-”麻薬”-霧川 綾音(5/13-19:47)No.2703
 ┗☆霧川家の日常-霧川 綾音(5/14-07:52)No.2708
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2703”麻薬”霧川 綾音 5/13-19:47

おひさしぶりです。(初めましての方も居ると思います)霧川です。

これは某HPに投稿したものですが、いろんな意見が聞きたいという理由で
ここの”投稿小説”にも投稿します。感想、苦情、待ってます(笑)


何でもないありきたりの昼下がりの午後。
お茶をすするリナさんを前に僕は突然つぶやいてみる。
「リナさん、僕はリナさんが好きですよ。」
ずひっ。
「う・・げほっ・・い、いきなし真顔で何いってんのよっ!!むせちゃったじゃないっ!!」
おやおや、顔が紅潮してますね・・・。
「リナさんのそういうところが好きなんですよ。」
僕のその一言でよけいに顔が赤くなる。耳たぶまで。
・・・・そういう可愛さって、罪です。
「だ、大体ねぇ、あたしからかって何が楽しいわけ?」
ぱたぱたと、手で顔を仰いで照れを隠しながらリナさんは文句をいう。
おや、以外・・、ぼくの言ってることがからかいに聞こえるようです。
僕としてはそんなつもりは全くないのに・・。
「だって、ガウリイさんにそんなこと言っても気持ち悪いだけでしょう?言いたくもありませんし・・。」
言いながら、リナさんの髪にそっと手を伸ばし、やさしく撫で、その中に手を埋める。
「・・・アメリアがいるじゃない・・・。」
それでも、お茶を一口すするとつぶやいて、僕の手を頭から離してぷいっとそっぽを向いてしまいました。
・・・やれやれ、拗ねちゃってるようです。
ほんとに可愛いんだから・・・。
僕はテーブルを回り込んでリナさんの隣に座り、まだそっぽを向いているリナさんの肩にとん、と頭をもたせかけ甘え
るように話しかける。
「アメリアさんは趣味じゃぁ、ありません。はっきり言って問題外です。リナさんだから、いいんです。リナさんだから、側
にいて落ち着けるんです。リナさんだから、甘えられるんです。リナさんだから、心を許せるんです。リナさんだから・・
・僕は好きになってしまったんですよ。」腰に手を回し、ぴったりとリナさんにくっつく。
リナさんは何も言わないけど、とくん、とくん、と早く脈打つ鼓動が僕の耳に入って心地がいい・・。
思わず、瞳をとじる。
・・・このままこうしてリナさんに溶け込んでしまいたい・・と思ってしまう。
僕にとって、リナさんはまるで”麻薬”ですね・・・。
仕草も、声も、匂いも、なにもかもが欲しくなる。
大事に、大事に、箱に入れて、独り占めしたくなる。
・・・僕って、こんなに独占欲が強かったでしょうか・・・?。
自分でも以外に思ってしまう。
おもわずくすり、と笑う。
「・・・ゼロス、いい加減離してよ。まさか、寝ちゃったんじゃないでしょうね。」
リナさんがジト目で僕を睨む。
そんなことだけでも、”かまってもらえて”いるようで嬉しい。
「・・・寝てます。」
瞳を閉じたままで嘯く。
「・・・うそ、起きてるじゃない。」
「寝てるんです。」
まだ、リナさんの鼓動が聞きたいんです。
落ち着くから・・・。
・・・つまらない日常が・・・リナさんが居るだけで・・・幸せに変わる・・・。
本当に、僕は、リナさんが居ないとやっていけそうにもありません。
貴女は、本当に”麻薬”ですよ。
墜ちていきましょう。僕と一緒に・・・幸せにしてあげますよ、貴女を。
狂いそうになるくらい・・・幸せに・・・・・・。


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2708☆霧川家の日常霧川 綾音 5/14-07:52
記事番号2703へのコメント
このお話は、前の小説の説明+別のお話(あたしも登場人物の一人になってるから)になっていますのでこのお話のコメントも随時募集しています(笑)
また、前の小説で意味不明なところとかがありましたら、遠慮なさらず霧川に感想、苦情などを言って下さい(笑)それでは霧川家にようこそ♪


