◆−ある日突然‐‐‐1−葵 麻耶 (2002/12/1 21:23:28) No.23571
23571 | ある日突然‐‐‐1 | 葵 麻耶 URL | 2002/12/1 21:23:28 |
初めましての方も、お久しぶりの方もコンバンワVv葵 麻耶です。 うーん・・・NOVEL1では初めてですね(汗) ちなみに続きます!しかもゼルアメですので、苦手な方はお気をつけください。 もしかしたら、ゼルアメ←ゼロになるかも・・・・・。 とりあえず読んでくださると嬉しいです。 *‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐* ある日突然‐‐‐1 「んっーーーぷはっ。いやぁ〜今日はイイ天気ねVv」 「そうですね!お日様がとっても暖かいです」 リナ、ガウリイ、アメリア、ゼルガディスの仲良し4人組(笑)は、今日も元気に 旅を続けています。 「んで!お目当ての街はま・だ・かなぁ〜?ゼルちゃん」 「そのちゃん付けヤメロ・・・・・もうそろそろ街が見えても可笑しくないんだが・・・」 地図を広げながらゼルは、リナに返答した。 リナは今居る辺りをキョロキョロと見回り、言った。 「そんなの何処にもないじゃない!!」 「うんにゃ、待て待て・・・・・んー・・・・!この先に結構デッカイ街があるぞ!!」 「うへぇ〜?そんなの何処にもありませんよ、ガウリイさん」 キョロキョロ リナに続いてアメリアも辺りを見回りはじめた。 ポンポン 軽くアメリアの頭を叩くゼル。 そして、はぁ〜っと言ったため息をついたリナ。 さらに、それが何だか全然わからないアメリア。 「あのな、アメリア・・・・・・・・」 「ガウリイには、普通のヒトには見えないものが見えるのよ」 明後日の方向を見上げながらリナとゼルは2人納得していた。 「・・・・・・はい?」 ??を頭の上に散りばめながら、アメリアはどう言うこと??っと聞き返した。 「まぁ、いいわ。とりあえずこのまま真っ直ぐ!突っ走るわよ〜〜〜〜〜〜!!!」 「「「おぉ〜(一人はやる気なし)」」」 『イズラスの街』 この街は食べ物の名産地として有名な街である、ここの野菜、果物、お肉、魚等は新鮮その物! 一度食べたら病み付きになるほどなのだ。 そんなザワザワと活気あふれる街に、今日。 魔王が降臨した。その魔王は、街中の食べ物を食べ尽くすような食欲を秘めている。 そしてまた一軒・・・・・・店が潰れた。 「おいしぃぃぃぃいいいいいい〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!(涙)」 「うぉぉおおおおお〜〜〜〜!!!(涙)」 バクバクバクバクバクバクバク!! 久しぶりのご馳走にものすごい勢いで、リナ+ガウリイに一軒の料理屋にある食べ物が食べ尽くされる。 「相変わらすスゴイ食べっぷりですね(汗)」 「他人のフリしろ,他人のフリ」 「はぁ・・・・・」 コーヒーをすすりながらゼルはアメリアに2人を無視するよう言った。 その時だった。 「キャァァアアアアアアアーーー!!」 ピクンッ! 「行くなよアメリア・・・(汗)」 ゼルの願いとは裏腹に、グッと拳をつくる。そうなったアメリアにそんな言葉は耳に入ってこない。 ・・・・・・・・・・・・・ガタン!! 「誰かが私を呼んでいる!!待っててくださいね!このアメリア=ウィル=テスラ=セイルーンが今行きます!!」 ダダダダダ!!! そう言ってアメリアは料理屋を去った。 「・・・・・・・」 残されたテーブルには、ゼルがぽつんと座っていた。 街の丁度中央の広場。 「助けてください!」 「へっへっへつれない事言うなよぉ〜オレ達とちょっと付き合えよ」 「いやーーー!!」 若い女性が、変な男達に囲まれているのだ そいつ等は最近この辺りを荒らしまわっている集団だ、だからか周りの人たちは 怖くて手が出せないらしい・・・・ただ一人を除いては。 「お待ちなさい!!」 「だ、誰だ!何処にいる?!」 何と付き合いのイイ人だろう。 ご丁寧にも声にちゃんと反応してくれているのだ。 「あそこだ!!」 変な集団の一人が広場にある一本の木を指差しながら叫び 他の人達もその言葉で一気にその木を見上げた。 「嫌がる女性に絡むのはすなわち悪!!お空の神様が許しても、この正義の使者アメリア=ウィル=ステラ=セイルーンが 許しません!!!受けるがイイ!愛と正義の鉄槌を!!とうっ!」 ずべしゃ・・・・ 「・・・・・・・・・・・・・・・」 しーーーーーーーーーん 辺りは静まり返った。 「・・・・・・帰ろ帰ろ」 そして変な集団は居なくなった。 「あ、あの、ありがとうございました!で、でででは〜〜」 そう言って女性もそそくさとその場から逃げていった。 「アメリア!!!おい大丈夫か!?」 「あっちゃぁ〜またやっちゃったのね」 「今回はまた一段と凄いなぁ〜・・・・」 周りの人が居なくなった後、さっきまで料理屋に居た3人がアメリアに近寄ってきた。 「あらら〜凄いタンコブね(笑)」 ブッ・・・・ブワハハハハハ!!アッハハハハハハ〜〜〜!!! 必死に堪えていたんだろう、が、余りにも大きなタンコブにリナは腹を抱えて笑った 「お、おいリナ・・・・笑い過ぎだろ(汗)」 「大丈夫かアメリア」 ゼルはアメリアのタンコブを撫でながら、気が付いただろうアメリアに問い掛ける。 が、次の瞬間リナの笑い声もピタリとやみ、そして3人は凍りついた。 「・・・・・・・・・あの・・貴方達は一体誰ですか???」 「「「へっ?」」」 ・・・・・・・・・・・恐ろしいことが起きてしまった。 誰もがそんな事を思った。 続く。 *‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐* |