-今度は腹心をやろうっ☆-嵐 瞳々(5/29-07:58)No.2850
 ┣美女の野獣-嵐 瞳々(5/29-08:00)No.2851
 ┃┣Re:美女の野獣-松原ぼたん(5/29-20:25)No.2858
 ┃┃┗松原ぼたん様ありがとうございました☆-嵐 瞳々(5/30-10:08)No.2863
 ┃┗Re:美女の野獣-里月(6/1-17:49)No.2893
 ┣日向の窓に憧れて-嵐 瞳々(5/29-08:02)No.2852
 ┃┗Re:日向の窓に憧れて-松原ぼたん(5/29-20:28)No.2859
 ┣金色の魔王ーTruthー-嵐 瞳々(5/30-10:17)No.2864
 ┃┗Re:金色の魔王ーTruthー-松原ぼたん(5/31-13:28)No.2877
 ┣金色の魔王ー母ー-嵐 瞳々(5/30-10:23)No.2865
 ┃┗Re:金色の魔王ー母ー-松原ぼたん(5/31-13:34)No.2878
 ┃ ┗松原ぼたん様ありがとうございましたぁ☆-嵐 瞳々(6/1-06:14)No.2890
 ┣日向の窓に憧れて・2-嵐 瞳々(6/1-07:08)No.2892
 ┃┣Re:日向の窓に憧れて・2-里月(6/1-18:31)No.2894
 ┃┗Re:日向の窓に憧れて・2-松原ぼたん(6/3-17:49)No.2932
 ┃ ┗大将っ最高っす(核爆)-嵐 瞳々(6/4-06:52)No.2942
 ┣里月さまありがとうございました☆-嵐 瞳々(6/2-05:50)No.2910
 ┃┗私だってそうです……-里月(6/2-23:07)No.2918
 ┗これで終りっ「日向の窓に憧れて・3」-嵐 瞳々(6/6-06:35)No.2968
  ┗Re:これで終りっ「日向の窓に憧れて・3」-松原ぼたん(6/7-00:54)No.2978


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2850今度は腹心をやろうっ☆嵐 瞳々 5/29-07:58

ふっふっふ。またギャグ持ってきました。
おひさしぶりです、とんとんです(^^;→名字までついてパワーアップ(おい)


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2851美女の野獣嵐 瞳々 5/29-08:00
記事番号2850へのコメント
美女の野獣☆

こぽこぽこぽ・・・・
心地よい音とそれに伴って流れてくる香り。
午後のお茶といえばここに来るのがベストだろう、と獣王ことゼラスは思っていた。
「そういえばゼラス、」
お茶を入れていた女性が振り返る。
透き通るような肌に足元まで届く三つ編みを右肩から垂らしている。
海王ダルフィンであった。
ここは海王府の精神世界における中枢、海王宮。
デザインについては見るものそれぞれに違ってみえるんだから言い表しようがないが、少なくともおどろおどろした場所ではない。
丸テーブルに腰を下ろしたゼラスはダルフィンを見上げた。
「ゼラスなら映画の『美女と野獣』が一人で出来ますね」
「ぶはっ」
紅茶の香りを楽しんでいたゼラスは口に含んでいた分を吹き出した。
「けほけほけほ・・・」
涙目でむせている。よく見れば椅子から半分ずり落ちている。
「あら、だってそうでしょ。名付けて『Beauty of the Beast』かしら」
「それじゃ『野獣の美女』だろう」
漸く座り直して応える。
「?じゃぁタイトルも『美女の野獣』に変えなきゃですね」
「『野獣の美女』と『美女の野獣』て意味違う・・・」
「?」
ゼラスは気の抜けた表情でお茶の残りを喉に流した。
「いい?私のことを美女と呼ぶのは勝手だけど、野獣と呼ぶのはよして頂戴。金輪際」

