◆−僕の愛しい姫君へ−風花哀歌−−ユア・ファンティン (2003/3/22 23:13:11) No.25307 ┣・・先輩・・・これって,本当に,アルティアくん?−華鏡累 (2003/3/23 10:01:41) No.25312 ┃┗Re:・・累・・・これは,本当に,アルちゃんなんだよ−ユア・ファンティン (2003/3/23 20:40:18) No.25319 ┣(かなり)歪んだ兄さんへ−ユア・ファンティン (2003/3/26 15:41:34) No.25351 ┣風華キャラ・プロフィールその2−ユア・ファンティン (2003/4/2 22:50:13) No.25433 ┃┗シスコン・・・(笑)−夜宵 吹雪 (2003/4/4 00:10:38) No.25445 ┃ ┗過去が過去ですしね・・・・・・(短編用のネタでもあります。)−ユア・ファンティン (2003/4/4 10:17:49) No.25447 ┗−風華−ACT・2−7・交錯する思い−ユア・ファンティン (2003/4/3 23:39:47) No.25443 ┣Re:−風華−ACT・2−7・交錯する思い−夜宵 吹雪 (2003/4/4 18:55:18) No.25456 ┃┗Re:−風華−ACT・2−7・交錯する思い−ユア・ファンティン (2003/4/4 19:55:29) No.25458 ┣−風華−ACT・2−8・胸騒ぎ−ユア・ファンティン (2003/4/5 23:12:48) No.25473 ┣−風華−ACT・2−9・不吉な予感−ユア・ファンティン (2003/4/6 23:33:26) No.25488 ┃┗ヒロインのピンチより銀ちゃんが気になる私は最低です(爆)−夜宵 吹雪 (2003/4/9 17:30:44) No.25516 ┃ ┗銀ちゃんは、この時寝ぼけてます−ユア・ファンティン (2003/4/9 21:33:02) No.25519 ┣−風華−ACT・2−10・過去のマルガリ−タ−思慕の念−−ユア・ファンティン (2003/4/12 01:03:05) No.25534 ┃┗Re:−風華−ACT・2−10・過去のマルガリ−タ−思慕の念−−夜宵 吹雪 (2003/4/12 11:40:33) No.25535 ┃ ┗約八人正解なので、リクエストどうぞ−ユア・ファンティン (2003/4/12 13:36:33) No.25540 ┣−風華−ACT・2−11・お見舞いその1(華月&バ−ディ・マスタ−−ユア・ファンティン (2003/4/12 23:52:18) No.25548 ┃┗この2人くっつくの?−華鏡累 (2003/4/13 20:26:23) No.25553 ┃ ┗しつこいようだが、ここで先輩呼ぶな(怒)−ユア・ファンティン (2003/4/13 20:57:53) No.25554 ┣−風華−ACT・2−12・お見舞いその2(瑞也+銀次&利度+ノドカ)−ユア・ファンティン (2003/4/14 23:10:00) No.25576 ┃┗哀れなり、銀ちゃん・・・・・−夜宵 吹雪 (2003/4/15 17:56:34) No.25586 ┃ ┗キャラ指定あれば、プリ−ズ−ユア・ファンティン (2003/4/15 21:22:56) No.25597 ┗−風華−ACT・2−13・お見舞いその3(ディスティアの兄弟達)−ユア・ファンティン (2003/4/15 23:17:28) No.25600 ┗−風華−ACT・2−13・5 名前募集キャラのプロフィ−ル−ユア・ファンティン (2003/4/16 22:11:58) No.25611 ┣こんなん、どうでしょ?−夜宵 吹雪 (2003/4/16 22:28:15) No.25612 ┃┗うみゅ・・・−ユア・ファンティン (2003/4/16 22:43:59) No.25615 ┣Re:−風華−ACT・2−13・5 名前募集キャラのプロフィ−ル−颪月夜ハイドラント (2003/4/16 22:32:10) No.25613 ┃┗鋭いです。−ユア・ファンティン (2003/4/16 22:45:58) No.25616 ┃ ┗Re:すみません−颪月夜ハイドラント (2003/4/16 22:55:36) No.25618 ┗Re:−風華−ACT・2−13・7 決定です−ユア・ファンティン (2003/4/16 22:49:56) No.25617
25307 | 僕の愛しい姫君へ−風花哀歌− | ユア・ファンティン | 2003/3/22 23:13:11 |
僕は 火野アルティア ディスティアの中で生まれた ・・・・・・彼女の兄 僕は 風姫の腹心であり また 相反する物だった そう,無限城時代は・・・・ 『焔のミカエル』 それが僕の忌み名 ディスティア・・・・・・ 君は僕の一番大切な人 僕の存在が 君に還っても 君が 僕を理解できなくても 君が 僕を疎ましい思っても 君が 僕の一番愛しい姫君 君が 僕の行動を 瑞也くんと利度くんを 『わざと』戦わせるように仕組んだ事を 恨んでもいい 蔑んでもいい 消してもいい 君が一番の宝物 君が一番愛しい姫君だから・・・・ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ユ:この詩は,風華の方のアルティアの心情詩です。 少々歪んでいますが, これも一つの愛の形ということで それは,皆様・・・・・ またいつか何処か出会いましょう |
25312 | ・・先輩・・・これって,本当に,アルティアくん? | 華鏡累 | 2003/3/23 10:01:41 |
記事番号25307へのコメント > > > >僕は 火野アルティア > >ディスティアの中で生まれた > >・・・・・・彼女の兄 > >僕は 風姫の腹心であり > >また 相反する物だった > >そう,無限城時代は・・・・ > >『焔のミカエル』 華:あれ? 『炎皇』じゃないの? > >それが僕の忌み名 > >ディスティア・・・・・・ > >君は僕の一番大切な人 > >僕の存在が 君に還っても > >君が 僕を理解できなくても > >君が 僕を疎ましい思っても > >君が 僕の一番愛しい姫君 > >君が 僕の行動を > >瑞也くんと利度くんを > >『わざと』戦わせるように仕組んだ事を > >恨んでもいい > >蔑んでもいい > >消してもいい > > >君が一番の宝物 > >君が一番愛しい姫君だから・・・・ > > 華:・・・・・・・・・・・・・・ 二:代弁:これ,あの冷静沈着なアルティアくんなの? > > > > > > > >+++++++++++++++++++++++++++++++++++++ > > >ユ:この詩は,風華の方のアルティアの心情詩です。 > 少々歪んでいますが, > これも一つの愛の形ということで 華:先輩・・・戻ってきてください > > > それは,皆様・・・・・ > またいつか何処か出会いましょう > > 華;まともなせんぱと合えることを祈って さようなら > > |
25319 | Re:・・累・・・これは,本当に,アルちゃんなんだよ | ユア・ファンティン | 2003/3/23 20:40:18 |
記事番号25312へのコメント > >> >> >> >>僕は 火野アルティア >> >>ディスティアの中で生まれた >> >>・・・・・・彼女の兄 >> >>僕は 風姫の腹心であり >> >>また 相反する物だった >> >>そう,無限城時代は・・・・ >> >>『焔のミカエル』 > >華:あれ? > 『炎皇』じゃないの? ユ:幾つかの内の一つが炎皇 > >> >>それが僕の忌み名 >> >>ディスティア・・・・・・ >> >>君は僕の一番大切な人 >> >>僕の存在が 君に還っても >> >>君が 僕を理解できなくても >> >>君が 僕を疎ましい思っても >> >>君が 僕の一番愛しい姫君 >> >>君が 僕の行動を >> >>瑞也くんと利度くんを >> >>『わざと』戦わせるように仕組んだ事を >> >>恨んでもいい >> >>蔑んでもいい >> >>消してもいい >> >> >>君が一番の宝物 >> >>君が一番愛しい姫君だから・・・・ >> >> > >華:・・・・・・・・・・・・・・ >二:代弁:これ,あの冷静沈着なアルティアくんなの? ユ:うん > >> >> >> >> >> >> >> >>+++++++++++++++++++++++++++++++++++++ >> >> >>ユ:この詩は,風華の方のアルティアの心情詩です。 >> 少々歪んでいますが, >> これも一つの愛の形ということで > >華:先輩・・・戻ってきてください ユ:戻れるかしら? >> >> >> それは,皆様・・・・・ >> またいつか何処か出会いましょう >> >> > >華;まともなせんぱと合えることを祈って さようなら ユ:さあわからないわね。 > > >> >> > |
25351 | (かなり)歪んだ兄さんへ | ユア・ファンティン | 2003/3/26 15:41:34 |
記事番号25307へのコメント ≪貴方と私は 太陽と月のような遠くて近い関係だった・・・≫ 貴方はいつも燃え盛る 焔の様で でも優しかった 貴方は ゆらりゆらり揺れて萌える焔のようで どんなに明(あか)く、、燃え盛ろうとも どんなに 私の為だといわれても 私の心には理解できない いくら 心の中に潜っても 触れるのは 漆黒の闇のような不安だけ 私の為だといわれても 何も貴方の考えが理解できない 貴方に守られて・・・それでも私光を望む 揺らぎ踊る炎を見つめ触れようと努力する 何時か触れれると・・・・解り合えると信じて +++++++++++++ 逃げます。 |
25433 | 風華キャラ・プロフィールその2 | ユア・ファンティン | 2003/4/2 22:50:13 |
記事番号25307へのコメント プロフィールその2 ディスティアの父親的存在のアルティアくんです。 名前【今名】:火野アルティア 【本名】:志沢 涼二 名前の由来 :本名は特になし 今の名は、火を得意とする事と本名の涼二の頭文字から。 家族 :妹・恋人・娘(3人とも死亡) ディスティアとその他の人格 生年月日 :7月8日 年齢 :24歳(享年でもある) 特徴 :焔のような紅さの髪。ウリエルの様な黒炎色の瞳 身長&体重 :195cm・67`(仮初めの体で) 一人称 :僕 二&三人称 :基本的に呼び捨てか君付け 三人称は色々 趣味 :火薬の改良 読書(推理小説系) 古本屋巡り 特技 :精霊と話せること 正確なナイフ投げ 心だけを別の場所に飛ばせる事 座右の銘 :覆水盆に帰らず 長所 :長兄らしく冷静な判断が出来る事 短所 :妹&弟達(特にディスティア)の事になると熱くなる 得意料理 :煮込み系の料理(豚の角煮、シチュ−など) 好きな食べ物:ニラレバ 辛いもの 適度に甘い物 嫌いな食べ物:甘過ぎな物 好きなこと :チェス(最近覚えた)棒術 嫌いなこと :仲間や兄弟が死ぬ事 好きな子 :自己をしっかり持った子 嫌いな人 :妹達を否定する人 恋人 :必要ない・・・・あいつ以外につくる気はない 神様論 :信じない 自分から、1度家族を奪ったから 欲しい物 :兄弟の心を守れるだけの力 行動傾向 :外に出るのは嫌いじゃない ストレス解消:兄弟の笑顔を見る事 マイブーム :ネット&ア−ケードゲ−ム 恥かしい事 :得に思いつかん 犯罪 :無限城で生きていた時に千人以上殺したこと ボケかツッコミか:天然ボケ お酒 :大抵のものなら、一石樽までなら 自呼称 :炎皇・ミカエル 自慢 :天峰と互角に渡り合えた事 口説き文句 :僕の側にずっといてくれないかな? プレゼント :考えた事もない 服装 :牧師っぽく 癒される時間:・・・そんなこといえるか 3日後死ぬ :みんなで騒ぐ これだけは勝てる:変則的な動き付きのスピ−ド 尊敬&憧れ :みんなの色々な所 将来の夢 :成仏 理想の死に方:布団の上で・・・・つーか僕は、死んでるし 野望 :虫(男)から姉妹を守る 作者に一言 :ブラコン&シスコンなのは、何故だ(泣) +++++++++++++++++++++++++++++++ ユ:色々な意味で反省して逃げます。 |
25445 | シスコン・・・(笑) | 夜宵 吹雪 E-mail | 2003/4/4 00:10:38 |
