◆−眠りし者(第十三話)−猫楽者 (2003/5/2 12:34:26) No.25821
 ┣Re:眠りし者(第十三話)−棒太郎 (2003/5/2 22:50:46) No.25830
 ┃┗クトさん・・・どうしてこういう性格に、なったのでしょうか(汗)−猫楽者 (2003/5/3 00:59:53) No.25835
 ┣いろんな意味で炎が燃えてますね(汗)−エモーション (2003/5/2 22:57:53) No.25832
 ┃┗ゼロスさんたち・・・燃え尽きちゃわないと良いのですが(汗)−猫楽者 (2003/5/3 03:58:43) No.25836
 ┣Re:眠りし者(第十三話)−キツネノテブクロ (2003/5/6 15:46:50) No.25885
 ┃┗マステマ・・・壊れてますね(汗)−猫楽者 (2003/5/7 02:02:07) No.25890
 ┣Re:眠りし者(第十四話)−猫楽者 (2003/5/10 03:03:36) No.25919
 ┣眠りし者(第十五話)−猫楽者 (2003/5/10 03:13:15) No.25920
 ┃┣Re:眠りし者(第十五話)−キツネノテブクロ (2003/5/10 12:42:57) No.25924
 ┃┃┗アメリアさん。ピンチです(汗)−猫楽者 (2003/5/11 23:19:01) No.25941
 ┃┣Re:眠りし者(第十五話)−エモーション (2003/5/10 22:34:05) No.25931
 ┃┃┗マステマ・・・・暴走しております(汗)−猫楽者 (2003/5/12 08:48:30) No.25942
 ┃┃ ┗おめでとうございます♪−エモーション (2003/5/12 22:05:20) No.25946
 ┃┃  ┗ありがとうございます♪−猫楽者 (2003/5/13 01:10:25) No.25949
 ┃┗遅くなりました−棒太郎 (2003/5/14 22:52:23) No.25964
 ┃ ┗ありがとうございました−猫楽者 (2003/5/15 12:08:42) No.25966
 ┣眠りし者(第十六話)−猫楽者 (2003/5/24 02:51:48) NEW No.26058
 ┗眠りし者(第十七話)−猫楽者 (2003/5/24 02:56:23) NEW No.26059
  ┗主役はいじめてこそ花 ←鬼−エモーション (2003/5/25 00:08:42) NEW No.26074
   ┗ありがとうございます。鬼のような展開になってしまいました(汗)−猫楽者 (2003/5/25 03:34:32) NEW No.26076


トップに戻る
25821眠りし者(第十三話)猫楽者 E-mail 2003/5/2 12:34:26



こんばんは、猫楽者と申します。
読んでみようと思ってくださった、心優しい方。
ありがとうございます。

5月になりましたね。このペースだと、あっと言う間に夏になりそうですね。
拙い駄文ですが、よろしくお願い致します。

$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$

眠りし者   第十三話。


 「アースさま。8体の“破蛇”が地上に向かっています。
   4体はノマの村の周辺、残りの4体はセイルーンシティを目指しています」
セイルーンシティ、それにノマの村の周りを目指している。
制御不能の暴走状態というよりも、あらかじめ目標を指定されていて
アースさんからの指示を無視しているのだろうか。
 「セイルーンシティを目指しているんですか」
震える声で、呟いたのはアメリア。
流石に、顔色が蒼白になっているアメリアの肩を、後ろからゼルがそっと支えている。

 「なにか用かい」
ガウリイが、部屋の入り口の方を見ながら声を掛けると
 「大変だねえ♪」
楽しそうに呟く声と共に、満面の笑みを浮かべたマステマが部屋に入って来た。
 「マステマ。なにをした」
低くきしむような声で問い掛ける、アースさん。
マステマは、ひょい、と肩をすくめて
 「別に、たいしたことはしてないよ。
   アースが居るんじゃあ、小細工しても無駄だし
   適当に選んだ“破蛇”に、目標を指示して、その後はどんな命令にも
   従わないようにしただけ」
薄笑いを浮かべつつ話すマステマ。
 「今、すぐに、こちらからの指示に従うようにしてもらおうか」
マステマは、はあ〜っ、と、ワザとらしくため息をついてから返事をした。
 「アース。君は人の言ったことを、ちゃんと聞いてないのかい。
   どんな命令にも従わないようにしちゃったから、もう僕にも
   元には戻せないのさ。いやぁ〜残念だねぇ〜」
 「きさま!?」
叫んだアースさんが、両手を上にあげ。
両手の間に、バリバリという音と共に、光り輝く槍のようなものが現れた。
ヒュン。
ゴガァ!?
アースさんの投げた光の槍は、まともにマステマの体を貫き。
マステマを部屋の左側、瓦礫の山へと叩きつけた。
消し炭のようになったマステマの体が、崩れて消えていった。

 「アースさん。“破蛇”が地上に出る前に、なんとか出来ないですか」
あたしの声に、アースさんは暫し考え
 「キウユ。“破蛇”をノマの村の周りに集められないか」
 「ダメです。さっきからいろいろと試してはいるんだけど・・・・」
問い掛けに答える、キウユの声も震えている。

ガウリイは、部屋の入り口を見たまま、ブラストソードの柄に手を掛けた。
あたしも釣られて、入り口の方をみると
 「もう、あきらめちゃったら。
   ここにいれば安全なんだから、他の奴らが死のうが生きようが
   君たちには、な〜んの関係もないし。
   めったに見られないような面白いショーを、楽しめば良いじゃないか」
無傷のマステマが、喋りながら部屋に入って来た。
 「この人・・・・・たしかアースさんに倒されたんじゃ・・・・」
 「村の入り口にいた、あの番人は自分の使っていた剣から、体を再生させていたな。
   こいつも、似たような手を使ったんだろう」
動揺するアメリアを、安心させるかのようにゆっくりと話すゼル。
 「正解。正解。
   頭の良い子は嫌いじゃあないよ」
おどけた調子で、パチパチと手まで叩きながら話すマステマ。
あたしたちの顔をゆっくりと眺めながら、マステマは話を続けた。
「君たちに、“破蛇”をどうにか出来るのかい。
  赤の竜神は、既に無く。
  魔王も1/7、しかもどうやら弱体化しているようだし
  なすすべも無く、この世界が滅ぶのを
  君たちが、どんな思いで見るのか。
  特等席で眺めさせてもらおうか」
ええい。今はあんたの話なんか聞いてる暇はないのよ。
ちょっと黙っててもらいましょうか。
 「ダム・プラス」
ゴガアッ!。
あたしの放ったダム・プラスは、あっさりとマステマの左手のひらに弾かれていた。
マステマは、ちらりとあたしの方を見て
 「無駄なんだけどなあ。そんなチャチナ攻撃」
薄笑いを浮かべたまま呟いた。
 「なら、こういうのは、どうだい」
ゴウッ。
マステマが蒼い炎に包まれ崩れ落ち、炎が消えたその後には灰すらも残らなかった。
いつの間にか、部屋の入り口にひとりの男が立っていた。
赤い髪に赤い瞳を持った青年。
すっきりとした顔立ち、ハンサムと言うかどうかは個人の好みによるだろうけど
その瞳に宿した強い輝きは、ごく普通のハンサムさんでは無いようだ。
赤い色の軽装鎧に身を包み。左腰には一振りの剣。

 「意外とモロイ奴だなあ」
男は、灰も残さず燃えてしまったマステマの方を見て呟いた。
 「こらっ!」
バギャ!
声と共に後頭部を黒い棒で強打され、声も上げずに倒れる男。

この声。そして、あの黒い棒は・・・・。

 「いててて、キズカ〜。いきなりなにするんだよ」
後頭部を左手でさすりながら、身を起こす男。
 「それはこっちの台詞です」
そう言いながら、部屋へと入って来たのはキズカ。
 「俺達はマステマをどうにかする為に、この世界へ来たんだろう。
   さっさと倒して、あとはキズカとふたり水入らずで、ラブラブな時間を楽しんだ方が・・・・・・」
 「マステマの本体が、のこのこ出て来るわけないでしょう!
   状況の確認もしないで、いきなり攻撃なんかしないように!!
   そ・れ・に、誰と誰がラブラブなんですか。そおいう誤解を招くような発言はしないでください!?」
エキサイトして、男の胸を両手で掴み、叫ぶキズカ。
なんか・・・・しばらく会わない間に、性格変わってないか。
ま・・・まあ、元気そうで、良かったけど。

 「キズカ、久しぶりね」
 「リナさん。皆さん。お久しぶりです」
男の胸から手を離して、あたしの方へと歩いてくるキズカ。
 「ところで、どうしてこの世界へ。
   なんかマステマの事、知ってたみたいだけど」
 「AさまとNさまのご指示なんです。
   赤の世界でマステマが騒動を起こしている、との情報を聞いて
   私と、このクトゥヴァが派遣されてまいりました」
男、クトゥヴァは、ちゃっかりとキズカの肩を右手で抱いて
 「はじめまして、赤の世界の方々のことは我王Aさまから
   いろいろと話を聞いて、とても興味があったんだ。
   この世界が魔族に滅ぼされるか、それとも破壊神リナ・インバースに
   壊滅させられるのか・・・・」
 「ちょっと待てい!」
 「クトゥヴァ、相変わらず口の利き方が、なってないわね」
あまりと言えばあんまりな発言に、とりあえず突っ込む、あたしと
肩を抱いていたクトゥヴァの右手を、叩きながら話すキズカ。
 「キズカ、クトゥヴァって、もしかして・・・・・」
 「はい、とても信じられないでしょうけど・・・・・
   これでも、一応・・・・・火の主神です」
やはりそうか、邪神の一族の一大勢力。
四大精霊のひとつ『炎』を司る、火の主神クトゥヴァ。その人が・・・・・目の前にいるらしい。

 「マグマの中が騒がしいようだけどよ。
   あの黒い蛇みたいのは、敵なのか。
   もし敵なら、炎の精にでも相手させるかい」
炎の精。
火の主神クトゥヴァに仕えている、知性を持つプラズマの集合体である。
簡単に言ってしまえば、目と口を持った生きている炎。のようなもので
一体々々は、それほど強大な力を持っているわけではないが
何千何万という数で襲来されでもしたら、世界を焼き尽くすような大破壊をもたらすだろう。

トップに戻る
25830Re:眠りし者(第十三話)棒太郎 2003/5/2 22:50:46
記事番号25821へのコメント


こんばんわ、猫楽者さん。
棒太郎です。

ナ:こんばんわ、久々に登場のナイアルラトホテップです。



>薄笑いを浮かべつつ話すマステマ。
> 「今、すぐに、こちらからの指示に従うようにしてもらおうか」
>マステマは、はあ〜っ、と、ワザとらしくため息をついてから返事をした。
> 「アース。君は人の言ったことを、ちゃんと聞いてないのかい。
>   どんな命令にも従わないようにしちゃったから、もう僕にも
>   元には戻せないのさ。いやぁ〜残念だねぇ〜」

この人、なかなかイイ性格のひとですね。

ナ:ははは、なかなか楽しい人ですね。

まあ、貴方ほど性格コワレてないですけ――ブボッ

ナ:ん?何か聞こえたような(そう言いながら拳を拭く)

> 「もう、あきらめちゃったら。
>   ここにいれば安全なんだから、他の奴らが死のうが生きようが
>   君たちには、な〜んの関係もないし。
>   めったに見られないような面白いショーを、楽しめば良いじゃないか」
>無傷のマステマが、喋りながら部屋に入って来た。
> 「この人・・・・・たしかアースさんに倒されたんじゃ・・・・」
> 「村の入り口にいた、あの番人は自分の使っていた剣から、体を再生させていたな。
>   こいつも、似たような手を使ったんだろう」

本体叩かない限り堂々巡りですね。

ナ:面白そうですね。私とひとつ遊んでみませんか?

>マステマが蒼い炎に包まれ崩れ落ち、炎が消えたその後には灰すらも残らなかった。
>いつの間にか、部屋の入り口にひとりの男が立っていた。
>赤い髪に赤い瞳を持った青年。
>すっきりとした顔立ち、ハンサムと言うかどうかは個人の好みによるだろうけど
>その瞳に宿した強い輝きは、ごく普通のハンサムさんでは無いようだ。
>赤い色の軽装鎧に身を包み。左腰には一振りの剣。

おお、この方が『火』のお方ですか。

ナ:・・・・・・・ほう、彼がこの世界の・・・・・・・

いや・・・・・貴方のところの方とは違うんですから・・・・・・

> 「マステマの本体が、のこのこ出て来るわけないでしょう!
>   状況の確認もしないで、いきなり攻撃なんかしないように!!
>   そ・れ・に、誰と誰がラブラブなんですか。そおいう誤解を招くような発言はしないでください!?」

キズカさん、元気でやっているようですね。

ナ:ほほう、ラブラブですか。いやいや、いいことですよ。
  愛は地球をも救いますからね。

>男、クトゥヴァは、ちゃっかりとキズカの肩を右手で抱いて
> 「はじめまして、赤の世界の方々のことは我王Aさまから
>   いろいろと話を聞いて、とても興味があったんだ。
>   この世界が魔族に滅ぼされるか、それとも破壊神リナ・インバースに
>   壊滅させられるのか・・・・」

リナ・・・・・・・異界でもそんな言われかたされて・・・・・・

ナ:はっはっは、有名人ですね。一回やってみませんか?

>炎の精。
>火の主神クトゥヴァに仕えている、知性を持つプラズマの集合体である。
>簡単に言ってしまえば、目と口を持った生きている炎。のようなもので
>一体々々は、それほど強大な力を持っているわけではないが
>何千何万という数で襲来されでもしたら、世界を焼き尽くすような大破壊をもたらすだろう。

集団で来られたら厄介ですね。

ナ:まったく・・・・夏の夜に飛び回る蚊のように鬱陶しいですよ。

> 「聞いたかキズカ。お似合い♪だって。
>   この世界で結婚するのも良いかもナ」
> 「ちょっとおおおおおお。
>   なに勝手に人のこと抱きしめてるの〜。
>   かかかかかかか顔を近づけるんじゃないいいぃぃぃいぃぃ・・・」

クトゥヴァさん・・・・・・セクハラで訴えられますよ。

ナ:いいではないですか。愛情表現ですよ。

貴方、思いっきり人事ですね・・・・・・

>   魔力の火炎で、見境無しに焼き尽くされてしまうでしょうね。
>   下手な魔法攻撃も、魔力を吸収されるだけですし・・・・」
> 「“破蛇”って、魔力を吸収するんですか」
> 「ええ、リナさん。そうなんですよ。
>   我々魔族や神族には、それが問題でしてね。
>   うかつに攻撃したら、自分自身の魔力まで食べられちゃいますから」
>魔力を吸収するだけじゃなくて、魔力を食べる。

ううむ、厄介この上ないですね。

ナ:ほう、なかなか歯ごたえのありそうなものですね。これはおもしろ――いやいや大変そうですね。そちらの私はL殿のお相手で大変でしょから、助太刀しましょうか?

貴方がいったら余計に破壊が酷くなるだけ――ヘブォッ!!

ナ:ん〜〜〜〜、なにかたわごとが聞こえたような気がしたんですが。

> 「ゼロス」
> 「はい、獣王さま」
> 「おまえに、“破蛇”を誘導する役目を申し付ける」
> 「かしこまりました。・・・・って、えええええええええ!?」
> 「なにを驚く」
> 「無茶言わないでくださいいいぃぃいいぃ」

流石は基本アビリティ『不幸』をもっているだけありますね。

ナ:はっはっは、何事も試練ですよ。獣神官君。

>海王は、がしぃっ、とマーフィンの両肩をつかんで、微笑みながら話出した。
> 「マー・フィ・ン・ち・ゃ〜ん。
>   あなたは、自分の行動に、きちんと責任とりましょ〜〜ねぇ〜」
>がくがくがく・・・・・・.海王はマーフィンを前後に揺さぶりながら話を続けている。
> 「ま・さ・か・・・・・・嫌だ。なんて言わないわよね〜〜ぇ」
>
> 「ダルフィン、マーフィン泡吹いてるぞ」
> 「あら、わたくしとしたことが・・・・・マーフィンちゃんたらヤワなんだから、おほほほほほ」
>獣王の指摘に、やっと揺さぶり攻撃をやめる海王。

こちらのダルフィンさん、楽しそうですね。
わたしのところのダルフィンさんは大変なことになってますから。

>ここまで読んでくださった、心優しい方、ありがとうございます。
>
>ようやく制御装置のお話・・・・・進んでいませんね(汗)
>
>読んでくださいまして、本当にありがとうございました。
>
>では、失礼します。

今回はスコップは炸裂しませんでしたね(笑)
しかし地雷踏みの天才、レイさんのこと。
いまかいまかと口を開いて待ち構えられていることでしょう。
それでは、このへんで。

トップに戻る
25835クトさん・・・どうしてこういう性格に、なったのでしょうか(汗)猫楽者 E-mail 2003/5/3 00:59:53
記事番号25830へのコメント


>こんばんわ、猫楽者さん。
>棒太郎です。

こんばんは、棒太郎さん。
お元気ですか、猫楽者です。

いつも読んでくださって、ありがとうございます。
毎回とても丁寧な感想を頂きまして、本当にありがとうございます。
『夢、幻の如くなり』、いよいよクライマックスなのですね。 
海王さまが、どうなってしまうのか。とても続きが気になります〜。

キズカ:  はじめまして。こんばんは、棒太郎さん。
       もう5月なのですね。お元気ですか。キズカです。
       読んでくださいまして、ありがとうございます。
クトゥヴァ:  こんばんは。はじめまして、棒太郎さん。
        そっちの世界で、ナイのやつが好き勝手してるみたいだけど
        やつを焼き払いたくなったら、いつでも召喚してくれよな。

あの・・・・AさんとNさんは?
キズカ:  それが・・・・・その(汗)
クトゥヴァ:  ナイのやつと一緒に、エルさまのところへ逝ったまま・・・・・
        戻って来ないな(合掌)

>ナ:こんばんわ、久々に登場のナイアルラトホテップです。

こんばんは、ナイアルラトホテップさま。
お久しぶりです。お元気ですか、猫楽者です。

キズカ:  こんばんは、ナイアルラトホテップさん。
       そちらの世界では、大変なことになっていますわね(汗)
クトゥヴァ:  ナイ、元気そうだな。
        あんまり無茶するとエルさまに、どんな目に遭わされるか(滝汗)

>>薄笑いを浮かべつつ話すマステマ。
>> 「今、すぐに、こちらからの指示に従うようにしてもらおうか」
>>マステマは、はあ〜っ、と、ワザとらしくため息をついてから返事をした。
>> 「アース。君は人の言ったことを、ちゃんと聞いてないのかい。
>>   どんな命令にも従わないようにしちゃったから、もう僕にも
>>   元には戻せないのさ。いやぁ〜残念だねぇ〜」
>
>この人、なかなかイイ性格のひとですね。
>
>ナ:ははは、なかなか楽しい人ですね。

マステマ・・・・愉快過ぎて・・・持て余しております(汗)
この人の性格・・・・既に・・・壊れているのかもしれません(滝汗)
キズカ:  マステマの性格が壊れている。ということは
クトゥヴァ:  こおいうやつを考えた、猫楽者も、とっくの昔に壊れてるってことだよな(笑)
あうっ・・・・反論できないのが・・・・なんか悲しい(泣)

>まあ、貴方ほど性格コワレてないですけ――ブボッ
>
>ナ:ん?何か聞こえたような(そう言いながら拳を拭く)

ぼ・・・・棒太郎さん(汗)
ご無事ですか。ナイさま・・・・あまり手荒な真似は・・・・なさらないでください(滝汗)
キズカ:  こちらのナイさん・・・・・・なかなか良い性格をしているのですね(汗)
クトゥヴァ:  棒太郎さん。大丈夫かい?
         ナイの前で、隙を見せると危ないぜ。

>> 「もう、あきらめちゃったら。
>>   ここにいれば安全なんだから、他の奴らが死のうが生きようが
>>   君たちには、な〜んの関係もないし。
>>   めったに見られないような面白いショーを、楽しめば良いじゃないか」
>>無傷のマステマが、喋りながら部屋に入って来た。
>> 「この人・・・・・たしかアースさんに倒されたんじゃ・・・・」
>> 「村の入り口にいた、あの番人は自分の使っていた剣から、体を再生させていたな。
>>   こいつも、似たような手を使ったんだろう」
>
>本体叩かない限り堂々巡りですね。
>
>ナ:面白そうですね。私とひとつ遊んでみませんか?

はい、そうなのです。
大元を叩かないと、竹の子のようにヒョコヒョコ出て来てしまいます。
キズカ:  本体が、どの世界のいつの時代に居るのか。
       調べてはいるのですが、なかなかシッポを掴ませてくれないんです。
クトゥヴァ:  ナイ。お前が来ると大事になるから
         別世界に居るマステマたちを、おまえの欠片で掃除しててくれないか。

>>マステマが蒼い炎に包まれ崩れ落ち、炎が消えたその後には灰すらも残らなかった。
>>いつの間にか、部屋の入り口にひとりの男が立っていた。
>>赤い髪に赤い瞳を持った青年。
>>すっきりとした顔立ち、ハンサムと言うかどうかは個人の好みによるだろうけど
>>その瞳に宿した強い輝きは、ごく普通のハンサムさんでは無いようだ。
>>赤い色の軽装鎧に身を包み。左腰には一振りの剣。
>
>おお、この方が『火』のお方ですか。
>
>ナ:・・・・・・・ほう、彼がこの世界の・・・・・・・
>
>いや・・・・・貴方のところの方とは違うんですから・・・・・・

こちらの世界のナイさんが、Aさんに推薦しました。
能力的には、特に問題ない・・・・と思うのですが(汗)
性格が・・・・その・・・・何故か・・・ああいうふうに。。。なってしまいました(汗)
キズカ:  本当に、もう少し真面目に仕事してくれると良いんですけど(溜息)
クトゥヴァ:  ナイ。お前は来るなよ。
        俺とキズカのふたりの時間に、割り込む奴は、たとえ誰だろうと許さん(目の笑っていない笑顔)
キズカさん・・・・・大変でしょうけど・・・・頑張ってください。

>> 「マステマの本体が、のこのこ出て来るわけないでしょう!
>>   状況の確認もしないで、いきなり攻撃なんかしないように!!
>>   そ・れ・に、誰と誰がラブラブなんですか。そおいう誤解を招くような発言はしないでください!?」
>
>キズカさん、元気でやっているようですね。
>
>ナ:ほほう、ラブラブですか。いやいや、いいことですよ。
>  愛は地球をも救いますからね。

ありがとうございます。キズカさんは、お元気でした。
キズカ:  棒太郎さん。ありがとうございます。
       おかげさまで、元気でおります。
クトゥヴァ:  そっちの世界のナイは、良いこと言うなあ。
         こっちのナイは、キズカと良い雰囲気になると乱入してくるからなあ(溜息)

>>男、クトゥヴァは、ちゃっかりとキズカの肩を右手で抱いて
>> 「はじめまして、赤の世界の方々のことは我王Aさまから
>>   いろいろと話を聞いて、とても興味があったんだ。
>>   この世界が魔族に滅ぼされるか、それとも破壊神リナ・インバースに
>>   壊滅させられるのか・・・・」
>
>リナ・・・・・・・異界でもそんな言われかたされて・・・・・・
>
>ナ:はっはっは、有名人ですね。一回やってみませんか?

リナさん。異界で・・・・どんな噂されてるんでしょうね(笑)
キズカ:  それは・・・・私の口からは・・・恐ろしくて言えませんわ(滝汗)
クトゥヴァ:  有名だぞ。なんせ人間なのにエルさまの『力』を借りた術をポコポコ使うし
        いつか直接、本人と会ってみたかったんだ。
        リナ・インバース。どんな存在にも珍しい、輝きを秘めた良い眼をしてるな。

>>炎の精。
>>火の主神クトゥヴァに仕えている、知性を持つプラズマの集合体である。
>>簡単に言ってしまえば、目と口を持った生きている炎。のようなもので
>>一体々々は、それほど強大な力を持っているわけではないが
>>何千何万という数で襲来されでもしたら、世界を焼き尽くすような大破壊をもたらすだろう。
>
>集団で来られたら厄介ですね。
>
>ナ:まったく・・・・夏の夜に飛び回る蚊のように鬱陶しいですよ。

はい、出来れば・・・・この世界には来て欲しくないですね(汗)
キズカ:  それは大丈夫ですわ。
       無茶しそうになったら、私がどんな方法を使ってでも止めますから。
クトゥヴァ:  蚊!炎の精を蚊とは、言うねえナイの旦那。
       “ンガイの森”を焼いたときに、お前さんも焼き尽くしときゃあ良かったかな。

>> 「聞いたかキズカ。お似合い♪だって。
>>   この世界で結婚するのも良いかもナ」
>> 「ちょっとおおおおおお。
>>   なに勝手に人のこと抱きしめてるの〜。
>>   かかかかかかか顔を近づけるんじゃないいいぃぃぃいぃぃ・・・」
>
>クトゥヴァさん・・・・・・セクハラで訴えられますよ。
>
>ナ:いいではないですか。愛情表現ですよ。
>
>貴方、思いっきり人事ですね・・・・・・

キズカさん・・・・・・いろいろ大変でしようけど・・・・・頑張って(汗)
キズカ:  もう少し・・・・人の目とか・・・時と場合とか・・・・あの・・・・その・・・(汗)
クトゥヴァ:  キズカは、俺にとって何よりも大切な人なんだ。
         誰であろうとキズカを傷つける奴は許さん!
キズカ:  /////ク・・・・クトゥヴァ・・・//////

>>   魔力の火炎で、見境無しに焼き尽くされてしまうでしょうね。
>>   下手な魔法攻撃も、魔力を吸収されるだけですし・・・・」
>> 「“破蛇”って、魔力を吸収するんですか」
>> 「ええ、リナさん。そうなんですよ。
>>   我々魔族や神族には、それが問題でしてね。
>>   うかつに攻撃したら、自分自身の魔力まで食べられちゃいますから」
>>魔力を吸収するだけじゃなくて、魔力を食べる。
>
>ううむ、厄介この上ないですね。
>
>ナ:ほう、なかなか歯ごたえのありそうなものですね。これはおもしろ――いやいや大変そうですね。そちらの私はL殿のお相手で大変でしょから、助太刀しましょうか?

ナイさまが来ていただけるのは・・・・とても心強いのですが・・・・・その・・・・・(汗)
クトゥヴァさんと、いきなり乱闘とか・・・・始めそうで・・・・いっ、いえ・・・なんでもありません(滝汗)
キズカ:  すいません。あのひと・・・・クトゥヴァは唯でさえ、なにも考えないで戦おうとするので
       なるべく仕事では、ナイさんと組ませない様にしていますの。ごめんなさいね。
クトゥヴァ:  キズカが、そう言うのなら俺はキズカの言うとおりにするだけさ♪
あの・・・・クトゥヴァさん。なんか機嫌が良いみたいですね。
クトゥヴァ:  ああ。この世界にはナイは居ないし。
        あのひと、だって、なんかテレルねぇ〜(嬉しい)

>貴方がいったら余計に破壊が酷くなるだけ――ヘブォッ!!
>
>ナ:ん〜〜〜〜、なにかたわごとが聞こえたような気がしたんですが。

ああああああ(泣)、またしても・・・・棒太郎さん・・・どうかご無事で(汗)
キズカ:  ナイさん。か弱い棒太郎さんに、あまり乱暴するのは・・・・どうかと思いますわ。
クトゥヴァ:  ナイ。来なくて良いよ。
         と言うか、来ないでくれ。お前と戦うのは面白いけど・・・・キズカに怒られちゃうからな(汗)

>> 「ゼロス」
>> 「はい、獣王さま」
>> 「おまえに、“破蛇”を誘導する役目を申し付ける」
>> 「かしこまりました。・・・・って、えええええええええ!?」
>> 「なにを驚く」
>> 「無茶言わないでくださいいいぃぃいいぃ」
>
>流石は基本アビリティ『不幸』をもっているだけありますね。
>
>ナ:はっはっは、何事も試練ですよ。獣神官君。

ゼロス: 棒太郎さあああぁぁぁぁぁあああぁぁん(泣)
     僕は、そんな基本特性・・・・欲しくないですううううぅぅううぅぅうぅ(滝涙)
キズカ:  まあまあ、ゼロスさん。他に良い方法がないんですから(笑)
クトゥヴァ:  ナイも珍しい良いことを言うな。
         獣神官。頑張って試練を乗り越えてくれよな(笑)
ゼロスさん・・・・諦めましょう(笑)

>>海王は、がしぃっ、とマーフィンの両肩をつかんで、微笑みながら話出した。
>> 「マー・フィ・ン・ち・ゃ〜ん。
>>   あなたは、自分の行動に、きちんと責任とりましょ〜〜ねぇ〜」
>>がくがくがく・・・・・・.海王はマーフィンを前後に揺さぶりながら話を続けている。
>> 「ま・さ・か・・・・・・嫌だ。なんて言わないわよね〜〜ぇ」
>>
>> 「ダルフィン、マーフィン泡吹いてるぞ」
>> 「あら、わたくしとしたことが・・・・・マーフィンちゃんたらヤワなんだから、おほほほほほ」
>>獣王の指摘に、やっと揺さぶり攻撃をやめる海王。
>
>こちらのダルフィンさん、楽しそうですね。
>わたしのところのダルフィンさんは大変なことになってますから。

棒太郎さんのところの海王さま・・・・・どうなってしまうのでしょうか(汗)
こちらのダルフィンさんは、かな〜り良い性格していたりします(汗)
キズカ:  海王さま・・・・相変わらずですわね(汗)
クトゥヴァ:  話には聞いていたが・・・・・予想以上に・・・・怖いな(汗)

>今回はスコップは炸裂しませんでしたね(笑)
>しかし地雷踏みの天才、レイさんのこと。
>いまかいまかと口を開いて待ち構えられていることでしょう。

じ・・・・地雷踏みの天才(笑)
すごいです〜。レイさんにピッタリの称号ですね〜。

>それでは、このへんで。

読んでくださいまして、ありがとうございます。
とても丁寧な感想を頂きましたし。本当にありがとうございます。
お仕事、大変そうですね。
どうかご無理をなさらないでください。
悪質な風邪が流行って来ているようですので
お体にお気を付けて、お元気で。
では、失礼します。

トップに戻る
25832いろんな意味で炎が燃えてますね(汗)エモーション E-mail 2003/5/2 22:57:53
記事番号25821へのコメント

猫楽者さん、A様、N様、こんばんは。

13話、お待ちしていました♪

リナたちと再び行動するためにいらしたキズカさん♪
そして……炎の主神さま……どのような方かと思っていましたら……(笑)
本当に燃える男(笑)ですね。……ルークがいたら、意気投合しそうです。
テンションが高いので少々大変ですが、キズカさんにとって、良い影響を
与えてくださっている方だと思いました。
そして今回も……ゼロスって不幸! ですね(笑)


> 「別に、たいしたことはしてないよ。
>   アースが居るんじゃあ、小細工しても無駄だし
>   適当に選んだ“破蛇”に、目標を指示して、その後はどんな命令にも
>   従わないようにしただけ」
>薄笑いを浮かべつつ話すマステマ。

わざわざノマの村とセイルーン・シティを選び、あとはどんな命令にも
従わないようにする……充分すぎる小細工です(怒)
それも人の神経を逆なですることだけを主眼にしているのが……。
……悪気はなく楽しんでやっているのが分かるだけに、本当に性質が悪いです……。

> 「今、すぐに、こちらからの指示に従うようにしてもらおうか」
>マステマは、はあ〜っ、と、ワザとらしくため息をついてから返事をした。
> 「アース。君は人の言ったことを、ちゃんと聞いてないのかい。
>   どんな命令にも従わないようにしちゃったから、もう僕にも
>   元には戻せないのさ。いやぁ〜残念だねぇ〜」

破蛇は一回だけの使い切りなのでしょうか。……使った後ポンポンと
補充できるとしたらちょっと嫌ですね……。

>「君たちに、“破蛇”をどうにか出来るのかい。
>  赤の竜神は、既に無く。
>  魔王も1/7、しかもどうやら弱体化しているようだし
>  なすすべも無く、この世界が滅ぶのを
>  君たちが、どんな思いで見るのか。
>  特等席で眺めさせてもらおうか」

ああ、この人、どつきたい(怒)
なす術もなく自分の世界が滅んだの見て、知能も感情も麻痺しているんじゃあ……?

