◆−暇つぶしの相手から 新装版−惣流まい (2003/2/14 21:38:36) No.24769
 ┣暇つぶしの相手から 新装版 第八話−惣流まい (2003/2/14 22:57:21) No.24773
 ┃┗Re:暇つぶしの相手から 新装版 第八話−D・S・ハイドラント (2003/2/14 23:08:16) No.24775
 ┃ ┗おはやい・・・!!−惣流まい (2003/2/15 00:42:15) No.24783
 ┗暇つぶしの相手から 新装版 第九話−惣流まい (2003/2/15 00:27:30) No.24781


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24769暇つぶしの相手から 新装版惣流まい E-mail URL2003/2/14 21:38:36



 どうも皆様こんにちは。やっぱり絶対落ちるのでこちらにツリーを移すことにしました惣流です。
 現在もののけ姫がっv
 サンとかアシタカも好きですがなんと言っても好きなのはコダマvvv
 あの、カラカラカラ・・・とか、もう可愛すぎ!!
 ・・・関係なさすぎ・・・
 んではいってみましょうかねぇ・・・


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24773暇つぶしの相手から 新装版 第八話惣流まい E-mail URL2003/2/14 22:57:21
記事番号24769へのコメント


 こんにちわ。何とか三話出せるかな・・・?何て頑張っている惣流まいです。
 現在もののけ姫がしております。ああっコダマッvかわいいですv
 私と美術部の仲間はコダマが大好きですv
 ってコトでいきましょうかv

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              暇つぶしの相手から 第八話 君の彼女はだあれ?(中編)


 「え〜と、あ、第二問目も簡単ですね、と言いたい所ですが・・・魔王様達でも難しいですかね。『金色の魔王(ロードオブナイトメア)』を、30回言ってください」
 「前回と同じで、あたしが心がこもってないと思ったら、今度は腹部に鎌を2cmづつめりこませます」
 「あ、今度は恋人の助太刀を入れてもいいかんね〜〜」
 「おい、リナ、それじゃあ楽しくないだろうが」
 「いいじゃない。ね、ゼル♪」
 「どうでもいいがな」

 
 「では!!第二問目、開始!!」
 エルの声がゴング代わりになった。


 「エル様、今思ったんですが・・・やはりいくら言霊を宿したからといっても、やはり魔王様達には簡単なのではないでしょうか?まあ、フィブリゾ様やガーヴ様には少々きついかもしれませんが・・・」
 ゼロスがリナ達のお茶に参加しながらエルに向かって首を傾げてみる。
 「大丈夫よ。見てみなさい、TやBだって、あんなに苦戦してるじゃない♪」
 リナ達はそちらの方へ目を向ける。
 「あ・・・ほんとだ。苦戦してる」
 「辛そうだな〜」
 「ま、魔族ですから・・・いいじゃないですか」
 「だな」
 平気でひどいことを言っているが本人達はそれに気付いてはいない。
 『金色の魔王(ロードオブナイトメア)・・・金色の魔・・・王・・・』
 フィブリゾが何とか頑張っている、が、それも限界に近いようだ。やはり呼び捨てがまずかったか?
 ガーヴは何とか平気そうだ。が、何度も言い直しを余儀なくされている。ちなみに、その度に首に鎌が突き刺さっているが・・・それは気にしないで置こう。
 しかも、一番ましなのはまたしてもS。それを見て、またしてもつまらなさそうにしているエル
 ―そこへ――――――

