◆−―― ON the QT ――−アイディーリア (2002/9/21 22:54:08) No.22129
 ┣Re:―― ON the QT ――−ドラマ・スライム (2002/9/21 23:33:29) No.22131
 ┃┗いつもありがとうございます。−アイディーリア (2002/9/22 19:33:27) No.22149
 ┃ ┗質問にお答えしてみました。−ドラマ・スライム (2002/9/23 15:45:28) No.22175
 ┃  ┗・・・・!!−アイディーリア (2002/9/23 20:57:17) No.22180
 ┣Re:―― ON the QT ――−奈鈴多乃(なすずたの) (2002/9/21 23:46:36) No.22132
 ┃┗お待たせしました(滝汗)−アイディーリア (2002/9/22 19:41:05) No.22150
 ┣―― ON the QT 2 ――−アイディーリア (2002/9/23 15:23:32) No.22174
 ┃┣Re:―― ON the QT 2 ――−ドラマ・スライム (2002/9/23 15:51:41) No.22176
 ┃┗や・・・やられました・・・(遺言)−れーな (2002/9/23 22:49:56) No.22185
 ┃ ┗殺ってしまった・・(違っ)−アイディーリア (2002/9/23 23:13:57) No.22188
 ┣―― ON the QT 3 ――−アイディーリア (2002/9/25 00:38:14) No.22210
 ┗―― ON the QT 4 ――−アイディーリア (2002/9/25 01:10:56) No.22211
  ┗Re:―― ON the QT 4 ――−奈鈴多乃(なすずたの) (2002/9/25 06:31:44) No.22212


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22129―― ON the QT ――アイディーリア E-mail 2002/9/21 22:54:08


                   




                        雨に打たれて煙る花
                   
                        曇りガラスに映る影
                   
                        頬に飛び散る夢の色
                    
                        灯る街頭の露に消え
                   
                   
                        さようなら美しい貴女
















                     その日黄昏たオレンジの世界の中で
               リナ・インバースはゆっくりと そして深く 眼を閉じた
                      小さな胸に多くの伝説を秘めたまま
                        とても 静かに 呼吸をやめて

                            彼女は死んだ



 
                      ―― ON the QT ――
                                <とても 静かに>



 
 その日セイルーンはとても騒がしかった。
それは、セイルーンの皇女であり、巫女頭でもあるアメリアが世界規模の神託を受けたからだった。
神託が降りたのは、陽も明けきる前のことだったが、事の大きさに流石のアメリアも慌てて父親をたたき起こした。
娘から神託の内容を聞かされたフィル現国王は、直ぐさま編隊を組み、神託に深く関係している――どころか恐らくは神託の指し示す、まさにその人物を探すよう命じた。
他の者たちも、神託の内容こそ知らされていないが、不穏な空気を察し、動揺を隠せずにいる。
故に、その日セイルーンはとても騒がしかった。

 「止まれ!!」
セイルーンの真ん中にそびえる大きな城の正門に、1人の女性が駆け込んできた。
美しい黒髪が風に揺れて絡み、折角の整った顔も青ざめている。
一目瞭然。彼女はひどく取り乱していた。
「入れて下さい!!アメリアさんに・・アメリア王女に用があるんです!!」
門番の兵士に向かい、乱れた息を整えもせずに彼女は叫んだ。
兵士は少し困った顔をしたが、ただでさえ混乱している城内に、自分の一存で人を入れるわけにはいかなかった。
「悪いが出直してくれ。今日は忙しいんだ。なんでも良くない神託が下ったとかで・・」
「知っています!!その御神託でしたら、わたくしのところにもありましたわ!!わたくしはサイラーグの巫女頭のシルフィールと申します!!その御神託のことで、アメリア王女に話があるんです!!」
苛立たしそうにまくしたてると、シルフィールは兵士を押しのけて無理矢理中に入ろうとした。
「お・・おいこら・・・っ!!誰か!!そいつを捕まえろ!!」
その声に、騒ぎを聞きつけた他の兵士がぞろぞろと集まる。シルフィールがなんとか避けて前に進もうとするが、人数が多すぎてそれはあまりに無謀だった。
シルフィールの肩に、大柄の兵士のごつごつした手が届きかけた瞬間。
それまでなかったはずの気配が生じ、男の手より先にシルフィールの肩を掴んだ。
「・・え?貴女は・・」
「アメリアさんに頼まれて迎えに来ました」
驚いて振り返ったシルフィールの視線の先に、綺麗な蜂蜜色のブロンドが揺れた。

 そして、視界が小さく霞む。

 そこはとても広く、四方の壁の窓が無いところ以外は全て、ぎっしりと本の詰まった棚が並んでいた。そして、柔らかい絨毯の上には、紙の束が恐ろしいほど散らばっている。
その紙だらけの床の上に、無造作に座り何かを必死に読んでいる少女がいた。
それはシルフィールの見知った顔だった。
「アメリアさん!!」
少女も、彼女たちの存在に気付き顔を上げる。
「シルフィールさん!!お久しぶりです!!フィリアさんも、ありがとうございました」
「それは構いませんが、下の兵士さんたちにはちゃんと後で事情を説明してくださいよ?でないと、私不審者ですよ。思いっきり」
金髪の女性が柔らかく笑んだ。
けれど、その顔の奥底には焦燥の色が濃い。
他の2人同様に。

