◆−はじめまして&小説です!−fior (2003/6/21 12:04:29) No.26295 ┣私も仲間ですね!−夜宵 吹雪 (2003/6/21 13:42:37) No.26298 ┃┗ならば先輩ですね!−fior (2003/6/21 15:25:01) No.26300 ┣Re:はじめまして&小説です!−氷月椋佳 (2003/6/21 14:49:47) No.26299 ┃┗レスありがとうございます!−fior (2003/6/21 15:30:01) No.26301 ┣The fates's dream第二話 Bloody encounter−fior (2003/6/21 16:11:01) No.26302 ┃┗最近暑いぜ・・・−氷月椋佳 (2003/6/22 11:50:26) No.26310 ┃ ┗湿気が多いせいもありますね。−fior (2003/6/24 17:32:04) No.26326 ┣Re:はじめまして&小説です!−どら・ゴン (2003/6/22 17:36:24) No.26312 ┃┗はじめまして!−fior (2003/6/24 17:36:52) No.26327 ┣The fates's dream第3話 Clotho−fior (2003/6/24 18:20:16) No.26328 ┃┣The fates's dream第3話 Clotho 付けたし−fior (2003/6/24 18:28:48) No.26329 ┃┃┗Re:The fates's dream第3話 Clotho 付けたし−氷月椋佳 (2003/6/29 07:47:31) No.26405 ┃┣Re:The fates's dream第3話 Clotho−どら・ゴン (2003/6/24 21:19:19) No.26332 ┃┃┗Re:The fates's dream第3話 Clotho−fior (2003/6/28 10:40:20) No.26380 ┃┗ああっ!色々あってレスが遅れましたぁ・・・。−夜宵 吹雪 (2003/6/25 18:14:55) No.26340 ┃ ┗Re:ああっ!色々あってレスが遅れましたぁ・・・。−fior (2003/6/28 10:51:48) No.26383 ┣The fates's dream第4話 Divino−fior (2003/6/28 11:26:23) No.26384 ┃┣Re:The fates's dream第4話 Divino−氷月椋佳 (2003/6/29 07:41:28) No.26404 ┃┃┗Re:The fates's dream第4話 Divino−fior (2003/6/29 10:40:42) No.26409 ┃┣私は神話とか好きなんです(苦笑)−夜宵 吹雪 (2003/6/29 09:15:41) No.26407 ┃┃┗ありがとうございます!大変参考になりました!(激喜)−fior (2003/6/29 10:57:00) No.26410 ┃┗Re:The fates's dream第4話 Divino−パッチー (2003/6/29 19:02:44) No.26417 ┃ ┗はじめまして&こんにちは。−fior (2003/7/5 10:38:29) No.26461 ┣The fates's dream第5話 End of slumber−fior (2003/7/5 11:30:14) No.26463 ┗The fates's dream第5話 End of slumber−fior (2003/7/5 11:30:18) No.26464 ┗ミス!−fior (2003/7/5 11:31:38) No.26465
26295 | はじめまして&小説です! | fior | 2003/6/21 12:04:29 |
はじめまして、こんにちは。fiorといいます。 初投稿で初連載・・・・無謀でしょうかねぇ、やっぱり。でもやってしまうのです(おいおい)。 拙い代物ですが、読んでもらえると嬉しいです。 The fates's dream No.1 Anima −あなた達は誰?− −どうして私はこんな所にいるの?− −教えて− (だめね。覚えてないわ、この子。) (仕方無いわね・・・・。『彼女』に頼んでみましょう。) (そう・・・ね。この子には「癒し」の時が必要ね・・・。) そして、物語は始まる。 たくさんの思いを巻き込んで。 「リナさん、ガウリイさん、ゼルガディスさん!大変です!人が倒れてます!」 黒髪の少女、アメリアは、旅の仲間達−リナ、ガウリイ、ゼルガディスと呼ばれた三人−を大声で呼んだ。 アメリアの声に三人が駆け寄ると、確かにそこには一人の少女が倒れている。 瞳は閉ざされているが、命に別状はなさそうだ。しかし、なんと言うか、怪しい事この上ない。 別に、外見は普通、といえば普通である。淡い白銀の髪に、日の光を知らぬかのような白磁の肌。そして、完璧な造作。アメリアの手に伝わる、かすかなぬくもりが無ければ、人形かとも思える、そんな、人間離れした美貌の持ち主を『普通』と言うのであれば。 ただ、身に纏う服が、極上の薄絹でつくられた、純白のドレスなのである。街道の途中で倒れている人が纏っているなど、おかしいのである。 「ん・・・・・」 アメリアの腕の中の少女が、小さく身じろぎをした。 ゆっくりと、まぶたが開かれる。 瞳は、朝焼けの色に似た、オレンジとピンクを混ぜたような、美しい色をしていた。 「気が付きましたか?」 アメリアが問うと、少女は視線をアメリアに向け、小さくうなずいた。 「大丈夫ですか?」 また、うなずく。そして、ゆっくりと身体を起こした。どうやら、本当に大丈夫らしい。 「ありがとう・・・・。」 ささやく声は、鈴の音にも似て。 「私は、アメリアといいます。貴女は?」 少女は、少し考えて、言った。 「多分、『アニマ』だと思う。」 「多分?」 しばらくの空白の後、『アニマ』は言った。 「私は・・・・・誰?」 あとがきwithリナ fior:改めまして、はじめまして。 リナ:・・・・ちょっと、どういうことよ、これ。 fior:どう、って? リナ:あたしのセリフが全然無いじゃない! fior:えーっと・・・・まあそれは話の都合上・・・・ リナ:問答無用!・・・・(呪文詠唱中)・・・・竜破斬! fior:ぅわきゃあぁあぁぁぁあぁぁぁ・・・・・・ しばらくお待ちください リナ:さて、作者が退場したところで、次回のお知らせよ!まーったく、アメリアったら何考えてるのか、記憶喪失の子なんて拾っちゃうんだから。こういうパターンだと、絶対に何か事件が起こるに決まってるでしょ!? 次回、The fates's dream第二話、Bloody encounter、読んでくれないと、暴れちゃうぞ! |
26298 | 私も仲間ですね! | 夜宵 吹雪 E-mail | 2003/6/21 13:42:37 |
記事番号26295へのコメント > はじめまして、こんにちは。fiorといいます。 > 初投稿で初連載・・・・無謀でしょうかねぇ、やっぱり。でもやってしまうのです(おいおい)。 > 拙い代物ですが、読んでもらえると嬉しいです。 吹雪:初めましてぇ、初投稿で連載かぁ・・・私もお仲間ですよ〜。 B:と言うより、吹雪の書いてるもの全てが連載モノなんですけどね。 吹雪:はうっ・・・、こんな私ですがレスを・・・・。 > The fates's dream 吹雪:えっと和訳すると・・・・、あ、英和辞典、英和辞典・・・。 B:吹雪に代わって訳します。運命の・・・・おそらく三女神のことですかね?複数形ですし。 吹雪:運命の三女神たちの夢、かなぁ? >「リナさん、ガウリイさん、ゼルガディスさん!大変です!人が倒れてます!」 > 黒髪の少女、アメリアは、旅の仲間達−リナ、ガウリイ、ゼルガディスと呼ばれた三人−を大声で呼んだ。 > アメリアの声に三人が駆け寄ると、確かにそこには一人の少女が倒れている。 > 瞳は閉ざされているが、命に別状はなさそうだ。しかし、なんと言うか、怪しい事この上ない。 吹雪:怪しい・・・怪しいのだが・・・・・・。 B:助けなければ話は進みませんよね。 >「私は、アメリアといいます。貴女は?」 > 少女は、少し考えて、言った。 >「多分、『アニマ』だと思う。」 >「多分?」 > しばらくの空白の後、『アニマ』は言った。 > >「私は・・・・・誰?」 吹雪:記憶喪失かぁ・・・・・。 B:どうなるんでしょうね? 吹雪:楽しみですv > あとがきwithリナ >fior:改めまして、はじめまして。 吹雪:あ、自己紹介遅れました。夜宵吹雪です〜。長編大好き娘です(笑) B:Bです。もちろん本名ではありません。吹雪のオリジナルキャラで・・・まだ登場してません。レスにばかりちょくちょく顔を出しています。 吹雪:目が・・・目が冷たい・・・・・(泣) >リナ:・・・・ちょっと、どういうことよ、これ。 >fior:どう、って? >リナ:あたしのセリフが全然無いじゃない! 吹雪:そう言えば・・・・・。 B:ありませんね、主役なのに。 吹雪:何をおっしゃる。私の書いた作品なんか、名前すらも出てないのがあるんですよ。 ??:・・・・ほほぅ? 吹雪:げっ!リナ!?ど、どうやってここに!? リナ:うっさい!火炎球!【ファイヤー・ボール!】 ちゅど―――んっ!! B:・・・・・・お見苦しいものをお見せした事を深くお詫びします。 >fior:えーっと・・・・まあそれは話の都合上・・・・ >リナ:問答無用!・・・・(呪文詠唱中)・・・・竜破斬! 吹雪:あ・・・・私と同じだ・・・・。 B:・・・・・焦げ臭いのですが。 >fior:ぅわきゃあぁあぁぁぁあぁぁぁ・・・・・・ > しばらくお待ちください >リナ:さて、作者が退場したところで、次回のお知らせよ!まーったく、アメリアったら何考えてるのか、記憶喪失の子なんて拾っちゃうんだから。こういうパターンだと、絶対に何か事件が起こるに決まってるでしょ!? > 次回、The fates's dream第二話、Bloody encounter、読んでくれないと、暴れちゃうぞ! 吹雪:わかりました!暴れさせないためにも、また読みます! B:Bloody encounterは・・・和訳すると血の出会いですか。中々、物騒な題名ですね。 吹雪:焦げ臭い香りを残して退場します。それでは! |
