◆−仲直りの魔法(文化祭伝説からの続き物)−渚 (2003/1/6 17:09:01) No.24290
 ┣Re:仲直りの魔法(文化祭伝説からの続き物)−D・S・ハイドラント (2003/1/6 17:27:17) No.24291
 ┃┗Re:仲直りの魔法(文化祭伝説からの続き物)−渚 (2003/1/7 00:07:25) No.24301
 ┗突然ですが−渚 (2003/1/8 22:51:56) No.24336
  ┣がんばってください−D・S・ハイドラント (2003/1/8 23:04:04) No.24337
  ┃┗Re:がんばってください−渚 (2003/1/9 07:32:17) No.24339
  ┗うひゃあ−奈月るり (2003/1/20 22:00:58) No.24438
   ┗ありがとうございます−渚 (2003/1/20 22:06:48) No.24439


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24290仲直りの魔法(文化祭伝説からの続き物)2003/1/6 17:09:01


「あーあ、今日で冬休みも終わりねー」
カレンダーを見て、思わず呟いた一言。
「そうね」
紅茶を飲むミリーナ。
「はー」
リナは深いため息をついた。
「どうしたの?」
それに気づき、紅茶をテーブルの上に置くミリーナ。
「だってさー、明日から学校・・・・どーしよ・・・・」
明日は学校。『どーしよ』と悩む。
リナがため息をついている理由で、ミリーナが出した結果は
「・・・・? 宿題をやってないの?」
「違う!!宿題なんかとっくに終わってるわよ!!」
だんっ、とテーブルに拳を振り落とし、紅茶が少し波立つ。
「・・・・明日からまた、あわただしい学校生活が始まるのかー、って思ってね。」
「リナさんも大変ね」
ミリーナはゼロスやルークの事が頭に浮かび、思わず呟いた。
「それで、最後の日はゆっくりしたいなーって・・・・いきなり来ちゃってごめんね、ミリーナ」

そう、ここはミリーナの部屋。
リナの家の一階の大半はカフェになってあり、冬休みもルナ、リナの姉にいろいろと手伝わされたのだ。
それで、今日は用事を頼まれる前にミリーナの家に避難したのだ。
アメリアやルークの家も浮かんだのだが・・・・アメリアの家に行っても気は休まりそうにないと思い、止め。
ルークの家もアメリアと同じ理由+ルークは宿題に追われているのでパス。
一番気が休まりそうで、家も近いここ、ミリーナの家に決まった。
リナとミリーナの家は、大体普通に歩いて10分ぐらいで着く距離である。
「でも、それは一年のときからだし、だいぶ慣れたんじゃないの?」
「そうなんだけど・・・・なーんかいやな予感がするのよねー」
テーブルにひじをつき、手に顔を乗せるリナ。
「嫌な予感?」
「そー、特にゼラス先輩・・・・」
「ゼラス先輩・・・・?」
「ゼロスの姉なんだけど・・・・」

リナは、この前あった占いのことをミリーナに話し始めた。

「確かに、ゼロスさんの姉だけあって・・・・これから、リナさんにいろいろとしてきそーね」
話を聞き終わり、ミリーナがはじめに発した言葉に
「あー!!どーして被害を受けるのはいつもあたしなのー!?」
頭を抱え込むリナ。
「リナさん・・・・落ち着いて。
あの・・・・ところでその占いの店っていつできたの?私はじめて知ったわ」
話を変えようと努力するミリーナ。
「ああ、あたしもその時初めて知ったの。本当にいつできたんだろ・・・・。
怪しいわね・・・・そこの占い師も十分怪しかったけど・・・・」
話を変えられ、すこしほっ、とするミリーナ。
「占い師・・・・?」
「何でか、あたしやアメリアの名前知ってたのよねー。
自分では占い師だから分かる、とか言ってたけど・・・・」
うーむ・・・・と考えるリナ。
「もう一度行ってみる?」
「却下!!」
ミリーナが出した案に、瞬時に答えるリナ。
「あんなとこもう一回行くぐらいなら、家に帰るわよ・・・・」
「・・・・そ、そう」
そこまで嫌なんだ、とミリーナが心の中で呟いてるとき
リナの携帯がなった。


