◆−お久しぶりなのです。−白河綜 (2002/7/18 00:02:19) No.21218 ┗黄金の支柱(きんのしちゅう) プロローグ−白河綜 (2002/7/18 00:06:25) No.21219 ┣今日も素敵に嵐の予感(爆)−むくぅ (2002/7/18 06:56:18) No.21220 ┃┗南の海上で台風グロウが……(ソレは真剣にまずいって)−白河綜 (2002/7/18 23:34:50) No.21222 ┣フィーがうまれるぅぅぅ!!!!!!−かお (2002/7/19 09:55:10) No.21223 ┃┗今回は出番無しですが(^^;−白河綜 (2002/7/21 01:00:48) No.21232 ┣騒動の予感(はあと)−まい (2002/7/19 18:51:57) No.21226 ┃┗戦闘シーンはないかもです(爆)−白河綜 (2002/7/21 01:55:20) No.21233 ┣何が起こるのか?!アメリア!!−海藤雄馬 (2002/7/19 21:56:53) No.21227 ┃┗ごめんアメリア!(何)−白河綜 (2002/7/21 02:12:51) No.21234 ┗黄金の支柱(きんのしちゅう) 1−白河綜 (2002/7/23 22:48:46) No.21242 ┣お互いに、仲間思いのリナたちは、何と素敵でおられることかv−むくぅ (2002/7/24 11:30:51) No.21245 ┃┗背後から 迫ってくるよ 彼人が 鎌を片手に 笑みを浮かべて−白河綜 (2002/7/24 21:58:23) No.21253 ┣ほのぼの?ほのぼのですね!!−海藤雄馬 (2002/7/26 09:37:58) No.21263 ┃┗みたいです(爆)−白河綜 (2002/7/28 20:55:58) No.21272 ┣なにやら・・・−春祭あられ (2002/7/29 09:09:07) No.21277 ┃┗にやり。(何)−白河綜 (2002/7/30 22:24:45) No.21290 ┣こちらでは、はじめましてなのです!−藤原清貫 (2002/8/1 00:23:09) No.21297 ┃┗こちらこそ!−白河綜 (2002/8/5 18:18:45) No.21330 ┣出遅れた〜〜〜〜!!!!!−らん (2002/8/2 19:55:10) No.21312 ┃┗そしてレスはさらに遅れ(汗)−白河綜 (2002/8/5 21:27:16) No.21332 ┗はじめまして、遅くなってしまいました。−猫楽者 (2002/8/10 00:10:33) No.21376 ┗そんなこと無いですっ! ありがとうございますvv−白河綜 (2002/8/10 23:39:16) NEW No.21383
21218 | お久しぶりなのです。 | 白河綜 E-mail URL | 2002/7/18 00:02:19 |
えー……っと(汗) 初めましての方、初めまして。 お久しぶりですの方、お久しぶりです。白河綜なのです。 ……どれくらいぶりでしょう? 二ヶ月くらいでしょうか? なんにしても、予告していたモノなのです。 もしかしなくとも連載モノです。すみません(汗) 今回の主役はアメリアさんとオリキャラその2・ファレス君になる予定です。 …………で。 そうなのです。問題はこのオリキャラなのですっ!! 一応今のところ出す予定のオリキャラは、「希少価値の希少価値たる所以」&「闇の残り香」から出しているキャラなので、ここで初めましての方々はこんがらがってしまうやも…………本当は上の2つの作品を読んでいただけるととっても嬉しかったりv(爆)するのですが、いかんせん、「残り香」の方は長すぎ(27話+その後編6話)るので、ここでちょっと紹介を入れておきたいと思います。 <オリキャラその1> ナーシャ=リコルヌ セイルーン南端の小さな村にすむ。「万能の薬師」としてその道では有名。現在、ゼルガディスの治療にあたっている。 覇王グラウシャラーの孫娘にあたり、スィーフィードの記憶と力を受け継ぎ、さらには金色の魔王の庇護を受けるが、何故庇護を受けているかは今のところ不明。 赤銅の瞳に狐色の髪の美女。 今回はそんなに出張りません(爆) <オリキャラその2> ファレス=リコルヌ ナーシャの旦那さん。少し前まではセイルーンでクリストファ王子つきのSPとして働いていたが、今現在は休業中(爆) 蒼い切れ長の瞳に漆黒の髪。 今回は彼の素性(爆)が明らかになってます(笑) …………こんな感じでしょうか。 あと半オリキャラとか色々いますが。それは割愛。 では。 どうぞ広い心で見てやってくださいませvv |
21219 | 黄金の支柱(きんのしちゅう) プロローグ | 白河綜 E-mail URL | 2002/7/18 00:06:25 |
記事番号21218へのコメント 取り敢えず今回はプロローグだけ…………(^^; ################################################ ヤツに似ているということが、一番腹が立った。 何故なのだろう。 何で自分とあんなヤツが似ていなければならないのだろう。 いったい自分は何故……。 母上は泣いていた。 ヤツはあれほどしっかり育っているのに、どうして自分はこれ程までに荒れた性格になってしまったのだろう、と。 答えてやる。 それは、あんたのせいだよ。母上。 なんであんたは……っ! 「……ふん……」 オレは鼻で笑ってやった。 見てろ。オレはテメェなんかに劣っているわけじゃない。 もうすぐ……もうすぐ、誰しもがオレを見下す事なんてできなくなるんだ……。 【黄金の支柱(きんのしちゅう)‐プロローグ】 コンコン、と扉がノックされる音と共に、見知った顔ぶれが入ってきた。 彼らの腕に抱えられたたくさんの花々と、瑞々しい輝きを放つ旬の果物に、ファレスのややつり目気味の蒼い瞳が、ふ……っと優しく緩む。彼らがいったい何のために訪(おとな)ってくれたのか、その花と果実が教えてくれたからだ。 ここは、聖王都セイルーンの王宮、そのとある一室である。 大きな窓がいくつも嵌められ、燦々と日の光が射し込んでくる。今は大きく開けられたテラスからは、柔らかな風が、淡い色のカーテンを揺らしながら吹き込んでくる。さらに、テラスの外には、他とは独立した庭があり、色とりどりの季節の花が咲き乱れていた。 ちらり、とそちらを見遣って、リナは小さく苦笑する。 「花を持ってくるんじゃなくって、何か別のモノの方が良かったかしら?」 「いンや。ンなことねーよ。サンキュ、リナさん」 「どういたしまして。 何にしても、おめでとう。ナーシャ、ファレス」 にっこりと微笑んで、リナは寝台(ベッド)に横たわるナーシャと、その脇に椅子を持ってきて腰掛けるファレスに、祝福に言葉を送った。 時は晩夏。 熱を含んだ風が猛威を振るっていた時期を乗り越え、実りの秋へと続く季節。 梅雨の雨よりもしっとりとした雨が、大地に降る季節。 そして、大地が金色(こんじき)に輝く季節。 ――――ナーシャは、妊娠八ヶ月目に入っていた。 「どう云うことですかっ!?」 父・フィリオネルの執務室に呼ばれたセイルーン第二王女アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンは、あまりの事に思わず荒い言葉を吐いた。 彼女は大きな瞳を限界まで瞠って、それとは知らず、絶えず大きく荒い呼吸をしている。固く握った拳に、汗をかいている事は、自分でも自覚していた。どくどくと、身体中の血液が激しく逆流しているような気がする。 ショックで、頭が割れてしまいそうだ。 「……これはいったいどう云うことなのですか……っ!」 「アメリア様、落ち着いて下さいませ」 「これが落ち着いていられますかっ! いったい何様のつもりなんですかっ。巫山戯てますっ!!」 そのままバンっ、と手にしていた書状を床に投げつけた。もとは丁寧に丸められていただろうソレは、ワンバウンドしてからコロコロと床をわずかに転がる。 その両端には、力を込めすぎて握っていたらしいアメリアの指の痕にそって、幾筋ものシワが刻まれていた。 「信じられませんっ。まだ3年……たった3年しかたっていないんですよっ!? それに、まだ義叔母(おば)様はこちらに残っていますっ! 何もこんなことをする必要は無いじゃないですかっ!!」 「アメリア……」 「それ以前にっ! 何なのですかこの書状の文面はっ!! 巫山戯るのも大概にしてくださいっ!!」 気遣わしげに発せられたフィリオネルの声も、今のアメリアには届いていない。 ただただ、濃紺の瞳を限界まで瞠って、声を荒げる。 「…………取り合いませんっ」 「姫様っ! しかし……」 「知りませんっ! こんなの正義じゃありませんっ!!」 そう怒鳴り捨て。 アメリアは部屋をでた。 背後で重臣達がわめく声が聞こえるが、今そんなことにかまっていられる余裕は彼女には無い。 胸の内がもやもやとどず黒い……そう、コールタールのようなモノでいっぱいになっているような感覚。 つきまとう不快感・息苦しさ。 「……こんなの……っ!」 知らず、彼女は下唇を噛んでしまっていたらしい。口中に錆びたにおいが広がり、さらに不快感を煽った。 だが。 それでも、この時点で彼女にできることは何もなかった。 時は晩夏。 まもなく訪れる実りの季節に向けて。 ――――大きな嵐が、訪れる。 |
21220 | 今日も素敵に嵐の予感(爆) | むくぅ E-mail URL | 2002/7/18 06:56:18 |
記事番号21219へのコメント ふふふふふふふふふふふ(何) 生まれるっ! 生まれるんですねもうすぐフィーさんがッ! これはもうすぐにナーシャさんとファレスさんにお祝いをせねばッ!(迷惑) 身体的障害みたいのがあるらしいとL様が言ってましたが、それを乗り越えてのご出産なので、これはもぉめでたいことだとッ! ああでも何か一波乱ありそうな予感なんですねっ! よしフィーさんプラスリコルヌ夫婦の幸せのため、ココは私が問答無用で人肌ぬ(きゅっ) 「ふぅ……頚動脈をしめて落としたからもう大丈夫だね」 「全く手のかかる阿呆だヨ……ってパクリはまずいヨパクリは!」 「言いつつ君もノってるじゃん。 ……ま、大丈夫、僕の調査だと白河さんは多分ガンガ○購読してないから。新撰組異聞はブレイドに移っちゃったし」 「……評議長、何でそんなこと知ってんの……?」 な……何はともあれ、いつもどおりのメンバーで、相互感謝もオリジナルもほっといて(待て)作品の感想をッ! 何はともあれナーシャさん、妊娠八ヶ月(発火説とか洒落にならないうち間違いをしました…)おめでとうございます! おや、と思ったのですが、ナーシャさんはセイルーンで出産なされるんですね。休業中のファレスさんもそばにいるようですし、リナさんたちも集まったようですし、後は二ヶ月くらい待つだけですねvv 次に、アメリア姫……に関しては、何やら大変な感じです……もしかしたら、姫一人に関わらず、リナさんたちみんなにかかわりあることなのかもしれませんが……(汗) 義叔母(おば)様、というのは、おそらくクリストファ王子(だったか)……の奥さんですかね…… 「覚えてないんかい。名前」 えーと……(汗) そして一番最後に、一番最初の独白のようなもの(順番絶対間違ってるよ自分) これはファレスさんなんでしょうか……ていうか…… グレ気味! グレ気味ですよファレスさん(仮)!(爆) ファレスさん(仮)には、どうやら血縁者? について思うところがあった模様。今もあるのか知れませんが……ああっ! 気になります! 一番注目しているのは姫についてだったりするのですが、今回も緊迫した感じがありそうな雰囲気です……これは心行くまでレス魔にならねばっ! 「君のレスなんて迷惑だと思うけどネ」 「……ていうか相互感謝はどうしたのさ。大分前から考えてるのに全然書けてない、僕の外伝送るんじゃなかったの?」 ぐさぐさっ!(汗) そんなお二人で集中攻撃することないじゃないですかっ! 「自業自得でしょうに……(ため息)」 うううううう(涙) それでは、今回も気になる気になると悶絶しつつ……むくぅなのでした。逃走ッ! |
21222 | 南の海上で台風グロウが……(ソレは真剣にまずいって) | 白河綜 E-mail URL | 2002/7/18 23:34:50 |
記事番号21220へのコメント むくぅさんは No.21220「今日も素敵に嵐の予感(爆)」で書きました。 ぉうっ!!(何) いらっしゃいませ姉御……ぢゃないっ! むくぅさん!! ついに始めてしまった新連載。色々な方々への相互リンク記念を同時に書き進めながら、です(爆) というわけで現在自分のサイトのものと合わせると…………はいっ! 7本同時に書き進めてますね自分!! グ「…………あのさぁ」 をや、お久しぶりのグロウ君。なんですか? グ「…………書き終えてから次の作品を書くって選択肢はあなたの中にはないの?」 無理なんです。 グ「…………は?」 白河、一つの作品をずっと書き続ける、ていうのができないんです。 飽きるんです。 グ「…………(はぁ) 結局自分で自分の首をしめてるんじゃない?」 そうとも言いますね! ではでは! 長すぎる前置きはコレくらいにして早速レス返しを!! > 生まれるっ! 生まれるんですねもうすぐフィーさんがッ! これはもうすぐにナーシャさんとファレスさんにお祝いをせねばッ!(迷惑) 身体的障害みたいのがあるらしいとL様が言ってましたが、それを乗り越えてのご出産なので、これはもぉめでたいことだとッ! ありがとうございますううぅぅぅぅぅぅぅっ!! そーなのです。意外とフィーちゃんの転成は早かったりするのです(爆) が! ここで問題が。 転成後の名前を考えてなかったりします!!(待て) まぁ、今回は出てこないので、別にいいんですが(笑) > よしフィーさんプラスリコルヌ夫婦の幸せのため、ココは私が問答無用で人肌ぬ(きゅっ) >「ふぅ……頚動脈をしめて落としたからもう大丈夫だね」 >「全く手のかかる阿呆だヨ……ってパクリはまずいヨパクリは!」 >「言いつつ君もノってるじゃん。 > ……ま、大丈夫、僕の調査だと白河さんは多分ガンガ○購読してないから。新撰組異聞はブレイドに移っちゃったし」 >「……評議長、何でそんなこと知ってんの……?」 ガ○ガン………確かに現在は購入してませんね。中学生の時は買ってましたが。 好きだった漫画が終わる+移る+面白くなくなってきた(核爆)のを期に買うのやめたのですよ。だってお金ないし(爆) 最近は立ち読みもしてないです。ピースメイカーは移っちゃったし!!(涙) ああ、あの話には白河のHNおよびPNの元になったヒトが出てるのになぁ(この時点で誰だかバレバレ) よし、明日久しぶりに立ち読み行こう(かわないんかい) > おや、と思ったのですが、ナーシャさんはセイルーンで出産なされるんですね。休業中のファレスさんもそばにいるようですし、リナさんたちも集まったようですし、後は二ヶ月くらい待つだけですねvv です♪ ナーシャが何故セイルーンにいるかとか、そのへんの事は今後の展開で明らかになりますのでv …………ってそんなたいしたモノじゃないのですが(爆) > 次に、アメリア姫……に関しては、何やら大変な感じです……もしかしたら、姫一人に関わらず、リナさんたちみんなにかかわりあることなのかもしれませんが……(汗) > 義叔母(おば)様、というのは、おそらくクリストファ王子(だったか)……の奥さんですかね…… >「覚えてないんかい。名前」 > えーと……(汗) 大当たりなのです♪ とにかく今回はアメリアさんが大変なのです。前回は覇王様が大変だったのですが(爆) しかも現段階でエル様出陣予定なし(爆) もっともらしいタイトルのくせに何考えてるんでしょう自分(汗) > そして一番最後に、一番最初の独白のようなもの(順番絶対間違ってるよ自分) > これはファレスさんなんでしょうか……ていうか…… > グレ気味! グレ気味ですよファレスさん(仮)!(爆) > ファレスさん(仮)には、どうやら血縁者? について思うところがあった模様。今もあるのか知れませんが……ああっ! 気になります! いえ、独白、OKです(爆) ええと、グレ気味です。ファレス君(仮)!(待て) 一応今回のキーキャラはファレス君(仮)です(爆) いや、本当にファレス君なのかはむくぅさんのご判断と今後の展開にゆだねてみよっかなーと思ったり(待て) …………ふと。 このキャラ名前考えてないわとか思いつつ(笑←ばれれるじゃん) > 一番注目しているのは姫についてだったりするのですが、今回も緊迫した感じがありそうな雰囲気です……これは心行くまでレス魔にならねばっ! >「君のレスなんて迷惑だと思うけどネ」 そんなことないですっ! むしろワナを仕掛けて待ち望んでみたり(爆) グ「あなたの場合はワナを仕掛けている最中に自分がかかりそうだよね」 がふっ!!(汗) >「……ていうか相互感謝はどうしたのさ。大分前から考えてるのに全然書けてない、僕の外伝送るんじゃなかったの?」 ああああああああああっvv マジですかっ!?(歓喜の舞) おっしゃぁ! カモンハーリアさん!!(待て) 今から壁紙選びつつ待ちかまえておりますっ!! なお、こちらから送りつけるのはウィンちゃんですのでっ!! ふっふっふv どうしましょうv 嬉しくって今なら空を飛べるかもしれませんっ!! グ「あ、そう? じゃ、いってみようか(にっこり)」 ……………………(滝汗) でっ、では! 白河綜でしたっ!! いやっ! ゴムなしバンジーはいやだああぁぁぁぁぁぁっっっ!! (白河、逃走。しかしその歩みはナメクジ並み。よってすぐグロウ君に捕まり――――以下、都合により割愛) |