26300 | ならば先輩ですね! | fior | 2003/6/21 15:25:01 |
記事番号26298へのコメント はじめまして!レス頂いて舞い上がっているfiorです。 >> The fates's dream > >吹雪:えっと和訳すると・・・・、あ、英和辞典、英和辞典・・・。 >B:吹雪に代わって訳します。運命の・・・・おそらく三女神のことですかね?複数形ですし。 >吹雪:運命の三女神たちの夢、かなぁ? 大当たりです!いやーまさか初っ端から英和辞典を出してくださる方がいるとは・・・・。 ただ、設定は神話を無視して突っ走っています(笑) > > >吹雪:怪しい・・・怪しいのだが・・・・・・。 >B:助けなければ話は進みませんよね。 怪しい人を出さないと話が始まらない・・・・。誰か私に文章力を下さい!(切実) >吹雪:あ、自己紹介遅れました。夜宵吹雪です〜。長編大好き娘です(笑) >B:Bです。もちろん本名ではありません。吹雪のオリジナルキャラで・・・まだ登場してません。レスにばかりちょくちょく顔を出しています。 >吹雪:目が・・・目が冷たい・・・・・(泣) どうも、ご丁寧にありがとうございます。では、私も。 fiorです。ちなみに、「フィオル」と読みます。イタリア語で「花」と言う意味です。長編しか書けない困った人です。 >>リナ:・・・・ちょっと、どういうことよ、これ。 >>fior:どう、って? >>リナ:あたしのセリフが全然無いじゃない! > >吹雪:そう言えば・・・・・。 >B:ありませんね、主役なのに。 >吹雪:何をおっしゃる。私の書いた作品なんか、名前すらも出てないのがあるんですよ。 >??:・・・・ほほぅ? >吹雪:げっ!リナ!?ど、どうやってここに!? >リナ:うっさい!火炎球!【ファイヤー・ボール!】 >ちゅど―――んっ!! >B:・・・・・・お見苦しいものをお見せした事を深くお詫びします。 冥福を祈ります・・・・。 あ、こう言うと死んじゃいますね。それは困るので・・・・ 生き残って下さいね(?) > >>fior:えーっと・・・・まあそれは話の都合上・・・・ >>リナ:問答無用!・・・・(呪文詠唱中)・・・・竜破斬! > >吹雪:あ・・・・私と同じだ・・・・。 >B:・・・・・焦げ臭いのですが。 > >>fior:ぅわきゃあぁあぁぁぁあぁぁぁ・・・・・・ >> しばらくお待ちください >>リナ:さて、作者が退場したところで、次回のお知らせよ!まーったく、アメリアったら何考えてるのか、記憶喪失の子なんて拾っちゃうんだから。こういうパターンだと、絶対に何か事件が起こるに決まってるでしょ!? >> 次回、The fates's dream第二話、Bloody encounter、読んでくれないと、暴れちゃうぞ! > >吹雪:わかりました!暴れさせないためにも、また読みます! >B:Bloody encounterは・・・和訳すると血の出会いですか。中々、物騒な題名ですね。 こちらもほぼ大当たりですね。私的には、「血の邂逅」と訳してもらえるとかっこよくて嬉しかったりします。 >吹雪:焦げ臭い香りを残して退場します。それでは! レスありがとうございました!頑張って書きます! では、短いですがこの辺で。 > |
26299 | Re:はじめまして&小説です! | 氷月椋佳 E-mail | 2003/6/21 14:49:47 |
記事番号26295へのコメント はじめまして、氷月椋佳(ひづきりょうか)です。 > はじめまして、こんにちは。fiorといいます。 > 初投稿で初連載・・・・無謀でしょうかねぇ、やっぱり。でもやってしまうのです(おいおい)。 > 拙い代物ですが、読んでもらえると嬉しいです。 初投稿で初連載…すっげ〜すっご〜い…(尊敬の眼差し) > The fates's dream > > No.1 Anima > > −あなた達は誰?− > > −どうして私はこんな所にいるの?− > > −教えて− > > (だめね。覚えてないわ、この子。) > (仕方無いわね・・・・。『彼女』に頼んでみましょう。) > (そう・・・ね。この子には「癒し」の時が必要ね・・・。) > > そして、物語は始まる。 > たくさんの思いを巻き込んで。 え!何々?記憶喪失?なんかおもしろそうな展開になりそうな… >「リナさん、ガウリイさん、ゼルガディスさん!大変です!人が倒れてます!」 > 黒髪の少女、アメリアは、旅の仲間達−リナ、ガウリイ、ゼルガディスと呼ばれた三人−を大声で呼んだ。 > アメリアの声に三人が駆け寄ると、確かにそこには一人の少女が倒れている。 > 瞳は閉ざされているが、命に別状はなさそうだ。しかし、なんと言うか、怪しい事この上ない。 > 別に、外見は普通、といえば普通である。淡い白銀の髪に、日の光を知らぬかのような白磁の肌。そして、完璧な造作。アメリアの手に伝わる、かすかなぬくもりが無ければ、人形かとも思える、そんな、人間離れした美貌の持ち主を『普通』と言うのであれば。 > ただ、身に纏う服が、極上の薄絹でつくられた、純白のドレスなのである。街道の途中で倒れている人が纏っているなど、おかしいのである。 >「ん・・・・・」 > アメリアの腕の中の少女が、小さく身じろぎをした。 > ゆっくりと、まぶたが開かれる。 > 瞳は、朝焼けの色に似た、オレンジとピンクを混ぜたような、美しい色をしていた。 >「気が付きましたか?」 > アメリアが問うと、少女は視線をアメリアに向け、小さくうなずいた。 >「大丈夫ですか?」 > また、うなずく。そして、ゆっくりと身体を起こした。どうやら、本当に大丈夫らしい。 >「ありがとう・・・・。」 > ささやく声は、鈴の音にも似て。 >「私は、アメリアといいます。貴女は?」 > 少女は、少し考えて、言った。 >「多分、『アニマ』だと思う。」 >「多分?」 > しばらくの空白の後、『アニマ』は言った。 > >「私は・・・・・誰?」 さすがアメリア、正義のヒ〜ロ〜は助けなければっ! > あとがきwithリナ >fior:改めまして、はじめまして。 >リナ:・・・・ちょっと、どういうことよ、これ。 >fior:どう、って? >リナ:あたしのセリフが全然無いじゃない! >fior:えーっと・・・・まあそれは話の都合上・・・・ >リナ:問答無用!・・・・(呪文詠唱中)・・・・竜破斬! >fior:ぅわきゃあぁあぁぁぁあぁぁぁ・・・・・・ > しばらくお待ちください >リナ:さて、作者が退場したところで、次回のお知らせよ!まーったく、アメリアったら何考えてるのか、記憶喪失の子なんて拾っちゃうんだから。こういうパターンだと、絶対に何か事件が起こるに決まってるでしょ!? > 次回、The fates's dream第二話、Bloody encounter、読んでくれないと、暴れちゃうぞ! …アメリアがんばれよ〜ぅ。なにか引き寄せられるような話ですね。これからも読ませていこうと思います。 頑張ってくださいね〜v |
26301 | レスありがとうございます! | fior | 2003/6/21 15:30:01 |
記事番号26299へのコメント >はじめまして、氷月椋佳(ひづきりょうか)です。 はじめまして、レスありがとうございます。fior(フィオル)です。イタリア語で「花」という意味です。 > >> はじめまして、こんにちは。fiorといいます。 >> 初投稿で初連載・・・・無謀でしょうかねぇ、やっぱり。でもやってしまうのです(おいおい)。 >> 拙い代物ですが、読んでもらえると嬉しいです。 >初投稿で初連載…すっげ〜すっご〜い…(尊敬の眼差し) いやそんな・・・・。私的には短編を書ける人を尊敬します・・・・。 > >え!何々?記憶喪失?なんかおもしろそうな展開になりそうな… そうなるよう努力します(汗) > >…アメリアがんばれよ〜ぅ。なにか引き寄せられるような話ですね。これからも読ませていこうと思います。 そう言って頂けると、非常に嬉しいです! >頑張ってくださいね〜v はい、頑張りますね! では、短いですがこの辺で。 |