 「エルゥゥゥ!!!何でこんなに面白そうなこと、私に黙ってたのよ〜〜〜〜!!!」
 元気よく、綺麗な黒光りする髪をポニーテールにして一つにまとめている少女が現れた。
 それを見、予想していたのかはたまた気配を感じていたのか――はたまた双方か――落ち着き払っているエル。ちなみにミルクティーを手に持っている。
 「あら、ユニットじゃない?後で知らせに行こうと思ってたんだけど、つい、面白くって・・・いくの忘れてた」
 なんの悪びれもなく肩をすくめる。
 「ま、いいか。じゃあ、私もこれに参加させて♪もちろん、エルと同じ、解説者で♪」
 にっこりと笑い、エルの隣の席へ座る。
 あれ?とリナ達が首を傾げる。確か、其処には何もナカッタハズ――
 「いいわよ♪もちろん♪じゃあ、最下位の奴はあたしとユニットでのダブルおしおきで。かんっぺき♪」
 楽しそうに手をぱんっと叩き合うエルとユニットと呼ばれた少女。
 その様子に気付いた選手達は―――いなかった。
 って、フィブリゾ、倒れてるし。
 
 「エル〜、その子、だれ?」
 少し怪訝そうな、しかしそれでいて好奇心を隠せていないリナの目。手にはエルと同じミルクティーが。
 「わ〜、かわいい子ですぅ〜」
 こちらもミルクティーを飲みながら目をきらきらさせながら尋ねる。
 「私はユニットよ♪ユニット=ユニバース♪よろしくね♪リナ♪ゼル♪ガウリイ♪アメリア♪」
 「よろしくね」
 「よろしくな」
 「よろしくお願いしますv」
 「・・よろしくな」
 声が重なる――若干、ゼルガディスが遅れるが――。
 「あの〜、S選手、言い終わってますけど・・・」
 ゼロスが、司会者に戻ったらしく、『どうします?』といいたげに聞いてくる。
 「面白くないわね〜・・・なんでSがいつもトップに言い終わる訳?」
 (それはいつもいつもエル様がSばっかりおしおきしているからじゃあ・・・?)
 と心の中で思うが、決して口には出さないゼロス。
 「じゃあ、一応ポイントは入れといて。っていうか、既にフィブ、死んでるじゃない」
 はんっと鼻で笑う。と、指を胸の前に差し出し、ぱちんっと鳴らす。
 すると、金色の光がエル様の前に集まり、人の形を作った。
 「エル、この子、エルの神殿のメイドその2597じゃないの?」
 ユニットが笑いを含めた口調で現れた人を顎で指す。それを見て、エル様は手をポンッと叩き、
 「ああ、本当に2597だわ」
 と今気付きましたと言わんばかりに頭を縦に振る。
 「メイド同士、仲が良いのねぇ〜。ま、あたしの神殿のメイドはみんな魔王・神のレベルだから、
  フィブぐらい、すぐに回復できるでしょうね。と、言う訳で、こいつ、復活させといて♪シエル♪」
 にっこりと、だが有無を言わさぬ威厳を持っていった。
 シエルと呼ばれたフリフリのメイドの服(姫様おすすめ)を着ている少女はそれに頷きつつフィブリゾへ駆け寄る。

 「終りました。エル様。この者の復活。私はどうしましょうか?」
 改まって、復活を終え、挨拶をするシエル。
 「あら♪シエル、そんなそっけなく言わなくても♪仮にも、相手はあんたの恋人でしょう?」
 かっ!!と顔を赤面させるシエル。
 「そうそ♪そんなにそっけなくしちゃあ、フィブがかわいそうでしょ?♪」
 目を細め、どこぞのオバサンよろしく「いやだよぉ」と言う風に片手を口へ片手を手首のスナップを利かせて手を前後に振る。
 二人とも大いに楽しんでいる様子。
 「では・・・私は・・・これで・・・」
 赤面させた顔を手で隠しながら、そそくさと逃げるように帰っていこうとするシエル。しかし、何かの力によって引き摺られ、後ろ向きに歩きかえる。
 「簡単に返すはずが無いじゃない♪ね♪エルぅ♪」
 「当たり前よね〜」
 不気味な笑顔・・・もとい、すばらしい笑顔で笑いあう二人。

