◆−せかいが うまれた ひに。−むくぅ (2002/12/25 12:44:52) No.23985 ┗メリークリスマス♪−白河綜 (2002/12/25 18:08:00) No.23990 ┗めりぃくるしみますっ♪(古典的)−むくぅ (2002/12/26 21:40:11) No.24026
23985 | せかいが うまれた ひに。 | むくぅ E-mail URL | 2002/12/25 12:44:52 |
おおおおおおおお久しぶりですッ!(裏声) 最近すっかりご無沙汰してたむくぅなのです!(震) 投稿小説の方では初めましてと言った方がいいかもしれないお年頃です!!(混乱しすぎ) あわわわわ。 「……それで、8月待つ辺りから放っておいてある長編(しかも一話しかまだ書いていない)は未だ放って置きっぱなしなわけね」 うっ、その声は女将さん!? 「違うわよっ!」 ではアポトキシン4869を作った科学者さん…… 「さらに違うッ!」 冗談です。リナ=インバースさんでいらっしゃいますよね? 「……火炎球(ファイヤー・ボール)」 ずどぅむ。 「………」 ……よし復活ッ! 「早ッ!」 ちっちっち。伊達に何回も吹っ飛ばされていたわけじゃありませんぜ! 「あんたは一体ドコのキワモノよッ!?」 割りと東北在住です。ちなみに今いる部屋は暖房ありません。火炎球で吹っ飛ばされてちょうどよかったぐらいですよッ! 「ああああああ常識が根本的に崩されていくっ!」 それでは前置き長くて申し訳ございません。 クリスマスなので思わず投稿してしまいます。「せかいが うまれた ひに。」よろしければ最後までお付き合い下さいっ。 =================================== ふわり。 空に舞う。夜に。 魔道士協会――世界中に支部があり、本部がないというその奇妙な組織である。 そのひとつ。 この町の『それ』はあまり規模が大きくなく、町政に携わるほど権力も持っていない。町自体が小さいという説もあるが、それはそれとする。 ――浮遊(レビテーション)。 その呪文は簡単な構成だが、アレンジを加えることによって如何にでもなる、面白い呪文の一つである。 だが、彼女はアレンジを使わずに、普通の浮遊を使うことにした――速さを競っているわけでもないので。 協会の屋根の上に降りて、持ってきたバスケットを置く。 ……夜の風は、ひやりと冷たかった。 小さなこの町でも、この日ばかりはにぎわう。 年に一度。二日だけのお祭り――今日は、その特別な日。 アトラス・シティやらプロキアム・シティやら――とまでは行かないが、明り(ライティング)の光が町中を照らし、朝までにぎわう勢いだ。 ……前準備は死ぬほど大変だったが。 短い髪をぐいと引っ張って目の前に持ってくると、彼女ははぁとため息をついた。 「あぁぁぁー、髪が白く染まってるッス。ショックッス……」 「――おーい」 「んぁ」 「何。『んぁ』って」 呼びかけに、変な声を漏らすと、声に苦笑が混じった。 声の主は、屋根の下。 「評議長! お仕事終わったッスか!?」 「まぁ、そーいうことだな。 ここにいるってことは。 他の奴らも、どんどんやってくると思うぞ」 「そのうち此処も騒がしくなるッスね」 笑えば。 ふわり。 屋根の上に、声の主がやってきた。 ――評議長。 そう自分が呼んだ彼は、笑う自分を見てから、屋根の下を見下ろした。 「此処からだと、町中が見渡せるな」 「そッスねェ」 建物自体はあまり高くないけれど、坂の上にあるこの協会は、屋根の上から町中を見下ろせるほどに、高いところにある。 「そのバスケットは?」 「パンとお酒――ワインです。飲むッスか?」 「あぁ、ちょっと頂くよ――君は?」 「自分は酒は飲まないッスから……後から来た人たちに振舞うつもりで。 自分、野菜しか食べなくても生きていけるッス。ていうか食べないでも、一週間は持つッス」 「燃費がいいんだね。君」 ちょっと、と言いつつ水のようにワインをあおりながら、評議長は言った。 「自分が、というよりも……エルフの血ッス。エルフは偏食でも割りと不健康じゃないッス。 レタスだけで生きていける人もいるッス。 自分は半分だけですけど」 「――そっか」 「そッス」 黒い空はたくさんの魔法の明りに照らされて青く見えた。人々のざわめきが伝わる―― 屋根の上は、少し寒かった。 「里を出て、もう十年にもなるッスねぇ……」 「……」 「半人の半エルフなんて、どっちつかずで…… エルフの里からは人の血が入っていると嫌われて、一部の人間たちからは見世物扱い。 あの頃は、生きる意味がないんじゃないかって、本気で思ってたッス」 「……」 評議長は、応えない。 ただ、不思議な表情でこちらを見返してくるだけだった。 「でも。 