> 「俺達はマステマをどうにかする為に、この世界へ来たんだろう。
>   さっさと倒して、あとはキズカとふたり水入らずで、ラブラブな時間を楽しんだ方が・・・・・・」
> 「マステマの本体が、のこのこ出て来るわけないでしょう!
>   状況の確認もしないで、いきなり攻撃なんかしないように!!
>   そ・れ・に、誰と誰がラブラブなんですか。そおいう誤解を招くような発言はしないでください!?」
>エキサイトして、男の胸を両手で掴み、叫ぶキズカ。
>なんか・・・・しばらく会わない間に、性格変わってないか。
>ま・・・まあ、元気そうで、良かったけど。

キズカさん、クトゥヴァさんのご登場!!
本体ではないにしろ、この場にいる精神安静のためには、マステマさんへの
攻撃は有効でしたね(笑)
押して押して押しまくりなクトゥヴァさんと、言葉と態度で突っ込みをいれる
キズカさん。……いいコンビです(笑)

> 「AさまとNさまのご指示なんです。
>   赤の世界でマステマが騒動を起こしている、との情報を聞いて
>   私と、このクトゥヴァが派遣されてまいりました」
>男、クトゥヴァは、ちゃっかりとキズカの肩を右手で抱いて
> 「はじめまして、赤の世界の方々のことは我王Aさまから
>   いろいろと話を聞いて、とても興味があったんだ。
>   この世界が魔族に滅ぼされるか、それとも破壊神リナ・インバースに
>   壊滅させられるのか・・・・」
> 「ちょっと待てい!」

……ちゃっかり肩を抱く辺りがルークとの差ですね(笑)押しはこちらの方が
強そうです。
ところで、A様。いったいどんな風にリナのことをお話をしたのでしょう……(汗)

> 「クトゥヴァ、相変わらず口の利き方が、なってないわね」
>あまりと言えばあんまりな発言に、とりあえず突っ込む、あたしと
>肩を抱いていたクトゥヴァの右手を、叩きながら話すキズカ。

キズカさんも慣れてますね(笑)それなりに長い付き合いなのでしょうか。

>やはりそうか、邪神の一族の一大勢力。
>四大精霊のひとつ『炎』を司る、火の主神クトゥヴァ。その人が・・・・・目の前にいるらしい。
>
> 「マグマの中が騒がしいようだけどよ。
>   あの黒い蛇みたいのは、敵なのか。
>   もし敵なら、炎の精にでも相手させるかい」

さすがに炎の主神だけあって、こういうのはすぐに分かるんですね。
確かに、今回の件にはうってつけですね。

>炎の精。
>火の主神クトゥヴァに仕えている、知性を持つプラズマの集合体である。
>簡単に言ってしまえば、目と口を持った生きている炎。のようなもので
>一体々々は、それほど強大な力を持っているわけではないが
>何千何万という数で襲来されでもしたら、世界を焼き尽くすような大破壊をもたらすだろう。

……使い方では破蛇以上に凄いことになりますね。……破蛇は科学的に作られた
炎の精霊の人工Vrみたいなものでしょうか。

>「確かに炎の精なら、マグマの中でも戦えるけど・・・
>   勝手に攻撃なんか、しないでくださいね」
>今にも攻撃しそうなクトゥヴァに、すかさず釘を刺すキズカ。
> 「マステマが、なんかチョッカイだしてくる前に、カタをつけた方が良いんじゃないのか」
> 「あなたの場合、カタはついても、犠牲が大きくなりすぎるの。
>   お願いだから、もう少し自覚するとか。学習するとかしてね。
>   あの・・・リナさん。なんで笑ってるんですか?」
>マステマとの掛け合いをやめ、あたしに問い掛けるキズカ。
> 「えっ。いや〜あ。なんかお似合いのふたりだなあ〜。とか思ってね」

本当に良いコンビです。もしかしてN様がキズカさんを派遣した理由って、
赤の世界のことを知っているから、だけでなく、どうも即断即決即行動な
クトゥヴァさんにストップをかけられる、(A様、N様クラス以外で)
唯一の存在だからでは……と思いました(笑)

> 「そうか。そう思うか。あんた良いやつだなあ」
> 「リナさん!、たとえ冗談でもそんな恐ろしいこと言わないでください!!」
> 「聞いたかキズカ。お似合い♪だって。
>   この世界で結婚するのも良いかもナ」
> 「ちょっとおおおおおお。
>   なに勝手に人のこと抱きしめてるの〜。
>   かかかかかかか顔を近づけるんじゃないいいぃぃぃいぃぃ・・・」
>キズカを抱きしめ、顔を近づけているクトゥヴァ。
>真っ赤な顔で、クトゥヴァに抱かれたまま、じたばたしているキズカ。

えーっと……(汗)
キズカさん、嫌いではないけれど「少しは人の話を聞けー!!」という気分が
大きいでしょうね。……クトゥヴァさんはこれでも押さえているのでしょうけれど(笑)

>キズカ・・・・いろんな意味で・・・・・頑張ってね。

ガウリイは少しクトゥヴァさんを参考にしましょう♪(笑)

>涙目で呟くゼロスと、汗かきながら話す獣王。
>その隣で、涙しながら無言でうなづくレイさん。
>いつの間にか、マーフィンを盾にしている海王と傍にたたずむマーム。
>魔族には、このクトゥヴァのラブラブ攻撃は、かなりキツイようである。

人間のなら、まだ耐えられたのでしょうけれど、異世界のものとはいえ、
炎の主神のものでは……やっぱり、キツイんでしょうね……。このラブラブ漫才(笑)

> 「“破蛇”の目の前に、大きな魔力の塊を置いて
>   馬にニンジンみたいに、それでノマの村まで引っ張ってこれないかしら」
> 「それは、可能だと思いますが・・・・かなり無茶な方法ですよ」

……命令より食欲(笑)に忠実なんでしょうか……破蛇って……。
でもリナ達からすればその方が好都合ですよね。

> 「ゼロス」
> 「はい、獣王さま」
> 「おまえに、“破蛇”を誘導する役目を申し付ける」
> 「かしこまりました。・・・・って、えええええええええ!?」
> 「なにを驚く」
> 「無茶言わないでくださいいいぃぃいいぃ」

……ゼロス……(笑)
魔族としては当然なのでしょうけれど、ゼラス様のご命令には条件反射で
了承するんですね。

> 「ゼロス。大丈夫よ安心して、マーフィンも一緒だから」
>海王の一言を聞いて
> 「なおさら嫌ですううううううぅぅぅぅぅぅぅぅ」

……一応意見と希望(?)は述べてみる……ということでしょうか。
でもやっぱり不幸(笑)

> 「マー・フィ・ン・ち・ゃ〜ん。
>   あなたは、自分の行動に、きちんと責任とりましょ〜〜ねぇ〜」
>がくがくがく・・・・・・.海王はマーフィンを前後に揺さぶりながら話を続けている。
> 「ま・さ・か・・・・・・嫌だ。なんて言わないわよね〜〜ぇ」

ダルフィン様も……有無を言わせませんね……(滝汗)
マーフィンさんも貧乏くじ引いてます(汗)……ほとんどお仕置きに近いの
でしょうけれど。


>ようやく制御装置のお話・・・・・進んでいませんね(汗)
>
>読んでくださいまして、本当にありがとうございました。
>
>では、失礼します。

キズカさんとクトゥヴァさんのラブラブ漫才と、やはりどこまでも不幸が
オプションでついてくるゼロスに、思いっきり笑いました。
当人達にとっては「それなら代わってください」なのでしょうけれど。
(もちろん代わる気はないです(笑))

キズカさんとクトゥヴァさんが加わって、戦力もUP。
上手く破蛇たちを誘導できるでしょうか。
そして破蛇をどう始末するのでしょう。
マステマさん(本体)たちも、どう動くか気になります。

G・W……何だか家で転がってそうです(笑)←ただし、突発的に動く事が多い奴。
お互いゆっくりとお休み出来ると良いですね。

それでは、この辺で失礼いたします。続きを楽しみにしていますね。

トップに戻る
25836ゼロスさんたち・・・燃え尽きちゃわないと良いのですが(汗)猫楽者 E-mail 2003/5/3 03:58:43
記事番号25832へのコメント


>猫楽者さん、A様、N様、こんばんは。
>
>13話、お待ちしていました♪


こんばんは、エモーションさん。
お元気ですか、猫楽者です。

拙いお話を、いつも読んでくださって、ありがとうございます。
とても丁寧な感想を頂きまして、本当にありがとうございます。
5月の3連休が始まりますね。如何お過ごしですか。

キズカ:  はじめまして。こんばんは、エモーションさん。
       早いもので、もう5月。お元気ですか。Nさまの代理のキズカです。
       読んでくださいまして、ありがとうございます。
クトゥヴァ:  こんばんは。はじめまして、エモーションさん。
        キズカ命の熱く燃える男。クトゥヴァです。

あの・・・・AさんとNさんは・・・まだ?
キズカ:  AさまとNさまは・・・・・静養中・・・・・ですわ(汗)
クトゥヴァ:  ヨグ・ソトースのやつから連絡があったんだけど・・・・・
        AさまとNさま・・・・ボロボロだそうだ(滝汗)
        ナイのやつは・・・まだ戻って来てないらしいな(遠い目)

>リナたちと再び行動するためにいらしたキズカさん♪
>そして……炎の主神さま……どのような方かと思っていましたら……(笑)
>本当に燃える男(笑)ですね。……ルークがいたら、意気投合しそうです。
>テンションが高いので少々大変ですが、キズカさんにとって、良い影響を
>与えてくださっている方だと思いました。

ありがとうございます。
炎の主神さま・・・・何故か・・・・こおいう性格の方になってしまいました(笑)
そうですね。ルークさんとは親友になって『心の友』とか言い合いそうですね〜(笑)
キズカ:  エモーションさん。彼は明るい性格なんですけど・・・・・もう少し・・・・・
      慎重さとか、周りのこととか、人の目とか・・・・いろいろ考えて欲しいですわ(溜息)
クトゥヴァ:  男は度胸。こうと決めたら突っ走るのが俺のやり方なんだ。

>そして今回も……ゼロスって不幸! ですね(笑)

はい、いつも不幸な役を担当してもらってます(笑)
キズカ:  ゼロスさんの場合、不幸続きですわね〜(笑)
クトゥヴァ:  Aさまから聞いていた以上に・・・・この世界の魔族・・・・不幸なんだなあ(遠い目)

>> 「別に、たいしたことはしてないよ。
>>   アースが居るんじゃあ、小細工しても無駄だし
>>   適当に選んだ“破蛇”に、目標を指示して、その後はどんな命令にも
>>   従わないようにしただけ」
>>薄笑いを浮かべつつ話すマステマ。
>
>わざわざノマの村とセイルーン・シティを選び、あとはどんな命令にも
>従わないようにする……充分すぎる小細工です(怒)
>それも人の神経を逆なですることだけを主眼にしているのが……。
>……悪気はなく楽しんでやっているのが分かるだけに、本当に性質が悪いです……。

マステマ・・・・本当に・・・・性格悪いです・・・・(汗)
キズカ:  エモーションさんの仰るように、マステマは『楽しそう♪』とか、思いながら・・・・
       無茶なことしますから・・・・始末におえないですわね(溜息)
クトゥヴァ:  マステマか・・・・・こいつの場合、ほとんど愉快犯だからなあ。

>> 「今、すぐに、こちらからの指示に従うようにしてもらおうか」
>>マステマは、はあ〜っ、と、ワザとらしくため息をついてから返事をした。
>> 「アース。君は人の言ったことを、ちゃんと聞いてないのかい。
>>   どんな命令にも従わないようにしちゃったから、もう僕にも
>>   元には戻せないのさ。いやぁ〜残念だねぇ〜」
>
>破蛇は一回だけの使い切りなのでしょうか。……使った後ポンポンと
>補充できるとしたらちょっと嫌ですね……。

地上を目指している“破蛇”たちは、枝葉と言いますか(汗)
キズカ:  タコの足のようなものですので・・・・補充は出来てしまうと、思いますわ(汗)
クトゥヴァ:  “破蛇”の本体が、星の中心核にいるからなあ。

>>「君たちに、“破蛇”をどうにか出来るのかい。
>>  赤の竜神は、既に無く。
>>  魔王も1/7、しかもどうやら弱体化しているようだし
>>  なすすべも無く、この世界が滅ぶのを
>>  君たちが、どんな思いで見るのか。
>>  特等席で眺めさせてもらおうか」
>
>ああ、この人、どつきたい(怒)
>なす術もなく自分の世界が滅んだの見て、知能も感情も麻痺しているんじゃあ……?

マステマは、どこかがプチッと切れてしまっているのでしょうね(汗)
強硬派の中でも、恐れられ、持て余されていますから(汗)
キズカ:  マステマは・・・・他人の神経を逆撫でするのが・・・・大好きですものね(溜息)
クトゥヴァ:  臭い匂いは素から絶たなきゃダメ、なんだけどなあ。
         マステマの場合、本体が何処にいるのやら(溜息)

>> 「俺達はマステマをどうにかする為に、この世界へ来たんだろう。
>>   さっさと倒して、あとはキズカとふたり水入らずで、ラブラブな時間を楽しんだ方が・・・・・・」
>> 「マステマの本体が、のこのこ出て来るわけないでしょう!
>>   状況の確認もしないで、いきなり攻撃なんかしないように!!
>>   そ・れ・に、誰と誰がラブラブなんですか。そおいう誤解を招くような発言はしないでください!?」
>>エキサイトして、男の胸を両手で掴み、叫ぶキズカ。
>>なんか・・・・しばらく会わない間に、性格変わってないか。
>>ま・・・まあ、元気そうで、良かったけど。
>
>キズカさん、クトゥヴァさんのご登場!!

ありがとうございます。
キズカさん、登場しました・・・クトゥヴァ・・・登場してしまいました(笑)
キズカ:  エモーションさん。ありがとうございます。
クトゥヴァ:  一度、赤の世界へは来てみたかったんだ。
         キズカと一緒にナ。

>本体ではないにしろ、この場にいる精神安静のためには、マステマさんへの
>攻撃は有効でしたね(笑)

確かに・・・・リナさんがキレテ・・・・ドラ・スレで攻撃とかする前に
マステマに退場してもらった方が、良かったですね。
キズカ:  マステマは、一緒に居たいタイプじゃあないですからね。
クトゥヴァ:  マステマが居ると、どんなチョッカイ出してくるか・・・なにするか・・・わからないからな。
         俺は、ああいうやつは問答無用に燃やすことにしてるんだ。

>押して押して押しまくりなクトゥヴァさんと、言葉と態度で突っ込みをいれる
>キズカさん。……いいコンビです(笑)

ありがとうございます。何故か・・・・こおいうペアになってしまいました(笑)
キズカ:  ///いや・・・・・あの・・・・・/////
クトゥヴァ:  おおおおおお。いいコンビ!?あんた良い人だなあ(><)

>> 「AさまとNさまのご指示なんです。
>>   赤の世界でマステマが騒動を起こしている、との情報を聞いて
>>   私と、このクトゥヴァが派遣されてまいりました」
>>男、クトゥヴァは、ちゃっかりとキズカの肩を右手で抱いて
>> 「はじめまして、赤の世界の方々のことは我王Aさまから
>>   いろいろと話を聞いて、とても興味があったんだ。
>>   この世界が魔族に滅ぼされるか、それとも破壊神リナ・インバースに
>>   壊滅させられるのか・・・・」
>> 「ちょっと待てい!」
>
>……ちゃっかり肩を抱く辺りがルークとの差ですね(笑)押しはこちらの方が
>強そうです。
>ところで、A様。いったいどんな風にリナのことをお話をしたのでしょう……(汗)

クトゥヴァさん。押しの一手で、突き進んでますね(笑)
キズカ:  彼には・・・・なにを言っても無駄なようですから・・・
       Aさまが、配下の方々に・・・・どんな風に説明したのかは・・・・考えると怖いですわね(汗)
クトゥヴァ:  赤の世界で最強の人間だって・・・・いろんな話を聞かせてもらったなあ(笑)

>> 「クトゥヴァ、相変わらず口の利き方が、なってないわね」
>>あまりと言えばあんまりな発言に、とりあえず突っ込む、あたしと
>>肩を抱いていたクトゥヴァの右手を、叩きながら話すキズカ。
>
>キズカさんも慣れてますね(笑)それなりに長い付き合いなのでしょうか。

長い付き合いだと、思います(笑)
キズカ:  毎日々々・・・・こおですから・・・・いつの間にか・・・・慣れてしまいましたわ(笑)
クトゥヴァ:  千里の道も一歩から、継続は力なり、って言うからね。
         ここまで来るのに・・・・・ずい分・・・・苦労したからなあ(笑)

>>やはりそうか、邪神の一族の一大勢力。
>>四大精霊のひとつ『炎』を司る、火の主神クトゥヴァ。その人が・・・・・目の前にいるらしい。
>>
>> 「マグマの中が騒がしいようだけどよ。
>>   あの黒い蛇みたいのは、敵なのか。
>>   もし敵なら、炎の精にでも相手させるかい」
>
>さすがに炎の主神だけあって、こういうのはすぐに分かるんですね。
>確かに、今回の件にはうってつけですね。

炎に関してのエキスパートの方ですから、炎関連には敏感なのではないでしょうか(笑)
キズカ:  腕が良いのは認めますわ。
クトゥヴァ:  もちろん、こおいうのは得意だし。
         キズカの前で、ミスしたりするわけには行かないからな。

>>炎の精。
>>火の主神クトゥヴァに仕えている、知性を持つプラズマの集合体である。
>>簡単に言ってしまえば、目と口を持った生きている炎。のようなもので
>>一体々々は、それほど強大な力を持っているわけではないが
>>何千何万という数で襲来されでもしたら、世界を焼き尽くすような大破壊をもたらすだろう。
>
>……使い方では破蛇以上に凄いことになりますね。……破蛇は科学的に作られた
>炎の精霊の人工Vrみたいなものでしょうか。

炎の精霊さんには、暴れて欲しくは無いですね。
“破蛇”に関しては、仰るとおり、科学的に作られた炎の精霊のようなものです。
キズカ:  今、地上に向かってきているのは、触手のようなものでして。
クトゥヴァ:  本体は、この星の中心核で眠ってるんだが・・・・・
         下手に刺激すると、本体が目を覚ましかねないからなあ。

>>「確かに炎の精なら、マグマの中でも戦えるけど・・・
>>   勝手に攻撃なんか、しないでくださいね」
>>今にも攻撃しそうなクトゥヴァに、すかさず釘を刺すキズカ。
>> 「マステマが、なんかチョッカイだしてくる前に、カタをつけた方が良いんじゃないのか」
>> 「あなたの場合、カタはついても、犠牲が大きくなりすぎるの。
>>   お願いだから、もう少し自覚するとか。学習するとかしてね。
>>   あの・・・リナさん。なんで笑ってるんですか?」
>>マステマとの掛け合いをやめ、あたしに問い掛けるキズカ。
>> 「えっ。いや〜あ。なんかお似合いのふたりだなあ〜。とか思ってね」
>
>本当に良いコンビです。もしかしてN様がキズカさんを派遣した理由って、
>赤の世界のことを知っているから、だけでなく、どうも即断即決即行動な
>クトゥヴァさんにストップをかけられる、(A様、N様クラス以外で)
>唯一の存在だからでは……と思いました(笑)

クトゥヴァさんをコントロールするのは、ある意味キズカさんが一番です(笑)
キズカ:  彼は、頭ごなしに力で言うことを聞かせようとしても、無駄ですから。
クトゥヴァ:  そうだなあ。俺が素直に指示に従うのは
         キズカとAさま、Nさまくらいだなあ。
         ナイのやつがなんか言おうものなら、即戦闘になっちまうしなあ。

>> 「そうか。そう思うか。あんた良いやつだなあ」
>> 「リナさん!、たとえ冗談でもそんな恐ろしいこと言わないでください!!」
>> 「聞いたかキズカ。お似合い♪だって。
>>   この世界で結婚するのも良いかもナ」
>> 「ちょっとおおおおおお。
>>   なに勝手に人のこと抱きしめてるの〜。
>>   かかかかかかか顔を近づけるんじゃないいいぃぃぃいぃぃ・・・」
>>キズカを抱きしめ、顔を近づけているクトゥヴァ。
>>真っ赤な顔で、クトゥヴァに抱かれたまま、じたばたしているキズカ。
>
>えーっと……(汗)
>キズカさん、嫌いではないけれど「少しは人の話を聞けー!!」という気分が
>大きいでしょうね。……クトゥヴァさんはこれでも押さえているのでしょうけれど(笑)

キズカさんも、クトゥヴァさんのことは意識しているのだと思います(笑)
キズカ:  本当に・・・・もう少し・・・・人の目とか、時と場所とか・・・・常識で考えて欲しいですわ(溜息)
クトゥヴァ:  おさえてる。おさえてるんだけどなあ。
         愛しいキズカを出来ればずっと・・・・・この胸に抱きしめて生きて行きたいんだけどな。

>>キズカ・・・・いろんな意味で・・・・・頑張ってね。
>
>ガウリイは少しクトゥヴァさんを参考にしましょう♪(笑)

ガウリイさんが、同じことしたら・・・・・やはり攻撃呪文の嵐を食らってしまうのでしょうか?
キズカ:  ガウリイさんとリナさんの仲は・・・・なかなか進展しないですわね(溜息)
クトゥヴァ:  リナ・インバースの、あのお姉ちゃんと母親は、ガウリイのことを認めてるんだろう。
         それで、なんで進展しないのかねえ。
クトゥヴァさん・・・・男が全て貴方のような方だったら・・・・・それはそれで問題あり・・・のような気がするんですけど(汗)

>>涙目で呟くゼロスと、汗かきながら話す獣王。
>>その隣で、涙しながら無言でうなづくレイさん。
>>いつの間にか、マーフィンを盾にしている海王と傍にたたずむマーム。
>>魔族には、このクトゥヴァのラブラブ攻撃は、かなりキツイようである。
>
>人間のなら、まだ耐えられたのでしょうけれど、異世界のものとはいえ、
>炎の主神のものでは……やっぱり、キツイんでしょうね……。このラブラブ漫才(笑)

魔族の方々には、辛い状態でしたね(笑)
キズカ:  クトゥヴァも邪神なのに・・・・・自分でダメージ受けたりしないのかしら?
クトゥヴァ:  ダメージ受けるわけ無いだろう。
         キズカと一緒に居るとき♪が、人生(?)で最良の時間なんだから♪

>> 「“破蛇”の目の前に、大きな魔力の塊を置いて
>>   馬にニンジンみたいに、それでノマの村まで引っ張ってこれないかしら」
>> 「それは、可能だと思いますが・・・・かなり無茶な方法ですよ」
>
>……命令より食欲(笑)に忠実なんでしょうか……破蛇って……。
>でもリナ達からすればその方が好都合ですよね。

炎の精霊で誘導するパターンも一応考えまして・・・・・ある程度書いてみたのですが(汗)
ふと・・・・気付くと・・・・地上・・・物凄いことになってしまいましたので・・・・。
別の方法を考えてみました(まて)
キズカ:  元々、地上を目指している“破蛇”たちは、触手のようなものですので
クトゥヴァ:  食欲優先(笑)と、思っていただければ幸いです(汗)

>> 「ゼロス」
>> 「はい、獣王さま」
>> 「おまえに、“破蛇”を誘導する役目を申し付ける」
>> 「かしこまりました。・・・・って、えええええええええ!?」
>> 「なにを驚く」
>> 「無茶言わないでくださいいいぃぃいいぃ」
>
>……ゼロス……(笑)
>魔族としては当然なのでしょうけれど、ゼラス様のご命令には条件反射で
>了承するんですね。

軍隊のような縦社会だと思いますので、上司の方の命には
条件反射で、うなづいてしまうのでは、ないでしょうか(笑)
キズカ:  魔族社会も、いろいろと大変なんですわね。
クトゥヴァ:  まあ、獣神官なら大丈夫なんじゃあないかい(たぶん)

>> 「ゼロス。大丈夫よ安心して、マーフィンも一緒だから」
>>海王の一言を聞いて
>> 「なおさら嫌ですううううううぅぅぅぅぅぅぅぅ」
>
>……一応意見と希望(?)は述べてみる……ということでしょうか。
>でもやっぱり不幸(笑)

不幸ですね〜。マーフィンさんと一緒ですし♪
ゼロス: マーフィンさん。縛り付けてでもおかないと・・・・・
      ぜ〜ったい・・・・・途中で・・・・どっか行っちゃいますううううぅぅぅううぅぅ(泣)
キズカ:  大変ねえ。でも獣王さまのご命令は、絶対なのでしょう。
クトゥヴァ:  別に、死んで来いとは言われて無いし・・・・・まあ頑張れや。
ゼロス: しくしく・・・・どおして・・・・いつも、こおなるんですかあ(滝涙)

>> 「マー・フィ・ン・ち・ゃ〜ん。
>>   あなたは、自分の行動に、きちんと責任とりましょ〜〜ねぇ〜」
>>がくがくがく・・・・・・.海王はマーフィンを前後に揺さぶりながら話を続けている。
>> 「ま・さ・か・・・・・・嫌だ。なんて言わないわよね〜〜ぇ」
>
>ダルフィン様も……有無を言わせませんね……(滝汗)
>マーフィンさんも貧乏くじ引いてます(汗)……ほとんどお仕置きに近いの
>でしょうけれど。

海王さま・・・・容赦しない方ですね(笑)
キズカ:  マーフィンさん・・・・・海王さまのご命令・・・素直に従った方が良いようですわね(汗)
クトゥヴァ:  海王さん・・・・・Nさんと同じくらい・・・・・怖いな(汗)

>キズカさんとクトゥヴァさんのラブラブ漫才と、やはりどこまでも不幸が
>オプションでついてくるゼロスに、思いっきり笑いました。
>当人達にとっては「それなら代わってください」なのでしょうけれど。
>(もちろん代わる気はないです(笑))

ありがとうございます。
キズカさんとクトゥヴァさん・・・・・今後、どうなってしまうのでしょうか(笑)
ゼロスさんは、毎回・・・不幸になってしまうようです(笑)
自分も・・・・代わりになるのは・・・・勘弁してもらいたいです(笑)

>キズカさんとクトゥヴァさんが加わって、戦力もUP。
>上手く破蛇たちを誘導できるでしょうか。

ゼロスさん、マーフィンさんと忠誠心旺盛なマームさんに
頑張って誘導していただく予定です。

>そして破蛇をどう始末するのでしょう。

破蛇・・・・どうしましょうか(まて)
方法を考えて、ある程度打ち込んでもいるのですが・・・・うまくまとまるのでしょうか(だから、まて)

>マステマさん(本体)たちも、どう動くか気になります。

マステマさん・・・・またで出来そうです。
すぐに暴走するので・・・・・振り回されてしまっています(汗)

>G・W……何だか家で転がってそうです(笑)←ただし、突発的に動く事が多い奴。
>お互いゆっくりとお休み出来ると良いですね。

ありがとうございます。
一応、今日からの3連休は休めることになりました。
掃除して、買い物に行って、後はのんびりゆっくり家族と過ごす予定です。

>それでは、この辺で失礼いたします。続きを楽しみにしていますね。

いつもお優しい御言葉をありがとうございます(涙)
読んでくださいまして、ありがとうございます。
毎回、とても丁寧な感想を頂きまして、本当にありがとうございます。

また風邪が流行りだしたようですので
お体にお気を付けて、お元気で。
では、失礼します。

トップに戻る
25885Re:眠りし者(第十三話)キツネノテブクロ 2003/5/6 15:46:50
記事番号25821へのコメント

こんにちは、キツネノテブクロです。

玻璃:ども・・・って、何処へ行こうとしている?

いや、だって、何でラダ氏じゃなくて、玻璃なんだよおおおお(滝涙)

玻璃:要らぬ事を言わねば良い。
そうすれば長生きできよう。

うううう、レスいきます(TT)


> 「アースさま。8体の“破蛇”が地上に向かっています。
>   4体はノマの村の周辺、残りの4体はセイルーンシティを目指しています」
>セイルーンシティ、それにノマの村の周りを目指している。
>制御不能の暴走状態というよりも、あらかじめ目標を指定されていて
>アースさんからの指示を無視しているのだろうか。
> 「セイルーンシティを目指しているんですか」
>震える声で、呟いたのはアメリア。
>流石に、顔色が蒼白になっているアメリアの肩を、後ろからゼルがそっと支えている。

アメリア大丈夫かな?
それにしても不幸な都市ですね、セイルーンて・・・

玻璃:目標が決まっていると言うことは、暴走直後に破蛇とやらをコントロールした者が居ると言う事だろう。


> 「なにか用かい」
>ガウリイが、部屋の入り口の方を見ながら声を掛けると
> 「大変だねえ♪」
>楽しそうに呟く声と共に、満面の笑みを浮かべたマステマが部屋に入って来た。

玻璃:この者、マステマとやら殺してよいか?

いきなり物騒なこと言うなって;;

玻璃:諸悪の根源は絶つべきであろう。

ラダ氏の違って、玻璃の場合はほんとにやるから・・・・同じ人物なのになんでこうも性格が違うかなあ・・・(泣)


> 「マステマ。なにをした」
>低くきしむような声で問い掛ける、アースさん。
>マステマは、ひょい、と肩をすくめて
> 「別に、たいしたことはしてないよ。
>   アースが居るんじゃあ、小細工しても無駄だし
>   適当に選んだ“破蛇”に、目標を指示して、その後はどんな命令にも
>   従わないようにしただけ」
>薄笑いを浮かべつつ話すマステマ。

嫌な奴ですなあ・・・・マステマ。
どんな命令も従わないって・・・・

玻璃:マステマとやらのやった事は、小細工と言わんか?
やはり殺した方が・・・・

だから怖い事言うなあああ!!


> 「今、すぐに、こちらからの指示に従うようにしてもらおうか」
>マステマは、はあ〜っ、と、ワザとらしくため息をついてから返事をした。
> 「アース。君は人の言ったことを、ちゃんと聞いてないのかい。
>   どんな命令にも従わないようにしちゃったから、もう僕にも
>   元には戻せないのさ。いやぁ〜残念だねぇ〜」

楽しそうに言っといて、何が残念じゃ!!

玻璃:叫ぶな、騒々しい。
こちらに住まう方々の許可さえあらば、塵も残さず消し去るが?

また怖いこと言ってるし・・・


>ガウリイは、部屋の入り口を見たまま、ブラストソードの柄に手を掛けた。
>あたしも釣られて、入り口の方をみると
> 「もう、あきらめちゃったら。
>   ここにいれば安全なんだから、他の奴らが死のうが生きようが
>   君たちには、な〜んの関係もないし。
>   めったに見られないような面白いショーを、楽しめば良いじゃないか」
>無傷のマステマが、喋りながら部屋に入って来た。

玻璃:俺が貴様を使ってめったに見られぬショーをやって見せようか?

> 「この人・・・・・たしかアースさんに倒されたんじゃ・・・・」
> 「村の入り口にいた、あの番人は自分の使っていた剣から、体を再生させていたな。
>   こいつも、似たような手を使ったんだろう」
>動揺するアメリアを、安心させるかのようにゆっくりと話すゼル。
> 「正解。正解。
>   頭の良い子は嫌いじゃあないよ」
>おどけた調子で、パチパチと手まで叩きながら話すマステマ。

出来ればどっか行って欲しいですね、とて生物に思えませんね。
ここまでやられると。


>あたしたちの顔をゆっくりと眺めながら、マステマは話を続けた。
>「君たちに、“破蛇”をどうにか出来るのかい。
>  赤の竜神は、既に無く。
>  魔王も1/7、しかもどうやら弱体化しているようだし
>  なすすべも無く、この世界が滅ぶのを
>  君たちが、どんな思いで見るのか。
>  特等席で眺めさせてもらおうか」

玻璃ぃ、こちらの方々が許してくれたら、マステマにそれこそ地獄を見せたって。

玻璃:良かろう。(満面の笑み)
この者は気に入らぬ、地獄を見せよう。


>マステマが蒼い炎に包まれ崩れ落ち、炎が消えたその後には灰すらも残らなかった。
>いつの間にか、部屋の入り口にひとりの男が立っていた。
>赤い髪に赤い瞳を持った青年。
>すっきりとした顔立ち、ハンサムと言うかどうかは個人の好みによるだろうけど
>その瞳に宿した強い輝きは、ごく普通のハンサムさんでは無いようだ。
>赤い色の軽装鎧に身を包み。左腰には一振りの剣。

味方かな?

玻璃:のようだが。
炎を使うのか?


> 「意外とモロイ奴だなあ」
>男は、灰も残さず燃えてしまったマステマの方を見て呟いた。
> 「こらっ!」
>バギャ!
>声と共に後頭部を黒い棒で強打され、声も上げずに倒れる男。
>
>この声。そして、あの黒い棒は・・・・。
>
> 「いててて、キズカ〜。いきなりなにするんだよ」
>後頭部を左手でさすりながら、身を起こす男。
> 「それはこっちの台詞です」
>そう言いながら、部屋へと入って来たのはキズカ。
> 「俺達はマステマをどうにかする為に、この世界へ来たんだろう。
>   さっさと倒して、あとはキズカとふたり水入らずで、ラブラブな時間を楽しんだ方が・・・・・・」
> 「マステマの本体が、のこのこ出て来るわけないでしょう!
>   状況の確認もしないで、いきなり攻撃なんかしないように!!
>   そ・れ・に、誰と誰がラブラブなんですか。そおいう誤解を招くような発言はしないでください!?」
>エキサイトして、男の胸を両手で掴み、叫ぶキズカ。
>なんか・・・・しばらく会わない間に、性格変わってないか。
>ま・・・まあ、元気そうで、良かったけど。

キズカさん、元気そうですね。

玻璃:気の強い者のようだが?

だね。
この方も辛い過去があるし、元気なのは良いことだよ。


> 「キズカ、久しぶりね」
> 「リナさん。皆さん。お久しぶりです」
>男の胸から手を離して、あたしの方へと歩いてくるキズカ。
> 「ところで、どうしてこの世界へ。
>   なんかマステマの事、知ってたみたいだけど」
> 「AさまとNさまのご指示なんです。
>   赤の世界でマステマが騒動を起こしている、との情報を聞いて
>   私と、このクトゥヴァが派遣されてまいりました」
>男、クトゥヴァは、ちゃっかりとキズカの肩を右手で抱いて
> 「はじめまして、赤の世界の方々のことは我王Aさまから
>   いろいろと話を聞いて、とても興味があったんだ。
>   この世界が魔族に滅ぼされるか、それとも破壊神リナ・インバースに
>   壊滅させられるのか・・・・」
> 「ちょっと待てい!」
> 「クトゥヴァ、相変わらず口の利き方が、なってないわね」
>あまりと言えばあんまりな発言に、とりあえず突っ込む、あたしと
>肩を抱いていたクトゥヴァの右手を、叩きながら話すキズカ。

リナが破壊神・・・・余り間違ってないような・・・・・・

玻璃:・・・・・

何で黙ってんだよ;;

玻璃:俺に火の粉を飛ばすなよ。

・・・・・(汗)


> 「マステマが、なんかチョッカイだしてくる前に、カタをつけた方が良いんじゃないのか」
> 「あなたの場合、カタはついても、犠牲が大きくなりすぎるの。
>   お願いだから、もう少し自覚するとか。学習するとかしてね。
>   あの・・・リナさん。なんで笑ってるんですか?」
>マステマとの掛け合いをやめ、あたしに問い掛けるキズカ。
> 「えっ。いや〜あ。なんかお似合いのふたりだなあ〜。とか思ってね」
> 「そうか。そう思うか。あんた良いやつだなあ」
> 「リナさん!、たとえ冗談でもそんな恐ろしいこと言わないでください!!」
> 「聞いたかキズカ。お似合い♪だって。
>   この世界で結婚するのも良いかもナ」
> 「ちょっとおおおおおお。
>   なに勝手に人のこと抱きしめてるの〜。
>   かかかかかかか顔を近づけるんじゃないいいぃぃぃいぃぃ・・・」
>キズカを抱きしめ、顔を近づけているクトゥヴァ。
>真っ赤な顔で、クトゥヴァに抱かれたまま、じたばたしているキズカ。
>う〜ん。キズカも大変だなあ。
>お相手は、まあ美形さんなんだけど・・・・・性格が・・・あれじゃあ・・・・
>キズカ・・・・いろんな意味で・・・・・頑張ってね。

キズカさん、頑張れ。
そしてガウリイ、お前もこのぐらいやれ。

玻璃:煽ってどうする。
放っておいても、あの二人は一緒になろう。

玻璃のほうが、親父くさい喋り方だな・・・・


> 「“破蛇”の目の前に、大きな魔力の塊を置いて
>   馬にニンジンみたいに、それでノマの村まで引っ張ってこれないかしら」
> 「それは、可能だと思いますが・・・・かなり無茶な方法ですよ」
>無茶だろうがなんだろうが、レイさんが出きる、と言ってくれたんなら
>実行あるのみ。
> 「少々無茶でも、やるしかないでしょう。
>   で、誰が誘導係になるのかしら」
> 「ゼロス」
> 「はい、獣王さま」
> 「おまえに、“破蛇”を誘導する役目を申し付ける」
> 「かしこまりました。・・・・って、えええええええええ!?」
> 「なにを驚く」
> 「無茶言わないでくださいいいぃぃいいぃ」
> 「ゼロス。大丈夫よ安心して、マーフィンも一緒だから」
>海王の一言を聞いて
> 「なおさら嫌ですううううううぅぅぅぅぅぅぅぅ」
> 「か・・・・・海王さま。どうして私まで」
>泣き喚くゼロスと、驚き叫ぶマーフィン。

ゼロス、線香ぐらいはあげてあげる、多分。

玻璃:線香だけか?

なに、花もいるかな?

