◆−×××−まりあ (2003/9/20 01:24:02) No.27012 ┣七、似た者同士−まりあ (2003/9/20 02:13:36) No.27013 ┃┗Re:七、似た者同士−かぼちゃ (2003/9/20 19:04:01) No.27017 ┃ ┗Re:七、似た者同士−まりあ (2003/9/25 01:40:31) No.27087 ┣八、桜の見守る中−まりあ (2003/9/26 18:46:47) No.27116 ┃┣Re:八、桜の見守る中−雫 (2003/9/26 19:48:53) No.27120 ┃┃┗Re:八、桜の見守る中−まりあ (2003/9/26 20:23:30) No.27124 ┃┗Re:八、桜の見守る中−○かほ○ (2003/9/26 20:17:31) No.27122 ┃ ┗Re:八、桜の見守る中−まりあ (2003/9/26 20:39:34) No.27125 ┗九、これがあたしの選ぶ道!−まりあ (2003/9/26 22:52:35) No.27130 ┣Re:九、これがあたしの選ぶ道!−青月 彼方 (2003/9/27 18:47:21) No.27139 ┣Re:九、これがあたしの選ぶ道!−かぼちゃ (2003/9/27 18:54:11) No.27140 ┣Re:九、これがあたしの選ぶ道!−雫 (2003/9/27 21:03:29) No.27143 ┗Re:九、これがあたしの選ぶ道!−瑠魅那 (2003/10/1 15:32:13) NEW No.27205
27012 | ××× | まりあ | 2003/9/20 01:24:02 |
ま)お久しぶりです。皆さん覚えてくださってるでしょうか? 冥)う〜ん・・・・・。覚えてる人は覚えてくれてんじゃない? っていうかこんなにあけてどうしたのさ。お母様、怒ってたよ? 自分の出番が来ないって。 ま)えぇぇェェェェェェぇええええ!? うわ、どうしよう! エル様の出番はずいぶん先の予定なのにっ。先に出しちゃおうかなぁ・・・・・・けどそれだと話に支障が・・・。 冥)おーい。話し進めなくていいのー? ま)エル様のお仕置き食らうのは嫌だしなぁ。う〜ん・・・・・・。 冥)・・・・・勝手に進めるか。えーと、確か今日は今までのあらすじやって、まりあが書いた詩を書いて、いったん終わると。ふぅーん、進まないんだ。ま、別にどうでも良いけどさ。それじゃ、まず前回までのあらすじを説明するよ。 前回までのあらすじ 僕――――――――冥王フィブリゾ。僕はリナ=インバースとゼロスの奴を使って面白いことを思いついたんだ。今はまだ秘密だけどね。 僕の計画の手始めとして、まずゼロスの奴を呼んで、リナ=インバースに何かしかけることをさりげなく教えた。そうして、ゼロスを留守番に残して空間移動したら、計画通り。ゼロスは僕の後をつけてきたんだ。僕が気付いてないとでも思ってるのかな? 馬鹿だよねぇ。僕が気付いてないわけないのにさ。 その後、僕はフィリアとかいう竜のところへ行った。彼女にゼロスの足止めをしてもらおうと思って行っただけだったんだけど、そこで面白い事を聞いてね。これもまだ秘密なんだけど・・・・・・・・・・・・僕の考えたゲームがよりいっそう面白くなるような内容だった、とだけ言っておこうか。 ゼロスの奴も予想通り足止めを食らってるみたいだし、あの竜も案外役に立つね。僕のことを知らなかったみたいだけど。ヴァルガーブとかいう奴が説明してるし。 そんななか、僕は見知った気配を微かに感じた。この気配、あのルナ=インバースか―――――? 冥)次は詩だね。まりあの詩なんかを読みたいって人がいるのかは知らないけど、一応、ね。 題名「夏になって」 この世界で、この場所で、僕は無力。 愛しくて、切ないのに、求めるのは滅び。 愛なんて、知っちゃいけない。恋なんて、関わっちゃいけない。 君はただの僕の部下。相談なんて、誰にも出来やしない。 そういう風に出来ているから。愛とは無縁な僕だから。 君はただの僕の部下。 血のように赤い髪。恋してはいけない。 君は僕のたった一人の部下。本当にただそれだけ。 恋の駆け引きなんて、僕達には関係ないから。 