◆−こっそりと復帰−棒太郎 (2002/9/24 00:49:50) No.22190
 ┣はじめまして−猫楽者 (2002/9/24 01:25:23) No.22191
 ┃┗ありがとうございます−棒太郎 (2002/9/24 09:01:27) No.22193
 ┣お帰りです♪(こらまて!)−かお (2002/9/24 09:07:31) No.22194
 ┃┗ただいまです−棒太郎 (2002/9/24 09:43:42) No.22195
 ┣彼方の血脈 其の4と1/2−棒太郎 (2002/9/25 12:44:51) No.22214
 ┃┗はじめまして−Key (2002/9/30 20:47:06) NEW No.22322
 ┃ ┗Re:はじめまして−棒太郎 (2002/10/1 09:03:29) NEW No.22331
 ┗彼方の血脈 其の5−棒太郎 (2002/10/2 00:36:25) NEW No.22343
  ┗続き♪ですね♪−猫楽者 (2002/10/2 02:30:38) NEW No.22345
   ┗ありがとうございます−棒太郎 (2002/10/2 08:50:03) NEW No.22346


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22190こっそりと復帰棒太郎 2002/9/24 00:49:50


もう大方忘れられてるかと思いますが、本当に久しぶりな棒太郎です。
ずっと以前に書いてるやつの。続きです。
前のやつは・・・・・・・過去ログを参照してください。

*************************************

「彼方の血脈」 其の4

「ただいまーっ!!」
ゼフィーリアにあるインバース商会に懐かしい声が響く。
「あらあら。お帰り、リナ。」
「ただいま、母ちゃん。」
にっこり笑って出迎える母、フィルアに思いっきり抱きつくリナ。
ほのぼのとした光景である。
「いっぱい色々なことを見てきたみたいね。」
そう言って、先程黄金竜を滅したのと同一人物とは思えないほど、優しい笑みを浮かべる。
「それに旦那さんまで連れてくるなんてね。」
フィルアの言葉にリナは顔を真っ赤に染め上げる。
「かかか母ちゃん。あたしとガウリィはそんなんじゃないって・・・・・」
「はいはい、あとで聞いてあげるわ。」
そういってお茶のセットをならべようとしたとき、
「はは、リナ!しばらく見んうちに大きくなったな!」
店の入り口から聞こえてきた声に振り向くと、獅子の鬣のような豊かな髪の男と、ほんわりとした雰囲気を纏った女が立っていた。
「じいちゃん!ばあちゃん!」
懐かしそうに叫んで、リナは祖父、ベルベインと祖母、ファルネーゼに飛びついた。
「ほう、お前さんがリナの連れてきた男か。」
「あ、はじめまして。俺はガウリィ=ガウリエフと言います。」
「リナの祖父のベルベインだ。よろしくな。」
そう言い、深々と礼をする。
そのとき、ヒュッと何かが閃いたかと思うと、ガウリィが後方へ大きく跳んだ。
「あなた。」
「父さん。」
ファルネーゼとフィルアの声が重なる。
「ごめんなさいね、ガウリィさん。」
ファルネーゼの言葉にガウリィを見ると、彼のアーマーの胸当てに横一文字に斬られた痕がついていた。
「おお、すまんすまん。昔からの癖でな。デキる奴を見るとつい斬りたくなってしまうんだ。」
さらりと物騒なことを言い、はははと笑う。
「じいちゃん・・・・笑い事じゃないわよ・・・・・」
リナが溜息と共に呟く。
(やっぱりリナの家族だなぁ・・・)
リナが聞いたら思いっきりはたかれそうなことをガウリィはぽつりと思っていた。

悠久の時の漂う混沌の海。
そこに存在する、いやそこそのものであるもの、金色の魔王ロード・オブ・ナイトメアはいたく上機嫌であった。
彼女が昔から目をむけていた一族が、なにかをやらかそうとしているのだ。
お祭り好きの彼女にはなかなか楽しみなことであった。
そのときであった。
不意に何か別次元の存在が、彼女の中にやってきたのを感じた。
そしてそれは、いままで感じた中でも遥かに大きく強大なものだった。
(何者だ?これほどのプレッシャー・・・・・我と近いもの、若しくは同等の・・・・)
そう思ったとき――
「ヒサしブりだナ、金ジキの魔オう。」
その声に彼女は今まで長い間、見せたことの無かったものが走った。
驚愕―――
いつのまにやら混沌の海の空間に一人の男がいた。
虚ろな瞳をもち、狂気の美といえるハンサムな男。
「お前は――――」
男の前に絶世といえる美女が現れた。
「アザー・・トス・・・・あんた・・」
呆然と呟くようにその名を口にする。
どこか体がワナワナと震えている。
「ドウシた?L?」
「どのツラ下げて今ごろ会いに来たぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
バチコーーーーーン!!!!!!
L、幻の左炸裂。
「へぶシ!」
派手に吹き飛ぶアザートス。
「あたしがどんだけ待ったと思ってんの!?ずぅぅっと一人身を貫いてきたのよ!!」
「マあ、待テL。話せバワかる。」
「問答無用!!!!!」
そういった彼女の手にはいやにトゲトゲしたバット状のものが握られ、振り上げられていた。

*************************************

短いですが、復帰一弾目ということで。
ちなみにここで出てきたアザートスはクトゥルー神話の邪神たちの中でも最高神ともいえる奴です。
これからもクトゥルー神話の邪神たちが出てくるかもしれませんが、よろしくお願いします。

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22191はじめまして猫楽者 E-mail 2002/9/24 01:25:23
記事番号22190へのコメント

棒太郎さんは No.22190「こっそりと復帰」で書きました。
>
>もう大方忘れられてるかと思いますが、本当に久しぶりな棒太郎です。
>ずっと以前に書いてるやつの。続きです。
>前のやつは・・・・・・・過去ログを参照してください。
>

