◆−彼方の血脈 其の13−棒太郎 (2002/12/3 12:22:27) No.23593 ┣てけり・り・・・・・ついに。−猫楽者 (2002/12/4 00:21:03) No.23604 ┃┗Re:てけり・り・・・・・ついに。−棒太郎 (2002/12/4 22:56:40) No.23622 ┣てけり・り・り・・・・・?−Key (2002/12/4 23:13:23) No.23623 ┃┗Re:てけり・り・り・・・・・?−棒太郎 (2002/12/5 09:06:06) No.23628 ┗彼方の血脈 其の15(前回のは其の14でした)−棒太郎 (2002/12/11 12:57:49) No.23704 ┣ついに出た。古の者の遺産。−Key (2002/12/11 23:32:57) No.23718 ┃┗ついに出ました−棒太郎 (2002/12/12 23:52:23) No.23727 ┗遅くなりました。−猫楽者 (2002/12/14 13:31:26) No.23751 ┗こちらも遅くなりました。−棒太郎 (2002/12/17 10:07:04) NEW No.23809
23593 | 彼方の血脈 其の13 | 棒太郎 | 2002/12/3 12:22:27 |
こんにちわ、棒太郎です。 ここしばらくいろいろと忙しく、疲れました。 一段落ついたので、ようやく続きにとりかかれます。 それでは。 ************************************* 『彼方の血脈』 其の13 インバース家と邪神たちの同盟が、不承不承ながらも結成された。 ある意味、恐ろしいタッグともいえる。 「言っとくけどおかしな真似はするんじゃないわよ。」 「はいはい、わかっていますよ。」 フィルアの睨みを効かした言葉に、ナイアルラトホテップは小さく両手を挙げながら肩を竦める。 「フィルア・・・・・その怒った顔もキュートだぜ。」 レンドールが場の雰囲気とは違ったことを言う。 その言葉にフィルアがコロッと表情を変えたとき、 「ったく、しつこいガキだ。ルナが相手だと言ってるだろうが。」 茂みの中からお姫さまだっこにファルネーゼを抱いたベルベインが現れた。 「お。オヤっさん、生きてたの。」 「なんだ。どこの間抜けかと思ったらアホ義息子か。」 レンドールの言葉に憎まれ口を返すベルベイン。 「お義母さんもお久しぶりで。」 挨拶をされたファルネーゼは、今の自分の体勢に気づき、顔を紅く染めた。 「あ、あなた。あの・・・もう、下ろしてくださいな。」 「何言ってんだ、ファルネーゼ。こんな傷を負ってるんだぞ。セリシア、治療を頼む。」 そう言ってセリシアのもとまで運ぶ。 そのときまたもや茂みの中から人が現れる。 「待て!逃がさんぞ!」 ベルベインたちを追って、ヴェルディオスが現れた。 「へぇ、この世界の竜神の一部を宿してるのねぇ。」 ヴェルディオスを見て、ふぅんと呟くシュブ=ニグラス。 「・・・・・・まぁ、多少はできるようだな。」 ツァトゥグアもさらりと呟くが、かといって気に留めるということもなかった。 「何者だ・・・・・貴様ら。」 邪神たちを見てヴェルディオスは剣を構える。 魔族とは違うただならぬ気配に、思わず剣を抜いたのだった。 「なんだかんだと言われましてもねぇ。」 「でも答えてあげるのが世の情け、ってなもんでしょう。」 「・・・・・・どうでもいい。」 「なによ。ノリが悪いわね。」 そう言ってピシリと頭をはたかれる。 「ふぅん、あなたがルナの言ってた赤の竜神の騎士ね。うちの娘が世話になったわね。」 にこやかに笑いながら見据えるフィルアに、ヴェルディオスはどこか圧倒される気がした。 「でも残念ながらあなたの相手は私たちじゃないのよ。あなたの相手はただひとり―――」 そのとき―― 「ラウンド2―――いきましょうか。」 ヴェルディオスの後ろに、赤竜の剣を持ったルナが立っていた。 (一体何があったというんだ・・・・・以前とはまるで違う) 剣を構え、ルナと対峙するヴェルディオスは、ルナから感じる雰囲気に戸惑いの色を浮かべていた。 「どうしたの?そんなに私が怖い?」 ルナの言葉にヴェルディオスは剣を握る手に力を篭める。 「なめるなっ!」 ダンっと音をあげて踏む込み、大上段から剣を振り下ろした。 そのスピード、キレは見事といえた。 だがルナの剣がヴェルディオスの剣と打ち合わさった瞬間、ヴェルディオスの剣は華麗といえるほど見事に受け流された。 そこに生じた隙に、ルナは剣を振り下ろした。 「くっ!」 どうにか剣を受け止めようとしたとき、瞬間ルナの姿が消えた。 ゾクリと背筋に寒気が走り、その場を飛び退いたと同時に下から剣が斬り上げられた。 「あら、惜しい。」 ルナが笑って呟いた。 剣を振り下ろし、かがみこんで下から斬りあげる。ルナの先程の剣は「虎切り」、または「燕返し」と呼ばれる技である。 「おのれ!」 再び剣を構え直したヴェルディオスは、ルナに向かって刺突を放つ。 それを体を捻り避けるルナ。 「もらった!」 そのときヴェルディオスの影の刃がルナの影に向かって伸びた。 秘剣影法師――だが、 「ぐはっ!」 膝をついたのはヴェルディオスであった。 見るとルナは剣を振り下ろした体勢であった。 「秘剣一の太刀、見事。」 ベルベインの声が響いた。 (つ、強い・・・・・これほどまでの力、いつの間に・・・) 困惑した表情でルナを見る。 「・・・・・あなた、顔が悦んでるわよ。」 ルナの言葉にハッとするヴェルディオス。 (悦んでいるだと・・・・・) そして久しく忘れていた感情を思い出した。 やにはに立ち上がると、赤の竜神の騎士としての服装を脱ぎ捨てシャツとズボンという軽装になった。 「ルナ・インバース。一介の剣士として今一度お相手願いたい。」 先程とは変わって引き締まった顔を見せる。 赤の竜神の騎士としてではなく、一人の剣士としてのヴェルディオス=グレンディル=ロクサードがいた。 「案外バカじゃないようね。」 ルナも剣を構えた。 「いくわよ。」 その言葉と同時にヴェルディオスが動いた。 「イヤァァッ!!」 気合とともに刺突が放たれる。 あえて絶妙といっても恥じない一撃だった。 それがルナの体を捕らえたと思われた瞬間、剣が流されるように弾かれ、袈裟斬りに血飛沫をあげた。 「奥義、無想剣。」 ルナの言葉が耳に届いた直後、ヴェルディオスは膝をついて倒れた。 「死んだの?」 セリシアの言葉にベルベインが首を振る。 「ルナ、あなた加減したわね。」 「赤の竜神の騎士として勝負してきたなら死んでいたけどね。」 ルナの言葉にフィルアは満足げに笑った。 「いいものを見させてもらいましたよ。」 パチパチと拍手をするナイアルラトホテップ。 だが、その雰囲気とは裏腹に辺りの空気はどこか不穏なものに変わっていっていた。 「・・・・・・なんだ?」 空を見上げてガウリイが呟いた。 てけり・り てけり・り ************************************* 因縁の対決もようやく決着がつきました。 次からはいよいよアレが登場します。 事態は風雲急を告げる? それでは。 |
23604 | てけり・り・・・・・ついに。 | 猫楽者 E-mail | 2002/12/4 00:21:03 |
記事番号23593へのコメント こんにちは、棒太郎さん。 お元気ですか、猫楽者です。 続き♪お待ちしておりました♪ >インバース家と邪神たちの同盟が、不承不承ながらも結成された。 >ある意味、恐ろしいタッグともいえる。 インバース家と邪神の方々の同盟(汗) その気になったら・・・・・・世界征服さえも出来そうですね。 >「フィルア・・・・・その怒った顔もキュートだぜ。」 >レンドールが場の雰囲気とは違ったことを言う。 >その言葉にフィルアがコロッと表情を変えたとき、 レンドールさんと、フィルアさんのラブラブ攻撃。 ゼロスさんや邪神の方々・・・・・ダメージ受けたりしませんか。 >挨拶をされたファルネーゼは、今の自分の体勢に気づき、顔を紅く染めた。 >「あ、あなた。あの・・・もう、下ろしてくださいな。」 >「何言ってんだ、ファルネーゼ。こんな傷を負ってるんだぞ。セリシア、治療を頼む。」 >そう言ってセリシアのもとまで運ぶ。 ベルベインさんと、ファルネーゼさんのラブラブ攻撃の方が、攻撃力が上のようですね(笑) ベルベインさん、ファルネーゼさんの優しい良い旦那様なのですね。 >「何者だ・・・・・貴様ら。」 >邪神たちを見てヴェルディオスは剣を構える。 >魔族とは違うただならぬ気配に、思わず剣を抜いたのだった。 ヴェルディオスさん、いくら貴方が『赤の竜神の騎士』様でも 今あなたが刃を向けているのは、異世界の『神』の名を持つ方々なのです。 お相手が悪すぎます、下手に刺激して怒らせないほうが良いのでは・・・・・・・・。 >「なんだかんだと言われましてもねぇ。」 >「でも答えてあげるのが世の情け、ってなもんでしょう。」 邪・・・・・・邪神の方々・・・・ポ●モンシリーズまで・・・・見ているのですかああああああぁぁぁぁぁぁぁ。 ロ●ット団の、あの3人(ニ●ースを“人”と数えて良いかは疑問ですが)のファンだったり・・・・・しませんか。 >「・・・・・・どうでもいい。」 >「なによ。ノリが悪いわね。」 >そう言ってピシリと頭をはたかれる。 またも、ツァトゥグア様、突っ込み入れられてますね(笑) 今回の突っ込み担当は、シュブ=ニグラス様でしょうか。 >「もらった!」 >そのときヴェルディオスの影の刃がルナの影に向かって伸びた。 >秘剣影法師――だが、 >「ぐはっ!」 >膝をついたのはヴェルディオスであった。 >見るとルナは剣を振り下ろした体勢であった。 >「秘剣一の太刀、見事。」 >ベルベインの声が響いた。 ヴェルディオスさんの得意技を、あっさり防ぎ、あのベルベインさんが認める程の剣の冴え。 ルナさんは継承の儀の試練を乗り越えて、さらなる『強さ』を手にしたのですね。 >「ルナ・インバース。一介の剣士として今一度お相手願いたい。」 >先程とは変わって引き締まった顔を見せる。 >赤の竜神の騎士としてではなく、一人の剣士としてのヴェルディオス=グレンディル=ロクサードがいた。 剣士として純粋に強い相手と戦ってみたい、と思ったのでしょうか。 ヴェルディオスさんが、自らの身に宿した、『赤の竜神の欠片』に捕らわれる事無く 心強い仲間になってくれると良いですね。 >「イヤァァッ!!」 >気合とともに刺突が放たれる。 >あえて絶妙といっても恥じない一撃だった。 >それがルナの体を捕らえたと思われた瞬間、剣が流されるように弾かれ、袈裟斬りに血飛沫をあげた。 >「奥義、無想剣。」 >ルナの言葉が耳に届いた直後、ヴェルディオスは膝をついて倒れた。 ヴェルディオスさんの剣士としての、全力を出し切っての一撃。 それさえもインバースの剣の前では、今一歩(?)及ばなかったのですね。 >「いいものを見させてもらいましたよ。」 >パチパチと拍手をするナイアルラトホテップ。 ナイアルラトホテップ様、今回は大人しいと思いましたら・・・・・・観戦に徹していたのですね。 ま・・・まあ、邪神の方々が乱入・・・・・なんて事になっていたら・・・・・大変な事になっているような(汗) >だが、その雰囲気とは裏腹に辺りの空気はどこか不穏なものに変わっていっていた。 >「・・・・・・なんだ?」 >空を見上げてガウリイが呟いた。 > > てけり・り てけり・り てけり・りの方・・・・・火竜王さんは・・・・・まさか吸収してしまったのですか・・・・・。 ついに、インバース家、そして邪神の方々の前へと姿を現すのですね。 次回は、全面戦争・・・・・でしょうか(滝汗) >因縁の対決もようやく決着がつきました。 >次からはいよいよアレが登場します。 >事態は風雲急を告げる? >それでは。 いよいよ大変な事態なのですね。 エル様と盲目の方は、事態をどう考えていらっしゃるのか。 この世界へと、エル様たちは乱入なさるのか。 邪神の方々の世界に残った、3体の、てけり・りの方もこの世界へと侵入して来てしまうのか。 続きを、ドキドキしながらお待ちしております。 寒くなって来ましたね、風邪が流行っているようですので お体にお気を付けて、お元気で。 では、失礼します。 |
23622 | Re:てけり・り・・・・・ついに。 | 棒太郎 | 2002/12/4 22:56:40 |
記事番号23604へのコメント こんにちわ、猫楽者さん。 いつもレスありがとうございます。 > >>インバース家と邪神たちの同盟が、不承不承ながらも結成された。 >>ある意味、恐ろしいタッグともいえる。 > >インバース家と邪神の方々の同盟(汗) >その気になったら・・・・・・世界征服さえも出来そうですね。 > そんなことお茶の子さいさい、っとやってしまうでしょう。 神魔族でさえも彼らには敵わないと思われます。 >>「フィルア・・・・・その怒った顔もキュートだぜ。」 >>レンドールが場の雰囲気とは違ったことを言う。 >>その言葉にフィルアがコロッと表情を変えたとき、 > >レンドールさんと、フィルアさんのラブラブ攻撃。 >ゼロスさんや邪神の方々・・・・・ダメージ受けたりしませんか。 > ナイアルラトホテップはじめ邪神たちはイイ性格してますから、このくらいではどうってことないでしょう。 ゼロスさんは知りませんが(笑) >>挨拶をされたファルネーゼは、今の自分の体勢に気づき、顔を紅く染めた。 >>「あ、あなた。あの・・・もう、下ろしてくださいな。」 >>「何言ってんだ、ファルネーゼ。こんな傷を負ってるんだぞ。セリシア、治療を頼む。」 >>そう言ってセリシアのもとまで運ぶ。 > >ベルベインさんと、ファルネーゼさんのラブラブ攻撃の方が、攻撃力が上のようですね(笑) >ベルベインさん、ファルネーゼさんの優しい良い旦那様なのですね。 > この人たちも大概バカップルですから。 >>「何者だ・・・・・貴様ら。」 >>邪神たちを見てヴェルディオスは剣を構える。 >>魔族とは違うただならぬ気配に、思わず剣を抜いたのだった。 > >ヴェルディオスさん、いくら貴方が『赤の竜神の騎士』様でも >今あなたが刃を向けているのは、異世界の『神』の名を持つ方々なのです。 >お相手が悪すぎます、下手に刺激して怒らせないほうが良いのでは・・・・・・・・。 > 無知というのはこわいですね〜(笑) しかも剣を向けてるのが名の知れた邪神の中の3人ですからね〜 >>「なんだかんだと言われましてもねぇ。」 >>「でも答えてあげるのが世の情け、ってなもんでしょう。」 > >邪・・・・・・邪神の方々・・・・ポ●モンシリーズまで・・・・見ているのですかああああああぁぁぁぁぁぁぁ。 >ロ●ット団の、あの3人(ニ●ースを“人”と数えて良いかは疑問ですが)のファンだったり・・・・・しませんか。 > なははは。彼らの見識は我々の想像を軽く越えてるんです。 >>「・・・・・・どうでもいい。」 >>「なによ。ノリが悪いわね。」 >>そう言ってピシリと頭をはたかれる。 > >またも、ツァトゥグア様、突っ込み入れられてますね(笑) >今回の突っ込み担当は、シュブ=ニグラス様でしょうか。 > なんだかもう彼のツッコマレキャラが定着してきましたね。 >>「もらった!」 >>そのときヴェルディオスの影の刃がルナの影に向かって伸びた。 >>秘剣影法師――だが、 >>「ぐはっ!」 >>膝をついたのはヴェルディオスであった。 >>見るとルナは剣を振り下ろした体勢であった。 >>「秘剣一の太刀、見事。」 >>ベルベインの声が響いた。 > >ヴェルディオスさんの得意技を、あっさり防ぎ、あのベルベインさんが認める程の剣の冴え。 >ルナさんは継承の儀の試練を乗り越えて、さらなる『強さ』を手にしたのですね。 > ”剣士”として更なる高みに昇りつめました。 恐らく史上最強の赤の竜神の騎士でしょう。 >>「ルナ・インバース。一介の剣士として今一度お相手願いたい。」 >>先程とは変わって引き締まった顔を見せる。 >>赤の竜神の騎士としてではなく、一人の剣士としてのヴェルディオス=グレンディル=ロクサードがいた。 > >剣士として純粋に強い相手と戦ってみたい、と思ったのでしょうか。 >ヴェルディオスさんが、自らの身に宿した、『赤の竜神の欠片』に捕らわれる事無く >心強い仲間になってくれると良いですね。 > 久しく忘れていた剣士としての血が甦りました。 武に生きる者は強者と戦えることが悦びですから。 >>「イヤァァッ!!」 >>気合とともに刺突が放たれる。 >>あえて絶妙といっても恥じない一撃だった。 >>それがルナの体を捕らえたと思われた瞬間、剣が流されるように弾かれ、袈裟斬りに血飛沫をあげた。 >>「奥義、無想剣。」 >>ルナの言葉が耳に届いた直後、ヴェルディオスは膝をついて倒れた。 > >ヴェルディオスさんの剣士としての、全力を出し切っての一撃。 >それさえもインバースの剣の前では、今一歩(?)及ばなかったのですね。 > 全力を出し切った上での敗北。 しかし、彼に悔いはないでしょう。 >>「いいものを見させてもらいましたよ。」 >>パチパチと拍手をするナイアルラトホテップ。 > >ナイアルラトホテップ様、今回は大人しいと思いましたら・・・・・・観戦に徹していたのですね。 >ま・・・まあ、邪神の方々が乱入・・・・・なんて事になっていたら・・・・・大変な事になっているような(汗) > 彼らが乱入したら一瞬で決着ついちゃいます。 >>だが、その雰囲気とは裏腹に辺りの空気はどこか不穏なものに変わっていっていた。 >>「・・・・・・なんだ?」 >>空を見上げてガウリイが呟いた。 >> >> てけり・り てけり・り > >てけり・りの方・・・・・火竜王さんは・・・・・まさか吸収してしまったのですか・・・・・。 >ついに、インバース家、そして邪神の方々の前へと姿を現すのですね。 >次回は、全面戦争・・・・・でしょうか(滝汗) > ついにアレがやってくる。 そして戦いは更なる山場へ!!―――迎えるかなぁ(不安) >>因縁の対決もようやく決着がつきました。 >>次からはいよいよアレが登場します。 >>事態は風雲急を告げる? >>それでは。 > >いよいよ大変な事態なのですね。 >エル様と盲目の方は、事態をどう考えていらっしゃるのか。 >この世界へと、エル様たちは乱入なさるのか。 >邪神の方々の世界に残った、3体の、てけり・りの方もこの世界へと侵入して来てしまうのか。 > >続きを、ドキドキしながらお待ちしております。 >寒くなって来ましたね、風邪が流行っているようですので >お体にお気を付けて、お元気で。 >では、失礼します。 > いつもありがとうございます。 なんとかはやいうちに続きをお届けしたいと思います。 それでは猫楽者さんもお体にお気をつけて |
