◆−世界の果てまで[−夜宵 吹雪 (2003/6/28 17:34:06) No.26388
 ┣Re:世界の果てまで[−じょぜ (2003/6/28 19:25:04) No.26390
 ┃┗誉められたvv−夜宵 吹雪 (2003/6/29 09:43:05) No.26408
 ┣Re:男装の麗人・・・・−ユア・ファンティン (2003/6/29 14:41:14) No.26412
 ┃┗それはどうも、誉め言葉として受け取ります(By ヴァース)−夜宵 吹雪 (2003/6/29 17:01:58) No.26414
 ┣世界の果てまで\−夜宵 吹雪 (2003/6/29 17:25:31) No.26415
 ┃┗Re:世界の果てまで\−ユア・ファンティン (2003/6/30 14:41:19) No.26419
 ┃ ┗了解しましたぁ!−夜宵 吹雪 (2003/6/30 18:30:34) No.26421
 ┣世界の果てまで]−夜宵 吹雪 (2003/7/2 18:48:46) No.26439
 ┃┗Re:世界の果てまで]−ユア・ファンティン (2003/7/3 22:56:27) No.26450
 ┃ ┗白亜に一般常識を教えてください(切実に)−夜宵 吹雪 (2003/7/4 15:02:48) No.26453
 ┗世界の果てまで]T−夜宵 吹雪 (2003/7/4 19:10:19) No.26454


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26388世界の果てまで[夜宵 吹雪 E-mail 2003/6/28 17:34:06



「るらぁっ!!」
ガーヴの剣閃がヴァースを襲う。ヴァースは軽い足取りでそれを避け、大きく上に向かって跳んだ。
ぴたりと、逆さになって浮くその姿はまるで吊り下げられたようだ。しかし本人に苦痛の表情はない。
ヴァースはぐっと拳を握り締めた。
そして開くと、手に穴が開いていた。空虚な闇の広がる穴が。
その穴から、何かが出てきた。黒い棒のようなものだ。ゆっくりと、穴から出たそれはヴァースの手に収まる。
棒には奇妙な装飾のされていた。氷のような蒼い金属が棒に蔓のように纏わりつき、白い霞みがかったもやのようなものが絶えず動く宝玉が柄の先に付いている。
ヴァースは棒を握り締めた。棒の長さはヴァースの身長の半分。遠目から見て一メートルはある。しかし武器としてはリーチはやや短い。
ヴァースは空中から、地面に移動し棒の端に手をかざした。
すると、そこには黒く輝く、一刃の刃があった。
ガーヴが面白そうに、眉をよせる。
「ほう、それがあんたの獲物か?」
「そうなりますね。」
ヴァースは笑顔で答えた。
ばさり
マントに近い、その黒いコートを脱ぐ。
そしてリナとガウリイは目を点にした。
ヴァースの身体は均整の取れた、やや細身の身体だった。筋肉はちゃんとついているが、それほどのものではない。
あたし達が目を点にしたのは、ヴァースの体つきである。
別に異常な所はなかった。
均整の取れた体つき、細い腕と足。そして・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・をゐ。

「・・・・・・・ヴァース。」
「はい?」
「あ、あんた・・・・・。」
「何ですか?」
ヴァースがあたしに向かって振り返る。
「女なの!?」
そう、ヴァースの体つき、もといその胸は明らかに女性のものだ。
ヴァースが振り向き、なんとも言えない複雑な表情を浮かべた。
「ええ、そうなりますね、一応は。」
い、いけしゃあしゃあとこの男・・・いや女・・・・・!!
・・・・ま、まあ、勘違いするのも無理はない。あの黒いコートのせいで、ヴァースの身体はまったくと言っていいほど見えない。
勘違いされて怒ると思いきや、ヴァースは笑みさえ浮かべた。
「間違えるのも無理ありませんよ、わざとやってる事ですから。」
「・・・・・わざと?」
「そうですよ、間違えた方の反応が、見ててとても楽しいんです。」
「・・・・ヴァース、あんた性格悪いって言われた事ない?」
あたしがそう言うと、ヴァースはどこそこの神官のように笑みを浮かべた。
「良く言われますね。それと・・・まだ聞きたいことがあるのではありませんか?」
あ、とあたしは声を上げる。ニヤリと不敵な笑みを浮かべた。
「・・・あんた、魔族でしょ。」
「うーん、その答えでは70点ですね。魔族は魔族ですが、ただの魔族ではないのですよ。」
あたしはうなり考えた。
ガーヴに狙われている、そしてその攻撃を簡単に避けている。となると・・・・・。
「異界の・・・・魔族?」
「正解です。」
ヴァースは満足そうな笑みを浮かべた。
「こちらにも色々事情がありまして、赤眼の魔王【ルビーアイ】殿と赤の竜神【フレアドラゴン】殿の世界にお邪魔させてもらいました。ご安心を。この世界に手を出す気はないのでね・・・・・。」
そう言って薄く笑みを浮かべる。その瞳に底知れぬものを感じ取って、あたしは悪寒を感じた。
「話は終わったか?」
「ええ、申し訳ありませんね。事情が呑み込めてないもので・・・・・。しかし待ってくれるとはお優しいのですね。」
「安心しろ、戦いは男女差別は反対だからな。」
「それはそれは・・・。」
くぐもった声で苦笑いを浮かべる。

そして――――――

ごんっ!!
鈍い音が、ガーヴから放たれた。

あとがき
??:・・・・あれ?
吹雪:フッフッフッ、良く来たな。
??:あ、UFOだ。
吹雪:だぁれがUFOだ、誰が!
??:吹雪。
吹雪:即答するな!!あ、ちなみにUFOはUnidentified Fling Objectの略称です。
??:未確認飛行物体。でも確認したんだから、未確認じゃないよね。
吹雪:そうだよなぁ・・・って、あのな!
??:何?
吹雪:いつまで??で通るつもりだ。自己紹介しなさい。
??:ん。俺の名前は・・・・・・・・・・・。
吹雪:?どうした?
??:・・・・・・・・・・・・。
吹雪:・・・・・・何?ん?
??:漢字が読めない。
吹雪:自分の名前だろぉーが!!
??:それでも読めない。
吹雪:(くっ!自分で設定しといてなんだが、馬鹿だ、コイツ!!)・・・はいはい、こう読むの。(紙に書く)
??:下手クソな字・・・・・。
吹雪:黙れ、殺すぞ。
??:それはイヤ。
吹雪:わかったから読め、とっとと。
??:ん。俺の名前は白亜、はくあだって。
吹雪:白亜だってっておい・・・・・。
白亜:好きなモノはひらがなとことわざとお日さまの光。嫌いなモノは漢字。読めない。
吹雪:・・・・お前、手紙を書くとき、句読点なしでひらがなで全部書くタイプだな。
白亜:うん。
吹雪:(もはや何も言うまい)えーっとコイツは一応、「世界の果てまで」で登場してます。
白亜:うん、何にも喋ってないし、喋る予定も無いけど。
吹雪:白亜はあとがき用の偽名です。和名で統一です。他に二人。
白亜:ん。
吹雪:さてあとがき行くぞ!!
白亜:なんか俺の紹介だけっぽい。
吹雪:言うな・・・・。
白亜:けど吹雪、戦闘シーン好きだよね。
吹雪:はい、好きです。ヴァース、書いてて楽しかった。
白亜:次回は?
吹雪:ふっふっふっ、次回のお楽しみ。
白亜:じゃあ、次回で。俺の招待、わかった?
吹雪:招待じゃなくて正体だ。ではでは。


