◆−★新シリ―ズ開始☆−ユア・ファンティン (2003/3/7 22:44:54) No.25063 ┗−風華−・ACT1−1・風と死神の出会い・風の過去−ユア・ファンティン (2003/3/7 23:51:08) No.25065 ┣Re:−風華−・ACT1−1・風と死神の出会い・風の過去−有太 (2003/3/8 13:10:40) No.25072 ┃┗Re:−風華−・ACT1−1・風と死神の出会い・風の過去−ユア・ファンティン (2003/3/8 17:16:16) No.25077 ┣−風華−・ACT1−2・昔の仲間−ユア・ファンティン (2003/3/8 20:18:04) No.25082 ┣−風華−・ACT1−3・風の願い−ユア・ファンティン (2003/3/8 23:28:04) No.25084 ┣−風華−・ACT1−4・ナイトメア−ユア・ファンティン (2003/3/9 12:51:19) No.25090 ┃┗Re:−風華−・ACT1−4・ナイトメア−D・S・ハイドラント (2003/3/9 17:40:04) No.25094 ┃ ┗Re:−風華−・ACT1−4・ナイトメア−ユア・ファンティン (2003/3/9 19:08:41) No.25097 ┣−風華−・ACT1−5・風と雷の最邂逅−ユア・ファンティン (2003/3/9 22:37:34) No.25106 ┃┣お、遅くなりました・・・。−夜宵 吹雪 (2003/3/10 13:40:37) No.25113 ┃┃┗Re:遅くても嬉しいです。−ユア・ファンティン (2003/3/10 21:37:07) No.25119 ┃┗Re:−風華−・ACT1−5・風と雷の最邂逅−D・S・ハイドラント (2003/3/10 22:23:28) No.25122 ┃ ┗Re:−風華−・ACT1−5・風と雷の最邂逅−ユア・ファンティン (2003/3/10 22:48:35) No.25125 ┣−風華−・ACT1−6・風への襲撃−ユア・ファンティン (2003/3/11 21:44:16) No.25138 ┗−風華−・ACT・1−7・≪歌人形≫の価値−ユア・ファンティン (2003/3/12 23:14:12) No.25154 ┗Re:−風華−・ACT・1の後の中書き−ユア・ファンティン (2003/3/13 22:31:19) No.25165 ┣Re:−風華−・ACT・1の後の中書き−D・S・ハイドラント (2003/3/14 21:03:18) No.25176 ┃┗Re:−風華−・ACT・1の後の中書き−ユア・ファンティン (2003/3/14 23:56:12) No.25180 ┗Re:−風華−・ACT・1の後の中書き−夜宵 吹雪 (2003/3/16 23:25:06) No.25219 ┗Re:−風華−・ACT・1の後の中書き−ユア・ファンティン (2003/3/17 14:52:50) No.25222
25063 | ★新シリ―ズ開始☆ | ユア・ファンティン | 2003/3/7 22:44:54 |
ユ:華鏡ちゃん、夜宵さん、ハイランドさん+数名のレスがありましたので、 『兄と妹』のディスティア&セレス・・・あとは、名前だけアルティアの故郷、 本編・『風華』を開始する事を宣言します |
25065 | −風華−・ACT1−1・風と死神の出会い・風の過去 | ユア・ファンティン | 2003/3/7 23:51:08 |
記事番号25063へのコメント ここは、豪華客船の中のとある一室−。 「縛められた日々 暗い部屋の中で・・。」 1人の少女が、部屋の電気もつけずに窓辺に佇み、歌を歌っていた。 髪は、夕日を反射して青く輝いていたが、橙のその瞳は深い憂いに満ちていた。 「(いつまで・・・・こんな生活続くんだろう・・)」 少女は歌う、哀しみや寂しさを紛らわす為に。 そして、三時間ほどしたときのこと。 「そういえば、ミスタ―、今日新しい運び屋連れてくるはずだけど……。」 コンコン 「シンディ―、いるか?」 「どうぞ、ミスタ―。」 さっきの呟きと打って変わって感情のない声で答える少女。 部屋に入ってきたのは、こげ茶の髪に白髪が混じった髪で紺のス−ツを着た40代の中年男と黒い糸目、黒い背までの髪後はYシャツとネクタイ以外黒づくめの20代後半ぐらいの青年だった。 「ミスタ−。 この少女が今回の『荷』ですか?」 「そうだ。 君には、スタンに入るまでこの子を運んで欲しい。」 「わかりました、ミスタ−。 しかし、面白くなかったら降りますよ?」 「かまわん。」 というとミスタ−は、部屋を出る。 青年は、少女に近付き、 「しばらくですが、よろしくお願いしますね。」 「貴方、Dr・ヘルこと紅屍瀬怜栖でしょう?」 「よくわかりますね。」 「・・・・風が教えてくれたから・・。」 「貴女は? シンディ−と呼ばれていたみたいですが。」 少女は、感情がない声…いや音でこう答える。 「その名前は好きじゃない。 SONG・DOLLから取られた名前だから。 本名は、風野ディスティアよ。 もう、私と『無限城』の仲間しか呼ばないけど・・・。」 自嘲的に少女−ディスティアは笑う。 紅屍は、こう思っていた。 「(17歳とは、思えませんね。)」 「ねえ、もう夜も遅いし寝るときもこの部屋にいるんでしょう?」 「ええ。」 「・・・私が寝るまででいいからすぐ傍にいてくれないかな?」 照れたように笑うディスティア。 「(笑うと可愛いんでねえ。)」 「それでは、無限城のことを話して下さいますか?」 「いいよ。」 ++ ++ ++++ ++++++ 「・・瀬怜栖さんって呼んでいいですか?」 「かまいませんよ。」 「瀬怜栖さん、途中で寝てしまったらごめんなさい。 話しますね。 私は・・・・・・」 私は、「精霊使い」の父と母の間に生まれました。 私が2歳半になった頃、『歌』・・・・私が歌を歌うと友達が怪我をしたり・・死んだりした子もいました。 そのせいかも知れませんが、父母は私を無限城のごろつきに売りました。 その男は、私が『歌』で追い払いましたけどね。 それからすぐ、銀次お兄ちゃんと護さんに拾われました。 ・・今思えば、3歳の子供が、あんな所で生きていたかと思います。 『俺は、煌野銀次ってんだ。アンタは?』 って、手を差し伸べてくれたのが、銀次お兄ちゃんだった。 それで、私は、2人に付いて行ったの。 ・・・嬉しかったかな・・・両親にも、疎まれていたのに、かまってくれて。 それからしばらくして、お兄ちゃんと一緒にいた龍燐(ロンリン)が、第2エリア(ベルトライン)の連中に殺され・・・・お兄ちゃんを庇って死んで、そのショックで目覚めた力・『雷撃』で、第二エリアのやつら・・ううん、第一エリア(アンダ−・タウン)の仲間も何人か消し飛んだわ。 私も風と地の結界がなかったら危なかったわ。 それからお兄ちゃんは、≪VOLS&WINDS≫のリ−ダ−・『雷帝』と呼ばれてた。 私は副リ−ダ−みたいなものだったけどね。 『死風舞の風姫』・風野涙花ってね、涙花っていうのは、血も涙もない花みたいな女だからって。 それから半年ぐらいすると、 『ビ−スト・テイマ−』佐賀野利度 『無限城の頭脳』・TANATOX 『絃』の華月 と後,もう1人が四天王と呼ばれていたの。 もう1人私と仲のよかった人・・最も四天王に近い男 『血に嗤う道化師』・笑氏遥樹 そいつとは、割と気があったな・・。 毎日が生か死か・・・・・・そんな毎日だけど楽しかった。 でもあの日・・もう4年になるかな。 私を拾ってくれた護さんに『外』の死の商人に売られたのは。 その買った人も今の偽パパに死んだ娘代わりに売られたけど、すぐに、私の力を利用しはじめた。 でもここ2年半は、全開で歌うと皆が死にかけるから・・・・私の死を願う心のせいでね、薬が必要なのよ。 その薬を作れるのは、無限城のゲンじいちゃんぐらいしかいないからね。 それ口実に、半年に1週間ほど、運び屋の見張り付きだけど東京で遊ばさして貰ってんだ。 ・・これで・・おしまい。」 しばしの沈黙 「つまらなかったらごめん。」 「いいえ、ディスティアさん。 貴女は真に自由と死どちらを望んでいるのですか?」 「自由。」 紅屍の問いにディスティアは、即答する。 「死より自由がいい。 でも、私の歌で死に急ぐ人もいるからそんなのなら死んだほうがいい。」 「ディスティアさん 明日は、歌を聞かせてください。」 「ん?いいよ。」 「では、もう寝なさい。」 紅屍はディスティアの頬に手袋越しに触れる。 「暖かい・・・・・・・。」 「しばらく握ってましょうか?」 「うん、お願い・・・。」 数分後 ディスティアの寝息のみがあたりに響く。 「全く、私は何をやっているのでしょうか・・・。」 紅屍の・・・人にほとんど興味の示さない紅屍の独白がそこにはあった。 +コメント+ 宣伝と一部被っていますがご了承ください それでは、また次回 |
