◆−挨拶と前書きと諸注意を−春日れう (2003/10/26 22:39:32) No.27708
 ┣Re:挨拶と前書きと諸注意を−雪月 (2003/10/26 22:55:44) No.27710
 ┣−春日れう (2003/10/26 23:26:04) No.27715
 ┃┣Re:渦−さくら (2003/10/27 20:08:28) No.27742
 ┃┗Re:渦−春日れう (2003/10/27 21:10:59) No.27747
 ┗渦 MissionI−春日れう (2003/10/27 23:16:33) No.27756


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27708挨拶と前書きと諸注意を春日れう 2003/10/26 22:39:32


初めまして、春日 れうです。
お絵描き掲示板では「笹川 うらら」と称しているのでお知り合いの方は是非にお見知りおきを。

さて、私はホントについ最近、プチ・シャーロキアン(自称)となりました。
そこから19世紀初期のイギリスっていいなあ、と発展し最終形態にこの小説です。
・・・・・・・・・ですが。
原作に沿っていこうとはしたものの地名やらなんぞとの細々したものを決定付けるのには私は優柔不断すぎでした。
ですからもぉ皆さんのご想像におまかせ、ということに致しました。
リナがどんな服装をしていよーとガウリイがどんな家に住んでいよーとアメリアがどんな高いところから出て来よーとゼルガディスがどんなところでコーヒー飲んでいよーとすべてご自由に。
・・・ちなみに。
一応私はコルセットはめてドレスっぽいものを着たリナなんて想像してみたり。
ゼロス君はいつでもどこでも錫杖をもっております。

そしてこの粗品は甘々とかは無いに等しいんじゃないかなーと思います。
ですから「こぉんなガウリナでもゼルアメでもXXXXで○○○○でもない小説、見捨ててやるっ!」と将来言いそうな方はご了承を。

それからスレイヤーズの原作に沿っているとはいえ第二部もろもろのキャラは出てきません。敵キャラはどうかわかりませんが。

まずまずこんなところです。多少の屁理屈やつじつまの合わないところなんて気にしてちゃあこの小説、最後までたどり着きませんてば。
堅苦しい文章でしたけどたぶんこれからボロボロになるだろうなあ。
それでは、ごゆるりと。

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27710Re:挨拶と前書きと諸注意を雪月 URL2003/10/26 22:55:44
記事番号27708へのコメント

!!笹川様ですか!?
雪月ですー。こちらでもあえて嬉しいですねぇーvv
ゼロス君もでるのかぁ・・。

>リナがどんな服装をしていよーとガウリイがどんな家に住んでいよーとアメリアがどんな高いところから出て来よーとゼルガディスがどんなところでコーヒー飲んでいよーとすべてご自由に。

なにやら楽しそうですなぁー―v

>ゼロス君はいつでもどこでも錫杖をもっております

彼の必需品なのですね??
ふ・・ふふvv(壊
とても楽しみにしていますねvv

これからヨロシクですー。(図々しい(泣)

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27715春日れう 2003/10/26 23:26:04
記事番号27708へのコメント

プロローグ 今日も何かに巻き込まれ

世界には常に光と闇がある。
ヒトはどちらにもなれる唯一の存在で。
またどちらにしても儚い生物だとあたしは思う。

禁断の地、とそう呼ばれたのはいつからだったのか。
気付けばあたりに人とも何ともつけられない者達が蠢いていた。
スモッグが高い軒並みをくぐもらせ、それでも人は必死に生きた。
いつ殺されるやも知れない恐怖と戦いながら。
何処かの誰かへ救いを求め。
心の中で――願っていた。この日々が早く終わるようにと。

外はどんより・・・とゆーものよりも、もっと暗いおどろおどろとした雰囲気だった。
時間帯の所為なのか、それとも・・・・。
考えたくもない思考を振り払い、あたしは前を見据える。
姉ちゃんの命令――
人間は生き長らえるためならばどんな苦労も惜しむのね。
もちろん、あたしも例外ではない。
『禁断の地へ行き、調査せよ。
 又、邪魔するものがいれば即刻排除せよ。』
どっかのマフィア集団か何かで受けてそうな指令こそこのあたし、リナ=インバースがかの姉ちゃんから受けた指令であり、ここへ来た目的でもある。
・・・のだが。
はっきし・・・言えないし、か細い声でしか言えないがあんましあたしは乗り気でない。
面倒くさい、収入少ない、命危険。
収入はもしかしたらぼったくれる・・・もとい謝礼金によって高くなるかもしれないが。
まあ、ここまできてグチグチ言ってるよりもざっぱり終わらせてしまったほうが得策!
何よりたかが獣人である。
こうみえてもあたしはそんじょそこらの役人とは訳が違う。
魔道を操り、剣をも扱う天才美少女!
例え、五十匹程度がかかってきたとしてもこのリナ=インバース、街の半分くらいを代償に滅ぼすことができるっ。
さてさて。舞台は整った。
心を研ぎ澄まし、気持ちを切り替えて。
あたしは息を吸い込んで始まりとなる一歩を踏み・・・。
「いやあ、探しましたよ。リナ=インバースさん。
 どこかで逃げたんじゃないかと心もとなくて。
 あ、覚えてます?依頼人のゼロスですけど。
 お仕事結構大変ですがお願いしますね。」
雰囲気ぶち壊した張本人、そして姉ちゃんからの指令を向けさせた張本人。
ニコ目のかなり胡散臭い神官兼中間管理職級魔族。
そいつにあたしは。
思い切りアッパーカットを喰らわせました。

そしてたぶん、ここから始まっていく―――

***************************
その日のうちにとプロローグです。
プロローグには題名の様なものはくっついてないんですね;
これこそ心を寛大にして見逃してくださいませ。
ゼロスとガウリイは順番を入れ替えました。ですからガウリイは主要キャラの最後となるわけです。
引き立て役は最後と相場が決まっているのです。(偏見
では、また近いうちに。

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27742Re:渦さくら 2003/10/27 20:08:28
記事番号27715へのコメント

初めまして、さくらと申します。
・・・実は私もシャーロックホームズが好きでして・・・・
密かに楽しみにしておりましたvv
読ませていただきますね♪

>世界には常に光と闇がある。
>ヒトはどちらにもなれる唯一の存在で。
>またどちらにしても儚い生物だとあたしは思う。
>
>禁断の地、とそう呼ばれたのはいつからだったのか。
>気付けばあたりに人とも何ともつけられない者達が蠢いていた。
>スモッグが高い軒並みをくぐもらせ、それでも人は必死に生きた。
>いつ殺されるやも知れない恐怖と戦いながら。
>何処かの誰かへ救いを求め。
>心の中で――願っていた。この日々が早く終わるようにと。
>
>外はどんより・・・とゆーものよりも、もっと暗いおどろおどろとした雰囲気だった。
>時間帯の所為なのか、それとも・・・・。
>考えたくもない思考を振り払い、あたしは前を見据える。

霧の都ロンドン、この霧っていうのは実はスモッグなんですよね。
産業革命です(意味不明)

>姉ちゃんの命令――
>人間は生き長らえるためならばどんな苦労も惜しむのね。
>もちろん、あたしも例外ではない。
>『禁断の地へ行き、調査せよ。
> 又、邪魔するものがいれば即刻排除せよ。』

怖いですよ〜おねぃちゃん・・・・(泣)
・・・排除・・・・コワッ!!

>どっかのマフィア集団か何かで受けてそうな指令こそこのあたし、リナ=インバースがかの姉ちゃんから受けた指令であり、ここへ来た目的でもある。
>・・・のだが。
>はっきし・・・言えないし、か細い声でしか言えないがあんましあたしは乗り気でない。
>面倒くさい、収入少ない、命危険。
>収入はもしかしたらぼったくれる・・・もとい謝礼金によって高くなるかもしれないが。
>まあ、ここまできてグチグチ言ってるよりもざっぱり終わらせてしまったほうが得策!
>何よりたかが獣人である。
>こうみえてもあたしはそんじょそこらの役人とは訳が違う。
>魔道を操り、剣をも扱う天才美少女!
>例え、五十匹程度がかかってきたとしてもこのリナ=インバース、街の半分くらいを代償に滅ぼすことができるっ。
>さてさて。舞台は整った。
>心を研ぎ澄まし、気持ちを切り替えて。
>あたしは息を吸い込んで始まりとなる一歩を踏み・・・。
>「いやあ、探しましたよ。リナ=インバースさん。
> どこかで逃げたんじゃないかと心もとなくて。
> あ、覚えてます?依頼人のゼロスですけど。
> お仕事結構大変ですがお願いしますね。」
>雰囲気ぶち壊した張本人、そして姉ちゃんからの指令を向けさせた張本人。
>ニコ目のかなり胡散臭い神官兼中間管理職級魔族。
>そいつにあたしは。
>思い切りアッパーカットを喰らわせました。
>
>そしてたぶん、ここから始まっていく―――

