◆−黒邪の王 13−棒太郎 (2003/4/13 22:29:43) No.25559
 ┣完結おめでとうございます。−猫楽者 (2003/4/14 01:15:16) No.25562
 ┃┗ありがとうございます−棒太郎 (2003/4/14 13:18:10) No.25564
 ┗Re:黒邪の王 13−渚 (2003/4/14 21:52:12) No.25573
  ┗Re:黒邪の王 13−棒太郎 (2003/4/15 01:08:29) No.25580


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25559黒邪の王 13棒太郎 2003/4/13 22:29:43



こんばんわ、棒太郎です。
間があいてしまいましたが、いよいよラストです。(多分・・・)
それではどうぞ。

*************************************

『黒邪の王』 13


「ニーヤッ!!」
ハッと意識を取り戻して、リナが叫んだ。
あたりを見ると、そこは”悪魔の舞踏園”の村。
そして前方ではガウリイとゼルガディスが、男に向かって剣を振っている。
時間的に考えるに、ほとんど過ぎていない。
”向こう側”と”こちら側”の境目にいたのは、ほんの1、2秒のようだった。
「どうしたんです、リナさん?」
リナの様子に、アメリアは不思議そうに訊ねた。
「アメリア!ニーヤはっ!ニーヤはどこにいるの!?」
「え、ニーヤちゃんならここ―――あ、あれ?」
見るとそばにいるはずのニーヤの姿はなかった。
いつのまにかニーヤは、リナたちとガウリイたちの間ほどの所にいた。
”闇黒の書”を胸の前にしっかりと持ち、留め金にメダルをはめ込んだ。
バサリと勢いよく本が開いた。
バラララララッと凄まじい勢いでページがめくれていく。
今までとは違い、ちりちりと肌に突き刺さるような波動が放出されている。
「う・・・・く・・・・・」
ニーヤが辛そうに顔を歪める。
やがてページがめくれるのが止まり、複雑奇怪な図形や紋様が描かれたページが見開いた。

そのとき―――
 
 ゴフ

「なっ!?」
「貴様っ!?」
ガウリイとゼルガディスの驚きと怒りの声があがった。
男がガウリイとゼルガディスとは反対の方向に向けたステッキの先には、小さく血を吐くニーヤの姿があった。
「あ・・・・・・・・・」
一瞬、何が起こったのか理解できず呆然とするニーヤ。
「ニーヤッ!!」
リナとアメリアが、ニーヤに向かって駆け出した。
だが、それより先にふわりと黒い影がニーヤの頭上を覆った。
「やめ―――!!」
リナの叫びが完全に発せられる前に、黒い影はそよ風のように通り過ぎ、そしてバサッと地面に”闇黒の書”が落ちる乾いた音が聞こえた。
「う・・・・うそ・・・・・」
アメリアが掠れた声で呟く。
ガウリイもゼルガディスも拳を痛々しいほど握り締め、下唇を噛んだ。
バッと外套を翻して、男が振り向いた。
顔は相変わらず無表情で、なんの感情もみせていない。
あまりの出来事にリナたちは、男がこちらを向いても咄嗟に反応できなかった。
僅かな時間とはいえ、それは死に直結する隙である。
男が再び動いた。
「あ――――」
ようやく我を取り戻したが、間に合わない。
誰もがそう思ったとき、突如地面に落ちていた”闇黒の書”が開いた。
そして辺り一面を異界の空気が覆った。
「これは―――?」
リナが呟いたとき、男の姿がグニャリと歪んだ。
「!?」
「リナ・・・・・・さん・・・・・」
声がしたかと思うと、男の顔の縦半分が別の顔になっていた。そしてその顔は紛れも無く、境目で出会ったニーヤの顔であった。
「ニーヤッ!!」
「リナ・・・さん・・・・・い・・ま・・・・・です・・・・・・ここが・・・・境界点・・・・で・・・・・す・・・・・・・ここを・・・・・は・・や・・く・・・・・」
「そんなの!あたしが出来るわけないじゃない!」
「おね・・・・・が・・い・・・です・・・・・・・ここで・・・・・・・し・・・き・・・たり・・・を・・おわ・・らせて・・・・」
「でも!」
そのとき、男から凄まじい異質の気が噴き出した。
「だ・・・だ・・め・・・・・・・境・・界・・・が・・・・・・・・・・」
「ニーヤッ!!」