「ほえー・・・・久しぶりに小説書いたなぁ・・・」
 霧川家の自室であたしは満足気に緑茶を一口飲み、そうつぶやいた。
 部屋の四隅に置いてあるスピーカーからは今でも好きなお気に入りのTMNの曲が流れている。
がちゃ
 部屋のドアが開いてゼロスが入ってきた
「あれ?綾音さんだけですか?リナさんがどこにも居ないんですけど・・・どこに行ったか分かります?」
 さっきからこの部屋にはあたし一人しか居ない。
「うんにゃ、知らない」
 そう言ってまた一口緑茶を飲む。
「そうですか・・あ、僕にも下さい」
 リナを探しに行くかと思ったがゼロスは部屋を出ていかず、壁にもたれて床に座り込んだ。
「綾音さん、今度の小説の題、なんかすごいんですけど・・・」
 ゼロスが不意に口を開いた。
「あ、やっぱあんたもそう思う?」
 ポットから注いだ、まだ湯気の立っている湯飲みをゼロスに渡し、すこし苦笑する。
「なんだってあんな題にしたんですか?」
 ゼロスは湯飲みを受け取り、不思議そうに顔を傾けた。
 あたしはイスに座ってテーブルに足を投げ出し腕を組んで反対側の壁に座っているゼロスに言った。
「うーんとねえ、自分としてはあの題に”ゼロスにとってのリナ”みたいなのを込めたつもりだったんだけど・・・」
「・・・ああ、なるほど。つまり、あの小説では僕にとってリナさんは”とても欲してる存在”なわけですね」
「うん。”求めても飽くことがない”みたいな・・”近づけば近づくほどハマっちゃう”みたいな・・・っていうつもりだったんだけど」
 頬をかきながら、自分でも確認するように話す。
「・・・・分かったかなぁ・・読んだ人・・」
 分かんないかもしんない、とあたしは思った。
 しかし、ゼロスは飲み終わった湯飲みを片手差し出し、フォローするように答えをかえした。
「きっと分かってくれたと思いますよ。分からない人が居たらちゃんと今みたいにレスのときに説明すればいいんじゃないかと思いますし・・・あ、おかわりください。このお茶おいしいですね」
あたしは湯飲みを受け取り、ポットからお茶を注いでゼロスに手渡した。
「ありがとゼロス。なんか安心したよ。・・・・それにしてもほんとにリナ、どこに行ったんだろね?」
「ほんと、どこに行ったんでしょうかねぇ」
その日、アメリアの所に行っていたリナが帰ってきたのは、この2時間後だった。
今日も、霧川家は平和である。


と、いうことなのでこの小説は現実と空想がごちゃ混ぜになったお話ですので、いつか実在の人物が登場してくるかも分かりません(もちろん許可をとってからですが(笑))
それでは・・・・・霧川でした。

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2743Re:☆霧川家の日常東智華 5/17-22:06
記事番号2708へのコメント
>「ほえー・・・・久しぶりに小説書いたなぁ・・・」
> 霧川家の自室であたしは満足気に緑茶を一口飲み、そうつぶやいた。
りょ・・・緑茶。紅茶とかハーブティではないんですか?
> 部屋の四隅に置いてあるスピーカーからは今でも好きなお気に入りのTMNの曲が流れている。
すごいですね。今私の家ではスピーカーはテレビの後ろに二組置いてあるだけです。
> ポットから注いだ、まだ湯気の立っている湯飲みをゼロスに渡し、すこし苦笑する。
スレイヤーズでは何か緑茶自体がないのかスレキャラにお茶を飲ませるって考えつきませんでした。さすが綾音さん
私なんかおよびもつかないことをやって下さる。
>その日、アメリアの所に行っていたリナが帰ってきたのは、この2時間後だった。
霧河さんところからセイルーンって近いのでしょうか?
>今日も、霧川家は平和である。
そうですか?リナちゃんがいたら増改築繰り返さなきゃ成らないと思うんですが・・・

私は前に書いた小説いつだったか・・・考えつくのも恐ろしい。
このまま落ちるのを待つばかり。私の分も霧河さん頑張って下さいね。

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2770Re:麻薬・☆霧川家の日常ゆっきー 5/20-09:14
記事番号2708へのコメント
”麻薬”
>おひさしぶりです。(初めましての方も居ると思います)霧川です。
初めましてです。お久しぶりです、でしょうか?
過去に掲示板ではお話になったこともありますが、ここの投稿小説では初めてです。
過去の記事にいった小説も読ませていただいてます。


>「リナさん、僕はリナさんが好きですよ。」
>ずひっ。
>「う・・げほっ・・い、いきなし真顔で何いってんのよっ!!むせちゃったじゃないっ!!」
うむ。いきなり言われたらびっくりするでしょう。

>「リナさんのそういうところが好きなんですよ。」
>僕のその一言でよけいに顔が赤くなる。耳たぶまで。
>・・・そういう可愛さって、罪です。
リナは純情だから(はぁと)そういうかわいさは、ほんとに罪ですね?