「この気持ち 永久に気づかずに あなたは 別の夢を 見てるの〜♪」
シルフィールは、リナになんか突き刺さるような歌が終わり(笑)ガウリイの横に座った。
あのときの電話はアメリアからだった。
内容は、冬やすみ最後の日は、みんなで遊ぼう、というようなものだった。
リナは断るつもりだったが、アメリアの迫力に負け、ここカラオケBOXにいるのだ。
もちろんミリーナも。
ここにいるメンバーは、リナ・ルーク・アメリア・ゼル・ミリーナ・ゼロス・ガウリイ・シルフィールの8人。
「はー」
「何、いきなりため息なんかついてんだ?」
ルークは、隣に座っているリナに、ジュースを飲みながら聞く。
「だって、最後の日ぐらいゆっくりしたかったのにさー。
でもあんた大丈夫なの?宿題」
ぎくっ、という効果音が聞こえてきそうなぐらい、顔を引きつらせ、
ごまかし笑いをするルーク。
「できてないみたいねー」
「・・・・頼む!見せてくれ!!」
「いくらで?」
リナはルークに手を出しながら聞く。
「金は、ない!!」
「いばるなー!!」
ふんぞりがえるルークに、突っ込むリナ。
「僕が見せてあげてもいいですよ?ルークさん」
『ゼロス(さん)がっ!?』
ゼロスの一言に、みんなが声をそろえた。
「だめです!ルークさん!!
よんでないのに、なぜかここにいるずーずーしい人のことです、絶対裏があります!!
見てくださいあの顔!いかにも何かたくらんでそーな!!」
びしぃ、っとゼロスを指差し、
マイクを使っているので、アメリアの声は部屋いっぱいに響いた。
「・・・・そうですね、条件つきで、リナさんにはもうちかずかない、
っていう・・・・」
アメリアの言葉で、顔を引きつらせるゼロス。
「そんなの無理何じゃない?家は隣だし、同じクラスなのに」
耳を手で押さえてるリナ。
「それじゃあ、必要以外は近づかないといのはどうですか?」
「ねえ。というかなんでそんな条件なの?ゼロスになんか得でもあるの?」
この条件の意味を何も分かっていないリナ。鈍すぎるぞー!!
「はい(はぁと)」
なぜか、当のルークは抜きで話をしている、リナとゼロス。
「でも、その条件だと、あたしが・・・・(さびしい・・・・?)」
思わず言ってしまいそうになった言葉を飲み込むリナ。
「えっ?リナさん、何ですか?」
「あっ!ううん。なんでもない!!(な、何考えてるのよ、あたしは!!
そーよ、きっと!今前ずっと一緒だったから、さびしいとか思えたのよ!
実際ルークなんかいてもいなくても同じなんだし・・・・同じ・・・・?)」
ちらっ、とルークのほうを見るリナ。
「ゼルガディスさんよー。頼む!見せてくれ!!」

――すぱこーん!!

「なーにゼルに頼んでんのよ!?ゼロスに見せてもらうんじゃないの!?」
せっかくリナが、ゼロスと条件について話していたのに、
それを無視してたルークに腹を立てているリナ。
「あ? 仕方ねーだろ、その条件は俺、のめねーから」
「は?」
「つまり、ルークさんはリナさんと必要以外でも一緒にいたいのよ」
間抜けな声を出すリナに、小声で説明するアメリア。
「(必要以外でも一緒にいたい・・・・?つまりルークはあたしにことを・・・・)
ルークはそんなにあたしの事をからかいたいの?」

――ずでっ!!

