◆−無謀にもオリジナルなお話です(汗)−海藤雄馬 (2002/12/29 21:47:12) No.24100
 ┗大陸へ−海藤雄馬 (2002/12/29 21:53:55) No.24103
  ┗シエンさん。ミラさんだあ♪−猫楽者 (2002/12/30 00:34:18) No.24109
   ┗気まぐれにvv−海藤雄馬 (2002/12/30 18:46:30) No.24123


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24100無謀にもオリジナルなお話です(汗)海藤雄馬 E-mail URL2002/12/29 21:47:12



どうもこんにちは、お久しぶりですvというか恐らく始めましての方が多いでしょう。
どうも、始めましてv
海藤雄馬と申すものです。

そういえば『書き殴り』さんに出没するようになっていつの間にか一年以上が過ぎていました。
年の締めくくりとして一つ投稿を・・・と。


スレイヤーズの世界観のみを使用したオリジナル話ですけど・・・。
結構めちゃくちゃな話で何がなにやらわからない話となっているかもしれません(汗)
読みきりです。
続きません(汗)
話の序章っぽい感じですが、全く続きません!!(きぱっ)
それでも読んでくださるという心の広い方、先にいいます。

ありがとう御座いますvvvvv
感謝しますvv

ではでは。

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24103大陸へ海藤雄馬 E-mail URL2002/12/29 21:53:55
記事番号24100へのコメント




大陸へ





潮風を受けながら、私達は外の大陸へと向かっていた。
20年程前までは私達がいた周辺は魔族の結界に覆われ、外の世界と行き来ができなかった。
けど、冥王フィブリゾの滅びによって結界はなくなり、今は外の世界との行き来が可能になっている。




私、ミラージュ=ガブリエフ、12歳。
従兄弟のシエンと一緒に数年前から旅をしている。
別に目的とかはないけど、お母さん達が「世界をみてきなさい!」って言ったからかな?
従兄弟のシエン、シエン=ガブリエフ。
シエンのお母さんと私のお母さんが姉妹。

私とシエンは魔法と剣が使える。
お母さん達に昔から叩き込まれたから。
シエンは魔法が得意。
私は剣術の方が得意。
けどシエンって絶対、剣でも私と同じくらい強いんだよね。
シエンは「年が違うからだよ」って言うけど……なんか悔しい…。



「気持ちいい〜〜〜vv」
潮風を全身に受け、海を見渡す。
大きな海の中を船で進むのは初めて。
「ミラは、海初めてですか?」
「うん?初めてって訳でもないけどこんな大きな船でゆっくり海を渡るのは始めてかな?」
魔法とかで海を渡ったことならあるけど…。

そう、今回外の世界に行くことになったのはこの子、アリアがいかなければならないと言っていたからだ。
アリア=ウル=グレイ=セイルーン。
聖王都セイルーンの第一王女。
お母さんとアリアのお母さんは昔一緒に旅をした仲間で、私もアリアとは昔から仲良くしてる。
アリアが外の世界に行くのは、とある国と連絡をとれなくなったからだって聞いてる。
結界がなくなってから、セイルーンは外の世界との交流を盛んに行っていた。
白魔法を外に広め、科学技術を取り込み、国をさらに発展してきた。
その交流していた国の一つと連絡がとれない。
何度か使者を送っても使者は一向に戻ってこない。
それでアリアがそれなりの準備をして向かうことになった。
けど、アリアは何か良くない予感がするって言っていたから、私とシエンも一緒にいくことにした。
アリアの予感はよくあたる、セイルーンの巫女頭だし…。


「何でもないといいね…。」
「そうですね…。けど、きっと良くないことが起こります。」
「不吉なこと言わないでよ、アリア。………けど、アリアの予感は当たるから……せめて、ことを最小限に食い止めようね。」
私はアリアに笑顔を向けた。
アリアもどこか安心したように微笑んだ。