評議長が自分のこと拾ってくれたッスから」 「……俺は大したことをしたわけじゃないよ」 「でも凄い嬉しかったッス。感謝ッス。 一生かかっても恩に報おうと思ったッス」 「―― 君が街道に倒れてたのも、この日だったな」 恥ずかしかったのか、それとも酒のせいだろうか。 顔を赤くしながら、彼はまた屋根の下――町の方に目を向けた。 「そうなんですか? ……エルフの里には、こんな行事はなかったッスから……」 「そういえば、このイベントについて改まって話してことはなかったような気がするな……」 「どういう謂れがあるんッスか?」 「この日に世界が生まれた――とか。 そういう伝説なんだよ。確か。 昨日はその前夜。世界が生まれる前の日ってこと」 「世界がないなら夜も昼もないから、前夜って言うのはおかしいんじゃないッスか?」 「俺に聞かれても困るけど。俺がこの話を作ったわけじゃないし」 「……それもそッスね。あ。自分もちょっと飲むッス」 「酒は飲まないんじゃなかったのか?」 「今日は特別な日らしいッスから、自分も特別なことをするッス」 「……ま。いっか。 ほら、グラス出して」 「うッス。頂くッス」 慌てたように彼女はスッとグラスを差し出した。 がっ。 『あ。』 声がハモる。 バスケットに肘がぶち当たっていた。 もちろん。バランスの悪い屋根の上。 落ちる。 がっす。 「ぐはッ……」 ………… 今。何か不吉な音がした。 しかも、聞き覚えのある声での悲鳴もした。 どうやら、見事命中してしまったようである。 「あぁあぁぁあッ?! サンドリットさんッスか、もしかして!?」 「……ジェーア、お前のことはきっと忘れない……」 「まだ大丈夫ッス! 傷は浅いッスッ!」 まぁ、こんな感じで。 とある町のとある坂の上、とある魔道士協会で。 ……お祭りの夜は更けていく。 魔法の光に、照らされて…… =================================== 「……スレイヤーズは?」 ぎっく。 「スレイヤーズはどこだ。スレイヤーズは。」 世界観辺りが。 「待たんかぁぁぁぁぁッ! 主人公チーム根こそぎ登場していないだろうがッ!」 がふっ!(吐血) 「しかもオリキャラはオリキャラで全員初出! その上に名前も出ていない! 話の脈絡がちっとも解らんッ! タイトルも意味不明で、しかも短いッ! ……いいとこ一つもないな。お前」 て、的確に痛いところをツッコんで来ますね……さすがゼルガディスさんっ! 魔剣士と呼ばれた男! 「……いや、そんなんで流石とか言われても、欠片も嬉しくないんだが……」 でもヘタレ。 「ヘタレ言うな! 大体俺のどこがヘタレだ!?」 アニメ版では全体的にヘタレかと。 「…………………………………………………………………………」 ま、それはともかく。 短さについては……今日思いついて今日書いて、今日仕上げた話なのでどうしようもないかと。 「……インスタント食品か。この話は」 三分以上はかかっていると思いますが。 クリスマスってことで、オリジナルを考えてたんですけど(スレ界にクリスマスがあるのか謎なので)、でもスレイヤーズに。最近色んなジャンルに流れてて自分が何のジャンルの人間なのかわからなくなってきたので。 「……弱ッ」 この話を書くために、愛は強しを取りに隣の部屋まで。 「……町の名前を調べるためか」 それはともかく。 此処まで読んで下さった方、まことに有難うございました(礼) それではメリークリスマスでむくぅなのでした。逃走ッ! 「いきなりシメるな!」 ではではッ! 「待てッ! 貴様にはまだまだ言うことがたくさんあるッ!」 (終幕) |
23990 | メリークリスマス♪ | 白河綜 URL | 2002/12/25 18:08:00 |
記事番号23985へのコメント はーっはっはっはっ!! ついに出てきましたねむくぅさんっ!! ここで逢ったが100年目っ!! さくさくっとレスを―――― めぎっ。 ウ「イヤン☆ なんで聖なる日にストーカーなんテしてるのカナイタチチャン?」 グ「全く、なんて無粋な事を…………こんな日くらい大人しくしているべきだと思うけどね」 ぐふっ……! 痛い……痛いですよ二人ともっ!!(半泣き) ちうか、なんでその聖なる日にまで殴られなきゃならないんですかっ!!(滝涙) と、とりあえず血をだくだくと流しつつこんにちはv こちらではお久しぶりです、白河綜なのですvv(にっこり) グ「…………とりあえず、その状態で微笑みなおかつ語尾にハートマークを付けるのはどうかとおもうけどね?」 ウ「同感」 こんなふうにしたあんたらが言うなっつーに。 ちゅうわけで感想、いきます!! > 短い髪をぐいと引っ張って目の前に持ってくると、彼女ははぁとため息をついた。 >「あぁぁぁー、髪が白く染まってるッス。