リナの言葉に全員がすっころんだ。
ガウリイとシルフィールも話には加わっていないが、リナのあまりの鈍さにいすから転げ落ちた。
リナは、ルークに今までにからかわれてきたので、一緒にいたい理由をそうとってしまった。
「どったの?みんな・・・・?」
本当に何も分かっていないリナは、頭の中は『?』マークでいっぱいだ。
「今までの態度で、裏目に出ましたね。ルークさん」
「うるせー。それで?ゼルガディスさんよー。頼む!!」
「でも、ルークさん。ゼルガディスさんの家は駅をはさみますし。
行って帰ってくるのでだいぶ時間がかかりますよ。
やっぱり、家が近い人のほうがいいですよ」
手を合わせて頼んでいるルークに、アメリアがオレンジジュースを飲むながら言う。
「・・・・ミリーナ・・・・」
「宿題は自分でするものよ」
ルークが言葉を言い終わらないうちに、ミリーナは冷たい言葉を投げる。
そして、アメリアたちは興味がなくなったのか、どんどん曲を入れ始めている。
「(しょーがないわね・・・・)それじゃあルーク。
次歌う曲であたしに点数で勝ったら、見せてあげてもいいわ。
ただし、あんたが負けたら――ここルークのおごりね」
「・・・・よーし!やったろーじゃねーか!!」
二人は18番で勝負しようと、曲入れをしようと思ったとき――
『♪〜♪〜〜〜』
「そ、その曲は・・・・」
リナにとって、一番嫌な思い出がある曲が流れたきた・・・・。
一体、誰がこんなの入れたのかと思ったとき
「さあ!リナ歌うわよ!!」
「・・・・・・・・・・・」
アメリアだった・・・・。
「お前はその曲で勝負ってゆーわけか。さっき、次歌う曲って言ったよな」
余裕の笑みを浮かべるルーク。
「わ、わかってるわよ!アメリア!絶対高得点出すわよ!!」
「は、はい!!」
リナの迫力で、思わず敬語になるアメリア。

『恋に恋するオンナノコには まぶしすぎるの マイダーリン(はぁと)♪〜〜』
歌いだした曲は『乙女の祈り』
これは、一年のときに歌わされすっごい恥をかいたリナ。
それ以来、音楽が流れるだけど、鳥肌立つそーな。
『〜〜届けたいの 恋のジグソー ラストピース』
歌い終わったリナの顔は、どこか青ざめている。
「・・・・ふ、ふふっ」
「ダイジョーブか?リナ。ほら・・・・」
ガウリイの前を通りすぐるとき、ガウリイは青ざめているリナを見て、冷たいジュースを渡した。
「・・・・あ、ありがと・・・・」
それを見たシルフィールに、何か冷たい視線を受けたが、それを気にしているほどの余裕が、今のリナにはなかった。

――結果――
リナ(&アメリア):79点
ルーク:85点
「それじゃー、よろしく頼むぜ、リナ」
「あーもー!こーなったらやけ食いしてやるー!!」
以外に歌が上手かったルーク。
リナは負けた腹いせに、テーブルの上にある食べ物をほおばり始める。
それをみたミリーナは
「(でも結局は、ルークを助けてるのよね、リナさんって・・・・)」

家へ帰ったリナは、こってりルナに絞られた。最後の日は、今までの中で一番疲れたリナ。
そのリナに、明日の始業式に思ってもいない出来事があり、
もっと大変などたばたした学校生活が始まるのに、知る由はなかった。

すみませーん。カラオケの歌は・・・・わかる人にはわかります!!
リナ&アメリアのは、テレビを見ていた人には、わかるかと
・・・・ゼルガディスもリナたちと一緒に歌わせればよかったかな・・・・(笑)
すこーしだけ、リナとルークの中が接近?
ま、暖かく見ててやってください。

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24291Re:仲直りの魔法(文化祭伝説からの続き物)D・S・ハイドラント 2003/1/6 17:27:17
記事番号24290へのコメント

>明日は学校。『どーしよ』と悩む。
嫌ですよねえ。サボりたい(待てこら)



>「違う!!宿題なんかとっくに終わってるわよ!!」
おおっ凄い


>「何でか、あたしやアメリアの名前知ってたのよねー。
>自分では占い師だから分かる、とか言ってたけど・・・・」
やっぱりあの人・・・ただものじゃないんだろうな

>ここにいるメンバーは、リナ・ルーク・アメリア・ゼル・ミリーナ・ゼロス・ガウリイ・シルフィールの8人。
ごっごっごっ・・・ゴキブリ〜

>「(必要以外でも一緒にいたい・・・・?つまりルークはあたしにことを・・・・)
>ルークはそんなにあたしの事をからかいたいの?」
>
>――ずでっ!!
>
>リナの言葉に全員がすっころんだ。
>ガウリイとシルフィールも話には加わっていないが、リナのあまりの鈍さにいすから転げ落ちた。
>リナは、ルークに今までにからかわれてきたので、一緒にいたい理由をそうとってしまった。
>「どったの?みんな・・・・?」
>本当に何も分かっていないリナは、頭の中は『?』マークでいっぱいだ。
あれま、?なんですか

