◆−不思議の夜(予告)−リア (2002/12/4 21:36:08) No.23618 ┗不思議の夜 1−リア (2002/12/4 21:39:58) No.23619 ┗また、リアちゃんのお話が読めるのね♪−リナ&キャナ (2002/12/6 21:00:46) No.23637 ┗はいにゃv−リア (2002/12/9 18:58:26) No.23677
23618 | 不思議の夜(予告) | リア E-mail URL | 2002/12/4 21:36:08 |
お久しぶりですv もしくは初めまして?(聞くな) ほんっとうに今更ですが、ハロウィンネタ行かせてください。 と言うか、生き恥晒させてください(笑) はい。若い内に恥かいとかないとろくな大人にならないと言いますし(担任談) カップリングは、一応なしの方向で。 ですが私が書くものなので、もしかしたら、リナ絡みのカップリングに発展してしまうかもです(汗) 私を知ってる人なら分かると思いますが、まあ生温かく笑って、「まただよ、こいつは」とか思っといてください(失笑) あとあと、微妙な設定なので、苦手だなと思った時点で読むのやめた方がいいと思います(^^;) 「特殊」ではなく「微妙」な設定です。 登場人物は、リナ・ガウリイ・アメリア・ゼル・シルフィール・フィリア・ゼロス・ルーク・ミリ―ナ。 舞台は、現代版のアメリカ辺り?(聞くな)(←だって断定するには粗がありすぎて/苦笑) そして今回の目標は! 登場人物多くても、中篇くらいにまとめつつそれぞれのキャラをちゃんと動かす!です。 どうしても人数多いと長編になりがちで、ひとつのセリフをみんなで均等に分けたり(笑)やたらにハモらせたりしちゃいがちじゃないですか。 それを克服するためにちょっとチャレンジしてみます。 既に負け犬覚悟のリアですが。よろしければしばしお付き合いくださいませv |
23619 | 不思議の夜 1 | リア E-mail URL | 2002/12/4 21:39:58 |
記事番号23618へのコメント 不 思 議 の 夜 魔物の胸には、おびただしい数のくいが突き刺さっていて、2度と立ち上がることはないだろうと思われた。 現実と非現実の交錯するたったの一夜。 来訪者は礼儀正しくノックをしてやってきた。 「おかし?それともいたずら?」 可愛らしい声で紡がれる常套句に、部屋の中は穏やかな笑いで充たされた。 今日はハロウィン。 試行錯誤した姿が目に浮かぶ、ユニークな仮装をした近所の子供達が、バスケットを持ち、灯りの点る家々の戸を叩くのだ。 午後9時過ぎ、パーティーも落ち着いてきた頃のこのノックもまた。 多少出遅れたのだろう声の主は、なんの仮装をしているだろうか? 「ピーターパンじゃねぇか?今年は随分人気があったからな。ほらあそこ、“ウォーター・ムーン”の隣りに住んでるチビたちが、どっちがやるかでもめてたぜ」 「おお、それならオレも見たぞ。結局最後には2人揃ってピーターパンやってたよな?でもよ。今の声は女の子だろ?女の子ならE・Tとかやりたがらないか?普通。リメイク版もでたことだし」 「何処の世界の常識だそりゃ?もっと頭を働かせるんだな、2人とも。こんな時間に来たんだ、きっと手の込んだ仮装に違いない。と言うことは、着ぐるみとか、モンスターの類じゃないか?例えば・・・」 『GOZILA!』 声をハモらせて馬鹿笑いをあげる男性陣。どうやらすっかり酔いが回っているようだった。ルークやガウリイはともかく、ゼルガディスの馬鹿笑いなんて、そうそう見られるものではない。これもハロウィンの魔力か。 それぞれの予想が決まったところで、ピザの代金を賭ける男性陣に苦笑いを浮かべながら、ひとりの女が立ち上がる。 挨拶をしつつ扉を開けると、風が吹いて、彼女の長い黒髪をなびかせた。 暖かい部屋に風を撒き散らして、そこに現れたのは。 多分、なんの仮装もしていない、ただの女の子だった。 多分と言うのは他でもない。その少女の格好が微妙に判断に困るようなものだったからだ。 17世紀を思わせるデザインの、金の刺繍が施された、黒を基調にしたワンピース。だが履いているのはそれにはなんとも不釣合いな、コンバースのオールスターだった。 赤い髪に、同じ色の瞳。剥き出しの肩は、痛ましいほど細く、そして白かった。 仮装はしていないのだろう。(敢えて言うなら小さな魔女のようだ)だがその少女は。なんとも言えない、異形のもののようだった。 仮にその姿を評すなら、 と言うか、その場にいた全員が、即座に思ったのは。 人間の仮装をした魔物。 それに他ならなかった。 「こんばんは、小さなお客さま」 やはりと言うかなんと言うか。最初に我に返ってそう言ったのは、このメンバーの中で、一番順応性の高いガウリイだった。 「・・・・・おかし?それともいたずら?」 返されたのは、先ほどと同じ言葉。軽く首を傾げて、疑問符のサイズが少し大きくなったようではあったが。 