◆−どうしようもないくらいお久し振りです−時水夜 氷沙梓 (2002/10/7 21:20:33) No.22536
 ┣Re:どうしようもないくらいお久し振りです−闇竜翔 (2002/10/7 22:05:25) No.22544
 ┣とーきちょーーーーーんっ!!−羅琴みつき (2002/10/7 22:19:27) No.22548
 ┣garden〜導かれし花〜−時水夜 氷沙梓 (2002/10/7 22:23:34) No.22549
 ┃┣Re:garden〜導かれし花〜−ドラマ・スライム (2002/10/7 22:30:09) No.22550
 ┃┗Re:garden〜導かれし花〜−闇竜翔 (2002/10/7 22:40:42) No.22551
 ┗レス下さった方達へ☆−時水夜 氷沙梓 (2002/10/16 15:48:52) NEW No.22823


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22536どうしようもないくらいお久し振りです時水夜 氷沙梓 E-mail 2002/10/7 21:20:33


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こんにちは。
お久し振りの方、初めましての方。
はっきりいって後者の方が多いかと思われますが・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・初めまして!!!
時水夜という者です。
近頃はずっっっっとPBBSでひっそりしてましたが。
ホント、何ヶ月か振りに投稿小説に参上しました(勝手にしてろ)。
連載もいっぱいあるんですが(そらぁもう自分でも管理できないぐらいに)、文を書くこと自体久し振りなもんで、リハビリ?として短文書きました。や、微妙に長いですが。
題材は私の好きな「歌」です。
今回リナさんを中心(っていうかリナのみ)として好き勝手に設定なんか作って書きました。
軽く目を通していただけたら嬉しい限りですv

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22544Re:どうしようもないくらいお久し振りです闇竜翔 2002/10/7 22:05:25
記事番号22536へのコメント

時水夜 氷沙梓さんは No.22536「どうしようもないくらいお久し振りです」で書きました。
>
>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こんにちは。
>お久し振りの方、初めましての方。
>はっきりいって後者の方が多いかと思われますが・・・。
>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・初めまして!!!

闇:始めまして。小説2や1に時々投稿している闇竜翔という者です。以後よろしくお願いします。

>時水夜という者です。
>近頃はずっっっっとPBBSでひっそりしてましたが。
>ホント、何ヶ月か振りに投稿小説に参上しました(勝手にしてろ)。
>連載もいっぱいあるんですが(そらぁもう自分でも管理できないぐらいに)、文を書くこと自体久し振りなもんで、リハビリ?として短文書きました。や、微妙に長いですが。
>題材は私の好きな「歌」です。
>今回リナさんを中心(っていうかリナのみ)として好き勝手に設定なんか作って書きました。

闇:はい、ほうほう

>軽く目を通していただけたら嬉しい限りですv

闇:ありがたく目を通させていただく予定です。それでは楽しみにしています。

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22548とーきちょーーーーーんっ!!羅琴みつき E-mail 2002/10/7 22:19:27
記事番号22536へのコメント

時水夜 氷沙梓さんは No.22536「どうしようもないくらいお久し振りです」で書きました。
>
>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こんにちは。
>お久し振りの方、初めましての方。
>はっきりいって後者の方が多いかと思われますが・・・。
>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・初めまして!!!
お久しぶりです!!前にレスったのは改名前か後か怪しいですが、自称時水夜様ストーカーのみっきーです。覚えてましたら幸い。

>近頃はずっっっっとPBBSでひっそりしてましたが。
Σ!!?
絵板恐怖症の私メはこちらでひっそり。

>ホント、何ヶ月か振りに投稿小説に参上しました(勝手にしてろ)。
お帰りなさいませです。

>連載もいっぱいあるんですが(そらぁもう自分でも管理できないぐらいに)、文を書くこと自体久し振りなもんで、リハビリ?として短文書きました。や、微妙に長いですが。
これから投稿、ってことですよね?