26302 | The fates's dream第二話 Bloody encounter | fior | 2003/6/21 16:11:01 |
記事番号26295へのコメント いきなり2人にレスいただいて、とっても嬉しいfiorです。 一日に二つ更新できたので、今回は前書きカットでどうぞ The fates's dream No.1 Bloody encounter 「本っ当に、何にも覚えてないの?」 恐らくアニマという名前であろう少女が、記憶喪失らしいとわかったあと、リナは頭を抱えて蹲った。その後、復活した第一声がこれである。アニマは、申し訳なさそうに頷いた。 このアニマという少女は、年のころならリナとそうたいして変わらないであろうが、記憶の無い不安からか、それともその何とも儚げな容姿のせいか、なんとなく年下に思えてしまう。 そのせいもあろうか、そして、発見した者の責任とでも言おうか、何はともあれ、近隣で、最も治療関係の設備が充実しているセイルーンまで、アニマをつれていこう、ということになった。 元々、今ははっきりとした目的がある旅という訳でもないのだから。 と、突然アニマが足を止めた。 「来る・・・・。」 そして、ぽつりとそうつぶやいた。 「へ?何が?」 何も答えず、アニマはす、と前方を指差す。そこには、一人の巫女風の女が佇んでいた。 慌てて臨戦態勢をとるリナたちに、しかし女は見向きもせず、ただ真っ直ぐにアニマを見ていた。そして、口を開いた。 「そうですか・・・・。今は記憶を失っていらっしゃるのですね、アニマ様。」 リナ達と、そして誰よりアニマに驚愕が走った。 「私を知っているの?」 「「「アニマ(さん)を知っているの(ですか)(のか)!?」 アニマが、そしてリナ、アメリア、ゼルガディスが同時に言う。 女はふ、と唇の端を歪めるだけの笑みを浮かべて言う。 「ええ、知っておりますよ。ひどいお方だ。私のみならず、あの方々の事まで忘れておられる様子・・・・。まったく、いくら貴女様とは言っても、許される事ではありませんよ。」 そして、視線をずらし、リナ達四人を見る。 「私は、大変嫉妬深いのですよ。貴女様の側に、私と、あの方々以外がいるのに耐えられない。」 そして、四人の方に手をかざし、言った。 「mortis」 おそらくそれは、何かの呪文だったのだろう。 かざしたてから、四つの光の玉が走り・・・・ ガウリイは、その野生の感のお蔭か、よけた。 しかし、後の三人は・・・・ 光に貫かれ、倒れた。 三人の周りに広がる、赤い色。 ガウリイが三人を呼ぶ声が、なぜかアニマには、ひどく遠く聞こえた。 あとがきwithガウリイ ガウリイ:お?ここ・・・・どこだ? ・・・・・・おお、そうだ!俺はあいつにあとがきを頼まれたんだ。・・・・・・ ・・・・・・で、あとがきってなんだ? fiorのメモ:『どうせガウリイは忘れるだろうから、これを読んでね。 こんかいは、私の気力が尽きたんで、あとがきは失礼します。 次回、第三話「Clotho」、お楽しみに!』 |
26310 | 最近暑いぜ・・・ | 氷月椋佳 E-mail | 2003/6/22 11:50:26 |
記事番号26302へのコメント うあはっ☆再び登場♪ > The fates's dream > > No.1 Bloody encounter > >「本っ当に、何にも覚えてないの?」 > 恐らくアニマという名前であろう少女が、記憶喪失らしいとわかったあと、リナは頭を抱えて蹲った。その後、復活した第一声がこれである。アニマは、申し訳なさそうに頷いた。 > このアニマという少女は、年のころならリナとそうたいして変わらないであろうが、記憶の無い不安からか、それともその何とも儚げな容姿のせいか、なんとなく年下に思えてしまう。 > そのせいもあろうか、そして、発見した者の責任とでも言おうか、何はともあれ、近隣で、最も治療関係の設備が充実しているセイルーンまで、アニマをつれていこう、ということになった。 > 元々、今ははっきりとした目的がある旅という訳でもないのだから。 > と、突然アニマが足を止めた。 >「来る・・・・。」 > そして、ぽつりとそうつぶやいた。 >「へ?何が?」 > 何も答えず、アニマはす、と前方を指差す。そこには、一人の巫女風の女が佇んでいた。 > 慌てて臨戦態勢をとるリナたちに、しかし女は見向きもせず、ただ真っ直ぐにアニマを見ていた。そして、口を開いた。 >「そうですか・・・・。今は記憶を失っていらっしゃるのですね、アニマ様。」 誰だ?アニマさんの側近か? >「私を知っているの?」 >「「「アニマ(さん)を知っているの(ですか)(のか)!?」 > アニマが、そしてリナ、アメリア、ゼルガディスが同時に言う。 > 女はふ、と唇の端を歪めるだけの笑みを浮かべて言う。 >「ええ、知っておりますよ。ひどいお方だ。私のみならず、あの方々の事まで忘れておられる様子・・・・。まったく、いくら貴女様とは言っても、許される事ではありませんよ。」 > そして、視線をずらし、リナ達四人を見る。 >「私は、大変嫉妬深いのですよ。貴女様の側に、私と、あの方々以外がいるのに耐えられない。」 > そして、四人の方に手をかざし、言った。 >「mortis」 …えぇと英和、………のってない…何語っ!? > おそらくそれは、何かの呪文だったのだろう。 > かざしたてから、四つの光の玉が走り・・・・ > ガウリイは、その野生の感のお蔭か、よけた。 > しかし、後の三人は・・・・ > > 光に貫かれ、倒れた。 > > 三人の周りに広がる、赤い色。 > ガウリイが三人を呼ぶ声が、なぜかアニマには、ひどく遠く聞こえた。 さすがガウリィ、野生の勘。 …あぁ…だから題名が Bloody encounter なのか…。 > あとがきwithガウリイ >ガウリイ:お?ここ・・・・どこだ? >・・・・・・おお、そうだ!俺はあいつにあとがきを頼まれたんだ。・・・・・・ >・・・・・・で、あとがきってなんだ? ぐふっ。いかにもガウリイらしい発言で… >fiorのメモ:『どうせガウリイは忘れるだろうから、これを読んでね。 >こんかいは、私の気力が尽きたんで、あとがきは失礼します。 >次回、第三話「Clotho」、お楽しみに!』 再び英和〜……のってない〜!何語ですかぁ〜?…まぁそれはいいとして、 三人に攻撃した人は何者か気になりますね(^^)ではっ。 |
26326 | 湿気が多いせいもありますね。 | fior | 2003/6/24 17:32:04 |
記事番号26310へのコメント >うあはっ☆再び登場♪ どうも、遅くなりました。 > >> The fates's dream >> >> No.1 Bloody encounter >> >>「本っ当に、何にも覚えてないの?」 >> 恐らくアニマという名前であろう少女が、記憶喪失らしいとわかったあと、リナは頭を抱えて蹲った。その後、復活した第一声がこれである。アニマは、申し訳なさそうに頷いた。 >> このアニマという少女は、年のころならリナとそうたいして変わらないであろうが、記憶の無い不安からか、それともその何とも儚げな容姿のせいか、なんとなく年下に思えてしまう。 >> そのせいもあろうか、そして、発見した者の責任とでも言おうか、何はともあれ、近隣で、最も治療関係の設備が充実しているセイルーンまで、アニマをつれていこう、ということになった。 >> 元々、今ははっきりとした目的がある旅という訳でもないのだから。 >> と、突然アニマが足を止めた。 >>「来る・・・・。」 >> そして、ぽつりとそうつぶやいた。 >>「へ?何が?」 >> 何も答えず、アニマはす、と前方を指差す。そこには、一人の巫女風の女が佇んでいた。 >> 慌てて臨戦態勢をとるリナたちに、しかし女は見向きもせず、ただ真っ直ぐにアニマを見ていた。そして、口を開いた。 >>「そうですか・・・・。今は記憶を失っていらっしゃるのですね、アニマ様。」 >誰だ?アニマさんの側近か? そんな所だと思ってください。キーキャラクターの一人です。 >>「私を知っているの?」 >>「「「アニマ(さん)を知っているの(ですか)(のか)!?」 >> アニマが、そしてリナ、アメリア、ゼルガディスが同時に言う。 >> 女はふ、と唇の端を歪めるだけの笑みを浮かべて言う。 >>「ええ、知っておりますよ。ひどいお方だ。私のみならず、あの方々の事まで忘れておられる様子・・・・。まったく、いくら貴女様とは言っても、許される事ではありませんよ。」 >> そして、視線をずらし、リナ達四人を見る。 >>「私は、大変嫉妬深いのですよ。貴女様の側に、私と、あの方々以外がいるのに耐えられない。」 >> そして、四人の方に手をかざし、言った。 >>「mortis」 >…えぇと英和、………のってない…何語っ!? ・・・・・・すいません。これはラテン語です。 読み方は「モールティス」、意味は「死」。まさに、相手に「死」を与える呪文というわけです。 > > > >>fiorのメモ:『どうせガウリイは忘れるだろうから、これを読んでね。 >>こんかいは、私の気力が尽きたんで、あとがきは失礼します。 >>次回、第三話「Clotho」、お楽しみに!』 >再び英和〜……のってない〜!何語ですかぁ〜?…まぁそれはいいとして、 >三人に攻撃した人は何者か気になりますね(^^)ではっ。 「Clotho」は、英語ではないですが、そこそこ大きな事典には載っているはずです。読み方は「クロートー」です。意味は・・・・これからの話の中枢に関わってくるので、今のところは秘密です。おいおい明らかになります。 最近は本当にじめじめとして、暑いですね。私は何を隠そう、日本で一番暑いと度々ニュースに出てくる所に住んでいるんですが、それでも特にこの梅雨時の暑さは苦手です。 こういったときは、体調を崩しやすいそうで、お体には気を付けて下さいね。 それでは、この辺で。 > |