記事番号25433へのコメント >プロフィールその2 > >ディスティアの父親的存在のアルティアくんです。 吹雪:父親・・・・・・。 K:兄貴じゃないのか。 >家族 :妹・恋人・娘(3人とも死亡) > ディスティアとその他の人格 吹雪:す、すさまじい人生を歩んでますね。 K:そのせいであーなったんじゃないか? >座右の銘 :覆水盆に帰らず 吹雪:えーっと意味は・・・(辞書を引いてる) K:それぐらい、すぐわかれ。 ったく意味は二つ。一つ、離婚した夫婦の仲は戻せない。 二つ、一度してしまった失敗は取り返しがつかない。多分、アルティアは後者だな。 >短所 :妹&弟達(特にディスティア)の事になると熱くなる 吹雪:シスコン・・・。 K:せめて妹思いって言ってやれよ(苦笑) >嫌いな食べ物:甘過ぎな物 吹雪:あー、わかります。砂糖菓子って結構きついですよね。 >嫌いなこと :仲間や兄弟が死ぬ事 吹雪:さすが兄弟。 K:ディスティアと共通してるな。 >犯罪 :無限城で生きていた時に千人以上殺したこと 吹雪:うはぁ。 K:お前そればっかだな。 吹雪:これ以外のリアクションが思いつきません。 >ボケかツッコミか:天然ボケ 吹雪:自覚・・・してるのでしょうか? K:さあ・・・、してないだろ、多分。 >口説き文句 :僕の側にずっといてくれないかな? 吹雪:誰に言うんですか、誰に。 >野望 :虫(男)から姉妹を守る 吹雪:史上最強の婿VS義兄になりそう(笑) K:シャレになってないだろ、この戦いは。 >作者に一言 :ブラコン&シスコンなのは、何故だ(泣) 吹雪:楽しいから。 K:・・・そーゆー答えしか言えないのか、貴様。 吹雪:わーいvアルくんのプロフありがとうございます、次回も期待してますねvv |
25447 | 過去が過去ですしね・・・・・・(短編用のネタでもあります。) | ユア・ファンティン | 2003/4/4 10:17:49 |
記事番号25445へのコメント >>プロフィールその2 >> >>ディスティアの父親的存在のアルティアくんです。 > >吹雪:父親・・・・・・。 >K:兄貴じゃないのか。 ユ:過去の出会いが、原因ですしね(爽やかな笑顔) > >>家族 :妹・恋人・娘(3人とも死亡) >> ディスティアとその他の人格 > >吹雪:す、すさまじい人生を歩んでますね。 >K:そのせいであーなったんじゃないか? ユ:正解vv 失いたくないから、ああなったと。 > >>座右の銘 :覆水盆に帰らず > >吹雪:えーっと意味は・・・(辞書を引いてる) >K:それぐらい、すぐわかれ。 > ったく意味は二つ。一つ、離婚した夫婦の仲は戻せない。 > 二つ、一度してしまった失敗は取り返しがつかない。多分、アルティアは後者だな。 ア:そう、僕は今でもあの時2人を守れなかったことを悔やんでいる > >>短所 :妹&弟達(特にディスティア)の事になると熱くなる > >吹雪:シスコン・・・。 >K:せめて妹思いって言ってやれよ(苦笑) ア:ケレルくん、貴方いい人かもしれませんね。 > >>嫌いな食べ物:甘過ぎな物 > >吹雪:あー、わかります。砂糖菓子って結構きついですよね。 ア:あれは、確かに・・・つーか食えん > >>嫌いなこと :仲間や兄弟が死ぬ事 > >吹雪:さすが兄弟。 >K:ディスティアと共通してるな。 ユ:あと、14年前の出来事が原因 > >>犯罪 :無限城で生きていた時に千人以上殺したこと > >吹雪:うはぁ。 >K:お前そればっかだな。 >吹雪:これ以外のリアクションが思いつきません。 ア:そうでもしなきゃ生きてけなかった > >>ボケかツッコミか:天然ボケ > >吹雪:自覚・・・してるのでしょうか? >K:さあ・・・、してないだろ、多分。 ユ:してません(断言) > >>口説き文句 :僕の側にずっといてくれないかな? > >吹雪:誰に言うんですか、誰に。 ア:あいつ以外にいう気はない > >>野望 :虫(男)から姉妹を守る > >吹雪:史上最強の婿VS義兄になりそう(笑) >K:シャレになってないだろ、この戦いは。 ユ:そうですよね。 でも、このスト−リ−の最後は、そうなります > >>作者に一言 :ブラコン&シスコンなのは、何故だ(泣) > >吹雪:楽しいから。 >K:・・・そーゆー答えしか言えないのか、貴様。 ユ:うん、楽しい > > >吹雪:わーいvアルくんのプロフありがとうございます、次回も期待してますねvv ユ:ありがとうございました。 > |
25443 | −風華−ACT・2−7・交錯する思い | ユア・ファンティン | 2003/4/3 23:39:47 |
記事番号25307へのコメント 「それでは、そろそろ始めますか?猿くん。」 「ああ、かまわねえぜ。」 そう言葉を交わすなり、2人は、互いに向かって走り出し擦れ違う。 瑞也のシャツには2発の、利度のシャツには四発の拳の跡が付いていた。 その後、しばらく無言で拳を重ねる2人。 ・・・・をほっぽっといて、平井の様子をみてみよう。 一応審判と言う事だったが、平井こと緋雷は、とばっちりを食わないように逃げ回っていた。 本人曰く『ディスティアはんにいいとこ見せようと思うたんが間違いやーたわ(泣)』とのことだった。 そして、小1時間。 時刻は、午前一時になろうとしていた。 この公園の中央広場の真ん中にある樹。 恋人同士が、互いの記念日にその樹下で思いを交わすと永遠に仲睦まじく慣れるとかいう噂のある樹である。 まあ、そんな噂はともかく、2人は、その樹下に戦いの舞台を移したようだった。 「くそ、どこに消えやがってんだ。」 瑞也は、ジャンプして利度の真上の太い枝に飛び乗っているのだ。 それに気がつかない利度。 ちなみに、利度が、動物を使ってないのは、『今度の死合いに動物使ったら、銀次お兄ちゃんにバレすからね。』と脅されてる為である。 (このまま、見ていてもつまらないですね。) ≪どこを見ているのです。私は、ここですよ。≫ ガサッ 足を枝に引っ掛けて逆向きに、顔を合わせる瑞也。 「 !? 」 それに気が付いた利度は、 「百獣擬態 狼の爪。」 と技を放ち瑞也の足場に、ひびを入れる。 しかし、その瞬間に瑞也はその場にいない。 下から上に、向かって、、利度に向かって 「龍噛(ドラグバイト)」 直接系ひさっつ技を放つが、避けられ更にさっきの枝にひびが入る。 そのひびが、後にディスティアが怪我をする原因となるのだが、今の彼らに知る術は無かった。 この後、彼らに戦いは、ある人物によって止めれるまで続くのだった。 その戦いを自分自身の身を『位相ずらしの結界』の要石都市、手出しもせずに佇み見る者がいた。 彼の名は、ベリル・サラマンデル。 ディスティアに、無限城時代よく利度と話す時に代わって欲しいとせがんだ少年だ。 その少年は、肌は雪如くの白、髪と瞳は淡い茶色、服も白で魔導師風の服に身を包んだ、『儚げ』という言葉が似合いそうな15歳ぐらいの姿をしていた。 彼の心を少し覗いて見よう。 (・・・・・・・利度。 君の心の中には、あの頃の雷帝の様に、冷たい雨が降り続いているようだね・・。 僕らが、あの男に売られて、雷帝も無限城を出てそのせいでグル−プが解散して・・・・・・・華月さんみたいに、自分のグル−プを持たなかった利度は、居場所が無くなった・・・・・・。) 感情というものが、一欠片も浮かんでなかったベリルの顔に涙が落ちる。 (僕にもこんな感情があったのか・・・・・この四年でなくなったと思ったのに・・・・) さらに、涙が顔を滑り落ちる。 (僕が、姉さんの孤独感から生まれた事を知っても、 僕が姉さん宣代わりに身体を動かしていた時に、君は、僕を個人としてみてくれた。 君は、本当に悪い人じゃないのに。 でも、ただどうしようもなく孤独で・・・。) そして、一言こう呟く。 「君が死して悲しむ者は・・・・・(いなくはないのに)」 言葉の後半は、ベリルの心内のみに呟かれた。 ベリルの呟きが、聞こえたのかそうでないのかそうでないのか瑞也の攻撃から逃れる為に上に上がった利度の脳裏に、数年前・・・・まだ、≪VOLS&WINNDOS≫のあった頃の雷帝と風姫(中身・ベリル)との会話が浮かぶ。 『俺が、いつどこで死んでも悲しむヤツなんざどこにもいやしね−のさ。 何しようが、どこでのたれ死のうが、俺の勝手だ。』 『俺が、悲しむよ。 それじゃ、足りないかな?』 『君が死ぬと、僕もとても悲しい。 ・・・・・それに、君にも大切な人ができるよ、いつかきっとね。』 無限城での束の間の安息の時間の事だった。 その回想のせいか、利度には、隙が生まれこの後はやや瑞也が有利に進む。 ≪利度、僕は君が死ぬと悲しいよ・・・・・。 だから、生きてよ・・・・・・・・利度≫ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ユ:時間がないので、一言だけ。 この上の記事のプロフィールは、出来るだけ読んでください。 呼んでいる事を前提に、話を書きます。 もちろん最低限の説明は入れますが。 この話は、後2話か3話で終わります。 そのあとの話が一番長くなるはずです。 それでは、ありがとうございました。 |
25456 | Re:−風華−ACT・2−7・交錯する思い | 夜宵 吹雪 E-mail | 2003/4/4 18:55:18 |
記事番号25443へのコメント >「それでは、そろそろ始めますか?猿くん。」 >「ああ、かまわねえぜ。」 吹雪:・・・・・・猿(笑) K:なんかもう定着してるな、このあだ名。 >そう言葉を交わすなり、2人は、互いに向かって走り出し擦れ違う。 >瑞也のシャツには2発の、利度のシャツには四発の拳の跡が付いていた。 >その後、しばらく無言で拳を重ねる2人。 >・・・・をほっぽっといて、平井の様子をみてみよう。 >一応審判と言う事だったが、平井こと緋雷は、とばっちりを食わないように逃げ回っていた。 >本人曰く『ディスティアはんにいいとこ見せようと思うたんが間違いやーたわ(泣)』とのことだった。 K:君・・・、本当にバカ?救いようがないね、本当・・・・・・。 吹雪:オイッ! K:怪我したくないならついてくんなよ、責任は誰も取ってくれないんだから。 吹雪:・・・・・・・・・。 K:なんだよ? 吹雪:心配してるの?(意地悪く笑う) K:言う必要はない、ただ自分の行動に責任取れないバカが嫌いなだけ。 >そして、小1時間。 >時刻は、午前一時になろうとしていた。 >この公園の中央広場の真ん中にある樹。 >恋人同士が、互いの記念日にその樹下で思いを交わすと永遠に仲睦まじく慣れるとかいう噂のある樹である。 吹雪:と、ときメ○!? K:余談だが吹雪はかなりのゲーマーでRPGと恋愛シュミレーションが好きだ、ついでにとき○モは隠れキャラ除いて全員クリア済み。 吹雪:PS2を買ったので、今度、GBに手を出そうかと。 >ちなみに、利度が、動物を使ってないのは、『今度の死合いに動物使ったら、銀次お兄ちゃんにバレすからね。』と脅されてる為である。 吹雪:あーあ、前のやつのせいで・・・・・・。 K:墓穴掘之進(ぼけつほりのしん)。 >その少年は、肌は雪如くの白、髪と瞳は淡い茶色、服も白で魔導師風の服に身を包んだ、『儚げ』という言葉が似合いそうな15歳ぐらいの姿をしていた。 吹雪:美人・・・・・・。 >彼の心を少し覗いて見よう。 K:覗けるのか、プライバシーは・・・? 吹雪:やだなあ、K。ここにそんなものはないよん♪ K:・・・・・・そうだな、わかった、もう何もツッコまない。 >(・・・・・・・利度。 > 君の心の中には、あの頃の雷帝の様に、冷たい雨が降り続いているようだね・・。 > 僕らが、あの男に売られて、雷帝も無限城を出てそのせいでグル−プが解散して・・・・・・・華月さんみたいに、自分のグル−プを持たなかった利度は、居場所が無くなった・・・・・・。) 吹雪:利度って一匹狼だから。 K:んで孤独に死ぬタイプ。愛情に飢えやすく、意地っ張りだ。バカだね、人は一人で生きれないから、人って呼ばれてるのに。 吹雪:もっともな意見だが・・・・・・、利度の反感買うよ、その言い方。 K:暴力でものを言わせるのはバカでも出来る。悔しかったら言い返せよ、利度ちゃん♪ 吹雪:だーかーらー! >『俺が、いつどこで死んでも悲しむヤツなんざどこにもいやしね−のさ。 > 何しようが、どこでのたれ死のうが、俺の勝手だ。』 K:カッコつけ。 吹雪:やめい!ってか利度さんが死んだら私は泣く――――!! >『俺が、悲しむよ。 > それじゃ、足りないかな?』 >『君が死ぬと、僕もとても悲しい。 > ・・・・・それに、君にも大切な人ができるよ、いつかきっとね。』 >無限城での束の間の安息の時間の事だった。 K:幸せものだね、君。自分を思ってくれる人いるから。 吹雪:誰かが自分の事を思ってくれると、まっす進めます。 K:・・・・・・アイツのセリフだ。 >≪利度、僕は君が死ぬと悲しいよ・・・・・。 > だから、生きてよ・・・・・・・・利度≫ 吹雪:あううう、そう!このシーン!!私が銀ちゃん、好きになった理由でもあります!!名ゼリフですよね!あう、どうなるんでしょ、きになりますぅ。では、長くなりましたのでこの辺で・・・・・・。 |
25458 | Re:−風華−ACT・2−7・交錯する思い | ユア・ファンティン | 2003/4/4 19:55:29 |