 「ええと、それでこの方は?」
簡単な挨拶を終え、シルフィールは視線でアメリアに問いかけた。
「あ。こちらの方はフィリアさんといって、昔一緒に旅をしていたんです。
 フィリアさんは・・・火竜王の巫女をなさってるんです」
“巫女”の言葉に、シルフィールの表情が曇った。
 恐らくは、フィリアというこの女性も、自分と同じ理由でここにいるのだろう。

 すなわち、神託の。
 神託の示す結末に、抗うために。



 
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
すみません!!!!!奈鈴多乃さん!!
本当に遅くなりました!!しかも見ての通りまだ終わってません!!
てゆーか長編にさえなりかねない。
ゼロスとリナがでてこない!!話が展開する前に終わってる。
でも、もう時間限界。早く家をでなくては。
あははははは(笑い事じゃねぇ)v
なんか考える度にエンディングが変わっちゃって、結局書き出せなかったんです。
でも、これ以上は待たせすぎってことで、結局ぶっつけになりました。
つまり書き殴りですv(結局いつもと一緒・・)
つーわけで、もう少しお待ちくださいv
本当に申し訳ねぇ。
あははははははははははは(だから笑い事じゃねぇって)
うふふふふふふふふふふふv


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22131Re:―― ON the QT ――ドラマ・スライム 2002/9/21 23:33:29
記事番号22129へのコメント

アイディーリアさんは No.22129「―― ON the QT ――」で書きました。
>
>                   
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>                        雨に打たれて煙る花
>                   
>                        曇りガラスに映る影
>                   
>                        頬に飛び散る夢の色
>                    
>                        灯る街頭の露に消え
>                   
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>                        さようなら美しい貴女
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>                     その日黄昏たオレンジの世界の中で
>               リナ・インバースはゆっくりと そして深く 眼を閉じた
>                      小さな胸に多くの伝説を秘めたまま
>                        とても 静かに 呼吸をやめて
>
>                            彼女は死んだ
リナ死亡ですか
>
>
>
> 
>                      ―― ON the QT ――
>                                <とても 静かに>
>
>
>
> 
> その日セイルーンはとても騒がしかった。
>それは、セイルーンの皇女であり、巫女頭でもあるアメリアが世界規模の神託を受けたからだった。
>神託が降りたのは、陽も明けきる前のことだったが、事の大きさに流石のアメリアも慌てて父親をたたき起こした。
>娘から神託の内容を聞かされたフィル現国王は、直ぐさま編隊を組み、神託に深く関係している――どころか恐らくは神託の指し示す、まさにその人物を探すよう命じた。
さて誰でしょうかな
>他の者たちも、神託の内容こそ知らされていないが、不穏な空気を察し、動揺を隠せずにいる。
>故に、その日セイルーンはとても騒がしかった。
>
> 「止まれ!!」
>セイルーンの真ん中にそびえる大きな城の正門に、1人の女性が駆け込んできた。
>美しい黒髪が風に揺れて絡み、折角の整った顔も青ざめている。
>一目瞭然。彼女はひどく取り乱していた。
>「入れて下さい!!アメリアさんに・・アメリア王女に用があるんです!!」
>門番の兵士に向かい、乱れた息を整えもせずに彼女は叫んだ。
>兵士は少し困った顔をしたが、ただでさえ混乱している城内に、自分の一存で人を入れるわけにはいかなかった。
>「悪いが出直してくれ。今日は忙しいんだ。なんでも良くない神託が下ったとかで・・」
>「知っています!!その御神託でしたら、わたくしのところにもありましたわ!!わたくしはサイラーグの巫女頭のシルフィールと申します!!その御神託のことで、アメリア王女に話があるんです!!」
>苛立たしそうにまくしたてると、シルフィールは兵士を押しのけて無理矢理中に入ろうとした。
>「お・・おいこら・・・っ!!誰か!!そいつを捕まえろ!!」
>その声に、騒ぎを聞きつけた他の兵士がぞろぞろと集まる。シルフィールがなんとか避けて前に進もうとするが、人数が多すぎてそれはあまりに無謀だった。
>シルフィールの肩に、大柄の兵士のごつごつした手が届きかけた瞬間。
>それまでなかったはずの気配が生じ、男の手より先にシルフィールの肩を掴んだ。
>「・・え?貴女は・・」
>「アメリアさんに頼まれて迎えに来ました」
>驚いて振り返ったシルフィールの視線の先に、綺麗な蜂蜜色のブロンドが揺れた。
>
> そして、視界が小さく霞む。
>
> そこはとても広く、四方の壁の窓が無いところ以外は全て、ぎっしりと本の詰まった棚が並んでいた。そして、柔らかい絨毯の上には、紙の束が恐ろしいほど散らばっている。
>その紙だらけの床の上に、無造作に座り何かを必死に読んでいる少女がいた。
>それはシルフィールの見知った顔だった。
>「アメリアさん!!」
>少女も、彼女たちの存在に気付き顔を上げる。
>「シルフィールさん!!お久しぶりです!!フィリアさんも、ありがとうございました」
>「それは構いませんが、下の兵士さんたちにはちゃんと後で事情を説明してくださいよ?でないと、私不審者ですよ。思いっきり」
>金髪の女性が柔らかく笑んだ。
>けれど、その顔の奥底には焦燥の色が濃い。
>他の2人同様に。
>
> 「ええと、それでこの方は?」
>簡単な挨拶を終え、シルフィールは視線でアメリアに問いかけた。
>「あ。こちらの方はフィリアさんといって、昔一緒に旅をしていたんです。
> フィリアさんは・・・火竜王の巫女をなさってるんです」
>“巫女”の言葉に、シルフィールの表情が曇った。
> 恐らくは、フィリアというこの女性も、自分と同じ理由でここにいるのだろう。
>
> すなわち、神託の。
> 神託の示す結末に、抗うために。
おお
>
>
>
> 
>――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>すみません!!!!!奈鈴多乃さん!!
ではありませんが
>本当に遅くなりました!!しかも見ての通りまだ終わってません!!
>てゆーか長編にさえなりかねない。
>ゼロスとリナがでてこない!!話が展開する前に終わってる。
>でも、もう時間限界。早く家をでなくては。
>あははははは(笑い事じゃねぇ)v
>なんか考える度にエンディングが変わっちゃって、結局書き出せなかったんです。
>でも、これ以上は待たせすぎってことで、結局ぶっつけになりました。
僕はぶっつけ多いですが(即興の時もあります)
携帯にメモることはありますが(授業中とかに・・←おひぃ!)
>つまり書き殴りですv(結局いつもと一緒・・)
>つーわけで、もう少しお待ちくださいv
>本当に申し訳ねぇ。
>あははははははははははは(だから笑い事じゃねぇって)
>うふふふふふふふふふふふv
素晴らしい作品でした。
これからもがんばってください。