>題材は私の好きな「歌」です。
>今回リナさんを中心(っていうかリナのみ)として好き勝手に設定なんか作って書きました。
リナスキーにはたまらんというわけですか。たまりませんな。

>軽く目を通していただけたら嬉しい限りですv
はーい、では待っておりますvv

それであ。失礼しました。


てかレスするたんびにタイトルのパターンが似てるやうな……げふんげふん。

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22549garden〜導かれし花〜時水夜 氷沙梓 E-mail 2002/10/7 22:23:34
記事番号22536へのコメント


  ―――さあ みんなここに愛の庭に
     終わりのない 命の灯よ


「・・・眠れない」
 旅の仲間全員が眠りに就いた頃、リナはこっそりと、宿屋を抜け出した。
 3日かけて迷いの森を抜けた戦士達は、非常に疲れていた。
 しかし、リナは寝付けなかった。
「あーあ、暇・・・」
 月が照らす蒼い夜の中、リナは静かな呟きを漏らした。
 草木を揺らす風もなく、夜鳥の叫びも聴こえない。
 「静寂」という言葉しか似合わない夜だった。
 言葉は大気に溶けて消える。
「・・・何もない街ね。」
 闇に包まれた街は、本来の活気すらも奪われているようだった。野良猫の鳴き声一つが、リナの心臓を大きくゆすった。
「こ・・・怖いことしてくれるじゃない」
 割と怖がりのリナ。
 魔法という言葉は、リナの中から消滅していた。
 早足で街を抜け、森の入り口付近まで出る。
 と。
「――――――え?」
 何かが聞こえた。鳥じゃない。獣でもない。
「・・・人間?」
 流れ、すぐに消える、しかし、耳に残る声。

 見つけなきゃ。

 リナは本能的にそう感じた。
 方向は全く分からない。
 しかし、足は勝手に動き出していた。
 


  ―――今を満たす 日差しに抱かれて La‐la あの唄が 囁いている
     Oh あの空に蒔いた悲しみは 遠く花になるでしょう



 声が、次第にはっきりとしてきた。
 唄っている。
 だんだん、だんだんと近く。
 近く。
 近く。


  ブワッ


 道が開けた瞬間。
 リナの体を突き抜けるように風が吹いた。
 不思議に心地よい風は。
 すぐさまどこかへと去っていく。
「ここは―――!」
 リナは感嘆の声を上げた。

 大きく開けた草もない剥き出しの大地。
 その地で寄り添って眠る、動物や魔物達。
 非常識だ。
 ありえない・・・いや、あってはならない光景であった。
 魔物は仲間以外全てのモノを喰らうはずなのに、だ。
「何これ・・・どうして・・・?」

「みんな、生きてるもの達だから」

 唐突に、声が聞こえた。
 眠る彼らの中心に立っている人間。身長はリナと同じくらいだろうか。声から少女と分かるが、月の逆光で顔などは良く見えない。
「初めまして。夜遅くにこんな所に女の子が一人でいるなんて珍しいわね」
 皮肉は含んでいない。少し低めだが、誰かに似ているような声だった。
「どうも。でもあなたも子供よね?いいの?こんな所で一人で・・・」
「いいのよ。」
 リナの問いに、少女ははっきりと答えた。
「・・・え?」
「いいの。私はここにいるためにここにいるから」
 なぞかけのような。
 冗談なような。
「そういや、あなたの名前、聞いてないわ。あたしはリナ」
「リナ・・・。私は・・・ディオ」
「ディオ?・・・男っぽい名前ね」
「ふふ・・・長い間この名前と付き合ってたら、気にならないわ」
 少女は笑った。
 彼女は獣達の中から動こうとしない。
「ディオ・・・そこから動けないの?」
「いいえ。まだ歌い足りないから、みんなが起きるかもしれないじゃない?だから自主的に」
 ディオは微笑んだようだった。
「さて。熟睡させるためにもう少し歌わなきゃ」
「歌?さっきの?」
「ええ。良かったらリナも聞いて。私の唯一の特技」
「喜んで」
 リナはその場に座った。


 ディオは両手を広げ、大きく大気を吸った。

  ―――さあ みんなここに愛の庭に
     終わりのない 命の灯よ
     名もない花に雲は語る
     さあ みんなここで 感じたまま


 衝撃が生まれた。
「何・・・この声・・・」
 世界のどんな詩人より、神々しかった。
 神の領域に達したその声は。
 曇りなく。
 迷いなく。
 一点の全てに捧げられるようで。
 大地と共に、大気と共に響いていた。


