◆−彼方の血脈 其の12−棒太郎 (2002/11/6 23:54:54) No.23160 ┣ゼロスさん、ご無事ですか(汗)−猫楽者 (2002/11/7 12:35:24) No.23164 ┃┗ごめんね、活躍させてやれなくて−棒太郎 (2002/11/7 20:47:03) No.23170 ┣継承の儀始まる!−Key (2002/11/7 20:44:50) No.23169 ┃┗Re:継承の儀始まる!−棒太郎 (2002/11/7 21:17:39) No.23171 ┗彼方の血脈 其の13−棒太郎 (2002/11/12 12:51:08) No.23270 ┗インバース家の血の中に。−猫楽者 (2002/11/12 23:33:52) No.23281 ┗ようやく盛り上がってきた、かな?−棒太郎 (2002/11/13 11:03:56) No.23286
23160 | 彼方の血脈 其の12 | 棒太郎 | 2002/11/6 23:54:54 |
こんばんわ、棒太郎です。 日に日に寒くなってきますね。 わたしは寒いのは好きではありません。 でも冬は鍋が上手い。お風呂がとても極楽。 そしてこたつでうたた寝。 ずっとごろごろしていたい今日この頃です。 それでは其の12、どうぞ。 ************************************* 『彼方の血脈』 其の12 リナは不思議な浮遊感の中を漂っていた。 上も下も右も左もまぜこぜになったようなところだった。 自分の意思で立てばそこが地面となる、そんな空間だった。 『ようこそ、候補者よ。』 空間に声が響いた。 リナが見渡すと目の前に一人の男が現れた。 その男に見覚えがあった。 「あ、あなたは・・・・・・初代!?」 『正確に言えば、私はファウストの影。まあ立体映像のようなものだ。本人はもうこの世にはいない。』 そう言い、影はホウ、と感心したようにリナを見つめた。 「な、なによ。」 『・・・・・似ているな。リアの若い頃に・・・』 懐かしそうに呟く。 『特にその胸などまったく同じ形、大きさだな。』 「でええ〜〜〜い、人が気にしていることを!!」 手にしたスリッパで引っ叩こうとしたが、あっさりかわされた。 『ツッコミはまだまだ甘いな。リアは冴え渡るようなキレがあったぞ。』 楽しげに、そして懐かしげに笑っていた。 『まあ、安心しろ。リアも後には揺れるぐらいに大きくなった。お前も頑張って揉んでもらうことだ。』 影の言葉にリナは顔を真っ赤に染め上げた。 『さて、お前は『ファウスト』の名を受け継ぐために此処に来た。ヨハン=ファウストより培われし、800年に渡る叡智、ここに授けよう。』 空間に様々な魔法陣が描かれる。 『・・・・・・そして子孫よ。すまんな。後始末を押し付けるようなことになってしまって。』 その呟きが聞こえたと同時に、リナの体は魔法陣の光の中に吸い込まれた。 「なるほど・・・・・それが四代目が研究していたことね。」 セリシアが納得いったように。呟いた 「で、あんたらが此処にきたのはその手がかりを求めるため、というわけ?」 「ファイナルアンサー?」 「ファイナルアンサー。」 「正解です。」 なぜかバックにワァーーーッという歓声があがった。 「我々としてもアレをどうにかしないといけませんからね。何か知ってませんか?」 「あんたらがこの世界のことを気にかけるなんて思わなかったわ。」 「まあ、そこらへんはいろいろと事情がありましてね。」 ゼロスとタメを張るぐらい、いやそれ以上に胡散臭く、裏のありそうな笑みを浮かべるナイアルラトホテップ。 「悪いけど知んないわよ。」 「そうですか。なら、そこのお嬢さんに伺いましょうかね。」 そう言い、ニヤリと笑いながらゼラスを見た。 「先程話されていた四代目の研究資料とやらを頂きたいのですが。」 その言葉にゼラスの顔が強張る。 「断る!あれだけはこの身に代えても渡しはしない。それがヴェルミスへの約束だ。」 「じゃあ、仕方ないわね。」 シュブ=ニグラスが前に出た。 「私たちもあなたの我が侭に付き合ってる暇はないのよ。」 凄惨な笑みを浮かべながら、服の合わせ目にに手をかけた。 「行きなさい。私の可愛い子どもたち。」 バッと服を開くとそこから山羊に似た醜悪なモノたちが飛び出した。 「くっ!」 ゼラスの爪がそれを切り裂いてゆくが、ソレは効いた風もなく牙を鳴らす。 「ゼラス様っ!!」 主を助けようとゼロスが向かおうとするが、不意に暗がりに包まれた。 「・・・・・動くなよ、獣神官。それともお前から死ぬか?」 いつの間にか、蝦蟇に似た奇怪な生物が開けている大口の中に捕らわれていた。 その蝦蟇の頭頂部あたりにツァトゥグアの上半身が生えていた。 「くっくっく、魔王の腹心とその部下如きが我らに敵うと思っていましたか?」 ナイアルラトホテップが嘲笑を浮かべる。 「別に悪用しようというわけではありませんよ。アレの有効な対処法がわかればいいのです。我々がアレを使うなどということは間違ってもありませんよ。」 「そうそう、はやいとこ向こうに帰ってやらなきゃいけないしね。」 半身のいたるところにガチガチと牙を鳴らす口と不気味に見つめる瞳を現しながら、シュブ=ニグラスが笑った。 「おい、あんたら。」 突然ガウリイの声が響いた。 「なんですか?」 「なにかがあんたらに向かってくるぞ。」 そう言ったとき、ひとつの影が現れ、その手にしたものが閃いた。 シュオ シャキン その音ともにシュブ=ニグラスの”子ども”たちは縦に横に切れ落ちた。 「なに!?」 「初代があなたたちのために工夫に工夫を重ねた剣。お味はどう?」 「あら、フィルア。」 セリシアの言葉どおりそれはフィルアだった。 「なに!?フィルアだって!」 レンドールが目を輝かせて、馬車を飛び降りた。 「フィルア!!」 「ダーリン♪」 お互い走りよってがっしりと熱い抱擁を交わす。 「フィルア、ちょっと遅くなってしまってすまない。」 「も〜〜〜ん、ダーリンのばかばかん。フィルア寂しかったんだから〜〜〜ん♪」 「はっはっは、ごめんよ。」 そして熱く濃厚な口付けを交わす二人。 「相変わらずね〜〜〜、この二人。」 セリシアが楽しそうに笑う。 「バカップルよね〜〜〜〜。」 「ええ、バカップルですね。」 「・・・・・バカップル・・」 「それって食えんの?」 最後のガウリイの言葉に、「食えるかっちゅーねん」「ええ加減にしなさい」「・・・・・なんだ食えんのか・・」と突っ込みが入った。 ちなみに最後の人には猛虎硬爬山がお見舞いされた。 ************************************* あんまりすすんでない・・・・・・・・ でもまったく書かないよりはましかな。 今回はちょこっと邪神の戦闘シーン有り。 邪神って人間から見れば不気味な形や生理的嫌悪感を抱くものが多いと思うので、そういうのを目指してみました。 でも難しい。 ああいった邪神たちを見事に書いたラヴクラフト先生たちに乾杯。 それではまた。 |
23164 | ゼロスさん、ご無事ですか(汗) | 猫楽者 E-mail | 2002/11/7 12:35:24 |