玻璃:・・・・


>海王は、がしぃっ、とマーフィンの両肩をつかんで、微笑みながら話出した。
> 「マー・フィ・ン・ち・ゃ〜ん。
>   あなたは、自分の行動に、きちんと責任とりましょ〜〜ねぇ〜」
>がくがくがく・・・・・・.海王はマーフィンを前後に揺さぶりながら話を続けている。
> 「ま・さ・か・・・・・・嫌だ。なんて言わないわよね〜〜ぇ」
>
> 「ダルフィン、マーフィン泡吹いてるぞ」
> 「あら、わたくしとしたことが・・・・・マーフィンちゃんたらヤワなんだから、おほほほほほ」
>獣王の指摘に、やっと揺さぶり攻撃をやめる海王。

親と上司は選べんから・・・・

玻璃:選べるものなら、普通の人間として生まれたかった・・・・

って、暗くならないでよ(汗)


>ここまで読んでくださった、心優しい方、ありがとうございます。
>
>ようやく制御装置のお話・・・・・進んでいませんね(汗)
>
>読んでくださいまして、本当にありがとうございました。
>
>では、失礼します。

相変わらずゼロスが不幸で、魔族の方々も苦労してますね。
キズカさんにひたすら、らぶらぶ光線放ってるクトゥヴァさんが報われる日が来るのか(笑)
続きが気になりつつも、このへんで。
失礼します。




トップに戻る
25890マステマ・・・壊れてますね(汗)猫楽者 E-mail 2003/5/7 02:02:07
記事番号25885へのコメント

>こんにちは、キツネノテブクロです。

こんばんは、キツネノテブクロさん。
お元気ですか、猫楽者です。

いつも読んでくださって、ありがとうございます。
とても丁寧な感想を頂きまして、本当にありがとうございます。
5月の3連休が終わりましたね。如何お過ごしですか。

キズカ:  はじめまして。こんばんは、キツネノテブクロさん。
       もう5月、すぐに夏になりそうですね。お元気ですか。キズカです。
       読んでくださいまして、ありがとうございます。
クトゥヴァ:  こんばんは。はじめまして、キツネノテブクロさん。
        キズカの為なら、何でもする燃える男。クトゥヴァです。

あの・・・・AさんとNさんは・・・元気になりましたか?
キズカ:  AさまとNさまは・・・・・リハビリ・・・・・だそうです(汗)
クトゥヴァ:  リハビリねえ〜。あのふたりのことだから・・・・・
        また、いちゃいちゃしてんじゃないのか。
        ナイのやつは・・・このまま返ってこない・・・・・かもな(遠い目)

>玻璃:ども・・・って、何処へ行こうとしている?
>
>いや、だって、何でラダ氏じゃなくて、玻璃なんだよおおおお(滝涙)
>
>玻璃:要らぬ事を言わねば良い。
>そうすれば長生きできよう。
>
>うううう、レスいきます(TT)

こんばんは、はじめまして、玻璃さん。
お元気ですか、猫楽者です。
読んでくださって、ありがとうございます。
『――硝子―― 零れ落ちた沙』の世界から、お越しくださったのですね。

キズカ:  はじめまして。こんばんは、玻璃さん。
       丁寧に、ありがとうございます。
クトゥヴァ:  こんばんは。はじめまして、玻璃さん。
        これからも、よろしく。

>> 「アースさま。8体の“破蛇”が地上に向かっています。
>>   4体はノマの村の周辺、残りの4体はセイルーンシティを目指しています」
>>セイルーンシティ、それにノマの村の周りを目指している。
>>制御不能の暴走状態というよりも、あらかじめ目標を指定されていて
>>アースさんからの指示を無視しているのだろうか。
>> 「セイルーンシティを目指しているんですか」
>>震える声で、呟いたのはアメリア。
>>流石に、顔色が蒼白になっているアメリアの肩を、後ろからゼルがそっと支えている。
>
>アメリア大丈夫かな?
>それにしても不幸な都市ですね、セイルーンて・・・
>
>玻璃:目標が決まっていると言うことは、暴走直後に破蛇とやらをコントロールした者が居ると言う事だろう。

アメリアさん、思わぬ事態に倒れる寸前です。
“破蛇”の暴走を利用して、マステマが悪さをしました。
キズカ:  マステマに、“破蛇”の制御装置を使われてしまったのが・・・・痛いですわね。
クトゥヴァ:  いざとなったら、俺が“破蛇”を焼き尽くしてもいいんだけどな・・・・
         そうなると地上の被害が出て・・・・・キズカに怒られるしなぁ。

>> 「なにか用かい」
>>ガウリイが、部屋の入り口の方を見ながら声を掛けると
>> 「大変だねえ♪」
>>楽しそうに呟く声と共に、満面の笑みを浮かべたマステマが部屋に入って来た。
>
>玻璃:この者、マステマとやら殺してよいか?
>
>いきなり物騒なこと言うなって;;
>
>玻璃:諸悪の根源は絶つべきであろう。
>
>ラダ氏の違って、玻璃の場合はほんとにやるから・・・・同じ人物なのになんでこうも性格が違うかなあ・・・(泣)

マステマさんは、何処かの次元の何処かの世界にいる“本体”を叩かないと・・・・ポコポコ竹の子みたいに
出てきたりします(汗)
キズカ:  この世界の平和の為には、マステマに、退場してもらった方が良いみたいですわね。
クトゥヴァ:  気が合うねえ玻璃さん。
         やっぱり『もとを絶つべき』だと、そう思うよな。
玻璃さんは、マイアさんと出会う前の・・・・・お名前ですよね(汗)
と、いうことは・・・・・・マステマ・・・・迷わず成仏してね(合掌)

>>マステマは、ひょい、と肩をすくめて
>> 「別に、たいしたことはしてないよ。
>>   アースが居るんじゃあ、小細工しても無駄だし
>>   適当に選んだ“破蛇”に、目標を指示して、その後はどんな命令にも
>>   従わないようにしただけ」
>>薄笑いを浮かべつつ話すマステマ。
>
>嫌な奴ですなあ・・・・マステマ。
>どんな命令も従わないって・・・・
>
>玻璃:マステマとやらのやった事は、小細工と言わんか?
>やはり殺した方が・・・・
>
>だから怖い事言うなあああ!!

嫌なやつです。マステマの行動基準は、『面白そう』と思ったことは
たとえどんなことでも、やる。
その為に、どれほどの被害が出ようとも・・・・気にしないですから(汗)
キズカ:  マステマ・・・・・とこで、どうなったら・・・・・こんな性格になるのかしら(溜息)
クトゥヴァ:  さあな。でもよ。
         どんなやつだろうと、『敵』なんだから、倒しちまえば良いのさ。

>> 「今、すぐに、こちらからの指示に従うようにしてもらおうか」
>>マステマは、はあ〜っ、と、ワザとらしくため息をついてから返事をした。
>> 「アース。君は人の言ったことを、ちゃんと聞いてないのかい。
>>   どんな命令にも従わないようにしちゃったから、もう僕にも
>>   元には戻せないのさ。いやぁ〜残念だねぇ〜」
>
>楽しそうに言っといて、何が残念じゃ!!
>
>玻璃:叫ぶな、騒々しい。
>こちらに住まう方々の許可さえあらば、塵も残さず消し去るが?
>
>また怖いこと言ってるし・・・

マステマ。楽しんでます。
自分の小細工に振り回される人達の姿を見て・・・・・悪質ですね(汗)
キズカ:  玻璃さんが味方になってくださるのなら、とても心強いですわ。
クトゥヴァ:  マステマの始末を手伝ってくれるかい。
         それは良いけど、キズカにチョッカイ出すなよ。
玻璃さん。クトゥヴァさん・・・・口は悪いですけど・・・・感謝していますので(汗)
どうか・・・・クトゥヴァさんと乱闘とか・・・・しないでくださいね(滝汗)

>>ガウリイは、部屋の入り口を見たまま、ブラストソードの柄に手を掛けた。
>>あたしも釣られて、入り口の方をみると
>> 「もう、あきらめちゃったら。
>>   ここにいれば安全なんだから、他の奴らが死のうが生きようが
>>   君たちには、な〜んの関係もないし。
>>   めったに見られないような面白いショーを、楽しめば良いじゃないか」
>>無傷のマステマが、喋りながら部屋に入って来た。
>
>玻璃:俺が貴様を使ってめったに見られぬショーをやって見せようか?

マステマは、愉快犯として楽しんでますね(汗)
キズカ:  この調子で、引っ掻き回すの・・・・マステマは大好きですからね。
クトゥヴァ:  玻璃さんよ。ショーのときには、俺達『火』の一族の総力をあげて
         手伝うから、ぜひ読んでくれよな。

>> 「この人・・・・・たしかアースさんに倒されたんじゃ・・・・」
>> 「村の入り口にいた、あの番人は自分の使っていた剣から、体を再生させていたな。
>>   こいつも、似たような手を使ったんだろう」
>>動揺するアメリアを、安心させるかのようにゆっくりと話すゼル。
>> 「正解。正解。
>>   頭の良い子は嫌いじゃあないよ」
>>おどけた調子で、パチパチと手まで叩きながら話すマステマ。
>
>出来ればどっか行って欲しいですね、とて生物に思えませんね。
>ここまでやられると。

性格が悪いくせに、用心深いマステマは、あらかじめ自分の欠片を
様々な次元の色々な世界へ、ばら撒いていたりします(汗)
キズカ:  欠片は全て、マステマと名乗っていますが・・・・
クトゥヴァ:  この世界に、どれほどの数が入り込んでいるのやら
         下手したら、旅団規模で活動してるかもしれないしな。

>>あたしたちの顔をゆっくりと眺めながら、マステマは話を続けた。
>>「君たちに、“破蛇”をどうにか出来るのかい。
>>  赤の竜神は、既に無く。
>>  魔王も1/7、しかもどうやら弱体化しているようだし
>>  なすすべも無く、この世界が滅ぶのを
>>  君たちが、どんな思いで見るのか。
>>  特等席で眺めさせてもらおうか」
>
>玻璃ぃ、こちらの方々が許してくれたら、マステマにそれこそ地獄を見せたって。
>
>玻璃:良かろう。(満面の笑み)
>この者は気に入らぬ、地獄を見せよう。

マステマ・・・・壊れてるなあ(汗)
キズカ:  猫楽者も・・・・壊れてるけど・・・・マステマはそれ以上ね(溜息)
クトゥヴァ:  玻璃さんよ。マステマの本体をぶっ潰すときには、声を掛けるから
         手加減無しで、蒸発させちまってくれて良いぜ。
あの・・・キズカさん・・・・多少・・・自覚してるだけに・・・・反論できないのが・・・悲しいんですけど(泣)

>>マステマが蒼い炎に包まれ崩れ落ち、炎が消えたその後には灰すらも残らなかった。
>>いつの間にか、部屋の入り口にひとりの男が立っていた。
>>赤い髪に赤い瞳を持った青年。
>>すっきりとした顔立ち、ハンサムと言うかどうかは個人の好みによるだろうけど
>>その瞳に宿した強い輝きは、ごく普通のハンサムさんでは無いようだ。
>>赤い色の軽装鎧に身を包み。左腰には一振りの剣。
>
>味方かな?
>
>玻璃:のようだが。
>炎を使うのか?

邪神の『火』の主神。クトゥヴァさんです。
性格は・・・・・出来れば・・・・あまり深く考えないで・・・・頂ければ幸いです(汗)
クトゥヴァ:  ん〜〜?猫楽者。ど〜いう意味かな(目の笑っていない笑顔)
ああああああ、ごめんなさい。謝ります〜。
だから、その手の炎の塊・・・・消してくださいいいいぃぃいいぃぃぃ(泣)
キズカ:  クトゥヴァ。猫楽者を燃やしても、有毒ガスが出るだけ。
       迷惑だから、止めてね。

>> 「意外とモロイ奴だなあ」
>>男は、灰も残さず燃えてしまったマステマの方を見て呟いた。
>> 「こらっ!」
>>バギャ!
>>声と共に後頭部を黒い棒で強打され、声も上げずに倒れる男。
>>
>>この声。そして、あの黒い棒は・・・・。
>>
>> 「いててて、キズカ〜。いきなりなにするんだよ」
>>後頭部を左手でさすりながら、身を起こす男。
>> 「それはこっちの台詞です」
>>そう言いながら、部屋へと入って来たのはキズカ。
>> 「俺達はマステマをどうにかする為に、この世界へ来たんだろう。
>>   さっさと倒して、あとはキズカとふたり水入らずで、ラブラブな時間を楽しんだ方が・・・・・・」
>> 「マステマの本体が、のこのこ出て来るわけないでしょう!
>>   状況の確認もしないで、いきなり攻撃なんかしないように!!
>>   そ・れ・に、誰と誰がラブラブなんですか。そおいう誤解を招くような発言はしないでください!?」
>>エキサイトして、男の胸を両手で掴み、叫ぶキズカ。
>>なんか・・・・しばらく会わない間に、性格変わってないか。
>>ま・・・まあ、元気そうで、良かったけど。
>
>キズカさん、元気そうですね。
>
>玻璃:気の強い者のようだが?
>
>だね。
>この方も辛い過去があるし、元気なのは良いことだよ。

ありがとうございます。
キズカさん、登場いたしました(笑)
キズカ:  ありがとうございます。おかげさまで元気でおります(礼)
クトゥヴァ:  キズカは気の強いところも、魅力的なんだよな〜(笑)

>> 「キズカ、久しぶりね」
>> 「リナさん。皆さん。お久しぶりです」
>>男の胸から手を離して、あたしの方へと歩いてくるキズカ。
>> 「ところで、どうしてこの世界へ。
>>   なんかマステマの事、知ってたみたいだけど」
>> 「AさまとNさまのご指示なんです。
>>   赤の世界でマステマが騒動を起こしている、との情報を聞いて
>>   私と、このクトゥヴァが派遣されてまいりました」
>>男、クトゥヴァは、ちゃっかりとキズカの肩を右手で抱いて
>> 「はじめまして、赤の世界の方々のことは我王Aさまから
>>   いろいろと話を聞いて、とても興味があったんだ。
>>   この世界が魔族に滅ぼされるか、それとも破壊神リナ・インバースに
>>   壊滅させられるのか・・・・」
>> 「ちょっと待てい!」
>> 「クトゥヴァ、相変わらず口の利き方が、なってないわね」
>>あまりと言えばあんまりな発言に、とりあえず突っ込む、あたしと
>>肩を抱いていたクトゥヴァの右手を、叩きながら話すキズカ。
>
>リナが破壊神・・・・余り間違ってないような・・・・・・
>
>玻璃:・・・・・
>
>何で黙ってんだよ;;
>
>玻璃:俺に火の粉を飛ばすなよ。
>
>・・・・・(汗)

間違っては・・・・いないかも・・・・しれませんが・・・・クトゥヴァさん良い度胸してますね(汗)
キズカ:  本当に(溜息)、もう少しマトモな口のきき方・・・・して欲しいですわ。
クトゥヴァ:  俺、なにか間違ったこと言ったか?
         ナイのやつとAさまNさまからは、そお聞かされたんだけどな。

>> 「えっ。いや〜あ。なんかお似合いのふたりだなあ〜。とか思ってね」
>> 「そうか。そう思うか。あんた良いやつだなあ」
>> 「リナさん!、たとえ冗談でもそんな恐ろしいこと言わないでください!!」
>> 「聞いたかキズカ。お似合い♪だって。
>>   この世界で結婚するのも良いかもナ」
>> 「ちょっとおおおおおお。
>>   なに勝手に人のこと抱きしめてるの〜。
>>   かかかかかかか顔を近づけるんじゃないいいぃぃぃいぃぃ・・・」
>>キズカを抱きしめ、顔を近づけているクトゥヴァ。
>>真っ赤な顔で、クトゥヴァに抱かれたまま、じたばたしているキズカ。
>>う〜ん。キズカも大変だなあ。
>>お相手は、まあ美形さんなんだけど・・・・・性格が・・・あれじゃあ・・・・
>>キズカ・・・・いろんな意味で・・・・・頑張ってね。
>
>キズカさん、頑張れ。

そうなんです(笑)キズカさん・・・・・頑張ってください♪
キズカ:  キツネノテブクロさん・・・・・そんな他人事だと思って・・・・・
       クトゥヴァの相手をするのは、大変なんですよ。
クトゥヴァ:  キズカ〜。せっかく応援してくれたことだし。
          頑張って幸せ家庭を作ろうな♪

>そしてガウリイ、お前もこのぐらいやれ。
>
>玻璃:煽ってどうする。
>放っておいても、あの二人は一緒になろう。
>
>玻璃のほうが、親父くさい喋り方だな・・・・

ガウリイさんの道のりは・・・・・まだまだ遠そう・・・・ですね(遠い目)
キズカ:  リナさん・・・・鈍いですからね(溜息)
クトゥヴァ:  男は度胸。ど〜んと行っちまえば良いのに。
前にも言いましたが・・・・そんな男ばっかりだと・・・・大変なことになる・・・と思うんですけど(汗)

>> 「ゼロス」
>> 「はい、獣王さま」
>> 「おまえに、“破蛇”を誘導する役目を申し付ける」
>> 「かしこまりました。・・・・って、えええええええええ!?」
>> 「なにを驚く」
>> 「無茶言わないでくださいいいぃぃいいぃ」
>> 「ゼロス。大丈夫よ安心して、マーフィンも一緒だから」
>>海王の一言を聞いて
>> 「なおさら嫌ですううううううぅぅぅぅぅぅぅぅ」
>> 「か・・・・・海王さま。どうして私まで」
>>泣き喚くゼロスと、驚き叫ぶマーフィン。
>
>ゼロス、線香ぐらいはあげてあげる、多分。
>
>玻璃:線香だけか?
>
>なに、花もいるかな?
>
>玻璃:・・・・

不幸なゼロスさんを、お花と線香で慰めてさしあげるのですね。
ゼロス:  あの〜キツネノテブクロさん・・・・別に・・・僕・・・死んで無いんですけど(汗)
キズカ:  魔族の場合・・・・お墓って、どうするのかしら?
クトゥヴァ:  とりあえず、墓でも作っとくか。すぐに必要になるかもしれんからな(笑)
ゼロス:  玻璃さあああぁぁぁぁぁあああぁぁん(汗)
       このままじゃ・・・・無事に帰ったとしても、せっかく墓作ったんだから入れ、とか言われて
       埋葬されちゃうかも・・・・・なんとかしてください〜〜(泣)

>>海王は、がしぃっ、とマーフィンの両肩をつかんで、微笑みながら話出した。
>> 「マー・フィ・ン・ち・ゃ〜ん。
>>   あなたは、自分の行動に、きちんと責任とりましょ〜〜ねぇ〜」
>>がくがくがく・・・・・・.海王はマーフィンを前後に揺さぶりながら話を続けている。
>> 「ま・さ・か・・・・・・嫌だ。なんて言わないわよね〜〜ぇ」
>>
>> 「ダルフィン、マーフィン泡吹いてるぞ」
>> 「あら、わたくしとしたことが・・・・・マーフィンちゃんたらヤワなんだから、おほほほほほ」
>>獣王の指摘に、やっと揺さぶり攻撃をやめる海王。
>
>親と上司は選べんから・・・・
>
>玻璃:選べるものなら、普通の人間として生まれたかった・・・・
>
>って、暗くならないでよ(汗)

海王さま・・・・ある意味最強の方かもです(汗)
キズカ:  玻璃さん。どうか御自分の『力』を、うとましく思わないでください。
       大切な方々を守る為に、ときには『力』が必要になると思いますわ。
クトゥヴァ:  玻璃さん。あんたはゆっくりと話してみたいな。
         もし良かったら、また会おうや。

>相変わらずゼロスが不幸で、魔族の方々も苦労してますね。

次回あたりに、更に不幸になる方が増えるかもです。

>キズカさんにひたすら、らぶらぶ光線放ってるクトゥヴァさんが報われる日が来るのか(笑)

報われる日が来てくれると良いのですが・・・・なにせ書いているのが自分なものですから(笑)
そう簡単には・・・・幸せになれないかも(←鬼)

>続きが気になりつつも、このへんで。
>失礼します。

読んでくださって、ありがとうございます。
丁寧な感想を頂きまして、本当にありがとうございます。
6月までには、完結・・・・出来ると良いのですが(汗)
風邪が流行っているようです。
お体にお気を付けて、お元気で。
では、失礼します。

トップに戻る
25919Re:眠りし者(第十四話)猫楽者 E-mail 2003/5/10 03:03:36
記事番号25821へのコメント

こんばんは、猫楽者と申します。
読んでみようと思ってくださった、心優しい方。
ありがとうございます。

暖かくなったなあ、と油断して薄着で寝たりしますと・・・・寒くて明け方に目を覚ましたりします。
皆様、お互いに風邪に気をつけましょうね(汗)
拙い駄文ですが、よろしくお願い致します。

$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$

眠りし者   第十四話。


 「わかりました・・・・・・“破蛇”を誘導する役を、やらせて頂きますう〜」
力なく呟いたゼロスは、なにか思いついたようで、いつもの笑みを浮かべ話を続けた。
 「マーフィンさんと僕は、同格の神官です。
   マーフィンさんが途中で逃げ出し・・・・・とと・・・予定外の行動に出ようとしたとき
   それを止める為には、僕達よりも上位のどなたかが、指揮官として同行していただいた方が
   すんなり行くと思うのですが」
 「同格の者どうしでは、とっさの場合に、どう動くか。
   確かに混乱するかもしれないな」
うなずき答える獣王。
 「ゼロスとマーフィンより上位。というと、腹心の誰かを同行させることになりますね」
両手を胸の前で組み、呟くレイさん。
 「魔王さま。悩む必要はありませんわ。
   腹心のくせに、まだダメージから回復していない。
   そう言って、ひとりだけ知らん顔してるやつがいるじゃあないですか」
笑顔で話す海王の、伸ばした右腕の肘から先が虚空へと消えていった。
 「よいしょっと」
そう言いながら、グイッと右手を引く海王。
 「おわわわわわ、なっ・・・・なんだ」
喚きながら、海王に襟首を掴まれて現れ出たのは、全身を銀色に輝く重装鎧に包まれた
鋭い目付きの男。
 「ダルフィン・・・・手を放さんか。って、ここはいったい・・・・ルビー・アイさま、何事ですか」
いきなり連れて来られて、多少混乱しているのだろうか。
戸惑っている男。
 「覇王か。たしかに、こいつも腹心のひとりだったわね。
   でもダメージから、回復していないんじゃなかったかしら」
あたしの声が聞こえたのか。覇王はこちらに顔を向けた。
 「リ・・・・リナ・インバース・・・・なんで、こいつが、ここに」
高位魔族が、人の名前を呼ぶときに、どもんないで欲しいわね。
あたしたちが居る場所に、後から来たのは、あんたでしょうに・・・・
ま・・まあ、どうやら無理矢理・・・・引っ張り出されたようだけど・・・・
とにかく、あたしは覇王に、“こいつ”呼ばわりされる覚えは無い。
 「なあ・・・・リナ。
   こいつ・・・・・誰?」
 「部下の名前の付け方に、欠片もセンスの無い覇王よ。
   あたしたちに隔離された末端部分を滅ぼされて、今の今まで
   アストラル・サイドで泣きながら傷を舐めてた。根性なしさんよ」
 「人間風情が、なにを偉そうに言うか!」
ガウリイの声に答える、あたしの紹介がお気に召さなかったのか、怒鳴る覇王。
 「グラウシェラー。まずは皆さんに御挨拶なさい。
   我々魔族にも、守るべき礼節というものはあります。
   あなたは、もう少し礼儀正しく、できるようにならないとダメですよ。
   リナさん。グラウシェラーの非礼を、どうかお許しください。
   “破蛇”の件が無事に解決しましたら、必ず、なにかお詫びの品を送らせますので
   あのお方の・・・・闇の刃の呪文・・・無表情に唱えないでいただけませんか」
穏やかに覇王を叱りつけ、あたしに向かって丁寧に一礼し、礼儀知らずの部下のことを
謝罪するレイさん。
丁寧に、そう言われてしまい。あたしはラグナ・ブレードの呪文詠唱を止めた。
 「ダルフィン。いきなり何の用だ!」
まだ怒りが収まらないのか、矛先を海王へと向ける覇王。
 「グラウシェラー。そう怒鳴らないでくださいな。
   これでも飲んで、少し落ち着いてくれないかしら」
そう言いつつ、いつ出したのか。
なにか飲み物の入ったカップを、覇王へと渡す海王。
 「前から言っているだろう。
   俺を、お前の便利なアイテム代わりに使うのはやめてくれと」
覇王は文句を言いながらも、カップを受け取り。
話し終わると、カップの飲み物を飲みだした。
覇王が飲んだことを確認し、笑顔を浮かべる海王。
 「あなたのリハビリ代わりに、ごく些細なお仕事を、お願いしたいんですの。
   ちなみに、魔王さまは既に了解済みですから、あなたに拒否権はありませんわよ」
嬉しそうに微笑みつつ話す海王。
どうやら、その姿が怖い、そう思ったのは・・・・・あたしだけでは無いようで
 「ダ・・・ダルフィン・・・お前が・・・そおいう顔をしていたとき・・・・
   いつもいつも・・・・酷い目にあったような気が・・・・」
汗かきながら、2〜3歩後退しつつ話す覇王。
 「グラウシェラー。“破蛇”がセイルーン・シティを目指しているんです。
   貴方がゼロスとマーフィン、マームを指揮して、ノマの村まで誘導して来てください」
 「御意のままに魔王さま。
   しかし直属の上司であるゼラスかダルフィンではなく、私でよろしいのですか」
 「時間もあまりありませんから、すぐに出発してくださいな」
 「ダルフィン。俺は魔王さまと話しているんだ。
   少し黙って・・・・・な・・なんだ・・・体が動かん」
海王の方へと顔を向けようとして、どうやら体が動かないらしくて、驚いている覇王。
 「ダルフィン、貴様。なにを飲ませた」
 「貴方が素直に行ってくれる、とは思えませんでしたから、一服盛らせていただきましたの。
   体が動かないだけで魔力は使えますし、喋れさえすれば指揮出来ますわ。
   ゼロス。指揮官を現場に、お連れしてあげてくださいな」
 「かしこまりました。海王さま」
 「待て、せめて体を動か・・・・」
ゼロスは、喚く覇王の手を取り、一礼して覇王と共に消えていった。
 「では、行ってまいります」
泡を吹いてヒクヒクしたままの、マーフィンを抱きかかえたマームも
丁寧に一礼し、マーフィンと共に虚空へと消えていった。
まともに動けるの・・・・ゼロスとマームだけで・・・・大丈夫なのかしら。

 「Sさん。今ここにいるのが、こちらの全戦力なのかい」
 「いえ、この場には居ませんが。
   地竜王と天竜王が我々と共に戦います。
   そうですよね。聞いているのでしょう。竜王よ」
クトゥヴアに答え、竜王へ呼びかけるレイさん。
 「聞いていますよ。北の魔王。
  はじめまして、みなさん。地竜王ランゴートです」
穏やかで澄んだ若い女の人の声が答え。
 「魔族が気安く呼びかけるな。
   好き好んで手を貸すわけではない、というのを忘れるなよ」
忌々しげなオッサンの声が続いた。
 「バールウィン!
   共に、この世界のために戦うのですから・・・・・。
   もう少し穏やかに・・・・」
いきなり暴言を吐いた天竜王を、慌てて押さえようとする地竜王。
 「魔族なんぞ。“破蛇”と一緒に滅ぼしてしまえば良いものを・・・・」
 「失礼ですよ。バールウィン」
なおも無茶なことを言う天竜王を、地竜王がどうにか止めようとして焦った声をあげる。
 「こんなのと一緒に戦って大丈夫なのか」
天竜王の言葉に、呆れたように呟くクトゥヴア。
 「よそ者は、黙っておれ」
 「確かに俺は、よそ者だけどよ。
   あんたは、この世界を守護する立場の者なんだろ。
   だったら、どんな手段を使っても、この世界の存在を守る。
   まずは、そのことを考えるべきじゃないのか」
 「魔族を滅ぼせるのなら、どんな犠牲が出ようともかまわぬ。
   愚か者めが、我らの、魔族を倒すという崇高な目的も理解できぬのか。
   たとえこの世界が焦土と化そうが、我らの目的を達成できれば良いのだ。
   そんな簡単なことさえも、わからんような・・・・・」
 「ああ。もう。うるせえなあ!?」
 「ぐわっ!」
苛立たしげに、クトゥヴァが叫んだ途端。
天竜王の悲鳴が聞こえてきた。
 「ちょっと、クトゥヴァ」
 「別に滅ぼしたりしてねえよ。
   グダグタうるさかったから、黙らせただけさ」
キズカに、ニヤリと笑い答えるクトゥヴア。
 「ご迷惑をお掛けしまして申し訳ありません。
   バールウィンは私が説得しますので、どうかお許しください」
 「では、地竜王。頼みましたよ」
 「ええ、北の魔王。それでは皆さん後ほど」

 「それほど時間も無いようだから、早く方針を決めて
   戦いの準備をした方が良いんじゃないのか」
そう言いながら、鋭い眼差しであたしたちを見ているクトゥヴァ。
 「俺は、単純でね。
   戦いは、積極的に攻めるか。
   守りに徹するか、そのどっちかしかないと思っていてナ」
キズカとラブラフ漫才やっている姿からは、想像も出来ないような
落ち着きと思慮深い雰囲気を感じる、この態度。
流石は、火の主神。戦いに望んでは、別人のような鋭さを秘めていたようである。
 「攻める、としたら。この世界にどんな被害が出ようと
   全力で攻撃して敵を倒しちまってから
   死んじまったやつらを生き返らせて、被害が出た場所は元どうりにする。
   守るんだったら、“破蛇”をこの世界から放り出して
   『狭間』にでも叩き込んでやれば、派手に戦っても問題ないだろう。
   もっとも『狭間』の住人が、“破蛇”なんぞ、あっと言う食っちまうだろうけどよ」
 「なんなの。『狭間』の住人って」
クトゥヴァは、ちらりとあたしの方を見て話を続けた。
 「『狭間』ってのは一種の幽閉空間。
    まあいうなれば、監獄みたいなもんだ。
    危ないやつらをまとめて封印してあるのさ」
邪神が・・・・危ない、と言うようなのは・・・・どんなやつらなんだろう。
 「俺としては、全面攻勢に打って出る方が好きなんだけどな・・・・・」
そう言いながら、クトゥヴァはキズカの顔を見て苦笑する。
 「あのねえ。クトゥヴァ・・・・」
 「ああ、わかってるさ。
   キズカが、そおいうのは好きじゃないことはな。
   でもな、キズカ。
   キズカも俺も異世界の者なんだよ。
   よそ者の俺達に出来るのは、方針を決める為の情報提供と提案
   後は実行するときに手を貸す、せいぜいそれくらいさ」
普段のオドケタ態度は影を潜め、真直ぐにキズカの目を見て話すクトゥヴァ。
 「冷たいようだけどよ。
   この世界の運命を左右するような事態に、どうするかを決めるのは
   やはり、この世界の存在じゃないとダメなんだよ。
   この世界の未来を切り開いて、明日を手にするのは、ここの住人たちの行動に
   任せるべきだと、俺は思うね。
   手にするのが、どんな未来だとしてもよ」
キズカの肩に右手を置いて、優しくゆっくりと話しているクトゥヴァと
いつもと違う。そんなクトゥヴァの態度に、戸惑っているようなキズカ。

 「どうだ。キズカ。
   俺って良いこと言うだろ〜。惚れ直したかい」
今までの、マジな表情と台詞も・・・・どこへやら・・・・・。
ニヤッと、締りの無い表情で話すクトゥヴァ。
 「ええ・・・・・そうね」
なにかを懸命に堪えるかのように、右手のひらを額に当てながら言うキズカ。
 「一瞬でも・・・・マトモなことを言う、そう貴方に期待した・・・・私のことが情けないですわ」
 「キズカあああぁぁああぁぁ・・・・冷たいこと言うなよ〜〜」
いい歳こいた男。しかも邪神の一族の主神が、それぐらいのことで泣くんじゃない。


$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$

ここまで読んでくださった、心優しい方、ありがとうございます。

ゼロスさんたち・・・・無事に戻って来るかなあ(遠い目)

読んでくださいまして、本当にありがとうございました。

では、失礼します。

トップに戻る
25920眠りし者(第十五話)猫楽者 E-mail 2003/5/10 03:13:15
記事番号25821へのコメント

こんばんは、猫楽者と申します。
読んでみようと思ってくださった、心優しい方。
ありがとうございます。

続きを投稿させて頂きました。
拙い駄文ですが、よろしくお願い致します。

$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$

眠りし者   第十五話。


どうにか立ち直ったクトゥヴァを中心に、迎撃体制の相談も終わり
あたしたちは、アースさんが映し出してくれた映像を眺めていた。
画面に映っているのは、4体の黒い蛇。
互いに交わりながら、オレンジ色の灼熱の海の中を、どんどん上昇して来ている。
黒い蛇・・・・“破蛇”が地表に近づくにつれて
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・。
不気味な響きと共に部屋が揺れる。
音と揺れの間隔が、どんどん短くなって行き。
 「もう間もなく飛び出す」
 「竜王。始めますよ」
 「では、力を送ります」
アースさんの声を合図に、レイさんの呼びかけに地竜王が答え。
村の周りの山々が淡く輝く結界に包まれた。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴコ・・・・・・。
ゴ・・・・ウン!
マグマの炎と共に、ノマの村の地面を突き破り。
4体の“破蛇”が、ついに地上へと躍り出た。
グォオオオオォォオオォォ・・・・・・ン。
天に向かい上昇しながら、叫ぶ、“破蛇”。
ノマの村はマグマに飲まれ、“破蛇”の巨体に蹂躙されて残っているのは
結界に守られた神殿の周りだけになっていた。

グォオウウゥゥゥウウォォ・・・・・・ン。
天を目指して昇っていた“破蛇”は、村の外へと進んでゆき。
バチィ。
結界に阻まれ、暴れだした。
 「なかなかに厄介ですね。
   ゼラス。ダルフィン。辛かったら言うんですよ」
結界を維持しているレイさんの言葉に、うなづく海王と獣王。
村を包んでいる結界は、地竜王と天竜王が送っている『力』と、レイさんと獣王、海王の『力』を
クトゥヴァが束ねて作った、神魔融合結界。
この結界ならば、“破蛇”が暴れても、ある程度は・・・もつ・・・・・だろう。と作られたのだが
どのくらいの時間、結界が破られないかは・・・・・やってみなければ、わからない。
レイさんは、そう言っていた。

 「アースさま。セイルーン・シティを目指していた“破蛇”の進路が変わりました。
   こっちに向かって来ています」
どうやらゼロス独立部隊(あたしが勝手に命名)も、“破蛇”の誘導に成功しつつあるようだ。
キウユの声に、アースさんが何か操作をしたようで
マグマの中を、なにかを追いかけている“破蛇”の姿が、別の映像として映し出された。
 「まずいな。“破蛇”の進路付近の火山帯が活発化している。
   このままでは、セイルーン周辺の火山は全てが噴火するぞ」
 「そっちは、何とかしよう」
アースさんに気楽に答えたクトゥヴァは、スッと目を細め、マグマの海を泳ぐ“破蛇”映像を見た。
気のせいか、“破蛇”の移動するスピードが一気に速くなったように見える。
 「噴火寸前だった火山が、完全に落ち着いた。
   これなら、もう噴火するようなことは無いだろう」
驚いたような表情でクトゥヴァを見ながら話す、アースさん。
 「マグマの移動方向を、この村に変えた。
   “破蛇”が一気に加速して、獣神官たちが飲まれかけたが、それ以外は何の問題も無い。
   残りの4体も、あと僅かな時間で地上へ飛び出すぞ」
8体の“破蛇”を合流させる、までは、どうにか上手く行きそうね。
ゼロスたちと共に、ノマの村へと“破蛇”が近づいて来るにつれ
また、不気味な音と共に部屋が揺れだした。
音も揺れも、先程よりも大分・・・・大きいみたいなのは・・・・多分気のせいではないわよね。
ゴ・・・・ウン!
地上に飛び出したゼロスたちを追いかけて、ノマの村の地面を突き破り。
残り4体の“破蛇”が、地上へと躍り出た。
グォオオオオォォオオォォ・・・・・・ン。
飛び出したゼロスたちを、8体の“破蛇”が追いかけている。



ブン!
北の魔王が無言で振るった両手から生まれ出た赤い光が、海王と獣王の後に現れ出た男を飲み込み
赤い光に包まれ男たちの姿は、瞬時に揺らぎ消えて逝った。
 「てめえ!」
声と共にクトゥヴァの蒼い炎が、キズカの後に迫っていた男を蒸発させる。
 「やられましたね」
 「ああ。まさか、このタイミングで仕掛けてくるとはな」
北の魔王の呟きに憮然と答えるクトゥヴァ。
この部屋に今までいた4人の人間の姿が消えていた。
リナ、ガウリイ。それにゼルとアメリアの姿が、残りの“破蛇”が地上に出ると同時に消えてしまった。
 「アースさま。マステマがアメリアおねえちゃんを・・・・早く助けに行かないと・・・・・」
 「まてよ。今は“破蛇”の方を、どうにかするのが先だ」
キウユに答えたのは、クトゥヴア。
 「リナ・インバースと仲間なら、そう簡単にヤラレたりしないだろ。
   それにしても、厄介な場所へ連れて行かれちまったな」
最後の方は、溜息まじりに呟くクトゥヴァ。


暗い。何も見えない闇の中に居るアメリア。
何が起こったのか、わからないままアメリアは辺りの気配を探っている。
ヴ・・・・・ン。
音と共にアメリアの目の前に光が生まれた。
目の前に映し出されたのは、真っ白いウエディングドレスに身を包んだ女と
黒いタキシード姿の男の後姿。
ふたりの前には、温和な表情で何か語りかけている1人の神父。
なにひとつ音の聞こえないまま、男女は向かい合う。
 「え?えええええええ!?」
女の横顔を見たアメリアは驚き叫んでいた。
そんなアメリアの様子を無視して、誓いの口付けを交わす男女。
目を閉じ、どこか虚ろな表情で、男と口付けをしているのはアメリア自身だった。
相手の男は・・・・・アメリアの思い描いていたひと・・・・・・。
では無かった。
アメリアも良く知っている男。
セイルーンの名門中の名門。有力貴族の長男。
もっとも、アメリアよりもフタまわりほど歳は上だが・・・・・。
 「なに?なんなの!?」
目の前の自分の姿に、パニックを起こしかけているアメリア。

 「これは起こりうる未来。
   もっとも実現する確立の高い、君の未来の姿だよ」
アメリアの右斜め前から、笑みを浮かべて1人の男が現れた。
 「でたらめです!
   こんなの正義じゃありません」
男、マステマは、怒るアメリアの姿を見ながら
 「そうだね。
   君の望む未来は、別のもの・・・・だものね」
悲しげに、ポツリと呟いた。
 「でもね。残念ながら“王女”という、君の立場を考えると
   誰か有力貴族の奥方になる。
   それが一番自然な姿なんだよ」
 「私は、たしかに“王女”です。
   でも、その前に1人の女であり、1人の人間なんです。
   父さんも私に、幸せになれ。そう言ってくれています」
 「父親としてはね。
   だけど、国を治める王としてはどうかな。
   君の思い人は“人間”じゃあ無い・・・・」
 「ゼルガディスさんは、必ず元の姿に戻れます」
アメリアの叫び声が、マステマの台詞を遮る。
 「じゃあ、いつ、人間に戻れるのかねえ。
   1年後?5年後?それとも10年後かな・・・・・」
 「いつかは・・・・・わかりませんが、必ず戻れます」
 「本当に、人間に戻れるのかい。
   王女という、君の立場で待ち続けることが許されるのかい。
   王族の血を絶やさないこと、望もうが望まなかろうが、君は誰かと結婚して
   子供を作ることになるのさ、血統を守るためにね」
 「私は・・・・待ちます・・・私は・・・」
 「君の気持ちなんてね、関係ないのさ。
   宮廷内で好きでもない男の子供を産み、育てなくちゃあいけない。
   かわいそうな子だね」
 「や・・・・やめて・・・・」
 「それに比べて、リナ・インバースは幸せだよね。
   あのガウリイとかいう剣士は人間だし、君のように王女としての立場とかに
   縛られてもいない・・・・ずるいよねえ〜。不公平だと思わないかい」
 「そんなこと・・・・ないです・・・・リナさんは・・・」
 「そう、リナ・インバースだけ幸せなのは酷いよね。
   それにね、僕ならば君の彼を人間に戻すのなんて、簡単なことなんだよ」
 「リナさん・・・・は・・・・ずるい・・・」
アメリアの表情が、少しずつ虚ろになって行った。
 「ああ、君の友達のくせに、自分だけ幸せになろうとしている。
   ずるくて酷い、友達づらした裏切り者さ」
アメリアの顔を見て、微かに笑うマステマ。
 「僕の『力』を使えば、君の想い人を人間に戻すことが出来るよ。
   そうすれば、君は、君の君の望む未来を手にして幸せになれるんだよ。
   もし、僕が直接手出しするのが、信用できないのなら・・・・」
 「信用・・・・・出来ません」
うつむき、力なく呟くアメリア。
 「ならば、彼を人間に戻す方法を教えてあげるから
   君が、彼を戻してあげれば良いんじゃないのかい」
無言のままのアメリアの顔を、マステマ真直ぐに見て話を続けた。
 「君は。ただ手を出せば良い。
   そして、僕の手を取り、受け入れてくれれば良いのさ。
   僕が教えてあげる方法をね。
   どうする?王女さま」

$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$

ここまで読んでくださった、心優しい方、ありがとうございます。

なんか・・・・お話が・・・・・どおして・・・こおなってしまったのでしょうか(汗)

ゼル:  ・・・・・・・・・。
あの(汗)・・・・ゼルガディスさん・・・・無言で後に立ってるの・・・・やめてくれませんか(滝汗)
ゼル:  ・・・おい・・・・・・。
は・・・・はい。な・・・なんでしょうか?
ゼル:  アメリアに、もし・・・万が一・・・・・・なにかあったら・・・・わかってるよな〜(目の笑っていない笑顔)
だだだだだ・・・・大丈夫です(汗)
正義の仲良し4人組みの方々に、なにかあるわけないじゃないですか(滝汗)
ゼル:  本当・・・だろうな・・・・・・。
もももももちろんです〜(汗)
ゼル:  じゃあ、なんで目を背ける・・・・・・。
えええええと(滝冷汗)
読んでくださいまして、本当にありがとうございました。
では、失礼します。

ゼル:  質問に答えんか!?