「本当に、被害は最小限に食い止めようね…。」

頭の上の方から聞こえてきた声に私は後ろを振り返る。
私と同じ髪の色、長さも私と同じくらいだけど後ろでゆるく一つにしばっている。
「シエン?」
いつになく真剣そうな表情でシエンは海の向こう側を見ていた。
シエンは私より6つ年上。
背ももちろん私より高い。
「嫌な気配がする……。多分、アリアの予感、当たりだよ…。」
「嫌な気配…?」
私は特に何も感じない。
いつもなら、シエンよりはやくそういう気配は感じ取れるはずなのに…。
「分からない?ミラ。」
「何か、気配がつかみにくい感じはするけど………。それと凄く静か……。」
「ミラにはまだ無理かな?」
くすりっとシエンが笑う。
私は思わずむっとする。

子供扱いしてほしくないよ、シエン。
私は、シエンが知らない紫炎のこと覚えているんだからね……。
感覚に関しては今のシエンより鋭いつもりだよ。
シエンの足手まといにだけはならないからね…。

私は意識を集中して、少し感覚をズラす。
妙に静かな気配と、曖昧な気配。
もしかしたら……

「異界のひと……?」
「正解だよ、ミラ。」
満足そうにシエンが微笑む。
「二人ともどういう感覚しているんですか…?」
アリアが驚愕半分と呆れ半分で呟いた。
「普通でしょ?」
「普通じゃありませんよ。海の向こうの大陸の気配を感じ取るなんて…。」
「まぁ、確かに一般的な普通の人間にはできないことだよね…。」
「そうかなぁ…?私のお父さんならできるけど…。」
お父さんならお母さんに関することならきっと海の向こう側だろうが、異世界だろうが感じ取るくらい凄いし…。
それにくらべれば、こんなこと大したことじゃないと思うけどな…。
「…ガウリイさんなら…それくらいできる母から聞いたことありますけど…。」
「叔父さんならね…。あれはもう人間の域超えてるし…。」
そういうものかな…?
確かにお父さんは強いけど…。


感じ取った異界の気配。
今まで異界のひとなんて紛れ込むことないと思ってたから、感覚の世界を自分で無意識に狭めていたんだと思う。
シエンは無意識でも自分の感覚を相手に合わせて感じ取ってる。
今のシエンとは対等になれたと思っても、シエンはいつの間にか先にいる。
置いてかないでよ、シエン。
シエンに置いていかれるのが一番怖いんだよ、私…。

















大陸に足を踏み入れると、微かに嫌な空気がまとわりつく感じがする。
アリアも何か感づいたのか、少し顔を顰める。
船を降りた街はにぎやかに繁盛しているように見える。
何かがおこっているとは思えないような光景。


カーンカーン!!


突然鐘が鳴るような音が響き、街の人たちがはっとなる。
全員、慌てるように、買い物客は急いで走り去り、店を出している人は急いで店をたたむ。
「え?何…?」
「なにがあったんでしょう…?」
何なのか訳の分からない私とアリア。
シエンは一人で落ち着いているけど…。
アリアと一緒に来ていたセイルーンの兵士達は多分まだ船の方だろうけど同じように訳が分からない状況なんじゃないかな…。

「ミラ、アリア。気をつけて……来るよ…。」

シエンの言葉にはっとなる私。
気をはり、気配を探る。


何か……来る!!!


私は呪文を唱える。
シエンも何か呪文を唱え始める。
アリアも気配は感じ取れていないものの、私達の様子から何か来ると感じたのか戦闘体制にはいる。


ザァッ―――


突風が吹き、瞬きの間に現われたのは吸数匹の珀い竜。
ホワイトドラゴンとは違う、もっと神秘な珀さの竜。

『まだ、我らの意志の理解できない愚かな人間がいたのか……。』

竜の言葉…。
珀き竜。
この竜たちは多分……。

「白の世界、シュレッドグドゥとリスフィードの世界のものだね…。」

シエンは静かに言う。
そう、この竜たちは気配からして白の世界の竜族。
私は竜神や魔王の名前までは知らないけど…シエンは何で知っているんだろ…?
『ああ、ごめん。人間の言葉分からないのかな?リスフィードの部下でしょ?って聞いたんだけど…。』
シエン…、それ挑発だよ…。

『貴様!!人間ごときが!!!』

普通の人間には吼えたようにしか聞こえないだろう。
やっぱり怒っちゃたよ。
こういう人たちはプライド高いんだからね…。
どこの世界も一緒。

けど、シエンの敵にまわるって事は、私にとっても敵だよ。
それから、竜族程度じゃ……



私の相手にはならないよ。



『神滅斬。』

私の右手に闇の刃が生まれる。
少しアレンジしたものでロングソードくらいの大きさ。
私はすっとシエンの前に出て、シエンに襲いかかろうとしてる数匹の竜のうち一番シエンに近い竜を斬る。
足を踏み出し、闇の刃で横に薙ぐ。
まずは一匹、血も流れず断末魔もなく塵となる。

