◆−今までのあらすじ−ユア・ファンティン (2003/10/26 21:53:30) No.27706 ┣ACT3−42 オエペレ−ション・スタ−ト!!−ユア・ファンティン (2003/10/26 23:09:45) No.27714 ┃┗面白くなってきましたねvv−夜宵 吹雪 (2003/10/27 19:16:24) No.27739 ┃ ┗緋雷は、次回に・・・・・・・・−ユア・ファンティン (2003/10/27 22:32:05) No.27753 ┣ACT・3―43 導く新たな仲間−ユア・ファンティン (2003/10/28 23:05:35) No.27792 ┃┗導かれてないのも若干いるよーな・・・。−夜宵 吹雪 (2003/10/29 17:49:37) No.27796 ┃ ┗気のせいの方向で・・・・・・・・・−ユア・ファンティン (2003/10/29 23:06:55) No.27815 ┗ACT・3―44 モノロ―グ・オブ・ツイン・フレアズ−ユア・ファンティン (2003/10/30 23:04:14) NEW No.27833
27706 | 今までのあらすじ | ユア・ファンティン | 2003/10/26 21:53:30 |
お久しぶりです。 あらすじを大まかに語って、本編に行くきたいと思います 主人公・風野ディスティアは、マフィアのボスに囚われていたのを紅屍瀬怜栖に助けられた。 そして、兄代わりでもあった元の仲間・煌天銀次とも再会。 そして、いまは≪IL≫≪MAP≫の二つを かつての弟のようだったTANATOXから奪還するため、無限城に来ていた 果たして、この闘いの結末は如何に!! |
27714 | ACT3−42 オエペレ−ション・スタ−ト!! | ユア・ファンティン | 2003/10/26 23:09:45 |
記事番号27706へのコメント 「そうだよ。」 「・・・・・なるほどね。 これは正解だったかしら?」 入り口付近にいた影の2人のうちの女性の方がそう言った。 彼女は床に、大きな袋を落とした。 その中には、目を回し気絶した天国がいた。 「連中とクライアントの間に入った仲介屋さんらしいわ。 サウスブロックに近くで拉致ったのよ。」 そこへ、対紅屍グル−プのデ−タが来た。 (思った通りだよ、銀次さん。 アンタは、本当に≪雷帝≫だ。 この無限城の申し子だよ。 僕やディスティアと同じくね・・・・・。 お互い命を賭けることになりそうだね。 だけども、答えは決まっているんだ。 アンタがここに舞い戻ってきたその時から・・・・・ね。) カタ・・・カタカタ TANATOXがPCのキ−ボ−ドを二つ同時に操っていた。 美鈴は、フヨフヨト空中を移動して近くに下りた。 「ねえ後ろの人達。 なんか話しあるみたいだから殺気緩めた方がいいかしら?」 「緩めてくれると嬉しい。」 「はいはい。」 TANATOXからの許可が降りるとスゥ−ッ音を立てて殺気が引いていった。 「TANATOX。 アンタご自慢のシステムはヘルと雷帝に突破されたわ。」 すぐの口を出したのは、さっきの女性だった。 「結構好みの≪絃≫の華月は葬れたけど、 メツキの悪い子と私の瑞也が・・・・・・・。」 「さっきのが突破されるのは予測済みだよ。」 「TANATOX!!」 女性が語気を荒くした。 「・・おやめなさい、アスト。」 「・・・舞月常夜よ。」 嘆息一つに、女性・・・常夜はそう返した。 「・・・キリストは、彼1人だったら未完成だったと思わない?」 TANATOXがふと漏らしたその問い。 「そうでしょうね。 ユダの裏切りで、十字架にかけられて。 それで復活したんだから、それで救世主になれたんだしね。」 「だったら、ユダの存在は、キリストとはコインのような関係になるね・・。」 美鈴は、その言葉に対して、寂しげに遠くを見てこう答えた。 「君の希望も同じ事ね。 もう一人のユダが必要なのだから・・・・・・・。」 「そうだね。 紫陽、わかるかい? あいつらは初めから裏切られているんだよ。」 「ほとんどはシナリオのままね ・・・もう決められたことだものね。」 