-小説もどき『罰』-松原ぼたん(5/3-20:05)No.2568
 ┣Re:小説もどき『罰』-ふぉお(5/4-12:10)No.2570
 ┃┗ふぉおさん有り難う御座います-松原ぼたん(5/4-18:50)No.2579
 ┣Re:小説もどき『罰』-さぼてん(5/4-15:18)No.2575
 ┃┗さぼてんさん有り難う御座います-松原ぼたん(5/4-18:53)No.2580
 ┣小説もどき『行方』(前編)-松原ぼたん(5/7-19:20)No.2604
 ┃┣Re:小説もどき『行方』(前編)-ふぉお(5/8-20:31)No.2617
 ┃┃┗ふぉおさんいつも有り難う御座います-松原ぼたん(5/9-17:21)No.2633
 ┃┗Re:小説もどき『行方』(前編)-さぼてん(5/10-16:40)No.2651
 ┃ ┗さぼてんさん有り難う御座います-松原ぼたん(5/10-20:13)No.2652
 ┣小説もどき『行方』(後編)-松原ぼたん(5/10-20:24)No.2653
 ┃┣Re:小説もどき『行方』(後編)-ふぉお(5/11-01:16)No.2673
 ┃┃┗ふぉおさん有り難う御座います-松原ぼたん(5/11-18:45)No.2681
 ┃┗Re:小説もどき『行方』(後編)-ゆっきー(5/15-12:01)No.2718
 ┣小説もどき『休暇願』-松原ぼたん(5/12-18:38)No.2693
 ┃┣Re:小説もどき『休暇願』-ふぉお(5/12-21:48)No.2694
 ┃┗Re:小説もどき『休暇願』-ふぉお(5/12-21:48)No.2694
 ┗小説もどき『言葉遊び』-松原ぼたん(5/16-21:01)No.2732
  ┗Re:小説もどき『言葉遊び』-ふぉお(5/17-09:16)No.2736


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2568小説もどき『罰』松原ぼたん E-mail URL5/3-20:05

 どうも松原です。お久しぶりです。
 何かまた書けなくなってます。またスランプでしょうか?
 と、言うか抜け出せてないんでしょうね。このツリーいつまで続くでしょうか?
 よろしければどうぞ。

 『罰』

「出来ないと言うのね?」
「はい」
 優しげともいえる口調で放たれたゼラスの問いにゼロスははっきりと答えたる
「出来ません」
「分からないわね」
 ゼラスが言葉通りのいう風に続ける。
「別に難しいことを命じている訳じゃないでしょう? 私はただ1人の人間を殺せ
と言っただけ。どういう訳か彼女は貴方に対して油断があるみたいだし。簡単なこ
とでしょう?」
「理屈ではそうですが・・・・」
 しかしゼロスは同意しなかった。
「僕には出来ません」
「それは」
 ゼラスが目を細める。
「魔族を裏切るという意味にとってもいいってことかしら?」
「ご随意に」
 ゼロスの返事にゼラスは肩をすくめた。
「莫迦ね、そんなことをしても何一ついい事なんてないわよ」
 子供を諭すような調子で言う。
「だいたい上司の命令は絶対よ。逆らえると思ってるの?」
 面白そうに付け加える。
「・・・・たとえ滅ぼされましても」
 ゼロスの返答は短い。故に決意に満ちていた。
「・・・・いい覚悟ね」
 言葉と共にゼラスが歩を進めた。ゼロスの肩に手をかける。
 ゼロスが思わず目を閉じた。ゼラスの力が注がれるのをはっきりと認識する。
 手が放れる。
「なぜ?」
 ゼロスがつぶやいた。
「なぜ滅ぼさなかったのですか?」
「滅ぼす?」
 ゼロスが冷たいともとれる視線を向ける。
「そんな親切を誰が?」
 そう言った後、いきなり楽しそうに笑い出す。
「いい? 今の貴方は負の感情が取り込めなくなっているわ。無論魔族はそれだけ
で滅んだりしない。けれど彼女に側にいるのなら話は別。魔族との戦いを余儀なく
されるわ。消耗だけして補給は出来ない。これは辛い事よね?」
 不意に真顔に戻る。
「苦しみなさい。それが魔族を――私を裏切った罰よ」
 一瞬の沈黙。
「・・・・有り難う御座います」
 一瞬、場違いかと思える言葉がゼロスの口から出る。
「そんなことを言われるいわれはないわ。行くなら行きなさい、気が変わらないう
ちに」
「有り難う御座います」
 ゼロスはもう一度そう言うと、一礼して姿を消した。
 ゼロスは疲れ切ったようにイスに深く体を沈めた。
「追いますか?」
 一部始終を見ていた部下が尋ねる。
「放っておきなさい」
 言ってから言葉不足とでも思ったのか、ゼラスは付け加えた。
「行き先は分かっているのだから」
「では、リナ=インバースを抹殺しますか?」
「放っておきなさい」
 同じ言葉をゼラスが言う。
「私たちが無理に手を下す必要はないわ」
 手で合図して部下を下がらせる。
 思わずため息をつき、まるで人間のようだと苦笑する。
「全く、一体誰に似たのかしら」
 そうひとりごち、その言葉がおかしくてたまらないとでも言うようにくすくすと
微笑し 『罰』