記事番号23160へのコメント >こんばんわ、棒太郎です。 こんにちは、棒太郎さん。 お元気ですか、猫楽者です。 >日に日に寒くなってきますね。 >わたしは寒いのは好きではありません。 >でも冬は鍋が上手い。お風呂がとても極楽。 >そしてこたつでうたた寝。 >ずっとごろごろしていたい今日この頃です。 本当に寒くなって参りましたね。 もうすぐ、スキーシーズンになるのですね。 >それでは其の12、どうぞ。 続き♪とても楽しみにしておりました。 >「あ、あなたは・・・・・・初代!?」 >『正確に言えば、私はファウストの影。まあ立体映像のようなものだ。本人はもうこの世にはいない。』 ファウストさん魔道技術(?)凄いです。 いよいよ初代の偉大なる知識が継承されるのですね。 >そう言い、影はホウ、と感心したようにリナを見つめた。 >「な、なによ。」 >『・・・・・似ているな。リアの若い頃に・・・』 >懐かしそうに呟く。 >『特にその胸などまったく同じ形、大きさだな。』 >「でええ〜〜〜い、人が気にしていることを!!」 >手にしたスリッパで引っ叩こうとしたが、あっさりかわされた。 >『ツッコミはまだまだ甘いな。リアは冴え渡るようなキレがあったぞ。』 >楽しげに、そして懐かしげに笑っていた。 >『まあ、安心しろ。リアも後には揺れるぐらいに大きくなった。お前も頑張って揉んでもらうことだ。』 >影の言葉にリナは顔を真っ赤に染め上げた。 あああああああ、懐かしい呟きで良い雰囲気でしたのに・・・・。 ファウストさん・・・・そのお言葉はりナさんにとって・・・・禁句ですよ(汗) 流石は初代ファウストさん・・・・・リナさんの突っ込みでも余裕ですね。 >『さて、お前は『ファウスト』の名を受け継ぐために此処に来た。ヨハン=ファウストより培われし、800年に渡る叡智、ここに授けよう。』 >空間に様々な魔法陣が描かれる。 >『・・・・・・そして子孫よ。すまんな。後始末を押し付けるようなことになってしまって。』 >その呟きが聞こえたと同時に、リナの体は魔法陣の光の中に吸い込まれた。 どんな知識と力が継承されたのか、明らかになる日を楽しみにお待ちしております。 ファウストさんは、いずれ『大いなる古の者』が動くことを予想されていたのですね。 >「で、あんたらが此処にきたのはその手がかりを求めるため、というわけ?」 >「ファイナルアンサー?」 >「ファイナルアンサー。」 >「正解です。」 >なぜかバックにワァーーーッという歓声があがった。 あの・・・・・邪神の方々・・・・・・・もしかして・・・・あの番組・・・・・見てるんですかあああああぁぁぁぁぁ(滝汗) >「我々としてもアレをどうにかしないといけませんからね。何か知ってませんか?」 >「あんたらがこの世界のことを気にかけるなんて思わなかったわ。」 >「まあ、そこらへんはいろいろと事情がありましてね。」 >ゼロスとタメを張るぐらい、いやそれ以上に胡散臭く、裏のありそうな笑みを浮かべるナイアルラトホテップ。 ゼロスさんとナイアルラトホテップ・・・・そのうちに、心の友、とか呼び合うようになるのでしょうか。 >「先程話されていた四代目の研究資料とやらを頂きたいのですが。」 >その言葉にゼラスの顔が強張る。 >「断る!あれだけはこの身に代えても渡しはしない。それがヴェルミスへの約束だ。」 獣王様にとって、何よりも大切な方との約束です。 邪神の方々・・・・無理強いしても事態は良くならないと愚考いたしますが・・・(汗) >「行きなさい。私の可愛い子どもたち。」 >バッと服を開くとそこから山羊に似た醜悪なモノたちが飛び出した。 >「くっ!」 >ゼラスの爪がそれを切り裂いてゆくが、ソレは効いた風もなく牙を鳴らす。 黒き山の子羊達・・・・・強いですね。 ゼラスさまが危ない!、ゼロスさん今こそ活躍のときです。 >「ゼラス様っ!!」 >主を助けようとゼロスが向かおうとするが、不意に暗がりに包まれた。 >「・・・・・動くなよ、獣神官。それともお前から死ぬか?」 >いつの間にか、蝦蟇に似た奇怪な生物が開けている大口の中に捕らわれていた。 >その蝦蟇の頭頂部あたりにツァトゥグアの上半身が生えていた。 あああああ、ゼロスさん、カッコ良く活躍できませんでしたね。 蝦蟇・・・・・しかもゼロスさんを、いつでも噛み砕ける・・・・こっ・・怖いですね。 ゼロスさんの動きを、あっさりと止めてしまうとは・・・・・流石はツァトゥグアさま。 いくら普段はボーッと、していても、ナイアルラトホテップさまの鋭い突っ込みで鍛えられているのですね。 >「くっくっく、魔王の腹心とその部下如きが我らに敵うと思っていましたか?」 >ナイアルラトホテップが嘲笑を浮かべる。 >「別に悪用しようというわけではありませんよ。アレの有効な対処法がわかればいいのです。我々がアレを使うなどということは間違ってもありませんよ。」 >「そうそう、はやいとこ向こうに帰ってやらなきゃいけないしね。」 >半身のいたるところにガチガチと牙を鳴らす口と不気味に見つめる瞳を現しながら、シュブ=ニグラスが笑った。 悪用する、しないの問題では無いのでは・・・・・・。 獣王様は約束した、という事が、とても大切な事なのだと思います。 邪神の方々・・・力押しの脅しではなく・・・・・話し合うというのは駄目なのですか。 もしくは、『エル様』に獣王様を、『説得』して頂くとか(汗) >「おい、あんたら。」 >突然ガウリイの声が響いた。 >「なんですか?」 >「なにかがあんたらに向かってくるぞ。」 流石ガウリイさん・・・・邪神の方々にさえも察知されない程の気配を感知しましたか(汗) >そう言ったとき、ひとつの影が現れ、その手にしたものが閃いた。 > >シュオ シャキン > >その音ともにシュブ=ニグラスの”子ども”たちは縦に横に切れ落ちた。 >「なに!?」 >「初代があなたたちのために工夫に工夫を重ねた剣。お味はどう?」 >「あら、フィルア。」 >セリシアの言葉どおりそれはフィルアだった。 『インバースの剣』凄い切れ味ですね。 このまま・・・インバース家、対、邪神の方々の戦いへと突入してしまうのでしょうか。 今は、『大いなる古の者』に対して力を合わせた方が、良いのでは。 >「なに!?フィルアだって!」 >レンドールが目を輝かせて、馬車を飛び降りた。 >「フィルア!!」 >「ダーリン♪」 >お互い走りよってがっしりと熱い抱擁を交わす。 >「フィルア、ちょっと遅くなってしまってすまない。」 >「も〜〜〜ん、ダーリンのばかばかん。フィルア寂しかったんだから〜〜〜ん♪」 >「はっはっは、ごめんよ。」 >そして熱く濃厚な口付けを交わす二人。 ・・・・・・・・・・・(汗)・・・・さ・・・さすが、イ・・・インバース家の方々・・・・ですね(滝汗) お2人のお陰で、全面戦争の危機を防ぐ事が・・・・できましたね。 >「相変わらずね〜〜〜、この二人。」 >セリシアが楽しそうに笑う。 >「バカップルよね〜〜〜〜。」 >「ええ、バカップルですね。」 >「・・・・・バカップル・・」 >「それって食えんの?」 >最後のガウリイの言葉に、「食えるかっちゅーねん」「ええ加減にしなさい」「・・・・・なんだ食えんのか・・」と突っ込みが入った。 >ちなみに最後の人には猛虎硬爬山がお見舞いされた。 