◆−転生話の続きです。(今頃かい)−東琥珀 (2002/5/14 18:36:50) No.20836 ┣次回L様降臨!!−らん (2002/5/17 21:49:27) No.20867 ┃┗さぁ一体どぉなるやら…−東琥珀 (2002/5/18 12:17:07) No.20877 ┣れすきう911−東琥珀 (2002/5/22 17:13:10) No.20909 ┃┗エル様の・・・(汗)−かお (2002/5/22 17:45:31) No.20910 ┃ ┗みんなで逝こう混沌ツアー。一緒に逝けば怖くない。(待てやコラ)−東琥珀 (2002/5/23 16:01:14) No.20916 ┣行け行けふぃぶりん、やれやれふぃぶりん。(何を?)−東琥珀 (2002/5/28 15:13:23) No.20937 ┃┗こんばんは。−れい (2002/5/28 22:08:28) No.20939 ┃ ┗うわ遅れまくったごめんなさいっ!!!−東琥珀 (2002/5/31 18:01:03) No.20953 ┗最終話…巡る巡る運命の環−東琥珀 (2002/6/1 18:43:06) No.20956 ┣はじめまして♪−まい (2002/6/1 19:58:21) No.20957 ┃┗うう…ごめんなさい(汗)−東琥珀 (2002/6/5 19:15:55) No.20984 ┗こーきたか!!!!!(笑)♪−かお (2002/6/1 21:01:40) No.20958 ┗うーむフィブ様精力絶りごふっ!!!−東琥珀 (2002/6/4 19:31:57) No.20973
20836 | 転生話の続きです。(今頃かい) | 東琥珀 | 2002/5/14 18:36:50 |
はっ!! 知らない間にツリー落ちてるっ!!(あんだけほったらかせば当たり前だ) と言う訳で新規作成ッ!! 更に確認っ!! フィリー…フィブリゾ転生後 サノル……ガーヴ転生後 レノア……シェーラ転生後…………です。 ☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆♪ 『お母様が来る』とルナに聞かされた次の日。 僕はエプロン(チューリップ柄)とマスクを着け、髪を短くまとめ、 右手にハタキ、左手に雑巾を持ち、家中の大掃除をしていた。 「サノル、ぼーっとしてないで替えの水持ってきてッ!! レノア、悪いけど花瓶に生けるお花摘んできてッ!!」 子供の少ない小遣い(一日銅貨二枚…)で、そう大したもてなしは出来ない。 「ならせめて掃除するとかしか無いし……お母様をこんなホコリっぽい所に座らせる訳にはいかないもんねッ!!」 お母様が来る日に掃除をし忘れ、頭に『必殺スコップクラッシュ』を喰い物置で転がる お父様の姿は今でも憶えている…………。 「お父様の二の舞はゴメンだよぉぉっ!!!」 「俺だってヤだよ………よっと!」 よたよた水を運んでくるサノル。 「花…って、アザミくらいしかありませんっ!!」 「えぇっ!?…あーもう仕方ないッ!ルナに頼んで借金だッ!!」 ルナに頼る事は出来ればしたく無かったけれど、仕方ないッ!! 「お母様の気に入りそうな花を、あるだけ買ってきてッ! 百合でも薔薇でも良いけど、ゴージャスなヤツッ!間違っても白は駄目だよッ!」 「ハイッ!!」 「…………………あんたら……………何してんの?」 不審そうな顔で問うリナ。 ああこれだから事態を解ってナイヤツは。 「急に掃除がしたくなったのッ!!」 まぁ間違っては無いし。 適当に返事を返す僕。 「………まぁ………汚されるよりは良いけどね」 不審そうな顔のまま台所に引っ込むリナ。 「お母様、もう少し待ってて下さい、もうしばらく来ないで下さい」 「なぁ、前から思ってたんだがよ、なんで『あの方』の事、『お母様』て呼ぶんだ?」 「何をこんな時に悠長な………!!」 「いや、気になり始めたら気になってよ」 「………色々あるんだよ」 「色々じゃわかんねェよ」 「言いたくないんだよッ!!解った!?」 ………僕は、赤眼の魔王様の事を、『赤眼の魔王様』と『お父様』の、二つの呼称で呼び分けている。 そりゃ、僕を創ったのは赤眼の魔王様なんだし。 『お父様』で良いだろ? ………僕の『お父様』を創ったのが金色の魔王様……… ……………だからさ。 初めは、『お婆様』て呼んだんだよね…………… ……………………………………。 思い出すんじゃ無かった。 こんな事。 ………十年程夢にお母様が出てきたもんね………あの後………… 「買ってきましたッ!花ッ!」 流石早いぞ元シェーラっ!! 「急いで生けてっ!! 生けたら家の彼方此方においてきてッ!!」 「了解ッ!!」 花瓶を五つ抱えて(器用な子だよ)走っていくレノア。 よしよーし。 行動早いぞ、いい子だぞ。 ……………さて、これで出来るだけの事はやった………… 「ん、ん。魔族にしてはいいセンスしてんじゃない」 いつの間にか背後に出現した(怖ッ)ルナが言う。 「………キミ、バイトは?」 「呑気にバイトなんかしてる場合じゃ無いでしょうに」 そりゃそうだ。 「料理は『リアランサー』で都合着けといたから」 それは有難い。 この上『料理もやれ』なんぞと言われたら、何とか逃げ出すしか手はない。 「リナ達には、お芝居のチケット渡しといたし。 今夜一晩は帰って来ないんじゃない?」 よーし、それならお母様が妙な気紛れおこしても大丈夫ッ!! 気が利いてるぞ赤の竜神の騎士ッ!! さぁ来るなら来てみろお母様っ!!(←正確には『お婆様』) 何よりも美しく何よりも恐ろしい金色の王っ!!(←真実) 傲岸不遜なあとがき女っ!!(←問題発言) 愛しい愛しいお母様っ!!(←ヤケ) 僕の不幸の宅配便っ!!(←ちょっと真実) 三百年程前にもらったアメのお返しまだだったっ!!(←急な思い出し) 明日のおかずどうしよう!?リナが『焼き鳥』とか言ってたけど、きっとガウリイが 僕の分まで取りに来るっ!!(←↑混乱+現実逃避) 「………それより、あんた。 そのエプロンとマスク、いつまで付けてるの?」 …………………………………あ。 忘れてた。 「………お似合いですよ、冥王様v」 目を潤ませ、頬を赤くしたレノアが呟いたのだった。 言い訳あんど言い逃れ。 作:やっと出たぁぁぁっっ!!!! 冥:やっとぉぉぉっっっ!!!!長かったねぇっ!!!! 作:………ツリーもきっちり堕ちたしな………… 冥:これも偏にキミの筆無精の所為。 作:………精進します。 冥:次は早く逢える事を祈ってっ!!! 作:さようならっ!!(あー…次回L様降臨だ…〜) 幕。 |
20867 | 次回L様降臨!! | らん | 2002/5/17 21:49:27 |
記事番号20836へのコメント 東琥珀さんは No.20836「転生話の続きです。(今頃かい)」で書きました。 らん:こんにちはv東琥珀さん♪続きですねv 十分早いです♪ >お母様が来る日に掃除をし忘れ、頭に『必殺スコップクラッシュ』を喰い物置で転がる >お父様の姿は今でも憶えている…………。 らん:・・・・エル様・・・・ エル様:文句ある? らん:ないです。確かにSさんの二の舞は嫌ですね・・・ エル様:あたしが来るときに、掃除しないやつが駄目なのよ!! らん:・・・あはは・・・ >………僕は、赤眼の魔王様の事を、『赤眼の魔王様』と『お父様』の、二つの呼称で呼び分けている。 >そりゃ、僕を創ったのは赤眼の魔王様なんだし。 >『お父様』で良いだろ? >………僕の『お父様』を創ったのが金色の魔王様……… >……………だからさ。 >初めは、『お婆様』て呼んだんだよね…………… >……………………………………。 >思い出すんじゃ無かった。 >こんな事。 >………十年程夢にお母様が出てきたもんね………あの後………… エル様:んふふふふふふふ・・・・ らん:・・・冥王・・彼も苦労・・・なんでもないです。はい・・・ >よーし、それならお母様が妙な気紛れおこしても大丈夫ッ!! >気が利いてるぞ赤の竜神の騎士ッ!! >さぁ来るなら来てみろお母様っ!!(←正確には『お婆様』) >何よりも美しく何よりも恐ろしい金色の王っ!!(←真実) >傲岸不遜なあとがき女っ!!(←問題発言) >愛しい愛しいお母様っ!!(←ヤケ) >僕の不幸の宅配便っ!!(←ちょっと真実) >三百年程前にもらったアメのお返しまだだったっ!!(←急な思い出し) らん:・・・・やけくそとはまさにそのことですね・・・・ まぁ、ファイトです。冥王さん・・・ 冥王:・・・そのさんつけやめてくれない? らん:いいじゃないですか、呼び捨てにしてないのですから。 冥王:・・・似合わないし・・・ らん:それでは。冥王ちゃん。 冥王:・・・さんつけでいい・・・ >言い訳あんど言い逃れ。 > >作:やっと出たぁぁぁっっ!!!! >冥:やっとぉぉぉっっっ!!!!長かったねぇっ!!!! >作:………ツリーもきっちり堕ちたしな………… >冥:これも偏にキミの筆無精の所為。 >作:………精進します。 >冥:次は早く逢える事を祈ってっ!!! >作:さようならっ!!(あー…次回L様降臨だ…〜) らん:お疲れ様でした。続きいつまでもお待ちしておりますねv さてさて、L様降臨楽しみなのです。それでは〜〜 |
20877 | さぁ一体どぉなるやら… | 東琥珀 | 2002/5/18 12:17:07 |
記事番号20867へのコメント らんさんは No.20867「次回L様降臨!!」で書きました。 > >東琥珀さんは No.20836「転生話の続きです。(今頃かい)」で書きました。 > > らん:こんにちはv東琥珀さん♪続きですねv > 十分早いです♪ 嘘だぁぁぁぁ!!!!遅すぎですよぉぉっっ!!!(涙) こ…こんな短い話でツリー落とすなんて………!! 末代までの笑いモノだぁぁ!!!(泣きながら走っていく国語教師の娘) > >>お母様が来る日に掃除をし忘れ、頭に『必殺スコップクラッシュ』を喰い物置で転がる >>お父様の姿は今でも憶えている…………。 > > らん:・・・・エル様・・・・ >エル様:文句ある? > らん:ないです。確かにSさんの二の舞は嫌ですね・・・ >エル様:あたしが来るときに、掃除しないやつが駄目なのよ!! > らん:・・・あはは・・・ ………で、 『服にホコリが付いた…………!』 『え!?…あっ!掃除し忘れ………』 『ほほぅ………?』 『え…L様!?何ですかそのスコップ!?ぎゃあああああっ!!!!』 ………てなカンジ………で。(どんなだ) > >>………僕は、赤眼の魔王様の事を、『赤眼の魔王様』と『お父様』の、二つの呼称で呼び分けている。 >>そりゃ、僕を創ったのは赤眼の魔王様なんだし。 >>『お父様』で良いだろ? >>………僕の『お父様』を創ったのが金色の魔王様……… >>……………だからさ。 >>初めは、『お婆様』て呼んだんだよね…………… >>……………………………………。 >>思い出すんじゃ無かった。 >>こんな事。 >>………十年程夢にお母様が出てきたもんね………あの後………… > >エル様:んふふふふふふふ・・・・ > らん:・・・冥王・・彼も苦労・・・なんでもないです。はい・・・ 私の中では『五人の腹心一の苦労人』という定説ができています……… > >>よーし、それならお母様が妙な気紛れおこしても大丈夫ッ!! >>気が利いてるぞ赤の竜神の騎士ッ!! >>さぁ来るなら来てみろお母様っ!!(←正確には『お婆様』) >>何よりも美しく何よりも恐ろしい金色の王っ!!(←真実) >>傲岸不遜なあとがき女っ!!(←問題発言) >>愛しい愛しいお母様っ!!(←ヤケ) >>僕の不幸の宅配便っ!!(←ちょっと真実) >>三百年程前にもらったアメのお返しまだだったっ!!(←急な思い出し) > > らん:・・・・やけくそとはまさにそのことですね・・・・ > まぁ、ファイトです。冥王さん・・・ > 冥王:・・・そのさんつけやめてくれない? > らん:いいじゃないですか、呼び捨てにしてないのですから。 > 冥王:・・・似合わないし・・・ > らん:それでは。冥王ちゃん。 > 冥王:・・・さんつけでいい・・・ ふっ!! 甘いぞフィブリゾ!? 私の友人なんか、『ヘルちゃんv』とかって、 どこぞの北欧神話の冥界の支配者の様な呼び方してるぞ!? 『冥王さん』なんて、まだ良い方では無いかっ!! > > >>言い訳あんど言い逃れ。 >> >>作:やっと出たぁぁぁっっ!!!! >>冥:やっとぉぉぉっっっ!!!!長かったねぇっ!!!! >>作:………ツリーもきっちり堕ちたしな………… >>冥:これも偏にキミの筆無精の所為。 >>作:………精進します。 >>冥:次は早く逢える事を祈ってっ!!! >>作:さようならっ!!(あー…次回L様降臨だ…〜) > > らん:お疲れ様でした。続きいつまでもお待ちしておりますねv > さてさて、L様降臨楽しみなのです。それでは〜〜 > > いつまでも待って下されば幸せ…………って違う!! できるだけ早くお会いできるように頑張りますのです!! それではまた、近いうちにっ!! 毎度毎度感想有り難うございますのです!(文法ヘンだよアンタ) でわでわ。 |
20909 | れすきう911 | 東琥珀 | 2002/5/22 17:13:10 |
記事番号20836へのコメント 冥:どーいうタイトルなのさ。これ。 作:いや…どーしても思いつかなくて……… ☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆♪ 「フィブ…お前の所為だぞ………」 「言ったねこいたねぬかしたねッ!?キミだって賛成したクセにッ!」 「…これだから魔族ってのは…」 「くらいーッ!!せまいーッ!こわいーッ!!」 …………………………………………………………僕たちは……………………………………… 地下にいた。 いや、別に落とし穴とかにハマった訳じゃ無くて。 「ねェ、明かりつけましょうよー」 「馬鹿…こんな所で火なんか灯したら窒息死しちゃうよ」 「………誰なのよ………ドアに自動ロックなんか付けたの」 「リナだよ…最近ここの近くで泥棒騒ぎがあってね」 「………だからと言って…………」 「誰か封除の呪文使えるヤツいねーのかっ!?」 「いる訳が無いでしょ…」 「じゃ、ルナにドアを砕かせる」 「ヤ」 ………準備も一通り揃い、お母様が来るのを待っていた時。 僕が、お酒の用意を提案した。 サノルも賛成した。 ルナも賛成した。 と言う事で、地下の貯蔵庫に葡萄酒が二、三本あったハズ………と、降りていったのは良いのだが………… ガーヴ………サノルに、自動ロックの事を説明してなかった僕が馬鹿だった。 ……自動ロックってのはリナが開発した呪文で、その名の通り扉を閉めると自動的にドアが閉まるように出来るというモノ。 しかも、外側からは簡単に開くのに、中からは絶対に開かない。 『防犯』と言うよりほとんど『泥棒ホイホイ』。 現に、月に三回は中に閉じこめられていた泥棒を役人に突きだし、賞金を受け取るリナの姿が見られる。 普通にモノを出し入れするときは、人が中にいる間ドアを開けっ放す事。 …………………………………………………。 そう。 賢明な方は、ここまで言わなくてもわかるだろう。 サノルが、うっかりドアを閉めてしまったのだ。 …………我ながら間抜けな話だ…………… 「ヤ………って…………」 「無茶言うんじゃ無いわよっ!!あんた、私の事化け物か何かと思ってない!?」 「心底思ってる」 ジト目で言うサノル。 「ほほぅぅぅぅ……………」 漫才かましてる場合か。 しゃべるな、酸素が減る。 注意してやろうかと思ったが、注意してこの二人が止まる訳もないのでやめておく。 体力と気力の無駄だし。 ああ僕ってば苦労人。 「とにかくっ!あのバカ妹が、ドアにこんな仕掛けしたのがいけないのよ!」 ぴしっ、とドアを指さすルナ。 ………まぁ………リナの事だし………… 『念には念を入れて』のノリで仕掛けたトラップだったんだろうけど……… 加減しろ。 ドアノブに触ると電撃ってのはどーゆーこった。 もう少しで感電死する所だったぞ。 レノアが治癒呪文知ってて良かった。 アメリアに習ってたんだろうな……… つくづくありがたい子である。 『ドアノブに触っただけでコレなら、破ろうなどとすれば一体どうなるか』 ルナはそう言いたいのである。 確かに……… いくら赤の竜神の力と意識の一部の転生体でも………… 今は人の身に封じられた躰である。 もし。 僕の推測が当たっているなら。 ルナは、攻撃力こそ強いが、耐久力は普通の人間並み。 弱点は、打たれ弱さ。 まぁ、『打つ』のが死ヌ程大変な所為で、みんな気付かないらしいけど? …まぁ、今の僕には関係のない事だし、どうでもいいけど。 「じゃあ…聞くけど。 ちょっとトラップで痛い目見るのと………お母様のお叱り受けるのとどっちが良い…………?」 「う゛っ!」 もし、こうしている間にお母様がやってきて。 家の中に入れば、しーんと寂しい空気がお出迎え、なんて事になったら……… 「………『お叱り』で済めばいい方か」 「…………………………………」 「考えるまでも無いと思うけど」 「うるさいわねっ!心の準備がいるのっ!!」 「……………………………………」 すーはー深呼吸するルナ。 こんな女でも緊張(?)する心と言うモノはあるらしい。 「…………準備できた?」 「…………わかったわよ」 ルナが扉の前に立つ。 「まさか即死トラップ、なんて事は無いでしょうね」 「知らない」 「……………………」 そして。ルナが拳を構える。 ゆっくりした動作で拳を引く。 次に……… 一気に拳を扉に叩き込もうとしたその瞬間!! ドアが。 開いた。 勿論、外側から。 ……………………………………………………… 勢いが突いて止まらないルナの拳は。 その扉を開けた本人…………… 金髪の女性の顔を見事にとらえていたっ!! …………………………………………………………………………………… …………………………………………………………………………………… …………………………………………………………………………………… …………………………………………………………………………………… って、ウソだろぉっっ!!!!!!???? 言い訳あんど言い逃れ。 冥:ウソだぁっ!ウソでしょぉぉっ!?しかも顔!? 作:…………………………………… 冥:誰かウソだと言って…………… 作:……………………………………… 冥:…………何さ………?その優しげな眼差しは? 作:四人で混沌沈むのもオツかもよ? 冥:どこがだよっ!? ………どこまで性格ひん曲がってるんだか………キミは……… 作:『どこまで』………って………… ………昔。教科書に、『一つの花』て話があったんだけど。 冥:何?いきなり? 作:まぁ聞け。 そんで。先生に、感想文書けって言われたの。 冥:オヤクソクだね。 作:当時小学三年生の琥珀によると。 『一つだけ頂戴』でなんでも貰えると思ってるのは甘すぎる、 この小娘、絶対人生ナメてる。 ……………………………………と。 冥:……………………………………………… 作:あの戦争悲話にこんな感想文書くくらい曲がってます。 冥:直せ。それは。自覚があるうちに。 作:つまり。 こんな作者だからさ。ハッピーエンドは期待するな、てこと。 冥:………………………………………… 作:ま、そういうことで。 またあいましょう! 幕。 |
20910 | エル様の・・・(汗) | かお E-mail URL | 2002/5/22 17:45:31 |