はじめまして、棒太郎さん。
猫楽者と申します。よろしくお願い致します。

著者別リストの方で、棒太郎さんの『彼方より来る者』を、とても楽しく読ませて頂きました。

『彼方の血脈』の続きを、楽しみにお待ちしておりました。

>
>*************************************
>
>「彼方の血脈」 其の4
>
>「ただいまーっ!!」
>ゼフィーリアにあるインバース商会に懐かしい声が響く。
>「あらあら。お帰り、リナ。」
>「ただいま、母ちゃん。」
>にっこり笑って出迎える母、フィルアに思いっきり抱きつくリナ。
>ほのぼのとした光景である。
>「いっぱい色々なことを見てきたみたいね。」
>そう言って、先程黄金竜を滅したのと同一人物とは思えないほど、優しい笑みを浮かべる。
>「それに旦那さんまで連れてくるなんてね。」
>フィルアの言葉にリナは顔を真っ赤に染め上げる。
>「かかか母ちゃん。あたしとガウリィはそんなんじゃないって・・・・・」
>「はいはい、あとで聞いてあげるわ。」
>そういってお茶のセットをならべようとしたとき、
>「はは、リナ!しばらく見んうちに大きくなったな!」
>店の入り口から聞こえてきた声に振り向くと、獅子の鬣のような豊かな髪の男と、ほんわりとした雰囲気を纏った女が立っていた。
>「じいちゃん!ばあちゃん!」
>懐かしそうに叫んで、リナは祖父、ベルベインと祖母、ファルネーゼに飛びついた。
>

久し振りの家族の再会。
リナさんご家族、暖かくて良い方々ですね。
照れているリナさん、可愛いですし♪
旦那さんを連れて帰ってきても、全然動じていない
流石は、リナさんのお母さん。ですね。

>
>「ほう、お前さんがリナの連れてきた男か。」
>「あ、はじめまして。俺はガウリィ=ガウリエフと言います。」
>「リナの祖父のベルベインだ。よろしくな。」
>そう言い、深々と礼をする。
>そのとき、ヒュッと何かが閃いたかと思うと、ガウリィが後方へ大きく跳んだ。
>「あなた。」
>「父さん。」
>ファルネーゼとフィルアの声が重なる。
>「ごめんなさいね、ガウリィさん。」
>ファルネーゼの言葉にガウリィを見ると、彼のアーマーの胸当てに横一文字に斬られた痕がついていた。
>「おお、すまんすまん。昔からの癖でな。デキる奴を見るとつい斬りたくなってしまうんだ。」
>さらりと物騒なことを言い、はははと笑う。
>「じいちゃん・・・・笑い事じゃないわよ・・・・・」
>リナが溜息と共に呟く。
>(やっぱりリナの家族だなぁ・・・)
>リナが聞いたら思いっきりはたかれそうなことをガウリィはぽつりと思っていた。
>

・・・・・・流石は・・・・リナさんのおじいさんですね(汗)
ベルベインさん、可愛いお孫さんの大切な方を
いきなり切り捨てようと、しないでください(滝汗)

>
>悠久の時の漂う混沌の海。
>そこに存在する、いやそこそのものであるもの、金色の魔王ロード・オブ・ナイトメアはいたく上機嫌であった。
>彼女が昔から目をむけていた一族が、なにかをやらかそうとしているのだ。
>お祭り好きの彼女にはなかなか楽しみなことであった。
>

もしかして・・・・乱入しようとしている・・・・とか(汗)

>
>そのときであった。
>不意に何か別次元の存在が、彼女の中にやってきたのを感じた。
>そしてそれは、いままで感じた中でも遥かに大きく強大なものだった。
>(何者だ?これほどのプレッシャー・・・・・我と近いもの、若しくは同等の・・・・)
>そう思ったとき――
>

エル様が、プレッシャーを感じる程の相手とは。
いったい・・・・何が。

>
>「ヒサしブりだナ、金ジキの魔オう。」
>その声に彼女は今まで長い間、見せたことの無かったものが走った。
>驚愕―――
>いつのまにやら混沌の海の空間に一人の男がいた。
>虚ろな瞳をもち、狂気の美といえるハンサムな男。
>「お前は――――」
>男の前に絶世といえる美女が現れた。
>「アザー・・トス・・・・あんた・・」
>呆然と呟くようにその名を口にする。
>

あわわわわわ、『盲目にして』のお方が、登場ですか。
このお2人が戦ったりしたら・・・・・せっ・・・・・世界が・・・。

>
>どこか体がワナワナと震えている。
>「ドウシた?L?」
>「どのツラ下げて今ごろ会いに来たぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
>バチコーーーーーン!!!!!!
>L、幻の左炸裂。
>「へぶシ!」
>派手に吹き飛ぶアザートス。
>

エル様の先制攻撃が炸裂。
もし、、『盲目にして』のお方以外の方が、この『幻の左』を受けたりしたら
完全に滅び去ってしまいそうですね。

>
>「あたしがどんだけ待ったと思ってんの!?ずぅぅっと一人身を貫いてきたのよ!!」
>「マあ、待テL。話せバワかる。」
>「問答無用!!!!!」
>そういった彼女の手にはいやにトゲトゲしたバット状のものが握られ、振り上げられていた。
>

えええええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇえ。
いや、あの、『一人身』、って・・・・いったい(滝汗)

そして、『トゲトゲのバット状のもの』、で、いったい何をするのですか。

>
>*************************************
>
>短いですが、復帰一弾目ということで。
>ちなみにここで出てきたアザートスはクトゥルー神話の邪神たちの中でも最高神ともいえる奴です。
>これからもクトゥルー神話の邪神たちが出てくるかもしれませんが、よろしくお願いします。
>

エル様と、アザートスは、どんな関係なのか。

クトゥルー神話の邪神たちは、どんな方々が出てくるのか。
そして、リナさん達の世界が、どうなってしまうのか。

自分も、クトゥルー神話、大好きです。
(残念ながら、あまり詳しくは無いのですが)

とても、とても楽しみです。

朝夕と、すっかり肌寒くなってまいりましたが
お体にお気を付けて、お元気で。

では、失礼します。



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22193ありがとうございます棒太郎 2002/9/24 09:01:27
記事番号22191へのコメント