ショックッス……」 >「――おーい」 >「んぁ」 >「何。『んぁ』って」 あああああ(汗) 女性なのにっ。一応(待て)女性なのに『んぁ』なんてっ!! …………なんか素敵ですv(をい) きっとこの調子でいけば別の意味不明な言葉も出てきそうな予感が(以下都合により省略←待て) >「自分が、というよりも……エルフの血ッス。エルフは偏食でも割りと不健康じゃないッス。 > レタスだけで生きていける人もいるッス。 > 自分は半分だけですけど」 >「――そっか」 >「そッス」 そ、それは何処かの高笑いが素敵な偏食エルフ!?(汗) ――――って、そっちで有名なんですねメンフィスさん(爆) > がっす。 > >「ぐはッ……」 > > ………… > > 今。何か不吉な音がした。 > しかも、聞き覚えのある声での悲鳴もした。 > どうやら、見事命中してしまったようである。 >「あぁあぁぁあッ?! サンドリットさんッスか、もしかして!?」 >「……ジェーア、お前のことはきっと忘れない……」 >「まだ大丈夫ッス! 傷は浅いッスッ!」 ああああああああああああっ(汗) せ、聖なる夜はやっぱり血みどろなの!?(爆死) ウ「ンフv やっぱそうそう簡単に幸せにハなれないモノなのネv」 な、なんか違う気がしないこともないんだけどウィンちゃんっ!?(汗) グ「気のせいじゃない?」 あああああっ、そんなあっさりと…………(汗) で、では短いのですが今回はこの辺りでっ(汗) メリークリスマス! 受験も大詰め、後少しです。お互いがんばりませうvv(>□<) ではでは。 白河綜でしたvv |
24026 | めりぃくるしみますっ♪(古典的) | むくぅ E-mail URL | 2002/12/26 21:40:11 |
記事番号23990へのコメント > はーっはっはっはっ!! > ついに出てきましたねむくぅさんっ!! ふははははは上手くおびき出されてくれたようですねっ! 白河さんッ!(何) ここはやはり決め時ですっ! 一気にレス返しにかか…… すっぱんっ。 「切れ味ばっちり。流石職人の腕」 「……ただの食事用のナイフに見えるんダケド」 「いやまぁそうなんだけど。気分は気分ってことで」 「しかし綺麗にイったネ。人体切断。コイツが人類なのかは甚だ疑問ダケド」 あああああああ軽やかに殺人罪を犯さないで下さいお二人ともぉぉッ! 「殺『人』……いや、イっても動物虐待ぐらい?」 「虐待? すっぱり殺しちゃってるヨ。評議長」 「あー、そういえばそーかも。でもむくぅだし」 ……………ヒト扱いされてない……(涙) 長い間潜伏(潜伏て)してたせいかパゥワァ・アップしてるッ……! 「うわぁ、向こうさんもスゴいことになってる……どうせなら一緒にこっちのコレを殲滅しません? ウィンさんと……それに向こうの覇王神官(プリースト)くん♪ まぁそんなわけで、ハーリアです(礼)」 「めちゃくちゃ脈絡ナイ挨拶だし…… ともあれ、グロゥです」 ……あううううう(涙) それでは、レス返し行きますッ!(前振り長ッ!) > 女性なのにっ。一応(待て)女性なのに『んぁ』なんてっ!! > …………なんか素敵ですv(をい) きっとこの調子でいけば別の意味不明な言葉も出てきそうな予感が(以下都合により省略←待て) 『にょっ』とか。『ぷきゅうv』とか。それから『は(ぐしゃっ) 「クリスマスはもぉ過ぎちゃったケド、一応クリスマスっぽくケーキでイってみましタ」 「……ケーキ、ローソク立ってなかった?」 >高笑いレタス偏食エルフ(爆) そうですそっちで有名なのですッ!(笑) もちろんミルガズィアさんも有名な方向で。 「いや。方向ッテ」 「どの方向?」 > ああああああああああああっ(汗) > せ、聖なる夜はやっぱり血みどろなの!?(爆死) >ウ「ンフv やっぱそうそう簡単に幸せにハなれないモノなのネv」 > な、なんか違う気がしないこともないんだけどウィンちゃんっ!?(汗) >グ「気のせいじゃない?」 > あああああっ、そんなあっさりと…………(汗) なるほどッ! クリスマスだってぇのにちっとも気分はクリスマスじゃなかったようなむくぅ家もそういう理由でクリスマスじゃなかったんですねっ!?(誤爆) 「いや。ワケ解んないしサ。チョット大丈夫?」 「まぁそんなものだと思うよ。聖夜は血みどろッ! このジンクスからきっとヒトは逃れられないと……」 いやいやいやいやいや。そんな伝説作られても困りますッ! 「別に伝説ってわけじゃないんだけど……」 > メリークリスマス! > 受験も大詰め、後少しです。お互いがんばりませうvv(>□<) 頑張りますっ! 頑張って下さいッ! クリスマス中にレス返しできずにちょっと悔しかったりもッ!(爆) そんなわけで、むくぅなのでした♪ でわでわ。 |