◆−時を越え・・・・・・ プロローグ−闇竜翔 (2003/2/20 22:26:25) No.24866
 ┣時を越え・・・・・・ 第一章−闇竜翔 (2003/2/20 22:28:28) No.24867
 ┣時を越え・・・・・・ 第二章−闇竜翔 (2003/2/20 22:29:29) No.24868
 ┣時を越え・・・・・・ 第三章−闇竜翔 (2003/2/20 22:31:57) No.24869
 ┃┣お久しぶりです。−風碧 陽月 (2003/2/21 21:37:28) No.24887
 ┃┃┗Re:お久しぶりです。−闇竜翔 (2003/3/7 15:19:38) No.25049
 ┃┣Re:さっきはごめんなさい−ユア・ファンティン (2003/2/23 22:18:32) No.24925
 ┃┃┗Re:さっきはごめんなさい−闇竜翔 (2003/3/7 15:24:57) No.25050
 ┃┗こんちゃv(こんにちはってことです)−惣流まい (2003/2/26 21:33:36) No.24952
 ┃ ┗Re:こんちゃv(こんにちはってことです)−闇竜翔 (2003/3/7 15:42:15) No.25051
 ┣Re:時を越え・・・・・・ 第四章−闇竜翔 (2003/3/7 15:47:42) No.25052
 ┃┗Re:時を越え・・・・・・ 第四章−ユア・ファンティン (2003/3/7 16:08:41) No.25053
 ┃ ┗Re:時を越え・・・・・・ 第四章−闇竜翔 (2003/3/11 22:03:03) No.25141
 ┗時を越え・・・・・・ 第五章−闇竜翔 (2003/3/11 22:14:32) No.25142


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24866時を越え・・・・・・ プロローグ闇竜翔 E-mail 2003/2/20 22:26:25


闇:しばらく更新が無かった理由はこれを書いていた為です
?:おい、これでまた他のが更新遅れるんじゃ・・・・・・
闇:大丈夫。どっちにしても後2週間で期末始まるから更新できなくなるし・・・・・・
?:大丈夫じゃない気が・・・・・・
闇:これはある程度買い手からの投稿とさせていただきました
?:・・・・・・なぜ?
闇:最後までの道筋などすべて決まるまで投降はしないでおこうと思ったからです
?:つまり最後まですべて決まったと・・・・・・
闇:そう言う事になります。それでは、また後で会いましょう。というわけで本文へ・・・・・・
#####################################
「その子を逃がせ!」
一人の軽装備の男がそう言って女を逃がす。
「おやおや、困りますねそんな事をされては」
おかっぱの一人の男がそう言い、逃がした男がその男の方を向く、
「俺には用が無いってわけだ」
「当り前です」
おかっぱの男はニコニコ笑いながらそう言った、
「だが俺でもお前を少しばかり傷つける事はできるぜ」
「できるとは思わないのですけどね」
相変わらずニコニコ笑いながら言うが、
「へっ、こんな命お前にくれてやる。我が剣マサムネよ!我が命を代償に大いなる敵を吹き飛ばせ!」
その瞬間、大きな閃光の塊がおかっぱ頭の男を直撃した。
「すまんな」
そう言って男の身体は霧散した。
「逃がしはしませんよ」
直撃を食らったはずの男はアメジストの目を奥の建物に向けた。
そこは、神殿だった。数百年前から忘れられている金色の母の・・・・・・唯一奇跡が起こる場所・・・・・・



「我が神、赤き竜神よ。どうかこの子をお救いください」
一人の女が神の像と思われし像の前で跪く。そして、
「全ての創造神、金色なりし母よ、どうかこの子に祝福を・・・・」
そう言うと、隣で寝ている子供・・・・・・まだ赤ん坊だ・・・・・・をいとおしそうに見つめ、呪文を唱え始める。
「闇よりなお暗きもの 夜よりなお深きもの
 混沌の海よたゆたいし存在 金色なりし創造主
 我ここに汝に願う 我ここに汝に誓う
 そなたが持ちし一陣の光 混沌の慈悲のもと
 時を越えこのものを生かさん為に
 我が命代償にし このものを遥か彼方に送り届けよ」
その瞬間、金色の光に満たされ、赤ん坊は消えた。
「良かった・・・・・・」
女がそう言い、
「残念でしたね」
そう言って戸口の方を見る。そこには、アメジストの目を持った男の姿があった。
「残念でしたね、獣神官ゼロス」
アメジストの目が揺れた。


続く


#####################################

闇:連続して投降します。つまり後数章後のあとがきで会いましょう

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24867時を越え・・・・・・ 第一章闇竜翔 E-mail 2003/2/20 22:28:28
記事番号24866へのコメント

俺の名前は、黒元刹那。コクゲンセツナと読む。
今は丁度二十歳。アパートに住んでいるこの都市の一人だ。
まあ良いとして、俺は今日おもしろいものを拾いこんだ。
まあ自分でも酔狂な奴だと思っている。
なぜかと言うと・・・・・・
「う〜ん」
「くそっ」
「あのやろう」
「うえ〜ん」
隣の部屋からまた寝ぼけた声がする。
そう、人を拾ったのだ。
このエイルオーシャンに人は少ない。そして皆平和で争いが無く住んでいる。
住人登録さえすればそれぞれに見合った職業が紹介されるから金の心配も無い。
まあ、声で分かるように四人が俺の家の前で倒れていたので一応家の中に入れたんだ。
流石にもう寒さも和らいでいるから凍死する事は無いと思うが一応心配なのと、それぞれが剣を持っていたからだ。
剣と言う昔の武器を持っているものは少ない。それゆえに興味を持ったのだ。
一応武装を解除して家の中に入れたのだ。と言っても不信がられたりしてはいけないので武器などはそれぞれの枕元に置いてある。
「しっかし・・・・・・一体誰なんだろう」
俺が首を捻りながら朝食を作っていると、
「うんにゃ?」
声がする。どうやら起きたらしい。
「ほっといたらでて来るだろう」
そう思い勝手に朝食を作り終え食べ始めると、
「だああああああ!やめろリナ!竜破斬はいくらなんでも俺達が危険だ」
男の声がする。何か慌てているようだ。
「やかましい!私たちを閉じ込めてる奴を殴らなきゃ気がすまないのよ!」
「リナさ〜ん、落ち着いてください」
「どうでも言いが、ここは地下か?扉が無いぞ」
おや?ドアを見つけれない?
俺は慌てて客間に走っていき扉のロックを解除。(内側だったらボタン一つで開けれるが外からではパスワードが必要だ)
その瞬間、俺の目の前に出たのは拳だった。
「へっ?」
かなりの衝撃を食らった後、俺の意識はブラックアウトした。



「いや〜すまんなお前」
「すまんなじゃないですよ!」
あれから、俺が次に目を覚ましたのはすぐだった。
とはいっても気分が悪い。後頭部をかなりの強さで打ったからだろう。
俺は暴れる一人の女をそのガウリイと言うこの人に押さえつけてもらいながら今までの事を話したのだ。
一人はなぜかまだフードをかぶっている。
「それで?あなたたちの名前は?」
俺が聞くと、
「俺がガウリイだ。こっちの暴れてるのがリナ」
「誰が暴れてるのよ!」
誰がどう見ても暴れているようにしか見えない女がそう言う。
「私がアメリア=ウィル=テスラ=セイルーンです!」
そう言って手をびしっと上げるもう一人の女。
「・・・・・・ゼルガディス=グレイワーズだ。お前の名前を聞いてないぞ」
最後の一人がそう言った。
「ああ、すみません。僕の名前は刹那。黒元刹那です」
そう言うと、
「で、どうやってここに着たんです?」
そう聞く。ここに来るにはシップで来れるが、厳重な警備があるため不法侵入はできない。
第一戸籍と通行書が無ければ入れるはずも無い。
四人はしばらく悩んだ後、
「ああああああああ!ゼロスめ―――――――!」
突如そう叫んだ。


「ゼロス、あんた何が面白くて私の所に来るの?」
リナがそう言う。
「おやおや、ばれてしまいましたか」
そう言って一人のおかっぱ頭の魔族。獣神官ゼロスが現れる。
「それで?何のようよ」
リナがそう言う。すると、
「いやですね〜。今回はリナさん達の命を取りに来たわけじゃないですよ」
そうあっはっはと笑うゼロス。
今は2体目の赤眼の魔王を倒して三ヶ月経つ。
その間に、途中一人旅を続けていたゼルと再開。
ゼフィーリアに付くと赤竜の騎士をたずねてきたアメリアを発見。
そして現状に至るというわけである。
「ゼロスさん!今日こそは真人間になって・・・・・・」
アメリアが何かを言おうとしたが、
「今回はリナさんたちにちょっとした場所に行ってもらうだけですよ」
そうゼロスがいい、杖を振ったほうが早かった。
リナ達は時空の穴に放り出された。


話しを聞くとどうやら異世界の人らしい。
といっても俺はあまり驚かない。このエイルオーシャンにはよく異世界から来る人がいるのだ。
「それで?このエイルオーシャンって言うのがこの世界なのね」
リナという人が言う。俺は首を振り、
「いいえ、エイルオーシャンは高位科学によって支えられた大地の一部です」
そう言って一度区切り、
「エイルオーシャンとは、空中を彷徨う天空都市ですよ」
ガッシャアアアアン
せっかくのガラスのコップをみんな仲良く落とした。


続く


#####################################

闇:まだ続きます

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24868時を越え・・・・・・ 第二章闇竜翔 E-mail 2003/2/20 22:29:29
記事番号24866へのコメント

せっかくのガラスのコップをみんな仲良く落とした。
「あああああ!コップが!!!!!!!」
俺が叫び声を上げるが、リナ達は聞いてない。
リナに至ってはがしっと俺の胸倉を掴み、
「天空都市って!?」
そう言っている。
「なあ、天空都市ってうまいのか?」
唯一コップを落としてないガウリイが言う。
「天空都市って・・・・・・」
アメリアが呆然とした風で言う。
ゼルはコップを落としたがすぐさま通常の冷静さを取り戻しリナの後ろについている。
怖さは二倍である。
「あ、あの怖いんですけど」
俺がそう言うと流石に殺気を緩めるリナとゼル。
アメリアもなぜかメガホンを構えている。
その時、
ビービ―ビービー!!!!
緊急を知らせるサイレンが部屋の隅で鳴った。
「な、何!?」
リナが慌てるが俺は気にせず慌てて電話に飛びつく。
「内線**、パスワード*********」
そして、突如声が聞こえる。
「刹那か!?」
「こちら第十四艦隊総司令官、刹那。何があった管領塔!」
慌てずに聞く。すると、
「違法艦隊の接近を確認した!発見時間は午前十一時二十三分四十九秒」
慌てて時計を見るともう三十五分近くになっている。
「なぜ報告が遅れた」
冷静に聞くと、
「突如相手艦隊が攻撃、強大なエナジーが解き放たれ、第二連絡塔を破壊!王宮と政府はすぐさま出動許可を出した。現在第二十七艦隊が交戦中だ」
「エナジーって?」
リナが聞いてくるがこっちは話している暇は無い。
「解かった。第十四艦隊にプログラムDで待機と伝えてくれ!」
俺はそう言うと同時に自分の部屋に入り軍服を着る。
そして、数種のアダプタとギムを幾つか掴むともう一度居間に戻る。
「行きながら説明する!ついて来てくれ!」
俺は四人にそう言うとコントロールパネルを開きすぐさま出動の準備を整えた。
「どこに行くんだ?」
ガウリイが聞く。
「戦場さ」
俺が気楽に答えると、ゼルが口を割ってくる。
「さっき第十四艦隊の総司令官とか言うのが聞こえたが・・・・・・もしやお前か?」
俺は走りながらポットに乗り込ませ(全員)、
「その通りだ。俺は第十四艦隊の総司令官だ」
そう言うと共に話しを始める。
「エイルオーシャンは空に浮かぶ天空都市だ。それを妬む奴が地上からシップと言われる乗り物に乗って攻めてくる。早い話しが海賊ならぬ空賊だな。まあ、そういうや面を倒す為に俺達がいるって訳だ」
丁度話しきったとき、俺達のポットはある母船の中にたどり着く。
「ここがお前の船か?」
ゼルが聞く。
「そのとおり」
俺はそう言うと急いで司令部に向かう。
「パスワード*****」
俺がパスワードを入力すると同時に開かれるドア。そして、いくつもの目が俺達に集中する。
「司令!」
「遅いですよ!」
次々と文句が出る。
「悪い悪い」
俺は悪びえもせずにそう言うと椅子に座り、
「状況は?」
そう聞く。
「現在二十七艦隊がシップと交戦中。しかし、敵艦隊が戦略級攻撃エナジーを放つので大苦戦という事です」
「戦略級か・・・・・・どの階級だ?」
「第一級戦略攻撃エナジーです」
そこまで伝える通信士。
「では、これより戦闘区域内に乱入する。目的は敵空母の沈没。攻撃方法はエイリウスの3。そう伝えてくれ」
「反復します。戦闘区域に侵入後敵空母を沈没。攻撃方法エイルウスの3以上です」
そう言うと同時に艦隊が少し揺れた。
「待機モードから戦闘モードへ。司令、指示をお願いします」
通信士がそう言う。俺は一つ頷くと、
「第十四艦隊『テラ』発進!」
「テラ発進、目的地までは予想時間約10分」
通信士がそう言うと同時に四人が一斉に質問してきた。正確には三人だが・・・・・・
「エナジーって何!?」
「空母ってなんですか?」
「戦略級とか第一級とかは何だ」
上からリナ、アメリア、ゼルの順だ。
「司令、このもの達は?」
副司令官ゼミアが聞いてくる。
「ああ、友人だ。こっちはゼミア。副司令官だ」
俺が紹介すると、
「始めましてゼミアと言います」
敬礼をして言うゼミア。
「ゼミア、空母について説明してやってくれ。異世界からの訪問者だ」
俺はそう言って椅子に座りキーボードを操作し始める。
「ええっと、お名前は?」
ゼミアが慌ててリナ達に聞く。
「私はリナ」
「アメリアです!」
「・・・・・・ゼルガディスだ」
「俺はガウリイって言うんだ」
「ええっと、リナさん、アメリアさん、ゼルディガスさん、ガウリイさんですね」
『ゼルガディスだ(さんです)(よ)(だぜ)』
どうやらゼルの名前を間違えたようだ。
「・・・・・・まあ、説明します。空母とは、単純に言えば敵の親玉のような存在です」
・・・・・・単純明解とはこのことだ。
「通常は大きな一艦ですが、出動と共にいくつもの小型・・・・・・子分を放つんです」
「つまりその親玉を潰せば終わり?」
「はい、しかし大体の空母は大きすぎて一撃では逃げられてしまう方が多いんですよ」
ゼミアはそう言うと腕を組み、
「大きさはそれぞれですが、大体のは全長180コロミ。ホエール形が多いですね」
「コロミ?」
リナが首を傾げているのが気配でわかる。
「ああ、単位です。約一メートルですね」
メートルを知っているかどうかはまったく分からないがゼミアはそこで説明を打ち切った。
俺のコントロールパネルの変化を見たからだ。
「い、いけません司令!あれはお体に負担が・・・・・・」
「別に大丈夫だ。それよりそろそろエナジニストを出撃させろ。第二部隊は待機だ。全員に無事に帰れと命令してな」
そう言うと同時に、上からヘルメットのような物が降りてくる。
俺とあいつを『ドッキング』させる為のものだ。
ヘルメットと言っても目の部分まで隠れる。
「司令!」
ゼミアが声をかけてくるが、
「できればリナ達にエナジニストとエナジーの関係を説明しておいてくれ。後の事はよろしく」
それだけ言うと俺はヘルメットをかぶった。
画面に流れる文字。そして、
(機体名、パスワードを打ち込んでください)
そう言う画面が表示される。
『機体名 DORAGUN。パスワード KERUBEROSU』
その瞬間、俺は遥か彼方の一体の機体の元に『ドッキング』した。