21223 | フィーがうまれるぅぅぅ!!!!!! | かお E-mail URL | 2002/7/19 09:55:10 |
記事番号21219へのコメント 白河綜さんは No.21219「黄金の支柱(きんのしちゅう) プロローグ」で書きました。 > > こんにちわ♪白河さん♪ > 取り敢えず今回はプロローグだけ…………(^^; > > >################################################ > > > > ヤツに似ているということが、一番腹が立った。 > 何故なのだろう。 > 何で自分とあんなヤツが似ていなければならないのだろう。 > いったい自分は何故……。 ・・・・・・誰だろぅ?? > > > 母上は泣いていた。 > ヤツはあれほどしっかり育っているのに、どうして自分はこれ程までに荒れた性格になってしまったのだろう、と。 > 答えてやる。 > それは、あんたのせいだよ。母上。 > なんであんたは……っ! >「……ふん……」 > オレは鼻で笑ってやった。 > 見てろ。オレはテメェなんかに劣っているわけじゃない。 > もうすぐ……もうすぐ、誰しもがオレを見下す事なんてできなくなるんだ……。 ・・??? だれだ ? ファレスじゃないし・・・・??? > >【黄金の支柱(きんのしちゅう)‐プロローグ】 > > コンコン、と扉がノックされる音と共に、見知った顔ぶれが入ってきた。 > 彼らの腕に抱えられたたくさんの花々と、瑞々しい輝きを放つ旬の果物に、ファレスのややつり目気味の蒼い瞳が、ふ……っと優しく緩む。彼らがいったい何のために訪(おとな)ってくれたのか、その花と果実が教えてくれたからだ。 > ここは、聖王都セイルーンの王宮、そのとある一室である。 > 大きな窓がいくつも嵌められ、燦々と日の光が射し込んでくる。今は大きく開けられたテラスからは、柔らかな風が、淡い色のカーテンを揺らしながら吹き込んでくる。さらに、テラスの外には、他とは独立した庭があり、色とりどりの季節の花が咲き乱れていた。 ・・毎回ながら、表現が上手ですよねぇ・・・。 見習いたい・・・(はあて) > ちらり、とそちらを見遣って、リナは小さく苦笑する。 >「花を持ってくるんじゃなくって、何か別のモノの方が良かったかしら?」 >「いンや。ンなことねーよ。サンキュ、リナさん」 >「どういたしまして。 > 何にしても、おめでとう。ナーシャ、ファレス」 > にっこりと微笑んで、リナは寝台(ベッド)に横たわるナーシャと、その脇に椅子を持ってきて腰掛けるファレスに、祝福に言葉を送った。 一瞬、ここ読んで、生まれたのかとおもいました(はあと) > > > 時は晩夏。 > 熱を含んだ風が猛威を振るっていた時期を乗り越え、実りの秋へと続く季節。 > 梅雨の雨よりもしっとりとした雨が、大地に降る季節。 > そして、大地が金色(こんじき)に輝く季節。 > ――――ナーシャは、妊娠八ヶ月目に入っていた。 ってことは、フィーちゃんは、秋か冬頃に誕生なのですね(はあと) > >「どう云うことですかっ!?」 > 父・フィリオネルの執務室に呼ばれたセイルーン第二王女アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンは、あまりの事に思わず荒い言葉を吐いた。 > 彼女は大きな瞳を限界まで瞠って、それとは知らず、絶えず大きく荒い呼吸をしている。固く握った拳に、汗をかいている事は、自分でも自覚していた。どくどくと、身体中の血液が激しく逆流しているような気がする。 > ショックで、頭が割れてしまいそうだ。 >「……これはいったいどう云うことなのですか……っ!」 >「アメリア様、落ち着いて下さいませ」 >「これが落ち着いていられますかっ! いったい何様のつもりなんですかっ。巫山戯てますっ!!」 > そのままバンっ、と手にしていた書状を床に投げつけた。もとは丁寧に丸められていただろうソレは、ワンバウンドしてからコロコロと床をわずかに転がる。 > その両端には、力を込めすぎて握っていたらしいアメリアの指の痕にそって、幾筋ものシワが刻まれていた。 >「信じられませんっ。まだ3年……たった3年しかたっていないんですよっ!? それに、まだ義叔母(おば)様はこちらに残っていますっ! 何もこんなことをする必要は無いじゃないですかっ!!」 ・・・・・・・・??? 何があった!?アメリア!? >「アメリア……」 >「それ以前にっ! 何なのですかこの書状の文面はっ!! 巫山戯るのも大概にしてくださいっ!!」 > 気遣わしげに発せられたフィリオネルの声も、今のアメリアには届いていない。 > ただただ、濃紺の瞳を限界まで瞠って、声を荒げる。 >「…………取り合いませんっ」 >「姫様っ! しかし……」 >「知りませんっ! こんなの正義じゃありませんっ!!」 > そう怒鳴り捨て。 > アメリアは部屋をでた。 > 背後で重臣達がわめく声が聞こえるが、今そんなことにかまっていられる余裕は彼女には無い。 ・・・・うーむ。 また世界を揺るがす大騒動か? まさか、リナを殺せ・・とか・・いや・・まさかなぁ・・(汗) > 胸の内がもやもやとどず黒い……そう、コールタールのようなモノでいっぱいになっているような感覚。 > つきまとう不快感・息苦しさ。 >「……こんなの……っ!」 > 知らず、彼女は下唇を噛んでしまっていたらしい。口中に錆びたにおいが広がり、さらに不快感を煽った。 > だが。 > > > それでも、この時点で彼女にできることは何もなかった。 ・・・・うーむ、一体、何があったのでしょうか?? こんどは、神族がらみかな?? 覇王はうごけないだろーし・・(まて!) > 時は晩夏。 > まもなく訪れる実りの季節に向けて。 ・・・きになるぅぅぅぅ!! 一体、何が起ろうとしているのか!? おばってことは・・・。 クリストファーの母親かな?(まて!) > ――――大きな嵐が、訪れる。 ・・・・・あれ以上に大きな嵐なんてあるのだろーか?? (エル様降臨という・・・・)←まてぃぃぃ!! ふふふふふふふ(はあと) 続きなのですね(はあと) あ、あと、白河さん、ページ開設おめでとうなのです♪ ただ今、お祝い、駄文小説、打ち込み中♪(いらないってば・・汗) というわけで、打ち込み終了したら、送りますね♪ ではでは♪ 追伸:だいじょーぶ(何が!?) 私なんか、何本、小説同時進行していることやら(かなりまて!) エル:ほぉぉぉぅ、自覚はあるのねぇ・・・。 姫:そうねぇ・・・。 で、スレばっかりふやしてて、 私のオリジナル小説が手がけてない・・と。 薫:ぎ・・・・ぎくっ!?エル様!?すみれちゃん!?(滝汗) ど・・・どひぃぃぃぃ!!! そ・・それでは!!!!!! だっしゅ!! 姫&エル:あ、まちなさいぃぃぃぃ!!!! どごぉぉぉぉぉぉぉぉんん・・・・・・。 しぃぃぃぃぃぃん・・・・・・・・・・・・。 |
21232 | 今回は出番無しですが(^^; | 白河綜 E-mail URL | 2002/7/21 01:00:48 |
記事番号21223へのコメント かおさんは No.21223「フィーがうまれるぅぅぅ!!!!!!」で書きました。 こんにちはかおさん♪ この前は小説ありがとうございましたv ふふv ガウリイ君がっvv >> ヤツに似ているということが、一番腹が立った。 >> 何故なのだろう。 >> 何で自分とあんなヤツが似ていなければならないのだろう。 >> いったい自分は何故……。 >・・・・・・誰だろぅ?? ふふふ。 すみません。今回のキーキャラクターにして、オリキャラ第……ひーふーみー……5段ですっ!!(爆) ていうか、オリキャラ出し過ぎよ自分…………(爆) >> 見てろ。オレはテメェなんかに劣っているわけじゃない。 >> もうすぐ……もうすぐ、誰しもがオレを見下す事なんてできなくなるんだ……。 > ・・??? >だれだ ? >ファレスじゃないし・・・・??? ファレス君は一人称が「俺」で三人称が「あんた」ですからねぇ(笑) このファレス(仮)君は、もう彼より格段に性格悪いです(爆) >> 大きな窓がいくつも嵌められ、燦々と日の光が射し込んでくる。今は大きく開けられたテラスからは、柔らかな風が、淡い色のカーテンを揺らしながら吹き込んでくる。さらに、テラスの外には、他とは独立した庭があり、色とりどりの季節の花が咲き乱れていた。 >・・毎回ながら、表現が上手ですよねぇ・・・。 >見習いたい・・・(はあて) そっ、そんな…………(照) うっ、嬉しいのですv(喜) でも、まだまだだな〜って思います、やっぱり自分では(汗) >> にっこりと微笑んで、リナは寝台(ベッド)に横たわるナーシャと、その脇に椅子を持ってきて腰掛けるファレスに、祝福に言葉を送った。 >一瞬、ここ読んで、生まれたのかとおもいました(はあと) あ、ほんとだ。そうともとれる(滝汗) そうですねぇ。確かに「おめでとう」ですもんねぇ(汗) >> ――――ナーシャは、妊娠八ヶ月目に入っていた。 >ってことは、フィーちゃんは、秋か冬頃に誕生なのですね(はあと) 一応秋頃に時間が合うよう書いてます(^^) 前作のフィーちゃんの印象が、未だ白河の中で根強く残っているため、「この子は夏じゃないだろ……」などと検討した結果、秋になりましたv できるだけ早くに転成させたかったからだともいふ(爆) >>「信じられませんっ。まだ3年……たった3年しかたっていないんですよっ!? それに、まだ義叔母(おば)様はこちらに残っていますっ! 何もこんなことをする必要は無いじゃないですかっ!!」 >・・・・・・・・??? >何があった!?アメリア!? ふっふっふ♪(待て) >>「知りませんっ! こんなの正義じゃありませんっ!!」 >> そう怒鳴り捨て。 >> アメリアは部屋をでた。 >> 背後で重臣達がわめく声が聞こえるが、今そんなことにかまっていられる余裕は彼女には無い。 >・・・・うーむ。 >また世界を揺るがす大騒動か? >まさか、リナを殺せ・・とか・・いや・・まさかなぁ・・(汗) 世界を揺るがす…………?(考え中) …………う〜ん。ある意味世界を揺るがす事になりますが(爆) でも、一応ここで断言しておきます。 前ほど大事にはなりません(爆) >> それでも、この時点で彼女にできることは何もなかった。 >・・・・うーむ、一体、何があったのでしょうか?? >こんどは、神族がらみかな?? >覇王はうごけないだろーし・・(まて!) (爆笑) えっと、神族達よりもっともっとタチが悪いかもしれません(待て) >> 時は晩夏。 >> まもなく訪れる実りの季節に向けて。 >・・・きになるぅぅぅぅ!! >一体、何が起ろうとしているのか!? >おばってことは・・・。 >クリストファーの母親かな?(まて!) バラしていいですか?(訊くな) 一応、アメリアから見た「義叔母」=クリストファー王子の奥方です♪ >> ――――大きな嵐が、訪れる。 >・・・・・あれ以上に大きな嵐なんてあるのだろーか?? >(エル様降臨という・・・・)←まてぃぃぃ!! 確かに(爆) なんというか、もっと陰湿です(核爆) >あ、あと、白河さん、ページ開設おめでとうなのです♪ ありがとうございますぅっ!!(><) お祝い小説ありがとうございました♪ 近々サイトにアップさせていただきますねvv > エル:ほぉぉぉぅ、自覚はあるのねぇ・・・。 > 姫:そうねぇ・・・。 > で、スレばっかりふやしてて、 > 私のオリジナル小説が手がけてない・・と。 > 薫:ぎ・・・・ぎくっ!?エル様!?すみれちゃん!?(滝汗) > ど・・・どひぃぃぃぃ!!! > そ・・それでは!!!!!! > だっしゅ!! > 姫&エル:あ、まちなさいぃぃぃぃ!!!! > > どごぉぉぉぉぉぉぉぉんん・・・・・・。 > > しぃぃぃぃぃぃん・・・・・・・・・・・・。 ……………………えっと(汗) あの……「しぃぃぃん」………………とは?(汗) ……………………(滝汗) でっ! ではっ!! 白河綜でしたっ!!(汗) |
21226 | 騒動の予感(はあと) | まい E-mail URL | 2002/7/19 18:51:57 |
