向けになって、腹の上に少年の片足が乗せられている。今のは蹴られたのか。 >>「……にいさん……」 >> 苦々しげに彼女は呟いた。 > > ああっ!? 嫁入り前の娘さんになんて事をっ!!? >グ「激しく違ってるよ。ていうか、そのセリフどこかで使ったよね?」 > あー…………そー云えばヴィリスさんにも使ったかも。 > ううう、オンナノコが痛めつけられるのは苦手なのです〜〜〜〜。 >グ「そのわりに、バールウィン……」 > さっ。とっとと次にいきますよっ!! (笑)……いつもながら、どーしてこうテンポがいいんでしょう白河さんとグロウさん…… 「……私はどちらかといえば嫁入りできるのか不安なのよね……」 意味なく意味深なセリフを吐かないで下さいセレフィさんっ!(汗) >>「あちらの方には教えていただけそうにないので、貴方にお聞きしますが……」 >>「……心配しないでも……もうすぐ来るわよ」 >>「ほぅ――?」 >> 眉を寄せ、それでも不敵な笑みを浮かべながらの彼女の言葉に、ルシィンは眉を跳ね上げた。 >> ……同時に。 >>「セレフィッ!」 >> ――叫びとともに、空から雨が降ってきた。 >> ただしそれは水ではなく…… > > 墨汁だった。 >グ「…………(はぁ)」 (笑い転げ)……めっ! めちゃくちゃ意表つかれたんですけどむくぅっ!(笑) 転げてるんですけどっ!(何) ああ、でもそれだと穏便にすむかも知れません! 評「……それは暗に、こっちはこっちで穏便には済まない、と言ってるの?」 そうです(きっぱり) 評「……ま、僕の方には関係ないけどね。 で、この上の『評』は何?」 ニキさんと口調が似てて収拾が…… 「つけろよっ!」 > (ちゅいーんががががががががががっ!!) > > ああ!? いつかも使ってたチェーンソーっ!? >グ「そうだったけ? しらないな」 > ああ痛い!! 冗談ですっ! 冗談ですから止めてプリーズ!!(涙) >グ「却下」 > いやだあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!! > なんでよりにもよってサド魔族に殺されなきゃなんないんだあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! > > そっ、それでは! > 逃げます、地の果てまでも!! > 白河そ(がががががががががががががががががががががっ!!) > > > >グ「ふっ……コレでまた一つの悪が滅んだ…………って、なんだからしくないことしちゃったけど。 > じゃあね。むくぅさん。続き頑張って」 ええっっ!?(汗) ほ、滅んだ……って……白河さぁぁぁぁぁんっ!?(汗々) 評「じゃ、君の方も滅んどく?(笑顔)」 (ぎくぎくっ!)その手に持ったクワは何ですかッ!? 「単純に。耕そうかと」 …… そ、それではむくぅなのでしたっ! 逃走ぅぅぅうっ! ……(しばらくお待ちください) 評「来年の秋ぐらいにはいい茄子がなるだろうね♪(むくぅは茄子が嫌いです) それじゃ、僕もそろそろ――白河さん、こちらこそ頑張ってくださいね……じゃ」 |
20911 | リハビリテーション 『魔力干渉(リハビリテーション)』 | むくぅ E-mail URL | 2002/5/22 19:10:35 |
記事番号20843へのコメント ちょっ……ちょびっとばかし間を空けてむくぅなのですっ! こんにちは!(汗) ココまでは二日ぐらい前に書きあがってたんですが、そのあとの話がぜんっぜん書き進まなかったんです。話はできているのに……(涙) 「本当に原因がそれだけって言えるかなぁ? 君は?」 うっ! ニキさんッ!(汗) 「………(笑顔)」 …………いや、フリーの何かお絵かきソフトを手に入れたもので、それでついつい―― 「……死刑」 うわっ! ちょっとそれだけは勘弁してくだッ……(以下削除←待て) =================================== ぜーっ、ぜーっ、ぜーっ…… 「に、二度とこんなことやらんぞ……!」 階段十階分を一気に駆け上がり、その屋上。 電力の供給が切れていたのでそうするしかなかったのだが……ともあれ、疲れた。 「魔術師と違って遠くの気配までは追えないからなー…… これで向こうの位置くらいわかるだろ……」 彼は呟いて、すたすたと端に移動した。 破れたフェンスから身を乗り出し、下を見下ろす――と。 「いたいた……」 黒髪の少年――間違いない。ルシィンだ。 「って……ちょっと待て……」 もう一人、いる。 眉をひそめながらも目を凝らし―― 「……セレフィじゃん」 しかもピンチのようである。 「ってこた……さっきの魔術はセレフィか……」 呟いて、フロゥニィはくるりと視線を動かした。 手に持った銃をかちりと構え、彼は汗をかきながらもにやりと笑い―― 「セレフィッ!」 叫び、ためらいなく引き金を引いた。 ががががががががががっ! 轟音と共に、ルシィンとセレフィの頭上に銃弾の『雨』が降り注ぐ! 「……仲間が……いるのにッ!?」 当然――これは当てずっぽう。当たるわけのない無駄弾だ。だが、万が一と言う可能性を捨てて攻撃を仕掛けてくるとは……? 「結構思い切ったことをする方だ……」 苦い顔で呟く――が。 次の瞬間、それは驚愕の表情に変わった。 「何ッ!?」 男が、『屋上から飛び降りてきたのである』。 ビルはおよそ十階建て。一階二メートルとしても二十メートル――普通ならほぼ即死である。 だが。 「セレフィぃぃッ!」 さすがに少し裏返った男の声が耳に届く。声にしたがって『妹』が顔を上げた。 ぶわぁっ! 男が地面に『着地』すると同時、それを中心として風が吹く。衝撃波にも近いそれから目を庇いながらも、ルシィンは叫んだ。 「馬鹿なッ……タイミングが一瞬遅れていれば死んでいた……そんな賭けを!」 「信じてるから……だろッ!?」 思わずへたり込んでいた男はその言葉と共に立ち上がる。 ルシィンはまだ動けない。 低姿勢で走ってセレフィを引っつかみ、すぐさままた逃げ出した。 「くッ……!」 唇を噛み締め、彼は思わずうめいた。 「……信じているから……ですって?」 それがいかにも馬鹿らしい、といった調子で呟く。 「私は――信じませんよ。そんなもの。 あなた方は、ここで殺す!」 険しい表情でいい、ルシィンは二人の後を追った。 げほっ……ごほっ…… 「こんっな……こたぁ……二度とやらねぇっ……!」 いつだったか言ったセリフをもう一度息も絶え絶えに叫んで、フロゥニィは地面に腰をおろした。 「……死ぬかと思った……」 「当たり前よ――ビルから飛び降りたんだもの」 呆れたようにこちらを見下ろして言ってくるセレフィに、彼は汗だくになりながら笑って、 「だって、あそこからゆーちょーに階段降りてるわけにも行かないだろ? 