夏になって。 恋なんか出来ない僕。一人で海に行った。 かき氷の甘い香りが、君を思い出させた。 夏になって。 恋なんか出来ない僕。一人で花火を見に行った。 打ち上げ花火が、君を思い出させた。 夏になって。 君はもういない。混沌に帰ったから。 恋とは僕にとって、無縁なもの。 永遠に知ってはならない知識。 夏になって。 恋なんか出来ない僕。一人で海に行った。 引いては寄せる波が、気まぐれな君を思い出させた。 夏になって。 恋なんか出来ない僕。一人で祭りに行った。 歩いていると、君が隣にいないことが不自然に思えた。 君はもう居ない。混沌に帰ったから。 いくら夏が訪れようと――――――― 冥)・・・・・・・・。 ま)あ、そうだっ! 後書きにエル様を出して差し上げたらどうでしょう? いいかもしれませんっ。どう思います? フィブ。 冥)・・・・・・・。 ま)あの、フィブ? ・・・・・・・あ。詩を読んだんですね。どうです? 読者の皆様にはわからないところだらけでしょうが、フィブは何について書いてるのかわかりますよね。何しろフィブの心を表した詩ですし。 冥)・・・・・・僕帰る。 ま)え、フィブ!? ってもう居ませんし。空間渡ったんですかね。あ、読者の皆様に説明いたしますと、詩の内容はさっき言ったとおりフィブについてです。僕=フィブで、君=フィブの部下です。フィブの部下は本編の話題にも出てくる予定ですが、名前を決めていません。よって、名前を募集させてもらいます。どんな名前でも良いですけど、グラウみたいな安直なネーミングセンスは出来れば避けてほしいです。それでは、何やら向こうに殺気だったエル様が見えますので、ここで終わらせてもらいます。次回お楽しみに☆ |
27013 | 七、似た者同士 | まりあ | 2003/9/20 02:13:36 |
記事番号27012へのコメント アストラルサイドをわたってリナのところへ行く。これがフィブリゾの当初の予定だった。だが・・・・・・・。 フィブリゾは、サイラーグに見知った気配を感じ、そこに降り立った。 いる。気配を、わざと出している。 「ご本人みずからの登場とは、君もひまだね。それで? 今回は何のようさ、ルナ=インバース」 フィブリゾの声に答えるように、近くの木の陰からルナ=インバースが現れる。 フィブリゾは、心の中で苦笑した。 何の用、だって? ばかばかしい質問だ。 彼女がなぜここに居るのか、自分はわかっているというのに! 「今、私と戦うか戦わないか。それだけよ」 ルナは僕を鋭い視線で見下ろしながら言った。 やはり、あれが気になるか。 「君の妹を利用させてもらうよ」 フィブリゾは言った。が、ルナは反応しない。 おそらく、この女はわかっている。自分のこれからの計画を。 「君の妹が自分から望んだ場合、君は手を出さないよね?」 これは、疑問ではなく確認だ。 フィブリゾの言葉に、ルナはふぅっとため息をつく。 「あの子は・・・・馬鹿だから。たぶんあなたの計画通りに行くわよ。最初のほうは」 何かを含んだような言い方をするルナ。 上手く行くのは最初だけだ・・・・・・そう言いたいのだろう。 ルナは背中を向け、空間を渡ろうとし・・・何かを思い出したように、こちらを向く。 「気が向いたら、レイによろしく伝えて頂戴。・・・・それじゃ」 それだけ言って、ルナは帰っていった。 気が向いたら、ね。・・・ルナ=インバース、君も馬鹿だよ。 フィブリゾは心の中であざ笑った。 僕が伝えるわけないじゃないか。 わかっていて、それでいて、言ったんだろう? はっ、未練たらしいったらありゃしない。 ――――本当に、未練たらしい。ルナも、自分も―――― フィブリゾは、アストラルを渡った。 今度こそ、リナ=インバースのところへ向かって―――。 まだ、ゲームは始まったばかり。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ま)ということで、「七、似た者同士」でした。ちなみに似た者同士ってのは、ルナとフィブのことです。って当たり前ですね。今回この二人しか出てませんから。 冥)・・・・・・・・・で、エル様は? ま)やっぱり、諦めてもらうしかないと思いました。 冥)それはつまり、死ぬ覚悟が出来た、と? ま)いえいえいえいえ。物分りの良いエル様でしたら、わかってもらえると思いました次第です。はい。 冥)とか言いつつ、だくだく汗流してるし。 ま)フィブぅ〜。一緒に謝ってください〜。 冥)それじゃ、次回お楽しみに☆ ま)無視しないでください〜。しくしくしくしく。 |
