◆−異界の訪問者−どら・ゴン (2003/10/1 18:41:21) No.27209 ┣Re:異界の訪問者−希魔姫アルファ (2003/10/2 17:01:33) No.27223 ┃┗ありがとぉぉぉ!!−どら・ゴン (2003/10/3 07:57:04) No.27238 ┗異界の訪問者 2−どら・ゴン (2003/10/7 21:45:12) No.27281
27209 | 異界の訪問者 | どら・ゴン | 2003/10/1 18:41:21 |
柔らかい風が頬をなで、木の幹にもたれて眠っていた少年は目を覚ました 「・・・あれ・・・?」 目を覚まして最初に見たものは、 「へ・・・・・うえぇぇぇぇ!!?」 戦場でした♪ うぉぉぉぉぉっ! 鬨の声が起こり、赤い鎧を着た騎士達が、すぐ近くにいた民兵を攻撃する 長い棒に鎌や鍬を取り付けた、お世辞にも上等とは言えない武器を振り回す民兵を圧倒し、一気に押し潰す。 その騎士達も、弓の一斉射撃により大半が地に落ちる。落ちた者の運命は悲惨だ。敵に射殺されたのなら兎も角、生きている者の大半は味方の馬に踏み潰される。たとえ生きていても、手柄を求める傭兵達が生かしておくわけがない これだけの喧騒が目の前で起こっていて、良く眠れたものだ。我ながら感心してしまう 「こ、今度は戦場っすか・・・」 思わず頭を抱えて、彼、安部キョウスケは恨めしげに呟いた 彼の家は代々陰陽の道を究めることを生業にした、天皇直属の陰陽師だった だった、というのは、二十年も前に彼の父親が陰陽寮を破門されたからなのだが・・・・どうも、キョウスケは類稀な才能を秘めていたらしい。 父親の嫉妬により、変な呪いを喰らったキョウスケは、金髪のめちゃめちゃ美人なネーちゃんの教えに従って異界に来たのだ 最初に行った世界でいきなり後悔した。 何せ、東京で世界の命運をかけた戦いとやらが行われていたのだ。アレはびびった。人がバンバン死にまくっていったし。 その次はゴムの体をした、海賊を志す青年と出合った。彼と会えたこと、その信念に触れたことが、この旅をやりぬく決意を俺に与えた そのほかにも幾つか世界を回って、俺はここに居る。 「でもなぁ・・・異世界に移動するたんびに寝てるのはやめて欲しい・・・」 あの金髪の女性にとって、俺の旅はゲームのようなものなのだろう。 まあ、それでも止めるつもりはない。 始めた事だ。やりぬかないと目覚めが悪い 「さて・・・まずは・・・どうしよう?」 俺の問いは、鉄と腐臭が混ざる風の中に消えていった・・・・・・・ 続く(と思う) あとがき どら:お久しゅうございます(ペコリ) ハーリー:おひさしぶりです。 キョウスケ:初めまして!オレッちはキョウスケだ!彼女は居ないぞ! ドンッ! ハーリー、袖から銃を出し発砲 キョウスケ、すんでの所で回避 どら:・・・・あのぉ・・出来れば流血沙汰は・・・ ハーリー・キョウスケ:『分かってる!』 どら:さ、さいですか・・・・(怖いよぉハーリーだけでも手に負えないのに) ハーリー:さて、まずは、皆さんに作品のご説明やその他もろもろを どら:は、はい!えっと・・まずはキョウスケ君のプロフィールから・・・ 安部キョウスケ 十五歳 職業陰陽師(本人は学生と主張) 武器 無し (徒手空拳と、度胸が武器だ!) 性格 温厚 楽天家 備考 父親の嫉妬により、運命を急激に変えられた少年 幼い頃から心霊に通じ、阿部清明の直系の子孫のため 『第二の清明』と呼ばれていた。 