はじめまして、猫楽者さん。棒太郎と申します。
「彼方より来る者」「彼方の血脈」読んでくださったようで、ありがとうございます。
わたしのつたない話を楽しんで読んでくださって、なんか嬉しいです。
長い間、間が空きましたが、頑張って「彼方の血脈」書いていきます。

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22194お帰りです♪(こらまて!)かお E-mail URL2002/9/24 09:07:31
記事番号22190へのコメント

棒太郎さんは No.22190「こっそりと復帰」で書きました。
>
こんにちわ♪
棒太郎さん♪
>もう大方忘れられてるかと思いますが、本当に久しぶりな棒太郎です。
わぁぁぁぃ♪まってましたのです♪
>ずっと以前に書いてるやつの。続きです。
>前のやつは・・・・・・・過去ログを参照してください。
>
>*************************************
>
>「彼方の血脈」 其の4
>
>「ただいまーっ!!」
>ゼフィーリアにあるインバース商会に懐かしい声が響く。
>「あらあら。お帰り、リナ。」
>「ただいま、母ちゃん。」
>にっこり笑って出迎える母、フィルアに思いっきり抱きつくリナ。
>ほのぼのとした光景である。
・・・・・・・・・ま、この血筋だし・・・。
ドクトルさんの家系だし・・・(まてこら!)
>「いっぱい色々なことを見てきたみたいね。」
>そう言って、先程黄金竜を滅したのと同一人物とは思えないほど、優しい笑みを浮かべる。
>「それに旦那さんまで連れてくるなんてね。」
>フィルアの言葉にリナは顔を真っ赤に染め上げる。
>「かかか母ちゃん。あたしとガウリィはそんなんじゃないって・・・・・」
真っ赤になっても説得力ないです(笑)
>「はいはい、あとで聞いてあげるわ。」
>そういってお茶のセットをならべようとしたとき、
>「はは、リナ!しばらく見んうちに大きくなったな!」
>店の入り口から聞こえてきた声に振り向くと、獅子の鬣のような豊かな髪の男と、ほんわりとした雰囲気を纏った女が立っていた。
>「じいちゃん!ばあちゃん!」
>懐かしそうに叫んで、リナは祖父、ベルベインと祖母、ファルネーゼに飛びついた。
>「ほう、お前さんがリナの連れてきた男か。」
>「あ、はじめまして。俺はガウリィ=ガウリエフと言います。」
>「リナの祖父のベルベインだ。よろしくな。」
>そう言い、深々と礼をする。
>そのとき、ヒュッと何かが閃いたかと思うと、ガウリィが後方へ大きく跳んだ。
>「あなた。」
>「父さん。」
>ファルネーゼとフィルアの声が重なる。
>「ごめんなさいね、ガウリィさん。」
>ファルネーゼの言葉にガウリィを見ると、彼のアーマーの胸当てに横一文字に斬られた痕がついていた。
・・・・ガウリイでなかったら・・。
死んでますがな(汗)
>「おお、すまんすまん。昔からの癖でな。デキる奴を見るとつい斬りたくなってしまうんだ。」
>さらりと物騒なことを言い、はははと笑う。
>「じいちゃん・・・・笑い事じゃないわよ・・・・・」
>リナが溜息と共に呟く。
>(やっぱりリナの家族だなぁ・・・)
確かに・・・・(汗)
ま、こんな家族についていけるの・・・。
ガウリイだけでしょうねぇ(爆!)
そして、多分リナがいなかったら、ガウリイ、完全によけきってたんだろうなぁ・・(だからまて!)
>リナが聞いたら思いっきりはたかれそうなことをガウリィはぽつりと思っていた。
>
ま、当然ですね(笑)
リナ:なんですってぇぇぇぇぇぇ!!!!!?
かお:でも、リナさんの家族、ついていけるの、ガウリイさんだけですよ♪
リナ:ななななななぁぁにをいっているのかなぁぁぁ////
かお:・・・・リナさん、真っ赤になってます・・(笑)
>悠久の時の漂う混沌の海。
>そこに存在する、いやそこそのものであるもの、金色の魔王ロード・オブ・ナイトメアはいたく上機嫌であった。
>彼女が昔から目をむけていた一族が、なにかをやらかそうとしているのだ。
>お祭り好きの彼女にはなかなか楽しみなことであった。
わぁぁぁぁぃ♪
エル様♪
>そのときであった。
>不意に何か別次元の存在が、彼女の中にやってきたのを感じた。
>そしてそれは、いままで感じた中でも遥かに大きく強大なものだった。
>(何者だ?これほどのプレッシャー・・・・・我と近いもの、若しくは同等の・・・・)
>そう思ったとき――
まさか(はあと)
>「ヒサしブりだナ、金ジキの魔オう。」
>その声に彼女は今まで長い間、見せたことの無かったものが走った。
>驚愕―――
>いつのまにやら混沌の海の空間に一人の男がいた。
>虚ろな瞳をもち、狂気の美といえるハンサムな男。
>「お前は――――」
>男の前に絶世といえる美女が現れた。
>「アザー・・トス・・・・あんた・・」
>呆然と呟くようにその名を口にする。
>どこか体がワナワナと震えている。
おお!?
盲目にして白地ですね♪(だからまて!)
アザートス♪
前回(以前)は、力のみの登場でしたからねぇ(はあと)
>「ドウシた?L?」
>「どのツラ下げて今ごろ会いに来たぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
>バチコーーーーーン!!!!!!
>L、幻の左炸裂。
>「へぶシ!」
>派手に吹き飛ぶアザートス。
・・・・・・・・・・・・・・・・。
混沌を統治する存在達って・・・(汗)
>「あたしがどんだけ待ったと思ってんの!?ずぅぅっと一人身を貫いてきたのよ!!」
>「マあ、待テL。話せバワかる。」
>「問答無用!!!!!」
>そういった彼女の手にはいやにトゲトゲしたバット状のものが握られ、振り上げられていた。
おおおおお!?
ひょっとして、エル様の恋人ですか!!!!!!?♪
ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ♪
じゃ、ホティプたちも公認なのか♪(だからまて!)
>
>*************************************
>
>短いですが、復帰一弾目ということで。
こんにちわ♪
まってましたのです!!!!
>ちなみにここで出てきたアザートスはクトゥルー神話の邪神たちの中でも最高神ともいえる奴です。
>これからもクトゥルー神話の邪神たちが出てくるかもしれませんが、よろしくお願いします。
ふふふふふ♪
リナ達家族、火竜王に対して、どんなことをしでかしてくれるのでしょうか?(はあと)
ふふふふふふふふふふ♪
ま、どんどん不幸にしてやってくださいな♪(TRYからいいイメージ、もってない人・・)
そして、リナとガウリイの結婚♪
さぁ、リナがどんな反応をするのか♪
リナの中にS・・・・・・。
ま、リインバースの血筋だったら・・・。
吸収&自分の物にしてしまいそうだなぁ・・・(だからまて!)
ではでは、つづき、楽しみにしているのです♪
それでは♪