「出来ないと言うのね?」
「はい」
 優しげともいえる口調で放たれたゼラスの問いにゼロスははっきりと答えたる
「出来ません」
「分からないわね」
 ゼラスが言葉通りのいう風に続ける。
「別に難しいことを命じている訳じゃないでしょう? 私はただ1人の人間を殺せ
と言っただけ。どういう訳か彼女は貴方に対して油断があるみたいだし。簡単なこ
とでしょう?」
「理屈ではそうですが・・・・」
 しかしゼロスは同意しなかった。
「僕には出来ません」
「それは」
 ゼラスが目を細める。
「魔族を裏切るという意味にとってもいいってことかしら?」
「ご随意に」
 ゼロスの返事にゼラスは肩をすくめた。
「莫迦ね、そんなことをしても何一ついい事なんてないわよ」
 子供を諭すような調子で言う。
「だいたい上司の命令は絶対よ。逆らえると思ってるの?」
 面白そうに付け加える。
「・・・・たとえ滅ぼされましても」
 ゼロスの返答は短い。故に決意に満ちていた。
「・・・・いい覚悟ね」
 言葉と共にゼラスが歩を進めた。ゼロスの肩に手をかける。
 ゼロスが思わず目を閉じた。ゼラスの力が注がれるのをはっきりと認識する。
 手が放れる。
「なぜ?」
 ゼロスがつぶやいた。
「なぜ滅ぼさなかったのですか?」
「滅ぼす?」
 ゼロスが冷たいともとれる視線を向ける。
「そんな親切を誰が?」
 そう言った後、いきなり楽しそうに笑い出す。
「いい? 今の貴方は負の感情が取り込めなくなっているわ。無論魔族はそれだけ
で滅んだりしない。けれど彼女に側にいるのなら話は別。魔族との戦いを余儀なく
されるわ。消耗だけして補給は出来ない。これは辛い事よね?」
 不意に真顔に戻る。
「苦しみなさい。それが魔族を――私を裏切った罰よ」
 一瞬の沈黙。
「・・・・有り難う御座います」
 一瞬、場違いかと思える言葉がゼロスの口から出る。
「そんなことを言われるいわれはないわ。行くなら行きなさい、気が変わらないう
ちに」
「有り難う御座います」
 ゼロスはもう一度そう言うと、一礼して姿を消した。
 ゼロスは疲れ切ったようにイスに深く体を沈めた。
「追いますか?」
 一部始終を見ていた部下が尋ねる。
「放っておきなさい」
 言ってから言葉不足とでも思ったのか、ゼラスは付け加えた。
「行き先は分かっているのだから」
「では、リナ=インバースを抹殺しますか?」
「放っておきなさい」
 同じ言葉をゼラスが言う。
「私たちが無理に手を下す必要はないわ」
 手で合図して部下を下がらせる。
 思わずため息をつき、まるで人間のようだと苦笑する。
「全く、一体誰に似たのかしら」
 そうひとりごち、その言葉がおかしくてたまらないとでも言うようにくすくすと
微笑した。

 これは随分前にゼラス様が書きたい病(笑)が出たときに書いた代物です。その
とき書いたのかもう一本あるんですが、そっちはこれ以上に出来が悪いの
で・・・・どうしましょう?
 お付き合い有り難う御座いました。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

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2570Re:小説もどき『罰』ふぉお E-mail 5/4-12:10
記事番号2568へのコメント
お世話様です。ふぉおです。

ゼラス様かっこいい(うっとり)

ちょっぴり反抗的なゼロスと残酷で優しいゼラス様。これも一つの愛の形ねー。などと考えてしまいました。

その後のゼロスが気になりますけど(笑)

> これは随分前にゼラス様が書きたい病(笑)が出たときに書いた代物です。その
>とき書いたのかもう一本あるんですが、そっちはこれ以上に出来が悪いの
>で・・・・どうしましょう?
 読みたいです。松原様の書く、ゼラス様のおかげでSFC版のゼラス様のイメージが消えつつありますから。

おもしろかったです。それでは。

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2579ふぉおさん有り難う御座います松原ぼたん E-mail URL5/4-18:50
記事番号2570へのコメント
 お読み下さり有り難う御座います。
 今更ですけど、張り付けミスって読みづらかったですね。すみません。気づいたのさっきです(爆)。

>ゼラス様かっこいい(うっとり)
 かっこよく見えてますか? ならばいいんですけど。
>その後のゼロスが気になりますけど(笑)
 あたしも・・・・(核爆)。
> 読みたいです。松原様の書く、ゼラス様のおかげでSFC版のゼラス様のイメージが消えつつありますから。
 SFC版のゼラス様・・・・あれはねぇ(^^;)。嫌いじゃないけど。

 本当に有り難う御座いました。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

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2575Re:小説もどき『罰』さぼてん 5/4-15:18
記事番号2568へのコメント

> どうも松原です。お久しぶりです。
おひさしぶりです。さぼてんです。
なんかここんところずっと小説見てなかったよーなきがします。
いつの間にか沈んじゃってるし・・・

> 何かまた書けなくなってます。またスランプでしょうか?
スランプ・・・ですかぁ?
ぼたんさんのスランプって私の日常だからなぁ・・・

> と、言うか抜け出せてないんでしょうね。このツリーいつまで続くでしょうか?
抜け出せてない?何からです?
むむむっ(意味なし)

>「私たちが無理に手を下す必要はないわ」
え?そりはどういう・・・?