今日も腹心たちの時間は過ぎていく。

「ゼロス。任務報告」
「へ?」
間抜けた返事をする部下を見てゼラスは溜め息をついた。
ゼラスは階段の上に、ゼロスは下にいる。
「だって任務報告ってなんですか?昨日は僕何もしてませんよ」
溜め息をみて必死で弁解するゼロス。
ゼラスは口の端に笑みを浮かべてゼロスに指を突きつけた。
「なんなら獣神官の座、給仕係のマーラと変わってもらってもいいわよ?」
「そ、そんな・・・」
愕然とした表情で涙を見せるゼロス。
ゼラスは内心で爆笑しながらあくまで冷酷な目でゼロスを睨んだ。
「で?昨日は何をしたの」
「え・・・えっと、昨日は庭の花壇の雑草むしりした後瞑想してましたが・・・」
「もっと役に立つことしよーね」
ゼロスは上司の微笑みに震え上がった。
無表情なようでころころと表情を変える・・・だがその中身にある考えはいつもおんなじ。それが獣王ゼラスだった。
ゼロスにとって恐いのは彼女の溜め息と微笑みである。
「明日にも神族との前面戦争があるかも知れないんだから、もう少し有意義に過ごして頂戴」
「有意義に・・ですか。でも僕が筋トレなんかやったらファンが減りますよ」
人差し指を一本立てて抗議の口調でゼラスを見上げる。
「何わけわからんこと言ってる・・・」
額を押さえてうなるゼラス。
「はっはっは」
笑い声はゼロスのそれではなかった。
「グラウシェラーだな?」
ゼラスがぱちんと指を鳴らすと覇王の姿が浮き出てきた。
背の高いやせた茶髪の青年。仰々しいマントと鎧に剣を纏っている。
「盗み聞きとは悪い趣味だな」
「人気といえばうちのシェーラとそこのゼロス君はいい勝負だったとおもってな」
ゼラスを無視して話しはじめる。
「ほう・・・」
ゼロスは目を細めた。
「ところで質問が来てるんだが」
・・るっ
階段を下りかけていたゼラスがひっくり返った。
「ちょっと待て・・それは何のギャグだ・・」
「”獣王様のよーにゼロスも本体は『野獣』なんですか?”だ、そうだ」
「人の話を聞きなさいっっ大体一体全体本体って何のことなんだっ」
「はいクイズ。ゼラス様は『体』っていくつ言ったでしょう」
「お前は黙ってなさいぃぃぃ」
ぐりぐりぐり・・・
「相変わらず平和なようだな」
満足そうに肯くとグラウシェラーはその部屋を後にした。
「逃げるなこらぁっ」
「はっはっはっはっは・・・」
「はっはっは」
「真似るなゼロスっっっ」
ゼロスをからかっていたはずがすっかり立場逆転のゼラスだった。

獣王様は美女で野獣なのです(謎)

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2858Re:美女の野獣松原ぼたん E-mail 5/29-20:25
記事番号2851へのコメント
 面白かったです。

> 午後のお茶といえばここに来るのがベストだろう、と獣王ことゼラスは思っていた。
 ゆーがですねぇ。
> デザインについては見るものそれぞれに違ってみえるんだから言い表しようがないが、少なくともおどろおどろした場所ではない。
 それは楽しい。
>「ゼラスなら映画の『美女と野獣』が一人で出来ますね」
 出来ないって(^^;)。
>「それじゃ『野獣の美女』だろう」
 それならあってるかも(^^;;;;;;;;;;)。
>「いい?私のことを美女と呼ぶのは勝手だけど、野獣と呼ぶのはよして頂戴。金輪際」
 獣型嫌いなんでしょうかねぇ?
>「なんなら獣神官の座、給仕係のマーラと変わってもらってもいいわよ?」
 ・・・・特に仕事ないのね、獣神官って(笑)。
>「有意義に・・ですか。でも僕が筋トレなんかやったらファンが減りますよ」
 ・・・・可愛い(トレーニングウェア姿を想像した)。
>「ところで質問が来てるんだが」
 誰から?
>「相変わらず平和なようだな」
 同感です。

 本当に面白かったです。
 では、次の読んできます。

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2863松原ぼたん様ありがとうございました☆嵐 瞳々 5/30-10:08
記事番号2858へのコメント
ありがとうございましたっ☆
今回はお礼レスを書けるので嬉しいです(前回などなど、もありがとうございました☆)

> ・・・・可愛い(トレーニングウェア姿を想像した)。
(爆)
確かに・・・・・・・。いいですね(おいおいおい)