25072 | Re:−風華−・ACT1−1・風と死神の出会い・風の過去 | 有太 E-mail | 2003/3/8 13:10:40 |
記事番号25065へのコメント 今日和!行き成りですが感想レスです! > >ここは、豪華客船の中のとある一室−。 > >「縛められた日々 > 暗い部屋の中で・・。」 >1人の少女が、部屋の電気もつけずに窓辺に佇み、歌を歌っていた。 >髪は、夕日を反射して青く輝いていたが、橙のその瞳は深い憂いに満ちていた。 >「(いつまで・・・・こんな生活続くんだろう・・)」 >少女は歌う、哀しみや寂しさを紛らわす為に。 >そして、三時間ほどしたときのこと。 >「そういえば、ミスタ―、今日新しい運び屋連れてくるはずだけど……。」 > なんだかシリアスな雰囲気が漂ってますね。 誰)そりゃそうだろ。お前と違う ・・・・そーだけどもね。 >コンコン > >「シンディ―、いるか?」 >「どうぞ、ミスタ―。」 >さっきの呟きと打って変わって感情のない声で答える少女。 >部屋に入ってきたのは、こげ茶の髪に白髪が混じった髪で紺のス−ツを着た40代の中年男と黒い糸目、黒い背までの髪後はYシャツとネクタイ以外黒づくめの20代後半ぐらいの青年だった。 マフィアの人っぽい 誰)名探偵コナンの・・・・ 違うから。 >「ミスタ−。 > この少女が今回の『荷』ですか?」 >「そうだ。 > 君には、スタンに入るまでこの子を運んで欲しい。」 >「わかりました、ミスタ−。 > しかし、面白くなかったら降りますよ?」 >「かまわん。」 >というとミスタ−は、部屋を出る。 >青年は、少女に近付き、 >「しばらくですが、よろしくお願いしますね。」 >「貴方、Dr・ヘルこと紅屍瀬怜栖でしょう?」 >「よくわかりますね。」 >「・・・・風が教えてくれたから・・。」 >「貴女は? > シンディ−と呼ばれていたみたいですが。」 >少女は、感情がない声…いや音でこう答える。 >「その名前は好きじゃない。 > SONG・DOLLから取られた名前だから。 > 本名は、風野ディスティアよ。 > もう、私と『無限城』の仲間しか呼ばないけど・・・。」 >自嘲的に少女−ディスティアは笑う。 >紅屍は、こう思っていた。 >「(17歳とは、思えませんね。)」 >「ねえ、もう夜も遅いし寝るときもこの部屋にいるんでしょう?」 >「ええ。」 >「・・・私が寝るまででいいからすぐ傍にいてくれないかな?」 >照れたように笑うディスティア。 >「(笑うと可愛いんでねえ。)」 >「それでは、無限城のことを話して下さいますか?」 >「いいよ。」 > > 少女は荷物ですか。 誰)回想モード・・・ > > > > ++ ++ ++++ ++++++ > > > > >「・・瀬怜栖さんって呼んでいいですか?」 >「かまいませんよ。」 >「瀬怜栖さん、途中で寝てしまったらごめんなさい。 > 話しますね。 > 私は・・・・・・」 > > > > > > >私は、「精霊使い」の父と母の間に生まれました。 >私が2歳半になった頃、『歌』・・・・私が歌を歌うと友達が怪我をしたり・・死んだりした子もいました。 >そのせいかも知れませんが、父母は私を無限城のごろつきに売りました。 >その男は、私が『歌』で追い払いましたけどね。 >それからすぐ、銀次お兄ちゃんと護さんに拾われました。 >・・今思えば、3歳の子供が、あんな所で生きていたかと思います。 >『俺は、煌野銀次ってんだ。アンタは?』 >って、手を差し伸べてくれたのが、銀次お兄ちゃんだった。 >それで、私は、2人に付いて行ったの。 >・・・嬉しかったかな・・・両親にも、疎まれていたのに、かまってくれて。 >それからしばらくして、お兄ちゃんと一緒にいた龍燐(ロンリン)が、第2エリア(ベルトライン)の連中に殺され・・・・お兄ちゃんを庇って死んで、そのショックで目覚めた力・『雷撃』で、第二エリアのやつら・・ううん、第一エリア(アンダ−・タウン)の仲間も何人か消し飛んだわ。 >私も風と地の結界がなかったら危なかったわ。 >それからお兄ちゃんは、≪VOLS&WINDS≫のリ−ダ−・『雷帝』と呼ばれてた。 >私は副リ−ダ−みたいなものだったけどね。 >『死風舞の風姫』・風野涙花ってね、涙花っていうのは、血も涙もない花みたいな女だからって。 >それから半年ぐらいすると、 > >『ビ−スト・テイマ−』佐賀野利度 >『無限城の頭脳』・TANATOX >『絃』の華月 > >と後,もう1人が四天王と呼ばれていたの。 >もう1人私と仲のよかった人・・最も四天王に近い男 >『血に嗤う道化師』・笑氏遥樹 >そいつとは、割と気があったな・・。 >毎日が生か死か・・・・・・そんな毎日だけど楽しかった。 >でもあの日・・もう4年になるかな。 >私を拾ってくれた護さんに『外』の死の商人に売られたのは。 >その買った人も今の偽パパに死んだ娘代わりに売られたけど、すぐに、私の力を利用しはじめた。 >でもここ2年半は、全開で歌うと皆が死にかけるから・・・・私の死を願う心のせいでね、薬が必要なのよ。 >その薬を作れるのは、無限城のゲンじいちゃんぐらいしかいないからね。 >それ口実に、半年に1週間ほど、運び屋の見張り付きだけど東京で遊ばさして貰ってんだ。 >・・これで・・おしまい。」 >しばしの沈黙 >「つまらなかったらごめん。」 >「いいえ、ディスティアさん。 > 貴女は真に自由と死どちらを望んでいるのですか?」 >「自由。」 >紅屍の問いにディスティアは、即答する。 >「死より自由がいい。 > でも、私の歌で死に急ぐ人もいるからそんなのなら死んだほうがいい。」 >「ディスティアさん > 明日は、歌を聞かせてください。」 >「ん?いいよ。」 >「では、もう寝なさい。」 >紅屍はディスティアの頬に手袋越しに触れる。 >「暖かい・・・・・・・。」 >「しばらく握ってましょうか?」 >「うん、お願い・・・。」 > > > > >数分後 > >ディスティアの寝息のみがあたりに響く。 >「全く、私は何をやっているのでしょうか・・・。」 >紅屍の・・・人にほとんど興味の示さない紅屍の独白がそこにはあった。 > > > ・・・・過去の話が痛々しいね 誰)そうだね。 > > > > > >+コメント+ > > >宣伝と一部被っていますがご了承ください >それでは、また次回 > > > ユア・ティンファンさん、2の方でレス、有難う御座いました。 他の小説もよませていただきます! 誰)さっさといくぞ。 ではログでさがして読んできます・・ では |
25077 | Re:−風華−・ACT1−1・風と死神の出会い・風の過去 | ユア・ファンティン | 2003/3/8 17:16:16 |
記事番号25072へのコメント >今日和!行き成りですが感想レスです! ユ:ありがとうございます >> >>ここは、豪華客船の中のとある一室−。 >> >>「縛められた日々 >> 暗い部屋の中で・・。」 >>1人の少女が、部屋の電気もつけずに窓辺に佇み、歌を歌っていた。 >>髪は、夕日を反射して青く輝いていたが、橙のその瞳は深い憂いに満ちていた。 >>「(いつまで・・・・こんな生活続くんだろう・・)」 >>少女は歌う、哀しみや寂しさを紛らわす為に。 >>そして、三時間ほどしたときのこと。 >>「そういえば、ミスタ―、今日新しい運び屋連れてくるはずだけど……。」 >> >なんだかシリアスな雰囲気が漂ってますね。 >誰)そりゃそうだろ。お前と違う >・・・・そーだけどもね。 ユ:ギャグをかけるんだからいいじゃないのさ。 (私はギャグ風味のシリアスぐらいまでしか書いてません) >>コンコン >> >>「シンディ―、いるか?」 >>「どうぞ、ミスタ―。」 >>さっきの呟きと打って変わって感情のない声で答える少女。 >>部屋に入ってきたのは、こげ茶の髪に白髪が混じった髪で紺のス−ツを着た40代の中年男と黒い糸目、黒い背までの髪後はYシャツとネクタイ以外黒づくめの20代後半ぐらいの青年だった。 >マフィアの人っぽい ユ:それ正解 >誰)名探偵コナンの・・・・ >違うから。 ユ:あれより上 >>「ミスタ−。 >> この少女が今回の『荷』ですか?」 >>「そうだ。 >> 君には、スタンに入るまでこの子を運んで欲しい。」 >>「わかりました、ミスタ−。 >> しかし、面白くなかったら降りますよ?」 >>「かまわん。」 >>というとミスタ−は、部屋を出る。 >>青年は、少女に近付き、 >>「しばらくですが、よろしくお願いしますね。」 >>「貴方、Dr・ヘルこと紅屍瀬怜栖でしょう?」 >>「よくわかりますね。」 >>「・・・・風が教えてくれたから・・。」 >>「貴女は? >> シンディ−と呼ばれていたみたいですが。」 >>少女は、感情がない声…いや音でこう答える。 >>「その名前は好きじゃない。 >> SONG・DOLLから取られた名前だから。 >> 本名は、風野ディスティアよ。 >> もう、私と『無限城』の仲間しか呼ばないけど・・・。」 >>自嘲的に少女−ディスティアは笑う。 >>紅屍は、こう思っていた。 >>「(17歳とは、思えませんね。)」 >>「ねえ、もう夜も遅いし寝るときもこの部屋にいるんでしょう?」 >>「ええ。」 >>「・・・私が寝るまででいいからすぐ傍にいてくれないかな?」 >>照れたように笑うディスティア。 >>「(笑うと可愛いんでねえ。)」 >>「それでは、無限城のことを話して下さいますか?」 >>「いいよ。」 >> >> >少女は荷物ですか。 ユ:性格には、身辺警護(見張り) >誰)回想モード・・・ ユ:悲しい過去のね。 >> >> >> >> ++ ++ ++++ ++++++ >> >> >> >> >>「・・瀬怜栖さんって呼んでいいですか?」 >>「かまいませんよ。」 >>「瀬怜栖さん、途中で寝てしまったらごめんなさい。 >> 話しますね。 >> 私は・・・・・・」 >> >> >> >> >> >> >>私は、「精霊使い」の父と母の間に生まれました。 >>私が2歳半になった頃、『歌』・・・・私が歌を歌うと友達が怪我をしたり・・死んだりした子もいました。 >>そのせいかも知れませんが、父母は私を無限城のごろつきに売りました。 >>その男は、私が『歌』で追い払いましたけどね。 >>それからすぐ、銀次お兄ちゃんと護さんに拾われました。 >>・・今思えば、3歳の子供が、あんな所で生きていたかと思います。 >>『俺は、煌野銀次ってんだ。アンタは?』 >>って、手を差し伸べてくれたのが、銀次お兄ちゃんだった。 >>それで、私は、2人に付いて行ったの。 >>・・・嬉しかったかな・・・両親にも、疎まれていたのに、かまってくれて。 >>それからしばらくして、お兄ちゃんと一緒にいた龍燐(ロンリン)が、第2エリア(ベルトライン)の連中に殺され・・・・お兄ちゃんを庇って死んで、そのショックで目覚めた力・『雷撃』で、第二エリアのやつら・・ううん、第一エリア(アンダ−・タウン)の仲間も何人か消し飛んだわ。 >>私も風と地の結界がなかったら危なかったわ。 >>それからお兄ちゃんは、≪VOLS&WINDS≫のリ−ダ−・『雷帝』と呼ばれてた。 >>私は副リ−ダ−みたいなものだったけどね。 >>『死風舞の風姫』・風野涙花ってね、涙花っていうのは、血も涙もない花みたいな女だからって。 >>それから半年ぐらいすると、 >> >>『ビ−スト・テイマ−』佐賀野利度 >>『無限城の頭脳』・TANATOX >>『絃』の華月 >> >>と後,もう1人が四天王と呼ばれていたの。 >>もう1人私と仲のよかった人・・最も四天王に近い男 >>『血に嗤う道化師』・笑氏遥樹 >>そいつとは、割と気があったな・・。 >>毎日が生か死か・・・・・・そんな毎日だけど楽しかった。 >>でもあの日・・もう4年になるかな。 >>私を拾ってくれた護さんに『外』の死の商人に売られたのは。 >>その買った人も今の偽パパに死んだ娘代わりに売られたけど、すぐに、私の力を利用しはじめた。 >>でもここ2年半は、全開で歌うと皆が死にかけるから・・・・私の死を願う心のせいでね、薬が必要なのよ。 >>その薬を作れるのは、無限城のゲンじいちゃんぐらいしかいないからね。 >>それ口実に、半年に1週間ほど、運び屋の見張り付きだけど東京で遊ばさして貰ってんだ。 >>・・これで・・おしまい。」 >>しばしの沈黙 >>「つまらなかったらごめん。」 >>「いいえ、ディスティアさん。 >> 貴女は真に自由と死どちらを望んでいるのですか?」 >>「自由。」 >>紅屍の問いにディスティアは、即答する。 >>「死より自由がいい。 >> でも、私の歌で死に急ぐ人もいるからそんなのなら死んだほうがいい。」 >>「ディスティアさん >> 明日は、歌を聞かせてください。」 >>「ん?いいよ。」 >>「では、もう寝なさい。」 >>紅屍はディスティアの頬に手袋越しに触れる。 >>「暖かい・・・・・・・。」 >>「しばらく握ってましょうか?」 >>「うん、お願い・・・。」 >> >> >> >> >>数分後 >> >>ディスティアの寝息のみがあたりに響く。 >>「全く、私は何をやっているのでしょうか・・・。」 >>紅屍の・・・人にほとんど興味の示さない紅屍の独白がそこにはあった。 >> >> >> >・・・・過去の話が痛々しいね ユ:ありがとう >誰)そうだね。 ユ:この話のキャラでそうじゃない人のほうが少ない >> >> >> >> >> >>+コメント+ >> >> >>宣伝と一部被っていますがご了承ください >>それでは、また次回 >> >> >> >ユア・ティンファンさん、2の方でレス、有難う御座いました。 ユ:いえいえ >他の小説もよませていただきます! お願いします。 >誰)さっさといくぞ。 >ではログでさがして読んできます・・ >では ではっでは > > |
25082 | −風華−・ACT1−2・昔の仲間 | ユア・ファンティン | 2003/3/8 20:18:04 |
記事番号25065へのコメント 「1週間後に戻ればいいのね?」 ディスティアは、そういうと紅屍を伴い船のタラップを降りる。 そして、2人は一路、新宿へ――――。 「新宿は、いつ来ても、好きになれませんね・・。」 「そう? 私は好きよ。 だって、私は、この町で生まれて、『無限城』で育ったんだもの。」 こんな風な会話を交わし新宿中央公園に向かっていた。 「変わらないな・・・・、ニュ―スじゃ変わったていうけど、日本は変わらない・・・・。」 そして公園の噴水。 「ここで、・・今十時四十分だから、後二十分ね。 十一時になったら、『絃』の華月さんだと思うわ、今回は。 その人が来るまで待ちましょう。」 といいながら、ディスティアは、噴水の前に腰掛ける。 「座らないの?」 「ええ、一応プロですから。」 二十分後―――。 まだ来ない さらに五分後 ストッ ディスティアのとなりに1人の男の子(?)が座る。 何故?なのかというと仕草や体つきが女性らしく、その上黒の長髪。 それを耳の前の一房を2つに分けそのうち1つを淡い水色の布でまとめ鈴を片方のみ三つ付けている。 さっきの残りをそのまま垂らし残りの後ろの髪をまた別に淡い水色の布でまとめている。 服装こそTシャツにG―パンとラフだが本当に男?と聞きたくなるほどの美少年なのだ。 「お久し振りですね。ディスティアさん。」 「そうね。華月さん。 ・・・でも、さんづけはいらないわよ。」 「そうもいきません。」 「でも、華月さんの方が年上だよ。」 華月は苦笑しつつも、ディスティアに紙袋を渡す。 「はい、TANATOXが渡せって。」 「ありがとう。」 「それと、これはお礼だそうです。」 紙袋とは別に、腰につけるような、カ−ドホルダ―を渡す。 「無重力合金製のトランプなんてどうするんですか?」 「まあ色々と・・。 今からしばらく時間取れない?」 華月は少々面食らったようだが、 「・・いいですよ。」 と、すぐに承諾したのだった。 ちなみに、紅屍の胸中は・・・・・。 「(この人が雪鳥院華月さんですか・。 雪鳥院流弦術・宗家の生き残り・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ディスティアさんと仲良さそうですね。(^_^) ・・・・・・・・・・・・・・この感情は嫉妬なんでしょうか・・・・?)」 という具合だ。 +コメント(説明)+ とりあえず1度時間がなくなるので、 無重力合金についてしゃべって終わります、 無重力合金とは・・・・・ 無重力下では、鉄と鉛のように比重の違う金属でも合金できるのである。 ディスティアのは、銀と鋼を使った合金である。 形状は、少し大きなトランプ 受け取った枚数・・50セット それでは・・・・・・・ |
25084 | −風華−・ACT1−3・風の願い | ユア・ファンティン | 2003/3/8 23:28:04 |