邪神の方々も・・・・戦意を喪失されたようです、味方同士で本気で戦わないで済んで良かったです。 最後の方・・・・・・多分・・・・ツァトゥグアさま・・・でしょうか・・・(汗) そして、ツァトゥグアさまに厳しい突っ込みを入れた、ナイアルラトホテップさま・・・拳法まで使うとは・・底の知れないお方ですね。 あ・・・あの〜ツァトゥグアさま・・・突っ込まれたときに・・・ゼロスさん・・・食べちゃったり・・・(汗) い・・いえ・・・・なんでもありません・・・・怖いので・・・・お聞きしないようにしますね(涙目) >あんまりすすんでない・・・・・・・・ >でもまったく書かないよりはましかな。 そんなことは無いですよ。 毎回、とても楽しく読ませて頂いております。 >今回はちょこっと邪神の戦闘シーン有り。 >邪神って人間から見れば不気味な形や生理的嫌悪感を抱くものが多いと思うので、そういうのを目指してみました。 >でも難しい。 >ああいった邪神たちを見事に書いたラヴクラフト先生たちに乾杯。 面白かったです〜。 邪神の圧倒的な力の一端を見せて頂きました。 >それではまた。 はい、お待ちしております♪ 寒くなって参りましたね。 お体にお気をつけて、お元気で。 では、失礼します。 |
23170 | ごめんね、活躍させてやれなくて | 棒太郎 | 2002/11/7 20:47:03 |
記事番号23164へのコメント >こんにちは、棒太郎さん。 >お元気ですか、猫楽者です。 > こんにちわ、猫楽者さん。 いつもありがとうございます。 >本当に寒くなって参りましたね。 >もうすぐ、スキーシーズンになるのですね。 > そうですね。行きたいな〜。 スキーもスノボもほとんど独学、我流でやってましたね。(だから進歩がない) >続き♪とても楽しみにしておりました。 > もったいないお言葉です。 > >ファウストさん魔道技術(?)凄いです。 >いよいよ初代の偉大なる知識が継承されるのですね。 > あちらの世界と赤の世界の魔術の融合ですからね。 その知識もずば抜けております。 > >あああああああ、懐かしい呟きで良い雰囲気でしたのに・・・・。 >ファウストさん・・・・そのお言葉はりナさんにとって・・・・禁句ですよ(汗) >流石は初代ファウストさん・・・・・リナさんの突っ込みでも余裕ですね。 > 懐かしさのあまりついつい口にしてしまいました(笑) 彼も在りし日はいろいろとツッコミを喰らっていたのでしょう。 > >どんな知識と力が継承されたのか、明らかになる日を楽しみにお待ちしております。 >ファウストさんは、いずれ『大いなる古の者』が動くことを予想されていたのですね。 > 予想というか、今起こっている事態に気づいたのですね。 自分もその一因であることを思ったようです。 > >あの・・・・・邪神の方々・・・・・・・もしかして・・・・あの番組・・・・・見てるんですかあああああぁぁぁぁぁ(滝汗) > シュブ=ニグラス:ひ・み・つv > >ゼロスさんとナイアルラトホテップ・・・・そのうちに、心の友、とか呼び合うようになるのでしょうか。 > そうなったらなったで面白そうですね。周りは迷惑だと思うけど・・・ > >獣王様にとって、何よりも大切な方との約束です。 >邪神の方々・・・・無理強いしても事態は良くならないと愚考いたしますが・・・(汗) > 獣王にとって絆のようなものですからね。 けど邪神にしたら「みせてくれたっていいじゃん」てな感じなんでしょうね。 > >黒き山の子羊達・・・・・強いですね。 >ゼラスさまが危ない!、ゼロスさん今こそ活躍のときです。 シュブ=ニグラスの眷属、なかなか侮れないモノです。 > >あああああ、ゼロスさん、カッコ良く活躍できませんでしたね。 >蝦蟇・・・・・しかもゼロスさんを、いつでも噛み砕ける・・・・こっ・・怖いですね。 >ゼロスさんの動きを、あっさりと止めてしまうとは・・・・・流石はツァトゥグアさま。 >いくら普段はボーッと、していても、ナイアルラトホテップさまの鋭い突っ込みで鍛えられているのですね。 > ゼロスさん・・・・・格好よく活躍させたかったのですが・・・・・ ツァトゥグアのほうが上手でした。 ボーッとしてても旧支配者の一人ですから。 > >悪用する、しないの問題では無いのでは・・・・・・。 >獣王様は約束した、という事が、とても大切な事なのだと思います。 >邪神の方々・・・力押しの脅しではなく・・・・・話し合うというのは駄目なのですか。 >もしくは、『エル様』に獣王様を、『説得』して頂くとか(汗) > 獣王にとっては命より大切な約束ですね。 いかなる理由があろうともそれを違えることは、本当にヴェルミスを裏切ってしまうと思っていますから。 > >『インバースの剣』凄い切れ味ですね。 >このまま・・・インバース家、対、邪神の方々の戦いへと突入してしまうのでしょうか。 >今は、『大いなる古の者』に対して力を合わせた方が、良いのでは。 > 初代の訓えもあるし、やりかねませんね。 > >・・・・・・・・・・・(汗)・・・・さ・・・さすが、イ・・・インバース家の方々・・・・ですね(滝汗) >お2人のお陰で、全面戦争の危機を防ぐ事が・・・・できましたね。 > 恐らく地上最強の夫婦でしょう。 いかなる魔族も二人のラブラブパワーには敵わないでしょう。 > >邪神の方々も・・・・戦意を喪失されたようです、味方同士で本気で戦わないで済んで良かったです。 >最後の方・・・・・・多分・・・・ツァトゥグアさま・・・でしょうか・・・(汗) >そして、ツァトゥグアさまに厳しい突っ込みを入れた、ナイアルラトホテップさま・・・拳法まで使うとは・・底の知れないお方ですね。 >あ・・・あの〜ツァトゥグアさま・・・突っ込まれたときに・・・ゼロスさん・・・食べちゃったり・・・(汗) >い・・いえ・・・・なんでもありません・・・・怖いので・・・・お聞きしないようにしますね(涙目) > 最後の人は・・・・・・彼です(笑) 今回は格好よく活躍したと思ったら、最後にはやっぱりコレ。 ごめんね。 > >そんなことは無いですよ。 >毎回、とても楽しく読ませて頂いております。 > ありがたいお言葉です〜〜〜。 > >面白かったです〜。 >邪神の圧倒的な力の一端を見せて頂きました。 > > >はい、お待ちしております♪ > >寒くなって参りましたね。 >お体にお気をつけて、お元気で。 >では、失礼します。 > ありがとうございますた。 猫楽者さんもお体に気をつけてお過ごしください。 わたし、先日より咳が止まらないもので。 |
23169 | 継承の儀始まる! | Key | 2002/11/7 20:44:50 |