 
 「エル様〜、ユニット様〜(なにげに様付け)、T選手とB選手、死んじゃいました〜。どうします?」
 くそもへったくれもない言い方でぴくぴくと痙攣している二人を指差すゼロス。
 それをまるで「おやまぁ・・・」と言う風に見るリナ達。だが、哀れみの表情は欠片もナイ。
 「弱いわね・・・終ったら、おしおきをいつもの10倍ぐらいに増やさなくちゃね・・・ふふふ・・・」
 「エル・・・その時は私も誘ってね・・・うふふふふ・・・」
 再び無気味な笑いをしながら顔を見合わせる二人。
 そして、シエルの時と同じように胸の前で指を鳴らす。
 再び金の光が収束し、二つの人の形をとる。
 そして其処に現れたのは―――
 「え・・・この人って・・・ゼラス・・・メタリオム・・・?」
 「って、ゼラス様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ????!!!!なぜここにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ????!!!!」
 リナがいい終わるか終らないかの所に、巨大な負の感情を撒き散らしたゼロスの叫び声がこだました。


                   第七話 君の彼女はだあれ?(中編)終了

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    後書きルーム


 ああっコダマが・・・vあの首カラカラが好きですvv
 それにヤックル・・・vああげきぷり・・・
ラグナ:いや、幸せムードはいいんだけどさぁ、続きは?
 ・・・のちのち。ああコダマvあのコダマ大集合のカラカラがvv
ミレイ:無駄ヨラグナ。幸せムード全快ダカラ。
 それでは皆様ここまで付き合ってくださってありがとうございます。それではv




                                幕。








ラグナ:今回やけに後書き短いな。ミレイ姐。
ミレイ:ソウネ。許せないわネ。


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24775Re:暇つぶしの相手から 新装版 第八話D・S・ハイドラント 2003/2/14 23:08:16
記事番号24773へのコメント

> こんにちわ。何とか三話出せるかな・・・?何て頑張っている惣流まいです。ここんばんは・・・ラントです。3話がんばってください!
・・・にしても前回レス書いてたらいつの間にやら・・・。

> 「大丈夫よ。見てみなさい、TやBだって、あんなに苦戦してるじゃない♪」
> リナ達はそちらの方へ目を向ける。
> 「あ・・・ほんとだ。苦戦してる」
> 「辛そうだな〜」
> 「ま、魔族ですから・・・いいじゃないですか」
> 「だな」
> 平気でひどいことを言っているが本人達はそれに気付いてはいない。
> 『金色の魔王(ロードオブナイトメア)・・・金色の魔・・・王・・・』
やっぱり辛いのですねえ。

> 「エル、この子、エルの神殿のメイドその2597じゃないの?」
> ユニットが笑いを含めた口調で現れた人を顎で指す。それを見て、エル様は手をポンッと叩き、
> 「ああ、本当に2597だわ」
うわ・・・番号制とは・・・

> 「弱いわね・・・終ったら、おしおきをいつもの10倍ぐらいに増やさなくちゃね・・・ふふふ・・・」
> 「エル・・・その時は私も誘ってね・・・うふふふふ・・・」
あっこの2人危な・・・ぐふっ!・・・。

ラントの残留思念:それではこの辺りでさようなら〜

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24783おはやい・・・!!惣流まい E-mail URL2003/2/15 00:42:15
記事番号24775へのコメント


>> こんにちわ。何とか三話出せるかな・・・?何て頑張っている惣流まいです。ここんばんは・・・ラントです。3話がんばってください!
>・・・にしても前回レス書いてたらいつの間にやら・・・。

 こんにちは、ラントさん。ハイドランドさんvなんとかハイスピードで(でももののけ姫見ながら)打ち込みましたv

>
>> 「大丈夫よ。見てみなさい、TやBだって、あんなに苦戦してるじゃない♪」
>> リナ達はそちらの方へ目を向ける。
>> 「あ・・・ほんとだ。苦戦してる」
>> 「辛そうだな〜」
>> 「ま、魔族ですから・・・いいじゃないですか」
>> 「だな」
>> 平気でひどいことを言っているが本人達はそれに気付いてはいない。
>> 『金色の魔王(ロードオブナイトメア)・・・金色の魔・・・王・・・』
>やっぱり辛いのですねえ。