記事番号21219へのコメント 白河綜さんは No.21219「黄金の支柱(きんのしちゅう) プロローグ」で書きました。 > まい :こんにちは!!白河さん!!今日も無駄に元気なまいで〜〜っす!! ローラ:・・・・五月蝿い。(どがむしゃ) > > ヤツに似ているということが、一番腹が立った。 > 何故なのだろう。 > 何で自分とあんなヤツが似ていなければならないのだろう。 > いったい自分は何故……。 まい :Who are you!!君誰?! ローラ:失礼よ。この鉱物娘!! まい :鉱物娘って・・・ ローラ:無駄に体が頑丈だから鉱物娘。 まい :ひどい・・・(涙) > > > 母上は泣いていた。 > ヤツはあれほどしっかり育っているのに、どうして自分はこれ程までに荒れた性格になってしまったのだろう、と。 > 答えてやる。 > それは、あんたのせいだよ。母上。 > なんであんたは……っ! >「……ふん……」 > オレは鼻で笑ってやった。 > 見てろ。オレはテメェなんかに劣っているわけじゃない。 > もうすぐ……もうすぐ、誰しもがオレを見下す事なんてできなくなるんだ……。 まい :ということは・・・君、悪役決定??!! ローラ:だぁら!!失礼だって言ってるでしょうが!!!(ぐちゃり) > >【黄金の支柱(きんのしちゅう)‐プロローグ】 > > ちらり、とそちらを見遣って、リナは小さく苦笑する。 >「花を持ってくるんじゃなくって、何か別のモノの方が良かったかしら?」 >「いンや。ンなことねーよ。サンキュ、リナさん」 >「どういたしまして。 > 何にしても、おめでとう。ナーシャ、ファレス」 > にっこりと微笑んで、リナは寝台(ベッド)に横たわるナーシャと、その脇に椅子を持ってきて腰掛けるファレスに、祝福に言葉を送った。 まい :・・・・・ナーシャさん、おめでた?! ローラ:どうしてこう、あんたはそうぶしつけなのかしら・・・(苦悩) > > > 時は晩夏。 > 熱を含んだ風が猛威を振るっていた時期を乗り越え、実りの秋へと続く季節。 > 梅雨の雨よりもしっとりとした雨が、大地に降る季節。 > そして、大地が金色(こんじき)に輝く季節。 > > > > > > > ――――ナーシャは、妊娠八ヶ月目に入っていた。 まい :きゃうぅぅぅぅぅう!!!!!おめでとうございます!!ナーシャさん、 ファレスさん、エル様!!そして、フィーちゃん!!!!!! ローラ:心からのお礼を申し上げます(はあと)おめでとうございます(はあと) >「これが落ち着いていられますかっ! いったい何様のつもりなんですかっ。巫山戯てますっ!!」 > そのままバンっ、と手にしていた書状を床に投げつけた。もとは丁寧に丸められていただろうソレは、ワンバウンドしてからコロコロと床をわずかに転がる。 > その両端には、力を込めすぎて握っていたらしいアメリアの指の痕にそって、幾筋ものシワが刻まれていた。 まい :アメリアの怪力・・・恐るべし・・・ ローラ:私のほうが凄いわよvvほら(はあと) (ごろきゅ) ローラ:・・・・・・あは☆・・・・ね(はあと) > そう怒鳴り捨て。 > アメリアは部屋をでた。 > 背後で重臣達がわめく声が聞こえるが、今そんなことにかまっていられる余裕は彼女には無い。 > 胸の内がもやもやとどず黒い……そう、コールタールのようなモノでいっぱいになっているような感覚。 まい :コールタールって・・・なんですか? ローラ:馬鹿・・・・(泣) > つきまとう不快感・息苦しさ。 >「……こんなの……っ!」 > 知らず、彼女は下唇を噛んでしまっていたらしい。口中に錆びたにおいが広がり、さらに不快感を煽った。 > だが。 > > > それでも、この時点で彼女にできることは何もなかった。 まい :・・・・また騒動のよ・か・ん(はあと) ローラ:また楽しませてもらいますね♪ > > 時は晩夏。 > まもなく訪れる実りの季節に向けて。 まい :秋といえば?!はい!!リナさん!! リナ :食欲の秋!! まい :そうですよね!!次!!ガウリイ君!! ガウリイ:・・・なんだそれ。 まい :素晴らしい御答をどうも!!お次!!ゼルやん!! ゼル :ゼルやんはやめろ。ゼルやんは・・・ まい :・・・・・・・・・・・・(滝汗)つぎ!!アメりん!! アメリア:正義の秋!! まい :・・・・(汗)どうも!!最後!!エル様!! エル様:・・・・部下いぢめ?(はあと) まい:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それでは!!まいによる『秋とは何ぞや』企画を終らせてもらいます!! 全員:そんな名前なのか?!っていうか、企画って!! > > ――――大きな嵐が、訪れる。 > > まい :楽しみですね〜〜これからどんな事が起きるのやら☆ そうそう、白河さん、お聞きしたい事が。 ファンタジーってなんですか? ローラ:馬鹿・・・・(大泣) まい :SFってなんですか?リクがきたんですが・・・リク内容と違ったら怖いので・・・ ローラ:ごめんね(はあと)白河さん。こんな馬鹿で(涙) こんな馬鹿はスクラップにするから(はあと)気にしないでね(はあと) まい :恐ろしい事をさらっと・・・い・いや、その手にしている木の枝(混沌上乗せ)は?! ローラ:それじゃあね(はあと)白河さん(はあと) まい :さ・・・さような・・・(衝撃音) |
21233 | 戦闘シーンはないかもです(爆) | 白河綜 E-mail URL | 2002/7/21 01:55:20 |
記事番号21226へのコメント まいさんは No.21226「騒動の予感(はあと)」で書きました。 お久しぶりなのですまいさん♪ 暑さに負け気味、白河綜なのですっ!! >> ヤツに似ているということが、一番腹が立った。 >> 何故なのだろう。 >> 何で自分とあんなヤツが似ていなければならないのだろう。 >> いったい自分は何故……。 > まい :Who are you!!君誰?! > ローラ:失礼よ。この鉱物娘!! > まい :鉱物娘って・・・ > ローラ:無駄に体が頑丈だから鉱物娘。 > まい :ひどい・・・(涙) 鉱物っすか!!?(汗) えっと、この人は今回のキーキャラにしてオリキャラ第5弾です(核爆) ああ、増え過ぎよオリキャラ(爆) >> 見てろ。オレはテメェなんかに劣っているわけじゃない。 >> もうすぐ……もうすぐ、誰しもがオレを見下す事なんてできなくなるんだ……。 > まい :ということは・・・君、悪役決定??!! > ローラ:だぁら!!失礼だって言ってるでしょうが!!!(ぐちゃり) いいえ、全然失礼なんかではありませんよん♪ たしかに彼、悪役決定ですし(爆) >>「花を持ってくるんじゃなくって、何か別のモノの方が良かったかしら?」 >>「いンや。ンなことねーよ。サンキュ、リナさん」 >>「どういたしまして。 >> 何にしても、おめでとう。ナーシャ、ファレス」 >> にっこりと微笑んで、リナは寝台(ベッド)に横たわるナーシャと、その脇に椅子を持ってきて腰掛けるファレスに、祝福に言葉を送った。 > まい :・・・・・ナーシャさん、おめでた?! > ローラ:どうしてこう、あんたはそうぶしつけなのかしら・・・(苦悩) えっと…………(汗) とにかくフィーちゃんの転成は早い模様(爆)です♪ >> ――――ナーシャは、妊娠八ヶ月目に入っていた。 > まい :きゃうぅぅぅぅぅう!!!!!おめでとうございます!!ナーシャさん、 > ファレスさん、エル様!!そして、フィーちゃん!!!!!! > ローラ:心からのお礼を申し上げます(はあと)おめでとうございます(はあと) ありがとうございますvv しかし、「残り香」の終了から約9ヶ月目という設定なのですが…………ファレス君、ガンバりす(衝撃音) >> その両端には、力を込めすぎて握っていたらしいアメリアの指の痕にそって、幾筋ものシワが刻まれていた。 > まい :アメリアの怪力・・・恐るべし・・・ > ローラ:私のほうが凄いわよvvほら(はあと) > (ごろきゅ) > ローラ:・・・・・・あは☆・・・・ね(はあと) あはは(汗) えっと、一応書状は紙ですので、ふつうにやっても後はつくのですv ていうか、ローラさん…………(汗) >> 胸の内がもやもやとどず黒い……そう、コールタールのようなモノでいっぱいになっているような感覚。 > まい :コールタールって・・・なんですか? > ローラ:馬鹿・・・・(泣) 空気を入れずに石炭を蒸し焼きにして、揮発分を分離・回収したときにできる黒い油みたいな液体のことです。 油が真っ黒くなったものを想像してくださいv(爆) >> それでも、この時点で彼女にできることは何もなかった。 > まい :・・・・また騒動のよ・か・ん(はあと) > ローラ:また楽しませてもらいますね♪ 楽しめるかどうかはいと不安ですが……どうぞおつきあいくださいませ☆ >> まもなく訪れる実りの季節に向けて。 > まい :秋といえば?!はい!!リナさん!! > リナ :食欲の秋!! > まい :そうですよね!!次!!ガウリイ君!! > ガウリイ:・・・なんだそれ。 > まい :素晴らしい御答をどうも!!お次!!ゼルやん!! > ゼル :ゼルやんはやめろ。ゼルやんは・・・ > まい :・・・・・・・・・・・・(滝汗)つぎ!!アメりん!! > アメリア:正義の秋!! > まい :・・・・(汗)どうも!!最後!!エル様!! > エル様:・・・・部下いぢめ?(はあと) > まい:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それでは!!まいによる『秋とは何ぞや』企画を終らせてもらいます!! > 全員:そんな名前なのか?!っていうか、企画って!! 秋と言えば…………現実逃避の秋ですかねぇ(爆) いや、その時期つらいんです受験生(爆) > まい :楽しみですね〜〜これからどんな事が起きるのやら☆ > そうそう、白河さん、お聞きしたい事が。 > ファンタジーってなんですか? > ローラ:馬鹿・・・・(大泣) > まい :SFってなんですか?リクがきたんですが・・・リク内容と違ったら怖いので・・・ 私の判別でいいのでしょうか?(汗) 一応私的には、「科学的」なものが出てくるのはSFだと認識しています。それ以外の幻想小説はファンタジー…………?(きくな) …………すみません。一度辞書を引いてみた方が無難です(核爆) ではでは! 白河綜でしたvv |
21227 | 何が起こるのか?!アメリア!! | 海藤雄馬 E-mail URL | 2002/7/19 21:56:53 |
記事番号21219へのコメント こんにちは、白河さん。 おそらくここではお久しぶり・・・・?(まて) なんとなく、最近更新&投稿を全くしてない私なのです(汗) ごめすっ!! ヒューロン:うん、すっきり♪ エクト:ですねvv ヒューロン:こんにちは、綜ちゃん♪ エクト:こんにちは、白河さん♪8月までに絶対にギャグのレポート完成させて次に行きますから楽しみにしててくださいねv > それは、あんたのせいだよ。母上。 > なんであんたは……っ! >「……ふん……」 > オレは鼻で笑ってやった。 > 見てろ。オレはテメェなんかに劣っているわけじゃない。 > もうすぐ……もうすぐ、誰しもがオレを見下す事なんてできなくなるんだ……。 エクト:ふぅ〜〜ん、複雑ですね。 ヒューロン:そうだね〜〜。これがきっかけで何か起こるのかな? エクト:どうでしょうね・・・。 >「花を持ってくるんじゃなくって、何か別のモノの方が良かったかしら?」 >「いンや。ンなことねーよ。サンキュ、リナさん」 >「どういたしまして。 > 何にしても、おめでとう。ナーシャ、ファレス」 > にっこりと微笑んで、リナは寝台(ベッド)に横たわるナーシャと、その脇に椅子を持ってきて腰掛けるファレスに、祝福に言葉を送った。 エクト:リナさんになら花より団子でしょうけどね♪ ヒューロン:だよね♪リナちゃんに今度子供ができたら何か送ってあげようっと♪ エクト:僕もそうしましょうvv ヒューロン:黄金竜の丸焼きとか♪ エクト:火竜王の蒸し焼きとか♪ ヒューロン:何はともあれ、おめでとう♪ナーシャちゃん♪ エクト:おめでとうございますvナーシャさんvv >「信じられませんっ。まだ3年……たった3年しかたっていないんですよっ!? それに、まだ義叔母(おば)様はこちらに残っていますっ! 何もこんなことをする必要は無いじゃないですかっ!!」 >「アメリア……」 ヒューロン:3年っていうと、セイルーンのお家騒動のこと・・・・? エクト:どうでしょう?何かまたこちらも複雑そうですね。 ヒューロン:アメリアちゃんが怒ってるし・・・・。 エクト:こういうときはやっぱりアメリアさんって王族だって思うよね・・。 ヒューロン:考え方が上に立つものの考え? エクト:周りをそして民達のことを考える姫様ですね。 > 知らず、彼女は下唇を噛んでしまっていたらしい。口中に錆びたにおいが広がり、さらに不快感を煽った。 > だが。 > > > それでも、この時点で彼女にできることは何もなかった。 ヒューロン:自分が無力だと思い知らされるほど辛いことってないよね・・・。 エクト:ですね・・・。あの時自分がこうだったら・・・って・・・。 ヒューロン:うん・・・・・。 こらこら、暗くなるな、そこ!! ヒューロン:わ!復活してるし。。。 エクト:しぶといですね・・・・。 なんか最近酷い・・・エクトくん・・・・・(涙) エクト:ま、いいですけど・・・・。 ・・・・しくしく・・・・・・・・・。 ・・・それより、白河さん、リンクありがとうございましたvv こちらも貼らせていただきましたので確認をvv それとサイト開設祝いに何か・・・・。 ヒューロン:中途半端なものを先に終わらせたら? エクト:多すぎですよ。 んじゃ、『500年後〜』と『火の宝珠』は打ち切りに・・・・。 ヒューロン:ふぅ〜〜〜ん、そういこと言うのは・・・(怒) エクト:この口ですか・・・・・(怒) ひゃひ?!ひょうはんれふ〜〜〜(涙) ひゅみやへん〜〜〜(滂沱) エクト:小説やめて、ギャグ大会出張編でも書けばいいんですよ♪ ヒューロン:・・・・素直に短編にしたら・・・? ・・・・・・・・・・暇があったら・・・・・そうします・・・・。 エクト:まぁ、いいですけど、とにかく、続き楽しみにしてますv白河さん♪ ヒューロン:気になる終わりかただしねvv ではではvv |
21234 | ごめんアメリア!(何) | 白河綜 E-mail URL | 2002/7/21 02:12:51 |
記事番号21227へのコメント 海藤雄馬さんは No.21227「何が起こるのか?!アメリア!!」で書きました。 >こんにちは、白河さん。 >おそらくここではお久しぶり・・・・?(まて) >なんとなく、最近更新&投稿を全くしてない私なのです(汗) > >ごめすっ!! > >ヒューロン:うん、すっきり♪ >エクト:ですねvv >ヒューロン:こんにちは、綜ちゃん♪ >エクト:こんにちは、白河さん♪8月までに絶対にギャグのレポート完成させて次に行きますから楽しみにしててくださいねv ををををををををっ!! こんにちは海藤さん&エクト君&ヒューロン!! 今日も暑いぞアイスが食べたいっ! 白河綜なのですっ!!(待て) ギャグ大会…………(汗) ……………………あー、ここでいきなりですがランゴート様ことラト君の伝言が。 『頼むから地竜代表。オレを巻き込むな、頼むから。マジで』 だそーです♪ >> 見てろ。オレはテメェなんかに劣っているわけじゃない。 >> もうすぐ……もうすぐ、誰しもがオレを見下す事なんてできなくなるんだ……。 >エクト:ふぅ〜〜ん、複雑ですね。 >ヒューロン:そうだね〜〜。これがきっかけで何か起こるのかな? >エクト:どうでしょうね・・・。 ふっふっふ〜v 起こりますよっ! 起こしますよっ!! そして一番被害を被るのがアメリアさんなのです(爆) ごめん姫。 ていうか、私はあなたのこと好きですからねっ!(説得力無し) >>「花を持ってくるんじゃなくって、何か別のモノの方が良かったかしら?」 >>「いンや。ンなことねーよ。サンキュ、リナさん」 >>「どういたしまして。 >> 何にしても、おめでとう。ナーシャ、ファレス」 >> にっこりと微笑んで、リナは寝台(ベッド)に横たわるナーシャと、その脇に椅子を持ってきて腰掛けるファレスに、祝福に言葉を送った。 >エクト:リナさんになら花より団子でしょうけどね♪ >ヒューロン:だよね♪リナちゃんに今度子供ができたら何か送ってあげようっと♪ >エクト:僕もそうしましょうvv >ヒューロン:黄金竜の丸焼きとか♪ >エクト:火竜王の蒸し焼きとか♪ >ヒューロン:何はともあれ、おめでとう♪ナーシャちゃん♪ >エクト:おめでとうございますvナーシャさんvv うぁぁぁぁいv やったっvv …………って待ってくださああぁぁぁぁぁいっっっ!!(滝汗) なんなんですかっ! その「黄金竜の丸焼き」に「火竜王の蒸し焼き」ってっ!! 特に後者!! バランス崩れちゃいますよっ!!?(汗) >>「信じられませんっ。まだ3年……たった3年しかたっていないんですよっ!? それに、まだ義叔母(おば)様はこちらに残っていますっ! 何もこんなことをする必要は無いじゃないですかっ!!」 >>「アメリア……」 >ヒューロン:3年っていうと、セイルーンのお家騒動のこと・・・・? >エクト:どうでしょう?何かまたこちらも複雑そうですね。 >ヒューロン:アメリアちゃんが怒ってるし・・・・。 >エクト:こういうときはやっぱりアメリアさんって王族だって思うよね・・。 >ヒューロン:考え方が上に立つものの考え? >エクト:周りをそして民達のことを考える姫様ですね。 アメリアさん、良くできたお姫様ですよねv で、王族としての自分も「個人」としての自分も持ってる。 今回はアメリアさんのそんな面がかけたらなぁと思ってます。 ははは。言うは安し(核爆) >> それでも、この時点で彼女にできることは何もなかった。 >ヒューロン:自分が無力だと思い知らされるほど辛いことってないよね・・・。 >エクト:ですね・・・。あの時自分がこうだったら・・・って・・・。 >ヒューロン:うん・・・・・。 あう………… お二人とも…………(しんみり) >こらこら、暗くなるな、そこ!! >ヒューロン:わ!復活してるし。。。 >エクト:しぶといですね・・・・。 >なんか最近酷い・・・エクトくん・・・・・(涙) >エクト:ま、いいですけど・・・・。 >・・・・しくしく・・・・・・・・・。 >・・・それより、白河さん、リンクありがとうございましたvv >こちらも貼らせていただきましたので確認をvv >それとサイト開設祝いに何か・・・・。 >ヒューロン:中途半端なものを先に終わらせたら? >エクト:多すぎですよ。 >んじゃ、『500年後〜』と『火の宝珠』は打ち切りに・・・・。 >ヒューロン:ふぅ〜〜〜ん、そういこと言うのは・・・(怒) >エクト:この口ですか・・・・・(怒) >ひゃひ?!ひょうはんれふ〜〜〜(涙) >ひゅみやへん〜〜〜(滂沱) >エクト:小説やめて、ギャグ大会出張編でも書けばいいんですよ♪ >ヒューロン:・・・・素直に短編にしたら・・・? >・・・・・・・・・・暇があったら・・・・・そうします・・・・。 あああ無理しないでください!!(汗) では、白河のほうでもなにかお礼を考えなければvv ………………………………遅くなってもいいですか?(爆) すみません。相互リンク記念がたまってって…………(汗) ではでは。 うみゅ。そろそろ眠いぞ今何時………………………………っ!!(汗←時計をみたらしぃ) でっ! ではでは!! 白河綜でしたっ!! |
