◆−初投稿−YUH (2003/5/8 13:02:16) No.25898
 ┗真実の扉−YUH (2003/5/8 13:15:09) No.25899
  ┣伝説−YUH (2003/5/9 10:33:29) No.25906
  ┗真実−YUH (2003/5/9 11:07:06) No.25907
   ┣Re:真実−オロシ・ハイドラント (2003/5/9 14:26:09) No.25908
   ┗英雄−YUH (2003/5/16 12:59:00) No.25974


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25898初投稿YUH 2003/5/8 13:02:16


初投稿です。ただいま小説のテーマはできているのですが、小説を書くのはあまり自信がないため、簡単に言うと書けません。誰か俺のかわりに書いてくれる人はいないかな?

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25899真実の扉YUH 2003/5/8 13:15:09
記事番号25898へのコメント

小説のテーマだけ書くでゲス。
真実の扉
ちょっとファンタジーです。何人かいる登場人物が真実の扉というものを探して旅するでゲス。それが何のためにあるのか、誰が作ったものなのか、ということは話の流れでだんだん分かっていくでしょう。ちなみにファンタジーなので普通に旅するとつまらないでゲス。よって、さまざまなくなんかあるに違いないでゲス。キャラクターの名前は決めてないでゲス。ただ、男性4人、女性3人てことは決めてるでゲス。名前は適当に決めましょう。(村人とかが出たりもします)真実の扉は最後らへんに出す予定。ここまでいうと、主な事柄はタイトルどうりこの扉ですね。
まあ、こんな話でゲス。

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25906伝説YUH 2003/5/9 10:33:29
記事番号25899へのコメント

誰が作ったのか。何故作られたのか。その先には何があるのか。すでに伝説になったはずの存在が表舞台に出つつある。そして、そこに運命の糸で引き寄せられた少年たちがいた。
「これが最後かもしれない。だから、今、すべてを話すよ。」
緑色の服を着た少年は思い詰めたように語り始めた。

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25907真実YUH 2003/5/9 11:07:06
記事番号25899へのコメント

闇の中で走る少年がいる。何かに追われているようだ。
「助けて・・・助けて・・・助けて」
誰もいない闇の中で少年は叫んだ。
「・イン・・・・なさい。レイ・・きな・・・。」
誰か女性の声が聞こえた。
「レイン、起きなさい。」
夢から覚めた少年は顔中汗まみれだった。
「狩の時間よ。みんな外で待ってるわよ。」
「あ、なんでもっと早く起こしてくれないんだよ。」
「3回も起こそうとしたよ。あんたが起きないからでしょうが。」
レインは急いで服を着替えた。愛用の槍を持って出かけようとした。
「これ食って行きな。」
母親はいつものようにトマトとレタスの入ったサンドイッチを渡した。
レインはそれを2口でたいらげ、走って出ていった。
「遅いぞ、レイン」
家から出たらそこには友人のルークとマリアが待っていた。
「ワルイワルイ、起きるのにてまとっちまった。」
レインは適当な言い訳をした。
「まあいい、今日は森の遺跡に行くんだろ。さっさと行こうぜ。」
ルークは言った。
「そうだね。」
マリアがうなずいた。
すぐ近くにある森に入った3人は、慣れた手つきで草を切り分け、一刻ほどたったころにはすでに遺跡についていた。
「しかし、誰がこんなもの造るったんだ?」
ルークは不思議そうに言った。
「ご先祖様が造ったんだろ。」
レインはそういうと、二人の先頭をきって、遺跡の門をくぐろうとした。すると、どこからか妙な声が聞こえた。
「真実を告げるものか。」


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25908Re:真実オロシ・ハイドラント URL2003/5/9 14:26:09
記事番号25907へのコメント

はじめまして
こんばんはラントです。

あらすじを見て面白そうだと思い、読んでみました。
何かを求めるというところが、ジルベール・シヌエ氏の著作「サファイアの書」を思わせて……。
そしてタイトルも私としてはかなり魅力的でした。

>闇の中で走る少年がいる。何かに追われているようだ。
> 「助けて・・・助けて・・・助けて」
> 誰もいない闇の中で少年は叫んだ。
これは何かの暗示なのでしょうか。

> レインは急いで服を着替えた。愛用の槍を持って出かけようとした。
槍……槍って危ないないっすか?