『竜破斬。』

シエンの静かなこえ。
私はシエンの前から跳躍して後ろに下がる。
『馬鹿め!!我らと貴様らは精神世界が違う、こちらの呪文など……!!』
「通じない…?……それはどうかな?」
精神世界が違う。
そんなこと、シエンは分かっているよ。
それでも竜破斬を使ったんだから……。

『っ?!!…ぐ…あああああああああああああああああああああああああああ!!!』

効かないわけないじゃない。
シエンの呪文で何匹かの竜が滅びる。
あと一匹。

『紅霊拳(アビス・スピル)!!!』

アリアが拳に魔力を込め、残った竜に殴りかかる。
アリアの使った呪文は、アリアオリジナルの神魔融合魔法。
神魔融合魔法は金色の王の力に近いもの。
私の使った神滅斬は金色の魔王の力。
シエンは自分で竜破斬をアレンジしてダメージを与えるようにした。
異界のものでも、この程度は私達の敵じゃない。

「アリア、セイルーンに戻った方がいい。」
「シエンさん?」
シエンは真剣な表情でアリアに向かい合う。
「異界のものたちが関わっているとなると、セイルーンの兵士だけじゃ無理だよ。」
「けど!!さっきのは、まるで…。」
「異界のものがこの世界を支配でもするような感じだった?」
「そうです!!そんなのほおっておけません!!!」
確かに、ここの住人達の様子からしてあれはいつものことのようだし…。
けど、危険なんだよね。
普通の兵士なんて役に立たない。
アリアもそれは分かっているんだと思う。
「大丈夫、僕たちが何とかするから…。ね、ミラ。」
「え?うん。」
思わず頷いちゃったけど…。
シエンが街とか国を救うために動くだなんて……。
「だから、アリアはセイルーンに戻ってこのことを報告するんだ。」
「………わかりました。」
しぶしびとだけどアリアは頷く。
「兵達をつれて、一度セイルーンに戻ります。」
泣きそうな笑みを浮かべてアリアはそう言って、船のある方に走っていった。
悔しいんだろうな…。
何もできずに国に帰るしかない自分が……。
私も少し、分かる気がするよ……アリア。



「シエンが自分から面倒そうなこと引き受けるだなんて珍しいね。」
珍しいというか初めて。
大体、依頼か、巻き込まれて仕方なくってことが多かったけど…。
「ミラ、異界の気配はどっちからか分かる?」
「え?うん、分かるよ。それが……?……あ……そっ…か…。」
シエンの言いたいことが思い当たり、私はシエンを見た。
シエンはしっかりと頷く。
「空竜王バールウィンの地…。」
「…そう。きっとエクト兄さんも関わってくるよ。」
「それから、多分、セフィスさんも…。」
エクトさんと仲のいいセフィスさんだから、きっと見ているだけとはいかないと思う。
「相手が異界のものとなると、神族魔族全てが関わるかもしれない。」
そうなると、シエンのお父さんとお母さんも関わることになるかもしれないんだよね。
それから…。
「もしかしたら…お父さんとお母さんも……。」
「うん、リナ叔母さんとガウリイ叔父さんは以前黒の世界のデュグラディグドゥを追い返したことあるからね…。狙われる可能性はある。」
「お父さんもお母さんもやっと静かに幸せに暮らしてるのに…。」
一時は魔族や神族にも命を狙われるかもしれないというときがあったって聞いてる。
魔族との戦いは普通の人間にとっては命がいくつあっても足りないようなものなのに…。
お父さんとお母さんはそれを生き残ってきた。
「静かかどうかはすごく怪しいものだけど、幸せに暮らしてるのを邪魔したくはないよね。」
「うん!」
幸せは壊したくない。
というより、なんとかしないとお父さんに怒られそうだし……。
お父さんってお母さんとの二人の時間潰されるのすっごく嫌いだし…。
そういえば、昔お母さんと二人でお父さんに内緒で出かけた時は、お父さん凄く機嫌悪くって…私に殺気とか向けてきたし……。
父親としてはちょっと難ありのような気がするけど、それがあるから今の私があるんだしね…。



「よし!行こう!シエン。」
「そうだね、ミラ。」
「そうですねv行きましょうvv」
…………………………………?