記事番号25456へのコメント > >>「それでは、そろそろ始めますか?猿くん。」 >>「ああ、かまわねえぜ。」 > >吹雪:・・・・・・猿(笑) >K:なんかもう定着してるな、このあだ名。 ユ:そう、定着してます。 > >>そう言葉を交わすなり、2人は、互いに向かって走り出し擦れ違う。 >>瑞也のシャツには2発の、利度のシャツには四発の拳の跡が付いていた。 >>その後、しばらく無言で拳を重ねる2人。 >>・・・・をほっぽっといて、平井の様子をみてみよう。 >>一応審判と言う事だったが、平井こと緋雷は、とばっちりを食わないように逃げ回っていた。 >>本人曰く『ディスティアはんにいいとこ見せようと思うたんが間違いやーたわ(泣)』とのことだった。 > >K:君・・・、本当にバカ?救いようがないね、本当・・・・・・。 >吹雪:オイッ! 緋:しくしく 嬢ちゃん優しいなあ >K:怪我したくないならついてくんなよ、責任は誰も取ってくれないんだから。 >吹雪:・・・・・・・・・。 >K:なんだよ? >吹雪:心配してるの?(意地悪く笑う) >K:言う必要はない、ただ自分の行動に責任取れないバカが嫌いなだけ。 緋:やから、演じとるだけや > >>そして、小1時間。 >>時刻は、午前一時になろうとしていた。 >>この公園の中央広場の真ん中にある樹。 >>恋人同士が、互いの記念日にその樹下で思いを交わすと永遠に仲睦まじく慣れるとかいう噂のある樹である。 > >吹雪:と、ときメ○!? >K:余談だが吹雪はかなりのゲーマーでRPGと恋愛シュミレーションが好きだ、ついでにとき○モは隠れキャラ除いて全員クリア済み。 >吹雪:PS2を買ったので、今度、GBに手を出そうかと。 ユ:すごいっすねえ > >>ちなみに、利度が、動物を使ってないのは、『今度の死合いに動物使ったら、銀次お兄ちゃんにバレすからね。』と脅されてる為である。 > >吹雪:あーあ、前のやつのせいで・・・・・・。 >K:墓穴掘之進(ぼけつほりのしん)。 風:それに、そのほうが面白そうだよ > >>その少年は、肌は雪如くの白、髪と瞳は淡い茶色、服も白で魔導師風の服に身を包んだ、『儚げ』という言葉が似合いそうな15歳ぐらいの姿をしていた。 > >吹雪:美人・・・・・・。 べ:それ、男に言う科白じゃない >>彼の心を少し覗いて見よう。 > >K:覗けるのか、プライバシーは・・・? >吹雪:やだなあ、K。ここにそんなものはないよん♪ >K:・・・・・・そうだな、わかった、もう何もツッコまない。 ユ:それが、作者の特権ということで > >>(・・・・・・・利度。 >> 君の心の中には、あの頃の雷帝の様に、冷たい雨が降り続いているようだね・・。 >> 僕らが、あの男に売られて、雷帝も無限城を出てそのせいでグル−プが解散して・・・・・・・華月さんみたいに、自分のグル−プを持たなかった利度は、居場所が無くなった・・・・・・。) > >吹雪:利度って一匹狼だから。 >K:んで孤独に死ぬタイプ。愛情に飢えやすく、意地っ張りだ。バカだね、人は一人で生きれないから、人って呼ばれてるのに。 ユ:まあ、今は、ノドカさんがいるからね。 >吹雪:もっともな意見だが・・・・・・、利度の反感買うよ、その言い方。 >K:暴力でものを言わせるのはバカでも出来る。悔しかったら言い返せよ、利度ちゃん♪ 利:・・・・・・・ ユ:はい、言い返せません >吹雪:だーかーらー! 利:・・・ありがとよ > >>『俺が、いつどこで死んでも悲しむヤツなんざどこにもいやしね−のさ。 >> 何しようが、どこでのたれ死のうが、俺の勝手だ。』 > >K:カッコつけ。 >吹雪:やめい!ってか利度さんが死んだら私は泣く――――!! 利:嬉しいぜ・・・・ > >>『俺が、悲しむよ。 >> それじゃ、足りないかな?』 >>『君が死ぬと、僕もとても悲しい。 >> ・・・・・それに、君にも大切な人ができるよ、いつかきっとね。』 >>無限城での束の間の安息の時間の事だった。 > >K:幸せものだね、君。自分を思ってくれる人いるから。 >吹雪:誰かが自分の事を思ってくれると、まっす進めます。 >K:・・・・・・アイツのセリフだ。 ユ:まあ、この後を考えればね。(意味深) > >>≪利度、僕は君が死ぬと悲しいよ・・・・・。 >> だから、生きてよ・・・・・・・・利度≫ > >吹雪:あううう、そう!このシーン!!私が銀ちゃん、好きになった理由でもあります!!名ゼリフですよね!あう、どうなるんでしょ、きになりますぅ。では、長くなりましたのでこの辺で・・・・・・。 ユ:ありがとうございました それでは・・・・・・ > |
25473 | −風華−ACT・2−8・胸騒ぎ | ユア・ファンティン | 2003/4/5 23:12:48 |
記事番号25443へのコメント ここは、東京から遠く離れた高速のパ−キング・エリア。 時刻は、午前一時過ぎ。 車は、数台のトラックのみである。 その数台の内一台が、彼らのトラックであった。 そのトラックの側に、空を見上げ佇み、辺りの月明かりのみの闇の中に溶け込みそうな黒ずくめの男ー赤屍がいた。 (梟?) 空を行き交う梟に、赤屍は何故か胸騒ぎを覚えた。 しかし、その原因を知る間もなく後ろから声をかけられる。 「Dr・ヘル。 そろそろ行くぞ、アンタも嬢ちゃん待ってんじゃろ?」 その男は、四十路ちょっと手前の気が良さそうだが、顔のいかついおっちゃんだ。 ちなみに妻子もち。 「そうですね。龍野サン。」 (この胸騒ぎはなんなのでしょうか。 ・・・・・・また失うのでしょうか?) そして、赤屍は、東京へ戻る。 ところ変わって、新宿にあるとある屋敷 音井ノドカ嬢の住んでいる場所。 「お嬢様、こんな時間にどこへ?」 「ごめんなさい、白木さん。 ちょっと出ます。なるべく早く帰りますから。」 彼女も何か、胸騒ぎを覚えショパンをお供に屋敷を出る。 そして、ラスト ここは、恐らく裏新宿の一角にあるアパ−ト。 その一室の暗闇の中、十四、五才の少女と大きな鳥が、話していた(意思の疎通をしていた?) 「へえ、あの≪不肖の弟≫が、面白い事をやってんだ。 行ってみようか・・・・。」 こうして、死合いをする4人に縁を持つものは、公園に集まり始めた。 余談 午前4時15分。 空も白み始めた頃。 前々回で華月VS楽羅の決着がつき、ディスティアが意識不明になっていた。 それを見たベリルが、他の九人に思念波を送る。 『アル兄さん、ルーティ姉さん、他の7人にも伝えるよ。 ディスティアの命が危ないです。 僕は、石を代わりに置き、二次優先命令(セカンド・オ−ダ―)を優先します。 貴方達はご自由に。」 そして、数分後。 アルティアとル―ティア以外の7人と平井が、彼女の元へ向かった。 「皆さんは?」 「その子の中の人格だよ。 ・・・ラル、赤屍くんを呼びなさい。 他は、清潔な布を集めてきて。」 翡翠は、華月の質問に答えると、他の7人(平井も含め)が動く。 とりあえず、ラルティアを追ってみよう。 「(ディスティアさんは,もう寝ているでしょうね・・・。)」 赤屍がマンションの自室のかぎを空けとようとしていたその時、横から声をかけられた。 「貴方が瀬怜栖さん?」 そこには、夜も半分過ぎているのに7歳ぐらいの女の子がいた。 一応赤屍は、臨戦体制をとりつつこう答えた。 「そうですが。」 少女は、すぐに赤屍のコ−トの袖口をつかむと 「すぐに来て、ディスお姉ちゃんが危ないの。 行くから、掴まって。」 その言葉と共に、赤屍と少女―ラルティアの姿が幻であったかのように掻き消えた。 ただ、存在していた証として、鍵口に家の鍵が刺さったままなのが唯一の物だった。 +++++++++++++++++++++++++++++++++ ユ:さて、クイズ 前々々回で、位相ずらしの結界の要石となった面々の性別は? 半分合ってたら、詩を8人以上だったら、短編のリク権を差し上げます。 それでは、再見 |
25488 | −風華−ACT・2−9・不吉な予感 | ユア・ファンティン | 2003/4/6 23:33:26 |
記事番号25443へのコメント ユ:何となくいうけど 楽羅も、アルティアも、元幽霊です。 なので、年齢=享年で、 本当の年齢は、楽羅・28歳(22歳)、アルティア・38歳(24歳)です。 ()内は、享年で、ディスティアに仮初めの体を作ってもらうときは、その年齢になります。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 赤屍が、ラルティアに拉致ら・・・じゃなく公園の広場の結界の膜の外に連れて来られた時、 「ラル、その人がそうかい?」 「うん、そうだよ。」 「じゃあ、ラルは先に行っててください。 ちょっとお話がありますからね。」 アルティアは、ラルティアが行ったのを確認する という成り行きで、ディスティアがピンチなのに、ディスティアの兄VS想い人が始まった。 「やっぱり、赤屍君か。 かれこれ、18年振りかな? 僕が、上の妹を連れて下に降りた時以来だからね。」 アルティアは、嬉しげとも取れる表情と声音で言った。 「クス・・・・そうですね。」 自身の言葉が終わるか終わらないかのその刹那に、赤屍は、メスを取り出しアルティアの首を斬り飛ばす。 アルティアは、その遠くに飛んだ首を風の精霊の力を借り自身の手に引き寄せ腹の辺りに抱える。 「まぁ、あのの頃は、目だけが鋭いガキだったのが、こんなに大きくなってるし、 再会を喜びたいのは、山々だけど、 妹が・・・・・・ディスティアが危ないからね。 そこの車で寝ている坊やとその後部座席にある薬と包帯持ってってやってくれや。」 端から見て、牧師っぽい首なし男と黒ずくめがニコニコと話しているのは、はっきりいって怖かった。 銀次を起こすため、車に近寄る赤屍。 コンコン 「銀次クン 起きてください。」 それに還ってきた返答は、 「むにゃむにゃ,もう食べれないよぅ。」 「・・・銀次クン?」 「・・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・」 銀次は、ふと目を開け赤屍と目が合う。 「・・・赤屍さん?」 「はい。早く起きてくださいね。 中々大変なことになっているみたいですからね。」 「瑞也ちゃんは・・・・・っていない!!?」 「急ぎますよ。」 「あっうん。」 薬と包帯などが入った鞄をひっさっげて、赤屍達は、アルティアの元へ戻る。 アルティアは、2人の姿を確認すると、広場の結界の膜の一部を歪ませ道を作る。 2人がそれを通過する瞬間、恐らくは、赤屍にしか聞こえない声でアルティアは、こう呟く。 「また、あとで、我が相棒。」 またそのあと赤屍も、同様にこう呟いた。 「クス・・相変わらずの様で。」 「ディスティアさん、どうしたのです!!?」 赤屍が彼女に近付くと、嗅ぎ慣れた血錆の匂いが鼻をつく。 振り返った九人(華月達を含め)の顔は、どれも蒼白であった。 「出血が止まらない。ディスティアの意識は戻れば・・・・」 「きゃあ、ディスティアさん?」 「なんだ、この娘の知り合いか。」 赤屍達が来たのとは、反対側からきたのは、ノドカと14,5歳の少女であった。 「翡翠。清潔な布は?」 「もう少ししかない。 ミルティア、溜まったか?」 「まだよ。 こんな大きな傷、一瞬でも傷を塞いで術を使えるように治すんだから。」 慌てる他の人格を気にせずに、事実のみを淡々とミルティアは告げる。 ディスティアの夕日を移したような瞳は閉じられ、血色のよかった頬は、血の気が引き病的なほどに白かった。 ただただ白い布を染める赤だけが、とても鮮やかだった。 赤屍の脳裏に忌々しき置くが呼び覚まされる。 9人が、ディスティアを必死に呼ぶ声が、夢の中であるかのように遠くから響いていた。 「おい、ノドカだったか?」 「はい?」 「馬鹿ともう1人の坊やを止める。 一緒に来てくれないか?」 「いいですよ。」 14歳ぐらいの少女が、ノドカを伴い広場の橋でまだ暴れている2人の元へ向かった。 ピュィィィィィィィィィィィィィィィィ 少女の指笛が辺りに響き、鳥が集まってくる。 「さぁ、あの馬鹿達を止めなさい。」 少女がそう言うと、鳥は弾丸如く2人に向かう。 スコココココココココッ 小気味のいい音が辺りに響く。 そこで、当然怒った2人が少女に掴みかかる・・・ようとした2人だが、ノドカの 「だめですよ。 利度さん、瑞也さん。 人を殺めたり、傷付けるのはダメ。…お願い・・・・。」 という言葉で、完全に沈黙する 「溜まった。」 「じゃあ、皆は離れて。」 翡翠の言葉でみんなが離れたのを確認するとミルティアは、持っていた杖で虚空に印を書き呪歌を謳う。 「風と大気に集いし意思を持ちし者達よ 大気と交じり漂う無機なる者よ 我 汝の力を欲す者なり 我 霊力(力)を与えられ なお汝の力を望む 古き盟約により 汝に命を訴える 風と水の偉大なる者達よ 力を貸して」 そして、ディスティアの傷が塞がり、意識もわずかに戻る。 「我のなにおいて、結界よ、解けよ。」 パチン ディスティアの言葉が終わると同時に風船の割れるような音がする。 「病院に、運びますよ。 特に、喧嘩した、華月さんと利度さん、瑞也さんは絶対にきてもらいます。」 『私(僕)達、ファンキ−に行って(ます)(る)。 人数が多くても大変だろうから』 声をそろえて、この場にいるラルティア、ミルティア、リルティア、瑠衣音、ルピナス、ザッフィ―ルが、そう言った。 「じゃあ、大人しくしててくださいね。」 と、ディスティアの人格内では、『お母さん』と呼ばれる翡翠がそう返した。 それから、赤屍の知り合いの病院にディスティアが入院した。 そして、一週間――――――――――。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ユ:もうしばらくこの話は続きそうです。 それと前回のクイズは、2―13に正解を発表します。 一レスにつき一回。 あとチャンスが、3回あります。 それでは・・・・・・・・・・・・ |