記事番号25065へのコメント 「次、行きましょ。次」 ディスティアの呼び声に、華月は、多少げんなりしつつもついて行ったが、紅屍は、使う体力の質が違うのか倒れそうなくらいフラフラだった。 ・・・・・・・それもそのはず3人があの後向かったのは、遊園地で入った後も絶叫系のみに乗っているのだ。 紅屍、ご愁傷様。 そして夕方−。 「すみません。瀬怜栖さん、席外してもらえます?」 「二十分までです。」 といい、少し離れたベンチに座る紅屍。 それを確認すると、華月は、 「ディスティアさん。 から元気はやめたほうが良いですよ。」 苦笑しながら、ディスティアは、 「あ、バレてた? ・・・・・ねえ、無限城に、銀次お兄ちゃん,もういないんだよね。」 「・・・・・・・・!!」 「少し前に・・・・風が教えてくれたの。 ・・・・・私が売られて、半年ほど経った頃らしいね・・・・。 ・・・・・・TANATOXも変わったらしいわ・・・・・・・ね。 それは・・・・・・・私のせいね。 私がいなくならなければ、同胞・・・無限城の『申し子』の私達・・・・『雷帝』と 『死風舞の風姫』がいなくなってなかったら・・・私たちに心酔していたあの子は、四 天王のままの子供でいれたのかも知れない・・・・・・。」 華月は、己の胸中を映したかのような複雑な微笑を浮かべる。 「それは、僕も同じです。 僕も、あの後、無限城を出ましたから・・・。 さっきの薬も、『雪華』の元メンバ―が仲介して僕に渡した物ですし。」 「ありがとう。 ・・・今日は楽しかったわ。」 1番はじめの公園−。 「それじゃあ、華月さん。 3ヶ月ぐらいしたらまた会えると思うわ。」 「ええ、また生きて会いましょう。」 ホテル―。 「・・・よく元気にしていられますね。 明日もですか?」 「ううん、明日からは、ショッピングよ。 新しい服も欲しいいし。」 まだ顔を青くしている紅屍。 それを見たためか。 「ちょっと、動かないでね。」 目を瞑りディスティアは歌いだす。 おお この地にある偉大なりし精霊よ 清らか鳴る流れを 司りし精霊よ 澄みたる流れを 司りし精霊よ 我に汝らが力を貸す者よ 彼の者の刻を 楔を戻しなさい 「!!??(気持ち悪さが消えた?)」 「これが、私の歌をよい方向に使った物よ。 ・・・・・ごめんなさい、今日は引っ張りまわして。」 ディスティアはそう言って苦笑する。 ◆◇◆◇ ◆◇◆◇ ◇◆◇◆ 「運命かな・・・・・。」 紅屍に『今の状況は、どう思いますか?』と聞かれたディスティアは、寂しそうにそう答えた。 「変えられないと思うわ。」 ディスティアは、目を伏せてしまう。 彼女が膝に置いた手の甲に熱い雫が落ちる。 「では、その運命を変えてみませんか?」 向かいに座っていた紅屍が不意にそう言う。 「え!!」 ディスティアが涙を浮かべたまま顔を上げる。 「私が、貴女を貴女が幸せになれる所まで連れて行きます。 ・・・・・一緒に行きましょう。」 「・・・・・瀬怜栖さん・・・・・・・・」 ディスティアの頬に再び熱い雫が落ちる。 しかし、それは哀しみからではなく嬉しさからくるものだった。 「・・・・嘘・・・・でも嬉しいです・。」 「嘘では、ありません。」 紅屍は、ディスティアの隣に移り彼女を抱き寄せ自分の腕に収める。 「でも・・でも私を連れて行ったら、迷惑が掛かってしまいます。 ・・・・貴方にまでミスタ-の追手が懸かってしまいます。」 ディスティアの顔が再び涙で曇る。 「それに、期日までに戻らないとこのチョ−カ−が・・・・・・。」 「大丈夫です。 ・・・・迷惑だと思いませんよ。 しかし、一つ条件があります。」 「条件ですか?」 紅屍は、悪戯っぽい笑みを浮かべ、ディスティアの頬の涙をぬぐう。 「はい。私の傍にいてくれますか? 貴方が幸せになれる場所を見つけるまで。 それが、条件です。」 「・・・・わかりました。 ずっと傍にいます。 だって、私が幸せになれるのは、貴方の傍ですから。」 「そうですか・・・・。」 「・・・・んっ・・・・・・・」 そして紅屍とディスティアは、互いの体温を確かめ合うかのように唇を重ねた―。 こうしてディスティアは、ミスタ―を裏切り、紅屍の元へ行った・・・・。 余談: 2人がミスタ―を裏切った数日後 東京のミスタ−の邸宅に 赤い薔薇とメスような物で切られたチョ―カ−とカ−ドが届いた。 ≪ミスタ―へ 私たちに干渉しないで下さい Dr・ヘルより ≫ 赤い薔薇は、マフィアの間では≪お前の居場所はわかっているから命はいつでももらえるぞ≫の意である。 この脅しの効果もあり約半年先まで2人似干渉は無かった +後書き+ コメント避けさせてください |
25090 | −風華−・ACT1−4・ナイトメア | ユア・ファンティン | 2003/3/9 12:51:19 |
記事番号25065へのコメント ここはディスティアの夢の中―――。 ディスティアは荒野を走り抜ける。 その彼女を追うのは、さまざまな国の老若男女達。 彼らは口々に 『何故我々を殺したのだ・・・・・・・。』 『私達が死んで何で、お前が生きているのだ・・・・・。』 『我々と共に・・・・逝こうぞ・・。』 そして亡者の群れに、追いつめられるディスティア。 彼らは、ディスティアに縋り付き恨み言を吐く。 『やだ、やだ、嫌あああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああっ。』 「ディスティア、ディスティア。」 「ディスティア、ディスティア、どうしました?」 「・・・・・・瀬怜栖さん?」 ディスティアは、紅屍の元に来てから、紅屍の腕の中でしか、眠らなくなっていた。 それでもこのように、夢にうなされて紅屍に揺すり起こされるのだ。 「どうしました?」 「私が殺した・・・・あの人達・・・。 嫌だって・・・・言った・・・・・のに・・・・・・」 少し前まで自分のした事を悪夢としてみてうなされる。 作者には、体験がないのだが、あまり気持ちのよいものではないだろう。 「大丈夫です。 今は私がいますよ。」 「・・・・・・・。」 そんな時紅屍が抱きしめて落ち着けさせる。 「もうお眠りなさい。」 「うん。」 「(このままではいけませんね。 『銀次』とやらか『無限城の仲間』を探した方がいいのでしょうか?)」 +後書き+ 質問あったらどうぞ。 答えられるものは答えます。 それでは・・・・・・ |
25094 | Re:−風華−・ACT1−4・ナイトメア | D・S・ハイドラント | 2003/3/9 17:40:04 |
記事番号25090へのコメント こんばんはラントです。 >ここはディスティアの夢の中―――。 > >ディスティアは荒野を走り抜ける。 >その彼女を追うのは、さまざまな国の老若男女達。 >彼らは口々に > > >『何故我々を殺したのだ・・・・・・・。』 > > >『私達が死んで何で、お前が生きているのだ・・・・・。』 > > >『我々と共に・・・・逝こうぞ・・。』 > > > >そして亡者の群れに、追いつめられるディスティア。 >彼らは、ディスティアに縋り付き恨み言を吐く。 >『やだ、やだ、嫌あああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああっ。』 ひどい夢見てますね。 ・・・私はほとんど悪夢みないですし・・・。 宣伝とはまた違った感じ・・・かな? これから始まるという感じですね。 ミスターのところは追ってくるのでしょうか。 何かあっさりやられて違うところに狙われるようなそんな気が私にはしますが・・・。 >質問あったらどうぞ。 >答えられるものは答えます。 えっとじゃあ先生(え?)質問♪ −兄と妹−の方はどうなったんですか(激しく待て) ・・・以上、質問でした。(コラ) それではこれからもがんばってください。 地下迷宮ででも怪物と戦いながら応援致します(←するなら真面目にしろ) |
25097 | Re:−風華−・ACT1−4・ナイトメア | ユア・ファンティン | 2003/3/9 19:08:41 |
記事番号25094へのコメント >こんばんはラントです。 こんばんわです。 > >>ここはディスティアの夢の中―――。 >> >>ディスティアは荒野を走り抜ける。 >>その彼女を追うのは、さまざまな国の老若男女達。 >>彼らは口々に >> >> >>『何故我々を殺したのだ・・・・・・・。』 >> >> >>『私達が死んで何で、お前が生きているのだ・・・・・。』 >> >> >>『我々と共に・・・・逝こうぞ・・。』 >> >> >> >>そして亡者の群れに、追いつめられるディスティア。 >>彼らは、ディスティアに縋り付き恨み言を吐く。 >>『やだ、やだ、嫌あああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああっ。』 >ひどい夢見てますね。 >・・・私はほとんど悪夢みないですし・・・。 ユ:羨ましい。 私の魂にとっては、タロットのことも、悪夢の一つかも知れないのだからな・・・・・。 > > >宣伝とはまた違った感じ・・・かな? >これから始まるという感じですね。 はっきり言って、序章の序章です、 >ミスターのところは追ってくるのでしょうか。 一応、このあとのACT4に再登場 >何かあっさりやられて違うところに狙われるようなそんな気が私にはしますが・・・。 やられませんが、別のにも狙われます。 > > >>質問あったらどうぞ。 >>答えられるものは答えます。 >えっとじゃあ先生(え?)質問♪ へ? >−兄と妹−の方はどうなったんですか(激しく待て) 今スランプ中です。 >・・・以上、質問でした。(コラ) > >それではこれからもがんばってください。 >地下迷宮ででも怪物と戦いながら応援致します(←するなら真面目にしろ) ありがとうございます。 それでは・・・・・・ |
