◆−血の後継者 第26話 〜昔のおはなし〜−羅琴みつき (2002/12/25 20:40:19) No.23995
 ┗Re:血の後継者 第26話 〜昔のおはなし〜−D・S・ハイドラント (2002/12/26 12:59:01) No.24004
  ┗だるせーにょ(意味不)−羅琴みつき (2002/12/26 21:53:13) No.24027


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23995血の後継者 第26話 〜昔のおはなし〜羅琴みつき E-mail 2002/12/25 20:40:19


こんばんはー、みつきでぅす。
明日は終業式!!冬休みだよ、やったい。

えらい前と間あいてしまいました;あ、いつものことですか。
もう少しで終わるんだけどな…。
今回は番外編ちっくで、レポートをお送りします。下にいくにつれ、どんどん詩化。短いですけど、本編で最初にくっつけようと思ったら長さが半端になったので。

いやー、暗いなー。

それでは、これまでお話はいつもどおり、著者別にてお願いします。









『血の後継者』
第26話
〜昔のおはなし〜




かつて。
天血者でも、悪血者でも、平血者でもない、一人の人物がいた。
血の命を受け、世界と自らを破壊するために存在した、魔の王。
個人で絶対的な力を持っていた王は、三種族共通の敵。力の無い平民は、天使と悪魔に頼るほかなく、また天使と悪魔も協力して王の討伐に励んだ。
両者の尊敬されようは、ものすごいものであった。
何年何十年、何代にもわたる戦いの勝利後、尊敬と羨望の眼差しはさらに拍車をかけた。


けれど『血』というものは恐ろしく。
天使は異常なまでの正義心を持ち、無力な平民を助け、王が消えたその時、『他を護ること』を求めた。
そしてその思想は血を伝い――――

世界に、もっとも早く流れる噂が生まれた。






『悪魔は王とつながりがあったらしい…。王の思想を継いだそうだ』






恐慌再び。

一度植え付けられた恐怖は、どれだけの年月が過ぎようと、忘れられない。

いつまでも、心の底を冷たく這いずり回る。

知人の終わりと、自分の終わりと、世界の終わり

全ての終わりを感じ、見せつけられた日々。

死にたくなどない。

死を望む王は狂っていた

英雄が生みだした結末を、どうかこのまま――




ひそひそ声。

怯えた眼差し。

憎悪する顔。

それら全ては、黒い英雄に。





非難されることに対して、抵抗を止めた悪魔は、

自ら王のポジションを受け入れ、

周りを憎む。

生まれた悪循環。

悪いまま途切れる。










―――白い英雄と黒い英雄

    共に王を滅ぼした史実は

         幻でしかなかった―――




―――血に分けられた両者は

       すれ違い続け

        想い出の中でしか

             逢えない―――

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24004Re:血の後継者 第26話 〜昔のおはなし〜D・S・ハイドラント 2002/12/26 12:59:01
記事番号23995へのコメント

>こんばんはー、みつきでぅす。
こんばんはスライム・ハイドラントです
>明日は終業式!!冬休みだよ、やったい。
おおおめでとうございます
>
>えらい前と間あいてしまいました;あ、いつものことですか。
>もう少しで終わるんだけどな…。
>今回は番外編ちっくで、レポートをお送りします。下にいくにつれ、どんどん詩化。短いですけど、本編で最初にくっつけようと思ったら長さが半端になったので。
おっ詩ですか・・・。
>
>いやー、暗いなー。
私だって最近暗くなった気がしますし問題・・・どうかな?
>
>それでは、これまでお話はいつもどおり、著者別にてお願いします。
は〜い。
・・・まあ全部読みましたけど

>かつて。
>天血者でも、悪血者でも、平血者でもない、一人の人物がいた。
>血の命を受け、世界と自らを破壊するために存在した、魔の王。
>個人で絶対的な力を持っていた王は、三種族共通の敵。力の無い平民は、天使と悪魔に頼るほかなく、また天使と悪魔も協力して王の討伐に励んだ。
へえいい時代ですね。
まあ辛いことは変わりないでしょうけど
>両者の尊敬されようは、ものすごいものであった。
>何年何十年、何代にもわたる戦いの勝利後、尊敬と羨望の眼差しはさらに拍車をかけた。
悪魔もこの時は・・・


>『悪魔は王とつながりがあったらしい…。王の思想を継いだそうだ』
これはただの噂なのかな?