記事番号20909へのコメント 東琥珀さんは No.20909「れすきう911」で書きました。 > こんにちわ♪東琥珀さん♪ 息ぬきにきたら続きが(はあと) >冥:どーいうタイトルなのさ。これ。 >作:いや…どーしても思いつかなくて……… タイトル・・苦労しますよねぇ・・・。 (ちなみに・・・とあるシリアス話のタイトルが・・決まらない私・・涙) > >☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆♪ > >「フィブ…お前の所為だぞ………」 >「言ったねこいたねぬかしたねッ!?キミだって賛成したクセにッ!」 >「…これだから魔族ってのは…」 >「くらいーッ!!せまいーッ!こわいーッ!!」 >…………………………………………………………僕たちは……………………………………… >地下にいた。 >いや、別に落とし穴とかにハマった訳じゃ無くて。 >「ねェ、明かりつけましょうよー」 >「馬鹿…こんな所で火なんか灯したら窒息死しちゃうよ」 >「………誰なのよ………ドアに自動ロックなんか付けたの」 >「リナだよ…最近ここの近くで泥棒騒ぎがあってね」 >「………だからと言って…………」 >「誰か封除の呪文使えるヤツいねーのかっ!?」 >「いる訳が無いでしょ…」 >「じゃ、ルナにドアを砕かせる」 >「ヤ」 ライティングなら、問題ないでしょぅに・・(笑) >………準備も一通り揃い、お母様が来るのを待っていた時。 >僕が、お酒の用意を提案した。 >サノルも賛成した。 >ルナも賛成した。 >と言う事で、地下の貯蔵庫に葡萄酒が二、三本あったハズ………と、降りていったのは良いのだが………… >ガーヴ………サノルに、自動ロックの事を説明してなかった僕が馬鹿だった。 >……自動ロックってのはリナが開発した呪文で、その名の通り扉を閉めると自動的にドアが閉まるように出来るというモノ。 >しかも、外側からは簡単に開くのに、中からは絶対に開かない。 >『防犯』と言うよりほとんど『泥棒ホイホイ』。 >現に、月に三回は中に閉じこめられていた泥棒を役人に突きだし、賞金を受け取るリナの姿が見られる。 さすが(はあと) >普通にモノを出し入れするときは、人が中にいる間ドアを開けっ放す事。 >…………………………………………………。 >そう。 >賢明な方は、ここまで言わなくてもわかるだろう。 >サノルが、うっかりドアを閉めてしまったのだ。 >…………我ながら間抜けな話だ…………… >「ヤ………って…………」 >「無茶言うんじゃ無いわよっ!!あんた、私の事化け物か何かと思ってない!?」 >「心底思ってる」 >ジト目で言うサノル。 >「ほほぅぅぅぅ……………」 >漫才かましてる場合か。 >しゃべるな、酸素が減る。 >注意してやろうかと思ったが、注意してこの二人が止まる訳もないのでやめておく。 >体力と気力の無駄だし。 >ああ僕ってば苦労人。 冥王・・・・(笑) >「とにかくっ!あのバカ妹が、ドアにこんな仕掛けしたのがいけないのよ!」 >ぴしっ、とドアを指さすルナ。 >………まぁ………リナの事だし………… >『念には念を入れて』のノリで仕掛けたトラップだったんだろうけど……… >加減しろ。 >ドアノブに触ると電撃ってのはどーゆーこった。 >もう少しで感電死する所だったぞ。 ・・・・リナ・・・姉ちゃんを怒らせると・・(汗) >レノアが治癒呪文知ってて良かった。 >アメリアに習ってたんだろうな……… >つくづくありがたい子である。 >『ドアノブに触っただけでコレなら、破ろうなどとすれば一体どうなるか』 >ルナはそう言いたいのである。 >確かに……… >いくら赤の竜神の力と意識の一部の転生体でも………… >今は人の身に封じられた躰である。 >もし。 >僕の推測が当たっているなら。 >ルナは、攻撃力こそ強いが、耐久力は普通の人間並み。 >弱点は、打たれ弱さ。 じゃあ、耐久をアップさせる魔法は!?(まて!) >まぁ、『打つ』のが死ヌ程大変な所為で、みんな気付かないらしいけど? >…まぁ、今の僕には関係のない事だし、どうでもいいけど。 >「じゃあ…聞くけど。 >ちょっとトラップで痛い目見るのと………お母様のお叱り受けるのとどっちが良い…………?」 >「う゛っ!」 >もし、こうしている間にお母様がやってきて。 >家の中に入れば、しーんと寂しい空気がお出迎え、なんて事になったら……… >「………『お叱り』で済めばいい方か」 >「…………………………………」 >「考えるまでも無いと思うけど」 >「うるさいわねっ!心の準備がいるのっ!!」 >「……………………………………」 >すーはー深呼吸するルナ。 >こんな女でも緊張(?)する心と言うモノはあるらしい。 >「…………準備できた?」 >「…………わかったわよ」 >ルナが扉の前に立つ。 >「まさか即死トラップ、なんて事は無いでしょうね」 >「知らない」 >「……………………」 >そして。ルナが拳を構える。 >ゆっくりした動作で拳を引く。 >次に……… >一気に拳を扉に叩き込もうとしたその瞬間!! >ドアが。 >開いた。 >勿論、外側から。 >……………………………………………………… >勢いが突いて止まらないルナの拳は。 >その扉を開けた本人…………… >金髪の女性の顔を見事にとらえていたっ!! えええええ!!!! って・・・。 ってことは、顔面でパンチを受けとめているエル様ぁぁ!? >…………………………………………………………………………………… >…………………………………………………………………………………… >…………………………………………………………………………………… >…………………………………………………………………………………… >って、ウソだろぉっっ!!!!!!???? ・・・・まさか、そのまま・・・・(汗) ・・・怖いから考えないようにしよっと・・・。 エル様だったら・・わかってるはずだから・・・。 まともに・・ヒット・・なんてことは・・ない・・はず(汗) ルナ・・・滅びるなよ・・・・(まて!) > > > > > > > >言い訳あんど言い逃れ。 > >冥:ウソだぁっ!ウソでしょぉぉっ!?しかも顔!? >作:…………………………………… >冥:誰かウソだと言って…………… >作:……………………………………… 多分、直撃ヒットは・・いくらなんでも・・・・。 エル様もいやだろうから・・・・。 直前で受けてとめているでしょう(きっと・・。) >冥:…………何さ………?その優しげな眼差しは? >作:四人で混沌沈むのもオツかもよ? >冥:どこがだよっ!? > ………どこまで性格ひん曲がってるんだか………キミは……… >作:『どこまで』………って………… > ………昔。教科書に、『一つの花』て話があったんだけど。 >冥:何?いきなり? >作:まぁ聞け。 > そんで。先生に、感想文書けって言われたの。 >冥:オヤクソクだね。 >作:当時小学三年生の琥珀によると。 > 『一つだけ頂戴』でなんでも貰えると思ってるのは甘すぎる、 > この小娘、絶対人生ナメてる。 > ……………………………………と。 >冥:……………………………………………… ・・・・・・・・・もしもし?(汗) >作:あの戦争悲話にこんな感想文書くくらい曲がってます。 >冥:直せ。それは。自覚があるうちに。 >作:つまり。 > こんな作者だからさ。ハッピーエンドは期待するな、てこと。 >冥:………………………………………… >作:ま、そういうことで。 > またあいましょう! でも、それだから・・楽しそう(まて!!) ふふふふふ♪ 打ち込みの途中で覗いた甲斐がありました(はあと) では、次回!!!! エル様、大暴れ・・もとい!!!! エル様、ようこそ!!!! の回を楽しみにしてますのです(はあと) それでは♪ > > > 幕。 |
20916 | みんなで逝こう混沌ツアー。一緒に逝けば怖くない。(待てやコラ) | 東琥珀 | 2002/5/23 16:01:14 |
記事番号20910へのコメント かおさんは No.20910「エル様の・・・(汗)」で書きました。 > >東琥珀さんは No.20909「れすきう911」で書きました。 >> >こんにちわ♪東琥珀さん♪ >息ぬきにきたら続きが(はあと) >>冥:どーいうタイトルなのさ。これ。 >>作:いや…どーしても思いつかなくて……… >タイトル・・苦労しますよねぇ・・・。 >(ちなみに・・・とあるシリアス話のタイトルが・・決まらない私・・涙) もうその時にふと思いついた感情を適当に打ち込んでいる私。 この時は先日見た世界ま●見えTV特捜部のコーナー名。(こらこら) >> >>☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°・:*:・゜'★.。・:*:・゜'☆♪ >> >>「フィブ…お前の所為だぞ………」 >>「言ったねこいたねぬかしたねッ!?キミだって賛成したクセにッ!」 >>「…これだから魔族ってのは…」 >>「くらいーッ!!せまいーッ!こわいーッ!!」 >>…………………………………………………………僕たちは……………………………………… >>地下にいた。 >>いや、別に落とし穴とかにハマった訳じゃ無くて。 >>「ねェ、明かりつけましょうよー」 >>「馬鹿…こんな所で火なんか灯したら窒息死しちゃうよ」 >>「………誰なのよ………ドアに自動ロックなんか付けたの」 >>「リナだよ…最近ここの近くで泥棒騒ぎがあってね」 >>「………だからと言って…………」 >>「誰か封除の呪文使えるヤツいねーのかっ!?」 >>「いる訳が無いでしょ…」 >>「じゃ、ルナにドアを砕かせる」 >>「ヤ」 >ライティングなら、問題ないでしょぅに・・(笑) いないんじゃないっスかー? 魔法使えるヤツー? サノもフィリ子も元魔族ー。 ルナは剣士系ー。 後の場面でレノアが治癒憶えてたのが奇跡なんスから。ほぼ。 >>………準備も一通り揃い、お母様が来るのを待っていた時。 >>僕が、お酒の用意を提案した。 >>サノルも賛成した。 >>ルナも賛成した。 >>と言う事で、地下の貯蔵庫に葡萄酒が二、三本あったハズ………と、降りていったのは良いのだが………… >>ガーヴ………サノルに、自動ロックの事を説明してなかった僕が馬鹿だった。 >>……自動ロックってのはリナが開発した呪文で、その名の通り扉を閉めると自動的にドアが閉まるように出来るというモノ。 >>しかも、外側からは簡単に開くのに、中からは絶対に開かない。 >>『防犯』と言うよりほとんど『泥棒ホイホイ』。 >>現に、月に三回は中に閉じこめられていた泥棒を役人に突きだし、賞金を受け取るリナの姿が見られる。 >さすが(はあと) 守銭奴。(なんか今日口悪いな…私…対人運が今日は無いか………) >>普通にモノを出し入れするときは、人が中にいる間ドアを開けっ放す事。 >>…………………………………………………。 >>そう。 >>賢明な方は、ここまで言わなくてもわかるだろう。 >>サノルが、うっかりドアを閉めてしまったのだ。 >>…………我ながら間抜けな話だ…………… >>「ヤ………って…………」 >>「無茶言うんじゃ無いわよっ!!あんた、私の事化け物か何かと思ってない!?」 >>「心底思ってる」 >>ジト目で言うサノル。 >>「ほほぅぅぅぅ……………」 >>漫才かましてる場合か。 >>しゃべるな、酸素が減る。 >>注意してやろうかと思ったが、注意してこの二人が止まる訳もないのでやめておく。 >>体力と気力の無駄だし。 >>ああ僕ってば苦労人。 >冥王・・・・(笑) どっかの誰かのセリフを思い出した私………… えーと確か…………………… 『僕は無駄な事はしない主義なんだけどねーっ!』 >>「とにかくっ!あのバカ妹が、ドアにこんな仕掛けしたのがいけないのよ!」 >>ぴしっ、とドアを指さすルナ。 >>………まぁ………リナの事だし………… >>『念には念を入れて』のノリで仕掛けたトラップだったんだろうけど……… >>加減しろ。 >>ドアノブに触ると電撃ってのはどーゆーこった。 >>もう少しで感電死する所だったぞ。 >・・・・リナ・・・姉ちゃんを怒らせると・・(汗) 後で怖いですね………これ……… >>レノアが治癒呪文知ってて良かった。 >>アメリアに習ってたんだろうな……… >>つくづくありがたい子である。 >>『ドアノブに触っただけでコレなら、破ろうなどとすれば一体どうなるか』 >>ルナはそう言いたいのである。 >>確かに……… >>いくら赤の竜神の力と意識の一部の転生体でも………… >>今は人の身に封じられた躰である。 >>もし。 >>僕の推測が当たっているなら。 >>ルナは、攻撃力こそ強いが、耐久力は普通の人間並み。 >>弱点は、打たれ弱さ。 >じゃあ、耐久をアップさせる魔法は!?(まて!) 頑張って開発しましょー。おー。(ヲイ) >>まぁ、『打つ』のが死ヌ程大変な所為で、みんな気付かないらしいけど? >>…まぁ、今の僕には関係のない事だし、どうでもいいけど。 >>「じゃあ…聞くけど。 >>ちょっとトラップで痛い目見るのと………お母様のお叱り受けるのとどっちが良い…………?」 >>「う゛っ!」 >>もし、こうしている間にお母様がやってきて。 >>家の中に入れば、しーんと寂しい空気がお出迎え、なんて事になったら……… >>「………『お叱り』で済めばいい方か」 >>「…………………………………」 >>「考えるまでも無いと思うけど」 >>「うるさいわねっ!心の準備がいるのっ!!」 >>「……………………………………」 >>すーはー深呼吸するルナ。 >>こんな女でも緊張(?)する心と言うモノはあるらしい。 >>「…………準備できた?」 >>「…………わかったわよ」 >>ルナが扉の前に立つ。 >>「まさか即死トラップ、なんて事は無いでしょうね」 >>「知らない」 >>「……………………」 >>そして。ルナが拳を構える。 >>ゆっくりした動作で拳を引く。 >>次に……… >>一気に拳を扉に叩き込もうとしたその瞬間!! >>ドアが。 >>開いた。 >>勿論、外側から。 >>……………………………………………………… >>勢いが突いて止まらないルナの拳は。 >>その扉を開けた本人…………… >>金髪の女性の顔を見事にとらえていたっ!! >えええええ!!!! >って・・・。 >ってことは、顔面でパンチを受けとめているエル様ぁぁ!? ……………………………………………………………………………………………… はははははははははははははははははははは。(乾いた笑い) ぢーざす。 >>…………………………………………………………………………………… >>…………………………………………………………………………………… >>…………………………………………………………………………………… >>…………………………………………………………………………………… >>って、ウソだろぉっっ!!!!!!???? >・・・・まさか、そのまま・・・・(汗) >・・・怖いから考えないようにしよっと・・・。 >エル様だったら・・わかってるはずだから・・・。 >まともに・・ヒット・・なんてことは・・ない・・はず(汗) >ルナ・・・滅びるなよ・・・・(まて!) 精一杯蚊帳の外から祈らせて頂きませう。 ちーん(合掌) >> >> >> >> >> >> >> >>言い訳あんど言い逃れ。 >> >>冥:ウソだぁっ!ウソでしょぉぉっ!?しかも顔!? >>作:…………………………………… >>冥:誰かウソだと言って…………… >>作:……………………………………… >多分、直撃ヒットは・・いくらなんでも・・・・。 >エル様もいやだろうから・・・・。 >直前で受けてとめているでしょう(きっと・・。) ………………………………………………………………… L様が油断してなかった事を祈るのみー。 でも… フィブの時も… 『心臓砕かれてから再生、んで反撃』してますし。(小説版ネ) その時と同じだとすれば…………今回の攻撃もヒットだけはしてる可能性が。 効いてるかどうかは別の話として。 L様、回復と攻撃だけで、防御は出来ない説浮上。(浮上さすなそんなもん) ルナ耐久力ナシ説に続きL様防御が下手説………………… …………………………………………………………………… その内誰かに石投げられそう……………… >>冥:…………何さ………?その優しげな眼差しは? >>作:四人で混沌沈むのもオツかもよ? >>冥:どこがだよっ!? >> ………どこまで性格ひん曲がってるんだか………キミは……… >>作:『どこまで』………って………… >> ………昔。教科書に、『一つの花』て話があったんだけど。 >>冥:何?いきなり? >>作:まぁ聞け。 >> そんで。先生に、感想文書けって言われたの。 >>冥:オヤクソクだね。 >>作:当時小学三年生の琥珀によると。 >> 『一つだけ頂戴』でなんでも貰えると思ってるのは甘すぎる、 >> この小娘、絶対人生ナメてる。 >> ……………………………………と。 >>冥:……………………………………………… >・・・・・・・・・もしもし?(汗) 私はこんな女です〜♪ 小学三年生の時からこんなんでした〜♪ ひねくれた事を考えるクセがあります。 『フィブリゾの計画が失敗しないで済んだ方法』とかも考えてますし。 『人類壊滅計画』の絶対成功方法とか。 すっげェ簡単な方法です。時間は結構かかりそうですが。二、三年? フィブがなんでこれに気付かなかったのか不思議なくらい簡単です。 ………………………………………………………………………… 今考えたら恐ろしいわ。マジに。 >>作:あの戦争悲話にこんな感想文書くくらい曲がってます。 >>冥:直せ。それは。自覚があるうちに。 >>作:つまり。 >> こんな作者だからさ。ハッピーエンドは期待するな、てこと。 >>冥:………………………………………… >>作:ま、そういうことで。 >> またあいましょう! >でも、それだから・・楽しそう(まて!!) >ふふふふふ♪ >打ち込みの途中で覗いた甲斐がありました(はあと) >では、次回!!!! >エル様、大暴れ・・もとい!!!! >エル様、ようこそ!!!! >の回を楽しみにしてますのです(はあと) >それでは♪ 私は……………………………………… 次回までに…………………………………………………………… L様のキャラ、把握しなくちゃ(汗) 未だにどういう人なのかわからぬし。(待て) さー、頑張るか。 >> >> >> 幕。 > |
20937 | 行け行けふぃぶりん、やれやれふぃぶりん。(何を?) | 東琥珀 | 2002/5/28 15:13:23 |
記事番号20836へのコメント おまたせしまくりました、続きです。 後ろに一体何を考えてなのか、『北欧神話解説』が(汗) その所為であとがきが超長ェ………(汗)すみません。 その場のノリと言うヤツです。(コラ) ☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆. 「…………………………………………………………………………………」 長い沈黙。 ルナが放った拳を顔面で受け止めた金髪女性。 其の身から放つオーラからして、間違いなくお母様。 ………………………………………………………………………………。 ………………………………………………………………………………。 ……………………………………あ…………………………………… 「あああああああああああああああああああああああああああああっ!!!」 叫んで、へたり込む僕。 サノルとレノアが十メートルくらい後ずさり、壁にへばり付く。 二人とも顔面蒼白で、歯をがたがた言わせていたり。 ルナは未だ硬直中。 髪の毛が白くなってるよ。 金髪女性は………………… 未だ自分の顔に当たっている拳に手を添えてどかせ…………… にっこり、笑ってみせる。 ざああああああああっっっっ!!!! 音を立てて全身の鳥肌が立つのが解った気がした。 わろてるでオイっ!! うわ怖っ!!!マジ怖っっ!!! 怖いってばお母様っ!! 「ああああああああああああああああああああああっ………………」 ひたすら呻く僕。 この状況、前にどっかであった気がするよっ……… 呻いてる僕にとことこ歩み寄るお母様。 わぁぁぁっ!!! 怖いってぇぇっ!!! 助けてぇぇっ!!! 「あう…………」 もう言葉も出ない僕に、お母様は………… 「『あう』って………アンタいつからアシカになったのよ?」 少しズレたセリフを吐いたのだった。 「別にあれくらいで暴れ出したりしないわよー」 家の中。 上機嫌で葡萄酒をグラスに注ぎ、きゃたきゃたと笑いながら言うお母様。 ……………ど……………… どーやら機嫌の良い日だったらしい…………… 気紛れなお母様は、機嫌が良い時と悪い時の差が滅茶苦茶激しい。 悪い時は『目つきが気に入らない』とか言う理由で吹っ飛ばされたりするんだけど。 良い時は、ちょっとやそっとで暴れ出したりはしない。 寿命が十年縮まったよ………僕は…………ははははは………… ルナはまだちょっと髪が白いけど。 その内戻るだろう、うん。 「ほんっとーに………もうダメだと思ったぜ…………」 ため息をつくサノ。 「………ん………僕も正直言って、ちょっとね………」 答える僕。 「あー…良かった…まだ生きてるわよね、あたし………」 「ああ………多分………」 三人で、未だこの地に存在している事を喜び合う僕たち。 いや本当に奇跡である。 お母様の機嫌が良い、なんて事五百年に一回、あるか無いかなのに。 良かった良かった。 この世全てのものに感謝ー。 ガラじゃ無いけどー。ばんざーい。 「酒がもう無いわよーっ!」 「あああ、ちょっと待っててくださいっ!」 レノアが慌てて台所に取りに行く。 お母様、意外とイケるクチだなぁ。 あれ、かなり強かったハズだけど、顔色一つ変わってない。 ま、混沌の母を人間なんかと比べたら失礼か。 「今のカタート山脈の情勢はねー」 世間話(?)を始めるお母様。 「Sが元気無くってねー…ま、仕方ないけどね…アイツ親バカだったから… ここ数年で子供が二人もいなくなっちゃったらショックでしょーね」 遠い目でどこかを見詰めるお母様。 と言うか、何をひとごとのよーに言っとるか。アンタ。 「実は、あんた達が人間になっちゃってる事、まだアイツに知らせて無いのよね…どーしよーかと思ってるんだけど」 『知らせないでください』 声をハモらせる僕とガーヴ。 「どーして?」 きょとん、と問うお母様。 「どーして…って、ねぇ…」 「ああ………」 顔を見合わせる。 …………………お母様は、知らないんだ………………… お父様の親バカの程度を…………… 根性で水竜王の封印ブチ破って出てくるぞ。あの人は。 『ふぃぃぃぶぅぅぅぅっ!がーう゛ぅぅぅぅぅっ!!!!!! 今行きますよぉぉぉぉぉぉぉっっっっっ!!!!!!!!!!!! ああ、生きてたんですねぇぇっっっ!!!!嬉しいですよぉぉっ!!!!!』 こうならないと誰が言い切れるだろうか。 いや、言い切れまい!(←反語) 正直言って人間に転生した今、もうあの人と関わり合いは持ちたくない。 復活して欲しくない。(こうハッキリ言ったら泣くだろーなお父様) だって。 前世であれだけ貧乏クジ引いたんだッ!! せめて今世で幸せになりたいでは無いかッ!! 魔族の幸せは滅びでも、人間の幸せは生存。 僕たちの幸せ観は、もうすっかり変わってしまっていたりするのだ。 もう魔族にはどうせ戻れないだろうし、普通に生きて普通に勉強して普通に就職して普通に結婚っ! 僕のライフプランッ!!多分ガーヴも同じ意見ッ!! 平凡でも良い幸せになりたいッ!! 五歳児にしてはやたら老けた将来の夢だけど仕方ないッ!! 「…………………とにかく、イヤなんです」 お母様に解るように説明できる自信が無くて、曖昧に答える僕。 「あ、そ」 くいっ、と琥珀色をした液体を飲み干すお母様。 あー。そのウイスキー高いんだぞー。 味わって飲めー。(既に思考が凡人だぞ僕) なんとなくほんのり顔が赤くて綺麗なお母様。酒が回ってきたか。 「……………今日はね、アンタ達に一つ聞きたい事があるのよね」 「?」 大きい酒瓶抱えてよろよろ歩いてきたレノアから瓶を受け取り、 改めてこっちを向くお母様。 「これからどうする?」 「………………………………………………………はい?」 「これから…………………って?」 「このまま人間やる?魔族に戻る?」 「…………………………………………へ?」 