25106 | −風華−・ACT1−5・風と雷の最邂逅 | ユア・ファンティン | 2003/3/9 22:37:34 |
記事番号25065へのコメント 「それでは行って来ますね。」 ミスタ―を裏切ってはや2ヶ月。 紅屍は、週に1、2度『運び屋』の仕事で夜はいない日がある。 「次戻るの、明日の晩だったわよね? 何か作っとくけど何が良い?」 「クリ−ムシチュ―が良いですね。」 「それ作って待ってるね。」 というディスティアと紅屍の会話。 まるで、どこぞの新婚さんである(笑) 次の日の晩。 ただ今の時刻。午前3時45分。 「瀬怜栖さん、遅いなあ・・・・・・・・。」 ディスティアは、ふてされてソファに横になっている。 「もぉ、冷めちゃってるよ・・・。」 それから約6時間後の午前10時。 「帰りましたよ、ディスティアさん。」 紅屍が戻ってきたようだ。 「おや・・・眠っているのですか・・・」 寝室から毛布を取ってこようとすると、 「・・・・お帰りなさい。」 目をこすりながらそう言うディスティア。 「服・・・・穴だらけだねえ・・・。」 まだ寝ぼけているようだ。 「って!!手当てしなきゃ。」 「もう治りましたから大丈夫ですよ。」 「なら、いいけど。 シチュ―、食べる?」 「頂きましょうか。」 +++ +++ +++ +++ 「ディスティアさん、『ファンキ−』に行く気は?」 「銀次お兄ちゃんの所?」 「ええ。」 「うん。いいよ。」 という事で、2人は、『ファンキ−』へ向かう。 新宿は、裏新宿、裏新宿の ≪その人に合ったコ−ヒ−とマスタ−の気のきいたト―クが素敵な店・ファンキ−≫ (上記は、雑誌掲載時の煽り文句である) その前に立つ2人。 ちなみにディスティアは、紅屍に買ってもらったばかりのふんわりとした桜色のワンピ−スを着て、青銀色の髪を1本の三つ編みしてまとめている。 カランコロン 「いらっしゃ・・ 七年ぶりになるかねえ、紅屍さん。」 「黄大人(ホワン・ターレン)も、ご健勝で何よりで。 テイク・バッカーズの2人?」 「奥だよ。 お前さんには、いつものと、そっちのお嬢ちゃんには、『ハイビスカス』だな。 持ってくから奥に行ってな。」 どうやら、紅屍とマスタ−は旧知の中らしい。 奥のボックス席 「テイクバッカーズさんですか?」 『はい。』 と返事をしたのは、白に近い水色の髪サングラスの奥の瞳は、青灰色、服は、明るい色のTーシャツの上に半そでの上着にジーパンの19歳ぐらいの優男と明るい金髪、薄茶の瞳、カ−キ色の半袖半ズボンの快活そうな19歳ぐらいの少年だった。 金髪の方は、 「●×△、瑞也ちゃん、 Dr・ヘルだよぉぅぉぅぅっ。」 と、相方の白水色の男をシェイクしている。 紅屍はそれを意に介さず。 「昨日の敵は今日の友では有りませんが、 この世界では仕事が終わったら、恨みっこなしが基本ですよ。」 ディスティアは、銀次を確認すると、駆け出して銀次に開きつきダッシュをかます。 「銀次お兄ちゃーーーん。」 「・・・うげ・・・・ぐ・・・」 「・・・・・・・・・・・・。」 銀次と瑞也は完全に白目をむきかけていた。 銀次の首がディスティアによって絞まり、そのショックで瑞也の首まで絞まっていた。 「あ、ごめん。 でも、ひさしぶりね。」 「ディスちゃん?」 「うん。」 ディスティアと銀次はそう再会の言葉を交わす。 「で、何のようですか?」 「依頼は2つ。 1つはこの手紙を読んでください、そうすれば、わかります。 もう1つは・・・・。」 紅屍が2つ目の内容を言う前に表のガラスが割れる音がする そして、黄大人とアルバイトの秋菜悲鳴が届いてくる。 ++後書き++ ユ:時間がないので、これにてごめん |
25113 | お、遅くなりました・・・。 | 夜宵 吹雪 E-mail | 2003/3/10 13:40:37 |
記事番号25106へのコメント >「クリ−ムシチュ―が良いですね。」 >「それ作って待ってるね。」 >というディスティアと紅屍の会話。 >まるで、どこぞの新婚さんである(笑) 吹雪:・・・いつから、そーゆー所帯じみた会話をするようになったんですか、紅屍さん!! K:そんなの、その人の勝手だろ。・・・しかし、想像するとちょっと恐いもんがあるな・・・。 >『はい。』 >と返事をしたのは、白に近い水色の髪サングラスの奥の瞳は、青灰色、服は、明るい色のTーシャツの上に半そでの上着にジーパンの19歳ぐらいの優男と明るい金髪、薄茶の瞳、カ−キ色の半袖半ズボンの快活そうな19歳ぐらいの少年だった。 >金髪の方は、 >「●×△、瑞也ちゃん、 > Dr・ヘルだよぉぅぉぅぅっ。」 >と、相方の白水色の男をシェイクしている。 吹雪:ををっ、原作とほぼ同じ反応。すてきだ >「昨日の敵は今日の友では有りませんが、 > この世界では仕事が終わったら、恨みっこなしが基本ですよ。」 >ディスティアは、銀次を確認すると、駆け出して銀次に開きつきダッシュをかます。 >「銀次お兄ちゃーーーん。」 >「・・・うげ・・・・ぐ・・・」 >「・・・・・・・・・・・・。」 >銀次と瑞也は完全に白目をむきかけていた。 >銀次の首がディスティアによって絞まり、そのショックで瑞也の首まで絞まっていた 吹雪:死なないでぇぇ――!!てゆーか連鎖状態っ!? K:落ち着けよ、この銀次ファンは。 吹雪:あい、そうーなんです、私、銀ちゃんのファンなのです。 >紅屍が2つ目の内容を言う前に表のガラスが割れる音がする >そして、黄大人とアルバイトの秋菜悲鳴が届いてくる。 吹雪:哀れ、黄大人さんと秋菜ちゃん。 遅くなりましたがレスです。 テストがあったので、時間が・・・(泣) これからも、がんばって打ち込んでくださいね(はぁと) あ、あとあと!!銀ちゃんはタレるのでしょーか!!? すっごい気になります。 ついでに好きです、タレ銀。 どうぞ、教えてください!! どーでもいいけど、なんか紅屍さんがご飯食べてるのが、想像できません(洋食派なのでしょうか?) 何か恐くて(汗) ではでは。 |
25119 | Re:遅くても嬉しいです。 | ユア・ファンティン | 2003/3/10 21:37:07 |
記事番号25113へのコメント >>「クリ−ムシチュ―が良いですね。」 >>「それ作って待ってるね。」 >>というディスティアと紅屍の会話。 >>まるで、どこぞの新婚さんである(笑) > >吹雪:・・・いつから、そーゆー所帯じみた会話をするようになったんですか、紅屍さん!! >K:そんなの、その人の勝手だろ。・・・しかし、想像するとちょっと恐いもんがあるな・・・。 ユ:紅屍=赤屍ではないです。 セ:私の父が間違われるのは、あまりいい気持ちではありませんね > >>『はい。』 >>と返事をしたのは、白に近い水色の髪サングラスの奥の瞳は、青灰色、服は、明るい色のTーシャツの上に半そでの上着にジーパンの19歳ぐらいの優男と明るい金髪、薄茶の瞳、カ−キ色の半袖半ズボンの快活そうな19歳ぐらいの少年だった。 >>金髪の方は、 >>「●×△、瑞也ちゃん、 >> Dr・ヘルだよぉぅぉぅぅっ。」 >>と、相方の白水色の男をシェイクしている。 > >吹雪:ををっ、原作とほぼ同じ反応。すてきだ ユ:ありがとう。 > >>「昨日の敵は今日の友では有りませんが、 >> この世界では仕事が終わったら、恨みっこなしが基本ですよ。」 >>ディスティアは、銀次を確認すると、駆け出して銀次に開きつきダッシュをかます。 >>「銀次お兄ちゃーーーん。」 >>「・・・うげ・・・・ぐ・・・」 >>「・・・・・・・・・・・・。」 >>銀次と瑞也は完全に白目をむきかけていた。 >>銀次の首がディスティアによって絞まり、そのショックで瑞也の首まで絞まっていた > >吹雪:死なないでぇぇ――!!てゆーか連鎖状態っ!? ユ:銀次が首絞まってその時シェイクしていた手がしまって瑞也の首も締まった >K:落ち着けよ、この銀次ファンは。 >吹雪:あい、そうーなんです、私、銀ちゃんのファンなのです。 ユ:私は、マリーアさん > >>紅屍が2つ目の内容を言う前に表のガラスが割れる音がする >>そして、黄大人とアルバイトの秋菜悲鳴が届いてくる。 > >吹雪:哀れ、黄大人さんと秋菜ちゃん。 ユ:黄大人で黄さんです。 > >遅くなりましたがレスです。 ユ:ありがとう。 >テストがあったので、時間が・・・(泣) >これからも、がんばって打ち込んでくださいね(はぁと) ユ:がんばります。 > >あ、あとあと!!銀ちゃんはタレるのでしょーか!!? >すっごい気になります。 >ついでに好きです、タレ銀。 >どうぞ、教えてください!! ユ:予定では、 >どーでもいいけど、なんか紅屍さんがご飯食べてるのが、想像できません(洋食派なのでしょうか?) ユ:中華とエスニック以外は、 >何か恐くて(汗) ユ:あははははははっはははっは >ではでは。 それでは・・・・・ > > > |