読書とスポーツが大好きという、矛盾と共に歩く少年 父親は彼の非凡な才能を恐れ、何度ものろいをかけるが失敗 なぞの金髪の美女が教えた呪いによってやっと成功した どら:です。はい キョウスケ:へぇ〜・・・楽天家なの? どら:ハーリー:『間違いなく』 キョウスケ:あっそ どら:(い、一瞬で切り捨てられた・・)そ、それじゃあ、そろそろ・・ ハーリー:あ、そうですね。この物語は、いつか旅人と合流する可能性があります キョウスケ:やだなぁ・・・そっちじゃアンタが主役だろ? どら:文句は言わない!というわけで、行き当たりばったりで作ったこの作品。皆様、末永く見守ってください。ではでは・・・・ |
27223 | Re:異界の訪問者 | 希魔姫アルファ | 2003/10/2 17:01:33 |
記事番号27209へのコメント こんにちわっ!!おひかたぶりですっ!いつもレスしてもらってるので、今度はふつふかながら、わたしからっ! (レイ*レイ=バスターです。よろしくね。って、あんた、名乗りなさいよ。) あ…希魔姫 アルファです… (レイ*ま、必要ないけどさっ) …てめぇ… >柔らかい風が頬をなで、木の幹にもたれて眠っていた少年は目を覚ました (レイ*ふんふん。いい始まり方だわ。作者にはまねできないわね。) …。 >「・・・あれ・・・?」 > >目を覚まして最初に見たものは、 > >「へ・・・・・うえぇぇぇぇ!!?」 > >戦場でした♪ (レイ*狽ヤっ!?) マジでっ!? > >うぉぉぉぉぉっ! > >鬨の声が起こり、赤い鎧を着た騎士達が、すぐ近くにいた民兵を攻撃する あああ… >長い棒に鎌や鍬を取り付けた、お世辞にも上等とは言えない武器を振り回す民兵を>圧倒し、一気に押し潰す。 (レイ*おおおっ!) >その騎士達も、弓の一斉射撃により大半が地に落ちる。落ちた者の運命は悲惨だ。>敵に射殺されたのなら兎も角、生きている者の大半は味方の馬に踏み潰される。>たとえ生きていても、手柄を求める傭兵達が生かしておくわけがない (レイ*戦いの過酷さを感じるねぇ、うんうん。) か、漢字がむずかしぃ〜…(汗) >これだけの喧騒が目の前で起こっていて、良く眠れたものだ。我ながら感心してし>まう (レイ*あたしは周りにガイコツが転がってても寝れるわよ?度胸あるでしょ?) …たぶん、それは鈍いだけだ。 (レイ*なんか言った?) 別に。 >「こ、今度は戦場っすか・・・」 > >思わず頭を抱えて、彼、安部キョウスケは恨めしげに呟いた > > >彼の家は代々陰陽の道を究めることを生業にした、天皇直属の陰陽師だった おんみょうじと同じ類かな… (レイ*漢字で言え) …わかんない。 (レイ*ばかっ!) …。(反論できない) >だった、というのは、二十年も前に彼の父親が陰陽寮を破門されたからなのだ >が・・・・どうも、キョウスケは類稀な才能を秘めていたらしい。 (レイ*へぇぇぇっ!すごいねぇ!あたしと付き合わない?) …ゼルガルド君はどーすんの? (レイ*…。ま、なんとかなるわよ。) …かわえそっ。 >父親の嫉妬により、変な呪いを喰らったキョウスケは、金髪のめちゃめちゃ美人な>ネーちゃんの教えに従って異界に来たのだ …L…様? (レイ*こんなところで…?) …(2人*あの人も謎だねぇ〜〜) >最初に行った世界でいきなり後悔した。 > >何せ、東京で世界の命運をかけた戦いとやらが行われていたのだ。アレはびびっ >た。人がバンバン死にまくっていったし。 