「って、アリア?!」


にこっと笑顔でアリアがいつの間にか私の横に立っていた。
い、いつの間に…。
気配とか感じなかったような……。
「セイルーンに帰るんじゃ…?」
「はいv兵士達にはセイルーンへ帰って報告を頼みました。」
「アリアは…?」
「やっぱりほおってはおけません!!私には白魔法も精霊魔法も神聖魔法も神魔融合魔法もありますしv役に立てると思いますよ!!」
確かに、アリアは巫女にしてはずば抜けた戦闘力もってるし…。
何より、母親似のその体の頑丈さとか……。
「シエン、どうする…?」
アリアだけなら一緒でも私は全然構わないけど…。
「いいよ。アリアも一緒に行こうか。」
苦笑するシエン。
シエンはいろいろ考えた上でちゃんと結論を出す。
きっと私とアリアだけなら、自分で守ることもできるって考えたんだろうな。

シエン。
私はシエンが思ってるほど弱くないよ、力だけじゃなくて…心も……。
だから、もうちょっと頼ってほしいって思う。

旅の間に、ちゃんと対等になってみせるよ!!
覚悟しててね、シエン!




*****************************************


分かる人は分かるかもしれませんけど・・・。

シエン=ガブリエフはあの紫炎くんですv

「赤の世界」の設定の方で転生してます。
ちなみに、ルナさんとケベック叔父さん(ガウリイさんの叔父さん)の子供。
んで、ミラちゃんはリナさんとガウリイさんの娘。
それから、アリアはアメリアさんとゼルガディスさんの娘です。
この三人、問答無用に強いです(汗)
実は、ミラちゃんはむかしのこと覚えているんです。
思い出したのは7歳の時ですけどね。
シエンくんは覚えてません、これから先思い出す予定もありません。

それでは、ここまで読んでくださった方、ありがとう御座いましたvv
それでは、良いお年をvv

海藤雄馬





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24109シエンさん。ミラさんだあ♪猫楽者 E-mail 2002/12/30 00:34:18
記事番号24103へのコメント

こんにちは、海藤雄馬さん。
お久しぶりです、すいません、ご無沙汰しております。
お元気ですか。猫楽者です。

シエンさんと、ミラさんのお話♪
読ませて頂けて、とても嬉しいのです♪

>私、ミラージュ=ガブリエフ、12歳。
>従兄弟のシエンと一緒に数年前から旅をしている。
>別に目的とかはないけど、お母さん達が「世界をみてきなさい!」って言ったからかな?
>従兄弟のシエン、シエン=ガブリエフ。
>シエンのお母さんと私のお母さんが姉妹。

シエンさんが、ルナさんのお子さんで
ミラさんが、リナさんのお子さんなのですね。
お二人とも、お元気そうで、またお会い出来て、とても嬉しいです。

>子供扱いしてほしくないよ、シエン。
>私は、シエンが知らない紫炎のこと覚えているんだからね……。
>感覚に関しては今のシエンより鋭いつもりだよ。
>シエンの足手まといにだけはならないからね…。

ミラさんは、紫炎さんのことを覚えているのですね。
あのミラさんでしたら、決してシエンさんの足手まといにはならないと思います。

>「異界のひと……?」
>「正解だよ、ミラ。」
>満足そうにシエンが微笑む。
>「二人ともどういう感覚しているんですか…?」
>アリアが驚愕半分と呆れ半分で呟いた。
>「普通でしょ?」
>「普通じゃありませんよ。海の向こうの大陸の気配を感じ取るなんて…。」
>「まぁ、確かに一般的な普通の人間にはできないことだよね…。」
>「そうかなぁ…?私のお父さんならできるけど…。」
>お父さんならお母さんに関することならきっと海の向こう側だろうが、異世界だろうが感じ取るくらい凄いし…。
>それにくらべれば、こんなこと大したことじゃないと思うけどな…。
>「…ガウリイさんなら…それくらいできる母から聞いたことありますけど…。」
>「叔父さんならね…。あれはもう人間の域超えてるし…。」
>そういうものかな…?
>確かにお父さんは強いけど…。