続く


#####################################

闇:続きます

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24869時を越え・・・・・・ 第三章闇竜翔 E-mail 2003/2/20 22:31:57
記事番号24866へのコメント

ゼミアはすべてを説明しろといわれ、戸惑っている。その様子を見ながらリナは心の中でため息をつき、
「できれば、エナジーって言うのが何かを教えてもらえると嬉しいんだけど・・・・・・」
そう言う。それによってどうにか冷静さを取り戻すゼミア。三回ほど深呼吸し、
「エナジーとは、この世にある精霊たちの力を借りたものです。一種の魔法ですかね?まあ、特定のエナジニストといわれる人々しか扱えないものです。
扱える人にも特定があって、たとえエナジニストでもギムと呼ばれる石のようなものがないと発動しないらしいです」
そう言った。
「ギムとは?」
ゼルが聞く。
「ええっと、これがギムの一種です」
そう言ってゼミアは黄色の石を見せた。みんなの視線がそこに集中する。
ガウリイを除いて・・・・・・
「これは雷のギムです。他に炎・水・風・大地・氷・光・暗黒・時間・空間・破壊・神聖の十二種類が在ります。他にも例外はありますが・・・・・・」
そう言うと彼女は刹那の方を向き、
「司令は特殊な人で・・・・・・」
そう少し小さく呟く。そして、頭を振ると、
「そろそろかなりの戦闘になると予想されます。そこのシートに座っておいて下さい」
そう言うと自分もその近くのシートに座り、
「特殊戦闘員エナジスト第四部隊出撃準備は?」
そうパネルをいじりながら聞く。パネルにはもうおじさんと呼ばれる年ぐらいの男の顔が移っている。
「こちら第四部隊隊長、瑠倶。いつでも出撃できます!」
その返事をゼミアは聞くと首を縦に振り、
「第一部隊隊長ヴァルリーン。そちらはどう?」
パネルに女の顔が映し出される。こちらは若い女だ。
「はーい、いつでも出撃できます〜」
どこかのんびりした口調で言う。
「第三部隊隊長、竜桔!」
「苦情は無い」
すぐさまどこか冷めた顔の男の顔がパネルに映し出される。
「司令はもう『ドッキング』に入ったか?」
そう聞く竜桔。
「ええ、もう入られました」
ゼミアが頷く。
「そうか・・・・・・無事帰ると伝えておくぞ」
そう言うと共に通信をきる。
「第二部隊隊長、留美」
「はいはい、待機じゃないの私たちは?」
そう聞いてくるのは女だ。どこか鬱陶しそうに言う留美。
「まあその通りだけど・・・・・・頼むわよ護衛」
「はいはい、分かっておりますよ」
そう言うと留美は肩を狭めた。
「いいみんな。予想がつくと思うけど司令から一言、無事に帰れとのことよ。気をつけてね」
『了解』
全ての隊長からその言葉が飛ぶと同時にゼミアが通信をきる。それを見計らってからゼルが声をかける。
「さっき聞き損ねたが、戦略級とか第一級というのはなんだ?」
ゼミアはパネルを操作しながらゼルの質問に答える。
「戦略級というのはこういう大きな都市などを攻めるエナジーよ。他にも防衛級や策略級などもあるわ。それにも階級があって第三級が弱いエナジーで『妨害波』など第二級が『翻弄』や『機械反乱』など。第一級になると空母を破壊するぐらいの力を持ったものがあるわ」
そこまで言うとパネルを操作し終え、
「待機中のエナジスト達は予定地につくと同時にすぐさま行動を起こして!測定士はカウントダウン!他の館内にいる者達もD戦闘体制に入って!」
そう言うと共にリナ達の方を向き、
「できるだけおとなしくしててね」
そう言うと同時にパネルを睨みつける。
「カウントダウンを始めます!目的地まで二十秒・・・・・・十五秒・・・・・・十秒、九、八、七、六、五、四、三、二、一、零!」
その瞬間、空母『テラ』のハッチが開かれた。
そして、そこから飛び出すいくつもの影。
「私達も相手空母に強制通信!」
「強制通信可能です!内容は!?」
通信士が答える。
「こちら第十四部隊副司令官ゼミア。聞かないとは思うがすぐさま投降せよ。さもなくば無理やり投降させる!以上です」
「了解。反復します。こちらは第十四部隊、聞かぬとは思うがすぐさま投降せよ。さもなくば無理にでも投降させる。以上ですね!」
「ええ、それでお願い」
そう言うと同時に通信士は作業に入った。
「動力室!」
「異常ありません。現在70%で作業をしています」
「90%にできる?」
「ええ、何をやらかすんですか?」
首をかしげる若い男。
「一応用心の為に『地獄の火燐』の準備を」
「了解!砲台の方に伝えます!」
「ゼル、アメリア、何を言ってるか分かる?」
リナが二人に聞く。
「全然分かりません〜」
「分からんな」
二人がそう言う。
「刹那って言うあの人もどうしてるのか分からないし・・・・・・」
リナがそう言うと、
「あの刹那って人、あれは抜け殻だぜ。精神は今どんどん近づいてきてるし・・・・・・」
ガウリイが言う。3人はガウリイに目を向け、
「ガウリイ・・・・・・いつからそんなことが分かるようになったの?」
「さすがガウリイさん。動物以上の勘ですね」
「流石だな旦那。常人離れしてる」
ガウリイはのほほんと、
「まあ何となく」
「何となくで分かったら凄いわよ!」
そう言ってスリッパで突っ込むリナ。
そして、大きな衝動が襲った。
「うひゃあああ」
リナは倒れそうになったがガウリイの驚異的な身体能力に支えられ倒れはしなかった。
アメリアは正義があればどうのこうの言って立っている。
ゼルは近くの棒に手をかけて倒れないようにしている。
「状況を報告して!」
ゼミアが怒鳴る。
「側面部に命中。結構な穴が開きました!数人の人間らしき生物の侵入を確認!」
一人の男が叫ぶ。
「艦内の者達に指示!戦闘体勢へ!」
「はっ」
その瞬間、外の風景を映し出している画面に一つの黒い影が飛び込んできた。
「今度は何!?」
リナが怒鳴る。
「機種判断信号は!?」
ゼミアが更に大きな声で怒鳴る。
通信士はしばらくコントロールパネルに指を走らせ、
「機種判断信号、DORAGUNと判明!司令の機体です!」
そう言った途端、ドアが破られその後ろから人相の悪いいかにも悪役顔の奴が一人二人三人・・・・・・全員で6人いた。
「ちっ、もう来たのね」
そう言ってゼミアはギムを構え、
「アクセス、雷の乱舞!」
瞬間、悪役達に襲い掛かる数多の雷。
先頭に来ていた二人が炭になって倒れたがその二人を乗り越え四人が一斉にゼミアに殺到しようとする。
そして、ガウリイとゼルが動いた。
ガウリイが一人を斬妖剣で切り裂きゼルが二人目に手刀で気絶させる。
「氷結弾!」
アメリアが呪文を解き放ち、
「雷撃破!」
リナが呪文を解き放ち六人が一気に倒れた。
「つ、強かったのねあなたたち」
ゼミアが驚きの声を上げる。
「まだ油断はできません!艦内に侵入した生物反応はまだ後6人ほどあります。現在第二部隊が戦ってると思いますが・・・・・・」
そこまで言った時、画面に留美の顔が映し出される。
「こちら第2部隊、艦内にいた人物すべてを排除しました。そちらはどうですか?」
「六人ほど他の異世界の人たちの協力を得て倒しました。ご苦労様です」
ゼミアが答える。そして、
「そろそろ他の部隊に帰還命令を出してください。私も『ドッキング』しますから」
「了解、帰還命令を出すわよ。それとかり1だから帰ったら何かおごりなさいよ」
そう言うと共に留美が通信を切る。
そしてゼミアも自らのコントロールパネルに指を走らせる。
「ねえねえどうしたの?」
リナが聞くが、
「ちょっとこれからドッキング状態に入るので待ってて下さい」
そう言うと共に刹那がつけている装置と同じ物が現れる。
「じゃあ後の事はよろしく」
そう言うとゼミアはすぐさまドッキング状態に入る。
(機体名、パスワードを打ち込んでください)
機械がそうゼミアに言ってくる。
『機体名 RUNA。パスワード EIRIAMUHERUMU』
その瞬間、『テラ』の中に収納されている一つの白い機体に光が宿った。


続く


#####################################
闇:という訳でまずはここまでです
?:一気にやったのは初めてだね
闇:そろそろ『?』でなく刹那と名乗ったら?
刹:そうだね
闇:というわけで君が出てくるよ
刹:どうせひどい扱いばっかでしょう
闇:ぎくっ
刹:・・・・・・へ?
闇:まあ、今回はここら辺で!さようなら!
刹:あっ、こら逃げるな!!!!!