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26390Re:世界の果てまで[じょぜ 2003/6/28 19:25:04
記事番号26388へのコメント

 どーもー,じょぜです。お変わりありませんか?
「世界の果てまで」読ませていただいてます。

 しょっぱなから謎めいた会話。なかなか気を持たせますね。
 話に引きずり込むのがとてもうまいですよね,吹雪さんは。
 特にオリキャラたちが,とてもキャラ立ちしているのが凄いと思います。生き生きして,それがすんなりとスレイヤーズの世界に溶け込んでいます。
 高飛車な会話も読んでて楽しいし。
 あと、キャラクターをたくさん登場させながら,きちんと話がまとまるのが凄い!
 ……いや,私だとたぶんあっちこっちに飛びまくって,きっと破綻しまくると思うのです……。

 ヴァルフィリ。
 おおっ! らぶらぶしょっぴんぐじゃないですか! いいなー素敵ですねー!
 それにしてもなんでフィリアさん,そんなに買い込んでるの?
 ヴァルがちゃんとフィリアをエスコートしてますねェ。いいですねーヴァルフィリ。
 リュシカさんが二人を引き裂く悪魔のイメージ? いいですいいですどんどんやっちゃってください。悲恋カップルにはそれこそがふさわしいっ!
 
 ふざけた人だと思いきや,なかなか腕の立つ人ですね,リュシカさん。
 ドール・マスターという響き,カッコイイです。
 白い仮面,操り人形,アイデアが素晴らしい! 戦闘シーンも迫力があります。
 私の作品は内面描写と告白ばっかりで,全然動かないんですよねえ……はは。

>走りながら、ヴァルは叫ぶ。そしてとうとう、恥を忍んでヴァルは叫んだ。出来るものならひとしきり泣いた後にやりた>かったが、この情況でそれは酷と言うものだ。そしてヴァルはくるりとサイレスの方を振り返った。
>
>「か・・・覚悟なさい★」
 さすがヴァルガーヴ! 決まってるぞなかなか! やっぱり○ーラーガーヴの弟子だけのことはあるっ!

 と思ってたら,ガーヴ復活ですか。かつての主従は果たしてどう相まみえるのかっ!
 キャラクターにきちんと個性と魅力を持たせてるのは,ほんと脱帽です。

 続き楽しみにしてます! では!

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26408誉められたvv夜宵 吹雪 E-mail 2003/6/29 09:43:05
記事番号26390へのコメント

> どーもー,じょぜです。お変わりありませんか?
>「世界の果てまで」読ませていただいてます。

吹雪:はい!ありがとうございます!

> しょっぱなから謎めいた会話。なかなか気を持たせますね。
> 話に引きずり込むのがとてもうまいですよね,吹雪さんは。

吹雪:集中して読めるような話を目指しております!
B:未熟ですがね。
吹雪:言うなっ!

> 特にオリキャラたちが,とてもキャラ立ちしているのが凄いと思います。生き生きして,それがすんなりとスレイヤーズの世界に溶け込んでいます。

吹雪:私、オリキャラ出すのに、なんかオリキャラは苦手なんですよね(苦笑)
   何で苦手な苦手なのか、考えた所、原作の雰囲気を壊すからかな?と思いましたが、私にそんな高尚な感覚はありません(笑)
   多分、個性が強くないと!と思い、前々から考えていたオリジナル話から名前を少し変えて、そして出てきたのが彼らです。
   スレイヤーズ世界を生き残るためには個性が必要なんだ!!と思いっきり個性的な変人にしてみました。
   意外と溶け込んでるかな?と思っております。

> 高飛車な会話も読んでて楽しいし。
> あと、キャラクターをたくさん登場させながら,きちんと話がまとまるのが凄い!
> ……いや,私だとたぶんあっちこっちに飛びまくって,きっと破綻しまくると思うのです……。

吹雪:元々人数を多く書くのは好きなんです。しかし2ケタ行くとツライっす。

> ヴァルフィリ。
> おおっ! らぶらぶしょっぴんぐじゃないですか! いいなー素敵ですねー!
> それにしてもなんでフィリアさん,そんなに買い込んでるの?
> ヴァルがちゃんとフィリアをエスコートしてますねェ。いいですねーヴァルフィリ。

吹雪:ただの荷物持ちのような気も・・・・。
R:女の子の買い物は魔物です・・・・(遠い目)
吹雪:Rは体験者のようです(笑)

> リュシカさんが二人を引き裂く悪魔のイメージ? いいですいいですどんどんやっちゃってください。悲恋カップルにはそれこそがふさわしいっ!

吹雪:よし!どんどん邪魔したれ!リュシカ!!
B:いいんですか、それで?
吹雪:面白ければそれで良し!!

> ふざけた人だと思いきや,なかなか腕の立つ人ですね,リュシカさん。
> ドール・マスターという響き,カッコイイです。

吹雪:あともう一つ通り名があります。本人はドール・マスターの方が気に入ってますね。
B:ギャグ路線で行くな北風の男(ギャグが寒いから)、孤独のナンパ師ですかね・・・・。

> 白い仮面,操り人形,アイデアが素晴らしい! 戦闘シーンも迫力があります。

吹雪:私の尊敬する作家さんが、ものすごく戦闘描写がうまいんです。それを参考にしております。
   操り人形は・・・元ネタがあります。仮面は私のオリジですが。

> 私の作品は内面描写と告白ばっかりで,全然動かないんですよねえ……はは。

吹雪:私は情景描写は戦闘時以外は苦手です。心理描写も難しいし・・・・。
   じょぜさんはその点、心理描写がすごい!!尊敬しますよ。


>>走りながら、ヴァルは叫ぶ。そしてとうとう、恥を忍んでヴァルは叫んだ。出来るものならひとしきり泣いた後にやりたかったが、この情況でそれは酷と言うものだ。そしてヴァルはくるりとサイレスの方を振り返った。
>>
>>「か・・・覚悟なさい★」
> さすがヴァルガーヴ! 決まってるぞなかなか! やっぱり○ーラーガーヴの弟子だけのことはあるっ!