23623 | てけり・り・り・・・・・? | Key | 2002/12/4 23:13:23 |
記事番号23593へのコメント 棒太郎さん、こんばんわ。 続きを楽しみにしていたのに前回感想を書きにこなかった間抜けなKeyでございます。 >インバース家と邪神たちの同盟が、不承不承ながらも結成された。 >ある意味、恐ろしいタッグともいえる。 恐ろしいというより、この日が世界最後の日のような気がしますが・・・・・・(汗) >「フィルア・・・・・その怒った顔もキュートだぜ。」 >レンドールが場の雰囲気とは違ったことを言う。 パカップル♪ 邪神の前でも、雰囲気最悪でもラブラブパワーは衰える事を知りませんね(笑) >茂みの中からお姫さまだっこにファルネーゼを抱いたベルベインが現れた。 >「お。オヤっさん、生きてたの。」 >「なんだ。どこの間抜けかと思ったらアホ義息子か。」 >レンドールの言葉に憎まれ口を返すベルベイン。 この会話は、近い将来そのままガウリイさんとレンドールさんの会話になるのでしょうね(笑) >「お義母さんもお久しぶりで。」 >挨拶をされたファルネーゼは、今の自分の体勢に気づき、顔を紅く染めた。 >「あ、あなた。あの・・・もう、下ろしてくださいな。」 >「何言ってんだ、ファルネーゼ。こんな傷を負ってるんだぞ。セリシア、治療を頼む。」 娘夫婦に負けず劣らずのバカップルぶりですね。 夫婦仲がイイのもドクトル、リアさん以降のインバース家の家風なのですね。 >「何者だ・・・・・貴様ら。」 >邪神たちを見てヴェルディオスは剣を構える。 >魔族とは違うただならぬ気配に、思わず剣を抜いたのだった。 ・・・・・・魔族とは違う次元で恐ろしい方々ですよ、ヴェルディオスさん。 何しろ、異なる混沌に属する『外なる神々』の中でも代表的な方々ですから。 たかだか『赤の竜神』の欠片如きが如何こうできる存在ではないです。 >「なんだかんだと言われましてもねぇ。」 >「でも答えてあげるのが世の情け、ってなもんでしょう。」 >「・・・・・・どうでもいい。」 >「なによ。ノリが悪いわね。」 >そう言ってピシリと頭をはたかれる。 完全にボケ役が板についてきましたねツァトゥグアさん(笑) しかし、アニメ番組まで網羅しているのですね。 プロレス中継はチェックしているわ、クイズ番組は欠かさず見ているわ、 ついにはアニメときましたか・・・・・・。 情報収集に余念がないといいますか・・・・・・・。 これで『プロ○ェク○X』まで見てたらどうしよう・・・・・・(滝汗) >「ふぅん、あなたがルナの言ってた赤の竜神の騎士ね。うちの娘が世話になったわね。」 >にこやかに笑いながら見据えるフィルアに、ヴェルディオスはどこか圧倒される気がした。 『リア』の名を受け継ぐインバースの剣士なら、立っているだけでも『赤の竜神の騎士』ぐらい圧倒できる気を吐くことくらい出来ます。 >「ラウンド2―――いきましょうか。」 >ヴェルディオスの後ろに、赤竜の剣を持ったルナが立っていた。 おおっ! ついに試練を終えた、ルナねーちゃんのリベンジ開始ですか。 >「なめるなっ!」 >ダンっと音をあげて踏む込み、大上段から剣を振り下ろした。 >そのスピード、キレは見事といえた。 >だがルナの剣がヴェルディオスの剣と打ち合わさった瞬間、ヴェルディオスの剣は華麗といえるほど見事に受け流された。 >そこに生じた隙に、ルナは剣を振り下ろした。 >「くっ!」 >どうにか剣を受け止めようとしたとき、瞬間ルナの姿が消えた。 >ゾクリと背筋に寒気が走り、その場を飛び退いたと同時に下から剣が斬り上げられた。 >「あら、惜しい。」 >ルナが笑って呟いた。 >剣を振り下ろし、かがみこんで下から斬りあげる。ルナの先程の剣は「虎切り」、または「燕返し」と呼ばれる技である。 ルナさん遊んでますね? もうすでにヴェルディオスさんとルナさんの間には天地ほどの差が出来上がっているようですし。 >「おのれ!」 >再び剣を構え直したヴェルディオスは、ルナに向かって刺突を放つ。 >それを体を捻り避けるルナ。 >「もらった!」 >そのときヴェルディオスの影の刃がルナの影に向かって伸びた。 >秘剣影法師――だが、 >「ぐはっ!」 >膝をついたのはヴェルディオスであった。 >見るとルナは剣を振り下ろした体勢であった。 >「秘剣一の太刀、見事。」 >ベルベインの声が響いた。 さすが次代の『リア』。 十二代目に見事といわせるほどの剣技を身につけたようですね。 >「ルナ・インバース。一介の剣士として今一度お相手願いたい。」 >先程とは変わって引き締まった顔を見せる。 >赤の竜神の騎士としてではなく、一人の剣士としてのヴェルディオス=グレンディル=ロクサードがいた。 純粋な技の前に神の力は邪魔でしかありません。 それに気付いて一介の剣士としてルナさんに挑む。 ヴェルディオスさんにも剣士として強い相手と戦いたいという気持ちが残っていたのですね。 >「案外バカじゃないようね。」 >ルナも剣を構えた。 >「いくわよ。」 >その言葉と同時にヴェルディオスが動いた。 >「イヤァァッ!!」 >気合とともに刺突が放たれる。 >あえて絶妙といっても恥じない一撃だった。 >それがルナの体を捕らえたと思われた瞬間、剣が流されるように弾かれ、袈裟斬りに血飛沫をあげた。 >「奥義、無想剣。」 >ルナの言葉が耳に届いた直後、ヴェルディオスは膝をついて倒れた。 > >「死んだの?」 >セリシアの言葉にベルベインが首を振る。 >「ルナ、あなた加減したわね。」 >「赤の竜神の騎士として勝負してきたなら死んでいたけどね。」 >ルナの言葉にフィルアは満足げに笑った。 『赤の竜神の騎士』として最後まで挑んできていたら奥義を使うことなくそれこそ左右真っ二つに切り裂いていたでしょう。 人間として、一介の剣士として自分の技でのみ挑んできたからこそ奥義を使ったのでしょうし、命までは奪わなかったのでしょう。 >「いいものを見させてもらいましたよ。」 >パチパチと拍手をするナイアルラトホテップ。 >だが、その雰囲気とは裏腹に辺りの空気はどこか不穏なものに変わっていっていた。 >「・・・・・・なんだ?」 >空を見上げてガウリイが呟いた。 > > てけり・り てけり・り ついに来ましたか!古のものの遺産! 火竜王を飲み込んで来たのでしょうか? しかし、関係ないですけど古のものが作った人工生命って、みんな『てけり・り』と鳴くのでしょうか(笑) >因縁の対決もようやく決着がつきました。 >次からはいよいよアレが登場します。 棒太郎さんがどういう描写をしてくれるか楽しみです。 >事態は風雲急を告げる? 告げてください! さて、ついに出てきたアレ。 アレとエル様の関係は? いまだ叡智の継承中のリナさんの出番は? ほぼ出っ放しのはずなのに出番らしきものがないガウリイさんの活躍は(笑) 邪神たちのこれからの動向は? 四代目の研究をどうするのかゼラスさん。 ところで無事ですか?ゼロスさん。 と続きが待ち遠しいです。 12月に入って寒さも厳しくなってきました。 お風邪など召しませんよう。 ではまた。 |
23628 | Re:てけり・り・り・・・・・? | 棒太郎 | 2002/12/5 09:06:06 |
記事番号23623へのコメント こんにちわ、Keyさん。 いつもありがとうございます。 >>インバース家と邪神たちの同盟が、不承不承ながらも結成された。 >>ある意味、恐ろしいタッグともいえる。 > >恐ろしいというより、この日が世界最後の日のような気がしますが・・・・・・(汗) ああ、考えただけでも恐ろしい・・・・ >>「フィルア・・・・・その怒った顔もキュートだぜ。」 >>レンドールが場の雰囲気とは違ったことを言う。 > >パカップル♪ >邪神の前でも、雰囲気最悪でもラブラブパワーは衰える事を知りませんね(笑) いつでも「二人の世界」を作り出せますから(笑) >>茂みの中からお姫さまだっこにファルネーゼを抱いたベルベインが現れた。 >>「お。オヤっさん、生きてたの。」 >>「なんだ。どこの間抜けかと思ったらアホ義息子か。」 >>レンドールの言葉に憎まれ口を返すベルベイン。 > >この会話は、近い将来そのままガウリイさんとレンドールさんの会話になるのでしょうね(笑) なるでしょうね(笑)けどガウリイさん、それが憎まれ口だとわかるかどうか。 >>「お義母さんもお久しぶりで。」 >>挨拶をされたファルネーゼは、今の自分の体勢に気づき、顔を紅く染めた。 >>「あ、あなた。あの・・・もう、下ろしてくださいな。」 >>「何言ってんだ、ファルネーゼ。こんな傷を負ってるんだぞ。セリシア、治療を頼む。」 > >娘夫婦に負けず劣らずのバカップルぶりですね。 >夫婦仲がイイのもドクトル、リアさん以降のインバース家の家風なのですね。 バカップル夫婦なのもインバース家の伝統ですから(笑) >>「何者だ・・・・・貴様ら。」 >>邪神たちを見てヴェルディオスは剣を構える。 >>魔族とは違うただならぬ気配に、思わず剣を抜いたのだった。 > >・・・・・・魔族とは違う次元で恐ろしい方々ですよ、ヴェルディオスさん。 >何しろ、異なる混沌に属する『外なる神々』の中でも代表的な方々ですから。 >たかだか『赤の竜神』の欠片如きが如何こうできる存在ではないです。 かつての「旧支配者」の中でも名の知れたもののうちの3人ですからね。 うかつに手を出そうものなら、どんな目にあわされるか。 >>「なんだかんだと言われましてもねぇ。」 >>「でも答えてあげるのが世の情け、ってなもんでしょう。」 >>「・・・・・・どうでもいい。」 >>「なによ。ノリが悪いわね。」 >>そう言ってピシリと頭をはたかれる。 > >完全にボケ役が板についてきましたねツァトゥグアさん(笑) >しかし、アニメ番組まで網羅しているのですね。 >プロレス中継はチェックしているわ、クイズ番組は欠かさず見ているわ、 >ついにはアニメときましたか・・・・・・。 >情報収集に余念がないといいますか・・・・・・・。 >これで『プロ○ェク○X』まで見てたらどうしよう・・・・・・(滝汗) マイク片手に「地上の星」を熱唱とか。 >>「ふぅん、あなたがルナの言ってた赤の竜神の騎士ね。うちの娘が世話になったわね。」 >>にこやかに笑いながら見据えるフィルアに、ヴェルディオスはどこか圧倒される気がした。 > >『リア』の名を受け継ぐインバースの剣士なら、立っているだけでも『赤の竜神の騎士』ぐらい圧倒できる気を吐くことくらい出来ます。 神や魔すら斬ってしまう剣の遣い手ですから。 そのプレッシャーは凄まじいものでしょう。 >>「ラウンド2―――いきましょうか。」 >>ヴェルディオスの後ろに、赤竜の剣を持ったルナが立っていた。 > >おおっ! >ついに試練を終えた、ルナねーちゃんのリベンジ開始ですか。 十四代目の名を引っ提げ、ルナねーちゃん登場! > >>「なめるなっ!」 >>ダンっと音をあげて踏む込み、大上段から剣を振り下ろした。 >>そのスピード、キレは見事といえた。 >>だがルナの剣がヴェルディオスの剣と打ち合わさった瞬間、ヴェルディオスの剣は華麗といえるほど見事に受け流された。 >>そこに生じた隙に、ルナは剣を振り下ろした。 >>「くっ!」 >>どうにか剣を受け止めようとしたとき、瞬間ルナの姿が消えた。 >>ゾクリと背筋に寒気が走り、その場を飛び退いたと同時に下から剣が斬り上げられた。 >>「あら、惜しい。」 >>ルナが笑って呟いた。 >>剣を振り下ろし、かがみこんで下から斬りあげる。ルナの先程の剣は「虎切り」、または「燕返し」と呼ばれる技である。 > >ルナさん遊んでますね? >もうすでにヴェルディオスさんとルナさんの間には天地ほどの差が出来上がっているようですし。 もはや敵ではありません。 >>「おのれ!」 >>再び剣を構え直したヴェルディオスは、ルナに向かって刺突を放つ。 >>それを体を捻り避けるルナ。 >>「もらった!」 >>そのときヴェルディオスの影の刃がルナの影に向かって伸びた。 >>秘剣影法師――だが、 >>「ぐはっ!」 >>膝をついたのはヴェルディオスであった。 >>見るとルナは剣を振り下ろした体勢であった。 >>「秘剣一の太刀、見事。」 >>ベルベインの声が響いた。 > >さすが次代の『リア』。 >十二代目に見事といわせるほどの剣技を身につけたようですね。 なんせあのお母様の娘ですから。 >>「ルナ・インバース。一介の剣士として今一度お相手願いたい。」 >>先程とは変わって引き締まった顔を見せる。 >>赤の竜神の騎士としてではなく、一人の剣士としてのヴェルディオス=グレンディル=ロクサードがいた。 > >純粋な技の前に神の力は邪魔でしかありません。 >それに気付いて一介の剣士としてルナさんに挑む。 >ヴェルディオスさんにも剣士として強い相手と戦いたいという気持ちが残っていたのですね。 その気持ちを思い出し、純粋に剣士として闘いに挑みました。 剣と剣で語り合ってこそわかるものもあるのです。 >>「案外バカじゃないようね。」 >>ルナも剣を構えた。 >>「いくわよ。」 >>その言葉と同時にヴェルディオスが動いた。 >>「イヤァァッ!!」 >>気合とともに刺突が放たれる。 >>あえて絶妙といっても恥じない一撃だった。 >>それがルナの体を捕らえたと思われた瞬間、剣が流されるように弾かれ、袈裟斬りに血飛沫をあげた。 >>「奥義、無想剣。」 >>ルナの言葉が耳に届いた直後、ヴェルディオスは膝をついて倒れた。 >> >>「死んだの?」 >>セリシアの言葉にベルベインが首を振る。 >>「ルナ、あなた加減したわね。」 >>「赤の竜神の騎士として勝負してきたなら死んでいたけどね。」 >>ルナの言葉にフィルアは満足げに笑った。 > >『赤の竜神の騎士』として最後まで挑んできていたら奥義を使うことなくそれこそ左右真っ二つに切り裂いていたでしょう。 >人間として、一介の剣士として自分の技でのみ挑んできたからこそ奥義を使ったのでしょうし、命までは奪わなかったのでしょう。 一介の剣士として挑んできたから、こそです。 もしまだ赤の竜神の騎士としてきたなら、無惨に叩っ斬られていたでしょう。 >>「いいものを見させてもらいましたよ。」 >>パチパチと拍手をするナイアルラトホテップ。 >>だが、その雰囲気とは裏腹に辺りの空気はどこか不穏なものに変わっていっていた。 >>「・・・・・・なんだ?」 >>空を見上げてガウリイが呟いた。 >> >> てけり・り てけり・り > >ついに来ましたか!古のものの遺産! >火竜王を飲み込んで来たのでしょうか? >しかし、関係ないですけど古のものが作った人工生命って、みんな『てけり・り』と鳴くのでしょうか(笑) ショゴス語でしょうかね(笑) 「てけり・り」の微妙なアクセントで会話しているとか。 >>因縁の対決もようやく決着がつきました。 >>次からはいよいよアレが登場します。 > >棒太郎さんがどういう描写をしてくれるか楽しみです。 ぐはっ!な、なんともプレッシャーが・・・・・ ラヴクラフト先生たちのような描写がわたしのようなおばかにできるかどうか・・・ >>事態は風雲急を告げる? > >告げてください! >さて、ついに出てきたアレ。 >アレとエル様の関係は? >いまだ叡智の継承中のリナさんの出番は? >ほぼ出っ放しのはずなのに出番らしきものがないガウリイさんの活躍は(笑) >邪神たちのこれからの動向は? >四代目の研究をどうするのかゼラスさん。 >ところで無事ですか?ゼロスさん。 >と続きが待ち遠しいです。 > >12月に入って寒さも厳しくなってきました。 >お風邪など召しませんよう。 >ではまた。 > ガウリさん、ずっと放りっぱなしでゴメンよ。 次こそは活躍の場を(笑) 頑張って早いうちに続きをお届けしたいと思います。 それでは。 |
23704 | 彼方の血脈 其の15(前回のは其の14でした) | 棒太郎 | 2002/12/11 12:57:49 |
記事番号23593へのコメント こんにちわ、棒太郎です。 前回の話は其の13ではなく、其の14でした。 あんまり頭が働いてなかったですね。 それではどうぞ。 ************************************* 『彼方の血脈』 其の15 ルナがヴェルディオスを下し、赤の竜神の騎士同士の決着はついた。 しかし、大本の問題がまだ残っていた。 「さて、それでは本題に取り掛かりますか。」 ナイアルラトホテップがそう言ったとき、不意に辺りの空気が変わった。 どこか肌にべっとりと絡みつくような空気だった。 「これは・・・・・・・?」 誰かがポツリと呟いた。 「・・・・・・現れたか。」 遥か過去を思い出すように、ツァトゥグアが目を細めた。 どさり 何かが落ちてきた。 突如として空中に現れ、そのまま慣性の法則で地面に落下してきた。 わずかにそれは動いていた。 「火竜王さまっ!!?」 ファルネーゼが驚きの声をあげた。 それはまさに火竜王ヴラバザードであった。 「ぐ・・・・・あ・・・」 苦悶にうめくヴラバザードの体は無惨にも抉り取られ、また超高熱で気化したように溶けていたりもした。 「竜王ともあろう者をここまでするとは・・・・・・」 背後にファルネーゼを庇いながら、ベルベインが呟く。 「間違いないわね。ヤツが現れたようね。」 「・・・・・・・・そのようだな。」 いつになく真剣な目をしている二人。 「探す手間が省けたというものです。」 ナイアルラトホテップは普段と変わらぬたいどであったが、ちらりと火竜王をみて小さく笑った。 その瞬間、突如現れた禍々しい牙を持った黒い獣のようなモノが、倒れている火竜王を飲み込んだ。 「何を!?」 ファルネーゼが声をあげる。 「楽にしてあげたまでですよ。」 彼の一顕現といわれる<暗きもの>と呼ばれるモノを納めながら、そう笑った。 「まあ、この世界の神の部下といえどもああなってはお終いですからね。生きて恥を晒すのも辛いでしょうし――」 ニタリと、見る者の背筋を凍らせるような凄まじい笑みを浮かべる。 流石のファルネーゼも思わず夫の背中にしがみついた。 