 ドン

不意に虚空から現れたものが、ニーヤが境界と示したところを貫いた。
それは黒い錐だった。
振り向くと、杖を支えにゼロスが息を荒げながら立っていた。
「ゼロスッ!!」
「ゼロスさん!!」
だがリナたちの叫び声を向こうに、再び黒い錐が貫いた。
生気をすべて取られてしまうようなゾクリとした波動が飛び散るように放出したかと思うと、バァンと何かが弾けるような感覚に襲われた。

  ありがとう

その一瞬、そう聞こえたような気がした。


気がつくと、男の姿も気配も何もかもが消えていた。
”妖しの路”も消えた、とゼロスは言った。
ゼロスは”闇の向こう側より来る者”の存在がなくなったことに満足して、姿を消した。
だが、リナたち4人にはどこかやりきれなさが残った。
”闇黒の書”を火にくべたリナたちは、静かに村を後にした。
村の片隅に建てられた塚が、4人をいつまでも見送っていた。





麓の街へ降り立った一行だったが、そこにあの山道で出会った老婆がいた。
「おや・・・・・・・無事だったんだねぇ・・・・・・・」
そう呟くと老婆は人ごみの中へ消えていった。
ほんの一瞬だったが、そのとき老婆が手にしていたのは確かに”闇黒の書”のようであった。


















  「饗はここかね?」









*************************************

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
勢いだけで始めたこの話ですが、なんとか終りました。
ネタをバラすと、この話は『ヘルレイザー』というホラー映画と、菊地秀行先生の『魔界都市ブルース』の一編、『白髪頭の戦士』という話に影響を受けて(というかほとんどパクリに近い)できたものです。
最後、訳わからんな感じですが、まあ完結できたのでほっときます。(オイ)
それではありがとうございました。

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25562完結おめでとうございます。猫楽者 E-mail 2003/4/14 01:15:16
記事番号25559へのコメント

>こんばんわ、棒太郎です。

こんばんは、棒太郎さん。
お元気ですか、猫楽者です。
戦いの行方が、どうなってしまうのか。続きを♪お待ちしておりました♪
『黒邪の王』の完結おめでとうございます。

>見るとそばにいるはずのニーヤの姿はなかった。
>いつのまにかニーヤは、リナたちとガウリイたちの間ほどの所にいた。
>”闇黒の書”を胸の前にしっかりと持ち、留め金にメダルをはめ込んだ。
>バサリと勢いよく本が開いた。
>バラララララッと凄まじい勢いでページがめくれていく。
>今までとは違い、ちりちりと肌に突き刺さるような波動が放出されている。
>「う・・・・く・・・・・」
>ニーヤが辛そうに顔を歪める。
>やがてページがめくれるのが止まり、複雑奇怪な図形や紋様が描かれたページが見開いた。

ニーヤちゃんは、”闇黒の書”をご自身に負担がかかるような使い方をなさるつもりなのですか。
”闇黒の書”は、ニーヤちゃんの思ったことに反応して
必要な『力』のあるページを、開けるのですね。

>「なっ!?」
>「貴様っ!?」
>ガウリイとゼルガディスの驚きと怒りの声があがった。
>男がガウリイとゼルガディスとは反対の方向に向けたステッキの先には、小さく血を吐くニーヤの姿があった。
>「あ・・・・・・・・・」
>一瞬、何が起こったのか理解できず呆然とするニーヤ。

”闇の向こう側より来る者”・・・・・ついにニーヤちゃんまで、その手にかけてしまったのですね。
ガウリイさんとゼルガディスさんと同時に戦いながら
周りの状況まで見ているとは、恐ろしい方ですね。

>「ニーヤッ!!」
>リナとアメリアが、ニーヤに向かって駆け出した。
>だが、それより先にふわりと黒い影がニーヤの頭上を覆った。
>「やめ―――!!」
>リナの叫びが完全に発せられる前に、黒い影はそよ風のように通り過ぎ、そしてバサッと地面に”闇黒の書”が落ちる乾いた音が聞こえた。