25122 | Re:−風華−・ACT1−5・風と雷の最邂逅 | D・S・ハイドラント | 2003/3/10 22:23:28 |
記事番号25106へのコメント こんばんは・・・何かこの話読んだなあと思ったら宣伝に似たようなのが・・・それでも別に見たことあるなあと思ったら携帯で読んでました。 レスいきます。 >というディスティアと紅屍の会話。 >「クリ−ムシチュ―が良いですね。」 クリーム派なのかセ〜レス君よ(何ものだ?私) >「それ作って待ってるね。」 ディスティアは料理上手? >まるで、どこぞの新婚さんである(笑) もうこのままそうなるべし(待て) >「なら、いいけど。 > シチュ―、食べる?」 >「頂きましょうか。」 冷めたシチューも2人のあひがあれば・・・。 >「●×△、瑞也ちゃん、 > Dr・ヘルだよぉぅぉぅぅっ。」 >と、相方の白水色の男をシェイクしている。 >紅屍はそれを意に介さず。 >「昨日の敵は今日の友では有りませんが、 > この世界では仕事が終わったら、恨みっこなしが基本ですよ。」 ううむさすが世霊巣(字が違う) >「依頼は2つ。 > 1つはこの手紙を読んでください、そうすれば、わかります。 > もう1つは・・・・。」 >紅屍が2つ目の内容を言う前に表のガラスが割れる音がする >そして、黄大人とアルバイトの秋菜悲鳴が届いてくる。 むむっ事件でありますか。 何か変なレスになりました。 こういうレスは反応が楽しみだったります(おい) それではこれで・・・。 |
25125 | Re:−風華−・ACT1−5・風と雷の最邂逅 | ユア・ファンティン | 2003/3/10 22:48:35 |
記事番号25122へのコメント >こんばんは・・・何かこの話読んだなあと思ったら宣伝に似たようなのが・・・それでも別に見たことあるなあと思ったら携帯で読んでました。 こんばんわ あらら・・・・宣伝の元がこの部分ですし。 >レスいきます。 返レス行きます。 > >>というディスティアと紅屍の会話。 >>「クリ−ムシチュ―が良いですね。」 >クリーム派なのかセ〜レス君よ(何ものだ?私) セ:ビ−フシチューよりは、クリ−ムのほうが好きですね。 >>「それ作って待ってるね。」 >ディスティアは料理上手? ユ:私よりは・・・・もといリナかルナ並みの腕 >>まるで、どこぞの新婚さんである(笑) >もうこのままそうなるべし(待て) ユ:周りのマンションの住人はそう思ってたり > >>「なら、いいけど。 >> シチュ―、食べる?」 >>「頂きましょうか。」 >冷めたシチューも2人のあひがあれば・・・。 ユ:いや、省いてますが、一応温めてます。 > >>「●×△、瑞也ちゃん、 >> Dr・ヘルだよぉぅぉぅぅっ。」 >>と、相方の白水色の男をシェイクしている。 >>紅屍はそれを意に介さず。 >>「昨日の敵は今日の友では有りませんが、 >> この世界では仕事が終わったら、恨みっこなしが基本ですよ。」 >ううむさすが世霊巣(字が違う) セ:ありがとうございます。 > >>「依頼は2つ。 >> 1つはこの手紙を読んでください、そうすれば、わかります。 >> もう1つは・・・・。」 >>紅屍が2つ目の内容を言う前に表のガラスが割れる音がする >>そして、黄大人とアルバイトの秋菜悲鳴が届いてくる。 >むむっ事件でありますか。 ユ:これで、ディスちゃんの価値がわかる。 > >何か変なレスになりました。 >こういうレスは反応が楽しみだったります(おい) >それではこれで・・・。 それでは・・・・ |
25138 | −風華−・ACT1−6・風への襲撃 | ユア・ファンティン | 2003/3/11 21:44:16 |
記事番号25065へのコメント ユ:さて、この話と次の話でACT・1・・・いわゆるプロローグが終わります。 瀬:ACT・2は・・・・・ 風:それよりも、質問答えましょう。 ユ:そうだねえ、 そんじゃ、1つめは、『紅屍さんの食の好み』 瀬:そうですねえ。 洋食も和食好きですけど、中華の炒め物系(マ−ボドウフ系以外のもの) ・・・あと、エスニックとかの独特な物も苦手ですねえ。 セ:へえ、奇遇ですねえ。 瀬:誰ですか? ディ:セレスちょっとどこに・・・? セレス?(紅屍を見て) 瀬:はあ? 確かに、瀬怜栖ですが・・・? 風:私とそっくりよねえ ディ:鏡みたい ユ:なんでここにいるのかなあ? セレスティンにディスティア? セ:まあ、いいじゃないですか、 子供が親に会いに来てはいけないということも無いでしょう? ユ:そうだけど、 ・・・・ト―ク長くなったから本編へいきます。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++ 「マスタ―・・・、この人たちなんですかぁ?」 「さあ、僕にはわかんないよ。」 と、秋菜とマスタ―こと黄さん。 2人は、黒服のどこをどう見てもカタギや、そこいらのやくざには見えない男達に、銃を突きつけられている。 「コノ奥ニ、イルハズダ!! ≪歌人形≫ハ、無傷デ捕獲シロ!!」 たどたどしい日本語で、リ−ダ−らしき男が命をそう下す。 奥のボックス席。 「あいつら、どうなってんだ。」 「そうだよ。 ここが裏新宿でも、銃はまずいよ。」 カタ ディスティアは、無言で席を立つ。 「ディスティアさん、お手伝いしましょうか?」 と紅屍、それに返すにディスティアは、 「別にいいわ。 私の問題だから・・・・しくじったらその時は・・・。」 「ディスちゃん?」 銀次は、心配そうにディスティアの名を呼ぶ。 それディスティアは、寂しげで哀しげで・・でも決意を込めた瞳で微笑を返した。 +++++ +++++++ ++++++++ 「ワカリマシタ。」 と答えて、黒服が、三人奥に向かう。 ・・・・・・その手に黒く鈍く光る拳銃を構えて。 ヒュン 男達の手から拳銃が落ちる、彼らの手に刺さったトランプ・カ−ドによって。 「立ち去りなさい。 そうすれば、命は助ける。」 「ソウモイキマセン。 私達ハ、ボスノ命令デハウゴイテイマセン。 ダカラ、結果デシメシマス。」 と、リ−ダ−格の男。 その言葉と同時に ヒュンヒュンヒュン・・・ヒュン 4枚のトランプが虚空を斬り、黄大人と秋菜に銃を突きつけている男たちの手の甲を突き抜ける。 「ガア・・・。」 「マスタ―、奥に。」 「あいよっ。ほら、秋菜ちゃんも。」 ディスティアは、2人が奥に行ったの確認して、 「で、どうする? 貴方が連れてきた部下,もう役に立たないよ、退けば?」 「フザケルナッ、オイ。」 リ−ダ−の男が声をかけると表から十数人の男が入ってくる。 その1人1人が、ディスティアよりは、身丈も横幅も上である。 「ヤッテオシマイナサイ。」 男達は、それぞれの武器を構えディスティアに向かう。 シュ・シュシュ 「(ちょっと危ないかな・・ 歌使うと、瀬怜栖さん、銀次お兄ちゃん達も危ないしな・・・・)」 と、思いつつも男たちの間を風のように、また舞うように避けてはトランプで相手の獲物やその手だけを斬っている。 「埒があかないわ。 ディ−――ムッ。」 ≪はい、ウィン・シルヴィニア・ル―チェス様≫ ディスティアが叫ぶと隣に何かの気配が生まれ、彼女の呼びかけに答える。 「こいつら、を吹き飛ばすから。」 ≪YES、MASTER≫ ディスティアは、姿の見えないディ−ムとそう会話を交わすと同時に奥に身を翻す。 それを追手残ってる十人ほどの男も奥へ・・・・・・ しかし、その瞬間――――。 「≪風よ≫」 ヒュゴワァァァァァアァァァァァァァ。 十数人+リ−ダ−+倒されている男5人=二十人ほどを風はガラスを突き破り何処かへ運ぶ。 ≪マスタ―・ウィン、公園に捨ててきました。 それと、やはり香港の裏社会系の者達だと思います。≫ 「そう・・・・・ ありがとう、ディ−ム。」 戦いを制したというのにディスティアの表情には、悲しみの情はが浮かんでいた。 ≪狙うなら・・・・私だけを狙えばいいのに・・・・・・・・・・≫ +++後書き+++++++++++++++++++++++++++++++ ユ:ということで、人間対人間の初バトルは終わりました。 風:私、ほんとに人間? ユ:それは、ともかく、質問行きましょう。 ディスティアの料理の腕は? 瀬&セ:美味しいですよ。 ユ:まあ、スレキャラでいうところ、 ルナかリナクラスの腕です、・・出て来るのは少ないけど。 ユ:時間の関係上、 次回予告をして終わります。 次回、ディスティアの口から自分の価値が明らかに。 『ACT・1―7・≪歌人形≫の価値』 須らく見よ。 ユ:それでは・・・・・・ |