「――――――・・・」
 声が途切れた。
 大気の振動が消えた。
 一つの魔法が終わった。
 リナはただ一人、手を叩いた。
「すごいわ・・・ディオ」
「ありがとう」
 ディオは深く礼をした。
「でも・・・この力は何?まるで魔法みたいだった・・・」
 ディオは微笑んだ。
 リナは気付かない。分からない。
「魔法よ。」
「え!?」
「昔の事、知ってるかしら?」
 ディオはリナの元へと歩き出した。
「昔・・・?」
「そう。魔法が生まれた、降魔戦争、神魔戦争より昔・・・」
 リナは立ち上がろうとしたが動けなかった。
「最初の魔法は何にでも宿すことができたわ。杖だけじゃない。書物や衣類、食物や詞に記憶、人体に至るまで・・・」
 リナに近付くディオ。
「でも何故か・・・誰でも使えるような魔法は次々と奪われてしまった・・・。力を振りかざす魔術師達が、様々なものに宿った魔法を消滅させ、自欲のために全ての魔力を自分のものにしようとしたわ」
「・・・・・・」
「ま、そんな中、奇跡的に残った、この歌に込める魔法が、私の代まで受け継がれてきた、ってだけの話。おもしろくないでしょ?」
 ディオはリナから数メートル程離れた場所で立ち止まった。
「一つ聞いていい?」
「何?リナ」
「・・・・・・あなたは・・・誰?」
「誰だと思う?」
 ディオは一歩、リナへ近寄った。
「なんで魔物があなたの言うこと聞くの・・・?」
 距離が狭まる。
「・・・それはね。」
 リナに顔を近づける。
 その顔は――――――
「あなた・・・」
「私が魔物を黙らせられるのはね・・・」


   『私が 全てを 統べる 者だから』






「・・・ん・・・」
 リナはうっすらと目を開け、瞬間飛び起きた。
「・・・夢?」
 そこは、もといた宿屋であった。


 リナは殆ど覚えていなかった。
 ただ記憶に残るのは。
 「神」という意味の名前。
 全てを跪かせる歌声と。
 自分と寸分違わぬ女性の顔――――――。





『ロード・オブ・ナイトメア、今日は一段と機嫌が良いようで』
『良く分かったわね』
『長年お付き合いしてるものですから』
『そう・・・。昨日はちょっとね・・・会って来たのよ』
『どなたに、とお聞きしてよろしいですか?』

『・・・私の・・・血を分けた唯一の家族よ』






@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

 あわわ・・・。ちょっと長いかも、と思ってたら長すぎでした(こら)。
 はい。リナはちゃっかりL様に会ってます。しかも殺されてません!!(注目はそこか?)
 ゼロスが、NEXTの最終回で「全てのものの母は、随分と気まぐれなお方らしい」みたいな事を言ってたので。気まぐれに歌ってもらいました(え)。

 最後に一言。
  ごめんなさい。(何で)

 では、またいつか会う日までまたちまっとしてます。アデュー!!


※ちなみに、「ディオ」は、どっかの国の言葉で「神」という意味です。
 曖昧な知識ですみませっ・・・・!!

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22550Re:garden〜導かれし花〜ドラマ・スライム 2002/10/7 22:30:09
記事番号22549へのコメント