日向の・・・の方もありがとうございました☆

やっぱり腹心って暇そうですよねぇ・・・・・。

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2893Re:美女の野獣里月 E-mail 6/1-17:49
記事番号2851へのコメント
瞳々さんも海王様書いておられたんですね(^^)
ウチのなんかとは違って、おっとりしてて素敵ですぅ。

>「ゼラスなら映画の『美女と野獣』が一人で出来ますね」
いきなし何を……海王さま……
>「ぶはっ」
>紅茶の香りを楽しんでいたゼラスは口に含んでいた分を吹き出した。
そりゃぁ、吐き出しもするでしょう(笑)

>「?じゃぁタイトルも『美女の野獣』に変えなきゃですね」
びじょのやじゅう…………ぷくく(笑)
一文字しか違わないのに、これほど意味が変るとわ……(笑)

>「いい?私のことを美女と呼ぶのは勝手だけど、野獣と呼ぶのはよして頂戴。金輪際」
をぉう、ゼラス様、獣あつかいされるのは嫌だったのですね。やはり女性(^^)
――――――って、違うか(笑)

>「ゼロス。任務報告」
>「へ?」
ゼラス様……機嫌悪くない……?
ゼロスで憂さをはらさないよーに(笑)

>ゼラスは内心で爆笑しながらあくまで冷酷な目でゼロスを睨んだ。
あああぁぁぁ……素敵ですぅぅぅ……ゼラス様……(はぁと)

>「有意義に・・ですか。でも僕が筋トレなんかやったらファンが減りますよ」
………………ひっひひはは……笑いすぎで……く……くるしい……。

>ゼラスがぱちんと指を鳴らすと覇王の姿が浮き出てきた。
>背の高いやせた茶髪の青年。仰々しいマントと鎧に剣を纏っている。
ををっ、かっこいい☆
ウチの覇王も男性だけど、性格は……やっぱし壊れまくってるし……。

むちゃくちゃ面白かったです。
でわ、引き続き次のヤツ読みにいってまいります〜♪
里月でした。


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2852日向の窓に憧れて嵐 瞳々 5/29-08:02
記事番号2850へのコメント
知ってるひとは知ってるスピッツの歌です☆

なんだかんだいってフィブリゾもガーヴも滅びてしまった今日この頃。
これは面白い手紙文だ、ゼラスは自画自賛する。
「獣王様、僕変でしょうかねぇ」
完全に緊張感の抜けた格好(ふわふわ浮いている)でゼロスは首を傾けた。
ゼラスは部屋の中心に据えてある椅子に腰掛け、肘をついて目を閉じている。
そんなゼラスの周りをぽけぽけと浮揚しながらゼロスはまた声をあげる。
「やっぱり変ですよねぇ」
「何が」
面倒くさそうに目を開けるゼラス。
「・・・やっぱり変なんですよね」
「うっとおしい奴ね。何が言いたい」
「人間がこんなに気になるのは、変なことですよね」
はーっと息を吐いて、ゼロスは明後日の方向を向く。
「どうすればいいでしょう」
ゼラスは苦い顔で獣神官を睨んだ。
別に人間に対して妙な感情をもったことなんか、どうだっていいが。
なんなのだ、この平和ぼけたような会話はっ。
「獣王様はどう思いますか?僕言われた通りにしますから」
「知らん」
「うあっ冷たい・・」
ゼラスはそんなゼロスを見、ちょっと暇を与えすぎたかな、と思う。
いくらやることがないとは言え、これが手塩をかけて育ててきた獣王神官のなれの果てかと思うと悲しくなってくる。
どこを間違えてこんな面白い奴になってしまったんだろう。
「はぁぁぁぁぁ・・」
あることを思い出して、溜め息をついた。
考えてみれば、腹心全員ある程度のギャグキャラなのだ・・・。
ゼラス本人は自分を勘定することを『つい』忘れていた。
「獣王様、もしリナさんがいいって言ったら僕魔族やめてもいーですか?」
そら恐ろしいことをぽけっと言う。
「勝手にして頂戴」
ゼラスはもう一度目を閉じた。量ある金色の髪が重い。
「・・獣王様ぁ・・・僕暇ですぅ・・・」
「結局それがいいたかったってこと?」
ゼラスは立ち上がる。
「だって今覇軍の方々はあんなに忙しそうなのに」
「手伝ってくる?」
「え”」
ゼラスはにっこりと微笑った。
「いってらっしゃい、ゼロス」