「そう。 だから君たちは、僕の指示に従っていればいいんだ。 ・・・・・彼らのようにね。」 その時入ってくる3人の人影。 それは、霧月、桂樹、柚蘭であった。 「見事だったよ。 さすがは、飛針の霧月。 そして、エリファンス、アレイスティス。」 「・・・・・・何処で、その名を?」 桂樹たちは、TANATOXに冥い殺気を放った。 「昔のギルトの≪マスタ−・タロット≫の記録から。」 「・・・・・そうか。」 「もうその名前で呼ばないでくれる? 読んだら殺すわよ、死神坊や?」 2人は静かにそう言った 「・・・・・2人は牢に収めた。 先客がいたようだが?」 霧月の問いに、さっきの女性がこう答える。 「仲介屋・天国。 奴らの仲間よ。 私が拉致して入れておいたわ。」 「舞月か・・・・・・・。 なるほど、お前らしい遣り方だ。」 その言葉に女性は、嘲るようにこう返した。 「ハハッ!! アンタも同じ様なものでしょう?」 『・・・・・・・・』 柳兄妹は沈黙するが、霧月はすぐにこう答えた。 「違いない。」 それとほぼ同時に、電子音鳴る。 「さあ、お待ちかねの、君たちの時間だよ。」 ここで、やっと、影に居た2人の風貌が明らかになる。 女性の方は、白に近い水銀の短髪、紫みを佩びた黒の瞳、褐色の肌の堀の深い顔立ちの二十代。 その服は、ルピナスと張り合えるというとわかりやすいだろう。 ・・・・・言ってしまおう。 その服は、色は深い紫、材質はおそらく革系のもの。 形状は、レオタ−ドそれに近いだろう。 ただ胸などの切れ込みが深くはある。 所々を型抜きをしていて、その上金属の丸い輪をつけたり、鎖で飾ったりしている。 それとは不釣合いに、二の腕ぐらいまでの甲に金糸で十字架を縫い付けた白い手袋なんかをしている。 靴は、膝よりやや下のブ―ツである。 その上に、お仕着せに白い羽織を着てはいるが、はっきり言って、歌舞伎町辺りの特殊な趣味の店にいたほうが、無法地帯に居るよりも合っていそうな女性である。 男のほうは、黒い長髪で、スポ―ティなサングラスをしている。 髪は、白い布でまとめている 服装は、白のTシャツに、細かい柄のパ−カ−、ジ―パンというラフな物。 年齢は、緋雷よりは下であることは間違いない。 この2人に、天河と霧月を加えれば、TANATOXの四天王である。 「常夜と、フ―ル。」 この後、TANATOXの命を受けた2人は、瑞也一行を襲撃することになる。 そのあとで――――。 美鈴は、部屋に残った桂樹と柚蘭にふよふよと近づく。 「初めまして・・・ね。 この姿はもとより、今生では。 短くなるだろうし、馴れ合うつもりはないけど、一応よろしく。」 「誰だ・・・貴様?」 「・・月ちゃんかしら?」 「・・・ふふ、なぜ?」 「一つは、その物言い。 もう一つは、足の機能が停止しているようだからね。」 「・・・・月夜か?」 柚蘭の言葉で桂樹も思い出したようだった。 「正解よ。 今は、風夢美鈴。 ≪すべてを知り 全てを記憶させられている 呪われし人格 ミスライブラリィ≫」 2人と美鈴はかつて 永蓮が生きていた頃の 友人であり 兄弟であり 親子であり また師弟のような関係であったのだった ―+――+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+ ユア:眠いので、失礼します また次回 |
27739 | 面白くなってきましたねvv | 夜宵 吹雪 E-mail | 2003/10/27 19:16:24 |