26312 | Re:はじめまして&小説です! | どら・ゴン | 2003/6/22 17:36:24 |
記事番号26295へのコメント > はじめまして、こんにちは。fiorといいます。 > 初投稿で初連載・・・・無謀でしょうかねぇ、やっぱり。でもやってしまうのです(おいおい)。 > 拙い代物ですが、読んでもらえると嬉しいです。 初めまして!わたしはどら・ゴンです! わたしも最近小説を書き始めました!よろしくお願いします! > −あなた達は誰?− > > −どうして私はこんな所にいるの?− > > −教えて− おお!いきなりカッコいい > (だめね。覚えてないわ、この子。) > (仕方無いわね・・・・。『彼女』に頼んでみましょう。) > (そう・・・ね。この子には「癒し」の時が必要ね・・・。) 癒し・・・気になる単語ですねぃ・・・ > そして、物語は始まる。 > たくさんの思いを巻き込んで。 始まりか・・・長編になるんですかね? >「リナさん、ガウリイさん、ゼルガディスさん!大変です!人が倒れてます!」 や、やはり・・・アメリアさんですか・・・ > 別に、外見は普通、といえば普通である。淡い白銀の髪に、日の光を知らぬかのような白磁の肌。そして、完璧な造作。アメリアの手に伝わる、かすかなぬくもりが無ければ、人形かとも思える、そんな、人間離れした美貌の持ち主を『普通』と言うのであれば。 すっごい美女・・・ですね・・・ > アメリアの腕の中の少女が、小さく身じろぎをした。 > ゆっくりと、まぶたが開かれる。 お?目覚めですね・・・ここで、物語は始まるんですね・・・ >「多分、『アニマ』だと思う。」 >「多分?」 > しばらくの空白の後、『アニマ』は言った。 > >「私は・・・・・誰?」 ・・・き、記憶・・喪失・・・・? >リナ:問答無用!・・・・(呪文詠唱中)・・・・竜破斬! >fior:ぅわきゃあぁあぁぁぁあぁぁぁ・・・・・・ た〜まや〜・・・(遠くから)か〜ぎや〜 > しばらくお待ちください >リナ:さて、作者が退場したところで、次回のお知らせよ!まーったく、アメリアったら何考えてるのか、記憶喪失の子なんて拾っちゃうんだから。こういうパターンだと、絶対に何か事件が起こるに決まってるでしょ!? > 次回、The fates's dream第二話、Bloody encounter、読んでくれないと、暴れちゃうぞ! ああ!わたしがガキの頃、このフレーズを何回兄貴に言われて、泣かされたことか!でも、やっぱこのフレーズ・・・良いっすね・・・・ |
26327 | はじめまして! | fior | 2003/6/24 17:36:52 |
記事番号26312へのコメント >初めまして!わたしはどら・ゴンです! >わたしも最近小説を書き始めました!よろしくお願いします! こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。 >> そして、物語は始まる。 >> たくさんの思いを巻き込んで。 >始まりか・・・長編になるんですかね? はい、いきなりですが、長編です。 >>リナ:問答無用!・・・・(呪文詠唱中)・・・・竜破斬! >>fior:ぅわきゃあぁあぁぁぁあぁぁぁ・・・・・・ >た〜まや〜・・・(遠くから)か〜ぎや〜 そしてfior(申し遅れましたが、「フィオル」です。)はお空のお星様となりましたとさ(笑) > >>リナ:さて、作者が退場したところで、次回のお知らせよ!まーったく、アメリアったら何考えてるのか、記憶喪失の子なんて拾っちゃうんだから。こういうパターンだと、絶対に何か事件が起こるに決まってるでしょ!? >> 次回、The fates's dream第二話、Bloody encounter、読んでくれないと、暴れちゃうぞ! >ああ!わたしがガキの頃、このフレーズを何回兄貴に言われて、泣かされたことか!でも、やっぱこのフレーズ・・・良いっすね・・・・ やっぱり、スレイヤーズで、リナが予告といったら、これしかないでしょう! これからも頑張って書くので、よろしくお願いしますね! では、短いですがこの辺で。 |
26328 | The fates's dream第3話 Clotho | fior | 2003/6/24 18:20:16 |
記事番号26295へのコメント こんにちは、fiorです。パソを使う環境上、毎日更新と言うわけにはいかず、二日も開いてしまいました。もっと開くときもあるかもしれませんが、・・・・見捨てないで下さい(涙) では、気を取り直して第3話です。 The fates's dream No.3 Clotho 「やはり、弱いね。『人』は。」 相変わらず、女は唇の端を歪めるだけの笑みを浮かべ、アニマを見ていた。 そのアニマは、倒れ、血を流し続けているリナ達3人と、リナの体を抱えて名を呼び続けるガウリイを、虚ろな目で見ていた。 本当なら、今すぐにでも駆け寄りたいのに。まだ、出会って数分しか経っていないとはいえ、自分を助けてくれた人達の死に直面してもなお、アニマの心は妙に醒めていた。現実逃避しているわけではない。放心しているわけでもない。ただ、知っていた。 そう、『知っていた』のだ。 彼女たちは死なない、助かる。いや、助ける事が出来るのだ、と。 そして、 無意識のうちに、アニマの口が言葉を紡いだ。 「mortisは『死』の呪文。ならば、対極の『生』の呪文で打ち消せる・・・・。私を、試しているの?」 アニマの手が持ち上がり、リナ達に翳される。 そして、呪文は紡がれた。 「luminare et al-loquor tuos vita」(あなたの生命に光と励ましの言葉を与える) 瞬間、奇跡は起こった。 あたりの空間を、淡い銀色の光が満たす。その中で、一瞬、リナ達の体が黒い光に包まれたが、すぐに黒は銀の中に溶け消え、そして、銀の光も消えた。 後には・・・・ 「・・・・!リナ!」 無傷のリナ達が、ゆっくりと目を覚まし、何が何だかわからない、といった顔でアニマと女を見ていた。 そして、術を使ったアニマ自身も、何故こんな術が使えたかわからない、といった様子で立っていた。 そして、その場に満ちる、しばしの沈黙。 「ククッ・・・・。アハハハハ・・・・・!」 それを破ったのは、他でもない、あの女。 「記憶を失っていても、いざとなったら術を使える・・・・ですか。流石ですね、アニマ=クロートー様!」 先ほどまでとは打って変わって、女は心底楽しそうに・・・・嬉しそうに笑って、言う。 「やはり、貴女様は貴女様ですね。安心しましたよ。・・・・今日はこれで帰ることにいたします。いずれまた、お会いしましょう、アニマ様! ・・・・ああ、そうだ。私は、プレセス=サーラゲイトと申します。もう、忘れないで下さいね。・・・・では、私ごときが心配する事もないでしょうが、どうぞ御自愛を。」 そう、言い残して、プレセス=サーラゲイトは『消えた』。文字通り、魔族の如く。 リナ達は、やはり訳がわからない、といった顔でプレセスのいた空間を見ていた。そして、アニマは・・・・ 「アニマ=クロートー・・・・。それが、私の名前?」 プレセスが呼んだ、『アニマ=クロートー』という言葉を、ひたすら反芻していた。 まるで、それこそが、失った記憶を取り戻す鍵であるかのように・・・・。 あとがきwithゼル fior:こんにちは、fiorです。もう、3話目なんですねぇ・・・・。 ゼル:おい・・・・。 fior:・・・・(汗)すまん、ゼル。君がまともに出ていないのは、私としてもよくわかっている。(リナのドラスレで吹っ飛ばされて懲りたらしい) ゼル:そのことじゃない。氷月椋佳さんのレス返しの中にあった、不吉な単語の事だ。 fior:・・・・・・(よくわかっていない) ゼル:ラテン語と言っただろう(嘆息)。その事についての連絡を、まず真っ先にするべきじゃないのか? fior:・・・・そうでした(赤面)。これからも、呪文、サブタイトル等に、ラテン語その他が出てきます。それについては、できる限り意味を添えるようにします。今回のアニマの呪文の後のカッコ内がそれです。 ゼル:そう言うことだ。さて、次回だが、「Divino」というそうだ。よかったらよんでやってくれ。 |
26329 | The fates's dream第3話 Clotho 付けたし | fior | 2003/6/24 18:28:48 |
記事番号26328へのコメント すみません!いきなり「Divino」の訳が抜けてました。これは、イタリア語で「神々しいこと」という意味です。あと、氷月椋佳様、勝手に名前を使ってしまって申し訳ありません! |