27017 | Re:七、似た者同士 | かぼちゃ | 2003/9/20 19:04:01 |
記事番号27013へのコメント こんにちは!かぼちゃです。 こちらの話、初回から読ませていただいてます。 何やらルナさん意味有り気な御様子で・・・。 これから何が起こるかさっぱり読めません。 続きが気になります。 詩の方も感傷的で泣けました。 ストーリーが明らかになってない分、わからないところもありましたが それ故、この先の展開が気になって仕方ありません。 はぁ・・・。私もこれ位、文が書けると良いのですが・・・(汗)。 これからも楽しみにしています! 頑張ってください! |
27087 | Re:七、似た者同士 | まりあ | 2003/9/25 01:40:31 |
記事番号27017へのコメント >こんにちは!かぼちゃです。 こんにちわぁ。 >こちらの話、初回から読ませていただいてます。 ありがとうございます。 >何やらルナさん意味有り気な御様子で・・・。 >これから何が起こるかさっぱり読めません。 ルナは少し経ってからまた出てくる予定です。 >続きが気になります。 >詩の方も感傷的で泣けました。 そうですか。ありがとうございます。 >ストーリーが明らかになってない分、わからないところもありましたが >それ故、この先の展開が気になって仕方ありません。 なんとゆうか、嬉しくて顔がにやけてしまいます☆ >はぁ・・・。私もこれ位、文が書けると良いのですが・・・(汗)。 >これからも楽しみにしています! >頑張ってください! はい。がんばらせていただきます。 |
27116 | 八、桜の見守る中 | まりあ | 2003/9/26 18:46:47 |
記事番号27012へのコメント 桜が立ち並ぶ街道をリナは歩いていた。 今日で丁度一年、か・・・。 一年前、リナはガウリイに告白された。 「俺と結婚しないか。俺なら、子供だって作れるし・・・」 珍しく、高級レストランに行き、ルビーの付いた指輪を差し出してきて言った。ああ、ガウリイにしてはムードというものを考えているな、と思った。 けど・・・・・・・・それだけ。 パぁんっ! 頬をたたいた感触、まだ覚えてる。 「あたしのっ、あたしの思いを知ってるくせに! そんな、弱みに付け込むような・・・・・・・人を見下すのも好い加減にしなさいよっ!」 そのまま、逃げるようにガウリイとの旅も止めちゃったんだっけ。 リナは、手に持っていた紙をびりびりと破いて捨てた。 紙は桜の花びらと共に、空を舞う。 この紙は――――招待状。ゼルとアメリア、ガウリイとシルフィールの共同結婚式が今日開かれる。 あれから、丁度一年の今日やるだなんて・・・。 皮肉も良いところだ。 リナは自嘲気味にふっと笑って、足を止める。 何秒経っただろう。 リナの前方に、人が現れた。 リナからは、桜の花びらで見えないが――――リナにはそれが誰なのか予想がついた。 「冥王フィブリゾ・・・」 ぽつり、と彼を見ながら言う。 おもむろに、風が止んだ。 当然、桜吹雪も止む。 そしてそこには・・・予想通りの人物がいた。 「よくわかったね。僕が来た、ってことが・・・」 「そりゃあ、わかるわよ」 フィブリゾが一歩、また一歩と、少しずつ近づいてくる。 それに対してリナはつったったまま。 「忠告されたもの」 「へぇ?」 フィブリゾは驚いたような顔をし、足を止める。 「以外とまめなんだね・・・・・・・・。スィフィードは」 昨日――――――――姉ちゃんがあたしの前にあらわれた。 ――リナ。あなた、近々冥王フィブリゾと会うことになるわ。あなたを殺すようなことはしないでしょうけど・・・・・・・。後悔のないようにしなさい――――― 最後のセリフの意味はわからなっかたのだが、姉ちゃんがあまりにも悲しそうに言うから聞きそびれてしまった。 「何の用よ。