>
>

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22149いつもありがとうございます。アイディーリア E-mail 2002/9/22 19:33:27
記事番号22131へのコメント


本当にいつもありがとうございます!!
(なのに今日もおいらは読み逃げ隊・抹殺)

さて、ここで質問です。
ドラマ・スライムさんはどうしてそんなに小説を書くのが早いのですか?
そりゃもういくら尊敬してもしたりないくらい早いじゃないですか!!
うらやましいです!!
どうすれば、私もそうできますか?
コツがあれば教えて下さい!!

以上!!質問終わり!!
ありがとうございました――v

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22175質問にお答えしてみました。ドラマ・スライム 2002/9/23 15:45:28
記事番号22149へのコメント

アイディーリアさんは No.22149「いつもありがとうございます。」で書きました。
>
>
>本当にいつもありがとうございます!!
>(なのに今日もおいらは読み逃げ隊・抹殺)
>
>さて、ここで質問です。
>ドラマ・スライムさんはどうしてそんなに小説を書くのが早いのですか?
>そりゃもういくら尊敬してもしたりないくらい早いじゃないですか!!
>うらやましいです!!
>どうすれば、私もそうできますか?
>コツがあれば教えて下さい!!
コツですか
ネタは授業中やヒマな時などに考える事と
頭に浮かんだ事をそのまま書き込むことと
細かい事は書きながら考える事と
邪魔が入っても切り抜ける事と
思いついたら即書き込むこと
あとはこの小説を書くのを一番に考えることです。(僕はテスト期間でも平気で書いていました。)
できることはできるかもしれませんが
真似しない方が自分ためにいいと思いますが・・・
>
>以上!!質問終わり!!
>ありがとうございました――v
それではがんばってください。

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22180・・・・!!アイディーリア E-mail 2002/9/23 20:57:17
記事番号22175へのコメント


>ネタは授業中やヒマな時などに考える事と
>頭に浮かんだ事をそのまま書き込むことと
>細かい事は書きながら考える事と
>邪魔が入っても切り抜ける事と
>思いついたら即書き込むこと
>あとはこの小説を書くのを一番に考えることです。

・・・よく分かりました。
つまり、根性ですね!!
凄すぎますっ。
そして納得です。
なるほどだからドラマ・スライムさんはあんなにアップが早いんですね!!
自分には無理な気がひしひしとしてきました・・。
いや、でも!!
頑張ります。ええ頑張りますとも!!

目指せっ!!ドラマ・スライムさん!!
いえい。

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22132Re:―― ON the QT ――奈鈴多乃(なすずたの) 2002/9/21 23:46:36
記事番号22129へのコメント

アイディーリアさんは No.22129「―― ON the QT ――」で書きました。
わ〜、アイディーリアさんの小説だ〜。えっと・・・これがりくをさせていただいたものでしょうか?
>
>                   
>
>
>
>
>                        雨に打たれて煙る花
>                   
>                        曇りガラスに映る影
>                   
>                        頬に飛び散る夢の色
>                    
>                        灯る街頭の露に消え
>                   
>                   
>                        さようなら美しい貴女
>
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>
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>                     その日黄昏たオレンジの世界の中で
>               リナ・インバースはゆっくりと そして深く 眼を閉じた
>                      小さな胸に多くの伝説を秘めたまま
>                        とても 静かに 呼吸をやめて
>
>                            彼女は死んだ
>
>
>
> 
>                      ―― ON the QT ――
>                                <とても 静かに>
>
おおおおおお!!?なんて美しい抒情詩!!
死をいろどる詩とは思えませんね〜
>
> 
> その日セイルーンはとても騒がしかった。
>それは、セイルーンの皇女であり、巫女頭でもあるアメリアが世界規模の神託を受けたからだった。
>神託が降りたのは、陽も明けきる前のことだったが、事の大きさに流石のアメリアも慌てて父親をたたき起こした。
>娘から神託の内容を聞かされたフィル現国王は、直ぐさま編隊を組み、神託に深く関係している――どころか恐らくは神託の指し示す、まさにその人物を探すよう命じた。
>他の者たちも、神託の内容こそ知らされていないが、不穏な空気を察し、動揺を隠せずにいる。
>故に、その日セイルーンはとても騒がしかった。
>
> 「止まれ!!」
>セイルーンの真ん中にそびえる大きな城の正門に、1人の女性が駆け込んできた。
>美しい黒髪が風に揺れて絡み、折角の整った顔も青ざめている。
>一目瞭然。彼女はひどく取り乱していた。
>「入れて下さい!!アメリアさんに・・アメリア王女に用があるんです!!」
>門番の兵士に向かい、乱れた息を整えもせずに彼女は叫んだ。
>兵士は少し困った顔をしたが、ただでさえ混乱している城内に、自分の一存で人を入れるわけにはいかなかった。
>「悪いが出直してくれ。今日は忙しいんだ。なんでも良くない神託が下ったとかで・・」
>「知っています!!その御神託でしたら、わたくしのところにもありましたわ!!わたくしはサイラーグの巫女頭のシルフィールと申します!!その御神託のことで、アメリア王女に話があるんです!!」
>苛立たしそうにまくしたてると、シルフィールは兵士を押しのけて無理矢理中に入ろうとした。
>「お・・おいこら・・・っ!!誰か!!そいつを捕まえろ!!」
>その声に、騒ぎを聞きつけた他の兵士がぞろぞろと集まる。シルフィールがなんとか避けて前に進もうとするが、人数が多すぎてそれはあまりに無謀だった。
>シルフィールの肩に、大柄の兵士のごつごつした手が届きかけた瞬間。
>それまでなかったはずの気配が生じ、男の手より先にシルフィールの肩を掴んだ。
>「・・え?貴女は・・」
>「アメリアさんに頼まれて迎えに来ました」
>驚いて振り返ったシルフィールの視線の先に、綺麗な蜂蜜色のブロンドが揺れた。
だれだ??
> そして、視界が小さく霞む。
>
> そこはとても広く、四方の壁の窓が無いところ以外は全て、ぎっしりと本の詰まった棚が並んでいた。そして、柔らかい絨毯の上には、紙の束が恐ろしいほど散らばっている。
>その紙だらけの床の上に、無造作に座り何かを必死に読んでいる少女がいた。
>それはシルフィールの見知った顔だった。
>「アメリアさん!!」
>少女も、彼女たちの存在に気付き顔を上げる。
>「シルフィールさん!!お久しぶりです!!フィリアさんも、ありがとうございました」
>「それは構いませんが、下の兵士さんたちにはちゃんと後で事情を説明してくださいよ?でないと、私不審者ですよ。思いっきり」
>金髪の女性が柔らかく笑んだ。
>けれど、その顔の奥底には焦燥の色が濃い。
>他の2人同様に。
>
> 「ええと、それでこの方は?」
>簡単な挨拶を終え、シルフィールは視線でアメリアに問いかけた。
>「あ。こちらの方はフィリアさんといって、昔一緒に旅をしていたんです。
> フィリアさんは・・・火竜王の巫女をなさってるんです」
>“巫女”の言葉に、シルフィールの表情が曇った。
> 恐らくは、フィリアというこの女性も、自分と同じ理由でここにいるのだろう。
フィリアか〜!!!お〜。
> すなわち、神託の。
> 神託の示す結末に、抗うために。
>
>
> 
>――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
すごい!!にしても長編・・・?
>すみません!!!!!奈鈴多乃さん!!
>本当に遅くなりました!!しかも見ての通りまだ終わってません!!
>てゆーか長編にさえなりかねない。
あ、こちらがリクさせていただいたものなのですね。
。。。て、ん??終わってない?
・・・え〜っ!!!リクエストものに長編(?)で答えていただけるんですか〜!
すごい!感激です!長編大好きなんです〜!!
>ゼロスとリナがでてこない!!話が展開する前に終わってる。
>でも、もう時間限界。早く家をでなくては。
>あははははは(笑い事じゃねぇ)v
>なんか考える度にエンディングが変わっちゃって、結局書き出せなかったんです。
>でも、これ以上は待たせすぎってことで、結局ぶっつけになりました。
>つまり書き殴りですv(結局いつもと一緒・・)
>つーわけで、もう少しお待ちくださいv
>本当に申し訳ねぇ。
>あははははははははははは(だから笑い事じゃねぇって)
>うふふふふふふふふふふふv
>
>
いえいえ、とても素敵な出だし&展開で続きがとても気になるお話です。
リクエスト、受け付けてくださってありがとうございました!!