そのとき、事の次第を見ていたガウリイが腰の斬妖剣を抜いた。 「どうしたんだ?」 レンドールの言葉に「・・・来る」とガウリイは呟いた。 てけり・り てけり・り どこかから奇妙な声が聞こえた。 「・・・来ましたか。」 ボキリと拳を鳴らしながら、ナイアルラトホテップは呟いた。 シュブ=ニグラスもサッと髪をかき上げ、構える。 ツァトゥグアも腕組みをしてじっと空を睨みつけていた。 てけり・り いつの間にか目の前にソレはいた。 虹色の光彩を放つ球体、表面はアメーバ状に蠢き、絶えず分裂と融合を繰り返して、くねくねとのたうっている。 また蛇状の奇怪な触手がうねうり、そこかしこに伸びていくようであった。 まるで悪夢の光景のようであった。 「これが・・・・・古の者の遺産。」 「そして四代目が研究していたもの・・・・・ね。」 インバース家の面々も身を構え、ソレと対峙する。 「さてと、どういく?ナイアルラトホテップ。」 「どうもこうもないですね。昔と同じですよ。」 シュブ=ニグラスの言葉に、ナイアルラトホテップはハハハと笑う。 「私たちがガチンコやったらここ、ただじゃ済まないわよ。」 「多少のことはやむなし、と許可を貰っています。」 「OK。そんじゃま、じゃんじゃんバリバリいくわよ!」 「・・・・・ラッキータイムだといいがな。」 そう言うや、三人の邪神たちの姿が蜃気楼のように歪んだかと思うと、現れた奇怪な怪物たちがソレに喰らいついていった。 「・・・・・ハジまっタな・・・」 アザトースがそう呟いた。 「ヤメテおけ。サキ程もイったガ、オマえはアレの相てハデキん。」 じっとLを見つめる。 黒い闇ともいえるものが何重にもソレに巻きつき、覆い被さっていた。 だがしばらくして一気にその闇が弾けとんだ。 「やっぱり生半なものじゃないわね〜。」 右半身だけの姿のシュブ=ニグラスがやれやれと呟いた。 「・・・・・まったくだ。」 ツァトゥグアの声がしたが、その姿は見えない。 「・・・・実体が虚無化してしまったようですね。もどるのはしばらくかかりますよ。」 胸元に大きく穴が開いたナイアルラトホテップが言った。 「・・・・そんなのはわからないわ・・・・」 「イヤ、わかル。”深淵の落とし子”ヨ。」 「・・・・・・・・・・・」 「相変わらず厄介なモノですね。”恐るべき落とし子”よ。」 そう呟いたとき、 「ならこいつはどう?」 フィルアから強大な魔力が紡がれる。 「滅界崩烈陣(グランド・カタストロフ)!!!」 すべてを呑み込むかのような破滅の力がソレに向かっていた。 白い光が辺りを包み込み、閃いた。 「コの世界をミてもソウだ。生きントスる者と滅ビんとスる者、ソれハ取リモ直さズオ前ジ身の現れダ。」 「・・・・・・・・・・・」 「なっ!?」 だがソレはそこにいた。 「私の滅衝重破撃を超える力を受けたはずなのに・・・・・」 「しかもその瞬間アレから感じた力は・・・・・確かに混沌の力・・・」 「ソンなおマエがあレノ相手なドデキるはずもナい。仲マ、いヤ兄弟とモイエるアレのな。」 ************************************* ついにでてきました古の者の遺産。 しかし描写が難しいですね。 わたしにはラヴクラフト先生たちのようにうまくはできませんね。 それでは。 |
23718 | ついに出た。古の者の遺産。 | Key | 2002/12/11 23:32:57 |
記事番号23704へのコメント 棒太郎さんこんばんわ。 続きが出ていたのでまたまた感想を書きにお邪魔しましたKeyでございます。 >前回の話は其の13ではなく、其の14でした。 そうだったのですか!? 全然気がついていませんでした(笑) >「さて、それでは本題に取り掛かりますか。」 >ナイアルラトホテップがそう言ったとき、不意に辺りの空気が変わった。 >どこか肌にべっとりと絡みつくような空気だった。 ついに登場ですか?『古のものの負の遺産』 >どさり > >何かが落ちてきた。 >突如として空中に現れ、そのまま慣性の法則で地面に落下してきた。 >わずかにそれは動いていた。 >「火竜王さまっ!!?」 >ファルネーゼが驚きの声をあげた。 >それはまさに火竜王ヴラバザードであった。 >「ぐ・・・・・あ・・・」 >苦悶にうめくヴラバザードの体は無惨にも抉り取られ、また超高熱で気化したように溶けていたりもした。 さすがに対邪神用生体兵器。 傷ついていたとはいえ、この世界の神の一柱(認めたくないですけど)をここまでぼろぼろにするとは・・・・・・。 こんな状態のヴラバザードがここにいるのは逃げてきたのか、アレが連れてきたのか、身体についていたのが落ちただけなのかが気になりますね。 >ナイアルラトホテップは普段と変わらぬたいどであったが、ちらりと火竜王をみて小さく笑った。 >その瞬間、突如現れた禍々しい牙を持った黒い獣のようなモノが、倒れている火竜王を飲み込んだ。 >「何を!?」 >ファルネーゼが声をあげる。 >「楽にしてあげたまでですよ。」 >彼の一顕現といわれる<暗きもの>と呼ばれるモノを納めながら、そう笑った。 >「まあ、この世界の神の部下といえどもああなってはお終いですからね。生きて恥を晒すのも辛いでしょうし――」 >ニタリと、見る者の背筋を凍らせるような凄まじい笑みを浮かべる。 >流石のファルネーゼも思わず夫の背中にしがみついた。 楽にしたというより目の前に落ちているゴミを処理したような感覚ですね。 自分勝手な理由で古代竜を滅ぼし、リナさんを殺そうとした火竜王も更に強大なモノに何の理由もなくぼろぼろにされた挙句、『盲目にして白痴のものの従者』にモノ以下の扱いで処分されてしまいました。因果は廻るといいますが自分がそんな目に合うとは思いもしなかったでしょうね。 >そのとき、事の次第を見ていたガウリイが腰の斬妖剣を抜いた。 >「どうしたんだ?」 >レンドールの言葉に「・・・来る」とガウリイは呟いた。 ガウリイさん。目の前で自分たちの世界の神が『処分』されたのに全く動じてないですね。 『アレ』の気配に集中していて、そんな些細な事に構っていられなかったのでしょうか? >いつの間にか目の前にソレはいた。 >虹色の光彩を放つ球体、表面はアメーバ状に蠢き、絶えず分裂と融合を繰り返して、くねくねとのたうっている。 >また蛇状の奇怪な触手がうねうり、そこかしこに伸びていくようであった。 >まるで悪夢の光景のようであった。 形状としては、『ヨグ=ソトース』の球霊に近いようですね。 ショゴスが黒い単細胞の不形状生物だった事を考えると飛行能力を持っている『コレ』は完全に戦闘用として作られたようですね。 >「これが・・・・・古の者の遺産。」 >「そして四代目が研究していたもの・・・・・ね。」 >インバース家の面々も身を構え、ソレと対峙する。 さすがのインバース家も本気にならざるおえない相手ですものね。 >「多少のことはやむなし、と許可を貰っています。」 >「OK。そんじゃま、じゃんじゃんバリバリいくわよ!」 >「・・・・・ラッキータイムだといいがな。」 >そう言うや、三人の邪神たちの姿が蜃気楼のように歪んだかと思うと、現れた奇怪な怪物たちがソレに喰らいついていった。 それぞれの本体(ナイラルラトホテップさんの場合、『闇に蠢くもの』あたりでしょうか)による同時攻撃ですか。 『外なる神々』の中でも強力な部類に入る御三方が、ここまでしないと倒せない相手なのですね。 >「・・・・・ハジまっタな・・・」 >アザトースがそう呟いた。 >「ヤメテおけ。サキ程もイったガ、オマえはアレの相てハデキん。」 >じっとLを見つめる。 遺産との戦いを混沌の玉座から見ているお二方・・・・・・。 なにを思っていらっしゃるのでしょう? >黒い闇ともいえるものが何重にもソレに巻きつき、覆い被さっていた。 >だがしばらくして一気にその闇が弾けとんだ。 >「やっぱり生半なものじゃないわね〜。」 >右半身だけの姿のシュブ=ニグラスがやれやれと呟いた。 >「・・・・・まったくだ。」 >ツァトゥグアの声がしたが、その姿は見えない。 >「・・・・実体が虚無化してしまったようですね。もどるのはしばらくかかりますよ。」 >胸元に大きく穴が開いたナイアルラトホテップが言った。 攻撃がさほど効いてなく、邪神の方々のほうがダメージうけていそうですのになんでこんなに暢気なのでしょう?(笑) >「・・・・そんなのはわからないわ・・・・」 >「イヤ、わかル。”深淵の落とし子”ヨ。」 >「・・・・・・・・・・・」 前にも思ったのですが、なにゆえアザートス様はエル様を”深淵の落とし子”と称すのでしょう? 『神話』で“落とし子”と言われるのは、『外なる神々』に使える上級の奉仕種族の事です。 この言い方だと、エル様は『外なる神々』に近いものに仕える奉仕種族のように聞こえます。 >「相変わらず厄介なモノですね。”恐るべき落とし子”よ。」 >そう呟いたとき、 >「ならこいつはどう?」 >フィルアから強大な魔力が紡がれる。 >「滅界崩烈陣(グランド・カタストロフ)!!!」 >すべてを呑み込むかのような破滅の力がソレに向かっていた。 >白い光が辺りを包み込み、閃いた。 さすがフィルアさん。 インバース最強の名を二つ継いでいる方です。 >「コの世界をミてもソウだ。生きントスる者と滅ビんとスる者、ソれハ取リモ直さズオ前ジ身の現れダ。」 >「・・・・・・・・・・・」 神族と魔族のことですか? 神と魔の争いはエル様の心の葛藤の現れという事ですか。 >「なっ!?」 >だがソレはそこにいた。 >「私の滅衝重破撃を超える力を受けたはずなのに・・・・・」 >「しかもその瞬間アレから感じた力は・・・・・確かに混沌の力・・・」 >「ソンなおマエがあレノ相手なドデキるはずもナい。仲マ、いヤ兄弟とモイエるアレのな。」 遺産は『古の者』が『大いなる古の者』の力の結晶を使って作り上げたものでしたよね? でしたら『大いなる古の者』がエル様と起源を同じくしていたという事ですか? >ついにでてきました古の者の遺産。 >しかし描写が難しいですね。 いえいえ。大体のニュアンスは掴めました(笑) さて、 邪神群の攻撃もものともせず、インバース家最強のフィルアさんの攻撃も効かない『古の者の遺産』 対抗策はあるのか? やはり必要なのでしょうか『四代目の研究』 遺産を斃すために呼び込んだと思われるエル様の真意は? それを止めに来たらしいアザートス様はなにを知っているのか? リナさんの出番はいつ?!(コレが重要) とまたまた続きが楽しみです。 今年も残り僅かとなりました。お体にはお気をつけて。 ではまた。 |