吹雪:書いててすっごく楽しかった。ギャグは好きなんですよ。何でも読めます。

> と思ってたら,ガーヴ復活ですか。かつての主従は果たしてどう相まみえるのかっ!
> キャラクターにきちんと個性と魅力を持たせてるのは,ほんと脱帽です。

吹雪:なんてゆーか・・・・個性ってこの世界でものすごく重要なんですよね。
   ただ、私はイマイチ、ヴァルの性格つかめてないです。なんかゼルとかぶるかな?と・・・・。
   そしてガーヴ、今回は敵としてご登場していただきました(なにゆえ謙譲語?)
   ヴァルに対してどう反応するのか・・・・・考えてません(爆)
   この話のラスボス的存在との会話は考えてますが。
   結構重要なんです。うわ、ガーヴとヴァルのコンビ好きさんに殺されそうだ、私。

> 続き楽しみにしてます! では!

吹雪:ちょっと真面目にやってみました。それでは次回もヨロシクです!


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26412Re:男装の麗人・・・・ユア・ファンティン 2003/6/29 14:41:14
記事番号26388へのコメント


メ:どうも、はじめまして
ユ:今回は、こいつ≪死神(THEDEATH)≫ことメイと行きます
  一応、風華にも名前&過去の語りの中に出てきてます
メ:今の永蓮・・ユリスを殺した存在といえば、わかるだろう・・。
ユ:ま、いい奴なんだけどね


>ぴたりと、逆さになって浮くその姿はまるで吊り下げられたようだ。しかし本人に苦痛の表情はない。

ユ:・・・・・・・・・・
メ:どうしたのだ?
ユ:にたようなのいなかったっけ・・・と思って
メ:≪吊るされた男(ハングリットマン)≫のことだろう

>ヴァースは棒を握り締めた。棒の長さはヴァースの身長の半分。遠目から見て一メートルはある。しかし武器としてはリーチはやや短い。

メ:そうだな、せめて、あと30センチはほしいところだ
ユ:アンタには、関係ないでしょうけどね。
メ:まア、そうですね、
  刃渡り三メ―トルの大鎌を扱っていては関係ないでしょうね

>そう、ヴァースの体つき、もといその胸は明らかに女性のものだ。
>ヴァースが振り向き、なんとも言えない複雑な表情を浮かべた。
>「ええ、そうなりますね、一応は。」

ユ:ある意味、ザフィ―ル&楽羅の逆版だね。
メ:確かに、逆だな

>「安心しろ、戦いは男女差別は反対だからな。」

ユ:楽羅と同じ思考の人だなあ
メ:確かに、戦いでは、男女差別をしないほうだよね。
ユ:でも、それ以外で、女子供(特に妹たち)が危ないと
メ:きれちゃうんですよね

>
>吹雪:ふっふっふっ、次回のお楽しみ。
>白亜:じゃあ、次回で。俺の招待、わかった?
>吹雪:招待じゃなくて正体だ。ではでは。

ユ:わかりません
メ:まあ、次回でな
ユ:それでは・・・・・・・・


>
>

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26414それはどうも、誉め言葉として受け取ります(By ヴァース)夜宵 吹雪 E-mail 2003/6/29 17:01:58
記事番号26412へのコメント

>メ:どうも、はじめまして
>ユ:今回は、こいつ≪死神(THEDEATH)≫ことメイと行きます
>  一応、風華にも名前&過去の語りの中に出てきてます
>メ:今の永蓮・・ユリスを殺した存在といえば、わかるだろう・・。
>ユ:ま、いい奴なんだけどね

吹雪:お話のキーキャラクターですね!
B:まあ、後に何度か会うのでしょうね。

>>ぴたりと、逆さになって浮くその姿はまるで吊り下げられたようだ。しかし本人に苦痛の表情はない。
>
>ユ:・・・・・・・・・・
>メ:どうしたのだ?
>ユ:にたようなのいなかったっけ・・・と思って
>メ:≪吊るされた男(ハングリットマン)≫のことだろう

吹雪:あ、似てますね。確かに。男ではありませんが(笑)

>>ヴァースは棒を握り締めた。棒の長さはヴァースの身長の半分。遠目から見て一メートルはある。しかし武器としてはリーチはやや短い。
>
>メ:そうだな、せめて、あと30センチはほしいところだ
>ユ:アンタには、関係ないでしょうけどね。
>メ:まア、そうですね、
>  刃渡り三メ―トルの大鎌を扱っていては関係ないでしょうね

吹雪:大鎌です。刺されると痛い・・・・・。
R:鎌とかサーベルとか・・・、曲がってる刃は人を斬りやすいんですよね。

>>そう、ヴァースの体つき、もといその胸は明らかに女性のものだ。
>>ヴァースが振り向き、なんとも言えない複雑な表情を浮かべた。
>>「ええ、そうなりますね、一応は。」
>
>ユ:ある意味、ザフィ―ル&楽羅の逆版だね。
>メ:確かに、逆だな

吹雪:いや・・・ザフィールほど残酷ってゆうか、面白がった人では・・・・・。
R:・・・・・・・・ないんですか?
吹雪:・・・・・少なくとも、弄り殺すよーま非道なマネはしない。多分。

>>「安心しろ、戦いは男女差別は反対だからな。」
>
>ユ:楽羅と同じ思考の人だなあ
>メ:確かに、戦いでは、男女差別をしないほうだよね。
>ユ:でも、それ以外で、女子供(特に妹たち)が危ないと
>メ:きれちゃうんですよね

吹雪:うーん、さすがに普通の子供は手加減するでしょうね。
R:情けないしねー、子供相手に本気ってのも。

>>吹雪:ふっふっふっ、次回のお楽しみ。
>>白亜:じゃあ、次回で。俺の招待、わかった?
>>吹雪:招待じゃなくて正体だ。ではでは。
>
>ユ:わかりません
>メ:まあ、次回でな
>ユ:それでは・・・・・・・・

吹雪:だって。
白亜:ん、あんまし期待してないから。
吹雪:気にしろよ、少しは。
白亜:ヤダ。
吹雪:・・・・・・・・・・・・・・・では次回で!

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26415世界の果てまで\夜宵 吹雪 E-mail 2003/6/29 17:25:31
記事番号26388へのコメント


堕ちて、堕ちて、堕ちて――――
一体どこまで続くのやら

深い深い奈落の底
どこまで続くのか、誰か教えてくれませんか?

