◆−Forced Smile 変わりゆく心−雪月&桜都 帝 (2003/10/21 15:59:37) No.27513
 ┗Re:Forced Smile 変わりゆく心−さくら (2003/10/21 22:04:55) No.27536
  ┗Re:Forced Smile 変わりゆく心−雪月 (2003/10/24 15:32:32) No.27591


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27513Forced Smile 変わりゆく心雪月&桜都 帝 URL2003/10/21 15:59:37


帝&雪月で書かせていただきます。
シリアスなんでちょっと嫌な方は逃げてください(ぉぃ
 




――――Forced Smile――――


何でこんなに心が苦しいのでしょうか・・。
こんな気持ちになったのは初めてだったのです。








いつもいつも僕は笑っています。
楽しくもないのに。
嬉しくもないのに。
ただ自分の心の内を悟られないようにする理由で。
精神体の魔族である僕が、弱みを見せるわけには行かないのです。
でも・・・・自分でもわからない・・・
何か引っ掛かる物が、僕の心にあるのです。



「リーナーさーん。お久しぶりですね〜〜」
ひょこっと木陰から顔なんか出してみました。
「ぜ・・ゼロス!?」
おやおや・・思いっきり後ずさってますねぇ。
酷いですよ。こんなプリティフェイスな謎の神官がが現れたって言うのに。
「いきなり・・どこから沸いて出てきたのよ!!」
「おー。ゼロス久しぶり!」
「なんのようだ。」
「久しぶりですね!ゼロスさん」
そうにこやかにいわれると僕も少し嬉しくなりますねぇ。

―――え・・・?

―――嬉しい・・・?

―――僕・・が・・?

「ええ。元気いっぱいですよvアメリアさんもガウリイさんもお元気そうですねv」
「こらぁ!あんたはあたしを無視するきか!」
「いやですねぇ。いまのリナさんに関わったら何されるかわからないじゃないですか。」
リナさんは凶悪人物ですし・・なにより僕だって命はまだ惜しい物です。
さらりとそういって見せると案の定、リナさんは角が頭に見えるほど怒っています。
「あんたねぇーー!魔族に言われるほどあたしは凶悪人物じゃないわよ!」

―――魔族・・・

―――そう。僕は魔族・・・

「大体あんたが出てくるとろくな事がないのよね!!あんときだって・・」
「そーそー。その後大変だったんだよな。リナ。」
「全く迷惑な話だった・・」
「命も奪われかけたんです!でもいいじゃないですか!正義の心で悪を砕いたんですよ!」
「だいたい!!魔族って存在自体が危険なのよね!!」

―――危険・・・

―――悪。

―――確かに人間(あなた達)にとって僕たちは悪も同然。



滅びを望むモノと言い続けたいと願うモノ。
相容れぬ存在である僕に決していい思いをしないでしょう。
わかっています。

分かっているんです・・・



でも何故なのでしょう。
何故こんな事になったのでしょう。

ないはずの心がとても痛む。
昔は人間の・・・あなた達の僕に対して放つ嫌悪感は心地のいい物でした。
昔の僕は・・・・・

いまの僕は・・・どうしたんでしょう。
あなた方が嫌悪感を放つたび、心が痛い・・居たたまれなくなるような変な感じ。
切りきりと痛む心。
ほら・・・・また・・・・・・
僕は一体どうしてしまったのでしょう・・・



「ってーことで!あんたに関わるとろくな事ないから!じゃぁね・・・って・・・・!!!ゼロス!?」
かすかに聞こえてくるリナさんの慌てた声。
どうしたんでしょう。
なんで・・焦った声で僕を呼ぶのでしょうか・・
「ゼロスさん!?どうしたんですか!?」
「具合が悪いのか!?ゼロス!!??」
それに続くように響くアメリアさんとガウリイさんの声。
遠くの方でゼルガディスさんも少し驚いているようです。
皆さんそろってどうしたのでしょう。
「み・・なさ・・ど・・した・・・・」


つぅ・・・・




なんでしょう・・・


頬に流れるこれは・・


生暖かいそれは止まることなく流れていきます。


「こ・・れは・・・?」


頬を伝うそれは僕の瞳から次々と



「ゼロス・・あんた・・・・どうしたのよ・・・どうして泣い・・・・・」
その続きの言葉が聞きたくなくて。
「す・・・すみません。なんでもないんです・・」
「ちょっ・・ゼロス!!??」

あせった4人の声を後ろに聞きながら、僕は逃げるように空間を移動しました。
その場にいたくなかった・・
自分の心の弱さを知ってしまった。
存在する事を願うものたちと滅びを望む物

―――滅びを望む・・・?