記事番号23160へのコメント こんばんわ、棒太郎さん。 珍しく早々と感想を書きにこれましたKeyでございます。 >日に日に寒くなってきますね。 >わたしは寒いのは好きではありません。 >でも冬は鍋が上手い。お風呂がとても極楽。 >そしてこたつでうたた寝。 >ずっとごろごろしていたい今日この頃です。 私も冬生まれのくせして寒さに弱いです。 お布団の中で日がな一日ぬくぬくしていたい今日この頃(笑) >リナは不思議な浮遊感の中を漂っていた。 >上も下も右も左もまぜこぜになったようなところだった。 >自分の意思で立てばそこが地面となる、そんな空間だった。 >『ようこそ、候補者よ。』 >空間に声が響いた。 >リナが見渡すと目の前に一人の男が現れた。 ついに『初代』登場ですか。 >その男に見覚えがあった。 >「あ、あなたは・・・・・・初代!?」 >『正確に言えば、私はファウストの影。まあ立体映像のようなものだ。本人はもうこの世にはいない。』 >そう言い、影はホウ、と感心したようにリナを見つめた。 >「な、なによ。」 >『・・・・・似ているな。リアの若い頃に・・・』 >懐かしそうに呟く。 >『特にその胸などまったく同じ形、大きさだな。』 >「でええ〜〜〜い、人が気にしていることを!!」 >手にしたスリッパで引っ叩こうとしたが、あっさりかわされた。 >『ツッコミはまだまだ甘いな。リアは冴え渡るようなキレがあったぞ。』 >楽しげに、そして懐かしげに笑っていた。 ・・・・・・・・・つまり、ドクトルもよくリアさんからスリッパでツッコミを入れられていたのですね(汗) リナさんもいくら影だからって、ご先祖様にスリッパ突っ込みは止めたほうがいいかと・・・・・・。 はっ! まさか、スリッパストラッシュもインバース家の伝統!? 『彼方より来たる者』を読んでいてなんだかリナさんとガウリイさんみたいだな〜〜と思っていたのですが、本当にそんな関係だったのですね(笑) しかしドクトルも随分とお茶目な影を作りましたね(笑) >『まあ、安心しろ。リアも後には揺れるぐらいに大きくなった。お前も頑張って揉んでもらうことだ。』 >影の言葉にリナは顔を真っ赤に染め上げた。 ・・・・・・・・ドクトルも頑張って揉んだんですね。リアさんの胸を(遠い目) なんだかドクトルのイメージが変わってきたな〜〜〜〜(いーのかそれで!?) >『さて、お前は『ファウスト』の名を受け継ぐために此処に来た。ヨハン=ファウストより培われし、800年に渡る叡智、ここに授けよう。』 >空間に様々な魔法陣が描かれる。 >『・・・・・・そして子孫よ。すまんな。後始末を押し付けるようなことになってしまって。』 >その呟きが聞こえたと同時に、リナの体は魔法陣の光の中に吸い込まれた。 いつか自分が元世界を追われた原因が、子孫達に禍を呼ぶかもしれないとわかっていたのかも。 叡智を渡す事でしか子孫を護れない自分に激しい憤りを感じていたのでしょうか? >「なるほど・・・・・それが四代目が研究していたことね。」 >セリシアが納得いったように。呟いた >「で、あんたらが此処にきたのはその手がかりを求めるため、というわけ?」 >「ファイナルアンサー?」 >「ファイナルアンサー。」 >「正解です。」 >なぜかバックにワァーーーッという歓声があがった。 結構TVっ子なのですね。邪神って(笑) プロレス中継はチェックしているわ、クイズ番組は毎週欠かさず見ているわ(笑) エキストラを召還するとはナイアルラトホテップさんも芸が細かい(笑) エキストラ出演の面子はなんとなく見たくないですけど(月の従者あたりじゃないかと・・・・・) しかし、セリシアさん・・・・・・・・。 なぜ『ファイナルアンサー』を知っている?(笑) >「あんたらがこの世界のことを気にかけるなんて思わなかったわ。」 >「まあ、そこらへんはいろいろと事情がありましてね。」 >ゼロスとタメを張るぐらい、いやそれ以上に胡散臭く、裏のありそうな笑みを浮かべるナイアルラトホテップ。 エル様怖いですものね〜〜。 ゼロスさんに似ているとは・・・・・・・。 きっとこの話の中で、ゼロスさんと一緒にリナさんに虐められる運命なのですね(爆笑) >「断る!あれだけはこの身に代えても渡しはしない。それがヴェルミスへの約束だ。」 四代目との約束。 きっとゼラスさんにとって自分の存在を掛けるほど重要なものなのでしょう。 >「じゃあ、仕方ないわね。」 >シュブ=ニグラスが前に出た。 >「私たちもあなたの我が侭に付き合ってる暇はないのよ。」 >凄惨な笑みを浮かべながら、服の合わせ目にに手をかけた。 >「行きなさい。私の可愛い子どもたち。」 >バッと服を開くとそこから山羊に似た醜悪なモノたちが飛び出した。 >「くっ!」 >ゼラスの爪がそれを切り裂いてゆくが、ソレは効いた風もなく牙を鳴らす。 >「ゼラス様っ!!」 >主を助けようとゼロスが向かおうとするが、不意に暗がりに包まれた。 >「・・・・・動くなよ、獣神官。それともお前から死ぬか?」 >いつの間にか、蝦蟇に似た奇怪な生物が開けている大口の中に捕らわれていた。 >その蝦蟇の頭頂部あたりにツァトゥグアの上半身が生えていた。 >「くっくっく、魔王の腹心とその部下如きが我らに敵うと思っていましたか?」 邪神の本領発揮といった所でしょうか。 いきなり『仔山羊』を召還するシュブ=ニグラスさん。 怠惰なる神でもやるときはやるツァトゥグアさん。 何にもしてないナイアルラトホテップさん(笑) このあたりで一度邪神としての風格を示しておかないと、ただのお笑い芸人で終わってしまいますからね。(笑) >ナイアルラトホテップが嘲笑を浮かべる。 >「別に悪用しようというわけではありませんよ。アレの有効な対処法がわかればいいのです。我々がアレを使うなどということは間違ってもありませんよ。」 無理だと思いますよナイアルラトホテップさん。 一時とはいえ獣王もインバース家に名を連ねていたのですから、ナイアルラトホテップさんの事は知っていると思いますし、そうするとリアさんの訓えも知っているでしょうから貴方だけには絶対に渡さないと思いますよ。 昔の悪行って尾を引くのですね〜〜〜(他人事) >「おい、あんたら。」 >突然ガウリイの声が響いた。 >「なんですか?」 >「なにかがあんたらに向かってくるぞ。」 >そう言ったとき、ひとつの影が現れ、その手にしたものが閃いた。 > >シュオ シャキン > >その音ともにシュブ=ニグラスの”子ども”たちは縦に横に切れ落ちた。 >「なに!?」 >「初代があなたたちのために工夫に工夫を重ねた剣。お味はどう?」 やっぱり対邪神用でしたかインバース流。 しかし邪神すら気付かない太刀筋を探知するとは・・・・・・・・・(汗) ガウリイさん、やっぱりインバース家に婿入りした方がいいのでは・・・・・・。 >「フィルア!!」 >「ダーリン♪」 >お互い走りよってがっしりと熱い抱擁を交わす。 >「フィルア、ちょっと遅くなってしまってすまない。」 >「も〜〜〜ん、ダーリンのばかばかん。フィルア寂しかったんだから〜〜〜ん♪」 >「はっはっは、ごめんよ。」 ダーリン!? この新婚さんのような会話をしている方って、黄金竜を一瞬で殲滅し、たった今邪神の眷族を一刀両断した方ですよね? さすが、インバース家。 夫婦愛も世界最強ですか(納得) >そして熱く濃厚な口付けを交わす二人。 >「相変わらずね〜〜〜、この二人。」 >セリシアが楽しそうに笑う。 >「バカップルよね〜〜〜〜。」 >「ええ、バカップルですね。」 >「・・・・・バカップル・・」 >「それって食えんの?」 >最後のガウリイの言葉に、「食えるかっちゅーねん」「ええ加減にしなさい」「・・・・・なんだ食えんのか・・」と突っ込みが入った。 >ちなみに最後の人には猛虎硬爬山がお見舞いされた。 ガウリイさん。そんなボケを言う前に早くリナさんとそういうことを言い合える仲になれるよう努力してください。 ナイアルラトホテップさん。 通常攻撃はプロレス技だと思ってましたが、拳法も使われるのですね。 あともしかして、ムエタイとかカポエラとか柔道とか使えたりしません?(笑) ちなみに突っ込みの順は頭からナイアルラトホテップさん、シュブ=ニグラスさん、ツァトゥグアさんといったところでしょうか? >あんまりすすんでない・・・・・・・・ >でもまったく書かないよりはましかな。 ゼロより無限大です。 >今回はちょこっと邪神の戦闘シーン有り。 >邪神って人間から見れば不気味な形や生理的嫌悪感を抱くものが多いと思うので、そういうのを目指してみました。 >でも難しい。 >ああいった邪神たちを見事に書いたラヴクラフト先生たちに乾杯。 グロくはいくらでも書けますが、根本的な恐怖というのはなかなか表されないですから。 それを、あの小説しかも短編の中に再現されたラヴクラフト先生に敬意を表します。 もう冬だと言い切れるくらい朝夕の冷え込みも厳しくなりました。 お体にはお気をつけて。 ではまた。 |
23171 | Re:継承の儀始まる! | 棒太郎 | 2002/11/7 21:17:39 |
記事番号23169へのコメント >こんばんわ、棒太郎さん。 >珍しく早々と感想を書きにこれましたKeyでございます。 > こんばんわ、keyさん。 いつもありがとうございます。 > >私も冬生まれのくせして寒さに弱いです。 >お布団の中で日がな一日ぬくぬくしていたい今日この頃(笑) > この季節、それが極楽ですよね。 > > >・・・・・・・・・つまり、ドクトルもよくリアさんからスリッパでツッコミを入れられていたのですね(汗) >リナさんもいくら影だからって、ご先祖様にスリッパ突っ込みは止めたほうがいいかと・・・・・・。 >はっ! まさか、スリッパストラッシュもインバース家の伝統!? >『彼方より来たる者』を読んでいてなんだかリナさんとガウリイさんみたいだな〜〜と思っていたのですが、本当にそんな関係だったのですね(笑) >しかしドクトルも随分とお茶目な影を作りましたね(笑) > あのあともよくスリッパではたかれていたと思います。リアさんの照れ隠しも含めて。 やっぱりインバース家は似た者同士なのか(笑) > >・・・・・・・・ドクトルも頑張って揉んだんですね。リアさんの胸を(遠い目) >なんだかドクトルのイメージが変わってきたな〜〜〜〜(いーのかそれで!?) > はい。愛する者のため、彼も頑張って揉みました(遠い目) > >いつか自分が元世界を追われた原因が、子孫達に禍を呼ぶかもしれないとわかっていたのかも。 >叡智を渡す事でしか子孫を護れない自分に激しい憤りを感じていたのでしょうか? > 自分も原因の一端であることが今やってきていることに気づいたのですね。 自分自身に還ってくるならともかく、関係のない子孫にきてしまったことにすまないと思っているんです。 > >結構TVっ子なのですね。邪神って(笑) >プロレス中継はチェックしているわ、クイズ番組は毎週欠かさず見ているわ(笑) >エキストラを召還するとはナイアルラトホテップさんも芸が細かい(笑) >エキストラ出演の面子はなんとなく見たくないですけど(月の従者あたりじゃないかと・・・・・) >しかし、セリシアさん・・・・・・・・。 >なぜ『ファイナルアンサー』を知っている?(笑) > 縦横無尽に人間の世界を暗躍していますからね。余計な知識も一杯持っているのでしょう。 そして自分たちの力に絶対の自信をもっているからこそ、こういった余裕をみせているのかも。 > >エル様怖いですものね〜〜。 >ゼロスさんに似ているとは・・・・・・・。 >きっとこの話の中で、ゼロスさんと一緒にリナさんに虐められる運命なのですね(爆笑) > 流石のナイアルラトホテップさんも彼女には敵いませんからね(笑) > >四代目との約束。 >きっとゼラスさんにとって自分の存在を掛けるほど重要なものなのでしょう。 > 彼女にとっては命より大切なものです。彼との絆みたいなものですから。 > >邪神の本領発揮といった所でしょうか。 >いきなり『仔山羊』を召還するシュブ=ニグラスさん。 >怠惰なる神でもやるときはやるツァトゥグアさん。 >何にもしてないナイアルラトホテップさん(笑) >このあたりで一度邪神としての風格を示しておかないと、ただのお笑い芸人で終わってしまいますからね。(笑) > そうですね(笑)きちんと自分たちの力を分からせておかないといけませんよね。 > >無理だと思いますよナイアルラトホテップさん。 >一時とはいえ獣王もインバース家に名を連ねていたのですから、ナイアルラトホテップさんの事は知っていると思いますし、そうするとリアさんの訓えも知っているでしょうから貴方だけには絶対に渡さないと思いますよ。 >昔の悪行って尾を引くのですね〜〜〜(他人事) > やっぱり悪いことはできませんね。特に恨みつらみは七代先まで祟られたりしますもんね。 > >やっぱり対邪神用でしたかインバース流。 >しかし邪神すら気付かない太刀筋を探知するとは・・・・・・・・・(汗) >ガウリイさん、やっぱりインバース家に婿入りした方がいいのでは・・・・・・。 > インバース家って結構特異な者の集まりですね。黄金竜までいるし・・・ > >ダーリン!? >この新婚さんのような会話をしている方って、黄金竜を一瞬で殲滅し、たった今邪神の眷族を一刀両断した方ですよね? >さすが、インバース家。 >夫婦愛も世界最強ですか(納得) > 最強でしょう。 その気になれば石破ラブラブ天驚拳も打てるでしょう。 > >ガウリイさん。そんなボケを言う前に早くリナさんとそういうことを言い合える仲になれるよう努力してください。 >ナイアルラトホテップさん。 >通常攻撃はプロレス技だと思ってましたが、拳法も使われるのですね。 >あともしかして、ムエタイとかカポエラとか柔道とか使えたりしません?(笑) >ちなみに突っ込みの順は頭からナイアルラトホテップさん、シュブ=ニグラスさん、ツァトゥグアさんといったところでしょうか? > 頑張れ、ガウりん。目指せバカップル。 そしてナイアルラトホテップさん、まだまだいろいろ隠し球持ってますよ。 > >ゼロより無限大です。 > そうですね。 天と地以上の差ですね。 > >グロくはいくらでも書けますが、根本的な恐怖というのはなかなか表されないですから。 >それを、あの小説しかも短編の中に再現されたラヴクラフト先生に敬意を表します。 > グロと根本的な恐怖は違いますからね。 スプラッター的な恐怖より心理的恐怖を表すのは数倍難しいと思います。 >もう冬だと言い切れるくらい朝夕の冷え込みも厳しくなりました。 >お体にはお気をつけて。 >ではまた。 本当に寒くなってきましたよね。 冬眠でもしたい気分です。 それではありがとうございました。 |
23270 | 彼方の血脈 其の13 | 棒太郎 | 2002/11/12 12:51:08 |