きゃーーーーっ!! (レイ*うっさいっ!) <バシッ>←ハリセンで叩いた。 狽たっ!だ、だってだってぇ〜〜っ(うるうる) (レイ*えーい、うざいっ!) <ばしっ!> 狽たいっ!(泣) >その次はゴムの体をした、海賊を志す青年と出合った。彼と会えたこと、その信念 >に触れたことが、この旅をやりぬく決意を俺に与えた !ワンピース!?ルフィ!? (レイ*だれ?それ。) そーかぁ…やつかぁ…うんうん。わかるわー。 (レイ*…無視しないでよ…) >そのほかにも幾つか世界を回って、俺はここに居る。 > >「でもなぁ・・・異世界に移動するたんびに寝てるのはやめて欲しい・・・」 >あの金髪の女性にとって、俺の旅はゲームのようなものなのだろう。 >(レイ*たまらないわね〜…) ま、たいていは操り人形だしね。あたしらにとっちゃ。 (レイ*あんた、何様のつもり?) 神様っ! (レイ*伯セい切りやがった!(汗)) >まあ、それでも止めるつもりはない。 >始めた事だ。やりぬかないと目覚めが悪い (レイ*うんうん。どこかの神様きどりの馬鹿の手の中で、踊ってるだけってのは 我慢ならないわよねっ!最後までやりぬくべきだわっ!) ちょっとー、どこかの神様気取りの馬鹿って誰よ? (レイ*あんたよ。) 狽「、言い切りやがった!(汗) >「さて・・・まずは・・・どうしよう?」 >俺の問いは、鉄と腐臭が混ざる風の中に消えていった・・・・・・・ > >続く(と思う) (2人*おお〜〜っ…) <パチパチパチ> > >あとがき > >どら:お久しゅうございます(ペコリ) おしさしぶりです〜(ぺコリ) >ハーリー:おひさしぶりです。 (レイ*おひさしぶり。) >キョウスケ:初めまして!オレッちはキョウスケだ!彼女は居ないぞ! 狽ヲっ!?あ、はじめまし… > ドンッ! 狽フきゃあっ >ハーリー、袖から銃を出し発砲 >キョウスケ、すんでの所で回避 …。(頭を押さえている。)?? >どら:・・・・あのぉ・・出来れば流血沙汰は・・・ >ハーリー・キョウスケ:『分かってる!』 (レイ*…ほんとに?) >どら:さ、さいですか・・・・(怖いよぉハーリーだけでも手に負えないのに) しくしく… (レイ*あんたは何?) もらい泣き。 <ゲシッ>←蹴り入れる >ハーリー:さて、まずは、皆さんに作品のご説明やその他もろもろを >どら:は、はい!えっと・・まずはキョウスケ君のプロフィールから… > >どら:です。はい (レイ*ふむふむ。) 父親悪い人ですねぇ。 (レイ*うんうん。) でも、案外間が抜けてたり? (レイ*はいはい!) <ぐりぐり>←作者の頭を踏みつける。 >キョウスケ:へぇ〜・・・楽天家なの? >どら:ハーリー:『間違いなく』 >キョウスケ:あっそ (レイ*世の中言いきったもん勝ちよ!) …言い切られた方は結構辛いぞ? >どら:(い、一瞬で切り捨てられた・・)そ、それじゃあ、そろそろ・・ >ハーリー:あ、そうですね。この物語は、いつか旅人と合流する可能性があります >キョウスケ:やだなぁ・・・そっちじゃアンタが主役だろ? >どら:文句は言わない!というわけで、行き当たりばったりで作ったこの作品。皆様、末永く見守ってください。ではでは・・・・ (レイ*続きが楽しみね〜) …(自分よりすごいのが出てきたらどうしよう…) (レイ*自分の才能がないことはっきりしちゃうもんね?) …勝手に人の心読まないで。 (レイ*思うあんたが悪い) …。(反論できない) (レイ*じゃ、次も楽しみにしてますっ!好き勝手言ってたけど、許してやってく ださいねっ!それじゃ、またっ!) …好き勝手言ってたのはレイちゃんのくせに… (レイ*…。) <ドガッ!!>←背中をけった。 (レイ*またね〜〜) |