トップに戻る
25924Re:眠りし者(第十五話)キツネノテブクロ 2003/5/10 12:42:57
記事番号25920へのコメント

こんにちは、キツネノテブクロです。

玻璃:ども・・・って、また逃げようとしておるな。

だって、玻璃の方が怖いし(TT)
あ、この玻璃も、前にレス要員で来てた玻璃も、ラダ氏です。
『――硝子―― 零れ落ちた沙』の玻璃じゃ無いんです、ややこしいですけど(汗)

玻璃:クトゥヴァ殿、キズカ殿に手を出すということは無いので、安心されよ。

奥さん居るしね、ラダ氏には・・・って、今は玻璃か。


> 「わかりました・・・・・・“破蛇”を誘導する役を、やらせて頂きますう〜」
>力なく呟いたゼロスは、なにか思いついたようで、いつもの笑みを浮かべ話を続けた。
> 「マーフィンさんと僕は、同格の神官です。
>   マーフィンさんが途中で逃げ出し・・・・・とと・・・予定外の行動に出ようとしたとき
>   それを止める為には、僕達よりも上位のどなたかが、指揮官として同行していただいた方が
>   すんなり行くと思うのですが」

言ってることは、良いんだけど・・・

玻璃:もう一人二人、巻き添えにしようとしておるな。

> 「ゼロスとマーフィンより上位。というと、腹心の誰かを同行させることになりますね」
>両手を胸の前で組み、呟くレイさん。
> 「魔王さま。悩む必要はありませんわ。
>   腹心のくせに、まだダメージから回復していない。
>   そう言って、ひとりだけ知らん顔してるやつがいるじゃあないですか」

それって・・・・

玻璃:やたらと地雷を踏む上司に似たものが居たが・・・・
そやつのことではないか?

今ここに居ない方ですな。

> 「覇王か。たしかに、こいつも腹心のひとりだったわね。
>   でもダメージから、回復していないんじゃなかったかしら」
>あたしの声が聞こえたのか。覇王はこちらに顔を向けた。
> 「リ・・・・リナ・インバース・・・・なんで、こいつが、ここに」
>高位魔族が、人の名前を呼ぶときに、どもんないで欲しいわね。
>あたしたちが居る場所に、後から来たのは、あんたでしょうに・・・・
>ま・・まあ、どうやら無理矢理・・・・引っ張り出されたようだけど・・・・
>とにかく、あたしは覇王に、“こいつ”呼ばわりされる覚えは無い。

あのね、リナ。
こいつ呼ばわりされたくなかったら、相手のこともこいつって言わない方が良いよ。

玻璃:放っておけ、この者たちは自覚などするまい。
己が言った悪口など綺麗に忘れ、他人の言葉に敏感になるのは。

きついなあ、玻璃は;;

> 「グラウシェラー。そう怒鳴らないでくださいな。
>   これでも飲んで、少し落ち着いてくれないかしら」
>そう言いつつ、いつ出したのか。
>なにか飲み物の入ったカップを、覇王へと渡す海王。
> 「前から言っているだろう。
>   俺を、お前の便利なアイテム代わりに使うのはやめてくれと」
>覇王は文句を言いながらも、カップを受け取り。
>話し終わると、カップの飲み物を飲みだした。
>覇王が飲んだことを確認し、笑顔を浮かべる海王。

海王さん、何かたくらんでません?

玻璃:覇王とやらは、文句を言う割りに警戒心が薄いようだが・・・・

> 「グラウシェラー。“破蛇”がセイルーン・シティを目指しているんです。
>   貴方がゼロスとマーフィン、マームを指揮して、ノマの村まで誘導して来てください」
> 「御意のままに魔王さま。
>   しかし直属の上司であるゼラスかダルフィンではなく、私でよろしいのですか」
> 「時間もあまりありませんから、すぐに出発してくださいな」
> 「ダルフィン。俺は魔王さまと話しているんだ。
>   少し黙って・・・・・な・・なんだ・・・体が動かん」
>海王の方へと顔を向けようとして、どうやら体が動かないらしくて、驚いている覇王。
> 「ダルフィン、貴様。なにを飲ませた」
> 「貴方が素直に行ってくれる、とは思えませんでしたから、一服盛らせていただきましたの。
>   体が動かないだけで魔力は使えますし、喋れさえすれば指揮出来ますわ。
>   ゼロス。指揮官を現場に、お連れしてあげてくださいな」

海王さん、覇王さんの性格よく解ってますね・・・・

玻璃:こういう魔族ばかりだと、いずれ自滅しそうではあるが・・・・

確かにそう見えるね;;

> 「Sさん。今ここにいるのが、こちらの全戦力なのかい」
> 「いえ、この場には居ませんが。
>   地竜王と天竜王が我々と共に戦います。
>   そうですよね。聞いているのでしょう。竜王よ」
>クトゥヴアに答え、竜王へ呼びかけるレイさん。
> 「聞いていますよ。北の魔王。
>  はじめまして、みなさん。地竜王ランゴートです」
>穏やかで澄んだ若い女の人の声が答え。
> 「魔族が気安く呼びかけるな。
>   好き好んで手を貸すわけではない、というのを忘れるなよ」
>忌々しげなオッサンの声が続いた。

地竜王さんは随分穏やかですね。
天竜王さん・・・・・まるで火竜王と同じ;;

玻璃:似たような性格のようだな。

> 「バールウィン!
>   共に、この世界のために戦うのですから・・・・・。
>   もう少し穏やかに・・・・」
>いきなり暴言を吐いた天竜王を、慌てて押さえようとする地竜王。
> 「魔族なんぞ。“破蛇”と一緒に滅ぼしてしまえば良いものを・・・・」
> 「失礼ですよ。バールウィン」
>なおも無茶なことを言う天竜王を、地竜王がどうにか止めようとして焦った声をあげる。

困った性格ですなあ・・・・

玻璃:全くだな。

> 「こんなのと一緒に戦って大丈夫なのか」
>天竜王の言葉に、呆れたように呟くクトゥヴア。
> 「よそ者は、黙っておれ」
> 「確かに俺は、よそ者だけどよ。
>   あんたは、この世界を守護する立場の者なんだろ。
>   だったら、どんな手段を使っても、この世界の存在を守る。
>   まずは、そのことを考えるべきじゃないのか」
> 「魔族を滅ぼせるのなら、どんな犠牲が出ようともかまわぬ。
>   愚か者めが、我らの、魔族を倒すという崇高な目的も理解できぬのか。
>   たとえこの世界が焦土と化そうが、我らの目的を達成できれば良いのだ。
>   そんな簡単なことさえも、わからんような・・・・・」
> 「ああ。もう。うるせえなあ!?」
> 「ぐわっ!」
>苛立たしげに、クトゥヴァが叫んだ途端。
>天竜王の悲鳴が聞こえてきた。

クトゥヴァさん・・・・加減しました?(汗)

玻璃:天竜王の言い分は過激ではあるが・・・
神は魔族と相反するように創られておる、それゆえ極端な思考をするものも居よう。

にしても、思ってても言っちゃあかんでしょ。
流石にさ。

> 「俺としては、全面攻勢に打って出る方が好きなんだけどな・・・・・」
>そう言いながら、クトゥヴァはキズカの顔を見て苦笑する。
> 「あのねえ。クトゥヴァ・・・・」
> 「ああ、わかってるさ。
>   キズカが、そおいうのは好きじゃないことはな。
>   でもな、キズカ。
>   キズカも俺も異世界の者なんだよ。
>   よそ者の俺達に出来るのは、方針を決める為の情報提供と提案
>   後は実行するときに手を貸す、せいぜいそれくらいさ」
>普段のオドケタ態度は影を潜め、真直ぐにキズカの目を見て話すクトゥヴァ。
> 「冷たいようだけどよ。
>   この世界の運命を左右するような事態に、どうするかを決めるのは
>   やはり、この世界の存在じゃないとダメなんだよ。
>   この世界の未来を切り開いて、明日を手にするのは、ここの住人たちの行動に
>   任せるべきだと、俺は思うね。
>   手にするのが、どんな未来だとしてもよ」
>キズカの肩に右手を置いて、優しくゆっくりと話しているクトゥヴァと
>いつもと違う。そんなクトゥヴァの態度に、戸惑っているようなキズカ。
>
> 「どうだ。キズカ。
>   俺って良いこと言うだろ〜。惚れ直したかい」
>今までの、マジな表情と台詞も・・・・どこへやら・・・・・。
>ニヤッと、締りの無い表情で話すクトゥヴァ。
> 「ええ・・・・・そうね」
>なにかを懸命に堪えるかのように、右手のひらを額に当てながら言うキズカ。
> 「一瞬でも・・・・マトモなことを言う、そう貴方に期待した・・・・私のことが情けないですわ」
> 「キズカあああぁぁああぁぁ・・・・冷たいこと言うなよ〜〜」
>いい歳こいた男。しかも邪神の一族の主神が、それぐらいのことで泣くんじゃない。

クトゥヴァさ〜ん!
せっかく良い事言ってたのに(笑)

玻璃:最後の詰めを誤ったな。

キズカさんも大変だねえ(笑)
ある意味、子守りしてるようなもんだよ(笑)

玻璃:だがな、ほれた相手に良い顔したいとは思うものぞ。
ただ、クトゥヴァ殿は最後にしまりの無いことを言わねば、良かったのだろうがな。

>グォオウウゥゥゥウウォォ・・・・・・ン。
>天を目指して昇っていた“破蛇”は、村の外へと進んでゆき。
>バチィ。
>結界に阻まれ、暴れだした。
> 「なかなかに厄介ですね。
>   ゼラス。ダルフィン。辛かったら言うんですよ」
>結界を維持しているレイさんの言葉に、うなづく海王と獣王。
>村を包んでいる結界は、地竜王と天竜王が送っている『力』と、レイさんと獣王、海王の『力』を
>クトゥヴァが束ねて作った、神魔融合結界。
>この結界ならば、“破蛇”が暴れても、ある程度は・・・もつ・・・・・だろう。と作られたのだが
>どのくらいの時間、結界が破られないかは・・・・・やってみなければ、わからない。
>レイさんは、そう言っていた。

厄介な代物のようですね。

玻璃:力を貸せればよいが。

> 「まずいな。“破蛇”の進路付近の火山帯が活発化している。
>   このままでは、セイルーン周辺の火山は全てが噴火するぞ」
> 「そっちは、何とかしよう」
>アースさんに気楽に答えたクトゥヴァは、スッと目を細め、マグマの海を泳ぐ“破蛇”映像を見た。
>気のせいか、“破蛇”の移動するスピードが一気に速くなったように見える。
> 「噴火寸前だった火山が、完全に落ち着いた。
>   これなら、もう噴火するようなことは無いだろう」
>驚いたような表情でクトゥヴァを見ながら話す、アースさん。
> 「マグマの移動方向を、この村に変えた。
>   “破蛇”が一気に加速して、獣神官たちが飲まれかけたが、それ以外は何の問題も無い。
>   残りの4体も、あと僅かな時間で地上へ飛び出すぞ」

流石ですねえ、火を操る方だけあって。
何気にさらっと言ってますけど、ゼロス達飲まれかけたんですか;;

玻璃:かまうまい、不幸担当のゼロスゆえ。

いや、そう言う問題でもないでしょ;;
ここでゼロスが飲まれたら、破蛇がセイルーンに逆戻りしちゃうでしょ。

玻璃:・・・・

>ブン!
>北の魔王が無言で振るった両手から生まれ出た赤い光が、海王と獣王の後に現れ出た男を飲み込み
>赤い光に包まれ男たちの姿は、瞬時に揺らぎ消えて逝った。
> 「てめえ!」
>声と共にクトゥヴァの蒼い炎が、キズカの後に迫っていた男を蒸発させる。
> 「やられましたね」
> 「ああ。まさか、このタイミングで仕掛けてくるとはな」
>北の魔王の呟きに憮然と答えるクトゥヴァ。

嫌なタイミングですね。
それにしても、魔王さん強かったんですねえ・・・・

玻璃:何を当たり前なことを・・・・

いや、頭にスコップ刺さったままでしょ、この魔王さん(^^;
だからつい;;

玻璃:ん?
そう言えば、そうだったな。

> 「これは起こりうる未来。
>   もっとも実現する確立の高い、君の未来の姿だよ」
>アメリアの右斜め前から、笑みを浮かべて1人の男が現れた。
> 「でたらめです!
>   こんなの正義じゃありません」
>男、マステマは、怒るアメリアの姿を見ながら
> 「そうだね。
>   君の望む未来は、別のもの・・・・だものね」
>悲しげに、ポツリと呟いた。

正義を貫くだけで、生きていけるなら楽なんだろけどね。

玻璃:・・・ラダに変わるぞ。

およ?

ラダ:疲れたから交代するってよ。

ふーん。

ラダ:お前は正義が嫌いか?

さあね、正義のためとか言いながら、自分のやってる犯罪行為を正当化するのは、嫌いだけどね。

> 「私は、たしかに“王女”です。
>   でも、その前に1人の女であり、1人の人間なんです。
>   父さんも私に、幸せになれ。そう言ってくれています」
> 「父親としてはね。
>   だけど、国を治める王としてはどうかな。
>   君の思い人は“人間”じゃあ無い・・・・」
> 「ゼルガディスさんは、必ず元の姿に戻れます」
>アメリアの叫び声が、マステマの台詞を遮る。
> 「じゃあ、いつ、人間に戻れるのかねえ。
>   1年後?5年後?それとも10年後かな・・・・・」
> 「いつかは・・・・・わかりませんが、必ず戻れます」
> 「本当に、人間に戻れるのかい。
>   王女という、君の立場で待ち続けることが許されるのかい。
>   王族の血を絶やさないこと、望もうが望まなかろうが、君は誰かと結婚して
>   子供を作ることになるのさ、血統を守るためにね」
> 「私は・・・・待ちます・・・私は・・・」
> 「君の気持ちなんてね、関係ないのさ。
>   宮廷内で好きでもない男の子供を産み、育てなくちゃあいけない。
>   かわいそうな子だね」

意地の悪い問答だね。

ラダ:そうだな。
だがな、王族が背負うべき責任が、王女にはあるしな。

その責任の為に、好きでもないオヤジとでも結婚しろとでも?

ラダ:それが最善ならばな。

冷たいな。
言いたい事はわかるけど。

> 「それに比べて、リナ・インバースは幸せだよね。
>   あのガウリイとかいう剣士は人間だし、君のように王女としての立場とかに
>   縛られてもいない・・・・ずるいよねえ〜。不公平だと思わないかい」
> 「そんなこと・・・・ないです・・・・リナさんは・・・」
> 「そう、リナ・インバースだけ幸せなのは酷いよね。
>   それにね、僕ならば君の彼を人間に戻すのなんて、簡単なことなんだよ」
> 「リナさん・・・・は・・・・ずるい・・・」
>アメリアの表情が、少しずつ虚ろになって行った。

アメリア・・・

ラダ:不公平・・・ね

生まれてくる場所は、自分で選べないんだから、アメリアがそれを変えていけば、良いだけだろうに・・・
変えることのできる立場でも、あるわけなんだから。

ラダ:なかなか視野を広くもてないんもんだ、限られた空間に生きてるとな。
王女の持つ不安は、解らなくも無いが・・・・それをぶち壊すぐらいのことは、してくれそうだ。

> 「ああ、君の友達のくせに、自分だけ幸せになろうとしている。
>   ずるくて酷い、友達づらした裏切り者さ」
>アメリアの顔を見て、微かに笑うマステマ。
> 「僕の『力』を使えば、君の想い人を人間に戻すことが出来るよ。
>   そうすれば、君は、君の君の望む未来を手にして幸せになれるんだよ。
>   もし、僕が直接手出しするのが、信用できないのなら・・・・」
> 「信用・・・・・出来ません」
>うつむき、力なく呟くアメリア。
> 「ならば、彼を人間に戻す方法を教えてあげるから
>   君が、彼を戻してあげれば良いんじゃないのかい」
>無言のままのアメリアの顔を、マステマ真直ぐに見て話を続けた。
> 「君は。ただ手を出せば良い。
>   そして、僕の手を取り、受け入れてくれれば良いのさ。
>   僕が教えてあげる方法をね。
>   どうする?王女さま」

今までのことを思えば、確かに信用はできんだろうけど。

ラダ:一人で居ることの不安、自分以外誰も否定する者が居ない状況。
精神的に、幼さが残る王女では、悪魔が囁く甘い誘惑以外何者でもないな。

確かに、アメリアの行動って、正義が基準になってるけど。
その正義もあいまいだよね、自分が気に入らないことが悪になってたりするし・・・

ラダ:まあ、こんな言い方をすると、王女には悪いかも知れんが・・・
リナちゃんとは別種のわがままなんだろうな、彼女の正義は。

なんつーか・・・・このままいくと、アメリアの正義について語りだしそうな気が・・・・(汗)

ラダ:だな;;

>ここまで読んでくださった、心優しい方、ありがとうございます。
>
>なんか・・・・お話が・・・・・どおして・・・こおなってしまったのでしょうか(汗)
>
>ゼル:  ・・・・・・・・・。
>あの(汗)・・・・ゼルガディスさん・・・・無言で後に立ってるの・・・・やめてくれませんか(滝汗)
>ゼル:  ・・・おい・・・・・・。
>は・・・・はい。な・・・なんでしょうか?
>ゼル:  アメリアに、もし・・・万が一・・・・・・なにかあったら・・・・わかってるよな〜(目の笑っていない笑顔)
>だだだだだ・・・・大丈夫です(汗)
>正義の仲良し4人組みの方々に、なにかあるわけないじゃないですか(滝汗)
>ゼル:  本当・・・だろうな・・・・・・。
>もももももちろんです〜(汗)
>ゼル:  じゃあ、なんで目を背ける・・・・・・。
>えええええと(滝冷汗)
>読んでくださいまして、本当にありがとうございました。
>では、失礼します。
>
>ゼル:  質問に答えんか!?

ぜる〜!!
気持ちは解るが、猫楽者さんをいじめちゃ駄目だよ〜!!

ラダ:何だその気の抜けた声は(呆)

気にすな。

ラダ:・・・(−ー;




色々ときになる展開で、続きが楽しみです。
アメリアどうなっちゃうんでしょう?
他の三人は何処で何をしているのか?
気になりつつもこの辺で。
失礼します。

トップに戻る
25941アメリアさん。ピンチです(汗)猫楽者 E-mail 2003/5/11 23:19:01
記事番号25924へのコメント

>こんにちは、キツネノテブクロです。

こんばんは、キツネノテブクロさん。
お元気ですか、猫楽者です。

いつも読んでくださって、ありがとうございます。
とても丁寧な感想を頂きまして、本当にありがとうございます。
5月になり暖かくなってまいりましたね。如何お過ごしですか。
お返事が大変遅くなってしまいまして、申し訳ありませんでした。

A:  こんばんは、キツネノテブクロさん。
    どうにか動けるようになりました(汗)。お元気ですか。Aです。
    読んでくださいまして、ありがとうございます。
N:  こんばんは、キツネノテブクロさん。
    まだ体のあちこちが悲鳴あげていますわ(汗)。Nです。
    とても丁寧に、本当にありがとうございます。

>玻璃:ども・・・って、また逃げようとしておるな。

こんばんは、聖魔太子白帝玻璃さん。
お元気ですか、猫楽者です。

読んでくださって、ありがとうございます。

A:  こんばんは、聖魔太子白帝玻璃さん。
    はじめましてで良いのでしょうか?。お元気ですか。Aです。
    読んでくださって、ありがとうございます。
N:  はじめまして、こんばんは、聖魔太子白帝玻璃さん。
    ラダマンティスさんと同一人物の方ですわよね。Nです。
    丁寧に、本当にありがとうございます。

>だって、玻璃の方が怖いし(TT)
>あ、この玻璃も、前にレス要員で来てた玻璃も、ラダ氏です。
>『――硝子―― 零れ落ちた沙』の玻璃じゃ無いんです、ややこしいですけど(汗)

すいません。自分・・・・勘違いしてしまったようでして・・・・申し訳ありませんでした(汗)
A:  猫楽者が、おバカ(刺すような視線)なものでして、すいませんキツネノテブクロさん。
N:  ラダマンティスさん。それに聖魔太子白帝玻璃さん。申し訳ありません。
    猫楽者には、後ほど制裁を加えておきますから(薄笑い)

>玻璃:クトゥヴァ殿、キズカ殿に手を出すということは無いので、安心されよ。
>
>奥さん居るしね、ラダ氏には・・・って、今は玻璃か。

メティスさんは、とてもステキな奥さんですね。ゼフィーリアで一番仲の良いご夫婦なのではないでしょうか。
A:  玻璃さん、なにかクトゥヴァが失礼なことを言ってしまったようで、申し訳ありませんでした。
    クトゥヴァも・・・キズカさんのことになると・・・・メロメロのフニャフニャですからねえ(溜息)
N:  キズカには、あのくらい押しまくるようなタイプじゃないとダメですわ(笑)

>> 「マーフィンさんと僕は、同格の神官です。
>>   マーフィンさんが途中で逃げ出し・・・・・とと・・・予定外の行動に出ようとしたとき
>>   それを止める為には、僕達よりも上位のどなたかが、指揮官として同行していただいた方が
>>   すんなり行くと思うのですが」
>
>言ってることは、良いんだけど・・・
>
>玻璃:もう一人二人、巻き添えにしようとしておるな。

はい、誰か上の方に一緒に来てもらって、マーフィンさんの逃亡防止と
ゼロスさんが何か責任を取らされるような事態に、ならないような盾として(笑)
A:  Sさんと海王さんに獣王さんは、この場を離れられませんし(笑)
N:  ゼロスさん・・・・・暗に何方かの事を“指名”・・・・しているようなものですわね(笑)

>> 「魔王さま。悩む必要はありませんわ。
>>   腹心のくせに、まだダメージから回復していない。
>>   そう言って、ひとりだけ知らん顔してるやつがいるじゃあないですか」
>
>それって・・・・
>
>玻璃:やたらと地雷を踏む上司に似たものが居たが・・・・
>そやつのことではないか?
>
>今ここに居ない方ですな。

不幸さの度合いでは、この世界で1〜2を争う(笑)
あの方にも・・・・・火の粉が飛んで行きました。
A:  大変ですね〜。今回は他人事として平和に過ごしていたのでしょうけど(笑)
N:  どうやら海王さんは、ひとりノンビリしている・・・・・あの人のことを引っ張りです気・・・
    マンマンだったようですわね(笑)

>> 「覇王か。たしかに、こいつも腹心のひとりだったわね。
>>   でもダメージから、回復していないんじゃなかったかしら」
>>あたしの声が聞こえたのか。覇王はこちらに顔を向けた。
>> 「リ・・・・リナ・インバース・・・・なんで、こいつが、ここに」
>>高位魔族が、人の名前を呼ぶときに、どもんないで欲しいわね。
>>あたしたちが居る場所に、後から来たのは、あんたでしょうに・・・・
>>ま・・まあ、どうやら無理矢理・・・・引っ張り出されたようだけど・・・・
>>とにかく、あたしは覇王に、“こいつ”呼ばわりされる覚えは無い。
>
>あのね、リナ。
>こいつ呼ばわりされたくなかったら、相手のこともこいつって言わない方が良いよ。
>
>玻璃:放っておけ、この者たちは自覚などするまい。
>己が言った悪口など綺麗に忘れ、他人の言葉に敏感になるのは。
>
>きついなあ、玻璃は;;

仰るとおりですね。
自分が言われて嫌なことは、他人には言わない。
自分がされてヤナことは、他人にはしない。
A:  そうは思っていても・・・・・それを実行し守るのは・・・・なかなか難しいですね(苦笑)
N:  自分の言動が、それを見たり聞いたりした方に、どう思われるか。
    想像しないような方々・・・・・不思議と沢山いらっしゃいますものね(溜息)

>> 「グラウシェラー。そう怒鳴らないでくださいな。
>>   これでも飲んで、少し落ち着いてくれないかしら」
>>そう言いつつ、いつ出したのか。
>>なにか飲み物の入ったカップを、覇王へと渡す海王。
>> 「前から言っているだろう。
>>   俺を、お前の便利なアイテム代わりに使うのはやめてくれと」
>>覇王は文句を言いながらも、カップを受け取り。
>>話し終わると、カップの飲み物を飲みだした。
>>覇王が飲んだことを確認し、笑顔を浮かべる海王。
>
>海王さん、何かたくらんでません?
>
>玻璃:覇王とやらは、文句を言う割りに警戒心が薄いようだが・・・・

海王さまは策士ですから(笑)
A:  覇王さんは・・・・武人のような方で、細かいことは気にしないのと(笑)
N:  海王さんの出してくださった飲み物を、“いらない”、なんて言おうものなら
    『グラウ〜。せっかくダルフィンが貴方の為に飲み物を用意したのに(涙目)』、と
    Sさんが、覇王さんの背後で、泣きそうな声で呟きそうですわね(笑)

>> 「時間もあまりありませんから、すぐに出発してくださいな」
>> 「ダルフィン。俺は魔王さまと話しているんだ。
>>   少し黙って・・・・・な・・なんだ・・・体が動かん」
>>海王の方へと顔を向けようとして、どうやら体が動かないらしくて、驚いている覇王。
>> 「ダルフィン、貴様。なにを飲ませた」
>> 「貴方が素直に行ってくれる、とは思えませんでしたから、一服盛らせていただきましたの。
>>   体が動かないだけで魔力は使えますし、喋れさえすれば指揮出来ますわ。
>>   ゼロス。指揮官を現場に、お連れしてあげてくださいな」
>
>海王さん、覇王さんの性格よく解ってますね・・・・

はい、海王さまは覇王さまと長い付き合い(?)だと思いますから(笑)
A:  まあ、覇王さんは・・・・なかなか丈夫な方ですから(笑)
N:  海王さんのような性格の方と御一緒ですと・・・・Sさんも気苦労が耐えませんわね(笑)

>玻璃:こういう魔族ばかりだと、いずれ自滅しそうではあるが・・・・
>
>確かにそう見えるね;;

自滅(汗)・・・・・内紛で自滅しそうですが・・・・・もし・・・・・・
そんなことになったら・・・・Sさんたち・・・・・・どんな目に遭わされることに・・・・・(滝汗)
A:  お・・・お仕置き確定でしょうね(滝汗)・・・・・・Sさんたち・・・・この世界の方々も大変ですね(遠い目)
N:  そ・・・・・そうね(汗)・・・・・あのお仕置き・・・・・
    されるような口実を与えないようにしないと・・・・心も体も・・・もたないですわ(泣)

>> 「聞いていますよ。北の魔王。
>>  はじめまして、みなさん。地竜王ランゴートです」
>>穏やかで澄んだ若い女の人の声が答え。
>> 「魔族が気安く呼びかけるな。
>>   好き好んで手を貸すわけではない、というのを忘れるなよ」
>>忌々しげなオッサンの声が続いた。
>
>地竜王さんは随分穏やかですね。
>天竜王さん・・・・・まるで火竜王と同じ;;
>
>玻璃:似たような性格のようだな。

はい、地竜王さんは穏やかな方です(汗)
天竜王さんは火竜王と、仲良しでしたので(笑)・・・・・いろいろな影響をうけている・・・・のではないでしょうか(汗)
A:  天竜王さんもねぇ(溜息)・・・・・・もう少し柔軟な考え方とか・・・・出来ると良いのですが・・・・
    地竜王さんの方は・・・・普段は温厚な方なのですが・・・・やはり“竜”“神”・・・・ですので(汗)
N:  滅多なことでは切れないのですけど・・・一度・・・切れてしまうと・・・・何するか分かりませんものね(汗)

>> 「バールウィン!
>>   共に、この世界のために戦うのですから・・・・・。
>>   もう少し穏やかに・・・・」
>>いきなり暴言を吐いた天竜王を、慌てて押さえようとする地竜王。
>> 「魔族なんぞ。“破蛇”と一緒に滅ぼしてしまえば良いものを・・・・」
>> 「失礼ですよ。バールウィン」
>>なおも無茶なことを言う天竜王を、地竜王がどうにか止めようとして焦った声をあげる。
>
>困った性格ですなあ・・・・
>
>玻璃:全くだな。

そうなのです。天竜王さんの性格・・・・どうにかなりませんかね(汗)
A:  いや・・・・どっちかと言うと・・・・・・
N:  神族を、そ〜いう性格と考えている・・・・・猫楽者の方が・・・・・問題ですわよ。
すいません・・・・・なんか“神族”に、あんまり良いイメージ持ってないものでして(汗)

>> 「魔族を滅ぼせるのなら、どんな犠牲が出ようともかまわぬ。
>>   愚か者めが、我らの、魔族を倒すという崇高な目的も理解できぬのか。
>>   たとえこの世界が焦土と化そうが、我らの目的を達成できれば良いのだ。
>>   そんな簡単なことさえも、わからんような・・・・・」
>> 「ああ。もう。うるせえなあ!?」
>> 「ぐわっ!」
>>苛立たしげに、クトゥヴァが叫んだ途端。
>>天竜王の悲鳴が聞こえてきた。
>
>クトゥヴァさん・・・・加減しました?(汗)

クトゥヴァ: もちろん手加減したぜ。
       下手なことしたら、キズカに怒られちゃうからなあ(溜息)
A:  あの・・・・キズカさんから怒られるだけで・・・・済めばいいのですが(汗)
N:  キズカ〜お願いだから〜、クトゥヴァが無茶しないようにしてね(汗)
A&N:  もお・・・・お仕置きは勘弁してください〜(泣)

>玻璃:天竜王の言い分は過激ではあるが・・・
>神は魔族と相反するように創られておる、それゆえ極端な思考をするものも居よう。
>
>にしても、思ってても言っちゃあかんでしょ。
>流石にさ。

天竜王さんのような同僚を持つと・・・・・地竜王さん・・・・苦労しますね(汗)
A:  神族の目的は、魔族を倒せればそれで良し・・・・それだけでは無い、と思うのですが(溜息)
N:  天竜王さんも、もお少し考えてから話したほうが良いのにね(溜息)

>> 「冷たいようだけどよ。
>>   この世界の運命を左右するような事態に、どうするかを決めるのは
>>   やはり、この世界の存在じゃないとダメなんだよ。
>>   この世界の未来を切り開いて、明日を手にするのは、ここの住人たちの行動に
>>   任せるべきだと、俺は思うね。
>>   手にするのが、どんな未来だとしてもよ」
>>キズカの肩に右手を置いて、優しくゆっくりと話しているクトゥヴァと
>>いつもと違う。そんなクトゥヴァの態度に、戸惑っているようなキズカ。
>>
>> 「どうだ。キズカ。
>>   俺って良いこと言うだろ〜。惚れ直したかい」
>>今までの、マジな表情と台詞も・・・・どこへやら・・・・・。
>>ニヤッと、締りの無い表情で話すクトゥヴァ。
>> 「ええ・・・・・そうね」
>>なにかを懸命に堪えるかのように、右手のひらを額に当てながら言うキズカ。
>> 「一瞬でも・・・・マトモなことを言う、そう貴方に期待した・・・・私のことが情けないですわ」
>> 「キズカあああぁぁああぁぁ・・・・冷たいこと言うなよ〜〜」
>>いい歳こいた男。しかも邪神の一族の主神が、それぐらいのことで泣くんじゃない。
>
>クトゥヴァさ〜ん!
>せっかく良い事言ってたのに(笑)
>
>玻璃:最後の詰めを誤ったな。
>
>キズカさんも大変だねえ(笑)
>ある意味、子守りしてるようなもんだよ(笑)
>
>玻璃:だがな、ほれた相手に良い顔したいとは思うものぞ。
>ただ、クトゥヴァ殿は最後にしまりの無いことを言わねば、良かったのだろうがな。