でも死神さんには教えて欲しくないなぁ・・・・
まあ、この穴に終わりがあることを祈ってますよ
とりあえずはね・・・・

 \ 不可思議な再会

突然ではあるがあたしこと、リュシカは落ちていた。
・・・ええ、それはもうまっさかさまに、地面へと目掛けて。
・・・・と言っても光もへったくれもない、この空間で地面がどこにあるかなんて、わからない。
そして、さすがに叫ぶのも飽き、あたしは座禅を組んで落ちた。・・・・・いや、深い意味はないんだけどね、なんとなく。ほら、この格好は楽だし。
そして、光が溢れた。何の前触れもなく。そしてあたしは地面に激突した。
ごんっ!!
「〜〜〜〜〜〜っ!!?」
あたしは頭を押さえた。
頭から脳天が痺れるような痛みが広がる。羨ましいことに、ヴァルさんはうまく着地したらしく、怪我はない。
そして、あたしは倒れた。
どすんっ!
「!??」
ワケがわからなかった。
あたしはとりあえず頭を押さえうずくまった。それ以外何をすればいいのかなんてわからないし。
「ったぁ・・・、もう何ですかぁ・・・・・。」
ちゃき・・・・・
「・・・・・・え?」
あたしの喉元に剣が突きつけられた。殺気を嫌というほど肌で感じた。
あたしに剣を突きつけたのはオッサンだった。・・・・あ、怒らないでね。お願いvv
オッサンはまだ若い方だ。しかしその彫りの深い顔のせいで四、五歳は老けて見える。
そう、彫りの深い、つまりイコールで顔が怖い。
あたしは思わず泣きたくなった。そんな人相の人に剣を突きつけられたあたしがどうすれば良いのか。逃げたかったけど、逃げれるような雰囲気ではないし・・・・・。
オッサンは野太い声で威圧感を込め、言い放った。
「テメェは何者だ?」


「テメェは何者だ?」
ガーヴの問いに文字通り空から降ってきた男は答えない。
冷や汗をかいているのが遠目でもわかる。
少々哀れだ。
「えーっと・・・何者と言われましても・・・・・。」
男の返答ももっともだった。自分が何者と言われて、そう簡単に言い返せるものはいないだろう。
「んー、しいて言うなら愛の伝道師vvとか?」
ガーヴは何も言わず剣を振り上げた。
「イヤッ!!ちょ、冗談!冗談ですってば!!怒らないで!ついでに剣を振り上げないで!!暴力はダメです!」
男は必死に尻餅をついた姿で後ずさりした。私は呆れて思わずため息を漏らした。
「何やってるんですか、あなたは。」
その言葉に彼は振り返った。



「び、び、び、び・・・・・・・。」
リュシカは呂律の回らない口を必死に開いた。
そして叫びながら、抱きつく。
「ビルドヴァース様!!」



ごいんっ!!
ぐりぐりぐり・・・・・
私は飛びついてくるリュシカを殴り、鎌の柄で頬をぐりぐりした。
「何やってるんですか、あなたは。」
ぐりぐりぐりぐり
「つ、冷たい・・・・ヴァース様・・・・、あたしは一生懸命、あなたを探していたのに・・・・・・・。」
「ほう・・・・・・?・・・・で?成果の程は?」
「えへ♪全然ダメ♪」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
すぅ・・・・
私は何も言わず大鎌を振り上げた。
「あ――――!!イヤっ!ゴメンなさい!!スンマセン!謝ります!だからそれだけは!!」
「五月蠅い」
ごすっ
私はそう言ってリュシカの頭を鎌の柄で殴った。
「ひ・・・ひひゃい・・・・・・・。」
「それで?どうしてここに?」
私がそう聞くとリュシカは頭を押さえ、起き上がった。
「はぁ・・・・、あたしとしても良くわからないんですけど・・・・・・・。」

―――それはボクが説明してあげるよ。

耳障りな甲高い少年の声が響き渡った。


あとがき
白亜:ギャグ路線?
吹雪:いや、何故疑問系?
白亜:なんとなく。
吹雪:・・・さいでっか。
白亜:リュシカとヴァースの再会。これでBの正体は完全にバレたね。
吹雪:・・・・気付いた人は何人いるんだろ・・・・。
白亜:そして俺の小隊がわかった人は何人いるんだろ・・・・。
吹雪:だーかーらー、小隊じゃなくて正体!きゃんゆーあんだぁすたん!?
白亜:・・・・・No,I cannot.
吹雪:私より発音うまく返すなぁ―――!!
白亜:・・・・・吹雪。
吹雪:ん?
白亜:怒ると小じわが増えるよ?
吹雪:・・・・・・・・殺すぞ?
白亜:それはイヤ。
吹雪:わかればよろしい。
白亜:で・・・・次、どうなるの?
吹雪:このお話のラスボス登場!意味深な会話をお楽しみください!!
白亜:・・・俺、しばらく出番ないから、ここにいていい?
吹雪:ん?いいよ。
白亜:それじゃ・・・ついでにお知らせ。吹雪が世界の果てまでで外伝を書くって。
   話は二つあるよ、好きなほうを選んでって。両方も良いって。
   一個はリュシカが主人公のシリアス。
   もう一個はヴァースとリナ達のギャグ話。
   好きなほうを選んでね。
吹雪:Breeze memoryのエピローグと同じノリでお願いします。
白亜:両方の場合、どっちが見たいか書いてね。
吹雪:しっかしお前のおかげであとがき長くなったな。
白亜:うん、俺のおかげ。すごい?
吹雪:・・・・・・では次回で。
白亜:ねえ、答えてよ、すごいんでしょ?


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26419Re:世界の果てまで\ユア・ファンティン 2003/6/30 14:41:19
記事番号26415へのコメント


ユ:前回のザフィ―ル&楽羅に、Bさん、もといヴァ−スさんが似ていると言う発言いついて補足
メ:外見・ヴァ―ス:男装の女性
     2人  :女装の男
ユ:ということです

>
>でも死神さんには教えて欲しくないなぁ・・・・

メ:僕の事嫌いですか?


>あたしに剣を突きつけたのはオッサンだった。・・・・あ、怒らないでね。お願いvv
>オッサンはまだ若い方だ。しかしその彫りの深い顔のせいで四、五歳は老けて見える。
>そう、彫りの深い、つまりイコールで顔が怖い。
>あたしは思わず泣きたくなった。そんな人相の人に剣を突きつけられたあたしがどうすれば良いのか。逃げたかったけど、逃げれるような雰囲気ではないし・・・・・。

ユ:諦めなさい
  人・・・じゃなくて、魔族って言うのは諦めが肝心


>「ビルドヴァース様!!」

ユ:やっとわかりましたね。
  これからは、ヴァ―スさんでよろしいですか?

>
>私は何も言わず大鎌を振り上げた。
>「あ――――!!イヤっ!ゴメンなさい!!スンマセン!謝ります!だからそれだけは!!」
>「五月蠅い」
>ごすっ
>私はそう言ってリュシカの頭を鎌の柄で殴った。

メ:温厚&冷静にやりましょうね

>
>―――それはボクが説明してあげるよ。

ユ:サイレスだっけ?