> 「真実を告げるものか。」
おおっ「真実」が出てきましたね。

それでは続きがんばってください。

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25974英雄YUH 2003/5/16 12:59:00
記事番号25907へのコメント

奇妙な声が聞こえ、3人は周りを見回した。
「空耳か、それにしてははっきり聞こえたが・・・」
ルークは身構えたまま言った。
「空耳じゃないみたいね。やっぱりこの遺跡、ただの遺跡じゃないわ。」
マリアは言った。すると、突然、遺跡の門が光りだした。
「う、まぶしい・・・。何が起こってるんだ?」
レインは細い腕で目を守りながら言った。すると、またどこからか妙な声が聞こえた。
「選ばれし者よ、入るがよい。」
「この門がしゃべってるのか。それなら、門よ、真実って何だ?選ばれし者って何のことだ?」
ルークは門に問いただした。
「創造主様は下界に生命を創造された。真実とは2つの世界を結ぶために告げること。創造主様は、真実を告げる者にそなたを選んだ。」
門は光りながら答えた。
「2つの世界?この世界のほかに異世界が存在するのか?」
レインは不思議そうな顔をして言った。
「異世界はそなたらの世界だ。われわれの世界こそ真の世界。」
門は答えた。
「・・・ここが異世界?おまえたちの世界にはその門をくぐれば行けるのか?」
ルークはまた問いただした。
「さよう。しかし、真の世界に来れるのはただ一人、十字のあざをもつ者。」
門は答えた。
「え、十字のあざって、・・・レイン。」
マリアは小さな声で言った。
「このあざのことか・・・」
レインは右腕についているあざを見て言った。
「選ばれし者よ、入るがよい。」
門は言った。
「どうする、レイン?」
ルークはレインに言った。しばらくの沈黙があって、やっとレインは口を開いた。
「俺は、このために生まれた。真実を告げるために、行かなければ。」
まるで人が変わったかのような口調でレインが言いだした。
「レイン?」
マリアはレインの顔を見た。レインは門に入ろうと歩きだした。
「待て、レイン 。」
ルークはレインを追いかけようとした。すると、ルークはなにかにはじかれた。
「うわ。」
マリアも追いかけようとしたが、またはじかれた。レインはとうとう門をくぐってしまい、姿が無くなった。
「レイーーン!」