23727 | ついに出ました | 棒太郎 | 2002/12/12 23:52:23 |
記事番号23718へのコメント >棒太郎さんこんばんわ。 >続きが出ていたのでまたまた感想を書きにお邪魔しましたKeyでございます。 > こんばんわ、Keyさん。 いつもありがとうございます。 > >>「さて、それでは本題に取り掛かりますか。」 >>ナイアルラトホテップがそう言ったとき、不意に辺りの空気が変わった。 >>どこか肌にべっとりと絡みつくような空気だった。 > >ついに登場ですか?『古のものの負の遺産』 > おまたせしました。ついに登場です。 >>どさり >> >>何かが落ちてきた。 >>突如として空中に現れ、そのまま慣性の法則で地面に落下してきた。 >>わずかにそれは動いていた。 >>「火竜王さまっ!!?」 >>ファルネーゼが驚きの声をあげた。 >>それはまさに火竜王ヴラバザードであった。 >>「ぐ・・・・・あ・・・」 >>苦悶にうめくヴラバザードの体は無惨にも抉り取られ、また超高熱で気化したように溶けていたりもした。 > >さすがに対邪神用生体兵器。 >傷ついていたとはいえ、この世界の神の一柱(認めたくないですけど)をここまでぼろぼろにするとは・・・・・・。 >こんな状態のヴラバザードがここにいるのは逃げてきたのか、アレが連れてきたのか、身体についていたのが落ちただけなのかが気になりますね。 > 邪神たちも苦労した相手ですからね。やっぱり竜王ぐらいでは像VS蟻の闘いですね。 >>ナイアルラトホテップは普段と変わらぬたいどであったが、ちらりと火竜王をみて小さく笑った。 >>その瞬間、突如現れた禍々しい牙を持った黒い獣のようなモノが、倒れている火竜王を飲み込んだ。 >>「何を!?」 >>ファルネーゼが声をあげる。 >>「楽にしてあげたまでですよ。」 >>彼の一顕現といわれる<暗きもの>と呼ばれるモノを納めながら、そう笑った。 >>「まあ、この世界の神の部下といえどもああなってはお終いですからね。生きて恥を晒すのも辛いでしょうし――」 >>ニタリと、見る者の背筋を凍らせるような凄まじい笑みを浮かべる。 >>流石のファルネーゼも思わず夫の背中にしがみついた。 > >楽にしたというより目の前に落ちているゴミを処理したような感覚ですね。 >自分勝手な理由で古代竜を滅ぼし、リナさんを殺そうとした火竜王も更に強大なモノに何の理由もなくぼろぼろにされた挙句、『盲目にして白痴のものの従者』にモノ以下の扱いで処分されてしまいました。因果は廻るといいますが自分がそんな目に合うとは思いもしなかったでしょうね。 > まさに因果応報です。 ナイアルラトホテップも口で言ってるようなほどの心ではなく、あんた邪魔、ってな感じでしょう。 >>そのとき、事の次第を見ていたガウリイが腰の斬妖剣を抜いた。 >>「どうしたんだ?」 >>レンドールの言葉に「・・・来る」とガウリイは呟いた。 > >ガウリイさん。目の前で自分たちの世界の神が『処分』されたのに全く動じてないですね。 >『アレ』の気配に集中していて、そんな些細な事に構っていられなかったのでしょうか? > まあ、ガウリイさんもこいつのことはあんまりいいようには思ってなかったんでしょうね。 >>いつの間にか目の前にソレはいた。 >>虹色の光彩を放つ球体、表面はアメーバ状に蠢き、絶えず分裂と融合を繰り返して、くねくねとのたうっている。 >>また蛇状の奇怪な触手がうねうり、そこかしこに伸びていくようであった。 >>まるで悪夢の光景のようであった。 > >形状としては、『ヨグ=ソトース』の球霊に近いようですね。 >ショゴスが黒い単細胞の不形状生物だった事を考えると飛行能力を持っている『コレ』は完全に戦闘用として作られたようですね。 > 古の者がクトゥルーたちとの戦いのために造り出したものですから。 >>「これが・・・・・古の者の遺産。」 >>「そして四代目が研究していたもの・・・・・ね。」 >>インバース家の面々も身を構え、ソレと対峙する。 > >さすがのインバース家も本気にならざるおえない相手ですものね。 > そうです。 > >>「多少のことはやむなし、と許可を貰っています。」 >>「OK。そんじゃま、じゃんじゃんバリバリいくわよ!」 >>「・・・・・ラッキータイムだといいがな。」 >>そう言うや、三人の邪神たちの姿が蜃気楼のように歪んだかと思うと、現れた奇怪な怪物たちがソレに喰らいついていった。 > >それぞれの本体(ナイラルラトホテップさんの場合、『闇に蠢くもの』あたりでしょうか)による同時攻撃ですか。 >『外なる神々』の中でも強力な部類に入る御三方が、ここまでしないと倒せない相手なのですね。 > 過去にもいろいろと苦戦させられてますからね、 >>「・・・・・ハジまっタな・・・」 >>アザトースがそう呟いた。 >>「ヤメテおけ。サキ程もイったガ、オマえはアレの相てハデキん。」 >>じっとLを見つめる。 > >遺産との戦いを混沌の玉座から見ているお二方・・・・・・。 >なにを思っていらっしゃるのでしょう? > 二人の会話の意味はいずれこの先で・・・・ >>黒い闇ともいえるものが何重にもソレに巻きつき、覆い被さっていた。 >>だがしばらくして一気にその闇が弾けとんだ。 >>「やっぱり生半なものじゃないわね〜。」 >>右半身だけの姿のシュブ=ニグラスがやれやれと呟いた。 >>「・・・・・まったくだ。」 >>ツァトゥグアの声がしたが、その姿は見えない。 >>「・・・・実体が虚無化してしまったようですね。もどるのはしばらくかかりますよ。」 >>胸元に大きく穴が開いたナイアルラトホテップが言った。 > >攻撃がさほど効いてなく、邪神の方々のほうがダメージうけていそうですのになんでこんなに暢気なのでしょう?(笑) > お互いまだまだ小手調べと言ったところでしょう。 >>「・・・・そんなのはわからないわ・・・・」 >>「イヤ、わかル。”深淵の落とし子”ヨ。」 >>「・・・・・・・・・・・」 > >前にも思ったのですが、なにゆえアザートス様はエル様を”深淵の落とし子”と称すのでしょう? >『神話』で“落とし子”と言われるのは、『外なる神々』に使える上級の奉仕種族の事です。 >この言い方だと、エル様は『外なる神々』に近いものに仕える奉仕種族のように聞こえます。 > う・・・・そ、それはまたこの先のお話で・・・(焦) >>「相変わらず厄介なモノですね。”恐るべき落とし子”よ。」 >>そう呟いたとき、 >>「ならこいつはどう?」 >>フィルアから強大な魔力が紡がれる。 >>「滅界崩烈陣(グランド・カタストロフ)!!!」 >>すべてを呑み込むかのような破滅の力がソレに向かっていた。 >>白い光が辺りを包み込み、閃いた。 > >さすがフィルアさん。 >インバース最強の名を二つ継いでいる方です。 > 初代や四代目と並べられるほどの実力のお方ですから。 >>「コの世界をミてもソウだ。生きントスる者と滅ビんとスる者、ソれハ取リモ直さズオ前ジ身の現れダ。」 >>「・・・・・・・・・・・」 > >神族と魔族のことですか? >神と魔の争いはエル様の心の葛藤の現れという事ですか。 > この話ではそうですね。 >>「なっ!?」 >>だがソレはそこにいた。 >>「私の滅衝重破撃を超える力を受けたはずなのに・・・・・」 >>「しかもその瞬間アレから感じた力は・・・・・確かに混沌の力・・・」 >>「ソンなおマエがあレノ相手なドデキるはずもナい。仲マ、いヤ兄弟とモイエるアレのな。」 > >遺産は『古の者』が『大いなる古の者』の力の結晶を使って作り上げたものでしたよね? >でしたら『大いなる古の者』がエル様と起源を同じくしていたという事ですか? > こ、これもこの先の話で・・・・(焦) >>ついにでてきました古の者の遺産。 >>しかし描写が難しいですね。 > >いえいえ。大体のニュアンスは掴めました(笑) > ありがとうございます。 あんな拙い文でしたが。 >さて、 >邪神群の攻撃もものともせず、インバース家最強のフィルアさんの攻撃も効かない『古の者の遺産』 >対抗策はあるのか? >やはり必要なのでしょうか『四代目の研究』 >遺産を斃すために呼び込んだと思われるエル様の真意は? >それを止めに来たらしいアザートス様はなにを知っているのか? >リナさんの出番はいつ?!(コレが重要) >とまたまた続きが楽しみです。 > >今年も残り僅かとなりました。お体にはお気をつけて。 >ではまた。 いつもありがとうございます。 はやいもので今年ももう僅かしかありませんね。 それに体の芯まで冷えそうなほどの寒さになってきましたし。 ああ、コタツにはいってグータラと過ごしたい・・・・ それでは。 |