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22150お待たせしました(滝汗)アイディーリア E-mail 2002/9/22 19:41:05
記事番号22132へのコメント

>おおおおおお!!?なんて美しい抒情詩!!
>死をいろどる詩とは思えませんね〜
えっ!?そうですか!?良かった・・・。
韻を踏みすぎてて意味が不明になってるんじゃないかと実は内心焦ってました。
いつのまにか詩で始まるっていう形態を自分で作って、自分で強迫観念に囚われてしまって大変です(苦笑)

>。。。て、ん??終わってない?
>・・・え〜っ!!!リクエストものに長編(?)で答えていただけるんですか〜!
>すごい!感激です!長編大好きなんです〜!!
文才があれば、即座に終わっただろう話を、だらだらと続けるだけです(冷汗)v
長編なんて立派なものにはきっとなれませんv


>いえいえ、とても素敵な出だし&展開で続きがとても気になるお話です。
>リクエスト、受け付けてくださってありがとうございました!!
こちらこそ、リクエストしていただきありがとうございました。
これからもよろしくですv

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22174―― ON the QT 2 ――アイディーリア E-mail 2002/9/23 15:23:32
記事番号22129へのコメント

        





                    真実より大切な嘘があるなら
                     
                     今はその嘘を抱えあげて
  
                   犯した罪さえ 思い出にはさせない








                      真実よりも大切な嘘が

                        例えば愛なら

                     犯した罪は口付けだろうか




                        罪深く 罪深く

                      けれど美しい愛の上に

                        狂い咲いた炎



               
               ―――――― ON the QT ――――――






 綺麗な顔を並べて、3人の巫女たちはおびただしい量の資料と格闘していた。
資料の内容は普段ならば他愛ない、どこかの国の経済がどうの、あそこの国の作物の出荷量がどうの、こちらの国の犯罪発生率がどうの、といったことが書かれている、まあいわゆる「新聞」というやつである。
 何故、今朝世界の命運に関わる神託を受けた彼女達が、世界の諸事情に目を光らせているのか、というと。
神託の内容は、明らかにある人物と密接に関わっていたからであり、彼女達はその人物が誰かに気付いていたからである。そして、その「ある人物」は、常に、どこかの国の経済を動かしただの、あそこの国の作物を根絶やしにしただの、こちらの国の犯罪発生率は彼女の行動で大きく変動しているだの、根も葉もある噂が耐えないからである。
つまり、それらの事実ない交ぜな噂を追っていくことで、彼女が現在何処にいるかを探ろうとしているのだ。
 「・・・変ですね・・・」
遂にフィリアが口を開いた。
アメリアとシルフィールが、聞きたくなかったというような表情でそれに応える。
 そう。とっくに3人とも気付いていた。
 数日前から不思議には思っていたこと。
そして今日、神託とともにそれは不安に変わった。

 10日前から、リナの噂がぱったりと止んでいる。

 普通に考えれば大したことではない。
たったひとりの人間が、そこにいるわけでもないのに、一日に何度も話に登るなんて事の方が断然おかしい。それでも、彼女はそうだったのだ。
さすがに全部が本当ではないのだろうが、それでも、彼女らしい事件の噂が。
ああ、彼女らしいと思うような旅先での噂が、毎日のように。
セイルーンに、サイラーグに、外の世界にまで、聞こえていたのだ。
まるでいつだって側にいるかのように。
彼女の近況はいつも手にとるように知っていた。

 いつか言っていた。
別れ際、手紙をくださいねといった彼女達に。
 面倒臭いからヤだ。
リナはそう、言っていた。
赤い髪を風になびかせて、少しだけ振り返り。
 代わりに毎日、飽きないニュースを送るから、と。
 
 いつか言っていた。
 彼女はそう言って笑っていた。 

 そして、事実彼女の噂は耐えることがなく、それに飽きることもなかった。
それが、ここしばらく、ある日を境にぱったりと、本当に全く、彼女の噂を聞かない。最初から彼女はいなかったかのような静寂の日々。
病気にでもかかったかと心配はした。
でも彼女には自称保護者がついている。きっとすぐにまた、いつものように。
いつものように、思わず苦笑を浮かべてしまうような噂が届くのだろうと、彼女達は思っていた。
 
 そんな考えを、酷く悲観的な考えにしようとする今朝の神託さえなければ。

 「一番最後の記事は・・多分これです」
言ってフィリアは、手に持っていた一枚の紙をアメリアに渡した。
シルフィールも一緒に覗き込んで記事に目を通す。
 内容を要約すると以下の通りだった。
 曰く、リナ・インバースと他2名が些細なことで口論になり、派手な呪文で町を吹っ飛ばしたあと、姿を消した。

 普通だ。
あまりにも普通だ。
少なくとも彼女の噂にしてはありふれている。
「他2人というのは、1人はもちろんガウリイ様でしょうけど、もう1人は誰かしら?」
「きっと仕事の依頼人とか、そんなところだと思います」
シルフィールの当たり前な疑問に、アメリアが妥当な答えを返した。
あとは簡単。
きっとその依頼人と依頼料のことか何かでもめて、ガウリイが止めるのも聞かず攻撃呪文を唱えたのだろう。そして、警備隊に見つかる前にと、混乱に乗じて逃げた。
普通だ。
あまりにも普通なその出来事が、けれど彼女の最後の情報だった。
それだけを頼りに、彼女を見つけ出すことは可能だろうか?
因みに。その場所は群狼の島のある海に面した沿岸諸国連合の片隅。セイルーンともそう遠くない。

 