クトゥヴアさんの性格が、こおですから(笑)
キズカさんは大変ですね。気分は子守をしているお姉さんのような感じでしょうか(笑)
A:  なかなか良い雰囲気でしたね。クトゥヴァ。もう一押しですよ(笑)
N:  キズカも大変ねえ(笑)、せっかく二人で一緒に居るんですもの
    少しでも進展すると良いのですけど(笑)

>>グォオウウゥゥゥウウォォ・・・・・・ン。
>>天を目指して昇っていた“破蛇”は、村の外へと進んでゆき。
>>バチィ。
>>結界に阻まれ、暴れだした。
>> 「なかなかに厄介ですね。
>>   ゼラス。ダルフィン。辛かったら言うんですよ」
>>結界を維持しているレイさんの言葉に、うなづく海王と獣王。
>>村を包んでいる結界は、地竜王と天竜王が送っている『力』と、レイさんと獣王、海王の『力』を
>>クトゥヴァが束ねて作った、神魔融合結界。
>>この結界ならば、“破蛇”が暴れても、ある程度は・・・もつ・・・・・だろう。と作られたのだが
>>どのくらいの時間、結界が破られないかは・・・・・やってみなければ、わからない。
>>レイさんは、そう言っていた。
>
>厄介な代物のようですね。
>
>玻璃:力を貸せればよいが。

はい、厄介な存在なのです(汗)
末端部分の8体が地上へ出て来たのですが・・・・・・・。
A:  それでも、玻璃さんたちの世界の方が、もっと大変な状態のようですから
    クトゥヴァに頑張ってもらいますね。
N:  キズカも居りますしね。玻璃さん、お優しい御心遣いありがとうございます。

>> 「まずいな。“破蛇”の進路付近の火山帯が活発化している。
>>   このままでは、セイルーン周辺の火山は全てが噴火するぞ」
>> 「そっちは、何とかしよう」
>>アースさんに気楽に答えたクトゥヴァは、スッと目を細め、マグマの海を泳ぐ“破蛇”映像を見た。
>>気のせいか、“破蛇”の移動するスピードが一気に速くなったように見える。
>> 「噴火寸前だった火山が、完全に落ち着いた。
>>   これなら、もう噴火するようなことは無いだろう」
>>驚いたような表情でクトゥヴァを見ながら話す、アースさん。
>> 「マグマの移動方向を、この村に変えた。
>>   “破蛇”が一気に加速して、獣神官たちが飲まれかけたが、それ以外は何の問題も無い。
>>   残りの4体も、あと僅かな時間で地上へ飛び出すぞ」
>
>流石ですねえ、火を操る方だけあって。
>何気にさらっと言ってますけど、ゼロス達飲まれかけたんですか;;
>
>玻璃:かまうまい、不幸担当のゼロスゆえ。
>
>いや、そう言う問題でもないでしょ;;
>ここでゼロスが飲まれたら、破蛇がセイルーンに逆戻りしちゃうでしょ。
>
>玻璃:・・・・

クトゥヴァさんは、性格は・・・・あれ・・・・ですが、『火』の一族の主神ですので
『炎』関係には強いです。
A:  ゼロスさんたち・・・・・大変ですね〜(笑)
N:  覇王さんなんか・・・・本当に飲み込まれる寸前のようでしたわね〜(笑)
    キズカが一緒だと良いところを見せようとして、クトゥヴァは張り切りますわね(笑)

>>ブン!
>>北の魔王が無言で振るった両手から生まれ出た赤い光が、海王と獣王の後に現れ出た男を飲み込み
>>赤い光に包まれ男たちの姿は、瞬時に揺らぎ消えて逝った。
>> 「てめえ!」
>>声と共にクトゥヴァの蒼い炎が、キズカの後に迫っていた男を蒸発させる。
>> 「やられましたね」
>> 「ああ。まさか、このタイミングで仕掛けてくるとはな」
>>北の魔王の呟きに憮然と答えるクトゥヴァ。
>
>嫌なタイミングですね。
>それにしても、魔王さん強かったんですねえ・・・・
>
>玻璃:何を当たり前なことを・・・・
>
>いや、頭にスコップ刺さったままでしょ、この魔王さん(^^;
>だからつい;;
>
>玻璃:ん?
>そう言えば、そうだったな。

はい、この世界の魔族の頂点に君臨する、恐怖の魔王さま(すいません・・・・何故か笑いが(笑))ですから
A:  エルさまからのお仕置き続きで、ほとんど活動できない状態ですが、Sさんは強いです。
    それに、頑丈さ、とかタフさ、とか耐久力と回復力には、目を見張るものがありますね(笑)
N:  頭の2本のスコップを揺らしたまま・・・・・話したり動いたりして・・・・うぷぷぷぷぷふ・・・(大笑い)

>> 「これは起こりうる未来。
>>   もっとも実現する確立の高い、君の未来の姿だよ」
>>アメリアの右斜め前から、笑みを浮かべて1人の男が現れた。
>> 「でたらめです!
>>   こんなの正義じゃありません」
>>男、マステマは、怒るアメリアの姿を見ながら
>> 「そうだね。
>>   君の望む未来は、別のもの・・・・だものね」
>>悲しげに、ポツリと呟いた。
>
>正義を貫くだけで、生きていけるなら楽なんだろけどね。
>
>玻璃:・・・ラダに変わるぞ。

玻璃さん。お疲れ様でした。ありがとうございました。
A:  玻璃さん。そちらの世界、とても大変な御様子ですが、どうかお元気で。
N:  ステキな御家族の皆さんと、ずっと幸せに暮らして行けると良いですね。またお会い致しましょう。

>およ?
>
>ラダ:疲れたから交代するってよ。

こんばんは、ラダマンティスさん。
お元気ですか、猫楽者です。
A:  こんばんは、ラダマンティスさん。
    ゼルガディスさんへ、ご自身の御生まれと、血のお話をされるのを、ドキドキしながら読ませて頂きました。
N:  どんどん戦争に向かって行ってしまっている、そちらの世界。
    1日も早く平和な日々か訪れてくださると良いですね。

>ふーん。
>
>ラダ:お前は正義が嫌いか?
>
>さあね、正義のためとか言いながら、自分のやってる犯罪行為を正当化するのは、嫌いだけどね。

『正義』というのは、とても難しいですね。
A:  変な例えですが、時代劇のような勧善懲悪の世界でしたら
    もっと暮しやすいのかもしれませんね。
N:  1つの正義を貫く為に、死者の山が築くかれ、都市が壊滅するなんて事態は
    出来ることなら避けたいものですわね。

>> 「私は、たしかに“王女”です。
>>   でも、その前に1人の女であり、1人の人間なんです。
>>   父さんも私に、幸せになれ。そう言ってくれています」
>> 「父親としてはね。
>>   だけど、国を治める王としてはどうかな。
>>   君の思い人は“人間”じゃあ無い・・・・」
>> 「ゼルガディスさんは、必ず元の姿に戻れます」
>>アメリアの叫び声が、マステマの台詞を遮る。
>> 「じゃあ、いつ、人間に戻れるのかねえ。
>>   1年後?5年後?それとも10年後かな・・・・・」
>> 「いつかは・・・・・わかりませんが、必ず戻れます」
>> 「本当に、人間に戻れるのかい。
>>   王女という、君の立場で待ち続けることが許されるのかい。
>>   王族の血を絶やさないこと、望もうが望まなかろうが、君は誰かと結婚して
>>   子供を作ることになるのさ、血統を守るためにね」
>> 「私は・・・・待ちます・・・私は・・・」
>> 「君の気持ちなんてね、関係ないのさ。
>>   宮廷内で好きでもない男の子供を産み、育てなくちゃあいけない。
>>   かわいそうな子だね」
>
>意地の悪い問答だね。
>
>ラダ:そうだな。
>だがな、王族が背負うべき責任が、王女にはあるしな。
>
>その責任の為に、好きでもないオヤジとでも結婚しろとでも?
>
>ラダ:それが最善ならばな。
>
>冷たいな。
>言いたい事はわかるけど。

政治は奇麗事だけでは、出来ないのでしょうね。
A:  ラダマンティスさんの仰るように政略結婚は、ある意味有効な手段ではある、と思うのですが・・・・・。
N:  好きで王族として生まれたのではないのですが、国の混乱を避け安定した生活を守る為の『道具』となる。
    統治者と、その御家族の方々には、普通に暮す方のような・・・・恋愛と幸せな結婚は難しいのかしら。
A:  にしても・・・・・私もキツネノテブクロさんと同じく・・・・この質問には“底意地の悪さ”を感じますね(怒)
N:  ええ。本当に猫楽者の“壊れっぷり”が、よ〜くわかるような“悪質な質問”ですわねぇ(目の笑っていない笑顔)
あうあうあう(汗)・・・・・・そうですよね・・・・ごめんなさい(泣)

>> 「それに比べて、リナ・インバースは幸せだよね。
>>   あのガウリイとかいう剣士は人間だし、君のように王女としての立場とかに
>>   縛られてもいない・・・・ずるいよねえ〜。不公平だと思わないかい」
>> 「そんなこと・・・・ないです・・・・リナさんは・・・」
>> 「そう、リナ・インバースだけ幸せなのは酷いよね。
>>   それにね、僕ならば君の彼を人間に戻すのなんて、簡単なことなんだよ」
>> 「リナさん・・・・は・・・・ずるい・・・」
>>アメリアの表情が、少しずつ虚ろになって行った。
>
>アメリア・・・
>
>ラダ:不公平・・・ね
>
>生まれてくる場所は、自分で選べないんだから、アメリアがそれを変えていけば、良いだけだろうに・・・
>変えることのできる立場でも、あるわけなんだから。
>
>ラダ:なかなか視野を広くもてないんもんだ、限られた空間に生きてるとな。
>王女の持つ不安は、解らなくも無いが・・・・それをぶち壊すぐらいのことは、してくれそうだ。

アメリアさん・・・・・追い詰められてしまっております(汗)
A:  自分の暮す環境、対人関係を変えて行く為には、自分が行動しないとダメなんですよね。
N:  もちろん。個人の『力』では、どうしようもないこともありますけど、悲劇の主人公になっているだけでは
     何も変わらず、むしろドンドン悪化する一方ですからね。

>> 「ああ、君の友達のくせに、自分だけ幸せになろうとしている。
>>   ずるくて酷い、友達づらした裏切り者さ」
>>アメリアの顔を見て、微かに笑うマステマ。
>> 「僕の『力』を使えば、君の想い人を人間に戻すことが出来るよ。
>>   そうすれば、君は、君の君の望む未来を手にして幸せになれるんだよ。
>>   もし、僕が直接手出しするのが、信用できないのなら・・・・」
>> 「信用・・・・・出来ません」
>>うつむき、力なく呟くアメリア。
>> 「ならば、彼を人間に戻す方法を教えてあげるから
>>   君が、彼を戻してあげれば良いんじゃないのかい」
>>無言のままのアメリアの顔を、マステマ真直ぐに見て話を続けた。
>> 「君は。ただ手を出せば良い。
>>   そして、僕の手を取り、受け入れてくれれば良いのさ。
>>   僕が教えてあげる方法をね。
>>   どうする?王女さま」
>
>今までのことを思えば、確かに信用はできんだろうけど。
>
>ラダ:一人で居ることの不安、自分以外誰も否定する者が居ない状況。
>精神的に、幼さが残る王女では、悪魔が囁く甘い誘惑以外何者でもないな。
>
>確かに、アメリアの行動って、正義が基準になってるけど。
>その正義もあいまいだよね、自分が気に入らないことが悪になってたりするし・・・
>
>ラダ:まあ、こんな言い方をすると、王女には悪いかも知れんが・・・
>リナちゃんとは別種のわがままなんだろうな、彼女の正義は。
>
>なんつーか・・・・このままいくと、アメリアの正義について語りだしそうな気が・・・・(汗)
>
>ラダ:だな;;

はい、アメリアさん悪魔マステマの囁きに・・・・・・どう行動するのでしょうか(まて)
A:  ある集団を分断して各個撃破する・・・・戦法としては正しい考え方だとは思うのですが・・・・・。
N:  戦法?。これでは精神的な私刑ですわ。
確かに、正義の使者のアメリアさんの言う『正義』は、曖昧な部分がありますね。
アメリアさんに限らず、『正義』の旗印をかざして戦う『正義の味方』の中には
あんた・・・・本当に正義の側なのか!と、思わず突っ込みたくなるような方々も居ますね(笑)
A:  事件は毎回解決するけど・・・・・あっちで火が付き・・・こっちは人工ステーションが落下して・・・・
    大陸1つが壊滅とか(笑)
N:  地殻プレートがズタズタになって・・・・・惑星ひとつが火の海になったり・・・・有毒ガスや放射能で・・・・
    その星を支配していた悪人どもは居なくなったけど・・・・・誰一人住めなくなっちゃうとか(笑)
高千穂 ●さんのダーティ・ぺ●ですか。
Aさん・・・・Nさん・・・・それ(汗)・・・笑い事じゃ・・・・ないですよ(滝汗)

>>ゼル:  アメリアに、もし・・・万が一・・・・・・なにかあったら・・・・わかってるよな〜(目の笑っていない笑顔)
>>だだだだだ・・・・大丈夫です(汗)
>>正義の仲良し4人組みの方々に、なにかあるわけないじゃないですか(滝汗)
>>ゼル:  本当・・・だろうな・・・・・・。
>>もももももちろんです〜(汗)
>>ゼル:  じゃあ、なんで目を背ける・・・・・・。
>>えええええと(滝冷汗)
>>読んでくださいまして、本当にありがとうございました。
>>では、失礼します。
>>
>>ゼル:  質問に答えんか!?
>
>ぜる〜!!
>気持ちは解るが、猫楽者さんをいじめちゃ駄目だよ〜!!
>
>ラダ:何だその気の抜けた声は(呆)
>
>気にすな。
>
>ラダ:・・・(−ー;

命懸けで逃げました(汗)
ゼルガディスさん・・・・・アメリアさんが絡むと・・・・もの凄く怖いですね(冷汗)


>色々ときになる展開で、続きが楽しみです。

お優しい御言葉をありがとうございます(嬉しいのです)
いつも読んでくださいまして、ありがとうございます。
とても丁寧な感想をいただきました。本当にありがとヴございます。

>アメリアどうなっちゃうんでしょう?

どうなってしまうのでしょうか(だからまて)
次の次くらいには、アメリアさんが、どうするのか出て来ると思います。

>他の三人は何処で何をしているのか?

ゼルガディスさんとリナさんガウリイさんも、分断されて1人ぼっちの状態です。
マステマが悪さをしよう、と、していたりします(汗)

>気になりつつもこの辺で。
>失礼します。

ありがとうございます。
マステマが暴走していますので、今後・・・・どうなることか(汗)

もうすぐ5月も半ばですね。
寒暖の差が、まだまだ激しく。風邪も流行っているようですので
お体にお気を付けて、お元気で。
では、失礼します。

N:  では(にっこり)、軽く制裁を・・・・
え゛・・・・っ。あの・・・その手に御持ちの蠢いてる黒い塊は(汗)
テケ・・・リリ・・・・テケリ・・・テケリリ・・・・・。
なんか・・・・聞き覚えのあるような・・・泣き声ですけど(滝汗)
N:  これ?ショゴスちゃん♪まあ言ってしまえば『人食いアメーバー』みたない物ね♪
ちょ・・・ちょっと・・・マジですか(冷汗)Nさん・・・
N:  当然マジ♪ですわ。元気に逝って来てね♪
ちょ・・・待って・・・うっ・・・・うぎゃあ〜〜
・・・・・・・・・・・・・・・
N:  制裁は終わりましたわ。では、失礼します。

トップに戻る
25931Re:眠りし者(第十五話)エモーション E-mail 2003/5/10 22:34:05
記事番号25920へのコメント

猫楽者さん、(復活なさったでしょうか?)A様、N様、こんばんは。

>こんばんは、猫楽者と申します。
>読んでみようと思ってくださった、心優しい方。
>ありがとうございます。

お待ちしていました。今回は一気に2話なんですね♪

何とか成功している、と言える破蛇への対抗作戦の中……。やっぱりちょっかい
出してきやがった(←言葉遣いが悪いです、減点10点)マステマさん……。
おとなしく見物しているとは思えなかったけれど、本当にもう……。
アメリア、マステマさんの卑劣な精神攻撃を上手く乗り越えてほしいです。
彼女自身のためにも。


> 「マーフィンさんと僕は、同格の神官です。
>   マーフィンさんが途中で逃げ出し・・・・・とと・・・予定外の行動に出ようとしたとき
>   それを止める為には、僕達よりも上位のどなたかが、指揮官として同行していただいた方が
>   すんなり行くと思うのですが」

ゼロス……的確でまともに見える意見というオブラートで何重にもくるまれた、
転んでもただでは起きない&せめて誰かを道連れ、な意思がひしひしと伝わります。
やっぱりこれくらいするのがゼロスですね(笑)

> 「ダルフィン・・・・手を放さんか。って、ここはいったい・・・・ルビー・アイさま、何事ですか」
>いきなり連れて来られて、多少混乱しているのだろうか。
>戸惑っている男。
> 「覇王か。たしかに、こいつも腹心のひとりだったわね。
>   でもダメージから、回復していないんじゃなかったかしら」

道連れ決定(笑)ダルフィン様、相手が誰でも容赦ないですね。

> 「グラウシェラー。まずは皆さんに御挨拶なさい。
>   我々魔族にも、守るべき礼節というものはあります。
>   あなたは、もう少し礼儀正しく、できるようにならないとダメですよ。
>   リナさん。グラウシェラーの非礼を、どうかお許しください。
>   “破蛇”の件が無事に解決しましたら、必ず、なにかお詫びの品を送らせますので
>   あのお方の・・・・闇の刃の呪文・・・無表情に唱えないでいただけませんか」
>穏やかに覇王を叱りつけ、あたしに向かって丁寧に一礼し、礼儀知らずの部下のことを
>謝罪するレイさん。

……魔王様……慣れてますね(汗)何気にこの方も中間管理職といいますか、
チェーン店の雇われ店主のような……。

> 「ダルフィン、貴様。なにを飲ませた」
> 「貴方が素直に行ってくれる、とは思えませんでしたから、一服盛らせていただきましたの。
>   体が動かないだけで魔力は使えますし、喋れさえすれば指揮出来ますわ。
>   ゼロス。指揮官を現場に、お連れしてあげてくださいな」
> 「かしこまりました。海王さま」
> 「待て、せめて体を動か・・・・」
>ゼロスは、喚く覇王の手を取り、一礼して覇王と共に消えていった。
> 「では、行ってまいります」
>泡を吹いてヒクヒクしたままの、マーフィンを抱きかかえたマームも
>丁寧に一礼し、マーフィンと共に虚空へと消えていった。
>まともに動けるの・・・・ゼロスとマームだけで・・・・大丈夫なのかしら。

不幸な方がまたひとーり……。(汗)
また薬を開発したんですね、ダルフィン様……。

> 「バールウィン!
>   共に、この世界のために戦うのですから・・・・・。
>   もう少し穏やかに・・・・」
>いきなり暴言を吐いた天竜王を、慌てて押さえようとする地竜王。
> 「魔族なんぞ。“破蛇”と一緒に滅ぼしてしまえば良いものを・・・・」
> 「失礼ですよ。バールウィン」
>なおも無茶なことを言う天竜王を、地竜王がどうにか止めようとして焦った声をあげる。
> 「こんなのと一緒に戦って大丈夫なのか」
>天竜王の言葉に、呆れたように呟くクトゥヴア。

……私もそう思いました(汗)正直って言えば、正直なのでしょうけど。
猫楽者さんの方では、水竜王様はまだ出ていらっしゃらないので一概には
言えないのかもしれませんが……男性人格の竜王って、みんなこうなのでしょうか?(汗)
火竜王様も暴走しまくったあげく、あの結末でしたし(滝汗)

> 「ちょっと、クトゥヴァ」
> 「別に滅ぼしたりしてねえよ。
>   グダグタうるさかったから、黙らせただけさ」
>キズカに、ニヤリと笑い答えるクトゥヴア。

クトゥヴァさん、ナイスな判断です。……このままだと、多分リナがキレるし(笑)

> 「ああ、わかってるさ。
>   キズカが、そおいうのは好きじゃないことはな。
>   でもな、キズカ。
>   キズカも俺も異世界の者なんだよ。
>   よそ者の俺達に出来るのは、方針を決める為の情報提供と提案
>   後は実行するときに手を貸す、せいぜいそれくらいさ」
>普段のオドケタ態度は影を潜め、真直ぐにキズカの目を見て話すクトゥヴァ。
> 「冷たいようだけどよ。
>   この世界の運命を左右するような事態に、どうするかを決めるのは
>   やはり、この世界の存在じゃないとダメなんだよ。
>   この世界の未来を切り開いて、明日を手にするのは、ここの住人たちの行動に
>   任せるべきだと、俺は思うね。
>   手にするのが、どんな未来だとしてもよ」
>キズカの肩に右手を置いて、優しくゆっくりと話しているクトゥヴァと
>いつもと違う。そんなクトゥヴァの態度に、戸惑っているようなキズカ。

良いこと言ってます、本当に……。実際に、当事者が傍観してては駄目なんですよね。

> 「どうだ。キズカ。
>   俺って良いこと言うだろ〜。惚れ直したかい」
>今までの、マジな表情と台詞も・・・・どこへやら・・・・・。

……最後のこの一言がなければ、キズカさんのラブラブフラグが10ポイントくらい
アップして、ラブラブイベントが発生したのに……(笑)←恋愛シミュレーションじゃないっ!
でも、2ポイントくらいはアップしたかも(笑)

> 「一瞬でも・・・・マトモなことを言う、そう貴方に期待した・・・・私のことが情けないですわ」
> 「キズカあああぁぁああぁぁ・・・・冷たいこと言うなよ〜〜」
>いい歳こいた男。しかも邪神の一族の主神が、それぐらいのことで泣くんじゃない。

今、♪あしーたがある、あしーたがある、あしーたがあーるーさー♪と、
某ジ○ージアのCMが脳内で流れました(笑)

>マグマの炎と共に、ノマの村の地面を突き破り。
>4体の“破蛇”が、ついに地上へと躍り出た。
>グォオオオオォォオオォォ・・・・・・ン。
>天に向かい上昇しながら、叫ぶ、“破蛇”。
>ノマの村はマグマに飲まれ、“破蛇”の巨体に蹂躙されて残っているのは
>結界に守られた神殿の周りだけになっていた。
>グォオウウゥゥゥウウォォ・・・・・・ン。
>天を目指して昇っていた“破蛇”は、村の外へと進んでゆき。
>バチィ。
>結界に阻まれ、暴れだした。

凄い威力ですね(汗)4体の末端部分でこれなら、確かに神魔戦争の時、
結界張っていても大陸を簡単に分断したのが分かります。
結界が持ってくれると良いのですが……。

>どうやらゼロス独立部隊(あたしが勝手に命名)も、“破蛇”の誘導に成功しつつあるようだ。

高位魔族3人に、腹心1人……餌が良いから、食いつきも良いと(笑)
何にせよ、セイルーンの方もなりそうで良かったです。

> 「マグマの移動方向を、この村に変えた。
>   “破蛇”が一気に加速して、獣神官たちが飲まれかけたが、それ以外は何の問題も無い。
>   残りの4体も、あと僅かな時間で地上へ飛び出すぞ」

飲まれかけたって……(汗)「どうして急にスピードがあがるんですかー?!」
とか言いながら、必死で逃げたんでしょうね、ゼロスたち……。ま、ガンバレ。←鬼。

>地上に飛び出したゼロスたちを追いかけて、ノマの村の地面を突き破り。
>残り4体の“破蛇”が、地上へと躍り出た。
>グォオオオオォォオオォォ・・・・・・ン。
>飛び出したゼロスたちを、8体の“破蛇”が追いかけている。

……みんな、食欲(笑)に忠実ですね……。

> 「やられましたね」
> 「ああ。まさか、このタイミングで仕掛けてくるとはな」
>北の魔王の呟きに憮然と答えるクトゥヴァ。
>この部屋に今までいた4人の人間の姿が消えていた。
>リナ、ガウリイ。それにゼルとアメリアの姿が、残りの“破蛇”が地上に出ると同時に消えてしまった。

今、現れたのはマステマさんだけなんですね? 分身の術みたいなものでしょうか。
……未遂とはいえ、キズカさんを狙ったのは失敗でしたね……マステマさん。
未遂でもクトゥヴァさんの怒りゲージ満タンになったと……(汗)
でも、どこへ連れて行かれたのでしょう……?

>アメリアも良く知っている男。
>セイルーンの名門中の名門。有力貴族の長男。
>もっとも、アメリアよりもフタまわりほど歳は上だが・・・・・。

……せめて、さらにそれの息子辺りにしてほしいとこですよね。いくら何でも。
若いお嫁さんをもらった、ということよりも、ひたすらロリコン、ロリコンと
いぢめたくなるわ、その人(笑)
これは……パニック起こしますよね、アメリア……。

> 「本当に、人間に戻れるのかい。
>   王女という、君の立場で待ち続けることが許されるのかい。
>   王族の血を絶やさないこと、望もうが望まなかろうが、君は誰かと結婚して
>   子供を作ることになるのさ、血統を守るためにね」
> 「私は・・・・待ちます・・・私は・・・」
> 「君の気持ちなんてね、関係ないのさ。
>   宮廷内で好きでもない男の子供を産み、育てなくちゃあいけない。
>   かわいそうな子だね」

ねちねち、ねちねち、いぢめますね〜。マステマさん。
完璧にでたらめではない材料で突いてくるから、反論が大変という厄介な攻撃です。

> 「リナさん・・・・は・・・・ずるい・・・」
>アメリアの表情が、少しずつ虚ろになって行った。
> 「ああ、君の友達のくせに、自分だけ幸せになろうとしている。
>   ずるくて酷い、友達づらした裏切り者さ」
>アメリアの顔を見て、微かに笑うマステマ。

人の心の中にある不安や、ほんの少し誰かを羨ましいとか思う気持ちを無理やり
掴んで引きずり出して、変な形に塗り替えて洗脳……マインドコントロール
をしていますね。
それもその中でも、下手をすると暗示が解けても引きずりかねない、かなり
厄介なタイプの。さすがマステマさん。陰険な手段がお得意で(怒)
……マインドコントロールって本人の意思の問題じゃなくて、大抵はそれを
見抜く知識があるかどうかで、引っかかるかどうか決まっちゃうから……。
ただ、この変な空間もそうなりやすい場所のようなので、それをどうにか
することが、打破する鍵になると良いのですが。

> 「君は。ただ手を出せば良い。
>   そして、僕の手を取り、受け入れてくれれば良いのさ。
>   僕が教えてあげる方法をね。
>   どうする?王女さま」

手を取らないでほしいな、アメリア。
マステマさんの言っていることは、一面の事実を突いているけれど、突っ込もうと
思えば突っ込める部分が案外あるんです。アメリアが基本的な物事をきちんと
理解していれば、それが突破口になるはず。
自分と、何よりゼルのためにも負けないでほしいです。

……ところで、この精神攻撃受けているの、アメリアだけなのでしょうか。
リナたちも受けているような気がするのですけど……。
何だかこの空間。そこにいる者の不安や精神的に弱い部分を露呈させる場所のように
思えるので……。


>ここまで読んでくださった、心優しい方、ありがとうございます。
>
>なんか・・・・お話が・・・・・どおして・・・こおなってしまったのでしょうか(汗)

マステマさんの暴走でしょうか(汗)

>ゼル:  アメリアに、もし・・・万が一・・・・・・なにかあったら・・・・わかってるよな〜(目の笑っていない笑顔)
>だだだだだ・・・・大丈夫です(汗)

ゼル……気持ちはよーく分かりますが……怖いよ……(滝汗)

>正義の仲良し4人組みの方々に、なにかあるわけないじゃないですか(滝汗)
>ゼル:  本当・・・だろうな・・・・・・。
>もももももちろんです〜(汗)
>ゼル:  じゃあ、なんで目を背ける・・・・・・。
>えええええと(滝冷汗)
>読んでくださいまして、本当にありがとうございました。
>では、失礼します。
>
>ゼル:  質問に答えんか!?

がんばって逃げ切ってくださいませ(汗)
迫力のある破蛇の場面とマステマさんの精神攻撃場面、凄かったです。
アメリアくらいの年齢ですと、あっさりと撃退しにくいですよね。ああいうのは。
……できる人って珠晶様(「十二国記」に出てくる恭国の王様。即位したときの
年齢12歳)並みの知性と物事の認識能力がないと無理かも……。

アメリアを心配しつつ、この辺で失礼いたします。

トップに戻る
25942マステマ・・・・暴走しております(汗)猫楽者 E-mail 2003/5/12 08:48:30
記事番号25931へのコメント

>猫楽者さん、(復活なさったでしょうか?)A様、N様、こんばんは。

こんばんは、エモーションさん。
お元気ですか、猫楽者です。

いつも読んでくださって、ありがとうございます。
毎回とても丁寧な感想を頂きまして、本当にありがとうございます。
もう5月ですね。うちの周りも暖かくなってまいりました。
お返事が大変遅くなってしまいまして、申し訳ありませんでした。

わかつきめぐみさんの「So What?」、うちの近くの本屋さんに無かったです(泣)
今度また大きな本屋さんへ、捜しに行ってみます。

A:  こんばんは、エモーションさん。
    やっと回復いたしました(汗)。お元気ですか。Aです。
    読んでくださいまして、ありがとうございます。
N:  こんばんは、エモーションさん。
    ご心配ありがとうございます。ナイはまだ戻ってこないですわ(汗)。Nです。
    とても丁寧に、本当にありがとうございます。

>>こんばんは、猫楽者と申します。
>>読んでみようと思ってくださった、心優しい方。
>>ありがとうございます。
>
>お待ちしていました。今回は一気に2話なんですね♪

お優しい御言葉をありがとうございます(嬉し涙)
実は、私事で大変恐縮なのですが、6月の半ばごろに二人目の子供を出産予定でして
出産後は、暫くの間あまりネットに接続できなくなりそうなもので
なんとか6月までに、完結できればなあ、と思っております。
A:  あのねえ、大変なのは奥さんの方でしょう。
N:  暫くは夜中の授乳にオムツを替えたり・・・・夜PCを触る時間は無いでしょうね。
そう言えば・・・・“猫楽者”というH.N・・・・今まで何回か女性の方と勘違いされたような気が(汗)
すいません・・・・・紛らわしいですよね・・・・・自分・・・・一応・・・・・男でして(汗)
二人目の子供が生まれてから、暫くの間は、奥さんの家事と3歳の長男と赤ちゃんの
食事などの手伝いをするのが、精一杯になってしまうと思われます(汗)

>何とか成功している、と言える破蛇への対抗作戦の中……。やっぱりちょっかい
>出してきやがった(←言葉遣いが悪いです、減点10点)マステマさん……。
>おとなしく見物しているとは思えなかったけれど、本当にもう……。
>アメリア、マステマさんの卑劣な精神攻撃を上手く乗り越えてほしいです。
>彼女自身のためにも。

破蛇の方は、どうにか順調(?)なのですが(汗)
マステマの方は、手出ししてきやがりましたです(あああああ、自分も口が悪いですね(汗))
A:  マステマの、あの性格・・・・どうにかなりませんかねえ(溜息)
N:  アメリアさんが、悪魔マステマの囁きの中にある『危険』に気付いてくれると良いのですが(汗)

>> 「マーフィンさんと僕は、同格の神官です。
>>   マーフィンさんが途中で逃げ出し・・・・・とと・・・予定外の行動に出ようとしたとき
>>   それを止める為には、僕達よりも上位のどなたかが、指揮官として同行していただいた方が
>>   すんなり行くと思うのですが」
>
>ゼロス……的確でまともに見える意見というオブラートで何重にもくるまれた、
>転んでもただでは起きない&せめて誰かを道連れ、な意思がひしひしと伝わります。
>やっぱりこれくらいするのがゼロスですね(笑)

ゼロスさんですから、素直そうに見えて・・・・実はいろいろ裏側で画策していそうですからね(笑)
A:  それにゼロスさんでしたら、たとえ転んでしまっても金貨の1枚くらいは、根性で拾ってきそうですから(笑)
N:  エモーションさんの仰るとおり、道連れを増やそうとしていますわね〜(笑)

>> 「ダルフィン・・・・手を放さんか。って、ここはいったい・・・・ルビー・アイさま、何事ですか」
>>いきなり連れて来られて、多少混乱しているのだろうか。
>>戸惑っている男。
>> 「覇王か。たしかに、こいつも腹心のひとりだったわね。
>>   でもダメージから、回復していないんじゃなかったかしら」
>
>道連れ決定(笑)ダルフィン様、相手が誰でも容赦ないですね。

はい、海王さま・・・・容赦しない、なかなか良い性格をしていたりします(笑)
A:  覇王さん1人だけ、『いや〜、魔王さまとゼラスにダルフィンも大変だなあ〜』、とか言いながら
    ノンビリしているのだろうと想像した、海王さんが(笑)
N:  無理矢理巻き込んでしまいましたわね(笑)

>> 「グラウシェラー。まずは皆さんに御挨拶なさい。
>>   我々魔族にも、守るべき礼節というものはあります。
>>   あなたは、もう少し礼儀正しく、できるようにならないとダメですよ。
>>   リナさん。グラウシェラーの非礼を、どうかお許しください。
>>   “破蛇”の件が無事に解決しましたら、必ず、なにかお詫びの品を送らせますので
>>   あのお方の・・・・闇の刃の呪文・・・無表情に唱えないでいただけませんか」
>>穏やかに覇王を叱りつけ、あたしに向かって丁寧に一礼し、礼儀知らずの部下のことを
>>謝罪するレイさん。
>
>……魔王様……慣れてますね(汗)何気にこの方も中間管理職といいますか、
>チェーン店の雇われ店主のような……。

日頃、厳しい職場環境(笑)で、過酷な目に遭っている魔王さま・・・・・自然と慣れてしまったのでしょうか(笑)
A:  ひとつの世界の魔族を任された立場は、チェーン店の雇われ店長のようなものでは(笑)
N:  Sさん、エルさまに礼儀作法を徹底的に教育されましたものね(笑)
    下手な言動は・・・・・即お仕置きの対象とされていましたし(汗)

>> 「ダルフィン、貴様。なにを飲ませた」
>> 「貴方が素直に行ってくれる、とは思えませんでしたから、一服盛らせていただきましたの。
>>   体が動かないだけで魔力は使えますし、喋れさえすれば指揮出来ますわ。
>>   ゼロス。指揮官を現場に、お連れしてあげてくださいな」
>> 「かしこまりました。海王さま」
>> 「待て、せめて体を動か・・・・」
>>ゼロスは、喚く覇王の手を取り、一礼して覇王と共に消えていった。
>> 「では、行ってまいります」
>>泡を吹いてヒクヒクしたままの、マーフィンを抱きかかえたマームも
>>丁寧に一礼し、マーフィンと共に虚空へと消えていった。
>>まともに動けるの・・・・ゼロスとマームだけで・・・・大丈夫なのかしら。
>
>不幸な方がまたひとーり……。(汗)
>また薬を開発したんですね、ダルフィン様……。

不幸への片道切符・・・・に、なってしまわないと良いのですが(汗&笑)
ダルフィン : エモーションさん。こんばんは。
         お元気ですか、ダルフィンですわ。
あの・・・・海王さま・・・・・覇王さまが飲んだ御薬・・・・・なんですか(汗)
ダルフィン : 新開発の薬ですの。体が動かないだけで、副作用もホンノ些細なものですから
         開発と実験では、いつものようにゼロスに協力して貰いましたわ。
A:  Nさん(汗)、この世界の魔族も大変ですね(汗&笑)
N:  そうね・・・・・海王さんだけは、敵にしたくないですわね(汗)