>非難されることに対して、抵抗を止めた悪魔は、
>
>自ら王のポジションを受け入れ、
>
>周りを憎む。
>
>生まれた悪循環。
>
>悪いまま途切れる。
受け入れたんですか・・・まあ仕方ないことですね

>―――白い英雄と黒い英雄
>
>    共に王を滅ぼした史実は
>
>         幻でしかなかった―――
へえ史実から消されたんですね
>
>
>
>
>―――血に分けられた両者は
>
>       すれ違い続け
>
>        想い出の中でしか
>
>             逢えない―――
ううむこんなの書かれると対抗心が(焔)

それでは〜

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24027だるせーにょ(意味不)羅琴みつき E-mail 2002/12/26 21:53:13
記事番号24004へのコメント


>>こんばんはー、みつきでぅす。
>こんばんはスライム・ハイドラントです
あと何気にD・Sをダル・セーニョか、とも思っていた過去が(どうでもいい)。

>>明日は終業式!!冬休みだよ、やったい。
>おおおめでとうございます
げへへへ。校長の話は相変わらず長い!背中痛かったです。最近腰痛がひどい…!!もう歳やけ……。

>>えらい前と間あいてしまいました;あ、いつものことですか。
>>もう少しで終わるんだけどな…。
>>今回は番外編ちっくで、レポートをお送りします。下にいくにつれ、どんどん詩化。短いですけど、本編で最初にくっつけようと思ったら長さが半端になったので。
>おっ詩ですか・・・。
また詩の活動に復帰しつつある心。
血継の運命が不安なこのごろです……。

>>いやー、暗いなー。
>私だって最近暗くなった気がしますし問題・・・どうかな?
私の場合、いつも暗いって言われたらそれまでなんですけどね…;

>>それでは、これまでお話はいつもどおり、著者別にてお願いします。
>は〜い。
>・・・まあ全部読みましたけど
ありがとうですー。

>>個人で絶対的な力を持っていた王は、三種族共通の敵。力の無い平民は、天使と悪魔に頼るほかなく、また天使と悪魔も協力して王の討伐に励んだ。
>へえいい時代ですね。
>まあ辛いことは変わりないでしょうけど
王様は怖いけど、協力していた関係については、そうですね。
作者のえこひいきからどんどん天使の立場が悪くなる……。
ホントはイイ奴、悪魔が大好きだーー!!

>>両者の尊敬されようは、ものすごいものであった。
>>何年何十年、何代にもわたる戦いの勝利後、尊敬と羨望の眼差しはさらに拍車をかけた。
>悪魔もこの時は・・・
黒いとか白いとかはまだ関係なかったんじゃないかな?

>>『悪魔は王とつながりがあったらしい…。王の思想を継いだそうだ』
>これはただの噂なのかな?
天使が流したデマゴギー。
デモクラシー……民主主義の意味がわからん…。民衆第一??でもないし…(関係ネェ)。

>>非難されることに対して、抵抗を止めた悪魔は、
>>
>>自ら王のポジションを受け入れ、
>>
>>周りを憎む。
>>
>>生まれた悪循環。
>>
>>悪いまま途切れる。
>受け入れたんですか・・・まあ仕方ないことですね
疲れたんですね、一致団結して非難されることに。
で、そこから悪魔自身も、悪い方に少し寄ってしまった、と。

>>―――白い英雄と黒い英雄
>>
>>    共に王を滅ぼした史実は
>>
>>         幻でしかなかった―――
>へえ史実から消されたんですね
基本的にはまだ人から人へ語り継がれてるようなものですから、当時の資料はそれこそ遺産にしか残されていませんでしたし、天使が好きに出来る状態だったんですねー。いや、怖い怖い。

>>―――血に分けられた両者は
>>
>>       すれ違い続け
>>
>>        想い出の中でしか
>>
>>             逢えない―――
>ううむこんなの書かれると対抗心が(焔)
えっ!?そそそそそうですか??何と言っていいものやら…。
そんな価値ないので燃料と心がもったいないです!!

>それでは〜
でうはッ!!どうもでした。