23751 | 遅くなりました。 | 猫楽者 E-mail | 2002/12/14 13:31:26 |
記事番号23704へのコメント >こんにちわ、棒太郎です。 こんにちは、棒太郎さん。 お元気ですか、猫楽者です。 すいません・・・・・・遅くなってしまいました。 続き♪ですね♪ いよいよ、この世界へと入り込んできた、『あの方』のご登場ですね。 >「これは・・・・・・・?」 >誰かがポツリと呟いた。 >「・・・・・・現れたか。」 >遥か過去を思い出すように、ツァトゥグアが目を細めた。 過去に、邪神の方々の世界で戦った時のことを、ツァトゥグアさまは思い出したのでしょうか。 邪神の方々と戦い、滅ぼされることも無く、封印されていた存在。 ついに激しい戦いが、始まってしまうのでしょうか。 >どさり > >何かが落ちてきた。 >突如として空中に現れ、そのまま慣性の法則で地面に落下してきた。 >わずかにそれは動いていた。 >「火竜王さまっ!!?」 あっ、火竜王さん、まだ生きていましたか。 空中に現れた、という事は、『あの方』が連れて来たのですか。 >「ぐ・・・・・あ・・・」 >苦悶にうめくヴラバザードの体は無惨にも抉り取られ、また超高熱で気化したように溶けていたりもした。 >「竜王ともあろう者をここまでするとは・・・・・・」 >背後にファルネーゼを庇いながら、ベルベインが呟く。 ベルベインさんの、仰る通りです。 性格と、行動はアレですが・・・・・・この世界の神族でトップクラスの『力』を持っていた火竜王さんが ズタボロ状態・・・・・恐ろしい程の『力』を持っているのですね。 >「探す手間が省けたというものです。」 >ナイアルラトホテップは普段と変わらぬたいどであったが、ちらりと火竜王をみて小さく笑った。 ナイアルラトホテップさま、明るく気さくな雰囲気から一変して・・・・・・邪悪な笑みを浮かべたのでしょうか(汗) 実力は、『邪神』の方々の中でも指折りのナイアルラトホテップさま・・・・・何をなさるおつもりですか。 >その瞬間、突如現れた禍々しい牙を持った黒い獣のようなモノが、倒れている火竜王を飲み込んだ。 >「何を!?」 >ファルネーゼが声をあげる。 >「楽にしてあげたまでですよ。」 >彼の一顕現といわれる<暗きもの>と呼ばれるモノを納めながら、そう笑った。 >「まあ、この世界の神の部下といえどもああなってはお終いですからね。生きて恥を晒すのも辛いでしょうし――」 >ニタリと、見る者の背筋を凍らせるような凄まじい笑みを浮かべる。 やはり・・・・・・『邪神』なのですね・・・・・。 役に立たない者は、処分する・・・・とか、目障りだから消えてもらった・・・ということなのでしょうか。 >そのとき、事の次第を見ていたガウリイが腰の斬妖剣を抜いた。 >「どうしたんだ?」 >レンドールの言葉に「・・・来る」とガウリイは呟いた。 ガウリイさんは、『敵』に注意を集中させていたようですね。 リナさん、今にも戦いが始まってしまいそうです。早くガウリイさんと合流してください。 > てけり・り てけり・り > >どこかから奇妙な声が聞こえた。 >「・・・来ましたか。」 >ボキリと拳を鳴らしながら、ナイアルラトホテップは呟いた。 >シュブ=ニグラスもサッと髪をかき上げ、構える。 >ツァトゥグアも腕組みをしてじっと空を睨みつけていた。 『邪神』の方々も戦闘準備を整えて、待ち構えているのでしょうね。 異世界の神と、異世界の神を滅ぼす為に創られた生体兵器の戦いが 赤の世界で始まろうとしているのですね。 > てけり・り > >いつの間にか目の前にソレはいた。 >虹色の光彩を放つ球体、表面はアメーバ状に蠢き、絶えず分裂と融合を繰り返して、くねくねとのたうっている。 >また蛇状の奇怪な触手がうねうり、そこかしこに伸びていくようであった。 >まるで悪夢の光景のようであった。 光り輝く滅びを、もたらす為の存在・・・・・・如何なる『力』を秘めているのでしょうか。 滅ぼすべき『敵』は、『邪神』の方々だけなのか。 それとも、誰かが与えた指令に従って、この世界そのものを終わらせようとしているのでしょうか。 >「これが・・・・・古の者の遺産。」 >「そして四代目が研究していたもの・・・・・ね。」 >インバース家の面々も身を構え、ソレと対峙する。 『邪神』の方々と、インバース家の方々の共同戦線ですね。 この方々が、共に手を携えて戦う(汗) どんな戦いが繰り広げられるのでしょうか(滝汗) >「さてと、どういく?ナイアルラトホテップ。」 >「どうもこうもないですね。昔と同じですよ。」 >シュブ=ニグラスの言葉に、ナイアルラトホテップはハハハと笑う。 >「私たちがガチンコやったらここ、ただじゃ済まないわよ。」 >「多少のことはやむなし、と許可を貰っています。」 >「OK。そんじゃま、じゃんじゃんバリバリいくわよ!」 >「・・・・・ラッキータイムだといいがな。」 >そう言うや、三人の邪神たちの姿が蜃気楼のように歪んだかと思うと、現れた奇怪な怪物たちがソレに喰らいついていった。 『邪神』の方々・・・・・・余裕ですね。 まさか・・・・・パチンコの心得のまであるとは・・・・・・。 シュブ=ニグラスさま、パチンコで勝てないと・・・・・切れて暴れそうで・・・・怖いのですが(冷汗) 圧倒的な『力』を、お持ちの方々の一斉攻撃! 『敵』は、どう対応するのでしょうか。 >黒い闇ともいえるものが何重にもソレに巻きつき、覆い被さっていた。 >だがしばらくして一気にその闇が弾けとんだ。 >「やっぱり生半なものじゃないわね〜。」 >右半身だけの姿のシュブ=ニグラスがやれやれと呟いた。 >「・・・・・まったくだ。」 >ツァトゥグアの声がしたが、その姿は見えない。 >「・・・・実体が虚無化してしまったようですね。もどるのはしばらくかかりますよ。」 >胸元に大きく穴が開いたナイアルラトホテップが言った。 え゛・・・・・っ(汗) あの方々の攻撃に、瞬時に反撃して・・・・・ダメージを与える・・・・・。 『対邪神用』に創られているだけあって・・・・・・恐ろしい程の『力』を、お持ちなのですね。 >「・・・・そんなのはわからないわ・・・・」 >「イヤ、わかル。”深淵の落とし子”ヨ。」 >「・・・・・・・・・・・」 『落とし子』・・・・・・何かから生まれた・・・・・何かの『力』の象徴?でしょうか。 クレア・バイブルの語った、『天空より落とされし』、とか、『在りし日の姿に戻る』、とかが関係するのでしょうか。 >「相変わらず厄介なモノですね。”恐るべき落とし子”よ。」 >そう呟いたとき、 ”恐るべき落とし子”。邪神の方々が、“恐るべき”と言うほどの『力』を集めて創られたのでしょうか。 >「ならこいつはどう?」 >フィルアから強大な魔力が紡がれる。 >「滅界崩烈陣(グランド・カタストロフ)!!!」 >すべてを呑み込むかのような破滅の力がソレに向かっていた。 >白い光が辺りを包み込み、閃いた。 インバース家の方も参戦ですね。いきなりこの攻撃・・・・・・さすがフィルアさん(汗) >「コの世界をミてもソウだ。生きントスる者と滅ビんとスる者、ソれハ取リモ直さズオ前ジ身の現れダ。」 >「・・・・・・・・・・・」 エルさまは、在り続けたいという思いと、滅びを望む思いとを、持っているのでしょうか。 在り続けたいという思いが神族を、そして、滅びを望む思いが魔族を表しているのですか。 光と闇の狭間・・・・・人間は、どういう意味を持つのでしょう。 >「なっ!?」 >だがソレはそこにいた。 >「私の滅衝重破撃を超える力を受けたはずなのに・・・・・」 >「しかもその瞬間アレから感じた力は・・・・・確かに混沌の力・・・」 混沌の力・・・・・・対邪神用として・・・・・恐ろしいものを・・・・・(汗) 確かに・・・・混沌の力を自由に使えるのであれば・・・・・・無敵ですね(滝汗) >「ソンなおマエがあレノ相手なドデキるはずもナい。仲マ、いヤ兄弟とモイエるアレのな。」 エルさまは、この混沌の世界そのもの・・・・・だと思っていたのですが・・・・・・。 そのエルさまと、兄弟・・・、謎ですね〜。 混沌を統べている方々よりも、大きな力をお持ちの方がいらっしゃる、とかでしょうか。 >ついにでてきました古の者の遺産。 >しかし描写が難しいですね。 >わたしにはラヴクラフト先生たちのようにうまくはできませんね。 >それでは。 混沌の力を操る、『古の者の遺産』は、どうやって創られたのか。 制御方法は、あるのでしょうか。 エルさまとの関わりは・・・・・。 とても気になります〜。 面白かったです〜。 寒くなってまいりましたね、お体にお気をつけて、お元気で。 では、失礼します。 |