というわけで本編ゼロスの再登場望っ☆

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2859Re:日向の窓に憧れて松原ぼたん E-mail 5/29-20:28
記事番号2852へのコメント
 面白かったです。

> これは面白い手紙文だ、ゼラスは自画自賛する。
 面白くないひともいるだろうけど(笑)。
> なんなのだ、この平和ぼけたような会話はっ。
 したようなじゃなく、事実でしょーが。
>「獣王様、もしリナさんがいいって言ったら僕魔族やめてもいーですか?」
 そりゃ面白い。
> というわけで本編ゼロスの再登場望っ☆
 う゛ーん、難しいんじゃないかなぁ?

 本当に面白かったです。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

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2864金色の魔王ーTruthー嵐 瞳々 5/30-10:17
記事番号2850へのコメント
詩、書いていいのでしょうか・・・・。
L様サイドから書いた・・んです・・・。

ひとしずくの水のように

たったひとしずくの水のように
ほんの一瞬の手違いで
恋をすることになった二人
あたしのほんの遊び心が
白と黒とを出会わせた

たったひとしずくのおと
少し眠くて
よそ見していて

永遠の命と
流れ星のいのち
白と黒だけの世の中で
あたしに逆らおうとしている

面白い
ひとしずくの水、くれてやる
逃げてみなさい、あたしの子たち
最後まで見ていてあげよう


ゼロリナー☆(嘘だろ・・・)

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2877Re:金色の魔王ーTruthー松原ぼたん E-mail 5/31-13:28
記事番号2864へのコメント
 よかったです。

>あたしのほんの遊び心が
 あんたがやったんかいっ!?(笑)。
>面白い
 確かに面白いけど・・・・。
>ゼロリナー☆(嘘だろ・・・)
 ですよねー。

 本当に良かったです。
 では、次を見てきますので。

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2865金色の魔王ー母ー嵐 瞳々 5/30-10:23
記事番号2850へのコメント
またまたL様ーっ
暇なときに馬鹿のように書くー私って一体・・・


あたしが貴方をくるしめたわけ、
教えてあげよう 竜の少年
あたしが貴方を運命の環に
招き入れたそのわけを

その瞳は
いつも真実を見ていた
善を求め 悪を憎み
それはいつしか幸せを求める旅に

教えてあげよう
あたしは善も悪もいだいていることを
母は全てを包んでいることを・・・・・

貴方に希望を与えよう
涙だけを見て生きていた子。
次は微笑みだけを見て生きる
気まぐれなあたしの欠片をあげよう
もう一度考えてみたら
何が貴方を幸せに出来るのか・・・・・・



一姫様の詩が同じページにあることにきづく瞳々・・・・。

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2878Re:金色の魔王ー母ー松原ぼたん E-mail 5/31-13:34
記事番号2865へのコメント
 良かったです。

>暇なときに馬鹿のように書くー私って一体・・・
 忙しいとき逃避に書いて泥沼にはまるよりいいじゃないですか(笑)。
>あたしが貴方をくるしめたわけ、
 気まぐれ(笑)。
>一姫様の詩が同じページにあることにきづく瞳々・・・・。
 素敵ですものねー。けど、貴方様のも充分素敵ですよ。

 本当に良かったです。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

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2890松原ぼたん様ありがとうございましたぁ☆嵐 瞳々 6/1-06:14
記事番号2878へのコメント
いっつもいつも、ありがとうございます(涙&爆)

>>暇なときに馬鹿のように書くー私って一体・・・
> 忙しいとき逃避に書いて泥沼にはまるよりいいじゃないですか(笑)。

ははは(乾いた笑い)
そういう訳で私は忙しいとき、詩や小説などのノートがある、密度の高い引き出しを封印します(爆)
セロテープで留めてあけられないようにして、「開けたら竜破斬」とか書いておいてます。
やっぱり三日であけちゃいますけどね(^^;

それでは、また。

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2892日向の窓に憧れて・2嵐 瞳々 6/1-07:08
記事番号2850へのコメント
これで最後にしますぅ・・・☆
続きらしくない続きです