時水夜 氷沙梓さんは No.22549「garden〜導かれし花〜」で書きました。
>
>
>  ―――さあ みんなここに愛の庭に
>     終わりのない 命の灯よ
>
>
>「・・・眠れない」
> 旅の仲間全員が眠りに就いた頃、リナはこっそりと、宿屋を抜け出した。
> 3日かけて迷いの森を抜けた戦士達は、非常に疲れていた。
> しかし、リナは寝付けなかった。
>「あーあ、暇・・・」
> 月が照らす蒼い夜の中、リナは静かな呟きを漏らした。
> 草木を揺らす風もなく、夜鳥の叫びも聴こえない。
> 「静寂」という言葉しか似合わない夜だった。
> 言葉は大気に溶けて消える。
>「・・・何もない街ね。」
> 闇に包まれた街は、本来の活気すらも奪われているようだった。野良猫の鳴き声一つが、リナの心臓を大きくゆすった。
>「こ・・・怖いことしてくれるじゃない」
> 割と怖がりのリナ。
> 魔法という言葉は、リナの中から消滅していた。
> 早足で街を抜け、森の入り口付近まで出る。
> と。
>「――――――え?」
> 何かが聞こえた。鳥じゃない。獣でもない。
>「・・・人間?」
> 流れ、すぐに消える、しかし、耳に残る声。
>
> 見つけなきゃ。
>
> リナは本能的にそう感じた。
> 方向は全く分からない。
> しかし、足は勝手に動き出していた。
> 
>
>
>  ―――今を満たす 日差しに抱かれて La‐la あの唄が 囁いている
>     Oh あの空に蒔いた悲しみは 遠く花になるでしょう
うおオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(暴走)
>
>
>
> 声が、次第にはっきりとしてきた。
> 唄っている。
> だんだん、だんだんと近く。
> 近く。
> 近く。
>
>
>  ブワッ
>
>
> 道が開けた瞬間。
> リナの体を突き抜けるように風が吹いた。
> 不思議に心地よい風は。
> すぐさまどこかへと去っていく。
>「ここは―――!」
> リナは感嘆の声を上げた。
>
> 大きく開けた草もない剥き出しの大地。
> その地で寄り添って眠る、動物や魔物達。
> 非常識だ。
> ありえない・・・いや、あってはならない光景であった。
> 魔物は仲間以外全てのモノを喰らうはずなのに、だ。
>「何これ・・・どうして・・・?」
>
>「みんな、生きてるもの達だから」
>
> 唐突に、声が聞こえた。
> 眠る彼らの中心に立っている人間。身長はリナと同じくらいだろうか。声から少女と分かるが、月の逆光で顔などは良く見えない。
>「初めまして。夜遅くにこんな所に女の子が一人でいるなんて珍しいわね」
> 皮肉は含んでいない。少し低めだが、誰かに似ているような声だった。
>「どうも。でもあなたも子供よね?いいの?こんな所で一人で・・・」
>「いいのよ。」
> リナの問いに、少女ははっきりと答えた。
>「・・・え?」
>「いいの。私はここにいるためにここにいるから」
> なぞかけのような。
> 冗談なような。
>「そういや、あなたの名前、聞いてないわ。あたしはリナ」
>「リナ・・・。私は・・・ディオ」
>「ディオ?・・・男っぽい名前ね」
>「ふふ・・・長い間この名前と付き合ってたら、気にならないわ」
> 少女は笑った。
> 彼女は獣達の中から動こうとしない。
>「ディオ・・・そこから動けないの?」
>「いいえ。まだ歌い足りないから、みんなが起きるかもしれないじゃない?だから自主的に」
> ディオは微笑んだようだった。
>「さて。熟睡させるためにもう少し歌わなきゃ」
>「歌?さっきの?」
>「ええ。良かったらリナも聞いて。私の唯一の特技」
>「喜んで」
> リナはその場に座った。
>
>
> ディオは両手を広げ、大きく大気を吸った。
>