記事番号23160へのコメント こんにちわ、毎日5個以上みかんを食べてる棒太郎です。 ダンボール一箱あったみかんを7〜8割がたわたしが食べてしまいました。 まさに「やめられない、とまらない♪」です。 それでは其の13、どうぞ ************************************* 『彼方の血脈』 其の13 「もうダーリンったら。みんなが見てるのに♪」 「はっはっは、ごめんよ。久しぶりだったからつい♪」 17分46秒にも及ぶ熱烈な口付けを交わしていた二人は、ようやく唇を離したがそれでもまだイチャついていた。 「はいはい、二人とも。続きは夜にやんなさい。」 セリシアが自分たちの世界をつくっている二人に声をかけた。 「それとあんたらもおふざけはやめたらどう?」 邪神たちにも声をかける。 「ほほう、バレてましたか。」 楽しげにナイアルラトホテップが笑った。 「戯れはここまでにしましょうか。」 そう言うや、シュブ=ニグラスの”子ども”も、ゼロスを捕らえていた蝦蟇に似た生物も姿を消していた。 「ふふふ、お嬢さん。貴女がその資料を渡すとは思っていませんよ。貴女にとってはその”約束”が何より大事なものでしょうからね。」 ナイアルラトホテップの言葉に、ゼラスは数瞬呆然とし、次にキッと見据え怒りを露わにした。 彼らに遊ばれていた――― それを理解し、かつて無いほどの怒りの波動をぶつけていた。 当のナイアルラトホテップはそれを何事もないかのように受け流していた。 『”盲目にして白痴の者”の使者』というのは伊達ではないのだ。 「それにしても面白いわね、この血脈の力は。」 シュブ=ニグラスが無邪気な笑みを浮かべていた。 「DNAレベルからして他の人間とは違うわ。」 「・・・・・・だがもとは人間だろう?」 「突然変異みたいなものよ。ナイアルラトホテップ、あなたも関わってるみたいね。」 「私が?」 言われて一瞬不思議そうな顔をするが、すぐにそれを思い出した。 「なるほど、あれですか。はは、まったく偶然とは恐ろしい。」 叡智の海を漂いながら、リナは様々な情報を見ていた。 初代ファウストから今に至るまで、代々培われてきた知識は凄まじい量と質だった。 そしてリナはその中で、あのとき見た白昼夢のような光景の、続きというか全景というかそのようなものを見つけた。 『あんたに出会えてよかったわ、ヨハン』 『リア・・・・・』 『次に生まれ変わっても・・・・またあんたに会いたいわ』 『そうか・・・・だがそれはわからんな。私はこの世界、いや次元にとって異なる存在だ。法則が異なる私が死して後、この世界の輪廻の輪に入るか、それともただ消え去るのか。そのときになってみないとわからん。』 『ふふ・・・ごめんね、困らせるようなこと言っちゃって・・・わたしも似たようなものだしね』 『リア、なにを・・・・』 『いいのよ、ヨハン。わたしにも感じるもの。わたしの魂はもう、転生することはないってこと』 『リア・・・・・』 『わたしの事を思ってくれて黙ってたんでしょう?』 『・・・・・すまん。』 『やっぱり、わたしの中の魔王の欠片のせい?』 『いろいろだ・・・・・あのときナイアルラトホテップが植え付けた闇、そしてそれを押さえ、魔王の欠片を征服するために与えた私の魔力、そういったものがお前の魂の形成を変えてしまった・・・・・お前の魂は力の結晶のようになってしまった・・・・・私と出会わなければ――』 『自分を責めないで、あなた。あなたに出会えたことはわたしの人生の中で最も幸せなことのひとつよ。後悔するほうがおかしいわ。それとも・・・・・あなたは・・嫌だった?』 『それはないさ、リア。私も幸せを感じている』 『うふふ、ありがとう。・・・・・わたしが死んだ後、魂はどうなるの?』 『さっきも言ったように転生することはない。おそらく子どもや孫の体の中の一部となり、さらに子孫へと受け継がれていくだろう』 『ふふ、じゃあインバース家は神魔と同等、もしかしたらそれ以上の力を持つかもね』 『そうだな』 『うふふ、ずっと子孫を見守り続けていく、か・・・・それもいいわね・・・・』 『リア』 『愛してるわ・・・・・あなた』 『私もだ・・・・・・ゆっくり眠れ』 叡智の海が消え去り、リナは急速にどこかへ引き戻されるのを感じた。 「なるほど・・・・・それならばこの世界の神魔族を上回るその力も納得できます。」 「あなたがその一端であるってことが気に食わないけどね。」 愉快に呟くナイアルラトホテップをフィルアが睨みつける。 「やれやれ、本当に嫌われてしまっているようですね。」 「・・・・・・そんなこといちいち気にするお前でもあるまい。」 「ま、それはそうですがね。」 カラカラと笑い、愉しげに見つめる。 「まあ、しかし何か手がかりが欲しいのは事実です。それにアレを放っておくのはあなたがたにしても得策ではありませんよ。」 「脅し?」 「いえいえ、事実をいったまでです。アレはただただ敵を殲滅することを目的として造られたのですからね。しかもいまは封印された当時のまま、つまり暴走状態なのですよ。」 「・・・・・・結局はあなたたちに手を貸さないといけないようね。」 「ご理解いただけてなによりです。」 「馬鹿な・・・・たかが人間如きがこれほどの力を・・・」 先程ベルベインによってつけられた傷を治癒しながら、ヴラバザードは呟いた。 赤の竜神より生み出されし、四人の竜王のひとりである自分がこうまでやられるなど信じられないことであった。 さらに先にリナ=インバース抹殺に向かった黄金竜たちの存在も途絶えた。 「わからぬ・・・・・インバースとは一体なんだ?何故人間があのような力を?」 そう疑問を口にしたとき、不意にいままで感じたこと無いものを感じた。 振り向くとソレはそこにいた。 いつの間にそこにいたのか。いや、もとからずっとそこにいたような感じもさせる。 「何者だ・・・・?」 剣を構えるヴラバザード。 だがソレはまったく意に介さないようだった。 もしかしたら剣を構えるヴラバザードなど映っていないのかもしれない。 ソレの姿は朦朧としていた。 形があるようでないような、ないようであるような―― 自分の感じ方次第で変わっていく。 じっと対峙していたが、不意に何かに気づいたようなような動きを見せた。 てけり・り てけり・り そう鳴いたように聞こえた。 「うおおおおおっ!!」 ヴラバザードはそのとき起こった感情を振り払うようにソレに向かっていった。 恐怖――を振り払うように 悠久の時の漂う混沌の海。 その中で混沌の主はどこか遠くへ視線を向けていた。 その瞳には懐かしさや哀しさ、その他いろいろな色が混じっていた。 「・・・・・・・ナにをカンガえテいる、L。」 その後ろから声が聞こえた。 先程までボロ雑巾のように転がっていたアザトースが傷ひとつなく、何事も無かったかのように立っていた。 「別に・・・・・なにも。」 「ヘタなうソダナ、アレのこトダろう。」 Lは黙ったままだった。 「ナイあルらとホテっぷタチは気がツいてイナいがな。アレハお前ガヨび寄せタヨウなものダ。」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「ワタしがココニ来たノモわかルダロう。オ前ニはアレのアイ手はデキん。」 「・・・・・・見くびってるの?私を・・・」 「事ジツを言ッタまデダ。」 そのとき、空を切り裂いてLの鎌がアザトースに襲い掛かった。 「・・・・・・コの一撃ガモノ語ってイる。オ前に迷イガあるコとヲ。」 二本の指で挟むようにして、その鎌を受け止めたアザトースがLをじっと見た。 「アレに過去ノじ分を重ねテイルのカ、金ジキのマ王。いや、<深淵の落とし子>ヨ。」 ************************************* なんかちょっとは進んだ感じです。 今回はツァトゥグアさんもえらい目にあいませんでした。 というか先日書き下ろし<クトゥルー神話>アンソロジー『秘神界』を読んだので、今回結構邪神たちは真面目です。 それではまた次回で。 |