21242 | 黄金の支柱(きんのしちゅう) 1 | 白河綜 E-mail URL | 2002/7/23 22:48:46 |
記事番号21219へのコメント こんにちは。 怖いよ怖いよ夏期講習(爆)、白河綜なのです(待て) 今回、いまいち話は進んでいないかもしれません(いつものこと←待て) 一応、姫様サイドのお話です。 でも、やはりリナさんが主役っぽいです(汗) ちなみにファレス君が出張ってくるのは後半です。 ではでは。 ############################################## あるところに、大きな大きな樹が立っていました。 がっしりした、とてもとても立派な樹です。太い幹と青々とした葉、そしてその下にできる影の大きさが、一言では言い表せない風格を生み出している――――そんな樹でした。 その樹は、森の王様だったのかもしれません。 同じ森に住む小動物達の憩いの場として、そして彼らを守る腕(かいな)として、その枝を大きく広げ、全てを包み込んでいました。 ――――そんな樹に。 ある年、二つの果実がなりました。 薄い金茶色の――――カタチはリンゴに似た果実です。 一つは樹の上の方――――多くの葉に守られるように。 もう一つは樹の下の方――――手を伸ばせば届くところに。 どちらも食べ頃に熟れ、大きくずっしりとしていて、王者に樹の子供に相応しい風情です。 森の動物達は、その実達をわくわくしながら見守りました。 今の王者の役割を、この実のどちらかが将来担うことになるのです。 彼らはわくわくどきどきしながら見守りました。 さぁ―――― あなたなら、どちらの実が王者に相応しいと思いますか――――? 【黄金の支柱(きんのしちゅう)‐ 1】 「…………あっ! 今動いたわねっ!」 手を当てた場所から伝わる、小さな震動。 愛しい、小さな命。 友人のお腹の中でソレが育っていると、確かに実感できるのは、こうして自分もソレを感じているとき。 それと………… 「……ナーシャ。顔、ゆるみっぱなし」 「…………ほっとけ」 幸せそうな、彼女の笑みを見ているとき。 リナはにやにやと意地の悪そうな笑みを浮かべたまま、ナーシャの大きくなったお腹から手を離した。 ――――ここに、あの悲しき神の生まれ変わりが息づいているのだ。 (今度こそ……幸せに) なってほしいと、心から願う。 まぁ、両親はこの二人なのだ。きっと大丈夫だろうが。 ふと。 「……そーいや、なんでナーシャがセイルーンの……しかも王宮にいるわけ?」 ファレスから譲り受けた椅子に腰をおろしつつ、リナは小さな疑問を問うた。 連絡をもらったときは、驚愕と喜びが大きすぎて、疑問にも思わなかったのだが。 まぁ、アヤナフ村にはナーシャ以外に医者と呼べる者はいないから、お産のため王都に移動してきたトコロまでは理解できるが。 すると、リナに椅子と譲ったため、ナーシャが横になっている寝台(ベッド)の端に腰掛けているファレスが、 「マナリート。憶えてるか?」 「もちろん」 半年と少し前、ナーシャの治療によって生来の病を癒すことに成功した、ハウロ・シティの領主(ロード)・フーリック=キャンソンの一人娘だ。その彼女が、いったい何だと云うのだろう。 「あの子の父親が、そのことをフィル殿下に話したらしいんだ。んで、その結果、ナーシャんトコに依頼がきたんだよ」 「『世界中の病んでいる人のために力になって欲しい』……って?」 「そ。まぁ、ようは王宮内に専用の窓口をつくって、そこで患者を受け付ける。ナーシャは診察のため、決まった日に王宮に訪れ、薬草作りは村の方で行う――――こんな感じか。 ンでまぁ、あの事件の後はそーやってやってたワケ。で、しばらくしてナーシャが妊娠してったわかったら、殿下がここの一室を貸してくれたワケさ。『初めての子供なんだから不安もあるだろう。経験者や医者のいる王都にいるほうが、精神的に落ち着くだろうから』ってな」 「へぇ〜」 あのフィルさんがねぇ、と、リナは軽く息をはいた。 意外意外、と書いてある彼女の横顔に向けて、今度は当のご本人であるナーシャが、 「というか、私としてはリナ殿がご存じなかった方が意外だな。アメリア殿から聞いておらなんだか?」 ナーシャの言葉に、聞いてないわよ、と首を振るリナ。 「……そういえば、アメリアは何処にいったんだ?」 と、これはゼルガディス。 王宮についてすでに数時間。 出迎えてくれたきり姿を現さない第二王女に、彼は不審げに眉を寄せる。 彼女の性格からして、これほど長い時間、彼らを待たせるなどということはありえないはず―――― ……と。 ギイィ……、という鈍い音をたて扉が開くと、話題の中心となっていた黒髪の少女が姿を現した。 気持ちが悪い。 別に体調が悪いわけではない。 ただ………… イライラともやもやが、治まらないだけ。 「…………最悪です…………」 重いため息と共にこぼされた言葉は、セイルーン王宮の長い廊下に吸い込まれた。 フィリオネルがナーシャ達夫婦に貸し与えた部屋は、本宮とは長い廊下で繋がれた別宮にあった。 ――――この廊下を渡り終えれば、仲間と顔を合わせるコトができるのだ。 彼らと会話をしているうちに、きっとこの気持ち悪さを忘れられるに違いない。 そう思い、また早く顔を見たいという思いから、自然とアメリアの歩みは早まった。 ――――だが。 この時、彼女は失念していた。 確かに忘れるコトはできるかもしれないが、それは消えると同意語ではないと云うことを。 どず黒く汚い感情は、彼女の中で蓄積されてしまうであろうコトを。 どことなく疲れた表情をしているのは、自分の気のせいであろうか? ゼルガディスの、特徴的な三白眼が捉えたアメリアは――――おそらく、公務の途中で抜け出てきたのだろう。淡いブルーのドレスを着、どことなく暗い面持ちで、ゆっくりと歩み寄ってくる。 「…………おい」 「へっ? あ、すいません。ちょっと抜け出せない用事があったもので」 へへへっ、と笑うアメリアの顔は、少しの憂いを帯びていた。 「……何かあったの?」 「え? 何でです?」 静かな声音で問うリナに、アメリアは作った微笑みを向ける。 すると、今度はゼルガディスが嘆息し、 「何もないなら、そんな顔はしないだろう、お前は」 「そんな……顔?」 「あのねアメリア。普段笑顔全開で、心の奥底から笑う娘さんが、今のあんたみたいな作り物の笑顔を貼り付けると、すぐにバレるものなのよ?」 だから、自分の内にため込まず、サクサク白状しなさい。 そう、目で語るリナ達に。 アメリアは不意に破顔し、 「…………やっぱりわたし、リナさん達が大好きですっ!」 自分のわずかな変化に気付いてくれて。 押しつけがましく心配するのではない、彼らが。 ようやく、生来彼女が持っている笑みを引き出したリナ達は、やはり満面の笑みを浮かべ、『何を今更』と。 そう、のたまった。 王宮という特殊な空間に身を置く友人に、彼らができることといえば。 心労を、減らしてやることくらいだから。 いくら頼れる友とは云っても、国の中枢にあたる部分に対する干渉はできないから。 だが、そんな彼らの想いは、確実にアメリアの救いとなるのだ。 アメリアは、胸のモヤモヤが薄れていくことを自覚した。 「で? いったいどうしたのよ」 女官さんが運んできてくれた紅茶を片手に、ん? と首を傾げてリナが問う。 彼女の向かいで椅子に座り込んだアメリアは、しばらくじ……っと手にしたカップをのぞき込んでいたが、やがて顔を上げ、 「ねぇリナさん。わたしという人間を、文の羅列で表現してくださいませんか?」 「へ?」 思ってもみないアメリアの言葉に、思わず間の抜けた声を出すリナ。他の面々も――――言葉の意味を理解できていないガウリイは除く――――何をいっているのだろう、という表情を浮かべている。 リナはポリポリと頬をかき、 「ん〜〜〜〜。 アメリアは…………あたし達の仲間で、正義おたく。天然で、結構すぐパニックになるわね。肉弾戦が得意で、魔族を素手でぶっとばすことも多くって…………で、セイルーンのお姫様で、巫女頭。こんなところかしら?」 それがいったいどうしたのよ? とリナ。 アメリアは、リナの言葉に嬉しそうに微笑み、 「そうおっしゃってもらえて、わたしすごく嬉しいですっ!!」 「……そぉ? でも、あたし達の誰に訊いても、きっと似たような答えだと思うけど?」 少々訝しげに言葉を返すリナに、ゼルガディスを始め、同じ部屋にいる面々はいっせいに頷いて見せる。 それに、何故かアメリアはさらに嬉しげに微笑んでみせて、 「だから嬉しいんじゃないですかっ! たいていの人は、わたしを描写する場合、『セイルーンの第二王女』で巫女頭、出奔の多い困った姫、と言いますから」 順番の問題なんですよ、と言うアメリアの瞳に。 ――――いつもの、あの眩しいばかりの輝きは無かった。 「…………リナさん。『グランシール』と云う国をご存じですか?」 |
21245 | お互いに、仲間思いのリナたちは、何と素敵でおられることかv | むくぅ E-mail URL | 2002/7/24 11:30:51 |
記事番号21242へのコメント どうもっ! 無理矢理三十一文字に収めて短歌もどきにしてみたむくぅなのですッ! こんにちはっ! 「……いやまぁ、僕には関係ないけどさぁ。タイトルでリナさんを呼び捨てにしたら……」 (竜破斬) 「………」 …………ぅよし復活っ! 「早ッ!」 伊達に打たれなれていないです! というわけで季節の風物詩も終えたところで…… 「風物詩だったんだ。今の」 じゃなきゃ何なんですか評議長! それでは本日の(日刻みかい)感想をッ! まず冒頭の謎めいた御伽噺風の部分。この辺の描写は流石白河さんです。ていうかこういうのに弱いむくぅは一ラウンドでKOです(爆) 「……何言ってんのサ」 ああグロゥさん。いやだから、こいう雰囲気は大好きですということです。 「だったらそういえばいいダロ。どうしてンなやたらと回りくどい言い方するのサ」 気分です。 「……(ため息)」 (覇王直伝右フック←待て) ……えー、ちょっとぼこぼこになりつつ再度むくぅなのです(爆) ナーシャさんがセイルーンにいた理由がわかってすっきりv フィルさんも普段『平和主義者くらーっしゅっ!』とか叫んでるだけじゃないんですね♪(どういう認識だ) アメリアさんは今回ちょっと不安な感じです。大丈夫でしょうか姫…… 最後に出てきた『グランシール』という国名も気になるところ。まさかお見合いですかッ!?(汗) このときのリナさんやゼルさんとの(ゼルさんて)会話がめちゃめちゃ好きです。リナさんたちだなぁvvv 「いやわけ解んないし。ていうかハート散らしすぎだし」 ツッコミは無用です。 ……というわけで、いいところできりますね白河さんっ! 先が気になって気になってしょうがないですよなむくぅなのでしたッ! それでは――(溜め)……逃走ッ! |
21253 | 背後から 迫ってくるよ 彼人が 鎌を片手に 笑みを浮かべて | 白河綜 E-mail URL | 2002/7/24 21:58:23 |
記事番号21245へのコメント むくぅさんは No.21245「お互いに、仲間思いのリナたちは、何と素敵でおられることかv」で書きました。 > どうもっ! 無理矢理三十一文字に収めて短歌もどきにしてみたむくぅなのですッ! こんにちはっ! >「……いやまぁ、僕には関係ないけどさぁ。タイトルでリナさんを呼び捨てにしたら……」 > > (竜破斬) > >「………」 > …………ぅよし復活っ! >「早ッ!」 > 伊達に打たれなれていないです! というわけで季節の風物詩も終えたところで…… >「風物詩だったんだ。今の」 > じゃなきゃ何なんですか評議長! それでは本日の(日刻みかい)感想をッ! 対抗して短歌風タイトルに挑戦してみましたっ! なんだかとっても真実(爆) ウ「イヤンっv そんなコト言ってルとイタチチャン……」 (空より降りたる混沌の槍がざっくざっくと……って待て) ウ「ネv」 うう……しくしくしく(涙) そっ、それではレス返し、いくのですっ!! > まず冒頭の謎めいた御伽噺風の部分。この辺の描写は流石白河さんです。ていうかこういうのに弱いむくぅは一ラウンドでKOです(爆) >「……何言ってんのサ」 > ああグロゥさん。いやだから、こいう雰囲気は大好きですということです。 >「だったらそういえばいいダロ。どうしてンなやたらと回りくどい言い方するのサ」 > 気分です。 >「……(ため息)」 > > (覇王直伝右フック←待て) 直伝!?(汗) 直伝ですかグロゥ君!! ていうかむくぅさんーっ!!?(滝汗) えっと、この最初の童話っぽいトコロ、白河も気に入ってます(爆) “流石”だなんてそんなっ(////) よし。それではワンラウンドKOってことで!(待て) グ「いいかげんにしたほうがいいんじゃない?」 (世にも恐ろしきサド魔族の本性が……ってやばいってばっ!!) > ナーシャさんがセイルーンにいた理由がわかってすっきりv フィルさんも普段『平和主義者くらーっしゅっ!』とか叫んでるだけじゃないんですね♪(どういう認識だ) げふっ。 同じく精神エネルギーを多量に使い果たしたっぽい白河です(爆) フィルさん、やっぱり少しは王様らしい働きをしてもらおうと思いまして、こういう結果となりましたv ウ「嘘バッカv」 グ「こうしないと、我が君の孫婿殿がセイルーンにこなくなってしまうからだろう?」 ばらし禁止だってええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっ!!(滝汗) > アメリアさんは今回ちょっと不安な感じです。大丈夫でしょうか姫…… > 最後に出てきた『グランシール』という国名も気になるところ。まさかお見合いですかッ!?(汗) お見合い…………近いですっ!!(爆) > このときのリナさんやゼルさんとの(ゼルさんて)会話がめちゃめちゃ好きです。リナさんたちだなぁvvv >「いやわけ解んないし。ていうかハート散らしすぎだし」 > ツッコミは無用です。 恩着せがましく心配するのではなく、あくまでさらっ、と、なのです♪ 言い方一つで、相手に与える影響とか心情って変わりますからね。 リナさん達はそこらへん、よくわかっているのですvv > ……というわけで、いいところできりますね白河さんっ! 先が気になって気になってしょうがないですよなむくぅなのでしたッ! > それでは――(溜め)……逃走ッ! 溜めがはいった!?(爆) ていうか、先は全然考えてなかったり(衝撃音っ☆) グ「さっさと書き進めなよね。 ていうか、今回僕達はでてくるの?」 ……………………………………………………………………………………てへっ☆ ウ「…………混沌行き、決定ネっ♪」 グ「止めないよ」 えっ!?(汗) ちょ……っ………… そっ! それでは私も生き延びる道を選びたいと思ったりなんかして!! ではではっ! レスありがとうございましたっ! 白河綜でし(ピ――――――――――――) |