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22195ただいまです棒太郎 2002/9/24 09:43:42
記事番号22194へのコメント


お久しぶりです、かおさん。
しばらく間が空いてしまって申し訳ありません。
ようやくリナたちも登場しました。いよいよ一家大集合です。
おそらくただではすみません。
しかし、この家族だとリナがあまりにも普通人に見えてしまうのが不思議。
そして登場してしまったあの御方、アザートス。
やっぱりクトゥルー神話を絡めたいんだなと思う今日この頃でした。

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22214彼方の血脈 其の4と1/2棒太郎 2002/9/25 12:44:51
記事番号22190へのコメント


こんにちわ、棒太郎です。
今回はちょっと外れまして、混沌の海でのあの二人の話です。
とりあえず其の4の最後の続き。

*************************************

『彼方の血脈 其の4と1/2』

混沌の海の一角は見ようによっては地獄絵図となっていた。
荒く肩で息をするLと、その側で大きな血の海に倒れ伏すアザートスがいた。
「え、L・・・気がスんだカ・・・?ブべらっ!!!」
よろよろと立ち上がったアザートスはLの渾身のフルスイングを受け、またも撃沈した。
「・・・・・・・・・のよ。」
荒く息を吐くLが呟いた。
「?????」
「あんたがいなくなってどんだけたったと思ってんのよ!!!!」
ボロボロになりながら再び立ち上がったアザートスが見たものは、恐らく空前にして絶後のものだった。
 
あのLが涙をぽろぽろこぼして泣いていた。

それをもし彼女の部下たちが見たなら、神族・魔族すべてが瞬時に滅び去るだろう。
「あんたがあっちの窮極の混沌に沈んでからずっと、あたしはひとりだったのよ!!ずっと、ずっと・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・すまナイ。」
「ばかっ!!」
そう言うと、アザートスの胸に飛び込んだ。
「ばかばかばかばかばかっ!!」
ぽかぽかとアザートスの胸を叩くL。
そのLをアザートスはそっと抱きしめる。
「寂しかったんだから・・・・・・・・」
そしてLはその胸に顔をうずくめた。
「L・・・・・・・・」
彼女の髪を撫でながら、アザートスはその顔をあげさせた。
「L・・・・・・・・」
「アザートス・・・・」
潤んだ瞳を彼に向け、見上げるL。
なんかラブにコメッたいい雰囲気だ。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・トきにL。そノ手のなカのギュインギュインと唸リをアげてルドりる状ノモのはナンだ?」
「・・・・・・・・・・・・さあ、なんだと思う?」
先程までとは打って変わって、邪悪な笑みを浮かべるL。
物凄く嫌な予感がして、急いで離れようとするアザートスだったが、その体はがっちりとLに捕らえられていた。
「ふっふっふっふっふ。今日この瞬間まであたしに寂しい思いをさせた罪を思い知れーーーーーーーーっ!!!!!!!」
「マ、待テーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!」
こうして、絶対修羅場になると予想して急いで駆けつけてきたナイアルラトホテップたちに止められるまで、延々と追いかけっこが続いたのであった。

*************************************

うう、なんかえらいカップリングをたちあげてしまった・・・・・・・
みなさん、こんなわたしを見捨てないでください。

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22322はじめましてKey 2002/9/30 20:47:06
記事番号22214へのコメント

はじめまして、こんばんわ。
読み逃げの常習犯でしたが、感想を書きに来ました。
拙いですが、よろしくお願いします。

>*************************************
>
>『彼方の血脈 其の4と1/2』
>
>混沌の海の一角は見ようによっては地獄絵図となっていた。
>荒く肩で息をするLと、その側で大きな血の海に倒れ伏すアザートスがいた。
>「え、L・・・気がスんだカ・・・?ブべらっ!!!」
>よろよろと立ち上がったアザートスはLの渾身のフルスイングを受け、またも撃沈した。

エル様のフルスイング・・・・・・。
大抵の存在なら滅びてますね。

>「・・・・・・・・・のよ。」
>荒く息を吐くLが呟いた。
>「?????」
>「あんたがいなくなってどんだけたったと思ってんのよ!!!!」
>ボロボロになりながら再び立ち上がったアザートスが見たものは、恐らく空前にして絶後のものだった。
> 
>あのLが涙をぽろぽろこぼして泣いていた。

・・・・・・はい?
エ、エル様が泣いて〜〜〜〜!!!!!(脂汗)

>「あんたがあっちの窮極の混沌に沈んでからずっと、あたしはひとりだったのよ!!ずっと、ずっと・・・・・・・・・」
>「・・・・・・・・・・・・すまナイ。」
>「ばかっ!!」
>そう言うと、アザートスの胸に飛び込んだ。
>「ばかばかばかばかばかっ!!」
>ぽかぽかとアザートスの胸を叩くL。
>そのLをアザートスはそっと抱きしめる。
>「寂しかったんだから・・・・・・・・」
>そしてLはその胸に顔をうずくめた。
>「L・・・・・・・・」
>彼女の髪を撫でながら、アザートスはその顔をあげさせた。
>「L・・・・・・・・」
>「アザートス・・・・」
>潤んだ瞳を彼に向け、見上げるL。
>なんかラブにコメッたいい雰囲気だ。

ラブラブ〜〜〜vvv♪
と、はやし立てていいのでしょうか(滝汗)

>「・・・・・・・・・・・・・・・・・・トきにL。そノ手のなカのギュインギュインと唸リをアげてルドりる状ノモのはナンだ?」

ギュインギュイン?
それは、あの乙女の武器ドリルアーム?
それとも、木工用の穴あけ機ですか?

