◆−今宵は月と語るとき−紗希 (2002/12/29 21:53:25) No.24102
 ┗元ネタは知らないけれど……−羅琴みつき (2003/1/1 16:14:36) No.24169
  ┗Re:遅れましてすいませんι−紗希 (2003/1/3 21:06:25) No.24237


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24102今宵は月と語るとき紗希 2002/12/29 21:53:25


こんばんわ〜。
お久しぶりです〜。
今回、難しかったですι
小説…なのか?
過去1回しかやっていないので、見逃してください。

それと、注意!
これは、スレイではありません。
これは、ジオコンというゲームを基本としています。
ので、スレイしか嫌だ!とか、下手くそのは見たくない!ってな人は、見ない方がいいです。はい。

++今宵は月と語るとき++

ザザァァァ………
周りの木々がざわめく。
風が強く、弱く走り抜けるたびに、葉の1枚1枚が擦り合わさる。
「フフ…綺麗だ」
一人の女性が、満つる月を見ながら囁く。
彼女がこうしていられる事は、滅多にない事だった。


彼女は、エステロミア王国直属の特殊専門部隊、エステロミア傭兵団の副団長であ
る。
敵と重圧、何より自分の戦いに明け暮れる存在であるため、プライベートな時間など殆どありはしないのだ。
自分たちが負ける事=国の存続が危うくなる、または潰れる事。
しかし、自分たちの何が特殊なのかが理解(わか)らない時さえも…

「ふぅ…そんな事を考える事自体馬鹿なのだ」

ザザァァァ……
そんな彼女の言葉に応える様に、疾風が走り抜けた。
疾風という名の旅人が過ぎ去っていった…



自分が守るべきもの。
それは、国。外敵からの。魔物達からの。
護るべきもの。
それは、兄。国民。そして団の皆。
温かいと思える、そんなもの。
普通に暮らせる事こそ、幸せと感じる。
何故、このような時代に生まれてきたのか…
何かの因果だろうか?


「おい」
「!」
そんな考えの中、急に来た来訪者に、彼女の眼が大きく開く。
が、一瞬の間にいつもの瞳に戻る。
「何だ…あんたか…」
「悪かったな…俺で」
来訪者は、傭兵団団長ーつまり、彼女の“兄”ーだった。
彼は、普段“俺”とは言わず、“私”と言うのだが…
彼女の前では、変わるようだ。

「お前、好きだな…」
「何を言っているのさ?俺よりも多いくせに…?」
満月の光が夜空を覆う…
星達がその光を讃えつつ光っている…
その光を受け、自然は笑いかける…
自分たちがちっぽけなんだと、より知らされる…
そんな中、酒を飲みながら、それらと語るのが彼等の心の中にある…

その自然を、どう護っていくのか…
妖精や精霊達が、自分たちに語ってくれる場所。
動物や花が、自分たちに笑ってくれる所。
そんな場所をささやかながらに護ることを考えながら、今宵もまた朝日が昇る…

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24169元ネタは知らないけれど……羅琴みつき E-mail 2003/1/1 16:14:36
記事番号24102へのコメント

こんにちはー!!
あけましておめでとうございます!!今年もよろしくお願いします!


元のゲームは知らないのですがレスを。知らないのにレスすんなって感じですけど。

んー。何か彼女の口調とか変わってて良いですね。
兄妹の会話なのに、少し距離をとっているような感じとか、それでいて一人称が妹の前では変わったり。
そして自然を護るとかスケールも大きくて!!
神秘的なオハナシですたっ。

であであ。短くてごめんなさい!

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24237Re:遅れましてすいませんι紗希 2003/1/3 21:06:25
記事番号24169へのコメント

>あけましておめでとうございます!!今年もよろしくお願いします!
明けましておめでとう御座います!みつきさん!!
遅れてすいませんι風邪引いてましたι

>元のゲームは知らないのですがレスを。知らないのにレスすんなって感じですけど。
いえいえ、それを承知で出していますから。
レスは嬉しいですよv

>んー。何か彼女の口調とか変わってて良いですね。
>兄妹の会話なのに、少し距離をとっているような感じとか、それでいて一人称が妹の前では変わったり。
>そして自然を護るとかスケールも大きくて!!
>神秘的なオハナシですたっ。
“彼女”は、男勝りな部分がある“方”ですから。
普通の兄妹と、至って同じなんです。
何が“普通”がか分かりませんが。
台詞が嫌に少ないのが…いや、この前は多かったから駄目でしたけどι

>であであ。短くてごめんなさい!
いえいえ、私こそ短くてすいませんでした〜。