◆−初投稿です。−小鳥遊円 (2002/10/23 16:56:01) No.22907
 ┣はじめまして♪−らん (2002/10/23 20:41:49) No.22912
 ┃┗レスありがとうございます!(実は番外編が入ってたり。)−小鳥遊円 (2002/10/27 15:10:27) No.22979
 ┗デモン・スレイヤーの子供たち−小鳥遊円 (2002/10/26 17:30:35) No.22960
  ┗番外編ありがとうございます&続きですぅvv−らん (2002/10/28 14:44:02) No.22990


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22907初投稿です。小鳥遊円 2002/10/23 16:56:01


 はじめまして、小鳥遊円(たかなしまどか)と言います。
 いきなり長編は無謀かもしれませんが、頑張るのです。
 ちなみに、カップリングはガウリナ・ゼルアメで、本編終了後から20年後、ガウリイとリナの娘&息子と、ゼルとアメリアの娘&息子が主人公ズとなっています。
 でも、今回のプロローグは更にそれの50年後となっています。


 デモン・スレイヤーの子供たち

 プロローグ:偽りの英雄伝


 カタート山脈・・・かつてそう呼ばれ、魔の山として恐れられたその場所は、今は聖地となっている。
 人々は、畏敬の念をこめて、そこをこう呼ぶ。
  聖戦の地、と。
 また、見た目からこうも呼ぶ。
  水晶の峰、と。


 ゼフィーリア王都、ゼフィール・シティ。
 その町外れの小高い丘の上に、今、2人の男女が並んでいた。
 共に初老を迎えた、その2人は、丘の上に並んだ4つの墓に花を手向ける。しかし、彼らは知っている。その下に、躯は無いということを。
 女が口を開いた。墓に向かって。
「・・・・早いものです。あれからもう、50年も経ったのですよ。」
 女の目は、墓を通して、遥か彼方を見ているようだ。
  女の名は、ウィトリシア=フェル=ホープ=セイルーン。
  そして、男の名は、シャイニス=ファル=フュース=セイルーン。


 今、英雄の名を5個挙げさせたら、必ず入る名前が3つある。
 一人目は、リナ=インバース=ガブリエフ。
  デモン・スレイヤーの二つ名はあまりにも有名であろう。夫、ガウリイ=ガブリエフと共に、魔族の恐怖から人間を解放した功労者である。
 二人目は、ガウリイ=ガブリエフ。
  妻であるリナ=インバース=ガブリエフと共に、デモン・スレイヤーズとして知られ、その剣は、どんな魔族をも切り裂いたという。
 三人目は、イヴェイン=シェイド=ガブリエフ。
  リナ=インバース=ガブリエフとガウリイ=ガブリエフの娘であり、全ての魔族を、当時のカタート山脈に封じ込めたとされる。『光を掲げるもの』のふたつ名が示すとおり、周囲の人々に未来へ向かう力を与えたとされる。

 しかし、人々は知らない。魔の恐怖より、人々を救ったもう一人の功労者の名を。
 アダミック=レイ=ガブリエフの名を
 ・・・・・・・いや、人々は忘れたのだ。あまりにも忌まわしき、その事実を。

 そして、偽りの英雄伝は紡がれる。
 勇者たちの悲しみを隠して・・・・。



 あとがき
 改めましてこんにちは。小鳥遊円です。
 ・・・・・いや、今回はこういうノリな上に、全然話が見えないとおもいますけどね、でも、次からはちゃんと普通ですよ。
 ちなみに、補足説明をひとつ。分かってるかもしれませんが、ウィトリシアとシャイニスは、ゼルとアメリアの子供です。
 では、この辺で失礼します。レスしてくれると嬉しいです。

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22912はじめまして♪らん URL2002/10/23 20:41:49
記事番号22907へのコメント

こんにちは、はじめまして。小鳥遊円さん♪
らんというものです。今後ともよろしくお願いいたしますね☆

> はじめまして、小鳥遊円(たかなしまどか)と言います。
> いきなり長編は無謀かもしれませんが、頑張るのです。
> ちなみに、カップリングはガウリナ・ゼルアメで、本編終了後から20年後、ガウリイとリナの娘&息子と、ゼルとアメリアの娘&息子が主人公ズとなっています。
> でも、今回のプロローグは更にそれの50年後となっています。