>「・・・・・・・・・・・・さあ、なんだと思う?」
>先程までとは打って変わって、邪悪な笑みを浮かべるL。
>物凄く嫌な予感がして、急いで離れようとするアザートスだったが、その体はがっちりとLに捕らえられていた。

・・・・・・雰囲気に流されて、気付くのが遅かったようですね。アザートス。
気の強い女の子を待たせたら、涙の後に恐怖のお仕置きがあるものです。

>「ふっふっふっふっふ。今日この瞬間まであたしに寂しい思いをさせた罪を思い知れーーーーーーーーっ!!!!!!!」
>「マ、待テーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!」
>こうして、絶対修羅場になると予想して急いで駆けつけてきたナイアルラトホテップたちに止められるまで、延々と追いかけっこが続いたのであった。

駆けつけても、止めるまでにかなりのタイムラグがあったのでは?
まがりなりにも、二つの混沌の王が本気で追いかけっこしているのですから、
それに飛び込むのに相当の勇気が必要だったのでは・・・・・・。

>*************************************
>
>うう、なんかえらいカップリングをたちあげてしまった・・・・・・・
>みなさん、こんなわたしを見捨てないでください。

確かに、どえらいカップルの誕生ですが・・・・・・
見捨てたりなんかしません!(断言)
リナさん達ともども、先が楽しみなカップルが増えたと喜んでいます。(笑)
本編も、最近悪役が板についている火竜王が暗躍しているようで続きが待ちどうしいです。

拙い感想ではありますが、こんなものでよければ又書きにこさせていただきます。
最近、急な寒さで体調を崩される方もいるようですのでお体にはお気をつけて。
ではまた。

トップに戻る
22331Re:はじめまして棒太郎 2002/10/1 09:03:29
記事番号22322へのコメント

はじめまして、こんばんわ。
>読み逃げの常習犯でしたが、感想を書きに来ました。
>拙いですが、よろしくお願いします。

はじめまして。棒太郎です。
感想を書いてくださり、どうもありがとうございます。
拙い話ですが、楽しんでいただけたようで幸いです。

>
>確かに、どえらいカップルの誕生ですが・・・・・・
>見捨てたりなんかしません!(断言)
>リナさん達ともども、先が楽しみなカップルが増えたと喜んでいます。(笑)
>本編も、最近悪役が板についている火竜王が暗躍しているようで続きが待ちどうしいです。
>
>拙い感想ではありますが、こんなものでよければ又書きにこさせていただきます。
>最近、急な寒さで体調を崩される方もいるようですのでお体にはお気をつけて。
>ではまた。

うう、ありがとうございます。
どうかこれからも温かい目で見守ってください。
本編もこれからどんどんインバース一家が大暴れする予定です。

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22343彼方の血脈 其の5棒太郎 2002/10/2 00:36:25
記事番号22190へのコメント

こんにちわ、棒太郎です。
其の4と1/2ではどえらいことになりましたが、多分これからもどえらいことになっていくかもしれません。
それでは其の5、どうぞ。

*************************************

 『彼方の血脈』 其の5

混沌の海でLとアザートスが夫婦漫才を繰り広げている頃――

「はろはろ〜〜〜、リナちゃ〜〜ん。」
「きゃっ、お、大叔母さん?」
リナはルナと共に家に帰ってきた大叔母、セリシアに抱きしめられ、頬擦りされていた。
「もう〜〜〜〜〜、ルナもリナもなんて可愛らしいの〜〜〜〜。」
セリシアはルナも抱きしめ、二人に交互に頬擦りをしはじめた。
「もう、セリシア叔母さんったら。相変わらずね。」
その光景に微笑むフィルア。
「あはっ、フィルアも元気〜〜?旦那はどうしたの?逃げられちゃったの?」
「何言ってんの、叔母さん。私にゾッコンラヴラヴなダーリンが出て行くわけないでしょ。ちょっと商品の買い付けに出てもらってんの。」
そう言ってフィルアは笑っていたが、その笑顔のままルナの方に顔を向けた。
「ところでルナ。あなた負けたわね。」
その言葉に微かにルナは顔を強張らせた。
「母さん、それは―――」
「負けちゃいないわよ。私が勝負を預かったの。」
なかなか面白そうな奴でね〜、とセリシアは話し始めた。

「ほう、秘剣”影法師”か。”影法”の剣を使える奴がまだいたとはな。」
ベルベインはなにやら楽しそうに呟く。
「確か昔あなたが潰した剣の一派じゃありませんでしたか?」
ファルネーゼの言葉に懐かしいな、とベルベインは笑った。
「じゃあ、いずれその男と再戦するわけね。」
フィルアが問うた。
「もちろんよ、母さん。スィーフィード・ナイトとして決着はつけるわ。」
「いい心意気よ。それでこそ私の娘。」
「はっはっは。それに『売られたケンカは千倍返し』がインバース家の家訓のひとつだからな。」
母や祖父たちの笑い声が響く。
「なあ、リナ。」
「なに、ガウリイ?」
「やっぱりお前さんの家族なだけあるよなぁ。」
「どーゆー意味よ、それは!」
スパコーンとドタマを叩くスリッパの音が綺麗に鳴り響いた。

