◆−ぜるやんに聞いてみよう!(ゼルアメ)−イヌひこ (2003/3/1 20:09:43) No.24978
24978 | ぜるやんに聞いてみよう!(ゼルアメ) | イヌひこ | 2003/3/1 20:09:43 |
前回感想もらってかなり調子に乗って、またしても投稿してしまいました。意味の無さに拍車がかかっております。短いお話なんで、お暇な時にでも見ていただけたら嬉しいです♪ *********** 「なあゼル、ちょっと聞きたいことがあるんだが、いいか?」 とある宿屋の一室。突然そう言われて、ゼルと呼ばれた青年は読んでいた本を開いたままの状態で相部屋の青年、ガウリイの方を見た。彼はベッドに腰掛けた状態でゼルの方を見ていた。 「・・・ああ、別にかまわんが。どうしたんだ、改まって」 「いやあ、別にたいしたことじゃあないんだけどな」 そう言って、笑いながら頭をかくガウリイ。そして世間話するかのように切り出した。 「聞くが・・・アメリアのことどう思ってる?」 ぶっ!! 思わず吹き出すゼル。 「って、お前今、何を吹き出したんだ?」 「細かい突っ込みはよせ。それより、どういうことだ」 口調のわりに結構うろたえているゼルの問いに、ガウリイは真顔で答えた。 「いやだから、仲間としてじゃなく、女の子としてどう思ってるのかなーとか、そういう意味なんだが」 「・・・なんでそんなことを聞く」 「いや、なんとなく聞きたいなー、と思って。なあ、どう思ってるんだ?」 身を乗り出してくるガウリイに押されつつ、ゼルは少々赤くなりつつも口を開いた。 「どう・・・って、俺は別になんとも・・・」 ガタッ。 突如、ゼルの言葉に反応したかのようにドアの向こうから物音が聞こえる。 「う!!」 同時に生まれた気配に、ゼルの動きが止まる。 こ・・・この気配は・・・。 冷や汗がゼルの頬をつたう。 「?どうした?ゼル」 「い、いや・・・なんとも思っていない、という訳ではないんだが、その、なん だ、好きか嫌いかと言われれば、どちらかと言えば好きなような気もするが、女としてどうだと言われたら、好きじゃないとは言い切れないという気がしないでもないような・・・」 「なに慌てまくってんだ?お前」 ガウリイの問いに、ゼルはさらに顔を赤くして言った。 「・・・ほっとけ」 「うーん、もう少しはっきりしてもらわないと困るんだけどなあ」 「誰が困るんだ?誰が」 ゼルの突っ込みは全く無視し、思いついたように手を打つガウリイ。 「そうだ!じゃあリナとアメリア、どっちかと結婚しなきゃいけないとしたらどうする?」 「リ・・・リナと・・・?」 ガウリイは素晴らしい思い付きをしたと思っているようだが、なぜかゼルは死ぬほど答えにくそうに顔を引きつらせた。 「ど、どっちか・・・って・・・、そ、そりゃあ・・・アメリア・・・かな・・・?」 ドアの方を気にしつつ、なんとなく無理やり答えているように見えるゼル。そんな彼の様子に気付いているのかいないのか、ガウリイは納得したように笑顔になる。 「そうかあ!いや、俺もそうじゃないかと思ってたんだけどな!やー、よかったよかった」 「・・・・・・だからなにがだよ・・・」 「だってさ、よかったな、アメリア」 「はいっ♪。聞いてくれてありがとうございました。でもよく考えたら、リナさんより良かったからって自慢にも何にもならないっていう気もしますけどね♪」 「ははははは、それもそうだなー」 「あんたら・・・本人の前でいうか・・・?」 「でも、ゼルガディスさん気付きませんでしたか?私がドアの側にいるって」 「いやあ、多分大丈夫だったんじゃないのか?よくわからんが」 「そうですよね♪」 「・・・無視かい・・・」 ******** うーん、また困っちゃうくらい意味ないし・・・パターンが前回と同じだし。というか、ゼルアメなんでしょうか?これ・・・(自問)。次はちょっと長いのを投稿したいなーとか思ってます。温かい目で見てやってください。 |