 「光と闇のその狭間の赤」
唐突に、救いのない沈黙を破ったのはアメリアだった。
低く、研ぎ澄まされた声音で、何かと戦うように、血を吐くように詠う。

 
 光と闇のその狭間の赤
 闇はこれを愛し
 光はこれを殺す
 
 そして浅ましき望みの果て
 
 嘆く間もなく闇と光のその狭間へと
 忘れ得ぬ赤の輝きを永遠に見失うだろう
 
 疾走する哀しみに
 涙など追いつけない
 痛みは胸に逆巻き
 言葉は遠くで破られた

 世界を引き裂きながら
 激情は果てどもなく。
  さあ 悪夢を始めよう

 失ったものの大きさに 絶望さえも色褪せて



 微かに震えそうになる声を、必死で押さえ、アメリアは最後まで言い切ってみせた。
立ち止まっている暇はない。神託の謎を解き明かし、あらゆる力で抗わなければ。
世界が引き裂かれる前に。
悪夢が始まる前に。
あの記憶の中の、赤の瞳を永遠に見失う前に。


 強かな眼差しに、誓いを秘めた3人の巫女はまだ知らない。

 とっくに悪夢が始まっている事を。
 とっくにあの赤い瞳は失われている事を。

 まだ誰も知らない。

 世界はあまりに 静かだった。




――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
いえーい。またまた話が展開するまえに終わったじぇい。いえーい。
てゆっかやっぱりリナもゼロスもでてこない。
・・・・・いえーい!!盛り上がってるかーい!?

すみませんいっぱいいっぱいですゆるしてくださいつぎはがんばりますきっとがんばりますたぶんがんばりますつかよんでるひといるのでしょうかあっじぶんでいっててせつないでもまけないさがんばるさだってつよいこだもんいぇーい

異常。(以上。の入力ミスではありません。事実ですv)

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22176Re:―― ON the QT 2 ――ドラマ・スライム 2002/9/23 15:51:41
記事番号22174へのコメント

アイディーリアさんは No.22174「―― ON the QT 2 ――」で書きました。
>
>        
>
>
>
>
>
>                    真実より大切な嘘があるなら
>                     
>                     今はその嘘を抱えあげて
>  
>                   犯した罪さえ 思い出にはさせない
>
>
>
>
>
>
>
>
>                      真実よりも大切な嘘が
>
>                        例えば愛なら
>
>                     犯した罪は口付けだろうか
>
>
>
>
>                        罪深く 罪深く
>
>                      けれど美しい愛の上に
>
>                        狂い咲いた炎
なぜこんな素晴らしい詩が・・・
>
>
>
>               
>               ―――――― ON the QT ――――――
>
>
>
>
>
>
> 綺麗な顔を並べて、3人の巫女たちはおびただしい量の資料と格闘していた。
>資料の内容は普段ならば他愛ない、どこかの国の経済がどうの、あそこの国の作物の出荷量がどうの、こちらの国の犯罪発生率がどうの、といったことが書かれている、まあいわゆる「新聞」というやつである。
> 何故、今朝世界の命運に関わる神託を受けた彼女達が、世界の諸事情に目を光らせているのか、というと。
>神託の内容は、明らかにある人物と密接に関わっていたからであり、彼女達はその人物が誰かに気付いていたからである。そして、その「ある人物」は、常に、どこかの国の経済を動かしただの、あそこの国の作物を根絶やしにしただの、こちらの国の犯罪発生率は彼女の行動で大きく変動しているだの、根も葉もある噂が耐えないからである。
>つまり、それらの事実ない交ぜな噂を追っていくことで、彼女が現在何処にいるかを探ろうとしているのだ。
> 「・・・変ですね・・・」
>遂にフィリアが口を開いた。
>アメリアとシルフィールが、聞きたくなかったというような表情でそれに応える。
> そう。とっくに3人とも気付いていた。
> 数日前から不思議には思っていたこと。
>そして今日、神託とともにそれは不安に変わった。
>
> 10日前から、リナの噂がぱったりと止んでいる。
>
> 普通に考えれば大したことではない。
>たったひとりの人間が、そこにいるわけでもないのに、一日に何度も話に登るなんて事の方が断然おかしい。それでも、彼女はそうだったのだ。
>さすがに全部が本当ではないのだろうが、それでも、彼女らしい事件の噂が。
>ああ、彼女らしいと思うような旅先での噂が、毎日のように。
>セイルーンに、サイラーグに、外の世界にまで、聞こえていたのだ。
>まるでいつだって側にいるかのように。
>彼女の近況はいつも手にとるように知っていた。
>
> いつか言っていた。
>別れ際、手紙をくださいねといった彼女達に。
> 面倒臭いからヤだ。
>リナはそう、言っていた。
>赤い髪を風になびかせて、少しだけ振り返り。
> 代わりに毎日、飽きないニュースを送るから、と。
> 
> いつか言っていた。
> 彼女はそう言って笑っていた。 
>
> そして、事実彼女の噂は耐えることがなく、それに飽きることもなかった。
>それが、ここしばらく、ある日を境にぱったりと、本当に全く、彼女の噂を聞かない。最初から彼女はいなかったかのような静寂の日々。
>病気にでもかかったかと心配はした。
>でも彼女には自称保護者がついている。きっとすぐにまた、いつものように。
>いつものように、思わず苦笑を浮かべてしまうような噂が届くのだろうと、彼女達は思っていた。
> 
> そんな考えを、酷く悲観的な考えにしようとする今朝の神託さえなければ。
>
> 「一番最後の記事は・・多分これです」
>言ってフィリアは、手に持っていた一枚の紙をアメリアに渡した。
>シルフィールも一緒に覗き込んで記事に目を通す。
> 内容を要約すると以下の通りだった。
> 曰く、リナ・インバースと他2名が些細なことで口論になり、派手な呪文で町を吹っ飛ばしたあと、姿を消した。
>
> 普通だ。
>あまりにも普通だ。
>少なくとも彼女の噂にしてはありふれている。
>「他2人というのは、1人はもちろんガウリイ様でしょうけど、もう1人は誰かしら?」
>「きっと仕事の依頼人とか、そんなところだと思います」
>シルフィールの当たり前な疑問に、アメリアが妥当な答えを返した。
>あとは簡単。
>きっとその依頼人と依頼料のことか何かでもめて、ガウリイが止めるのも聞かず攻撃呪文を唱えたのだろう。そして、警備隊に見つかる前にと、混乱に乗じて逃げた。
>普通だ。
>あまりにも普通なその出来事が、けれど彼女の最後の情報だった。
>それだけを頼りに、彼女を見つけ出すことは可能だろうか?
>因みに。その場所は群狼の島のある海に面した沿岸諸国連合の片隅。セイルーンともそう遠くない。
>
> 
>
>
>
> 「光と闇のその狭間の赤」
>唐突に、救いのない沈黙を破ったのはアメリアだった。
>低く、研ぎ澄まされた声音で、何かと戦うように、血を吐くように詠う。
>
> 
> 光と闇のその狭間の赤
> 闇はこれを愛し
> 光はこれを殺す
> 
> そして浅ましき望みの果て
> 
> 嘆く間もなく闇と光のその狭間へと
> 忘れ得ぬ赤の輝きを永遠に見失うだろう
> 
> 疾走する哀しみに
> 涙など追いつけない
> 痛みは胸に逆巻き
> 言葉は遠くで破られた
>
> 世界を引き裂きながら
> 激情は果てどもなく。
>  さあ 悪夢を始めよう
>
> 失ったものの大きさに 絶望さえも色褪せて
凄い表現・・・真似できない
>
>
>
> 微かに震えそうになる声を、必死で押さえ、アメリアは最後まで言い切ってみせた。
>立ち止まっている暇はない。神託の謎を解き明かし、あらゆる力で抗わなければ。
>世界が引き裂かれる前に。
>悪夢が始まる前に。
>あの記憶の中の、赤の瞳を永遠に見失う前に。
>
>
> 強かな眼差しに、誓いを秘めた3人の巫女はまだ知らない。
>
> とっくに悪夢が始まっている事を。
> とっくにあの赤い瞳は失われている事を。
リナ死亡ですか。
>
> まだ誰も知らない。
>
> 世界はあまりに 静かだった。
>
>
>
>
>――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>いえーい。またまた話が展開するまえに終わったじぇい。いえーい。
>てゆっかやっぱりリナもゼロスもでてこない。
>・・・・・いえーい!!盛り上がってるかーい!?
>
>すみませんいっぱいいっぱいですゆるしてくださいつぎはがんばりますきっとがんばりますたぶんがんばりますつかよんでるひといるのでしょうかあっじぶんでいっててせつないでもまけないさがんばるさだってつよいこだもんいぇーい
読むのに苦労しました
読んでる人です。
>
>異常。(以上。の入力ミスではありません。事実ですv)
それではこれからもがんばってください。
>