さすが、シエンさんにミラさんです。
それにしても、ガウリイさん・・・・・・やはり人間超えてますね(汗)

>感じ取った異界の気配。
>今まで異界のひとなんて紛れ込むことないと思ってたから、感覚の世界を自分で無意識に狭めていたんだと思う。
>シエンは無意識でも自分の感覚を相手に合わせて感じ取ってる。
>今のシエンとは対等になれたと思っても、シエンはいつの間にか先にいる。
>置いてかないでよ、シエン。
>シエンに置いていかれるのが一番怖いんだよ、私…。

ミラさん、大丈夫だと思いますよ。
シエンさんは、常にミラさんと一緒にいてくれると思いますよ。
今度こそ、お幸せに。

>ザァッ―――
>
>
>突風が吹き、瞬きの間に現われたのは吸数匹の珀い竜。
>ホワイトドラゴンとは違う、もっと神秘な珀さの竜。
>
>『まだ、我らの意志の理解できない愚かな人間がいたのか……。』
>
>竜の言葉…。
>珀き竜。
>この竜たちは多分……。
>
>「白の世界、シュレッドグドゥとリスフィードの世界のものだね…。」
>
>シエンは静かに言う。
>そう、この竜たちは気配からして白の世界の竜族。
>私は竜神や魔王の名前までは知らないけど…シエンは何で知っているんだろ…?
>『ああ、ごめん。人間の言葉分からないのかな?リスフィードの部下でしょ?って聞いたんだけど…。』
>シエン…、それ挑発だよ…。
>
>『貴様!!人間ごときが!!!』

異世界の神族、よその世界へと、何しに来たのですか。
しかも、人間のことを見下しきっているようですし。

>普通の人間には吼えたようにしか聞こえないだろう。
>やっぱり怒っちゃたよ。
>こういう人たちはプライド高いんだからね…。
>どこの世界も一緒。
>
>けど、シエンの敵にまわるって事は、私にとっても敵だよ。
>それから、竜族程度じゃ……
>
>
>
>私の相手にはならないよ。
>
>
>
>『神滅斬。』
>
>私の右手に闇の刃が生まれる。
>少しアレンジしたものでロングソードくらいの大きさ。
>私はすっとシエンの前に出て、シエンに襲いかかろうとしてる数匹の竜のうち一番シエンに近い竜を斬る。
>足を踏み出し、闇の刃で横に薙ぐ。
>まずは一匹、血も流れず断末魔もなく塵となる。

さすが、ミラさん。シエンさんの敵には容赦ないですね。
しかも、その呪文・・・・・お母さん直伝でしょうか。

>『竜破斬。』
>
>シエンの静かなこえ。
>私はシエンの前から跳躍して後ろに下がる。
>『馬鹿め!!我らと貴様らは精神世界が違う、こちらの呪文など……!!』
>「通じない…?……それはどうかな?」
>精神世界が違う。
>そんなこと、シエンは分かっているよ。
>それでも竜破斬を使ったんだから……。
>
>『っ?!!…ぐ…あああああああああああああああああああああああああああ!!!』
>
>効かないわけないじゃない。
>シエンの呪文で何匹かの竜が滅びる。

敵の世界へ合わせて、術の構成を変化させての攻撃。
シエンさん。凄いです。

>あと一匹。
>
>『紅霊拳(アビス・スピル)!!!』
>
>アリアが拳に魔力を込め、残った竜に殴りかかる。
>アリアの使った呪文は、アリアオリジナルの神魔融合魔法。
>神魔融合魔法は金色の王の力に近いもの。
>私の使った神滅斬は金色の魔王の力。
>シエンは自分で竜破斬をアレンジしてダメージを与えるようにした。
>異界のものでも、この程度は私達の敵じゃない。