飛び降りだってあれで二度目だし、さっきは二十階、今回は十階だったろ? まぁ大丈夫かなって……」 「そんな理由で……」 はぁぁぁ…… 言いかけ、少女は大きくため息をついた。 「二度としないでよ……こっちも寿命縮んだんだから……」 「おぅ、二度としねえよ」 …… 少し、沈黙が降りた。 「ルシィン――って、アレ、何だ? 親子か?」 唐突に、座ったままフロゥニィは問うた。セレフィは頷く。 「……兄さん。 正真正銘、血のつながった」 「んじゃあ、何であんな……」 さっきのあの状況は、どう見ようが兄妹感動の再会――などではなかった。 フロゥニィの言葉に、セレフィは笑い、 「……今の時代、血のつながりなんて…… 兄さんと私では考えるところが違った……それだけ」 「だからって殺し合いは……」 言いかけるフロゥニィを手で制し、セレフィはうつむいた。 「……兄さんは、魔術師を殺したりしない」 「魔術師――『は』?」 頷いてくる。 だが――彼は眉をひそめた。 「その割には、ニキのことを殺すとか――」 「ニキは例外よ――正確に言えば、ニキとコーチェは、だけど」 「……?」 フロゥニィは言葉に、わけが解らないといったように顔をしかめたが、これ以上聞いても無駄だと思ったのだろう、そのまま黙った。 ――と。 「あれ――?」 セレフィが突然、首を傾げた。 「どうした?」 「……痛い……?」 「え?」 そのことがとてもおかしいことのように彼女は呟く。 痛い。 ……それがどうしたというのだ。 「どうしたんだ? どっか怪我でもしたのか?」 「私は魔術師……よ」 「それがどうしたんだよ?」 「さっき兄さんに蹴られて、口の中をちょっと切ったんだけど…… 私は痛みを引き換えにしてチカラを得たの……それなのに、そこが痛い……」 ――ようやく、彼にもことの重大さが理解できた。 「魔術師じゃ――なくなってきてるってことか?」 セレフィは頷いた。 そしてこうも言った。 「……ニキが帰って来たんだわ」 その言葉が確信に満ちていた理由が、フロゥニィにはよく解らなかったが。 その異変はルシィンにも及んでいた。 突然先程の小石の傷が痛み出したのである。 「……なッ……」 思わず傷口を右腕で押さえ、ルシィンはうめいた。 まだ軽い痛みだが、だんだん強くなってくる―― 「……これは、魔力干渉(リハビリテーション)…… そんな馬鹿な……!」 目を見開き呟いて、少年は何年ぶりかに感じる『痛み』と言うものを噛み締めた。 「――効いてきたみたいだね」 ゴーストタウンの路地裏で、セレフィとルシィンの様子を『視て』、ニキは笑った。後ろのコーチェとヨンドンを振り返り、 「二人はどう?」 「……右目が薄ぼんやりだけど見えてる。範囲限定は難しいみたいだね」 「僕も……普通に喋れている……どうして……?」 コーチェが冷静に分析し、ヨンドンは困惑したように聞いてくる。彼はヨンドンに向かって微笑み、 「魔力干渉(リハビリテーション)――っていうんだけどね。 ヨンドン、君の『覚醒』は誰が?」 「――父が」 『覚醒』――『魔術師』が『魔術師』になるためには、立会人のようなものが必要になる。近くにいて、手助けする、ちゃんとした魔術師が必要なのだ。 『ちゃんとした』魔術師がいない傍で『覚醒』を行えば、大体は精神崩壊を起こすか、もしくは魔術師にとって最も恐れなくてはならない『第二の人格(セカンド・パーソナル)』の発露となるか――どちらにしても、いいことにはならない。 「うん――そっか。 ……普通はね、『覚醒』に手助けした魔術師じゃないと代償の回復――つまり魔術師としての能力を奪うことは出来ないんだ」 そこで何故か、ニキはかすかに眉をひそめた。 「……でも、『僕ら』はそれが出来る――そういうことさ。 君のお父さんは?」 「死んだ……その、魔術師狩りで」 少し間があった。 ――ニキは考えるように頷いて、それから小さくこう言った。 「人間が――憎いかい?」 「…………」 黙ってヨンドンは頷く。ニキもまた頷き返し、 「そうだろうね―― でも、人間みんながそうでないと思って欲しい」 もう一度、ヨンドンは黙って頷いて、 「――少なくとも、フロゥニィはいい人だと思うから」 何故か―― 何故かニキは、なんともいえない表情をした。呆れているような、惚けているような――こちらの言った言葉が、わからなかったような。 ヨンドンはそれを見て首を傾げる。 「? どうしたの?」 「いや……なんでも――ないよ」 笑ったその顔は、無理をしていたのか――よく解らなかったが。 「さて――」 ともあれ、彼は歩き出した。こちらをくるりと振り向き、 「二人とも――行くよ。ルシィンのところに」 「……うん。 ニキ――いや。 『博士』」 コーチェの言葉に、ニキは黙って苦笑した。 =================================== 思わせぶりなことしかしゃべれんのかっ! お前らはッ!? 何でそんなに意味深(?)なことばっか言いまくってるんだようっ!(涙目) ……って、それはともかく…… 今回はいかにもあとづけ設定っぽい『覚醒の手助け人』が明かされましたが、コレはもう最初の方からあった設定です(笑←あくまで最初の段落は流すつもりか) 魔力干渉(リハビリテーション)は思いっきりあとづけですが(おい) 次回は真打ち登場できるのかなー……といったところです。プロローグしか登場しない真打ちって……うう(汗) 思いっきり前ふりなしに登場する予定ですので、思いっきりツッコんでやって下さい(待て) それでは、ここにきてがかくっとペースダウンしたむくぅなのでしたっ! 次回もよろしければお付き合いください! 逃走ッ! |
20913 | 同一人物っ!!?(汗) | 白河綜 E-mail | 2002/5/22 22:22:03 |
記事番号20911へのコメント むくぅさんは No.20911「リハビリテーション 『魔力干渉(リハビリテーション)』」で書きました。 こんにちは。 博士さんって…………ニキ君ですかあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!?(滝汗) くぅっ! 全然気づかなかった! ぃよっ、憎いね姉さん! な、白河綜なのです!!(←姉さんてオイ) 突然ですが、HPビルダーの使い方がわかりません!(爆) 仕方ないのでタグ打ちでHP作りをすることにしましたっ! もっとわかりませんっ!!(待て) さい先悪いぞどーする自分っ!!?(笑えない) グ「ふ〜ん…………ひょっとして、それはいつまでたっても続きをアップしないことの言い訳かい?」 うぐっ!(汗) ウ「もう書き終わってたのにネ〜。一人出さなきゃいけないヒト忘れたりするカラ、こんな面倒なコトにナルんだヨ」 うぐぅっ!!(滝汗) うううううううう…………いいのです。