25154 | −風華−・ACT・1−7・≪歌人形≫の価値 | ユア・ファンティン | 2003/3/12 23:14:12 |
記事番号25065へのコメント ディスティアはボックス席に戻ってきて一言。 「説明いる?」 事情を知っているいるらしい紅屍以外は、 「そ―だよ、何であいつらディスちゃん、狙うんだ?」 「襲われたのは何故だ?」 「お嬢さん。 話したくなかったらそれでも別にかまわないけど僕達には、知る権利尾があると思うんだけど、話してくれないかい?」 「そ―ですよ。あの怖い黒服さんは誰なんですか?」 と 4人4様に「聞きたい」と言ってくる。 それを無視して、 「これ読んでくださいね。 ディスティア、たまに来ますからね。」 といい、紅屍は、ファンキ−をでる。 「紅屍さん、どうしたの?」 「仕事だって。 ・・・・・・瑞也さん?」 ディスティアは、紅屍から渡された手紙を読んでいる瑞也に声をかける。 瑞也の額には、両手でも余るぐらい青筋が浮かんでいる。 「・・・・・・・・・凸(^_^;)」 「ど―したの?瑞也ちゃん?」 「これを読んでみろ。」 手紙の内容は以下のようになっている。 チャオvv瑞也vvマイプリティへvv 元気にしているらしいな、2代目TB。 それを持って来たのは、俺の十代の頃の友人だ。 そいつからの説明どうりなら 青銀髪のお嬢ちゃんらしいいが。 そいつらをお前らで面倒を見てやってくれ 銀次の昔の知りあいらしいしな。 TBに入れても何の遜色もねえと思うぜ。 つ―わけで頼んだぜ。 お前が一番尊敬する先代より 「・・・・だそうだ。 お前が何故あいつを知ってるんだ?」 「瀬怜栖さんの知り合いらしいです。」 「ねえ、お姉さんのさっきの技なんですか?」 「・・・ああ、あのこね。 風の上級精霊(ハイ・エレメント)のディ−ム・シルフよ。 ・・ディ−ム姿を見せてあげなさいな。」 ディスティアの言葉と共に彼女の横に、1人の優男が降り立つ。 彼(?)は、身体も服も淡く緑色の輝いており一目で人ではないことがわかる。 服装は、体にぴったりとした服に腰布に羽衣らしき物を見につけている。 「よう、俺は、風長一族のディ−ムってんだ。 『邪眼』の士堂君に、『雷帝』の煌野君、『よろずや』の黄大人と佐野秋菜さん、だねよろしく。」 「という人です。」 「どこがだ。」 という瑞也の言葉を無視して 「あ、あと私の・・・≪歌人形≫のこと話すね。」 「≪歌人形≫?」 「瑞也ちゃん、なんか知ってんの?」 「少しだけだけどな。」 「じゃあ、話しますね・・・・。」 そのとき、ディスティアの表情(かお)が変わる。 不器用ながらも温かみの有った貌から、氷の彫像のような冷めた貌へと。 「私は、ミスタ―・・・裏新宿で言う所の張鮮季、カルフォルニアを本拠地とするマフィアの・・・表向きは養女でした。 でも、ミスタ−は私の力に目をつけてしまいした。 ≪歌≫と≪舞い≫を・・私が『争え』とか『殺しあえ』と思って歌い踊るとその力にです。 そしてここ三,四年の間に、ミスタ−は死の商人としても売れるようになりました。 私は、いつしか≪血塗れの歌人形≫と呼ばれるようになりました。 私のほかにも何人か同じ人がいたようです。 その価値は、前に売りにでたミーシャさんで40億$(四百億円位)。 そんな大金でも数ヶ月でも使い方次第で戻せれる。 それで、今現存する≪歌人形≫でフリーなのは、私、一体のみ。 だから、ああいう人達がくるの。 多分、瀬怜栖さんの2つの依頼は、あいつらに連れ去られたら取り戻してくれだと思うわ。」 「・・・・・・・・・。」 一同、無言である。 「ど−したの?」 「とすると、お前,ルリーアの・・・・・デッドクリムゾン家の血筋か?」 当ったって欲しくないと思いつつも瑞也はそう聞く。 「そうみたいね。 曾々々お祖母さんみたいね。」 「あのババアの曾孫か・・・。」 「ディスちゃん,瑞也ちゃんの事知ってたんだ。」 「すこしわね。」 こうして風と雷は再会し,風と邪眼は邂逅した。 ++++++++++ コメントは明日まとめて |
25165 | Re:−風華−・ACT・1の後の中書き | ユア・ファンティン | 2003/3/13 22:31:19 |
記事番号25154へのコメント ユ:やっと、ACT・1が終わりました 風:よかったね。 ユ:それじゃあディスと紅屍の関係に関してレクチャー行ってみよう 瀬:死にますか? ユ:90年後、ベットの上でね。 瀬:(無言でメスを出す) 風:やめてね? ユ:ありがとう、ディスティアちゃん そんじゃいって見よう。 瀬怜栖とディスティアの関係。伯母ちゃんの噂編 ここは、紅屍の住むマンション。 彼が、ディスティアを引き取って数週間後の朝の事 どこでも、ここでもおばちゃんと言うのは噂付きなものだ。 階段で数人のおばさん達が話している。 「ねえ、奥様、知ってます?」 「あの564号室の紅屍さんのとこでしょう?」 「ええ、あの、紅屍さんが女の子を連れこんでいたのよ。」 「もしかして、あの堅物の紅屍さんにも春かしら?」 「きっとそうよ。」 「それとも、結婚してるのかしら?」 「そうだといいわね。」 ちなみに、このマンションの住人のほとんどが、裏社会の人間(元も含めて)だったり。 ユ:というわけで、今のところ本人は、 ディス←→紅屍なんですが 本人たちは気付いてなかったり。 ユ:それでは、 もうそろそろ力尽きますので、兄と妹をいれてませんが、サヨウナラです。 ユ:という |
25176 | Re:−風華−・ACT・1の後の中書き | D・S・ハイドラント | 2003/3/14 21:03:18 |
記事番号25165へのコメント こんばんはラントです。 先日レスできませんでしたのでここにて・・・。 > > >ユ:やっと、ACT・1が終わりました お疲れ様です。 >風:よかったね。 >ユ:それじゃあディスと紅屍の関係に関してレクチャー行ってみよう >瀬:死にますか? >ユ:90年後、ベットの上でね。 ううむ100越え狙ってるんですか・・・。 まあ私は死ぬの恐いから、死期は遅い方が良いと今は思う。 >瀬:(無言でメスを出す) >風:やめてね? >ユ:ありがとう、ディスティアちゃん > そんじゃいって見よう。 > 瀬怜栖とディスティアの関係。伯母ちゃんの噂編 > > > > >ここは、紅屍の住むマンション。 >彼が、ディスティアを引き取って数週間後の朝の事 >どこでも、ここでもおばちゃんと言うのは噂付きなものだ。 >階段で数人のおばさん達が話している。 >「ねえ、奥様、知ってます?」 >「あの564号室の紅屍さんのとこでしょう?」 >「ええ、あの、紅屍さんが女の子を連れこんでいたのよ。」 >「もしかして、あの堅物の紅屍さんにも春かしら?」 >「きっとそうよ。」 >「それとも、結婚してるのかしら?」 >「そうだといいわね。」 >ちなみに、このマンションの住人のほとんどが、裏社会の人間(元も含めて)だったり。 ううむ凄いマンションですね。 噂話のレベルも高いのかな。 > > > > > > >ユ:というわけで、今のところ本人は、 > > >ディス←→紅屍なんですが >本人たちは気付いてなかったり。 ううむ、何かの事件とかで気付いてくるのかな・・・。 > > > >ユ:それでは、 > もうそろそろ力尽きますので、兄と妹をいれてませんが、サヨウナラです。 本当にお疲れ様です。 次もがんばってください。 > > > > > > > >ユ:という カルボナード 外見年齢:20歳過ぎ 容姿:黒髪、黒目、黒のタキシードに白のベスト、降魔では書いてなかったけど黒の手袋、露出の少ない肌は白、長身痩躯で基本的には冷たい感じがする。 一人称:私でも良いですけど僕でも構いません。 性質:自称紳士。慇懃無礼。紳士的に人を誘惑し、紳士的に人を欺くことを好む。 あんまりものごとにはこだわらない。ポルテに対しては冷たい。 備考:虚無の君(私のところでは虚無の御子)あんまりこだわらないことから・・・。 ポルテ君は薔薇の君で・・・。 さようなら〜 |
25180 | Re:−風華−・ACT・1の後の中書き | ユア・ファンティン | 2003/3/14 23:56:12 |
