◆−オリジナル書かせていただきます−橘花 (2003/3/18 15:28:48) No.25236


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25236オリジナル書かせていただきます橘花 2003/3/18 15:28:48


 こんにちは、お久しぶりです。
「オリジナル投稿」と言いつつ、(いや、完全にオリジですが)、後から、スレイヤーズの世界に乱入させるべく、布石として投稿します。結構長くなると思いますが、読んでくださると嬉しいです。

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 常盤の詩

「へっへっへ・・・・。追い詰めたぜぇ、姉ちゃん。」
 あたしは無言。
「よくも俺たちをコケにしやがったな!」
 またも無言。
「きっちり落とし前つけさせてやる!」
 そこで、ようやくあたしは一言。
「月並み・・・・。」
 あたしを取り囲む数人の男達は、一斉に色めき立った。
 どんな世界であったとしても、治安のよくないところはあるわけで・・・・
 そういった所には、当然こういったちんぴらがたむろしているわけで・・・・
 まあ、簡単にいうと、あたしは俗に言う、『ピンチ』ってやつに陥っている、と見えるだろう。
「な・・・・何だと!?このアマ!下手に出れば付け上がりやがって!」
「そういうセリフは、『下手に出る』って言葉の意味を知ってから言ったら?」
「何を!?やっちまえ!」
 お決まりの如く、あたしに向かって殺到するちんぴら達。その手にはごついナイフ。そして・・・・
    ヒュ・・・・ン
 風邪を裂く、かすかな音。そして、一瞬の後
    パキン!
 金属音とともに、ちんぴら達の持っていた刃物は切断されていた。・・・・
・・・・あたしの放った銀色の糸、鋼鉄をも切り裂く、刃のついた細い銀糸、通称『斬銀糸(ざんぎんし)』によって。
 あっけにとられるちんぴら達に、あたしは言った。
「で?ここからはあたしも容赦しない。一撃必殺のつもりでいかせてもらうけど。」
「ま・・・・まさか、おまえは・・・・」
「ざ・・・・『斬銀糸のスイ』・・・・?」
「ご名答。」
「ヒッ・・・・!」
 ちんぴら達は、即座に逃げ出した。

 翠藍=華月=エストリーン、通称『スイ』
 彼女は、いろんな意味で有名人だった。



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  時間が無いのであとがきカットします。
  苦情・質問、いつでも受け付けます。