冥王御本人が登場するぐらいだから、よっぽどの用件かしら?」 フィブリゾが、くすり、と笑い、次の瞬間――――彼の姿が目の前にあった。 空間を渡った・・・・・! フィブリゾがリナの顔をじろじろと眺めて、ふぅん、と軽く言うと、少しリナから離れた。 「何を・・・」 「単刀直入に聞くけど」 リナの言葉をさえぎって、フィブリゾが強い口調で言う。 表情に、笑みは無い。 「魔族に―――僕の部下になる気はないかい? リナ=インバース」 ――――後悔のないようにしなさい―――――― 姉ちゃんが悲しそうに言った言葉の意味。それがあたしにはわかった。 だからといって、どうすれば・・・。 しん、と静まり返った街道で、リナは呆然と立ち尽くしていた――――。 時が経つのは、あまりにもはや過ぎて・・・。 止まってくれと、何度も願った。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ま)「八、桜の見守る中」でした。リナ初登場です。 冥)物語の主要人物でしょ? 出てくるの遅くない? ま)そうですか? ま、いいじゃないですか。そんなことどうでも。 冥)・・・・・・・僕、近頃君の性格がわかってきた気がする。 ま)お褒めに預かり光栄です。 冥)誉めてないんだけど、言っても無駄だろうね。それじゃ、次回お楽しみに☆ ま)むぅ。フィブのノリが悪いです・・・・・・・。 |
27120 | Re:八、桜の見守る中 | 雫 | 2003/9/26 19:48:53 |
記事番号27116へのコメント お久しぶりです。まりあ様。雫です。 フィブがカッコいいです。惚れました(おい)。 でもリナ・インバースを魔族に引き込もうとは彼も何を考えているのか全く解りません。それが彼らしくて最高なのですが・・・。 フィブの活躍、見守っています! まりあ様これからも頑張って下さいね。短いのですがそれでは・・・。 |
27124 | Re:八、桜の見守る中 | まりあ | 2003/9/26 20:23:30 |
記事番号27120へのコメント > お久しぶりです。まりあ様。雫です。 久しぶりです。 > フィブがカッコいいです。惚れました(おい)。 ですよねぇぇv カッコよすぎですvvv > でもリナ・インバースを魔族に引き込もうとは彼も何を考えているのか全く解りません。それが彼らしくて最高なのですが・・・。 ちょっとしたことを企んでいるのですよ。 > フィブの活躍、見守っています! > まりあ様これからも頑張って下さいね。短いのですがそれでは・・・。 ありがとうございます。今後も頑張りますので、見てくださいね。 |
27122 | Re:八、桜の見守る中 | ○かほ○ | 2003/9/26 20:17:31 |
記事番号27116へのコメント お久しぶりです!! かほです >桜が立ち並ぶ街道をリナは歩いていた。 >今日で丁度一年、か・・・。 >一年前、リナはガウリイに告白された。 をを!ガウリイ君やるねぇ!!(ヲイ) > >「俺と結婚しないか。俺なら、子供だって作れるし・・・」 > >珍しく、高級レストランに行き、ルビーの付いた指輪を差し出してきて言った。ああ、ガウリイにしてはムードというものを考えているな、と思った。 ホント クラゲ頭のガウリイ君がねぇ >けど・・・・・・・・それだけ。 何がたりないんでしょう? >パぁんっ! >頬をたたいた感触、まだ覚えてる。 痛かったんですかねぇ > >「あたしのっ、あたしの思いを知ってるくせに! そんな、弱みに付け込むような・・・・・・・人を見下すのも好い加減にしなさいよっ!」 リナさんの弱み・・・・ 想像できない・・・・ > >そのまま、逃げるようにガウリイとの旅も止めちゃったんだっけ。 >リナは、手に持っていた紙をびりびりと破いて捨てた。 >紙は桜の花びらと共に、空を舞う。 >この紙は――――招待状。ゼルとアメリア、ガウリイとシルフィールの共同結婚式が今日開かれる。 >あれから、丁度一年の今日やるだなんて・・・。 >皮肉も良いところだ。 意外と酷い事しますね みんな >リナは自嘲気味にふっと笑って、足を止める。 をや・・・・? >何秒経っただろう。 >リナの前方に、人が現れた。 >リナからは、桜の花びらで見えないが――――リナにはそれが誰なのか予想がついた。 >「冥王フィブリゾ・・・」 >ぽつり、と彼を見ながら言う。 フィブリゾ君・・・・? 何しに来たんだろ? >おもむろに、風が止んだ。 >当然、桜吹雪も止む。 >そしてそこには・・・予想通りの人物がいた。 >「よくわかったね。僕が来た、ってことが・・・」 >「そりゃあ、わかるわよ」 >フィブリゾが一歩、また一歩と、少しずつ近づいてくる。 怖っ!! >それに対してリナはつったったまま。 逃げないんだぁ・・・・ >「忠告されたもの」 >「へぇ?」 >フィブリゾは驚いたような顔をし、足を止める。 >「以外とまめなんだね・・・・・・・・。スィフィードは」 >昨日――――――――姉ちゃんがあたしの前にあらわれた。 >――リナ。あなた、近々冥王フィブリゾと会うことになるわ。あなたを殺すようなことはしないでしょうけど・・・・・・・。後悔のないようにしなさい――――― >最後のセリフの意味はわからなっかたのだが、姉ちゃんがあまりにも悲しそうに言うから聞きそびれてしまった。 >「何の用よ。冥王御本人が登場するぐらいだから、よっぽどの用件かしら?」 案外くだらないことだったり・・・・・なわけないですよね・・・・ >フィブリゾが、くすり、と笑い、次の瞬間――――彼の姿が目の前にあった。 うぎょわっ!!! >空間を渡った・・・・・! >フィブリゾがリナの顔をじろじろと眺めて、ふぅん、と軽く言うと、少しリナから離れた。 何考えてんだろう >「何を・・・」 >「単刀直入に聞くけど」 >リナの言葉をさえぎって、フィブリゾが強い口調で言う。 >表情に、笑みは無い。 >「魔族に―――僕の部下になる気はないかい? リナ=インバース」 リナさんに魔の手が・・・・!! どうしましょ!!?(落ち着こうよ・・・) ってか どうなるんでしょ?!! 続き 楽しみにしてます!! 頑張ってください! では ごきげんよう!! |
27125 | Re:八、桜の見守る中 | まりあ | 2003/9/26 20:39:34 |
記事番号27122へのコメント >お久しぶりです!! かほです お久しぶりです。・・・それにしても、かほって名前、私の妹と同名なんですよ。これも何かの縁でしょうかね。 >>桜が立ち並ぶ街道をリナは歩いていた。 >>今日で丁度一年、か・・・。 >>一年前、リナはガウリイに告白された。 >をを!ガウリイ君やるねぇ!!(ヲイ) ガウリイも男ですからね。 >>「俺と結婚しないか。俺なら、子供だって作れるし・・・」 >>珍しく、高級レストランに行き、ルビーの付いた指輪を差し出してきて言った。ああ、ガウリイにしてはムードというものを考えているな、と思った。 >ホント クラゲ頭のガウリイ君がねぇ 実はゼルの入れ知恵、なんてこともありそうですよね。 >>けど・・・・・・・・それだけ。 >何がたりないんでしょう? それは秘密ですv >>パぁんっ! >>頬をたたいた感触、まだ覚えてる。 >痛かったんですかねぇ 頬よりも、心の方が痛かったでしょうね。 >>「あたしのっ、あたしの思いを知ってるくせに! そんな、弱みに付け込むような・・・・・・・人を見下すのも好い加減にしなさいよっ!」 >リナさんの弱み・・・・ 想像できない・・・・ 心理的なものですから。 >>そのまま、逃げるようにガウリイとの旅も止めちゃったんだっけ。 >>リナは、手に持っていた紙をびりびりと破いて捨てた。 >>紙は桜の花びらと共に、空を舞う。 >>この紙は――――招待状。ゼルとアメリア、ガウリイとシルフィールの共同結婚式が今日開かれる。 >>あれから、丁度一年の今日やるだなんて・・・。 >>皮肉も良いところだ。 >意外と酷い事しますね みんな ガウリイ以外の人は知りませんので。 >>リナは自嘲気味にふっと笑って、足を止める。 >をや・・・・? 彼がきました。 >>何秒経っただろう。 >>リナの前方に、人が現れた。 >>リナからは、桜の花びらで見えないが――――リナにはそれが誰なのか予想がついた。 >>「冥王フィブリゾ・・・」 >>ぽつり、と彼を見ながら言う。 >フィブリゾ君・・・・? 何しに来たんだろ? 