アリアさんは神魔融合魔法を使えるのですね。
この3人の方・・・・・異界の竜族・・・・・お相手が悪すぎましたね。

>「空竜王バールウィンの地…。」
>「…そう。きっとエクト兄さんも関わってくるよ。」
>「それから、多分、セフィスさんも…。」
>エクトさんと仲のいいセフィスさんだから、きっと見ているだけとはいかないと思う。
>「相手が異界のものとなると、神族魔族全てが関わるかもしれない。」
>そうなると、シエンのお父さんとお母さんも関わることになるかもしれないんだよね。
>それから…。
>「もしかしたら…お父さんとお母さんも……。」
>「うん、リナ叔母さんとガウリイ叔父さんは以前黒の世界のデュグラディグドゥを追い返したことあるからね…。狙われる可能性はある。」

赤の世界の、人間、エルフ、竜族、神族、魔族。対、白の世界の神族の全面戦争ですか。
きっと、エル様も黙ってはいない様な(滝汗)

>「お父さんもお母さんもやっと静かに幸せに暮らしてるのに…。」
>一時は魔族や神族にも命を狙われるかもしれないというときがあったって聞いてる。
>魔族との戦いは普通の人間にとっては命がいくつあっても足りないようなものなのに…。
>お父さんとお母さんはそれを生き残ってきた。
>「静かかどうかはすごく怪しいものだけど、幸せに暮らしてるのを邪魔したくはないよね。」

あの〜。『静かかどうかはすごく怪しい』、って、さらっとトンでもないこと言っているような・・・・・。

>「うん!」
>幸せは壊したくない。
>というより、なんとかしないとお父さんに怒られそうだし……。
>お父さんってお母さんとの二人の時間潰されるのすっごく嫌いだし…。
>そういえば、昔お母さんと二人でお父さんに内緒で出かけた時は、お父さん凄く機嫌悪くって…私に殺気とか向けてきたし……。
>父親としてはちょっと難ありのような気がするけど、それがあるから今の私があるんだしね…。

ガ・・・・・ガウリイさん・・・・・自分の娘に・・・・・殺気・・・・・向けないでください(泣)

>「よし!行こう!シエン。」
>「そうだね、ミラ。」
>「そうですねv行きましょうvv」
>…………………………………?
>
>
>「って、アリア?!」
>
>
>にこっと笑顔でアリアがいつの間にか私の横に立っていた。
>い、いつの間に…。
>気配とか感じなかったような……。

ミラさんに気配を感じさせない・・・・・・とは、やはりゼルガディスさんの血を引いている為に
気配を消すのが得意なのでしょうか。

>「セイルーンに帰るんじゃ…?」
>「はいv兵士達にはセイルーンへ帰って報告を頼みました。」
>「アリアは…?」
>「やっぱりほおってはおけません!!私には白魔法も精霊魔法も神聖魔法も神魔融合魔法もありますしv役に立てると思いますよ!!」
>確かに、アリアは巫女にしてはずば抜けた戦闘力もってるし…。
>何より、母親似のその体の頑丈さとか……。
>「シエン、どうする…?」
>アリアだけなら一緒でも私は全然構わないけど…。
>「いいよ。アリアも一緒に行こうか。」
>苦笑するシエン。
>シエンはいろいろ考えた上でちゃんと結論を出す。
>きっと私とアリアだけなら、自分で守ることもできるって考えたんだろうな。

アリアさんも、やはり体が頑丈なのですね。
性格の方も、なかなか良いようですね(笑)

>シエン。
>私はシエンが思ってるほど弱くないよ、力だけじゃなくて…心も……。
>だから、もうちょっと頼ってほしいって思う。
>
>旅の間に、ちゃんと対等になってみせるよ!!
>覚悟しててね、シエン!

ミラさん。きっとシエンさんはあなたの事が、とても大切で護りたい、と思っているのでは。
男としては、大切な人を護りたい、と思ってしまうものなのでは、ないでしょうか。


>分かる人は分かるかもしれませんけど・・・。
>
>シエン=ガブリエフはあの紫炎くんですv
>
>「赤の世界」の設定の方で転生してます。
>ちなみに、ルナさんとケベック叔父さん(ガウリイさんの叔父さん)の子供。
>んで、ミラちゃんはリナさんとガウリイさんの娘。
>それから、アリアはアメリアさんとゼルガディスさんの娘です。
>この三人、問答無用に強いです(汗)
>実は、ミラちゃんはむかしのこと覚えているんです。
>思い出したのは7歳の時ですけどね。
>シエンくんは覚えてません、これから先思い出す予定もありません。
>
>それでは、ここまで読んでくださった方、ありがとう御座いましたvv