>> 「魔族なんぞ。“破蛇”と一緒に滅ぼしてしまえば良いものを・・・・」
>> 「失礼ですよ。バールウィン」
>>なおも無茶なことを言う天竜王を、地竜王がどうにか止めようとして焦った声をあげる。
>> 「こんなのと一緒に戦って大丈夫なのか」
>>天竜王の言葉に、呆れたように呟くクトゥヴア。
>
>……私もそう思いました(汗)正直って言えば、正直なのでしょうけど。
>猫楽者さんの方では、水竜王様はまだ出ていらっしゃらないので一概には
>言えないのかもしれませんが……男性人格の竜王って、みんなこうなのでしょうか?(汗)
>火竜王様も暴走しまくったあげく、あの結末でしたし(滝汗)

天竜王さんも、困った性格していますね。
A:  『神族』として、『魔族』と馴れ合いはしない。その姿勢は立派と言えば立派なのですが(溜息)
N:  今はエルさま御公認で、この世界を守る為に・・・・・力を合わせ共に戦うということ・・・・わかって無いのかしら(溜息)
どうも自分は、『神族』に良いイメージを持っていないようでして(汗)
天竜王さんと火竜王・・・・どちらも男性人格の竜王は・・・・・すごい性格していたりします(汗)
A:  水竜王さんのことは・・・・・どう考えているのでしょうか?
N:  たしか・・・・はっきりとは考えてないのでしたっけ?
はい、滅んではいないけど、干渉出来るほど『力』が回復していなくて。
女性人格かなあ・・・・・くらいしか考えていませんでした。

>> 「ちょっと、クトゥヴァ」
>> 「別に滅ぼしたりしてねえよ。
>>   グダグタうるさかったから、黙らせただけさ」
>>キズカに、ニヤリと笑い答えるクトゥヴア。
>
>クトゥヴァさん、ナイスな判断です。……このままだと、多分リナがキレるし(笑)

そうなのです。リナさんがキレてしまったでしょうね(汗)
天竜王 VS 正義の仲良し4人組みプラス、アメリアさんに味方するキウユちゃんの戦いになってしまうよりは(笑)
A:  まあ確かに、制御装置のある部屋で、『あの』リナさんたちに暴れられたりするよりは(汗)
N:  クトゥヴァが、ガッンと一撃する方が・・・・まだ穏やかですわね(笑)

>>普段のオドケタ態度は影を潜め、真直ぐにキズカの目を見て話すクトゥヴァ。
>> 「冷たいようだけどよ。
>>   この世界の運命を左右するような事態に、どうするかを決めるのは
>>   やはり、この世界の存在じゃないとダメなんだよ。
>>   この世界の未来を切り開いて、明日を手にするのは、ここの住人たちの行動に
>>   任せるべきだと、俺は思うね。
>>   手にするのが、どんな未来だとしてもよ」
>>キズカの肩に右手を置いて、優しくゆっくりと話しているクトゥヴァと
>>いつもと違う。そんなクトゥヴァの態度に、戸惑っているようなキズカ。
>
>良いこと言ってます、本当に……。実際に、当事者が傍観してては駄目なんですよね。

永き年月を過ごし、いろいろなご経験なさったクトゥヴアさんは
様々な世界が生まれ、そして消えてゆくのを御覧になって来たのでしょうね。
A:  『神』は、世界を創ることは出来ますが、その世界がどうなって行くのかを決めるのは・・・・。
N:  その世界に暮す方々なのですわ。
A:  うかつな干渉は、結果として事態を混乱させて、ますます悪化させるようなこともありますから(溜息)
N:  みなさん、平和を願い。御家族の幸せを願っているのに・・・・・。
    どうして・・・・・いつでも世界の何処かで戦争や紛争が・・・続いてしまうのでしょうね(溜息)

>> 「どうだ。キズカ。
>>   俺って良いこと言うだろ〜。惚れ直したかい」
>>今までの、マジな表情と台詞も・・・・どこへやら・・・・・。
>
>……最後のこの一言がなければ、キズカさんのラブラブフラグが10ポイントくらい
>アップして、ラブラブイベントが発生したのに……(笑)←恋愛シミュレーションじゃないっ!
>でも、2ポイントくらいはアップしたかも(笑)

クトゥヴァさん(笑)、ラブラブイベントで御一緒に買い物とか・・・・手料理をご馳走して頂けたかもしれませんのに(笑)
A:  せっかくシリアスな面を見せて、良い雰囲気でしたのに(溜息)
N:  キズカには、押して押してのクトゥヴァみたいなタイプじゃないと、ダメですわ(笑)
A:   もっとも・・・・私もクトゥヴァも『邪神』として・・・・随分と酷いことをして来ましたから・・・・・
    偉そうなことを言える身ではないですけどね(深い溜息)

>> 「一瞬でも・・・・マトモなことを言う、そう貴方に期待した・・・・私のことが情けないですわ」
>> 「キズカあああぁぁああぁぁ・・・・冷たいこと言うなよ〜〜」
>>いい歳こいた男。しかも邪神の一族の主神が、それぐらいのことで泣くんじゃない。
>
>今、♪あしーたがある、あしーたがある、あしーたがあーるーさー♪と、
>某ジ○ージアのCMが脳内で流れました(笑)

クトゥヴァさんとキズカさんに、明るいあしたが有ると良いのですが(笑)
A:  まあ、少々のことでメゲルような、クトゥヴァではないですから(笑)
N:  キズカも少しずつ意識しだしたようですし、クトゥヴァもキズカも頑張ってね♪

>>ノマの村はマグマに飲まれ、“破蛇”の巨体に蹂躙されて残っているのは
>>結界に守られた神殿の周りだけになっていた。
>>グォオウウゥゥゥウウォォ・・・・・・ン。
>>天を目指して昇っていた“破蛇”は、村の外へと進んでゆき。
>>バチィ。
>>結界に阻まれ、暴れだした。
>
>凄い威力ですね(汗)4体の末端部分でこれなら、確かに神魔戦争の時、
>結界張っていても大陸を簡単に分断したのが分かります。
>結界が持ってくれると良いのですが……。

結界・・・・持つのでしょうか(待て)
A:  大丈夫なんじゃないですか、魔王さんたちと竜王さんたちは、追い詰められた状態ですし(笑)
N:  背水の陣ですか。まあ。待っているのが・・・・エルさまのお仕置きでは・・・・必死に結界を維持するでしょうね(汗)

>>どうやらゼロス独立部隊(あたしが勝手に命名)も、“破蛇”の誘導に成功しつつあるようだ。
>
>高位魔族3人に、腹心1人……餌が良いから、食いつきも良いと(笑)
>何にせよ、セイルーンの方もなりそうで良かったです。

魅力的で美味しそうな餌なのでしょうか(笑)
A:  覇王さん・・・・・ロープで縛られて・・・・“破蛇”の目の前、ギリギリの場所で(汗)
N:  ゼロスさんに引っ張られてますけど・・・・良いのかしら(汗)

>> 「マグマの移動方向を、この村に変えた。
>>   “破蛇”が一気に加速して、獣神官たちが飲まれかけたが、それ以外は何の問題も無い。
>>   残りの4体も、あと僅かな時間で地上へ飛び出すぞ」
>
>飲まれかけたって……(汗)「どうして急にスピードがあがるんですかー?!」
>とか言いながら、必死で逃げたんでしょうね、ゼロスたち……。ま、ガンバレ。←鬼。

その情景が目に浮かぶようですね(笑)
A:  ゼロスさんたち、良かったですね〜。エモーションさんが応援してくださってます。
N:  覇王さん・・・・一瞬“破蛇”にホントに飲まれかけてましたけど・・・・無事だったのですから別に良いのかしら(笑)
ゼロス : 一言こっちに報告してください〜(泣)
      覇王さまは本気で飲み込まれかけるし、どさくさ紛れにマーフィンさんは逃げようとするし・・・・・。
      獣王さま〜。危険手当・・・・いりませんから・・・・もお勘弁してくださいいいぃぃいいいぃいぃぃ(滝涙)

>>地上に飛び出したゼロスたちを追いかけて、ノマの村の地面を突き破り。
>>残り4体の“破蛇”が、地上へと躍り出た。
>>グォオオオオォォオオォォ・・・・・・ン。
>>飛び出したゼロスたちを、8体の“破蛇”が追いかけている。
>
>……みんな、食欲(笑)に忠実ですね……。

はい、餌は極上で。おまけに生きが良いですから(笑)
A:  あと少しゼロスさんたちに、時間を稼いで頂く必要がありますね(笑)
N:  そうですわね・・・・ゼロスさんたち・・・・無事だと良いのですけど(笑)

>> 「やられましたね」
>> 「ああ。まさか、このタイミングで仕掛けてくるとはな」
>>北の魔王の呟きに憮然と答えるクトゥヴァ。
>>この部屋に今までいた4人の人間の姿が消えていた。
>>リナ、ガウリイ。それにゼルとアメリアの姿が、残りの“破蛇”が地上に出ると同時に消えてしまった。
>
>今、現れたのはマステマさんだけなんですね? 分身の術みたいなものでしょうか。

現れたのは、マステマさんの欠片の方々でして
マステマは、自分の体の一部から、自分の欠片を大量に作っていまして
その欠片のうち、3人が魔王さんとクトゥヴァさんに倒されました(汗)
A:  自分自身の欠片。自分と同じ顔の部隊・・・・・って、想像すると・・・かなり怖いような気が(汗)
N:  クローン人間の軍隊のようなものですかね。

>……未遂とはいえ、キズカさんを狙ったのは失敗でしたね……マステマさん。
>未遂でもクトゥヴァさんの怒りゲージ満タンになったと……(汗)

クトゥヴァさん・・・・・怒ってるでしょうね(汗)
A:  出来れば・・・・クトゥヴァに・・・・あまり無茶なことはして欲しくない・・・のですが(汗)
N:  キズカが上手く止めてくれることを・・・・祈りましょうね(汗)

>でも、どこへ連れて行かれたのでしょう……?

えっと・・・・・すいません・・・・今は、とある場所としか言えないのです(汗)
ごめんなさい。
A:  さて、Sさんたちは、どうするのでしょうね。
N:  このままにも出来ませんし、結界の維持強化が安定したら・・・・どんな判断をするのかしらね。

>>アメリアも良く知っている男。
>>セイルーンの名門中の名門。有力貴族の長男。
>>もっとも、アメリアよりもフタまわりほど歳は上だが・・・・・。
>
>……せめて、さらにそれの息子辺りにしてほしいとこですよね。いくら何でも。
>若いお嫁さんをもらった、ということよりも、ひたすらロリコン、ロリコンと
>いぢめたくなるわ、その人(笑)
>これは……パニック起こしますよね、アメリア……。

この状況では、パニック状態になってしまっても・・・・(汗)
A:  ロリコン貴族。いっそのこと・・・・炎の精たちの餌にでもしますか(怒&冷笑)
N:  アメリアさん。気を確かに。じゃないと・・・マステマは厄介ですわよ(汗)

>> 「本当に、人間に戻れるのかい。
>>   王女という、君の立場で待ち続けることが許されるのかい。
>>   王族の血を絶やさないこと、望もうが望まなかろうが、君は誰かと結婚して
>>   子供を作ることになるのさ、血統を守るためにね」
>> 「私は・・・・待ちます・・・私は・・・」
>> 「君の気持ちなんてね、関係ないのさ。
>>   宮廷内で好きでもない男の子供を産み、育てなくちゃあいけない。
>>   かわいそうな子だね」
>
>ねちねち、ねちねち、いぢめますね〜。マステマさん。
>完璧にでたらめではない材料で突いてくるから、反論が大変という厄介な攻撃です。

陰湿な・・・・言葉の暴力ですね(汗)
A:  せめてゼルガディスさんたちと御一緒だったら、マステマのタワゴトなんぞに
    惑わされなかったでしょうね(汗)
N:  マステマ。アメリアさんに・・・・女の子に・・・・・そおいうことを言いますか(怒)

>> 「リナさん・・・・は・・・・ずるい・・・」
>>アメリアの表情が、少しずつ虚ろになって行った。
>> 「ああ、君の友達のくせに、自分だけ幸せになろうとしている。
>>   ずるくて酷い、友達づらした裏切り者さ」
>>アメリアの顔を見て、微かに笑うマステマ。
>
>人の心の中にある不安や、ほんの少し誰かを羨ましいとか思う気持ちを無理やり
>掴んで引きずり出して、変な形に塗り替えて洗脳……マインドコントロール
>をしていますね。
>それもその中でも、下手をすると暗示が解けても引きずりかねない、かなり
>厄介なタイプの。さすがマステマさん。陰険な手段がお得意で(怒)

未来に対する、とうなるのか分からないという不安。
そして人と自分を比べてしまうことは、何方にもあることだと思いますが・・・・・。
A:  こおいう手を使うの・・・・困ったことに・・・・マステマは大好きですから(滑息)
N:  A〜。マステマの本体を早く探探し出してくださいね・・・・もし・・・・・見つけたら(冷笑)
A:  は・・・・はいぃぃいぃぃ(汗)・・・・探してます、一生懸命・・・探してますから(滝汗)

>……マインドコントロールって本人の意思の問題じゃなくて、大抵はそれを
>見抜く知識があるかどうかで、引っかかるかどうか決まっちゃうから……。
>ただ、この変な空間もそうなりやすい場所のようなので、それをどうにか
>することが、打破する鍵になると良いのですが。

こうなりたい・・・・・そう思うような・・・・ことを、言葉巧みに吹き込まれて
いつの間にか、吹き込まれた考え方を、自分がそう考えていたと思わされ・・・・かねないですね(汗)
A:  アメリアさん御本人の不安を、散々煽っておいて(怒)
N:  ゼルガディスさんのことを持ち出すとは・・・・ねぇ〜。
     マステマ・・・・いい加減に・し・な・さ・い・ね(氷の笑み)

>> 「君は。ただ手を出せば良い。
>>   そして、僕の手を取り、受け入れてくれれば良いのさ。
>>   僕が教えてあげる方法をね。
>>   どうする?王女さま」
>
>手を取らないでほしいな、アメリア。
>マステマさんの言っていることは、一面の事実を突いているけれど、突っ込もうと
>思えば突っ込める部分が案外あるんです。アメリアが基本的な物事をきちんと
>理解していれば、それが突破口になるはず。
>自分と、何よりゼルのためにも負けないでほしいです。

・・・・・・・・・。
A:  なんで黙ってるのかな。猫楽者(目の笑っていない笑顔)
N:  アメリアさん。大丈夫ですわよねぇ(にっこり)
ア・・・・アメリアさんならば・・・・・だだだだだ大丈夫なんじゃ・・・・ないでしょうか(汗)

>……ところで、この精神攻撃受けているの、アメリアだけなのでしょうか。
>リナたちも受けているような気がするのですけど……。
>何だかこの空間。そこにいる者の不安や精神的に弱い部分を露呈させる場所のように
>思えるので……。

仰るとおり、各個に分断されたゼルガディスさん。リナさんガウリイさんも
それぞれ別々の空間で、マステマがチョッカイ出していたりします(汗)
この空間のことは、実はそこまで深く考えてはいませんでした(笑)
エモーションさんの感想を読ませて頂いて、『おお。そうかもしれない』と思いました(まて)
A:  もともとこの空間は、リナさんたちを分断して
N:  いろいろチョッカイ出す為の仕掛けがしてある。そこまでしか考えがえてなかったもの者(溜息)

>>ここまで読んでくださった、心優しい方、ありがとうございます。
>>
>>なんか・・・・お話が・・・・・どおして・・・こおなってしまったのでしょうか(汗)
>
>マステマさんの暴走でしょうか(汗)

はい、暴走してしまっています(汗)
困ったものでして、マステマが暫くは好き勝手なことをしてしまいそうです(汗)

>>ゼル:  アメリアに、もし・・・万が一・・・・・・なにかあったら・・・・わかってるよな〜(目の笑っていない笑顔)
>>だだだだだ・・・・大丈夫です(汗)
>
>ゼル……気持ちはよーく分かりますが……怖いよ……(滝汗)

あああああ、このままだと・・・・ゼルガディスさんとフィルさんに・・・・・どんな目に遭わされることに(汗)
ゼル:  心配するな、ゾードよりは・・・多少は楽に・・・・・・逝かせてやる(笑顔)

>>ゼル:  じゃあ、なんで目を背ける・・・・・・。
>>えええええと(滝冷汗)
>>読んでくださいまして、本当にありがとうございました。
>>では、失礼します。
>>
>>ゼル:  質問に答えんか!?
>
>がんばって逃げ切ってくださいませ(汗)

ありがとうございます(汗)
どうにか逃げてまいりました(汗)

>迫力のある破蛇の場面とマステマさんの精神攻撃場面、凄かったです。
>アメリアくらいの年齢ですと、あっさりと撃退しにくいですよね。ああいうのは。
>……できる人って珠晶様(「十二国記」に出てくる恭国の王様。即位したときの
>年齢12歳)並みの知性と物事の認識能力がないと無理かも……。

お優しい御言葉を、ありがとうございます(嬉しいのです)
『十二国記』、地上波の方で放送が始まりましたね。
留守録・・・・・忘れて・・・・2話くらいしか・・・・・見れてません(泣)
ビデオをレンタルして、最初から見てみようと思っています。

>アメリアを心配しつつ、この辺で失礼いたします。

読んでくださいまして、おりがとうございます。
とても丁寧な感想を頂きまして、本当にありがとうございます。

すいません・・・・・アメリアさんは、次の次の回には、はっきりいたしますです(汗)
本当にお返事が遅くなってしまいました。
申し訳ありませんでした。
昨日の夜中・・・・地震がありました・・・・家の方・・・・かなり揺れました(汗)
本気で・・・・・避難した方が良いかなあ・・・・と悩みました。

暖かくなってまいりましたね。
寒暖の差が、まだまだ大きいようです。
風邪も流行っているようですので、お体にお気を付けてお元気で。
では、失礼します。

トップに戻る
25946おめでとうございます♪エモーション E-mail 2003/5/12 22:05:20
記事番号25942へのコメント

猫楽者さん、こんばんは。

>実は、私事で大変恐縮なのですが、6月の半ばごろに二人目の子供を出産予定でして
>出産後は、暫くの間あまりネットに接続できなくなりそうなもので
>なんとか6月までに、完結できればなあ、と思っております。
>A:  あのねえ、大変なのは奥さんの方でしょう。
>N:  暫くは夜中の授乳にオムツを替えたり・・・・夜PCを触る時間は無いでしょうね。
>そう言えば・・・・“猫楽者”というH.N・・・・今まで何回か女性の方と勘違いされたような気が(汗)
>すいません・・・・・紛らわしいですよね・・・・・自分・・・・一応・・・・・男でして(汗)
>二人目の子供が生まれてから、暫くの間は、奥さんの家事と3歳の長男と赤ちゃんの
>食事などの手伝いをするのが、精一杯になってしまうと思われます(汗)

おめでとうございます♪ 
母子共に元気で、無事にご出産なさるよう、お祈りいたします。

猫楽者さんは良い旦那様でお父様ですね♪ 奥様とお子さんはとても幸せだと思います。
赤ちゃんと、どんどん行動範囲の広がる3歳のお子さんの面倒を見るのは、
とても一人で出来るものではないと簡単に予測できますので、(←たまに
集まったときに、親戚の子どもの面倒をちょっとみただけでくたびれている人)
本当に奥様にとって心強いと思います。がんばってください。

猫楽者さんが男性だというのは、気が付いてましたよ。
ネットの場合、自衛の意味もあって、あえて性別が露骨に分からないような
書き込みをする女性も多いので、最初は分かりませんでしたし、特に気にも
していなかったのですが、私の方で「使えない呪文」と「冴えたやり方」と、
(特にそのつもりはなかったのですが)立て続けにヘビーな母子の話が続いて、
頂いた感想を読んでいるうちに男性の方だな、と。(それでも確信したのは
「冴えたやり方」の時でしたが……鈍いぞ、私)
頂いた感想に書かれた文章からも、奥様とお子さんを大切になさっている方だと、
本当によく分かります。

これからやってくる赤ちゃんを迎えての新しい生活をがんばってください。
また、猫楽者さんも奥様も無理をなさらないようにしてくださいね。

それでは用件のみですが、この辺で失礼いたします。

トップに戻る
25949ありがとうございます♪猫楽者 E-mail 2003/5/13 01:10:25
記事番号25946へのコメント

>猫楽者さん、こんばんは。

こんばんは、エモーションさん。
お元気ですか、猫楽者です。

優しく温かい御言葉。本当にありがとうございます。
私事に本当に丁寧な御言葉を頂きまして、ありがとうございました。とても嬉しいです。

>>実は、私事で大変恐縮なのですが、6月の半ばごろに二人目の子供を出産予定でして
>>出産後は、暫くの間あまりネットに接続できなくなりそうなもので
>>なんとか6月までに、完結できればなあ、と思っております。
>>A:  あのねえ、大変なのは奥さんの方でしょう。
>>N:  暫くは夜中の授乳にオムツを替えたり・・・・夜PCを触る時間は無いでしょうね。
>>そう言えば・・・・“猫楽者”というH.N・・・・今まで何回か女性の方と勘違いされたような気が(汗)
>>すいません・・・・・紛らわしいですよね・・・・・自分・・・・一応・・・・・男でして(汗)
>>二人目の子供が生まれてから、暫くの間は、奥さんの家事と3歳の長男と赤ちゃんの
>>食事などの手伝いをするのが、精一杯になってしまうと思われます(汗)
>
>おめでとうございます♪ 
>母子共に元気で、無事にご出産なさるよう、お祈りいたします。

ありがとうございます♪
元気に生まれて来てくれることを、家族みんなで願っております。

>猫楽者さんは良い旦那様でお父様ですね♪ 奥様とお子さんはとても幸せだと思います。
>赤ちゃんと、どんどん行動範囲の広がる3歳のお子さんの面倒を見るのは、
>とても一人で出来るものではないと簡単に予測できますので、(←たまに
>集まったときに、親戚の子どもの面倒をちょっとみただけでくたびれている人)
>本当に奥様にとって心強いと思います。がんばってください。

自分の場合、『うちの大きな子供は・・・』、と奥さんに言われていたりします(笑)
初めての子供が生まれて、オロオロしていたのが昨日のようです。
育児は体力を使いますので、力を合わせて、がんばります。

>猫楽者さんが男性だというのは、気が付いてましたよ。
>ネットの場合、自衛の意味もあって、あえて性別が露骨に分からないような
>書き込みをする女性も多いので、最初は分かりませんでしたし、特に気にも
>していなかったのですが、私の方で「使えない呪文」と「冴えたやり方」と、
>(特にそのつもりはなかったのですが)立て続けにヘビーな母子の話が続いて、
>頂いた感想を読んでいるうちに男性の方だな、と。(それでも確信したのは
>「冴えたやり方」の時でしたが……鈍いぞ、私)
>頂いた感想に書かれた文章からも、奥様とお子さんを大切になさっている方だと、
>本当によく分かります。

特に気にしていなかった。そう言っていただいて、ほっと、しております。
気になさる方は、とても気になさるもののようでして、一時期・・・猫楽者(男です)。
そう書き込みをさせていただいた方が、良いのかなあ。と思っていたりしました。

エモーションさんのお話。著者別作品リストの方で、よく読ませて頂いております。
フィリシアさんとゼロスさんの冒険のお話。
シリーズとして続いてくださっていますね。
フィリシアさん大好き♪ですので、とても嬉しいのです♪

奥さんと子供が居てくれる。そのことが支えとなってくれています。
自分が外で働けるのも、うちに奥さんが居てくれるからですし
子供と遊んでもらったり、一緒にお風呂に入ったり
寝顔を見ているだけでも、疲れが消えて温かい気持ちになります。

>これからやってくる赤ちゃんを迎えての新しい生活をがんばってください。
>また、猫楽者さんも奥様も無理をなさらないようにしてくださいね。

ありがとうごさいます。
家族で力を合わせて、新生活を頑張ります。
一番大変なのは、24時間ずっと子供たちと一緒に居る、うちの奥さんですので
ス〜ダラ社員らしく(笑)、早く家に帰って、家族と一緒に居る時間を増やすつもりです。

>それでは用件のみですが、この辺で失礼いたします。

温かく優しいお心遣い、本当にありがとうございました。
すいません。子供が生まれてから、暫くの間は会社に居る時間くらいしか
ネットに接続出来なくなるかもしれません。

エモーションさんの新作♪、読ませていただくのを、とても楽しみにしております。
本当にありがとうございました。
寒かったり暑かったりしますので、お体にお気を付けて、お元気で。
では、本当にありがとうございました。

トップに戻る
25964遅くなりました棒太郎 2003/5/14 22:52:23
記事番号25920へのコメント

こんばんわ、猫楽者さん。
ようやく地獄の10連勤が終わり、一息つきました。
そして一気に疲れが押し寄せてきて、体が動きません。
ちょっとボーっとしてたら、いつの間にか眠りこけてる始末です。

今回2話も読ませていただけるとは嬉しいです。
そして新たな犠牲者がまた増えましたね。
やはり彼もゼロスと同類なのでしょうか?(基本特性:不幸)
体の自由を奪われ、拉致されてゆく覇王。
グッドラック、夜空の星となった君の事は忘れないよ。
破蛇をなんとか誘導できて、どうにかなりそうと思ってたら、イヤなタイミングで出てきましたね、ヤツが。
しかもアメリアになんてことをっ!!!!!
マステマ!!貴様、歯を食いしばれーーーーーっ!!

 どか  ばき  めき どむ ばこ
 げふ  ごふ  ぐぼ  げはああぁぁぁ 

き、今日のところは・・・・このへんで・・・勘弁してやる・・・(ガク)


ナ:おやおや、これ以上は話せなくなったようなのでかわりに私が締めさせていただきます。
お子様のご出産などで大変でしょうが、続きを楽しみにしております。
どうかお体に気をつけて、頑張ってください。
それでは、失礼します。

(カラスにつつかれる棒太郎を残して、去っていく)

トップに戻る
25966ありがとうございました猫楽者 E-mail 2003/5/15 12:08:42
記事番号25964へのコメント

>こんばんわ、猫楽者さん。
>
>ようやく地獄の10連勤が終わり、一息つきました。
>そして一気に疲れが押し寄せてきて、体が動きません。
>ちょっとボーっとしてたら、いつの間にか眠りこけてる始末です。

こんにちは、棒太郎さん。
お元気ですか、猫楽者です。

読んでくださって、ありがとうございます。
いつもとても丁寧な感想を頂きまして、本当にありがとうございます。
お返事が大変遅くなってしまいまして、申し訳ありませんでした。
10連勤・・・・(汗)・・・大変でしたね。
お疲れ様です。
ゆっくりとお休みになって、早くお体が回復なさって元気になると良いですね。

A:  こんにちは、棒太郎さん。
    連続でお仕事。しかも10日間休み無しでのお勤め。大変でしたね(汗)。Aです。
    読んでくださいまして、ありがとうございます。
N:  こんにちは、棒太郎さん。
    どうかゆっくりとなさって、早くお元気になねと良いですね。Nです。
    とても丁寧に、本当にありがとうございます。

>今回2話も読ませていただけるとは嬉しいです。

お優しいお言葉を、ありがとうございます(嬉し涙)
6月半ば以降は、あまりネットに接続できなくなりそうなもので
6月までに完結できると良いなあ、と思っております。
A:  その為には・・・・・頑張って続きを書かないとね。
N:  ついでに、私たちの出番もあると嬉しいですわね。(笑)

>そして新たな犠牲者がまた増えましたね。
>やはり彼もゼロスと同類なのでしょうか?(基本特性:不幸)
>体の自由を奪われ、拉致されてゆく覇王。
>グッドラック、夜空の星となった君の事は忘れないよ。

このお方も不幸な身の上の方ですね〜(笑)
覇王さんもゼロスさんと同じように、不幸な役を担当(笑)して頂いております。
A:  覇王さんも、もう少し要領良い生き方が出来ると良いのですが(笑)
N:  良かったですわね覇王さん。棒太郎さんが貴方のことを覚えていてくださいますわ(笑)

>破蛇をなんとか誘導できて、どうにかなりそうと思ってたら、イヤなタイミングで出てきましたね、ヤツが。
>しかもアメリアになんてことをっ!!!!!

はい、いろんな意味で壊れているヤツが出て来てしまいました。
A:  マステマ。アメリアさんたちを分断して、チョッカイ出そうとしてますからね(溜息)
N:  猫楽者が壊れているのは知ってましたけど・・・・・・・
    マステマ・・・・もう少し・・・ど〜にかならないですかね(呆れ)
ゼルガディスさん。そしてリナさんとガウリイさんにも・・・・マステマが悪さしようとしておりますです(汗)

>マステマ!!貴様、歯を食いしばれーーーーーっ!!
>
> どか  ばき  めき どむ ばこ
> げふ  ごふ  ぐぼ  げはああぁぁぁ 
>
>き、今日のところは・・・・このへんで・・・勘弁してやる・・・(ガク)

ぼ・・・・棒太郎さん(汗)。ご無事ですか(滝汗)
あああああああ・・・マステマ〜なにしてんですか〜(泣)
A:  棒太郎さんに乱暴なことをしないでください〜(汗&汗)
N:  な・・・・なにやら(汗)・・・・無茶苦茶・・・痛そうな音が聞こえてましたけど・・・・・・・
    棒太郎さん・・・・大丈夫でしょうか(汗だく)

>ナ:おやおや、これ以上は話せなくなったようなのでかわりに私が締めさせていただきます。

こんにちは、ナイアルラトホテップさま。
お元気ですか、猫楽者です。
読んでくださって、ありがとうございます。
A:  こんにちは、這い寄る混沌さん。
    棒太郎さんは、ご無事でしょうか(汗)。Aです。
    読んでくださいまして、ありがとうございます。
N:  こんにちは、闇の跳梁者さん。
    棒太郎さんが危ないときには、防御結界を張ってあげてください。Nです。
    お越し頂きまして、ありがとうございます。

>お子様のご出産などで大変でしょうが、続きを楽しみにしております。
>どうかお体に気をつけて、頑張ってください。
>それでは、失礼します。

ありがとうございます。
部屋の掃除に、家具の配置を変えたりと
いろいろと出産の準備をしております。

>(カラスにつつかれる棒太郎を残して、去っていく)

あの・・・・・・ナイアルラトホテップさま(汗)
棒太郎さんを・・・・そのまま置いて行かないでください(泣)

読んでくださいまして、ありがとうございます。
丁寧な感想を頂きまして、本当にありがとうございます。

少し暖かい日が続いたと思うと、急に寒くなったりしますので
お体にお気を付けて、お元気で。
では、失礼します。

トップに戻る
26058眠りし者(第十六話)猫楽者 E-mail 2003/5/24 02:51:48
記事番号25821へのコメント

こんばんは、猫楽者と申します。
読んでみようと思ってくださった、心優しい方。
ありがとうございます。

昨日、一昨日と熱を出して寝込んでおりました。みなさま、どうか風邪にはお気を付けて(汗)
5月も後半になりましたね。来月・・・・出張続きになりそうで、少し悲しいです。

え〜(汗)、今回は・・・・その・・・・無茶苦茶暗いです・・・・重いです。
すぐに続きを投稿させていただきますので・・・・・できましたら・・・・その・・・・・
次を続けて・・・・読んでいただければ・・・・・ああ・・・そおだったのか・・・・と、なると思うのですが・・・
でっ・・・・では(汗)・・・・拙い駄文ですが、よろしくお願い致します。

$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$

眠りし者   第十六話。


闇は。彼にとっては馴染み深いものだった。
力を求め、この体となり。赤法師レゾの狂戦士となった時から
彼は闇の中で生きて来た。
闇よりも、人ならざる者となった自分に向けられる、他人の視線の方が怖かった。
他人を憎み、暴走しそうになる。
自分の思いの方が、怖かった。
安らいだ気持ちになり、笑えるようになったのは
ごく普通の態度で接してくれる『仲間』と、出会ってからだった。
もっとも、その『仲間』の性格の方は・・・・とても『普通』とは言えないが・・・・・。

そんな自分の思いに苦笑したとき、闇の中に、殺気をまとった気配が生まれた。
微かに光りを反射させる、剣を手にした影。
殺気を感じ取った瞬間、彼は反射的に剣を抜き身構えた。
剣を手にした影は、無造作に間合いをつめ
ブンッ!
手にした剣で斬りかかって来た。
咄嗟に一撃をかわした彼は
 「ほう」
感心したように呟いた。
目の前に居る影の一撃は、彼、ゼルガディスの予想よりも鋭かった。
ギン!ギィン!
ゼルガディスと影は、剣を撃ち合わせる一太刀ごとに、闇の中に火花を散らし
 「はあっ!」
ガギン。
ゼルガディスの一撃は影の腹を捕らえていたが
影は、数歩後によろめいて
何事も無かったかのように、再び剣を振るい攻撃してきた。

影と斬り結びながら、低い声で呪文を唱えていたゼルガディスは
 「アストラル・ヴァイン」
力ある言葉を解き放ち。自身の持つブロード・ソードの刀身が赤く輝き。
ゾンッ!
今度こそ、ゼルガディスの一撃は男を斬り倒していた。
辺りが少し薄明るくなり
斬り倒した、うつ伏せになって倒れている相手を、ゼルガディスは右足でひっくり返し
 「悪趣味な」
眉をひそめて呟いた。
既に事切れている男は、銀髪、青白い岩肌を持ったゼルガディスと同じ顔を持っていた。

ブゥ・・・ン。
微かな音と共に、目の前に新たな気配が生まれた。

何かに追われているのだろうか。幼子を抱っこし、必死に、こちらへと向かって逃げて来る女。
後から飛び来たフレア・アローに行く手を遮られ、女は立ちすくんでしまった。
その女に、ひとりの男が抜き身のブロード・ソード片手に近づいて行く。
両目を赤く光らせた、ゼルガディスが、ゆっくりと。

女は両手で子供を抱き、庇いながら逃げ道を捜しているようだ。
女に向かって走り出そうとした、ゼルガディスは
ギィン。
右横からの一撃を剣で弾き、攻撃を繰り出した男を
ゾンッ!
無造作に斬り倒した。
斬り倒されたのは、ゼルガディスと同じ顔を持った男だった。
再び走り出そうとしたゼルガディスの前に、今度は彼と同じ顔をして目を赤く光らせている男が
2人現れた。無言のままに剣を振るい、襲い掛かって来る2人を続けざまに斬り伏せたとき
ブロード・ソードから赤い輝きが消えた。
急ぎ呪文を唱えるゼルガディスの行く手を塞ぐかのように、今度は4人の赤い目をした彼が現れた。
ギン。ガギィン。
どうにか4人の攻撃をしのぎ、再びゼルガディスの持つブロード・ソードが赤く輝く。
4人を倒したとき、最初に女と共に現れた赤い眼をしたゼルガディスは
立ちすくむ女のすぐ傍まで迫っていた。
なんとか近づきたいゼルガディスだったが、8人の赤い目をした彼に取り囲まれて
1人倒すと1人補充され、2人〜3人まとめて術で吹き飛ばしても
空いた穴はすぐに補充され塞がれてしまい、進むことが出来ないようだ。

女の目の前で立ち止まった、赤い目をしたゼルガディスは、無造作に剣を振りかぶり
 「やめろ!」
8人の敵と戦いながら、叫んだゼルがディスの声を無視して
剣を振るい・・・・・・・。
女は倒れた。
天を見上げて楽しそうに笑う、赤い目をしたゼルガディスと、倒れた女の姿、そして
足止めをしていた8人の姿が、消えていった。