勧誘です☆ >>おもむろに、風が止んだ。 >>当然、桜吹雪も止む。 >>そしてそこには・・・予想通りの人物がいた。 >>「よくわかったね。僕が来た、ってことが・・・」 >>「そりゃあ、わかるわよ」 >>フィブリゾが一歩、また一歩と、少しずつ近づいてくる。 >怖っ!! 確かに・・・・怖いですね。 >>それに対してリナはつったったまま。 >逃げないんだぁ・・・・ 逃げる必要がないですから。 >>「忠告されたもの」 >>「へぇ?」 >>フィブリゾは驚いたような顔をし、足を止める。 >>「以外とまめなんだね・・・・・・・・。スィフィードは」 >>昨日――――――――姉ちゃんがあたしの前にあらわれた。 >>――リナ。あなた、近々冥王フィブリゾと会うことになるわ。あなたを殺すようなことはしないでしょうけど・・・・・・・。後悔のないようにしなさい――――― >>最後のセリフの意味はわからなっかたのだが、姉ちゃんがあまりにも悲しそうに言うから聞きそびれてしまった。 >>「何の用よ。冥王御本人が登場するぐらいだから、よっぽどの用件かしら?」 >案外くだらないことだったり・・・・・なわけないですよね・・・・ なわけないですよ。なんてったって、フィブですものvvvv >>フィブリゾが、くすり、と笑い、次の瞬間――――彼の姿が目の前にあった。 >うぎょわっ!!! びっくり仰天です。 >>空間を渡った・・・・・! >>フィブリゾがリナの顔をじろじろと眺めて、ふぅん、と軽く言うと、少しリナから離れた。 >何考えてんだろう 観察、ですよ☆ >>「何を・・・」 >>「単刀直入に聞くけど」 >>リナの言葉をさえぎって、フィブリゾが強い口調で言う。 >>表情に、笑みは無い。 >>「魔族に―――僕の部下になる気はないかい? リナ=インバース」 >リナさんに魔の手が・・・・!! 魔の手って・・・間違ってはないんですけど、違う意味でも使います、よねぇ? >どうしましょ!!?(落ち着こうよ・・・) かほさんがどうかしても何にもなりませんし。 >ってか どうなるんでしょ?!! どきどきわくわくですね。 >続き 楽しみにしてます!! ありがとうございます。 >頑張ってください! はいっ。 >では >ごきげんよう!! ごきげんよぉですぅ☆ |
27130 | 九、これがあたしの選ぶ道! | まりあ | 2003/9/26 22:52:35 |
記事番号27012へのコメント 「デモンスレイヤーのリナ=インバースを仲間に加えれば、滅ぼされる魔族の数が減るし、戦力も増える。一石二鳥ってわけ?」 リナは、無意識のうちに後ずさりしながら、聞いた。 聞いた所でどうなるものでもない。それはリナにもわかっていたが、聞かずに入られなかった。 「いいや、一石三鳥だよ」 「三鳥? 他にも何かあるって言うの?」 あたしが魔族に勧誘される理由なんて、他にあっただろうか? 姉ちゃんに対する人質――なわけはない。あの人は相手が誰であろうとお構いなし。たとえそれが妹のあたしでもだ。それぐらいのことはフィブリゾだってわかってるだろう。 だったら、他には―――。 まさかっ!? リナは嫌な仮定を思いついた。 それなら、全てなっとくがいく。けど、そんな・・・・・。 リナは寒気を感じつつ、フィブリゾを睨み据える。 それを見て、フィブリゾは苦笑し、 「何か勘違いをしてるみたいだけど、君の中にお父様は眠ってないよ。ただ、君にゲームに参加してほしくってね」 「ゲーム?」 リナは自分の嫌な仮定が外れたことに内心ほっとしながらも、それを顔には出さずに聞き返す。 フィブリゾはそれに気付いているだろう。 けど、なぁんか顔に出すのは悔しい。 「そう、簡単なゲームだよ。・・・・・・・魔族になって、想いが通じ合ったら君の勝ち」 「・・・そう、いう・・・・こと」 リナは苦々しい顔をする。 理解したのだ、フィブリゾが考えたゲームの意味を。 「どっちかが滅びたら僕の勝ち。もちろん、僕が勝ったら君はもう用済みだから、直ぐに滅ぼす」 後悔しないようにしなさい、か。 あれはつまり、あたしがどんな選択をしようと、姉ちゃんは口出しをしない。そういう意味なのだ。 「あんた、心が読めるんじゃないでしょうね?」 「そんなことできないさ」 言いながら、下を向く。