記事番号25176へのコメント >こんばんはラントです。 >先日レスできませんでしたのでここにて・・・。 ありがとうございました >> >> >>ユ:やっと、ACT・1が終わりました >お疲れ様です。 ここからが長かったりして >>風:よかったね。 >>ユ:それじゃあディスと紅屍の関係に関してレクチャー行ってみよう >>瀬:死にますか? >>ユ:90年後、ベットの上でね。 >ううむ100越え狙ってるんですか・・・。 ええ、人間やれるとこまで行きましょう >まあ私は死ぬの恐いから、死期は遅い方が良いと今は思う。 マそうだね >>瀬:(無言でメスを出す) >>風:やめてね? >>ユ:ありがとう、ディスティアちゃん >> そんじゃいって見よう。 >> 瀬怜栖とディスティアの関係。伯母ちゃんの噂編 >> >> >> >> >>ここは、紅屍の住むマンション。 >>彼が、ディスティアを引き取って数週間後の朝の事 >>どこでも、ここでもおばちゃんと言うのは噂付きなものだ。 >>階段で数人のおばさん達が話している。 >>「ねえ、奥様、知ってます?」 >>「あの564号室の紅屍さんのとこでしょう?」 >>「ええ、あの、紅屍さんが女の子を連れこんでいたのよ。」 >>「もしかして、あの堅物の紅屍さんにも春かしら?」 >>「きっとそうよ。」 >>「それとも、結婚してるのかしら?」 >>「そうだといいわね。」 >>ちなみに、このマンションの住人のほとんどが、裏社会の人間(元も含めて)だったり。 >ううむ凄いマンションですね。 >噂話のレベルも高いのかな。 下手な情報屋より凄かったり >> >> >> >> >> >> >>ユ:というわけで、今のところ本人は、 >> >> >>ディス←→紅屍なんですが >>本人たちは気付いてなかったり。 >ううむ、何かの事件とかで気付いてくるのかな・・・。 ACT・三ぐらいで >> >> >> >>ユ:それでは、 >> もうそろそろ力尽きますので、兄と妹をいれてませんが、サヨウナラです。 >本当にお疲れ様です。 >次もがんばってください。 はい、ありがとうございました >> >> >> >> >> >> >> >>ユ:という > >カルボナード >外見年齢:20歳過ぎ >容姿:黒髪、黒目、黒のタキシードに白のベスト、降魔では書いてなかったけど黒の手袋、露出の少ない肌は白、長身痩躯で基本的には冷たい感じがする。 >一人称:私でも良いですけど僕でも構いません。 >性質:自称紳士。慇懃無礼。紳士的に人を誘惑し、紳士的に人を欺くことを好む。 >あんまりものごとにはこだわらない。ポルテに対しては冷たい。 >備考:虚無の君(私のところでは虚無の御子)あんまりこだわらないことから・・・。 > >ポルテ君は薔薇の君で・・・。 ありがとうございます。 > >さようなら〜 それでは・・・・・・ |
25219 | Re:−風華−・ACT・1の後の中書き | 夜宵 吹雪 E-mail | 2003/3/16 23:25:06 |
記事番号25165へのコメント >ユ:やっと、ACT・1が終わりました 吹雪:ごくろうさまです〜v >風:よかったね。 >ユ:それじゃあディスと紅屍の関係に関してレクチャー行ってみよう 吹雪:にょおおおっ!紅屍さんに後ろからざくっと・・・。 K:自殺行為・・・? >瀬:死にますか? >ユ:90年後、ベットの上でね。 吹雪:死因は老衰? K:・・・物騒だな。 >瀬:(無言でメスを出す) 吹雪:やっぱ怒ってますか? >風:やめてね? >ユ:ありがとう、ディスティアちゃん > そんじゃいって見よう。 > 瀬怜栖とディスティアの関係。伯母ちゃんの噂編 吹雪:?何? > >ここは、紅屍の住むマンション。 >彼が、ディスティアを引き取って数週間後の朝の事 >どこでも、ここでもおばちゃんと言うのは噂付きなものだ。 >階段で数人のおばさん達が話している。 吹雪:住宅街の恐怖。 K:どんな恐怖だ、オイ。 >「ねえ、奥様、知ってます?」 >「あの564号室の紅屍さんのとこでしょう?」 >「ええ、あの、紅屍さんが女の子を連れこんでいたのよ。」 >「もしかして、あの堅物の紅屍さんにも春かしら?」 吹雪:もうすぐは〜るですねぇ〜♪ちょっと気取ってみませんか〜♪ K:いや、その春じゃないし。 吹雪:じゃあ、どの春? K:・・・・・・僕に聞いてるのか? >「きっとそうよ。」 >「それとも、結婚してるのかしら?」 >「そうだといいわね。」 >ちなみに、このマンションの住人のほとんどが、裏社会の人間(元も含めて)だったり。 吹雪:どんなマンションだあああぁぁ!!? K:落ち着け。 >ユ:というわけで、今のところ本人は、 > > >ディス←→紅屍なんですが >本人たちは気付いてなかったり。 吹雪:彼らの挙式はいつですか?白無垢?それともウェディングドレス?似合いそうですね・・・。 K:・・・頭痛くなってきた。 >ユ:それでは、 > もうそろそろ力尽きますので、兄と妹をいれてませんが、サヨウナラです。 吹雪:お疲れですねぇ・・・。関係ないですが(本当に関係ない)゛GB"のドラマCD(?)のターゲットG、買いました。赤屍さんが・・・!!(ちょっと思い出し笑い) K:・・・・・・・・・。このバカが変な世界に入ってるので代わりに僕が感想言います。 えー、レス、遅かったのはちょうど吹雪がテスト週間入ってたからです。 吹雪に代わり、僕がお詫びします。 「風の記憶、竜の邂逅」が完結したので、番外編に入ります。 オリジですがお暇ならどうぞ。 それでは。 |
25222 | Re:−風華−・ACT・1の後の中書き | ユア・ファンティン | 2003/3/17 14:52:50 |
記事番号25219へのコメント >>ユ:やっと、ACT・1が終わりました > >吹雪:ごくろうさまです〜v ユ:ありがとうですvv > >>風:よかったね。 >>ユ:それじゃあディスと紅屍の関係に関してレクチャー行ってみよう > >吹雪:にょおおおっ!紅屍さんに後ろからざくっと・・・。 >K:自殺行為・・・? ユ:でしょうね。 > >>瀬:死にますか? >>ユ:90年後、ベットの上でね。 > >吹雪:死因は老衰? >K:・・・物騒だな。 ユ:死ぬなら自分の意思で逝きたいですね。 > >>瀬:(無言でメスを出す) > >吹雪:やっぱ怒ってますか? 瀬:ええ > >>風:やめてね? >>ユ:ありがとう、ディスティアちゃん >> そんじゃいって見よう。 >> 瀬怜栖とディスティアの関係。伯母ちゃんの噂編 > >吹雪:?何? ユ:あははははははははっはっははっはっははっははは(乾いた笑) > >> >>ここは、紅屍の住むマンション。 >>彼が、ディスティアを引き取って数週間後の朝の事 >>どこでも、ここでもおばちゃんと言うのは噂付きなものだ。 >>階段で数人のおばさん達が話している。 > >吹雪:住宅街の恐怖。 >K:どんな恐怖だ、オイ。 ユ:ナイス > >>「ねえ、奥様、知ってます?」 >>「あの564号室の紅屍さんのとこでしょう?」 >>「ええ、あの、紅屍さんが女の子を連れこんでいたのよ。」 >>「もしかして、あの堅物の紅屍さんにも春かしら?」 > >吹雪:もうすぐは〜るですねぇ〜♪ちょっと気取ってみませんか〜♪ >K:いや、その春じゃないし。 >吹雪:じゃあ、どの春? >K:・・・・・・僕に聞いてるのか? ユ:人生の春って奴ですね。 > >>「きっとそうよ。」 >>「それとも、結婚してるのかしら?」 >>「そうだといいわね。」 >>ちなみに、このマンションの住人のほとんどが、裏社会の人間(元も含めて)だったり。 > >吹雪:どんなマンションだあああぁぁ!!? >K:落ち着け。 ユ:その道のマンションです。 > >>ユ:というわけで、今のところ本人は、 >> >> >>ディス←→紅屍なんですが >>本人たちは気付いてなかったり。 > >吹雪:彼らの挙式はいつですか?白無垢?それともウェディングドレス?似合いそうですね・・・。 >K:・・・頭痛くなってきた。 ユ:それをエンディングにしましょうか? > >>ユ:それでは、 >> もうそろそろ力尽きますので、兄と妹をいれてませんが、サヨウナラです。 > >吹雪:お疲れですねぇ・・・。関係ないですが(本当に関係ない)゛GB"のドラマCD(?)のターゲットG、買いました。赤屍さんが・・・!!(ちょっと思い出し笑い) >K:・・・・・・・・・。このバカが変な世界に入ってるので代わりに僕が感想言います。 ユ:アニメイトいって、みようかしら > >えー、レス、遅かったのはちょうど吹雪がテスト週間入ってたからです。 >吹雪に代わり、僕がお詫びします。 >「風の記憶、竜の邂逅」が完結したので、番外編に入ります。 >オリジですがお暇ならどうぞ。 ユ:読んではいるんですけどねえ。 >それでは。 それでは・・・・・・ > |