 呼び捨てですからねぇ・・・それに、言霊仕掛けてますし。このおかた。

>
>> 「エル、この子、エルの神殿のメイドその2597じゃないの?」
>> ユニットが笑いを含めた口調で現れた人を顎で指す。それを見て、エル様は手をポンッと叩き、
>> 「ああ、本当に2597だわ」
>うわ・・・番号制とは・・・

 ・・・何故番号制なんでしょうねぇ・・・?不思議です(自分で書いておきながら)

>
>> 「弱いわね・・・終ったら、おしおきをいつもの10倍ぐらいに増やさなくちゃね・・・ふふふ・・・」
>> 「エル・・・その時は私も誘ってね・・・うふふふふ・・・」
>あっこの2人危な・・・ぐふっ!・・・。
>
>ラントの残留思念:それではこの辺りでさようなら〜

 ありがとうございました〜〜vってハイドランドさん?『ぐふっ』って・・・なにが・・・?
エル:知らない方がいいこともあるのよ。
 ・・・(汗)
 そ、それでは。レスをどうもでした。


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24781暇つぶしの相手から 新装版 第九話惣流まい E-mail URL2003/2/15 00:27:30
記事番号24769へのコメント




 都合上、前書きはナシってコトで。
 あ、CMで黒猫ヤマトが・・・v黒猫飼いたい・・・
ラグナ:犬を既に買っているだろうが。馬鹿

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                   暇つぶしの相手から 第九話 君の彼女はだあれ 後編


 「いでよ!!部下T&Bの彼女(想い人)!!」
 シエルの時と同様、金色の光がエル様の前に集まり、二つの人の形を作った。
 「え・・・この人って・・・ゼラス・・・メタリオム・・・?」
 「って、ゼラス様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!????なぜここにぃぃぃぃぃぃぃぃ??!!」
 リナが言い終わるか終らないかの所に、巨大な負の感情を撒き散らしたゼロスの叫び声がこだました。
 
 「あらぁ、Tの恋人って、ゼラスだったんだぁ♪あたし、びっくりぃ♪」
 ワザとらしく人差し指を頬に当て、口元に笑みを浮かべるエル。
 しかし、その声も聞こえてはいないゼロスは口を金魚よろしくパクパクさせている。
 「ほんと(はあと)知らなかったなぁ(はあと)ゼロスゥ、知ってたぁ?」
 邪気のない純粋そうな笑みでゼロスの方へ歩み寄るユニット。
 「で?そっち、自己紹介は?」
 今までお茶をすすりながらゼロスの驚きようを面白そうに眺めていたリナが口を開く。
 「あ、私の名前はタンタルです。タンタル=ワレキューレ。
  ところで、あそこの方々、ほっといてもいいのですか?」
 水色の髪と黒の瞳の少しきつめの美人といっても差し支えのない女性が優雅に一礼を見せる。
 「いいのよ。タンタル。それよりも、B、復活させなさい」
 伸びているBを指差し事も無げに言う。そのBをみ、眉を寄せるタンタル。
 「え・・・それよりエル様、私をなぜここに呼び出したのでしょうか?」
 エルの前え跪き、頭を垂れる。
 それを怪訝そうに見、そしてややあってからああ、と手を打つ。 
 「ナルホド。Bは奥手なのね」
 何に納得したのか一人で――否、ユニットと共に頭を縦に振る。
 そして何を思ったのか、タンタルに指をびしぃっとつきつけ、
 「この企画にBを出場させたらあっけなく死んだから。その復活に」
 何の根拠もなく偉そうに――実際偉いのだが――言い放つ。
 それに眉をひそめるタンタル。
 「でもなぜ私なのでしょうか・・・?私、あの人知りませんよ?」
 倒れているBを指差し、頭を横に傾げる。
 見た目はきつそうな美人なのに実際は見た目より少し精神年齢が低いらしい。子供らしい仕種だ。
 「え・・・どういうことです?エルさん」
 アメリアがクッキーを食べるのをやめてエルの方を振り向く。
 ・・・ンなに食ってばっかりじゃ太るぞ二人とも。
 「まあ、とどのつまり、Bの一目ぼれって奴?あたしの宮殿にお仕置きされに行った時、
 タンタルをすれ違いざまに見て恋をしたのよ。まったく・・・魔王が神に一目ぼれするなんて・・・」
 最後は愚痴に近かった。まあ、本人言葉ほど嫌がってはいない――むしろ、それで面白くなるのだから歓迎しているのだが。