「では・・それを望むのであれば僕は何のために生まれた・・・・?」






「ゼロス。」
獣王宮に戻ってすぐに声がかかった。
声の主はもちろん・・・・
「ゼロス?どうした。そんなところにいて・・」
「獣王様・・・」
きっと・・いまの僕は情けない顔をしているに違いない・・
でも今はいつものポーカーフェイスを装う事など不可能・・・・
「どうした?」
段々と近づいてくる主。
なぜか俯いてしまう僕。
それはきっと引け目を感じるから。
魔族なのに。負の感情を糧とし、常に滅びを望む物であらなければならないのに。
人間のような弱さを持ってしまった・・それに気付いてしまった僕。
「・・・良いか・・?ゼロス。」
静かな声と共に抱きしめられる感覚。
「よく聞け。いいな?」
いつもと違う威圧感を感じ、黙ったままうなづく。

「私は魔族だ。そしてその私が作り出したお前も魔族。
 世界と自信の滅びを望み続ける者。
 人間などの情が移り身を滅ぼすような事になってはならない。」

それは当然。
自分の存在意味に自信をなくすということは自信で自分を滅びに向かわせるような事

「このことは全て忘れなさい。あなた自身に影響が出るまでに。」

頬に触れた獣王様の手は、どこか暖かい様な気がしました。











心に生まれたこの気持ち

           今はしまっておきましょう
   
                       いつか正面から向き合える


            その時がくるまで。






   END







ノーコメントですね・・
文章がめちゃめちゃな上に何がいいたかったのかも不明です。
ほんとに2人でかいたのかも怪しいほどに文才がない・・。
・・・・失礼しました。

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27536Re:Forced Smile 変わりゆく心さくら 2003/10/21 22:04:55
記事番号27513へのコメント

どぉもvvさくらです。
コメントとも感想ともいえないようなレスをさせていただきます。

>何でこんなに心が苦しいのでしょうか・・。
>こんな気持ちになったのは初めてだったのです。
>
>
>
>
>
>
>
>
>いつもいつも僕は笑っています。
>楽しくもないのに。
>嬉しくもないのに。
>ただ自分の心の内を悟られないようにする理由で。
>精神体の魔族である僕が、弱みを見せるわけには行かないのです。
>でも・・・・自分でもわからない・・・
>何か引っ掛かる物が、僕の心にあるのです。

わーvゼロス君だ〜(>−<)
ゼロス君しりあす・・・。なんか大変そうですねぇ・・。
大丈夫ですか〜!?

>「リーナーさーん。お久しぶりですね〜〜」
>ひょこっと木陰から顔なんか出してみました。

おちゃめさん♪(はぁと)

>「ぜ・・ゼロス!?」
>おやおや・・思いっきり後ずさってますねぇ。
>酷いですよ。こんなプリティフェイスな謎の神官がが現れたって言うのに。
>「いきなり・・どこから沸いて出てきたのよ!!」
>「おー。ゼロス久しぶり!」
>「なんのようだ。」
>「久しぶりですね!ゼロスさん」
>そうにこやかにいわれると僕も少し嬉しくなりますねぇ。
>
>―――え・・・?
>
>―――嬉しい・・・?
>
>―――僕・・が・・?

ゼロス君でも嬉しいことってあるんですね・・・(しみじみ)

>「ええ。元気いっぱいですよvアメリアさんもガウリイさんもお元気そうですねv」
>「こらぁ!あんたはあたしを無視するきか!」
>「いやですねぇ。いまのリナさんに関わったら何されるかわからないじゃないですか。」
>リナさんは凶悪人物ですし・・なにより僕だって命はまだ惜しい物です。
>さらりとそういって見せると案の定、リナさんは角が頭に見えるほど怒っています。
>「あんたねぇーー!魔族に言われるほどあたしは凶悪人物じゃないわよ!」
>
>―――魔族・・・
>
>―――そう。僕は魔族・・・
>
>「大体あんたが出てくるとろくな事がないのよね!!あんときだって・・」
>「そーそー。その後大変だったんだよな。リナ。」
>「全く迷惑な話だった・・」
>「命も奪われかけたんです!でもいいじゃないですか!正義の心で悪を砕いたんですよ!」
>「だいたい!!魔族って存在自体が危険なのよね!!」
>
>―――危険・・・
>
>―――悪。
>
>―――確かに人間(あなた達)にとって僕たちは悪も同然。
>
>
>
>滅びを望むモノと言い続けたいと願うモノ。
>相容れぬ存在である僕に決していい思いをしないでしょう。
>わかっています。
>
>分かっているんです・・・
>
>
>
>でも何故なのでしょう。
>何故こんな事になったのでしょう。
>
>ないはずの心がとても痛む。
>昔は人間の・・・あなた達の僕に対して放つ嫌悪感は心地のいい物でした。
>昔の僕は・・・・・
>
>いまの僕は・・・どうしたんでしょう。
>あなた方が嫌悪感を放つたび、心が痛い・・居たたまれなくなるような変な感じ。
>切りきりと痛む心。
>ほら・・・・また・・・・・・
>僕は一体どうしてしまったのでしょう・・・