27238 | ありがとぉぉぉ!! | どら・ゴン | 2003/10/3 07:57:04 |
記事番号27223へのコメント >こんにちわっ!!おひかたぶりですっ!いつもレスしてもらってるので、今度はふつふかながら、わたしからっ! おひかたぶりです! ハーリー:どうも(ペコリ) キョウスケ:初めまして >(レイ*レイ=バスターです。よろしくね。って、あんた、名乗りなさいよ。) >あ…希魔姫 アルファです… >(レイ*ま、必要ないけどさっ) >…てめぇ… キョウスケ:・・・仲が悪いのか?この二人は いや、そんなことは無い・・・と思う・・・ >>柔らかい風が頬をなで、木の幹にもたれて眠っていた少年は目を覚ました >(レイ*ふんふん。いい始まり方だわ。作者にはまねできないわね。) ありがとうございます♪ ハーリー:これがどら君が思いつく最高の始まりですからね。真似されたらかなり困りますよ キョウスケ:・・・(コイツ・・・) >>戦場でした♪ >(レイ*狽ヤっ!?) >マジでっ!? キョウスケ:マジで。びびったね。これは >(レイ*戦いの過酷さを感じるねぇ、うんうん。) >か、漢字がむずかしぃ〜…(汗) 戦いの過酷さ・・・ですか・・・ ハーリー:近代戦争はこの比じゃないよ。まあ、道徳的にはコッチの方が悪いかもしれないけど >>彼の家は代々陰陽の道を究めることを生業にした、天皇直属の陰陽師だった >おんみょうじと同じ類かな… >(レイ*漢字で言え >…わかんない。 >(レイ*ばかっ!) >…。(反論できない) おんみょうじって・・完璧に翻訳してますよ(笑) ハーリー:どら君が陰陽師にはまってるから、書いた小説ですよ。これ >>が・・・・どうも、キョウスケは類稀な才能を秘めていたらしい。 >(レイ*へぇぇぇっ!すごいねぇ!あたしと付き合わない?) >…ゼルガルド君はどーすんの? >(レイ*…。ま、なんとかなるわよ。) >…かわえそっ。 キョウスケ:すみません・・・・俺は自分より年上とは付き合わないんです ハーリー:きっぱりしてますね。ンな事恋愛では関係ないでしょうが >>父親の嫉妬により、変な呪いを喰らったキョウスケは、金髪のめちゃめちゃ美人な>ネーちゃんの教えに従って異界に来たのだ >…L…様? >(レイ*こんなところで…?) ハーリー:あんの鳥・・・こっちでも出てきたな L様は、面白い”力≠持った者達をこっちに引きずり込んでるって設定にしてて・・・ キョウスケ:俺とハリ坊はそれを喰らったと・・・・ >>何せ、東京で世界の命運をかけた戦いとやらが行われていたのだ。アレはびびっ >>た。人がバンバン死にまくっていったし。 >きゃーーーーっ!! >(レイ*うっさいっ!) いえいえ。普通の人ならそう感じますよ ハーリー:ちなみに、CLAMPの作品ですよ。連載中かな? キョウスケ:カードキャプター作りながらこれを作ってたんだな・・ ううん、違う。だってCLAMP四人居るし、それぞれ絵が違う >>その次はゴムの体をした、海賊を志す青年と出合った。彼と会えたこと、その信念 >>に触れたことが、この旅をやりぬく決意を俺に与えた >!ワンピース!?ルフィ!? >(レイ*だれ?それ。) >そーかぁ…やつかぁ…うんうん。わかるわー。 >(レイ*…無視しないでよ…) キョウスケ:やっぱりルフィは有名だな・・ うん。だって、日曜七時だよ!?黄金時間だよ!? >>あの金髪の女性にとって、俺の旅はゲームのようなものなのだろう。 >>(レイ*たまらないわね〜…) >ま、たいていは操り人形だしね。あたしらにとっちゃ。 >(レイ*あんた、何様のつもり?) >神様っ! >(レイ*伯セい切りやがった!(汗)) 言い切ったね♪ ハーリー:うちじゃあ逆だな。どら君、キャラクター崇拝者だし は〜い!崇拝者で〜す! >>まあ、それでも止めるつもりはない。 >>始めた事だ。やりぬかないと目覚めが悪い >(レイ*うんうん。どこかの神様きどりの馬鹿の手の中で、踊ってるだけってのは > 我慢ならないわよねっ!最後までやりぬくべきだわっ!) >ちょっとー、どこかの神様気取りの馬鹿って誰よ? >(レイ*あんたよ。) >狽「、言い切りやがった!(汗) 言い切ったなぁ〜・・・・・ >(2人*おお〜〜っ…) ><パチパチパチ> ああ、ありがとうございます!!(こら!そこ、石投げない!) ハーリー:投げてるのはお兄さんです。こっちに書いちゃダメですよ >狽ヲっ!?あ、はじめまし… >> ドンッ! >狽フきゃあっ >>ハーリー、袖から銃を出し発砲 >>キョウスケ、すんでの所で回避 >…。(頭を押さえている。)?? ・・・・・あんたら、暫く銃禁止!! >>どら:・・・・あのぉ・・出来れば流血沙汰は・・・ >>ハーリー・キョウスケ:『分かってる!』 >(レイ*…ほんとに?) ハーリー・キョウスケ:『本当に!!』 >>どら:さ、さいですか・・・・(怖いよぉハーリーだけでも手に負えないのに) >しくしく… >(レイ*あんたは何?) >もらい泣き。 ああ、ないてくれるんですか!?ありがとうございますぅ・・・・ >(レイ*ふむふむ。) >父親悪い人ですねぇ。 >(レイ*うんうん。) >でも、案外間が抜けてたり? >(レイ*はいはい!) キョウスケ:全く・・・父親に恵まれなかったな。俺は >>キョウスケ:あっそ >(レイ*世の中言いきったもん勝ちよ!) >…言い切られた方は結構辛いぞ? 辛いですよね!・・・(ジロリ) ハーリー:分かりましたから、ほら、ちゃんとレスしなさい >>どら:文句は言わない!というわけで、行き当たりばったりで作ったこの作品。皆様、末永く見守ってください。ではでは・・・・ >(レイ*続きが楽しみね〜) >…(自分よりすごいのが出てきたらどうしよう…) >(レイ*自分の才能がないことはっきりしちゃうもんね?) >…勝手に人の心読まないで。 >(レイ*思うあんたが悪い) >…。(反論できない) >(レイ*じゃ、次も楽しみにしてますっ!好き勝手言ってたけど、許してやってく > ださいねっ!それじゃ、またっ!) >…好き勝手言ってたのはレイちゃんのくせに… >(レイ*…。) ><ドガッ!!>←背中をけった。 >(レイ*またね〜〜) さようなら〜! ハーリー:ありがとうございました キョウスケ:あ〜・・多分作者が途中で音を上げそうな気が・・・ 悪かったわね!! 今のところ、キョウスケさんが行った事のある世界(予定ですが) ARMS 烈火の炎 魔法騎士レイアース X ワンピース トライガン るろうに剣心 等等です♪ |
27281 | 異界の訪問者 2 | どら・ゴン | 2003/10/7 21:45:12 |