ニーヤちゃん・・・・・・呑まれてしまったのでしょうか・・・・・。
必死に戦ったのに・・・・・戦いに犠牲はつきもの・・・・とはいえ悲しいですね。

>誰もがそう思ったとき、突如地面に落ちていた”闇黒の書”が開いた。
>そして辺り一面を異界の空気が覆った。
>「これは―――?」
>リナが呟いたとき、男の姿がグニャリと歪んだ。
>「!?」
>「リナ・・・・・・さん・・・・・」
>声がしたかと思うと、男の顔の縦半分が別の顔になっていた。そしてその顔は紛れも無く、境目で出会ったニーヤの顔であった。
>「ニーヤッ!!」
>「リナ・・・さん・・・・・い・・ま・・・・・です・・・・・・ここが・・・・境界点・・・・で・・・・・す・・・・・・・ここを・・・・・は・・や・・く・・・・・」
>「そんなの!あたしが出来るわけないじゃない!」
>「おね・・・・・が・・い・・・です・・・・・・・ここで・・・・・・・し・・・き・・・たり・・・を・・おわ・・らせて・・・・」
>「でも!」
>そのとき、男から凄まじい異質の気が噴き出した。
>「だ・・・だ・・め・・・・・・・境・・界・・・が・・・・・・・・・・」
>「ニーヤッ!!」

ニーヤちゃんは、”闇の向こう側より来る者”と同化したのでしょうか。
”闇黒の書”の力を借りて命懸けで、境界点を教えてくれたのですね。

> ドン
>
>不意に虚空から現れたものが、ニーヤが境界と示したところを貫いた。
>それは黒い錐だった。
>振り向くと、杖を支えにゼロスが息を荒げながら立っていた。
>「ゼロスッ!!」
>「ゼロスさん!!」
>だがリナたちの叫び声を向こうに、再び黒い錐が貫いた。

ゼロスさん。確かに他には何の方法も無かったのかもしませんが・・・・・・。
そしてニーヤちゃんの犠牲を無駄にしない為には、誰がが決断しなければならなかったのですが
ゼロスさん以外の方には、ニーヤちゃんごと撃つようなことは、きっと出来なかったのでしょうね。

>生気をすべて取られてしまうようなゾクリとした波動が飛び散るように放出したかと思うと、バァンと何かが弾けるような感覚に襲われた。
>
>  ありがとう
>
>その一瞬、そう聞こえたような気がした。

ニーヤちゃんは、最後に『ありがとう』と言って・・・・・・逝ったのですね。
どうか、ゲルヴァさんと同じ所で再会出来ますように(泣)

>気がつくと、男の姿も気配も何もかもが消えていた。
>”妖しの路”も消えた、とゼロスは言った。
>ゼロスは”闇の向こう側より来る者”の存在がなくなったことに満足して、姿を消した。
>だが、リナたち4人にはどこかやりきれなさが残った。
>”闇黒の書”を火にくべたリナたちは、静かに村を後にした。
>村の片隅に建てられた塚が、4人をいつまでも見送っていた。

”妖しの路”と”闇黒の書”が消えて・・・・・”闇の向こう側より来る者”も
もう二度とこの世界へ来ることは無くなり・・・・・平和が訪れたのでしょうけど・・・・・。
ニーヤちゃんのことを思うと、無条件には喜べないのですね。

>麓の街へ降り立った一行だったが、そこにあの山道で出会った老婆がいた。
>「おや・・・・・・・無事だったんだねぇ・・・・・・・」
>そう呟くと老婆は人ごみの中へ消えていった。
>ほんの一瞬だったが、そのとき老婆が手にしていたのは確かに”闇黒の書”のようであった。
>

え゛・・・・っ(汗)
あの・・・・・”闇黒の書”・・・・って、1冊ではなかったのですね(滝汗)
老婆さんも闇に呑まれた方・・・・なのでしょうか・・・・。

>  「饗はここかね?」

そして・・・・また別の『路』から”闇の向こう側より来る者”が訪れて来てしまうのでしょうか(冷汗)

>ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
>勢いだけで始めたこの話ですが、なんとか終りました。

お疲れ様でした。
そして、『黒邪の王』の完結おめでとうございます。
どんどん厳しくなる戦い、緊迫した戦闘シーンに、毎回どうなってしまうのだろう、と
ドキドキしながら、とても楽しく、そして面白く読ませて頂きました。

>ネタをバラすと、この話は『ヘルレイザー』というホラー映画と、菊地秀行先生の『魔界都市ブルース』の一編、『白髪頭の戦士』という話に影響を受けて(というかほとんどパクリに近い)できたものです。

