◆−くらげぱぱの2人の天使−彩風 (2003/9/5 19:15:12) No.26889


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26889くらげぱぱの2人の天使彩風 E-mail URL2003/9/5 19:15:12


***初めまして!彩風といいます!!!みなさんのガウリナ小説を見て,自分も挑戦してみようと思い,投稿してみましたvv超駄文ですが,お暇なときにでも読んでやってくださいませ。このやつは、かなり親ばか&リナばかなガウリイです。甘めかな。。。***




***************







「ぱぱぁ」

「何だ?ミリア」

「ぱぱってくやげなのぉ?」

「くやげ??」









なんだ?それは…ンなものあったかな。う〜ん。

今オレの脳みそはフル回転中。







ミリアはオレとリナの娘。今年でもう3歳になる。
最近は色々な言葉を覚えてきて,リナに似てかなりのおてんば姫だ。
それにオレは最近リナに、「あんた、ミリアに脳みその中身もう追いぬかれるんじゃない?」なんて言われている。



おいおい。ミリアは3歳児だぞ??
オレの脳みそは3歳児以下ってことかよ。



まあ、よくリナは『あんたはスライムと知恵比べをしてタメをはれるほどの脳みそだわ!!』なんて言って,スライムやらくらげやらとオレを比べて言ってるけど。



いや、ミリアは確かに天才だと思うけどな。歩き出すのも人より早かったし、言葉はすぐ覚えるし魔法だって覚えがいい。
オレには脳みその中身にてないかもな。





で、でもオレはれっきとした大人だぞ!!!!!!
あんまりみんな揃ってオレをいぢめるなよな…(泣)
結構悲しいモンがある。






「ねっ!!!ぱぁぁ〜〜ぱっ!!??きいてゆの??」

「ああ、すまんすまん。」

「だからね、ままがね、ぱぱはくやげなのよっていってたのぉ!!」




…………………………。




――あぁ〜なるほどな。“くらげ”か。
くらげって言いたかったのか。
まったくリナのやつ。
オレがいくらくらげ頭だからって、娘にまで言わせるなよなぁ。
リナがオレの事くらげだなんだって言うのにはもう慣れたけど,さすがに娘に言われるのはなぁ。





あぁ……オレって一体…(泣)










「あれ、どったのガウリイ?元気ないわね。」
どうやらオレは落ちこんだ表情をしていたらしい。
リナは洗濯物を干し終えて、ふぅと一息つくとソファに腰掛けた。





「リナ,お前ミリアにオレの事くらげだとか入れ知恵しただろ。」

「え?あぁ。だって本当の事じゃない♪」

「おまえなぁ…」


「でもミリア、あんたの脳みそに似なくて本当によかったわvvあたしに似て天才だしvvねっ、ミリア♪」

「ぱぱはくやげ♪くやげ♪」
そういってやたらと嬉しそうに笑顔で跳ねながら言う。







ううう、か、かわいい……




俺に似た金髪で、ところどころ気ままに跳ねている髪。
リナと同じ意思の強そうな紅く大きな瞳。
満面の笑みを浮かべて楽しそうにはしゃぐ、この小さな……オレの娘。



あぁ…オレの目の前にいるこのコはまさに天使だ!!
こんな可愛い娘を天使といわずして他になんという!?



今オレは娘にくらげだって馬鹿に(?)されているっていうのに、
そんな事はどうでもよくなってしまうほど,可愛い。





もうくらげだってスライムだってなんだっていい!!
何とでも言ってくれ!!!天使!!!!!!!!!!




………………………



これが親ばかというのか。








「あんた、さっきまでは落ちこんでたと想ったら、今度はとろけそ〜〜な幸せそうなかおしてるし。よくわかンないわね。まったく。」



「リナ〜vv」



「うっ…!何よ、そ、その子犬のような目は…」
オレはリナがこの目には弱い事を知っている。



「リナ♪幸せだなっ♪」



「はへぇ???」




きょとんとした顔でリナがオレを見つめる。
ほんのり紅くなる頬―――ふっくらとした唇―――――
こ、この表情に、オレは弱い……。





こっちも天使だああああああ!!!!!!




たまらなくなってオレはリナに口付けをした。





なんだってこんなにかわいいんだ。
おれはこんなにかわいい天使2人も……vv







「――――!!ちょっとガウリイ!!な、何いきなしこんなことしてくんのよ!!」
ますます紅くなっていくリナを見ると、もうかわいくて、オレの事をばかにしてたことなんか忘れた!!!




「あーーずるぅいまま!!ぱぱぁ〜みりあにもちゅぅしてぇ!!」

「ミ、ミリアっ!(/////////////////)」



「はいはいわかったよ♪この小さな天使にもな♪」



ちゅっ



ミリアの柔らかい頬にそっと口付けた。




にぱぁvv




ミリアがまたオレに天使のほほ笑みを見せた。



オレって…幸せだな。
大好きなリナとミリアの2人の天使が側にいるんだからな♪


「ガウリイ、顔とろけそうよ」

「まぁな♪」

「なんだかなぁ〜。変なのっ」



こうやって2人の天使とほのぼのと過ごすのがオレにとっての最高の幸せだな。





この小さな天使も



いずれは強くて―― 人一倍笑顔の似合う




リナのような



まっすぐ自分に正直に生きる人になるんだろうな。




その時が楽しみだな。




な、リナ……vv









***END***



***あああ恥ずかしい!!自分で読んでもかなり恥ずかしい!!こんな駄文投稿してしまってすみません(泣)*