26405 | Re:The fates's dream第3話 Clotho 付けたし | 氷月椋佳 E-mail | 2003/6/29 07:47:31 |
記事番号26329へのコメント > すみません!いきなり「Divino」の訳が抜けてました。これは、イタリア語で「神々しいこと」という意味です。あと、氷月椋佳様、勝手に名前を使ってしまって申し訳ありません! いえ、気にしないでください。別に気にしてませんでしたから(^^)。 大丈夫ですよ〜v |
26332 | Re:The fates's dream第3話 Clotho | どら・ゴン | 2003/6/24 21:19:19 |
記事番号26328へのコメント > こんにちは、fiorです。パソを使う環境上、毎日更新と言うわけにはいかず、二日も開いてしまいました。もっと開くときもあるかもしれませんが、・・・・見捨てないで下さい(涙) > では、気を取り直して第3話です。 ・・・・わたしは・・・さらに酷いですよ・・ > そのアニマは、倒れ、血を流し続けているリナ達3人と、リナの体を抱えて名を呼び続けるガウリイを、虚ろな目で見ていた。 やはりガウリイですねぃ・・・・リナしか目にはいっとらんのでは? >「mortisは『死』の呪文。ならば、対極の『生』の呪文で打ち消せる・・・・。私を、試しているの?」 ザラキとザオリクみたいなものでしょうか?(オリジナル呪文?) >「luminare et al-loquor tuos vita」(あなたの生命に光と励ましの言葉を与える) ・・・・呪文も凝ってる・・・・(凄! > あとがきwithゼル >fior:こんにちは、fiorです。もう、3話目なんですねぇ・・・・。 >ゼル:おい・・・・。 >fior:・・・・(汗)すまん、ゼル。君がまともに出ていないのは、私としてもよくわかっている。(リナのドラスレで吹っ飛ばされて懲りたらしい) >ゼル:そのことじゃない。氷月椋佳さんのレス返しの中にあった、不吉な単語の事だ。 >fior:・・・・・・(よくわかっていない) >ゼル:ラテン語と言っただろう(嘆息)。その事についての連絡を、まず真っ先にするべきじゃないのか? >fior:・・・・そうでした(赤面)。これからも、呪文、サブタイトル等に、ラテン語その他が出てきます。それについては、できる限り意味を添えるようにします。今回のアニマの呪文の後のカッコ内がそれです。 >ゼル:そう言うことだ。さて、次回だが、「Divino」というそうだ。よかったらよんでやってくれ。 おおう!ラテン語だったんですか!?(知らんかった・・) 「Divino」ってのは、どういう意味でしょうかね・・・ 今回も、楽しませてもらいました!次も頑張って下さい!(期待) |
26380 | Re:The fates's dream第3話 Clotho | fior | 2003/6/28 10:40:20 |
記事番号26332へのコメント こんにちは、遅れました、ごめんなさい。 > >> こんにちは、fiorです。パソを使う環境上、毎日更新と言うわけにはいかず、二日も開いてしまいました。もっと開くときもあるかもしれませんが、・・・・見捨てないで下さい(涙) >> では、気を取り直して第3話です。 >・・・・わたしは・・・さらに酷いですよ・・ 今後は・・・・週一回くらいになってしまうかも・・・・。 >>「luminare et al-loquor tuos vita」(あなたの生命に光と励ましの言葉を与える) >・・・・呪文も凝ってる・・・・(凄! いや、多分、文法はめちゃくちゃです。(をい!) >> あとがきwithゼル >>fior:こんにちは、fiorです。もう、3話目なんですねぇ・・・・。 >>ゼル:おい・・・・。 >>fior:・・・・(汗)すまん、ゼル。君がまともに出ていないのは、私としてもよくわかっている。(リナのドラスレで吹っ飛ばされて懲りたらしい) >>ゼル:そのことじゃない。氷月椋佳さんのレス返しの中にあった、不吉な単語の事だ。 >>fior:・・・・・・(よくわかっていない) >>ゼル:ラテン語と言っただろう(嘆息)。その事についての連絡を、まず真っ先にするべきじゃないのか? >>fior:・・・・そうでした(赤面)。これからも、呪文、サブタイトル等に、ラテン語その他が出てきます。それについては、できる限り意味を添えるようにします。今回のアニマの呪文の後のカッコ内がそれです。 >>ゼル:そう言うことだ。さて、次回だが、「Divino」というそうだ。よかったらよんでやってくれ。 >おおう!ラテン語だったんですか!?(知らんかった・・) >「Divino」ってのは、どういう意味でしょうかね・・・ はい、ラテン語なんです。「Divino」は、付けたしにも書きましたが「神々しいこと」という意味のイタリア語です。 >今回も、楽しませてもらいました!次も頑張って下さい!(期待) あ・・・・ありがとうございますっ!こんないきあたりばったりの駄文を面白いなんて言って頂いて! ご期待に添えるよう、頑張りますね。 では、短いですがこの辺で。 |
26340 | ああっ!色々あってレスが遅れましたぁ・・・。 | 夜宵 吹雪 E-mail | 2003/6/25 18:14:55 |
記事番号26328へのコメント > こんにちは、fiorです。パソを使う環境上、毎日更新と言うわけにはいかず、二日も開いてしまいました。もっと開くときもあるかもしれませんが、・・・・見捨てないで下さい(涙) 吹雪:ふ、二日ペース・・・・。 B:あなたの更新より早いのでは? R:ですよねー、この前なんか一週間近く、なんも書いてなかったし。 >「mortisは『死』の呪文。ならば、対極の『生』の呪文で打ち消せる・・・・。私を、試しているの?」 > アニマの手が持ち上がり、リナ達に翳される。 吹雪:・・・んー、なんかこの前、悪魔と天使について粗探ししてた時に聞いた名前・・・・。 B:ああ、モリガンですか?でもこれは違うでしょう。 吹雪:あ、やっぱし(汗)・・・・。 >「ククッ・・・・。アハハハハ・・・・・!」 > それを破ったのは、他でもない、あの女。 >「記憶を失っていても、いざとなったら術を使える・・・・ですか。流石ですね、アニマ=クロートー様!」 > 先ほどまでとは打って変わって、女は心底楽しそうに・・・・嬉しそうに笑って、言う。 吹雪:!!クロートってもしかして!! B:あなたは神話とか、人外好きですからねぇ・・・・・。 吹雪:オイ、なんか人聞きの悪い事を言うなっ!人外じゃなくて、悪魔と天使と神様が好きなの! B:悪魔が好き、と言うのは問題あると思いますが。 吹雪:ほっとけ。しかしクロートって、現在をあらわすノルン・・・もとい運命の女神様ですよね? B:北欧ですね。 >「やはり、貴女様は貴女様ですね。安心しましたよ。・・・・今日はこれで帰ることにいたします。いずれまた、お会いしましょう、アニマ様! > ・・・・ああ、そうだ。私は、プレセス=サーラゲイトと申します。もう、忘れないで下さいね。・・・・では、私ごときが心配する事もないでしょうが、どうぞ御自愛を。」 吹雪:この名前は・・・・・。 B:何か気付きましたか? 吹雪:いんや、全然。嫌なヤツだなと思ってさ。 B:・・・・・・・・・・そうですか(呆) > あとがきwithゼル >fior:こんにちは、fiorです。もう、3話目なんですねぇ・・・・。 吹雪:早いなぁ・・・・・。 B:あなたが遅いんです。レスも少ないですしね。 吹雪:ひ、人が一番気にしてる事を・・・・!! >fior:・・・・・・(よくわかっていない) >ゼル:ラテン語と言っただろう(嘆息)。その事についての連絡を、まず真っ先にするべきじゃないのか? 吹雪:ラテン語!結構英語とかかわりが深いのです! B:まあ、例としてあげるのなら月ですね。9月から12月までの月は全てラテン語からの由来ですし。 吹雪:ちょっとずれてますけどね。 >fior:・・・・そうでした(赤面)。これからも、呪文、サブタイトル等に、ラテン語その他が出てきます。それについては、できる限り意味を添えるようにします。今回のアニマの呪文の後のカッコ内がそれです。 吹雪:ラテン語かぁ〜、今度調べてみよう! B:そう言ってイタリア語とドイツ語を調べなかったのはどこのどなたでしたか・・・・・。 吹雪:うっ! >ゼル:そう言うことだ。さて、次回だが、「Divino」というそうだ。よかったらよんでやってくれ。 吹雪:・・・すんません。力尽きるので調べれません。それでは・・・。 |
26383 | Re:ああっ!色々あってレスが遅れましたぁ・・・。 | fior | 2003/6/28 10:51:48 |