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22185や・・・やられました・・・(遺言)れーな E-mail 2002/9/23 22:49:56
記事番号22174へのコメント

こんばんわ。毎度お馴染みとゆーほどでもないですがれーなですv

もうダメです師匠・・・!(いつから弟子入り?
あたしごときは1話目からのっくあうと。げふ。(弱
どーしてそんなにいちいちあたしのツボを知っているのか不思議になるくらいですいえーい。


てか・・・!先めちゃくちゃ気になるです!?
リナちゃーん!リナちゃーん!!もう死んでるの!!??
ゼロス君が殺したの!?がうりんは!?
つ、続きを・・・!!!(飢

楽しみにしてますvvもー、読みますから!何が何でも読みますから!!たとえ地球が爆発しようとも!!(無理だってば

頑張ってくださーい!
あたしも頑張りまーす(何を

またしても支離滅裂ですが(−−;;;
ごめんなさい出直してきます!
ではッ(逃


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22188殺ってしまった・・(違っ)アイディーリア E-mail 2002/9/23 23:13:57
記事番号22185へのコメント


>こんばんわ。毎度お馴染みとゆーほどでもないですがれーなですv
こんばんわぁ。本日はお日柄も・・(ざーーー・雨の音)(なんて基本的な・・てゆーかいつから降ってたんだろう?)

>もうダメです師匠・・・!(いつから弟子入り?
弟子!?え?師匠って私ですか?あなたではなく?え?

>あたしごときは1話目からのっくあうと。げふ。(弱
はうっ!!攻撃してましたか!?私!!

>どーしてそんなにいちいちあたしのツボを知っているのか不思議になるくらいですいえーい。
やったぜ突いてやったぜ。いえーい。今夜はすき焼きだね☆(錯乱気味)いえーい。

>てか・・・!先めちゃくちゃ気になるです!?
>リナちゃーん!リナちゃーん!!もう死んでるの!!??
>ゼロス君が殺したの!?がうりんは!?
>つ、続きを・・・!!!(飢
・・・・・・・・・・・・。がんばります>続き


>楽しみにしてますvvもー、読みますから!何が何でも読みますから!!たとえ地球が爆発しようとも!!(無理だってば
え?てゆーか地球爆発したら私続き書けません。
つまりあなたも読めません。いえーい!ざまあみやがれ!!(嘘です嘘ですごめんなさい!!)