ゼルガディスは、目の前に現れた、笑顔を浮かべているマステマに
 「どういうつもりだ」
静かな声で、問い掛けた。
 「なにを怒っているのかな。君は昔、こんなこと何度もやったでしょう」
 「俺は、ここまで酷いことをしてはいない」
 「君は、レゾに操られてリナ・インバースたちと戦ったことを忘れたのかい。
   戦ったこと自体は、覚えてないのかもしれないけどね」
 「なにが言いたい」
 「レゾに操られた君は、今の出来事なんかとは比べ物にもならないようなことを
   繰り返していたんだよ。
   ただ、そのことを君が覚えていないだけ。
   良かったね。本当は自分がなにをしたか、知らないままでいられてさ」
 「俺のことは、もういい。
   そんなことより、アメリアたちをどうした」
 「へ〜え、君でも仲間の心配、なんてするんだ。
   あの正義の味方の王女さまなら、別の場所で僕の欠片と遊んでるよ。
   あの子は、なかなか楽しませてくれるねぇ」
無言で目を細め、鋭い殺気を放つゼルガディスに苦笑し、マステマは話を続けた。
 「君は人間に戻り、王女さまと結ばれ幸せに暮らしました。
   な・ん・て、ことを夢見ていたりするのかい。
   ロマンチックだねぇ〜」
人差し指を立てた右手を振りつつ、楽しそうにマステマは話している。
 「現実ってやつはね。そんなに甘くはないんだよ。
   人間に戻る。どんな方法で?いつ戻れるのかな?
   戻る方法なんてあるのかい?
   もし、あったとしても君に理解して使えるような代物なのかねぇ〜。
   あの健気な王女さまは、どうなるのかな。
   君はいつまで待たせるつもりなんだい」
 「俺のことは、もういい。
    そう言ったはずだが・・・・・」
 「たとえ人間に、戻ったとしても
   君は、今まで何をしてきた。
   その手で、あの真っ直ぐな王女さまの手を取れるのかい。
   あの王女さまを、君は幸せに出来るのかい。
   人間に戻ったとしても、君の、過去の罪は消えないんだよ。
   加害者は何をしたか忘れてもね。
   被害者は何をされたか忘れない。
   君に殺された人たちは、誰にどんな方法で殺されたかを忘れることは無いんだよ。
    罪人である君は、あの子の隣に立つことがゆるされるのかねぇ〜。
   王女さまと君のことを、セイルーンの貴族たちは、どう思うのかねぇ。
   自分の息子を、あの王女さまと結婚させて、発言力と権力を広げようとしていたのに
   君という“トンビ”に、王女さまをさらわれるのを、彼らが黙ってみているかな」
 「黙れ!」
 「ひとつ、君好みの方法があるんだけどな。
   セイルーン周辺の国々を、君が統合して強力な軍事力をもった帝国を作り上げれば良いのさ。
   そうなれば、君は元合成獣の罪人ではなく。帝王となれるよ。
   身分がどうのこうのと、言って偉そうにしていた貴族たちが、どう手のひらを返すか。
    君は、帝国の宮殿で待っていれば良いのさ。
   このままでは亡国の危機だ。とか焦ったセイルーンの貴族たちが
   擦り寄ってくるのをね。
   すぐに貢物持参でやってくるよ。
   あの王女さまという。贈り物をね」
無言のゼルガディスの顔を、嬉しそうに笑いながら眺めて、マステマは話を続けた。
 「それとも、いっそのこと。君と王女さまの仲を邪魔するやつらは
   ひとり残らず消しちゃうかい。
   その方が後腐れないし」
 「お前なら、気に入らん。ただそれだけの理由で
   この世界にいる人間を皆殺しにしてしまうだろうな」
 「やっぱり君は頭が良いねぇ。
   君の言うとおり、僕が最初に居た世界はねぇ、もう無いんだ。
   気に入らなかったから、僕が消しちゃったから」
絶句しているゼルガディスの顔を、楽しそうに眺めて、声も立てずに笑っているマステマ。
 「兵力が必要なら、幾らでも用意するよ。
   軍資金に食料。兵器に物資。どんな物でもね。
   あのどうする?君は王女さまを幸せにしたいでしょ?」


ジャッ!
レーザー・ブレスが、またもあたしの体を掠めていった。
 「ドラグ・スレイブ!」
ドッグワ〜〜ン!
今の一撃で少なくとも10数体の黄金竜を戦闘不能にしたはずだが
あたしとガウリイを包囲している黄金竜たちは攻撃の手を休めようともしない。

制御装置の部屋から、何処とも知れない場所へ飛ばされた。
あたしとガウリイ、ゼルにアメリアは、いきなり黄金竜の集団に襲われた。

混戦のうちにゼルやアメリアとも分断されて
あたしとガウリイはどうにか離れずに戦っているのが精一杯、という状況だ。
既に数百体の黄金竜を倒したことになるが
続々と援軍が到着してきて逃げる事すら出来ない。

ガウリイは疲れたそぶりさえも見せずに、レーザー・ブレスを弾き、斬り払い
黄金竜たちを次々に斬り倒してゆく。
あたしは魔力の方はまだまだ余裕だが、さすがに体力がついて行かなくなってきた。

ぐらっ。
どうやら自分で感じていた以上に疲れていたらしく、レーザー・ブレスを避けたとき
体を支えきれずに倒れてしまった。
 「リナ!」
すかさずガウリイがあたしの前に立ちカバーしてくれるが、次々と飛び来る
レーザー・ブレスを辛うじて防いでいるのが、やっと、という状態は
さすがにまずい。

ふいに、あれ程すざましい勢いで襲い掛かっていたレーザー・ブレスの輝きが消えうせた。

あたしはどうにか立ち上がり、周りを見てみると
黄金竜たちは、あたしたちを完全に包囲していた。
前後左右から、上空に至るまで黄金竜で出来た半円形のドームに、覆われているような状態になってしまった。
そして、包囲網に光が生まれた。
数千もの、今はまだ小さな光。
あたしたちを包囲している黄金竜たちの口に輝く。それはレーザー・ブレスを放とうとする輝きだった。
どこまで絶えられるかは、わからないけど、あたしは防御結界の呪文を唱えていた。
呪文の詠唱が終わらないのに・・・・・・
ゴウ!
黄金竜たちが一斉に放ったレーザー・ブレスの輝きで、辺りは白く染まった。
 「リナ!」
あたしの前に立っていたガウリイが振り向き、あたしを抱きしめ・・・・・・。

ふと、我に返ると・・・・・あれほど眩しかったレーザー・ブレスの輝きは消え。
辺りは、登り始めた朝日に照らされ、徐々に明るくなって来ていた。

何処からか、濃厚な血の匂いがした。
ドン!
音と共にあたしたちから少し離れた場所に、引き千切られた翼の一部が落下してきた。
ドン!ドン!ドドドド・・・・・・・
落下音は途切れることなく続き、あたしたちの周りはバラバラになった
かっては黄金竜だったもの・・・・の部品の山が幾つも出来ていた。

ふっ、と目の前の空間が揺らぎ。
現れ出たのはニコニコ笑顔の怪しい神官モドキ。
 「いやはや、危ないところでしたね。
   どうにか間に合って良かったです」
いつもどおりに、無意味にニコニコ笑いながら話すゼロス。
 「せっかく許可が降りたのに、僕の楽しみを、竜族なんかに横取りされちゃうところでしたよ」
どん!
あたしは抱きしめられていたガウリイに、不意に突き飛ばされて倒れるように
ガウリイの傍を離れていた。
倒れかけながらガウリイの方を見ると
ポンッ!
軽い音と共に、ガウリイの頭が砕け散った。
え?な・・・・に・・・・?
辺りに降り注ぐ血潮。
 「ガ・・・・ウ・・・・リイ・・・・・」
 「う〜ん。美味しいですねえ。リナさん。貴方の負の感情は、まさに極上の味ですねえ。
   貴方たちを処分する許可が降りましてねえ。楽しませてもらいますよ」
あ・・・・ガウリイ・・・・なんで・・・・ゼロス・・・・ゼロス・・・・・ゼ・ロ・ス〜〜〜
不思議なことに、あたしの中に混乱し泣き喚いている自分と
妙に冷静に状況を分析している、もうひとりのあたしが居た。
ガウリイは、もう居ない。
ゼルとアメリアとも合流できるかどうか、わからない。
この状況でゼロスを倒すには、ラグナ・ブレードを叩き込むしか手は無いんだけど
あのゼロスが大人しくラグナ・ブレードを受けてくれるハズがない。
小技で、どうにか隙をつければ良いんだけれど。
 「ドラグ・スレイブ!」
ドッグワ〜〜ン!
ゼロスの姿が、ドラグ・スレイブの爆発直前に消えた。
ゼロスの居た場所に、代わりに現れ・・・・爆発光の中に消えて逝ったのは・・・・
 「ゼル!アメリア!」
 「リナさん。元々貴方の手は血まみれです。
   でも、そんな貴方でも・・・・こおいうのは滅多に無い貴重な経験でしょうね。
   共に旅して戦った。貴方方の言うところの『仲間』を、その手に掛けるというのはね」
姿は見えず、ただ楽しげなゼロスの声が聞こえてきた。
 「おや、今の貴方の負の感情も、なかなか美味しいですけど・・・・・
   ガウリイさんの時に比べると、味が落ちてますねぇ・・・・・
   なるほど、貴方にとってゼルガディスさんとアメリアさんは、所詮はどうでも良い
   他人だったんですね。
   ああ。そお言えは・・・・貴方が『仲間』を、その手に掛けるのは2度目でしたね。
   もう慣れてしまった、というわけですか」
斜め後ろに、ゼロスが声と共に姿を現した。
その瞬間・・・・・冷静なあたしは消え失せ、あたしは何も考えずに呪文を詠唱していた。
 「ラグナ・ブレード!」
ラグナ・ブレードで振り向きざまに斬りかかるが
一瞬早く、ゼロスの姿が消えてしまった。
後ろに気配を感じた、あたしは、そのままの勢いで回転して斬りつける。
何の手応えも無く、腰の所で体を断ち切られ倒れたのは
 「リ・・・・・ナ・・さ・・・」
 「なんでよ。なんでシルフィールまで・・・・」
 「どうせお仕事するんなら、なるべく楽しくやる。というのが、僕の主義でしてね。
   リナさんの『仲間』とか、『知合い』の方を巻き込んだ方が
   貴方たち人間は、反応が面白いですから。
   後、『御家族』も・・・・ね」
バラバラになった何かが落ちて来た。
 「あ・・・とうさ・・・・・・かあ・・・・さ・・・・・・ねえ・・・・ちゃ・・・・・・」
 「流石にリナさんのご両親とスィーフィード・ナイト、僕も無傷という訳にはいかなかったですね〜。
   でも、所詮は『人』の感情を持っているのが足かせになりましたね。
   たかだか都市ひとつを人質にされただけで、面白いくらい動揺してくれましたからね」
にこやかに笑うゼロスが手を振ると、別の人達の部品が落ちて来た。
 「フィル・・・・・さん・・・・ナーガ・・・・」
 「セイルーンという『国』は、もう無いですよ。
   王族と国の中枢部、騎士団、神官たちと魔道士たち。
   目障りだったんで、全部壊滅させちゃいましたから」
目を見開き、ゼロスは指を突きつけて来た。
 「今、貴方の目の前で死んで逝った人たちは、全て貴方と係わった為に死にました。
   貴方が、殺したようなものですよ」
 「ど・・・・う・・・・して・・・・あんなの相手はあたしでしょう!
   あたし以外の人たちを・・・・なんで・・・・」
 「リナさん。貴方の持つ『力』が中途半端に強いからいけないんですよ。
   もし、この世界の誰よりも強い『力』を御持ちでしたら
   こんなことには、ならなかったんですよ。
   『力』を、誰よりも強く。大切な方々を守れるような強大な『力』が欲しくは無いですか」
 「いまさら・・・・『力』を手にして、何を守れって言うの・・・・・」
 「まだ、間に合いますよ。
   貴方が手にした『力』を使えば、誰であろうと生き返らせることくらい簡単ですよ。
   どうしますか?このまま彼らを見捨てますか?
   それとも『力』を手にして、救ってあげますか?」


闇の中。ひとり、ゆったりとくつろいでいるひとりの剣士。
闇にその身を任せ、ごく自然に闇を受け入れているような自然体で、なにかを待っているようだ。
不意に、辺りが薄明るくなり、彼の前にひとりの女が現れた。

座り込み、虚ろな表情のひとりの少女。
少女の瞳が、彼を写し
 「ガ・・・ガウリイ・・・・・」
小さな声で呟いた少女、リナは、フラリと身を起こし
 「ガウリイ・・・・生きてたの・・・・・ゼルもアメリアも・・・・
   シルフィール・・・・とうちゃ・・・・・かあさん・・・・ねえちゃん・・・・
   みんな・・・・みんな・・・・死ん・・・・じゃっ・・・・たの・・・・」
よろめきつつ、ゆっくりとリナはガウリイへと近づいて行く。
 「フィル・・・・さん・・・・ナーガ・・・・も・・・・
   ガウリイ・・・・生きてる・・・・のよね・・・・・
   あんた・・・・・が・・・・・無事で・・・・良かっ・・・・」
リナの手が、ガウリイの頬に触れようとしたとき
ゾンッ!
そのリナを眉ひとつ動かさずに、ガウリイは斬り倒していた。


$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$

A: ここまで読んでくださった、心優しい方。どうもありがとうございました。
N: 猫楽者が、『すいません。コメントできそうにないので・・・・逃げます。
           捜さないでください』、って置手紙して逃げたので(笑)
A: わたしたちが代理で出てきました。
   しかし・・・・・あの廃棄物(猫楽者)は・・・・風邪の熱で、とうとう頭まで逝かれましたかねえ(笑)
N: ここで、投稿を止めたりしたら、あたくしが息の根を止めてあげますわ(目の笑っていない笑顔)
A: もし次のお話を読まない方がいらっしゃったら、無茶苦茶暗いわ、重いわ・・・・どうするつもりですかねえ。
N: こんな展開にした、不燃ゴミ(猫楽者)がいけませんわ。

A&N: では、読んでくださいまして、ありがとうございます。
      失礼します。

トップに戻る
26059眠りし者(第十七話)猫楽者 E-mail 2003/5/24 02:56:23
記事番号25821へのコメント

こんばんは、猫楽者と申します。
読んでみようと思ってくださった、心優しい方。
ありがとうございます。
本当にありがとうございます。

自分でも、鬼のような展開だったと思います・・・・・でっ・・・・では、続きをどうぞ(汗)

$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$


眠りし者   第十七話。

 「あらら、リナ・インバースは君の大切なひとじゃなかったのかい。
   いきなり斬るとは、君は正気なのかい」
予想外の展開に慌てたように、マステマが現れた。
 「お前さんは、モノまねが得意らしいが
   二度と、リナの偽者なんか作るな」
低く落ち着いた声と共に、凍りつくような殺気を放っているガウリイ。
 「お見事。ご褒美に何かひとつ。願いを叶えてあげようか。
   まあ、あんまり無茶なことは勘弁して欲しいけどね。
   常識で考えて出来る範囲のことを願ってくれれば良いからさ」
 「リナ。それとゼルにアメリアと俺を、元の部屋へ戻せ。
   北の魔王とキズカたちの居る、あの部屋へな。
   それから、お前さんは、この世界から出て行って
   二度とこの世界へ、来るな。手出しもするな」
相変わらず殺気を放ったままのガウリイに苦笑しつつ、マステマは返事をした。
 「君も、あんまり人の話を聞いていないようだね。
   僕は“ひとつ”だけ願いを叶えてあげる。そう言ったんだよ。
   君たちをアースの居る部屋へと戻す。それで良いね」
ガウリイは、暫し考え込むように間を開け、マステマへと問い掛けた。
 「なあ。あんたは、いつも微笑んでるけど。
   俺があんたから感じる気配は・・・・・まるで泣いている子供のようなんだが・・・・」
 「まいったね。
   君の感覚は、僕が思っていたよりも遥かに鋭いようだね」
苦笑しつつマステマは話し出した。
 「むかしむかし。君たちの世界が出来るよりも、むかしのお話。
   地平線が霞んで見えるような砂の海に、ほんの数百人ほどの一族が住んでいました。
   周りは砂ばかり、資源はなく、食料や水もほとんど無いに等しい土地は
   その代わり戦いに巻き込まれるようなことも無く、平和な場所でした。
   昼間は灼熱地獄。そして夜には肌を突き刺すような寒さを
   家族全員が毛布に包まって、朝を待つ。
   そんな生活でも、彼らは、とても幸せでした。
   強大なエネルギーを生み出す、エネルギー鉱石の大鉱脈が
   彼ら一族の住む土地の、下に眠っていることが、発見されるまでは」
遠い昔を思い出すように、目を細め、歌うようにマステマは話を続ける。
 「戦争の為に、そのエネルギーが使われることを嫌った一族は
   『国』からの命令に従いませんでした・・・・・・『国』は、どうしたと思う」
 「『力』にモノを言わせた。そうじゃないのか」
 「そう。軍隊を派遣して、それでも従わなかった一族は・・・・・・女子供まで・・・・
   皆殺しにされました。逃げ延びられた人達は、ほんの一握り・・・・・
   おまけに反逆者として、賞金をかけられてしまいました。
   生死は問わないから、首を差し出せば良い、ってね」
肩をすくめ、笑顔のまま話すマステマ。
 「お陰で、生き残った者達も・・・・ひとり、またひとりと狩り出され・・・・・
   そんな状況でも、逃亡生活を続けながら
   子供に希望を与えようとした母親が
   『辛いときこそ笑うのよ。笑っていれば幸せにになれるわ』
   毎日々々・・・・そう言い続けて、子供は辛くても、いつも笑っているようにしました。
   でも、その子を逃がす為に、命懸けで戦った母親が・・・・・
   ごく普通に暮している人たちに・・・・なぶり殺しにされたときに
   子供は、笑っていても幸せにはなれないことを知りました」
 「そんなとき・・・・・疲れ果てて死のうとしていた子供を助けて
   『力』を与えてくれた・・・・・親切な人がいました。
   子供は、与えられた『力』を使い。
   母親を殺した町の人間に復讐して、一族の住んでいた村で
   エネルギー鉱石の発掘をしていた軍隊を壊滅させました」
 「軍隊を指揮していた、偉そうなオッサンがね。
   命令しているやつを教えてくれたから、お返しに『国』ごと蒸発させてあげました。
   おとぎ話なら、めでたしめでたし。これで終わり。
   そう思っていたんだけど・・・・・別の『国』がエネルギー鉱石を求めて
   軍隊を派遣してきました。
   その『国』を潰したら、また別の『国』が・・・・・・
   面倒なことに、その繰り返しでした」
 「やがて、一族の住んでいた村に手出しすると、『国』が滅ぶ。
   そう考えたのか、残った国家は手出ししなくなりました。
   でもね。生き残った子供の心。
   その中でね。声が聞こえました。
   まだ足りない・・・・・・軍隊なんてものが・・・・・権力者が居る限り・・・・
   いつか・・・・ここは・・・・また狙われる・・・・・
   死んで逝った一族の仇は・・・・まだ討たれてはいない・・・・
   結局・・・・その世界ごと消しても・・・・心の飢えは満たされませんでした」

 「なあ。あんた・・・・・」
 「僕は、君が、嫌いだよ!。約束は守る」
ガウリイの呟きを、マステマの叫び声がカキ消し。
マステマが話し終えると同時に、ガウリイの姿が消えていった。


虚ろな表情で、低く何か、ぶつぶつと呟くアメリアは、右手を前に出し
何かに操られるかのように、笑顔で手を差し出しているマステマへと近づいていった。
フラフラと頼りなく体を泳がせ、あと一歩でマステマの手を取る、そのとき
 「ヴィスファランクス」
アメリアの声が響き、アメリアの両拳が淡く輝く。
ドガガガガッ!
声を上げることさえも許されず、アメリアの拳の弾幕がマステマ顔を体を襲った。
吹っ飛ばされて、唖然とした顔でアメリアを見ているマステマ。
 「君は・・・・・彼を見捨てるのかい。
   彼が人間に戻れなくてもいいのかい」
 「ゼルガディスさんとわたしのことを、随分と気にしてくれているようですけど
   大きなお世話です。
   ゼルガディスさんはね、すっごく意地っ張りなんです。
   彼が人間に戻る。そう言ったからには、どんな方法を使っても必ず戻ります。
   この世界に戻る術が無いのなら、わたしはゼルガディスさんと一緒に
   異世界だろうと、何処へだろうと出掛けるだけです」
 「で・・・でも、君は王女さまなんだよ。
   国に対しての責任は・・・責任はどうするんだい」
動揺するマステマに、アメリアは、ぺロッと舌を出し話を続けた。
 「どうやら、あなたは、わたしのことを過大評価してくれているみたいですね。
   残念ながら、わたしは、そんなに良い子じゃありません。
   自分を犠牲にして、悲劇のヒロインに浸る。そんな趣味はありません。
   意にそぐわない相手と、無理矢理結婚させられそうになったら
   父さんには悪いけど、さっさと逃げさせてもらいます」
 「そ・・・そんな無責任な・・・・・」
 「責任を取るにも、限界というものがあります。
   さてと、そろそろ、あなたの根性を叩きなおしてあげましょうね〜」
怖い笑みを浮かべつつ、マステマに近づくアメリア。
 「ちょ・・・・ちょっと・・・待った・・・・」
無論、そんなことで待つアメリアでは無く。
マステマの体に、アメリアの正義の拳が炸裂した。


 「ディグ・ヴォルト」
ゼルガディスの声と共に、一条の雷撃が、薄笑いを浮かべているマステマに直撃した。
 「が・・・アアアあぁぁあああぁぁぁああ・・・・・」
体中を蒼い雷撃にまとわりつかれ、マステマが悲鳴を上げている。
どうにか雷撃を振り払い、マステマは叫ぶように話し出した。
 「君は正気なのかい。
   君が人間に戻るのに、手を貸そうとしている僕のことが、信じられないのかい」
ゼルガディスは、苦笑を浮かべ
 「前に、きさまほど性格は悪くなかったが
   似たような上手い話を聞かされたことがあってな。
   『力』に憧れていた俺は、素直に頷いてしまったんだ。
   そのお陰で、きさまの言うところの合成獣になってしまった。
   もう二度と、悪魔と取引するつもりは無いのさ」
なんの迷いも無く、キッパリと言い切った。
 「き・・・君はそれで良くても・・・・あの王女さまは・・・・どうするんだい」
 「きさまはフィルさんのことをよく知らんらしいな。
   あの人はな、いざとなったら、駆け落ちでもなんてもして幸せになれ。
   困ったことに、そお言ってアメリアを炊きつけているんだ」
流石に言うべき言葉が、思いつかなかったのか。
思わず絶句しているマステマ。
 「俺は俺のやり方で生きて行く。
   好き勝手なことを言ってくれたな。今から、その礼をしてやろう」
ゼルガディスは、赤く輝くブロード・ソードをマステマに叩きつけた。


笑いながら話すゼロスの前に、力なく座り込み
 「いや・・・・いや・・い・・・やアアあああぁぁぁぁあああぁぁ・・・・」
リナは両手で頭を抱えて絶叫した。
リナの、その姿を見て、ゼロスは笑みを深くした。
 「と、いうような、リアクションをすれば満足なのかしら
   ゼロスの偽者さん。
   いい加減、その姿はウザイわよ。
   バースト・フレア」
ドウン!
ゼロスは蒼い炎に直撃されて、灰も残さず燃え尽きてしまった。
 「おや、けっこう上手く行っているつもりだったのに
   なんでバレちゃったのかな」
心底わからないという表情で、マステマが現れた。
 「そうね。なかなか良く出来たお芝居だったから
   あたしも乗ってあげたのよ。
   あなたは人の強さを知らない。
   あたしの仲間の強さを知らない。
   あたしの手は、確かに血まみれよ。
   だけど、だからこそ。
   あたしたちは、戦うの。大切なものを守りたいからね」
 「やれやれ、君たち4人は僕の理解の外に居るようだね」
呆れたように呟くマステマ。
 「さ・て・と、そろそろお返しさせてもらいましょうか」
にっこり微笑みリナは呪文を唱えだした。


アメリアの拳が嵐となって叩きつけられ、ゼルの赤く輝くブロード・ソードが斬りつけて行った。
 「どわわわわ・・・いっ・・いきなり・・・・なにするんですか〜」
アメリアとゼルの攻勢に押され、尻餅つきつつ、情けない声を上げているレイさん。
ふと、気付くとマステマの姿は消え、あたしとガウリイ。ゼルにアメリアは
元の制御装置の部屋へと戻って来ていた。
 「あ・・・・れ・・・・レイさん」
 「すまん。勢いがついていて・・・・止められなかった」
唖然と呟くアメリアと、とりあえず謝っているゼル。
 「あ、いえ。お気になさらずに。
   どちらかというと、攻撃のダメージよりも、お二人の表情の方が
   怖くて・・・・思わず逃げ出したくなっただけですから」
丁寧な口調で、かなり情けないことを言っているレイさん。
どうやら、本気で怖かったようで、レイさんは噴出した汗をハンカチで拭いている。

 「どうやら、みんな無事に戻れたようね」
あたしの呟きに、黙って頷くガウリイたち。
 「アメリアおねえちゃん〜。良かった無事だったんだね。
   心配したんだよ〜む
嬉しそうにアメリアに抱きつくキウユの姿を見て、ゼルが複雑な表情をしている。
 「ありがとう。ごめんね。
   心配かけて」
そんなゼルの表情を知ってか知らないのか、キウユを抱きしめ微笑むアメリア。
アメリアはキウユを抱きしめたまま。
 「ゼルガディスさん。ごめんなさい」
いきなり謝った。
 「アメリア。なにを謝っているんだ?」
なにを謝られているのか、わからずに戸惑っているゼル。
 「わたし、ゼルガディスさんのことを信じています。
   でも、ほんの少し不安だったんです。
   いろいろ言われて、少し動揺しちゃいました。
   だから、ごめんなさい」
ゼルはアメリアの頭に、優しく手を置き。
 「気にするな。
   ハッキリしない俺も良くないんだからな」
苦笑しつつ返事をした。
嬉しそうに頷いたアメリアは、あたしの方を見て
 「リナさんも、ごめんなさい」
あたしにまで、謝った。
 「アメリア。ごめん。
   話が見えないんだけど・・・・・」
 「わたし、リナさんのこと・・・・羨ましい。
   そう思っていたんです。リナさんのようになれたら良いなあ、って・・・・・」
 「なあ。アメリア。
   そいつは、流石にどうかと思うぞ」
 「アメリア。頼むからリナみたいになりたい・・・・・そんな・・・・・
   恐ろしいことは言わんでくれ」
ガウリイの心底心配そうな口調とゼルの悲鳴に近い声・・・・・
不思議ねぇ〜どっちも同じくらい気に障るのよねぇ〜
 「ガウリイ〜、ゼ〜ル〜。
   どおいう意味かしらね〜え」
あたしの声に、汗かきつつ後に下がるゼルと
困ったように頬をポリポリかいているガウリイ。
 「だってなあ。レイさんだって、そお思うだろ」
ガウリイはレイさんに話を振って、誤魔化そうとしているのかしら。
 「そうですねえ。
   アメリアさんには、アメリアさんの良いところが沢山ありますから
   無理してリナさんみたいに、乱暴な・・・・いや・・・
   思いっきりの良い性格を目指さなくても・・・・良いんじゃないでしょうか・・・・」
レイさんは、慌ててフォローらしきものをしたつもりらしてけど・・・・・
よ〜く覚えておくからね。

$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$

ここまで読んでくださった、心優しい方、ありがとうございます。

マステマの暴走により・・・・・話が・・・・とんでもないことに、なってしましました(汗)
読んでくださった方に・・・・もし・・・・ご不快な思いをさせてしましましたら・・・・ごめんなさい。

フォローにもならない・・・・言い訳を言わせて頂きますと・・・・
正義の仲良し4人組の方々を、辛い目に遭わせたかった訳では無いのです。
辛い問題を正面から突きつけられて、逃げずに立ち向かう。
その御姿を見てみたかった・・・・のです。

その為に・・・・前回・・・・あそこまで暗くて重い展開にする必要があったのか。
そう言われると・・・・返す言葉もありません・・・・ごめんなさい。
私が悪かったです・・・・ごめんなさい。

もうあと1週間で、5月が終わりますね。
寒暖の差も激しく、悪質な風邪も流行っているようですので
お体にお気を付けて、お元気でる
では、失礼します。

トップに戻る
26074主役はいじめてこそ花 ←鬼エモーション E-mail 2003/5/25 00:08:42
記事番号26059へのコメント

猫楽者さん、A様、N様、こんばんは。

続きをお待ちしていました♪ 
今回は2話同時ですね。アメリアがどうなっちゃうのかと、ハラハラしていました。

>昨日、一昨日と熱を出して寝込んでおりました。みなさま、どうか風邪にはお気を付けて(汗)

大変でしたね。もう梅雨になったのかと思うような天候ですし、本当に
お気を付け下さい。またしっかり治してくださいね。これから大変なのですし。

>5月も後半になりましたね。来月・・・・出張続きになりそうで、少し悲しいです。

……それは……悲しいですね(汗)お仕事の状況や都合もありますから、
仕方ないのでしょうけれど……臨月の奥さんがいる方に出張は……ちょっと
きついものがあるのではと思いました。(こればかりは、初産かそうじゃないかなんて
関係ないですし)


>今度こそ、ゼルガディスの一撃は男を斬り倒していた。
>辺りが少し薄明るくなり
>斬り倒した、うつ伏せになって倒れている相手を、ゼルガディスは右足でひっくり返し
> 「悪趣味な」
>眉をひそめて呟いた。
>既に事切れている男は、銀髪、青白い岩肌を持ったゼルガディスと同じ顔を持っていた。

やはりゼルもこのような状況になっていましたか……。でも、比較的冷静ですね。
内心はともかく表面上は。

>1人倒すと1人補充され、2人〜3人まとめて術で吹き飛ばしても
>空いた穴はすぐに補充され塞がれてしまい、進むことが出来ないようだ。
>
>女の目の前で立ち止まった、赤い目をしたゼルガディスは、無造作に剣を振りかぶり
> 「やめろ!」
>8人の敵と戦いながら、叫んだゼルがディスの声を無視して
>剣を振るい・・・・・・・。
>女は倒れた。
>天を見上げて楽しそうに笑う、赤い目をしたゼルガディスと、倒れた女の姿、そして
>足止めをしていた8人の姿が、消えていった。

相変わらず、的確にゼルの嫌悪する、悪趣味できついイメージ映像を
見せますね、マステマさん。(汗)
「操られて無茶苦茶残酷なことをしていても、本人は覚えていない」が事実でも、
そして覚えていないとしても、ゼルは自分の行動の報いはきっちり受けています。
以前より幸せな状況にいる今でも、そしておそらく、これからも。
ゼルがそれを自分で認識して逃げていないのですから。
そういう相手には、あまり通用しない手だと気づいていないのでしょうか、
マステマさん。……怒りを煽るだけなのに(汗)

>   加害者は何をしたか忘れてもね。
>   被害者は何をされたか忘れない。
>   君に殺された人たちは、誰にどんな方法で殺されたかを忘れることは無いんだよ。

……事実でも、マステマさんに言われるとムカつくと言いますか……
それ以上に被害者は「確かにそうだけど、あんたに勝手に代弁されたくない」と
思うような気がするのは何故でしょう……。

> 「お前なら、気に入らん。ただそれだけの理由で
>   この世界にいる人間を皆殺しにしてしまうだろうな」
> 「やっぱり君は頭が良いねぇ。
>   君の言うとおり、僕が最初に居た世界はねぇ、もう無いんだ。
>   気に入らなかったから、僕が消しちゃったから」
>絶句しているゼルガディスの顔を、楽しそうに眺めて、声も立てずに笑っているマステマ。

……本気で壊れてますね……(汗)さらに発想と行動が癇癪持ちのわがままな
お子様……。
ふと、「TRY」のヴァルガーヴって、下手をするとこんな感じになった
可能性があるんだな、と思いました。……行動と言っていることは違うけれど、
根本的な理屈や考えが同じに見えます。

>混戦のうちにゼルやアメリアとも分断されて
>あたしとガウリイはどうにか離れずに戦っているのが精一杯、という状況だ。
>既に数百体の黄金竜を倒したことになるが
>続々と援軍が到着してきて逃げる事すら出来ない。

リナはいきなり戦闘なんですね。でも何故黄金竜と……?