記事番号27714へのコメント >入り口付近にいた影の2人のうちの女性の方がそう言った。 >彼女は床に、大きな袋を落とした。 >その中には、目を回し気絶した天国がいた。 >「連中とクライアントの間に入った仲介屋さんらしいわ。 > サウスブロックに近くで拉致ったのよ。」 吹雪:あ、ごめん。すっかり忘れてたよ。 白亜:吹雪薄情。 吹雪:ムッ!じゃあお前は彼のフルネームを言えるのか!? 白亜:・・・・・・・・秋だから空が高いね。 吹雪:わからんなら、素直にわからんと言え。 >「結構好みの≪絃≫の華月は葬れたけど、 > メツキの悪い子と私の瑞也が・・・・・・・。」 吹雪:私の!?好み!? B:おやおや。 吹雪:・・・・・・・・・・・・・・・・・。 R:・・・・・何でこっち見るの。 吹雪:いや、お前女好きだけど、この人はどうかな、と。 B:よろしければ花束付で贈呈しますが。 R:び、B様がいじめる・・・・・・(涙) >「そうだね。 > 紫陽、わかるかい? > あいつらは初めから裏切られているんだよ。」 >「ほとんどはシナリオのままね > ・・・もう決められたことだものね。」 吹雪:裏切り者。ダブルクロスとも言うそうです。詳しくは知りませんが。 >「舞月か・・・・・・・。 > なるほど、お前らしい遣り方だ。」 >その言葉に女性は、嘲るようにこう返した。 >「ハハッ!! > アンタも同じ様なものでしょう?」 R:ね、感想言っていい? 吹雪:そうぞ。 R:好みかどーかは置いといて。 吹雪:うんうん。 R:お近付きになりたくはない。 吹雪:つまり外見は置いといて、性格はこれは勘弁してくださいお代官様状態と? R:お代官様って・・・・(汗)ま、まあB様で慣れてるし。怖い人は。 平気だけど疲れると思うんで・・・・・。 >女性の方は、白に近い水銀の短髪、紫みを佩びた黒の瞳、褐色の肌の堀の深い顔立ちの二十代。 >その服は、ルピナスと張り合えるというとわかりやすいだろう。 >・・・・・言ってしまおう。 >その服は、色は深い紫、材質はおそらく革系のもの。 >形状は、レオタ−ドそれに近いだろう。 >ただ胸などの切れ込みが深くはある。 >所々を型抜きをしていて、その上金属の丸い輪をつけたり、鎖で飾ったりしている。 >それとは不釣合いに、二の腕ぐらいまでの甲に金糸で十字架を縫い付けた白い手袋なんかをしている。 >靴は、膝よりやや下のブ―ツである。 >その上に、お仕着せに白い羽織を着てはいるが、はっきり言って、歌舞伎町辺りの特殊な趣味の店にいたほうが、無法地帯に居るよりも合っていそうな女性である。 吹雪:つまり女王様、と。 白亜:え?お姫様? 吹雪:・・・・・・・・・・やめてくれ。 >男のほうは、黒い長髪で、スポ―ティなサングラスをしている。 >髪は、白い布でまとめている >服装は、白のTシャツに、細かい柄のパ−カ−、ジ―パンというラフな物。 >年齢は、緋雷よりは下であることは間違いない。 吹雪:ほうほう。彼がおそらくは・・・・。 白亜:誰? 吹雪:(すべっ(コケた))誰ってお前!ひーちゃんのいとこの! 白亜:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ああ、あの・・・・・・。・・・・・・・・・あれ? 吹雪:どうした。 白亜:・・・・ひーちゃんの顔が思い出せない。 吹雪:ををい!! >この2人に、天河と霧月を加えれば、TANATOXの四天王である。 >「常夜と、フ―ル。」 >この後、TANATOXの命を受けた2人は、瑞也一行を襲撃することになる。 吹雪:かなぁり楽しみですvv 白亜:ひーちゃん、顔が思い出したいので出してね。 吹雪:・・・・・・・お前な、ひーちゃん、聞いたら泣くぞ。ホント。 白亜:聞かなきゃいいの。聞いたら忘れる。 吹雪:・・・・・だったら幸せだよな。 >ユア:眠いので、失礼します > また次回 吹雪:はい、ではまた次回でお会いしましょう。 |
27753 | 緋雷は、次回に・・・・・・・・ | ユア・ファンティン | 2003/10/27 22:32:05 |