>「(しょーがないわね・・・・)それじゃあルーク。
>次歌う曲であたしに点数で勝ったら、見せてあげてもいいわ。
>ただし、あんたが負けたら――ここルークのおごりね」
ルークは金を持っていないはず。
ううむピンチだ。

さてタイトルが気になってきました。

ではがんばってください

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24301Re:仲直りの魔法(文化祭伝説からの続き物)2003/1/7 00:07:25
記事番号24291へのコメント

>>明日は学校。『どーしよ』と悩む。
>嫌ですよねえ。サボりたい(待てこら)

私も。始業式なんかどーでもいいよ(おい!)

>>「違う!!宿題なんかとっくに終わってるわよ!!」
>おおっ凄い

一応優等生なリナちゃん。

>>「何でか、あたしやアメリアの名前知ってたのよねー。
>>自分では占い師だから分かる、とか言ってたけど・・・・」
>やっぱりあの人・・・ただものじゃないんだろうな

エルの正体は次回分かる!はず・・・・。

>>ここにいるメンバーは、リナ・ルーク・アメリア・ゼル・ミリーナ・ゼロス・ガウリイ・シルフィールの8人。
>ごっごっごっ・・・ゴキブリ〜

アメリアすこーし、機嫌が悪い。

>>「(必要以外でも一緒にいたい・・・・?つまりルークはあたしにことを・・・・)
>>ルークはそんなにあたしの事をからかいたいの?」
>>
>>――ずでっ!!
>>
>>リナの言葉に全員がすっころんだ。
>>ガウリイとシルフィールも話には加わっていないが、リナのあまりの鈍さにいすから転げ落ちた。
>>リナは、ルークに今までにからかわれてきたので、一緒にいたい理由をそうとってしまった。
>>「どったの?みんな・・・・?」
>>本当に何も分かっていないリナは、頭の中は『?』マークでいっぱいだ。
>あれま、?なんですか

『はてなまーく』、で頭がいっぱい、つまり何も分かってないんですー。

>>「(しょーがないわね・・・・)それじゃあルーク。
>>次歌う曲であたしに点数で勝ったら、見せてあげてもいいわ。
>>ただし、あんたが負けたら――ここルークのおごりね」
>ルークは金を持っていないはず。
>ううむピンチだ。

ピンチを振り切れ!

>さてタイトルが気になってきました。
>
>ではがんばってください

はいー、喧嘩するのは一体誰なんでしょう・・・・。
コメントどうもです。

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24336突然ですが2003/1/8 22:51:56
記事番号24290へのコメント

突然ですが、私も受験勉強が辛くなってきまして、
この小説はここで打ち切り、とさしてもらいます。
いつか、続きを最新したいと思います。

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24337がんばってくださいD・S・ハイドラント 2003/1/8 23:04:04
記事番号24336へのコメント


>突然ですが、私も受験勉強が辛くなってきまして、
>この小説はここで打ち切り、とさしてもらいます。
>いつか、続きを最新したいと思います。

そうですか。
では受験がんばってください。
良い結果を期待しております。

それでは気長に待っていますので・・

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24339Re:がんばってください2003/1/9 07:32:17
記事番号24337へのコメント
はい、がんばります!!
でも、読むほう専門になり、コメントでちょくちょく出没します(おい!!〉

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24438うひゃあ奈月るり E-mail URL2003/1/20 22:00:58
記事番号24336へのコメント


 こんにちは、渚さん。
 めちゃくちゃお久しぶりです(汗)。
 最近ずっと書き殴りに来てませんでした(滝汗)。
 くだらない言い訳はさておき。

 渚さん、受験勉強頑張って下さい!
 私もただいまがんばり中です。
 短いですが・・・
 受験の成功をお祈りします♪
 次に出る小説も絶対読みます。今は受験を頑張って下さい。
 ではでは♪




     【奈月るり】


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24439ありがとうございます2003/1/20 22:06:48
記事番号24438へのコメント

お久しぶりですー!
はい、受験!がんばりますです!!
と、言いつつ、パソコンをやっている私・・・・・ははっ。
とにかく、全力でがんばりますー!