日向の窓に憧れて・2

「こぉぉぉらぁっエテル、出てきなさいっエテルっ海王神官エテルっ!」
若い女の声が響いた。
「あんたいい加減にしなさいってばっ。このあたし海王将軍エルフィンがあんたを呼んでるのよってば」
「若いですねぇ、エルフィンさん」
冷や汗混じりの呟きはゼロスのものであった。
『声』は振り向く。
「ゼロスか」
「ええ、そうですよ。海王将軍殿がどのようにお過ごしか、見ておこうと思いましてね」
「どのように、も何もないわよ。海王様は毎日会議だしっ。獣王様、何か失敗したんじゃないわよね」
「相っ変わらず、単純ですね」
ぴぎ。
何かが割れる音がする。
「どういう意味・・・」
「海王様がお忙しいのは覇軍と連絡がとれないからですよ。それくらい考えればわかるでしょう」
「?覇軍?」
「おや、それもご存知じゃなかったのですか」
ゼロスは心底嬉しそうに笑った。
この単純でわかりやすい将軍をいじめるのは、なかなか面白い暇つぶしである。
が、今は。
「ではでは、僕はそろそろお邪魔しますよ」
「?エテル呼んできて欲しいんだけど」
「すみません、これから仕事なんです」
海王将軍は疑いの目を向ける。
「何の」
「覇王様をお手伝いしにいくんです」
嬉々として語るゼロス。
「じゃ、失礼します」
ゼロスが移動体勢に入ったとき、海王将軍が不思議そうに呟く。
「あんた何でそんな外にいくのが楽しいの?」
まるで何か目的があるように。
「日向の窓ですよ」
かなり遠い所からの、ゼロスの声。
「はぁ?」
「日向の窓です」
ゼロスはもう一度繰り返した。
「来てみれば、わかりますよ」
海王将軍はそれを聞いて、にやりと笑みを浮かべた。
「面白そうね」

と、いうわけで(またかい)海王将軍本編登場望っ

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2894Re:日向の窓に憧れて・2里月 E-mail 6/1-18:31
記事番号2892へのコメント
日向の窓に憧れて
1と2のレスです。

>「やっぱり変ですよねぇ」
>「何が」
>面倒くさそうに目を開けるゼラス。
ゼラス様……ゼロスには冷たい……

>「人間がこんなに気になるのは、変なことですよね」
なんか、なやんでるゼロス様がかわいい。
う〜ん、ゼラスの前でしか見せない姿なのでしょうか(^^)

>「知らん」
>「うあっ冷たい・・」
ほんと。冷たい……。

>どこを間違えてこんな面白い奴になってしまったんだろう。
おもしろいやつって………(笑)ユカイなゼロス様もすてき(はぁと)

>考えてみれば、腹心全員ある程度のギャグキャラなのだ・・・。
そぉいえばそうかも……(爆)

>「手伝ってくる?」
>「え”」
>ゼラスはにっこりと微笑った。
>「いってらっしゃい、ゼロス」
>というわけで本編ゼロスの再登場望っ☆
恐い……ゼラス様……この方って、笑ってる時のほーが恐いですね(^^;)
次はゼロスがいっぱいでてくるのか……(わくわく☆)

では、レスの続きです〜

エテル……。魔族にしては珍しく安直じゃないネーミングですね。
>「あんたいい加減にしなさいってばっ。このあたし海王将軍エルフィンがあんたを呼んでるのよってば」
>「若いですねぇ、エルフィンさん」
若いのか……? じじくさいぞ……ゼロス……。

>この単純でわかりやすい将軍をいじめるのは、なかなか面白い暇つぶしである。
魔族のひまつぶしって、ハタめーわく……。

>「日向の窓です」
日向の窓……???
続きがきになる〜っ
面白かったです(^^)でわでわ〜、里月でした。


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2932Re:日向の窓に憧れて・2松原ぼたん E-mail 6/3-17:49
記事番号2892へのコメント
 面白かったです。

> この単純でわかりやすい将軍をいじめるのは、なかなか面白い暇つぶしである。
 悪趣味・・・・確かに面白そうだけど(笑)。
>「来てみれば、わかりますよ」
 どうかな?(笑)