「ちょーっと気紛れがやりたくなってね」 遠い目をするお母様。 「酒に酔ってるワケじゃ無いから。言って置くけど…………」 ルナが本日二度目、完全に硬直している。 「だから…どうするの? 魔族に戻りたいなら戻してあげても良い、て言ってるのよ」 ………………………………………………………………………………… 『なんですとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっっっっ!!!!!???』 その場にいた全員の声がハモった。 最強ジョーカーお母様。 気紛れにも程があるよお母様……………… …………………………………………………さて…………………… どうすれば良いのかな?僕は……………? 言い訳あんど言い逃れ。 作:信じられないよーな展開になってしまったのでした。 L様のお慈悲と言うヤツですな。 冥:……………………………どんなコメント入れても今後の展開を 一部バラす事になるんだけど………………僕…………………………… 作:じゃあ喋るな。黙っとけ。 それはそうと……… 終わったぞ定期試験っっっ!!!!!!! 冥:おおおおおお。やっとぉぉ。 ………………………………で?点数はv 作:ぐはぅ。 聞くなよ……………。 国語が81点、生物が41点、古典が65点、数学が61点…………… 英語に至っては30あったら奇跡っス…(未返却) (恥はかき捨て…バラしちゃえ、えいっv) 冥:まったく誉められたものではないわ。 作:がふっ! フレイお姉様っスかっ!アンタはっ!!(『戦乙女の側面』) あのゲーム、ノルン三姉妹が出てこないのが残念………… ラグナロクの描写も薄かったし… トール対世界蛇ヨルムンガンドの対決が無かったぞー!! ロキ対ヘイムダルも無かったぞー!! 冥:なんの話だ。なんの。 作:ノルン三姉妹が出て来ないんだよっ!? ウルドスクルドヴェルダンディー!上級ヴァルキリー三姉妹っ!! 『出てこない』ゆーか名前レナスだのアーリィだのになってるだけだけど!!(アーリィが好き) 冥:僕の部下の元ネタの名前ね。 作:『運命のウルド』、『必然のヴェルダンディー』、そして『存在のスクルド』。 具体的な役割は、ウルドが人間の寿命を測り、ヴェルダンディーがその長さに合わせた糸を紡ぎ、 スクルドがその糸を断ち切り人間の魂を神界へと送る。 冥:んむんむ。結構エラい神様なんだよね。 ロキの三匹の子供が追放される原因にもなったけど。 作:ヨルムンガンドは人間界の海に堕とされ、ヘルは冥界に叩き込まれ、フェンリルは鎖でつながれた。 ヘルは冥界の女王の座まで上り詰めるんだけどね。 ラグナロクで…ね。ヨルはトールに殺されちゃうんだね。 冥:ラグナロクの結果って、こうなんだよね。 『雷神』トール対『世界蛇』ヨルムンガンド トール勝利。しかし直後に世界蛇の毒が回りトールも死亡 『トリックスター』ロキ対『見張り番』ヘイムダル 相討ち。両方死亡 『豊穣神』フレイ対『炎の巨人』スルト 乱闘の末スルトが勝利 『最高神』オーディン対『氷の魔狼』フェンリル フェンリルがオーディンを飲み込む 作:みんな死んじゃうのね。はっはっは。 …って、ヘルとかフレイヤは何しとんじゃい!? つーか気ィ付いたらあとがきが超長ェっ!!! なんで北欧神話の解説なんかしてるんだ!? 冥:その場のノリってヤツだヨ。 作:あ。それからこの話。 次回で最終ですんでヨロシクっ!! 次回『巡る巡る運命の環』で最終回でーっす! 冥:おおおおっ!!最終回かー。この話も。 作:と言うか、この後ろに山程新作があってのう。 そっちの話がたまってきて仕方無いので……… 冥:打ち切り?(ぼそり) 作:いや、違う、違うってば(汗) …………ま、詳しい事は次回と言う事で。 それでわっ!! 幕。 |
20939 | こんばんは。 | れい URL | 2002/5/28 22:08:28 |
記事番号20937へのコメント こんばんは、ここでは初めまして。 れいと申します。 次回で終了なのですね…(ほろり) レスが遅れてすいません。と言うか読むのにレスしない極悪人間です(をい) 東琥珀さんは今年受験生なのですね、大変そうですが頑張って下さい。私も去年受験生でした…。 >「あう…………」 >もう言葉も出ない僕に、お母様は………… >「『あう』って………アンタいつからアシカになったのよ?」 …このネタの元が分かりません(;;)アシカって「あう」って鳴きますっけ?(阿呆) >気紛れなお母様は、機嫌が良い時と悪い時の差が滅茶苦茶激しい。 >悪い時は『目つきが気に入らない』とか言う理由で吹っ飛ばされたりするんだけど。 >良い時は、ちょっとやそっとで暴れ出したりはしない。 まるで私の学校の英語のリーディングの先生みたいな(失言)しかしこの場合の「ちょっとやそっと」って…; >お父様の親バカの程度を…………… >根性で水竜王の封印ブチ破って出てくるぞ。あの人は。 根性なんですか(笑) >『ふぃぃぃぶぅぅぅぅっ!がーう゛ぅぅぅぅぅっ!!!!!! >今行きますよぉぉぉぉぉぉぉっっっっっ!!!!!!!!!!!! >ああ、生きてたんですねぇぇっっっ!!!!嬉しいですよぉぉっ!!!!!』 >こうならないと誰が言い切れるだろうか。 >いや、言い切れまい!(←反語) ぞ、なむ、や、か…いや何でもないです。そう言えば中1の国Bでやった記憶が…。 >魔族に戻りたいなら戻してあげても良い、て言ってるのよ」 >………………………………………………………………………………… >『なんですとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっっっっ!!!!!???』 >その場にいた全員の声がハモった。 >最強ジョーカーお母様。 >気紛れにも程があるよお母様……………… >…………………………………………………さて…………………… >どうすれば良いのかな?僕は……………? 最強(凶)最悪の2択!!かも知れない。(マテ) 次回に期待しております♪ > 終わったぞ定期試験っっっ!!!!!!! >冥:おおおおおお。やっとぉぉ。 おめでとうございます。 私のとこも終わりました〜何故週休2日なのに土曜日にあるんだろう…中休みナシの4日(そう言えば期末以降は5日になるんだっけ…)はきついです。 > ………………………………で?点数はv >作:ぐはぅ。 > 聞くなよ……………。 > 国語が81点、生物が41点、古典が65点、数学が61点…………… > 英語に至っては30あったら奇跡っス…(未返却) > (恥はかき捨て…バラしちゃえ、えいっv) こらこらこら…。ってまあ私も言えたものではありませんけど。何せ最高点と最低点の差が約ごじゅげほごほがほっ!! まあかなり良かったものは良かったし悪かったものは…ああですけど。 なんで96とったのに19位なんだ…いえもう何でもないですごめんなさいすいません。 ではこれにて(逃げか??) かしこ。 |
20953 | うわ遅れまくったごめんなさいっ!!! | 東琥珀 | 2002/5/31 18:01:03 |
記事番号20939へのコメント れいさんは No.20939「こんばんは。」で書きました。 > > > こんばんは、ここでは初めまして。 > れいと申します。 > 次回で終了なのですね…(ほろり) > レスが遅れてすいません。と言うか読むのにレスしない極悪人間です(をい) > 東琥珀さんは今年受験生なのですね、大変そうですが頑張って下さい。私も去年受験生でした…。 はっはっは。 残念ですが私は私立生です。 小学六年で荒波に巻き込まれたお陰で、大学まで受験無しっス。ぃやっほう。 > >>「あう…………」 >>もう言葉も出ない僕に、お母様は………… >>「『あう』って………アンタいつからアシカになったのよ?」 > …このネタの元が分かりません(;;)アシカって「あう」って鳴きますっけ?(阿呆) いやー。これは人の耳によるかと(汗) 私には『あう』『きゅう』『えうっ』と聞こえるのですが。アシカ。 > >>気紛れなお母様は、機嫌が良い時と悪い時の差が滅茶苦茶激しい。 >>悪い時は『目つきが気に入らない』とか言う理由で吹っ飛ばされたりするんだけど。 >>良い時は、ちょっとやそっとで暴れ出したりはしない。 > まるで私の学校の英語のリーディングの先生みたいな(失言)しかしこの場合の「ちょっとやそっと」って…; おおう。ウチは現代国語の先生がこれにあたります。 迷惑甚だしいです、マジに。 > >>お父様の親バカの程度を…………… >>根性で水竜王の封印ブチ破って出てくるぞ。あの人は。 > 根性なんですか(笑) 根性です。(きっぱり)←ヲイ > >>『ふぃぃぃぶぅぅぅぅっ!がーう゛ぅぅぅぅぅっ!!!!!! >>今行きますよぉぉぉぉぉぉぉっっっっっ!!!!!!!!!!!! >>ああ、生きてたんですねぇぇっっっ!!!!嬉しいですよぉぉっ!!!!!』 >>こうならないと誰が言い切れるだろうか。 >>いや、言い切れまい!(←反語) > ぞ、なむ、や、か…いや何でもないです。そう言えば中1の国Bでやった記憶が…。 そんなもんもうどっかに吹っ飛んでます、私v(コラ) 漢文の読解に命かけてますから。今現在。 > >>魔族に戻りたいなら戻してあげても良い、て言ってるのよ」 >>………………………………………………………………………………… >>『なんですとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっっっっ!!!!!???』 >>その場にいた全員の声がハモった。 >>最強ジョーカーお母様。 >>気紛れにも程があるよお母様……………… >>…………………………………………………さて…………………… >>どうすれば良いのかな?僕は……………? > 最強(凶)最悪の2択!!かも知れない。(マテ) > 次回に期待しております♪ あうあうあうあうあうあうあうあう。 多分土曜日(いや、明日だし土曜日って)くらいには。 > >> 終わったぞ定期試験っっっ!!!!!!! >>冥:おおおおおお。やっとぉぉ。 > おめでとうございます。 > 私のとこも終わりました〜何故週休2日なのに土曜日にあるんだろう…中休みナシの4日(そう言えば期末以降は5日になるんだっけ…)はきついです。 学生の敵です。テストはっ。 >> ………………………………で?点数はv >>作:ぐはぅ。 >> 聞くなよ……………。 >> 国語が81点、生物が41点、古典が65点、数学が61点…………… >> 英語に至っては30あったら奇跡っス…(未返却) >> (恥はかき捨て…バラしちゃえ、えいっv) > こらこらこら…。ってまあ私も言えたものではありませんけど。何せ最高点と最低点の差が約ごじゅげほごほがほっ!! > まあかなり良かったものは良かったし悪かったものは…ああですけど。 > なんで96とったのに19位なんだ…いえもう何でもないですごめんなさいすいません。 > > ではこれにて(逃げか??) > かしこ。 ウチのガッコは何度も言いますが私立。 七十点台取れれば親が踊ります。(どんなんだ) お互いがんばりませうっ!! それでわーっ。 余談ですが、英語はリーダーが三十点、グラマーが四十六点でした。 |
20956 | 最終話…巡る巡る運命の環 | 東琥珀 | 2002/6/1 18:43:06 |
記事番号20836へのコメント 回り続ける 運命の環 巡る巡る 運命の環 それは決して止まらない それは決して変えられない 生き物は全てこの環に縛られている この運命の環を回すもの 金色に輝く 闇の王 何よりも美しい 闇の母 魔族に生まれたと言うだけで 何も愛してはいけないの? 魔族に生まれたと言うだけで 幸せになる事はできないの? 僕は幸せになりたかった……… 回り続ける 運命の環 巡る巡る 運命の環 その運命の環を回すもの 金色に輝く 闇の王よ 僕に この環を 断ち切る 力を……………… ガーヴはすぐさま拒否した。 もう人間生活が長いので、今更魔族に戻る気にはならない、と。 シェーラもしばらく考えてから拒否した。 覇王に自分は必要無いが、アメリアとゼルガディスに自分は必要だから、と。 僕は……………… まだ結論が出せないでいる。 ………何か結論が出かけたんだけど………… お母様の金色の瞳を見ていたら、何故か言葉に出来なく成ってしまった。 お母様はいつまで経っても何も言わない僕を同じ様に何も言わずに見詰めていた。 全てを見透かす様な瞳で、僕の心の奥底まで見られている様な気がした。 お母様は仰った。 『もうしばらく考えて早く結論出しなさい、あたしも暇じゃ無いんだから』と。 なんで暇じゃ無いひとがこんな所でお酒に酔ってるのか突っ込んで聞いてみたかったけど、 其れを聞く事は自分の寿命を縮める事なので黙って置いた。 僕は、お母様の言うとおり、しばらく考えて見る事にした。 こういうのは一人で考えた方が結論が出易いだろう、とのシェーラの言葉通り、 二階の僕の部屋に一人で閉じこもった。 一階ではまだ宴会的なモノが続いているらしく、笑い声やらが響いてくる。 僕はベッドに横になり、天窓から星を眺めてみた。 いや、別にそうする必要があった訳でもないんだけど。 なんとなく、てヤツだよ、そこのダンナ。(何処のダンナだ。) 星を眺めていると…なんだか今までにあった事が脳裏の奥に蘇って来た。 ………思えば今まで色んな事があったよね……………… 生まれた瞬間『ハイアンタは魔族だから世界破滅させんの頑張ってね』と言われ………… 状況に流れ流れて流されて……………… 気が付いたら沢山いた部下達もみんないなくなっちゃって独りぼっちで……… 自業自得みたいなもんなんだけどさ……………………………… 僕が殺した様なもんなんだけどさ………………………………… それでも独りぼっちは寂しくて……………………………… 寂しくて寂しくてたまらなくて………………………………… お母様に滅ぼされた瞬間…………… 実は、ちょっぴりホッとした。…失礼な。マゾなんかじゃ無いよ。僕は。 もう罪悪感とかに苛まれなくても済むんだな、と思ったんだ。 世界を滅ぼそうとした事が悪いとは思っていない。 僕の思考回路がそういう風に創られていただけなんだから。 でも、どう考えても子殺しと言うのは罪なのであって………………ね。 だから、沢山痛くて苦しくて、ちょっぴり嬉しくてホッとした。あの瞬間。 計画の失敗は残念だったけど。ま、仕方無いさね。 ………そして………… 全部終わった、滅んで全部バラバラになっちゃった………とか漠然と思ってたら………………… 細分化されてバラバラになったはずの意識が、未だに僕の元に有る事に気付いたんだ。 これは多分、僕を復活させるために、お母様が混沌の中で僕の意識を拾い集めたんだろうね。 つくづくご苦労様だネ。 そんでもってまた状況に流されて…………リナ達の所に生まれ変わっちゃって……… 五年間。 ぶつぶつ文句言いながら楽しんでた。僕。 シェーラやガーヴにもまた逢えた。 『魔族に戻る』なんて事、もう完全に意識の外だった。ルナに一度言われるまで。 魔族に戻る事なんか考えもせずに……………… 明日を楽しみながら生きる事を考えてた。 結構幸せだったかも。 ………………………………………………………『幸せ』……………? ………………………………………………………生きていると言う事が? ………………………………………………………あの二人と再び逢えた事が? …………………………………………………………………………………。 くすくす………………… 思わず笑い出す僕。 僕の心や意識、価値基準はすっかり人間になっていると言う事に気付いて。 魔族の『存在意義』『望み』は滅び。 人間の『幸せ』『望み』は生存。 今の僕の望みは『生きている』と言う今の状態の継続。 もう、僕は人間になったんだね。 生きる事が幸せなんだね…………… 昔どっかの人間が言っていた。 魔族は 何も 愛しては いけない 愛する 事が できない 口で 何と 言ったって 心の奥底で 愛しているのは 自分だけ 自分以外の存在を 愛する事が 出来ないから 幸せに 成る事は 出来ない 魔族は 死ねば 復活し 魔族は 滅べば 全てが 終わり 生まれ変わる 事は 無い だから 魔族は ずっと 魔族のまま 自分以外の存在は 愛せない 幸せに 成る事は 出来ない 僕の今心の中にあるものは。 確実に『自分以外の存在に対する』慈愛。 僕は完全に理解していた。 自分がもう『魔族の束縛』から抜け出している事を。 お母様の気紛れによって。 幸せになる権利を手に入れた事を………。 魔族として生まれた者に与えられる運命の束縛を断ち切った事を。 魔族の力と引き替えに、運命を打破する力を手に入れた。 永遠の命と引き替えに、幸せを手に入れた。 高い買い物だと思うけど、間違っているとは思わない。 結論は出た。 ベッドからぽんっ、と飛び降りる。 なんだか頭が妙にスッキリしている。 階下へ駆け下り、まだ宴会している四人の元へ駆け寄り………… がすっ!! 勢いづいて、ガーヴの頭にラリアット。 椅子から転げ落ちる五歳児サノル。 「ってぇなぁっ!何しやがる!?」 怒って詰め寄ってくる気の短いサノル。 僕は彼の前で、にぃぃっ、と笑みを浮かべ………… 「ヤだなぁっvガーちゃん、キミと僕の仲じゃんかっvv細かい事気にしちゃダメだよぅっvvv」 「どんな仲だっ!?…なんかお前言ってる事がワケわかんねーぞ…?」 「あははははははははははははは」 ひたすら馬鹿笑いしながらガーヴの肩をばしばし叩く僕。 「なんか…ハイテンションになってますね…冥王様………」 「酒…飲んでたっけ…?あの子?」 「しっつれーだねぇっ!僕はいたってシラフだよぉっ♪」 ただちょっと、幸せに気付いて舞い上がってるだけで。 人を酒飲み扱いしたルナに一言文句を言い、なんとなく、黙って立っているのがもどかしく、 シェーラとガーヴを二人まとめて抱き締める。 「…………答が、出たようね」 舞い上がっている僕を見ながら、静かに言うお母様。 「意外と早かったわね…もっと迷うかと思ったんだけど」 「ヒドいよお母様っ、僕そんなうじうじした子じゃ無いもん♪」 シェーラとガーヴをほうり出し(あ、シェーラくらくらして柱で頭打ってる)お母様の元に駆け寄る僕。 そのままお母様の頬にキスする。勢いってヤツ。 『あ゛。』 ルナとガーヴとシェーラが同時にいろんな表情で呟く。 お母様は少し驚いた様な顔をしてるけど、そう気にしてないみたい。 だったらよしっ。 出た答をお母様に告げる。 「僕も、戻りませんっ!」 「…………それで、いいのね?」 「…………それで、いいんですっ!」 にっこり笑う僕。 お母様もつられたように、ふっ、と笑う。 おお。機嫌が良いぞ。かなり。 「部下Sは悲しむでしょうね」 「…………『えす』?」 「知らないの?相変わらず勉強不足ねー。あとがき読みなさい、あとがき」 ぺしぺし手に持った扇子(どこから出したそんなもん)で僕の頭をはたく。 「ま、とっとと決断してくれて良かったわ…そろそろ眠たいし」 言って欠伸するお母様。 僕が結論を出すまで待っててくれたんだろうか………?もしかして………? 「あの」 おずおず口を開くルナ。 いつもの雰囲気なんか欠片もありゃしねー。 「…魔族に戻るチャンスを与えるおつもりだったのなら……… 何故初めの時に、有無を言わさず転生させたのですか?この三人を?」 「話すとちょっぴり長くなるんだけどね………」 ついっ、と金色の瞳を細めるお母様。 なんとなく猫を連想する僕。 「まず、『人間だけが幸せになるってのは不公平よねー』て思ったのが始まりだったワケよ」 うんうん自分で言って自分で頷くお母様。 「で、世間一般で言われてるけど…『魔族は幸せになれない』てのは基本的に真実だからね。 だったら人間にしちゃえばいいわーっ、てカンジでね」 ……………そんなんだったのか? そんな理由で、眠ってた僕叩き起こして人間界に放り込んだんかい? まぁ、結果的には良かったんだけどさぁ………… 「さっきも言ったけど、このプロジェクトの最終目標は、『魔族を幸せにしてあげること』よね。 普通に人間として生きる幸せに目覚めてくれたらそこで話は終わり、なんだけどね………… 冥王、あんただけどーしても他の二人とは違ったタイプに見えたのよ。 覇王将軍も魔竜王も目覚めてそのまま生きていきそうだと思ったけど。 あんただけはなんかうじうじと魔族のプライドにしがみついてそうな気がしてね。ま、取り越し苦労だったけど」 からからと笑うお母様。 なんか今の、妙にカチンッ、と来たのは僕の気のせいだろうか。 「目的は『魔族を幸せにする事』。 でももしアンタにとって、『人間として生きる事』が、『苦痛』以外の何でもないのなら、この企画は失敗よね。 だから……………確かめに来たのよ。 人間として幸せに生きているならそれでよし。 もしアンタの幸せが『魔族に戻る事』以外に無いのなら、責任持って幸せにしてあげる…戻してあげるつもりだったの」 そして、お母様はもう一度、にっこり優しい笑みを浮かべた。 僕、シェーラ、ガーヴの順番にぺしぺしぺしっ、と頭をはたいて……… 「幸せになりなさいよ…このあたしが直々にチャンスをあげたんだから! 幸せにならないと許さないからねっ!」 ………………そこでにまりっ、と不吉な笑み。 「………不幸になったりしたら、スコップがアンタ達を待ってるからね」 ……………………………………………………す…スコップっスか……… 思わず引き攣った笑みを浮かべる僕たち三人。 神族側のルナは、敵が復活せずに済んで心底嬉しそうな顔をしていたりする。 ……………………とにかく、まぁ色々とあったけど。 僕はこれから、人間として生きる。 魔族としての運命を断ち切って。 幸せになってみせる。僕は。 『魔族は幸せになれない』なんて言ったヤツ、見返してやろうじゃないかっ! 回り続ける 運命の環 巡る巡る 運命の環 為すすべもなく 巻き込まれた者 必死で 抗った者 己が手で 断ち切った者 願わくば 貴方が 運命に 流され続ける事を 望まない 断ち切る者で ありますように…………………… 言い訳あんど言い逃れ。 