25516 | ヒロインのピンチより銀ちゃんが気になる私は最低です(爆) | 夜宵 吹雪 E-mail | 2003/4/9 17:30:44 |
記事番号25488へのコメント >ユ:何となくいうけど > 楽羅も、アルティアも、元幽霊です。 吹雪:そうなんですか!? > なので、年齢=享年で、 > 本当の年齢は、楽羅・28歳(22歳)、アルティア・38歳(24歳)です。 吹雪:ってことはやっぱり20代・・・・・。 K:なるほど・・・・・・。 >赤屍が、ラルティアに拉致ら・・・じゃなく公園の広場の結界の膜の外に連れて来られた時、 吹雪:うわ、想像できねえ、あの人が拉致っすか? K:いや、それはそれで楽しそうだ。 >という成り行きで、ディスティアがピンチなのに、ディスティアの兄VS想い人が始まった。 吹雪:をひ、兄ちゃん・・・・・・。 K:妹の事、忘れてるな。 >「やっぱり、赤屍君か。 > かれこれ、18年振りかな? > 僕が、上の妹を連れて下に降りた時以来だからね。」 >アルティアは、嬉しげとも取れる表情と声音で言った。 >「クス・・・・そうですね。」 >自身の言葉が終わるか終わらないかのその刹那に、赤屍は、メスを取り出しアルティアの首を斬り飛ばす。 吹雪:赤屍サンは知ってる人の首を会った早々、斬り落とすのですか? K:アルティアだけだろ、多分。 >「まぁ、あのの頃は、目だけが鋭いガキだったのが、こんなに大きくなってるし、 > 再会を喜びたいのは、山々だけど、 > 妹が・・・・・・ディスティアが危ないからね。 > そこの車で寝ている坊やとその後部座席にある薬と包帯持ってってやってくれや。」 吹雪:知り合い!?し、しかし幼少時の赤屍サン・・・・・、見たいような、想像だけにしときたいよーな・・・・。 K:目だけが鋭いガキ・・・・・・・(想像中) >端から見て、牧師っぽい首なし男と黒ずくめがニコニコと話しているのは、はっきりいって怖かった。 吹雪:映画の撮影とカン違いされそうです。 K:僕はホラー系は平気だからな、恐くないね。 >銀次を起こすため、車に近寄る赤屍。 >コンコン >「銀次クン > 起きてください。」 >それに還ってきた返答は、 >「むにゃむにゃ,もう食べれないよぅ。」 >「・・・銀次クン?」 吹雪:お約束・・・、ってか私が起こしたいな・・・・・、銀ちゃんの寝顔・・・・・・。 K:ここに変態痴女が・・・・、おい、銀次とやら。月のない夜には気をつけろよ。 吹雪:誰が変態だ!?(必殺飛び蹴り☆) どごす! K:てぇ!何すんだ!? 吹雪:やかましい!私は変態呼ばわりしたヤツには蹴りをいれるんだ!ちなみにアホは5回、バカは10回で蹴り一発。言い過ぎると連続で・・・・・・。 K:一生言ってろ。 >「・・・・・・・・・・・」 >「・・・・・・・・・・・・」 >銀次は、ふと目を開け赤屍と目が合う。 >「・・・赤屍さん?」 >「はい。早く起きてくださいね。 > 中々大変なことになっているみたいですからね。」 吹雪:なんだかんだ言っていいコンビですねぇ・・・・・・。 K:ちなみにこの二人は吹雪に言わせれば無限城のゴールデンコンビらしい(笑) >「瑞也ちゃんは・・・・・っていない!!?」 吹雪:赤屍さんには驚かないのね・・・・・・。 K:タレてほしいだけだろ。 吹雪:うん(照れ) >「ディスティアさん、どうしたのです!!?」 >赤屍が彼女に近付くと、嗅ぎ慣れた血錆の匂いが鼻をつく。 >振り返った九人(華月達を含め)の顔は、どれも蒼白であった。 K:どこそこの考えなし猿君とプライドの高い蛇君の争いに巻き込まれた。 吹雪:・・・ひ、否定はしないが・・・・・・言い方をもうちょっと・・・・・・。 K:僕は事実が好きだ(ニッコリと笑う) 吹雪:さいですか・・・・・・。 >ピュィィィィィィィィィィィィィィィィ >少女の指笛が辺りに響き、鳥が集まってくる。 >「さぁ、あの馬鹿達を止めなさい。」 吹雪:へ? K:・・・まだやってたんだ。 >そこで、当然怒った2人が少女に掴みかかる・・・ようとした2人だが、ノドカの >「だめですよ。 > 利度さん、瑞也さん。 > 人を殺めたり、傷付けるのはダメ。…お願い・・・・。」 >という言葉で、完全に沈黙する 吹雪:あ、あはははは・・・・(乾いた笑い) K:女の子につかみかかるなんて・・・、モラルを一から勉強すれば?それとも理解できない脳みそなのかな? 吹雪:二人とも、魔族の君にモラルの何たるかだけは説かれたくないと思うよ・・・・・・。 K:あっはっはっ、じゃあ魔族未満のモラルの持ち主だね、すごいすごい。尊敬してあげるよ、二人とも。 吹雪:K・・・、お前・・・・・・ K:何かな? 吹雪:・・・からかってるだろ。 K:違う、からかってるんじゃなくておちょくってるんだ♪ 吹雪:ええっと、クイズに関してはまた・・・、時間ないので(泣) あとKと風華キャラの相性を書いてみました。文章は全てKのコメントです ディス:いい子だよね、妹に欲しいな。 アル:類はなんとやらかな?結構気が合いそうだよ。 赤屍:うーん、難しい・・・、嫌いじゃないな、トモダチにはなれそうだよ。 銀次:見てて楽しい子だねぇ・・・、吹雪の一番のお気に入り。気が合いそうだね。 瑞也:からかったら楽しいタイプ。僕の事はきっと好きにはならないだろーな。 緋雷(平井):・・・なぜだろう、なんかいじめたくなる。僕はこーゆーちゃらんぽらんなのは苦手・・・なのかな? 華月:うんうん、僕の一番、オトモダチになりたい人かな?性格も好みだし。 利度:あっはっはっ、徹底的にからかわせてもらうよ。いやー、熱血単純バカはからかいがいがあるねー。 吹雪:うわあ、なんかすさまじい人間関係。こんなヤツなので利度、瑞也、緋雷にいじわるしますが仲良く・・・は無理でしょうが挑発には乗らないでください。では次回で! |
25519 | 銀ちゃんは、この時寝ぼけてます | ユア・ファンティン | 2003/4/9 21:33:02 |
記事番号25516へのコメント >>ユ:何となくいうけど >> 楽羅も、アルティアも、元幽霊です。 > >吹雪:そうなんですか!? ユ:そうですよ 珍しい・・・・のかなあ > >> なので、年齢=享年で、 >> 本当の年齢は、楽羅・28歳(22歳)、アルティア・38歳(24歳)です。 > >吹雪:ってことはやっぱり20代・・・・・。 >K:なるほど・・・・・・。 ユ:20代になります > >>赤屍が、ラルティアに拉致ら・・・じゃなく公園の広場の結界の膜の外に連れて来られた時、 > >吹雪:うわ、想像できねえ、あの人が拉致っすか? >K:いや、それはそれで楽しそうだ。 ユ:まあ、無理矢理連れて来られたと > >>という成り行きで、ディスティアがピンチなのに、ディスティアの兄VS想い人が始まった。 > >吹雪:をひ、兄ちゃん・・・・・・。 >K:妹の事、忘れてるな。 火:いやあ、紅屍くんと会うのは久しぶりでしたからねえ > >>「やっぱり、赤屍君か。 >> かれこれ、18年振りかな? >> 僕が、上の妹を連れて下に降りた時以来だからね。」 >>アルティアは、嬉しげとも取れる表情と声音で言った。 >>「クス・・・・そうですね。」 >>自身の言葉が終わるか終わらないかのその刹那に、赤屍は、メスを取り出しアルティアの首を斬り飛ばす。 > >吹雪:赤屍サンは知ってる人の首を会った早々、斬り落とすのですか? >K:アルティアだけだろ、多分。 紅:はい、色々と昔ありまして > >>「まぁ、あのの頃は、目だけが鋭いガキだったのが、こんなに大きくなってるし、 >> 再会を喜びたいのは、山々だけど、 >> 妹が・・・・・・ディスティアが危ないからね。 >> そこの車で寝ている坊やとその後部座席にある薬と包帯持ってってやってくれや。」 > >吹雪:知り合い!?し、しかし幼少時の赤屍サン・・・・・、見たいような、想像だけにしときたいよーな・・・・。 >K:目だけが鋭いガキ・・・・・・・(想像中) 火:そうそう 妹が、憧れの人だったりもする > >>端から見て、牧師っぽい首なし男と黒ずくめがニコニコと話しているのは、はっきりいって怖かった。 > >吹雪:映画の撮影とカン違いされそうです。 ユ:そうですね。 >K:僕はホラー系は平気だからな、恐くないね。 ユ:私は、絶対無理です。 > >>銀次を起こすため、車に近寄る赤屍。 >>コンコン >>「銀次クン >> 起きてください。」 >>それに還ってきた返答は、 >>「むにゃむにゃ,もう食べれないよぅ。」 >>「・・・銀次クン?」 > >吹雪:お約束・・・、ってか私が起こしたいな・・・・・、銀ちゃんの寝顔・・・・・・。 ユ:もうぉ、可愛いんですよ >K:ここに変態痴女が・・・・、おい、銀次とやら。月のない夜には気をつけろよ。 銀:うきゅ? >吹雪:誰が変態だ!?(必殺飛び蹴り☆) >どごす! >K:てぇ!何すんだ!? >吹雪:やかましい!私は変態呼ばわりしたヤツには蹴りをいれるんだ!ちなみにアホは5回、バカは10回で蹴り一発。言い過ぎると連続で・・・・・・。 >K:一生言ってろ。 ユ:仲良いですねえ > >>「・・・・・・・・・・・」 >>「・・・・・・・・・・・・」 >>銀次は、ふと目を開け赤屍と目が合う。 >>「・・・赤屍さん?」 >>「はい。早く起きてくださいね。 >> 中々大変なことになっているみたいですからね。」 > >吹雪:なんだかんだ言っていいコンビですねぇ・・・・・・。 >K:ちなみにこの二人は吹雪に言わせれば無限城のゴールデンコンビらしい(笑) ユ:この2人+もう2人が次の話のチ−ムだったりする > >>「瑞也ちゃんは・・・・・っていない!!?」 > >吹雪:赤屍さんには驚かないのね・・・・・・。 >K:タレてほしいだけだろ。 >吹雪:うん(照れ) ユ:寝ぼけてます、この銀ちゃん ちなみに、2−13で、たれてます。 > >>「ディスティアさん、どうしたのです!!?」 >>赤屍が彼女に近付くと、嗅ぎ慣れた血錆の匂いが鼻をつく。 >>振り返った九人(華月達を含め)の顔は、どれも蒼白であった。 > >K:どこそこの考えなし猿君とプライドの高い蛇君の争いに巻き込まれた。 >吹雪:・・・ひ、否定はしないが・・・・・・言い方をもうちょっと・・・・・・。 ユ:そうそう、 >K:僕は事実が好きだ(ニッコリと笑う) >吹雪:さいですか・・・・・・。 華:ケレルさん、やっぱり気が合いますね > >>ピュィィィィィィィィィィィィィィィィ >>少女の指笛が辺りに響き、鳥が集まってくる。 >>「さぁ、あの馬鹿達を止めなさい。」 > >吹雪:へ? >K:・・・まだやってたんだ。 ユ:ええ、まだやってました 馬鹿だから > >>そこで、当然怒った2人が少女に掴みかかる・・・ようとした2人だが、ノドカの >>「だめですよ。 >> 利度さん、瑞也さん。 >> 人を殺めたり、傷付けるのはダメ。…お願い・・・・。」 >>という言葉で、完全に沈黙する > >吹雪:あ、あはははは・・・・(乾いた笑い) >K:女の子につかみかかるなんて・・・、モラルを一から勉強すれば?それとも理解できない脳みそなのかな? ユ:実際少女という年齢でもない方にですけどねえ >吹雪:二人とも、魔族の君にモラルの何たるかだけは説かれたくないと思うよ・・・・・・。 >K:あっはっはっ、じゃあ魔族未満のモラルの持ち主だね、すごいすごい。尊敬してあげるよ、二人とも。 >吹雪:K・・・、お前・・・・・・ >K:何かな? >吹雪:・・・からかってるだろ。 >K:違う、からかってるんじゃなくておちょくってるんだ♪ 利&瑞:何(だと−っ)(ですって) > > >吹雪:ええっと、クイズに関してはまた・・・、時間ないので(泣) > あとKと風華キャラの相性を書いてみました。文章は全てKのコメントです ユ:すみません、無理言って > >ディス:いい子だよね、妹に欲しいな。 風:えっあっ・・・(顔真っ赤) >アル:類はなんとやらかな?結構気が合いそうだよ。 火:僕もそんな気がするよ >赤屍:うーん、難しい・・・、嫌いじゃないな、トモダチにはなれそうだよ。 紅:名前、間違えないでくださいね クス・・・・・それはどうでしょうね >銀次:見てて楽しい子だねぇ・・・、吹雪の一番のお気に入り。気が合いそうだね。 銀:うきゅ? >瑞也:からかったら楽しいタイプ。僕の事はきっと好きにはならないだろーな。 瑞:・・・・・・・・・(怒ってます) >緋雷(平井):・・・なぜだろう、なんかいじめたくなる。僕はこーゆーちゃらんぽらんなのは苦手・・・なのかな? 緋:なんなら、いじめんといてなあ >華月:うんうん、僕の一番、オトモダチになりたい人かな?性格も好みだし。 華:僕も、貴方とは仲良くしたいですね。 >利度:あっはっはっ、徹底的にからかわせてもらうよ。いやー、熱血単純バカはからかいがいがあるねー。 利:殺されてえか手前ぇ > >吹雪:うわあ、なんかすさまじい人間関係。こんなヤツなので利度、瑞也、緋雷にいじわるしますが仲良く・・・は無理でしょうが挑発には乗らないでください。では次回で! 緋:嬢ちゃんの言う事やし頑張ってみるわ 瑞&利:絶対無理!! > > ユ:ありがとうございました |