23809 | こちらも遅くなりました。 | 棒太郎 | 2002/12/17 10:07:04 |
記事番号23751へのコメント >こんにちは、棒太郎さん。 >お元気ですか、猫楽者です。 >すいません・・・・・・遅くなってしまいました。 こんにちわ、猫楽者さん。 こちらも遅くなって申し訳ありません。 > >>どさり >> >>何かが落ちてきた。 >>突如として空中に現れ、そのまま慣性の法則で地面に落下してきた。 >>わずかにそれは動いていた。 >>「火竜王さまっ!!?」 > >あっ、火竜王さん、まだ生きていましたか。 >空中に現れた、という事は、『あの方』が連れて来たのですか。 > 意外としぶとい火竜王さん。 結構しつこい性格なのでしょうね。 >>「ぐ・・・・・あ・・・」 >>苦悶にうめくヴラバザードの体は無惨にも抉り取られ、また超高熱で気化したように溶けていたりもした。 >>「竜王ともあろう者をここまでするとは・・・・・・」 >>背後にファルネーゼを庇いながら、ベルベインが呟く。 > >ベルベインさんの、仰る通りです。 >性格と、行動はアレですが・・・・・・この世界の神族でトップクラスの『力』を持っていた火竜王さんが >ズタボロ状態・・・・・恐ろしい程の『力』を持っているのですね。 > 邪神たちも苦戦したシロモノですから。 竜王ぐらいじゃ物凄く荷が重いでしょう。 >>「探す手間が省けたというものです。」 >>ナイアルラトホテップは普段と変わらぬたいどであったが、ちらりと火竜王をみて小さく笑った。 > >ナイアルラトホテップさま、明るく気さくな雰囲気から一変して・・・・・・邪悪な笑みを浮かべたのでしょうか(汗) >実力は、『邪神』の方々の中でも指折りのナイアルラトホテップさま・・・・・何をなさるおつもりですか。 > なんだかんだいって『這い寄る混沌』で盲目白痴の主神の使者ですから。 >>その瞬間、突如現れた禍々しい牙を持った黒い獣のようなモノが、倒れている火竜王を飲み込んだ。 >>「何を!?」 >>ファルネーゼが声をあげる。 >>「楽にしてあげたまでですよ。」 >>彼の一顕現といわれる<暗きもの>と呼ばれるモノを納めながら、そう笑った。 >>「まあ、この世界の神の部下といえどもああなってはお終いですからね。生きて恥を晒すのも辛いでしょうし――」 >>ニタリと、見る者の背筋を凍らせるような凄まじい笑みを浮かべる。 > >やはり・・・・・・『邪神』なのですね・・・・・。 >役に立たない者は、処分する・・・・とか、目障りだから消えてもらった・・・ということなのでしょうか。 > 目の前のゴミを拾って捨てた――みたいな感覚ですね。 >>そのとき、事の次第を見ていたガウリイが腰の斬妖剣を抜いた。 >>「どうしたんだ?」 >>レンドールの言葉に「・・・来る」とガウリイは呟いた。 > >ガウリイさんは、『敵』に注意を集中させていたようですね。 >リナさん、今にも戦いが始まってしまいそうです。早くガウリイさんと合流してください。 > 彼のカンは邪神以上ですから。 >> てけり・り てけり・り >> >>どこかから奇妙な声が聞こえた。 >>「・・・来ましたか。」 >>ボキリと拳を鳴らしながら、ナイアルラトホテップは呟いた。 >>シュブ=ニグラスもサッと髪をかき上げ、構える。 >>ツァトゥグアも腕組みをしてじっと空を睨みつけていた。 > >『邪神』の方々も戦闘準備を整えて、待ち構えているのでしょうね。 >異世界の神と、異世界の神を滅ぼす為に創られた生体兵器の戦いが >赤の世界で始まろうとしているのですね。 > 時を越え、次元を越えてかつての戦いが再び――ですね。 >>「これが・・・・・古の者の遺産。」 >>「そして四代目が研究していたもの・・・・・ね。」 >>インバース家の面々も身を構え、ソレと対峙する。 > >『邪神』の方々と、インバース家の方々の共同戦線ですね。 >この方々が、共に手を携えて戦う(汗) >どんな戦いが繰り広げられるのでしょうか(滝汗) > まあ、絶対敵に回したくない者たちばかりですから。 >>「さてと、どういく?ナイアルラトホテップ。」 >>「どうもこうもないですね。昔と同じですよ。」 >>シュブ=ニグラスの言葉に、ナイアルラトホテップはハハハと笑う。 >>「私たちがガチンコやったらここ、ただじゃ済まないわよ。」 >>「多少のことはやむなし、と許可を貰っています。」 >>「OK。そんじゃま、じゃんじゃんバリバリいくわよ!」 >>「・・・・・ラッキータイムだといいがな。」 >>そう言うや、三人の邪神たちの姿が蜃気楼のように歪んだかと思うと、現れた奇怪な怪物たちがソレに喰らいついていった。 > >『邪神』の方々・・・・・・余裕ですね。 >まさか・・・・・パチンコの心得のまであるとは・・・・・・。 >シュブ=ニグラスさま、パチンコで勝てないと・・・・・切れて暴れそうで・・・・怖いのですが(冷汗) >圧倒的な『力』を、お持ちの方々の一斉攻撃! >『敵』は、どう対応するのでしょうか。 > 大変な事態だけどどこか楽しんでるふしもありますね。 冷静に物事をみているのでしょう。 >>黒い闇ともいえるものが何重にもソレに巻きつき、覆い被さっていた。 >>だがしばらくして一気にその闇が弾けとんだ。 >>「やっぱり生半なものじゃないわね〜。」 >>右半身だけの姿のシュブ=ニグラスがやれやれと呟いた。 >>「・・・・・まったくだ。」 >>ツァトゥグアの声がしたが、その姿は見えない。 >>「・・・・実体が虚無化してしまったようですね。もどるのはしばらくかかりますよ。」 >>胸元に大きく穴が開いたナイアルラトホテップが言った。 > >え゛・・・・・っ(汗) >あの方々の攻撃に、瞬時に反撃して・・・・・ダメージを与える・・・・・。 >『対邪神用』に創られているだけあって・・・・・・恐ろしい程の『力』を、お持ちなのですね。 > 邪神たちが総動員されるぐらいですから。 その力は侮り難いですよ。 >>「・・・・そんなのはわからないわ・・・・」 >>「イヤ、わかル。”深淵の落とし子”ヨ。」 >>「・・・・・・・・・・・」 > >『落とし子』・・・・・・何かから生まれた・・・・・何かの『力』の象徴?でしょうか。 >クレア・バイブルの語った、『天空より落とされし』、とか、『在りし日の姿に戻る』、とかが関係するのでしょうか。 > そ、それは次回以降で・・・・・(焦) >>「相変わらず厄介なモノですね。”恐るべき落とし子”よ。」 >>そう呟いたとき、 > >”恐るべき落とし子”。邪神の方々が、“恐るべき”と言うほどの『力』を集めて創られたのでしょうか。 > その力からつけられたものですね。 >>「ならこいつはどう?」 >>フィルアから強大な魔力が紡がれる。 >>「滅界崩烈陣(グランド・カタストロフ)!!!」 >>すべてを呑み込むかのような破滅の力がソレに向かっていた。 >>白い光が辺りを包み込み、閃いた。 > >インバース家の方も参戦ですね。いきなりこの攻撃・・・・・・さすがフィルアさん(汗) > インバース家の歴代最強の一人ですから(笑) >>「コの世界をミてもソウだ。生きントスる者と滅ビんとスる者、ソれハ取リモ直さズオ前ジ身の現れダ。」 >>「・・・・・・・・・・・」 > >エルさまは、在り続けたいという思いと、滅びを望む思いとを、持っているのでしょうか。 >在り続けたいという思いが神族を、そして、滅びを望む思いが魔族を表しているのですか。 >光と闇の狭間・・・・・人間は、どういう意味を持つのでしょう。 > この心の葛藤、Lの過去と関わっています。(この話では) >>「なっ!?」 >>だがソレはそこにいた。 >>「私の滅衝重破撃を超える力を受けたはずなのに・・・・・」 >>「しかもその瞬間アレから感じた力は・・・・・確かに混沌の力・・・」 > >混沌の力・・・・・・対邪神用として・・・・・恐ろしいものを・・・・・(汗) >確かに・・・・混沌の力を自由に使えるのであれば・・・・・・無敵ですね(滝汗) > たまったものじゃないでしょう。 >>「ソンなおマエがあレノ相手なドデキるはずもナい。仲マ、いヤ兄弟とモイエるアレのな。」 > >エルさまは、この混沌の世界そのもの・・・・・だと思っていたのですが・・・・・・。 >そのエルさまと、兄弟・・・、謎ですね〜。 >混沌を統べている方々よりも、大きな力をお持ちの方がいらっしゃる、とかでしょうか。 > こ、これも次回以降に・・・・(焦×2) >混沌の力を操る、『古の者の遺産』は、どうやって創られたのか。 >制御方法は、あるのでしょうか。 >エルさまとの関わりは・・・・・。 > >とても気になります〜。 >面白かったです〜。 > >寒くなってまいりましたね、お体にお気をつけて、お元気で。 >では、失礼します。 > いつもありがとうございます。 この年末はなにかと忙しいのですが、なんとかがんばっていきたいと思います。 それでは猫楽者さんもお体に気をつけて。 |