取りあえず、(再)完成ししだいアップするのです!! ていうか、今はレスが先決なのですっ!!(汗) > 手に持った銃をかちりと構え、彼は汗をかきながらもにやりと笑い―― >「セレフィッ!」 > 叫び、ためらいなく引き金を引いた。 汗をかきながらにやりって…………フロゥニィさん、似合いすぎですっ! もぉ白河の脳裏にはこの瞬間の映像がバッチリ(ごいんっ) グ「注目すべきはソコじゃないだろう?」 ウ「自分の仲間に向かっテ発砲したトコだよネ♪」 (復活)だってそれは↓ > 轟音と共に、ルシィンとセレフィの頭上に銃弾の『雨』が降り注ぐ! >「……仲間が……いるのにッ!?」 > 当然――これは当てずっぽう。当たるわけのない無駄弾だ。 (↑から続いて)ってコトらしいですし。 ていうか、雨は弾丸の『雨』で墨汁じゃなかったんですね?(←それは忘れろ) > 男が、『屋上から飛び降りてきたのである』。 > ビルはおよそ十階建て。一階二メートルとしても二十メートル――普通ならほぼ即死である。 > だが。 >「セレフィぃぃッ!」 > さすがに少し裏返った男の声が耳に届く。声にしたがって『妹』が顔を上げた。 > > ぶわぁっ! > > 男が地面に『着地』すると同時、それを中心として風が吹く。衝撃波にも近いそれから目を庇いながらも、ルシィンは叫んだ。 >「馬鹿なッ……タイミングが一瞬遅れていれば死んでいた……そんな賭けを!」 >「信じてるから……だろッ!?」 ああ素敵vv 素敵ですフロゥニィさんv 『仲間』を『信頼』してるって、ルシィンさんに様々と見せつけてるって感じのセリフなのですvv ウ「ンフ♪ イイよネ、こう云うセリフをテレないで云えるヒトvv」 グ「…………僕はダメージ三百って感じなんだけど…………」 サド街道まっしぐらなグロウ君には、このテの純粋な正の感情はこたえるようですv グ「イタチ…………楽しそうだね?」 にゅふふ♪ >「……死ぬかと思った……」 >「当たり前よ――ビルから飛び降りたんだもの」 > 呆れたようにこちらを見下ろして言ってくるセレフィに、彼は汗だくになりながら笑って、 >「だって、あそこからゆーちょーに階段降りてるわけにも行かないだろ? > 飛び降りだってあれで二度目だし、さっきは二十階、今回は十階だったろ? まぁ大丈夫かなって……」 >「そんな理由で……」 フロゥニィさん、さらにお素敵♪ 確かに階段使ってる場合じゃないですね〜。 …………でも、普通一度飛び降りることの恐怖を感じた人間は、二度目になると腰がひけるのでは? ウ「一回飛び降りテ、しかも成功したモンだかラ、それが彼の中デ自信になってタりしテ♪」 おおっ!! それなら納得! ていうか、ビルから飛び降りるくらいできないと、この魔術師だらけのグループでは存在できませんかねぇ(笑←待て) > はぁぁぁ…… > 言いかけ、少女は大きくため息をついた。 >「二度としないでよ……こっちも寿命縮んだんだから……」 >「おぅ、二度としねえよ」 ああ〜v 愛だぁ〜〜〜〜vvv グ「違うと思うけど…………」 だってこのフロゥニィさんのセリフ! なんだかとってもイイカンジなのです〜〜〜〜vv > 痛い。 > ……それがどうしたというのだ。 >「どうしたんだ? どっか怪我でもしたのか?」 >「私は魔術師……よ」 >「それがどうしたんだよ?」 >「さっき兄さんに蹴られて、口の中をちょっと切ったんだけど…… > 私は痛みを引き換えにしてチカラを得たの……それなのに、そこが痛い……」 痛みと引き替え…………なんだか羨ましいようなそうでないような。 痛みを感じられないって、ある意味致命的ですよね。 > 『覚醒』――『魔術師』が『魔術師』になるためには、立会人のようなものが必要になる。近くにいて、手助けする、ちゃんとした魔術師が必要なのだ。 > 『ちゃんとした』魔術師がいない傍で『覚醒』を行えば、大体は精神崩壊を起こすか、もしくは魔術師にとって最も恐れなくてはならない『第二の人格(セカンド・パーソナル)』の発露となるか――どちらにしても、いいことにはならない。 『第二の人格(セカンド・パーソナル)』…………なんだか気になります。 ひょっとして、ニキ君とコーチェさんに関係が!!? >「さて――」 > ともあれ、彼は歩き出した。こちらをくるりと振り向き、 >「二人とも――行くよ。ルシィンのところに」 >「……うん。 > ニキ――いや。 > 『博士』」 > コーチェの言葉に、ニキは黙って苦笑した。 今回一番ビビったトコ!! 博士=ニキ君っ!!? どういうことなのですかっ!!? もう大混乱なのですっ!!! ウ「落ち着いテ♪」 (なんだかジェル状のモノがバケツがひっくり返ったせいで頭にぶっかかったかな?みたいな音←待て) うひいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!? なんですかこれ!!?(涙) ウ「企業秘密でス♪」 グ「いい加減騒ぎすぎだよ。大人しく謎解きしてなよ」 そんな、謎が解けるような優秀な頭は持ってません!(どきぱっ) グ「うわ…………自分で云ってて悲しくない?」 ………………………………ちょっと(涙) …………うう…………。 で、では(汗) 今回はこの辺で失礼します! 続き、楽しみにしてるですっ!! それでは! ネタが無くなってきたので今回は珍しく無事なまま帰宅(待て) 白河綜でしたvv |
20919 | ふふふふふ…(何) | むくぅ E-mail URL | 2002/5/24 07:15:13 |
記事番号20913へのコメント 白河綜さんは No.20913「同一人物っ!!?(汗)」で書きました。 > こんにちは。 > 博士さんって…………ニキ君ですかあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!?(滝汗) くぅっ! 全然気づかなかった! ぃよっ、憎いね姉さん! な、白河綜なのです!!(←姉さんてオイ) 姉さんッ!? 姉さんって言うならそちらの方が姉さんじゃないですか! 気がつかないって伏線全くといっていいほど張ってなかったので当たり前ですよっ!(死) 隣の部屋から某紅い豚(オイ)の音が流れてくるよなむくぅなのですっ!(謎) > 突然ですが、HPビルダーの使い方がわかりません!(爆) > 仕方ないのでタグ打ちでHP作りをすることにしましたっ! > もっとわかりませんっ!!(待て) > さい先悪いぞどーする自分っ!!?(笑えない) むくぅはタグなぞ全くわからないのでビルダーです!(待て) しかもコンピューターにもともと入っていたライト版なのですっ!(さらに待て) そんな自分でもできたので白河さんならきっとできますっ!(力説) >グ「ふ〜ん…………ひょっとして、それはいつまでたっても続きをアップしないことの言い訳かい?」 > うぐっ!(汗) >ウ「もう書き終わってたのにネ〜。一人出さなきゃいけないヒト忘れたりするカラ、こんな面倒なコトにナルんだヨ」 > うぐぅっ!!(滝汗) > うううううううう…………いいのです。取りあえず、(再)完成ししだいアップするのです!! > ていうか、今はレスが先決なのですっ!!(汗) ええっ!?(汗) おおお……なにやら大変なことになっているようで……(汗) 頑張ってください! あのお二人の次は……むっ!? いよいよグロウさん!? うわぁっ!(何) (少しタイミングずらし、二回ててんっ、という妙な音) ぐ「特製でんでん太鼓で殴ってみましタ。グロゥです」 でんでん……!? 昔懐かしッ!? ぐ「ていうか何? この上のひらがなの『ぐ』は」 向こうがカタカナなので。つい。 「つい……?(ジト目)」 と……ともあれレス返しをっ! >> 手に持った銃をかちりと構え、彼は汗をかきながらもにやりと笑い―― >>「セレフィッ!」 >> 叫び、ためらいなく引き金を引いた。 > > 汗をかきながらにやりって…………フロゥニィさん、似合いすぎですっ! > もぉ白河の脳裏にはこの瞬間の映像がバッチリ(ごいんっ) >グ「注目すべきはソコじゃないだろう?」 >ウ「自分の仲間に向かっテ発砲したトコだよネ♪」 > (復活)だってそれは↓ > >> 轟音と共に、ルシィンとセレフィの頭上に銃弾の『雨』が降り注ぐ! >>「……仲間が……いるのにッ!?」 >> 当然――これは当てずっぽう。当たるわけのない無駄弾だ。 > > (↑から続いて)ってコトらしいですし。 > ていうか、雨は弾丸の『雨』で墨汁じゃなかったんですね?(←それは忘れろ) 似合いますか(笑) ここはもう、イメージ鮮明に浮かべつつ書きました(笑) ぐ「仲間に発砲カ……無茶やるネェ。君も」 ふ「お前の髪の色の方が無茶だ」 二人『………』 >> 男が、『屋上から飛び降りてきたのである』。 >> ビルはおよそ十階建て。一階二メートルとしても二十メートル――普通ならほぼ即死である。 >> だが。 >>「セレフィぃぃッ!」 >> さすがに少し裏返った男の声が耳に届く。声にしたがって『妹』が顔を上げた。 >> >> ぶわぁっ! >> >> 男が地面に『着地』すると同時、それを中心として風が吹く。衝撃波にも近いそれから目を庇いながらも、ルシィンは叫んだ。 >>「馬鹿なッ……タイミングが一瞬遅れていれば死んでいた……そんな賭けを!」 >>「信じてるから……だろッ!?」 > > ああ素敵vv > 素敵ですフロゥニィさんv 『仲間』を『信頼』してるって、ルシィンさんに様々と見せつけてるって感じのセリフなのですvv >ウ「ンフ♪ イイよネ、こう云うセリフをテレないで云えるヒトvv」 >グ「…………僕はダメージ三百って感じなんだけど…………」 > サド街道まっしぐらなグロウ君には、このテの純粋な正の感情はこたえるようですv >グ「イタチ…………楽しそうだね?」 > にゅふふ♪ ををっ! 知らず知らずのうちに精神攻撃! やりますねフロゥニィさん! ふ「……褒められてるのかそれ?」 褒めてます(きっぱり) ルシィンは博士派ですけどどうしても一人というイメージがぬぐえません(汗) 基本的に誰も信用してないような人です。 ふ「単純に友だちができんだけッ……(どかっ!)」 る「………(無言で睨む)」 >>「……死ぬかと思った……」 >>「当たり前よ――ビルから飛び降りたんだもの」 >> 呆れたようにこちらを見下ろして言ってくるセレフィに、彼は汗だくになりながら笑って、 >>「だって、あそこからゆーちょーに階段降りてるわけにも行かないだろ? >> 飛び降りだってあれで二度目だし、さっきは二十階、今回は十階だったろ? まぁ大丈夫かなって……」 >>「そんな理由で……」 > > フロゥニィさん、さらにお素敵♪ > 確かに階段使ってる場合じゃないですね〜。 > …………でも、普通一度飛び降りることの恐怖を感じた人間は、二度目になると腰がひけるのでは? >ウ「一回飛び降りテ、しかも成功したモンだかラ、それが彼の中デ自信になってタりしテ♪」 > おおっ!! > それなら納得! > ていうか、ビルから飛び降りるくらいできないと、この魔術師だらけのグループでは存在できませんかねぇ(笑←待て) フロゥニィさん以外登場人物全員魔術師ですからねこの話(笑) 評「今現在魔術師が一人しかいない本編(向こう)とは対照的だよね」 確かにそうですね……って評議長!? 何でいきなり! 評「ちょっと見かけたから」 ……ま、まぁそれはともかく、フロゥニィはちょっと諦めがあったりもするので(笑)そういうことが無心でできてしまうことが(無心て) >> はぁぁぁ…… >> 言いかけ、少女は大きくため息をついた。 >>「二度としないでよ……こっちも寿命縮んだんだから……」 >>「おぅ、二度としねえよ」 > > ああ〜v 愛だぁ〜〜〜〜vvv >グ「違うと思うけど…………」 > だってこのフロゥニィさんのセリフ! > なんだかとってもイイカンジなのです〜〜〜〜vv 愛ッ!? せ「……愛?」 ふ「五つも年下なんだがね」 せ「ロリコン……」 ふ「断じて違う……(自信なさげに←待て)」 >> 痛い。 >> ……それがどうしたというのだ。 >>「どうしたんだ? どっか怪我でもしたのか?」 >>「私は魔術師……よ」 >>「それがどうしたんだよ?」 >>「さっき兄さんに蹴られて、口の中をちょっと切ったんだけど…… >> 私は痛みを引き換えにしてチカラを得たの……それなのに、そこが痛い……」 > > 痛みと引き替え…………なんだか羨ましいようなそうでないような。 > 痛みを感じられないって、ある意味致命的ですよね。 実はこれ、元ネタが某青いネズミが嫌いなロボットに出てくる道具の話なんですが(笑←待て) 痛みって言うのは危険信号なので、感じないとかなり大変らしいです(らしいってオイ) >> 『覚醒』――『魔術師』が『魔術師』になるためには、立会人のようなものが必要になる。近くにいて、手助けする、ちゃんとした魔術師が必要なのだ。 >> 『ちゃんとした』魔術師がいない傍で『覚醒』を行えば、大体は精神崩壊を起こすか、もしくは魔術師にとって最も恐れなくてはならない『第二の人格(セカンド・パーソナル)』の発露となるか――どちらにしても、いいことにはならない。 > > 『第二の人格(セカンド・パーソナル)』…………なんだか気になります。 > ひょっとして、ニキ君とコーチェさんに関係が!!? ふっふっふっふっふ……(怪) これはニキさんとコーチェさんというよりも、むしろもう一人の方に関係がずばりあります!(意味不明) >>「さて――」 >> ともあれ、彼は歩き出した。