21263 | ほのぼの?ほのぼのですね!! | 海藤雄馬 E-mail URL | 2002/7/26 09:37:58 |
記事番号21242へのコメント こんにちは、白河さん。 えっと・・・・ぷきゅvv(←なんとなく言ってみた) 続きなのです!! おおおおおおお!!つぅぅぅぅぅづぅぅぅぅぅきぃぃぃぃぃぃぃ!!! ごめすっ!! エクト:うるさいと、白河さんに迷惑ですよv ・・・・・・・・・エクトくん・・・・・、さすがに本の角は痛かったのですが・・・・・(涙) エクト:こんにちは、白河さん♪ あ、何気に無視ですか? エクト:この本の朗読してほしい?(もってる本をぺらりとめくる) ああああああああああ!!遠慮します〜〜〜!!(汗) (ギャグの本なんて・・・・) > さぁ―――― > > あなたなら、どちらの実が王者に相応しいと思いますか――――? エクト:右の方♪ エクトくん・・・・右って・・・・? エクト:冗談ですvv ・・・まぁ、いいけど・・・・。 私は下の方かな?手が届くところにある方vv エクト:難しいですよね、周りの状況によって相応しい王者は変わってきますけど、実際世間の王者というものは上の方にあるように周りに守られているって感じな方が多いですけどねvv つまり、箱入りさんが多いってことですねv > 幸せそうな、彼女の笑みを見ているとき。 > リナはにやにやと意地の悪そうな笑みを浮かべたまま、ナーシャの大きくなったお腹から手を離した。 > ――――ここに、あの悲しき神の生まれ変わりが息づいているのだ。 >(今度こそ……幸せに) 本当に今度こそ幸せになってほしいのです〜〜vv エクト:大丈夫ですよvナーシャさんとファレスさんが両親ならば♪ そうですねvv >「何もないなら、そんな顔はしないだろう、お前は」 >「そんな……顔?」 >「あのねアメリア。普段笑顔全開で、心の奥底から笑う娘さんが、今のあんたみたいな作り物の笑顔を貼り付けると、すぐにバレるものなのよ?」 > だから、自分の内にため込まず、サクサク白状しなさい。 おおおおおおおおおお!!さすがリナさんなのです!! エクト:読心術使ってますねvv いや、それ違うし・・・・・(汗) とにかく、相変わらず仲間思いなのですvv >「ん〜〜〜〜。 > アメリアは…………あたし達の仲間で、正義おたく。天然で、結構すぐパニックになるわね。肉弾戦が得意で、魔族を素手でぶっとばすことも多くって…………で、セイルーンのお姫様で、巫女頭。こんなところかしら?」 > それがいったいどうしたのよ? とリナ。 うんうん。 まさにアメリアさんを表現するのならそんな感じですね。 エクト:リナさんの仲間ってやっぱ人間離れしてる人が多いんだねv リナさんの周りの人間は普通の人はいないし、人間じゃないひともいるしね・・・。 リナ:ほほぉ〜〜、何がいいたいのかしら? あああああああああああ!!リナさん?!!! 何故にこんなところに?!!お久しぶりですvv(まて) リナ:火炎球(ファイヤー・ボール)。 ごうんっ!! のへぇぇぇぇぇぇぇ!!! エクト:あ、吹っ飛んじゃいましたねv リナ:・・・エクト、あんたはやっぱり平気なのね。 エクト:一応、仮にも神族ですのでvv火炎球くらいじゃあどうにもなりませんよvv >「…………リナさん。『グランシール』と云う国をご存じですか?」 知りません!! エクト:復活早すぎです・・・・。 まぁ、いいじゃないですか♪ なにやらとっても気になる終わりかたなのですvv エクト:見習って続き書こうねvお絵かき掲示板ばかりまわっていないでvv う・・・・・・・・・・・!! いいじゃないですか!! ぼちぼち進んでますし!! エクト:ふぅ〜〜ん。いいけどね。(にっこり) な、なんですか?その笑みは・・・・・(汗) エクト:それでは、あとはお好きにどうぞvエル様♪ え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(滝汗) エル:ふふvv久しぶりよね♪ エエえええええええええええええええ、エル様ぁぁぁぁ?!! 何故にここにぃぃぃぃ!! エル:はやく続き書きなさいねvvえいっvv ぷすっ エル:あらvv動かなくちゃったわね♪ し、白河さん・・・続き楽しみにしておりますので・・・・ で、では・・・・毎日のように白河さんのHPのカウンターを回している私なのでした・・・・・・・・・・・・・ |
21272 | みたいです(爆) | 白河綜 E-mail URL | 2002/7/28 20:55:58 |
記事番号21263へのコメント 海藤雄馬さんは No.21263「ほのぼの?ほのぼのですね!!」で書きました。 >こんにちは、白河さん。 >えっと・・・・ぷきゅvv(←なんとなく言ってみた) ああっv ついに「ぷきゅっv」が海藤さんにも進出(爆)v 同じくぷきゅっv 白河綜なのです♪ >続きなのです!! >おおおおおおお!!つぅぅぅぅぅづぅぅぅぅぅきぃぃぃぃぃぃぃ!!! > >ごめすっ!! > >エクト:うるさいと、白河さんに迷惑ですよv >・・・・・・・・・エクトくん・・・・・、さすがに本の角は痛かったのですが・・・・・(涙) >エクト:こんにちは、白河さん♪ >あ、何気に無視ですか? >エクト:この本の朗読してほしい?(もってる本をぺらりとめくる) >ああああああああああ!!遠慮します〜〜〜!!(汗) >(ギャグの本なんて・・・・) ああ、そんな対人類(魔族も含むが)最強の脅しを…………(汗) ウ「腰、引けてルヨ?」 ああばらさないでウィンちゃん!!(滝汗) ……………………? そう言えば、エクト君にいただいた、ギャグ満載(精神攻撃、とよむ・爆)のメモリー・オーブはどうしたのですか? ウ「訊かないデ(滝汗)」 >> あなたなら、どちらの実が王者に相応しいと思いますか――――? >エクト:右の方♪ >エクトくん・・・・右って・・・・? >エクト:冗談ですvv >・・・まぁ、いいけど・・・・。 >私は下の方かな?手が届くところにある方vv >エクト:難しいですよね、周りの状況によって相応しい王者は変わってきますけど、実際世間の王者というものは上の方にあるように周りに守られているって感じな方が多いですけどねvv >つまり、箱入りさんが多いってことですねv はにゃんv 意図したとおりの意味で捉えていただけて光栄なのですううううぅっぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっっ!! 一応、今回の話の本質の複線な樹と果実の話(爆) ウ「…………?」 ? どうかしました? ウィンちゃん。 ウ「ンっとネ。なんだかこの果実、何かニ似てるナーって思っテ」 一応イメージとしては、これからが旬の梨ですv 好きなんですよ、梨。 それにリンゴだとセオリーじゃないですか(爆) >>(今度こそ……幸せに) >本当に今度こそ幸せになってほしいのです〜〜vv >エクト:大丈夫ですよvナーシャさんとファレスさんが両親ならば♪ >そうですねvv よく考えたらひーじーさんは覇王様という子供達なんですが(爆) とにかく、ファレス君はともかくナーシャは母性が強いので大丈夫v …………なんだかエル様のおもちゃになりそうな予感はありますが(爆) >>「何もないなら、そんな顔はしないだろう、お前は」 >>「そんな……顔?」 >>「あのねアメリア。普段笑顔全開で、心の奥底から笑う娘さんが、今のあんたみたいな作り物の笑顔を貼り付けると、すぐにバレるものなのよ?」 >> だから、自分の内にため込まず、サクサク白状しなさい。 >おおおおおおおおおお!!さすがリナさんなのです!! >エクト:読心術使ってますねvv >いや、それ違うし・・・・・(汗) >とにかく、相変わらず仲間思いなのですvv 恩着せがましくないところがこの面々の良いところなのですv >>「ん〜〜〜〜。 >> アメリアは…………あたし達の仲間で、正義おたく。天然で、結構すぐパニックになるわね。肉弾戦が得意で、魔族を素手でぶっとばすことも多くって…………で、セイルーンのお姫様で、巫女頭。こんなところかしら?」 >> それがいったいどうしたのよ? とリナ。 >うんうん。 >まさにアメリアさんを表現するのならそんな感じですね。 >エクト:リナさんの仲間ってやっぱ人間離れしてる人が多いんだねv >リナさんの周りの人間は普通の人はいないし、人間じゃないひともいるしね・・・。 >リナ:ほほぉ〜〜、何がいいたいのかしら? >あああああああああああ!!リナさん?!!! >何故にこんなところに?!!お久しぶりですvv(まて) >リナ:火炎球(ファイヤー・ボール)。 > >ごうんっ!! > >のへぇぇぇぇぇぇぇ!!! > >エクト:あ、吹っ飛んじゃいましたねv >リナ:・・・エクト、あんたはやっぱり平気なのね。 >エクト:一応、仮にも神族ですのでvv火炎球くらいじゃあどうにもなりませんよvv やっぱりエクト君最強(爆) ともかく、リナさんのアメリアさんに対するイメージ=白河のアメリアさんに対するイメージですので(爆) フィ「何! おぬし! 我が愛娘アメリアをそんなふうに!? ゆるさんっ!!」 ってふぃるさあぁぁぁぁぁぁんんんっっっ!!? なんであんたがこんなとこにっ!!?(滝汗) フィ「だまれ! 秘技! 『父の愛!(以下省略←お好きな技をどうぞ♪)』!!」 (再起不能。しばらくお待ち下さい) >>「…………リナさん。『グランシール』と云う国をご存じですか?」 >知りません!! 今回キーになるお国ですv ふっふっふ(爆) >エクト:それでは、あとはお好きにどうぞvエル様♪ >え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(滝汗) > >エル:ふふvv久しぶりよね♪ >エエえええええええええええええええ、エル様ぁぁぁぁ?!! >何故にここにぃぃぃぃ!! >エル:はやく続き書きなさいねvvえいっvv > >ぷすっ > >エル:あらvv動かなくちゃったわね♪ 「ぷすっ」って…………?(滝汗) あの、音は大変かわいらしかったんですけど…………?(汗) ウ「こんナ感じニネ♪」 え゛っ。 (ぴ○ちゅ〜っ!!←待て) >し、白河さん・・・続き楽しみにしておりますので・・・・ >で、では・・・・毎日のように白河さんのHPのカウンターを回している私なのでした・・・・・・・・・・・・・ (一部こげっ)わっ、私もリンクさせていただいているサイトさんはもう一日○回くらい訪れてます(最低一回の意)。 続きは………… 夏期講習が終わってからでしょうか(爆) ではでは。 白河綜でしたvv |
21277 | なにやら・・・ | 春祭あられ E-mail URL | 2002/7/29 09:09:07 |
記事番号21242へのコメント うふふ。レスはお初です♪の春祭です。 実は未だ闇の〜が読み終わってないのですが、新シリーズに我慢できずに手を出してしまいました。 なにやら素晴らしいほどのしっかりとしている構成とテンポに、私はいつも感嘆します。 くうっ流石ですねっ ほのぼのなのにこれからは嵐な物を感じさせているので、続きが仕方なくって使用が無いです。 夏期講習とかで疲れてますでしょうが、頑張ってください!(無理言うな) 待ってます♪(おいっ) では、短いですがこれにて。 |
21290 | にやり。(何) | 白河綜 E-mail URL | 2002/7/30 22:24:45 |
記事番号21277へのコメント 春祭あられさんは No.21277「なにやら・・・」で書きました。 >うふふ。レスはお初です♪の春祭です。 ふ〜っふっふっふ。レス返しもお初です♪(核爆) 白河綜なのですっ! ああっ! いらっしゃいませあられさんっ!!(下のお名前で呼んでも平気かしら←爆) >実は未だ闇の〜が読み終わってないのですが、新シリーズに我慢できずに手を出してしまいました。 一応続き物とはなっていますが、前作を把握してなくっても……読める?(待て)話になっている……か?(汗←疑問系) 闇の〜は長いですからね(汗) どうぞお時間のある時に読み進めていただけるといと嬉しv(爆) >なにやら素晴らしいほどのしっかりとしている構成とテンポに、私はいつも感嘆します。 >くうっ流石ですねっ しっかり……?(汗) とにかく、そんなコト言ってもらえるなんて嬉しいですっ! 今ここで白状しますが、私もあられさんの書く人物の心理描写とか……かなり感動してるです! 自分で言うのもなんなのですが、私感情移入が激しくて(爆) 毎回かなりの勢いで乗り移ってたり(核爆) >ほのぼのなのにこれからは嵐な物を感じさせているので、続きが仕方なくって使用が無いです。 嵐というか、なんて言うかごめんアメリアとでも言いましょうか(爆) 結構痛いかもしれません(爆) まぁ、私の作品、という時点でたかがしれてますが(爆) >夏期講習とかで疲れてますでしょうが、頑張ってください!(無理言うな) >待ってます♪(おいっ) (汗) …………ふっふっふ。夏期講習第一部は今日で終わったので、第二部が始まる前になんとか進めたいと思っています。 どうぞ(期待しないで←爆)待ってやってくださいませv では。 感想ありがとうございましたv 白河綜でしたっ!! |
21297 | こちらでは、はじめましてなのです! | 藤原清貫 | 2002/8/1 00:23:09 |