きゃぁ〜〜〜!!ゼロス君だ〜(><)
まぁそれにしても条件悪いですね・・・
可哀想なリナちゃん・・・。

>その日のうちにとプロローグです。
>プロローグには題名の様なものはくっついてないんですね;
>これこそ心を寛大にして見逃してくださいませ。
>ゼロスとガウリイは順番を入れ替えました。ですからガウリイは主要キャラの最後となるわけです。
>引き立て役は最後と相場が決まっているのです。(偏見
>では、また近いうちに。

ガウリイ君は引き立て役ですね!!頑張ってください!ガウリイ君。
・・・・ワトソンのような存在も出てくるんでしょうか??
楽しみです〜!!
続き楽しみにしてますvv
では、コメントになってないレスで申し訳ありませんでした・・・。



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27747Re:渦春日れう 2003/10/27 21:10:59
記事番号27715へのコメント

すみません;一部読み直してみたら間違えていたところがありました><

>雰囲気ぶち壊した張本人、そして姉ちゃんからの指令を向けさせた張本人。
のところは
『雰囲気ぶち壊した張本人、そして姉ちゃんからの指令を向けさせた元凶。』
というようになります。申し訳ないっ。

コメント下さった雪月様、さくら様にサンクスを。
いや〜、ただ単に推理ものが書きたかっただけです;
後でちゃんとレスさせてもらいますが。
これからもよろしくお願いします〜、では。

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27756渦 MissionI春日れう 2003/10/27 23:16:33
記事番号27708へのコメント

Mission I 近況状態 把握せよ

この男は言った。
「ぜひ解決してもらいたい騒動があるんです。」

あたしは何かに首を突っ込むことが好きだった。

「報酬はそうですねえ…この世界と言ったらどうでしょう?」

これでほぼ確定したのも同然だったと今更ながらに思う。


「あの…何感慨ふけってるんですか。
しかも哀愁漂わせてますし。」
「ふっ。幸せだったわ食事の時間。いい思い出よ姉ちゃんとの稽古。
忘れがたしきお宝さん達。ストレス解消マフィア壊滅。」
「…最後のは、なんか偉く違う気がしないでもないですねえ。」
「っだあああ!やかまひぃっ。
どれもこれもあれもそれも全部!全て!あんたの所為よっ!
あたしにかすり傷でもあったら即あんたをシバく!呪う!塵と化させる!」
「いやあの理論的にも物理学的にも今のはちょっとどころじゃなくかなり無理なこじつけだったと聞き間違いがなければ誰でも普通そう思わずにはいられないのではとか僕は思ったりしたんですけど。」
「いーえっ。これはこじつけなんかじゃなく我が儘でもなくましてや単なる責任現実逃避付け加え他人への責任転嫁でもない有力な私的理論に沿った現状把握においての精神的被害者による主張あるいは元凶と誰から見てもそう判断できる人物に対しての告訴そして今後のことを鑑みての迅速な判断による賠償契約!!」
「……言ってて不条理になりません?」
「なんない。」
「………………。」
よーやく黙った。
ちなみに今、あたしの仕事場…事務所兼住宅へとあたし達は向かっている。
……浮遊<レビテーション>で。スモッグの中を突き進んでいるようなものなので不快なことこの上ない。
「それはさておき。
話してくれない?この“禁断の地”で起こっていること。
そして―――世界がかかる意味を。
貴方達の目的を。」
途端に沈黙―いや真摯な空間があたりに満ちる。
ゆっくりと。
「もちろん。知りうる限りを貴女にお話します。
…無論このことは他言無用ですので。
最終結論から言いましょう。
この地にはこの世界の外―異界と繋がる通路<ゲート>が裂け出ています。
それで空間が歪み因果の狂わされた瘴気と魔力が辺り一帯に満ち、結果一種の
不可思議現象を起こしているのです。」
彼は語りだした。

この世界は混沌から生まれ出でた世界の数々の内ひとつ。
そしてそれらが紙一重で分離されていることにより初めて正常なる空間ができ、魔道の力を引き出すことができる。
だがなんらかの影響でその分離が解除されてしまったら?