懐かしいお話ですね。
あのおばあさん(すいません、お名前を思い出せませんでした)とても好きでした。
トンプさんもご活躍なさってましたね。

>最後、訳わからんな感じですが、まあ完結できたのでほっときます。(オイ)
>それではありがとうございました。

ニーヤちゃんとゲルヴァさん、そして闇に呑まれてしまった方々のご冥福をお祈りします。
戦闘シーンの描写が、ピーンと張り詰めた緊張感とスピード感があって
いつもドキドキしながら、読ませていただきました。
次回作を楽しみにお待ちしております。

もうすっかりと春になりましたね。
桜も早くも散り始めているようです。
暖かかったり、急に肌寒くなったりしますので、お体にお気を付けてお元気で。
では、失礼します。

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25564ありがとうございます棒太郎 2003/4/14 13:18:10
記事番号25562へのコメント


>こんばんは、棒太郎さん。
>お元気ですか、猫楽者です。
>戦いの行方が、どうなってしまうのか。続きを♪お待ちしておりました♪
>『黒邪の王』の完結おめでとうございます。

こんにちわ、猫楽者さん。
いつも読んでくださってありがとうございます。


>ニーヤちゃんは、”闇黒の書”をご自身に負担がかかるような使い方をなさるつもりなのですか。
>”闇黒の書”は、ニーヤちゃんの思ったことに反応して
>必要な『力』のあるページを、開けるのですね。

あの『男』に向かってですから。
とてつもない負担がかかるのでしょう。

>>「なっ!?」
>>「貴様っ!?」
>>ガウリイとゼルガディスの驚きと怒りの声があがった。
>>男がガウリイとゼルガディスとは反対の方向に向けたステッキの先には、小さく血を吐くニーヤの姿があった。
>>「あ・・・・・・・・・」
>>一瞬、何が起こったのか理解できず呆然とするニーヤ。
>
>”闇の向こう側より来る者”・・・・・ついにニーヤちゃんまで、その手にかけてしまったのですね。
>ガウリイさんとゼルガディスさんと同時に戦いながら
>周りの状況まで見ているとは、恐ろしい方ですね。

油断ならない奴です。
ついに彼女までも・・・・・・

>>「ニーヤッ!!」
>>リナとアメリアが、ニーヤに向かって駆け出した。
>>だが、それより先にふわりと黒い影がニーヤの頭上を覆った。
>>「やめ―――!!」
>>リナの叫びが完全に発せられる前に、黒い影はそよ風のように通り過ぎ、そしてバサッと地面に”闇黒の書”が落ちる乾いた音が聞こえた。
>
>ニーヤちゃん・・・・・・呑まれてしまったのでしょうか・・・・・。
>必死に戦ったのに・・・・・戦いに犠牲はつきもの・・・・とはいえ悲しいですね。

すんません。こうなってしまいました。

>>誰もがそう思ったとき、突如地面に落ちていた”闇黒の書”が開いた。
>>そして辺り一面を異界の空気が覆った。
>>「これは―――?」
>>リナが呟いたとき、男の姿がグニャリと歪んだ。
>>「!?」
>>「リナ・・・・・・さん・・・・・」
>>声がしたかと思うと、男の顔の縦半分が別の顔になっていた。そしてその顔は紛れも無く、境目で出会ったニーヤの顔であった。
>>「ニーヤッ!!」
>>「リナ・・・さん・・・・・い・・ま・・・・・です・・・・・・ここが・・・・境界点・・・・で・・・・・す・・・・・・・ここを・・・・・は・・や・・く・・・・・」
>>「そんなの!あたしが出来るわけないじゃない!」
>>「おね・・・・・が・・い・・・です・・・・・・・ここで・・・・・・・し・・・き・・・たり・・・を・・おわ・・らせて・・・・」
>>「でも!」
>>そのとき、男から凄まじい異質の気が噴き出した。
>>「だ・・・だ・・め・・・・・・・境・・界・・・が・・・・・・・・・・」
>>「ニーヤッ!!」
>
>ニーヤちゃんは、”闇の向こう側より来る者”と同化したのでしょうか。
>”闇黒の書”の力を借りて命懸けで、境界点を教えてくれたのですね。