長編頑張ってください!!ガウリナ・ゼルアメvvv
そしてその娘や息子たちのお話!!楽しみです。そしてあの鈍感極まりないリナとガウリイがどうやって結ばれたのでしょうか?
リナ:誰が!!鈍感極まりない!!よ!!
勿論・・・リ(どごん)

> アダミック=レイ=ガブリエフの名を
> ・・・・・・・いや、人々は忘れたのだ。あまりにも忌まわしき、その事実を。
>
> そして、偽りの英雄伝は紡がれる。
> 勇者たちの悲しみを隠して・・・・。

えええ!?はじめから、とんでもない展開でかなり続きが気になります!!

> 改めましてこんにちは。小鳥遊円です。
> ・・・・・いや、今回はこういうノリな上に、全然話が見えないとおもいますけどね、でも、次からはちゃんと普通ですよ。

大丈夫ですよv複線があって続きが気になったぐらいです(待て)
レスもどき受け取ってくださいね(更に待て)
では、かなり短いですがこれにて失礼いたしますv

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22979レスありがとうございます!(実は番外編が入ってたり。)小鳥遊円 2002/10/27 15:10:27
記事番号22912へのコメント


>こんにちは、はじめまして。小鳥遊円さん♪
>らんというものです。今後ともよろしくお願いいたしますね☆
はじめまして!レスありがとうございます。
>
>長編頑張ってください!!ガウリナ・ゼルアメvvv
>そしてその娘や息子たちのお話!!楽しみです。そしてあの鈍感極まりないリナとガウリイがどうやって結ばれたのでしょうか?
>リナ:誰が!!鈍感極まりない!!よ!!
>勿論・・・リ(どごん)
 その辺のエピソードは・・・・書かないかもしれないのでここに番外編ショートストーリー入れさせていただきます。


  デモン・スレイヤーの子供たち

  番外編:デモン・スレイヤーの結婚式(笑)


 はめられた・・・・
 あたし、リナ=インバースは、純白のウエディングドレスに身を包み、思いっきり沈んでいた。

 事の始めは10日ほど前、あたしが、ゼフィーリアに里帰りした、その日の事だった。

「・・・・・・・・・・リナ・・・・・。」
「何?ガウリイ。」
「お前の家って・・・・・・めちゃめちゃでかかったんだな。」
 旅の連れ、ガウリイは、到着したあたしの家を見るなり、そう言った。
 あたしの家・・・・インバース商会ゼフィーリア本店は・・・・確かに、一般の感覚から言ったら、多少大きいかもしれない。だから、まあ、否定はしずに、ガウリイに言った。
「でも、とりあえず、ここより先に寄る所があるわ。」
「へっ・・・・?だって、ここがリナの家だろ?」
「そうだけど・・・・先にねーちゃんに挨拶してこないと・・・・」
 後でどんな目に会わされるやら。
 セリフの後半は言わなかった。なにせ、ここはもうゼフィール・シティなのだ。いつ、どんなきっかけで姉ちゃんの耳に入るかもわからない。
 そうこうしているうちに、目的の場所に着いた。
 レストラン『リアランサー』に。

 かららん♪
 あたしとガウリイは、中に入った。昼ごはんには遅すぎ、夕ごはんには早すぎの時間なのにも関わらず、店の中には随分と客がいる。
 別になんという事はない。いつもこうなのだ。
 たまに、姉ちゃんに挑戦に来る無謀極まりないやつもいるそうだが、大体、いいようにあしらわれて終わり、となる。
 と、
「おや?あんた・・・・リナちゃん!リナちゃんだろ!?」
 厨房のおじさんが、声をかけてきた。あたしはうなずく。
「やっぱり。おーい、ルナちゃん!リナちゃんが帰ってきたぞ!」
 と、奥から一人のウェイトレスがでてきた。艶やかな藍色の髪を肩のあたりで切りそろえた、深紅の瞳の美女・・・・最後に会った時と(なぜか)全然変わっていない、あたしの姉ちゃん、ルナ=インバースだ。
「リナ!?久しぶりねぇ。・・・・・・で、そこの人は?」
「ただいま、姉ちゃん。こっちは、旅の連れのガウリイよ。」
「どーも、はじめまして。」
 ガウリイも挨拶をする。姉ちゃんはそれを一瞥すると、にっこりと笑ってあたしにいった。
「ふーん・・・・。ところで、リナ。あんた、ここ数年で、いろいろとやったらしいじゃない?」
 げっ!
 や・・・・やばひ。目が笑ってない・・・・。
「・・・・まあいいわ。こっちの人と話があるから、私の代わりにバイトしてなさい。」
 姉ちゃんはそう言ってあたしにエプロンを投げ渡すと、ガウリイを連れて店を後にした。