> 思わずため息をつき、まるで人間のようだと苦笑する。
>「全く、一体誰に似たのかしら」
ほんとにあの人間くささは(笑)

> これは随分前にゼラス様が書きたい病(笑)が出たときに書いた代物です。その
>とき書いたのかもう一本あるんですが、そっちはこれ以上に出来が悪いの
>で・・・・どうしましょう?
出しましょうっ!!ぼたんさんの出来が悪いは、私の出来が良いになので大丈夫ですっ(屁理屈・笑)

ゼラスさまが書きたい病・・・・私も小説が書きたい病になんないかなぁ・・・そうしたら書ける・・・ってンなわけないかぁ・・・・・

ではではぁっ
                   さぼてん
                

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2580さぼてんさん有り難う御座います松原ぼたん E-mail URL5/4-18:53
記事番号2575へのコメント
 お読み下さり有り難う御座います。
 今更ですけど、張り付けミスって読みづらかったですね。すみません。気づいたのさっきです(爆)。

>ぼたんさんのスランプって私の日常だからなぁ・・・
 ・・・・(^^;)。
>抜け出せてない?何からです?
 スランプからですよぉ〜。
>え?そりはどういう・・・?
 リナといればいずれは魔族のいざこざに巻き込まれるだろうと言うことです。
>ほんとにあの人間くささは(笑)
 ゼラス様に似たんでしょう、おそらく(笑)。
>出しましょうっ!!ぼたんさんの出来が悪いは、私の出来が良いになので大丈夫ですっ(屁理屈・笑)
 けど、ゼラス様が・・・・(^^;)。
>ゼラスさまが書きたい病・・・・私も小説が書きたい病になんないかなぁ・・・そうしたら書ける・・・ってンなわけないかぁ・・・・・
 小説書きたい病・・・・かかってみたい(笑)。

 本当に有り難う御座いました。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

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2604小説もどき『行方』(前編)松原ぼたん E-mail 5/7-19:20
記事番号2568へのコメント
 どうも松原です。
 またゼラス様の性格が・・・・(^^;)。
 それでもよろしければどうぞ。

 『行方』(前編)

「もう二度と会わないことを祈って──」
 それは紛れもなく別れの言葉だった。
 少なくともリナもゼロスもそう思っていた。
 しかし、まもなく知ることになる。
 だからといってあきらめられないものもあるのだと。


「・・・・ロス、ゼロス」
 呼ばれた気がしてゼロスは振り返った。
 ぎょっとする。
「りっ、リナさん!? どうしてここに!?」
 そう思うのも無理はない。
 ここは群狼の島だった。
 ゼロスは混乱した。
 今までここに自発的に人間が来たことなどなかったのだ。
「ゼロスに会いたかったからに決まってるじゃない」
 リナの言葉は思いがけないものだった。
 ゼロスはどうやってを聞きたかったのだが・・・・。
 ますます混乱に拍車がかかる。
 ゼロスが黙り込んだのをみてリナが不安げに尋ねた。
「迷惑?」
 すがりつくような目でゼロスをみる。
 リナのこんな表情をみたのは初めてだとゼロスは思った。
 それだけ迷い、それでもここへ来たのだろう。
「いいえ、会いに来て下さってうれしいですよ」
 ゼロスは気がつくとそう口に出していた。
 それは紛れもなく本心だった。
 リナの目にほっとしたような、それでいてうれしそうな色が浮かぶ。
 しかしゼロスの表情はさえなかった。
 それを見て、リナの顔が再び曇る。
「ああ、違います。すみません」
 そんなリナを見てゼロスが苦笑する。
「リナさんに会えたことは本当にうれしいですよ。ただ・・・・」
「ただ?」
 リナが不安げに聞き返す。
「ここは群狼の島ですからね。いずれは獣王様に見つかってしまいます。そうなるとどう
なるか・・・・。むしろ今まで気づかれなかったのが不思議なぐらいです」
「あら」
 ゼロスの言葉が終わると同時に第三者の声が聞こえた。
「本気で気づいていないと思っていたの?」
 ゼロスの顔が絶望に彩られる。
「だとしたら認識が甘いのではなくて?」
 そこには獣王ゼラス=メタリオムが宛然と微笑んでいた。

「じゅ、獣王様・・・・」
 何か言いかけたゼロスを無視して、ゼラスはリナの前まで歩を進めた。
「ちょうど退屈していたの」
 くすりと笑う。
「いい暇つぶしになりそうね」
 リナは動けなかった。圧倒されていたのだ。ゼラスに。
「獣王様、おやめ下さい。彼女は関係ないんです」
 ゼラスはゼロスに視線を向けると、ほんの少し目を細めた。
「人間をかばうなんて・・・・本気なのね」
 そうひとりごちる。
「気が変わったわ」
「はい?」
 ゼラスの言葉をゼロスが聞き返す。
「ただ人間が迷い込んだだけならいたぶるだけいたぶって殺そうかと思ったんだけ
ど・・・・」
 恐ろしいことをさらりという。
 だからこそ、その姿はこの世の物とは思えないほど美しい。
「そうね・・・・勝負しましょう」

 うーん、これだけ見てるとリナの方が性格変わってますね(^^;)。ちょっとゼロリナで
す。
 お付き合い有り難う御座いました。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

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2617Re:小説もどき『行方』(前編)ふぉお E-mail 5/8-20:31
記事番号2604へのコメント
お世話様です。ふぉおです。

>「ゼロスに会いたかったからに決まってるじゃない」
> リナの言葉は思いがけないものだった。
> ゼロスはどうやってを聞きたかったのだが・・・・。

 すいません。本当にどうやってきたんですか?