>  ―――さあ みんなここに愛の庭に
>     終わりのない 命の灯よ
>     名もない花に雲は語る
>     さあ みんなここで 感じたまま
呪文?
>
>
> 衝撃が生まれた。
>「何・・・この声・・・」
> 世界のどんな詩人より、神々しかった。
> 神の領域に達したその声は。
> 曇りなく。
> 迷いなく。
> 一点の全てに捧げられるようで。
> 大地と共に、大気と共に響いていた。
>
>
>「――――――・・・」
> 声が途切れた。
> 大気の振動が消えた。
> 一つの魔法が終わった。
> リナはただ一人、手を叩いた。
>「すごいわ・・・ディオ」
>「ありがとう」
> ディオは深く礼をした。
>「でも・・・この力は何?まるで魔法みたいだった・・・」
> ディオは微笑んだ。
> リナは気付かない。分からない。
>「魔法よ。」
>「え!?」
>「昔の事、知ってるかしら?」
> ディオはリナの元へと歩き出した。
>「昔・・・?」
>「そう。魔法が生まれた、降魔戦争、神魔戦争より昔・・・」
> リナは立ち上がろうとしたが動けなかった。
>「最初の魔法は何にでも宿すことができたわ。杖だけじゃない。書物や衣類、食物や詞に記憶、人体に至るまで・・・」
> リナに近付くディオ。
>「でも何故か・・・誰でも使えるような魔法は次々と奪われてしまった・・・。力を振りかざす魔術師達が、様々なものに宿った魔法を消滅させ、自欲のために全ての魔力を自分のものにしようとしたわ」
>「・・・・・・」
>「ま、そんな中、奇跡的に残った、この歌に込める魔法が、私の代まで受け継がれてきた、ってだけの話。おもしろくないでしょ?」
> ディオはリナから数メートル程離れた場所で立ち止まった。
>「一つ聞いていい?」
>「何?リナ」
>「・・・・・・あなたは・・・誰?」
>「誰だと思う?」
> ディオは一歩、リナへ近寄った。
>「なんで魔物があなたの言うこと聞くの・・・?」
> 距離が狭まる。
>「・・・それはね。」
> リナに顔を近づける。
> その顔は――――――
>「あなた・・・」
>「私が魔物を黙らせられるのはね・・・」
>
>
>   『私が 全てを 統べる 者だから』
悪夢の王ですね。(または金色の魔王)
>
>
>
>
>
>
>「・・・ん・・・」
> リナはうっすらと目を開け、瞬間飛び起きた。
>「・・・夢?」
> そこは、もといた宿屋であった。
>
>
> リナは殆ど覚えていなかった。
> ただ記憶に残るのは。
> 「神」という意味の名前。
> 全てを跪かせる歌声と。
> 自分と寸分違わぬ女性の顔――――――。
>
>
>
>
>
>『ロード・オブ・ナイトメア、今日は一段と機嫌が良いようで』
>『良く分かったわね』
>『長年お付き合いしてるものですから』
>『そう・・・。昨日はちょっとね・・・会って来たのよ』
>『どなたに、とお聞きしてよろしいですか?』
>
>『・・・私の・・・血を分けた唯一の家族よ』
>
>
>
>
>
>
>@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
>
> あわわ・・・。ちょっと長いかも、と思ってたら長すぎでした(こら)。
いえちょうどいいです。
> はい。リナはちゃっかりL様に会ってます。しかも殺されてません!!(注目はそこか?)
> ゼロスが、NEXTの最終回で「全てのものの母は、随分と気まぐれなお方らしい」みたいな事を言ってたので。気まぐれに歌ってもらいました(え)。
>
> 最後に一言。
>  ごめんなさい。(何で)
>
> では、またいつか会う日までまたちまっとしてます。アデュー!!
>
>
>※ちなみに、「ディオ」は、どっかの国の言葉で「神」という意味です。
> 曖昧な知識ですみませっ・・・・!!
それでは〜