記事番号27209へのコメント エルメキア帝国に凄腕の祈祷師が居る その報は瞬く間に隣国にまで広がった 最初にその祈祷師が現れたのは、小さな村だった 行き倒れていたその祈祷師を、村の老婆が助けたのだ その時期、各国はかつてない日照りに襲われていた。 特にエルメキア帝国は荒野が多く、作物も育ちにくいためにかつてない危機にさらされていた 老婆から話を聞いたその祈祷師は、「助けてもらった、礼だ」と言って地面に何かを撒き、奇妙な仕草をした後に一言二言呟いた。 すると、みるみる内に空が曇り、稲光が走ったという 最初は話半分だろうと高を括っていた帝都や他国も、次々と雨を降らせる祈祷師を無視できなくなった。 そして、今その祈祷師は・・・・ 逃げ回っていた。 「祈祷師はどうした!?」 「ダメです、見つかりません!」 「馬鹿者!あの方こそ新生した水竜王様だ!早く、他の国に出し抜かれる前に探し出せ!」 えらく飛躍した話である。 雨を降らせただけで神の一族になるのだから セイルーン兵は部下を叱咤すると、ガチャガチャと鎧を鳴らして通り過ぎていった。 その真下にキョウスケは居た。 「ぐぅぅ・・・く、くせぇ〜〜・・」 鼻が曲がる悪臭に、思わず目から涙がでる。 巷では聖人、大祈祷師と崇められる少年は、下水道に潜伏中なのだ。 地上で各国の兵隊に追われ、苦し紛れに飛び込んだこの下水道。 大当たりである。臭いは酷いが、誰も調べに来ないのだから。 まあ、聖人と呼ばれる人物がこんな所に入るはずが無い、と勝手に思い込んでいるからなのだが・・・ 大体、聖人と呼ばれるのも嫌なのだ。 元々義理堅い性格だったため、助けてくれた老婆に感謝の気持ちで雨を呼んだ。元々精霊の力や霊力が強く世界と関わっているため、元の世界ではそうそう出来ないこともこの世界でなら出来る。 そして、雨を呼んだらこれだ。 「大体、こっちの陰陽師が不甲斐なさすぎるんだよぉ・・・雨降らすだけで聖人って・・・・俺達の世界でなら兎も角、こんなに力があふれてる世界で何で出来ないんだよ・・・くっそぉ!」 そう、この世界は素晴らしく力に満ちているのだ まず、精霊が活発に動いている。精霊王クラスの力は何故か感じないが、これだけの数が居れば関係ない。 霊力も満ちている。これなら、そこら中に幽霊が居てもおかしくない位だ。 「とりあえず・・・ココを出ないと・・・・」 下水道は街の外に通じているはずだ。 空気の流れを頼りに、キョウスケは移動を始めた。 丁度その頃、一人の少女がセイルーンから到着した。 少女はセイルーン兵からの報告を聞くと、残念そうに帰っていった。 異国にいつまでも滞在するわけにはいかないからだ。 もしこの時、彼女がこの地に留まっていれば、セイルーン王国の運命も、もう少し変わっていたかもしれない・・・ あとがき ・・・ウィッス! ハ:こんばんわ。なんだい、その挨拶は だって・・眠い・・・ ハ:昨日、あんまり寝てないんだろう? うん・・・・どうでしたか?今回のこれ ハ:これ呼ばわりはダメだよ・・・・ そうかな・・?どうせ私が作ったんだし、コレで十分だよ。 ハ:(いつもとテンションが違うな・・・) 今回の作品は・・・繋ぎです! ハ:つまり、次回のための布石・・・と? ううん。兄貴が作成中のやつの。頼まれたのよ。 ハ:・・・まさか、旅人も混ぜるんですか? うん。面白そうだし。 ハ:・・・・・こ、今回は、これで終わります・・・さようなら・・・ あ、どうしたの?ハーリー!・・・・いっちゃった・・・あ、それでは皆様、さようなら! ゆっくり眠ろう・・・・ああ・・眠い・・・・ |