>「だって、ガウリイさんにそんなこと言っても気持ち悪いだけでしょう?言いたくも
>ありませんし・・。」
た……確かに……(汗)

>ほんとに可愛いんだから・・・。
>僕はテーブルを回り込んでリナさんの隣に座り、まだそっぽを向いているリナさんの
>肩にとん、と頭をもたせかけ甘えるように話しかける。
積極的にゼロスがリナに手を出してる!?

>僕にとって、リナさんはまるで”麻薬”ですね・・・。
>仕草も、声も、匂いも、なにもかもが欲しくなる。
>大事に、大事に、箱に入れて、独り占めしたくなる。
>・・・僕って、こんなに独占欲が強かったでしょうか・・・?。
>自分でも以外に思ってしまう。
麻薬ですか?そうかもしれませんね?
知れば知るほど、さらに夢中になっていくという。

>「・・・ゼロス、いい加減離してよ。まさか、寝ちゃったんじゃないでしょうね。」
>リナさんがジト目で僕を睨む。
>そんなことだけでも、”かまってもらえて”いるようで嬉しい。
>「・・・寝てます。」
>瞳を閉じたままで嘯く。
>「・・・うそ、起きてるじゃない。」
>「寝てるんです。」
リナに甘えているゼロスさまがかわいいですぅ(はぁと)

>・・・つまらない日常が・・・リナさんが居るだけで・・・幸せに変わる・・・。
>本当に、僕は、リナさんが居ないとやっていけそうにもありません。
>貴女は、本当に”麻薬”ですよ。
なるほど。そういう意味ではゼロスにとってはリナは麻薬になりますね?
リナがいないと生きてもいけないほどのめり込んでいますね?

>墜ちていきましょう。僕と一緒に・・・幸せにしてあげますよ、貴女を。
>狂いそうになるくらい・・・幸せに・・・・・・。
ゼロスさま、リナを幸せにしてやってください。
でも、狂いそうになるくらい幸せ……ちょっと怖いものが(汗)


☆霧川家の日常

>「ほえー・・・・久しぶりに小説書いたなぁ・・・」
> 霧川家の自室であたしは満足気に緑茶を一口飲み、そうつぶやいた。
ここでは久しぶりですね?…って、つっこんでごめんなさい!

> 部屋のドアが開いてゼロスが入ってきた
>「あれ?綾音さんだけですか?リナさんがどこにも居ないんですけど・・・どこに
>行ったか分かります?」
あっ、ゼロスがいる!?しかもリナを捜している!?

> さっきからこの部屋にはあたし一人しか居ない。
>「うんにゃ、知らない」
> そう言ってまた一口緑茶を飲む。
>「そうですか・・あ、僕にも下さい」
> リナを探しに行くかと思ったがゼロスは部屋を出ていかず、壁にもたれて床に座り
>込んだ。
ゼロスさまは、霧川さんにかまってほしいのでは?

>「うーんとねえ、自分としてはあの題に”ゼロスにとってのリナ”みたいなのを込め
>たつもりだったんだけど・・・」
>「・・・ああ、なるほど。つまり、あの小説では僕にとってリナさんは”とても欲し
>てる存在”なわけですね」
>「うん。”求めても飽くことがない”みたいな・・”近づけば近づくほどハマっちゃ
>う”みたいな・・・っていうつもりだったんだけど」
> 頬をかきながら、自分でも確認するように話す。
>「・・・・分かったかなぁ・・読んだ人・・」
はい、私はわかりました。ゼロスにとってのリナは、自分にはかかせない存在なんですね?
それはまるで麻薬のように……。

>と、いうことなのでこの小説は現実と空想がごちゃ混ぜになったお話ですので、
>いつか実在の人物が登場してくるかも分かりません(もちろん許可をとってから
>ですが(笑))
こういうのもいいと思いますよ?スレイヤーズの世界はただの空想の世界とは、私は思っていませんので。
おもしろかったです!また来てください!