とても面白かったです〜。
あの〜。続きません。と仰っておりましたが・・・・・・・続いてください(まて)
ぜひぜひ続いてください。続きが、とてもとても気になります〜(だから待て、無理を言うな)
この御3人の活躍、ぜひとも読みたいです〜。

>それでは、良いお年をvv

はい、今年は、いろいろとお世話になりました。
本当にありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。

では、良いお年を。
来年が、海藤雄馬さんにとりまして良い年でありますように。

毎日、寒いですし、風邪も流行っているようですので
お体にお気を付けて、お元気で。
では、失礼します。

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24123気まぐれにvv海藤雄馬 E-mail URL2002/12/30 18:46:30
記事番号24109へのコメント


>こんにちは、海藤雄馬さん。
>お久しぶりです、すいません、ご無沙汰しております。
>お元気ですか。猫楽者です。

こんにちはですy猫楽者さん。
お久しぶりですvv
スミマセン、レスしてないんで、本当にご無沙汰です(汗)
とりあえず、年末年始のお休みに入ってますので元気ですv


>シエンさんと、ミラさんのお話♪
>読ませて頂けて、とても嬉しいのです♪

ありがとうございますvvv
レスいただけるのが凄く嬉しいのですvv
思いっきりオリジナルですので・・・(汗)


>シエンさんが、ルナさんのお子さんで
>ミラさんが、リナさんのお子さんなのですね。
>お二人とも、お元気そうで、またお会い出来て、とても嬉しいです。

元気も元気ですよvv
ミラちゃん、普通の女の子だと思っていたのに・・・・(汗)
なんか、普通じゃないかもです(汗)
やはり両親があの方々ですからね・・・(遠い目)


>ミラさんは、紫炎さんのことを覚えているのですね。
>あのミラさんでしたら、決してシエンさんの足手まといにはならないと思います。

覚えているのですvv
ま、この辺の事情はちょこっと打ち込み始めているのですが、公開するかは不明ですv(マテ)


>さすが、シエンさんにミラさんです。
>それにしても、ガウリイさん・・・・・・やはり人間超えてますね(汗)

ミラ:そうかな?それが当たり前だと思ってたから…。
シエン:ミラ、一般常識では叔父さんの感覚は人間外だよ。
    まぁ、僕も世間を旅するまでゼフィーリアの人たちが特殊だって知らなかったし・・・。
アリア:ゼフィーリアでは「手加減一発岩をも砕く!」ですからねv


>ミラさん、大丈夫だと思いますよ。
>シエンさんは、常にミラさんと一緒にいてくれると思いますよ。
>今度こそ、お幸せに。

ミラ:むかしのトラウマみたいなものかもしれない。
   少しでもシエンの近くにいないと安心できないの。
大丈夫v大丈夫だってvvシエンくん、ミラちゃんのこと大好きだからvv


>異世界の神族、よその世界へと、何しに来たのですか。
>しかも、人間のことを見下しきっているようですし。

全くです。何し来たのでしょうね〜。(コラマテ)
ミラ:もしかして、考えてないの?
いや、考えてありますけど・・・・・。
これでまた神族のイメージダウンするかなぁ〜と・・・。
ミラ:そうなの?
う〜〜ん。
けど、バールウィンとエクトくんが神族のイメージアップしてくるかな?
シエン:伝説化したギャグで?
え・・?(汗)
いや、それはちが・・・・・
ミラ:そうかvvあのギャグがあれば世界中に笑いを振りまけるよねvv
ちょっ・・・ミラちゃん・・・(汗)
アリア:あの・・・、私はやめたほうがいいと思うんですが・・・あのギャグは・・・・(汗)
シエン&ミラ:何で?
・・・・・・・・・・・・・・・・あう・・・・・・・・(汗)


>さすが、ミラさん。シエンさんの敵には容赦ないですね。
>しかも、その呪文・・・・・お母さん直伝でしょうか。

ミラ:うん、そう。
   お母さんがゴキブリ魔族にはこの呪文が最適だって言ってたしv
しかも、ミラちゃん自分でアレンジまでしてるし・・・・(汗)
ミラ:他にも、弓矢バージョンとか、ショートソードバージョンとかいろいろあるんだよvv
・・・・・・・最強魔法剣士・・・・・(汗)