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22551Re:garden〜導かれし花〜闇竜翔 2002/10/7 22:40:42
記事番号22549へのコメント

時水夜 氷沙梓さんは No.22549「garden〜導かれし花〜」で書きました。
>
>
>  ―――さあ みんなここに愛の庭に
>     終わりのない 命の灯よ
>
>
>「・・・眠れない」
> 旅の仲間全員が眠りに就いた頃、リナはこっそりと、宿屋を抜け出した。
> 3日かけて迷いの森を抜けた戦士達は、非常に疲れていた。
> しかし、リナは寝付けなかった。
>「あーあ、暇・・・」
> 月が照らす蒼い夜の中、リナは静かな呟きを漏らした。
> 草木を揺らす風もなく、夜鳥の叫びも聴こえない。
> 「静寂」という言葉しか似合わない夜だった。

闇:本当の静かさですか・・・・

> 言葉は大気に溶けて消える。
>「・・・何もない街ね。」
> 闇に包まれた街は、本来の活気すらも奪われているようだった。野良猫の鳴き声一つが、リナの心臓を大きくゆすった。

闇:まあ、闇の中はすべてを覆い隠しますからね。

>「こ・・・怖いことしてくれるじゃない」
> 割と怖がりのリナ。

闇:ゴーストなら一発で倒すのに・・・・

> 魔法という言葉は、リナの中から消滅していた。
> 早足で街を抜け、森の入り口付近まで出る。
> と。
>「――――――え?」
> 何かが聞こえた。鳥じゃない。獣でもない。
>「・・・人間?」
> 流れ、すぐに消える、しかし、耳に残る声。
>
> 見つけなきゃ。
>
> リナは本能的にそう感じた。
> 方向は全く分からない。
> しかし、足は勝手に動き出していた。
> 

闇:導かれしですか・・・・

>
>
>  ―――今を満たす 日差しに抱かれて La‐la あの唄が 囁いている
>     Oh あの空に蒔いた悲しみは 遠く花になるでしょう
>
>
>
> 声が、次第にはっきりとしてきた。
> 唄っている。
> だんだん、だんだんと近く。
> 近く。
> 近く。
>
>
>  ブワッ
>
>
> 道が開けた瞬間。
> リナの体を突き抜けるように風が吹いた。
> 不思議に心地よい風は。
> すぐさまどこかへと去っていく。
>「ここは―――!」
> リナは感嘆の声を上げた。
>
> 大きく開けた草もない剥き出しの大地。
> その地で寄り添って眠る、動物や魔物達。

闇:魔物までですか!?

> 非常識だ。
> ありえない・・・いや、あってはならない光景であった。
> 魔物は仲間以外全てのモノを喰らうはずなのに、だ。
>「何これ・・・どうして・・・?」
>
>「みんな、生きてるもの達だから」
>
> 唐突に、声が聞こえた。
> 眠る彼らの中心に立っている人間。身長はリナと同じくらいだろうか。声から少女と分かるが、月の逆光で顔などは良く見えない。
>「初めまして。夜遅くにこんな所に女の子が一人でいるなんて珍しいわね」
> 皮肉は含んでいない。少し低めだが、誰かに似ているような声だった。

闇:歌い手ですか?

>「どうも。でもあなたも子供よね?いいの?こんな所で一人で・・・」
>「いいのよ。」
> リナの問いに、少女ははっきりと答えた。
>「・・・え?」
>「いいの。私はここにいるためにここにいるから」
> なぞかけのような。
> 冗談なような。
>「そういや、あなたの名前、聞いてないわ。あたしはリナ」
>「リナ・・・。私は・・・ディオ」
>「ディオ?・・・男っぽい名前ね」
>「ふふ・・・長い間この名前と付き合ってたら、気にならないわ」

闇:長いあいだ?

> 少女は笑った。
> 彼女は獣達の中から動こうとしない。
>「ディオ・・・そこから動けないの?」
>「いいえ。まだ歌い足りないから、みんなが起きるかもしれないじゃない?だから自主的に」

闇:自主的ですか・・・・

> ディオは微笑んだようだった。
>「さて。熟睡させるためにもう少し歌わなきゃ」
>「歌?さっきの?」
>「ええ。良かったらリナも聞いて。私の唯一の特技」

闇:唯一の特技ですか?

>「喜んで」
> リナはその場に座った。
>
>
> ディオは両手を広げ、大きく大気を吸った。
>
>  ―――さあ みんなここに愛の庭に
>     終わりのない 命の灯よ
>     名もない花に雲は語る
>     さあ みんなここで 感じたまま
>
>
> 衝撃が生まれた。
>「何・・・この声・・・」
> 世界のどんな詩人より、神々しかった。
> 神の領域に達したその声は。

闇:神の声って奴ですか

> 曇りなく。
> 迷いなく。
> 一点の全てに捧げられるようで。
> 大地と共に、大気と共に響いていた。
>
>
>「――――――・・・」
> 声が途切れた。
> 大気の振動が消えた。
> 一つの魔法が終わった。

闇:まあ、美しき音楽は一種の魔法ですからね〜

> リナはただ一人、手を叩いた。
>「すごいわ・・・ディオ」
>「ありがとう」
> ディオは深く礼をした。
>「でも・・・この力は何?まるで魔法みたいだった・・・」
> ディオは微笑んだ。
> リナは気付かない。分からない。
>「魔法よ。」
>「え!?」
>「昔の事、知ってるかしら?」
> ディオはリナの元へと歩き出した。
>「昔・・・?」
>「そう。魔法が生まれた、降魔戦争、神魔戦争より昔・・・」

闇:なんで知ってるんですか!?