こちらをくるりと振り向き、 >>「二人とも――行くよ。ルシィンのところに」 >>「……うん。 >> ニキ――いや。 >> 『博士』」 >> コーチェの言葉に、ニキは黙って苦笑した。 > > 今回一番ビビったトコ!! > 博士=ニキ君っ!!? > どういうことなのですかっ!!? > もう大混乱なのですっ!!! >ウ「落ち着いテ♪」 ふふふふ…… 博士=ニキというか、微妙に違うのですよ! 同じなんですけど博士が変わったので違くなったというか(日本語間違ってるよ激しく) > (なんだかジェル状のモノがバケツがひっくり返ったせいで頭にぶっかかったかな?みたいな音←待て) > > うひいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!? > なんですかこれ!!?(涙) >ウ「企業秘密でス♪」 >グ「いい加減騒ぎすぎだよ。大人しく謎解きしてなよ」 > そんな、謎が解けるような優秀な頭は持ってません!(どきぱっ) >グ「うわ…………自分で云ってて悲しくない?」 > ………………………………ちょっと(涙) > > …………うう…………。 > > で、では(汗) > 今回はこの辺で失礼します! > 続き、楽しみにしてるですっ!! > > それでは! > ネタが無くなってきたので今回は珍しく無事なまま帰宅(待て) > 白河綜でしたvv むくぅは伏線はりがドヘタクソなので、謎解きもくそもあったもんじゃありません。全面『呪術師の森』状態です(待て) ぐ「……そう恥ずかしげなく言える頭がどうなってるのか確かめたい――」 解剖!? 駄目ですよあっちは安全に終わってるのに! ぐ「ダッテ向こうとこっちが一緒じゃなきゃいけないなんて方式はなにもないシネ」 あああああああいやぁぁぁっ!(汗) そ、それではこちらはもう穏便で済まない勢いらしいのでこれにて逃げさせていただきます! むくぅなのでしたぁぁぁぁぁっ! 逃走ッ!(汗) |
20920 | リハビリテーション 『第二の人格(セカンド・パーソナル)』 | むくぅ E-mail URL | 2002/5/24 17:13:08 |
記事番号20843へのコメント はじめはふつーにちょっと特殊な二重人格だったのに、何ゆえこんなに話がでかくなってるんですか『第二の人格』――なむくぅなのです。こんにちは(意味不明) 話が際限なしにでかくなってますが、そこのところは全然気にしないで下さい。ええもう本当に(切実) ところで、むくぅは登場人物を殺すことは少ないんですが、大怪我させるのは好き(おい)という困った性質の持ち主でして。 今回もそれが顕著にでまくってますが、全然それも気にしないでいただきたいです(爆) それでは、リハビリテーション『第二の人格』、よろしければお付き合いください〜…… =================================== ……はぁっ、はあっ…… 荒く息をつき、ルシィンはしゃがみこんだ。 先程彼自身が破壊したビルの瓦礫の上だ。危ないことこの上ないが、探しに来たところで急に痛み出したので仕方ないだろう。 「……何故……」 ともあれ――呟いて、瞳を閉じる。 ……痛い。魔術が使えない。 『痛みを感じない』……利点に見えて、実はウィーク・ポイントにもなりうる。痛みを感じないと言うことは、傷が癒えることとイコールではないからだ……だがしかし。 なんにしても、魔術が使えない今の状況はよくない。 ……ニキが来たのだとするのなら、なおさら。 「くそっ――」 らしくないわけではないが――彼は慌てた。気配すら感じ取ることができないわけではないが……体術に関しては――凡人よりは上、といった程度の自信しかない。 今さらながら、ずいぶんと魔術に頼っていたように思う。 ……はぁ…… ため息をついて、立ち上がった。とりあえず、移動ぐらいはしなくては―― と。 「ルシィン」 耳のすぐ近くで、聞き覚えのある声がした。 『彼』の声と似ているが、同じではない。似ているだけだ。『彼』ではない。 つまり―― 「……ニキ=シクル――貴方ですか」 「その通りだよ。 久しぶりだね、ルシィン」 振り向こうとすると、首筋に刃が当てられているのに気づく。視線のみを移動させると、にっこりと微笑む銀の髪の少年――ニキが立っていた。 思わず睨みつけると、ニキは笑みを深くする。 「全然気がつかないなんて――よっぽど動揺しているようだね」 「……全くね」 彼は思わずため息をつくと、 「『これ』はあなたの仕業ですか?」 「そうだよ。使うのは初めてだけれどね」 「……魔力干渉(リハビリテーション)…… 確かに博士の複製(クローン)である貴方なら、理論上は可能ですが……」 「そう、可能だ……でも」 ニキはそこで笑みを消した。 少しそこで間が開く。ルシィンが眉をひそめたそのとき――ニキは口を開いた。 「――『ニキ』が『複製(クローン)』ではなく、『私だとしたら』どうするね?」 「なッ……!?」 ルシィンは思わず声を上げる。 まさか。そんなはずはない。 声の調子が変わっていた。口調が変わっているのも言うまでもないだろう。 ……まさか。 「何だと……お前はッ……博士の……!?」 振り向いて、傷ついていないほうの腕――つまり右腕で掴みかかった。ルシィンが全く失念していた刃を、しかしニキはあっさりと退く。笑みを顔にたたえたまま、 「そう。私だよ――ルシィン」 「嘘を吐け……!」 「――ルシィン」 「喋るなッ!」 がっ……! 血の流れるのも気にせずに、力なく突き出された左の拳を、しかしニキはすぐに掴んだ。 「――喋るな……」 つっ――と一筋血が流れて、ニキの服をじんわりと紅く染める。 「……なら―― なら『あれ』は何だと言うのだ! あそこにいる『あれ』は――博士は! 嘘だろう……嘘を吐くな!」 「それは……」 ニキは言いかけて、ふと視線をルシィンから動かした。 そこには、銀の髪、青い瞳の―― 「ッ……ルシィン! 避けろ!」 「――え?」 どんっ……! ……どさりと倒れ伏した体の下から、次々と紅い色が流れ出た。 「おいっ! どういうことだよ! ニキが帰ってきたって!」 「帰ってきたから帰ってきたの……他の二人も一緒……」 「理由になってないっつの!」 かなりのスピードで走っていくセレフィを必死で追いかけながら、フロゥニィはツッコミを入れた。 「ていうか、ホントにこの道で合ってんだろうな!?」 「……多分」 「多分ってなぁ……」 「いたわ」 「な。」 ずざざざざざ。 綺麗にブレーキをかけたセレフィの数歩後ろで、フロゥニィが普通に転んだ。走っていたこともあってか、かなり擦っている。 「……痛てて……」 赤くなった鼻を押さえつつ起き上がると、足元に瓦礫が当たる。 「おい……ここって――」 先程ルシィンに破壊されたビル跡である。 「こんなところにいるのか?」 