 それだけである。ほんとーに、それだけだったのに、この10日間、皆の動きがおかしいと思ったら・・・・。
 今日の朝、突然、姉ちゃんが、
「リナ、あんたたちの結婚式するわよ。」
 と、こう言ったのだ。

 その後、通りかかった人に片っ端から聞いてみたが、答はひとつ。
「何言ってるんだい?リナちゃんとガウリイさんの結婚式に決まってるだろ!?」
 と、こうである。
 あたしはしらないぞぉ〜っ!

「ガウリイ!あんたどういうつもり!?(こっそり)」
 新郎の控え室に忍び込み、あたしはガウリイをどつき倒したあとに、そう言った。
「いってぇ〜っ!ひどいじゃないか!リナ。」
「ひどいのはそっちよ!何なの?いきなり結婚式って!?」
「いや・・・・それがな、リナの姉ちゃんのルナさんが、いきなりリナの事をどう思ってる、ってきいてきて・・・・それで・・・・」
 ささやくように言ったその内容に、あたしは赤面した。

「愛してる・・・・って言ったら、なら私と勝負しろっていって・・・・よくわからんまま5日くらい戦って、決着がついたのかはわからんが・・・・それから寝込んでて、今日やっと起きれるようになったら、いきなり・・・・」

 あたしはあわてて言った。
「ちょ・・・・ちょっと待ってよ!」
「リナ・・・・俺の事、嫌いなのか?」
「そ・・・・そういうことじゃなくて、こんないきなり・・・・」
「リナに何も言わなかったのは悪かった。本当は、リナの家族の前で宣言したかったんだけどな。ごめん、リナ。・・・・・」
 と、いきなりガウリイはあたしを抱き寄せて・・・・
 耳元でささやいた。
「アイシテル」
・・・・・・って。


「あたしも、ホントは、ガウリイのこと、大好きだよ。」
 真っ赤になりながら、あたしも、やっとそれだけささやいた。

 ほんとは、とっくのむかしに・・・・そう、冥王との戦いの最後、ギガ・スレイブを打つと決めた時からわかってたんだ。

 愛してるよ、ガウリイ。
 世界よりも、大切なアナタ。




・・・・・うあ〜、めっちゃ中途半端な代物になってしまった。
こんなものでよかったら受け取って下さい。

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22960デモン・スレイヤーの子供たち小鳥遊円 2002/10/26 17:30:35
記事番号22907へのコメント

  こんにちは。おひさしぶりの小鳥遊円です。
 さてさて、このかなり行き当たりばったりな「子供たち」ですが、読んでやって下さい。



  デモン・スレイヤーの子供たち

  第1話:ある晴れた春の昼下がり



「いってきまぁす!」
 少々間延びした声とともに、家の扉が開いた。出てきたのは、14〜5歳の少女。しかし、声だけを聞くと、まだ10にもならなく思われる。綺麗な金髪と朱金の瞳が印象的な少女だ。
「気を付けていくのよ!イブ。」
「はい、母さん。」
『母さん』と呼ばれた女性ーまだ若い。20代と言っても通用しそうだーは、赤みがかった栗色の髪を、ゆるく三つ編みにまとめた・・・・・そう、我らがヒロイン(?)、リナ=インバースその人だ。

  ルーク=シャブラニグドゥとの戦いから早20年。リナは、ガウリイと結婚して、二人の子供をもうけていた。

 少女・・・イブことイヴェイン=シェイド=ガブリエフは走る。魔道士のローブをなびかせて。一見黒に見えるそれは、実は紫紺。一応、イブはディグリー・ローブをもらって、『紫紺のイブ』なんて協会内では呼ばれていたりするのだ。リナは、魔道士協会がらみの行事は全てイブを代理にしている。理由は・・・・わかるだろう、あのピンクのディグリー・ローブを着たくないからである。と、いうわけで、今日もイブはリナの代わりに魔道士協会へ行くのだった。