境界点を探るために、そうしたんですが・・・・・・
このあとのことは目に見えて明らかですね・・・

>> ドン
>>
>>不意に虚空から現れたものが、ニーヤが境界と示したところを貫いた。
>>それは黒い錐だった。
>>振り向くと、杖を支えにゼロスが息を荒げながら立っていた。
>>「ゼロスッ!!」
>>「ゼロスさん!!」
>>だがリナたちの叫び声を向こうに、再び黒い錐が貫いた。
>
>ゼロスさん。確かに他には何の方法も無かったのかもしませんが・・・・・・。
>そしてニーヤちゃんの犠牲を無駄にしない為には、誰がが決断しなければならなかったのですが
>ゼロスさん以外の方には、ニーヤちゃんごと撃つようなことは、きっと出来なかったのでしょうね。

やはりゼロスとしては、『男』をどうにかするのが先決ですから。

>>生気をすべて取られてしまうようなゾクリとした波動が飛び散るように放出したかと思うと、バァンと何かが弾けるような感覚に襲われた。
>>
>>  ありがとう
>>
>>その一瞬、そう聞こえたような気がした。
>
>ニーヤちゃんは、最後に『ありがとう』と言って・・・・・・逝ったのですね。
>どうか、ゲルヴァさんと同じ所で再会出来ますように(泣)

そうあって欲しいですね・・・・・(そうした本人が言うのもなんですが)

>>気がつくと、男の姿も気配も何もかもが消えていた。
>>”妖しの路”も消えた、とゼロスは言った。
>>ゼロスは”闇の向こう側より来る者”の存在がなくなったことに満足して、姿を消した。
>>だが、リナたち4人にはどこかやりきれなさが残った。
>>”闇黒の書”を火にくべたリナたちは、静かに村を後にした。
>>村の片隅に建てられた塚が、4人をいつまでも見送っていた。
>
>”妖しの路”と”闇黒の書”が消えて・・・・・”闇の向こう側より来る者”も
>もう二度とこの世界へ来ることは無くなり・・・・・平和が訪れたのでしょうけど・・・・・。
>ニーヤちゃんのことを思うと、無条件には喜べないのですね。

晴れ晴れとした勝利ではないですからね。
後味のよくない戦いでした。

>>麓の街へ降り立った一行だったが、そこにあの山道で出会った老婆がいた。
>>「おや・・・・・・・無事だったんだねぇ・・・・・・・」
>>そう呟くと老婆は人ごみの中へ消えていった。
>>ほんの一瞬だったが、そのとき老婆が手にしていたのは確かに”闇黒の書”のようであった。
>>
>
>え゛・・・・っ(汗)
>あの・・・・・”闇黒の書”・・・・って、1冊ではなかったのですね(滝汗)
>老婆さんも闇に呑まれた方・・・・なのでしょうか・・・・。

>>  「饗はここかね?」
>
>そして・・・・また別の『路』から”闇の向こう側より来る者”が訪れて来てしまうのでしょうか(冷汗)

X−ファイル風に最後に謎が残りました。
さて、あの老婆は果たして何者だったのか・・・・・・そして―――


>>ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
>>勢いだけで始めたこの話ですが、なんとか終りました。
>
>お疲れ様でした。
>そして、『黒邪の王』の完結おめでとうございます。
>どんどん厳しくなる戦い、緊迫した戦闘シーンに、毎回どうなってしまうのだろう、と
>ドキドキしながら、とても楽しく、そして面白く読ませて頂きました。

ありがとうございます。
拙い文章に、そのようなお言葉を下さるのは恐縮の至りです。

>>ネタをバラすと、この話は『ヘルレイザー』というホラー映画と、菊地秀行先生の『魔界都市ブルース』の一編、『白髪頭の戦士』という話に影響を受けて(というかほとんどパクリに近い)できたものです。
>
>懐かしいお話ですね。
>あのおばあさん(すいません、お名前を思い出せませんでした)とても好きでした。
>トンプさんもご活躍なさってましたね。

ガレーン・ヌーレンブルクですかね?わたしもあの人好きです。
そして人形娘も可愛くて好きです。嫁にきて欲しい・・・・・

>>最後、訳わからんな感じですが、まあ完結できたのでほっときます。(オイ)
>>それではありがとうございました。
>
>ニーヤちゃんとゲルヴァさん、そして闇に呑まれてしまった方々のご冥福をお祈りします。
>戦闘シーンの描写が、ピーンと張り詰めた緊張感とスピード感があって
>いつもドキドキしながら、読ませていただきました。
>次回作を楽しみにお待ちしております。
>
>もうすっかりと春になりましたね。
>桜も早くも散り始めているようです。
>暖かかったり、急に肌寒くなったりしますので、お体にお気を付けてお元気で。
>では、失礼します。