23281 | インバース家の血の中に。 | 猫楽者 E-mail | 2002/11/12 23:33:52 |
記事番号23270へのコメント >こんにちわ、毎日5個以上みかんを食べてる棒太郎です。 >ダンボール一箱あったみかんを7〜8割がたわたしが食べてしまいました。 >まさに「やめられない、とまらない♪」です。 こんにちは、棒太郎さん。 お元気ですか、猫楽者です。 毎日みかん5個以上食べているのですか。羨ましいです〜。 >それでは其の13、どうぞ はい♪続き♪お待ちしておりました♪ >「もうダーリンったら。みんなが見てるのに♪」 >「はっはっは、ごめんよ。久しぶりだったからつい♪」 >17分46秒にも及ぶ熱烈な口付けを交わしていた二人は、ようやく唇を離したがそれでもまだイチャついていた。 17分・・・・ずっと・・・・・・・ですか(汗) 邪神の方々もリアクションに困って・・・・・見ていたのでしょうね。 >「それとあんたらもおふざけはやめたらどう?」 >邪神たちにも声をかける。 >「ほほう、バレてましたか。」 >楽しげにナイアルラトホテップが笑った。 >「戯れはここまでにしましょうか。」 >そう言うや、シュブ=ニグラスの”子ども”も、ゼロスを捕らえていた蝦蟇に似た生物も姿を消していた。 >「ふふふ、お嬢さん。貴女がその資料を渡すとは思っていませんよ。貴女にとってはその”約束”が何より大事なものでしょうからね。」 邪神の方々・・・・・獣王様とゼロスさんの力をためしたのですか。 今後、力を合わせて共に戦うのではないのですか。 もう少し穏便な方法で、力の確認をした方が良いような気が(汗) >ナイアルラトホテップの言葉に、ゼラスは数瞬呆然とし、次にキッと見据え怒りを露わにした。 >彼らに遊ばれていた――― >それを理解し、かつて無いほどの怒りの波動をぶつけていた。 >当のナイアルラトホテップはそれを何事もないかのように受け流していた。 >『”盲目にして白痴の者”の使者』というのは伊達ではないのだ。 流石は、最強に近いお力をお持ちの方。 ただ・・・・良い性格してますね、ナイアルラトホテップさま。 >叡智の海を漂いながら、リナは様々な情報を見ていた。 >初代ファウストから今に至るまで、代々培われてきた知識は凄まじい量と質だった。 >そしてリナはその中で、あのとき見た白昼夢のような光景の、続きというか全景というかそのようなものを見つけた。 叡智の海を漂いながら、インバース家の知識を得ているのですね。 ウルム・タト・ア・ウィル(間違っていたら、ごめんなさい)のベールの彼方、真理の眠る世界のようですね。 >『あんたに出会えてよかったわ、ヨハン』 >『リア・・・・・』 >『次に生まれ変わっても・・・・またあんたに会いたいわ』 >『そうか・・・・だがそれはわからんな。私はこの世界、いや次元にとって異なる存在だ。法則が異なる私が死して後、この世界の輪廻の輪に入るか、それともただ消え去るのか。そのときになってみないとわからん。』 ファウストさんは、転生なさることは無いのですか・・・・・リアさんとは永遠の別れ、となってしまうのですね。 それでも動揺することの無い、ファウストさん。お強い方です。 >『やっぱり、わたしの中の魔王の欠片のせい?』 >『いろいろだ・・・・・あのときナイアルラトホテップが植え付けた闇、そしてそれを押さえ、魔王の欠片を征服するために与えた私の魔力、そういったものがお前の魂の形成を変えてしまった・・・・・お前の魂は力の結晶のようになってしまった・・・・・私と出会わなければ――』 あの戦いの時の影響が、こういう形ででるとは、お二人にも意外だったのでしょうね。 魂を力の結晶とする、それぞれの力が反応し合った結果、すごいことになってしまいましたね。 >『自分を責めないで、あなた。あなたに出会えたことはわたしの人生の中で最も幸せなことのひとつよ。後悔するほうがおかしいわ。それとも・・・・・あなたは・・嫌だった?』 >『それはないさ、リア。私も幸せを感じている』 >『うふふ、ありがとう。・・・・・わたしが死んだ後、魂はどうなるの?』 >『さっきも言ったように転生することはない。おそらく子どもや孫の体の中の一部となり、さらに子孫へと受け継がれていくだろう』 インバース家の血の中に、リアさんの魂は生き続けて行くのですね。 ファウストさんとの思い出と共に。 >「まあ、しかし何か手がかりが欲しいのは事実です。それにアレを放っておくのはあなたがたにしても得策ではありませんよ。」 >「脅し?」 >「いえいえ、事実をいったまでです。アレはただただ敵を殲滅することを目的として造られたのですからね。しかもいまは封印された当時のまま、つまり暴走状態なのですよ。」 >「・・・・・・結局はあなたたちに手を貸さないといけないようね。」 >「ご理解いただけてなによりです。」 暴走状態・・・・・・って、おおごとではないのですか(汗) 何を『敵』と認識して戦うのか・・・・・・まさか・・・目に映る総ての物を破壊しつくすのですか(滝汗) 皆さん、いろいろと仰りたいことは、おありでしょうが・・・・・・ここは力をあわせた方が良いような気がします。 >「馬鹿な・・・・たかが人間如きがこれほどの力を・・・」 >先程ベルベインによってつけられた傷を治癒しながら、ヴラバザードは呟いた。 >赤の竜神より生み出されし、四人の竜王のひとりである自分がこうまでやられるなど信じられないことであった。 >さらに先にリナ=インバース抹殺に向かった黄金竜たちの存在も途絶えた。 >「わからぬ・・・・・インバースとは一体なんだ?何故人間があのような力を?」 ヴラバザードさん・・・・・インバース家には関わらない方が良いですよ。 まあ、既に手遅れだとは思いますが。 >てけり・り てけり・り > >そう鳴いたように聞こえた。 >「うおおおおおっ!!」 >ヴラバザードはそのとき起こった感情を振り払うようにソレに向かっていった。 >恐怖――を振り払うように (滝汗)・・・・ついに『大いなる古の者』が、登場なさったのですか。 なにやら・・・・・恐ろしい鳴き声が・・・・・・聞こえたような(冷や汗) ヴラバザードさん・・・・・お相手が悪すぎます・・・・迷わず成仏してください(合掌) >「・・・・・・・ナにをカンガえテいる、L。」 >その後ろから声が聞こえた。 >先程までボロ雑巾のように転がっていたアザトースが傷ひとつなく、何事も無かったかのように立っていた。 流石は、邪神の王さまですね。あの状態から、あっさりと回復なさいましたか。 >「別に・・・・・なにも。」 >「ヘタなうソダナ、アレのこトダろう。」 >Lは黙ったままだった。 >「ナイあルらとホテっぷタチは気がツいてイナいがな。アレハお前ガヨび寄せタヨウなものダ。」 えっ。『アレ』って、『大いなる古の者』のことですよね。 エル様が呼び寄せた・・・・・のですか。 >「・・・・・・・・・・・・・・・・・」 >「ワタしがココニ来たノモわかルダロう。オ前ニはアレのアイ手はデキん。」 >「・・・・・・見くびってるの?私を・・・」 >「事ジツを言ッタまデダ。」 『大いなる古の者』の力は、エル様よりも上なのですか。 それとも、何かエル様には手出しできない理由があるのですか。 >そのとき、空を切り裂いてLの鎌がアザトースに襲い掛かった。 >「・・・・・・コの一撃ガモノ語ってイる。オ前に迷イガあるコとヲ。」 >二本の指で挟むようにして、その鎌を受け止めたアザトースがLをじっと見た。 >「アレに過去ノじ分を重ねテイルのカ、金ジキのマ王。いや、<深淵の落とし子>ヨ。」 <深淵の落とし子>!。 クレアバイブルの伝える、エル様の伝承に、何か関係があるのでしょうか。 >なんかちょっとは進んだ感じです。 >今回はツァトゥグアさんもえらい目にあいませんでした。 >というか先日書き下ろし<クトゥルー神話>アンソロジー『秘神界』を読んだので、今回結構邪神たちは真面目です。 面白かったです〜。 『大いなる古の者』の、今後の動向、そして火竜王さんの運命は、とても気になります。 アザトース様とエル様の会話の内容も、ものすご〜く気になります〜。 『秘神界』読んでみたいです〜。 しくしく・・・・ビンボーなので、図書館に入ったら、借りて読もうかと・・・・。 >それではまた次回で。 はい、続きを、とても楽しみにお待ちしております。 寒くなって参りましたね、風邪が流行っているようですので。 お体にお気を付けて、お元気で。 では、失礼します。 |
23286 | ようやく盛り上がってきた、かな? | 棒太郎 | 2002/11/13 11:03:56 |
記事番号23281へのコメント > >こんにちは、棒太郎さん。 >お元気ですか、猫楽者です。 >毎日みかん5個以上食べているのですか。羨ましいです〜。 家族の中でわたしが一番よく食べます。 だもんであっという間になくなってしまいます。 ダンボール一箱を一週間とたたずに食い尽くしたこともあります。 > >17分・・・・ずっと・・・・・・・ですか(汗) >邪神の方々もリアクションに困って・・・・・見ていたのでしょうね。 > 他に類を見ないバカップルなので、物珍しく見ていたのでしょう。 >邪神の方々・・・・・獣王様とゼロスさんの力をためしたのですか。 >今後、力を合わせて共に戦うのではないのですか。 >もう少し穏便な方法で、力の確認をした方が良いような気が(汗) > 試したというか、ちょっとからかってみた、という感じでしょうね。 自分たちのほうが力が強いですから。 共に戦うというよりは使えるものはあったほうがいい、という認識です。 >流石は、最強に近いお力をお持ちの方。 >ただ・・・・良い性格してますね、ナイアルラトホテップさま。 > 様々に人間世界に出没してますからね。 なかなか策士なお方でしょう。 >叡智の海を漂いながら、インバース家の知識を得ているのですね。 >ウルム・タト・ア・ウィル(間違っていたら、ごめんなさい)のベールの彼方、真理の眠る世界のようですね。 > うう・・・わたし実はランドルフ・カーター物の『銀の鍵の門を越えて』と『未知なるカダスを求めて』はまだ読んだことないんです。 そういったファンタジー系より恐怖・怪奇系のほうを読んでましたから・・・ >ファウストさんは、転生なさることは無いのですか・・・・・リアさんとは永遠の別れ、となってしまうのですね。 >それでも動揺することの無い、ファウストさん。お強い方です。 > そこらへんがファウストの精神の強いところですね。 >あの戦いの時の影響が、こういう形ででるとは、お二人にも意外だったのでしょうね。 >魂を力の結晶とする、それぞれの力が反応し合った結果、すごいことになってしまいましたね。 > 特にファウストにとってはとても意外だったでしょう。 リアを救うためにしたことが新たな弊害を生み出してしまったのですから。 >インバース家の血の中に、リアさんの魂は生き続けて行くのですね。 >ファウストさんとの思い出と共に。 > 子孫のDNAの中にその力は刻み込まれ、ずっと受け継がれていきます。 >暴走状態・・・・・・って、おおごとではないのですか(汗) >何を『敵』と認識して戦うのか・・・・・・まさか・・・目に映る総ての物を破壊しつくすのですか(滝汗) >皆さん、いろいろと仰りたいことは、おありでしょうが・・・・・・ここは力をあわせた方が良いような気がします。 > ”古の者”が制御に失敗しましたので。 例えるならメルトダウン寸前の原子炉、といったところでしょうか。 >ヴラバザードさん・・・・・インバース家には関わらない方が良いですよ。 >まあ、既に手遅れだとは思いますが。 > 最早手遅れです(きっぱり) >(滝汗)・・・・ついに『大いなる古の者』が、登場なさったのですか。 >なにやら・・・・・恐ろしい鳴き声が・・・・・・聞こえたような(冷や汗) >ヴラバザードさん・・・・・お相手が悪すぎます・・・・迷わず成仏してください(合掌) > 長いこと引っ張りましたが、ついに登場です。 ヴラバザードさん、あなたの勇姿は忘れない・・・・・・ >流石は、邪神の王さまですね。あの状態から、あっさりと回復なさいましたか。 > 彼も伊達にそう呼ばれてませんから。 >えっ。『アレ』って、『大いなる古の者』のことですよね。 >エル様が呼び寄せた・・・・・のですか。 > それについては次以降で明らかに。 >『大いなる古の者』の力は、エル様よりも上なのですか。 >それとも、何かエル様には手出しできない理由があるのですか。 > それもまた次以降で。 ><深淵の落とし子>!。 >クレアバイブルの伝える、エル様の伝承に、何か関係があるのでしょうか。 > クレアバイブルの伝承とはどうかはわかりませんが、『大いなる古の者』と・・・・・・ > >面白かったです〜。 >『大いなる古の者』の、今後の動向、そして火竜王さんの運命は、とても気になります。 >アザトース様とエル様の会話の内容も、ものすご〜く気になります〜。 >『秘神界』読んでみたいです〜。 >しくしく・・・・ビンボーなので、図書館に入ったら、借りて読もうかと・・・・。 > いよいよ山場にむかってきましたかね。 『秘神界』面白いですよ〜。ぜひ読んでみてください。 > >はい、続きを、とても楽しみにお待ちしております。 > >寒くなって参りましたね、風邪が流行っているようですので。 >お体にお気を付けて、お元気で。 > >では、失礼します。 > どうもありがとうございます。 もうあっという間に冬ですね。 先日まで咳き込んでいたので気をつけます。 それでは。 |