 本当に面白かったです。
 ではまた、ご縁がありましたなら。

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2942大将っ最高っす(核爆)嵐 瞳々 6/4-06:52
記事番号2932へのコメント
すみませんすみませんすみませんすみません(^^;
ああ、怒ってますね、このタイトルに・・・。
ごめんなさぁい。
全っ然意味ないです(^^;あうっっ’’

読んで下さってありがとうございました☆

>> この単純でわかりやすい将軍をいじめるのは、なかなか面白い暇つぶしである。
> 悪趣味・・・・確かに面白そうだけど(笑)。

だって私はこの海王将軍をつかって小説一つ描いてるんですが、いじめるのが楽しくてしょうがないんですよ(←悪趣味の極みですよね)

ではでは。

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2910里月さまありがとうございました☆嵐 瞳々 6/2-05:50
記事番号2850へのコメント
うあー二つレス頂いたのにお返事一つで本当にごめんなさいっって礼をいうより先に謝る悪い癖・・。
と、とりあえずありがとうございました☆
+はじめましてですぅっ☆

『日向の窓・・』の続き・・・実はあったりして(爆)
うーん、でもそうすると、かなりオリジナル入ってしまう・・・。
獣王様と海王様の話になるでしゃうねぇ・・・。

あ、でも『日向の窓』というのは、『あったかい』って意味なんです(^^;
やっぱりわかりづらいですね。

ではでは、また。
(追伸:私、以前里月さんの小説読んだです、ここで・・。感想書かなかったんです、ごめんなさいぃ。万年テスト病の私をお許し下さい・・・)

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2918私だってそうです……里月 E-mail 6/2-23:07
記事番号2910へのコメント
>うあー二つレス頂いたのにお返事一つで本当にごめんなさいっって礼をいうより先
私のほーこそ、レス1と2をまとめちゃってすみません(汗)

>『日向の窓・・』の続き・・・実はあったりして(爆)
>うーん、でもそうすると、かなりオリジナル入ってしまう・・・。
>獣王様と海王様の話になるでしゃうねぇ・・・。
むふふふ……そう言われるとますます楽しみです(^^)
載っけるんですよね?ここに。

>(追伸:私、以前里月さんの小説読んだです、ここで・・。感想書かなかったんです、ごめんなさいぃ。万年テスト病の私をお許し下さい・・・)

私のほうこそ、すでに過去記事にある小説読ませていただいてますぅ。
読むの遅いから、いまだに過去記事をぬけられない……。
ごめんなさいです……。
でわでわ〜

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2968これで終りっ「日向の窓に憧れて・3」嵐 瞳々 E-mail 6/6-06:35
記事番号2850へのコメント
どうも、これで「今度は腹心を書こうっ☆」最後にします
どうも、やっぱり続き書いてしまいました。
海王様と獣王様しか出てきません(^^;
まず、「海王様ファンの方、獣王様ファンの方、+私を含む、今回影のうすいゼロスファンの方、ごめんなさい」・・では、どうぞ☆


「はー・・」
去っていった部下を思ってゼラスは溜め息をついた。前髪をかきあげる。

「リナさんがいいって言ったら・・・・」

先刻の言葉が思い出される。
「本当に帰ってこない気ね・・・」
小さく呟いた。
「お邪魔していいですか」
静かな女性の声。
「ダルフィン?」
少しばかりの驚愕をまじえて予期せぬ客を迎えるゼラス。
「おひさしぶりです、ゼラス」
すっと姿を現わすダルフィン。
「少し老けました?」
「・・・」
ゼラスはがくん、と首をたれる。
「どうしました?」
「いや・・何でもない・・・それより、・・」
ゼラスはうな垂れたまま手を挙げた。
「これ?」
ダルフィンは自分がぶら下げてきたものを持ち上げる。
それは昔なつかし海王宮のティーセットだった。
「結界張って以来のお茶か・・いいんだけど、その為だけに?」
「はい」
「そのためだけに・・・この群狼の島の・・私の・・結界を・・・」
ゼラスは手を震わせる。
「まぁ、ちょっとだけですし☆」
ぺろっと舌を出してダルフィンはキッチンへ向かう。
・・まぁ結界はそのうち直すとして・・・こいつ何しに来たの?
「今朝何か聞こえませんでした?」
「聞こえた・・・海王将軍のすごい声が」
やることがないのでひじをついて手に顎をのせ、ゼラスが応える。
「すみませんでした」
「いや、いい・・ところで、エテルというのは『新しい』海王神官?」
「ええ」
肯きもせず、肯定するダルフィン。
「前のは」
ダルフィンはゼラスの問いには応えない。
「きったの?」
「仕方ないでしょ。怪我してて回復しそうになかったし」
隠そうとも、あるいは自分の残酷さをひけらかそうともしない。
「外、出ません?」
ダルフィンは湯の沸いたポットを持って振り向いた。
「?」
「群狼の島は景色がいいって聞きましたから・・・」
駄目?という風にゼラスを見つめる。
「・・・」