「だから、いたの」 「……ん」 少女の示す方向を見やると、三人の人間――魔術師がいた。 「あの倒れてるのルシィンか……? 何であんな……」 「……静かにして」 「なぁ――」 「――何?」 「……どっちがニキだ?」 セレフィは彼を馬鹿にするように振り返った。すぐに三人の方に向き直りながら、 「――どっちもよ」 そう言った。 ……ルシィンが、うつろな目で一人の男を見る。 ニキと同じ銀の髪、青い瞳――ただし徹底的に違うのは、その目つきだろうか。嘲りに歪んだ笑みの形。 「君が……審判(ジャッジ)か」 ニキが静かに口を開いた。笑みはもはや消えている。 対照的に笑う男は、明らかに『違った』。 ――男は頷き、 「その通りだ」 ぴくんっ――と、ルシィンが眉を跳ね上げた。 声が違う……いや、それよりも、 こふっ、と血の塊を吐き出し、少年は起き上がりながら呟く。 「……『審判(ジャッジ)』……ですって……?」 どうやら、命に別状はなさそうだった。 わき腹がぱっくりと割けている上に血もかなり出ていたが、意識はわりとしっかりとしているようだった。 「三年前――三年前からだ。 いくつかの大陸で名をあげている魔術師が、次々と――覚醒時にしか発露するはずのない『第二の人格(セカンド・パーソナル)』に侵され始めたのは」 恐らくルシィンに聞かせるためだろう。ニキがやはり――とても静かに言った。 「――ノゾミ=S=キサラギ――博士もまたそうだった。 彼が魔術師だと言うのはあまり知られていない。けど彼は優秀な魔術師で――自分もそれに侵されるのではないかと推測した。そしてそれはいつしか確信に変わった――」 男――『ノゾミ博士』は黙ってニキの言葉に耳を傾けている――楽しげに。 「『私』はそのために作られた。博士の意識――記憶の受け皿として。 ――結果として『私』――自分と似て非なるものを見たことが、ノゾミ博士の意識が『沈む』間接的な原因になってしまった――皮肉な話だけれどね」 「ならば何故言ってくれなかった……博士は! 私に!」 「……必要な要素だったからだ。お前もな」 ここで初めて『博士』が口を開いた。 「要素……ですって?」 「……ノゾミ博士は『先見』に意見を求めに行った。 昔で言う予言者――だね。ま、それの数十倍は正確だと思っていい」 「それで、どうしたと――」 「……君が今この場に、『その立場』でいなければ、『私』は『これ』に会うことが出来なかった」 ニキの言葉に、ルシィンが眉を寄せた。 「たった……それだけの理由で……!」 「すまないと思っている。勝手だともね。 ……だが『私』はこの『審判(ジャッジ)』に会わなければならなかったんだ。どうしても」 「だから……! さっきからジャッジジャッジって―― 一体なんなんですか! それは!」 「……決める存在さ。 ヒトが滅びるのか――否かをね」 「くっ……」 『博士』がいきなり身を折った。 ――笑って――いるのか。 「くくく……はははっ…… 上出来だ! そこまで解っているものがいるとはな…… 捨てたものではないな。この世界のモノも」 ニキはそれにため息をつく。『博士』は笑みを浮かべたまま、黙った。 「――名前は――あるんだろうね? 君にも」 「無論。 『審判(ジャッジ)』フィクチフィア――そう名をつけられている。 お前らの言葉で言うところの――天使だ」 ばさっ―― 『博士』――いや、フィクチフィアの背中から、白い翼が生えた。 髪の色が毛根のあたりから急速に銀から赤銅へと変わっていき、瞳の色も、顔、体格さえも変わっていく。 数秒もすれば、そこには『博士』ではなく――見慣れぬ髪と目の色をした、白い服をまとう青年が立っていた。 「――さぁ、どうする? この場で戦い朽ちるか。 それとも――『お前たちの世界』を勝ち取るか……?」 「もちろん――」 ふわりと手を差し出してくるフィクチフィアに、ニキは不敵な笑いを浮かべ、言う。 「こちらも全力を以ってお相手させてもらおう」 そのセリフの直後、何処からかコーチェが姿を現した。少し離れて、ヨンドンが。 姿は見えないが、フロゥニィとセレフィの気配も感じられる。 彼は笑みを深くして、『審判(ジャッジ)』を見た。 「……ノゾミ博士の、『遺志』通りにね」 =================================== 何か演出がちょっとゲームっぽい(あくまでむくぅの中では)のでお気に入りです。ここだけじゃなくてリハビリテーション全部を通して。 天使ってなんじゃい。とか、話の流れが微妙にスレパロの方の『鮮血』とかぶるとか、そういうことは一切気にしてはいけません(爆) 今回おおむね気づかずのうちに張っていた伏線は解消できたと思うのですが…… 「『質問』という名のツッコミは、全てむくぅまでどしどしと寄せてください。よろしくお願いいたします(礼)」 をぅっ!? 何か重症(重傷じゃないところがミソ←待て)のルシィンさんっ!? 「……なんですか……それは……?」 気にしないで下さい。単なる言葉のあやです。だからむくぅの頭掴んで爪立てないで下さいひだだだだだだだっ!(汗) そ、それでは逃げますっ! 次回もよろしければお付き合いください! むくぅなのでしたた! 逃走ッ!(全速力) |
20921 | 天使……。 | 白河綜 E-mail | 2002/5/24 18:39:28 |
記事番号20920へのコメント むくぅさんは No.20920「リハビリテーション 『第二の人格(セカンド・パーソナル)』」で書きました。 にぉうっ!! 気になってた『第二の人格(セカンド・パーソナル)』がついにわかるのですね!? こんにちは、2000番(待て) 白河綜なのですっ!! 何だか難しいです、『第二の人格(セカンド・パーソナル)』。白河にはこんなに緻密な定義はできませんっっ! 流石素晴らしいのですむくぅさんっ! 実際年齢は白河のほうが上ですが(まっとけ)姉御と呼ばせてくださいっ!!(激しく待て) ?「うっわ〜コイツにそんな風に呼ばれるのって最悪だぞオイ」 だまっとけっ! …………って、君はオリジナルのキャラじゃないですか…………なんでここにいるんです? ?「宣伝」 うわっ(汗←って書いてるのお前だろ) > ……痛い。魔術が使えない。 > 『痛みを感じない』……利点に見えて、実はウィーク・ポイントにもなりうる。 痛みを感じないと、ひょっとすると出血していることに気づかない、なんてこともありますからね。 ?「それで、出血多量でぽっくり、なんてことにもなっちまうしな」 グ「魔族は血なんてないから、よくわかんないな…………」 ってグロウ君!? 遅いお着きで…………(って待て。レギュラーか?) > 振り向こうとすると、首筋に刃が当てられているのに気づく。視線のみを移動させると、にっこりと微笑む銀の髪の少年――ニキが立っていた。 