25534 | −風華−ACT・2−10・過去のマルガリ−タ−思慕の念− | ユア・ファンティン | 2003/4/12 01:03:05 |
記事番号25443へのコメント 体がうまく動かない。 頭の中も、霧がかかった様でうまく回らなかった。 ディスティアは、寝返りだけでも打とうと腕を動かす。 その瞬間、肩から指に、酷い激痛が走り抜け声にならない悲鳴上げた。 痛みのため少しばかりハッキリした頭で、ディスティアは華月と闘い怪我を負ったことを思い出す。 (・・・・・生き残っちゃったか・・・・・。) こんなに痛みを感じるという事はとりあえず・・・彼女の言葉を借りるならば、『生き残った』ということだろう。 ディスティアは、傷に響かないようにゆっくりと息を吐く。 (華月さん達は、大丈夫のようね。 教えてくれてありがとう、ディ−ム。) ≪いいえ、かまいません。 少し、私は、長の所に行かなくてはいけませんので、お側を離れます。≫ という声とともに、ディ−ムの気配が消える。 (結局、華月さんの顔を見て気が抜けてそのまま気を失ちゃったんだっけ・・・・) ディスティアは痛む身体を庇いながら、少し体を起こしベットの背に寄りかかった。 (今、何時だろう。 外暗いし、夜かな・・・・) ディスティアは、目を開けていることが面倒だったので、ゆっくりと目を閉じる。 その時病室の部屋が開き誰かが入ってくる。 側に居慣れた気配がしたので目を開ける。 血が足りないせいかぼやける視界の先に、白衣姿の紅屍が佇んでいるのが、ぼんやりと見えた。 「・・・瀬・・・・怜・・・・・栖・・・さ・・・・ん?」 普通にしゃべったつもりだったのだのだろうが、ディスティアの声が掠れる。 どうやら、水分も、不足しているようだ。 ディスティアが、何か行動を起こすよりも前に、紅屍が、ベットの側まで来て立ち止まる。 そのまま、ディスティアの病室に静寂が訪れる。 それを邪魔するのは、窓の外の風の精霊だけであった。 紅屍は、ディスティアを見下ろしたまま一言も言葉を発さなかった。 薄闇な上に、赤屍の顔には影が掛かってしまっていて表情が読めない。 この静寂が痛くて、ディスティアは自然に俯いてしまった。 「あの・・・・・」 耐え切れずにディスティアが、口を開こうとした時、紅屍がいきなりディスティアのほうに手を伸ばす。 怒られるのかと思い身を縮ませたが、ディスティアは、腕を引っ張られ紅屍の方に倒れこむ。 「瀬・・・・怜・・・栖・・・さ・・ん?」 「・・・・・」 ディスティアは、少し逡巡しながら自分の肩口に顔を埋めている男に呼びかける。 しかし、紅屍は、何も言わずにディスティアを抱いている腕の力を強めた。 「ちょっ・・・・苦しい。」 いくら細身とはいっても、紅屍は男で力を込められたら圧迫されて苦しい。 それに、紅屍の息が首筋に息が掛かって少しこそばゆいらしい。 「ねぇ、瀬怜栖さん、本当に苦しいから・・・・・。」 「動かないで下さい。」 切羽詰ったような赤屍の声に、ディスティアは驚き目を見開いた。 ゆっくり首を動かして赤屍の方を見る。 「動かないで下さいっ。」 繰り返されただけのその言葉は、何故かとても切なく悲しかった。 どうしてそんなに苦しそうな声を出すのだろう。 何に傷ついて、何を悔やんでいるのだろう。 たった一言なのに、ディスティアには、心が上げた悲鳴のように聞こえた。 (もしかして、鈴音さんのことかしら) ディスティアは、ふとそう思う。 鈴音とは、『生きて』いれば、紅屍よりも4つ年上の女性で、20年ほど前に亡くなっている。 紅屍の憧れの人でもあった。 ディスティアは、原因かも知れないことが解ってもどうしようも出来ない。 救って上げられない事がとてもとても悔しくて…切なかった。 「ごめんなさい。」 何時の間にか、ディスティアのオレンジ色の両眼からは、暖かな雫が零れ頬を濡らした。 何故泣いているのか、本人にも分からない。 ただそれは、紅屍を困らせるだけだ。 分かっているのに、理由も分からない雫を止める術はなかった。 「ごめんなさい・・・・・・・・ごめんなさい・・・」 ディスティアは、その言葉以外を知らないかのように、その言葉を繰り返す。 紅屍は、腕の力を緩めるとディスティアの肩口からゆっくりと離れた。 顔を覆うとするディスティアの手を紅屍が掴む。 何度も首を振って、俯こうとする少女の顔を両手で紅屍は自分の方に向かせる。 顔に添えられた手に触れるディスティアの指は、少し震えていて、紅屍の手の甲にもという透明な雫が伝った。 「ごめんね・・・・・・ごめん・・・・・」 (何故、ディスティアさんが謝るのでしょう? どうして、こんなにも苦しそうな表情をするのでしょうか?) 声を上げて泣かないように、唇をかみ締める少女の様子は、酷く切なく・・・そして艶やかでもあった。 少女の両手が滑り落ちるのと同時に何かがはじけた気がした。 「泣かないで下さい。」 紅屍の指が、ディスティアの涙を拭う。 ぼやけた視線の先で、紅屍の顔が困惑に歪んだ気がした。 息の掛かるような距離が無性に切なかった。 そのしばらく後、病室の戸をノックした人がいた。 紅屍がそれに応対するためにベットを離れる。 「きっと、困ってたよね。」 ディスティアは、苦笑して涙をふき取る。 (あんなに大泣きしたのは、何年ぶりだろう) 紅屍が、2人の看護婦を連れて戻って来た。 「Dr・紅屍。 風野さんの包帯を還るので、退室してくださいな。」 その言葉&2人の看護婦さんの無言の圧力により紅屍は、部屋を出る。 「それにしてもよかったですね。風野さん。」 「そうですね、2週間近く眠ったままでしたからねえ。」 「えっ,もうそんなに経ってるんですか?」 ディスティアは、自覚してないが、かなりの重傷だった。 脊髄付近にも裂傷があったのだから。 「Dr・紅屍に御礼を言った方が良いわよ? 何しろ非常勤医とは、いえ、一月に4回当直に付けばいいあの人が、毎日寝ずに看病してたんだし。」 「そうそう、あのDrがよ?」 「(瀬怜栖さんが・・・)」 「それと、風野さんに何人か、男性が、お見舞いにきていたけど本命は、結局のところ誰なの?」 「やっぱ、dr・紅屍?」 看護婦がそう言ったところで呼び出し音が鳴る。 「またね。風野さん。」 そう言って2人は病室を後にする。 入れ違いに紅屍が入ってくる。 「治療、ありがとうございます。」 御礼を言っては見たが、返事がない。 不安になって顔を見上げると彼は、黙ったまま彼女を見下ろしていた。 「あの瀬怜栖さん?」 呼びかけられてやっと我に返る紅屍。 「別にかまいませんよ。 それよりももう少しお眠りなさい。 午後になったら、皆さんも来るでしょうから。」 といい終わると、彼は、後ろを振り向かずに病室を出た。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ユ:クイズは、後2回チャンスがあります。 それでは・・・・・・・・ |
25535 | Re:−風華−ACT・2−10・過去のマルガリ−タ−思慕の念− | 夜宵 吹雪 E-mail | 2003/4/12 11:40:33 |
記事番号25534へのコメント >体がうまく動かない。 >頭の中も、霧がかかった様でうまく回らなかった。 >ディスティアは、寝返りだけでも打とうと腕を動かす。 吹雪:大丈夫ですか? K:かなりの重傷だな・・・。 >血が足りないせいかぼやける視界の先に、白衣姿の紅屍が佇んでいるのが、ぼんやりと見えた。 吹雪:は、白衣・・・!! K:見たい・・・・・・・、一応は医者だったんだな。 >それを邪魔するのは、窓の外の風の精霊だけであった。 吹雪:す、するなよ・・・。 K:野次馬か・・・、まあ、気持ちは分からんでもないが・・・・・・。 >「あの・・・・・」 >耐え切れずにディスティアが、口を開こうとした時、紅屍がいきなりディスティアのほうに手を伸ばす。 >怒られるのかと思い身を縮ませたが、ディスティアは、腕を引っ張られ紅屍の方に倒れこむ。 吹雪:おお!いいぞ、そのまま押したお ざくっ K:・・・悪かったな、続けてくれ。 吹雪:ま、また脳天にナイフが・・・・・。 >「瀬・・・・怜・・・栖・・・さ・・ん?」 >「・・・・・」 >ディスティアは、少し逡巡しながら自分の肩口に顔を埋めている男に呼びかける。 >しかし、紅屍は、何も言わずにディスティアを抱いている腕の力を強めた。 >「ちょっ・・・・苦しい。」 >いくら細身とはいっても、紅屍は男で力を込められたら圧迫されて苦しい。 >それに、紅屍の息が首筋に息が掛かって少しこそばゆいらしい。 吹雪:恋愛モノのお約束v K:・・・・・・僕は苦手だ。 >鈴音とは、『生きて』いれば、紅屍よりも4つ年上の女性で、20年ほど前に亡くなっている。 吹雪:・・・そーいやいくつだ、紅屍さん。 K:多分・・・、22〜25あたりだろ。 >紅屍の憧れの人でもあった。 吹雪:・・・憧れ。 K:恋愛対象と似ている憧れか・・・、それともただ単に尊敬していただけか・・・。 吹雪:私は前者かな? >「ごめんね・・・・・・ごめん・・・・・」 >(何故、ディスティアさんが謝るのでしょう? > どうして、こんなにも苦しそうな表情をするのでしょうか?) 吹雪:紅屍さんに心配かけたから、と思ったからですよv >「Dr・紅屍に御礼を言った方が良いわよ? > 何しろ非常勤医とは、いえ、一月に4回当直に付けばいいあの人が、毎日寝ずに看病してたんだし。」 >「そうそう、あのDrがよ?」 >「(瀬怜栖さんが・・・)」 吹雪:紅屍さん、気に入った人しかマジメにやりそうにないです。 K:・・・・僕もそれは否定しないな。 >「それと、風野さんに何人か、男性が、お見舞いにきていたけど本命は、結局のところ誰なの?」 吹雪:ひーちゃんと、利度と瑞也ちゃんとー、あと銀ちゃんと華月さんと・・・・・・。 K:もてる女はつらいねぇ。 >「やっぱ、dr・紅屍?」 吹雪:本命。対抗馬は瑞也ちゃん、大穴は銀ちゃんと華月さんかな? K:・・・・?利度は? 吹雪:利度はノドカちゃんがいるから。 K:えー、三角関係の方が楽しそうだ。 吹雪:いや・・・・・、ドロドロしたのは遠慮したいので・・・・・・。 K:根性なし。 吹雪:そーゆー考えの浮かぶ貴様は根性が腐っとる!! アル兄さんに、ル―ティ姉さん、ルピナス、ミルティア。・・・あと、 白羅と瑠衣音・・・・翡翠とベリル・・・・ザフィ―ル・・・・・・ラルティアと・・・結界だけだし、リルティア 吹雪:上は5のディスちゃんのセリフです。図にして見ました。 アル:男(確定) ルーティ:女(確定) ルピナス:女 ミルティア:女 白羅:男 瑠衣音:女 翡翠:男 ベリル:男(確定) ザフィール:男 ラルティア:男 リルティア:女 吹雪:はい、ほぼカンでやってみました。当たってたら誉めてくださいv あと風魔珍道中記のクイズ正解おめでとうございますvレポートはいりますか?断ってもOKです。 それではこの辺で、失礼します。 |
25540 | 約八人正解なので、リクエストどうぞ | ユア・ファンティン | 2003/4/12 13:36:33 |