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24887お久しぶりです。風碧 陽月 E-mail URL2003/2/21 21:37:28
記事番号24869へのコメント


こんばんは。
お久しぶり……ですね。
今まで読み逃げ常習犯でした。すみません。


>「ギムとは?」
>ゼルが聞く。
>「ええっと、これがギムの一種です」
>そう言ってゼミアは黄色の石を見せた。みんなの視線がそこに集中する。
>ガウリイを除いて・・・・・・
聞いてなかったんでしょうか。あるいは聞いてたけどついていけずにボケ〜っとしてるとか……。ま、まさか興味ない……(瞬殺)。

>「これは雷のギムです。他に炎・水・風・大地・氷・光・暗黒・時間・空間・破壊・神聖の十二種類が在ります。他にも例外はありますが・・・・・・」
ということは全部で13種ですよね。
13というとなんか意味ありという感じがしますね。
(関係ないけどナイツオも13人ですし/爆)


>「こちら第四部隊隊長、瑠倶。いつでも出撃できます!」
「るく」ですよね。

>「第三部隊隊長、竜桔!」
「りゅうきつ」?
封神演義(ご存知でなかったらすみません)の竜桔さんみたいに特殊な方でしょうか。
でもあれは女性ですね。いや、すみません。


>「さっき聞き損ねたが、戦略級とか第一級というのはなんだ?」
>ゼミアはパネルを操作しながらゼルの質問に答える。
>「戦略級というのはこういう大きな都市などを攻めるエナジーよ。他にも防衛級や策略級などもあるわ。それにも階級があって第三級が弱いエナジーで『妨害波』など第二級が『翻弄』や『機械反乱』など。第一級になると空母を破壊するぐらいの力を持ったものがあるわ」
うーん……凄いです。
細かい……。


>「一応用心の為に『地獄の火燐』の準備を」
何かの兵器でしょうか。強そうですね。


>「あの刹那って人、あれは抜け殻だぜ。精神は今どんどん近づいてきてるし・・・・・・」
>ガウリイが言う。3人はガウリイに目を向け、
>「ガウリイ・・・・・・いつからそんなことが分かるようになったの?」
>「さすがガウリイさん。動物以上の勘ですね」
>「流石だな旦那。常人離れしてる」
>ガウリイはのほほんと、
>「まあ何となく」
凄いガウリイ……。

>「何となくで分かったら凄いわよ!」
同感です(をい)。


>そう言ってスリッパで突っ込むリナ。
この世界にもスリッパを持って来るとはさすがリナですね(どこに感心している)

>そして、大きな衝動が襲った。
>「うひゃあああ」
>リナは倒れそうになったがガウリイの驚異的な身体能力に支えられ倒れはしなかった。
>アメリアは正義があればどうのこうの言って立っている。
アメリアらしいというか……微笑ましいです。


>「機種判断信号、DORAGUNと判明!司令の機体です!」
ドラグーンですか?


>「アクセス、雷の乱舞!」
>「氷結弾!」
>アメリアが呪文を解き放ち、
>「雷撃破!」
氷系魔法に雷系魔法……。周りの機械大丈夫ですか……(待て)。


>「了解、帰還命令を出すわよ。それとかり1だから帰ったら何かおごりなさいよ」
リナと気があいそうなお方ですね(ちょっと待てや)。


>『機体名 RUNA。パスワード EIRIAMUHERUMU』
エイリアムヘルム……ですか?
聞いたことのない言葉です。
ドラグーンはどこかで聞いたことあるんですけど……。



>闇:という訳でまずはここまでです
>?:一気にやったのは初めてだね
お疲れ様です。


>闇:まあ、今回はここら辺で!さようなら!
>刹:あっ、こら逃げるな!!!!!

艦隊ものって難しそうですね。
でも迫力があって凄く楽しいです。続きを楽しみにしています。
頑張って下さい。
それではこの辺で、

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25049Re:お久しぶりです。闇竜翔 E-mail 2003/3/7 15:19:38
記事番号24887へのコメント


闇:期末があったため返事が遅れました。すみませんでした

>
>こんばんは。
>お久しぶり……ですね。

闇:そうですね

>今まで読み逃げ常習犯でした。すみません。

闇:いえいえ、こっちの方が読み逃げしまくってますから・・・・・・

>
>>「ギムとは?」
>>ゼルが聞く。
>>「ええっと、これがギムの一種です」
>>そう言ってゼミアは黄色の石を見せた。みんなの視線がそこに集中する。
>>ガウリイを除いて・・・・・・
>聞いてなかったんでしょうか。あるいは聞いてたけどついていけずにボケ〜っとしてるとか……。ま、まさか興味ない……(瞬殺)。

闇:多分興味が無いんじゃないでしょうか

>>「これは雷のギムです。他に炎・水・風・大地・氷・光・暗黒・時間・空間・破壊・神聖の十二種類が在ります。他にも例外はありますが・・・・・・」
>ということは全部で13種ですよね。
>13というとなんか意味ありという感じがしますね。
>(関係ないけどナイツオも13人ですし/爆)

闇:う〜ん、例外って言ってもひとつじゃないです

>>「こちら第四部隊隊長、瑠倶。いつでも出撃できます!」
>「るく」ですよね。

闇:そーですね

>>「第三部隊隊長、竜桔!」
>「りゅうきつ」?
>封神演義(ご存知でなかったらすみません)の竜桔さんみたいに特殊な方でしょうか。
>でもあれは女性ですね。いや、すみません。

闇:すみません、封神演義は読んでないんです

>>「さっき聞き損ねたが、戦略級とか第一級というのはなんだ?」
>>ゼミアはパネルを操作しながらゼルの質問に答える。
>>「戦略級というのはこういう大きな都市などを攻めるエナジーよ。他にも防衛級や策略級などもあるわ。それにも階級があって第三級が弱いエナジーで『妨害波』など第二級が『翻弄』や『機械反乱』など。第一級になると空母を破壊するぐらいの力を持ったものがあるわ」
>うーん……凄いです。
>細かい……。

闇:ただ単に思いついただけなんですけどね

>>「一応用心の為に『地獄の火燐』の準備を」
>何かの兵器でしょうか。強そうですね。

闇:・・・・・・
刹:まあね〜。原子爆弾以上の威力は誇るはずだよ

>>「あの刹那って人、あれは抜け殻だぜ。精神は今どんどん近づいてきてるし・・・・・・」
>>ガウリイが言う。3人はガウリイに目を向け、
>>「ガウリイ・・・・・・いつからそんなことが分かるようになったの?」
>>「さすがガウリイさん。動物以上の勘ですね」
>>「流石だな旦那。常人離れしてる」
>>ガウリイはのほほんと、
>>「まあ何となく」
>凄いガウリイ……。

闇:僕が書くとガウリイは常人離れした野獣・・・・・・

>>「何となくで分かったら凄いわよ!」
>同感です(をい)。

闇:普通は分かりません

>>そう言ってスリッパで突っ込むリナ。
>この世界にもスリッパを持って来るとはさすがリナですね(どこに感心している)

闇:まあ、リナですし・・・・・・

>>そして、大きな衝動が襲った。
>>「うひゃあああ」
>>リナは倒れそうになったがガウリイの驚異的な身体能力に支えられ倒れはしなかった。
>>アメリアは正義があればどうのこうの言って立っている。
>アメリアらしいというか……微笑ましいです。

闇:そうですね。・・・・・・やっぱりアメリアも人では無いな

>>「機種判断信号、DORAGUNと判明!司令の機体です!」
>ドラグーンですか?

闇:そうです。漢字で書くと『竜機神』となります

>>「アクセス、雷の乱舞!」
>>「氷結弾!」
>>アメリアが呪文を解き放ち、
>>「雷撃破!」
>氷系魔法に雷系魔法……。周りの機械大丈夫ですか……(待て)。

闇:まあ、どうにかなるでしょう

>>「了解、帰還命令を出すわよ。それとかり1だから帰ったら何かおごりなさいよ」
>リナと気があいそうなお方ですね(ちょっと待てや)。

刹:こいつの設定ではリナにそっくりだな

>>『機体名 RUNA。パスワード EIRIAMUHERUMU』
>エイリアムヘルム……ですか?
>聞いたことのない言葉です。
>ドラグーンはどこかで聞いたことあるんですけど……。

闇:うろ覚えですけどエイリアムヘルム=『聖戦士』だったと思います

>>闇:という訳でまずはここまでです
>>?:一気にやったのは初めてだね
>お疲れ様です。

闇:ありがとうございます

>>闇:まあ、今回はここら辺で!さようなら!
>>刹:あっ、こら逃げるな!!!!!
>
>艦隊ものって難しそうですね。
>でも迫力があって凄く楽しいです。続きを楽しみにしています。
>頑張って下さい。
>それではこの辺で、

闇:応援ありがとうございます。できるだけ頑張ります!それでは今回はこれにて・・・・・・


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24925Re:さっきはごめんなさいユア・ファンティン 2003/2/23 22:18:32
記事番号24869へのコメント


>ゼミアはすべてを説明しろといわれ、戸惑っている。その様子を見ながらリナは心の中でため息をつき、
>「できれば、エナジーって言うのが何かを教えてもらえると嬉しいんだけど・・・・・・」

ユ:私も知りたいです。

>そう言う。それによってどうにか冷静さを取り戻すゼミア。三回ほど深呼吸し、
>「エナジーとは、この世にある精霊たちの力を借りたものです。一種の魔法ですかね?まあ、特定のエナジニストといわれる人々しか扱えないものです。
>扱える人にも特定があって、たとえエナジニストでもギムと呼ばれる石のようなものがないと発動しないらしいです」
>そう言った。
>「ギムとは?」
>ゼルが聞く。
>「ええっと、これがギムの一種です」
>そう言ってゼミアは黄色の石を見せた。みんなの視線がそこに集中する。
>ガウリイを除いて・・・・・・
>「これは雷のギムです。他に炎・水・風・大地・氷・光・暗黒・時間・空間・破壊・神聖の十二種類が在ります。他にも例外はありますが・・・・・・」

ユ:13種類・・・・何か不吉な・・・失礼しました。

>そう言うと彼女は刹那の方を向き、
>「司令は特殊な人で・・・・・・」
>そう少し小さく呟く。そして、頭を振ると、
>「そろそろかなりの戦闘になると予想されます。そこのシートに座っておいて下さい」
>そう言うと自分もその近くのシートに座り、
>「特殊戦闘員エナジスト第四部隊出撃準備は?」
>そうパネルをいじりながら聞く。パネルにはもうおじさんと呼ばれる年ぐらいの男の顔が移っている。
>「こちら第四部隊隊長、瑠倶。いつでも出撃できます!」
>その返事をゼミアは聞くと首を縦に振り、
>「第一部隊隊長ヴァルリーン。そちらはどう?」
>パネルに女の顔が映し出される。こちらは若い女だ。
>「はーい、いつでも出撃できます〜」
>どこかのんびりした口調で言う。
>「第三部隊隊長、竜桔!」

封神で同名の方いましたっけ・・・

>「苦情は無い」
>すぐさまどこか冷めた顔の男の顔がパネルに映し出される。
>「司令はもう『ドッキング』に入ったか?」
>そう聞く竜桔。
>「ええ、もう入られました」
>ゼミアが頷く。
>「そうか・・・・・・無事帰ると伝えておくぞ」
>そう言うと共に通信をきる。
>「第二部隊隊長、留美」
>「はいはい、待機じゃないの私たちは?」
>そう聞いてくるのは女だ。どこか鬱陶しそうに言う留美。
>「まあその通りだけど・・・・・・頼むわよ護衛」
>「はいはい、分かっておりますよ」
>そう言うと留美は肩を狭めた。
>「いいみんな。予想がつくと思うけど司令から一言、無事に帰れとのことよ。気をつけてね」
>『了解』
>全ての隊長からその言葉が飛ぶと同時にゼミアが通信をきる。それを見計らってからゼルが声をかける。
>「さっき聞き損ねたが、戦略級とか第一級というのはなんだ?」
>ゼミアはパネルを操作しながらゼルの質問に答える。
>「戦略級というのはこういう大きな都市などを攻めるエナジーよ。他にも防衛級や策略級などもあるわ。それにも階級があって第三級が弱いエナジーで『妨害波』など第二級が『翻弄』や『機械反乱』など。第一級になると空母を破壊するぐらいの力を持ったものがあるわ」

ユ:うみゅみゅ(あまり解ってない)

>そこまで言うとパネルを操作し終え、
>「待機中のエナジスト達は予定地につくと同時にすぐさま行動を起こして!測定士はカウントダウン!他の館内にいる者達もD戦闘体制に入って!」
>そう言うと共にリナ達の方を向き、
>「できるだけおとなしくしててね」
>そう言うと同時にパネルを睨みつける。
>「カウントダウンを始めます!目的地まで二十秒・・・・・・十五秒・・・・・・十秒、九、八、七、六、五、四、三、二、一、零!」
>その瞬間、空母『テラ』のハッチが開かれた。
>そして、そこから飛び出すいくつもの影。
>「私達も相手空母に強制通信!」
>「強制通信可能です!内容は!?」
>通信士が答える。
>「こちら第十四部隊副司令官ゼミア。聞かないとは思うがすぐさま投降せよ。さもなくば無理やり投降させる!以上です」
>「了解。反復します。こちらは第十四部隊、聞かぬとは思うがすぐさま投降せよ。さもなくば無理にでも投降させる。以上ですね!」

ユ:かっけ−

>「ええ、それでお願い」
>そう言うと同時に通信士は作業に入った。
>「動力室!」
>「異常ありません。現在70%で作業をしています」
>「90%にできる?」
>「ええ、何をやらかすんですか?」
>首をかしげる若い男。
>「一応用心の為に『地獄の火燐』の準備を」
>「了解!砲台の方に伝えます!」
>「ゼル、アメリア、何を言ってるか分かる?」
>リナが二人に聞く。
>「全然分かりません〜」
>「分からんな」
>二人がそう言う。
>「刹那って言うあの人もどうしてるのか分からないし・・・・・・」
>リナがそう言うと、
>「あの刹那って人、あれは抜け殻だぜ。精神は今どんどん近づいてきてるし・・・・・・」
>ガウリイが言う。3人はガウリイに目を向け、
>「ガウリイ・・・・・・いつからそんなことが分かるようになったの?」
>「さすがガウリイさん。動物以上の勘ですね」
>「流石だな旦那。常人離れしてる」
>ガウリイはのほほんと、
>「まあ何となく」
>「何となくで分かったら凄いわよ!」