>敵の世界へ合わせて、術の構成を変化させての攻撃。
>シエンさん。凄いです。

シエン:そうかな?これくらいお父さんもお母さんもできるけど・・・。
あの二人は人間じゃないし・・・・。
シエン:そんなことないよ、一応人間だよ?
一応、ですか?
シエン:うん、一応。


>アリアさんは神魔融合魔法を使えるのですね。
>この3人の方・・・・・異界の竜族・・・・・お相手が悪すぎましたね。

アリア:いろいろな人たちに鍛えられましたからvv
シエン:そういえば、中でもグレイシアさんは魔法のアレンジはすごいよね。
アリア:そうですvv伯母様が神魔融合魔法を始めにつくりだしたって聞いてますv
伯母さんって・・・ナー・・・いや、言うまい・・・・(汗)


>赤の世界の、人間、エルフ、竜族、神族、魔族。対、白の世界の神族の全面戦争ですか。
>きっと、エル様も黙ってはいない様な(滝汗)

あはは☆
エル様出てきたらすぐ終わっちゃいそうですねv
けど、こっそり人間の振りして出てきそうですvv


>あの〜。『静かかどうかはすごく怪しい』、って、さらっとトンでもないこと言っているような・・・・・。

シエン:だって、幸せかもしれないけど、静か・・・・かなぁ・・・。
同感です、シエンくん。
ミラ:え?でも、メガブランドくらいなら、いつものことだし・・・。
そ、そうですか・・・・・(汗)
シエン:年に一度は近くの山が混沌に蝕まれてて、僕とお父さんとお母さんで再構成してることあるけど・・・・・。
ミラ:う〜〜ん、あれはちょっと静かじゃないかも・・・。
ちょっとどころじゃ・・・・・・(汗)


>ガ・・・・・ガウリイさん・・・・・自分の娘に・・・・・殺気・・・・・向けないでください(泣)

ミラ:慣れたし・・・。
シエン:とりあえず、僕が側に居るときは、その殺気をそのまま返すけど?
アリア:ガウリイさんですしね・・・・。


>ミラさんに気配を感じさせない・・・・・・とは、やはりゼルガディスさんの血を引いている為に
>気配を消すのが得意なのでしょうか。

アリア:グレイシア伯母さんと父さんに気配の消したとか、人徳とか教えてもらいましたvv
人徳って・・・・・・・・・・(汗)
アリア:クラゲとか山にいるモグラとか虫とかへの人徳ですvv
あぅ・・・・・・・・・・・・(涙)


>アリアさんも、やはり体が頑丈なのですね。
>性格の方も、なかなか良いようですね(笑)

アリア:はいvv母さんに鍛えられましたから!!
    せめて、頭から落ちても無事でいるくらいになるようにってvv
普通は無理ですって!!
ミラ:すごいよね〜。セイルーンの家系は・・・。
凄いですませますか?!!


>ミラさん。きっとシエンさんはあなたの事が、とても大切で護りたい、と思っているのでは。
>男としては、大切な人を護りたい、と思ってしまうものなのでは、ないでしょうか。

シエン:この手が届くひとは守りたいんだ。
    その中でもミラは特別。
    何でかって聞かれても分からないんだよね・・・(苦笑)


>とても面白かったです〜。
>あの〜。続きません。と仰っておりましたが・・・・・・・続いてください(まて)
>ぜひぜひ続いてください。続きが、とてもとても気になります〜(だから待て、無理を言うな)
>この御3人の活躍、ぜひとも読みたいです〜。

サイトのリク消化とか続きものの整理がついたら書くかもしれませんv
まだ未定ですけど・・・・(汗)
話の構想自体はあるんですよね〜。


>はい、今年は、いろいろとお世話になりました。
>本当にありがとうございました。
>来年もよろしくお願い致します。
>
>では、良いお年を。
>来年が、海藤雄馬さんにとりまして良い年でありますように。
>
>毎日、寒いですし、風邪も流行っているようですので
>お体にお気を付けて、お元気で。
>では、失礼します。

はい、感想ありがとう御座いますvvvv
こちらこそ、今年はほんとにお世話になりました。
来年も何卒、よろしくお願いします。

それでは。

海藤雄馬。