記事番号27739へのコメント >>入り口付近にいた影の2人のうちの女性の方がそう言った。 >>彼女は床に、大きな袋を落とした。 >>その中には、目を回し気絶した天国がいた。 >>「連中とクライアントの間に入った仲介屋さんらしいわ。 >> サウスブロックに近くで拉致ったのよ。」 > >吹雪:あ、ごめん。すっかり忘れてたよ。 >白亜:吹雪薄情。 天国:しくしく・・・・・・ >吹雪:ムッ!じゃあお前は彼のフルネームを言えるのか!? >白亜:・・・・・・・・秋だから空が高いね。 >吹雪:わからんなら、素直にわからんと言え。 天国:忘れないでください 天国司(あまくにつかさ)です > >>「結構好みの≪絃≫の華月は葬れたけど、 >> メツキの悪い子と私の瑞也が・・・・・・・。」 > >吹雪:私の!?好み!? >B:おやおや。 >吹雪:・・・・・・・・・・・・・・・・・。 >R:・・・・・何でこっち見るの。 >吹雪:いや、お前女好きだけど、この人はどうかな、と。 ユア:あ、聞いてみたい >B:よろしければ花束付で贈呈しますが。 >R:び、B様がいじめる・・・・・・(涙) シェル:リュシカ様は私のですvv > >>「そうだね。 >> 紫陽、わかるかい? >> あいつらは初めから裏切られているんだよ。」 >>「ほとんどはシナリオのままね >> ・・・もう決められたことだものね。」 > >吹雪:裏切り者。ダブルクロスとも言うそうです。詳しくは知りませんが。 ユア:・・・・裏切者ではないんです 作者のなかではね・・・・・・・・。 ・・・・もうバレてますからね・・・・・。 題名に使わせていただくかもしれません。 > >>「舞月か・・・・・・・。 >> なるほど、お前らしい遣り方だ。」 >>その言葉に女性は、嘲るようにこう返した。 >>「ハハッ!! >> アンタも同じ様なものでしょう?」 > >R:ね、感想言っていい? >吹雪:そうぞ。 >R:好みかどーかは置いといて。 ユア:ふむふむ >吹雪:うんうん。 >R:お近付きになりたくはない。 >吹雪:つまり外見は置いといて、性格はこれは勘弁してくださいお代官様状態と? >R:お代官様って・・・・(汗)ま、まあB様で慣れてるし。怖い人は。 > 平気だけど疲れると思うんで・・・・・。 シェル:リュシカ様vv 私はどうですか? > >>女性の方は、白に近い水銀の短髪、紫みを佩びた黒の瞳、褐色の肌の堀の深い顔立ちの二十代。 >>その服は、ルピナスと張り合えるというとわかりやすいだろう。 >>・・・・・言ってしまおう。 >>その服は、色は深い紫、材質はおそらく革系のもの。 >>形状は、レオタ−ドそれに近いだろう。 >>ただ胸などの切れ込みが深くはある。 >>所々を型抜きをしていて、その上金属の丸い輪をつけたり、鎖で飾ったりしている。 >>それとは不釣合いに、二の腕ぐらいまでの甲に金糸で十字架を縫い付けた白い手袋なんかをしている。 >>靴は、膝よりやや下のブ―ツである。 >>その上に、お仕着せに白い羽織を着てはいるが、はっきり言って、歌舞伎町辺りの特殊な趣味の店にいたほうが、無法地帯に居るよりも合っていそうな女性である。 > >吹雪:つまり女王様、と。 >白亜:え?お姫様? >吹雪:・・・・・・・・・・やめてくれ。 ユア:文は書けました ・・・・絵は書けませんでした > >>男のほうは、黒い長髪で、スポ―ティなサングラスをしている。 >>髪は、白い布でまとめている >>服装は、白のTシャツに、細かい柄のパ−カ−、ジ―パンというラフな物。 >>年齢は、緋雷よりは下であることは間違いない。 > >吹雪:ほうほう。彼がおそらくは・・・・。 >白亜:誰? >吹雪:(すべっ(コケた))誰ってお前!ひーちゃんのいとこの! ユア;正解!! >白亜:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 > ああ、あの・・・・・・。・・・・・・・・・あれ? >吹雪:どうした。 >白亜:・・・・ひーちゃんの顔が思い出せない。 >吹雪:ををい!! 緋雷:・・あんなぁ、白亜はん薄情やで > >>この2人に、天河と霧月を加えれば、TANATOXの四天王である。 >>「常夜と、フ―ル。」 >>この後、TANATOXの命を受けた2人は、瑞也一行を襲撃することになる。 > >吹雪:かなぁり楽しみですvv ユア:後7話ぐらいあとかな >白亜:ひーちゃん、顔が思い出したいので出してね。 >吹雪:・・・・・・・お前な、ひーちゃん、聞いたら泣くぞ。ホント。 >白亜:聞かなきゃいいの。聞いたら忘れる。 >吹雪:・・・・・だったら幸せだよな。 ユア:緋雷は次回に出ます、かなり情けないけど > >>ユア:眠いので、失礼します >> また次回 > >吹雪:はい、ではまた次回でお会いしましょう。 ユア:おそらく明日投稿予定 > |