                       ・・・一方・・・リナサイド・・・

 「ゼッロッスvvも一個面白いことおしててあげるね♪」
 リナが笑いを堪え、放心しているゼロスの耳元に近付く。
 「実はね〜、あんたってね〜」
 其処までは含み笑いを入れる。そして、内緒話をするようにゼロスの耳にてをあて、
 「ゼラスとTの子供なんだってぇぇぇ」
 こっそりと呟く。
 と、放心していたゼロスが――
音を立てて固まった。それを見逃さず、さらに追い討ちをかけるリナ。
 「しかも・・・ゼラスとTのいいとこ取りらしいわよv」
 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 ゼロスが倒れる。
 「めずらし・・・ゼロスがこうも動揺した上に倒れるなんてね」
 まあ、こうもショッキングな出来事が続いたら、倒れない人は・・・まずいないだろうが・・・
  「そういえば、エル、Dとガーヴの奴、なんか死んでるわよ?」
 リナが再び頑張って『金色の魔王』といっている会場の方を向くと、何時の間にか泡を吹いて倒れている二人の姿。
 「ああっガーヴ!何て姿に!!」
 復活したフィブリゾが声を挙げる。心なしか声は嬉しそうだ。
 「フィブ・・・テメエ・・・殺・・・ス・・・」
 うつ伏せになりながらも必死で声を出すガーヴ。が、その声は蚊の鳴く様な声でワザとフィブリゾは聞こえない振りをする。
 「あららぁ・・・ところでガーヴ、君、恋人いるの?」
 「て・・・メェ・・・」
 何かを伸ばそうと腕を伸ばしたが、途中で力尽き、音を立てて地面へ叩きつけられる。
 「・・・あれだけ苦労した相手が・・・エルに適わないなんてちょっとフクザツ・・・いや、まあエルだからしょうがないんだけど・・・」
 リナがエルの向かいの席でブツブツと呟き、それに頷くゼルガディスとアメリア。ガウリイはまあそんなもんだろと頭の後ろで腕を組んでいる。
 「情けない♪まあ、後でおしおき&庭掃除をプラスして許してあげましょう♪
  なんて優しいのかしらん♪」
 彼女にかかってそれだけなのだからまだ易しい方だろう。
 ちなみに、Dの方はエルの虚無の鎌が首に10pほど減り込んで血を諾々と流している。
 「じゃ、いでよ、部下D&ガーヴの恋人(想い人)」
 またまたエル様の前に集まる金色の光。そしてまたまた人の形をとっていく。
 「あらぁ♪ここも対をなす神なのね♪Dも♪Sとおんなじで♪」
 「まあ、これはこれで面白そうだからいいけど♪」
 同時に重なるエルとユニットの声。そして、互いに顔を見、ふふふと意味ありげに笑う。
 「ところで、こっちのガーヴの恋人って、誰?」
 もう一人の方を指差すリナ。
 「あ!!その人は、Dさんとガーヴの恋人ですね♪」
 どうやら、あっちも話はついてBの回復を済ましたようだ。
 「じゃあ、自己紹介をしますか♪」
 エル様の声で自己紹介をはじめる。
 「え・・・と・・・一応、Tと呼びますが、Tの恋人のゼラス・メタリオムです・・・」
 「ん〜と・・・Bさんに想われているらしいですが、まあ、名前だけでも。タンタル=ワレキューレです」
 「え・・・と、ガーヴの恋人をやらせて頂いております、カーネリア=ロイス。一応、人間です」
 「私はDの恋人のキャナル=ヴォルフィードよ」
 列を作り、右から自己紹介をする。ちなみにカーネリアは何故自分がこの場所にいるかを最初戸惑っていたが、リナに説明され今何とか落ち着いている。
 エルの前だから、ということで正直に白状する女性達。いちばん淡白なのはやはりタンタルだろう。
 「んじゃ、こいつら(部下たち)の復活、しといてねぇ♪」
 まだましなレイスのほうに向かっていくエル。どうやら、全員の恋人(想い人)がはっきりしたので乱入するらしい。
 「じゃ、ここからはあたしの司会で♪」
 リナがちゃっかりと司会を受け持っていたりする(笑)どうやらお茶ばかりを飲んでいることに飽きたのだろう。
 「じゃ、ここで倒れた奴らのポイントは0に!!ついでだから、Sのポイントも」
 エルが未だに頑張っていたレイスの努力を無駄にする発言をさらっと言う。
 そして、それを聞いてか、はたまた限界が来たのかばたっ・・・と力尽きるレイス。