記事番号25535へのコメント >>体がうまく動かない。 >>頭の中も、霧がかかった様でうまく回らなかった。 >>ディスティアは、寝返りだけでも打とうと腕を動かす。 > >吹雪:大丈夫ですか? >K:かなりの重傷だな・・・。」 ユ:今は、元気になってます。 > >>血が足りないせいかぼやける視界の先に、白衣姿の紅屍が佇んでいるのが、ぼんやりと見えた。 > >吹雪:は、白衣・・・!! >K:見たい・・・・・・・、一応は医者だったんだな。 紅:医者です。 かなりエリ−ト系の。 > >>それを邪魔するのは、窓の外の風の精霊だけであった。 > >吹雪:す、するなよ・・・。 >K:野次馬か・・・、まあ、気持ちは分からんでもないが・・・・・・。 ディ:いやですよ。 > >>「あの・・・・・」 >>耐え切れずにディスティアが、口を開こうとした時、紅屍がいきなりディスティアのほうに手を伸ばす。 >>怒られるのかと思い身を縮ませたが、ディスティアは、腕を引っ張られ紅屍の方に倒れこむ。 > >吹雪:おお!いいぞ、そのまま押したお 紅:そこまで行きませんよ。 >ざくっ >K:・・・悪かったな、続けてくれ。 >吹雪:ま、また脳天にナイフが・・・・・。 ユ:薬いります? > >>「瀬・・・・怜・・・栖・・・さ・・ん?」 >>「・・・・・」 >>ディスティアは、少し逡巡しながら自分の肩口に顔を埋めている男に呼びかける。 >>しかし、紅屍は、何も言わずにディスティアを抱いている腕の力を強めた。 >>「ちょっ・・・・苦しい。」 >>いくら細身とはいっても、紅屍は男で力を込められたら圧迫されて苦しい。 >>それに、紅屍の息が首筋に息が掛かって少しこそばゆいらしい。 > >吹雪:恋愛モノのお約束v >K:・・・・・・僕は苦手だ。 ユ:『まだ』恋愛まで行ってません。 > >>鈴音とは、『生きて』いれば、紅屍よりも4つ年上の女性で、20年ほど前に亡くなっている。 > >吹雪:・・・そーいやいくつだ、紅屍さん。 >K:多分・・・、22〜25あたりだろ。 ユ:性格に言ったら、17年前になくなってる人です 後、紅屍さんは、28歳です。 > >>紅屍の憧れの人でもあった。 > >吹雪:・・・憧れ。 >K:恋愛対象と似ている憧れか・・・、それともただ単に尊敬していただけか・・・。 >吹雪:私は前者かな? ユ:本人は、否定するだろうけど、やや前者よりです。 > >>「ごめんね・・・・・・ごめん・・・・・」 >>(何故、ディスティアさんが謝るのでしょう? >> どうして、こんなにも苦しそうな表情をするのでしょうか?) > >吹雪:紅屍さんに心配かけたから、と思ったからですよv ユ:それも少しあってます。 > >>「Dr・紅屍に御礼を言った方が良いわよ? >> 何しろ非常勤医とは、いえ、一月に4回当直に付けばいいあの人が、毎日寝ずに看病してたんだし。」 >>「そうそう、あのDrがよ?」 >>「(瀬怜栖さんが・・・)」 > >吹雪:紅屍さん、気に入った人しかマジメにやりそうにないです。 >K:・・・・僕もそれは否定しないな。 紅:では、なくて、運び屋のほうが結構忙しいからですよ。 > >>「それと、風野さんに何人か、男性が、お見舞いにきていたけど本命は、結局のところ誰なの?」 > >吹雪:ひーちゃんと、利度と瑞也ちゃんとー、あと銀ちゃんと華月さんと・・・・・・。 >K:もてる女はつらいねぇ。 ユ:きっちり、それぞれに相手作りますけどね。 > >>「やっぱ、dr・紅屍?」 > >吹雪:本命。対抗馬は瑞也ちゃん、大穴は銀ちゃんと華月さんかな? ユ:対抗当て馬は、緋雷だったり >K:・・・・?利度は? >吹雪:利度はノドカちゃんがいるから。 >K:えー、三角関係の方が楽しそうだ。 ユ:純全な憧れとしては、利度は、ディスのことが好きです >吹雪:いや・・・・・、ドロドロしたのは遠慮したいので・・・・・・。 >K:根性なし。 >吹雪:そーゆー考えの浮かぶ貴様は根性が腐っとる!! ユ:まあ、面白そうですけど > >アル兄さんに、ル―ティ姉さん、ルピナス、ミルティア。・・・あと、 > 白羅と瑠衣音・・・・翡翠とベリル・・・・ザフィ―ル・・・・・・ラルティアと・・・結界だけだし、リルティア > > >吹雪:上は5のディスちゃんのセリフです。図にして見ました。 > > >アル:男(確定) >ルーティ:女(確定) ユ:正解 >ルピナス:女 ユ:はずれ >ミルティア:女 ユ:正解 >白羅:男 ユ:はずれ >瑠衣音:女 >翡翠:男 >ベリル:男(確定) ユ:正解 >ザフィール:男 ユ:半分正解 >ラルティア:男 ユ:このこは、女の子です。 >リルティア:女 ユ:正解 > >吹雪:はい、ほぼカンでやってみました。当たってたら誉めてくださいv ユ:7・5人正解です。 > あと風魔珍道中記のクイズ正解おめでとうございますvレポートはいりますか?断ってもOKです。 ユ:今度メアド知らせます > それではこの辺で、失礼します。 ユ:ありがとうございました > > |
25548 | −風華−ACT・2−11・お見舞いその1(華月&バ−ディ・マスタ− | ユア・ファンティン | 2003/4/12 23:52:18 |
記事番号25443へのコメント ユ:ひさしぶりに前書きを書こうと思います。 幻:じゃあさ、1つ聞くけどバネさんと姉さんの話だった前回だけどさ。 前回のサブタイトルの理由は、何なわけ? ユ:マルガリ−タって言うのは、カクテルの名前でね。 幻:うんうん、結構うまいよな、あれ。 ユ:って君、未成年でしょ。 幻:精神体に、関係ないっしょ? ユ:だけど外見は、16歳ぐらいだし、実年齢もまだ1歳にもなってないでしょうが 幻:そうだけどさ。 ・・・・話ずれてっけど? ユ:そうね。(私が作った子ながら、扱いにくい) そのカクテルを創作した人の恋人の・・あるいは、親しい人の名前が、マルガリ−タ。 幻:それが、前回のサブタイトルと何の関係があるのさ? ユ:その名前の由来ってのが、狩りの最中に流れ弾でその人死んでてね。 幻:バネさんの目の前? ユ:まあ、その辺は、おいおい出てくるでしょうね。 幻:そんじゃ、本編に行こうぜ ユ:そうね。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 紅屍が去って、数時間。 コンコン 「ディスティアさん、華月です。 入りますよ。」 「私も一緒だからな。」 と言って入ってきたのは、相変わらず女男の絃使い・華月と金と銀の瞳白に近い茶髪を1つにまとめた『外見』14歳ぐらいの少女が入ってきた。 この少女は、通称・『バ−ディ・マスタ−』と呼ばれる裏稼業の人間だ。 「大丈夫でしたか?」 華つきは、お見舞いの為に持ってきたフル−ツのバケットをディスティアにア渡す。 「ありがとう、華月さん。 でも、華月さんこそ大丈夫?」 確かに、服から除く肌のほとんどを包帯で覆われていては、そうも聞きたくなるだろう。 「オマエ、ディスティアと名を言ったな?」 少女がそう口を聞く。 「そうよ、『バ−ディ・マスタ−』さん?」 ポットに入れてある冷茶(漢方入り)を茶碗に入れディスティアは、華月と少女に渡す。 「はい、どうぞ。」 「かたじけない。 ・・・・・オマエが、演(エン)の思い人か・・・・・」 カチャン ディスティアが、自分の茶碗を落とす。 「へっ、エンさんの妹さんなの?」 「いや、あれが弟だ。」 「すみません、話が見えませんが?」 華月が、そう聞くと、ディスティアは、こう答えた。 「華月さんは、前にベルト・ラインまで行ったよね?」 「ええ、何年か前にね。 当時の僕では、そこまでが限界でした。」 思い出したくもないことを言うように(実際、思い出したくないのだろうけどさ)呟く華月。 そして、ディスティアが、爆弾発言をする。 「わたしね、華月さんがそこまで行ったときと同時期にね、私も行ってたんだ。 アル兄さんとル−ティ姉さん。 この2人ね、私の人格と成る前は、バビロン・シティ−にいたからね。 2人に道案内してもらって、五十階までいったんだよね。 そこで、その時は引き返してね。 その帰り道で、予定外に楽羅を中に入れちゃったから、倒れちゃったんだよね。 そこを助けてもらったのが、エンさんなんだ。 でも、姉がいるとは聞いてはいたけど、それが、利度の関係者だとは思わなかったけどね。」 その言葉を聞いて、華月は・・・・彼が嫌がるような表現をあえてすれば、ハトが豆鉄砲を食らったような顔をしている。 「それと・・・・あっ・・」 ディスティアの瞳が、夕日色から冬の湖の色に変わる。 「それとさ、リストの事まだ聞かないでくんない? おいらも、いやオイラ達は、まだ話せないし、時期がたら、話すよ。」 と楽羅が、強制的に、ディスティアと人格交代をし言葉を受け継ぐ。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++ ユ:えっと、結論のみを言ったら、 華月は、バ−ディ・マスタ−と最終的に結ばれます。 幻:でも、あの2人鈍いし、この話が終わるまでに、ゴ−ル・インするかなぁ? ユ:しない(断言) でも、まあうまくは、行くはずよ。 幻:ついでに聞くけど、俺の名前の由来は? ユ:同名の花から。 ラテン語の狼からでも良し。 幻:そういや、俺って能力決まってたんだっけ? ユ:そう。 それで、名前決めるのに花事典の中に花言葉で同じ様なのがあったから、それにしたんだよね。 ユ:クイズの性別は、4人までは、作中でバレしてます。 ユ&幻:それでは、ありがとうございました ユ:夜宵さん。 クイズの答えOKでしたので、リクエストどうぞ。 前回の詩は、1週間以内にUPします。 |
25553 | この2人くっつくの? | 華鏡累 | 2003/4/13 20:26:23 |
記事番号25548へのコメント > > >ユ:ひさしぶりに前書きを書こうと思います。 華:先輩、久しぶりです > >++++++++++++++++++++++++++++++++++++ > >と言って入ってきたのは、相変わらず女男の絃使い・華月と金と銀の瞳白に近い茶髪を1つにまとめた『外見』14歳ぐらいの少女が入ってきた。 >この少女は、通称・『バ−ディ・マスタ−』と呼ばれる裏稼業の人間だ。 華:このかわいいこが!?? >確かに、服から除く肌のほとんどを包帯で覆われていては、そうも聞きたくなるだろう。 華:激闘だったんですね >「かたじけない。 > ・・・・・オマエが、演(エン)の思い人か・・・・・」 華:真顔で、凄いこと言いますね >そして、ディスティアが、爆弾発言をする。 >「わたしね、華月さんがそこまで行ったときと同時期にね、私も行ってたんだ。 > アル兄さんとル−ティ姉さん。 > この2人ね、私の人格と成る前は、バビロン・シティ−にいたからね。 > 2人に道案内してもらって、五十階までいったんだよね。 > そこで、その時は引き返してね。 > その帰り道で、予定外に楽羅を中に入れちゃったから、倒れちゃったんだよね。 > そこを助けてもらったのが、エンさんなんだ。 > でも、姉がいるとは聞いてはいたけど、それが、利度の関係者だとは思わなかったけどね。」 華:壮絶な過去ですね > > > > > > >+++++++++++++++++++++++++++++++++++ > > >ユ:えっと、結論のみを言ったら、 > 華月は、バ−ディ・マスタ−と最終的に結ばれます。 >幻:でも、あの2人鈍いし、この話が終わるまでに、ゴ−ル・インするかなぁ? >ユ:しない(断言) > でも、まあうまくは、行くはずよ。 華:うまくいきますかねえ > >ユ&幻:それでは、ありがとうございました 華:それでは・・・・ > > |
25554 | しつこいようだが、ここで先輩呼ぶな(怒) | ユア・ファンティン | 2003/4/13 20:57:53 |
記事番号25553へのコメント > >> >> >>ユ:ひさしぶりに前書きを書こうと思います。 > >華:先輩、久しぶりです ユ:そうね。 > >> >>++++++++++++++++++++++++++++++++++++ >> >>と言って入ってきたのは、相変わらず女男の絃使い・華月と金と銀の瞳白に近い茶髪を1つにまとめた『外見』14歳ぐらいの少女が入ってきた。 >>この少女は、通称・『バ−ディ・マスタ−』と呼ばれる裏稼業の人間だ。 > >華:このかわいいこが!?? ユ:そうよ、かわいくても裏家業の人間よ > >>確かに、服から除く肌のほとんどを包帯で覆われていては、そうも聞きたくなるだろう。 > >華:激闘だったんですね ユ:まあ、そうなるわね > >>「かたじけない。 >> ・・・・・オマエが、演(エン)の思い人か・・・・・」 > >華:真顔で、凄いこと言いますね ユ:というか、無表情です > >>そして、ディスティアが、爆弾発言をする。 >>「わたしね、華月さんがそこまで行ったときと同時期にね、私も行ってたんだ。 >> アル兄さんとル−ティ姉さん。 >> この2人ね、私の人格と成る前は、バビロン・シティ−にいたからね。 >> 2人に道案内してもらって、五十階までいったんだよね。 >> そこで、その時は引き返してね。 >> その帰り道で、予定外に楽羅を中に入れちゃったから、倒れちゃったんだよね。 >> そこを助けてもらったのが、エンさんなんだ。 >> でも、姉がいるとは聞いてはいたけど、それが、利度の関係者だとは思わなかったけどね。」 > >華:壮絶な過去ですね ユ:この辺はそうでもないよ > >> >> >> >> >> >> >>+++++++++++++++++++++++++++++++++++ >> >> >>ユ:えっと、結論のみを言ったら、 >> 華月は、バ−ディ・マスタ−と最終的に結ばれます。 >>幻:でも、あの2人鈍いし、この話が終わるまでに、ゴ−ル・インするかなぁ? >>ユ:しない(断言) >> でも、まあうまくは、行くはずよ。 > >華:うまくいきますかねえ ユ:予定よ予定 > >> >>ユ&幻:それでは、ありがとうございました > >華:それでは・・・・ ユ:じゃあね、 > > >> >> > |