>あたしは抱きしめられていたガウリイに、不意に突き飛ばされて倒れるように
>ガウリイの傍を離れていた。
>倒れかけながらガウリイの方を見ると
>ポンッ!
>軽い音と共に、ガウリイの頭が砕け散った。
>え?な・・・・に・・・・?
>辺りに降り注ぐ血潮。
> 「ガ・・・・ウ・・・・リイ・・・・・」
> 「う〜ん。美味しいですねえ。リナさん。貴方の負の感情は、まさに極上の味ですねえ。
>   貴方たちを処分する許可が降りましてねえ。楽しませてもらいますよ」
>あ・・・・ガウリイ・・・・なんで・・・・ゼロス・・・・ゼロス・・・・・ゼ・ロ・ス〜〜〜

ガウリイが……(滝汗)リナにとっては一番見たくない嫌な映像です……。
でも、ゼロスが敵に回るのは、別にショックでもなんでもない、無事に一生が
終わるまでそうならなければラッキー、でしかないことです。
その辺りはリサーチ不足ですね、マステマさん。

> 「どうせお仕事するんなら、なるべく楽しくやる。というのが、僕の主義でしてね。
>   リナさんの『仲間』とか、『知合い』の方を巻き込んだ方が
>   貴方たち人間は、反応が面白いですから。
>   後、『御家族』も・・・・ね」
>バラバラになった何かが落ちて来た。
> 「あ・・・とうさ・・・・・・かあ・・・・さ・・・・・・ねえ・・・・ちゃ・・・・・・」
> 「流石にリナさんのご両親とスィーフィード・ナイト、僕も無傷という訳にはいかなかったですね〜。
>   でも、所詮は『人』の感情を持っているのが足かせになりましたね。
>   たかだか都市ひとつを人質にされただけで、面白いくらい動揺してくれましたからね」

ルナ:あら、嫌ね。私が都市ひとつ人質にされたくらいで、言いなりに
  なるわけないじゃない。それもゼロスひとり相手にしてて。
  「人質にしましたv」「あらそう、それで?」ざしゅっ!(問答無用で
  悪・即・斬!)これでおしまい。
  マステマ、だったかしら? やっぱりリサーチ不足よね。
  猫楽者さん、A様、N様、お茶をたてましたのでよろしければ……。
  粗茶ですが、どうぞ。
  和菓子は春宵堂の新作でございます。(前半とはころっと態度と口調を
  変えて、抹茶のお椀と和菓子を手際よく完璧に並べて去っていく)

……ルナさん……お茶配りながら、さらりと凄いこと言わないでください(汗)
でも、確かにいざとなったら、〃ルナ〃より〃スィーフィード〃の意識が
優先されるんでしょうね……。

> 「今、貴方の目の前で死んで逝った人たちは、全て貴方と係わった為に死にました。
>   貴方が、殺したようなものですよ」
> 「ど・・・・う・・・・して・・・・あんなの相手はあたしでしょう!
>   あたし以外の人たちを・・・・なんで・・・・」
> 「リナさん。貴方の持つ『力』が中途半端に強いからいけないんですよ。
>   もし、この世界の誰よりも強い『力』を御持ちでしたら
>   こんなことには、ならなかったんですよ。
>   『力』を、誰よりも強く。大切な方々を守れるような強大な『力』が欲しくは無いですか」
> 「いまさら・・・・『力』を手にして、何を守れって言うの・・・・・」
> 「まだ、間に合いますよ。
>   貴方が手にした『力』を使えば、誰であろうと生き返らせることくらい簡単ですよ。
>   どうしますか?このまま彼らを見捨てますか?
>   それとも『力』を手にして、救ってあげますか?」

リナの弱点をグサグサと突き刺して迫ってきますね。ゼロスの姿を取って言う辺りも、
分かっていても何か嫌ですしね。……ゼロスに対する嫌がらせにも見えますが。
リナさん、さすがに今回はゼロス(本物)に八つ当たりしちゃ駄目ですからね(汗)
今、必死で囮の生き餌(笑)としてがんばっているんですから。

> 「お前さんは、モノまねが得意らしいが
>   二度と、リナの偽者なんか作るな」
>低く落ち着いた声と共に、凍りつくような殺気を放っているガウリイ。

やっぱりガウリイの弱点はリナですね。でも、あっさり斬っちゃうガウリイ。
分かっていても……辛いですね。……そして静かに怒ってますね(滝汗)
マステマさん、この事だけでガウリイを完全に敵に回しましたよ。

> 「お見事。ご褒美に何かひとつ。願いを叶えてあげようか。
>   まあ、あんまり無茶なことは勘弁して欲しいけどね。
>   常識で考えて出来る範囲のことを願ってくれれば良いからさ」
> 「リナ。それとゼルにアメリアと俺を、元の部屋へ戻せ。
>   北の魔王とキズカたちの居る、あの部屋へな。
>   それから、お前さんは、この世界から出て行って
>   二度とこの世界へ、来るな。手出しもするな」

マステマさんも、ガウリイに付け入る隙が全くないのに気づいたんですね。
そしてしっかり的確な判断をしているガウリイ。
天然でも鋭いし、やっぱり4人の中で一番大人で、精神的に強いですね。

> 「なあ。あんたは、いつも微笑んでるけど。
>   俺があんたから感じる気配は・・・・・まるで泣いている子供のようなんだが・・・・」
> 「まいったね。
>   君の感覚は、僕が思っていたよりも遥かに鋭いようだね」
>苦笑しつつマステマは話し出した。
> 「むかしむかし。君たちの世界が出来るよりも、むかしのお話。
>   地平線が霞んで見えるような砂の海に、ほんの数百人ほどの一族が住んでいました。
>   周りは砂ばかり、資源はなく、食料や水もほとんど無いに等しい土地は
>   その代わり戦いに巻き込まれるようなことも無く、平和な場所でした。
>   昼間は灼熱地獄。そして夜には肌を突き刺すような寒さを
>   家族全員が毛布に包まって、朝を待つ。
>   そんな生活でも、彼らは、とても幸せでした。
>   強大なエネルギーを生み出す、エネルギー鉱石の大鉱脈が
>   彼ら一族の住む土地の、下に眠っていることが、発見されるまでは」
>遠い昔を思い出すように、目を細め、歌うようにマステマは話を続ける。
> 「戦争の為に、そのエネルギーが使われることを嫌った一族は
>   『国』からの命令に従いませんでした・・・・・・『国』は、どうしたと思う」
> 「『力』にモノを言わせた。そうじゃないのか」
> 「そう。軍隊を派遣して、それでも従わなかった一族は・・・・・・女子供まで・・・・
>   皆殺しにされました。逃げ延びられた人達は、ほんの一握り・・・・・
>   おまけに反逆者として、賞金をかけられてしまいました。
>   生死は問わないから、首を差し出せば良い、ってね」
>肩をすくめ、笑顔のまま話すマステマ。
> 「お陰で、生き残った者達も・・・・ひとり、またひとりと狩り出され・・・・・
>   そんな状況でも、逃亡生活を続けながら
>   子供に希望を与えようとした母親が
>   『辛いときこそ笑うのよ。笑っていれば幸せにになれるわ』
>   毎日々々・・・・そう言い続けて、子供は辛くても、いつも笑っているようにしました。
>   でも、その子を逃がす為に、命懸けで戦った母親が・・・・・
>   ごく普通に暮している人たちに・・・・なぶり殺しにされたときに
>   子供は、笑っていても幸せにはなれないことを知りました」
> 「そんなとき・・・・・疲れ果てて死のうとしていた子供を助けて
>   『力』を与えてくれた・・・・・親切な人がいました。
>   子供は、与えられた『力』を使い。
>   母親を殺した町の人間に復讐して、一族の住んでいた村で
>   エネルギー鉱石の発掘をしていた軍隊を壊滅させました」
> 「軍隊を指揮していた、偉そうなオッサンがね。
>   命令しているやつを教えてくれたから、お返しに『国』ごと蒸発させてあげました。
>   おとぎ話なら、めでたしめでたし。これで終わり。
>   そう思っていたんだけど・・・・・別の『国』がエネルギー鉱石を求めて
>   軍隊を派遣してきました。
>   その『国』を潰したら、また別の『国』が・・・・・・
>   面倒なことに、その繰り返しでした」
> 「やがて、一族の住んでいた村に手出しすると、『国』が滅ぶ。
>   そう考えたのか、残った国家は手出ししなくなりました。
>   でもね。生き残った子供の心。
>   その中でね。声が聞こえました。
>   まだ足りない・・・・・・軍隊なんてものが・・・・・権力者が居る限り・・・・
>   いつか・・・・ここは・・・・また狙われる・・・・・
>   死んで逝った一族の仇は・・・・まだ討たれてはいない・・・・
>   結局・・・・その世界ごと消しても・・・・心の飢えは満たされませんでした」

マステマさんの本質を見抜いたガウリイ。そしてマステマさんの過去。
悲惨だなあと思いつつ……私は冷たいのかもしれないです。
「だから?」という単語が浮かびます。「自分には自分の都合で、自分の
目につくもの、周りにあるもの全てに対して、好き勝手な真似する権利が
あるとでも言いたいの? それとも、ちゃんと自覚して分かっているんだから、
文句をいうな、こんな不幸な過去を持つ自分を責めるな、気持ちを汲んで気が
済むようにしてくれるのが当たり前だとでも言いたいわけ? 何不幸自慢してんの?」
と、まあ、理屈じゃないんだ、感情が追いつかないんだと分かっていても、
そう思ってしまうので(汗)……だって、このレベルまできちゃうと、
誰が何をしようが何を言おうが気に入らないし、満足することはないから
悪循環が続くだけで、救いようがないんですよね……(汗)

> 「どうやら、あなたは、わたしのことを過大評価してくれているみたいですね。
>   残念ながら、わたしは、そんなに良い子じゃありません。
>   自分を犠牲にして、悲劇のヒロインに浸る。そんな趣味はありません。
>   意にそぐわない相手と、無理矢理結婚させられそうになったら
>   父さんには悪いけど、さっさと逃げさせてもらいます」
> 「そ・・・そんな無責任な・・・・・」
> 「責任を取るにも、限界というものがあります。
>   さてと、そろそろ、あなたの根性を叩きなおしてあげましょうね〜」

アメリア……(ほろほろ)心はかなり揺れたと思います。でもちゃんと
乗り越えたんですね。

> 「前に、きさまほど性格は悪くなかったが
>   似たような上手い話を聞かされたことがあってな。
>   『力』に憧れていた俺は、素直に頷いてしまったんだ。
>   そのお陰で、きさまの言うところの合成獣になってしまった。
>   もう二度と、悪魔と取引するつもりは無いのさ」
>なんの迷いも無く、キッパリと言い切った。

手段としては、確かにレゾが最初にゼルをキメラにしたときのものと同じ
シチュエーションですしね。
オードブルの趣向で誤魔化しても、同じ手は喰わない、ということでしょうか。
さすがゼルです。

> 「き・・・君はそれで良くても・・・・あの王女さまは・・・・どうするんだい」
> 「きさまはフィルさんのことをよく知らんらしいな。
>   あの人はな、いざとなったら、駆け落ちでもなんてもして幸せになれ。
>   困ったことに、そお言ってアメリアを炊きつけているんだ」

ゼル、さらっと言ってますが……リナやガウリイの前では言えないでしょうね、
この台詞(笑)それにしても、フィルさん……さすがです。父親の鏡!!

> 「おや、けっこう上手く行っているつもりだったのに
>   なんでバレちゃったのかな」
>心底わからないという表情で、マステマが現れた。
> 「そうね。なかなか良く出来たお芝居だったから
>   あたしも乗ってあげたのよ。
>   あなたは人の強さを知らない。
>   あたしの仲間の強さを知らない。
>   あたしの手は、確かに血まみれよ。
>   だけど、だからこそ。
>   あたしたちは、戦うの。大切なものを守りたいからね」

ああ、リナですね♪ それでも、凄く辛かったと思います。家族や仲間を、
本当に本当に大切に思っているリナだから。
例えお芝居だと分かっていても、悲しくて怖かったのではないでしょうか。
こんな風になってほしくないって。

>アメリアの拳が嵐となって叩きつけられ、ゼルの赤く輝くブロード・ソードが斬りつけて行った。
> 「どわわわわ・・・いっ・・いきなり・・・・なにするんですか〜」
>アメリアとゼルの攻勢に押され、尻餅つきつつ、情けない声を上げているレイさん。

……魔王様、タイミング悪いですね……何て不幸な……(貰い泣き)

> 「ありがとう。ごめんね。
>   心配かけて」
>そんなゼルの表情を知ってか知らないのか、キウユを抱きしめ微笑むアメリア。

さすがキウユくん……(笑)ゼル、今は我慢です!(笑)

マステマさんの精神攻撃で動揺したこと、不安に思ったことで、ゼルとリナに
謝るアメリア。言わなければ分からないことなのに、それでもちゃんと謝るのが
アメリアですね。アメリアのこういうところ、凄く良いところですよね。
そして魔王様……相変わらず地雷踏んでますね……(汗)


>マステマの暴走により・・・・・話が・・・・とんでもないことに、なってしましました(汗)
>読んでくださった方に・・・・もし・・・・ご不快な思いをさせてしましましたら・・・・ごめんなさい。
>
>フォローにもならない・・・・言い訳を言わせて頂きますと・・・・
>正義の仲良し4人組の方々を、辛い目に遭わせたかった訳では無いのです。
>辛い問題を正面から突きつけられて、逃げずに立ち向かう。
>その御姿を見てみたかった・・・・のです。

ハラハラしつつ、面白く読ませていただきました。
人間、どうしても突かれると弱い点はありますし、立ち向かっていける人ばかりでは
ないんですけれど、リナ達は逃げずに立ち向かっていく、その姿は凄く良かったです。
……それにしても、ガウリイ、やっぱり凄いですね。こういう点では最強ですね。

>その為に・・・・前回・・・・あそこまで暗くて重い展開にする必要があったのか。
>そう言われると・・・・返す言葉もありません・・・・ごめんなさい。
>私が悪かったです・・・・ごめんなさい。

こういうのは徹底的にしませんと。←鬼。
「主役はいじめてこそ花」という名言(?)もありますし。
……あれ、その通りなら実は主役はゼロスと魔王様と言うことに(爆)

>もうあと1週間で、5月が終わりますね。
>寒暖の差も激しく、悪質な風邪も流行っているようですので
>お体にお気を付けて、お元気でる
>では、失礼します。

本当に、寒暖の差が激しいですよね(汗)
もうじき梅雨でもありますし、突発的に降った雨に濡れたまま、というのも
多くなるのかもしれません。……でも何故か、今、アレルギーの方が出てます、私……。
3月4月と寒かった分、アレルギーの出る草の花粉がでるのが遅れたのかも
しれません。まだ軽い方だから良いのですが。
猫楽者さんも風邪をしっかり治してくださいね。
それでは、この辺で失礼いたします。
続きを楽しみにしていますね。

トップに戻る
26076ありがとうございます。鬼のような展開になってしまいました(汗)猫楽者 E-mail 2003/5/25 03:34:32
記事番号26074へのコメント

>猫楽者さん、A様、N様、こんばんは。

こんばんは、エモーションさん。
お元気ですか、猫楽者です。

いつも読んでくださって、ありがとうございます。
毎回とても丁寧な感想を頂きまして、本当にありがとうございます。
もうすぐ6月ですね。雨の多い季節になってまいりました。

A:  こんばんは、エモーションさん。
    寒暖の差が激しいですね。お元気ですか。Aです。
    読んでくださいまして、ありがとうございます。
N:  こんばんは、エモーションさん。
    ナイは、このまま戻ってこないかもしれませんわ(汗)。Nです。
    いつもとても丁寧に、本当にありがとうございます。

>続きをお待ちしていました♪ 
>今回は2話同時ですね。アメリアがどうなっちゃうのかと、ハラハラしていました。

ああああああ、ありがとうございます。
A:  今回は、無茶苦茶・・・・・暗くて重い話でしたから
N:  どうしょう・・・・と、猫楽者はビクビクしていたようですわ。
エモーションさん。お優しい御言葉を本当にありがとうございます。

>>昨日、一昨日と熱を出して寝込んでおりました。みなさま、どうか風邪にはお気を付けて(汗)
>
>大変でしたね。もう梅雨になったのかと思うような天候ですし、本当に
>お気を付け下さい。またしっかり治してくださいね。これから大変なのですし。

ありがとうございます。御心配をお掛けいたしました。
家族全員、風邪を引いておりました(汗)
A:  幸いなことに、猫楽者が風邪でダウンする頃には
N:  奥さんたちは治っていましたので。
どうにか、家族全員、回復致しました。

>>5月も後半になりましたね。来月・・・・出張続きになりそうで、少し悲しいです。
>
>……それは……悲しいですね(汗)お仕事の状況や都合もありますから、
>仕方ないのでしょうけれど……臨月の奥さんがいる方に出張は……ちょっと
>きついものがあるのではと思いました。(こればかりは、初産かそうじゃないかなんて
>関係ないですし)

とりあえず・・・・・6月の第一週に2〜3日の出張は・・・・・確定いたしました(汗)
A:  後は、日程の調整しだい・・・・どうなるのでしょうね。
N:  なるべく予定日の前後は、家に居たいですわね。
はい、予定日の前後は、お休みを頂こうかと・・・・思っておりますので・・・・
多少キツクても、予定日までに・・・・全ての出張が終わるようにしたい、と思っております。

>>斬り倒した、うつ伏せになって倒れている相手を、ゼルガディスは右足でひっくり返し
>> 「悪趣味な」
>>眉をひそめて呟いた。
>>既に事切れている男は、銀髪、青白い岩肌を持ったゼルガディスと同じ顔を持っていた。
>
>やはりゼルもこのような状況になっていましたか……。でも、比較的冷静ですね。
>内心はともかく表面上は。

ゼルガディスさんは、冷静な方。
そう感じていただけて、とても嬉しいです。
A:  ここで動揺したりしたら、付け込まれかねないですからね。
N:  でも、ゼルガディスさんの仰るとおり、本当に悪趣味なやり方ですわね(溜息)

>>女の目の前で立ち止まった、赤い目をしたゼルガディスは、無造作に剣を振りかぶり
>> 「やめろ!」
>>8人の敵と戦いながら、叫んだゼルがディスの声を無視して
>>剣を振るい・・・・・・・。
>>女は倒れた。
>>天を見上げて楽しそうに笑う、赤い目をしたゼルガディスと、倒れた女の姿、そして
>>足止めをしていた8人の姿が、消えていった。
>
>相変わらず、的確にゼルの嫌悪する、悪趣味できついイメージ映像を
>見せますね、マステマさん。(汗)
>「操られて無茶苦茶残酷なことをしていても、本人は覚えていない」が事実でも、
>そして覚えていないとしても、ゼルは自分の行動の報いはきっちり受けています。
>以前より幸せな状況にいる今でも、そしておそらく、これからも。
>ゼルがそれを自分で認識して逃げていないのですから。
>そういう相手には、あまり通用しない手だと気づいていないのでしょうか、
>マステマさん。……怒りを煽るだけなのに(汗)

マステマは、気付いていないのだと思います。
A:  ゼルガディスさんが、どんな思いを胸に秘めて、御自身の過去と向き合い生きて行くか。
N:  マステマには、ゼルガディスさんの考え方、生き方は理解できないのでしょうね(溜息)

>>   加害者は何をしたか忘れてもね。
>>   被害者は何をされたか忘れない。
>>   君に殺された人たちは、誰にどんな方法で殺されたかを忘れることは無いんだよ。
>
>……事実でも、マステマさんに言われるとムカつくと言いますか……
>それ以上に被害者は「確かにそうだけど、あんたに勝手に代弁されたくない」と
>思うような気がするのは何故でしょう……。

すいません。自分で書いておいて・・・・・何なのですが(汗)
実は・・・・・自分も・・・・そう思いました(汗)
A:  まあ、ここまでアメリアさんやゼルガディスさんの神経を逆撫でしといて(溜息)
N:  今更・・・・マステマ・・・貴方に、そう言われたくは無い、ですわね(苦笑)

>> 「お前なら、気に入らん。ただそれだけの理由で
>>   この世界にいる人間を皆殺しにしてしまうだろうな」
>> 「やっぱり君は頭が良いねぇ。
>>   君の言うとおり、僕が最初に居た世界はねぇ、もう無いんだ。
>>   気に入らなかったから、僕が消しちゃったから」
>>絶句しているゼルガディスの顔を、楽しそうに眺めて、声も立てずに笑っているマステマ。
>
>……本気で壊れてますね……(汗)さらに発想と行動が癇癪持ちのわがままな
>お子様……。

はい・・・・・マステマ・・・・・壊れております(汗)
A:  しかし・・・・・これでは、銃の怖さを知らない子供に
    安全装置を外した銃を持たせるようなものですね(汗)
N:  自分の『力』を、気まぐれに使って・・・・無意味な破壊を繰り返す・・・・
    心の一部が、死んでしまっているのかしら(汗)

>ふと、「TRY」のヴァルガーヴって、下手をするとこんな感じになった
>可能性があるんだな、と思いました。……行動と言っていることは違うけれど、
>根本的な理屈や考えが同じに見えます。

勿体無い御言葉です(滝汗)
A:  ヴァルガーヴさんと同じような考え方・・・・マステマには、畏れ多いことです(滝冷汗)
N:  ダークスターさんとヴォルフィードさんの融合体と、同化したヴァルガーヴさんは
    世界を終わらせるにしても、マステマのように、楽しみながら壊すようなことは・・・・・。

>>混戦のうちにゼルやアメリアとも分断されて
>>あたしとガウリイはどうにか離れずに戦っているのが精一杯、という状況だ。
>>既に数百体の黄金竜を倒したことになるが
>>続々と援軍が到着してきて逃げる事すら出来ない。
>
>リナはいきなり戦闘なんですね。でも何故黄金竜と……?

すいません・・・・・実は、リナさんの戦いのシーンは・・・・・カットしておりますして(汗)
A:  リナさんたちが、神族側と魔族側・・・・・・それに・・・・(汗)
N:  セイルーンとゼフィーリア以外の国々から、命を狙われる。
    そういう展開だったのですが(汗)
あまりにも、長くなってしまいましたので・・・・・短くしましたら・・・・・
とうとつ過ぎて・・・・・意味不明になってしまいましたね・・・・・ごめんなさい(滝汗)

>>ポンッ!
>>軽い音と共に、ガウリイの頭が砕け散った。
>>え?な・・・・に・・・・?
>>辺りに降り注ぐ血潮。
>> 「ガ・・・・ウ・・・・リイ・・・・・」
>> 「う〜ん。美味しいですねえ。リナさん。貴方の負の感情は、まさに極上の味ですねえ。
>>   貴方たちを処分する許可が降りましてねえ。楽しませてもらいますよ」
>>あ・・・・ガウリイ・・・・なんで・・・・ゼロス・・・・ゼロス・・・・・ゼ・ロ・ス〜〜〜
>
>ガウリイが……(滝汗)リナにとっては一番見たくない嫌な映像です……。

ああああああ、ごめんなさい(汗)
A:  猫楽者・・・・・君は・・・・鬼か(呆れ)
N:  ・・・・・・・・・・・(絶句)

>でも、ゼロスが敵に回るのは、別にショックでもなんでもない、無事に一生が
>終わるまでそうならなければラッキー、でしかないことです。
>その辺りはリサーチ不足ですね、マステマさん。

ゼロスさんとリナさんたちとが、本気で戦う(汗)
できれば、そんな事態には、ならないで欲しいですね。
A:  あのねえ(溜息)、こおいう展開にしといて・・・・・・
    君が、そお言いますか(冷笑)
N:  ・・・・・・・(絶句しつつ、氷のような視線)

>> 「流石にリナさんのご両親とスィーフィード・ナイト、僕も無傷という訳にはいかなかったですね〜。
>>   でも、所詮は『人』の感情を持っているのが足かせになりましたね。
>>   たかだか都市ひとつを人質にされただけで、面白いくらい動揺してくれましたからね」
>
>ルナ:あら、嫌ね。私が都市ひとつ人質にされたくらいで、言いなりに
>  なるわけないじゃない。それもゼロスひとり相手にしてて。
>  「人質にしましたv」「あらそう、それで?」ざしゅっ!(問答無用で
>  悪・即・斬!)これでおしまい。
>  マステマ、だったかしら? やっぱりリサーチ不足よね。

ル・・・・・ルルルルルルル・・ルナさま・・・・・はっ・・・はじめまして・・・・猫楽者ともももも申します(滝汗)
A:  はじめまして、ルナさん。
    猫楽者・・・・・迷わず成仏してくださいね(合掌)
N:  はじめまして、お元気ですか。ルナさん。
    『今回は』、本物のゼロスさんに罪はありませんわ(笑)
A:  そうそう、猫楽者を『牙突』の餌食にしてあげてくださいな(笑)

>  猫楽者さん、A様、N様、お茶をたてましたのでよろしければ……。
>  粗茶ですが、どうぞ。
>  和菓子は春宵堂の新作でございます。(前半とはころっと態度と口調を
>  変えて、抹茶のお椀と和菓子を手際よく完璧に並べて去っていく)

ああああああありがとうございます(滝汗)
A:  流石はルナさん。お茶、とても美味しいです(嬉しい)
N:  和菓子も絶品ですわね(ニコニコ)
A:  美味しいお茶とお菓子のお礼に、感謝の気持ちを込めて。
N:  なにかルナさんにお送りしたいですわね。
Aさん。Nさん。お礼は、お願いですから、竜族のギャグ集以外のものにしてくださいね(泣)

>……ルナさん……お茶配りながら、さらりと凄いこと言わないでください(汗)
>でも、確かにいざとなったら、〃ルナ〃より〃スィーフィード〃の意識が
>優先されるんでしょうね……。

〃スィーフィード〃として、本気になられたルナさん(汗)
A:  ゼロスさんも、そんなルナさんのお相手は・・・・したくないのでしょうね(汗)
N:  本気で『力』を使うルナさんは、北の魔王さんでも逃げ出すかも・・・ですわね(汗)

>> 「いまさら・・・・『力』を手にして、何を守れって言うの・・・・・」
>> 「まだ、間に合いますよ。
>>   貴方が手にした『力』を使えば、誰であろうと生き返らせることくらい簡単ですよ。
>>   どうしますか?このまま彼らを見捨てますか?
>>   それとも『力』を手にして、救ってあげますか?」
>
>リナの弱点をグサグサと突き刺して迫ってきますね。ゼロスの姿を取って言う辺りも、
>分かっていても何か嫌ですしね。……ゼロスに対する嫌がらせにも見えますが。

マステマなりに、考えたのだと思います。
何が一番リナさんにとって・・・・こたえるか。ゼロスさんの姿を借りたのは
リナさんと一番親しい魔族で、そしてリナさんがゼロスさんのことを・・・・・・。
A:  『談笑している相手の首を、笑いながらかき切る』ようなタイプだと思っている。
N:  そのことを知って、ゼロスさんの姿を使ったのだと思います。

>リナさん、さすがに今回はゼロス(本物)に八つ当たりしちゃ駄目ですからね(汗)
>今、必死で囮の生き餌(笑)としてがんばっているんですから。

そうですよね。一生懸命に誘導係として、御仕事しているのに
御自分の知らない場所での出来事で、リナさんから攻撃なんてされたら(笑)
A:  と、言いつつも、猫楽者。八つ当たりされるゼロスさん♪の御姿を(笑)
N:  想像しているようでしたわね(笑)

>> 「お前さんは、モノまねが得意らしいが
>>   二度と、リナの偽者なんか作るな」
>>低く落ち着いた声と共に、凍りつくような殺気を放っているガウリイ。
>
>やっぱりガウリイの弱点はリナですね。でも、あっさり斬っちゃうガウリイ。
>分かっていても……辛いですね。……そして静かに怒ってますね(滝汗)
>マステマさん、この事だけでガウリイを完全に敵に回しましたよ。

あうあうあう・・・・ごめんなさい(汗)
ある意味・・・・・一番・・・・きつい場面でしたね(滝汗)
A:  マステマは、ガウリイさんを本気にさせてしまいましたね。
N:  マステマにとっては、ガウリイさんの行動は完全に予想外たったのでしょうね。

>> 「お見事。ご褒美に何かひとつ。願いを叶えてあげようか。
>>   まあ、あんまり無茶なことは勘弁して欲しいけどね。
>>   常識で考えて出来る範囲のことを願ってくれれば良いからさ」
>> 「リナ。それとゼルにアメリアと俺を、元の部屋へ戻せ。
>>   北の魔王とキズカたちの居る、あの部屋へな。
>>   それから、お前さんは、この世界から出て行って
>>   二度とこの世界へ、来るな。手出しもするな」
>
>マステマさんも、ガウリイに付け入る隙が全くないのに気づいたんですね。
>そしてしっかり的確な判断をしているガウリイ。
>天然でも鋭いし、やっぱり4人の中で一番大人で、精神的に強いですね。

ガウリイさんは、リナさんたち4人の方の中で最年長の方ですし
傭兵として、様々な経験を積んでいるのではないか、そう考えております。
A:  流石のマステマも、本気になったガウリイさんを相手にしたくは無かったのでしょうね。
N:  ガウリイさんは、こと戦闘に関することは、とても鋭く的確な判断をなさいますわね。

>> 「やがて、一族の住んでいた村に手出しすると、『国』が滅ぶ。
>>   そう考えたのか、残った国家は手出ししなくなりました。
>>   でもね。生き残った子供の心。
>>   その中でね。声が聞こえました。
>>   まだ足りない・・・・・・軍隊なんてものが・・・・・権力者が居る限り・・・・
>>   いつか・・・・ここは・・・・また狙われる・・・・・
>>   死んで逝った一族の仇は・・・・まだ討たれてはいない・・・・
>>   結局・・・・その世界ごと消しても・・・・心の飢えは満たされませんでした」
>
>マステマさんの本質を見抜いたガウリイ。そしてマステマさんの過去。
>悲惨だなあと思いつつ……私は冷たいのかもしれないです。
>「だから?」という単語が浮かびます。「自分には自分の都合で、自分の
>目につくもの、周りにあるもの全てに対して、好き勝手な真似する権利が
>あるとでも言いたいの? それとも、ちゃんと自覚して分かっているんだから、
>文句をいうな、こんな不幸な過去を持つ自分を責めるな、気持ちを汲んで気が
>済むようにしてくれるのが当たり前だとでも言いたいわけ? 何不幸自慢してんの?」
>と、まあ、理屈じゃないんだ、感情が追いつかないんだと分かっていても、
>そう思ってしまうので(汗)……だって、このレベルまできちゃうと、
>誰が何をしようが何を言おうが気に入らないし、満足することはないから
>悪循環が続くだけで、救いようがないんですよね……(汗)

壊れてしまった精神。心のままに、生きているマステマ。
他の方の痛みや苦しみ悲しみに対する、想像力が麻痺してしまっているのかも
しれませんね。だから、どんな酷いことでも平気で、出来てしまうのでしょうか。
A:  どうにか・・・・救う方法はないのでしょうか。
N:  このままでは、被害が大き過ぎますわ。
    せめて、他の方々に世界に害を及ぼさないようにしないといけませんわ。

>> 「どうやら、あなたは、わたしのことを過大評価してくれているみたいですね。
>>   残念ながら、わたしは、そんなに良い子じゃありません。
>>   自分を犠牲にして、悲劇のヒロインに浸る。そんな趣味はありません。
>>   意にそぐわない相手と、無理矢理結婚させられそうになったら
>>   父さんには悪いけど、さっさと逃げさせてもらいます」
>
>アメリア……(ほろほろ)心はかなり揺れたと思います。でもちゃんと
>乗り越えたんですね。

はい、ご心配をお掛けしました(汗)
A:  アメリアさんは、悪魔マステマの誘惑を振り切ってくださいました。
N:  ゼルガディスさんのこと、御自身のこと。
     これから、いろいろと大変だと思いますが、お二人で『力』を合わせれば大丈夫ですわ。

>> 「前に、きさまほど性格は悪くなかったが
>>   似たような上手い話を聞かされたことがあってな。
>>   『力』に憧れていた俺は、素直に頷いてしまったんだ。
>>   そのお陰で、きさまの言うところの合成獣になってしまった。
>>   もう二度と、悪魔と取引するつもりは無いのさ」
>>なんの迷いも無く、キッパリと言い切った。
>
>手段としては、確かにレゾが最初にゼルをキメラにしたときのものと同じ
>シチュエーションですしね。
>オードブルの趣向で誤魔化しても、同じ手は喰わない、ということでしょうか。
>さすがゼルです。

ゼルガディスさんも、ご無事でした。
A:  マステマの言うように、安易に『力』を求める。
     それをハッキリと否定してくださいましたね。
N:  御自分のことは、御自分の手で『力』でケリをつける。流石はゼルガディスさんです。

>> 「き・・・君はそれで良くても・・・・あの王女さまは・・・・どうするんだい」
>> 「きさまはフィルさんのことをよく知らんらしいな。
>>   あの人はな、いざとなったら、駆け落ちでもなんてもして幸せになれ。
>>   困ったことに、そお言ってアメリアを炊きつけているんだ」
>
>ゼル、さらっと言ってますが……リナやガウリイの前では言えないでしょうね、
>この台詞(笑)それにしても、フィルさん……さすがです。父親の鏡!!

リナさんたちの前では、言えないですね(笑)
A:  フィルさんは、なによりもアメリアさんの幸せを願っているのですね。
N:  それに、アメリアさんが認めたゼルガディスさんのことを信頼しているのでしょうね。

>> 「おや、けっこう上手く行っているつもりだったのに
>>   なんでバレちゃったのかな」
>>心底わからないという表情で、マステマが現れた。
>> 「そうね。なかなか良く出来たお芝居だったから
>>   あたしも乗ってあげたのよ。
>>   あなたは人の強さを知らない。
>>   あたしの仲間の強さを知らない。
>>   あたしの手は、確かに血まみれよ。
>>   だけど、だからこそ。
>>   あたしたちは、戦うの。大切なものを守りたいからね」
>
>ああ、リナですね♪ それでも、凄く辛かったと思います。家族や仲間を、
>本当に本当に大切に思っているリナだから。

リナさんの不安に付け込もうとしたマステマには、リナさんのこの思いは
完全に理解不能なのでしょうね。
A:  リナさんの強い輝き。その輝きが・・・・ほんの少しでも・・・・・。
N:  マステマに理解できれば・・・・・・良いんですけど・・・・・。

>例えお芝居だと分かっていても、悲しくて怖かったのではないでしょうか。
>こんな風になってほしくないって。

そうです。絶対に、こんなことは起こって欲しくない。
そう願っているのだと思います(汗)
A:  で、リナさんをここまで辛い目に遭わせてしまった・・・・・君は大丈夫なのかな(笑)
N:  アメリアさんも大変な目に遭ってしまいましたし・・・・・・男性陣の方から(笑)
A:  何をされることに・・・・なりますやら(合掌)

>>アメリアの拳が嵐となって叩きつけられ、ゼルの赤く輝くブロード・ソードが斬りつけて行った。
>> 「どわわわわ・・・いっ・・いきなり・・・・なにするんですか〜」
>>アメリアとゼルの攻勢に押され、尻餅つきつつ、情けない声を上げているレイさん。
>
>……魔王様、タイミング悪いですね……何て不幸な……(貰い泣き)

魔王さま・・・・・すっかりと、不幸な役の担当となってしまいました(笑)
A:  まあSさんでしたら(笑)
N:  多少の攻撃では、びくともしないでしょうから(笑)

>> 「ありがとう。ごめんね。
>>   心配かけて」
>>そんなゼルの表情を知ってか知らないのか、キウユを抱きしめ微笑むアメリア。
>
>さすがキウユくん……(笑)ゼル、今は我慢です!(笑)

キウユちゃんは、アメリアさんが御無事で、本当に嬉しかったのだと思います。
A:  エモーションさんの仰るとおり、ゼルガディスさん、ここは我慢してください(笑)
N:  キウユちゃん・・・・・あんまりゼルガディスさんに、ヤキモチを焼かせないようにね(笑)

>マステマさんの精神攻撃で動揺したこと、不安に思ったことで、ゼルとリナに
>謝るアメリア。言わなければ分からないことなのに、それでもちゃんと謝るのが
>アメリアですね。アメリアのこういうところ、凄く良いところですよね。

アメリアさんの御両親の方。フィルさんと奥様とアメリアさんは、とてもステキな親子さんですね。
A:  アメリアさんは真直ぐな、とてもステキな方ですね。
N:  そんなアメリアさんだからこそ。他の方からも信頼されいるのですわ。

>そして魔王様……相変わらず地雷踏んでますね……(汗)

口に鍵が必要かも知れませんね(笑)
A:  Sさん・・・・・あまりリナさんを怒らせない方が・・・・良いですよ(汗)
N:  そうそう。もう少しすれば、Sさんよりも『不幸な能力値』が上のゼロスさんと覇王さんが
     戻ってきますから、それまで少し大人しくしていましょうね(笑)

>>フォローにもならない・・・・言い訳を言わせて頂きますと・・・・
>>正義の仲良し4人組の方々を、辛い目に遭わせたかった訳では無いのです。
>>辛い問題を正面から突きつけられて、逃げずに立ち向かう。
>>その御姿を見てみたかった・・・・のです。
>
>ハラハラしつつ、面白く読ませていただきました。
>人間、どうしても突かれると弱い点はありますし、立ち向かっていける人ばかりでは
>ないんですけれど、リナ達は逃げずに立ち向かっていく、その姿は凄く良かったです。
>……それにしても、ガウリイ、やっぱり凄いですね。こういう点では最強ですね。

お優しい御言葉をありがとうございます(ホッとしつつ、嬉し涙)
辛くても、向かって行く。リナさんたちのそんな姿が、とても好きなのです。
A:  猫楽者は、ガウリイさんは精神的にも
    とてもタフな方なのでは、そう思っているようです。
N:  リナさんの鋭く、そして鋭いが故にモロイ面もある部分を
    ごく自然に包み込んでくれるような、大きさと暖かさを
    ガウリイさんは持っているのではないでしょうか。

>>その為に・・・・前回・・・・あそこまで暗くて重い展開にする必要があったのか。
>>そう言われると・・・・返す言葉もありません・・・・ごめんなさい。
>>私が悪かったです・・・・ごめんなさい。
>
>こういうのは徹底的にしませんと。←鬼。
>「主役はいじめてこそ花」という名言(?)もありますし。

ありがとうございます。本当にありがとうございます。
A:  暗くて思い展開は、書かせていただいて、自分自身もダメージを受けていたようですね(笑)
N:  どうやら、当分は暗い展開は書かないようにしよう。そう思ったようですわ(笑)

>……あれ、その通りなら実は主役はゼロスと魔王様と言うことに(爆)

あっ。そうかも知れません(笑)
A:  猫楽者は基本的には、魔族本来の怖さは、書けないものね(笑)
N:  不幸担当として、リナさんたちと仲良く漫才をしている。そんなお姿が好きなようですわ(笑)

>本当に、寒暖の差が激しいですよね(汗)
>もうじき梅雨でもありますし、突発的に降った雨に濡れたまま、というのも
>多くなるのかもしれません。……でも何故か、今、アレルギーの方が出てます、私……。
>3月4月と寒かった分、アレルギーの出る草の花粉がでるのが遅れたのかも
>しれません。まだ軽い方だから良いのですが。

大丈夫ですか。
どうか御無理をなさらないで、大事を取って御体を大切になさってください。

>猫楽者さんも風邪をしっかり治してくださいね。

ありがとうございます。
風邪の方は、もう少しで完治すると思います。

>それでは、この辺で失礼いたします。
>続きを楽しみにしていますね。

ごめんなさい。暗く、思い展開になってしましました。
読んでくださってありがとうございます。
とても丁寧な感想を、本当にありがとうございました。

これから梅雨と暑い夏が来ますね。
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですので
どうか、お体にお気を付けて、お元気で。
では、失礼します。