ずきずき。胸が痛い(泣)
・・・・切ない・・・・・。

>「ってーことで!あんたに関わるとろくな事ないから!じゃぁね・・・って・・・・!!!ゼロス!?」
>かすかに聞こえてくるリナさんの慌てた声。
>どうしたんでしょう。
>なんで・・焦った声で僕を呼ぶのでしょうか・・
>「ゼロスさん!?どうしたんですか!?」
>「具合が悪いのか!?ゼロス!!??」
>それに続くように響くアメリアさんとガウリイさんの声。
>遠くの方でゼルガディスさんも少し驚いているようです。
>皆さんそろってどうしたのでしょう。
>「み・・なさ・・ど・・した・・・・」
>
>
>つぅ・・・・
>
>
>
>
>なんでしょう・・・
>
>
>頬に流れるこれは・・
>
>
>生暖かいそれは止まることなく流れていきます。
>
>
>「こ・・れは・・・?」
>
>
>頬を伝うそれは僕の瞳から次々と

ゼロス君が泣いてる〜!!
悲しい・・・・(もらい泣き)

>「ゼロス・・あんた・・・・どうしたのよ・・・どうして泣い・・・・・」
>その続きの言葉が聞きたくなくて。
>「す・・・すみません。なんでもないんです・・」
>「ちょっ・・ゼロス!!??」
>
>あせった4人の声を後ろに聞きながら、僕は逃げるように空間を移動しました。
>その場にいたくなかった・・
>自分の心の弱さを知ってしまった。
>存在する事を願うものたちと滅びを望む物
>
>―――滅びを望む・・・?
>
>「では・・それを望むのであれば僕は何のために生まれた・・・・?」

何のためなんでしょう??読解力の無い私にはわかりません・・・。

>「ゼロス。」
>獣王宮に戻ってすぐに声がかかった。
>声の主はもちろん・・・・
>「ゼロス?どうした。そんなところにいて・・」
>「獣王様・・・」
>きっと・・いまの僕は情けない顔をしているに違いない・・
>でも今はいつものポーカーフェイスを装う事など不可能・・・・
>「どうした?」
>段々と近づいてくる主。
>なぜか俯いてしまう僕。
>それはきっと引け目を感じるから。
>魔族なのに。負の感情を糧とし、常に滅びを望む物であらなければならないのに。
>人間のような弱さを持ってしまった・・それに気付いてしまった僕。
>「・・・良いか・・?ゼロス。」
>静かな声と共に抱きしめられる感覚。
>「よく聞け。いいな?」
>いつもと違う威圧感を感じ、黙ったままうなづく。
>
>「私は魔族だ。そしてその私が作り出したお前も魔族。
> 世界と自信の滅びを望み続ける者。
> 人間などの情が移り身を滅ぼすような事になってはならない。」
>
>それは当然。
>自分の存在意味に自信をなくすということは自信で自分を滅びに向かわせるような事
>
>「このことは全て忘れなさい。あなた自身に影響が出るまでに。」
>
>頬に触れた獣王様の手は、どこか暖かい様な気がしました。
>

獣王様はゼロス君の事心配してくれてるんですね・・・・。
優しいですvv

>ノーコメントですね・・
>文章がめちゃめちゃな上に何がいいたかったのかも不明です。
>ほんとに2人でかいたのかも怪しいほどに文才がない・・。
>・・・・失礼しました。

とっても感激です!!
私は言葉が足りませんのでどう言ったらいいか分からないですけど、
お二人の小説は素晴らしいと思いました!!
・・・私のレスこそめちゃくちゃです(泣)
では、こんな素晴らしい小説を読ませていただいて有難うございました(はぁと)


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27591Re:Forced Smile 変わりゆく心雪月 URL2003/10/24 15:32:32
記事番号27536へのコメント

>とっても感激です!!
>私は言葉が足りませんのでどう言ったらいいか分からないですけど、
>お二人の小説は素晴らしいと思いました!!
>・・・私のレスこそめちゃくちゃです(泣)
>では、こんな素晴らしい小説を読ませていただいて有難うございました(はぁと)


こちらこそコメント毎度のことながら有難うございました。
なんとなく・・泣かせてみたかったんです・・・てへっv(殴
すみません・・。(泣
いえ・・私の感謝のレスももうむちゃくちゃです・・
こちらこそ!こんな馬鹿小説にこんなおやさしい感想下さって有難うございました!