25576 | −風華−ACT・2−12・お見舞いその2(瑞也+銀次&利度+ノドカ) | ユア・ファンティン | 2003/4/14 23:10:00 |
記事番号25443へのコメント ユ:前回より、10分後のお話です ++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 「おっ、誰か来たみたいだぜ?」 と楽羅は、嬉々としてそう言う。 ガチャ 「ディスちゃん、だいじょうぶ? 今朝、面会謝絶が解けたって聞いたから。」 「ディスティアさん、大丈夫でした?」 と、銀時&ノドカのいたわりの声。 その後ろでは、瑞也VS利度の毒舌悪口バトルが繰り広げられている。 「瑞也ちゃん、利度、病院でくらい静かにしてよ。」 「そうそう、邪眼くんに猿くん?」 「ディスティアさん?」 ノドカは、ディスティアの口調が違うので、疑問を向けたのだが、 銀次は、はっと気が付いたように、 「・・・・楽音ちゃん?」 「よく分かったね、ハナタレ坊主。 姿かたちも違うのにねえ。」 と再会の挨拶を交わす。 その横で、利度がバ−ディマスタ−に気が付いたようだ。 「奏っ(かなで)!!、何でここに!!」 「そこの娘(ディスティア)の見舞いだ、不肖の弟。」 「誰が、不肖の弟だっ。」 「貴様だ、不肖の弟。」 ・・・ふっ、不毛だよこの言い争いは。 「ちょっと、貴方方どんな関係なんですか?」 と瑞也が見かねてそう問うと、2人は口をそろえて 「私は、こいつの育ての親だよ。」 「こいつは、俺の無限城時代の保護者だ。」 互いを指差してそう言った。 「いくつだ、アンタ?」 「知らん、忘れた。」 ちなみに、10年前、利度が無限城に来た頃から外見は、ぜんぜん変わっていない。 恐らく最低でも、25歳前後と推測できる。 「ねぇ、なんで瑞也ちゃん達を戦わせたのさ?(ピキピキマ−ク×10)」 とディスティア(楽羅)に、にじり寄る銀次。 「アルに聞いてくれよ。 おいらは、ディスティアの姐さんに、人死にが出ないように選ばれただけなんだし?」 「でも、カヅちゃん傷だらけになってるし。」 華月は、出ている部分だけでも手と顔以外包帯だらけだし顔にも1つガ−ゼがはっつけてある。 「ああそれね。 『一応』女だったのに、おに−さんが、本気・・・・・じゃないかもしれないけどそれなりの力で答えてくれたのにさ、オイラも答えにゃいかんでしょ?」 「…。まぁ。そうだけどさ・・・。」 歯切れ悪く言う銀次。 それに対して明るく呑気に、楽羅がこう言った・・・・もとい言おうとした。 「バビロンの・・・・・つっぅ。」 楽羅→ディスティア 「・・・・楽羅・・・余計な事を。・・・後からシメる・・・・」 何か、黒いオ−らが出ているのは・・・・・・・気のせいということにしていておこう。 銀次を見るなりディスティアは、 「銀次お兄ちゃん。1週間ぶりっ。」 ぎゅぅむぅぅぅぅぅぅぅぅ 偶然か必然か、ディスティアは、片手で銀次の首を もう片手で腰(胴体)を締めている。 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」 恍惚とした表情(顔が、彼女の胸に沈んでいる為)であるが、顔は紫、口から蟹よろしく泡を吹いている。 「ディスティアさん、銀次さんが死に掛けてます。」 と華月の忠告。 他の4人は、慌てている。 「えっ?」 ディスティアは、やっと気が付き銀次を離す。 「わぁぁぁぁぁぁぁ、銀次お兄ちゃん死なないでぇぇぇ。」 カクンカクン 揺さぶっては、みるが反応は全くない。 「他の患者さんに迷惑ですから静かにしてくださいね、皆サン?」 いつの間に、来たのか白衣姿の紅屍が、病室の入口に立っていた。 途端に、銀次は、目を覚ます、縮んだ上でディスティアの後ろにまわってフルフル震えている。 「瀬怜栖さん。」(ディスティア) 『紅屍!!』(瑞也、利度、華月) 「Dr・ヘルか。」(奏) 「???????????」(ノドカ) 上記は、それぞれの反応である。 「あぁ・・・・か・・・・・・ばね・・さ・・ん。」 「そうそう、涼二達は、今こちらに向かっているそうですよ。」 「涼二って誰だ?」 「本人たちが来たら言いますよ。」 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ユ:楽羅は、元の名前を地峰楽音といって、銀次とディスティアの育ての親の知り合いです。 幻:それなら、性別がはっきりすんじゃねえか? ユ:でもねえ、彼は男と女の人格があってね。 はら、人格って精神体みたいなものじゃない。 幻:変な風に、混ざったの? ユ:そう。 元々、おかまっぽい人だったしね。 ちなみに、銀次とは、十年以上前に数回遊んだだけで、ここ10年はあってません。 幻&ユ:それでは、また次回 |
25586 | 哀れなり、銀ちゃん・・・・・ | 夜宵 吹雪 E-mail | 2003/4/15 17:56:34 |
記事番号25576へのコメント >「ディスちゃん、だいじょうぶ? > 今朝、面会謝絶が解けたって聞いたから。」 >「ディスティアさん、大丈夫でした?」 >と、銀時&ノドカのいたわりの声。 吹雪:この辺がマトモですね。 K:・・・まあ、これが普通なんだが、変な見舞いばっかだからなぁ・・・。 >その後ろでは、瑞也VS利度の毒舌悪口バトルが繰り広げられている。 吹雪:病院内ではお静かに。追い出されちゃいますよ? K:僕が追い出してやろうか?看護士の格好してさ。 吹雪:やめい、シャレにならん。 K:・・・・・なんかカン違いしてるよーだから言っとくが、僕は看護婦の格好する気は毛頭とないぞ。 吹雪:・・・・・・・なんだ(ザンネンそう) K:殺すぞ。 >その横で、利度がバ−ディマスタ−に気が付いたようだ。 >「奏っ(かなで)!!、何でここに!!」 >「そこの娘(ディスティア)の見舞いだ、不肖の弟。」 >「誰が、不肖の弟だっ。」 >「貴様だ、不肖の弟。」 吹雪:負傷の弟・・・・・・。 K:違う!不肖だ!意味は親に似ないでダメなヤツに言うが・・・・。当たってるかどうかは、これから判断させてもらうとするか。 吹雪:ああ、奏さんはKの好み(?)のタイプなのでしょうか・・・・? >・・・ふっ、不毛だよこの言い争いは。 吹雪:いえいえ、不毛な争いは大好きです。 >「いくつだ、アンタ?」 >「知らん、忘れた。」 >ちなみに、10年前、利度が無限城に来た頃から外見は、ぜんぜん変わっていない。 吹雪:なんか無限城育ちの人って平均年齢低いっすね。 K:それだけ子供が多いんだろ。 >恐らく最低でも、25歳前後と推測できる。 K:僕より年上か、外見は。 吹雪:Kの方がもっと年上なんですが。 >「ねぇ、なんで瑞也ちゃん達を戦わせたのさ?(ピキピキマ−ク×10)」 >とディスティア(楽羅)に、にじり寄る銀次。 吹雪:ら、雷帝降臨? K:キレたら恐いタイプだな、銀次は。 >銀次を見るなりディスティアは、 >「銀次お兄ちゃん。1週間ぶりっ。」 >ぎゅぅむぅぅぅぅぅぅぅぅ >偶然か必然か、ディスティアは、片手で銀次の首を もう片手で腰(胴体)を締めている。 吹雪:またあの悪夢が再び・・・・・! K:てか止めろ。 >「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」 >恍惚とした表情(顔が、彼女の胸に沈んでいる為)であるが、顔は紫、口から蟹よろしく泡を吹いている。 吹雪:ぎ、銀ちゃん! K:恍惚とした表情って・・・、状況を判断しろよ。 >「ディスティアさん、銀次さんが死に掛けてます。」 >と華月の忠告。 K:やっぱ、君ってストッパー的存在だねぇ、苦労してるだろ、色々とさ。 吹雪:容易に想像できるところが何か生々しい・・・・・・。 >他の4人は、慌てている。 >「えっ?」 >ディスティアは、やっと気が付き銀次を離す。 >「わぁぁぁぁぁぁぁ、銀次お兄ちゃん死なないでぇぇぇ。」 >カクンカクン >揺さぶっては、みるが反応は全くない。 吹雪:あ、なんか口から魂、出てる。 K:とりあえず、押し込んどけ。 >「瀬怜栖さん。」(ディスティア) 吹雪:当然な反応ですね。 >『紅屍!!』(瑞也、利度、華月) 吹雪:こっちも普通の反応。 >「Dr・ヘルか。」(奏) 吹雪:おや、お知り合い・・・・・? K:名前だけ知ってるってのもありだろ、紅屍は有名だしな。 >「???????????」(ノドカ) 吹雪:会ったことも名前聞いたこともないですからねぇ・・・・・・。 K:だなぁ・・・・・・。 >上記は、それぞれの反応である。 >「あぁ・・・・か・・・・・・ばね・・さ・・ん。」 吹雪:ああv怯えてます、怯えてますぅ〜!! K:お前な・・・。 >「そうそう、涼二達は、今こちらに向かっているそうですよ。」 >「涼二って誰だ?」 吹雪:たしかディスちゃんのお兄さんの・・・・・ K:アルのことだろ? 吹雪:リクは・・・そうですね〜、風華の短編。できればギャグでお願いします。 それでは、またお会いしましょう! |
25597 | キャラ指定あれば、プリ−ズ | ユア・ファンティン | 2003/4/15 21:22:56 |
記事番号25586へのコメント >>「ディスちゃん、だいじょうぶ? >> 今朝、面会謝絶が解けたって聞いたから。」 >>「ディスティアさん、大丈夫でした?」 >>と、銀時&ノドカのいたわりの声。 > >吹雪:この辺がマトモですね。 >K:・・・まあ、これが普通なんだが、変な見舞いばっかだからなぁ・・・。 ユ:次のもまともそうで、異常だったり > >>その後ろでは、瑞也VS利度の毒舌悪口バトルが繰り広げられている。 > >吹雪:病院内ではお静かに。追い出されちゃいますよ? 瑞&利:うるさい(です。)(。) こいつ相手に引け(ますか)(るか) >K:僕が追い出してやろうか?看護士の格好してさ。 >吹雪:やめい、シャレにならん。 >K:・・・・・なんかカン違いしてるよーだから言っとくが、僕は看護婦の格好する気は毛頭とないぞ。 >吹雪:・・・・・・・なんだ(ザンネンそう) >K:殺すぞ。 ユ:なかいいですね > >>その横で、利度がバ−ディマスタ−に気が付いたようだ。 >>「奏っ(かなで)!!、何でここに!!」 >>「そこの娘(ディスティア)の見舞いだ、不肖の弟。」 >>「誰が、不肖の弟だっ。」 >>「貴様だ、不肖の弟。」 > >吹雪:負傷の弟・・・・・・。 >K:違う!不肖だ!意味は親に似ないでダメなヤツに言うが・・・・。当たってるかどうかは、これから判断させてもらうとするか。 >吹雪:ああ、奏さんはKの好み(?)のタイプなのでしょうか・・・・? ユ:割と、紅屍さんに似てます > >>・・・ふっ、不毛だよこの言い争いは。 > >吹雪:いえいえ、不毛な争いは大好きです。 ユ:そうですか(驚) > >>「いくつだ、アンタ?」 >>「知らん、忘れた。」 >>ちなみに、10年前、利度が無限城に来た頃から外見は、ぜんぜん変わっていない。 > >吹雪:なんか無限城育ちの人って平均年齢低いっすね。 >K:それだけ子供が多いんだろ。 ユ:もしくは、生き残れないだけかもね > >>恐らく最低でも、25歳前後と推測できる。 > >K:僕より年上か、外見は。 >吹雪:Kの方がもっと年上なんですが。 ユ:外見は、14歳前後 > >>「ねぇ、なんで瑞也ちゃん達を戦わせたのさ?(ピキピキマ−ク×10)」 >>とディスティア(楽羅)に、にじり寄る銀次。 > >吹雪:ら、雷帝降臨? >K:キレたら恐いタイプだな、銀次は。 ユ:怖いですけど、上を行くのは、ディスティアだったりする > >>銀次を見るなりディスティアは、 >>「銀次お兄ちゃん。1週間ぶりっ。」 >>ぎゅぅむぅぅぅぅぅぅぅぅ >>偶然か必然か、ディスティアは、片手で銀次の首を もう片手で腰(胴体)を締めている。 > >吹雪:またあの悪夢が再び・・・・・! >K:てか止めろ。 ユ:やだvv 面白いから > >>「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」 >>恍惚とした表情(顔が、彼女の胸に沈んでいる為)であるが、顔は紫、口から蟹よろしく泡を吹いている。 > >吹雪:ぎ、銀ちゃん! >K:恍惚とした表情って・・・、状況を判断しろよ。 