ユ:うんうん

>そう言ってスリッパで突っ込むリナ。

ユ:ないす!!
>そして、大きな衝動が襲った。
>「うひゃあああ」
>リナは倒れそうになったがガウリイの驚異的な身体能力に支えられ倒れはしなかった。
>アメリアは正義があればどうのこうの言って立っている。
>ゼルは近くの棒に手をかけて倒れないようにしている。
>「状況を報告して!」
>ゼミアが怒鳴る。
>「側面部に命中。結構な穴が開きました!数人の人間らしき生物の侵入を確認!」
>一人の男が叫ぶ。
>「艦内の者達に指示!戦闘体勢へ!」
>「はっ」
>その瞬間、外の風景を映し出している画面に一つの黒い影が飛び込んできた。
>「今度は何!?」
>リナが怒鳴る。
>「機種判断信号は!?」
>ゼミアが更に大きな声で怒鳴る。
>通信士はしばらくコントロールパネルに指を走らせ、
>「機種判断信号、DORAGUNと判明!司令の機体です!」
>そう言った途端、ドアが破られその後ろから人相の悪いいかにも悪役顔の奴が一人二人三人・・・・・・全員で6人いた。
>「ちっ、もう来たのね」
>そう言ってゼミアはギムを構え、
>「アクセス、雷の乱舞!」

ユ:パチパチ(目が輝いている。」

>瞬間、悪役達に襲い掛かる数多の雷。
>先頭に来ていた二人が炭になって倒れたがその二人を乗り越え四人が一斉にゼミアに殺到しようとする。
>そして、ガウリイとゼルが動いた。
>ガウリイが一人を斬妖剣で切り裂きゼルが二人目に手刀で気絶させる。
>「氷結弾!」
>アメリアが呪文を解き放ち、
>「雷撃破!」
>リナが呪文を解き放ち六人が一気に倒れた。
>「つ、強かったのねあなたたち」
>ゼミアが驚きの声を上げる。
>「まだ油断はできません!艦内に侵入した生物反応はまだ後6人ほどあります。現在第二部隊が戦ってると思いますが・・・・・・」
>そこまで言った時、画面に留美の顔が映し出される。
>「こちら第2部隊、艦内にいた人物すべてを排除しました。そちらはどうですか?」
>「六人ほど他の異世界の人たちの協力を得て倒しました。ご苦労様です」
>ゼミアが答える。そして、
>「そろそろ他の部隊に帰還命令を出してください。私も『ドッキング』しますから」
>「了解、帰還命令を出すわよ。それとかり1だから帰ったら何かおごりなさいよ」
>そう言うと共に留美が通信を切る。
>そしてゼミアも自らのコントロールパネルに指を走らせる。
>「ねえねえどうしたの?」
>リナが聞くが、
>「ちょっとこれからドッキング状態に入るので待ってて下さい」
>そう言うと共に刹那がつけている装置と同じ物が現れる。
>「じゃあ後の事はよろしく」
>そう言うとゼミアはすぐさまドッキング状態に入る。
>(機体名、パスワードを打ち込んでください)
>機械がそうゼミアに言ってくる。
>『機体名 RUNA。パスワード EIRIAMUHERUMU』
>その瞬間、『テラ』の中に収納されている一つの白い機体に光が宿った。
>
>
>続く

ユ:続き楽しみです。

>
>
>#####################################
>闇:という訳でまずはここまでです
>?:一気にやったのは初めてだね
>闇:そろそろ『?』でなく刹那と名乗ったら?
>刹:そうだね

ユ:いつぞやの?さんはあなたでしたのね。

>闇:というわけで君が出てくるよ
>刹:どうせひどい扱いばっかでしょう
>闇:ぎくっ
>刹:・・・・・・へ?
>闇:まあ、今回はここら辺で!さようなら!
>刹:あっ、こら逃げるな!!!!!

ユ;がんばってください
  それと、さっきのチャットでは、済みませんでした。
  この場を借りて謝罪申し上げます

  次回楽しみにしております。


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25050Re:さっきはごめんなさい闇竜翔 E-mail 2003/3/7 15:24:57
記事番号24925へのコメント


>
>>ゼミアはすべてを説明しろといわれ、戸惑っている。その様子を見ながらリナは心の中でため息をつき、
>>「できれば、エナジーって言うのが何かを教えてもらえると嬉しいんだけど・・・・・・」
>
>ユ:私も知りたいです。

闇:そうですね

>>そう言う。それによってどうにか冷静さを取り戻すゼミア。三回ほど深呼吸し、
>>「エナジーとは、この世にある精霊たちの力を借りたものです。一種の魔法ですかね?まあ、特定のエナジニストといわれる人々しか扱えないものです。
>>扱える人にも特定があって、たとえエナジニストでもギムと呼ばれる石のようなものがないと発動しないらしいです」
>>そう言った。
>>「ギムとは?」
>>ゼルが聞く。
>>「ええっと、これがギムの一種です」
>>そう言ってゼミアは黄色の石を見せた。みんなの視線がそこに集中する。
>>ガウリイを除いて・・・・・・
>>「これは雷のギムです。他に炎・水・風・大地・氷・光・暗黒・時間・空間・破壊・神聖の十二種類が在ります。他にも例外はありますが・・・・・・」
>
>ユ:13種類・・・・何か不吉な・・・失礼しました。

闇:いえ、例外って言っても一つじゃないですから

>>そう言うと彼女は刹那の方を向き、
>>「司令は特殊な人で・・・・・・」
>>そう少し小さく呟く。そして、頭を振ると、
>>「そろそろかなりの戦闘になると予想されます。そこのシートに座っておいて下さい」
>>そう言うと自分もその近くのシートに座り、
>>「特殊戦闘員エナジスト第四部隊出撃準備は?」
>>そうパネルをいじりながら聞く。パネルにはもうおじさんと呼ばれる年ぐらいの男の顔が移っている。
>>「こちら第四部隊隊長、瑠倶。いつでも出撃できます!」
>>その返事をゼミアは聞くと首を縦に振り、
>>「第一部隊隊長ヴァルリーン。そちらはどう?」
>>パネルに女の顔が映し出される。こちらは若い女だ。
>>「はーい、いつでも出撃できます〜」
>>どこかのんびりした口調で言う。
>>「第三部隊隊長、竜桔!」
>
>封神で同名の方いましたっけ・・・

闇:すみません、封神読んでません

>>全ての隊長からその言葉が飛ぶと同時にゼミアが通信をきる。それを見計らってからゼルが声をかける。
>>「さっき聞き損ねたが、戦略級とか第一級というのはなんだ?」
>>ゼミアはパネルを操作しながらゼルの質問に答える。
>>「戦略級というのはこういう大きな都市などを攻めるエナジーよ。他にも防衛級や策略級などもあるわ。それにも階級があって第三級が弱いエナジーで『妨害波』など第二級が『翻弄』や『機械反乱』など。第一級になると空母を破壊するぐらいの力を持ったものがあるわ」
>
>ユ:うみゅみゅ(あまり解ってない)

闇:まあ、自分でもよくこんなの考えたと思います

>>そこまで言うとパネルを操作し終え、
>>「待機中のエナジスト達は予定地につくと同時にすぐさま行動を起こして!測定士はカウントダウン!他の館内にいる者達もD戦闘体制に入って!」
>>そう言うと共にリナ達の方を向き、
>>「できるだけおとなしくしててね」
>>そう言うと同時にパネルを睨みつける。
>>「カウントダウンを始めます!目的地まで二十秒・・・・・・十五秒・・・・・・十秒、九、八、七、六、五、四、三、二、一、零!」
>>その瞬間、空母『テラ』のハッチが開かれた。
>>そして、そこから飛び出すいくつもの影。
>>「私達も相手空母に強制通信!」
>>「強制通信可能です!内容は!?」
>>通信士が答える。
>>「こちら第十四部隊副司令官ゼミア。聞かないとは思うがすぐさま投降せよ。さもなくば無理やり投降させる!以上です」
>>「了解。反復します。こちらは第十四部隊、聞かぬとは思うがすぐさま投降せよ。さもなくば無理にでも投降させる。以上ですね!」
>
>ユ:かっけ−

闇:そう言ってもらえるとありがたいです

>>ガウリイが言う。3人はガウリイに目を向け、
>>「ガウリイ・・・・・・いつからそんなことが分かるようになったの?」
>>「さすがガウリイさん。動物以上の勘ですね」
>>「流石だな旦那。常人離れしてる」
>>ガウリイはのほほんと、
>>「まあ何となく」
>>「何となくで分かったら凄いわよ!」
>
>ユ:うんうん

闇:常人離れしたくらげですね

>>そう言ってスリッパで突っ込むリナ。
>
>ユ:ないす!!

闇:流石はリナですね

>>そして、大きな衝動が襲った。
>>「うひゃあああ」
>>リナは倒れそうになったがガウリイの驚異的な身体能力に支えられ倒れはしなかった。
>>アメリアは正義があればどうのこうの言って立っている。
>>ゼルは近くの棒に手をかけて倒れないようにしている。
>>「状況を報告して!」
>>ゼミアが怒鳴る。
>>「側面部に命中。結構な穴が開きました!数人の人間らしき生物の侵入を確認!」
>>一人の男が叫ぶ。
>>「艦内の者達に指示!戦闘体勢へ!」
>>「はっ」
>>その瞬間、外の風景を映し出している画面に一つの黒い影が飛び込んできた。
>>「今度は何!?」
>>リナが怒鳴る。
>>「機種判断信号は!?」
>>ゼミアが更に大きな声で怒鳴る。
>>通信士はしばらくコントロールパネルに指を走らせ、
>>「機種判断信号、DORAGUNと判明!司令の機体です!」
>>そう言った途端、ドアが破られその後ろから人相の悪いいかにも悪役顔の奴が一人二人三人・・・・・・全員で6人いた。
>>「ちっ、もう来たのね」
>>そう言ってゼミアはギムを構え、
>>「アクセス、雷の乱舞!」
>
>ユ:パチパチ(目が輝いている。」

闇:ばちばち(ぐえっ)
刹:あれ?ミスってやんの

>>そう言うとゼミアはすぐさまドッキング状態に入る。
>>(機体名、パスワードを打ち込んでください)
>>機械がそうゼミアに言ってくる。
>>『機体名 RUNA。パスワード EIRIAMUHERUMU』
>>その瞬間、『テラ』の中に収納されている一つの白い機体に光が宿った。
>>
>>
>>続く
>
>ユ:続き楽しみです。

闇:試験の為遅れてました

>>#####################################
>>闇:という訳でまずはここまでです
>>?:一気にやったのは初めてだね
>>闇:そろそろ『?』でなく刹那と名乗ったら?
>>刹:そうだね
>
>ユ:いつぞやの?さんはあなたでしたのね。

闇:そ〜です

>>闇:というわけで君が出てくるよ
>>刹:どうせひどい扱いばっかでしょう
>>闇:ぎくっ
>>刹:・・・・・・へ?
>>闇:まあ、今回はここら辺で!さようなら!
>>刹:あっ、こら逃げるな!!!!!
>
>ユ;がんばってください
>  それと、さっきのチャットでは、済みませんでした。
>  この場を借りて謝罪申し上げます

闇:気にしないでください。僕もアセルトとしてかなり暴走してましたから

>  次回楽しみにしております。

闇:ありがとうございます。それではこれにて・・・・・・

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24952こんちゃv(こんにちはってことです)惣流まい E-mail URL2003/2/26 21:33:36
記事番号24869へのコメント


 こんにちはv翔さんv大分前によくチャットでお会いした惣流まいでっすv
 ちなみに旧名まいですv

>ゼミアはすべてを説明しろといわれ、戸惑っている。その様子を見ながらリナは心の中でため息をつき、
>「できれば、エナジーって言うのが何かを教えてもらえると嬉しいんだけど・・・・・・」
>そう言う。それによってどうにか冷静さを取り戻すゼミア。三回ほど深呼吸し、
>「エナジーとは、この世にある精霊たちの力を借りたものです。一種の魔法ですかね?まあ、特定のエナジニストといわれる人々しか扱えないものです。
>扱える人にも特定があって、たとえエナジニストでもギムと呼ばれる石のようなものがないと発動しないらしいです」
>そう言った。

 にゅにゅ。魔法石ですね?ギムってやつは。

>「ギムとは?」
>ゼルが聞く。
>「ええっと、これがギムの一種です」
>そう言ってゼミアは黄色の石を見せた。みんなの視線がそこに集中する。
>ガウリイを除いて・・・・・・

