◆−七百七歩の凡才〜旅行のお土産代わりのつもり〜−オロシ・ハイドラント (2003/7/1 17:41:51) No.26429
26429 | 七百七歩の凡才〜旅行のお土産代わりのつもり〜 | オロシ・ハイドラント | 2003/7/1 17:41:51 |
これは詩です。 二泊三日の「飛騨高山」への旅行の、お土産代わり(になってないだろうなあ)にと、詩です。 それでは、拙い詩ですが…… 異邦の地の街の明かり 優しく掴んで僕を放さない まるでか弱き子猫の眼 涙の先には消えゆく命 (街の明かりを眺めつつ、ふと思う) 天空大陸 逆さの雲の世界 黄昏の火に紅く燃えて この荒れ果てた大地のよう (夕暮れの空を見詰めつつ、ふと思い出す戦争) 荒れ果てた海 誰からも忘れ去られて ただ雨だけを享受する まるでこの弱き僕に似た (雨の中、海を見詰めつつ、ふと我が身と重ねてしまう←なぜに海?) 思い描いた輝きなどなく 儚く終わった今日の旅よ 人は闇へと落ちてゆく 幸せを背に落ちてゆく 短く終わった今日の旅よ (あまりの旅行の充実感のなさに、ふと生まれ出た詩←待て) それでは、今年もよろしくお願いします(季節外れ)。 |