> ますます混乱に拍車がかかる。

 ここまでゼロスを混乱させるとは。おそるべし、リナ=インバース。

> リナのこんな表情をみたのは初めてだとゼロスは思った。
> それだけ迷い、それでもここへ来たのだろう。
 
 迷っても、動かないでいるよりは動いてしまうんですよね。リナって。

>「いいえ、会いに来て下さってうれしいですよ」
> ゼロスは気がつくとそう口に出していた。
> それは紛れもなく本心だった。
> リナの目にほっとしたような、それでいてうれしそうな色が浮かぶ。

 お互い、正直ですね。

>「あら」
> ゼロスの言葉が終わると同時に第三者の声が聞こえた。
>「本気で気づいていないと思っていたの?」
> ゼロスの顔が絶望に彩られる。
>「だとしたら認識が甘いのではなくて?」
> そこには獣王ゼラス=メタリオムが宛然と微笑んでいた。

 ・・・・なんか、ゴージャスというか・・・かっこいいです。ゼラス様。

>「そうね・・・・勝負しましょう」

 ・・・・・何を考えてられるのでしょう?

ふと、ゼラス様にたいして、丁重語を使っている自分に気づきました。(笑)
後編、楽しみにしてます。


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2633ふぉおさんいつも有り難う御座います松原ぼたん E-mail 5/9-17:21
記事番号2617へのコメント
 お読み下さり有り難う御座います。

> すいません。本当にどうやってきたんですか?
 船と浮遊とかを駆使してと言うことで(笑)。
> 迷っても、動かないでいるよりは動いてしまうんですよね。リナって。
 そういうとこ凄いですよね。
> ・・・・なんか、ゴージャスというか・・・かっこいいです。ゼラス様。
 どうやってゼラス様をかっこよく書くかが課題ですからねー。修行中です。
>ふと、ゼラス様にたいして、丁重語を使っている自分に気づきました。(笑)
 気持ちは分かる(笑)。

 本当に有り難う御座いました。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

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2651Re:小説もどき『行方』(前編)さぼてん 5/10-16:40
記事番号2604へのコメント
Re:小説もどき『行方』(前編)

> どうも松原です。
さぼてんです。後編出てから一括でレスしようとおもったんですが、
やめました・・・(汗)
ところでスランプ治りました?

>「・・・・ロス、ゼロス」
> 呼ばれた気がしてゼロスは振り返った。
> ぎょっとする。
>「りっ、リナさん!? どうしてここに!?」
> そう思うのも無理はない。
> ここは群狼の島だった。
なんで群浪の島にリナがぁっ?

>「いいえ、会いに来て下さってうれしいですよ」
> ゼロスは気がつくとそう口に出していた。
> それは紛れもなく本心だった。
ほう・・・ゼロリナですね。

>「ここは群狼の島ですからね。いずれは獣王様に見つかってしまいます。そうなるとどう
>なるか・・・・。むしろ今まで気づかれなかったのが不思議なぐらいです」
>「あら」
> ゼロスの言葉が終わると同時に第三者の声が聞こえた。
>「本気で気づいていないと思っていたの?」
> ゼロスの顔が絶望に彩られる。
>「だとしたら認識が甘いのではなくて?」
> そこには獣王ゼラス=メタリオムが宛然と微笑んでいた。
うわぁピンチどーなるンでしょう?

>「ちょうど退屈していたの」
> くすりと笑う。
>「いい暇つぶしになりそうね」
こわひ・・・恐いよぉゼラスさま。

>「気が変わったわ」
>「はい?」
> ゼラスの言葉をゼロスが聞き返す。
>「ただ人間が迷い込んだだけならいたぶるだけいたぶって殺そうかと思ったんだけ
>ど・・・・」
> 恐ろしいことをさらりという。
いやぁぁぁぁっ恐いよぉもうこれしかいえないっ

> だからこそ、その姿はこの世の物とは思えないほど美しい。
>「そうね・・・・勝負しましょう」
勝負?一体誰と誰がなんの勝負を?