27792 | ACT・3―43 導く新たな仲間 | ユア・ファンティン | 2003/10/28 23:05:35 |
記事番号27706へのコメント 「あ―もう。此処何所なのさっ。 雷の兄ちゃん。 道知ってるって言ったの兄ちゃんだよ。」 流河はたまりかねて、そう叫んだ。 当然であろう。 前回から早数時間。 多少の邪魔も考慮して後1時間で、ゲンの薬屋につくといったのに、まだ到着していないからだ。 「あははは〜。 正直に言ってもええ?」 「早く言えば、殺さないでやる。」 「お兄ちゃん、それよくないよ?」 「・・・・道に迷うたわ。」 ・・ゴンッ 雅浩は、刀で緋雷の頭を殴りつけた。 「っざけるな。 あの場所からの通を知っているとお前が言ったから自分達はついていったのだぞ?」 「やけどなぁ、雅浩はん。 人間ミスあるんはフツ―やろ?」 『ッタイな。』言いながら、緋雷はそう反論した。 ・・・・・とまあ、こんな会話を交わしていた時のこと。 前回からぬいぐるみサイズの眠っていた司馬は、その最中いきなり起きてそう言った。 「・・・・次・・角・・・仲間いる・・・・道・・・聞いて。」 そしてそう言うなりまた眠りに入った。 「遅い。」 そこに居た少年は、開口一番そう言った。 彼は、淡い黄色―月の光を束ねたような黄銀色の髪、緑銀と紅玉色のオッドアイの猫のような瞳。 服装は、濃紺のハイネックにべ―ジュの七分のズボンに、緑のジャンバ―だった。 首に、青と緑の拳大ほどのキャットアイのペンダントが下げられていた 腰に、トランプ大のカ−ドホルダ―と大き目のサバイバルナイフを一緒に吊り下げていた。 白く陶器のような肌非人間めいたの少年はおそらくは、12,13歳ぐらいだろう。 「月人・・・か。 数ヶ月前の仕事以来か?」 「本当、久し振りねぇ〜。」 「月人も、作戦に参加するんだ。」 上から、雅浩、綾乃、流河が声をかける。 「なぁ、あんさん何者ですん?」 「アンタから名乗れば? それが礼儀だと・・・・・・・・僕は月と、君は?」 月人は、緋雷の背中に乗っていたエレナをみるとエレナに向かってそう言った。 「おい。」 緋雷は、抗議の声をあげたが相手にされなかった。 「エレナはね、タロウのエレナなの〜。」 「へぇ。君があの!?」 緋雷はエレナを降ろし、他の四人にこう聞いた。 「何者ですん、あのボン?」 「夢幻月人。 歳は、外見13歳。 精神実年齢2歳で、肉体年齢は12歳だ。 以上だ、質問は?」 雅浩は淡々と事務的にそう答えた 「お兄ちゃんそれじゃよくわからないでしょ。 月ちゃんは、元々イギリスの方の堅気の子供だったの。 でもね、3年前の私達の初仕事の時に巻き込まれて事実上死んだの。 それでも生きたいと望んだから、 そのとき生まれたばっかで、1人じゃ存在を維持できない月人が融合したの。」 「そうそう。 それで、風の姉ちゃんの仲間になったんだ。 裏で単独で最近有名になっているんだよね。 ≪バトルレス≫って聞いたことない?」 月人の設定的なモデルは誰でしょう? 「へぇ、ワイみたいな何でも屋でも知っとんでそん人。」 緋雷の何でも屋の指名方法は、商品の青石のXYZを象った指輪を『填めて下さい』というのは、また別のお話。 「ねぇ、行かないの?」 エレナを抱き上げた月人はそう言った。 ちなみに身長図 緋雷 198センチ 司馬 172センチ 流河 154センチ 雅浩 175センチ 綾乃 150センチ エレナ 135センチ 月人 155センチ そうそう身長に差がないせいか、桂樹たちよりも兄弟みたいな感じに見える。 「ほな行きましょ。」 同時刻・別某所 「ご老公。」 「・・・・・・・・・。」 「ご老公!」 「・・・・・・」 「ご老公!!」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「ご老公!!!!」 