>白亜:それじゃ・・・ついでにお知らせ。吹雪が世界の果てまでで外伝を書くって。
>   話は二つあるよ、好きなほうを選んでって。両方も良いって。
>   一個はリュシカが主人公のシリアス。
>   もう一個はヴァースとリナ達のギャグ話。
>   好きなほうを選んでね。
>吹雪:Breeze memoryのエピローグと同じノリでお願いします。
>白亜:両方の場合、どっちが見たいか書いてね。

ユ:両方、リュ―ちゃんが主人公の方を先に
  ・・・あっ、リュ―ちゃんってのは、Rさんのことです

>吹雪:・・・・・・では次回で。

ユ;それでは

>
>

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26421了解しましたぁ!夜宵 吹雪 E-mail 2003/6/30 18:30:34
記事番号26419へのコメント

>ユ:前回のザフィ―ル&楽羅に、Bさん、もといヴァ−スさんが似ていると言う発言いついて補足
>メ:外見・ヴァ―ス:男装の女性
>     2人  :女装の男
>ユ:ということです

吹雪:だって。
B:まあ、私、一応モデルがいますからね。

>>でも死神さんには教えて欲しくないなぁ・・・・
>
>メ:僕の事嫌いですか?

R:可愛い女の子の死神ならオールオッケー。
吹雪:テメェ、最低だ。
R:あっはっはっ!何とでも言え!!(開き直り)

>>あたしに剣を突きつけたのはオッサンだった。・・・・あ、怒らないでね。お願いvv
>>オッサンはまだ若い方だ。しかしその彫りの深い顔のせいで四、五歳は老けて見える。
>>そう、彫りの深い、つまりイコールで顔が怖い。
>>あたしは思わず泣きたくなった。そんな人相の人に剣を突きつけられたあたしがどうすれば良いのか。逃げたかったけど、逃げれるような雰囲気ではないし・・・・・。
>
>ユ:諦めなさい
>  人・・・じゃなくて、魔族って言うのは諦めが肝心

R:フッ、諦めが悪くて根性無しなのがあたしの美点なのさ。
吹雪:それは美点じゃなくて・・・・。
B:醜点ですね。

>>「ビルドヴァース様!!」
>
>ユ:やっとわかりましたね。
>  これからは、ヴァ―スさんでよろしいですか?

吹雪:はい!わかりましたか?
B:ヴァースと言うのは・・・まあ、リュシカの名前を略したのと同じです。
R:ヴァース様の名前とあたしの名前を略せず呼ぶのは魔王様ぐらいですね。

>>私は何も言わず大鎌を振り上げた。
>>「あ――――!!イヤっ!ゴメンなさい!!スンマセン!謝ります!だからそれだけは!!」
>>「五月蠅い」
>>ごすっ
>>私はそう言ってリュシカの頭を鎌の柄で殴った。
>
>メ:温厚&冷静にやりましょうね

吹雪:いやぁ、こんなノリなんですよ。いっつも。
B:まったく・・・油断すればすぐナンパはする、仕事はしないんですから・・・・。

>>―――それはボクが説明してあげるよ。
>
>ユ:サイレスだっけ?

吹雪:はい、モデルがいます。
R:ゲーム。マイナーですね。ちなみにまだ未クリア。
吹雪:・・・RPGは好きだがアクションRPGは・・・・(涙)

>>白亜:それじゃ・・・ついでにお知らせ。吹雪が世界の果てまでで外伝を書くって。
>>   話は二つあるよ、好きなほうを選んでって。両方も良いって。
>>   一個はリュシカが主人公のシリアス。
>>   もう一個はヴァースとリナ達のギャグ話。
>>   好きなほうを選んでね。
>>吹雪:Breeze memoryのエピローグと同じノリでお願いします。
>>白亜:両方の場合、どっちが見たいか書いてね。
>
>ユ:両方、リュ―ちゃんが主人公の方を先に
>  ・・・あっ、リュ―ちゃんってのは、Rさんのことです

R:おっしゃあ!あたしが主人公ですね!!ステキなあだ名センクス!
白亜:ぱちぱち(口で拍手(?))
吹雪:でもBから背後から殴られるのでは・・・?
B:大丈夫です、あんなのを見せてはお目汚しでしょう?
吹雪:自信作なのに・・・・・。

>>吹雪:・・・・・・では次回で。
>
>ユ;それでは

吹雪:はい!またお会いしましょう!

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26439世界の果てまで]夜宵 吹雪 E-mail 2003/7/2 18:48:46
記事番号26388へのコメント


  ] SECOND BATTLE

ふぉんっ
そんな音と共に一人の少年が現れた。
まだ十代だろう、真っ白な雪のような透明な肌に、紅い、燃え盛る炎のような、真紅の瞳。目元には幾何学的な刺青が彫ってある。
髪は黒に近い灰色でそれを複雑に三つ編みにして、いくつかに分けている。
服はぴったりとしたもので肩には黒い金属で出来たショルダーガード、そこから黒いマントがなびく。
まるで白皙の悪魔だ。
「やあ、久ぶり・・・かな?」
「・・・・?サイレスですか?」
「ご名答。」
楽しそうに少年―――サイレスは微笑んだ。
「ギャラリーも多いからね。姿を見せてあげたんだ。感謝してよ。」
「・・・・リュシカ、彼は?」
「・・・・久ぶりにそれですか?もう少し、再会の喜びに浸らせてくれても・・・・・・。」
「必要ありません。」
リュシカは苦笑を浮かべた。
「相も変わらず、真面目な方だ・・・・・・。あたしみたいなふざけた部下の上司とは思えませんねぇ・・・・・・・。」
「良いから言いなさい。お前しか知らないことなんですよ?」
ヴァースの言葉にリュシカはまた苦笑を浮かべ、説明をし始めた。
「良くわかってません。まあ、一応あたしの事を知ってたんで、あの事件に関係していたんでしょうね。」
ヴァースは眉をひそめた。
「それで・・・実力の程は?」
「んー、思考は外見と同じく子供なんで。あたしに不意つかれて、ダメージ負わせたんで、それほどは。」
ヴァースはしばし考え込んだ。
「それでは、私はガーヴ殿と、あなたはサイレスを。」
「りょーかい。あ、でもその前に・・・・・。」
リュシカはヴァルに近寄り、白の仮面を剥ぎ取った。
するとヴァルの身体が脱力感を襲った。
「がぁ・・・・・・!!」
「おやまあ、やっぱヴァイスは負担が多かったみたいですね。」
他人事のように言うリュシカに向かって烈火のごとく睨んだ。
「テメェは・・・・一体・・・・!?」
「あたし?あたしですかぁ?いやあ、自己紹介なんて照れますねぇ。」
クスクスと笑みを浮かべる。
「あたしはただのしがない魔族の人形遣い。あちらさんとは敵になりますけど。」
言ってガーヴとサイレスを指差す。
「!?が、ガーヴ様・・・・・・!?」
動かない身体を動かし、必死に立ち上がろうとするが、力が入らない。
「何で・・・・あんたがここに・・・・・・!?」
しかしガーヴは答えない。ただ沈黙を守るだけだ。
「まあ、感動の再会は後にして・・・始めましょうか。」
「って待ちなさいよ!!」
ぐきっ
「ぐごげええぇぇ!!」
まるで鳥の首を絞めたような声がした。ついでに何かが折れた音もした。
「いきなり出てきて、あんた何!?」
「あ、何って言われても・・・・・。」
「自己紹介をきちんとしなさい!んでもって、ちゃぁあんと現状と事情を説明しなさいよ!!」
「あ・・・はい・・・。」
リュシカは首元を引っ張ったリナに逆らえず、おとなしく従った。