> うーん、これだけ見てるとリナの方が性格変わってますね(^^;)。ちょっとゼロリナで
>す。
うーんちょっちリナが、恋する乙女してるって感じでしたね。
でもそれはそれで良かったと思いますよ。
リナでも、恋ぐらいするでしょうし、あういう態度とってもいーとおもいますよ。
少なくとも私はこれでいーと思います。です。

後編期待してます。
頑張って下さい。
ではっ


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2652さぼてんさん有り難う御座います松原ぼたん E-mail 5/10-20:13
記事番号2651へのコメント
 お読み下さり有り難う御座います。

>ところでスランプ治りました?
 まだです。しくしく。
>なんで群浪の島にリナがぁっ?
 途中のでは船で、そこからは魔法で来たんですよ。
>ほう・・・ゼロリナですね。
 ゼロリナですねー(^^;)。
>いやぁぁぁぁっ恐いよぉもうこれしかいえないっ
 怖いですか・・・・。うーん。
>勝負?一体誰と誰がなんの勝負を?
 リナとゼラス様が。
>うーんちょっちリナが、恋する乙女してるって感じでしたね。
>でもそれはそれで良かったと思いますよ。
>リナでも、恋ぐらいするでしょうし、あういう態度とってもいーとおもいますよ。
>少なくとも私はこれでいーと思います。です。
 有り難う御座います。

 本当に有り難う御座いました。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

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2653小説もどき『行方』(後編)松原ぼたん E-mail 5/10-20:24
記事番号2568へのコメント
 どうも松原です。
 後編です。
 ・・・・とりあえず謝ります。ごめんなさい。
 よろしければどうぞ。

 『行方』(後編)

「そうね・・・・勝負しましょう」
 リナに向けて言葉を放つ。
「勝負・・・・命の取り合いってこと?」
 リナがいつかゼロスに言ったのと同じ言葉を絞り出す。
 それを聞いてゼロスの方が驚愕する。
「獣王様、いくら何でも・・・・」
「貴方が心配しているのは私? それともリナ=インバース?」
 ゼラスに問われそれ以上言えなくなる。
「私はめんどくさいことが嫌いなの。何も命を取ろうだなんて考えていないわ」
 前言を忘れたかのようなゼラスの言葉。
「退屈してたの。だからゲームをしましょう?」
「ゲーム?」
 リナが聞き返す。
「そう。賭と言い換えてもいいわね。貴方が勝てば今後ゼロスに何をしようと干渉しな
い。何なら連れていってもいいいわよ。その代わり・・・・」
「あたしが負けたら・・・・・」
「分かるわね?」
 ゼラスは本当に楽しそうに言う。
 リナは頷いた。
「で、何をする気?」
「そうね。どうせなら単純であればあれほど面白いわね。金貨の裏表とか・・・・」
 言いながらちらりとゼロスに視線を走らせる。
「ゼロスの錫杖がどっちに倒れるか、とか」
「獣王様っ!?」
 ゼロスが声を上げる。
「貴方様なら錫杖に干渉出来るでしょう。卑怯です」
「そんなことはしない」
 ゼラスはぴしゃりと言い放った。
「ゲームはね、フェアでないと面白くないのよ」
 その後、いたずらっぽく付け加える。
 ゼロスは黙り込んだ。
「・・・・そんな方法で大事なことを決めてしまっていいわけ?」
 リナが問う。
「あら?」
 ゼラスは真剣そのものだった。
「この場合必要なのはどちらに力があるかではなく、運命がどちらに味方するかでしょ
う? 違って?」
「・・・・違わないわね」
 リナがにやりと笑った。
 それはこの島に来て初めて見せたリナらしさといえた。
「ゼロス、準備なさい」
「はっ、はい」
 ゼラスの命にゼロスが従う。
 錫杖を地面に垂直に立て、倒れないように手で支える。
「どっちを選ぶ?」
 ゼラスの問いに、リナはとある方法を指さした。
 それはゼフィーリアの方向だった。
「なら、私は反対側を。ゼロス、手を離しなさい」
 一瞬の間の後ねゼロスの手が錫杖から離れた。
 ゆっくりと錫杖が傾く。
 実際はごく短い時間を経て、錫杖がからんと軽い音をたて、地面に横たわる。
「私の負けの様ね」
 ゼラスが肩をすくめる。
 錫杖はほんの少しずれて・・・・それでもリナの示した方に倒れていた。
「・・・・やった」
 リナがつぶやく。
「好きにするといいわ」
 言ってゼラスは背を向けた。
「え・・・・でも・・・・」
 ここまで来てほんの少しリナはためらった。
「そういう約束でしょ。それに・・・・」
 振り返りもせずゼラスが言う。
「人間に味方するような、役に立たない部下はいらないわ」
 言い残して姿を消す。
 ゼロスはしばらくその空間を複雑な表情で見つめていたが。やがて錫杖を拾い上げ、リ
ナの方を向いた。
「行きましょう、リナさん」

 薄暗い部屋の中で光る物がある。
 それは水晶球だった。
 ゼラスはそれをのぞき込んでいた。
 島から去っていく二人の姿が見える。
 今までの彼ならば、間違いなくゼラスの意をくんで行動していただろう。
 ゼラスはそんな獣神官がとても好きだった。
「運命とでも思わなければあきらめられないじゃないの」
 そうひとりごちる。
 そのとき彼女はとても幼く見えた。
 出来ることなら手放したくはなかった。
 地面に倒れた錫杖を思い出す。
 あれは運命ではなかった。
 ゼラスは視てしまったのだ。
 ゼロスが自分の意志で錫杖を、リナ=インバースの方へ倒したのを。
 或いはそれこそが運命なのかもしれない。
「あの方は意地悪ね」
 創造れて初めての黄金の魔王への恨み言を言う。
 それが根拠のないことだと分かっていながら。
 ゼラスは気を取り直したように首を振ると、立ち上がった。
 何か思い出したように部屋を出ていく。
 あとには二人の姿を映し続けている水晶玉だけが残された。
 部屋をぼんやりと照らす。
 まるで行方を示すように。

 あはははははは(^^;)。
 ま、そういうことで(^^;;)。

 お付き合い有り難う御座いました。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

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2673Re:小説もどき『行方』(後編)ふぉお E-mail 5/11-01:16
記事番号2653へのコメント
お世話様です。ふぉおです。

>「貴方が心配しているのは私? それともリナ=インバース?」
> ゼラスに問われそれ以上言えなくなる。
 いぢわるなゼラス様。(笑)でも、本当はどちらなんでしょうね。(両方?)