記事番号26340へのコメント こんにちは。ずいぶん遅くなってしまいました、ごめんなさい。 >>パソを使う環境上、毎日更新と言うわけにはいかず、二日も開いてしまいました。もっと開くときもあるかもしれませんが、・・・・見捨てないで下さい(涙) > >吹雪:ふ、二日ペース・・・・。 >B:あなたの更新より早いのでは? >R:ですよねー、この前なんか一週間近く、なんも書いてなかったし。 今後は多分、週一ペースくらいになってしまうと思います。なにせ、図書館の端末から投稿してますから(涙)。 > > >>「ククッ・・・・。アハハハハ・・・・・!」 >> それを破ったのは、他でもない、あの女。 >>「記憶を失っていても、いざとなったら術を使える・・・・ですか。流石ですね、アニマ=クロートー様!」 >> 先ほどまでとは打って変わって、女は心底楽しそうに・・・・嬉しそうに笑って、言う。 > >吹雪:!!クロートってもしかして!! >B:あなたは神話とか、人外好きですからねぇ・・・・・。 >吹雪:オイ、なんか人聞きの悪い事を言うなっ!人外じゃなくて、悪魔と天使と神様が好きなの! >B:悪魔が好き、と言うのは問題あると思いますが。 >吹雪:ほっとけ。しかしクロートって、現在をあらわすノルン・・・もとい運命の女神様ですよね? >B:北欧ですね。 げ・・・・現在の、だったんですか!?私が調べたのは、ギリシャ神話の、で、生命の糸を紡ぐ、ということだったので、未来だと思ってました。 ・・・・・しかし、ここまで理解されると、設定の大半はばれてしまったも同然ですねぇ・・・・。 > >>fior:・・・・・・(よくわかっていない) >>ゼル:ラテン語と言っただろう(嘆息)。その事についての連絡を、まず真っ先にするべきじゃないのか? > >吹雪:ラテン語!結構英語とかかわりが深いのです! >B:まあ、例としてあげるのなら月ですね。9月から12月までの月は全てラテン語からの由来ですし。 >吹雪:ちょっとずれてますけどね。 > >>fior:・・・・そうでした(赤面)。これからも、呪文、サブタイトル等に、ラテン語その他が出てきます。それについては、できる限り意味を添えるようにします。今回のアニマの呪文の後のカッコ内がそれです。 > >吹雪:ラテン語かぁ〜、今度調べてみよう! >B:そう言ってイタリア語とドイツ語を調べなかったのはどこのどなたでしたか・・・・・。 >吹雪:うっ! ご迷惑をおかけしました。ちなみに、私が話の中で使う(つまり、読み方がある程度理解できる)ものは、英語、ラテン語、イタリア語の3種類です。それ以外は使いません・・・・というか使えません! それにしても、すごいですね!まさか3話目にしてここまでばれるとは思ってませんでした。今後は、「設定がばれても楽しめる話」を目指して努力します! では、今回はこの辺で。 |
26384 | The fates's dream第4話 Divino | fior | 2003/6/28 11:26:23 |
記事番号26295へのコメント こんにちは、fiorです。今後は週1回の更新ペースになりそうな予感・・・・。 どうか、見捨てずに読んで下さい。 では、本編です。 The fates's dream No.4 Divino その日はとりあえず、近くの宿屋で一泊する事になった。 アニマのぶんの宿代を払う事をリナは覚悟していたが、意外にも(?)アニマはお金を持っていたので、少し得した気分になっていた。 しかし、疑問もある。どうして、アニマはあんなところに倒れていたのか?行き倒れの家出少女かとも思ったが、お金を持っていたので、その説は却下された。 そして、あの、聞いたことのない呪文。 どう考えても、何かがおかしい。 食欲がない、と言って早々と部屋に帰ったアニマの様子を見るべく、アニマのいる部屋に向かいながら、リナは、そんな事を考えていた。 そして、アニマの部屋の前。リナは、そこから話し声がすることに気づいた。 アニマではない。アニマの、鈴の音のような声とは異なり、その声は、吹き行く風のような、静かで、それでいて存在感のある、そんな声だった。 「・・・・・まだ・・・・・だ。・・・・しかし・・・・」 わずかに聞こえる、その内容を聞き取ろうと、リナは扉に耳を寄せた。 それは、ひょっとしたら単なる好奇心だったのかもしれない。しかし、その時は、何としてもその内容を聞き取らねばならない、そう、リナは感じたのだ。 「汝(なれ)にはまだ、時が必要だ。どうやら、余計な干渉もあるようだがな。・・・・我が関わる訳にはいかぬ故。汝を信頼する。すまぬが、切り抜けてくれ。 それと、プレセスの事。・・・・恨まないでおいてやってくれ。あれは、あれなりに、必死なのだよ。汝の立場は今、非常に危うい所にある。汝が全てを思い出すまで、我らで何とかするよう努力はするが・・・・それを不満に思い、汝を狙う者もいるのだ。プレセスのした事は、結果として、その者たちに対する緩衝材となっている。だから、今は理解できずともよい。せめて、恨まないでおいてやってくれ。 ・・・・期限は3ヶ月。3ヵ月後に、サイラーグという街のあった所に来てくれ。 ・・・・そこに居るな?リナ=インバース。」 それまで黙って聞いていたリナは、突然名前を呼ばれてびっくりした。 しかし、声の主は、その後、意外な言葉を続けたのだ。 「リナ=インバース・・・・・アニマを、頼む。」 「え・・・・?」 瞬間、リナは扉を開け、部屋の中に入っていた。 「ちょっとまって!それって一体・・・・」 そこで、言葉が止まった。 そこに居たのは、一人の女。漆黒の髪に、菫色の瞳の、夜闇の深紫のローブに身を包んだ・・・・驚くほどアニマに似た顔立ちの、神々しい女。 彼女は、リナに軽く頭を下げると、消えた。 後に残ったのは、リナと、眠るアニマのみ。 「一体、何なのよ・・・・?」 リナのつぶやきは、夜闇にとけた。 今回は、時間がないのであとがきをカットさせていただきます。 次回は、「End of slumber」(まどろみの終わり)です。 請うご期待! |
26404 | Re:The fates's dream第4話 Divino | 氷月椋佳 E-mail | 2003/6/29 07:41:28 |
記事番号26384へのコメント > こんにちは、fiorです。今後は週1回の更新ペースになりそうな予感・・・・。 > どうか、見捨てずに読んで下さい。 > では、本編です。 見捨てない、見捨てない。 > その日はとりあえず、近くの宿屋で一泊する事になった。 > アニマのぶんの宿代を払う事をリナは覚悟していたが、意外にも(?)アニマはお金を持っていたので、少し得した気分になっていた。 さすがリナさん…宿代のことを考えていたとは……。 >「・・・・・まだ・・・・・だ。・・・・しかし・・・・」 > わずかに聞こえる、その内容を聞き取ろうと、リナは扉に耳を寄せた。 > それは、ひょっとしたら単なる好奇心だったのかもしれない。しかし、その時は、何としてもその内容を聞き取らねばならない、そう、リナは感じたのだ。 >「汝(なれ)にはまだ、時が必要だ。どうやら、余計な干渉もあるようだがな。・・・・我が関わる訳にはいかぬ故。汝を信頼する。すまぬが、切り抜けてくれ。 > それと、プレセスの事。・・・・恨まないでおいてやってくれ。あれは、あれなりに、必死なのだよ。汝の立場は今、非常に危うい所にある。汝が全てを思い出すまで、我らで何とかするよう努力はするが・・・・それを不満に思い、汝を狙う者もいるのだ。プレセスのした事は、結果として、その者たちに対する緩衝材となっている。だから、今は理解できずともよい。せめて、恨まないでおいてやってくれ。 > ・・・・期限は3ヶ月。3ヵ月後に、サイラーグという街のあった所に来てくれ。 > ・・・・そこに居るな?リナ=インバース。」 > それまで黙って聞いていたリナは、突然名前を呼ばれてびっくりした。 > しかし、声の主は、その後、意外な言葉を続けたのだ。 >「リナ=インバース・・・・・アニマを、頼む。」 >「え・・・・?」 > 瞬間、リナは扉を開け、部屋の中に入っていた。 >「ちょっとまって!それって一体・・・・」 > そこで、言葉が止まった。 > そこに居たのは、一人の女。漆黒の髪に、菫色の瞳の、夜闇の深紫のローブに身を包んだ・・・・驚くほどアニマに似た顔立ちの、神々しい女。 アニマさんの姉妹かな?うにゅう…サイラーグに一体何がっ?! > 今回は、時間がないのであとがきをカットさせていただきます。 > 次回は、「End of slumber」(まどろみの終わり)です。 > 請うご期待! はい!期待してます!ではでは。ひーちゃんでした。 |
26409 | Re:The fates's dream第4話 Divino | fior | 2003/6/29 10:40:42 |
記事番号26404へのコメント >> その日はとりあえず、近くの宿屋で一泊する事になった。 >> アニマのぶんの宿代を払う事をリナは覚悟していたが、意外にも(?)アニマはお金を持っていたので、少し得した気分になっていた。 >さすがリナさん…宿代のことを考えていたとは……。 それでこそリナ、ですから。平和な内は考えのどこかにお金があると思います(笑) > > >> 今回は、時間がないのであとがきをカットさせていただきます。 >> 次回は、「End of slumber」(まどろみの終わり)です。 >> 請うご期待! >はい!期待してます!ではでは。ひーちゃんでした。 いつもレスありがとうございます。週一ペースになりそうとか言っておきながら、こっそりと更新しているfiorです。 ただ、次は多分本当に土曜日くらいまで更新できないと思います。 待っててくれると嬉しいです。 ではでは、今回はこの辺で。 |