>頑張ってくださーい!
はーい頑張りまーす!!
>あたしも頑張りまーす(何を
もちろん小説ですよね☆れーなさんの新作楽しみにしてまーすv

>またしても支離滅裂ですが(−−;;;
いえいえソウル(魂)が伝わっているので全然OKです。

>ごめんなさい出直してきます!
>ではッ(逃
ではっ(追)(←こわっ!!)

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22210―― ON the QT 3 ――アイディーリア E-mail 2002/9/25 00:38:14
記事番号22129へのコメント






                        妙に明るい夜だった。


                    朝が来たのだと思って目を開ける。


                   けれど朝はまた 通り過ぎたばかりで。



                         もう一度目を閉じて

                         夢の続きを探した。



 
                 ―――――― ON the QT ――――――




 あの女を思い出すときは、決まってその温もりを感じた。生々しくぬるい(本当は心底恐ろしい意味しか持たない血肉の)温度だ。あの女との記憶は、常に熱を孕んだ夜の灯火の中にある。
グロテスクなほどリアルな生命を感じさせ、その視線には、吐き気を覚えるような凄烈な夢があった。
 いつだって、俺を見ない。あの視線の先には、誰もいないのだと思った。
 時にその眼差しは、俺を残酷な気分にさせた。
壊して、しまいたいような、でもそんな単純なものでは決してなくて。
 同時に、酷く優しい気持ちにもさせる。
それは哀れみにも似た、もどかしいほど柔らかい優しさだった。

 覚えている。
俺はあいつを―――リナ・インバースを愛していた。
覚えている。

妙に明るい夜。
いやな月の昇る夜だった。

その夢の中。

高みに届いた手は黒ずんで、救いのない闇色に輝いていた。
言ってしまった一言も。
言えなかった一言も。
繰り返す事でしか、日々は巡らない。

何もかもが、もう手遅れなのだと、心のどこかで感じた。

リナ。


あれは夢だ。
そうだろう?

問い掛けながら、
でもどこかで確信している。


リナ。










何故死んだ。




































    誰がおまえを殺した?


































――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
すみません・・。(最近謝ってばかりだなぁ・・)
ゼルガディスでした。
今回ゼルリナでしたねぇ。いや好きなんですよ。なんか。えへv
つーかゼル何者?神託ではなく夢でリナの死を感じたのですね。
はははははは。突っ込み不可ですv
これから全員出す予定なので、ゼルもリナの死に気付いていなければ、リナ以上に放浪している(とゆーか噂が立たないように旅をしているから見つけ難いだろうと判断された)彼は登場できないと思いまして。
多少の無理は先刻承知です。(開き直り)

ああ、仕事しなくちゃ!
勉強もしなくちゃ。このままじゃ就職できねぇ・・・。(焦)

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22211―― ON the QT 4 ――アイディーリア E-mail 2002/9/25 01:10:56
記事番号22129へのコメント




                       破けたオレンジを投げつけて

                         潤んだ瞳を見開いて

                    その先にあるものを 憶えていますか?



                    残照は鮮やかなその色で 青を裏切った。



                         秒針の進む音にも似た

                           血の滴る音が響く。

                           問い掛けた声に

                       答えを知らず洩れた声“それでも”



                      期待をして振り返った無言の部屋で

                         あなたの答えを待っていた




                   ―――――― ON the QT ――――――





 その腕の中、ゆっくりと温度を変えていく少女の名を、悪魔の低い声音が囁き続けた。
そっと、柔らかな蝶の繭を手にとるように、とても優しく、囁いた。
彼女の名だけを呪文のように。
彼女の名だけが全てのように。
闇のような、否、闇そのものである異形が、オレンジの世界の中で、赤い幻を見ていた。




  守り続けたいのちの証を

  存在の根底からくつがえされて

  胸に掲げた誇りを折られ

  流されるはずだった涙さえ 今はない

  無様に這いつくばり

  乞う命も懸ける命もなく

  貴女は

  僕の為だけの貴女になる



  そして僕は満たされる



 狂い焦がれるこの想いの最果てを見た。


 


  世界よ生まれ変われ
  僕のために。





――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
うあああっ。短っ!!
でも仕方ないんです(以下言い訳です)
ここまでゼロスもリナも出てこないのは、いい加減多乃さんに悪いだろうと思ったんです!!
だってこれは一応ゼロリナなのです!!
なのに前回思いっきりゼルリナだし、主人公の2人がちっとも出ないなんて!!
つーわけで、無理してるのがありありな間に合わせ文ですが、以降頑張りますので、今回はこれで許してください!!

ああああ。今度こそ仕事しなきゃ・・。

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22212Re:―― ON the QT 4 ――奈鈴多乃(なすずたの) 2002/9/25 06:31:44
記事番号22211へのコメント

レスが遅れてしまってすみません(汗)
奈鈴多乃です。
すっごいすっごい素敵ですっ!!!
遅れても全然全くかまいませんのでアイディーリアさんのペースで
納得のいくものをかいてくださいね〜。
それでは・・・かんそうがへたですみません〜(><)