  しゅかん! きんっ!
 銀の光が空を切り、激しい斬撃が続く。そこでは、二人の男が斬り合いをしていた。・・・・いや、一人は少年と言った方がいいだろう。男は金の髪と蒼い目、少年は深紅の髪と目をしている。そう、男はガウリイ=ガブリエフ。そして、少年は・・・・
  きんっ!
 ひときわ大きな金属音とともに、ガウリイの剣がはじかれた。
「おお、強くなったな!アダム。」
 ガウリイは、嬉しそうに少年に声をかける。少年は答えた。
「へへっ!そうだろ、父さん!」

 少年の名は、アダミック=レイ=ガブリエフ。通称アダム。イブの双子の弟で、リナとガウリイの、もう一人の子供である。


「お帰り、ガウリイ、アダム。」
 ゼフィーリアの郊外の小高い丘の上、そこにある家がリナ達の家。剣の稽古を終えたガウリイたちを待っていたのは、真剣な顔をしたリナとイブだった。
「突然だけど、セイルーンへ行くわよ。」
 りなは、唐突にそう、告げたのだった。



 あとがき
 第1話、ほとんど説明で埋まっちゃいました。けど、これから(セイルーンにつくまで)は、しっかりお話です。・・・・だと思います。
 こんな内容のないものですが、読んで、レスしてくれると嬉しいです。

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22990番外編ありがとうございます&続きですぅvvらん URL2002/10/28 14:44:02
記事番号22960へのコメント


こんにちは、小鳥遊円さん♪
番外編vvvありがとうございます〜〜〜パソの前で叫んだのです!!

>「愛してる・・・・って言ったら、なら私と勝負しろっていって・・・・よくわからんまま5日くらい戦って、決着がついたのかはわからんが・・・・それから寝込んでて、今日やっと起きれるようになったら、いきなり・・・・」

ほうほうほう。流石はルナさん。抜かりの無い方ですv
この二人は、周りが動かないと・・・・まとまりそうにありませんからね・・・

>「リナ・・・・俺の事、嫌いなのか?」
>「そ・・・・そういうことじゃなくて、こんないきなり・・・・」
>「リナに何も言わなかったのは悪かった。本当は、リナの家族の前で宣言したかったんだけどな。ごめん、リナ。・・・・・」
> と、いきなりガウリイはあたしを抱き寄せて・・・・
> 耳元でささやいた。
>「アイシテル」
>・・・・・・って。
>
>
>「あたしも、ホントは、ガウリイのこと、大好きだよ。」

やっと認めましたねリナさん。お幸せに〜〜です。
アメリア:傍から見ていたら十分ラブラブカップルだったんですけど・・・
ゼルガディス:そうだな。二人して結構のろけていたからな。
リナ:////////のろけてなんか居ないわよ!!!

>『母さん』と呼ばれた女性ーまだ若い。20代と言っても通用しそうだーは、赤みがかった栗色の髪を、ゆるく三つ編みにまとめた・・・・・そう、我らがヒロイン(?)、リナ=インバースその人だ。

この年になっても・・・20代で通るのですか?流石はリナ=インバースです!!(ごいん)
リナ:どうゆう意味でかな〜〜〜〜〜〜
(だくだく)

> 少女・・・イブことイヴェイン=シェイド=ガブリエフは走る。魔道士のローブをなびかせて。一見黒に見えるそれは、実は紫紺。一応、イブはディグリー・ローブをもらって、『紫紺のイブ』なんて協会内では呼ばれていたりするのだ。リナは、魔道士協会がらみの行事は全てイブを代理にしている。理由は・・・・わかるだろう、あのピンクのディグリー・ローブを着たくないからである。と、いうわけで、今日もイブはリナの代わりに魔道士協会へ行くのだった。

ぽん。ピンクのリナ!!ですね!!
リナ:いうなぁあぁああああ!!!!!!

>「突然だけど、セイルーンへ行くわよ。」

セイルーン・・・アメリアとゼルがいる国ですね・・・一体何が始まるのでしょうか・・・(どきどき)
寒くなってきたので、そちらも体調には気をつけてくださいね♪
それではこれにて失礼いたします。