「海辺はやはり奇麗ですねぇ」
群狼の島の最端。丘の上のテラスで海がよく見える。
ダルフィンは側の小テーブルでお茶の葉をポットに入れている。
ゼラスは白いテーブルに腰掛けて(椅子に、ではない)海風に髪を吹かせる。
「獣神官をまた外に出したそうですね」
「ええ。覇軍のお手伝いをさせにね」
ゼラスは口の端に笑みを浮かべる。
「え?動向を探りに、だと思ってたんですが・・」
即、返されてひじを折るゼラス。
「・・・もっと王たる威厳とか・・ないの?お愛想程度でいいから・・」
「?」
カチャ、と食器が音を立てる。
「ゼロスは貴方によく似てる」
ダルフィンは『獣神官』という言葉を使わなかった。
「似てる?」
「『日向の窓』・・」
部下から聞いた言葉を口にして、ダルフィンはカップを運ぶ。
「ゼロスが今朝エルに対して言ったそうです」
「それ・・・」
ゼラスが絶句していると、ダルフィンは声を立てずに笑った。

降魔戦争後、魔竜王を抜かす腹心が酒を飲み交わしたことがあった(主催:覇王グラウシェラー)。
「はっはっは。ゼラス、もっと何か楽しいことを言えっ」
酔いにまかせてグラウシェラーはゼラスをばしばしと叩く。
「・・・『日向の窓』と書いて、あたたかい、と読む」
グラスを傾けながらゼラスはゆっくりと呟いた。
「その心はっ?」
「・・・昔そういう名の存在があった」
ゼラスは笑うこともなく語った。
「とうの昔に滅びた獣の霊魂だったか・・・」
私を群狼の島に導いた。この島の主であった。
「つまんない奴だな。辛気くさいことを持ち出すなっ」

そこまで思い出してゼラスはお茶を口に持っていく。これ以上グラウシェラーの顔を思い出したくなかった。
「しかし、よく覚えていたな。何百年も前・・しかも酔った上でもたわ言など」
自分でも忘れていたのに。
「よく思い出しますからね」
ダルフィンの声は冷たかった。
「貴方が甘いことをするたび、そのことを思い出して大目に見てました。でなきゃとっとと・・」
そこまで言って口をつぐむ。
別にダルフィンを責める気は、ゼラスにはなかった。
くすっと笑いが漏れる。
『日向の窓』か。ゼロスも面白いことをいう。そうかお前は日向の窓に憧れていたのか・・・。
くすくすと笑い続けるゼラスに陽が差して彼女の金の髪を明るく照らした。
その姿を見てダルフィンは自分の獣王への優勢を確信した。
だがそれは同時に魔族の敗北をも、彼女へ示唆していたのである。

ああ’’’覇王様ファンの方もごめんなさい(^^;
しかも、私の腹心さまってやっぱりいつも喧嘩してるんですね

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2978Re:これで終りっ「日向の窓に憧れて・3」松原ぼたん E-mail URL6/7-00:54
記事番号2968へのコメント
 面白かったです。

>「本当に帰ってこない気ね・・・」
 もし嫌って言われたら?
>「少し老けました?」
 ・・・・魔族にいう台詞か?(笑)。
>「仕方ないでしょ。怪我してて回復しそうになかったし」
 あっさりしてること。
>「とうの昔に滅びた獣の霊魂だったか・・・」
 うーん、ちょっと意味深(笑)。
> だがそれは同時に魔族の敗北をも、彼女へ示唆していたのである。
 言えてるかも。

 本当に面白かったです。
 ではまた、ご縁がありましたなら。