「えーっと名前はリュシカ。職業は一応魔族。称号は人形遣い【ドール・マスター】です。」
「人形遣い【ドール・マスター】?何それ?」
「称号ですよ。高位に近いヤツには、称号が付くんです。まあ、大した意味は無いですけど。」
「ほうほう・・・それで?なんで落ちて来たの?」
「いやあ、フィリアって名前のお嬢さんナンパしたら、お茶飲もうって事になって。んでおまけのヴァルさんと一緒に飲んでたら、あのサイレスって子に、ここに似た空間に連れてこられて・・・・・。」
「ふむふむ。」
後ろでヴァルが誰がおまけだと叫んでいたが、それはあっさりシャットアウトされる。
「んで、あと少しで逆転な時に落とされて、この通りになりました。」
「なるほど・・・・・。」
「で・・・あたし、行って良いでしょうか?」
「んー、いいわよ。あ、加勢はしないけどね。」
リュシカは苦笑を浮かべた。
「では、この前の続きですねん♪」
やけに楽しそうな声と共に、戦いの火蓋は切られた。


「おいで、ヴァイス!」
リュシカの声に応え、白い仮面を被った剣士が登場する。
白い貴公子のような格好だ。両肩に軽い素材で作られたショルダーガードにマント。腰をベルトで締め上げ、革靴を履いている。
「第二幕、共闘の円舞曲・・・かな!?」
言いながら手を振り上げ、踊るように命令する。
手にはブロードソード。それは大きく弧を描き、サイレスに襲いかかる。
「甘いよ!!」
サイレスの手に魔力の光が宿る。
「見え見え!二度も同じ手は・・・・・・って!!」
ばじゅっ
音を立て、リュシカの足元が溶けた。
「どわ!!」
「フン!人形を使うのは面白い手だ。だがな!!」
ばすっ、ばしゅっ
サイレスの手から、鞭のようなものが生まれ、リュシカ自身に襲い掛かる。
「お前自身はどうやって身を護る!?」
リュシカは息を大きく吸い―――
「こうやって!!」
しゅんっ
リュシカの指につけた糸が絡まり、太い一本の糸となる。
いや、それは糸と言うより、一本の槍といった方が適切だろう。槍状の糸は一瞬大きく広がり、盾となった。
「何っ!!」
「爪がアマいんだよ!坊や!!」
わかりやすいまでの挑発の言葉を浴びせる。
「黙れぇ!!」
ごうぅ!!
声と共に衝撃波がリュシカを襲う。
「にょわあぁぁ〜〜!?」
リュシカは見事吹き飛ばされた。


「!?」
「ふべっ!?」
吹き飛ばされたリュシカは、ヴァースにぶち当たり、そのまま床を滑った。
「うぐぐぐ・・・、何で・・・・?前より力上がってるじゃないですか!?」
無様に地面に倒れこみ、すぐさま立ち上がる。
「それは・・・本当ですか?リュシカ?」
すっくと立ち上がる上司に、リュシカは冷や汗ものだったが、構わず続けた。
「はい!前まではあたしを吹き飛ばして、あまつさえ他の人を巻き込むなんて出来ません。良くてあたしが軽く吹っ飛ばされる。けど、さっきのは明らかに力が上がっている・・・・・・。」
「・・・・・誰かに力を与えてもらったのですかね?」
その言葉にガーヴは嘲笑にも似た笑みを浮かべた。
「そうなるな・・・、まあ、オレもその口だがな。」
「なるほど・・・、それで蘇った、と言った所ですか。リナさんが驚くのも無理は無いですね・・・・・。」
ちゃきっ
また鎌を構える。
「貴方ほどの魔族を従えるのですから・・・・・・。」
言ったヴァースの口調は、やや緊張を帯びていた。


あとがき
吹雪:まず最初に謝りましょう。すんません。
白亜:やっと謝ってくれるんだね。いいよ、怒ってないから顔を上げて。
吹雪:・・・・・・・・いや、君に謝ってるのではないのだが。
白亜:そう、俺はてっきり、俺が吹雪の極秘設定を見たことを謝るのかと・・・・・。
吹雪:・・・・・ってその場合お前が謝るんだろ!!
白亜:そうなの?
吹雪:そうなの!ああもう!なんで謝ってるのか、それは・・・・・
白亜:最近体重が増えたから。
吹雪:・・・・あとで体育館裏へ来い。
白亜:え?カツアゲ?恐喝?俺、そんな事されるの始めてだなぁ。
吹雪:・・・・えー(無視)段々、詩のネタがなくなってきたので、詩はある時とないときが増えると思います。
白亜:ある時ってどんな時?
吹雪:物語の核心に迫ってる時とか。重要なところ。
白亜:ふーん。そういえば、前回の募集したリュシカな主人公小説は?
吹雪:むぅ・・・・なんかシリアスじゃなくって、ダークになりそう・・・・。
白亜:早めに描こうね。
吹雪:「描こう」じゃなくて「書こう」だ
白亜:・・・・・あれ?
吹雪:・・・誰かコイツに漢字を教えてください。それでは!


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26450Re:世界の果てまで]ユア・ファンティン 2003/7/3 22:56:27
記事番号26439へのコメント


>まるで白皙の悪魔だ。

栄:この表現は、普通女性に使う表現のはずだが?
ユ:どうも、こいつ、私の他の人格の最長老・栄(さかえ)です。
  夜宵さんのリクエストのギャグの方に初登場します

>他人事のように言うリュシカに向かって烈火のごとく睨んだ。

ユ:とうぜんですね

>「人形遣い【ドール・マスター】?何それ?」
>「称号ですよ。高位に近いヤツには、称号が付くんです。まあ、大した意味は無いですけど。」

栄:すれいやあずとやらでいう、神官か将軍みたいなものか?