 やっぱりガウリイはガウリイってことっすか・・・

>「これは雷のギムです。他に炎・水・風・大地・氷・光・暗黒・時間・空間・破壊・神聖の十二種類が在ります。他にも例外はありますが・・・・・・」
>そう言うと彼女は刹那の方を向き、
>「司令は特殊な人で・・・・・・」

 それを言うならリナ達も相当特殊・・・っていうか、人外?
リナ:黙れ小僧。あ、あんたそれでも一応女だったけ?
 小僧で良いですよ。どーせ。

>「特殊戦闘員エナジスト第四部隊出撃準備は?」
>そうパネルをいじりながら聞く。パネルにはもうおじさんと呼ばれる年ぐらいの男の顔が移っている。
>「こちら第四部隊隊長、瑠倶。いつでも出撃できます!」
>その返事をゼミアは聞くと首を縦に振り、
>「第一部隊隊長ヴァルリーン。そちらはどう?」
>パネルに女の顔が映し出される。こちらは若い女だ。
>「はーい、いつでも出撃できます〜」
>どこかのんびりした口調で言う。

 のんびりやさんでも戦闘に入ったら性格が変わるという伝説の・・・っ?!
 エル:どーゆー伝説よそれ。
 いえ、なんとなくいってみただけっす。

>「第三部隊隊長、竜桔!」
>「苦情は無い」
>すぐさまどこか冷めた顔の男の顔がパネルに映し出される。

 竜桔ってみると一番に封神演技の竜桔公主を思い出す・・・
ローラ:でもこのお方は男の方ですよ。あ、翔さんはじめましてvローラレイですv

>「いいみんな。予想がつくと思うけど司令から一言、無事に帰れとのことよ。気をつけてね」
>『了解』
>全ての隊長からその言葉が飛ぶと同時にゼミアが通信をきる。それを見計らってからゼルが声をかける。

 なんといい指令でしょうかv部下の方達に気を配って差し上げるなんてv

>「さっき聞き損ねたが、戦略級とか第一級というのはなんだ?」
>ゼミアはパネルを操作しながらゼルの質問に答える。
>「戦略級というのはこういう大きな都市などを攻めるエナジーよ。他にも防衛級や策略級などもあるわ。それにも階級があって第三級が弱いエナジーで『妨害波』など第二級が『翻弄』や『機械反乱』など。第一級になると空母を破壊するぐらいの力を持ったものがあるわ」

 にゅ〜にゅ〜・・・
ローラ:あ、訳がわからなくなって猫化しちゃいましたわ。
 (にゅって猫の鳴き声じゃない気がする。)にゅーにゅー。

>そこまで言うとパネルを操作し終え、
>「待機中のエナジスト達は予定地につくと同時にすぐさま行動を起こして!測定士はカウントダウン!他の館内にいる者達もD戦闘体制に入って!」
>そう言うと共にリナ達の方を向き、
>「できるだけおとなしくしててね」
>そう言うと同時にパネルを睨みつける。

 絶対に無理だと思う一言〜〜
ローラ:リナさん達に暴れるなという方が無理だと思いますわ(にっこり)

>「カウントダウンを始めます!目的地まで二十秒・・・・・・十五秒・・・・・・十秒、九、八、七、六、五、四、三、二、一、零!」
>その瞬間、空母『テラ』のハッチが開かれた。
>そして、そこから飛び出すいくつもの影。

 パラシュートか何かでしゅーーって降りるんですかね。
ローラ:・・・・(汗)それはないと思いますわ。

>「私達も相手空母に強制通信!」
>「強制通信可能です!内容は!?」
>通信士が答える。
>「こちら第十四部隊副司令官ゼミア。聞かないとは思うがすぐさま投降せよ。さもなくば無理やり投降させる!以上です」
>「了解。反復します。こちらは第十四部隊、聞かぬとは思うがすぐさま投降せよ。さもなくば無理にでも投降させる。以上ですね!」
>「ええ、それでお願い」
>そう言うと同時に通信士は作業に入った。

 聞かぬと思うが、ってとこがミソですねv

>「動力室!」
>「異常ありません。現在70%で作業をしています」
>「90%にできる?」
>「ええ、何をやらかすんですか?」
>首をかしげる若い男。
>「一応用心の為に『地獄の火燐』の準備を」
>「了解!砲台の方に伝えます!」
>「ゼル、アメリア、何を言ってるか分かる?」
>リナが二人に聞く。
>「全然分かりません〜」
>「分からんな」
>二人がそう言う。

 普通は・・・わかんないと思いますねぇ・・・魔法世界からいきなり文明世界へ移動させられたんですから・・・
 日帰りクエストの逆verってかんじですね。

>「刹那って言うあの人もどうしてるのか分からないし・・・・・・」
>リナがそう言うと、
>「あの刹那って人、あれは抜け殻だぜ。精神は今どんどん近づいてきてるし・・・・・・」
>ガウリイが言う。3人はガウリイに目を向け、
>「ガウリイ・・・・・・いつからそんなことが分かるようになったの?」
>「さすがガウリイさん。動物以上の勘ですね」
>「流石だな旦那。常人離れしてる」
>ガウリイはのほほんと、
>「まあ何となく」
>「何となくで分かったら凄いわよ!」
>そう言ってスリッパで突っ込むリナ。

 そ〜れ〜が〜当たり前のは〜ん〜の〜お〜♪

>そして、大きな衝動が襲った。
>「うひゃあああ」
>リナは倒れそうになったがガウリイの驚異的な身体能力に支えられ倒れはしなかった。
>アメリアは正義があればどうのこうの言って立っている。
>ゼルは近くの棒に手をかけて倒れないようにしている。

 ゼルとリナはともかく・・・ガウとアメリア・・・いろんな意味で最凶ですね(笑)


>通信士はしばらくコントロールパネルに指を走らせ、
>「機種判断信号、DORAGUNと判明!司令の機体です!」
>そう言った途端、ドアが破られその後ろから人相の悪いいかにも悪役顔の奴が一人二人三人・・・・・・全員で6人いた。
>「ちっ、もう来たのね」
>そう言ってゼミアはギムを構え、
>「アクセス、雷の乱舞!」
>瞬間、悪役達に襲い掛かる数多の雷。

 アクセス・・・これもほかの漫画を思い出す名前っス・・・

>先頭に来ていた二人が炭になって倒れたがその二人を乗り越え四人が一斉にゼミアに殺到しようとする。
>そして、ガウリイとゼルが動いた。
>ガウリイが一人を斬妖剣で切り裂きゼルが二人目に手刀で気絶させる。
>「氷結弾!」
>アメリアが呪文を解き放ち、
>「雷撃破!」
>リナが呪文を解き放ち六人が一気に倒れた。

 ・・・ガウリイ・・・人間相手に斬妖剣使う・・・?

>「つ、強かったのねあなたたち」
>ゼミアが驚きの声を上げる。

 人外魔境の強さ・・・ぐえっ(カエルがつぶれたような声)
 リナ:さぁてこんな不届きものは簀巻きにして琵琶湖へっと。
 やめてくださいぃぃぃぃぃぃ!!!

>「まだ油断はできません!艦内に侵入した生物反応はまだ後6人ほどあります。現在第二部隊が戦ってると思いますが・・・・・・」
>そこまで言った時、画面に留美の顔が映し出される。
>「こちら第2部隊、艦内にいた人物すべてを排除しました。そちらはどうですか?」
>「六人ほど他の異世界の人たちの協力を得て倒しました。ご苦労様です」
>ゼミアが答える。そして、
>「そろそろ他の部隊に帰還命令を出してください。私も『ドッキング』しますから」
>「了解、帰還命令を出すわよ。それとかり1だから帰ったら何かおごりなさいよ」
>そう言うと共に留美が通信を切る。

 ああ留美さんみたいなキャラの性格好きです。さっぱりきっぱり。私の中には出てこない人ですね。
 リョウなんて何時までも心に恨み辛みを残しておく人ですし・・・ああっもっとまともなキャラが欲しいっ!
 エル:・・・自分で作りなさい自分で。

>そしてゼミアも自らのコントロールパネルに指を走らせる。
>「ねえねえどうしたの?」
>リナが聞くが、
>「ちょっとこれからドッキング状態に入るので待ってて下さい」
>そう言うと共に刹那がつけている装置と同じ物が現れる。

 ドッキング・・・コンピュータのデータを盗むこと・・・
 エル:それはハッキング。
 ピンクの色が濃い奴・・・
 エル:それはドピンク。いいかげんにしなさいあんたわ。ふざけるのもここまでよ!

>「じゃあ後の事はよろしく」
>そう言うとゼミアはすぐさまドッキング状態に入る。
>(機体名、パスワードを打ち込んでください)
>機械がそうゼミアに言ってくる。
>『機体名 RUNA。パスワード EIRIAMUHERUMU』
>その瞬間、『テラ』の中に収納されている一つの白い機体に光が宿った。

 テラ・・・FF\・・・
 エル:違うから。
 それにRUNAって・・・ふふふっv(何か含むことがあるらしい)
 そういえば、?さんって刹那さんだったんですね。驚きです〜〜
 それでは。次を期待しておりますv


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25051Re:こんちゃv(こんにちはってことです)闇竜翔 E-mail 2003/3/7 15:42:15
記事番号24952へのコメント


>
> こんにちはv翔さんv大分前によくチャットでお会いした惣流まいでっすv
> ちなみに旧名まいですv

闇:ひさびさですまいさん

>>ゼミアはすべてを説明しろといわれ、戸惑っている。その様子を見ながらリナは心の中でため息をつき、
>>「できれば、エナジーって言うのが何かを教えてもらえると嬉しいんだけど・・・・・・」
>>そう言う。それによってどうにか冷静さを取り戻すゼミア。三回ほど深呼吸し、
>>「エナジーとは、この世にある精霊たちの力を借りたものです。一種の魔法ですかね?まあ、特定のエナジニストといわれる人々しか扱えないものです。
>>扱える人にも特定があって、たとえエナジニストでもギムと呼ばれる石のようなものがないと発動しないらしいです」
>>そう言った。
>
> にゅにゅ。魔法石ですね?ギムってやつは。

闇:ちょっと違います。ほれ説明
刹:ギムって言うのは簡単にいうと道を作る為のものなんです。つまりそれを媒介に魔法を発動させるというのがこの世界での魔法です。

>>「ギムとは?」
>>ゼルが聞く。
>>「ええっと、これがギムの一種です」
>>そう言ってゼミアは黄色の石を見せた。みんなの視線がそこに集中する。
>>ガウリイを除いて・・・・・・
>
> やっぱりガウリイはガウリイってことっすか・・・

闇:そーいうことです

>>「これは雷のギムです。他に炎・水・風・大地・氷・光・暗黒・時間・空間・破壊・神聖の十二種類が在ります。他にも例外はありますが・・・・・・」
>>そう言うと彼女は刹那の方を向き、
>>「司令は特殊な人で・・・・・・」
>
> それを言うならリナ達も相当特殊・・・っていうか、人外?
>リナ:黙れ小僧。あ、あんたそれでも一応女だったけ?
> 小僧で良いですよ。どーせ。

闇:ああ、すねないでください

>>「特殊戦闘員エナジスト第四部隊出撃準備は?」
>>そうパネルをいじりながら聞く。パネルにはもうおじさんと呼ばれる年ぐらいの男の顔が移っている。
>>「こちら第四部隊隊長、瑠倶。いつでも出撃できます!」
>>その返事をゼミアは聞くと首を縦に振り、
>>「第一部隊隊長ヴァルリーン。そちらはどう?」
>>パネルに女の顔が映し出される。こちらは若い女だ。
>>「はーい、いつでも出撃できます〜」
>>どこかのんびりした口調で言う。
>
> のんびりやさんでも戦闘に入ったら性格が変わるという伝説の・・・っ?!
> エル:どーゆー伝説よそれ。
> いえ、なんとなくいってみただけっす。

闇:そう、あれは三年前・・・・・・
刹:何を言ってるんだお前は!あいつに殺されるぞ!
闇:・・・・・・そーだったな

>>「第三部隊隊長、竜桔!」
>>「苦情は無い」
>>すぐさまどこか冷めた顔の男の顔がパネルに映し出される。
>
> 竜桔ってみると一番に封神演技の竜桔公主を思い出す・・・
>ローラ:でもこのお方は男の方ですよ。あ、翔さんはじめましてvローラレイですv

闇:始めましてローラレイさん。封神は読んでないんです

>>「いいみんな。予想がつくと思うけど司令から一言、無事に帰れとのことよ。気をつけてね」
>>『了解』
>>全ての隊長からその言葉が飛ぶと同時にゼミアが通信をきる。それを見計らってからゼルが声をかける。
>
> なんといい指令でしょうかv部下の方達に気を配って差し上げるなんてv