「で、フィルア。この二人に継承の儀を受けさせるんでしょ?」
セリシアの問いにもちろん、と言わんばかりの顔を向けるフィルア。
「ええ、丁度頃合もいいだろうし、それに火竜王や魔族たちもなんかいろいろと画策してるみたいだしね。」
「あらあら、それじゃやっぱり神族や魔族との全面戦争かしら?」
「ちょ、ちょっとばあちゃん、全面戦争って・・・・・」
のほほんとした口調でとんでもないことを口にするファルネーゼに、リナは絶句する。
「ふふ、リナ。あなたの力を魔族が利用しようとしてるんでしょ?自分たちの悲願成就のために。」
「な、なんでそのことを・・・」
「まあ、仕方がないわね。金色の魔王の力をあそこまで使えるんだからねぇ。」
横からセリシアが口を挟む。
「それにしてもリナちゃん。金色の魔王が混沌の海そのものだってことよく気づいたわねぇ。」
「え!?大叔母さんも知ってるの!?」
「ええ、そんなのとっくの昔に知ってるわよ。」
えらいえらいとリナの頭を撫でながらさらりととんでもないことを言う。
「重破斬だっけ?あれ、なかなかいい呪文ね。今度混沌の力を使ったもっと強力な呪文を教えてあげるわ。」
もはやあまりのことにリナは言葉がでず、ただ口をパクパクとさせているだけだった。
「それに神族――特に火竜王の一派がリナを排除しようとしてるらしいな。」
「火竜王って――おっきなトカゲの親分のそのまた親分だったけか?それがなんでリナを――?」
ガウリイの”トカゲ”発言に笑いながらベルベインはお茶を一口啜る。
「リナの中に魔王の欠片があるからだ。」
その言葉にリナの思考回路はついに限界に達し、くらりと意識がホワイトアウトしていった。

悠久の時が漂い、一部惨劇が繰り広げられた混沌の海。
そこに珍しく幾つもの存在が集っていた。
まず、この次元の主である金色の魔王ことL。
そして彼女に頭を抱きかかえられてぼろ雑巾のように倒れているアザートス。
さらにその前に満身創痍のナイアルラトホテップ、シュブ=ニグラス、ツァトゥグアがいた。
「あの・・・L殿。聞いてます?」
愛しげにアザートスの頭を撫でているLに、ナイアルラトホテップがそぉっと訊ねる。
「何よ、ちゃんと聞いてるわよ。アレがこっちに流れてきたんでしょ?」
ギロリと睨みながら答えるL。
「ええ、しかもそれが赤の世界のほうへ流れましてどうやら誰かの手に渡ってしまったようなんですよ。」
Lのガン飛ばしに怯むことなく、ナイアルラトホテップは続ける。
「狂気山脈の奥深くに眠っていたんですがね。こちらの人間どもが余計なことをしてくれたおかげで、こんなことになってしまいましてね。」
「大いなる古の者の遺産か・・・・・」
Lが遥か昔に思いを馳せながら呟いた。

*************************************
あんまり話が進んでな〜〜〜〜い(泣)
しかも当初考えていたよりも話が大きくなってる〜〜〜〜。
ごめんなさい、まだまだ続きます。

トップに戻る
22345続き♪ですね♪猫楽者 E-mail 2002/10/2 02:30:38
記事番号22343へのコメント

棒太郎さんは No.22343「彼方の血脈 其の5」で書きました。
>
>こんにちわ、棒太郎です。
>

こんにちは、棒太郎さん。
お元気ですか、猫楽者です。

>
>其の4と1/2ではどえらいことになりましたが、多分これからもどえらいことになっていくかもしれません。
>それでは其の5、どうぞ。
>

はい、続きを楽しみにお待ちしておりました。

>
>
> 『彼方の血脈』 其の5
>
>そう言ってフィルアは笑っていたが、その笑顔のままルナの方に顔を向けた。
>「ところでルナ。あなた負けたわね。」
>その言葉に微かにルナは顔を強張らせた。
>「母さん、それは―――」
>「負けちゃいないわよ。私が勝負を預かったの。」
>なかなか面白そうな奴でね〜、とセリシアは話し始めた。
>
>「ほう、秘剣”影法師”か。”影法”の剣を使える奴がまだいたとはな。」
>

ヴェルディオスさんの技でしたね。
そのヴェルディオスさんをあっさりと退けたときの
十二代目『ドクトル・ファウスト』、セリシア=インバースさんのお力。
もしかして、この世界で一番強い方なのでは(汗)

>
>ベルベインはなにやら楽しそうに呟く。
>「確か昔あなたが潰した剣の一派じゃありませんでしたか?」
>

ベルベインさんが・・・潰した・・・・って、いったい過去に何が。

>
>ファルネーゼの言葉に懐かしいな、とベルベインは笑った。
>「じゃあ、いずれその男と再戦するわけね。」
>フィルアが問うた。
>「もちろんよ、母さん。スィーフィード・ナイトとして決着はつけるわ。」
>「いい心意気よ。それでこそ私の娘。」
>「はっはっは。それに『売られたケンカは千倍返し』がインバース家の家訓のひとつだからな。」
>母や祖父たちの笑い声が響く。
>「なあ、リナ。」
>「なに、ガウリイ?」
>「やっぱりお前さんの家族なだけあるよなぁ。」
>「どーゆー意味よ、それは!」
>スパコーンとドタマを叩くスリッパの音が綺麗に鳴り響いた。
>