レインは門をくぐり、まったく違う世界に来た。
「ここは?」
月が二つある。そしてそこは、周りを見回しても何もない砂漠だった。
「頭が、痛い・・・」
そう言うと、レインは、倒れてしまった。しばらくして、馬に乗った男が現れた。
「おい、君。しっかりしろ。」
レインは起きようとしなかったので、男は馬にレインを乗せて走りだした。しばらく走っていると村が見えてきた。そこの民家でレインを休ませることにしたらしい。男は民家にレインをかついで行った。
「村長、この男はやはり。」
男は村長らしき人と話し始めた。
「うむ。この異国の服と槍は間違いない。」
村長は言った。
「やはりランドピアの住人ですか?」
男は言った。
「そのようじゃ。神はやはり我らを見捨てなかったようじゃ。」
村長は言った。
朝になった。レインはようやく目が覚めた。
「う、ん・・・ここは?」
「お、起きたか。君は砂漠で倒れてたんだ。それを俺が見つけてここまで君を運んだのさ。ま、俺に感謝するんだな。」
男は言った。
「ありがとう。」
レインは礼を言った。
「俺は、ラギ。この村で医者をやってるんだ。」
ラギは自己紹介をした。
「あ、僕はレインです。」
レインは言った。
「村長が君に話があるらしい。村長の家まで来てくれ。」
ラギはそう言うと、レインをつれて村長の家まで歩いて行った。村長の家は近かったので、2分程度で着いた。家に入ると、長いひげをはやした老人がいた。
「この方が村長だ。」
ラギは紹介した。
「はじめまして、レインです。」
「お体はよくなられたようじゃな。で、さっそくじゃが、そなたのその服についてじゃ。おそらくこの国の方ではあるまい。いったいどこから来られたのですかな?」
村長はレインに問いただした。
「それは・・・」(俺は異世界の住人、こんなこと言っても信じてもらえないだろうな。)
レインは心の中でそうつぶやいた。
「ふむ、レインどの、この村にはある言い伝えがありましてな。二つの月の訪れにより、災いは降りかからんという言い伝えじゃ。1ヶ月ほど前、突然月がひかりだし二つになった。すると数日としないうちに、この村の東にある山に化け物が住みついたのじゃ。突然のことでわれわれは手も足も出ませんで、しかし、あそこは唯一水が取れるところなのです。山にある洞窟の奥に大きな泉があります。その泉が使えなければこの村はすたれるのを待つだけじゃ。」
「そんなことが、どこから化け物が・?」
レインは言った。
「しかし、この言い伝えには続きがありましてな、災いが降りかかるとき、異国の英雄が現れるであろう。このままではこの村はすたれる。そんな時にそなたは現れた。そなたのその服、ランドピアの物でございましょう。」
「そうですが。」(ランドピア・・・なぜこの人たちが知ってるんだ?)
レインは不思議な感じがした。
「やはりそうでしたか。やはり間違いない。異国のランドピアの住人。そなたこそ英雄様でございましょう。」
村長はレインに言った。
「え、俺が英雄?」
「違いますかな?」
村長は行った。
(俺はたしかに異世界のランドピアの住人だけど・・・)
「俺が英雄というのはなにかの間違いではないでしょうか?」
レインは言った。
「そんな・・・でも君は確かに異国の住人では?」
ラギは言った。
「たしかに、俺はランドピアの住人だけど、英雄っていわれるような力はありません。」
レインは言った。
「村長。」
「ふむ、・・・そなたがそう言うのであれば、そうなのでしょう。」
村長は言った。
「村長!?」
「すみません。期待を裏切ってしまって。」
「いえ、気にすることはないでしょう。我々が勝手に間違えたのですから。まあ、何もないところですが、ゆっくりしていきなされ。」
村長は言った。
「すみません。」
レインはもうしわけなさそうに言った。
レインはその日、村長の家に泊まることにした。次の日の朝、何やら大きな声が聞こえた。
「こいつはいただいて行く。明日までに、食料を持ってきたら返してやろう。」
大きなトカゲに羽に生えたような化け物だった。右手に女性を軽々と持っている。
「これは・・・」
あわてて家から出てきたレインはそれを見て驚いた。
「あれが、山の化け物?」
村はざわめいていた。
「ああ、何てことだ。このままでは本当に村がすたれてしまう。」
村人たちは、絶望という言葉が当てはまるような状況だった。そんな時、レインの中で何かがわきだってきた。
「俺、行きます。」
「え、行くって、まさか・・・」
村長は言った。
「こんなのゆるせない。俺は、つかまった人を助けるために山に行きます。」
「なんと、危険ですぞ。やめなされ。」
村長は止めようとした。
「村長、何を言っても無駄みたいですよ。昨日とは目の色がまるで違う。行くのなら山まで連れて行ってやろう。」
横から入ってきたラギが言った。
「ラギ・・・仕方あるまい。行きなされ。しかし、だめだと思ったらすぐに逃げるのですぞ。」
村長は言った。
「はい、必ず助けてみせます。」
レインはそういうと、ラギの乗っている馬に乗った。
「全速力だ。振り落とされるなよ。」
ラギはそう言って、馬を走らせた。