> リナは立ち上がろうとしたが動けなかった。
>「最初の魔法は何にでも宿すことができたわ。杖だけじゃない。書物や衣類、食物や詞に記憶、人体に至るまで・・・」
> リナに近付くディオ。
>「でも何故か・・・誰でも使えるような魔法は次々と奪われてしまった・・・。力を振りかざす魔術師達が、様々なものに宿った魔法を消滅させ、自欲のために全ての魔力を自分のものにしようとしたわ」

闇:欲望のための権力ですか・・・・醜いものですね

>「・・・・・・」
>「ま、そんな中、奇跡的に残った、この歌に込める魔法が、私の代まで受け継がれてきた、ってだけの話。おもしろくないでしょ?」
> ディオはリナから数メートル程離れた場所で立ち止まった。
>「一つ聞いていい?」
>「何?リナ」
>「・・・・・・あなたは・・・誰?」

闇:・・・・

>「誰だと思う?」
> ディオは一歩、リナへ近寄った。
>「なんで魔物があなたの言うこと聞くの・・・?」
> 距離が狭まる。
>「・・・それはね。」
> リナに顔を近づける。
> その顔は――――――
>「あなた・・・」
>「私が魔物を黙らせられるのはね・・・」
>
>
>   『私が 全てを 統べる 者だから』
>

闇:え"

>
>
>
>
>
>「・・・ん・・・」
> リナはうっすらと目を開け、瞬間飛び起きた。
>「・・・夢?」
> そこは、もといた宿屋であった。
>
>
> リナは殆ど覚えていなかった。
> ただ記憶に残るのは。
> 「神」という意味の名前。
> 全てを跪かせる歌声と。
> 自分と寸分違わぬ女性の顔――――――。

闇:うそ〜

>
>
>
>
>
>『ロード・オブ・ナイトメア、今日は一段と機嫌が良いようで』
>『良く分かったわね』
>『長年お付き合いしてるものですから』
>『そう・・・。昨日はちょっとね・・・会って来たのよ』
>『どなたに、とお聞きしてよろしいですか?』
>
>『・・・私の・・・血を分けた唯一の家族よ』
>

闇:リナってロード・オブ・ナイトメアの血を分けたものだったんですか

>
>
>
>
>
>@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
>
> あわわ・・・。ちょっと長いかも、と思ってたら長すぎでした(こら)。
> はい。リナはちゃっかりL様に会ってます。しかも殺されてません!!(注目はそこか?)

闇:まあ、闇の中の一筋の光が出ていたのでしょう

> ゼロスが、NEXTの最終回で「全てのものの母は、随分と気まぐれなお方らしい」みたいな事を言ってたので。気まぐれに歌ってもらいました(え)。
>
> 最後に一言。
>  ごめんなさい。(何で)
>
> では、またいつか会う日までまたちまっとしてます。アデュー!!
>
>
>※ちなみに、「ディオ」は、どっかの国の言葉で「神」という意味です。
> 曖昧な知識ですみませっ・・・・!!

闇:あああああ、かなりよかったです。ううう、僕にももうちょっと才能があってほしかったな・・・・それでは、またいつかどこかで、さようなら〜

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22823レス下さった方達へ☆時水夜 氷沙梓 E-mail 2002/10/16 15:48:52
記事番号22536へのコメント

闇竜翔様、羅琴みつき様、ドラマ・スライム様。
レス本当にありがとうございました!!!
そしてレス遅れて申し訳ありません。
どうもテスト中は何もできないもので・・・。
一人一人にレスを付けたかったのですが、まだテスト終わってないんです!!!(泣)
ちょっと時間があったので・・・。
これからもまた勉強・・・つらい・・・!
こんな小説にレスを付けて頂き、本当にありがとうございました!!!