記事番号21242へのコメント 白河綜さんは No.21242「黄金の支柱(きんのしちゅう) 1」で書きました。 > > > こんにちは。 > 怖いよ怖いよ夏期講習(爆)、白河綜なのです(待て) どうもこんばんは。藤原清貫です。 実は、ずいぶん前から白河さんの作品は読んではいたのですが、ついに今の今までレスせずにしました。 ――と、いうわけで。こんなにすばらしい白河さんの作品を感想も書かずにタダ読みしていたぶんのツケを、ここで晴らしたいと思います(笑)。 > 今回、いまいち話は進んでいないかもしれません(いつものこと←待て) > 一応、姫様サイドのお話です。 > でも、やはりリナさんが主役っぽいです(汗) > ちなみにファレス君が出張ってくるのは後半です。 > > ではでは。 ううう・・・楽しみなのです! >############################################## > > > あるところに、大きな大きな樹が立っていました。 > がっしりした、とてもとても立派な樹です。太い幹と青々とした葉、そしてその下にできる影の大きさが、一言では言い表せない風格を生み出している――――そんな樹でした。 > その樹は、森の王様だったのかもしれません。 > 同じ森に住む小動物達の憩いの場として、そして彼らを守る腕(かいな)として、その枝を大きく広げ、全てを包み込んでいました。 > > ――――そんな樹に。 > > ある年、二つの果実がなりました。 > 薄い金茶色の――――カタチはリンゴに似た果実です。 > > 一つは樹の上の方――――多くの葉に守られるように。 > もう一つは樹の下の方――――手を伸ばせば届くところに。 > > どちらも食べ頃に熟れ、大きくずっしりとしていて、王者に樹の子供に相応しい風情です。 > 森の動物達は、その実達をわくわくしながら見守りました。 > 今の王者の役割を、この実のどちらかが将来担うことになるのです。 > 彼らはわくわくどきどきしながら見守りました。 > > さぁ―――― > > あなたなら、どちらの実が王者に相応しいと思いますか――――? うみゅう・・・難しいのです。 木の上にある実は王者天高く君臨することによりとしてのあるべき威風を保ち、森に暮らす生き物たちの心のよりどころとなる。 他方手に届きそうなところにある実は、森に暮らす生き物たちの身近にあることで、親しみと生活への理解を示す。 どちらとも甲乙つけがたいのですが・・・私個人としては手に届きそうなところにある実のほうが好きですね♪ ・・・・・でもこれって、やっぱりあの人のことを言っているのですよね? > > 【黄金の支柱(きんのしちゅう)‐ 1】 わーい、ぱちぱちぱちぱち! 幕が上がりましたねー。 を、セイルーンの王宮なのですね(ぼりぼりぼり・・・)←ポップコーンをほお張る音。 あ、リナさんとナーシャさんが出てきましたねー。(じゅるるるるるる・・・)←ジュースをすする音。 ああっ!ナーシャさんのお腹が動いて・・・(ポンポン)←肩を叩かれた音 ん?誰だよせっかくいいところなの・・・に?(言いかながら後ろを振り返って硬直。そこにはおっかない顔した警備員さんが、くいくいと親指で場内に張られた張り紙を指していた)。 「場内での飲食は、周りのお客様のご迷惑となりますので、ご遠慮ください」 ・・・あのー・・・これって・・・もしかしなくても・・・・・(がしっ)←襟首を捕まれた音 ああっ!やっぱし!?そんなっ!まだはじまたばかりなのにぃぃぃぃぃぃぃっ!(ずるずるずる・・・・)←何かが引きずられていく音 註:良識あるみなさんは真似しちゃいけません(爆) >「…………あっ! 今動いたわねっ!」 > 手を当てた場所から伝わる、小さな震動。 > 愛しい、小さな命。 > 友人のお腹の中でソレが育っていると、確かに実感できるのは、こうして自分もソレを感じているとき。 ああああああああ・・・・・・・・胎児の描写がものすごくうまいのです。なんか、いかにも新しい生命の誕生、っていう感じで。 > それと………… >「……ナーシャ。顔、ゆるみっぱなし」 >「…………ほっとけ」 > 幸せそうな、彼女の笑みを見ているとき。 > リナはにやにやと意地の悪そうな笑みを浮かべたまま、ナーシャの大きくなったお腹から手を離した。 > ――――ここに、あの悲しき神の生まれ変わりが息づいているのだ。 >(今度こそ……幸せに) > なってほしいと、心から願う。 > まぁ、両親はこの二人なのだ。きっと大丈夫だろうが。 そうですよね・・・あれだけの困難を乗り越えて、人間的に大きく成長したナーシャさんとファレス君なら、きっといいお父さんとお母さんになれるでしょうね。 でも、こんなにほほえましい光景見せ付けられたら・・・リナさんとガウリイさん、ゼルガディスさんとアメリアさんもうかうかしていられないですよね♪(マテ) > ふと。 >「……そーいや、なんでナーシャがセイルーンの……しかも王宮にいるわけ?」 > ファレスから譲り受けた椅子に腰をおろしつつ、リナは小さな疑問を問うた。 > 連絡をもらったときは、驚愕と喜びが大きすぎて、疑問にも思わなかったのだが。 > まぁ、アヤナフ村にはナーシャ以外に医者と呼べる者はいないから、お産のため王都に移動してきたトコロまでは理解できるが。 > すると、リナに椅子と譲ったため、ナーシャが横になっている寝台(ベッド)の端に腰掛けているファレスが、 >「マナリート。憶えてるか?」 >「もちろん」 > 半年と少し前、ナーシャの治療によって生来の病を癒すことに成功した、ハウロ・シティの領主(ロード)・フーリック=キャンソンの一人娘だ。その彼女が、いったい何だと云うのだろう。 >「あの子の父親が、そのことをフィル殿下に話したらしいんだ。んで、その結果、ナーシャんトコに依頼がきたんだよ」 >「『世界中の病んでいる人のために力になって欲しい』……って?」 >「そ。まぁ、ようは王宮内に専用の窓口をつくって、そこで患者を受け付ける。ナーシャは診察のため、決まった日に王宮に訪れ、薬草作りは村の方で行う――――こんな感じか。 ナーシャさん素敵です。偉いです。まるで橋田壽賀子ドラマの、「いのち」みたいです。 あのお話は道徳の授業でも取り上げられるくらい有名なお話で、大学病院での栄達を捨て、無医村に赴いて貧しい人たちの看病にあたった高原未希と、思わず姿を重ね合わせて見てしまいました・・・。 他にも、ナイチンゲールだとか、マザーテレサだとか、こういった人たちは私も大好きなのです!感動します! > ンでまぁ、あの事件の後はそーやってやってたワケ。で、しばらくしてナーシャが妊娠してったわかったら、殿下がここの一室を貸してくれたワケさ。『初めての子供なんだから不安もあるだろう。経験者や医者のいる王都にいるほうが、精神的に落ち着くだろうから』ってな」 >「へぇ〜」 > あのフィルさんがねぇ、と、リナは軽く息をはいた。 フィルさん、顔はあんなのだけど、中身は民を思いやる名君なんですよね〜。 > 意外意外、と書いてある彼女の横顔に向けて、今度は当のご本人であるナーシャが、 >「というか、私としてはリナ殿がご存じなかった方が意外だな。アメリア殿から聞いておらなんだか?」 > ナーシャの言葉に、聞いてないわよ、と首を振るリナ。 >「……そういえば、アメリアは何処にいったんだ?」 > と、これはゼルガディス。 > 王宮についてすでに数時間。 > 出迎えてくれたきり姿を現さない第二王女に、彼は不審げに眉を寄せる。 > 彼女の性格からして、これほど長い時間、彼らを待たせるなどということはありえないはず―――― > ……と。 > ギイィ……、という鈍い音をたて扉が開くと、話題の中心となっていた黒髪の少女が姿を現した。 いよいよアメリアさん登場・・・・・って、あれ? > 気持ちが悪い。 > 別に体調が悪いわけではない。 > ただ………… > イライラともやもやが、治まらないだけ。 >「…………最悪です…………」 > 重いため息と共にこぼされた言葉は、セイルーン王宮の長い廊下に吸い込まれた。 > フィリオネルがナーシャ達夫婦に貸し与えた部屋は、本宮とは長い廊下で繋がれた別宮にあった。 > ――――この廊下を渡り終えれば、仲間と顔を合わせるコトができるのだ。 > 彼らと会話をしているうちに、きっとこの気持ち悪さを忘れられるに違いない。 > そう思い、また早く顔を見たいという思いから、自然とアメリアの歩みは早まった。 あのアメリアさんがこんなに落ち込むなんて、一体前のお話の書簡にはなんて書いてあったのでしょうか・・・?(汗) > ――――だが。 > > この時、彼女は失念していた。 > 確かに忘れるコトはできるかもしれないが、それは消えると同意語ではないと云うことを。 > どず黒く汚い感情は、彼女の中で蓄積されてしまうであろうコトを。 そうですよね・・・忘れることはできても、乗り越えない限りまた似たような問題にぶつかってしまうかもですよね・・・。 > どことなく疲れた表情をしているのは、自分の気のせいであろうか? > ゼルガディスの、特徴的な三白眼が捉えたアメリアは――――おそらく、公務の途中で抜け出てきたのだろう。淡いブルーのドレスを着、どことなく暗い面持ちで、ゆっくりと歩み寄ってくる。 >「…………おい」 >「へっ? あ、すいません。ちょっと抜け出せない用事があったもので」 > へへへっ、と笑うアメリアの顔は、少しの憂いを帯びていた。 >「……何かあったの?」 >「え? 何でです?」 > 静かな声音で問うリナに、アメリアは作った微笑みを向ける。 > すると、今度はゼルガディスが嘆息し、 >「何もないなら、そんな顔はしないだろう、お前は」 >「そんな……顔?」 >「あのねアメリア。普段笑顔全開で、心の奥底から笑う娘さんが、今のあんたみたいな作り物の笑顔を貼り付けると、すぐにバレるものなのよ?」 さすがはリナさんとゼルガディスさんです!アメリアさんのこと、ちゃぁんとわかってあげているんですね! でも、二人とも素直じゃないから・・・。 > だから、自分の内にため込まず、サクサク白状しなさい。 > そう、目で語るリナ達に。 > アメリアは不意に破顔し、 >「…………やっぱりわたし、リナさん達が大好きですっ!」 > 自分のわずかな変化に気付いてくれて。 > 押しつけがましく心配するのではない、彼らが。 > ようやく、生来彼女が持っている笑みを引き出したリナ達は、やはり満面の笑みを浮かべ、『何を今更』と。 > そう、のたまった。 > 王宮という特殊な空間に身を置く友人に、彼らができることといえば。 > 心労を、減らしてやることくらいだから。 > いくら頼れる友とは云っても、国の中枢にあたる部分に対する干渉はできないから。 > だが、そんな彼らの想いは、確実にアメリアの救いとなるのだ。 > アメリアは、胸のモヤモヤが薄れていくことを自覚した。 アメリアさんにとって、リナさんたちの存在がどれだけ大きく、頼り甲斐があるかわかるセリフですよね。 理屈抜きの友情。幾多の困難をともに潜り抜けたことで生まれる、固い信頼関係で結ばれた関係――なかよし四人組。ホント、うらやましいのです。 でも、そのなかの一員であるからには、やっぱりアメリアさんも強いんですよね。 彼女自身も数々の試練をくぐりぬけて自分に打ち勝ち、リナさんたちに負けないくらい、自分を高めていった結果、今のような関係になったんだと思います。 >「で? いったいどうしたのよ」 > 女官さんが運んできてくれた紅茶を片手に、ん? と首を傾げてリナが問う。 > 彼女の向かいで椅子に座り込んだアメリアは、しばらくじ……っと手にしたカップをのぞき込んでいたが、やがて顔を上げ、 >「ねぇリナさん。わたしという人間を、文の羅列で表現してくださいませんか?」 >「へ?」 > 思ってもみないアメリアの言葉に、思わず間の抜けた声を出すリナ。他の面々も――――言葉の意味を理解できていないガウリイは除く――――何をいっているのだろう、という表情を浮かべている。 > リナはポリポリと頬をかき、 >「ん〜〜〜〜。 > アメリアは…………あたし達の仲間で、正義おたく。天然で、結構すぐパニックになるわね。肉弾戦が得意で、魔族を素手でぶっとばすことも多くって…………で、セイルーンのお姫様で、巫女頭。こんなところかしら?」 > それがいったいどうしたのよ? とリナ。 飾らない言葉と、いつでも自分に正直な素直な意見。いかにもリナさんらしいですよね。 もっとも、初対面の人には、そういった言葉づかいと巷のうわさからくる先入観から、乱暴だとかがさつだとかいうイメージを抱いてしまうのだと思いますけど・・・。 実は長く付き合ってみると、そんな言葉の裏側に仲間思いで優しいリナさんのもう一つの側面が見えてくるのではないのか――? そう、思えてくるのです。 > アメリアは、リナの言葉に嬉しそうに微笑み、 >「そうおっしゃってもらえて、わたしすごく嬉しいですっ!!」 >「……そぉ? でも、あたし達の誰に訊いても、きっと似たような答えだと思うけど?」 > 少々訝しげに言葉を返すリナに、ゼルガディスを始め、同じ部屋にいる面々はいっせいに頷いて見せる。 > それに、何故かアメリアはさらに嬉しげに微笑んでみせて、 >「だから嬉しいんじゃないですかっ! > たいていの人は、わたしを描写する場合、『セイルーンの第二王女』で巫女頭、出奔の多い困った姫、と言いますから」 > 順番の問題なんですよ、と言うアメリアの瞳に。 > ――――いつもの、あの眩しいばかりの輝きは無かった。 ・・・ホントに、一体何があったのでしょうか? 普段は元気いっぱいのアメリアさんですけど、実は結構ナイーブだと思うのです。だから、落ち込み始めるとどんどん落ちていくんじゃないかと不安なのです・・・。 >「…………リナさん。『グランシール』と云う国をご存じですか?」 『グランシール』・・・?一体その国で何が・・・? 続きがものすごく気になるのです!次回を楽しみに待っていますね! ではではぁ〜♪ |
21330 | こちらこそ! | 白河綜 E-mail URL | 2002/8/5 18:18:45 |
記事番号21297へのコメント 藤原清貫さんは No.21297「こちらでは、はじめましてなのです!」で書きました。 > どうもこんばんは。藤原清貫です。 > 実は、ずいぶん前から白河さんの作品は読んではいたのですが、ついに今の今までレスせずにしました。 > ――と、いうわけで。こんなにすばらしい白河さんの作品を感想も書かずにタダ読みしていたぶんのツケを、ここで晴らしたいと思います(笑)。 こちらでは初めまして。白河綜なのですっ! ただ読み…………確かに感想をいただけたほうが嬉しくはありますが(爆)、読んでくださるだけでも、もう十分嬉しいです! ツケ、全然OKでございます(大笑) >> さぁ―――― >> あなたなら、どちらの実が王者に相応しいと思いますか――――? > うみゅう・・・難しいのです。 > 木の上にある実は王者天高く君臨することによりとしてのあるべき威風を保ち、森に暮らす生き物たちの心のよりどころとなる。 > 他方手に届きそうなところにある実は、森に暮らす生き物たちの身近にあることで、親しみと生活への理解を示す。 ああっ、そういう考え方もあったか(汗) すみません。実はそこまで深く考えてなかったりします(爆) でも、ニュアンス的には似てますね。 ようは、果実が何処にあったかがポイントなのです(^^) > どちらとも甲乙つけがたいのですが・・・私個人としては手に届きそうなところにある実のほうが好きですね♪ > ・・・・・でもこれって、やっぱりあの人のことを言っているのですよね? …………あの人?(汗) 誰でしょう?(滝汗) > を、セイルーンの王宮なのですね(ぼりぼりぼり・・・)←ポップコーンをほお張る音。 > あ、リナさんとナーシャさんが出てきましたねー。(じゅるるるるるる・・・)←ジュースをすする音。 > ああっ!ナーシャさんのお腹が動いて・・・(ポンポン)←肩を叩かれた音 > ん?誰だよせっかくいいところなの・・・に?(言いかながら後ろを振り返って硬直。そこにはおっかない顔した警備員さんが、くいくいと親指で場内に張られた張り紙を指していた)。 >「場内での飲食は、周りのお客様のご迷惑となりますので、ご遠慮ください」 > ・・・あのー・・・これって・・・もしかしなくても・・・・・(がしっ)←襟首を捕まれた音 > ああっ!やっぱし!?そんなっ!まだはじまたばかりなのにぃぃぃぃぃぃぃっ!(ずるずるずる・・・・)←何かが引きずられていく音 (大爆笑) そうです、館内(爆)は飲食禁止なのですよ♪(待て) >> 手を当てた場所から伝わる、小さな震動。 >> 愛しい、小さな命。 >> 友人のお腹の中でソレが育っていると、確かに実感できるのは、こうして自分もソレを感じているとき。 > ああああああああ・・・・・・・・胎児の描写がものすごくうまいのです。なんか、いかにも新しい生命の誕生、っていう感じで。 でも、この辺は完全に想像ですが(爆) >> ――――ここに、あの悲しき神の生まれ変わりが息づいているのだ。 >>(今度こそ……幸せに) >> なってほしいと、心から願う。 >> まぁ、両親はこの二人なのだ。きっと大丈夫だろうが。 > そうですよね・・・あれだけの困難を乗り越えて、人間的に大きく成長したナーシャさんとファレス君なら、きっといいお父さんとお母さんになれるでしょうね。 > でも、こんなにほほえましい光景見せ付けられたら・・・リナさんとガウリイさん、ゼルガディスさんとアメリアさんもうかうかしていられないですよね♪(マテ) そうです。 肝心要の4人組、うかうかしてられないです(爆) ああ、この二人にあてられて他のペアも上手く発展しないかな♪(待て) >>「あの子の父親が、そのことをフィル殿下に話したらしいんだ。んで、その結果、ナーシャんトコに依頼がきたんだよ」 >>「『世界中の病んでいる人のために力になって欲しい』……って?」 >>「そ。まぁ、ようは王宮内に専用の窓口をつくって、そこで患者を受け付ける。ナーシャは診察のため、決まった日に王宮に訪れ、薬草作りは村の方で行う――――こんな感じか。 > ナーシャさん素敵です。偉いです。まるで橋田壽賀子ドラマの、「いのち」みたいです。 > あのお話は道徳の授業でも取り上げられるくらい有名なお話で、大学病院での栄達を捨て、無医村に赴いて貧しい人たちの看病にあたった高原未希と、思わず姿を重ね合わせて見てしまいました・・・。 > 他にも、ナイチンゲールだとか、マザーテレサだとか、こういった人たちは私も大好きなのです!感動します! すみません…………「いのち」は視てないです(汗) でもまぁ、ナーシャはそんな聖人みたいな子じゃないので(^^; ナイチンゲールにマザーテレサ。確かに私も尊敬しておりますv 何故って自分じゃ絶対そんなことできないから(爆) >> あのフィルさんがねぇ、と、リナは軽く息をはいた。 > フィルさん、顔はあんなのだけど、中身は民を思いやる名君なんですよね〜。 腐っても王様。見えないけど平和主義者ですからv(爆) >> ギイィ……、という鈍い音をたて扉が開くと、話題の中心となっていた黒髪の少女が姿を現した。 > いよいよアメリアさん登場・・・・・って、あれ? >> 気持ちが悪い。 >> 別に体調が悪いわけではない。 >> ただ………… >> イライラともやもやが、治まらないだけ。 >>「…………最悪です…………」 >> 重いため息と共にこぼされた言葉は、セイルーン王宮の長い廊下に吸い込まれた。 >> フィリオネルがナーシャ達夫婦に貸し与えた部屋は、本宮とは長い廊下で繋がれた別宮にあった。 >> ――――この廊下を渡り終えれば、仲間と顔を合わせるコトができるのだ。 >> 彼らと会話をしているうちに、きっとこの気持ち悪さを忘れられるに違いない。 >> そう思い、また早く顔を見たいという思いから、自然とアメリアの歩みは早まった。 > あのアメリアさんがこんなに落ち込むなんて、一体前のお話の書簡にはなんて書いてあったのでしょうか・・・?(汗) それも後々でてきますので。 なんというか、書簡に書かれていた内容と、書かれ方に問題があったようです。 >> 確かに忘れるコトはできるかもしれないが、それは消えると同意語ではないと云うことを。 >> どず黒く汚い感情は、彼女の中で蓄積されてしまうであろうコトを。 > そうですよね・・・忘れることはできても、乗り越えない限りまた似たような問題にぶつかってしまうかもですよね・・・。 忘れることはできても、それは「消化」と同義語ではけっしてないですからね。 ふとした拍子に思い出してしまう、なんてことがあるかもなのです!(何) >>「あのねアメリア。普段笑顔全開で、心の奥底から笑う娘さんが、今のあんたみたいな作り物の笑顔を貼り付けると、すぐにバレるものなのよ?」 > さすがはリナさんとゼルガディスさんです!アメリアさんのこと、ちゃぁんとわかってあげているんですね! > でも、二人とも素直じゃないから・・・。 それに、「いかにも心配している」って感じの言葉だと、すこし嘘くさく聞こえちゃうじゃないですか。きっと、アメリアにはこういう風に言った方が、負担をかけないかなー、なんておもったり(笑) >> 王宮という特殊な空間に身を置く友人に、彼らができることといえば。 >> 心労を、減らしてやることくらいだから。 >> いくら頼れる友とは云っても、国の中枢にあたる部分に対する干渉はできないから。 >> だが、そんな彼らの想いは、確実にアメリアの救いとなるのだ。 >> アメリアは、胸のモヤモヤが薄れていくことを自覚した。 > アメリアさんにとって、リナさんたちの存在がどれだけ大きく、頼り甲斐があるかわかるセリフですよね。 > 理屈抜きの友情。幾多の困難をともに潜り抜けたことで生まれる、固い信頼関係で結ばれた関係――なかよし四人組。ホント、うらやましいのです。 > でも、そのなかの一員であるからには、やっぱりアメリアさんも強いんですよね。 > 彼女自身も数々の試練をくぐりぬけて自分に打ち勝ち、リナさんたちに負けないくらい、自分を高めていった結果、今のような関係になったんだと思います。 強いゆえに、ある一部分は弱いのだと思ってます。 そしてその弱い部分を仲間同士で補い合う、それがリナさんたちの関係かなー、なんて勝手におもってます(笑) >>「ん〜〜〜〜。 >> アメリアは…………あたし達の仲間で、正義おたく。天然で、結構すぐパニックになるわね。肉弾戦が得意で、魔族を素手でぶっとばすことも多くって…………で、セイルーンのお姫様で、巫女頭。こんなところかしら?」 >> それがいったいどうしたのよ? とリナ。 > 飾らない言葉と、いつでも自分に正直な素直な意見。いかにもリナさんらしいですよね。 なんといっても、リナさんですしv(待て) >> ――――いつもの、あの眩しいばかりの輝きは無かった。 > ・・・ホントに、一体何があったのでしょうか? > 普段は元気いっぱいのアメリアさんですけど、実は結構ナイーブだと思うのです。だから、落ち込み始めるとどんどん落ちていくんじゃないかと不安なのです・・・。 アメリアさんはきっとどん底まで悩むタイプですよね(^^; ああ、いぢめてごめんよアメリア〜(爆) >>「…………リナさん。『グランシール』と云う国をご存じですか?」 > 『グランシール』・・・?一体その国で何が・・・? > 続きがものすごく気になるのです!次回を楽しみに待っていますね! > ではではぁ〜♪ 一応今回キーになるお国です♪ では。 なんとか続きを書かないと(汗) 白河綜でした! |
21312 | 出遅れた〜〜〜〜!!!!! | らん URL | 2002/8/2 19:55:10 |
記事番号21242へのコメント 白河綜さんは No.21242「黄金の支柱(きんのしちゅう) 1」で書きました。 らん:こんにちは!白河綜さん♪一言叫ばしてもらいます・・・ 出遅れたぁぁっぁあああぁぁぁっぁあああ!!!!!! エル様:五月蝿いわよ! ばこん! らん:痛いです。レスのはじめから殴らないでください!!! エル様:気にしちゃ駄目よv > こんにちは。 > 怖いよ怖いよ夏期講習(爆)、白河綜なのです(待て) らん:頑張ってください!!!! > ――――ここに、あの悲しき神の生まれ変わりが息づいているのだ。 >(今度こそ……幸せに) > なってほしいと、心から願う。 > まぁ、両親はこの二人なのだ。きっと大丈夫だろうが。 らん:そうなのです!!!幸せになって欲しいものですvvでも二人が両親なので大丈夫なのです!!!! >「あのねアメリア。普段笑顔全開で、心の奥底から笑う娘さんが、今のあんたみたいな作り物の笑顔を貼り付けると、すぐにバレるものなのよ?」 らん:たとえ、ドラゴンがまたいで通り!傍若無人極まりない!無茶苦茶なリナさんでも!!! 仲間には優しいので・・・・ どごぉぉおおおおん!!!!!(ドラスレ発動) リナ:失礼ね!!誰が!!ドラマタなのよ!!! >「…………やっぱりわたし、リナさん達が大好きですっ!」 > 自分のわずかな変化に気付いてくれて。 > 押しつけがましく心配するのではない、彼らが。 > ようやく、生来彼女が持っている笑みを引き出したリナ達は、やはり満面の笑みを浮かべ、『何を今更』と。 > そう、のたまった。 > 王宮という特殊な空間に身を置く友人に、彼らができることといえば。 > 心労を、減らしてやることくらいだから。 > いくら頼れる友とは云っても、国の中枢にあたる部分に対する干渉はできないから。 > だが、そんな彼らの想いは、確実にアメリアの救いとなるのだ。 > アメリアは、胸のモヤモヤが薄れていくことを自覚した。 らん:うんうん。アメリアは王族ですから・・・リナたちのような、友人はとても救われるのでしょうね。 >「ん〜〜〜〜。 > アメリアは…………あたし達の仲間で、正義おたく。天然で、結構すぐパニックになるわね。肉弾戦が得意で、魔族を素手でぶっとばすことも多くって…………で、セイルーンのお姫様で、巫女頭。こんなところかしら?」 らん:まさにその通りなのです!!!正義おたくは外せません!! リナを表現すると・・・なんでもないです(涙) リナ:んふふふふふふふふ・・あら?言ってもいいのよ?ファイヤーボールぐらいで済ますから♪ らん:遠慮します。 >「…………リナさん。『グランシール』と云う国をご存じですか?」 らん:知りません!!! エル様:威張っていうことじゃないわよ。(ばこん) らん:どうして、殴るんですか・・・ エル様:小説が進んでないからv らん:うぐ!!(滝汗)ふっ・・・まぁ、それは置いときまして・・・ アメリアやリナの絡みを期待しておりますvv 勿論、白河綜さんのオリキャラもvvvそれでは色々と忙しいでしょうが 頑張ってくださいvこれにてvvv |
21332 | そしてレスはさらに遅れ(汗) | 白河綜 E-mail URL | 2002/8/5 21:27:16 |
記事番号21312へのコメント らんさんは No.21312「出遅れた〜〜〜〜!!!!!」で書きました。 > らん:こんにちは!白河綜さん♪一言叫ばしてもらいます・・・ > 出遅れたぁぁっぁあああぁぁぁっぁあああ!!!!!! >エル様:五月蝿いわよ! >ばこん! > らん:痛いです。レスのはじめから殴らないでください!!! >エル様:気にしちゃ駄目よv こんにちはらんさんv それでは私も叫んでみたりv レスもおくれたああぁぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁっっっ!! 金色のお方「おだまり」 (げしょっ!!) 世界が反転してますねぇ……。 金色のお方「……何をほのぼのしてんのよ。いいから、さくさくお返ししなさいっ!!」 はい〜(汗) >> ――――ここに、あの悲しき神の生まれ変わりが息づいているのだ。 >>(今度こそ……幸せに) >> なってほしいと、心から願う。 >> まぁ、両親はこの二人なのだ。きっと大丈夫だろうが。 > らん:そうなのです!!!幸せになって欲しいものですvvでも二人が両親なので大丈夫なのです!!!! 取り敢えず今から親ばかになるは必死のお二人ですのでv(爆) こんかいフィーちゃんはでてきませんが、ぼちぼちかきたいな〜なんて思ってますvv >>「あのねアメリア。普段笑顔全開で、心の奥底から笑う娘さんが、今のあんたみたいな作り物の笑顔を貼り付けると、すぐにバレるものなのよ?」 > らん:たとえ、ドラゴンがまたいで通り!傍若無人極まりない!無茶苦茶なリナさんでも!!! > 仲間には優しいので・・・・ >どごぉぉおおおおん!!!!!(ドラスレ発動) > リナ:失礼ね!!誰が!!ドラマタなのよ!!! リナさんにきまってるじゃないです(衝撃音☆) リナ「なんだって? モウ一回言ッテミル度胸ハアルカナ?」 ……………………ないです(涙) >>「…………やっぱりわたし、リナさん達が大好きですっ!」 >> 自分のわずかな変化に気付いてくれて。 >> 押しつけがましく心配するのではない、彼らが。 > らん:うんうん。アメリアは王族ですから・・・リナたちのような、友人はとても救われるのでしょうね。 王宮内の思惑にとらわれず行動できるリナさん達は、アメリアさんにとってとても救いになっていると思うのです。一般人でも、何か強い圧迫を与えられると、折れてしまうコトの方が多いですし…………そういう意味でも、リナさんたちは彼女にとって最良の仲間なのだと思っていますvv >>「ん〜〜〜〜。 >> アメリアは…………あたし達の仲間で、正義おたく。天然で、結構すぐパニックになるわね。肉弾戦が得意で、魔族を素手でぶっとばすことも多くって…………で、セイルーンのお姫様で、巫女頭。こんなところかしら?」 > らん:まさにその通りなのです!!!正義おたくは外せません!! > リナを表現すると・・・なんでもないです(涙) > リナ:んふふふふふふふふ・・あら?言ってもいいのよ?ファイヤーボールぐらいで済ますから♪ > らん:遠慮します。 リナさんは「どらまた」、自称美少女天才魔導師でまぁ確かに天才魔導師なんだけどちょっぴり胸のサイズが平均よりちい(魔法発動) リナ「だ・ま・れぇっっっ!!!!」 >>「…………リナさん。『グランシール』と云う国をご存じですか?」 > らん:知りません!!! >エル様:威張っていうことじゃないわよ。(ばこん) 一応、今回のキーになる国ですv タイトルもこの国によるのもだったり(爆) > らん:どうして、殴るんですか・・・ >エル様:小説が進んでないからv > らん:うぐ!!(滝汗)ふっ・・・まぁ、それは置いときまして・・・ > アメリアやリナの絡みを期待しておりますvv > 勿論、白河綜さんのオリキャラもvvvそれでは色々と忙しいでしょうが > 頑張ってくださいvこれにてvvv オリキャラさん、よく考えたらまだ予定の一人が出ていない(汗) とっ、とにかくがんばりますっ! ではではv らんさんも執筆活動のほう頑張ってくださいませv それでは! 白河綜でしたvv |
21376 | はじめまして、遅くなってしまいました。 | 猫楽者 | 2002/8/10 00:10:33 |
記事番号21242へのコメント 白河綜さんは No.21242「黄金の支柱(きんのしちゅう) 1」で書きました。 > > > こんにちは。 > 怖いよ怖いよ夏期講習(爆)、白河綜なのです(待て) > はじめまして、白河綜さん。 猫楽者と申します。 レスが遅くなってしまいまして、申し訳ありませんでした。 夏期講習、がんばってくださいね。 > > 今回、いまいち話は進んでいないかもしれません(いつものこと←待て) > 一応、姫様サイドのお話です。 > でも、やはりリナさんが主役っぽいです(汗) > ちなみにファレス君が出張ってくるのは後半です。 > > ではでは。 > はい、楽しみにしておりました。 > >############################################## > > > あるところに、大きな大きな樹が立っていました。 > がっしりした、とてもとても立派な樹です。太い幹と青々とした葉、そしてその下にできる影の大きさが、一言では言い表せない風格を生み出している――――そんな樹でした。 > その樹は、森の王様だったのかもしれません。 > 同じ森に住む小動物達の憩いの場として、そして彼らを守る腕(かいな)として、その枝を大きく広げ、全てを包み込んでいました。 > > ――――そんな樹に。 > > ある年、二つの果実がなりました。 > 薄い金茶色の――――カタチはリンゴに似た果実です。 > > 一つは樹の上の方――――多くの葉に守られるように。 > もう一つは樹の下の方――――手を伸ばせば届くところに。 > > どちらも食べ頃に熟れ、大きくずっしりとしていて、王者に樹の子供に相応しい風情です。 > 森の動物達は、その実達をわくわくしながら見守りました。 > 今の王者の役割を、この実のどちらかが将来担うことになるのです。 > 彼らはわくわくどきどきしながら見守りました。 > > さぁ―――― > > あなたなら、どちらの実が王者に相応しいと思いますか――――? > 上の方の実は、沢山の家来に守られた王様みたいですね。 悪い言い方ですと、祭り上げられたお神輿ですね。 (口が悪くて、すみません) 下の方の実は、親しみやすい感じがします。 どちらかを王に選べと、言われると悩んでしまいますね。 下の方ですかね。 上に立つものは、常に自分達の決定が、どういう意味を持ち どんな影響が出るのかを把握していて欲しいです。 その為には、王と普通の人達との距離が、なるべく近い方が良い様な気がします。 > > > > > > > > > > > > > > 【黄金の支柱(きんのしちゅう)‐ 1】 > > > > > > > > > > > > > > > >「…………あっ! 今動いたわねっ!」 > 手を当てた場所から伝わる、小さな震動。 > 愛しい、小さな命。 > 友人のお腹の中でソレが育っていると、確かに実感できるのは、こうして自分もソレを感じているとき。 > それと………… >「……ナーシャ。顔、ゆるみっぱなし」 >「…………ほっとけ」 > 幸せそうな、彼女の笑みを見ているとき。 > はい、そっとお腹に手を当てて話しかけると まるで返事をしてくれてるように、動いたりお腹を蹴ったりして くれるんです。 ものすごく愛しくて可愛くて幸せな気持ちになれるんです。 実は、猫楽者はもうすぐ3歳になる男の子のパパでして うちの子供が、うちの奥さんのお腹の中にいた時の事を思い出して とても懐かしかったです。 > リナはにやにやと意地の悪そうな笑みを浮かべたまま、ナーシャの大きくなったお腹から手を離した。 > ――――ここに、あの悲しき神の生まれ変わりが息づいているのだ。 >(今度こそ……幸せに) > なってほしいと、心から願う。 > まぁ、両親はこの二人なのだ。きっと大丈夫だろうが。 > そうです。 今度こそ幸せになってください。 きっと素敵な家族として、幸せに暮せますよ。 気になるのは、エル様の『身体的障害がでる』の一言です。 あまり辛い状態にならない事を、祈っています。 > > ふと。 >「……そーいや、なんでナーシャがセイルーンの……しかも王宮にいるわけ?」 > ファレスから譲り受けた椅子に腰をおろしつつ、リナは小さな疑問を問うた。 > 連絡をもらったときは、驚愕と喜びが大きすぎて、疑問にも思わなかったのだが。 > まぁ、アヤナフ村にはナーシャ以外に医者と呼べる者はいないから、お産のため王都に移動してきたトコロまでは理解できるが。 > すると、リナに椅子と譲ったため、ナーシャが横になっている寝台(ベッド)の端に腰掛けているファレスが、 >「マナリート。憶えてるか?」 >「もちろん」 > 半年と少し前、ナーシャの治療によって生来の病を癒すことに成功した、ハウロ・シティの領主(ロード)・フーリック=キャンソンの一人娘だ。その彼女が、いったい何だと云うのだろう。 >「あの子の父親が、そのことをフィル殿下に話したらしいんだ。んで、その結果、ナーシャんトコに依頼がきたんだよ」 >「『世界中の病んでいる人のために力になって欲しい』……って?」 >「そ。まぁ、ようは王宮内に専用の窓口をつくって、そこで患者を受け付ける。ナーシャは診察のため、決まった日に王宮に訪れ、薬草作りは村の方で行う――――こんな感じか。 > ンでまぁ、あの事件の後はそーやってやってたワケ。で、しばらくしてナーシャが妊娠してったわかったら、殿下がここの一室を貸してくれたワケさ。『初めての子供なんだから不安もあるだろう。経験者や医者のいる王都にいるほうが、精神的に落ち着くだろうから』ってな」 > お産。特に初めてのお子さんですから 気を付けて、安静第一でいてください。 フィル殿下。 こう言っては何ですが、顔に似合わず、細やかな優しい心使いですね。 > >「へぇ〜」 > あのフィルさんがねぇ、と、リナは軽く息をはいた。 > 意外意外、と書いてある彼女の横顔に向けて、今度は当のご本人であるナーシャが、 >「というか、私としてはリナ殿がご存じなかった方が意外だな。アメリア殿から聞いておらなんだか?」 > ナーシャの言葉に、聞いてないわよ、と首を振るリナ。 >「……そういえば、アメリアは何処にいったんだ?」 > と、これはゼルガディス。 > 王宮についてすでに数時間。 > 出迎えてくれたきり姿を現さない第二王女に、彼は不審げに眉を寄せる。 > 彼女の性格からして、これほど長い時間、彼らを待たせるなどということはありえないはず―――― > ……と。 > ギイィ……、という鈍い音をたて扉が開くと、話題の中心となっていた黒髪の少女が姿を現した。 > > > > 気持ちが悪い。 > 別に体調が悪いわけではない。 > ただ………… > イライラともやもやが、治まらないだけ。 >「…………最悪です…………」 > 重いため息と共にこぼされた言葉は、セイルーン王宮の長い廊下に吸い込まれた。 > 普段のアメリアさんと違う。 元気いっぱいのアメリアさんに、いったい何が起こったのですか。 > > フィリオネルがナーシャ達夫婦に貸し与えた部屋は、本宮とは長い廊下で繋がれた別宮にあった。 > ――――この廊下を渡り終えれば、仲間と顔を合わせるコトができるのだ。 > 彼らと会話をしているうちに、きっとこの気持ち悪さを忘れられるに違いない。 > そう思い、また早く顔を見たいという思いから、自然とアメリアの歩みは早まった。 > > ――――だが。 > > この時、彼女は失念していた。 > 確かに忘れるコトはできるかもしれないが、それは消えると同意語ではないと云うことを。 > どず黒く汚い感情は、彼女の中で蓄積されてしまうであろうコトを。 > > > どことなく疲れた表情をしているのは、自分の気のせいであろうか? > ゼルガディスの、特徴的な三白眼が捉えたアメリアは――――おそらく、公務の途中で抜け出てきたのだろう。淡いブルーのドレスを着、どことなく暗い面持ちで、ゆっくりと歩み寄ってくる。 >「…………おい」 >「へっ? あ、すいません。ちょっと抜け出せない用事があったもので」 > へへへっ、と笑うアメリアの顔は、少しの憂いを帯びていた。 >「……何かあったの?」 >「え? 何でです?」 > 静かな声音で問うリナに、アメリアは作った微笑みを向ける。 > すると、今度はゼルガディスが嘆息し、 >「何もないなら、そんな顔はしないだろう、お前は」 >「そんな……顔?」 >「あのねアメリア。普段笑顔全開で、心の奥底から笑う娘さんが、今のあんたみたいな作り物の笑顔を貼り付けると、すぐにバレるものなのよ?」 > だから、自分の内にため込まず、サクサク白状しなさい。 > そう、目で語るリナ達に。 > アメリアは不意に破顔し、 >「…………やっぱりわたし、リナさん達が大好きですっ!」 > 自分のわずかな変化に気付いてくれて。 > 押しつけがましく心配するのではない、彼らが。 > ようやく、生来彼女が持っている笑みを引き出したリナ達は、やはり満面の笑みを浮かべ、『何を今更』と。 > そう、のたまった。 > 王宮という特殊な空間に身を置く友人に、彼らができることといえば。 > 心労を、減らしてやることくらいだから。 > いくら頼れる友とは云っても、国の中枢にあたる部分に対する干渉はできないから。 > だが、そんな彼らの想いは、確実にアメリアの救いとなるのだ。 > アメリアは、胸のモヤモヤが薄れていくことを自覚した。 > リナさんにゼルがディスさん、とても素晴らしい仲間ですね。 羨ましいですね。 > > >「で? いったいどうしたのよ」 > 女官さんが運んできてくれた紅茶を片手に、ん? と首を傾げてリナが問う。 > 彼女の向かいで椅子に座り込んだアメリアは、しばらくじ……っと手にしたカップをのぞき込んでいたが、やがて顔を上げ、 >「ねぇリナさん。わたしという人間を、文の羅列で表現してくださいませんか?」 >「へ?」 > 思ってもみないアメリアの言葉に、思わず間の抜けた声を出すリナ。他の面々も――――言葉の意味を理解できていないガウリイは除く――――何をいっているのだろう、という表情を浮かべている。 > リナはポリポリと頬をかき、 >「ん〜〜〜〜。 > アメリアは…………あたし達の仲間で、正義おたく。天然で、結構すぐパニックになるわね。肉弾戦が得意で、魔族を素手でぶっとばすことも多くって…………で、セイルーンのお姫様で、巫女頭。こんなところかしら?」 > それがいったいどうしたのよ? とリナ。 > アメリアは、リナの言葉に嬉しそうに微笑み、 >「そうおっしゃってもらえて、わたしすごく嬉しいですっ!!」 >「……そぉ? でも、あたし達の誰に訊いても、きっと似たような答えだと思うけど?」 > 少々訝しげに言葉を返すリナに、ゼルガディスを始め、同じ部屋にいる面々はいっせいに頷いて見せる。 > それに、何故かアメリアはさらに嬉しげに微笑んでみせて、 >「だから嬉しいんじゃないですかっ! > たいていの人は、わたしを描写する場合、『セイルーンの第二王女』で巫女頭、出奔の多い困った姫、と言いますから」 > 順番の問題なんですよ、と言うアメリアの瞳に。 > ――――いつもの、あの眩しいばかりの輝きは無かった。 > リナさん達にとって、アメリアさんは まず、『仲間』なんですね。 普段の生活の中では、常に『セイルーンの第二皇女』に相応しい 振る舞いを要求されているのでしょう。 リナさん達はアメリアさんに、とって支えになっているのでしょうね。 > > > > >「…………リナさん。『グランシール』と云う国をご存じですか?」 > どこの国だろう。 まさか、その国と戦争でも起きるのですか。 うまくレスできていない気がします。 ごめんなさい。 毎日暑いですが、お体に気を付けて お元気で。 では、夏期講習(懐かしい響きですね)がんばってください。 失礼します。 猫楽者。 > |
21383 | そんなこと無いですっ! ありがとうございますvv | 白河綜 E-mail URL | 2002/8/10 23:39:16 |
記事番号21376へのコメント 猫楽者さんは No.21376「はじめまして、遅くなってしまいました。」で書きました。 >はじめまして、白河綜さん。 >猫楽者と申します。 >レスが遅くなってしまいまして、申し訳ありませんでした。 >夏期講習、がんばってくださいね。 をふっ!(何) こちらのツリーでは初めまして。白河綜なのですっ! 全然遅くなんてないですよ。いただけるだけでも嬉しいですv 夏期講習……ふっ。私は負けないですよっ!!(何〜 >> あなたなら、どちらの実が王者に相応しいと思いますか――――? >上の方の実は、沢山の家来に守られた王様みたいですね。 >悪い言い方ですと、祭り上げられたお神輿ですね。 >(口が悪くて、すみません) > >下の方の実は、親しみやすい感じがします。 >どちらかを王に選べと、言われると悩んでしまいますね。 > >下の方ですかね。 > >上に立つものは、常に自分達の決定が、どういう意味を持ち >どんな影響が出るのかを把握していて欲しいです。 >その為には、王と普通の人達との距離が、なるべく近い方が良い様な気がします。 ああっvv 嬉しいですっvv 伝えたかった内容がどんぴしゃり!!(感動) そうなのですっ! 上になっている実は、確かに威厳はあるのですが、なかなか自分より下のことが分からなかったりするのですよ! >>「…………あっ! 今動いたわねっ!」 >> 手を当てた場所から伝わる、小さな震動。 >> 愛しい、小さな命。 >> 友人のお腹の中でソレが育っていると、確かに実感できるのは、こうして自分もソレを感じているとき。 >> それと………… >>「……ナーシャ。顔、ゆるみっぱなし」 >>「…………ほっとけ」 >> 幸せそうな、彼女の笑みを見ているとき。 >> >はい、そっとお腹に手を当てて話しかけると >まるで返事をしてくれてるように、動いたりお腹を蹴ったりして >くれるんです。 >ものすごく愛しくて可愛くて幸せな気持ちになれるんです。 > >実は、猫楽者はもうすぐ3歳になる男の子のパパでして >うちの子供が、うちの奥さんのお腹の中にいた時の事を思い出して >とても懐かしかったです。 ぇえええぇえええええぇぇぇぇぇぇぇええぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっ!!!?(汗) 本物(失礼)のパパさんだったのですか(汗) あいにく白河は未だ子供無し……っていうか結婚もしてない……ていうかなんていうか彼氏すら(以下私的な都合により割愛) ここら辺は五才年下の弟が母のお腹のなかにいたころの記憶をあさって表現してます(汗9 つまりは幼稚園児のころの(汗) ああでも、本物のパパさんに「懐かしい」と言っていただけたのはとても嬉しいですvv >>(今度こそ……幸せに) >> なってほしいと、心から願う。 >> まぁ、両親はこの二人なのだ。きっと大丈夫だろうが。 >そうです。 >今度こそ幸せになってください。 >きっと素敵な家族として、幸せに暮せますよ。 >気になるのは、エル様の『身体的障害がでる』の一言です。 >あまり辛い状態にならない事を、祈っています。 皆さまからご心配いただいているフィーちゃん転生。 とりあえず白河が書いててつらくなるようなことにはなりませんので。 ええ、そりゃぁもう、親ばか発揮でございます(笑) 幸せになってねフィーちゃんvv(待て) >>「『世界中の病んでいる人のために力になって欲しい』……って?」 >>「そ。まぁ、ようは王宮内に専用の窓口をつくって、そこで患者を受け付ける。ナーシャは診察のため、決まった日に王宮に訪れ、薬草作りは村の方で行う――――こんな感じか。 >> ンでまぁ、あの事件の後はそーやってやってたワケ。で、しばらくしてナーシャが妊娠してったわかったら、殿下がここの一室を貸してくれたワケさ。『初めての子供なんだから不安もあるだろう。経験者や医者のいる王都にいるほうが、精神的に落ち着くだろうから』ってな」 >お産。特に初めてのお子さんですから >気を付けて、安静第一でいてください。 >フィル殿下。 >こう言っては何ですが、顔に似合わず、細やかな優しい心使いですね。 腐っても平和主義者フィル殿下(爆) 実はスレイヤーズ一お優しい心の持主なのかもしれません(笑) >> 王宮という特殊な空間に身を置く友人に、彼らができることといえば。 >> 心労を、減らしてやることくらいだから。 >> いくら頼れる友とは云っても、国の中枢にあたる部分に対する干渉はできないから。 >> だが、そんな彼らの想いは、確実にアメリアの救いとなるのだ。 >> アメリアは、胸のモヤモヤが薄れていくことを自覚した。 >リナさんにゼルがディスさん、とても素晴らしい仲間ですね。 >羨ましいですね。 羨ましいです。 正直ここまで仲間想いの友人は、なかなかできるものではありませんからね(^^; >>「ん〜〜〜〜。 >> アメリアは…………あたし達の仲間で、正義おたく。天然で、結構すぐパニックになるわね。肉弾戦が得意で、魔族を素手でぶっとばすことも多くって…………で、セイルーンのお姫様で、巫女頭。こんなところかしら?」 >> それがいったいどうしたのよ? とリナ。 >> アメリアは、リナの言葉に嬉しそうに微笑み、 >>「そうおっしゃってもらえて、わたしすごく嬉しいですっ!!」 >>「……そぉ? でも、あたし達の誰に訊いても、きっと似たような答えだと思うけど?」 >> 少々訝しげに言葉を返すリナに、ゼルガディスを始め、同じ部屋にいる面々はいっせいに頷いて見せる。 >> それに、何故かアメリアはさらに嬉しげに微笑んでみせて、 >>「だから嬉しいんじゃないですかっ! >> たいていの人は、わたしを描写する場合、『セイルーンの第二王女』で巫女頭、出奔の多い困った姫、と言いますから」 >リナさん達にとって、アメリアさんは >まず、『仲間』なんですね。 > >普段の生活の中では、常に『セイルーンの第二皇女』に相応しい >振る舞いを要求されているのでしょう。 > >リナさん達はアメリアさんに、とって支えになっているのでしょうね。 アメリアさんにとってリナさん達仲間は、自分を隠さずにいられる唯一の人なのではないかな〜と思っています。 自分を隠さず出せることで、きっとかなり救われているのではないでしょうか(^^) >>「…………リナさん。『グランシール』と云う国をご存じですか?」 >> >どこの国だろう。 >まさか、その国と戦争でも起きるのですか。 近いかもしれません(待て) >うまくレスできていない気がします。 >ごめんなさい。 全然そんなことないですよ! 深く読み込んでくださっていてとっても嬉しいです!! >では、夏期講習(懐かしい響きですね)がんばってください。 ふふふ。夏休みは受験の天保山っ!! ……ということで、頑張ってみます(汗) それでは。 丁寧な感想をありがとうございましたv 猫楽者さんも体調にはお気をつけくださいませvv では。 白河綜でした。 |