なので、リナからフィブリゾの顔は見えない。 「今日の朝、フィリアとかいう黄金竜に会ってね、彼女に全部聞いたんだよ」 フィリアの馬鹿ぁぁぁぁぁぁぁ。 内心大絶叫するリナ。 リナは、顔を上げたフィブリゾに向かって、 「もし・・・魔族になることを断ったら?」 「別に? どうもしないさ。ルナを敵にまわしたくないし、なによりただのお遊びだからね。わざわざ執着する必要はない」 フィブリゾは、無表情で言った。 どうしよう・・・・・・。 リナは、本気で迷っていた。 魔族になれば、願いが叶うかもしれない。 けど、もしあいつにばれたら・・・・・・。 「他の奴らには、僕が脅して仲間にしたってことにしといてあげるよ」 まるで、リナの心を見透かしたように言うフィブリゾ。 沈黙が・・・・・・・・場を支配した。 周りの桜は揺れることなく、空も曇ってきている。 リナは決断できなかった。今、この決断で、自分の一生が変わるのだ。 ・・・何分経っただろう。 沈黙を破ったのはフィブリゾだった。 「・・・僕も暇じゃないんだ。返事をする気がないんなら、帰るよ」 「待って!」 考える暇もなく、気付くとリナはフィブリゾを呼びとめていた。 そうだ。最初から答えは決まっていた。 悩む要素などどこにもなかったのだ。 「ゲーム、受けてたとうじゃない」 ザアぁぁぁ・・・・・・・・・・・。 タイミングを計ったかのように桜吹雪が舞う。 もしかしたらフィブリゾが風を止めていたのかもしれない。 ――――――これからよろしくね。冥王神官リナ=インバース・・・。 フィブリゾの声が、直接頭に響く。 声の張本人の姿は、花びらのせいで見えなかったが、リナには彼が微笑んでるように見えたのだった・・・・・・・・。 後悔したくないから、自分で決めた道だから。 もう、迷ったりしない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ま)「九、これがあたしの選ぶ道!」でした。 冥)あ、題名の雰囲気が今までと違うね。 ま)はい。なんてゆうか、これが一番しっくりきたんで。 冥)ふぅん。なんか近頃シリアスばっかじゃない? 今回なんて特に。このまま全部シリアスになったりして・・・・・・・・・・・。 ま)むぅ。それは言わないお約束でしょう? 冥)そんな約束した覚えないもん。 ま)屁理屈言わないでくださいー。 冥)それはこっちのセリフだよ。しかも何してるの? ま)近頃フィブが冷たいんでわら人形を作ってるんですぅ。 冥)・・・・・・魔族の僕に効くの? ま)ダルフィン直伝ですから大丈夫です。あ、それではみなさん、次回お楽しみに☆ さぁて、あとは釘を打ち込むだけ・・・・。 冥)ダルって誰を呪ってるんだろ・・・・? |
27139 | Re:九、これがあたしの選ぶ道! | 青月 彼方 | 2003/9/27 18:47:21 |
記事番号27130へのコメント こんにちは、今まで読み逃げしていた嫌なやつ、青月です。 今回レスさせていただきます。 >「いいや、一石三鳥だよ」 >「三鳥? 他にも何かあるって言うの?」 >あたしが魔族に勧誘される理由なんて、他にあっただろうか? >姉ちゃんに対する人質――なわけはない。あの人は相手が誰であろうとお構いなし。たとえそれが妹のあたしでもだ。それぐらいのことはフィブリゾだってわかってるだろう。 厳しい姉ですねぇ・・正しいと思いますけどね。 >だったら、他には―――。 >まさかっ!? >リナは嫌な仮定を思いついた。 >それなら、全てなっとくがいく。けど、そんな・・・・・。 ・・・魔王のかけらがねむってる・・・? >リナは寒気を感じつつ、フィブリゾを睨み据える。 >それを見て、フィブリゾは苦笑し、 >「何か勘違いをしてるみたいだけど、君の中にお父様は眠ってないよ。ただ、君にゲームに参加してほしくってね」 そうなんですか・・・ >「ゲーム?」 >リナは自分の嫌な仮定が外れたことに内心ほっとしながらも、それを顔には出さずに聞き返す。 >フィブリゾはそれに気付いているだろう。 >けど、なぁんか顔に出すのは悔しい。 リナさんらしいです。 >「そう、簡単なゲームだよ。