作:『運命の女神の与えたもう運命を拒否すべし』…………か…………… 冥:どこかのゲームの一節だね。 作:私はゲームに人生教えられる事が多いなぁ…どーでもいいが… 後から付け足し解説。 『フィブリゾ実は寂しかった説』はこの作者の魔族話書く上での基本。 冥:『フィブリゾ実は滅ぼされた時少し嬉しかった説』もあるんだよね… キミの頭の中には…………… 作:平気そうに見えても、実は心の中で子殺しの罪悪感に問われてる、てな。 冥:キミのこの考え方の基本は…アニメコミックだっけ? 作:うん。スレイヤーズNEXTアニメコミック六巻。 L様にやられてぼろぼろになった貴方が金色の光の中から出てくるトコ。 冥:えーと…ここだね。(ぱらぱらページをめくる) 作:このコミックによると………貴方…………… 歌ってるんですよぉぉっ!あの時ぃぃっ!!! 小さい躰のあちこちえぐられて、ズタボロになった状態でぇぇ!! 瀕死の躰でぇぇっっ!!?うあ気色悪ぅっ!!(失礼) なんつーか、啓示みたいなもんを感じました。この図を見た瞬間。 冥:………啓示…………って………… 作:…話がズレました。 この話、見ての通りかなり中途半端な終わり方をしてますよね。 冥:だね。僕は結局幸せになったのかな? 作:気になる人のために。 作者の頭に浮かんだアフターストーリーを『おまけ』としてどうぞ。 冥:おー。ぱちぱちぱち。 おまけ。 ……………時はそれから流れに流れ……………… 僕は二十一歳になっていた。 「おはよー………」 眠たい目をこすりながらふらふらと台所に向かう僕。 台所には、規則正しい包丁の音。 「おはようございます♪」 「…いい加減敬語やめようよ…不自然だよ」 苦笑いする僕。 「あっ、すみません…慣れないもので…直しますね」 「ほら、言ってるそばから敬語連発してるっ!」 「あっ、すみませんっ!!」 言って、また敬語な事に気付き、くくっ、と笑うレノア。 僕の奥さん♪ ぽーっとしてエプロン姿を見詰めていると………… 「お父様ぁ」 足下で声がする。 下を見ると… 小さい女の子。 にっこり笑ってコーヒーカップを差し出し… 「私が煎れたコーヒーですの♪どうぞ♪」 「ありがとう」 受け取ろうとしたその瞬間。 「ちょっとちょっとーっ!!」 もう一人同じ年頃の女の子が走ってきた。 その手にコーヒーカップ。 「なぁに抜け駆けしてるかなアンタはぁぁ!?フィリー様にはあたしのを飲んで頂くのっ!!」 「………親に『フィリー様』はやめようよ………」 「いいですからいいですからっ!さ、これをお飲みになってっ!」 「ズルいですわっ!私が先に煎れたんですのよっ!?」 二人が喧嘩を始めるのと同時に、奥からわらわらと女の子が四人走ってくる。 それぞれの手にコーヒーやらオレンジジュースやら牛乳やら。 それぞれ、僕に自分の持っている飲み物を飲ませようとする。 …………ああ…………毎日コレだよ…………… 「………お母様…………遊んだね…………?」 「いいじゃありませんか、にぎやかで♪」 「いきなり六つ子って聞いた時は、まさか…って思ったんだけど…………図星だよ…………」 「あの方は、みんなの魂をとっておかれたんですね」 「……………だね………………」 結婚してから間髪入れずレノアが身籠もった僕の子供達は。 六つ子で、全員女の子だった。 ははは……………びっくり。 「はいはい………みんなのを飲むからね」 「それより…早く食べないとさめちゃうわよっ!全員テーブルについてー」 「あたしに命令できるのは…っ」 「早く席に付いて、お母さんの言う事をちゃんと聞くんだよ」 「………はぁい…………」 …………………………ま。 ちょっとズレてる気もするけど。 僕、今とっても幸せだよ。 作:………………………………だそうです。 冥:あ…あの六人…来ちゃったのね… 作:ヤなんですか? 冥:いやいやいやっ!そんな事は無いよっ!?(ぶんぶか首を横に振る) 作:これで『ヤ』なんて答えた日にはあの方の鉄槌が下りますからね。 冥:そぉかぁ…あの六人かぁ… 作:この六人がだれだかわかんない人は、『投稿小説2』で 『五大魔族と五人の部下達人間界漫遊記』を読んでください。 ………ところで…………一応言っておきますが、フィリーは十七でレノアと駆け落ちしました。 冥:かけおちぃぃぃっっっっ!!!!!!!???? 作:しかも、『こういうのの方がスリルがあっていい』とかいう くそたわけた理由で。 アメリアやらゼルやらに了解を取ろうと言う気すら無かったそうな。 で、十七で駆け落ち、十八で六つ子出産………現在六つ子は三歳。 レノアちゃん大変ね。つーか手ェ早いねアンタ。 冥:ほっとけ。お母様の陰謀だ。 作:ちなみに…いきなりなんの前触れもなしに駆け落ちされたガウリナゼルアメは………といえば………… とっくに二人の駆け落ち先発見してんのに、『もうそっとしといてやろう』で黙認していたりします。 冥:寛大と言うかいい加減というか………… 作:そこで終われば話は早いんですけどね。 十七年も兄妹やって、情の移っちゃったヤツが一人いる訳で… 冥:…あう…ガーヴ… 作:四人は彼に二人の駆け落ち先を教えませんでシた。 つーかその判断は正しいです。 『れぇのぉあぁぁっ!!ちくしょぉふぃりぃぃ殺ぉぉぉすっっ!!!』 以上、二人を求めて旅に出ているシスコンにーちゃんでした。 冥:うあ…どこまでも妙なヤツ……… でも、ストーリー化する予定のない話にそんな設定つけんなよあんた… 作:いやいや。何しろ私だから。 その内『番外編v』なんて事もやるかもしれんぞ。 冥:…………やるの? 作:知らん。 冥:それよりも『五大魔族』終わらせるのが先じゃ無いの?キミは? 作:はうっ!忘れてた! 冥:ウソつけっ! 作:はい。ウソです。現実逃避しただけです。 冥:いきなり認めるなぁぁっ!!! 作:まぁ、そんな訳で。この話はこれでお終い、です。 冥:また会いましょうっ! 幕。 実は番外編のネタが一個あったり………… |
20957 | はじめまして♪ | まい E-mail | 2002/6/1 19:58:21 |
記事番号20956へのコメント 東琥珀さんは No.20956「最終話…巡る巡る運命の環」で書きました。 > えっと、はじめまして。東琥珀さん。まいと申します。これからよろしくお願い致します♪ なんか後ろの方で、金髪のお姉さまが訴えているのは放っっておきます♪ エル様:まいぃぃぃぃぃ!!!!何であたしを入れないのよ!!! まい :ええと・・・始めましての挨拶くらいは一人でやりたかったので・・・ > 回り続ける 運命の環 > > 巡る巡る 運命の環 > > それは決して止まらない > > それは決して変えられない > > 生き物は全てこの環に縛られている > > この運命の環を回すもの > > 金色に輝く 闇の王 > > 何よりも美しい 闇の母 まい :そして何よりも残酷で慈悲がない・・・はぐ!! エル様:もう一度言ってみる気はない?(はあと) まい :(何も言えません〜〜〜) > > > 魔族に生まれたと言うだけで > > 何も愛してはいけないの? > > 魔族に生まれたと言うだけで > > 幸せになる事はできないの? > > 僕は幸せになりたかった……… > > > 回り続ける 運命の環 > > 巡る巡る 運命の環 > > その運命の環を回すもの > > 金色に輝く 闇の王よ > > 僕に この環を 断ち切る 力を……………… > > > > > > > >ガーヴはすぐさま拒否した。 >もう人間生活が長いので、今更魔族に戻る気にはならない、と。 >シェーラもしばらく考えてから拒否した。 >覇王に自分は必要無いが、アメリアとゼルガディスに自分は必要だから、と。 まい :ゼルアメに情が移ったんでしょか・・・? エル様:もっと他に言いようはなかったの? >僕は……………… >まだ結論が出せないでいる。 >………何か結論が出かけたんだけど………… >お母様の金色の瞳を見ていたら、何故か言葉に出来なく成ってしまった。 >お母様はいつまで経っても何も言わない僕を同じ様に何も言わずに見詰めていた。 >全てを見透かす様な瞳で、僕の心の奥底まで見られている様な気がした。 まい :エル様には可能じゃないんですかね〜〜(ぼそ) >お母様は仰った。 >『もうしばらく考えて早く結論出しなさい、あたしも暇じゃ無いんだから』と。 >なんで暇じゃ無いひとがこんな所でお酒に酔ってるのか突っ込んで聞いてみたかったけど、 >其れを聞く事は自分の寿命を縮める事なので黙って置いた。 まい :冥王様、正しい判断をしましたね。寿命は縮める物ではありませんし・・・ エル様:ほっほ〜〜〜? > >僕は、お母様の言うとおり、しばらく考えて見る事にした。 >こういうのは一人で考えた方が結論が出易いだろう、とのシェーラの言葉通り、 >二階の僕の部屋に一人で閉じこもった。 >一階ではまだ宴会的なモノが続いているらしく、笑い声やらが響いてくる。 まい :宴会・・・それはエル様のための宴会でしょうね・・・ もしもリナが知ったらどうなるでしょうか・・・?自分の家で金色の魔王が宴会していたなんて・・・(汗) >僕はベッドに横になり、天窓から星を眺めてみた。 >いや、別にそうする必要があった訳でもないんだけど。 >なんとなく、てヤツだよ、そこのダンナ。(何処のダンナだ。) >星を眺めていると…なんだか今までにあった事が脳裏の奥に蘇って来た。 >………思えば今まで色んな事があったよね……………… >生まれた瞬間『ハイアンタは魔族だから世界破滅させんの頑張ってね』と言われ………… まい :・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エル様にですか? >状況に流れ流れて流されて……………… >気が付いたら沢山いた部下達もみんないなくなっちゃって独りぼっちで……… >自業自得みたいなもんなんだけどさ……………………………… >僕が殺した様なもんなんだけどさ………………………………… >それでも独りぼっちは寂しくて……………………………… >寂しくて寂しくてたまらなくて………………………………… まい :冥王様・・・そんな事がないようにゼラスたちが宴会とか開いたんじゃないんでしょうか・・・? >お母様に滅ぼされた瞬間…………… >実は、ちょっぴりホッとした。…失礼な。マゾなんかじゃ無いよ。僕は。 >もう罪悪感とかに苛まれなくても済むんだな、と思ったんだ。 >世界を滅ぼそうとした事が悪いとは思っていない。 >僕の思考回路がそういう風に創られていただけなんだから。 >でも、どう考えても子殺しと言うのは罪なのであって………………ね。 まい :部下は部下でも子供ですから・・・そういえば部下Sって・・・ エル様:親ばからしいわね。 まい :部下Sが親ばか・・・それはエル様にいぢめられたから・・・(汗) >だから、沢山痛くて苦しくて、ちょっぴり嬉しくてホッとした。あの瞬間。 >計画の失敗は残念だったけど。ま、仕方無いさね。 >………そして………… >全部終わった、滅んで全部バラバラになっちゃった………とか漠然と思ってたら………………… >細分化されてバラバラになったはずの意識が、未だに僕の元に有る事に気付いたんだ。 >これは多分、僕を復活させるために、お母様が混沌の中で僕の意識を拾い集めたんだろうね。 >つくづくご苦労様だネ。 まい :そんな事を思ってるのがエル様に聞かれたら・・・機嫌が悪くなって・・・部下S、哀れ。になっちゃうんでしょうね〜 >そんでもってまた状況に流されて…………リナ達の所に生まれ変わっちゃって……… >五年間。 >ぶつぶつ文句言いながら楽しんでた。僕。 >シェーラやガーヴにもまた逢えた。 >『魔族に戻る』なんて事、もう完全に意識の外だった。ルナに一度言われるまで。 >魔族に戻る事なんか考えもせずに……………… >明日を楽しみながら生きる事を考えてた。 >結構幸せだったかも。 まい :冥王様〜〜〜〜〜〜vv!!東さんの所の君は好きだ〜〜〜vv エル様:いや、東さんに限るって・・・・(汗) >………………………………………………………『幸せ』……………? >………………………………………………………生きていると言う事が? >………………………………………………………あの二人と再び逢えた事が? >…………………………………………………………………………………。 >くすくす………………… >思わず笑い出す僕。 >僕の心や意識、価値基準はすっかり人間になっていると言う事に気付いて。 まい :それはそれでいいことじゃないんでしょうか・・・? > >魔族の『存在意義』『望み』は滅び。 >人間の『幸せ』『望み』は生存。 >今の僕の望みは『生きている』と言う今の状態の継続。 >もう、僕は人間になったんだね。 >生きる事が幸せなんだね…………… まい :人間にとっては生きる事は幸せな事であり、又、拷問に等しい事でもありますけどねvv 冥王様にとって、いま、『生きる』ってことは幸せな事なんですねvv エル様:えっらそうに〜〜〜 まい :あう・・・言いつつ鎌を刺さないで下さいぃぃぃぃぃ!!!(涙) > >昔どっかの人間が言っていた。 > > > 魔族は 何も 愛しては いけない > > 愛する 事が できない > > 口で 何と 言ったって > > 心の奥底で 愛しているのは 自分だけ > > 自分以外の存在を 愛する事が 出来ないから > > 幸せに 成る事は 出来ない まい :そんな事はないと思うんですがね〜〜〜魔族でも幸せになれるとは思うんですが・・・ > > > > 魔族は 死ねば 復活し > > 魔族は 滅べば 全てが 終わり > > 生まれ変わる 事は 無い > > だから 魔族は ずっと 魔族のまま > > 自分以外の存在は 愛せない > > 幸せに 成る事は 出来ない アメリア:確かに!!!しかし魔族にとって愛する事は苦しいでしょうがそれを乗り越えてこそ本当の愛!!! まい :・・・・以上、アメリンの(何時の間にやら変形!!)正義のお言葉でした〜 エル様:まあ、アメリアの言う事も最もだわね。 > > >僕の今心の中にあるものは。 >確実に『自分以外の存在に対する』慈愛。 > >僕は完全に理解していた。 >自分がもう『魔族の束縛』から抜け出している事を。 >お母様の気紛れによって。 >幸せになる権利を手に入れた事を………。 >魔族として生まれた者に与えられる運命の束縛を断ち切った事を。 > >魔族の力と引き替えに、運命を打破する力を手に入れた。 >永遠の命と引き替えに、幸せを手に入れた。 > >高い買い物だと思うけど、間違っているとは思わない。 まい :くう!!冥王様!!東さん!!!素敵ですぅぅぅぅ!!!!!! エル様:五月蝿い。(どご) > >結論は出た。 >ベッドからぽんっ、と飛び降りる。 >なんだか頭が妙にスッキリしている。 >階下へ駆け下り、まだ宴会している四人の元へ駆け寄り………… >がすっ!! >勢いづいて、ガーヴの頭にラリアット。 >椅子から転げ落ちる五歳児サノル。 まい :冥王様ったらvvvvお茶目さん(はあと) >「ってぇなぁっ!何しやがる!?」 >怒って詰め寄ってくる気の短いサノル。 >僕は彼の前で、にぃぃっ、と笑みを浮かべ………… >「ヤだなぁっvガーちゃん、キミと僕の仲じゃんかっvv細かい事気にしちゃダメだよぅっvvv」 まい :が・・・ガーちゃん・・・・????????? >「どんな仲だっ!?…なんかお前言ってる事がワケわかんねーぞ…?」 >「あははははははははははははは」 >ひたすら馬鹿笑いしながらガーヴの肩をばしばし叩く僕。 >「なんか…ハイテンションになってますね…冥王様………」 >「酒…飲んでたっけ…?あの子?」 >「しっつれーだねぇっ!僕はいたってシラフだよぉっ♪」 >ただちょっと、幸せに気付いて舞い上がってるだけで。 まい :何か、酒飲んでる方がマシかも知んない・・・・ >人を酒飲み扱いしたルナに一言文句を言い、なんとなく、黙って立っているのがもどかしく、 >シェーラとガーヴを二人まとめて抱き締める。 >「…………答が、出たようね」 >舞い上がっている僕を見ながら、静かに言うお母様。 >「意外と早かったわね…もっと迷うかと思ったんだけど」 >「ヒドいよお母様っ、僕そんなうじうじした子じゃ無いもん♪」 >シェーラとガーヴをほうり出し(あ、シェーラくらくらして柱で頭打ってる)お母様の元に駆け寄る僕。 まい :はうああ(はあと)冥王様、可愛すぎ(はあと) エル様:あたしはあんたが怖すぎ・・・ >そのままお母様の頬にキスする。勢いってヤツ。 >『あ゛。』 >ルナとガーヴとシェーラが同時にいろんな表情で呟く。 ルナ :これでエル様の機嫌が悪くなったら〜〜〜〜!!!!!(涙) ガーヴ:あいつ何やってんだ・・・? シェーラ:何か胸がむかむかしてきましたわ・・・・?何故でしょうか・・・? >お母様は少し驚いた様な顔をしてるけど、そう気にしてないみたい。 >だったらよしっ。 >出た答をお母様に告げる。 >「僕も、戻りませんっ!」 >「…………それで、いいのね?」 >「…………それで、いいんですっ!」 >にっこり笑う僕。 >お母様もつられたように、ふっ、と笑う。 >おお。機嫌が良いぞ。かなり。 まい :珍しい事もあるんですね〜〜〜(どが) エル様:あたしはいつも機嫌がいいわよ!!! >「部下Sは悲しむでしょうね」 >「…………『えす』?」 >「知らないの?相変わらず勉強不足ねー。あとがき読みなさい、あとがき」 >ぺしぺし手に持った扇子(どこから出したそんなもん)で僕の頭をはたく。 まい :赤眼の魔王のことですよ〜〜〜シャブラニグドゥだからS。 >「ま、とっとと決断してくれて良かったわ…そろそろ眠たいし」 >言って欠伸するお母様。 まい :エル様が寝ることってあるんでしょうか・・・? >「…魔族に戻るチャンスを与えるおつもりだったのなら……… >何故初めの時に、有無を言わさず転生させたのですか?この三人を?」 >「話すとちょっぴり長くなるんだけどね………」 >ついっ、と金色の瞳を細めるお母様。 >なんとなく猫を連想する僕。 まい :しかもボス猫。 エル様:んふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ・・・ >「まず、『人間だけが幸せになるってのは不公平よねー』て思ったのが始まりだったワケよ」 >うんうん自分で言って自分で頷くお母様。 >「で、世間一般で言われてるけど…『魔族は幸せになれない』てのは基本的に真実だからね。 >だったら人間にしちゃえばいいわーっ、てカンジでね」 >……………そんなんだったのか? まい :わお!!素敵な考え(はあと)←棒読み。 >そんな理由で、眠ってた僕叩き起こして人間界に放り込んだんかい? >まぁ、結果的には良かったんだけどさぁ………… >「さっきも言ったけど、このプロジェクトの最終目標は、『魔族を幸せにしてあげること』よね。 >普通に人間として生きる幸せに目覚めてくれたらそこで話は終わり、なんだけどね………… >冥王、あんただけどーしても他の二人とは違ったタイプに見えたのよ。 >覇王将軍も魔竜王も目覚めてそのまま生きていきそうだと思ったけど。 >あんただけはなんかうじうじと魔族のプライドにしがみついてそうな気がしてね。ま、取り越し苦労だったけど」 >からからと笑うお母様。 まい :うじうじと魔族のプライド・・・? >なんか今の、妙にカチンッ、と来たのは僕の気のせいだろうか。 >「目的は『魔族を幸せにする事』。 >でももしアンタにとって、『人間として生きる事』が、『苦痛』以外の何でもないのなら、この企画は失敗よね。 >だから……………確かめに来たのよ。 >人間として幸せに生きているならそれでよし。 >もしアンタの幸せが『魔族に戻る事』以外に無いのなら、責任持って幸せにしてあげる…戻してあげるつもりだったの」 >そして、お母様はもう一度、にっこり優しい笑みを浮かべた。 まい :エル様がお優しいぃぃぃぃぃぃ???!!!! >僕、シェーラ、ガーヴの順番にぺしぺしぺしっ、と頭をはたいて……… >「幸せになりなさいよ…このあたしが直々にチャンスをあげたんだから! >幸せにならないと許さないからねっ!」 >………………そこでにまりっ、と不吉な笑み。 >「………不幸になったりしたら、スコップがアンタ達を待ってるからね」 >……………………………………………………す…スコップっスか……… >思わず引き攣った笑みを浮かべる僕たち三人。 まい :す・・・スコップ・・・・頑張って幸せになってください!!! >……………………とにかく、まぁ色々とあったけど。 >僕はこれから、人間として生きる。 >魔族としての運命を断ち切って。 >幸せになってみせる。僕は。 >『魔族は幸せになれない』なんて言ったヤツ、見返してやろうじゃないかっ! まい :はんっと鼻で笑って、『僕は昔冥王だったけど幸せだよ』って言って下さい。 そりゃあもう、完全に馬鹿にした表情で。 > > > > > > > > 回り続ける 運命の環 > > 巡る巡る 運命の環 > > 為すすべもなく 巻き込まれた者 > > 必死で 抗った者 > > 己が手で 断ち切った者 > > > > 願わくば 貴方が > > 運命に 流され続ける事を 望まない > > 断ち切る者で ありますように…………………… まい :はうぅぅぅ・・・・素敵なお言葉・・・・(はあと) エル様:あんたも頑張りなさいよ〜〜〜打ち込み。 まい :はうあ!!痛いところを!! > >言い訳あんど言い逃れ。 > > > >作:『運命の女神の与えたもう運命を拒否すべし』…………か…………… >冥:どこかのゲームの一節だね。 >作:私はゲームに人生教えられる事が多いなぁ…どーでもいいが… > 後から付け足し解説。 > 『フィブリゾ実は寂しかった説』はこの作者の魔族話書く上での基本。 まい :東さんのを最初から最後まで見ていますからわかってますvv エル様:その割にはこのレスが初めてだったり。 >冥:『フィブリゾ実は滅ぼされた時少し嬉しかった説』もあるんだよね… > キミの頭の中には…………… >作:平気そうに見えても、実は心の中で子殺しの罪悪感に問われてる、てな。 >冥:キミのこの考え方の基本は…アニメコミックだっけ? >作:うん。スレイヤーズNEXTアニメコミック六巻。 > L様にやられてぼろぼろになった貴方が金色の光の中から出てくるトコ。 >冥:えーと…ここだね。(ぱらぱらページをめくる) >作:このコミックによると………貴方…………… > 歌ってるんですよぉぉっ!あの時ぃぃっ!!! > 小さい躰のあちこちえぐられて、ズタボロになった状態でぇぇ!! > 瀕死の躰でぇぇっっ!!?うあ気色悪ぅっ!!(失礼) まい :あ・・・・本当だ・・・・(アニメコミックをみながら) > なんつーか、啓示みたいなもんを感じました。この図を見た瞬間。 >冥:………啓示…………って………… >作:…話がズレました。 > この話、見ての通りかなり中途半端な終わり方をしてますよね。 >冥:だね。僕は結局幸せになったのかな? >作:気になる人のために。 > 作者の頭に浮かんだアフターストーリーを『おまけ』としてどうぞ。 >冥:おー。ぱちぱちぱち。 まい :きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!(はあと) おまけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!(はあと) > >おまけ。 > > >……………時はそれから流れに流れ……………… >僕は二十一歳になっていた。 まい :・・・・・・凄まじく美青年になられている事でしょね〜〜 >「おはよー………」 >眠たい目をこすりながらふらふらと台所に向かう僕。 >台所には、規則正しい包丁の音。 >「おはようございます♪」 >「…いい加減敬語やめようよ…不自然だよ」 >苦笑いする僕。 >「あっ、すみません…慣れないもので…直しますね」 >「ほら、言ってるそばから敬語連発してるっ!」 >「あっ、すみませんっ!!」 >言って、また敬語な事に気付き、くくっ、と笑うレノア。 >僕の奥さん♪ まい :結婚したのですかぁぁぁぁ??!!でもお似合いですね♪お二人ともvv >ぽーっとしてエプロン姿を見詰めていると………… >「お父様ぁ」 >足下で声がする。 >下を見ると… >小さい女の子。 >にっこり笑ってコーヒーカップを差し出し… >「私が煎れたコーヒーですの♪どうぞ♪」 >「ありがとう」 >受け取ろうとしたその瞬間。 >「ちょっとちょっとーっ!!」 >もう一人同じ年頃の女の子が走ってきた。 >その手にコーヒーカップ。 >「なぁに抜け駆けしてるかなアンタはぁぁ!?フィリー様にはあたしのを飲んで頂くのっ!!」 >「………親に『フィリー様』はやめようよ………」 >「いいですからいいですからっ!さ、これをお飲みになってっ!」 >「ズルいですわっ!私が先に煎れたんですのよっ!?」 >二人が喧嘩を始めるのと同時に、奥からわらわらと女の子が四人走ってくる。 >それぞれの手にコーヒーやらオレンジジュースやら牛乳やら。 >それぞれ、僕に自分の持っている飲み物を飲ませようとする。 まい :何か冥王神官・将軍を思い浮かべる・・・ >…………ああ…………毎日コレだよ…………… >「………お母様…………遊んだね…………?」 >「いいじゃありませんか、にぎやかで♪」 >「いきなり六つ子って聞いた時は、まさか…って思ったんだけど…………図星だよ…………」 >「あの方は、みんなの魂をとっておかれたんですね」 >「……………だね………………」 >結婚してから間髪入れずレノアが身籠もった僕の子供達は。 >六つ子で、全員女の子だった。 >ははは……………びっくり。 まい :エル様・・・面白いですか? エル様:内緒vv >「はいはい………みんなのを飲むからね」 >「それより…早く食べないとさめちゃうわよっ!全員テーブルについてー」 まい :レノア・・敬語がなくなってる?!順応性が早いですね〜 >「あたしに命令できるのは…っ」 >「早く席に付いて、お母さんの言う事をちゃんと聞くんだよ」 >「………はぁい…………」 >…………………………ま。 >ちょっとズレてる気もするけど。 >僕、今とっても幸せだよ。 まい :それはよかったですねvv冥王様vv > >作:………………………………だそうです。 >冥:あ…あの六人…来ちゃったのね… >作:ヤなんですか? >冥:いやいやいやっ!そんな事は無いよっ!?(ぶんぶか首を横に振る) >作:これで『ヤ』なんて答えた日にはあの方の鉄槌が下りますからね。 まい :そうですね〜〜滅多な事は言わないようにしといたほうが・・・ >冥:そぉかぁ…あの六人かぁ… >作:この六人がだれだかわかんない人は、『投稿小説2』で > 『五大魔族と五人の部下達人間界漫遊記』を読んでください。 > ………ところで…………一応言っておきますが、フィリーは十七でレノアと駆け落ちしました。 >冥:かけおちぃぃぃっっっっ!!!!!!!???? まい :駆け落ちぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ???!!!! ガウリナゼルアメは許しそうですよ??!!この二人の事!! >作:しかも、『こういうのの方がスリルがあっていい』とかいう > くそたわけた理由で。 > アメリアやらゼルやらに了解を取ろうと言う気すら無かったそうな。 > で、十七で駆け落ち、十八で六つ子出産………現在六つ子は三歳。 > レノアちゃん大変ね。つーか手ェ早いねアンタ。 まい :十八で六人の子供を育てるのは大変ですね〜〜レノア、頑張って。 >冥:ほっとけ。お母様の陰謀だ。 >作:ちなみに…いきなりなんの前触れもなしに駆け落ちされたガウリナゼルアメは………といえば………… > とっくに二人の駆け落ち先発見してんのに、『もうそっとしといてやろう』で黙認していたりします。 >冥:寛大と言うかいい加減というか………… >作:そこで終われば話は早いんですけどね。 > 十七年も兄妹やって、情の移っちゃったヤツが一人いる訳で… >冥:…あう…ガーヴ… まい :ガーヴっすか・・・あの人は一旦情が移ったらとことん行きそうですね〜 >作:四人は彼に二人の駆け落ち先を教えませんでシた。 > つーかその判断は正しいです。 > 『れぇのぉあぁぁっ!!ちくしょぉふぃりぃぃ殺ぉぉぉすっっ!!!』 > 以上、二人を求めて旅に出ているシスコンにーちゃんでした。 まい :っく・・・あはははははははははははははは!!!!ガーヴ!!最高!! >冥:うあ…どこまでも妙なヤツ……… > でも、ストーリー化する予定のない話にそんな設定つけんなよあんた… >作:いやいや。何しろ私だから。 > その内『番外編v』なんて事もやるかもしれんぞ。 まい :やって欲しいです!!!!私の我儘をど〜〜か!!お許し下さい!! >冥:…………やるの? >作:知らん。 >冥:それよりも『五大魔族』終わらせるのが先じゃ無いの?キミは? >作:はうっ!忘れてた! >冥:ウソつけっ! >作:はい。ウソです。現実逃避しただけです。 >冥:いきなり認めるなぁぁっ!!! >作:まぁ、そんな訳で。この話はこれでお終い、です。 >冥:また会いましょうっ! > > > > > > > > > 幕。 > > > > > > >実は番外編のネタが一個あったり………… まい :見たいです〜〜〜〜!!!番外編〜〜〜〜!! エル様:五月蝿い。少しは黙っとけ。 まい :あう・・・それでは東さん。礼儀知らずな私ですので御気に障った所があるとは思いますが、 よろしくお願い致します。私は紛れもなく、あなた様の一ファンですvv エル様:これからも頑張ってね〜〜vv まい :それでは!!!! |
20984 | うう…ごめんなさい(汗) | 東琥珀 | 2002/6/5 19:15:55 |
記事番号20957へのコメント まいさんは No.20957「はじめまして♪」で書きました。 > >東琥珀さんは No.20956「最終話…巡る巡る運命の環」で書きました。 >> > > えっと、はじめまして。東琥珀さん。まいと申します。これからよろしくお願い致します♪ > なんか後ろの方で、金髪のお姉さまが訴えているのは放っっておきます♪ > エル様:まいぃぃぃぃぃ!!!!何であたしを入れないのよ!!! > まい :ええと・・・始めましての挨拶くらいは一人でやりたかったので・・・ 琥:はじめましてぃ。 冥:はじめましてぃ。 ………ところで……… 一つ言うべきコトがあるんだよねぇ…? 琥:うう、冷めた目で言わないで下さい……… 冥:このお話にはまいさんとかおさんがコメントをくれて… 作者もめちゃくちゃ大喜びしてたハズなんだけど……… どうしてかおさんにコメント返したのが昨日で、 まいさんに返したのが今日なのかなっ〜? 琥:うう… それが… 事故でございました…しくしく。 まいさんへのコメントを入れてたら、 駅前の電柱にどこかの車がぶつかりやがって……… 停電…………………………………………… ………決して差別したワケではございません。 本当です。信じて下さい。 冥:…………………………………………ふっ……… 日頃の行いが悪いんだね…………………………………………… 琥:しくしくしく………… > >> 回り続ける 運命の環 >> >> 巡る巡る 運命の環 >> >> それは決して止まらない >> >> それは決して変えられない >> >> 生き物は全てこの環に縛られている >> >> この運命の環を回すもの >> >> 金色に輝く 闇の王 >> >> 何よりも美しい 闇の母 > > まい :そして何よりも残酷で慈悲がない・・・はぐ!! > エル様:もう一度言ってみる気はない?(はあと) > まい :(何も言えません〜〜〜) > 作:何故だ… 何故私のイメージの中にあるお母様はあんなにも優しいのだ!? 私の書くあの方もなんか優しい方になっちゃうし………… なんでだろ?まぢで? 冥:…………記憶操作されたんじゃ無いの?お母様に? 作:貴方………もう一度沈められても知りませんよ…………?そんなコト言って………… >> >> >> 魔族に生まれたと言うだけで >> >> 何も愛してはいけないの? >> >> 魔族に生まれたと言うだけで >> >> 幸せになる事はできないの? >> >> 僕は幸せになりたかった……… >> >> >> 回り続ける 運命の環 >> >> 巡る巡る 運命の環 >> >> その運命の環を回すもの >> >> 金色に輝く 闇の王よ >> >> 僕に この環を 断ち切る 力を……………… >> >> >> >> >> >> >> >>ガーヴはすぐさま拒否した。 >>もう人間生活が長いので、今更魔族に戻る気にはならない、と。 >>シェーラもしばらく考えてから拒否した。 >>覇王に自分は必要無いが、アメリアとゼルガディスに自分は必要だから、と。 > > まい :ゼルアメに情が移ったんでしょか・・・? > エル様:もっと他に言いようはなかったの? > 冥:シェーラは優しい子なのさ………ふふふふふ………… 琥:(フィブを指さして)ただ今妄想大爆発中でございます。 >>僕は……………… >>まだ結論が出せないでいる。 >>………何か結論が出かけたんだけど………… >>お母様の金色の瞳を見ていたら、何故か言葉に出来なく成ってしまった。 >>お母様はいつまで経っても何も言わない僕を同じ様に何も言わずに見詰めていた。 >>全てを見透かす様な瞳で、僕の心の奥底まで見られている様な気がした。 > > まい :エル様には可能じゃないんですかね〜〜(ぼそ) > 琥:実際に、できるかもですね。読心術。 冥:………でも………お母様が読心術なんて使えたら…………お父様………… 琥:滅んでますね。とっくに。怒りにふれて。 >>お母様は仰った。 >>『もうしばらく考えて早く結論出しなさい、あたしも暇じゃ無いんだから』と。 >>なんで暇じゃ無いひとがこんな所でお酒に酔ってるのか突っ込んで聞いてみたかったけど、 >>其れを聞く事は自分の寿命を縮める事なので黙って置いた。 > > まい :冥王様、正しい判断をしましたね。寿命は縮める物ではありませんし・・・ > エル様:ほっほ〜〜〜? > 琥:んみゅ。 冥:僕にだって…学習能力あるもの…(遠い目) >> >>僕は、お母様の言うとおり、しばらく考えて見る事にした。 >>こういうのは一人で考えた方が結論が出易いだろう、とのシェーラの言葉通り、 >>二階の僕の部屋に一人で閉じこもった。 >>一階ではまだ宴会的なモノが続いているらしく、笑い声やらが響いてくる。 > > まい :宴会・・・それはエル様のための宴会でしょうね・・・ > もしもリナが知ったらどうなるでしょうか・・・?自分の家で金色の魔王が宴会していたなんて・・・(汗) > 冥:あいつのコトだからぁ……… ………公開して見せ物にしそうな気が……… 琥:『金色の魔王が宴会した家』ってか。 >>僕はベッドに横になり、天窓から星を眺めてみた。 >>いや、別にそうする必要があった訳でもないんだけど。 >>なんとなく、てヤツだよ、そこのダンナ。(何処のダンナだ。) >>星を眺めていると…なんだか今までにあった事が脳裏の奥に蘇って来た。 >>………思えば今まで色んな事があったよね……………… >>生まれた瞬間『ハイアンタは魔族だから世界破滅させんの頑張ってね』と言われ………… > > まい :・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エル様にですか? > 琥:多分。 >>状況に流れ流れて流されて……………… >>気が付いたら沢山いた部下達もみんないなくなっちゃって独りぼっちで……… >>自業自得みたいなもんなんだけどさ……………………………… >>僕が殺した様なもんなんだけどさ………………………………… >>それでも独りぼっちは寂しくて……………………………… >>寂しくて寂しくてたまらなくて………………………………… > > まい :冥王様・・・そんな事がないようにゼラスたちが宴会とか開いたんじゃないんでしょうか・・・? > 冥:一時のバカ騒ぎって…後でむなしいんだよね…しくしく。 >>お母様に滅ぼされた瞬間…………… >>実は、ちょっぴりホッとした。…失礼な。マゾなんかじゃ無いよ。僕は。 >>もう罪悪感とかに苛まれなくても済むんだな、と思ったんだ。 >>世界を滅ぼそうとした事が悪いとは思っていない。 >>僕の思考回路がそういう風に創られていただけなんだから。 >>でも、どう考えても子殺しと言うのは罪なのであって………………ね。 > > まい :部下は部下でも子供ですから・・・そういえば部下Sって・・・ > エル様:親ばからしいわね。 > まい :部下Sが親ばか・・・それはエル様にいぢめられたから・・・(汗) > 冥:キミの書く魔族は基本的にみな親バカ……… 琥:覇王でさえも親バカ………(をい) >>だから、沢山痛くて苦しくて、ちょっぴり嬉しくてホッとした。あの瞬間。 >>計画の失敗は残念だったけど。ま、仕方無いさね。 >>………そして………… >>全部終わった、滅んで全部バラバラになっちゃった………とか漠然と思ってたら………………… >>細分化されてバラバラになったはずの意識が、未だに僕の元に有る事に気付いたんだ。 >>これは多分、僕を復活させるために、お母様が混沌の中で僕の意識を拾い集めたんだろうね。 >>つくづくご苦労様だネ。 > > まい :そんな事を思ってるのがエル様に聞かれたら・・・機嫌が悪くなって・・・部下S、哀れ。になっちゃうんでしょうね〜 > 冥:ごめんなさいお父様。僕は知んないあとよろしく。 琥:……………………………………………… >>そんでもってまた状況に流されて…………リナ達の所に生まれ変わっちゃって……… >>五年間。 >>ぶつぶつ文句言いながら楽しんでた。僕。 >>シェーラやガーヴにもまた逢えた。 >>『魔族に戻る』なんて事、もう完全に意識の外だった。ルナに一度言われるまで。 >>魔族に戻る事なんか考えもせずに……………… >>明日を楽しみながら生きる事を考えてた。 >>結構幸せだったかも。 > > まい :冥王様〜〜〜〜〜〜vv!!東さんの所の君は好きだ〜〜〜vv > エル様:いや、東さんに限るって・・・・(汗) > 冥:ぃやぁ…………v 琥:おお。地獄の支配者が照れております。写真撮っておこ。 >>………………………………………………………『幸せ』……………? >>………………………………………………………生きていると言う事が? >>………………………………………………………あの二人と再び逢えた事が? >>…………………………………………………………………………………。 >>くすくす………………… >>思わず笑い出す僕。 >>僕の心や意識、価値基準はすっかり人間になっていると言う事に気付いて。 > > まい :それはそれでいいことじゃないんでしょうか・・・? > 冥:良いコトなんだよvとってもねv >> >>魔族の『存在意義』『望み』は滅び。 >>人間の『幸せ』『望み』は生存。 >>今の僕の望みは『生きている』と言う今の状態の継続。 >>もう、僕は人間になったんだね。 >>生きる事が幸せなんだね…………… > > まい :人間にとっては生きる事は幸せな事であり、又、拷問に等しい事でもありますけどねvv > 冥王様にとって、いま、『生きる』ってことは幸せな事なんですねvv > エル様:えっらそうに〜〜〜 > まい :あう・・・言いつつ鎌を刺さないで下さいぃぃぃぃぃ!!!(涙) > 冥:ふふふふふ………人生って素晴らしい〜vv 琥:おう…どっかの正義バカの娘を嫁に貰った影響が……… >> >>昔どっかの人間が言っていた。 >> >> >> 魔族は 何も 愛しては いけない >> >> 愛する 事が できない >> >> 口で 何と 言ったって >> >> 心の奥底で 愛しているのは 自分だけ >> >> 自分以外の存在を 愛する事が 出来ないから >> >> 幸せに 成る事は 出来ない > > まい :そんな事はないと思うんですがね〜〜〜魔族でも幸せになれるとは思うんですが・・・ 琥:考えなしの人間の考えたコトです。 冥:人間って自分のモノサシで語るからねェ。 幸せの基準は人それぞれ違うんだヨ。 > >> >> >> >> 魔族は 死ねば 復活し >> >> 魔族は 滅べば 全てが 終わり >> >> 生まれ変わる 事は 無い >> >> だから 魔族は ずっと 魔族のまま >> >> 自分以外の存在は 愛せない >> >> 幸せに 成る事は 出来ない > > アメリア:確かに!!!しかし魔族にとって愛する事は苦しいでしょうがそれを乗り越えてこそ本当の愛!!! > まい :・・・・以上、アメリンの(何時の間にやら変形!!)正義のお言葉でした〜 > エル様:まあ、アメリアの言う事も最もだわね。 > 冥:……………………………………………………………義母様……… 琥:申し込んでこい。今。 娘さん下さいって。 >> >> >>僕の今心の中にあるものは。 >>確実に『自分以外の存在に対する』慈愛。 >> >>僕は完全に理解していた。 >>自分がもう『魔族の束縛』から抜け出している事を。 >>お母様の気紛れによって。 >>幸せになる権利を手に入れた事を………。 >>魔族として生まれた者に与えられる運命の束縛を断ち切った事を。 >> >>魔族の力と引き替えに、運命を打破する力を手に入れた。 >>永遠の命と引き替えに、幸せを手に入れた。 >> >>高い買い物だと思うけど、間違っているとは思わない。 > > まい :くう!!冥王様!!東さん!!!素敵ですぅぅぅぅ!!!!!! > エル様:五月蝿い。(どご) > >> 冥:………大丈夫かな…あんなにどつかれて……… 琥:………傷薬あげよっか… 冥:救急箱取ってくるよ…待っててね……… >>結論は出た。 >>ベッドからぽんっ、と飛び降りる。 >>なんだか頭が妙にスッキリしている。 >>階下へ駆け下り、まだ宴会している四人の元へ駆け寄り………… >>がすっ!! >>勢いづいて、ガーヴの頭にラリアット。 >>椅子から転げ落ちる五歳児サノル。 > > まい :冥王様ったらvvvvお茶目さん(はあと) > 冥:てへv 琥:…………………………………………… >>「ってぇなぁっ!何しやがる!?」 >>怒って詰め寄ってくる気の短いサノル。 >>僕は彼の前で、にぃぃっ、と笑みを浮かべ………… >>「ヤだなぁっvガーちゃん、キミと僕の仲じゃんかっvv細かい事気にしちゃダメだよぅっvvv」 > > まい :が・・・ガーちゃん・・・・????????? > 冥:ガーヴだからガーちゃんっv 琥:覇王並み。 冥:…なんか言った? 琥:いえいえ〜♪ >>「どんな仲だっ!?…なんかお前言ってる事がワケわかんねーぞ…?」 >>「あははははははははははははは」 >>ひたすら馬鹿笑いしながらガーヴの肩をばしばし叩く僕。 >>「なんか…ハイテンションになってますね…冥王様………」 >>「酒…飲んでたっけ…?あの子?」 >>「しっつれーだねぇっ!僕はいたってシラフだよぉっ♪」 >>ただちょっと、幸せに気付いて舞い上がってるだけで。 > > まい :何か、酒飲んでる方がマシかも知んない・・・・ > 冥:僕下戸だから。 琥:一口で酔っちゃうんですよね。きゅ〜っと。 >>人を酒飲み扱いしたルナに一言文句を言い、なんとなく、黙って立っているのがもどかしく、 >>シェーラとガーヴを二人まとめて抱き締める。 >>「…………答が、出たようね」 >>舞い上がっている僕を見ながら、静かに言うお母様。 >>「意外と早かったわね…もっと迷うかと思ったんだけど」 >>「ヒドいよお母様っ、僕そんなうじうじした子じゃ無いもん♪」 >>シェーラとガーヴをほうり出し(あ、シェーラくらくらして柱で頭打ってる)お母様の元に駆け寄る僕。 > > まい :はうああ(はあと)冥王様、可愛すぎ(はあと) > エル様:あたしはあんたが怖すぎ・・・ > 冥:僕ってもしかして人気者?ねえ、ねえ? 琥:いや、私に聞かれても困りますです。 冥:ウソでもいいから『はい』って言ってよぅ。 琥:はいはい。 >>そのままお母様の頬にキスする。勢いってヤツ。 >>『あ゛。』 >>ルナとガーヴとシェーラが同時にいろんな表情で呟く。 > > ルナ :これでエル様の機嫌が悪くなったら〜〜〜〜!!!!!(涙) > ガーヴ:あいつ何やってんだ・・・? > シェーラ:何か胸がむかむかしてきましたわ・・・・?何故でしょうか・・・? > 冥:…………………………………………………………ふふふふふ……… 琥:ヤキモチを焼いて貰っているのが嬉しいようです………シェラ子に… >>お母様は少し驚いた様な顔をしてるけど、そう気にしてないみたい。 >>だったらよしっ。 >>出た答をお母様に告げる。 >>「僕も、戻りませんっ!」 >>「…………それで、いいのね?」 >>「…………それで、いいんですっ!」 >>にっこり笑う僕。 >>お母様もつられたように、ふっ、と笑う。 >>おお。機嫌が良いぞ。かなり。 > > まい :珍しい事もあるんですね〜〜〜(どが) > エル様:あたしはいつも機嫌がいいわよ!!! > 冥:用意しておいてよかった救急箱。 琥:大丈夫ですか〜? >>「部下Sは悲しむでしょうね」 >>「…………『えす』?」 >>「知らないの?相変わらず勉強不足ねー。あとがき読みなさい、あとがき」 >>ぺしぺし手に持った扇子(どこから出したそんなもん)で僕の頭をはたく。 > > まい :赤眼の魔王のことですよ〜〜〜シャブラニグドゥだからS。 > 冥:ほぉ〜う。おとぉさま。 琥:…いつからウチのフィブ子は赤眼の魔王様をお父様言う様になったのか… >>「ま、とっとと決断してくれて良かったわ…そろそろ眠たいし」 >>言って欠伸するお母様。 > > まい :エル様が寝ることってあるんでしょうか・・・? > 冥:知らない。(きっぱり) 琥:食事するんだから寝るんじゃ無いスか? >>「…魔族に戻るチャンスを与えるおつもりだったのなら……… >>何故初めの時に、有無を言わさず転生させたのですか?この三人を?」 >>「話すとちょっぴり長くなるんだけどね………」 >>ついっ、と金色の瞳を細めるお母様。 >>なんとなく猫を連想する僕。 > > まい :しかもボス猫。 > エル様:んふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ・・・ > 冥:お母様コワい………… >>「まず、『人間だけが幸せになるってのは不公平よねー』て思ったのが始まりだったワケよ」 >>うんうん自分で言って自分で頷くお母様。 >>「で、世間一般で言われてるけど…『魔族は幸せになれない』てのは基本的に真実だからね。 >>だったら人間にしちゃえばいいわーっ、てカンジでね」 >>……………そんなんだったのか? > > まい :わお!!素敵な考え(はあと)←棒読み。 > 冥:安直なだ…ごふっ! 琥:…………余計なコト言うから……… >>そんな理由で、眠ってた僕叩き起こして人間界に放り込んだんかい? >>まぁ、結果的には良かったんだけどさぁ………… >>「さっきも言ったけど、このプロジェクトの最終目標は、『魔族を幸せにしてあげること』よね。 >>普通に人間として生きる幸せに目覚めてくれたらそこで話は終わり、なんだけどね………… >>冥王、あんただけどーしても他の二人とは違ったタイプに見えたのよ。 >>覇王将軍も魔竜王も目覚めてそのまま生きていきそうだと思ったけど。 >>あんただけはなんかうじうじと魔族のプライドにしがみついてそうな気がしてね。ま、取り越し苦労だったけど」 >>からからと笑うお母様。 > > まい :うじうじと魔族のプライド・・・? 琥:プライド高そうっスから。フィブ。 > >>なんか今の、妙にカチンッ、と来たのは僕の気のせいだろうか。 >>「目的は『魔族を幸せにする事』。 >>でももしアンタにとって、『人間として生きる事』が、『苦痛』以外の何でもないのなら、この企画は失敗よね。 >>だから……………確かめに来たのよ。 >>人間として幸せに生きているならそれでよし。 >>もしアンタの幸せが『魔族に戻る事』以外に無いのなら、責任持って幸せにしてあげる…戻してあげるつもりだったの」 >>そして、お母様はもう一度、にっこり優しい笑みを浮かべた。 > > まい :エル様がお優しいぃぃぃぃぃぃ???!!!! > 琥:ウチのこの方は何故か優しい………… >>僕、シェーラ、ガーヴの順番にぺしぺしぺしっ、と頭をはたいて……… >>「幸せになりなさいよ…このあたしが直々にチャンスをあげたんだから! >>幸せにならないと許さないからねっ!」 >>………………そこでにまりっ、と不吉な笑み。 >>「………不幸になったりしたら、スコップがアンタ達を待ってるからね」 >>……………………………………………………す…スコップっスか……… >>思わず引き攣った笑みを浮かべる僕たち三人。 > > まい :す・・・スコップ・・・・頑張って幸せになってください!!! > 冥:なってみせるよぉぉっっ!!!!! >>……………………とにかく、まぁ色々とあったけど。 >>僕はこれから、人間として生きる。 >>魔族としての運命を断ち切って。 >>幸せになってみせる。僕は。 >>『魔族は幸せになれない』なんて言ったヤツ、見返してやろうじゃないかっ! > > まい :はんっと鼻で笑って、『僕は昔冥王だったけど幸せだよ』って言って下さい。 > そりゃあもう、完全に馬鹿にした表情で。 冥:ようし。やってみよー。 琥:おうっ!やったれやったれ。 > >> >> >> >> >> >> >> >> 回り続ける 運命の環 >> >> 巡る巡る 運命の環 >> >> 為すすべもなく 巻き込まれた者 >> >> 必死で 抗った者 >> >> 己が手で 断ち切った者 >> >> >> >> 願わくば 貴方が >> >> 運命に 流され続ける事を 望まない >> >> 断ち切る者で ありますように…………………… > > > まい :はうぅぅぅ・・・・素敵なお言葉・・・・(はあと) > エル様:あんたも頑張りなさいよ〜〜〜打ち込み。 > まい :はうあ!!痛いところを!! 琥:頑張ってくださいv応援してますv 冥:してますv 琥:マネしっ子……… > >> >>言い訳あんど言い逃れ。 >> >> >> >>作:『運命の女神の与えたもう運命を拒否すべし』…………か…………… >>冥:どこかのゲームの一節だね。 >>作:私はゲームに人生教えられる事が多いなぁ…どーでもいいが… >> 後から付け足し解説。 >> 『フィブリゾ実は寂しかった説』はこの作者の魔族話書く上での基本。 > > まい :東さんのを最初から最後まで見ていますからわかってますvv > エル様:その割にはこのレスが初めてだったり。 > 琥:おおう!?嬉しいにょ! 冥:物好きがいるねえ……… >>冥:『フィブリゾ実は滅ぼされた時少し嬉しかった説』もあるんだよね… >> キミの頭の中には…………… >>作:平気そうに見えても、実は心の中で子殺しの罪悪感に問われてる、てな。 >>冥:キミのこの考え方の基本は…アニメコミックだっけ? >>作:うん。スレイヤーズNEXTアニメコミック六巻。 >> L様にやられてぼろぼろになった貴方が金色の光の中から出てくるトコ。 >>冥:えーと…ここだね。(ぱらぱらページをめくる) >>作:このコミックによると………貴方…………… >> 歌ってるんですよぉぉっ!あの時ぃぃっ!!! >> 小さい躰のあちこちえぐられて、ズタボロになった状態でぇぇ!! >> 瀕死の躰でぇぇっっ!!?うあ気色悪ぅっ!!(失礼) > > まい :あ・・・・本当だ・・・・(アニメコミックをみながら) > 琥:思わず本投げ出して後退しました。 冥:どういう意味かね其れは……… >> なんつーか、啓示みたいなもんを感じました。この図を見た瞬間。 >>冥:………啓示…………って………… >>作:…話がズレました。 >> この話、見ての通りかなり中途半端な終わり方をしてますよね。 >>冥:だね。僕は結局幸せになったのかな? >>作:気になる人のために。 >> 作者の頭に浮かんだアフターストーリーを『おまけ』としてどうぞ。 >>冥:おー。ぱちぱちぱち。 > > まい :きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!(はあと) > おまけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!(はあと) 琥:…………大したものでもございませんが………(汗) >> >>おまけ。 >> >> >>……………時はそれから流れに流れ……………… >>僕は二十一歳になっていた。 > > まい :・・・・・・凄まじく美青年になられている事でしょね〜〜 > 後日ここのイラストコーナーにフィリーの大人子供両方バージョンの 絵を出すつもり………(本気) >>「おはよー………」 >>眠たい目をこすりながらふらふらと台所に向かう僕。 >>台所には、規則正しい包丁の音。 >>「おはようございます♪」 >>「…いい加減敬語やめようよ…不自然だよ」 >>苦笑いする僕。 >>「あっ、すみません…慣れないもので…直しますね」 >>「ほら、言ってるそばから敬語連発してるっ!」 >>「あっ、すみませんっ!!」 >>言って、また敬語な事に気付き、くくっ、と笑うレノア。 >>僕の奥さん♪ > > まい :結婚したのですかぁぁぁぁ??!!でもお似合いですね♪お二人ともvv 冥:ふふふv 作:幸せの絶頂でございます。冥王様……… > >>ぽーっとしてエプロン姿を見詰めていると………… >>「お父様ぁ」 >>足下で声がする。 >>下を見ると… >>小さい女の子。 >>にっこり笑ってコーヒーカップを差し出し… >>「私が煎れたコーヒーですの♪どうぞ♪」 >>「ありがとう」 >>受け取ろうとしたその瞬間。 >>「ちょっとちょっとーっ!!」 >>もう一人同じ年頃の女の子が走ってきた。 >>その手にコーヒーカップ。 >>「なぁに抜け駆けしてるかなアンタはぁぁ!?フィリー様にはあたしのを飲んで頂くのっ!!」 >>「………親に『フィリー様』はやめようよ………」 >>「いいですからいいですからっ!さ、これをお飲みになってっ!」 >>「ズルいですわっ!私が先に煎れたんですのよっ!?」 >>二人が喧嘩を始めるのと同時に、奥からわらわらと女の子が四人走ってくる。 >>それぞれの手にコーヒーやらオレンジジュースやら牛乳やら。 >>それぞれ、僕に自分の持っている飲み物を飲ませようとする。 > > まい :何か冥王神官・将軍を思い浮かべる・・・ 琥:正解v > >>…………ああ…………毎日コレだよ…………… >>「………お母様…………遊んだね…………?」 >>「いいじゃありませんか、にぎやかで♪」 >>「いきなり六つ子って聞いた時は、まさか…って思ったんだけど…………図星だよ…………」 >>「あの方は、みんなの魂をとっておかれたんですね」 >>「……………だね………………」 >>結婚してから間髪入れずレノアが身籠もった僕の子供達は。 >>六つ子で、全員女の子だった。 >>ははは……………びっくり。 > > まい :エル様・・・面白いですか? > エル様:内緒vv > 冥:きまぐれお母様………… >>「はいはい………みんなのを飲むからね」 >>「それより…早く食べないとさめちゃうわよっ!全員テーブルについてー」 > > まい :レノア・・敬語がなくなってる?!順応性が早いですね〜 > 琥:早いです…………… >>「あたしに命令できるのは…っ」 >>「早く席に付いて、お母さんの言う事をちゃんと聞くんだよ」 >>「………はぁい…………」 >>…………………………ま。 >>ちょっとズレてる気もするけど。 >>僕、今とっても幸せだよ。 > > まい :それはよかったですねvv冥王様vv > 冥:うんv 琥:幸せそうですね…冥王様……… 冥:めちゃくちゃ幸せv >> >>作:………………………………だそうです。 >>冥:あ…あの六人…来ちゃったのね… >>作:ヤなんですか? >>冥:いやいやいやっ!そんな事は無いよっ!?(ぶんぶか首を横に振る) >>作:これで『ヤ』なんて答えた日にはあの方の鉄槌が下りますからね。 > > まい :そうですね〜〜滅多な事は言わないようにしといたほうが・・・ > 冥:肝に銘じます(汗) >>冥:そぉかぁ…あの六人かぁ… >>作:この六人がだれだかわかんない人は、『投稿小説2』で >> 『五大魔族と五人の部下達人間界漫遊記』を読んでください。 >> ………ところで…………一応言っておきますが、フィリーは十七でレノアと駆け落ちしました。 >>冥:かけおちぃぃぃっっっっ!!!!!!!???? > > まい :駆け落ちぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ???!!!! > ガウリナゼルアメは許しそうですよ??!!この二人の事!! > 冥:いやぁ………… 琥:その場のノリだったんですよね………貴方………… >>作:しかも、『こういうのの方がスリルがあっていい』とかいう >> くそたわけた理由で。 >> アメリアやらゼルやらに了解を取ろうと言う気すら無かったそうな。 >> で、十七で駆け落ち、十八で六つ子出産………現在六つ子は三歳。 >> レノアちゃん大変ね。つーか手ェ早いねアンタ。 > > まい :十八で六人の子供を育てるのは大変ですね〜〜レノア、頑張って。 冥:僕も手伝ってまーす。 > >>冥:ほっとけ。お母様の陰謀だ。 >>作:ちなみに…いきなりなんの前触れもなしに駆け落ちされたガウリナゼルアメは………といえば………… >> とっくに二人の駆け落ち先発見してんのに、『もうそっとしといてやろう』で黙認していたりします。 >>冥:寛大と言うかいい加減というか………… >>作:そこで終われば話は早いんですけどね。 >> 十七年も兄妹やって、情の移っちゃったヤツが一人いる訳で… >>冥:…あう…ガーヴ… > > まい :ガーヴっすか・・・あの人は一旦情が移ったらとことん行きそうですね〜 > 冥:そこが長所でもあり短所でもあり。 >>作:四人は彼に二人の駆け落ち先を教えませんでシた。 >> つーかその判断は正しいです。 >> 『れぇのぉあぁぁっ!!ちくしょぉふぃりぃぃ殺ぉぉぉすっっ!!!』 >> 以上、二人を求めて旅に出ているシスコンにーちゃんでした。 > > まい :っく・・・あはははははははははははははは!!!!ガーヴ!!最高!! > 琥:ガーヴファンに叱られそうと思ったんですが(汗) >>冥:うあ…どこまでも妙なヤツ……… >> でも、ストーリー化する予定のない話にそんな設定つけんなよあんた… >>作:いやいや。何しろ私だから。 >> その内『番外編v』なんて事もやるかもしれんぞ。 > > まい :やって欲しいです!!!!私の我儘をど〜〜か!!お許し下さい!! > 琥:やりまーす。 >>冥:…………やるの? >>作:知らん。 >>冥:それよりも『五大魔族』終わらせるのが先じゃ無いの?キミは? >>作:はうっ!忘れてた! >>冥:ウソつけっ! >>作:はい。ウソです。現実逃避しただけです。 >>冥:いきなり認めるなぁぁっ!!! >>作:まぁ、そんな訳で。この話はこれでお終い、です。 >>冥:また会いましょうっ! >> >> >> >> >> >> >> >> >> 幕。 >> >> >> >> >> >> >>実は番外編のネタが一個あったり………… > > まい :見たいです〜〜〜〜!!!番外編〜〜〜〜!! > エル様:五月蝿い。少しは黙っとけ。 > まい :あう・・・それでは東さん。礼儀知らずな私ですので御気に障った所があるとは思いますが、 > よろしくお願い致します。私は紛れもなく、あなた様の一ファンですvv > エル様:これからも頑張ってね〜〜vv > まい :それでは!!!! > > > 琥:ご希望にお応えして………やろうと思うんですよ。 冥:ほう。 琥:三つのエピソードを紹介したいと思っています。 冥:楽しみにしててくださいねv 琥:イラストコーナーに、この話をパロディった 四コマでも投稿しようかな、とも思ってるんです。 冥:それでは、感想ありがとうございました。 琥:またお会いしましょう! 冥:ばいばーいvvv |
20958 | こーきたか!!!!!(笑)♪ | かお E-mail URL | 2002/6/1 21:01:40 |
記事番号20956へのコメント 東琥珀さんは No.20956「最終話…巡る巡る運命の環」で書きました。 > こんにちわ♪東琥珀さん♪ 転生話、終了、おめでとうなのです(はあと) > 回り続ける 運命の環 > > 巡る巡る 運命の環 > > それは決して止まらない > > それは決して変えられない > > 生き物は全てこの環に縛られている > > この運命の環を回すもの > > 金色に輝く 闇の王 > > 何よりも美しい 闇の母 > > > 魔族に生まれたと言うだけで > > 何も愛してはいけないの? > > 魔族に生まれたと言うだけで > > 幸せになる事はできないの? > > 僕は幸せになりたかった……… > > > 回り続ける 運命の環 > > 巡る巡る 運命の環 > > その運命の環を回すもの > > 金色に輝く 闇の王よ > > 僕に この環を 断ち切る 力を……………… > いいなぁ・・・(はあと) この表現(はあと) > > > > > > >ガーヴはすぐさま拒否した。 >もう人間生活が長いので、今更魔族に戻る気にはならない、と。 >シェーラもしばらく考えてから拒否した。 >覇王に自分は必要無いが、アメリアとゼルガディスに自分は必要だから、と。 優しいです(はあと) >僕は……………… >まだ結論が出せないでいる。 >………何か結論が出かけたんだけど………… >お母様の金色の瞳を見ていたら、何故か言葉に出来なく成ってしまった。 >お母様はいつまで経っても何も言わない僕を同じ様に何も言わずに見詰めていた。 >全てを見透かす様な瞳で、僕の心の奥底まで見られている様な気がした。 >お母様は仰った。 >『もうしばらく考えて早く結論出しなさい、あたしも暇じゃ無いんだから』と。 >なんで暇じゃ無いひとがこんな所でお酒に酔ってるのか突っ込んで聞いてみたかったけど、 >其れを聞く事は自分の寿命を縮める事なので黙って置いた。 > エル様・・(はあと) >僕は、お母様の言うとおり、しばらく考えて見る事にした。 >こういうのは一人で考えた方が結論が出易いだろう、とのシェーラの言葉通り、 >二階の僕の部屋に一人で閉じこもった。 >一階ではまだ宴会的なモノが続いているらしく、笑い声やらが響いてくる。 >僕はベッドに横になり、天窓から星を眺めてみた。 >いや、別にそうする必要があった訳でもないんだけど。 >なんとなく、てヤツだよ、そこのダンナ。(何処のダンナだ。) >星を眺めていると…なんだか今までにあった事が脳裏の奥に蘇って来た。 >………思えば今まで色んな事があったよね……………… >生まれた瞬間『ハイアンタは魔族だから世界破滅させんの頑張ってね』と言われ………… うわ!!!! それは・・・(滝汗) >状況に流れ流れて流されて……………… そーするしかないよな・・それは・・・(汗) >気が付いたら沢山いた部下達もみんないなくなっちゃって独りぼっちで……… >自業自得みたいなもんなんだけどさ……………………………… >僕が殺した様なもんなんだけどさ………………………………… >それでも独りぼっちは寂しくて……………………………… >寂しくて寂しくてたまらなくて………………………………… >お母様に滅ぼされた瞬間…………… >実は、ちょっぴりホッとした。…失礼な。マゾなんかじゃ無いよ。僕は。 >もう罪悪感とかに苛まれなくても済むんだな、と思ったんだ。 歌ってましたしね(はあと) >世界を滅ぼそうとした事が悪いとは思っていない。 >僕の思考回路がそういう風に創られていただけなんだから。 >でも、どう考えても子殺しと言うのは罪なのであって………………ね。 >だから、沢山痛くて苦しくて、ちょっぴり嬉しくてホッとした。あの瞬間。 >計画の失敗は残念だったけど。ま、仕方無いさね。 >………そして………… >全部終わった、滅んで全部バラバラになっちゃった………とか漠然と思ってたら………………… >細分化されてバラバラになったはずの意識が、未だに僕の元に有る事に気付いたんだ。 >これは多分、僕を復活させるために、お母様が混沌の中で僕の意識を拾い集めたんだろうね。 >つくづくご苦労様だネ。 ・・とゆーか、エル様なら一瞬では・・(笑) 「なんかぁ〜・・(はあと)、そだvv集めちゃえvvえいvv」 てな感じで・・(汗) >そんでもってまた状況に流されて…………リナ達の所に生まれ変わっちゃって……… これが面白かった!!! 妹・・とかいないのかなぁ・・(笑)←まて!! >五年間。 >ぶつぶつ文句言いながら楽しんでた。僕。 >シェーラやガーヴにもまた逢えた。 >『魔族に戻る』なんて事、もう完全に意識の外だった。ルナに一度言われるまで。 >魔族に戻る事なんか考えもせずに……………… >明日を楽しみながら生きる事を考えてた。 >結構幸せだったかも。 >………………………………………………………『幸せ』……………? >………………………………………………………生きていると言う事が? >………………………………………………………あの二人と再び逢えた事が? >…………………………………………………………………………………。 >くすくす………………… >思わず笑い出す僕。 >僕の心や意識、価値基準はすっかり人間になっていると言う事に気付いて。 > >魔族の『存在意義』『望み』は滅び。 >人間の『幸せ』『望み』は生存。 >今の僕の望みは『生きている』と言う今の状態の継続。 >もう、僕は人間になったんだね。 >生きる事が幸せなんだね…………… > >昔どっかの人間が言っていた。 > > > 魔族は 何も 愛しては いけない > > 愛する 事が できない > > 口で 何と 言ったって > > 心の奥底で 愛しているのは 自分だけ > > 自分以外の存在を 愛する事が 出来ないから > > 幸せに 成る事は 出来ない > > > > 魔族は 死ねば 復活し > > 魔族は 滅べば 全てが 終わり > > 生まれ変わる 事は 無い > > だから 魔族は ずっと 魔族のまま > > 自分以外の存在は 愛せない > > 幸せに 成る事は 出来ない > > >僕の今心の中にあるものは。 >確実に『自分以外の存在に対する』慈愛。 魔族にも、愛はあると私は踏んでいる・・(笑) 結構律儀だった、シェーラが何よりの証(はあと) 感情の起伏があるなら、あっても不思議じゃない♪ 人間はそれに気づかないだけ(爆!) > >僕は完全に理解していた。 >自分がもう『魔族の束縛』から抜け出している事を。 >お母様の気紛れによって。 >幸せになる権利を手に入れた事を………。 >魔族として生まれた者に与えられる運命の束縛を断ち切った事を。 > 運命の輪ですね(はあと) ・・運命の三姉妹!?(まて!) >魔族の力と引き替えに、運命を打破する力を手に入れた。 >永遠の命と引き替えに、幸せを手に入れた。 ・・・魔族には・・永遠・・なのかなぁ? ちと疑問に想ったり(汗) いや・・その世界が滅んだりしたら、一緒に消滅なわけだし。←(笑) > >高い買い物だと思うけど、間違っているとは思わない。 > 安い買い物です(はあと) >結論は出た。 >ベッドからぽんっ、と飛び降りる。 >なんだか頭が妙にスッキリしている。 >階下へ駆け下り、まだ宴会している四人の元へ駆け寄り………… >がすっ!! >勢いづいて、ガーヴの頭にラリアット。 >椅子から転げ落ちる五歳児サノル。 >「ってぇなぁっ!何しやがる!?」 >怒って詰め寄ってくる気の短いサノル。 >僕は彼の前で、にぃぃっ、と笑みを浮かべ………… >「ヤだなぁっvガーちゃん、キミと僕の仲じゃんかっvv細かい事気にしちゃダメだよぅっvvv」 義理の兄弟の仲です♪←(笑) >「どんな仲だっ!?…なんかお前言ってる事がワケわかんねーぞ…?」 >「あははははははははははははは」 >ひたすら馬鹿笑いしながらガーヴの肩をばしばし叩く僕。 >「なんか…ハイテンションになってますね…冥王様………」 >「酒…飲んでたっけ…?あの子?」 >「しっつれーだねぇっ!僕はいたってシラフだよぉっ♪」 >ただちょっと、幸せに気付いて舞い上がってるだけで。 >人を酒飲み扱いしたルナに一言文句を言い、なんとなく、黙って立っているのがもどかしく、 >シェーラとガーヴを二人まとめて抱き締める。 >「…………答が、出たようね」 >舞い上がっている僕を見ながら、静かに言うお母様。 >「意外と早かったわね…もっと迷うかと思ったんだけど」 >「ヒドいよお母様っ、僕そんなうじうじした子じゃ無いもん♪」 >シェーラとガーヴをほうり出し(あ、シェーラくらくらして柱で頭打ってる)お母様の元に駆け寄る僕。 >そのままお母様の頬にキスする。勢いってヤツ。 ・・・・こらこら(笑) >『あ゛。』 >ルナとガーヴとシェーラが同時にいろんな表情で呟く。 >お母様は少し驚いた様な顔をしてるけど、そう気にしてないみたい。 >だったらよしっ。 >出た答をお母様に告げる。 >「僕も、戻りませんっ!」 >「…………それで、いいのね?」 >「…………それで、いいんですっ!」 >にっこり笑う僕。 >お母様もつられたように、ふっ、と笑う。 >おお。機嫌が良いぞ。かなり。 >「部下Sは悲しむでしょうね」 >「…………『えす』?」 >「知らないの?相変わらず勉強不足ねー。あとがき読みなさい、あとがき」 とゆーか、魔族が後書きよんだら・・泣くぞぉ・・あれは・・(笑) 完全につかいぱしりにされてるSだし・・(笑) >ぺしぺし手に持った扇子(どこから出したそんなもん)で僕の頭をはたく。 エル様は、簡単に一瞬で何でもできますって(はあと) >「ま、とっとと決断してくれて良かったわ…そろそろ眠たいし」 >言って欠伸するお母様。 ・・・エル様・・寝る・・なんてするのか!? ・・いや、たぶん、面白そうだからというので、・・やるだろうなぁ・・(汗) >僕が結論を出すまで待っててくれたんだろうか………?もしかして………? >「あの」 >おずおず口を開くルナ。 >いつもの雰囲気なんか欠片もありゃしねー。 >「…魔族に戻るチャンスを与えるおつもりだったのなら……… >何故初めの時に、有無を言わさず転生させたのですか?この三人を?」 >「話すとちょっぴり長くなるんだけどね………」 >ついっ、と金色の瞳を細めるお母様。 >なんとなく猫を連想する僕。 >「まず、『人間だけが幸せになるってのは不公平よねー』て思ったのが始まりだったワケよ」 >うんうん自分で言って自分で頷くお母様。 >「で、世間一般で言われてるけど…『魔族は幸せになれない』てのは基本的に真実だからね。 >だったら人間にしちゃえばいいわーっ、てカンジでね」 >……………そんなんだったのか? エル様らしいです(はあと) >そんな理由で、眠ってた僕叩き起こして人間界に放り込んだんかい? >まぁ、結果的には良かったんだけどさぁ………… 気まぐれですから・・・(ぼくっ!!!)う・・ばた・・・・。 >「さっきも言ったけど、このプロジェクトの最終目標は、『魔族を幸せにしてあげること』よね。 >普通に人間として生きる幸せに目覚めてくれたらそこで話は終わり、なんだけどね………… >冥王、あんただけどーしても他の二人とは違ったタイプに見えたのよ。 >覇王将軍も魔竜王も目覚めてそのまま生きていきそうだと思ったけど。 >あんただけはなんかうじうじと魔族のプライドにしがみついてそうな気がしてね。ま、取り越し苦労だったけど」 >からからと笑うお母様。 >なんか今の、妙にカチンッ、と来たのは僕の気のせいだろうか。 姫:気のせい、気のせいvv ちなみに、なぜか、こいつが寝ているので代理よ♪ >「目的は『魔族を幸せにする事』。 >でももしアンタにとって、『人間として生きる事』が、『苦痛』以外の何でもないのなら、この企画は失敗よね。 >だから……………確かめに来たのよ。 >人間として幸せに生きているならそれでよし。 >もしアンタの幸せが『魔族に戻る事』以外に無いのなら、責任持って幸せにしてあげる…戻してあげるつもりだったの」 >そして、お母様はもう一度、にっこり優しい笑みを浮かべた。 >僕、シェーラ、ガーヴの順番にぺしぺしぺしっ、と頭をはたいて……… >「幸せになりなさいよ…このあたしが直々にチャンスをあげたんだから! >幸せにならないと許さないからねっ!」 >………………そこでにまりっ、と不吉な笑み。 >「………不幸になったりしたら、スコップがアンタ達を待ってるからね」 >……………………………………………………す…スコップっスか……… 姫:例の、Sをどつく用のスコップね(はあと) >思わず引き攣った笑みを浮かべる僕たち三人。 >神族側のルナは、敵が復活せずに済んで心底嬉しそうな顔をしていたりする。 薫:(止血しながら)ルナ・・それでいいのでしょうか?(汗) > >……………………とにかく、まぁ色々とあったけど。 >僕はこれから、人間として生きる。 >魔族としての運命を断ち切って。 >幸せになってみせる。僕は。 >『魔族は幸せになれない』なんて言ったヤツ、見返してやろうじゃないかっ! 見返しましょう!!ええ!! そして、そんなこといったやつを変わりに魔族にしてみましょう!!!!(爆!) > > > > > > > > 回り続ける 運命の環 > > 巡る巡る 運命の環 > > 為すすべもなく 巻き込まれた者 > > 必死で 抗った者 > > 己が手で 断ち切った者 > > > > 願わくば 貴方が > > 運命に 流され続ける事を 望まない > > 断ち切る者で ありますように…………………… > > いいなぁ・・・この表現(はあと) ほれました(はあと) > >言い訳あんど言い逃れ。 > > > >作:『運命の女神の与えたもう運命を拒否すべし』…………か…………… >冥:どこかのゲームの一節だね。 はははははははは(なんとなく想像ついた・・爆!) >作:私はゲームに人生教えられる事が多いなぁ…どーでもいいが… > 後から付け足し解説。 > 『フィブリゾ実は寂しかった説』はこの作者の魔族話書く上での基本。 >冥:『フィブリゾ実は滅ぼされた時少し嬉しかった説』もあるんだよね… > キミの頭の中には…………… >作:平気そうに見えても、実は心の中で子殺しの罪悪感に問われてる、てな。 >冥:キミのこの考え方の基本は…アニメコミックだっけ? >作:うん。スレイヤーズNEXTアニメコミック六巻。 > L様にやられてぼろぼろになった貴方が金色の光の中から出てくるトコ。 >冥:えーと…ここだね。(ぱらぱらページをめくる) >作:このコミックによると………貴方…………… > 歌ってるんですよぉぉっ!あの時ぃぃっ!!! > 小さい躰のあちこちえぐられて、ズタボロになった状態でぇぇ!! > 瀕死の躰でぇぇっっ!!?うあ気色悪ぅっ!!(失礼) > なんつーか、啓示みたいなもんを感じました。この図を見た瞬間。 とゆーか、TVでも、笑っているようなね安心した表情でしたもんねぇ(はあと) (まてまてぃぃぃ!!!!!) >冥:………啓示…………って………… >作:…話がズレました。 > この話、見ての通りかなり中途半端な終わり方をしてますよね。 >冥:だね。僕は結局幸せになったのかな? >作:気になる人のために。 > 作者の頭に浮かんだアフターストーリーを『おまけ』としてどうぞ。 >冥:おー。ぱちぱちぱち。 > わぁぁぁぁぁぃ!!!!!!!! >おまけ。 >……………時はそれから流れに流れ……………… >僕は二十一歳になっていた。 >「おはよー………」 >眠たい目をこすりながらふらふらと台所に向かう僕。 >台所には、規則正しい包丁の音。 >「おはようございます♪」 >「…いい加減敬語やめようよ…不自然だよ」 >苦笑いする僕。 >「あっ、すみません…慣れないもので…直しますね」 >「ほら、言ってるそばから敬語連発してるっ!」 >「あっ、すみませんっ!!」 >言って、また敬語な事に気付き、くくっ、と笑うレノア。 >僕の奥さん♪ >ぽーっとしてエプロン姿を見詰めていると………… ・・・・いいなぁ。見とれてるし(笑)フィリー♪ >「お父様ぁ」 >足下で声がする。 >下を見ると… >小さい女の子。 >にっこり笑ってコーヒーカップを差し出し… >「私が煎れたコーヒーですの♪どうぞ♪」 >「ありがとう」 >受け取ろうとしたその瞬間。 >「ちょっとちょっとーっ!!」 >もう一人同じ年頃の女の子が走ってきた。 >その手にコーヒーカップ。 >「なぁに抜け駆けしてるかなアンタはぁぁ!?フィリー様にはあたしのを飲んで頂くのっ!!」 >「………親に『フィリー様』はやめようよ………」 ましかましかましか!? >「いいですからいいですからっ!さ、これをお飲みになってっ!」 >「ズルいですわっ!私が先に煎れたんですのよっ!?」 うわ!?ひょっとして・・ヴェルダンディーとか・・(汗) あ・・あはははははは!!(滝汗) >二人が喧嘩を始めるのと同時に、奥からわらわらと女の子が四人走ってくる。 >それぞれの手にコーヒーやらオレンジジュースやら牛乳やら。 >それぞれ、僕に自分の持っている飲み物を飲ませようとする。 >…………ああ…………毎日コレだよ…………… >「………お母様…………遊んだね…………?」 >「いいじゃありませんか、にぎやかで♪」 >「いきなり六つ子って聞いた時は、まさか…って思ったんだけど…………図星だよ…………」 >「あの方は、みんなの魂をとっておかれたんですね」 >「……………だね………………」 >結婚してから間髪入れずレノアが身籠もった僕の子供達は。 >六つ子で、全員女の子だった。 間髪・・って・・・。 手が早いですねぇ。ヒ○トも早いし(まてぃ!!) >ははは……………びっくり。 >「はいはい………みんなのを飲むからね」 >「それより…早く食べないとさめちゃうわよっ!全員テーブルについてー」 >「あたしに命令できるのは…っ」 まがりなりにも、母親に向かって!!!(笑) >「早く席に付いて、お母さんの言う事をちゃんと聞くんだよ」 >「………はぁい…………」 >…………………………ま。 >ちょっとズレてる気もするけど。 >僕、今とっても幸せだよ。 ・・・ずれまくってるよーな気が・・(汗) ああ・・・彼女達が大人になったら・・どうるのやら・・(滝汗) 一人は、いいとしても(かなりまて!) >作:………………………………だそうです。 >冥:あ…あの六人…来ちゃったのね… >作:ヤなんですか? >冥:いやいやいやっ!そんな事は無いよっ!?(ぶんぶか首を横に振る) にぎやかですねぇ(はあと) >作:これで『ヤ』なんて答えた日にはあの方の鉄槌が下りますからね。 >冥:そぉかぁ…あの六人かぁ… >作:この六人がだれだかわかんない人は、『投稿小説2』で > 『五大魔族と五人の部下達人間界漫遊記』を読んでください。 > ………ところで…………一応言っておきますが、フィリーは十七でレノアと駆け落ちしました。 おおおおおお!!!!! なんて情熱派!!!!(まて!) >冥:かけおちぃぃぃっっっっ!!!!!!!???? >作:しかも、『こういうのの方がスリルがあっていい』とかいう > くそたわけた理由で。 > アメリアやらゼルやらに了解を取ろうと言う気すら無かったそうな。 > で、十七で駆け落ち、十八で六つ子出産………現在六つ子は三歳。 > レノアちゃん大変ね。つーか手ェ早いねアンタ。 育てるの・・大変だったでしょうねぇ・・・・(笑) どーやら、記憶もってるし(爆!) >冥:ほっとけ。お母様の陰謀だ。 でも、やったのはフィリーですよ?(はあと) ・・・・ガウリイ並!?(さらにまて!) >作:ちなみに…いきなりなんの前触れもなしに駆け落ちされたガウリナゼルアメは………といえば………… > とっくに二人の駆け落ち先発見してんのに、『もうそっとしといてやろう』で黙認していたりします。 >冥:寛大と言うかいい加減というか………… まあ・・・あの二人だし・・・・。 ガウリイにしてみれば。 「リナvvまた子供つくろうなvv」 「な゛///」 とかいって、リナを困らせているような気が・・(笑) ちなみに、フィリーの妹、弟はいるのかな?(笑) あのガウリイが一人ですます・・とは私には思えない・・(爆!) >作:そこで終われば話は早いんですけどね。 > 十七年も兄妹やって、情の移っちゃったヤツが一人いる訳で… >冥:…あう…ガーヴ… ・・・・・完全に人間してますね・・・・。 ま・・まあ、千年も人間やってた彼ですからねぇ・・・。(水竜王の束縛で) >作:四人は彼に二人の駆け落ち先を教えませんでシた。 > つーかその判断は正しいです。 > 『れぇのぉあぁぁっ!!ちくしょぉふぃりぃぃ殺ぉぉぉすっっ!!!』 > 以上、二人を求めて旅に出ているシスコンにーちゃんでした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・あーた・・・・。 それ・・・・。 ヴァルが見たら・・泣くぞ?(笑) >冥:うあ…どこまでも妙なヤツ……… > でも、ストーリー化する予定のない話にそんな設定つけんなよあんた… >作:いやいや。何しろ私だから。 > その内『番外編v』なんて事もやるかもしれんぞ。 >冥:…………やるの? >作:知らん。 見たい、みたいぃぃぃぃぃい!!!!!!!!!!! >冥:それよりも『五大魔族』終わらせるのが先じゃ無いの?キミは? >作:はうっ!忘れてた! >冥:ウソつけっ! >作:はい。ウソです。現実逃避しただけです。 >冥:いきなり認めるなぁぁっ!!! >作:まぁ、そんな訳で。この話はこれでお終い、です。 >冥:また会いましょうっ! はい!!!! 番外偏!!まってます!!! 神魔戦争の話しも待ってます!!!! 降魔戦争の話しも!!!!(まて!!)←なにげに強調(笑) > 幕。 >実は番外編のネタが一個あったり………… 読みたいですぅぅぅぅう!!!!! いや・・まじで・・(笑) ではでは、お疲れさまでしたのです!! また、今度は、五代魔族であいましょう!!それか、番外で(はあと) ではでは!!! |
20973 | うーむフィブ様精力絶りごふっ!!! | 東琥珀 | 2002/6/4 19:31:57 |
記事番号20958へのコメント かおさんは No.20958「こーきたか!!!!!(笑)♪」で書きました。 > >東琥珀さんは No.20956「最終話…巡る巡る運命の環」で書きました。 >> >こんにちわ♪東琥珀さん♪ >転生話、終了、おめでとうなのです(はあと) 終了させてから気が付いた。 この話、実はこれからが本番だということに。(こらこらこらこら) >> 回り続ける 運命の環 >> >> 巡る巡る 運命の環 >> >> それは決して止まらない >> >> それは決して変えられない >> >> 生き物は全てこの環に縛られている >> >> この運命の環を回すもの >> >> 金色に輝く 闇の王 >> >> 何よりも美しい 闇の母 >> >> >> 魔族に生まれたと言うだけで >> >> 何も愛してはいけないの? >> >> 魔族に生まれたと言うだけで >> >> 幸せになる事はできないの? >> >> 僕は幸せになりたかった……… >> >> >> 回り続ける 運命の環 >> >> 巡る巡る 運命の環 >> >> その運命の環を回すもの >> >> 金色に輝く 闇の王よ >> >> 僕に この環を 断ち切る 力を……………… >> >いいなぁ・・・(はあと) >この表現(はあと) そぉですか?(てれてれ) こぉいぅ文好きなんで、考えるのも楽しいんです。 呪文詠唱のカオス・ワーズも考えるの大好き。 …でもっ!でもっ!! 私は魔族話主体だから、カオスワーズを出す所がない(涙) 誰かもらってくれぇぇっっ!!!この魔法のアイディアっ!! 私の頭の中で腐らせるの勿体ないぃぃっ!!! >> >> >> >> >> >> >>ガーヴはすぐさま拒否した。 >>もう人間生活が長いので、今更魔族に戻る気にはならない、と。 >>シェーラもしばらく考えてから拒否した。 >>覇王に自分は必要無いが、アメリアとゼルガディスに自分は必要だから、と。 >優しいです(はあと) あの子はのぅ……… 本当は優しい子だと信じています………私は……… >>僕は……………… >>まだ結論が出せないでいる。 >>………何か結論が出かけたんだけど………… >>お母様の金色の瞳を見ていたら、何故か言葉に出来なく成ってしまった。 >>お母様はいつまで経っても何も言わない僕を同じ様に何も言わずに見詰めていた。 >>全てを見透かす様な瞳で、僕の心の奥底まで見られている様な気がした。 >>お母様は仰った。 >>『もうしばらく考えて早く結論出しなさい、あたしも暇じゃ無いんだから』と。 >>なんで暇じゃ無いひとがこんな所でお酒に酔ってるのか突っ込んで聞いてみたかったけど、 >>其れを聞く事は自分の寿命を縮める事なので黙って置いた。 >> >エル様・・(はあと) この人のこういう所が好きだ…私は… 行動…いや存在自体矛盾しまくりの所が。 >>僕は、お母様の言うとおり、しばらく考えて見る事にした。 >>こういうのは一人で考えた方が結論が出易いだろう、とのシェーラの言葉通り、 >>二階の僕の部屋に一人で閉じこもった。 >>一階ではまだ宴会的なモノが続いているらしく、笑い声やらが響いてくる。 >>僕はベッドに横になり、天窓から星を眺めてみた。 >>いや、別にそうする必要があった訳でもないんだけど。 >>なんとなく、てヤツだよ、そこのダンナ。(何処のダンナだ。) >>星を眺めていると…なんだか今までにあった事が脳裏の奥に蘇って来た。 >>………思えば今まで色んな事があったよね……………… >>生まれた瞬間『ハイアンタは魔族だから世界破滅させんの頑張ってね』と言われ………… >うわ!!!! >それは・・・(滝汗) 『運命』としか言いようがありませんからね。こりは…(汗) >>状況に流れ流れて流されて……………… >そーするしかないよな・・それは・・・(汗) ハイ。 流されなかったらガーヴ路線(裏切り者の道)直行っス。 >>気が付いたら沢山いた部下達もみんないなくなっちゃって独りぼっちで……… >>自業自得みたいなもんなんだけどさ……………………………… >>僕が殺した様なもんなんだけどさ………………………………… >>それでも独りぼっちは寂しくて……………………………… >>寂しくて寂しくてたまらなくて………………………………… >>お母様に滅ぼされた瞬間…………… >>実は、ちょっぴりホッとした。…失礼な。マゾなんかじゃ無いよ。僕は。 >>もう罪悪感とかに苛まれなくても済むんだな、と思ったんだ。 >歌ってましたしね(はあと) ふんふんふ〜ん♪と。 >>世界を滅ぼそうとした事が悪いとは思っていない。 >>僕の思考回路がそういう風に創られていただけなんだから。 >>でも、どう考えても子殺しと言うのは罪なのであって………………ね。 >>だから、沢山痛くて苦しくて、ちょっぴり嬉しくてホッとした。あの瞬間。 >>計画の失敗は残念だったけど。ま、仕方無いさね。 >>………そして………… >>全部終わった、滅んで全部バラバラになっちゃった………とか漠然と思ってたら………………… >>細分化されてバラバラになったはずの意識が、未だに僕の元に有る事に気付いたんだ。 >>これは多分、僕を復活させるために、お母様が混沌の中で僕の意識を拾い集めたんだろうね。 >>つくづくご苦労様だネ。 >・・とゆーか、エル様なら一瞬では・・(笑) >「なんかぁ〜・・(はあと)、そだvv集めちゃえvvえいvv」 >てな感じで・・(汗) 私は…………… あの、公園に良くいるゴミ拾いオバサンの格好をしたお母様希望……… それでフィブリゾ様の魂拾い集めるの…(ぅヲイ) (私、フィブの影響でL様のコト『お母様』て呼んじゃうんですよね…) >>そんでもってまた状況に流されて…………リナ達の所に生まれ変わっちゃって……… >これが面白かった!!! >妹・・とかいないのかなぁ・・(笑)←まて!! いるかもですねぇ。 >>五年間。 >>ぶつぶつ文句言いながら楽しんでた。僕。 >>シェーラやガーヴにもまた逢えた。 >>『魔族に戻る』なんて事、もう完全に意識の外だった。ルナに一度言われるまで。 >>魔族に戻る事なんか考えもせずに……………… >>明日を楽しみながら生きる事を考えてた。 >>結構幸せだったかも。 >>………………………………………………………『幸せ』……………? >>………………………………………………………生きていると言う事が? >>………………………………………………………あの二人と再び逢えた事が? >>…………………………………………………………………………………。 >>くすくす………………… >>思わず笑い出す僕。 >>僕の心や意識、価値基準はすっかり人間になっていると言う事に気付いて。 >> >>魔族の『存在意義』『望み』は滅び。 >>人間の『幸せ』『望み』は生存。 >>今の僕の望みは『生きている』と言う今の状態の継続。 >>もう、僕は人間になったんだね。 >>生きる事が幸せなんだね…………… >> >>昔どっかの人間が言っていた。 >> >> >> 魔族は 何も 愛しては いけない >> >> 愛する 事が できない >> >> 口で 何と 言ったって >> >> 心の奥底で 愛しているのは 自分だけ >> >> 自分以外の存在を 愛する事が 出来ないから >> >> 幸せに 成る事は 出来ない >> >> >> >> 魔族は 死ねば 復活し >> >> 魔族は 滅べば 全てが 終わり >> >> 生まれ変わる 事は 無い >> >> だから 魔族は ずっと 魔族のまま >> >> 自分以外の存在は 愛せない >> >> 幸せに 成る事は 出来ない >> >> >>僕の今心の中にあるものは。 >>確実に『自分以外の存在に対する』慈愛。 >魔族にも、愛はあると私は踏んでいる・・(笑) >結構律儀だった、シェーラが何よりの証(はあと) >感情の起伏があるなら、あっても不思議じゃない♪ >人間はそれに気づかないだけ(爆!) 私もそぉ思うが………… スクルド見てても……………… でも、深い心の奥底での『一番』はやはり『自分自身』なんですよ… 魔族という生き物は。 >> >>僕は完全に理解していた。 >>自分がもう『魔族の束縛』から抜け出している事を。 >>お母様の気紛れによって。 >>幸せになる権利を手に入れた事を………。 >>魔族として生まれた者に与えられる運命の束縛を断ち切った事を。 >> >運命の輪ですね(はあと) >・・運命の三姉妹!?(まて!) うるどすくるどう゛ぇるだんでぃー。 >>魔族の力と引き替えに、運命を打破する力を手に入れた。 >>永遠の命と引き替えに、幸せを手に入れた。 >・・・魔族には・・永遠・・なのかなぁ? >ちと疑問に想ったり(汗) >いや・・その世界が滅んだりしたら、一緒に消滅なわけだし。←(笑) 消滅しなかったら永遠だし。(キッパリ) フィブリゾ様には悪いけど、あの世界もう壊滅は無理だろぉ。 魔族も不景気っスし。 >> >>高い買い物だと思うけど、間違っているとは思わない。 >> >安い買い物です(はあと) まぁ。 安いと言えば安いですな。 >>結論は出た。 >>ベッドからぽんっ、と飛び降りる。 >>なんだか頭が妙にスッキリしている。 >>階下へ駆け下り、まだ宴会している四人の元へ駆け寄り………… >>がすっ!! >>勢いづいて、ガーヴの頭にラリアット。 >>椅子から転げ落ちる五歳児サノル。 >>「ってぇなぁっ!何しやがる!?」 >>怒って詰め寄ってくる気の短いサノル。 >>僕は彼の前で、にぃぃっ、と笑みを浮かべ………… >>「ヤだなぁっvガーちゃん、キミと僕の仲じゃんかっvv細かい事気にしちゃダメだよぅっvvv」 >義理の兄弟の仲です♪←(笑) ハイv 義理の兄弟でございますーvv(待て) >>「どんな仲だっ!?…なんかお前言ってる事がワケわかんねーぞ…?」 >>「あははははははははははははは」 >>ひたすら馬鹿笑いしながらガーヴの肩をばしばし叩く僕。 >>「なんか…ハイテンションになってますね…冥王様………」 >>「酒…飲んでたっけ…?あの子?」 >>「しっつれーだねぇっ!僕はいたってシラフだよぉっ♪」 >>ただちょっと、幸せに気付いて舞い上がってるだけで。 >>人を酒飲み扱いしたルナに一言文句を言い、なんとなく、黙って立っているのがもどかしく、 >>シェーラとガーヴを二人まとめて抱き締める。 >>「…………答が、出たようね」 >>舞い上がっている僕を見ながら、静かに言うお母様。 >>「意外と早かったわね…もっと迷うかと思ったんだけど」 >>「ヒドいよお母様っ、僕そんなうじうじした子じゃ無いもん♪」 >>シェーラとガーヴをほうり出し(あ、シェーラくらくらして柱で頭打ってる)お母様の元に駆け寄る僕。 >>そのままお母様の頬にキスする。勢いってヤツ。 >・・・・こらこら(笑) ちゅっvと。(こら) >>『あ゛。』 >>ルナとガーヴとシェーラが同時にいろんな表情で呟く。 >>お母様は少し驚いた様な顔をしてるけど、そう気にしてないみたい。 >>だったらよしっ。 >>出た答をお母様に告げる。 >>「僕も、戻りませんっ!」 >>「…………それで、いいのね?」 >>「…………それで、いいんですっ!」 >>にっこり笑う僕。 >>お母様もつられたように、ふっ、と笑う。 >>おお。機嫌が良いぞ。かなり。 >>「部下Sは悲しむでしょうね」 >>「…………『えす』?」 >>「知らないの?相変わらず勉強不足ねー。あとがき読みなさい、あとがき」 >とゆーか、魔族が後書きよんだら・・泣くぞぉ・・あれは・・(笑) >完全につかいぱしりにされてるSだし・・(笑) ダルフ辺り読んでそうな気も………… >>ぺしぺし手に持った扇子(どこから出したそんなもん)で僕の頭をはたく。 >エル様は、簡単に一瞬で何でもできますって(はあと) >>「ま、とっとと決断してくれて良かったわ…そろそろ眠たいし」 >>言って欠伸するお母様。 >・・・エル様・・寝る・・なんてするのか!? >・・いや、たぶん、面白そうだからというので、・・やるだろうなぁ・・(汗) 私の世界じゃ魔族も寝てます。(ぅヲイ) なら混沌姉様も寝るでしょぉ。(ヲーイ) >>僕が結論を出すまで待っててくれたんだろうか………?もしかして………? >>「あの」 >>おずおず口を開くルナ。 >>いつもの雰囲気なんか欠片もありゃしねー。 >>「…魔族に戻るチャンスを与えるおつもりだったのなら……… >>何故初めの時に、有無を言わさず転生させたのですか?この三人を?」 >>「話すとちょっぴり長くなるんだけどね………」 >>ついっ、と金色の瞳を細めるお母様。 >>なんとなく猫を連想する僕。 >>「まず、『人間だけが幸せになるってのは不公平よねー』て思ったのが始まりだったワケよ」 >>うんうん自分で言って自分で頷くお母様。 >>「で、世間一般で言われてるけど…『魔族は幸せになれない』てのは基本的に真実だからね。 >>だったら人間にしちゃえばいいわーっ、てカンジでね」 >>……………そんなんだったのか? >エル様らしいです(はあと) あの方はこんな人〜♪ >>そんな理由で、眠ってた僕叩き起こして人間界に放り込んだんかい? >>まぁ、結果的には良かったんだけどさぁ………… >気まぐれですから・・・(ぼくっ!!!)う・・ばた・・・・。 はい。 世界一の気紛れ女です。 >>「さっきも言ったけど、このプロジェクトの最終目標は、『魔族を幸せにしてあげること』よね。 >>普通に人間として生きる幸せに目覚めてくれたらそこで話は終わり、なんだけどね………… >>冥王、あんただけどーしても他の二人とは違ったタイプに見えたのよ。 >>覇王将軍も魔竜王も目覚めてそのまま生きていきそうだと思ったけど。 >>あんただけはなんかうじうじと魔族のプライドにしがみついてそうな気がしてね。ま、取り越し苦労だったけど」 >>からからと笑うお母様。 >>なんか今の、妙にカチンッ、と来たのは僕の気のせいだろうか。 > 姫:気のせい、気のせいvv > ちなみに、なぜか、こいつが寝ているので代理よ♪ 死なない程度に頑張ってください。かおさん。(ヲイ) >>「目的は『魔族を幸せにする事』。 >>でももしアンタにとって、『人間として生きる事』が、『苦痛』以外の何でもないのなら、この企画は失敗よね。 >>だから……………確かめに来たのよ。 >>人間として幸せに生きているならそれでよし。 >>もしアンタの幸せが『魔族に戻る事』以外に無いのなら、責任持って幸せにしてあげる…戻してあげるつもりだったの」 >>そして、お母様はもう一度、にっこり優しい笑みを浮かべた。 >>僕、シェーラ、ガーヴの順番にぺしぺしぺしっ、と頭をはたいて……… >>「幸せになりなさいよ…このあたしが直々にチャンスをあげたんだから! >>幸せにならないと許さないからねっ!」 >>………………そこでにまりっ、と不吉な笑み。 >>「………不幸になったりしたら、スコップがアンタ達を待ってるからね」 >>……………………………………………………す…スコップっスか……… > 姫:例の、Sをどつく用のスコップね(はあと) ほぼ毎日S様の頭に突き刺さっているであろうスコップです。 >>思わず引き攣った笑みを浮かべる僕たち三人。 >>神族側のルナは、敵が復活せずに済んで心底嬉しそうな顔をしていたりする。 > 薫:(止血しながら)ルナ・・それでいいのでしょうか?(汗) いいんじゃないでしょーか。(遠い目) ルナ、L様にパンチして、生きてるだけでも幸せなんでしょー。今。 舞い上がってますよ。ルナも。 >> >>……………………とにかく、まぁ色々とあったけど。 >>僕はこれから、人間として生きる。 >>魔族としての運命を断ち切って。 >>幸せになってみせる。僕は。 >>『魔族は幸せになれない』なんて言ったヤツ、見返してやろうじゃないかっ! >見返しましょう!!ええ!! >そして、そんなこといったやつを変わりに魔族にしてみましょう!!!!(爆!) 幸せになっておくれ………フィブ様………(懇願) >> >> >> >> >> >> >> >> 回り続ける 運命の環 >> >> 巡る巡る 運命の環 >> >> 為すすべもなく 巻き込まれた者 >> >> 必死で 抗った者 >> >> 己が手で 断ち切った者 >> >> >> >> 願わくば 貴方が >> >> 運命に 流され続ける事を 望まない >> >> 断ち切る者で ありますように…………………… >> >> >いいなぁ・・・この表現(はあと) >ほれました(はあと) 私の考えブチまけただけだったり(汗) 私…この年まで色々有りすぎた所為で、 『死とは何か』『生とは何か』『悪とは何か』『正義とは何か』『運命とは何か』の、 自分なりの答が全部出てしまっているんです。 老けた中学生(笑) 私にとって『運命』とは自分で決めるもの。 自分自身の手で切り開くもの。 『運命』から逃れきれずに散った人も沢山いるのでしょうが……… 私は逃れてみせます。 ええ。絶対に。 > >> >>言い訳あんど言い逃れ。 >> >> >> >>作:『運命の女神の与えたもう運命を拒否すべし』…………か…………… >>冥:どこかのゲームの一節だね。 >はははははははは(なんとなく想像ついた・・爆!) 勇敢な人間の魂、女神に宿りて戦地に立つ…(遠い目) >>作:私はゲームに人生教えられる事が多いなぁ…どーでもいいが… >> 後から付け足し解説。 >> 『フィブリゾ実は寂しかった説』はこの作者の魔族話書く上での基本。 >>冥:『フィブリゾ実は滅ぼされた時少し嬉しかった説』もあるんだよね… >> キミの頭の中には…………… >>作:平気そうに見えても、実は心の中で子殺しの罪悪感に問われてる、てな。 >>冥:キミのこの考え方の基本は…アニメコミックだっけ? >>作:うん。スレイヤーズNEXTアニメコミック六巻。 >> L様にやられてぼろぼろになった貴方が金色の光の中から出てくるトコ。 >>冥:えーと…ここだね。(ぱらぱらページをめくる) >>作:このコミックによると………貴方…………… >> 歌ってるんですよぉぉっ!あの時ぃぃっ!!! >> 小さい躰のあちこちえぐられて、ズタボロになった状態でぇぇ!! >> 瀕死の躰でぇぇっっ!!?うあ気色悪ぅっ!!(失礼) >> なんつーか、啓示みたいなもんを感じました。この図を見た瞬間。 >とゆーか、TVでも、笑っているようなね安心した表情でしたもんねぇ(はあと) >(まてまてぃぃぃ!!!!!) ああ……… 未だにあのシーンを直視できねー俺。 >>冥:………啓示…………って………… >>作:…話がズレました。 >> この話、見ての通りかなり中途半端な終わり方をしてますよね。 >>冥:だね。僕は結局幸せになったのかな? >>作:気になる人のために。 >> 作者の頭に浮かんだアフターストーリーを『おまけ』としてどうぞ。 >>冥:おー。ぱちぱちぱち。 >> >わぁぁぁぁぁぃ!!!!!!!! ふふふふふふふ(怖) > >>おまけ。 > >>……………時はそれから流れに流れ……………… >>僕は二十一歳になっていた。 >>「おはよー………」 >>眠たい目をこすりながらふらふらと台所に向かう僕。 >>台所には、規則正しい包丁の音。 >>「おはようございます♪」 >>「…いい加減敬語やめようよ…不自然だよ」 >>苦笑いする僕。 >>「あっ、すみません…慣れないもので…直しますね」 >>「ほら、言ってるそばから敬語連発してるっ!」 >>「あっ、すみませんっ!!」 >>言って、また敬語な事に気付き、くくっ、と笑うレノア。 >>僕の奥さん♪ >>ぽーっとしてエプロン姿を見詰めていると………… >・・・・いいなぁ。見とれてるし(笑)フィリー♪ ラブラブバカップル夫婦な予定…この二人… >>「お父様ぁ」 >>足下で声がする。 >>下を見ると… >>小さい女の子。 >>にっこり笑ってコーヒーカップを差し出し… >>「私が煎れたコーヒーですの♪どうぞ♪」 >>「ありがとう」 >>受け取ろうとしたその瞬間。 >>「ちょっとちょっとーっ!!」 >>もう一人同じ年頃の女の子が走ってきた。 >>その手にコーヒーカップ。 >>「なぁに抜け駆けしてるかなアンタはぁぁ!?フィリー様にはあたしのを飲んで頂くのっ!!」 >>「………親に『フィリー様』はやめようよ………」 >ましかましかましか!? ええ。 まさか。 >>「いいですからいいですからっ!さ、これをお飲みになってっ!」 >>「ズルいですわっ!私が先に煎れたんですのよっ!?」 >うわ!?ひょっとして・・ヴェルダンディーとか・・(汗) >あ・・あはははははは!!(滝汗) ほ・か・に・いなぁぁぁぁぁいっっ!!!!!(爆笑) >>二人が喧嘩を始めるのと同時に、奥からわらわらと女の子が四人走ってくる。 >>それぞれの手にコーヒーやらオレンジジュースやら牛乳やら。 >>それぞれ、僕に自分の持っている飲み物を飲ませようとする。 >>…………ああ…………毎日コレだよ…………… >>「………お母様…………遊んだね…………?」 >>「いいじゃありませんか、にぎやかで♪」 >>「いきなり六つ子って聞いた時は、まさか…って思ったんだけど…………図星だよ…………」 >>「あの方は、みんなの魂をとっておかれたんですね」 >>「……………だね………………」 >>結婚してから間髪入れずレノアが身籠もった僕の子供達は。 >>六つ子で、全員女の子だった。 >間髪・・って・・・。 >手が早いですねぇ。ヒ○トも早いし(まてぃ!!) 早いっスねぇ…………(遠い目+赤面) >>ははは……………びっくり。 >>「はいはい………みんなのを飲むからね」 >>「それより…早く食べないとさめちゃうわよっ!全員テーブルについてー」 >>「あたしに命令できるのは…っ」 >まがりなりにも、母親に向かって!!!(笑) スクルドにとって彼女は『同期の桜』(←ぅををいっっっ!!!!!?) >>「早く席に付いて、お母さんの言う事をちゃんと聞くんだよ」 >>「………はぁい…………」 >>…………………………ま。 >>ちょっとズレてる気もするけど。 >>僕、今とっても幸せだよ。 >・・・ずれまくってるよーな気が・・(汗) >ああ・・・彼女達が大人になったら・・どうるのやら・・(滝汗) >一人は、いいとしても(かなりまて!) わくわくですね………(こぉら) >>作:………………………………だそうです。 >>冥:あ…あの六人…来ちゃったのね… >>作:ヤなんですか? >>冥:いやいやいやっ!そんな事は無いよっ!?(ぶんぶか首を横に振る) >にぎやかですねぇ(はあと) チャンネル争い大変だなぁ………(TVなんか無いよっ!!) >>作:これで『ヤ』なんて答えた日にはあの方の鉄槌が下りますからね。 >>冥:そぉかぁ…あの六人かぁ… >>作:この六人がだれだかわかんない人は、『投稿小説2』で >> 『五大魔族と五人の部下達人間界漫遊記』を読んでください。 >> ………ところで…………一応言っておきますが、フィリーは十七でレノアと駆け落ちしました。 >おおおおおお!!!!! >なんて情熱派!!!!(まて!) ちなみに……………… レノアの十七歳の誕生日に駆け落ちしました。 >>冥:かけおちぃぃぃっっっっ!!!!!!!???? >>作:しかも、『こういうのの方がスリルがあっていい』とかいう >> くそたわけた理由で。 >> アメリアやらゼルやらに了解を取ろうと言う気すら無かったそうな。 >> で、十七で駆け落ち、十八で六つ子出産………現在六つ子は三歳。 >> レノアちゃん大変ね。つーか手ェ早いねアンタ。 >育てるの・・大変だったでしょうねぇ・・・・(笑) >どーやら、記憶もってるし(爆!) スクルド転生体にいびられそう…レノア… >>冥:ほっとけ。お母様の陰謀だ。 >でも、やったのはフィリーですよ?(はあと) >・・・・ガウリイ並!?(さらにまて!) いや。それ以上。(もっと待て!!) >>作:ちなみに…いきなりなんの前触れもなしに駆け落ちされたガウリナゼルアメは………といえば………… >> とっくに二人の駆け落ち先発見してんのに、『もうそっとしといてやろう』で黙認していたりします。 >>冥:寛大と言うかいい加減というか………… >まあ・・・あの二人だし・・・・。 >ガウリイにしてみれば。 >「リナvvまた子供つくろうなvv」 >「な゛///」 >とかいって、リナを困らせているような気が・・(笑) >ちなみに、フィリーの妹、弟はいるのかな?(笑) >あのガウリイが一人ですます・・とは私には思えない・・(爆!) いまぁぁっす!!!! 妹が一人ぃぃっっっっ!!!!! 誰かはお楽しみぃぃっっっ!!! というか…『五大魔族』で、彼女殺してから書かないと… 先に其れ書いたらバレちゃうや…『彼女』が神魔戦争で散るコト……… >>作:そこで終われば話は早いんですけどね。 >> 十七年も兄妹やって、情の移っちゃったヤツが一人いる訳で… >>冥:…あう…ガーヴ… >・・・・・完全に人間してますね・・・・。 >ま・・まあ、千年も人間やってた彼ですからねぇ・・・。(水竜王の束縛で) もぉ人間です………主義も思想も思考回路も……… >>作:四人は彼に二人の駆け落ち先を教えませんでシた。 >> つーかその判断は正しいです。 >> 『れぇのぉあぁぁっ!!ちくしょぉふぃりぃぃ殺ぉぉぉすっっ!!!』 >> 以上、二人を求めて旅に出ているシスコンにーちゃんでした。 >・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 >・・・・あーた・・・・。 >それ・・・・。 >ヴァルが見たら・・泣くぞ?(笑) 泣きますね。 絶対。 「がーう゛さまぁぁぁ…………………………」と。 >>冥:うあ…どこまでも妙なヤツ……… >> でも、ストーリー化する予定のない話にそんな設定つけんなよあんた… >>作:いやいや。何しろ私だから。 >> その内『番外編v』なんて事もやるかもしれんぞ。 >>冥:…………やるの? >>作:知らん。 >見たい、みたいぃぃぃぃぃい!!!!!!!!!!! やります。 ご希望にお応え。(決断早いってばよ) >>冥:それよりも『五大魔族』終わらせるのが先じゃ無いの?キミは? >>作:はうっ!忘れてた! >>冥:ウソつけっ! >>作:はい。ウソです。現実逃避しただけです。 >>冥:いきなり認めるなぁぁっ!!! >>作:まぁ、そんな訳で。この話はこれでお終い、です。 >>冥:また会いましょうっ! >はい!!!! >番外偏!!まってます!!! >神魔戦争の話しも待ってます!!!! >降魔戦争の話しも!!!!(まて!!)←なにげに強調(笑) がんばりまぁぁぁっっす!!!!!! そろそろ『五大魔族』は再開しようかと………… 多分、あの今あるツリーが堕ちる頃には。 >> 幕。 > >>実は番外編のネタが一個あったり………… >読みたいですぅぅぅぅう!!!!! >いや・・まじで・・(笑) >ではでは、お疲れさまでしたのです!! >また、今度は、五代魔族であいましょう!!それか、番外で(はあと) >ではでは!!! > > ネタが三個に増えましたv(ヲイ) |