>
>
>手にはブロードソード。それは大きく弧を描き、サイレスに襲いかかる。

栄:ブロ−ドソ―ド・・・ある時代の剣のパタ−ン
           意味は『幅広の剣』。
           ただ、その時代の剣自体細身の物が多く、他の時代に比べれば、
           やや、細身。
           刃渡り    120センチ
>
>
>あとがき
>吹雪:まず最初に謝りましょう。すんません。
>白亜:やっと謝ってくれるんだね。いいよ、怒ってないから顔を上げて。
>吹雪:・・・・・・・・いや、君に謝ってるのではないのだが。
>白亜:そう、俺はてっきり、俺が吹雪の極秘設定を見たことを謝るのかと・・・・・。
>吹雪:・・・・・ってその場合お前が謝るんだろ!!
>白亜:そうなの?
>吹雪:そうなの!ああもう!なんで謝ってるのか、それは・・・・・
>白亜:最近体重が増えたから。
>吹雪:・・・・あとで体育館裏へ来い。
>白亜:え?カツアゲ?恐喝?俺、そんな事されるの始めてだなぁ。

栄:ナイス・コンビ☆

>吹雪:・・・・えー(無視)段々、詩のネタがなくなってきたので、詩はある時とないときが増えると思います。
>白亜:ある時ってどんな時?
>吹雪:物語の核心に迫ってる時とか。重要なところ。

ユ:うみゅ

>吹雪:・・・誰かコイツに漢字を教えてください。それでは!

ユ:全体に短くてすみません
栄:明日に、風華とやらを入れるそうだ
ユ:そんで、緋雷が登場するので必見です
  それでは


>
>

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26453白亜に一般常識を教えてください(切実に)夜宵 吹雪 E-mail 2003/7/4 15:02:48
記事番号26450へのコメント

>>まるで白皙の悪魔だ。
>
>栄:この表現は、普通女性に使う表現のはずだが?

白亜:白繋がりで俺が説明すると・・・、白皙の悪魔は吹雪が読んだ小説の中のサイレスのモデルの描写なんだ
   ・・・・子供だから、男だけどまあ、いいかって。

>ユ:どうも、こいつ、私の他の人格の最長老・栄(さかえ)です。
>  夜宵さんのリクエストのギャグの方に初登場します

吹雪:わーい、嬉しいなvv
R:よろしくお願いしますね♪

>>他人事のように言うリュシカに向かって烈火のごとく睨んだ。
>
>ユ:とうぜんですね

R:んー・・・ヴァイスは素早さが売りなんですよ。ロゼほど速くないですけど、力は強いので、負担大きいんですよね。
吹雪:いつか刺されるぞ、お前。
R:その時はその時って事で。

>>「人形遣い【ドール・マスター】?何それ?」
>>「称号ですよ。高位に近いヤツには、称号が付くんです。まあ、大した意味は無いですけど。」
>
>栄:すれいやあずとやらでいう、神官か将軍みたいなものか?

B:そんなものです。
R:種類が多いだけで大した意味は無いです。
B:魔王様に名付けられたり、上司から名付けられたり、もしくはいつの間にか呼ばれたり、自分で名乗ったりですね。
R:だから二つ名ってのがあっても変じゃないんですよ。格を言うあたしもそうですし。

>>手にはブロードソード。それは大きく弧を描き、サイレスに襲いかかる。
>
>栄:ブロ−ドソ―ド・・・ある時代の剣のパタ−ン
>           意味は『幅広の剣』。
>           ただ、その時代の剣自体細身の物が多く、他の時代に比べれば、
>           やや、細身。
>           刃渡り    120センチ

吹雪:武器図鑑が欲しい!!
B:貴方・・・本当に好きですね。
吹雪:武器は剣!ダメなら槍!これぞ王道だ!

>>あとがき
>>吹雪:まず最初に謝りましょう。すんません。
>>白亜:やっと謝ってくれるんだね。いいよ、怒ってないから顔を上げて。
>>吹雪:・・・・・・・・いや、君に謝ってるのではないのだが。
>>白亜:そう、俺はてっきり、俺が吹雪の極秘設定を見たことを謝るのかと・・・・・。
>>吹雪:・・・・・ってその場合お前が謝るんだろ!!
>>白亜:そうなの?
>>吹雪:そうなの!ああもう!なんで謝ってるのか、それは・・・・・
>>白亜:最近体重が増えたから。
>>吹雪:・・・・あとで体育館裏へ来い。
>>白亜:え?カツアゲ?恐喝?俺、そんな事されるの始めてだなぁ。
>
>栄:ナイス・コンビ☆

白亜:わーい、誉められた。
吹雪:・・・だったら少しは嬉しそうな顔を・・・。
白亜:・・・俺、無表情だもん。

>>吹雪:・・・・えー(無視)段々、詩のネタがなくなってきたので、詩はある時とないときが増えると思います。
>>白亜:ある時ってどんな時?
>>吹雪:物語の核心に迫ってる時とか。重要なところ。
>
>ユ:うみゅ

吹雪:いくつか書き溜めてます。

>>吹雪:・・・誰かコイツに漢字を教えてください。それでは!
>
>ユ:全体に短くてすみません
>栄:明日に、風華とやらを入れるそうだ
>ユ:そんで、緋雷が登場するので必見です
>  それでは

吹雪:いえいえ、気にしてません。
白亜:あ、俺の好き嫌い書くからよろしくねー。
吹雪:それでは!!

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26454世界の果てまで]T夜宵 吹雪 E-mail 2003/7/4 19:10:19
記事番号26388へのコメント


始まりは何だったのだろう

運命の歯車が動き始めたのは何時だったのだろう

永遠とも言える時の流れは、答えない
ただ、ひたすらに時を刻む

それでも、始まっていた
終わりを探して、静かに

終焉は在るのだろうか――――


 ]T 白銀の終焉

―――何の前触れもなく、世界は震撼した。
ゆらり、と陽炎のように空間が揺れる。

―――来る

何が来るのかはわからない。だが、サイレスとガーヴは慣れた様子で空間の歪みを、じっと見据えていた。
そしてそれは姿を見せた。

ぱあああぁぁぁぁっ

巨大な光の球。
普通ならそう即答するだろう。
しかし、違う。そんなんじゃない。そんな生易しい代物ではない。光から放たれる、逆らいがたい強大で、威圧感に溢れた波動。
息が詰まる。喉が渇く。
そして、リュシカは主を見た。

ヴァースは、震えていた。
冷静を保っているが間違いなく、それは――――

畏れている――――

――――信じられなかった。
一瞬、幻惑でも見てるんじゃないかと思った。
馬鹿な、と。
唇をかんだ。出るはずも無い血が流れるほどに。
有り得ない事実が目の前にあった。
数えるのも馬鹿らしいくらいの時の流れを共にした、この方が怯えている。
―――そう、怯えている。
感情を表立って出さないこの方が――――
冷酷さは、白き地の魔族の間で一、二を争う我が主人が――――
怯えていると言うのか?この方が―――
有り得ない、決して、絶対に。
「・・・・・・何者ですか、あんた?」
声は絞り出すような、掠れた声だった。情けない事に、自分も恐怖している。彼の存在に。
言葉を紡ぐたびに身も心も、砕けて壊れそうだった。
純粋な恐怖、身体がみしみし言う。プレッシャーに負けそうな身体が悲鳴を上げる。
心臓がわしづかみにされた気分とは、この空気を言うのだろう。
そして、それはゆっくりと『人』の姿となった。波動の、力の質は変わらない。