26407 | 私は神話とか好きなんです(苦笑) | 夜宵 吹雪 E-mail | 2003/6/29 09:15:41 |
記事番号26384へのコメント 吹雪:前回のレスにて、女神についてのご説明を・・・。 B:吹雪がこの三女神について知ったのは、とあるゲームで知りましたからね。 吹雪:それには生命の糸を紡ぐのが現在、命の糸を切るのが過去、そして人の寿命を決めるのが未来です。 B:北欧のノルンと似ていますね。 吹雪:同じくノルンの説明を・・・・余計かもしれませんが。 B:ノルンも三姉妹ですね。わかりやすいゲームと言えばヴァルキリープロファイル。ただしこの話では豊穣の神フレイが男ではなく女性ですが。 吹雪:ご存知でしょうか?あ、では説明します。長女が過去の象徴、運命の女神。次女が現在の象徴、必然の女神。三女が未来の象徴、存在の女神です。 B:何かの参考にどうぞ、ではレスです。 > こんにちは、fiorです。今後は週1回の更新ペースになりそうな予感・・・・。 > どうか、見捨てずに読んで下さい。 > では、本編です。 吹雪:もうすぐテストで、一週間ペースも危ういです。私は・・・(泣) B:馬鹿ですか、あなた。勉強しなさい。 吹雪:・・・・・・・ヤダ!(最低) >「汝(なれ)にはまだ、時が必要だ。どうやら、余計な干渉もあるようだがな。・・・・我が関わる訳にはいかぬ故。汝を信頼する。すまぬが、切り抜けてくれ。 > それと、プレセスの事。・・・・恨まないでおいてやってくれ。あれは、あれなりに、必死なのだよ。汝の立場は今、非常に危うい所にある。汝が全てを思い出すまで、我らで何とかするよう努力はするが・・・・それを不満に思い、汝を狙う者もいるのだ。プレセスのした事は、結果として、その者たちに対する緩衝材となっている。だから、今は理解できずともよい。せめて、恨まないでおいてやってくれ。 > ・・・・期限は3ヶ月。3ヵ月後に、サイラーグという街のあった所に来てくれ。 > ・・・・そこに居るな?リナ=インバース。」 吹雪:サイラーグ・・・・つくづく縁のある場所ですね。 > そこに居たのは、一人の女。漆黒の髪に、菫色の瞳の、夜闇の深紫のローブに身を包んだ・・・・驚くほどアニマに似た顔立ちの、神々しい女。 吹雪:アニマの関係者? B:同じ女神の関係者、と考えるのが妥当ですね。 > 彼女は、リナに軽く頭を下げると、消えた。 > 後に残ったのは、リナと、眠るアニマのみ。 >「一体、何なのよ・・・・?」 > リナのつぶやきは、夜闇にとけた。 吹雪:・・・なんか何にも解明されてないなぁ・・・・・。 B:はいはい・・・、それでは失礼しますね。 吹雪:しぃゆぅあげぃん! |
26410 | ありがとうございます!大変参考になりました!(激喜) | fior | 2003/6/29 10:57:00 |
記事番号26407へのコメント >吹雪:前回のレスにて、女神についてのご説明を・・・。 >B:吹雪がこの三女神について知ったのは、とあるゲームで知りましたからね。 >吹雪:それには生命の糸を紡ぐのが現在、命の糸を切るのが過去、そして人の寿命を決めるのが未来です。 >B:北欧のノルンと似ていますね。 >吹雪:同じくノルンの説明を・・・・余計かもしれませんが。 >B:ノルンも三姉妹ですね。わかりやすいゲームと言えばヴァルキリープロファイル。ただしこの話では豊穣の神フレイが男ではなく女性ですが。 >吹雪:ご存知でしょうか?あ、では説明します。長女が過去の象徴、運命の女神。次女が現在の象徴、必然の女神。三女が未来の象徴、存在の女神です。 >B:何かの参考にどうぞ、ではレスです。 fior:どうもありがとうございますぅぅっ!(感涙)物凄く参考になりましたっ! U:いや〜、この度は、無知なfiorがご迷惑をおかけしました。なにせ、fiorなんて、英和辞典をめくっていたら見つけた。気に入ったから使った、なんて、とてつもなくいい加減な決め方したんだからね〜。あ、私、fiorが相方いないと話しにくいって言うんで登場した、fiorのオリキャラ、仮称「U」です。どぞ、よろしく。 fior:ちなみに、この話に出る予定はありません。 U:・・・・(怒) > > >>「汝(なれ)にはまだ、時が必要だ。どうやら、余計な干渉もあるようだがな。・・・・我が関わる訳にはいかぬ故。汝を信頼する。すまぬが、切り抜けてくれ。 >> それと、プレセスの事。・・・・恨まないでおいてやってくれ。あれは、あれなりに、必死なのだよ。汝の立場は今、非常に危うい所にある。汝が全てを思い出すまで、我らで何とかするよう努力はするが・・・・それを不満に思い、汝を狙う者もいるのだ。プレセスのした事は、結果として、その者たちに対する緩衝材となっている。だから、今は理解できずともよい。せめて、恨まないでおいてやってくれ。 >> ・・・・期限は3ヶ月。3ヵ月後に、サイラーグという街のあった所に来てくれ。 >> ・・・・そこに居るな?リナ=インバース。」 > >吹雪:サイラーグ・・・・つくづく縁のある場所ですね。 fior:因縁がありますねぇ。 U:サイラーグにとっては疫病神ね。 > >> そこに居たのは、一人の女。漆黒の髪に、菫色の瞳の、夜闇の深紫のローブに身を包んだ・・・・驚くほどアニマに似た顔立ちの、神々しい女。 > >吹雪:アニマの関係者? >B:同じ女神の関係者、と考えるのが妥当ですね。 fior:・・・・・・(汗) U:あ、黙った。図星じゃないの? fior:うるさい(赤面)。いいの!別に! U:開き直ったね・・・・。 > >> 彼女は、リナに軽く頭を下げると、消えた。 >> 後に残ったのは、リナと、眠るアニマのみ。 >>「一体、何なのよ・・・・?」 >> リナのつぶやきは、夜闇にとけた。 > >吹雪:・・・なんか何にも解明されてないなぁ・・・・・。 >B:はいはい・・・、それでは失礼しますね。 >吹雪:しぃゆぅあげぃん! fior:ははは・・・・。確かに何にも解明していませんね。 U:曰く、5話までが「問題提起編」、その先が「混迷編」、最後に「解決編」だそうよ。まあ、さっさと解き明かされる謎もあるらしいけど。こいつの文章力でそこまで書けるのかしらん? fior:・・・・努力します。 U&fior:では、今回はこの辺で! > |
26417 | Re:The fates's dream第4話 Divino | パッチー | 2003/6/29 19:02:44 |
記事番号26384へのコメント > こんにちは、fiorです。今後は週1回の更新ペースになりそうな予感・・・・。 > どうか、見捨てずに読んで下さい。 > では、本編です。 こんにちは。そして、初めまして。どら・ゴンの兄の、パッチーです。 部活のどらに成り代わり、レスさせてもらいます。 > The fates's dream > No.4 Divino ・・これがうわさのラテン語・・ > アニマのぶんの宿代を払う事をリナは覚悟していたが、意外にも(?)アニマはお金を持っていたので、少し得した気分になっていた。 うむ・・それでこそ。リナ=インバース > アニマではない。アニマの、鈴の音のような声とは異なり、その声は、吹き行く風のような、静かで、それでいて存在感のある、そんな声だった。 ・・・怪しいな・・かなり。 > わずかに聞こえる、その内容を聞き取ろうと、リナは扉に耳を寄せた。 > それは、ひょっとしたら単なる好奇心だったのかもしれない。しかし、その時は、何としてもその内容を聞き取らねばならない、そう、リナは感じたのだ。 ・・好奇心は、身を滅ぼす元になるんだが・・・面白ければ良し! > そこに居たのは、一人の女。漆黒の髪に、菫色の瞳の、夜闇の深紫のローブに身を包んだ・・・・驚くほどアニマに似た顔立ちの、神々しい女。 ・・・・神か・・?それとも、 > 彼女は、リナに軽く頭を下げると、消えた。 ・・・・・礼儀正しい・・・ > 後に残ったのは、リナと、眠るアニマのみ。 >「一体、何なのよ・・・・?」 そう言いたくなるよな・・・・アレじゃあ・・・ > 今回は、時間がないのであとがきをカットさせていただきます。 > 次回は、「End of slumber」(まどろみの終わり)です。 > 請うご期待! 期待します! まあ、あとがきは、本人がいると思ったらつければ良いだけですよ。 つけなくてもいい時なんかもありますし。 |
26461 | はじめまして&こんにちは。 | fior | 2003/7/5 10:38:29 |
記事番号26417へのコメント >>こんにちは。そして、初めまして。どら・ゴンの兄の、パッチーです。 >部活のどらに成り代わり、レスさせてもらいます。 こんにちは、はじめまして。fior(フィオル)です。レス遅くなりました。 >> The fates's dream >> No.4 Divino >・・これがうわさのラテン語・・ ・・・・すいません。今回はイタリア語なんです。ラテン語は呪文に多いです。 >> アニマのぶんの宿代を払う事をリナは覚悟していたが、意外にも(?)アニマはお金を持っていたので、少し得した気分になっていた。 >うむ・・それでこそ。リナ=インバース やっぱり、「それでこそ」ですね! >> わずかに聞こえる、その内容を聞き取ろうと、リナは扉に耳を寄せた。 >> それは、ひょっとしたら単なる好奇心だったのかもしれない。しかし、その時は、何としてもその内容を聞き取らねばならない、そう、リナは感じたのだ。 >・・好奇心は、身を滅ぼす元になるんだが・・・面白ければ良し! 「好奇心が猫を殺す」でしたっけ?確かそんな言葉もあったような・・・・。 リナって、何となく私のイメージで野生の猫ですし。 >期待します! >まあ、あとがきは、本人がいると思ったらつければ良いだけですよ。 >つけなくてもいい時なんかもありますし。 ふむふむ・・・・。いやー、あとがきは結構苦労しますからねー。書かなくていいなら省略しまくるかも・・・・。 期待してくださってありがとう!更新は週一くらいしかできませんが、頑張ります! |