闇:刹那ですからね〜

>>「さっき聞き損ねたが、戦略級とか第一級というのはなんだ?」
>>ゼミアはパネルを操作しながらゼルの質問に答える。
>>「戦略級というのはこういう大きな都市などを攻めるエナジーよ。他にも防衛級や策略級などもあるわ。それにも階級があって第三級が弱いエナジーで『妨害波』など第二級が『翻弄』や『機械反乱』など。第一級になると空母を破壊するぐらいの力を持ったものがあるわ」
>
> にゅ〜にゅ〜・・・
>ローラ:あ、訳がわからなくなって猫化しちゃいましたわ。
> (にゅって猫の鳴き声じゃない気がする。)にゅーにゅー。

闇:まあ、僕もよくこんなの考えたな〜と思ってます

>>そこまで言うとパネルを操作し終え、
>>「待機中のエナジスト達は予定地につくと同時にすぐさま行動を起こして!測定士はカウントダウン!他の館内にいる者達もD戦闘体制に入って!」
>>そう言うと共にリナ達の方を向き、
>>「できるだけおとなしくしててね」
>>そう言うと同時にパネルを睨みつける。
>
> 絶対に無理だと思う一言〜〜
>ローラ:リナさん達に暴れるなという方が無理だと思いますわ(にっこり)

闇:まあ、ゼミアも聞いてくれると思ってないですけどね

>>「カウントダウンを始めます!目的地まで二十秒・・・・・・十五秒・・・・・・十秒、九、八、七、六、五、四、三、二、一、零!」
>>その瞬間、空母『テラ』のハッチが開かれた。
>>そして、そこから飛び出すいくつもの影。
>
> パラシュートか何かでしゅーーって降りるんですかね。
>ローラ:・・・・(汗)それはないと思いますわ。

闇:空中戦なのでボバーブーツなどを使用します

>>「私達も相手空母に強制通信!」
>>「強制通信可能です!内容は!?」
>>通信士が答える。
>>「こちら第十四部隊副司令官ゼミア。聞かないとは思うがすぐさま投降せよ。さもなくば無理やり投降させる!以上です」
>>「了解。反復します。こちらは第十四部隊、聞かぬとは思うがすぐさま投降せよ。さもなくば無理にでも投降させる。以上ですね!」
>>「ええ、それでお願い」
>>そう言うと同時に通信士は作業に入った。
>
> 聞かぬと思うが、ってとこがミソですねv

闇:そうですね

>>「動力室!」
>>「異常ありません。現在70%で作業をしています」
>>「90%にできる?」
>>「ええ、何をやらかすんですか?」
>>首をかしげる若い男。
>>「一応用心の為に『地獄の火燐』の準備を」
>>「了解!砲台の方に伝えます!」
>>「ゼル、アメリア、何を言ってるか分かる?」
>>リナが二人に聞く。
>>「全然分かりません〜」
>>「分からんな」
>>二人がそう言う。
>
> 普通は・・・わかんないと思いますねぇ・・・魔法世界からいきなり文明世界へ移動させられたんですから・・・
> 日帰りクエストの逆verってかんじですね。

闇:すみません、日帰りクエストって言うのも知りません

>>「刹那って言うあの人もどうしてるのか分からないし・・・・・・」
>>リナがそう言うと、
>>「あの刹那って人、あれは抜け殻だぜ。精神は今どんどん近づいてきてるし・・・・・・」
>>ガウリイが言う。3人はガウリイに目を向け、
>>「ガウリイ・・・・・・いつからそんなことが分かるようになったの?」
>>「さすがガウリイさん。動物以上の勘ですね」
>>「流石だな旦那。常人離れしてる」
>>ガウリイはのほほんと、
>>「まあ何となく」
>>「何となくで分かったら凄いわよ!」
>>そう言ってスリッパで突っ込むリナ。
>
> そ〜れ〜が〜当たり前のは〜ん〜の〜お〜♪

闇:そ〜で〜す〜ね〜(マネッコ)

>>そして、大きな衝動が襲った。
>>「うひゃあああ」
>>リナは倒れそうになったがガウリイの驚異的な身体能力に支えられ倒れはしなかった。
>>アメリアは正義があればどうのこうの言って立っている。
>>ゼルは近くの棒に手をかけて倒れないようにしている。
>
> ゼルとリナはともかく・・・ガウとアメリア・・・いろんな意味で最凶ですね(笑)

闇:最狂(ヲイ)、または最凶(ヲイ)

>>通信士はしばらくコントロールパネルに指を走らせ、
>>「機種判断信号、DORAGUNと判明!司令の機体です!」
>>そう言った途端、ドアが破られその後ろから人相の悪いいかにも悪役顔の奴が一人二人三人・・・・・・全員で6人いた。
>>「ちっ、もう来たのね」
>>そう言ってゼミアはギムを構え、
>>「アクセス、雷の乱舞!」
>>瞬間、悪役達に襲い掛かる数多の雷。
>
> アクセス・・・これもほかの漫画を思い出す名前っス・・・

闇:?う〜ん、知りません

>>先頭に来ていた二人が炭になって倒れたがその二人を乗り越え四人が一斉にゼミアに殺到しようとする。
>>そして、ガウリイとゼルが動いた。
>>ガウリイが一人を斬妖剣で切り裂きゼルが二人目に手刀で気絶させる。
>>「氷結弾!」
>>アメリアが呪文を解き放ち、
>>「雷撃破!」
>>リナが呪文を解き放ち六人が一気に倒れた。
>
> ・・・ガウリイ・・・人間相手に斬妖剣使う・・・?

闇:まあ、ボケ―としてて反射的に動いたんでしょう

>>「つ、強かったのねあなたたち」
>>ゼミアが驚きの声を上げる。
>
> 人外魔境の強さ・・・ぐえっ(カエルがつぶれたような声)
> リナ:さぁてこんな不届きものは簀巻きにして琵琶湖へっと。
> やめてくださいぃぃぃぃぃぃ!!!

闇:琵琶湖なら近くですよ。丁度誰にも見つからない隠し場所が(無い)・・・・・・

>>「まだ油断はできません!艦内に侵入した生物反応はまだ後6人ほどあります。現在第二部隊が戦ってると思いますが・・・・・・」
>>そこまで言った時、画面に留美の顔が映し出される。
>>「こちら第2部隊、艦内にいた人物すべてを排除しました。そちらはどうですか?」
>>「六人ほど他の異世界の人たちの協力を得て倒しました。ご苦労様です」
>>ゼミアが答える。そして、
>>「そろそろ他の部隊に帰還命令を出してください。私も『ドッキング』しますから」
>>「了解、帰還命令を出すわよ。それとかり1だから帰ったら何かおごりなさいよ」
>>そう言うと共に留美が通信を切る。
>
> ああ留美さんみたいなキャラの性格好きです。さっぱりきっぱり。私の中には出てこない人ですね。
> リョウなんて何時までも心に恨み辛みを残しておく人ですし・・・ああっもっとまともなキャラが欲しいっ!
> エル:・・・自分で作りなさい自分で。

闇:エル様厳しい一言ですね

>>そしてゼミアも自らのコントロールパネルに指を走らせる。
>>「ねえねえどうしたの?」
>>リナが聞くが、
>>「ちょっとこれからドッキング状態に入るので待ってて下さい」
>>そう言うと共に刹那がつけている装置と同じ物が現れる。
>
> ドッキング・・・コンピュータのデータを盗むこと・・・
> エル:それはハッキング。
> ピンクの色が濃い奴・・・
> エル:それはドピンク。いいかげんにしなさいあんたわ。ふざけるのもここまでよ!

闇;ハッキングもドピンクも嫌です

>>「じゃあ後の事はよろしく」
>>そう言うとゼミアはすぐさまドッキング状態に入る。
>>(機体名、パスワードを打ち込んでください)
>>機械がそうゼミアに言ってくる。
>>『機体名 RUNA。パスワード EIRIAMUHERUMU』
>>その瞬間、『テラ』の中に収納されている一つの白い機体に光が宿った。
>
> テラ・・・FF\・・・
> エル:違うから。
> それにRUNAって・・・ふふふっv(何か含むことがあるらしい)
> そういえば、?さんって刹那さんだったんですね。驚きです〜〜
> それでは。次を期待しておりますv

闇:ありがとうございます。楽しみにしててください。更新は遅いですけど・・・・・・
  それでは、今回はこれにて・・・・・・

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25052Re:時を越え・・・・・・ 第四章闇竜翔 E-mail 2003/3/7 15:47:42
記事番号24866へのコメント

闇:やっと悪夢の期末が終わりました
刹:で?
闇:まあまあのペースでやって来たいと思います
刹:あっそ、じゃあそろそろ行こうか
#####################################


「一体どうなってるの?ドッキングって何!」
ゼミアがドッキングに入ってから・・・・・・リナ達は一人の通信士を捕まえて問いただす。
「わ、分かりました。説明しますから手を放してください!」
リナに胸倉を捕まれて声を出す通信士。
「で?ドッキングって何?」
半眼になりながらリナが聞く。
ゼルは興味が無い振りをしながらもちゃんと聞いている。
ガウリイは本能で分かっているのでボケッとしている。
アメリアは正義がどうのこうのと少し高い所で言っているが誰一人気にしてないようだ。
通信士が話し始める。
「ドッキングとは、あの機体ギア、正確にはギルアザークというんですけどね。その機体を操る為に冥想区域内に入り、そこからC=11の空間に紛れ込んだ後にPURIZUの作業をして精神を肉体と分離し、そこからBUREINのアクセスをして精神をあの機体の中に取り入れる作業を言います」
「・・・・・・ぜんっぜん分からなかったけど、簡単な事はあの機体の中に精神のみで乗り込むってことね」
リナがそう言う。
「まあ、簡単に言うとそういうことです」
通信士はそう言うとパネルに目を走らせ、
「そろそろ行こう、『地獄の火燐』準備!」
その瞬間、いきなり慌しくなった。
「第1キャノン現在出力78%!」
「第2キャノン出力98%、出力完了です!」
「第3キャノン出力94%、後少しです!」
「こちら動力室!エンジンはフル回転している。いざっていうときの為に空中分解対策の体勢をとってくれ!」
「こちら第二部隊隊長、留美!司令部に応答願います!」
「こちら司令部、後数分後に『地獄の火燐』を発動させます!すぐさま全ての部隊の撤退を!」
「了解!司令部」
通信士がパネルに指を走らせまくる。
もちろん別の所でも慌しく作業が行われている。
そして・・・・・・
「第3キャノン出力99%、OKです!」
「第1キャノン出力89%、90%!こっちもOKです!」
「発射準備完了!狙いを付けろ」
通信士がそう指示する。
画像では新たに加わった白い機体が黒い機体と共に敵の攻撃を撃沈、または艦に攻撃を加えている。
「DORAGUN、RUNAに通信!『地獄の火燐』発動準備OK、通信が終わり一分後に発射!」
「反復します。『地獄の火燐』発射準備OK、通信終了の一分後に発射!」
「よし、それでやってくれ!」
そう言うと同時に別方面から悲鳴のような声があがる。
「敵艦に高エネルギー集中!あちらも撃って来るようです!それも、第一級攻城戦エナジーです!」
「相殺できるか!?」
「多分無理だと思われます!」
絶望的な声が響いた。と、次の瞬間!
「ゼミア副司令官のドッキング率50%を超えました!」
突如、測量士の一人がそう言った。
「何だと!?まさかゼミア副司令はあれをやるおつもりか!?」
通信士が叫ぶ。
「あれって?」
リナが呆然としている通信士に聞く。しかし、通信士はリナの質問が聞こえてないのか叫ぶ、
「あれなら第一級攻城戦エナジーでも相殺できるかもしれない!相殺した瞬間に『地獄の火燐』を解き放て!」
「了解!」
一人の人物が何か細長い物を画面に向けて構えている。そして、
「敵艦隊ロックオン!いつでも発射できます!」
「そのままの体制で維持!勝負は一瞬だ!」
そして、司令部が一気に静かになった。
リナ達もつられて静かになる。
そして、その一瞬が来た。
「来ます!」
測量士がそう言うと共に敵艦隊から青色の光の帯が一気に放たれた。
その瞬間、白い機体が両手を目の前で組み・・・・・・
「あれは!」
リナが叫ぶ。もちろん他の3人も驚きのあまり絶句している。
『アクセス、赤光の狂宴!』
何処かで声が響くと同時に、赤い光が青い光ごと敵艦隊を包む。
そして、爆発。
「今だ!」
誰かが叫んだ。
そして、『地獄の火燐』が放たれた。
三つの砲台から恐るべき威力のエナジーが放たれ、狙いたがわず敵艦隊を包み、木っ端微塵に爆発させた。
「敵艦隊完全に沈黙しました!」
通信士の一人がそう声を上げると共に司令部が喜びに沸いた。
しかし、リナ達はそれどころでは無かった。
目の前で起こった赤い光、それは・・・・・・
「竜破斬・・・・・・なぜこんな所で?・・・・・・」
リナの呟きは誰にも聞かれる事は無かった。