「なんじゃ、採欄。」 「さっきから同じ場所を回っていますよ?」 「ほっほほほほ。 さっきから、尾行している輩が居たんでな。」 「で、どうするんです。 ミルは目覚めないですし・・・・・・潰しますか?」 「そうじゃな。」 と、メ―スと会話を交わすと採欄はミルを抱いたまま、タンと手を地面に当てる。 すると数十メ―トル後ろにいたストリ−トチルドレンたちを上下から、コンクリ−トの氷柱が足止めする 中には、それに刺さった奴等もいたようだった。 「ほう、うまく足止めしたようじゃな。」 「馬鹿にしないで下さい、ご老公。 力は、私のほうが上なんですからね。」 「・・・力ばかりが能じゃありゃせんぞ。」 「・・あっ、此処ですね。」 効して、ミル一行は、どうにか薬屋に辿り着いた ―+―――――――+―+―+―+―+―+―+―+―+――+ ユア:明日早いので失礼します |
27796 | 導かれてないのも若干いるよーな・・・。 | 夜宵 吹雪 E-mail | 2003/10/29 17:49:37 |
記事番号27792へのコメント 吹雪:薄情な白亜から、ひーちゃんに一言。 白亜:あのね、ひーちゃん。俺は薄情じゃないよ。その証拠に小動物と異性とちっちゃい子には優しいよ。 吹雪:(・・・・ホントかよ(←異性)) 白亜:俺がひーちゃんの顔を覚えてないのは・・・・・・。 吹雪:・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 白亜:記憶力がないだけだから。 吹雪:結局そーゆーオチかいっ!! >「あ―もう。此処何所なのさっ。 > 雷の兄ちゃん。 > 道知ってるって言ったの兄ちゃんだよ。」 >流河はたまりかねて、そう叫んだ。 >当然であろう。 >前回から早数時間。 >多少の邪魔も考慮して後1時間で、ゲンの薬屋につくといったのに、まだ到着していないからだ。 吹雪:複雑な作りだ無限城。 白亜:俺が行ったら迷うこと間違いなし。 吹雪:・・・白亜を見つけたら迷いなくご連絡ぷりーず。 >「あははは〜。 > 正直に言ってもええ?」 >「早く言えば、殺さないでやる。」 >「お兄ちゃん、それよくないよ?」 >「・・・・道に迷うたわ。」 >・・ゴンッ >雅浩は、刀で緋雷の頭を殴りつけた。 吹雪:柄は痛そう。 白亜:頭は駄目だよ。悪い頭が悪くなる。 吹雪:・・・・・・・・をい。 白亜:顔も駄目。使い物にならなくなる。 吹雪:ふぉ、フォローなのか・・・・? >「おい。」 >緋雷は、抗議の声をあげたが相手にされなかった。 吹雪:ひーちゃん、幸薄い・・・・。 白亜:・・・・・・・・・・・・・・(哀れむような目) 吹雪:(優しそうに)・・・・顔・・・忘れないように写真を肌身放さずもってなさいね。(写真を渡す) 白亜:(それを素直に受け取って)・・・・・・・・・・・・・・うん。 >「何者ですん、あのボン?」 >「夢幻月人。 > 歳は、外見13歳。 > 精神実年齢2歳で、肉体年齢は12歳だ。 > 以上だ、質問は?」 吹雪:ワンブレスで言う所がまたステキです。 白亜:そうなの? 吹雪:そうなの。 >ちなみに身長図 >緋雷 198センチ >司馬 172センチ >流河 154センチ >雅浩 175センチ >綾乃 150センチ >エレナ 135センチ >月人 155センチ 吹雪:エレナ、首痛いだろうなぁ・・・・。 白亜:肩にいるから大丈夫。 吹雪:・・・3人除いて後は私と似たりよったりか。 白亜:ひーちゃん大っきいんだね。意外と。 >同時刻・別某所 > >「ご老公。」 >「・・・・・・・・・。」 吹雪:うきゅ? >「ご老公!」 >「・・・・・・」 >「ご老公!!」 >「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 >「ご老公!!!!」 >「なんじゃ、採欄。」 吹雪:聞こえてるのか聞こえてないのかハッキリとしてください。 >「さっきから同じ場所を回っていますよ?」 >「ほっほほほほ。 > さっきから、尾行している輩が居たんでな。」 >「で、どうするんです。 > ミルは目覚めないですし・・・・・・潰しますか?」 >「そうじゃな。」 吹雪:か、簡単に言うなぁ・・・・。 白亜:なんかね、こーゆーのに出てくるレギュラー陣は最初っから強い人が多いよね。 吹雪:それはそれ。王道なのさ。 >効して、ミル一行は、どうにか薬屋に辿り着いた。 吹雪:どうなるんだろ。 白亜:神の溝を知る。 >ユア:明日早いので失礼します 吹雪:はい。ではではv |