……全ての空間が乱れてしまうのである。
いずれは魔族たちの生命体に程近い精神世界<アストラル・サイド>へも
被害が及ぶ。
そしてゼロスほどの魔族ならまだしも下級魔族は通路<ゲート>を通じて流出し、亜魔族が大量発生する。
そんなことが想定されていることともしも通路<ゲート>が時に習い進行拡大しているということが重なり合うとなれば―。

まず人々は滅ぶ。

そして―。狂わされた空間と瘴気、魔力に世界はあまり長くは耐えられずに。
崩壊する。
いや、考えてみればすべての世界が滅び、すべてが混沌へと導かれる。
あくまで想定。だがありえないことではない。
どちらかといえば…後者の確立のほうが高い。

これが語りだした話の大筋だった。

「……をい。」
「ま、こんなとこでしょうか…ってなんでリナさん睨んでるんですか。」
「あんたはぁああ!全っ然この世界どころの話じゃないじゃないのよぉおお!!
ほいほい気軽に頼むインチキ臭い神官だから魔族とか世界とか嘘だろーけど、
あんたみたいな奴からは礼金がっぽり貰えそーだから仕事を引き受けた
あたしの心情はっ!!?」
「リナさん……あの僕一応曲がりなりにも魔族なんですけど。しかも獣神官。
えとそこら辺わかってます?
そんなめらくたに言われると……てゆーか酷いです。」
「悪人に人権はなし!…あ、人じゃなくて魔族か。」
「悪人じゃないじゃないですかっ、ちっとも!
ほら今だってこーして世界は自然現象じゃなく自分達自らの手で滅ぼそうと
精一杯努力を!!」
「そぉぉれのどこが悪じゃないってのよ!
力いっぱい悪役のやることじゃないっ。
しかも魔族ってぇのは人の負の気を糧にしてるんでしょーが!
それのどこをどう ひん曲げて悪じゃないと!?」
「魔族内ではそんなこと法律違反にも規則にも常識的にもなってません!!」
「当たり前ぢゃあああ!」
思わず叫ぶあたし。
てゆーかあるのか。法律。
「ま・まあ人間からしてみれば僕達がやっていることは悪いと言い切ってしまう
ところもあるかもしれませんが、それにしたって……ブツブツ。」
あ。いじけた。
………………
と思ったら。
ふとゼロスが視線を移す。
あたしもつられてそちらへ目をやる。
あたしが住むべき住宅マンションがいつのまにか目前に迫っていた。
何の変哲もないマンションの一部屋の前で。
銀髪、沈静、岩肌男が待っていた。

たぶんあたしのことを。

「おや、随分と繁盛なさってることで。」
ゼロスが軽口を叩くが無視っ。
その声が届いたのか銀髪男がこちらを振り向く。
そして。


「あんたに頼みたいことがある。……“渦”。」
あたしは最低でも話を聞かざるを得なくなった。

………なんだか頭が痛み出した。

*****************************
こんばんわ。Wordに書いてあったものなんでここまでです、更新が早いのは。
大部分が掛け合いで通してしまっているような気が・・・・いいんだろうか??
まあ、これから変な文章になってくんでそのための訓練ということで。(をい
あとがきも何も書けんっっ;
では、お粗末様でした。

Thanks for〜
 雪月様+こっこちらでもよろしくお願いしますっ。
     でもネタ作りに一生懸命になってこっちへはあまり来ない可能性大(笑
     画才満点の雪月様の小説、文章豊かでしょうねえvv
     ぜひぜひ後に拝見させていただきますv

さくら様+初めまして、そしてよろしくお願い致しせう。
     をを、同士がここに一人っ。なんか嬉しいですねvv
     ワトスン役は多分出てきません;
     なにせ、リナさん一人で記述やってらっしゃいますから。
     ただ単に理屈をこねたものですので。
     この時点で推理小説と違ってきたような。