おっそろしい事を笑顔で実行ニキ君(笑)。 まるでグロウ君のよ……(ぐざっ) ?「取りあえず、刺してみたぞ」 グ「なんであなたが刺すんだい? しかもこのタイミングで」 ?「俺に代理をまかした赤毛のチビから、『作者が失礼な事云ったら問答無用で黙らせろ』って云われてっから」 グ「バールウィンか…………それにしても、なんで僕に似てるのが失礼なの?」 ?「自覚ねーの?」 グ「…………」 ああお二人とも…………白河の云いたいこと先に云ってしまわないでください…………(涙) >「……魔力干渉(リハビリテーション)…… > 確かに博士の複製(クローン)である貴方なら、理論上は可能ですが……」 >「そう、可能だ……でも」 > ニキはそこで笑みを消した。 > 少しそこで間が開く。ルシィンが眉をひそめたそのとき――ニキは口を開いた。 >「――『ニキ』が『複製(クローン)』ではなく、『私だとしたら』どうするね?」 本当にニキ君=博士さん!? 二重人格だったのですかっ!? 違和感が…………!(待て) …………となると、コーチェさんはいったい…………? >「……なら―― > なら『あれ』は何だと言うのだ! あそこにいる『あれ』は――博士は! > 嘘だろう……嘘を吐くな!」 どこかにもう一人『博士』さんがいるのですか? むぅ。謎がいっぱい(待て) > ずざざざざざ。 > 綺麗にブレーキをかけたセレフィの数歩後ろで、フロゥニィが普通に転んだ。走っていたこともあってか、かなり擦っている。 >「……痛てて……」 > 赤くなった鼻を押さえつつ起き上がると、足元に瓦礫が当たる。 フロゥニィさん…………顔から転んだのでしょうか?(爆) >「……『審判(ジャッジ)』……ですって……?」 > どうやら、命に別状はなさそうだった。 > わき腹がぱっくりと割けている上に血もかなり出ていたが、意識はわりとしっかりとしているようだった。 ぱっくりって…………ああ痛い!! だっくんだっくん(何)血が流れてだっぷんだっぷん…… (ソレいけ☆混沌♪←混沌て) ?「…………一応、暴走しかけてたんで止めてみた」 グ「ナイス」 …………あー…………君達イイコンビですね…………(ばたり。) >「ならば何故言ってくれなかった……博士は! 私に!」 >「……必要な要素だったからだ。お前もな」 > ここで初めて『博士』が口を開いた。 >「要素……ですって?」 >「……ノゾミ博士は『先見』に意見を求めに行った。 > 昔で言う予言者――だね。ま、それの数十倍は正確だと思っていい」 >「それで、どうしたと――」 >「……君が今この場に、『その立場』でいなければ、『私』は『これ』に会うことが出来なかった」 …………結局、ルシィンさんは意図的に貧乏くじを引かされてしまったのですね…………。 ああ、大けがおわされたし…………(汗) >「――さぁ、どうする? > この場で戦い朽ちるか。 > それとも――『お前たちの世界』を勝ち取るか……?」 >「もちろん――」 > ふわりと手を差し出してくるフィクチフィアに、ニキは不敵な笑いを浮かべ、言う。 >「こちらも全力を以ってお相手させてもらおう」 > そのセリフの直後、何処からかコーチェが姿を現した。少し離れて、ヨンドンが。 > 姿は見えないが、フロゥニィとセレフィの気配も感じられる。 > 彼は笑みを深くして、『審判(ジャッジ)』を見た。 >「……ノゾミ博士の、『遺志』通りにね」 ああ…………なんだかいよいよ全面戦争突入な感じ感じなのですね。 フィクチフィアさん…………“天使”とかなんとか。神っぽいサイド(サイドって)の種族が悪者(?)っぽくなってゆくのは、やはりスレの影響なのでしょうか…………。 グ「関係ないと思うけど」 グ「以下同文」 …………(汗) なんにしても、いよいよ盛り上がってきた『リハビリテーション』、次回ニキ君達大暴れな予感v(待て) 楽しみに待ってますvv では。 白河綜でした♪ |
20926 | 悪魔……。 | むくぅ E-mail URL | 2002/5/25 21:19:12 |
記事番号20921へのコメント 白河綜さんは No.20921「天使……。」で書きました。 > にぉうっ!! ををぅっ!!(何) > 気になってた『第二の人格(セカンド・パーソナル)』がついにわかるのですね!? > こんにちは、2000番(待て) 白河綜なのですっ!! 2000番! 2000番! ミレニアム!!(いや違うし) おめでとうございます! むくぅなのです!(テンション高いうえに意味不明) > 何だか難しいです、『第二の人格(セカンド・パーソナル)』。白河にはこんなに緻密な定義はできませんっっ! 流石素晴らしいのですむくぅさんっ! 実際年齢は白河のほうが上ですが(まっとけ)姉御と呼ばせてくださいっ!!(激しく待て) 姉!?(汗) そんな! こちらこそ姉御と……いや姐御と呼ばせてください!(爆) 『第二の人格』……難しいのではなく解りにくいんです!(待て) ていうか無駄に裏設定ありまくりなのに話の中で説明できないです!(爆) >?「うっわ〜コイツにそんな風に呼ばれるのって最悪だぞオイ」 > だまっとけっ! …………って、君はオリジナルのキャラじゃないですか…………なんでここにいるんです? >?「宣伝」 > うわっ(汗←って書いてるのお前だろ) オリジナル近日公開予定?!(嬉) 頑張ってください! エド「お前はそれより続き書け。リハビリはいいから俺たちの方の書け。ていうか他人への感想も書け。読み逃げするな」 (ぐさざくっ!) ううっ! 痛いところばかり突いてきますねエドガーさん年齢三十前後! エド「ぼやかすな! はっきり言えはっきりと」 ……と、ともあれレス返しを! >> ……痛い。魔術が使えない。 >> 『痛みを感じない』……利点に見えて、実はウィーク・ポイントにもなりうる。 > > 痛みを感じないと、ひょっとすると出血していることに気づかない、なんてこともありますからね。 >?「それで、出血多量でぽっくり、なんてことにもなっちまうしな」 >グ「魔族は血なんてないから、よくわかんないな…………」 > ってグロウ君!? 遅いお着きで…………(って待て。レギュラーか?) レギュラーです(何故お前が言う) 評「じゃあ僕もま、それなりにレギュラーかな……ハーリアです♪」 ぐ「ジャア僕も……」 うをお二人とも!?(汗) 評「……僕の外伝はちなみにどうなってるわけ?」 ノーコメントでお願いします(ぐいっ) 評「そぉぉんなこと言ってると、未成年禁制エドガー元少佐も嫌いな煙草(火付け済み)を押し付けるよ?」 もう押し付けてます熱ちちちちちちッ!(汗) ぐ「評議長タバコ吸うの?」 評「いや全然全く。嫌いではないけどね」 >> 振り向こうとすると、首筋に刃が当てられているのに気づく。