◆−スレイヤーズえとせとら〜書物を探して○千里・前編〜−はるか (2003/11/6 21:28:12) No.27951


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27951スレイヤーズえとせとら〜書物を探して○千里・前編〜はるか E-mail 2003/11/6 21:28:12


はぁい。おりじなるほっぽって、こちらを書いてるはるかでぇ〜す!
おりじなると違って、こちらはSP時代。がんばって、オチつけました♪

ではどうぞ召し上がれ〜(笑)


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「・・・・で・・・?どこあたりだっていうのよ?」
「ま・さ・か、『この山3つ全部しらみつぶしに探せ』な〜んて言うんじゃないでしょうねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ?!」
「いや、そんなこといわれましてもぉ・・・・・・・」
つめよるナーガとあたしに、今回の依頼主の魔道士のおっちゃんその一―――もとい、グレランさんは、
なんとも情けない声をあげたのだった。


事のおこりは今から2時間ほど前。
あたしとナーガが1つのロースト肉をとりあっていた時のことだった。
「あの――・・すみません・・・・・・リナ=インバースさんでいらっしゃいますよね・・・・?」
「はい。そですけどってナーガ!今のは卑怯よ!」
「お――っほっほっほっほっ!!ロースト肉の4分の1をたられたくらいで目くじらたてるとは、
さもしいわねリナ=インバース!!」
「あの・・・・」
「なによなによっ!ナーガが最初にあたしの肉をとってったんでしょーがっ!」
「ふっ生き物の世界は弱肉強食!つまりこれも大自然の摂理よ!」
「あの――・・・・・」
「なぁにがよっ!さんざん人におごらせといて!」
「さぁぁぁぁぁぁぁぁて、なんの話かしら?」
「今までおごってあげた義理はどーしたのよ!」
「そぉぉんなもの食べたとたんに忘れちゃったわ!」
「なにをう!?」
しゃちゃきぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃん!!!
2人のフォークとナイフがすんだ音をたててかみあう。
そして――・・・・・・・
押しあいへしあいの反動で、テーブルがゆらぎ―――・・・・
   ぽと。  
『のぎゅわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?』
ロースト肉さんは・・・・ロースト肉さんは・・・・・
床に落ちてしまったのだ!
あまりのことに悲鳴をあげるあたしとナーガ。
「あの――――・・おごりますから、話きいてくれやがります?」
         ぴくっ ぴぴくっ
横手からいきなりかかった、多少怒気をはらんだ声に、あたしとナーガは体をふるわせる。
「ふっそういうことならいいわよ!きいてあげようじゃないの!
お――――っほっほっほっほっほっほっほっほっほっほっ!!
あ、孔子のステーキキノコ風味と、ポテトのソテー、あったかホワイトシチューにシーザーサラダレモンドレッシング、追加ね!」
「あ、こっちも若鶏のソテーサタン風味とオニオンスープにサケのサーモンとしょうが焼きセット、追加おねがいねー!!」
「鬼ですかあんたらは・・・・・。つーかいったいどんだけ食べやがりまくるんですか!・」
「まぁまぁ、細かい話はさておいて、話って何?」
ジト目で見てくるその人をなだめて言うあたし。
「細かいって・・・こっちにも予算というものが・・・・・あ、いえ、申し遅れました。私、ここの魔道士協会に属する
グレランと申します。実は―――・・・・・」
そして、話を始めるグレランさん。
服装はごくごく普通な魔道士姿。40歳前後の気のよさそーなおっちゃんである。
強いていうなら、魔道士のおっちゃんその一、というところか。

――――話としては、ごくありきたりなものだった。

魔道士協会の評議長の、とある書物が盗まれた。その書物は、評議長にとって、すごく大切なものであるため、
一刻もはやくとりかえしたい。
犯人には、見当がついていた。
ここあたり一帯に、神出鬼没に出現する盗賊団、ヒートヘイズ。
しかしその名の通り、陽炎のような団体であるため、そのアジトの場所がわからない。
その上、ここには攻撃呪文に長けたものがいない。
ということで、ちょうどこの町にきていたあたし達に話がまわってきたというわけである。

し・か・し・・・・・・
山3つだぞ山3つ!こんなもんいちいち探しまわってられるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
「だっ・・だって・・・・!私だってくわしくしらないんですぅ!こっちがききたいくらいですよぉぉ!!」
「案内係の意味ないでしょーがっ!まったく・・・・・・。」
「で・・・?どうするのよリナ・・・?」
「どうするって言われても・・・・」
あたしが言いかけたその時、
がさがさがさっ
・・・・・・・・・・はい・・・・・・・・・・・・?
―――しげみの木が3本、立ちあがったのだった・・・・・・。

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あれ・・・・・・?続き物になってる・・・・・・?
おっかしいな〜。読みきりのつもりだったのに・・・・・。(汗)

ということで、前編ってつけたしました。(汗)
いや、前・後編になるか、前・中・後編になるかわかんないんで・・・。

まぁ、とりあえず、

次回、(?)スレイヤーズえとせとら・書物を探して○千里!
しげみの木が立ったのはなぜ!?
ていうか、木ってたつのか!?
盗まれた書物はどこへいった!?
ツーかそれ以前にちゃんと話終わるのか!?
さまざまなつっこみを思い浮かべつつまて!!!


以上、はるかでした(笑)