その可愛らしい姿に、ようやく部屋の中の空気が和んだ。 「シルフィールさん、中にお招きしましょうよ」 アメリアの提案にフィリアも頷いた。 「それは良いですね。ねえ、あなたお名前は?」 問い掛けられて、少女はその言葉の意味を図るかような間を落とした。 ややあって、 「リナ」 少女は名もない不思議な少女から、リナという不思議な少女へと変わった。 「それじゃあリナさん。おうちは大丈夫?すぐ帰らないといけないかしら?」 ミリーナがシルフィールの隣りに立って、身を屈めながら問い掛けた。少女は、恐らく15に届くか届かないかくらいの年齢だったが、それよりもっと幼く見えた。細すぎる骨格の所為でもあるだろうが、何よりそれを顕著にさせたのは、その、首を傾げるときの表情だった。 「・・・・・・・夜が明けるまでに帰れば、だいじょうぶだけど」 その言葉に応え、ルークが弾けるように笑った。 「おーけい。それじゃあ今夜はクールに行こうぜ。勿論、おかしもいたずらもアリだ」 そう言って手を引きながら、彼がリナにウインクを送る。リナも、そこでようやく笑った。 騒々しい住人ばかりのアパートと、気の良い夫婦が経営する不動産屋の間にはさまれた、青い屋根の家は今夜、不思議な来訪者を招き入れた。 日常と非日常が交錯するたったの一夜。 今宵は何が起こっても、それと受け入れなさい。 さて・・・・迷いはありませんか? |
23637 | また、リアちゃんのお話が読めるのね♪ | リナ&キャナ E-mail | 2002/12/6 21:00:46 |
記事番号23619へのコメント こんばんは〜〜〜♪ >「ピーターパンじゃねぇか?今年は随分人気があったからな。ほらあそこ、“ウォーター・ムーン”の隣りに住んでるチビたちが、どっちがやるかでもめてたぜ」 ・・・さっきまで、TVでピーターパンやってたな・・・ >「おお、それならオレも見たぞ。結局最後には2人揃ってピーターパンやってたよな?でもよ。今の声は女の子だろ?女の子ならE・Tとかやりたがらないか?普通。リメイク版もでたことだし」 あたし・・・ E・Tはやだぞ・・・ >『GOZILA!』 >声をハモらせて馬鹿笑いをあげる男性陣。どうやらすっかり酔いが回っているようだった。ルークやガウリイはともかく、ゼルガディスの馬鹿笑いなんて、そうそう見られるものではない。これもハロウィンの魔力か。 他の2人はともかくとして、ゼルガディスの馬鹿笑い・・・ その様子を見てみたい気が・・・ >仮にその姿を評すなら、 >と言うか、その場にいた全員が、即座に思ったのは。 > > > > 人間の仮装をした魔物。 ・・・ ・・・・・・ こわぁ・・・ でも・・・やっぱり、独特の雰囲気を漂わせてて・・・ >やはりと言うかなんと言うか。最初に我に返ってそう言ったのは、このメンバーの中で、一番順応性の高いガウリイだった。 順応性・・・かなぁ? >「・・・・・おかし?それともいたずら?」 >返されたのは、先ほどと同じ言葉。軽く首を傾げて、疑問符のサイズが少し大きくなったようではあったが。 精神年齢が下がってる・・・(をーい) >「おーけい。それじゃあ今夜はクールに行こうぜ。勿論、おかしもいたずらもアリだ」 >そう言って手を引きながら、彼がリナにウインクを送る。リナも、そこでようやく笑った。 ・・・ ・・・・・・似合わねぇ・・・(待てぃ) きゃ〜〜〜〜〜!!!! またお話が読めるのね!!あたし、うれしいわ〜〜(キャラクター変わってるぞをい) では、失礼します(ペコリ) |
23677 | はいにゃv | リア E-mail URL | 2002/12/9 18:58:26 |
記事番号23637へのコメント うぃ〜っすv レスありがと&遅れてごめん(^^;) >・・・さっきまで、TVでピーターパンやってたな・・・ そーなの?でもでぃずにーのピーターパンって苦手(^^;) やっぱ原作がいいよね。あと、スピルバーグの「フック」って知ってる? あれは好き〜v >あたし・・・ >E・Tはやだぞ・・・ 私も・・・(笑) でもまあ、そこはほら。ガウリイだしv >他の2人はともかくとして、ゼルガディスの馬鹿笑い・・・ >その様子を見てみたい気が・・・ いや、ちょっと放送禁止だから(殴っ) >・・・ >・・・・・・ >こわぁ・・・ >でも・・・やっぱり、独特の雰囲気を漂わせてて・・・ ・・・独特?そーかなー(^^;) クセが強くて読み辛いとはよく言われるけど・・。 ごめんね(;;) >順応性・・・かなぁ? なんも考えてないだけって案が濃厚(笑) >精神年齢が下がってる・・・(をーい) まーまー、気にしないで(こら) そーゆー話だからv >・・・ >・・・・・・似合わねぇ・・・(待てぃ) いいのっ!(^^;) 彼もたまにはこーゆーキャラになってみたりするのっ!(強引/笑) 書き始めていきなり凍結状態でごめんなさい☆ ちゃんと書き上げるんで、まあ暇があるときにでも付き合ってあげてねv それでは♪ |