続く

#####################################
闇:さて、次回はどうなるのかな?
刹:あんたしかしらんだろ
闇:そうかもしれない
刹:そうとしか言えない
闇:・・・・・・
刹:・・・・・・
闇:それでは、皆様、今回はこの辺で・・・・・・
刹;逃げたか・・・・・・

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25053Re:時を越え・・・・・・ 第四章ユア・ファンティン 2003/3/7 16:08:41
記事番号25052へのコメント


>闇:やっと悪夢の期末が終わりました

ユ:大変でしたねえ
瀬:そういう風には聞こえませんよ。
ユ:とにかくレスにいこう。
  ・・こいつの正体は最後に明かします。

>刹:で?
>闇:まあまあのペースでやって来たいと思います
>刹:あっそ、じゃあそろそろ行こうか
>#####################################
>
>
>「一体どうなってるの?ドッキングって何!」
>ゼミアがドッキングに入ってから・・・・・・リナ達は一人の通信士を捕まえて問いただす。

ユ:いきおい在りますね。

>「わ、分かりました。説明しますから手を放してください!」
>リナに胸倉を捕まれて声を出す通信士。
>「で?ドッキングって何?」
>半眼になりながらリナが聞く。
>ゼルは興味が無い振りをしながらもちゃんと聞いている。
>ガウリイは本能で分かっているのでボケッとしている。
>アメリアは正義がどうのこうのと少し高い所で言っているが誰一人気にしてないようだ。

ユ:アメリアはアメリアですね。

>通信士が話し始める。
>「ドッキングとは、あの機体ギア、正確にはギルアザークというんですけどね。その機体を操る為に冥想区域内に入り、そこからC=11の空間に紛れ込んだ後にPURIZUの作業をして精神を肉体と分離し、そこからBUREINのアクセスをして精神をあの機体の中に取り入れる作業を言います」

ユ:みゅゅ?
>「・・・・・・ぜんっぜん分からなかったけど、簡単な事はあの機体の中に精神のみで乗り込むってことね」

ユ:なるほど
瀬:馬鹿ですか?
ユ:死んどく?
風:話づれています。
ユ&瀬:はいはい

>リナがそう言う。
>「まあ、簡単に言うとそういうことです」
>通信士はそう言うとパネルに目を走らせ、
>「そろそろ行こう、『地獄の火燐』準備!」
>その瞬間、いきなり慌しくなった。
>「第1キャノン現在出力78%!」
>「第2キャノン出力98%、出力完了です!」
>「第3キャノン出力94%、後少しです!」
>「こちら動力室!エンジンはフル回転している。いざっていうときの為に空中分解対策の体勢をとってくれ!」
>「こちら第二部隊隊長、留美!司令部に応答願います!」
>「こちら司令部、後数分後に『地獄の火燐』を発動させます!すぐさま全ての部隊の撤退を!」
>「了解!司令部」
>通信士がパネルに指を走らせまくる。
>もちろん別の所でも慌しく作業が行われている。
>そして・・・・・・
>「第3キャノン出力99%、OKです!」
>「第1キャノン出力89%、90%!こっちもOKです!」
>「発射準備完了!狙いを付けろ」
>通信士がそう指示する。
>画像では新たに加わった白い機体が黒い機体と共に敵の攻撃を撃沈、または艦に攻撃を加えている。
>「DORAGUN、RUNAに通信!『地獄の火燐』発動準備OK、通信が終わり一分後に発射!」
>「反復します。『地獄の火燐』発射準備OK、通信終了の一分後に発射!」
>「よし、それでやってくれ!」
>そう言うと同時に別方面から悲鳴のような声があがる。
>「敵艦に高エネルギー集中!あちらも撃って来るようです!それも、第一級攻城戦エナジーです!」
>「相殺できるか!?」
>「多分無理だと思われます!」

ユ:すごいのに、無理だとは・・・・


>絶望的な声が響いた。と、次の瞬間!
>「ゼミア副司令官のドッキング率50%を超えました!」
>突如、測量士の一人がそう言った。
>「何だと!?まさかゼミア副司令はあれをやるおつもりか!?」
>通信士が叫ぶ。
>「あれって?」
>リナが呆然としている通信士に聞く。しかし、通信士はリナの質問が聞こえてないのか叫ぶ、
>「あれなら第一級攻城戦エナジーでも相殺できるかもしれない!相殺した瞬間に『地獄の火燐』を解き放て!」
>「了解!」
>一人の人物が何か細長い物を画面に向けて構えている。そして、
>「敵艦隊ロックオン!いつでも発射できます!」
>「そのままの体制で維持!勝負は一瞬だ!」
>そして、司令部が一気に静かになった。

ユ:・・・(ワクワクしているようだ。)

>リナ達もつられて静かになる。
>そして、その一瞬が来た。
>「来ます!」
>測量士がそう言うと共に敵艦隊から青色の光の帯が一気に放たれた。
>その瞬間、白い機体が両手を目の前で組み・・・・・・
>「あれは!」
>リナが叫ぶ。もちろん他の3人も驚きのあまり絶句している。
>『アクセス、赤光の狂宴!』

ユ:怪盗ジャンヌのアクセス懐かしいなあ
風:男の子にはわからないと思います。

>何処かで声が響くと同時に、赤い光が青い光ごと敵艦隊を包む。
>そして、爆発。
>「今だ!」
>誰かが叫んだ。
>そして、『地獄の火燐』が放たれた。
>三つの砲台から恐るべき威力のエナジーが放たれ、狙いたがわず敵艦隊を包み、木っ端微塵に爆発させた。
>「敵艦隊完全に沈黙しました!」
>通信士の一人がそう声を上げると共に司令部が喜びに沸いた。
>しかし、リナ達はそれどころでは無かった。
>目の前で起こった赤い光、それは・・・・・・
>「竜破斬・・・・・・なぜこんな所で?・・・・・・」
>リナの呟きは誰にも聞かれる事は無かった。
>
>
>続く

ユ:凄く続きが気になります
  まってますね。

>
>#####################################
>闇:さて、次回はどうなるのかな?
>刹:あんたしかしらんだろ
>闇:そうかもしれない
>刹:そうとしか言えない
>闇:・・・・・・
>刹:・・・・・・
>闇:それでは、皆様、今回はこの辺で・・・・・・
>刹;逃げたか・・・・・・



ユ:さっきの『瀬:』と『風:』は
瀬:紅屍瀬怜栖(あかばね せれす)です。
風:風野ディスティアです。
ユ:という事で上にある話のキャラで、
  『兄と妹』のセレスティンとディスちゃんのお母さんだったりします。
  暇在れば、『兄と妹』・・スレイヤ−スともタロットとも違ったお話をお楽しみください
  それではまたいつか。



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25141Re:時を越え・・・・・・ 第四章闇竜翔 E-mail 2003/3/11 22:03:03
記事番号25053へのコメント


>
>>闇:やっと悪夢の期末が終わりました
>
>ユ:大変でしたねえ
>瀬:そういう風には聞こえませんよ。
>ユ:とにかくレスにいこう。
>  ・・こいつの正体は最後に明かします。

闇:一応分かってます

>>刹:で?
>>闇:まあまあのペースでやって来たいと思います
>>刹:あっそ、じゃあそろそろ行こうか
>>#####################################
>>
>>
>>「一体どうなってるの?ドッキングって何!」
>>ゼミアがドッキングに入ってから・・・・・・リナ達は一人の通信士を捕まえて問いただす。
>
>ユ:いきおい在りますね。

闇:少しばかり相手にされなくて切れかけてる
リ:よけいな事は言わなくていいわ

>>「わ、分かりました。説明しますから手を放してください!」
>>リナに胸倉を捕まれて声を出す通信士。
>>「で?ドッキングって何?」
>>半眼になりながらリナが聞く。
>>ゼルは興味が無い振りをしながらもちゃんと聞いている。
>>ガウリイは本能で分かっているのでボケッとしている。
>>アメリアは正義がどうのこうのと少し高い所で言っているが誰一人気にしてないようだ。
>
>ユ:アメリアはアメリアですね。

闇:そーですね

>>通信士が話し始める。
>>「ドッキングとは、あの機体ギア、正確にはギルアザークというんですけどね。その機体を操る為に冥想区域内に入り、そこからC=11の空間に紛れ込んだ後にPURIZUの作業をして精神を肉体と分離し、そこからBUREINのアクセスをして精神をあの機体の中に取り入れる作業を言います」
>
>ユ:みゅゅ?

闇:すみません・・・・・・絶対分からないと思います(自分でも頭の中がパニックになりかけた)

>>「・・・・・・ぜんっぜん分からなかったけど、簡単な事はあの機体の中に精神のみで乗り込むってことね」
>
>ユ:なるほど
>瀬:馬鹿ですか?
>ユ:死んどく?
>風:話づれています。
>ユ&瀬:はいはい

闇:まあ、簡単に言っちゃうとそうなるんですよね〜
刹:簡単に言わないで欲しい・・・・・・

>>リナがそう言う。
>>「まあ、簡単に言うとそういうことです」
>>通信士はそう言うとパネルに目を走らせ、
>>「そろそろ行こう、『地獄の火燐』準備!」
>>その瞬間、いきなり慌しくなった。
>>「第1キャノン現在出力78%!」
>>「第2キャノン出力98%、出力完了です!」
>>「第3キャノン出力94%、後少しです!」
>>「こちら動力室!エンジンはフル回転している。いざっていうときの為に空中分解対策の体勢をとってくれ!」
>>「こちら第二部隊隊長、留美!司令部に応答願います!」
>>「こちら司令部、後数分後に『地獄の火燐』を発動させます!すぐさま全ての部隊の撤退を!」
>>「了解!司令部」
>>通信士がパネルに指を走らせまくる。
>>もちろん別の所でも慌しく作業が行われている。
>>そして・・・・・・
>>「第3キャノン出力99%、OKです!」
>>「第1キャノン出力89%、90%!こっちもOKです!」
>>「発射準備完了!狙いを付けろ」
>>通信士がそう指示する。
>>画像では新たに加わった白い機体が黒い機体と共に敵の攻撃を撃沈、または艦に攻撃を加えている。
>>「DORAGUN、RUNAに通信!『地獄の火燐』発動準備OK、通信が終わり一分後に発射!」
>>「反復します。『地獄の火燐』発射準備OK、通信終了の一分後に発射!」
>>「よし、それでやってくれ!」
>>そう言うと同時に別方面から悲鳴のような声があがる。
>>「敵艦に高エネルギー集中!あちらも撃って来るようです!それも、第一級攻城戦エナジーです!」
>>「相殺できるか!?」
>>「多分無理だと思われます!」
>
>ユ:すごいのに、無理だとは・・・・

闇:エナジーって言うのはそれほどまでに凄いものなのです

>>絶望的な声が響いた。と、次の瞬間!
>>「ゼミア副司令官のドッキング率50%を超えました!」
>>突如、測量士の一人がそう言った。
>>「何だと!?まさかゼミア副司令はあれをやるおつもりか!?」
>>通信士が叫ぶ。
>>「あれって?」
>>リナが呆然としている通信士に聞く。しかし、通信士はリナの質問が聞こえてないのか叫ぶ、
>>「あれなら第一級攻城戦エナジーでも相殺できるかもしれない!相殺した瞬間に『地獄の火燐』を解き放て!」
>>「了解!」
>>一人の人物が何か細長い物を画面に向けて構えている。そして、
>>「敵艦隊ロックオン!いつでも発射できます!」
>>「そのままの体制で維持!勝負は一瞬だ!」
>>そして、司令部が一気に静かになった。
>
>ユ:・・・(ワクワクしているようだ。)

刹:あ〜、あまりワクワクしない方がいい・・・・・・
闇:せ〜つ〜な〜
刹:やべっ

>>リナ達もつられて静かになる。
>>そして、その一瞬が来た。
>>「来ます!」
>>測量士がそう言うと共に敵艦隊から青色の光の帯が一気に放たれた。
>>その瞬間、白い機体が両手を目の前で組み・・・・・・
>>「あれは!」
>>リナが叫ぶ。もちろん他の3人も驚きのあまり絶句している。
>>『アクセス、赤光の狂宴!』
>
>ユ:怪盗ジャンヌのアクセス懐かしいなあ
>風:男の子にはわからないと思います。

闇;?????????
刹:素直に分からないと言え

>>何処かで声が響くと同時に、赤い光が青い光ごと敵艦隊を包む。
>>そして、爆発。
>>「今だ!」
>>誰かが叫んだ。
>>そして、『地獄の火燐』が放たれた。
>>三つの砲台から恐るべき威力のエナジーが放たれ、狙いたがわず敵艦隊を包み、木っ端微塵に爆発させた。
>>「敵艦隊完全に沈黙しました!」
>>通信士の一人がそう声を上げると共に司令部が喜びに沸いた。
>>しかし、リナ達はそれどころでは無かった。
>>目の前で起こった赤い光、それは・・・・・・
>>「竜破斬・・・・・・なぜこんな所で?・・・・・・」
>>リナの呟きは誰にも聞かれる事は無かった。
>>
>>
>>続く
>
>ユ:凄く続きが気になります
>  まってますね。