>「そう。賭と言い換えてもいいわね。貴方が勝てば今後ゼロスに何をしようと干渉しな
>い。何なら連れていってもいいいわよ。その代わり・・・・」
>「あたしが負けたら・・・・・」
>「分かるわね?」
> ゼラスは本当に楽しそうに言う。
 ところで、ゼロスの意志は・・・・・ゼラス様の前で、あるわけないですね。

>「そんなことはしない」
> ゼラスはぴしゃりと言い放った。
>「ゲームはね、フェアでないと面白くないのよ」
> その後、いたずらっぽく付け加える。
 ・・・かっこいいです。ゼラス様。

>「この場合必要なのはどちらに力があるかではなく、運命がどちらに味方するかでしょ
>う? 違って?」
>「・・・・違わないわね」
> リナがにやりと笑った。
> それはこの島に来て初めて見せたリナらしさといえた。
 お互い、自分の運命に自信があるんですね。

>「人間に味方するような、役に立たない部下はいらないわ」
> 言い残して姿を消す。
 ゼラス様、優しいですね。

> 今までの彼ならば、間違いなくゼラスの意をくんで行動していただろう。
> ゼラスはそんな獣神官がとても好きだった。
>「運命とでも思わなければあきらめられないじゃないの」
> そうひとりごちる。
> そのとき彼女はとても幼く見えた。
> 出来ることなら手放したくはなかった。
> 地面に倒れた錫杖を思い出す。
> あれは運命ではなかった。
> ゼラスは視てしまったのだ。
> ゼロスが自分の意志で錫杖を、リナ=インバースの方へ倒したのを。
 ゼロス・・・・勝負はフェアじゃなければおもしろくない。というゼラス様の話を聞いてなかったのか?それとも、ゼラス様はそれを見越してました?

> あはははははは(^^;)。
> ま、そういうことで(^^;;)。
え?どうして、これがごめんなさいなんですか?すごくいいお話だとおもうのですが。

 それでは、次回作、楽しみにしてます。

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2681ふぉおさん有り難う御座います松原ぼたん E-mail 5/11-18:45
記事番号2673へのコメント
 お読み下さり有り難う御座います。

> いぢわるなゼラス様。(笑)でも、本当はどちらなんでしょうね。(両方?)
 言わぬが花・・・・でしょうねぇ(笑)。
> ところで、ゼロスの意志は・・・・・ゼラス様の前で、あるわけないですね。
 そう(きっぱり)。
> お互い、自分の運命に自信があるんですね。
 運命というか、リナは想いにですかねぇ。実際は運命というかゼロスが味方するかどうかだったけど(笑)。
> ゼラス様、優しいですね。
 そのへんの魔族だったら間違いなく約束破棄で終わってるでしょうからねぇ。
> ゼロス・・・・勝負はフェアじゃなければおもしろくない。というゼラス様の話を聞いてなかったのか?それとも、ゼラス様はそれを見越してました?
 見越してました。だからああいったんです。
> え?どうして、これがごめんなさいなんですか?すごくいいお話だとおもうのですが。
 ま、いろいろあったって事です(爆)。
> それでは、次回作、楽しみにしてます。
 またゼラス様の性格が破綻している話ならあるけど(爆)。

 本当に有り難う御座いました。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

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2718Re:小説もどき『行方』(後編)ゆっきー 5/15-12:01
記事番号2653へのコメント
松原ぼたんさん!おひさしぶりです!ほんとにおひさしぶりです!

> 何かまた書けなくなってます。またスランプでしょうか?
スランプ抜け出せないのですか?うむぅ……。
『リフレイン』のほうも読みましたが、相変わらず遅いので、書くより早く沈んでしまいました。『リフレイン』おもしろかったです!

 『罰』

> しかしゼロスは同意しなかった。
>「僕には出来ません」
ゼロス様がゼラス様の命令に従わないなんて……。(びっくりしている)

>「いい? 今の貴方は負の感情が取り込めなくなっているわ。無論魔族はそれだけ
>で滅んだりしない。けれど彼女に側にいるのなら話は別。魔族との戦いを余儀なく
>されるわ。消耗だけして補給は出来ない。これは辛い事よね?」
> 不意に真顔に戻る。
>「苦しみなさい。それが魔族を――私を裏切った罰よ」
ゼラスさま、怖いです。この仕置きは辛いですねぇ?
徐々に消耗していく辛さ。うむむぅ。

> 思わずため息をつき、まるで人間のようだと苦笑する。
>「全く、一体誰に似たのかしら」
> そうひとりごち、その言葉がおかしくてたまらないとでも言うようにくすくすと
>微笑した。
……ゼラスさまに似ているんでしょうか?