視線のみを移動させると、にっこりと微笑む銀の髪の少年――ニキが立っていた。 > > おっそろしい事を笑顔で実行ニキ君(笑)。 > まるでグロウ君のよ……(ぐざっ) >?「取りあえず、刺してみたぞ」 >グ「なんであなたが刺すんだい? しかもこのタイミングで」 >?「俺に代理をまかした赤毛のチビから、『作者が失礼な事云ったら問答無用で黙らせろ』って云われてっから」 >グ「バールウィンか…………それにしても、なんで僕に似てるのが失礼なの?」 >?「自覚ねーの?」 >グ「…………」 > ああお二人とも…………白河の云いたいこと先に云ってしまわないでください…………(涙) ニキ「サドじゃありません」 ……いやあの、とりあえず真顔で言わないでいただきたいんですけど…… ニキ「ご近所にサドッ気ありそうな人間もとい魔術師はいるけど、僕は断じて違います」 ……あの……それってもしかしてル(以下都合により(オイ)削除) ていうかサドサド言わないで下さいよ!(汗) サドにだって人権はあるんですよ?!(オイこら待てお前は) ニキ「(完全に無視)でも笑顔はビジネスマンの基本ですので、ご要望の際はいつでもどうぞ♪」 あの…… ……スマイル……それってマ○ドナ……(さらに削除)ってああぁッ!?(汗) 何ゆえむくぅの発言がこんなに削除!? 評「邪魔だからでしょ? ていうか邪魔」(蹴り) こっちも笑顔……(汗) >>「……魔力干渉(リハビリテーション)…… >> 確かに博士の複製(クローン)である貴方なら、理論上は可能ですが……」 >>「そう、可能だ……でも」 >> ニキはそこで笑みを消した。 >> 少しそこで間が開く。ルシィンが眉をひそめたそのとき――ニキは口を開いた。 >>「――『ニキ』が『複製(クローン)』ではなく、『私だとしたら』どうするね?」 > > 本当にニキ君=博士さん!? > 二重人格だったのですかっ!? > 違和感が…………!(待て) > …………となると、コーチェさんはいったい…………? コーチェについての解説を入れるのを忘れて四苦八苦。次の話に無理矢理入れようかと画策。あえなく失敗(沈没) ……多分エピローグあたりで、小さくフォローが入ります(待て) >>「……なら―― >> なら『あれ』は何だと言うのだ! あそこにいる『あれ』は――博士は! >> 嘘だろう……嘘を吐くな!」 > > どこかにもう一人『博士』さんがいるのですか? > むぅ。謎がいっぱい(待て) 冒頭に出てきた『博士』が、ルシィンの言う『博士』で、ニキはまた別……です。あの『博士』がフィクチフィアで……って、何かあぁもうごちゃごちゃに!(汗) >> ずざざざざざ。 >> 綺麗にブレーキをかけたセレフィの数歩後ろで、フロゥニィが普通に転んだ。走っていたこともあってか、かなり擦っている。 >>「……痛てて……」 >> 赤くなった鼻を押さえつつ起き上がると、足元に瓦礫が当たる。 > > フロゥニィさん…………顔から転んだのでしょうか?(爆) ええ、顔からです(笑) 風呂「笑うな! 痛いんだぞ結構! ていうかこの不適切な略称はなんだ!」 いや、どこで切ろうかと迷ったんですが、結局そうなりまして。 >>「……『審判(ジャッジ)』……ですって……?」 >> どうやら、命に別状はなさそうだった。 >> わき腹がぱっくりと割けている上に血もかなり出ていたが、意識はわりとしっかりとしているようだった。 > > ぱっくりって…………ああ痛い!! > だっくんだっくん(何)血が流れてだっぷんだっぷん…… > > (ソレいけ☆混沌♪←混沌て) > >?「…………一応、暴走しかけてたんで止めてみた」 >グ「ナイス」 > …………あー…………君達イイコンビですね…………(ばたり。) ……何か今、親指立ててるグロウさんを思い浮かべたんですけど(オイ) ぐ「そんな君は即刻混沌行キ決定。また会うコトはないだろうネ」 うわちょっと待ッ…… (あの時ああしていればこうはならなかったのに……←?) 評「……今のわけのわからん悔やみは一体……」 ぐ「演出でショ。物好きだネ」 >>「ならば何故言ってくれなかった……博士は! 私に!」 >>「……必要な要素だったからだ。お前もな」 >> ここで初めて『博士』が口を開いた。 >>「要素……ですって?」 >>「……ノゾミ博士は『先見』に意見を求めに行った。 >> 昔で言う予言者――だね。ま、それの数十倍は正確だと思っていい」 >>「それで、どうしたと――」 >>「……君が今この場に、『その立場』でいなければ、『私』は『これ』に会うことが出来なかった」 > > …………結局、ルシィンさんは意図的に貧乏くじを引かされてしまったのですね…………。 > ああ、大けがおわされたし…………(汗) それについてはきっと次でフォローが!(そればっかりかお前は) ……でも、よく考えればこの人の人生そのものが貧乏くじみたいなものですからね……(何) >>「――さぁ、どうする? >> この場で戦い朽ちるか。 >> それとも――『お前たちの世界』を勝ち取るか……?」 >>「もちろん――」 >> ふわりと手を差し出してくるフィクチフィアに、ニキは不敵な笑いを浮かべ、言う。 >>「こちらも全力を以ってお相手させてもらおう」 >> そのセリフの直後、何処からかコーチェが姿を現した。少し離れて、ヨンドンが。 >> 姿は見えないが、フロゥニィとセレフィの気配も感じられる。 >> 彼は笑みを深くして、『審判(ジャッジ)』を見た。 >>「……ノゾミ博士の、『遺志』通りにね」 > > ああ…………なんだかいよいよ全面戦争突入な感じ感じなのですね。 > フィクチフィアさん…………“天使”とかなんとか。神っぽいサイド(サイドって)の種族が悪者(?)っぽくなってゆくのは、やはりスレの影響なのでしょうか…………。 >グ「関係ないと思うけど」 >グ「以下同文」 > …………(汗) いやむくぅは天使好きですよ?(説得力皆無) ねぇエンゼル山田さん。 山田「……そういう不適切な発言は極力避けた方がいいというか……何ゆえ私の略称まで山田になっているのだ。私には一応フィクチフィアという名があるのだが?」 ちゃんと設定段階むくぅの走り書きには『天使山田』って明記してありますが。 山田「……(ため息)」 ていうか、やっぱりスレイヤーズの影響なんでしょうね(汗) 悪者天使(爆) > なんにしても、いよいよ盛り上がってきた『リハビリテーション』、次回ニキ君達大暴れな予感v(待て) > 楽しみに待ってますvv > > では。 > 白河綜でした♪ 盛り下がらないことを祈りつつ、現在書いてます(汗) ルシィンとニキの会話がしつこすぎて現在削ってます……(涙) 何故こんなに理屈っぽいんだこの二人……(汗) それでは、そんなわけで次がいつになるかと不安になりつつ(オイ) むくぅなのでした♪ 逃走ッ! |