どうもありがとうございます。
やっぱり春はいいですね。
ちょっと雨模様が多いのが気になりますが。
猫楽者さんもお体に気をつけてください。
それでは。

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25573Re:黒邪の王 132003/4/14 21:52:12
記事番号25559へのコメント

>こんばんわ、棒太郎です。
>間があいてしまいましたが、いよいよラストです。(多分・・・)
>それではどうぞ。
*こんばんわ渚でありまする。おお、いよいよラストですか!早速読みますね。
>男がガウリイとゼルガディスとは反対の方向に向けたステッキの先には、小さく血を吐くニーヤの姿があった。
 *ニ〜ヤ〜(涙)
 Lやっぱ、本当に邪魔(?)なのを先に消そうとしたのかしら?
>「おね・・・・・が・・い・・・です・・・・・・・ここで・・・・・・・し・・・き・・・たり・・・を・・おわ・・らせて・・・・」
>「でも!」
 *ニーナ、自分を犠牲にして(?)感動ですー。
 Lでもやっぱりリナちゃんね、止めを刺さないわねー。
 *そんなの誰だって戸惑うよ!
>振り向くと、杖を支えにゼロスが息を荒げながら立っていた。
 *まだ生きていたか!
 Lさすが、しぶといわね。
 *&Lやっぱり生ゴミだ(わ)・・・・・。
 ゼロス:僕って・・・・。
>ほんの一瞬だったが、そのとき老婆が手にしていたのは確かに”闇黒の書”のようであった。
 *おお、このお婆さん。一体何者なのか。最後までミステリアスだな。
 Lあんたには到底考え付かなく、予測できないわね。
>最後、訳わからんな感じですが、まあ完結できたのでほっときます。(オイ)
 *そんな事ないですよ、面白かったです(^〇^)
 Lそうそう、こんな奴の作品に比べればとっっっても良かったわよvv
 *・・・・・・・・・・・・・・。まあ、それはおいといて完結おめでとうございます。

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25580Re:黒邪の王 13棒太郎 2003/4/15 01:08:29
記事番号25573へのコメント


> *こんばんわ渚でありまする。おお、いよいよラストですか!早速読みますね。

こんばんわ、渚さん。
読んでいただきありがとうございます。

>>男がガウリイとゼルガディスとは反対の方向に向けたステッキの先には、小さく血を吐くニーヤの姿があった。
> *ニ〜ヤ〜(涙)
> Lやっぱ、本当に邪魔(?)なのを先に消そうとしたのかしら?

すんません、としか言えないです。

>>「おね・・・・・が・・い・・・です・・・・・・・ここで・・・・・・・し・・・き・・・たり・・・を・・おわ・・らせて・・・・」
>>「でも!」
> *ニーナ、自分を犠牲にして(?)感動ですー。
> Lでもやっぱりリナちゃんね、止めを刺さないわねー。
> *そんなの誰だって戸惑うよ!

自分の身を呈しての行動ですが、やはりリナたちに止めは刺せないですね。

>>振り向くと、杖を支えにゼロスが息を荒げながら立っていた。
> *まだ生きていたか!
> Lさすが、しぶといわね。
> *&Lやっぱり生ゴミだ(わ)・・・・・。
> ゼロス:僕って・・・・。

なんだかんだいって、腹心に次ぐ実力の持ち主ですから。
あれほどの攻撃を受けてもしぶとく生きてます。

>>ほんの一瞬だったが、そのとき老婆が手にしていたのは確かに”闇黒の書”のようであった。
> *おお、このお婆さん。一体何者なのか。最後までミステリアスだな。
> Lあんたには到底考え付かなく、予測できないわね。

最後の最後に謎が残りました。
某X−ファイル風なラストだと思ってるんですが、どうでしょう?

>>最後、訳わからんな感じですが、まあ完結できたのでほっときます。(オイ)
> *そんな事ないですよ、面白かったです(^〇^)
> Lそうそう、こんな奴の作品に比べればとっっっても良かったわよvv
> *・・・・・・・・・・・・・・。まあ、それはおいといて完結おめでとうございます。

どうもありがとうございます。
あまり話がまとまっていないうちから打ち始めたものですから、どうなるのだろうかとドキドキものでしたが・・・・・・・
最後まで読んでくださってありがとうございました。