 『行方』(前編)

>「もう二度と会わないことを祈って──」
> それは紛れもなく別れの言葉だった。
> 少なくともリナもゼロスもそう思っていた。
> しかし、まもなく知ることになる。
> だからといってあきらめられないものもあるのだと。
うん。会わない方がいいとわかっていても,会ってはいけないと思えば思うほど,よけいに会いたくなる。

>「りっ、リナさん!? どうしてここに!?」
> そう思うのも無理はない。
> ここは群狼の島だった。
ほんとにどうしてここに!?

>「ゼロスに会いたかったからに決まってるじゃない」
> リナの言葉は思いがけないものだった。
私も思いがけない言葉です。それだけの理由でこんな場所に?
愛の力でしょうか?

> ゼロスはどうやってを聞きたかったのだが・・・・。
うむ、どうやって来たのでしょうか?

>「迷惑?」
> すがりつくような目でゼロスをみる。
> リナのこんな表情をみたのは初めてだとゼロスは思った。
> それだけ迷い、それでもここへ来たのだろう。
うん。リナちゃんが恋する乙女になっています。

>「あら」
> ゼロスの言葉が終わると同時に第三者の声が聞こえた。
>「本気で気づいていないと思っていたの?」
> ゼロスの顔が絶望に彩られる。
>「だとしたら認識が甘いのではなくて?」
> そこには獣王ゼラス=メタリオムが宛然と微笑んでいた。
こ,怖いです……。ゼラス様が気が付かないわけがないですけど。
絶望の表情をするゼロス様をみて,リナの危機を感じます。

>「ちょうど退屈していたの」
> くすりと笑う。
>「いい暇つぶしになりそうね」
> リナは動けなかった。圧倒されていたのだ。ゼラスに。
暇つぶしなんて……。ゼラス様,やはり魔族ですねえ。

>「ただ人間が迷い込んだだけならいたぶるだけいたぶって殺そうかと思ったんだけ
>ど・・・・」
> 恐ろしいことをさらりという。
> だからこそ、その姿はこの世の物とは思えないほど美しい。
なぶり殺しなんて……怖いです。
美しものには刺があるということでしょうか?

『行方』(後編)

> ・・・・とりあえず謝ります。ごめんなさい。
えっ?どうしてですか?

>「貴方が心配しているのは私? それともリナ=インバース?」
> ゼラスに問われそれ以上言えなくなる。
どっちなんでしょうか?両方なんですかな?

> ゼラスの問いに、リナはとある方法を指さした。
> それはゼフィーリアの方向だった。
リナは生きてゼフィーリアに帰るという意志のあらわれでしょうか。

> 振り返りもせずゼラスが言う。
>「人間に味方するような、役に立たない部下はいらないわ」
> 言い残して姿を消す。
どうやらゼラス様にはすべてお見通しですね?

> 地面に倒れた錫杖を思い出す。
> あれは運命ではなかった。
> ゼラスは視てしまったのだ。
> ゼロスが自分の意志で錫杖を、リナ=インバースの方へ倒したのを。
> 或いはそれこそが運命なのかもしれない。
ゼロス様は最終的にはリナを選んだということでしょうか?
絶対的な創造者よりも,愛する人を選んだという。

>「あの方は意地悪ね」
> 創造れて初めての黄金の魔王への恨み言を言う。
> それが根拠のないことだと分かっていながら。
うむ。あの方は非常に気まぐれだし……!(殺気!?)

> ゼラスは気を取り直したように首を振ると、立ち上がった。
> 何か思い出したように部屋を出ていく。
> あとには二人の姿を映し続けている水晶玉だけが残された。
> 部屋をぼんやりと照らす。
> まるで行方を示すように。
うーん。寂しそうです。
これからはこの水晶玉で,ゼロス様の行動をみまもるのでしょうか?

おもしろかったです!ゼロス様がいなくなってしまって,ゼラス様寂しそう。
これからゼロス様はリナちゃんと手と手をとりあって(笑)生きていくんでしょうね?
瘴気を取り込めなくなったゼロス様はこれから大丈夫なんでしょうか?




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2693小説もどき『休暇願』松原ぼたん E-mail 5/12-18:38
記事番号2568へのコメント
 どうも松原です。
 ・・・・いったい、これは何でしょう?(^^;;;;)。
 よろしければどうぞ。

 『休暇願』

「あの、獣王様・・・・」
「なあに、ゼロス?」
 ティーカップから顔を上げにっこり笑ったゼラスを見ただけでゼロスは硬直した。
 思えばこの笑顔を見たときに悪い事が起こらなかった時があっただろうか?
 しかし今度ばかりは引き下がるわけには行かない。
 ゼロスはどうしても休暇が欲しかったのだ。
「実は・・・・」
「どうかして?」
 にっこり。
 ゼラスのその笑みに負けそうになりながら、ゼロスは言葉を続けた。
 日頃を考えると奇跡に近かった。
「あ、明日一日お休みを頂きたいのです」
「いいわよ」
「はい?」
 あっさり下りた許可に拍子抜けする。
「楽しんでらっしゃい」
「・・・・有り難う御座います」
 何か釈然としないものの、休暇と引き替えだと思い、ゼロスは引き下がった。