千倍返し・・・・ですか(汗だく)
なんか・・・このご家族なら・・・この世界の魔族と神族を敵に回しても・・・
勝ってしまいそうな気が・・・・・・・・。

>
>「で、フィルア。この二人に継承の儀を受けさせるんでしょ?」
>

『継承の儀』・・・・もしかして、リアさんと旦那様からの何かを受け継ぐのですか。

>
>セリシアの問いにもちろん、と言わんばかりの顔を向けるフィルア。
>「ええ、丁度頃合もいいだろうし、それに火竜王や魔族たちもなんかいろいろと画策してるみたいだしね。」
>「あらあら、それじゃやっぱり神族や魔族との全面戦争かしら?」
>「ちょ、ちょっとばあちゃん、全面戦争って・・・・・」
>のほほんとした口調でとんでもないことを口にするファルネーゼに、リナは絶句する。
>「ふふ、リナ。あなたの力を魔族が利用しようとしてるんでしょ?自分たちの悲願成就のために。」
>「な、なんでそのことを・・・」
>「まあ、仕方がないわね。金色の魔王の力をあそこまで使えるんだからねぇ。」
>横からセリシアが口を挟む。
>「それにしてもリナちゃん。金色の魔王が混沌の海そのものだってことよく気づいたわねぇ。」
>「え!?大叔母さんも知ってるの!?」
>「ええ、そんなのとっくの昔に知ってるわよ。」
>えらいえらいとリナの頭を撫でながらさらりととんでもないことを言う。
>「重破斬だっけ?あれ、なかなかいい呪文ね。今度混沌の力を使ったもっと強力な呪文を教えてあげるわ。」
>もはやあまりのことにリナは言葉がでず、ただ口をパクパクとさせているだけだった。
>「それに神族――特に火竜王の一派がリナを排除しようとしてるらしいな。」
>「火竜王って――おっきなトカゲの親分のそのまた親分だったけか?それがなんでリナを――?」
>ガウリイの”トカゲ”発言に笑いながらベルベインはお茶を一口啜る。
>「リナの中に魔王の欠片があるからだ。」
>その言葉にリナの思考回路はついに限界に達し、くらりと意識がホワイトアウトしていった。
>

魔族側と神族側の思惑が、一致しないうちに手を打った方が良いのでしょうね。
それにしても、すごいご家族・・・・流石はリナさんのご実家ですね。
そして、ガウリイさん、おっきなトカゲ、と覚えていましたか(笑)

>
>悠久の時が漂い、一部惨劇が繰り広げられた混沌の海。
>そこに珍しく幾つもの存在が集っていた。
>まず、この次元の主である金色の魔王ことL。
>そして彼女に頭を抱きかかえられてぼろ雑巾のように倒れているアザートス。
>さらにその前に満身創痍のナイアルラトホテップ、シュブ=ニグラス、ツァトゥグアがいた。
>

『もっ・・・・盲目にして〜』のお方が・・・ぼろ雑巾・・・・(汗)
止められるまでに・・・・いったいどんな攻防が・・・・(滝汗)
『土』の方々が、止めに入ったのですか。

>
>「あの・・・L殿。聞いてます?」
>愛しげにアザートスの頭を撫でているLに、ナイアルラトホテップがそぉっと訊ねる。
>「何よ、ちゃんと聞いてるわよ。アレがこっちに流れてきたんでしょ?」
>ギロリと睨みながら答えるL。
>「ええ、しかもそれが赤の世界のほうへ流れましてどうやら誰かの手に渡ってしまったようなんですよ。」
>Lのガン飛ばしに怯むことなく、ナイアルラトホテップは続ける。
>「狂気山脈の奥深くに眠っていたんですがね。こちらの人間どもが余計なことをしてくれたおかげで、こんなことになってしまいましてね。」
>「大いなる古の者の遺産か・・・・・」
>Lが遥か昔に思いを馳せながら呟いた。
>

エル様の眼力にも怯まないとは、流石は、『這いよる混沌』のお方ですね。
『狂気山脈の奥深くに眠っていた。大いなる古の者の遺産』・・・・って
まさか・・・・てけりり・・・てけり・・・とか、鳴いたりしませんよね。
後は、独自の科学文明が進んでいたと、思いますので・・・・・。
何か、とんでもないことが、『赤の世界』に、起こるのですね。


>
>*************************************
>あんまり話が進んでな〜〜〜〜い(泣)
>しかも当初考えていたよりも話が大きくなってる〜〜〜〜。
>ごめんなさい、まだまだ続きます。
>

面白かったです〜。
話しが、大きく、そして長くなるの、大歓迎です。
続きが、といも気になります。

風邪が流行っているようですので、お体にお気を付けて、お元気で。

では、失礼します。

トップに戻る
22346ありがとうございます棒太郎 2002/10/2 08:50:03
記事番号22345へのコメント

>こんにちは、棒太郎さん。
>お元気ですか、猫楽者です。
>
こんにちわ、猫楽者さん。
感想どうもありがとうございます。

>
>>
>>
>> 『彼方の血脈』 其の5
>>
>>そう言ってフィルアは笑っていたが、その笑顔のままルナの方に顔を向けた。
>>「ところでルナ。あなた負けたわね。」
>>その言葉に微かにルナは顔を強張らせた。
>>「母さん、それは―――」
>>「負けちゃいないわよ。私が勝負を預かったの。」
>>なかなか面白そうな奴でね〜、とセリシアは話し始めた。
>>
>>「ほう、秘剣”影法師”か。”影法”の剣を使える奴がまだいたとはな。」
>>
>
>ヴェルディオスさんの技でしたね。
>そのヴェルディオスさんをあっさりと退けたときの
>十二代目『ドクトル・ファウスト』、セリシア=インバースさんのお力。
>もしかして、この世界で一番強い方なのでは(汗)

『ドクトル・ファウスト』の名を継ぐ者は、初代からの知識を受け継いでますからね。
魔術に関しては『ドクトル・ファウスト』、剣に関しては『リア=マルガレーテ=インバース』が最強の代名詞です。