26463 | The fates's dream第5話 End of slumber | fior | 2003/7/5 11:30:14 |
記事番号26295へのコメント こんにちは、fiorです。予告どおり、約一週間空いてしまいました。 とりあえず、今回から本格的に事態が動き始めます。と、まあうだうだ書いていても仕方ないので早速本編へどうぞ! The fates's dream No.5 End of slumber 「おはようございます。」 次の日の朝、アニマはさわやかにそう言った。リナは、昨日の謎の女の言葉が気になってほとんど寝付けなかったのに。暢気なものだ。 そして、朝食をすませた後、(アニマは、リナとガウリイの食べっぷりを見て胸焼けを起こしていたが)、何とか立ち直って4人に言った。 「実は、大変虫の良いことだとは思うのですが、頼みがあるんです。・・・・ ・・・・私を、サイラーグという街のあった所まで連れて行って欲しいんです。謝礼も・・・・些少ですがお支払いします!どうか・・・・お願いします。」 「サイラーグ!?」 言ったのは、リナだった。アニマは、無言で頷き、続けた。 「一晩眠ったら、少しだけ、思い出したんです。まだ、自分が誰なのか等はわからないんですけど・・・・私は、何としても三ヵ月後に、サイラーグに居なければならない。それは、思い出したんです。」 リナは、引き受ける気だった。あの謎の女の言っていたことも気に掛かるのだが、何より、断われない、と思わせる何かが、アニマにはあったのだ。 ゼルは、今はどうも乗り気ではない。しかし、行けと、行かねばならないのだと、心の奥深くで言う自分の存在に気付き、それが更にゼルを不快にさせた。 アメリアの中には、最初から断わるという選択肢は存在しなかった。一度、アニマを助けたのは自分。そのアニマの願いを断わるなど、アメリアの正義が許さなかった。 ガウリイは・・・・・何も考えていない。 「わかったわ。その依頼、引き受けるわ。」 「当たり前です!記憶喪失のアニマさんを、こんなところで放り出すなんて、絶対正義じゃありません!」 「・・・・・仕方ない。付き合ってやるよ。」 「ガウリイは・・・・・何も考えてないわね。」 アニマは、すると極上の微笑を浮かべて、ありがとう、と言った。 その後、アニマはリナ一人だけと、こっそり会っていた。 「あの・・・・依頼受けて下さってありがとうございます。・・・・実は、少々嫌な予感がするんです。私が頼んでおいてこんなこと言うのは変なんですが・・・・気を付けて下さいね。 あ!あと、これ、差し上げます。これは、依頼料とは別の・・・・単なるお守りだとでも思って下さい。」 そう言って、アニマは、嵌めていたペンダントを外し、リナに渡した。 「これは?」 「魔力増幅のアイテムで、『ルミネストーン』(光の石)というものです。付けているだけで効果はありますが、もっと増幅させたいときの呪文は、 『succurre cadenti surgere qui curat populo』(倒れても立ち上がろうとする民を救いたまえ) です。」 「え・・・?ちょ、ちょっとまって!昨日から聞きたかったんだけど、何なの?その呪文!?」 リナは、そう、当たり前の疑問を口にした。 「私も、そのあたりのことはよく・・・・。ただ、それの効果は本物ですよ。」 随分と、中途半端な思い出し方だ、と、リナは思った。 ここではない場所で、密談は進んでいた。 「プレセス様があんなことするからぁ〜!余計厄介な事態になっちゃったよぅ!」 甲高い少女のソプラノと、 「確かに。俺達だけでやるしかないな。」 青年のバリトン。 「そうだね。でも、まず誰が行く?」 ボーイソプラノと、 「私が行こうか?」 よく響くアルト。 「いや、まずはお前からだ。マイカ。」 そして、硬く、澄んだテナー。 最初の声が、こたえた。 「はぁい!マイカ=セクレタリス、いってきまぁすぅ!」 そして、場に、再び沈黙が満ちる。 そう、全ては、これから始まるのだ。 次回予告 始まったサイラーグへの旅路。なぜか怪しい連中の影もちらついて、はてさてこれから一体どうなるのやら? 次回「Fates」。お楽しみに! |
26464 | The fates's dream第5話 End of slumber | fior | 2003/7/5 11:30:18 |
記事番号26295へのコメント こんにちは、fiorです。予告どおり、約一週間空いてしまいました。 とりあえず、今回から本格的に事態が動き始めます。と、まあうだうだ書いていても仕方ないので早速本編へどうぞ! The fates's dream No.5 End of slumber 「おはようございます。」 次の日の朝、アニマはさわやかにそう言った。リナは、昨日の謎の女の言葉が気になってほとんど寝付けなかったのに。暢気なものだ。 そして、朝食をすませた後、(アニマは、リナとガウリイの食べっぷりを見て胸焼けを起こしていたが)、何とか立ち直って4人に言った。 「実は、大変虫の良いことだとは思うのですが、頼みがあるんです。・・・・ ・・・・私を、サイラーグという街のあった所まで連れて行って欲しいんです。謝礼も・・・・些少ですがお支払いします!どうか・・・・お願いします。」 「サイラーグ!?」 言ったのは、リナだった。アニマは、無言で頷き、続けた。 「一晩眠ったら、少しだけ、思い出したんです。まだ、自分が誰なのか等はわからないんですけど・・・・私は、何としても三ヵ月後に、サイラーグに居なければならない。それは、思い出したんです。」 リナは、引き受ける気だった。あの謎の女の言っていたことも気に掛かるのだが、何より、断われない、と思わせる何かが、アニマにはあったのだ。 ゼルは、今はどうも乗り気ではない。しかし、行けと、行かねばならないのだと、心の奥深くで言う自分の存在に気付き、それが更にゼルを不快にさせた。 アメリアの中には、最初から断わるという選択肢は存在しなかった。一度、アニマを助けたのは自分。そのアニマの願いを断わるなど、アメリアの正義が許さなかった。 ガウリイは・・・・・何も考えていない。 「わかったわ。その依頼、引き受けるわ。」 「当たり前です!記憶喪失のアニマさんを、こんなところで放り出すなんて、絶対正義じゃありません!」 「・・・・・仕方ない。付き合ってやるよ。」 「ガウリイは・・・・・何も考えてないわね。」 アニマは、すると極上の微笑を浮かべて、ありがとう、と言った。 その後、アニマはリナ一人だけと、こっそり会っていた。 「あの・・・・依頼受けて下さってありがとうございます。・・・・実は、少々嫌な予感がするんです。私が頼んでおいてこんなこと言うのは変なんですが・・・・気を付けて下さいね。 あ!あと、これ、差し上げます。これは、依頼料とは別の・・・・単なるお守りだとでも思って下さい。」 そう言って、アニマは、嵌めていたペンダントを外し、リナに渡した。 「これは?」 「魔力増幅のアイテムで、『ルミネストーン』(光の石)というものです。付けているだけで効果はありますが、もっと増幅させたいときの呪文は、 『succurre cadenti surgere qui curat populo』(倒れても立ち上がろうとする民を救いたまえ) です。」 「え・・・?ちょ、ちょっとまって!昨日から聞きたかったんだけど、何なの?その呪文!?」 リナは、そう、当たり前の疑問を口にした。 「私も、そのあたりのことはよく・・・・。ただ、それの効果は本物ですよ。」 随分と、中途半端な思い出し方だ、と、リナは思った。 ここではない場所で、密談は進んでいた。 「プレセス様があんなことするからぁ〜!余計厄介な事態になっちゃったよぅ!」 甲高い少女のソプラノと、 「確かに。俺達だけでやるしかないな。」 青年のバリトン。 「そうだね。でも、まず誰が行く?」 ボーイソプラノと、 「私が行こうか?」 よく響くアルト。 「いや、まずはお前からだ。マイカ。」 そして、硬く、澄んだテナー。 最初の声が、こたえた。 「はぁい!マイカ=セクレタリス、いってきまぁすぅ!」 そして、場に、再び沈黙が満ちる。 そう、全ては、これから始まるのだ。 次回予告 始まったサイラーグへの旅路。なぜか怪しい連中の影もちらついて、はてさてこれから一体どうなるのやら? 次回「Fates」。お楽しみに! |
26465 | ミス! | fior | 2003/7/5 11:31:38 |
記事番号26464へのコメント すいません。間違えて二回投稿しちゃいました。どっちも全く同じです。 |