 「あああ!!!レイスゥゥゥ!!!」
 ルナが駆けつけ、ほかの女性同様レイスの回復を施す。
 あ〜〜あ。完全に復活しちまったよ皆・・・つまんねぇの



                  君の彼女はだあれ 後編 終了

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   後書きルーム

 ここで一応彼女説明。

    B・・・タンタル=ワレキューレ とある世界の神。Bがエル様の宮殿で一目ぼれをする。  
   D・・・言わずと知れた、あのキャナル。まあ、ケインたちはまだ生まれてませんし。
   S・・・ルナ姉ちゃん。言わずと知れたリナの姉。
   T・・・ゼラス・メタリオム。ゼロスの上司で獣王。
 フィブ・・・シエル。エル様の宮殿のメイド。メイド同士、惹かれあったみたい。(笑)
 ガーヴ・・・カーネリア=ロイス。一応人間。ガーヴの幼馴染(ということしか考えてない)
おまけゼロス・・・ローラレイ=シトラス。仕事用にエル様が創った存在。今はただの海将軍兼海神官。ちなみに力は莫大。戦闘能力はラグナのコピー。

 まあ、こんな所ですかねぇ。
ローラ:今ちょこちょこっと修正したでしょアナタ・・・
 ・・・そうなんだよねぇ・・・何処をどう間違えたのか元々君の名前、『ローラレイ=ビクトリア』だったみたいなんだよ・・・今は完全に『ローラレイ=シトラス』が定着してたし。しかも、カーネリアのほうが苗字『シトラス』だったし。・・・びっくりだね。
ローラ:このこわぁぁぁぁ!!!!
ラグナ:ローラちゃん。こいつは怒ったって反省しいないから。無駄だよ。
ローラ:ラグナ兄様・・・
 エル:まあ、お仕置きはするけどね。
ミレイ:マッタク・・・今日中にこれを終わらせてバレンタイン企画をリニュスる予定だったのニネ。まいv
 そうなんですよ・・・ついに2月14日が終わっちゃいました・・・でもまあ、三話も打ち込んだんだし、いいことにしてくださいなv
 エル:いままでに打ち込んでおけばこんなことにはならなかったんだし?
ラグナ:自業自得だな。
ローラ:ですね。

 ・・・風向きが怪しい・・・!!それではみなさま。ここまで読んで下さってありがとうございます。
 さうよ〜〜なら〜〜〜





                                幕。