27815 | 気のせいの方向で・・・・・・・・・ | ユア・ファンティン | 2003/10/29 23:06:55 |
記事番号27796へのコメント > >吹雪:薄情な白亜から、ひーちゃんに一言。 >白亜:あのね、ひーちゃん。俺は薄情じゃないよ。その証拠に小動物と異性とちっちゃい子には優しいよ。 ユア;そうですね、そう言うコメントになってます >吹雪:(・・・・ホントかよ(←異性)) >白亜:俺がひーちゃんの顔を覚えてないのは・・・・・・。 >吹雪:・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 >白亜:記憶力がないだけだから。 >吹雪:結局そーゆーオチかいっ!! 緋雷:・・・・しくしく > >>「あ―もう。此処何所なのさっ。 >> 雷の兄ちゃん。 >> 道知ってるって言ったの兄ちゃんだよ。」 >>流河はたまりかねて、そう叫んだ。 >>当然であろう。 >>前回から早数時間。 >>多少の邪魔も考慮して後1時間で、ゲンの薬屋につくといったのに、まだ到着していないからだ。 > >吹雪:複雑な作りだ無限城。 ユア:慣れるまでは大変です >白亜:俺が行ったら迷うこと間違いなし。 >吹雪:・・・白亜を見つけたら迷いなくご連絡ぷりーず。 ユア;は―い、わかりました > >>「あははは〜。 >> 正直に言ってもええ?」 >>「早く言えば、殺さないでやる。」 >>「お兄ちゃん、それよくないよ?」 >>「・・・・道に迷うたわ。」 >>・・ゴンッ >>雅浩は、刀で緋雷の頭を殴りつけた。 > >吹雪:柄は痛そう。 雅浩:鞘飾りのほうで殴った >白亜:頭は駄目だよ。悪い頭が悪くなる。 >吹雪:・・・・・・・・をい。 >白亜:顔も駄目。使い物にならなくなる。 >吹雪:ふぉ、フォローなのか・・・・? 緋雷:なってへんなってへん。 > >>「おい。」 >>緋雷は、抗議の声をあげたが相手にされなかった。 > >吹雪:ひーちゃん、幸薄い・・・・。 >白亜:・・・・・・・・・・・・・・(哀れむような目) >吹雪:(優しそうに)・・・・顔・・・忘れないように写真を肌身放さずもってなさいね。(写真を渡す) >白亜:(それを素直に受け取って)・・・・・・・・・・・・・・うん。 緋雷:あんがとな・・・・・・ > >>「何者ですん、あのボン?」 >>「夢幻月人。 >> 歳は、外見13歳。 >> 精神実年齢2歳で、肉体年齢は12歳だ。 >> 以上だ、質問は?」 > >吹雪:ワンブレスで言う所がまたステキです。 >白亜:そうなの? >吹雪:そうなの。 ユア;あの子はそうだから、可愛いの > >>ちなみに身長図 >>緋雷 198センチ >>司馬 172センチ >>流河 154センチ >>雅浩 175センチ >>綾乃 150センチ >>エレナ 135センチ >>月人 155センチ > >吹雪:エレナ、首痛いだろうなぁ・・・・。 >白亜:肩にいるから大丈夫。 エレナ;うん、大丈夫 >吹雪:・・・3人除いて後は私と似たりよったりか。 ユア:そうですねえ >白亜:ひーちゃん大っきいんだね。意外と。 ユア:いまん所、3番目かな > > >>同時刻・別某所 >> >>「ご老公。」 >>「・・・・・・・・・。」 > >吹雪:うきゅ? ユア:うにゃ(張り合ってます) > >>「ご老公!」 >>「・・・・・・」 >>「ご老公!!」 >>「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 >>「ご老公!!!!」 >>「なんじゃ、採欄。」 > >吹雪:聞こえてるのか聞こえてないのかハッキリとしてください。 ご老公:ほっほほほほほ > >>「さっきから同じ場所を回っていますよ?」 >>「ほっほほほほ。 >> さっきから、尾行している輩が居たんでな。」 >>「で、どうするんです。 >> ミルは目覚めないですし・・・・・・潰しますか?」 >>「そうじゃな。」 > >吹雪:か、簡単に言うなぁ・・・・。 >白亜:なんかね、こーゆーのに出てくるレギュラー陣は最初っから強い人が多いよね。 >吹雪:それはそれ。王道なのさ。 ユア:そうそう、そうじゃなきゃ話がすすまない > >>効して、ミル一行は、どうにか薬屋に辿り着いた。 > >吹雪:どうなるんだろ。 >白亜:神の溝を知る。 ユア;しばし待て > >>ユア:明日早いので失礼します > >吹雪:はい。ではではv ユア;:また次回 > |
27833 | ACT・3―44 モノロ―グ・オブ・ツイン・フレアズ | ユア・ファンティン | 2003/10/30 23:04:14 |
記事番号27706へのコメント ここんとこ、シリアス気味で、作者の胃も痛いので&話の都合上 ここらで本編止めて、この話のキャラの心情を独白してもらいましょう まずは、第一弾ペアは。 久遠寺魅焔ことア―ク・シュヴァルツネイド&氷鴉ほたることアストラル・シュヴァルツネイドの2人です +――+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+ 今、俺は無限城にいる そして、今背を向けて、ほたる・・・・・・・・異母弟のアストが寝ている その事をこいつは知っているのだろうか? 知っていて、さらにあの事・・・・・・・・ シュヴァルツネイド家の掟を知っていたら・・・・・・ 俺はどうすればいい? シュヴェルツネイド家の直系の男子は1人だけ 俺がいる以上 あいつは俺の手で・・・・・・・ 幻陽ちゃんはそれを知っていて 俺に『仲間にならないか?』と言ったのだろうか? アストとは、3年前に引き合わされた 最初は何も知らなかった アストも 『・・・・本家のあいつらよりも、アンタみたいのが兄さん達だったらよかった。』 そう言って懐いてくれた それが何よりも嬉しかった バカやって 幻陽ちゃんや歳瑛、鎮伶やディスティアちゃんに怒られるのも なんかとっても楽しかったし、心地よかった ずっと続けばいいとすら思った 決して、それは・・・・道が重なりつづける事は ありえることではないとわかっていてもそうであって欲しかった 少し前に 俺が・・こいつを弟だと知らなければ続くはずであった道 今は 道は重なっている でもいつか離れてしまう その時には俺は、俺に巻きついている『家』という名の鎖に 気がついてくれた弟を殺さなければいけない 今 オレは無限城にいる そして、今寝ているベットの向かいにいる男が オレの異母兄・・・・・・だ そいつは オレを殺さなくてはいけないし オレを殺してもい意数少ない存在だ 母さんと姉さん、そしてシェリルを殺したシュヴァルツネイドの家・・・・・・・・ 古い因習に縛られた家・・・・・・ そのせいで 俺は3人やあいつらを守れず死なせてしまった ・・・オレが居るせいで鎖がきつくなったのなら 殺してもいいよ、魅焔? 幻陽の言葉守れなくなるけど もう どうでもいいや・・・・・・・・ あいつには、3年前に引き合わされた 最初から、正体に薄々気がついていたけど 「普通の家で兄さんってこんな感じかな・・・」 と思ったからよく一緒にいた 一緒によく悪戯もして、他の奴らやディスティアに怒られるのも ・・・・・・なんか楽しかった ずっと続いて欲しいと思ったけど、続いて欲しかったそんな日々 オレが気が付かなかったら・・続いていたのかな・・・・・・・・ いつか道は離れたままになるけど・・・・・・ そしたら・・・・死合わなければいけないね・・・・ その時は 全力でやるよ・・・お兄ちゃん ―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+―+ ユア;明日も朝補習なので,もう失礼します |