闇:ありがとうございます

>>#####################################
>>闇:さて、次回はどうなるのかな?
>>刹:あんたしかしらんだろ
>>闇:そうかもしれない
>>刹:そうとしか言えない
>>闇:・・・・・・
>>刹:・・・・・・
>>闇:それでは、皆様、今回はこの辺で・・・・・・
>>刹;逃げたか・・・・・・
>
>
>
>ユ:さっきの『瀬:』と『風:』は
>瀬:紅屍瀬怜栖(あかばね せれす)です。
>風:風野ディスティアです。
>ユ:という事で上にある話のキャラで、
>  『兄と妹』のセレスティンとディスちゃんのお母さんだったりします。
>  暇在れば、『兄と妹』・・スレイヤ−スともタロットとも違ったお話をお楽しみください
>  それではまたいつか。

闇:はい、今現在一応読んでます。って言うかTBって・・・・・・蛮ちゃんと銀次のあれですか?(GB(ゲットバッカーズ)のこと)楽しみにして読んでます(レスしろ)
  それでは、今回はこの辺で・・・・・・

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25142時を越え・・・・・・ 第五章闇竜翔 E-mail 2003/3/11 22:14:32
記事番号24866へのコメント




「キリがねえ」
俺はDORAGUNにドッキングしてから敵艦隊のザコをどんどん駆逐していってるが、際限なく出てくる。
「いくら温厚な俺でも切れるぞ」
そう言うと共に精神力で作り出したレーザーを一斉に解き放つ。
敵艦隊にも当たってるはずだがまったくもってダメージがあるように見えない。
「しかし・・・・・・たかがホエール型なのになんでエナジーなんかを・・・・・・」
ホエール型はエナジーの発射などができないと言われる形である。
エナジー発射などは大体がプテラノドン型か最新のホーク型かに分けれるはずなのだ。
ちなみに『テラ』はホーク型だ。
ホーク型とプテラノドン型の弱点は機動力があるが耐久性が弱いと言う点だ。
その点ホエール型は嫌って言うほど耐久性に優れている。
「くそっ、いつまでもこうしては居れないぞ」
そう、そろそろDORAGUNにドッキングして二十分になる。
こいつとドッキングしていられる自己最長時間は大体二十五分。それ以上になると暴走してしまう。
DORAGUNは全てにおいてステータスが高い。
それだからBUREINにアクセスするだけでもかなりの精神力を食う。
そして、こいつにはあいつの力と、軍には秘密だがあの御方の力が入ってる。
暴走させれば一大事になる。
それこそ世界をも簡単に滅ぼしてしまうだろう。恐ろしい事だ。
「司令!」
アホなことを考えていた時に通信がいきなり入った。
見るとゼミアだ。
「ゼミア!お前!」
「大丈夫です。私でも戦力にはなります」
ゼミアが通信してくる。
「ばかかお前は!そいつは扱いやすいがいざ暴走したらお前の命が掛かっちまうんだぞ!分かったらさっさと『テラ』の中に戻れ!」
俺が声を荒げて怒鳴る。しかし、
「嫌です」
帰ってきたのは冷静な返事だった。
「何だと!これは司令命令だ!」
「拒否します。司令こそそろそろタイムリミットです。すぐさま帰還してください。後は私がどうにかします」
ゼミアが言う。
確かに時間はそろそろ二十三分に差し掛かるところだ。
「・・・・・・くそっ」
俺はそう言うと精神集中をしてドッキング率を上げる。
そして、ギムの代わりに頭の中に複雑な魔術構成を浮かべ、後は声に出す。
「アクセス、時間超越(オーヴァードライブ)」
その瞬間、DORAGUNの機能が一時的に二分の1まで落ちる。
「六分だ!」
俺が怒鳴る。
ゼミアがきょとんとしているのが気配でわかる。
「六分しか俺はもたないからそれまでに決着をつけるぞ!」
その瞬間、通信の向こうで歓喜の声が聞こえたような気がした。
「さっさと行くぞ!」
「はい!」
DORAGUNの機動力等が半分になってもそんなには困らない。
DORAGUNの性能はそれほどまでに高いのだ。
「アクセス、紫電の咆哮!」
俺が言って腕を突き出すと共にいくつもの紫の雷がザコを駆逐する。
しかし、懲りずに突っ込んでくる機体が数機。
「食らえっ」
そう言うと共にレーザーで打ち落とす。その瞬間『テラ』からの通信が入る。
「『地獄の火燐』発射準備OK、通信終了の一分後に発射!繰り返します、『地獄の火燐』発射準備OK、通信終了の一分後に発射!」
「ちっ、あれをやるのか」
俺はそう言うとゼミアに通信する。
「火燐が発動する!さっさと引くぞ!」
「了解司令!」
しかし、その瞬間、一つの機械。つまりエネルギー測量機が異常数値の観測を訴えた。
「な、何だ?」
俺は驚きながら原因を探す。
そして・・・・・・
「敵艦隊に異常エネルギー数値だと!?まだ第一戦略級撃つ気か!」
そして、はたと気づく。
通信は切ってない。
RUNAにはエネルギー測量気はついてはいない。
「しまった」
俺がそう心の中で思うのと同時に通信機に声が入る。
「司令!今のは本当ですか!?」
ゼミアが大声で怒鳴ってくる。
くそっ、一度ばれたらゼミアをごまかすのは絶対できない。
俺は諦めると半分やけくそ気味で言った。
「ああ、そうだよ」
「どうしますか!?」
「どうもできねえよ俺は!」
DORAGUNの制御時間ももう少ししかない。
どうやっても戦略級のエナジーを止める力は残ってないと言う事だ。
「じゃあ行ってきます」
「・・・・・・は?」
通信機の向こうから聞こえてきた声に俺はマヌケな声を返した。
「ですから、司令は帰還してください。後は私がやります」
その瞬間、俺の脳裏にゼミアの特殊体質の事が浮かび上がった。
「だめだ!『赤光の狂宴』は使うな!」
その瞬間、DORAGUNの生命維持装置以外の全てのコマンドがダウンした。
タイムオーバーだ。
その生命維持装置も悲鳴を上げてる。
「くそっ。動け!動け!」
俺が怒鳴るがDORAGUNは沈黙しつづけている。
このままDORAGUNにドッキングしていてもこっちの命が危なくなる。
「くそっ」
俺はもう一つそう言うとBUREINから脱出した。
その瞬間、外では青い光と赤い光が激突した。


ドッキングから戻り、艦内は歓声に包まれていた。
特殊戦闘員エナジスト隊の隊長の姿もある。
そして、ゼミアの姿も・・・・・・
「おお、帰ってきた・・・・・・か?」
なぜかガウリイが気づく。
それにつられて他の隊員達も気づくが、
「ああ、お帰りなさいたいちょ・・・・・・」
「どうにか無事に・・・・・・」
全ての隊員が俺の顔を見て黙り込む。
なぜかは単純明解、俺が不機嫌を露にしてるからである。
「少しのあいだ静まれ」
俺がそう言うと共に全員が静まり返る。
「ゼミア、前に出ろ」
そう言うと共にゼミアが前に出る。
「話すことがある。司令室に来い。その他の者達は帰還の進路を取れ。終わったら解散だ」
そう言うと共に背を向けて司令室に向かう。
気配で後ろからゼミアがついてきていることを確認する。
「おい刹那!」
突然竜詰が声を出した。
「何だ?」
振り向いて答えると、
「約束の場所に先に行ってるからなあの四人さんと一緒に」
それだけ言うと自分の仕事に戻っていった。
「分かった」
そう言うと俺とゼミアは司令部から廊下に出た。
「ゼミア」
歩きながら俺が声を掛ける。
「はい」
「なぜ呼ばれたか分かるか?」
振り返らずに俺は聞く。
「はい」
ゼミアはそう言う。
「言ってみろ」
振り返らずに俺は言う。
「まず、RUNAを使用したこと」
「それもあったな」
「そして、司令の命令を拒否した事」
「別段それは構わん」
歩くスピードを変えずに俺は受け答えする。
「後は、『赤光の狂宴』を使った事ですね」
「ああ、そのことで俺は言いたい事があるんだ」
俺はそう言うと司令室の扉を開け中に入る。
ゼミアもその後に続く。
俺はデスクに座るとゼミアに向き合い。
「こうやって二人で話すのは久々だな」
「そうですね。3年前司令になられたときから二人だけで話すのは一回もありませんでしたから」
「まあ、二人になったからな。その敬語は止せ。はっきり俺一人特別扱いされているのは鬱陶しくて仕方ない」
「しかし・・・・・・」
ゼミアが言い渋るが。
「ここは俺とお前しかいない。普通に話せ」
「・・・・・・わかったわ」
ゼミアが目を見て向かい合う。
「それで、どうしてあそこまで『赤光の狂宴』を使用するなというの?」
「・・・・・・ミスター・カズマを知ってるな」
俺が言うとゼミアは頷き、
「ええ、知ってるわ。生態の方の研究者だっけ?」
「ああ、そうだ。ついでに言えば俺の友達でもある」
そう言うとゼミアは目を見開き、
「驚いた。刹那はそんなような人々にも友達がいるの?」
「ああ、話しがあってね」
そう言うと俺は歩きながらウイスキーのボトルと二つの硝子グラスを取る。
「・・・・・・私はまだ二十歳じゃないわよ」
「いいじゃねえか。後一ヶ月だろ」
そう言いながら水割りにしてゼミアの前に置く。
「で、いい加減本題に入ったら?」
「・・・・・・ああ」
俺はそう言うとウイスキーをくいっと一息で飲み干し、
「半年前、お前の『赤光の狂宴』のギムがなぜないかの理由解明を彼に依頼した」
「本人には内緒で?」
ゼミアが意地悪い目つきで俺に言ってくる。
俺はふっと笑うと、
「ああ、何も無ければエア・アイズ・オンリーにしようと思ってたからな」
「何よそれ。まるで私が刹那みたいな特殊な人みたいじゃない」
俺は一度天井を仰ぐと一つの隠しスイッチを押す。
そして、出てきた棚の中の資料をゼミアに投げた。
「・・・・・・何よこれ」
「結果だ。三日前に届いた」
そう言うと共にもう一杯ウイスキーのグラスを空ける。
ゼミアはその資料を見始めた。
そして、数分後・・・・・・
「・・・・・・信じられないわね。自分の身体だとしても」
そう言って俺に資料をほって返した。
俺はそれを受け取りながら、
「ふん、他人にしてみれば驚くのも無理ねえよ」
そう言うと共にその資料を最初の隠しだなの中に入れる。
「何?ギムが私の深層意識内にあって無意識のうちにそれを使ってる?」
「そうらしい。ギムの性質は不明。だけど性格としては暗黒に近いらしい」
そう言うと共に俺はもう一杯グラスを空ける。
「・・・・・・私は刹那のようなあんな事してないのよ」
「ああ、あれは俺だけだろう。そのおかげで俺は全ギムの使用が出来るようになったがな」
「・・・・・・本当にそれだけなの?」
ゼミアが探るような目つきで聞いてくる。
「・・・・・・何がだ?」
今の見かけようとしてた四杯目のグラスの手を止めながら俺が聞く。
「本当にそれだけなの?と言う事よ」
「・・・・・・ふん、それこそ馬鹿馬鹿しい。いくら気まぐれなあの御方でもそこまではしないだろう」
そう言うと共にグラスを煽り、
「まあいい。それ読んだから解かっただろ。あれを使えば使うだけお前の体は闇に蝕まれていく。絶対に使うな」
「・・・・・・了解。じゃあ先に皆の所に行ってるね」
そう言うとゼミアは立ち上がり、
「無理はするなよ」
俺が声を掛ける。
「・・・・・・何よ」
「昔からの幼馴染だぜ。お前の泣きそうな時ぐらい分かる」
ウイスキーのボトルやグラスを片付けながらいう。
「・・・・・・今は・・・・・・今は無理させて」
ゼミアはそう言うと静かに部屋を後にした。
俺は片付け終えてから机に向き合い。
「・・・・・・と言う事だ。後は頼んだぞ留美」
「了解・・・・・・と言いたいところだけど。ゼミアの傷を癒せるのはあんたしかいないわよ刹那」
「・・・・・・どう言う意味だ?」
「まあ、さっさと来なさいよ」
俺の呼びかけを完全に無視して留美は通信を切った。
「・・・・・・どう言う意味だ?」
答えが出かけていたが俺はそれを無視して管領塔に報告しに行く為に『テラ』を降りた。


続く


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闇;今回区切る所が無かったので長くなりました
刹:あっそ
闇:さて・・・・・・そろそろこの話しの中盤辺りに入りたいな〜と思っている今日この頃です
刹:じゃあ書けば?
闇:う〜ん、FFタクティクスADVANCEやってるからな〜
刹:・・・・・・書け、これは命令だ
闇:ハイハイ、じゃあ今回はこの辺で・・・・・・
刹:・・・・・・なんか誤魔化された気が・・・・・・