息を呑んだ。
もし人間なら数秒は呼吸は出来なかったに違いない。
――――美しかった。
まるで女神だ。この世に存在する美をかき集め、それが人の姿になったようだった。
銀の月のような優しげな輝きを放つ、艶やかな髪。
どこか魔的で妖しい、真紅の瞳。
服はまるで神官服のようで、その細い腕に二本の月と太陽を象った杖にもたれ、常に宙を浮いていた。
「運命、必然、化物、邪神、魔王、魔神、悪魔、時間、虚無、永遠、終焉・・・・、好きなように呼んで。」
踊るように、微笑を浮かべ言う。
美しいとも思えるその仕草で。
銀髪をなびかせ、優雅に笑う。
「・・・・・・・・・・・。」
「うふふ、怯えなくてもいいのよ。」
「!?」
驚き、距離をとった。
当然だ、彼女の顔が逆さで、数センチの距離で近付いたのだ。彼女はリュシカの反応が気に入ったのか、悪戯っぽい笑みを浮かべた。
「あはははっ、素直な反応っ!素敵ねっ。」
くるり、と空中で一回転し、とんっ、とあるはずのない空中を踏みしめる。
「あたしの名は白銀の終焉、シルヴァタイト。
 過去であり、未来である交差した時の番人。」
やけに楽しそうにその艶かしい唇から言葉を紡ぐ。
「・・・・・あなたとは争いは望まない。けれど貴方達の生まれた地を襲ったのはあたしである事は事実。」
抑揚の無い声で、冷たく言い放つ。
シルヴァタイトは続ける。
「あたしは力が必要、そして求めているのは貴方達よ。力を貸して。」
―――しばらく、ヴァースは黙り込み、やがてため息を吐いた。
そして、キッパリと言う効果音がつくほどに強く言った。

「――――お断りします。」

「―――っ!」
「・・・何故?」
露骨に顔をゆがめるサイレスと違い、シルヴァタイトは落ち着いて聞いた。
「私は、理由があろうとなかろうと、貴方は私達の身に危害を加えた。その事実を否定できる根拠が無い。そんな方に力を貸すなんて事、想像もしたくありません。」
「・・・・・・そう、なら理由を言えば力を貸してくれるの?」
シルヴァタイトの言葉にヴァースは首を横に振った。
「・・・・・・・そう。」
残念そうに顔を伏せる。
そしてゆっくりと顔を上げる。
「なら用は無いわ。帰りましょう。」
「そんな!ママ!!」
シルヴァタイトの言葉に真っ先に反応したのはサイレスだった。ヴァースやリュシカ、そしてまったく関係の無いリナとガウリイとヴァルも呆然としている。
「あいつらは、ボクの友達を傷つけたんだ!なのに――――」
・・・・すっ
シルヴァタイトの白い手がサイレスの頬に触れた。
「・・・それはあたしのせい。彼らのせいではないの。」
シルヴァタイトは微笑んでいた。
何処か寂しげに、何処か悲しげに―――
「憎むのならあたしを、・・・・・ねっ」
まるで駄々っ子をあやすような物言いだ。サイレスはうつむきやがて素直に、シルヴァタイトの言葉に従った。
「・・・・わかったよ、ママ。」
「・・・・いい子ね。」
ふわりっ
シルヴァタイトは優しくサイレスの頭をなで、こちらへ振り返った。
「力を貸してくれないのなら、せめて・・・・・・・。」
シルヴァタイトは何か言おうとして、やがて言葉を喉の奥に押しとどめた。
「・・・・・いえ、やめておきましょう。」
ふわっ
「では・・・御機嫌よう、白き地の・・・魔を司る者・・・・・。」
ゆっくりと、サイレスとガーヴを白い光の粒子が包み、シルヴァタイトと二人はやがて銀の砂のようになり、消えた。

そして、沈黙だけがそこに残った。



ごぽり
気泡がまた一つ浮き出た。
ここはどこだ・・・?
彼は目が覚めると自答した。そこは見たことのない部屋だった。
淡い光が部屋全体を照らしているらしく、薄暗い。
「あら・・・?目が覚めたの?」
女、しかもまだ成熟の段階に入る頃合の少女の声がした。
―――そこでようやく自分の置かれた情況が把握できた。
クリスタルの巨大な水槽の中に自分はいた。しかし不思議と息苦しさは感じない。
―――誰だ・・・、あんた?
水槽の中にいるというのに彼は言った。泡が吹き出たのが良くわかる。
「あなたは今日から私の『仲間』よ、よろしくね。」
にっこりと笑みを浮かべ少女は答えた。あどけない、純粋そうな瞳がチラリと見えた。
―――・・・ここはどこだ・・・?オレは・・・・・?
「覚えてないの?」
心の底から心配しているように、クリスタルの壁越しに少女は近付いた。
―――・・・・・・いや・・・・、そうじゃない。そうじゃないんだ。
「じゃあ何?」
―――オレはここにいるはずがない存在だ。
「だから?」
彼は少女の返答にじれったくなった。
―――オレはっ・・・・・!!
絞り出すような声で言う。闇の中に彼の苦悩が入り混じった声が良く響いた。
ごぽり
彼の苦しんだ声と共にまた気泡が生まれた。



あとがき
吹雪:ああ・・・出したぞ!こんちくしょう!
白亜:・・・このシルヴァなんとかって言う人?
吹雪:・・・・・・お前の脳神経はガウリイレベルか?
白亜:知らない。ナマで見たことないもん、神経細胞なんて。
吹雪:・・・いやー、私も見たことないけど。
白亜:・・・・ふーん。
吹雪:と、とにかく!このシルヴァタイトがこの話のラスボス的存在となります!!
白亜:ド○クエでいう魔王、○F7ならセフィ○スだね。
吹雪:・・・・伏字の意味無いな。
白亜:ちなみに吹雪は○Fは7がお気に入り。ド○クエは5の結婚する時になって、データがなくなった苦い思い出があるんだよ。
吹雪:ううっ、言うなあああぁぁぁ!!
白亜:・・・・えっと、今はガーヴだけだけど、まだ出すキャラはイッパイいるよ。
吹雪:○○○とか●●●●とかね。
白亜:わかった人はすごい。
吹雪:オリジナルも何人か・・・・・。
白亜:でもテスト中だから少し遅くなるかも。
吹雪:・・・・・・あい、リュシカ主人公の小説は今しばらくお待ちください。
白亜:じゃあ、次回でね。