ユ:男の性でしょ > >>「ディスティアさん、銀次さんが死に掛けてます。」 >>と華月の忠告。 > >K:やっぱ、君ってストッパー的存在だねぇ、苦労してるだろ、色々とさ。 >吹雪:容易に想像できるところが何か生々しい・・・・・・。 ユ:そう、元四天王で一番の苦労人 > >>他の4人は、慌てている。 >>「えっ?」 >>ディスティアは、やっと気が付き銀次を離す。 >>「わぁぁぁぁぁぁぁ、銀次お兄ちゃん死なないでぇぇぇ。」 >>カクンカクン >>揺さぶっては、みるが反応は全くない。 > >吹雪:あ、なんか口から魂、出てる。 >K:とりあえず、押し込んどけ。 > 銀:うきゅ、ありがとうっです。 >>「瀬怜栖さん。」(ディスティア) > >吹雪:当然な反応ですね。 > ユ:うんうん >>『紅屍!!』(瑞也、利度、華月) > >吹雪:こっちも普通の反応。 > ユ:まだね。 >>「Dr・ヘルか。」(奏) > >吹雪:おや、お知り合い・・・・・? >K:名前だけ知ってるってのもありだろ、紅屍は有名だしな。 ユ:ちゃんとした知り合い。 たまに酒を飲む仲。 > >>「???????????」(ノドカ) > >吹雪:会ったことも名前聞いたこともないですからねぇ・・・・・・。 >K:だなぁ・・・・・・。 ユ:ですね。 > >>上記は、それぞれの反応である。 >>「あぁ・・・・か・・・・・・ばね・・さ・・ん。」 > >吹雪:ああv怯えてます、怯えてますぅ〜!! >K:お前な・・・。 銀:うきゅゅゅゅ−−−−−−−−−−っ > >>「そうそう、涼二達は、今こちらに向かっているそうですよ。」 >>「涼二って誰だ?」 > >吹雪:たしかディスちゃんのお兄さんの・・・・・ >K:アルのことだろ? ユ:知り合いですから、名前で呼んでいるのです > > >吹雪:リクは・・・そうですね〜、風華の短編。できればギャグでお願いします。 > それでは、またお会いしましょう! > ユ:キャラ指定ありますか? レスありがとうございます。 |
25600 | −風華−ACT・2−13・お見舞いその3(ディスティアの兄弟達) | ユア・ファンティン | 2003/4/15 23:17:28 |
記事番号25443へのコメント ユ:奏さんに付いて、 幻:かなさんは、見た目が、14歳ぐらい。 実年齢は、25歳(最低)(推定)なんだよね。 ユ:それじゃ、とりあえず本編へ。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++ その後和気合い合いと(なのかどうかは別にして(銀次が、まだ怯えたまま))・・・・まあ、ともあれしばらく時間が過ぎる。 「入るよ、ディスティア。」 と、アルティアが声を掛け入ってきたのは、アルティア、ラルティア、ミルティア、リルティア、瑠衣音、翡翠、ベリル、ザフィ−ル、白羅の8人だった。 「ディスティア、大丈夫だったかい?」 と最初に声を掛けたのは、アルティア。 今日は、いつもの牧師風の服では、なくて灰色のス−ツ姿である。 髪も後ろにきっちり撫で付けて、銀縁のメガネまでかけている。 これが、アルティアの人に、紛れ込む為の服装である。 「ディスティア・ママ、大丈夫なの? リル、とっても心配したんだよ。」 「ディスティア・ママ、目が覚めてよかったね。」 「・・・・・・ディスティア・ママ、意識が戻って何よりだ。」 この、リル・ラル・ミルの3人は、人間風に言うと三つ子に当たる。 リルの外見は、城のフリルとふんわりと生地をふんだんに使ったワンピ−ス、髪は、金の麦穂色、瞳は、淡い空の青の6歳ぐらいの女の子。 ラルの外見は、リルと同じつくりの水色のワンピ−ス、髪は、雪の銀色、瞳は、紺色、同じく6歳ぐらいである。 ミルは、他の2人とは、違いシンプルなアイス・ブル−のワンピ−ス、髪はしつこくの闇色、瞳は、こげ茶の同じく6歳ぐらいの女の子。 外見からは、三つ子とはわからない3人であった(笑)。 「ディス姉、生きてて良かったね。」 そう言ったのは、瑠衣音だった。 瑠衣音は、髪を七色に染め、瞳は、紫水晶色、服は、原色系と、いわゆるあばずれ系に見えるが、一応外科の・・・・いわゆる医師の資格を持っている。 ちなみに、彼女は完全にディスティアから生まれたが、戸籍操作済みで、普通の戸籍を持っている。 「ディスティアちゃん、無茶はしないでくれよ。」 そう言うのは、人格一の癒し系の翡翠だった。(ちなみに、男なのにお母さんと呼ばれる) 彼の外見は、上質の翡翠色の髪と瞳、抜けるような白さの肌、白のスラックスとベスト、グレ―のドレス・シャツという物。 「はい、お見舞いです。」 とディスティアに翡翠が、渡したのは、バケットに入ったマドレ−ヌや、クッキ−等がつめられていた。 「姉さんが、生きてるのは、嬉しいよ。 でも、何で、瑞也さんと利度が戦ったの? それなら、僕は・・・・・・・・・」 といい募る少年ベリル。 その言葉の途中で、ディスティアは、ズバッとこう言った。 「何故、そう思うの?」 「えっあっ、利度のこと好きだから・・・・・もちろん人間としてだよ。」 どもって、顔を赤くして、『人間的に好き』って言われても説得力ないぞ。 「(あの頃みたいに元気になってよかった・・・・。)」 「ディスティアさん、傷の具合はどうですか? 私は、見えないのですから、とても残念です。」 と言ったのは、深窓の令嬢風の白羅だった。 色味のない黒髪を肩の辺りで切りそろえ、薄く色のついたサングラスの奥の瞳は・・・・・・・決して焦点の結ばれる事のない瞳は、白に近い青。 服装は、前述のようなワンピ−スと帽子である。 手には、白い仕込み杖。 ちなみに、位こそ準戦闘だが、純粋な戦闘力なら戦闘タイプより&外見似合わずで、かなり強い女性である。 「ザフィ−ル・・・(呆れ)」 ザフィ−ルハ、立ったまま眠り込んでいた。 仕方ないので、外見のみ紹介しよう。 髪と瞳は、ブル−サファイア色、服装は、シスタ―の服を模した物である 紹介で、かなりの行を取ってしまったが、8人が、入ってきてから10分も立ってなかったりする。 翡翠が、持って来たお菓子を皆で食べて、和やかな時間を過ごしていた時のことだった。 バタン(病院では、静かにしましょう) 「な−、アルティアはん達、何でワイをおいて来はったんや。」 「ごめ〜ん。アルさん、ル−さんに撒かれちゃった、てへっ。」 入ってきたのは、平井と乱雑に切りそろえられた金茶の髪、悪戯っぽい輝きの瞳はアイス・グリ−ンの16、7歳ぐらいの少年だった。 そして、紅屍も含めほぼ全員絶句していた。 無限城で何度も死線を潜り抜けている華月、利度、奏もである。 その理由は、少年の服装に問題があった。 上からいくと耳には、それぞれ三つのピアス、首にはやたらとゴツイ首枷、黒シャツの上から黒革で作られた袖なしハイネックの上着、手にもゴツイ手枷、下はかなり短い短パン(黒)、膝上までの黒いブ−ツ(これの足首の部分は、数本のベルトで繋がっておりその上に足枷がはまっている)という病院には、合わないクレイジ−とも言える服装である。 「ルピナス・・・TPOを考えてね。」 脱力したディスティアは、やっとそう呟いた。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ユ:今回は、紹介のみな回でした。 最後に募集をして終わります。 次に詳しいデ−タをのせますが、1人女性の名前を募集します。 名字は、闇時です。 次回のデ−タを参照にしてください 考えてくれているとうれしいです それでは・・・・・・ |
25611 | −風華−ACT・2−13・5 名前募集キャラのプロフィ−ル | ユア・ファンティン | 2003/4/16 22:11:58 |
記事番号25600へのコメント 名字:闇時(やみとき) 性別:女 年齢(実):123歳(享年) 年齢(外):二十歳 司る物 :闇と時空後は、四大精霊 能力 :タロットの式神 備考 :封印された人の1人 もっと言えば、前世の残留思念+ディスティアの心の欠片の人 っというわけで、この人の名前お願いします。 ではでは。 |
25612 | こんなん、どうでしょ? | 夜宵 吹雪 E-mail | 2003/4/16 22:28:15 |
記事番号25611へのコメント >名字:闇時(やみとき) 吹雪:はいはい・・・、そですね、紫麒(しき)紫に麒麟(きりん)の麒です。 K:漢字変換しにくい名前。 >性別:女 吹雪:あ、この名前、男でもいけるかも(爆) >年齢(実):123歳(享年) 吹雪:・・・やっぱ外見は若いんだろーな。 K:根拠は? 吹雪:第6感。これがまた良く当たる・・・・・。 >年齢(外):二十歳 吹雪:あ、やっぱし若い。 >司る物 :闇と時空後は、四大精霊 吹雪:なんかヤバメな感じ。 K:それもカンか? 吹雪:・・・・・まあ、そうなりますかね。 >能力 :タロットの式神 吹雪:タロットかー、今度、調べてみます。 K:ちなみに、吹雪は少し前まで切り裂きジャックと悪魔について調べていた。結構、詳しいんじゃないか? >備考 :封印された人の1人 > もっと言えば、前世の残留思念+ディスティアの心の欠片の人 吹雪:前世・・・!なにがあったの、ディスちゃん!? K:それが話が続くに連れて分かるんだろ。 吹雪:はい、以上です。こんなんでよろしーでしょうか? あ、短編小説、できれば紅屍さんと銀ちゃんの二人は必須で。このコンビが大好きvv とゆーわけでよろしくおねがいします。それでは! |
25615 | うみゅ・・・ | ユア・ファンティン | 2003/4/16 22:43:59 |
記事番号25612へのコメント >>名字:闇時(やみとき) > >吹雪:はいはい・・・、そですね、紫麒(しき)紫に麒麟(きりん)の麒です。 >K:漢字変換しにくい名前。 ユ:ふむ。 > >>性別:女 > >吹雪:あ、この名前、男でもいけるかも(爆) ユ:・・・というより、女性だと紫麟(シリン)になりますよ。 > >>年齢(実):123歳(享年) > >吹雪:・・・やっぱ外見は若いんだろーな。 >K:根拠は? >吹雪:第6感。これがまた良く当たる・・・・・。 ユ:若いですね。 > >>年齢(外):二十歳 > >吹雪:あ、やっぱし若い。 ユ:ですね、。 > >>司る物 :闇と時空後は、四大精霊 > >吹雪:なんかヤバメな感じ。 >K:それもカンか? >吹雪:・・・・・まあ、そうなりますかね。 ユ:やばいですね。 > >>能力 :タロットの式神 > >吹雪:タロットかー、今度、調べてみます。 >K:ちなみに、吹雪は少し前まで切り裂きジャックと悪魔について調べていた。結構、詳しいんじゃないか? ユ:まあ、それはそれは。 > >>備考 :封印された人の1人 >> もっと言えば、前世の残留思念+ディスティアの心の欠片の人 > >吹雪:前世・・・!なにがあったの、ディスちゃん!? >K:それが話が続くに連れて分かるんだろ。 ユ:予定では。 > > >吹雪:はい、以上です。こんなんでよろしーでしょうか? > あ、短編小説、できれば紅屍さんと銀ちゃんの二人は必須で。このコンビが大好きvv ユ:頑張ってみます。 ギャグじゃなくなる気もするけど > とゆーわけでよろしくおねがいします。それでは! > ユ:ありがとうございました |
25613 | Re:−風華−ACT・2−13・5 名前募集キャラのプロフィ−ル | 颪月夜ハイドラント | 2003/4/16 22:32:10 |
記事番号25611へのコメント こんばんはお久しぶりです。 少々考えてみました名前。 永蓮(エイレン) 享年とか残留思念とかそんな部分から逆に永という文字を使うことで皮肉めかした感じに出来るかと思い… 蓮は何となく静的な印象がありましたので… それでは案の1つとしてどうぞ |
25616 | 鋭いです。 | ユア・ファンティン | 2003/4/16 22:45:58 |
記事番号25613へのコメント >こんばんはお久しぶりです。 少々考えてみました名前。 永蓮(エイレン) 享年とか残留思念とかそんな部分から逆に永という文字を使うことで皮肉めかした感じに出来るかと思い… 蓮は何となく静的な印象がありましたので… それでは案の1つとしてどうぞ ユ:はい、ありがとうございました |
25618 | Re:すみません | 颪月夜ハイドラント | 2003/4/16 22:55:36 |
記事番号25616へのコメント どうも改行されていなかったようで… ちなみに携帯投稿でした。(速度も激遅) あと、私の方は気軽に没にしてくださって結構ですので… 大変失礼いたしました。 |
25617 | Re:−風華−ACT・2−13・7 決定です | ユア・ファンティン | 2003/4/16 22:49:56 |
記事番号25611へのコメント 名前(呼称):闇時紫麒 (自称):闇時永蓮 (本名):ユリス・D・シディアス に決定いたしました ご協力ありがとうございました |