 後日、ゼロスのその日の行動が魔族中に筒抜けになったのは言うまでもない。

 ははは、短い(爆)。けど最短って訳じゃないのよねぇ(核爆)。・・・・世の中なめ
てるなぁ。

 えっと、これは昔書いたとある小説もどきの裏話のアレンジです。考えるだけ考えて忘
れてました(^^;)。どの話かは適当に想像して下さい。

 お付き合い有り難う御座いました。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

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2694Re:小説もどき『休暇願』ふぉお E-mail 5/12-21:48
記事番号2693へのコメント
お世話様です。それにしても、書くペース早いですねえ。

> ティーカップから顔を上げにっこり笑ったゼラスを見ただけでゼロスは硬直した。
> 思えばこの笑顔を見たときに悪い事が起こらなかった時があっただろうか?
 苦労してるんですね。ゼロス(笑)

>「実は・・・・」
>「どうかして?」
> にっこり。
> ゼラスのその笑みに負けそうになりながら、ゼロスは言葉を続けた。
> 日頃を考えると奇跡に近かった。
>「あ、明日一日お休みを頂きたいのです」
 なんだか、汗をダクダク流しているゼロスが頭に浮かんだのですが。

> 後日、ゼロスのその日の行動が魔族中に筒抜けになったのは言うまでもない。
 ゼラス様、お茶目。(笑)そして、ゼロスは何してたんでしょうねぇ?

 この小説を読んで、いろいろ想像した挙げ句、考えが暴走しました。(笑)
二人(って数えるんでしょうか?)がなんだかかわいいです。
 次回、楽しみにしてます。

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1/1-09:00


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2732小説もどき『言葉遊び』松原ぼたん E-mail 5/16-21:01
記事番号2568へのコメント
 どうも松原です。
 風邪引いてます。薬飲んだせいで眠いので暇を見ては寝てます。
 レス返し、その他諸々は後できっとしますから見捨てないで下さい(;;)。
 ・・・・よろしければどうぞ。

 『言葉遊び』

「ねぇ、ゼロス」
「何でしょう獣王様」
「私のこと好き?」
「はい?」
 トートツな上司の言葉にゼロスは間抜けな返事をした。
「ねぇ、好き? 愛してる?」
「・・・・確かに敬愛しておりますが・・・・」
 ちょっと考えた末、無難な返事を返す。
「それって愛してるって事よね?」
「・・・・そういえなくもないですね」
 今度は一体何を始めたのかと思いながら再び無難な返事をする。
「じゃあ、私とリナ=インバース、どっちをより愛してる?」
 ゼロスは黙り込んだ。
 返事に困った訳ではない。あきれているのだ。
「どうして答うてくれないの? やっぱり私よりリナ=インバースの方を愛しているの
ねっ!?」
 泣きそうな目でゼロスを見つめるゼラス。
「もし、そうだといったらどうなさるおつもりですか?」
 ゼロスは結論をさけた。
「そんなことが許されると思って?」
 一瞬、ゼラスが真顔に戻る。
 言葉遣いもいつものものに戻っていた。
 しか次の瞬間には・・・・。
「だったら、もっと愛されるようがんばるれわっ!!」
 ゼロスはため息をついた。
「獣王様、今度は一体、何に影響されたんです?」

 えっと、これは「ゼラス様性格破綻シリーズ」の一つです。・・・・嘘です。あまりに
も性格が破綻してたので沈めてあったのを引っぱり出してきただけです。
 ・・・・しかしここってゼラス様関係のツリーと化していますね。リナはまだしもほか
のキャの出番が・・・・。

 お付き合い有り難う御座いました。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

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2736Re:小説もどき『言葉遊び』ふぉお E-mail 5/17-09:16
記事番号2732へのコメント
お世話様です。ふぉおです。
前回、二重に感想をつけてしまいました。すいません。

風邪ですか?風邪をひたときは栄養のある物をたくさん食べて、脳みそが溶けるほど寝るのが一番です。

>「ねぇ、ゼロス」
>「何でしょう獣王様」
>「私のこと好き?」
 な、なにごとですか。一体。

>「ねぇ、好き? 愛してる?」
 ・・・えっと・・・ゼラス様。どうなさったのです?

>「・・・・確かに敬愛しておりますが・・・・」
> ちょっと考えた末、無難な返事を返す。
>「それって愛してるって事よね?」
>「・・・・そういえなくもないですね」
> 今度は一体何を始めたのかと思いながら再び無難な返事をする。
 相変わらず、苦労しているようですね。宮仕えも大変です。

>「じゃあ、私とリナ=インバース、どっちをより愛してる?」
> ゼロスは黙り込んだ。
> 返事に困った訳ではない。あきれているのだ。
 ということは、答え自体は決まってるんですね?

> ゼロスはため息をついた。
>「獣王様、今度は一体、何に影響されたんです?」
 本当に、何に影響されたんですか(笑)
 でも、「今度は」ってことは、このゼラス様、以前も何かに影響されて、ゼロスを困らせたんですか?

松原様のゼラス様はカッコよくてすきなんですけど、このゼラス様もお茶目さんでかわいいです。

それでは、お大事にどうぞ。