>>
>>ベルベインはなにやら楽しそうに呟く。
>>「確か昔あなたが潰した剣の一派じゃありませんでしたか?」
>>
>
>ベルベインさんが・・・潰した・・・・って、いったい過去に何が。
>
剣の修行として世界を旅していたときの出来事のひとつのようです。
>>
>>ファルネーゼの言葉に懐かしいな、とベルベインは笑った。
>>「じゃあ、いずれその男と再戦するわけね。」
>>フィルアが問うた。
>>「もちろんよ、母さん。スィーフィード・ナイトとして決着はつけるわ。」
>>「いい心意気よ。それでこそ私の娘。」
>>「はっはっは。それに『売られたケンカは千倍返し』がインバース家の家訓のひとつだからな。」
>>母や祖父たちの笑い声が響く。
>>「なあ、リナ。」
>>「なに、ガウリイ?」
>>「やっぱりお前さんの家族なだけあるよなぁ。」
>>「どーゆー意味よ、それは!」
>>スパコーンとドタマを叩くスリッパの音が綺麗に鳴り響いた。
>>
>
>千倍返し・・・・ですか(汗だく)
>なんか・・・このご家族なら・・・この世界の魔族と神族を敵に回しても・・・
>勝ってしまいそうな気が・・・・・・・・。
>
勝ってしまうでしょう・・・・・・・
あのリアとファウストの子孫ですから。
>>
>>「で、フィルア。この二人に継承の儀を受けさせるんでしょ?」
>>
>
>『継承の儀』・・・・もしかして、リアさんと旦那様からの何かを受け継ぐのですか。
>
十四代目『リア=マルガレーテ=インバース』と『ドクトル・ファウスト』の襲名です。
>>
>>セリシアの問いにもちろん、と言わんばかりの顔を向けるフィルア。
>>「ええ、丁度頃合もいいだろうし、それに火竜王や魔族たちもなんかいろいろと画策してるみたいだしね。」
>>「あらあら、それじゃやっぱり神族や魔族との全面戦争かしら?」
>>「ちょ、ちょっとばあちゃん、全面戦争って・・・・・」
>>のほほんとした口調でとんでもないことを口にするファルネーゼに、リナは絶句する。
>>「ふふ、リナ。あなたの力を魔族が利用しようとしてるんでしょ?自分たちの悲願成就のために。」
>>「な、なんでそのことを・・・」
>>「まあ、仕方がないわね。金色の魔王の力をあそこまで使えるんだからねぇ。」
>>横からセリシアが口を挟む。
>>「それにしてもリナちゃん。金色の魔王が混沌の海そのものだってことよく気づいたわねぇ。」
>>「え!?大叔母さんも知ってるの!?」
>>「ええ、そんなのとっくの昔に知ってるわよ。」
>>えらいえらいとリナの頭を撫でながらさらりととんでもないことを言う。
>>「重破斬だっけ?あれ、なかなかいい呪文ね。今度混沌の力を使ったもっと強力な呪文を教えてあげるわ。」
>>もはやあまりのことにリナは言葉がでず、ただ口をパクパクとさせているだけだった。
>>「それに神族――特に火竜王の一派がリナを排除しようとしてるらしいな。」
>>「火竜王って――おっきなトカゲの親分のそのまた親分だったけか?それがなんでリナを――?」
>>ガウリイの”トカゲ”発言に笑いながらベルベインはお茶を一口啜る。
>>「リナの中に魔王の欠片があるからだ。」
>>その言葉にリナの思考回路はついに限界に達し、くらりと意識がホワイトアウトしていった。
>>
>
>魔族側と神族側の思惑が、一致しないうちに手を打った方が良いのでしょうね。
>それにしても、すごいご家族・・・・流石はリナさんのご実家ですね。
>そして、ガウリイさん、おっきなトカゲ、と覚えていましたか(笑)
>
やっぱりリナが普通人にみえてしまう・・・・・・・
>>
>>悠久の時が漂い、一部惨劇が繰り広げられた混沌の海。
>>そこに珍しく幾つもの存在が集っていた。
>>まず、この次元の主である金色の魔王ことL。
>>そして彼女に頭を抱きかかえられてぼろ雑巾のように倒れているアザートス。
>>さらにその前に満身創痍のナイアルラトホテップ、シュブ=ニグラス、ツァトゥグアがいた。
>>
>
>『もっ・・・・盲目にして〜』のお方が・・・ぼろ雑巾・・・・(汗)
>止められるまでに・・・・いったいどんな攻防が・・・・(滝汗)
>『土』の方々が、止めに入ったのですか。
>
やはり気の強い女性を待たせてはいけませんね。
アザートス、尻に敷かれております。
シュブ=ニグラスとツァトゥグアは、一人じゃ絶対止められんと思ったナイアルラトホテップに強制的に連れてこられました。
>>
>>「あの・・・L殿。聞いてます?」
>>愛しげにアザートスの頭を撫でているLに、ナイアルラトホテップがそぉっと訊ねる。
>>「何よ、ちゃんと聞いてるわよ。アレがこっちに流れてきたんでしょ?」
>>ギロリと睨みながら答えるL。
>>「ええ、しかもそれが赤の世界のほうへ流れましてどうやら誰かの手に渡ってしまったようなんですよ。」
>>Lのガン飛ばしに怯むことなく、ナイアルラトホテップは続ける。
>>「狂気山脈の奥深くに眠っていたんですがね。こちらの人間どもが余計なことをしてくれたおかげで、こんなことになってしまいましてね。」
>>「大いなる古の者の遺産か・・・・・」
>>Lが遥か昔に思いを馳せながら呟いた。
>>
>
>エル様の眼力にも怯まないとは、流石は、『這いよる混沌』のお方ですね。
>『狂気山脈の奥深くに眠っていた。大いなる古の者の遺産』・・・・って
>まさか・・・・てけりり・・・てけり・・・とか、鳴いたりしませんよね。
>後は、独自の科学文明が進んでいたと、思いますので・・・・・。
>何か、とんでもないことが、『赤の世界』に、起こるのですね。
>
う〜〜〜ん、近いですかね。
まあ、独自の科学文明が発展していましたからね。
>>
>>*************************************
>>あんまり話が進んでな〜〜〜〜い(泣)
>>しかも当初考えていたよりも話が大きくなってる〜〜〜〜。
>>ごめんなさい、まだまだ続きます。
>>
>
>面白かったです〜。
>話しが、大きく、そして長くなるの、大歓迎です。
>続きが、といも気になります。
>
>風邪が流行っているようですので、お体にお気を付けて、お元気で。
>
>では、失礼します。
>
ありがとうございます。
ほんと、当初の予定よりも大きくなっています。
やっぱり、混沌のお二方が特にそうです。
続き頑張ります。
猫楽者さんもお体に気をつけて。