・・・・・・・魔族になって、想いが通じ合ったら君の勝ち」 >「・・・そう、いう・・・・こと」 誰とですか? >リナは苦々しい顔をする。 >理解したのだ、フィブリゾが考えたゲームの意味を。 えっと・・わたしはわからなかっりします。 >「どっちかが滅びたら僕の勝ち。もちろん、僕が勝ったら君はもう用済みだから、直ぐに滅ぼす」 ・・魔族ですねぇ・・ >後悔しないようにしなさい、か。 >あれはつまり、あたしがどんな選択をしようと、姉ちゃんは口出しをしない。そういう意味なのだ。 すっきりとしてる姉妹ですね。お互いあえなきゃできませんよ・・ >「あんた、心が読めるんじゃないでしょうね?」 >「そんなことできないさ」 >言いながら、下を向く。なので、リナからフィブリゾの顔は見えない。 >「今日の朝、フィリアとかいう黄金竜に会ってね、彼女に全部聞いたんだよ」 >フィリアの馬鹿ぁぁぁぁぁぁぁ。 ガウリイさん関係でしょうか? >どうしよう・・・・・・。 >リナは、本気で迷っていた。 >魔族になれば、願いが叶うかもしれない。 願い・・・なんですか? >沈黙を破ったのはフィブリゾだった。 >「・・・僕も暇じゃないんだ。返事をする気がないんなら、帰るよ」 >「待って!」 >考える暇もなく、気付くとリナはフィブリゾを呼びとめていた。 >そうだ。最初から答えは決まっていた。 >悩む要素などどこにもなかったのだ。 >「ゲーム、受けてたとうじゃない」 魔族になちゃうってわけですか。 >ザアぁぁぁ・・・・・・・・・・・。 >タイミングを計ったかのように桜吹雪が舞う。 >もしかしたらフィブリゾが風を止めていたのかもしれない。 >――――――これからよろしくね。冥王神官リナ=インバース・・・。 冥王神官ねぇ・・・ >後悔したくないから、自分で決めた道だから。 >もう、迷ったりしない。 どうなるんでしょう。 >ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー >ま)近頃フィブが冷たいんでわら人形を作ってるんですぅ。 髪の毛は? >冥)・・・・・・魔族の僕に効くの? >ま)ダルフィン直伝ですから大丈夫です。あ、それではみなさん、次回お楽しみに☆ さぁて、あとは釘を打ち込むだけ・・・・。 >冥)ダルって誰を呪ってるんだろ・・・・? 気になります。 ところで・・・・冥王の部下の名前募集はまだ有効ですか? それなら・・・ぺルセ、というのはどうでしょう ・・・うわぁ変ですねぇ、使わなくていいですから、気にしないでください。 それでは、頑張ってください。 |
27140 | Re:九、これがあたしの選ぶ道! | かぼちゃ | 2003/9/27 18:54:11 |
記事番号27130へのコメント こんにちは! 読みましたよぉ〜。 何か、衝撃の急展開ですね。 リナさん、そんな道ほんとに選んでしまって良いのか!? って感じで読ませていただきました。 冥王様も意味深でステキvv 今後の展開が気になります! 応援してます故、頑張って下さい!! |
27143 | Re:九、これがあたしの選ぶ道! | 雫 | 2003/9/27 21:03:29 |
記事番号27130へのコメント こんばんは、雫です。 まりあ様。シリアスでかっこよすぎます。 リナさん魔族になりましたねぇ・・・(遠い目)。でも魔族になったらフィブにこき使われそうです。 まぁ・・・これからフィブとリナさんのゲームが始まりますね。 短いのですがこれで・・・頑張って下さい。それではでは・・・ |
27205 | Re:九、これがあたしの選ぶ道! | 瑠魅那 | 2003/10/1 15:32:13 |
記事番号27130へのコメント うわああ! できる限りレスつけますなんて豪語しといて・・・ すみません。 気付きませんでした! どうにも久し振りな瑠魅那です。 ゼロリナですね? フィブリゾの計画の内容が、 ここになって少しわかりました。 冥王神官リナ=インバース ここに誕生。 と言うことはリナは一回死んだんですね・・・ 確かリナは本編で 終りの無い人生をどうのと 言ってましたけど。 愛というものは ここまで人を変えるものなのかっ ところでダルフィンさん。 私にも呪い方伝授してくれません? |