◆−セイルーン姉妹珍道中 7−神高 紅 (2003/12/9 20:24:59) No.28562
 ┣Re:セイルーン姉妹珍道中 7−スティック (2003/12/10 13:22:23) No.28579
 ┃┗Re:僕はゴキ大嫌いです−神高 紅 (2003/12/10 17:10:49) No.28582
 ┣セイルーン姉妹珍道中 8−神高 紅 (2003/12/10 18:21:18) No.28584
 ┃┗Re:・・・・ゴキちゃん・・・・?−スティック (2003/12/11 12:41:01) No.28600
 ┃ ┗Re:黒くて速くて・・・−神高 紅 (2003/12/11 18:36:36) No.28609
 ┗セイルーン姉妹珍道中 9−神高 紅 (2003/12/21 18:21:22) NEW No.28726


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28562セイルーン姉妹珍道中 7神高 紅 2003/12/9 20:24:59


どもこんばんはやあっとテストが終わって嬉しい神高です。
コ(どうでもいいが今この時点でオチも何もないというのは問題じゃないか?)
ばらさんといて書きながら考えるんだから。
こ(行き当たり・・ばったり・・ですね・・)
まあとにかく珍道中7『ゴキブリ注意報』スタート!

<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<

「・・・・どうしたんですかねえ・・・」

「え?なにが?」

何かふに落ちないアメリアはそう考えていた。それもそのはず今2人がいるのはと
ある食堂しかしこの町はかなり大きいしかも今はお昼時にもかかわらずこの食堂に
はアメリアとナーガ以外人っ子1人いないのだ。ナーガはそんな事気にもとめていないが。

「別に人がいようがいまいが関係ないじゃない」

「それはそうですけど」

ざざざざざ

その会話を遮るかのように現れたなにか黒い塊。

「「!?・・・・・・・・・・・・・」」

それを見て同時に声をなくす2人。そうそれは何処のご家庭にもいて人類の敵1匹
いれば30匹はいる暗くてじめじめしたところが好きで移動スピードはすさまじ
い。そう。

「「ゴキブリィィィィィィ!?」」

ちゅどぉぉぉぉん

そう叫ぶと同時に2人は呪文を放っていた。まあ100匹ぐらいがかたまって近寄って
きたら誰だってそうなるが。

「ちょっと店長どうゆうことよ」

「食堂がこんな事で思っているんですか」

怒ってまくし立てる二人に店長は。

「ううう実は話せば長くなるんですが・・」

泣きながら話し始める店長に。

「じゃあ別にいいわ。向こうに別の食堂があったし」

「ちょちょちょっと待ってください。そこは話を聞いてくれるのが筋ってもんでしょ」

冷たく言い放つナーガの足にしがみつく店長と店員A。

「なんの義理があってそんなこと」

「お礼は金貨30枚にこの前手に入ったゼフィーリア産の最高級ワインもつけますから」

「おーっほっほっほっほ!話してみなさい」

あっさり手のひらを返すナーガ。

「実はさっきあなたも言っていた向こうの食堂カウンターに嫌がらせをされているんです」

「なんですって!」

「向こうは魔道師を雇った様で毎日の様にゴキブリを送り込んできて嫌がらせを」

「なんてひどい。姉さんそんな店即刻営業不能にしてやりましょう」

結構過激なことをさらっと言うアメリア。

「ああちょっと待ってください証拠はないんですよ」

「ええー残念です」

「・・・・なんかあんたどこぞのだれかに似てきたわね・・・・・」

「誰のことです?」

「こっちのことよ」

そこに気まずそうに。

「あのー話を戻しますと向こうが雇っている魔道師を倒して役人に引き渡して欲しいんです」

「でも場所がわかってるんならあなたがやれば」

「向こうは魔道師ですから私どもではとてもそれに・・・いえなんでもないです」

なぜか口をつむぐ店長。

「まあなんにせよそいつをぶち倒せばいいわけね。簡単じゃない行くわよアメリア!」

と言って魔道師退治に向かう2人だったが・・・・

つづくのもいいかもしんない


<<<<<<<<<<<<<<<<<<<

コ(中途半端だ)
うるさい明日書く。
こ(オチも・・考えず・・書くから・・)
あーもーうるさいとにかく明日ではまた。

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28579Re:セイルーン姉妹珍道中 7スティック 2003/12/10 13:22:23
記事番号28562へのコメント

私はまだテスト中です。(おいおい

ゴキブリひゃっぴきこうしん!?・・いやですね・・それは・・・

ニセ:・・・私もちょっとって、魔道士ってだれなんでしょうね?

さぁ?私が知るわけないじゃないですか・・・

ニセ:次回のお楽しみですね♪では、神高さん

次回楽しみにしてます♪・・・頑張ってオチ考えて下さい!!


 カサカサ

ニセ:・・ん?・・・ご・・ごきごき・・ごきぶりいぃぃ!!!いやああぁぁ!!!

・・・一匹だけで・・・


 カサカサカサカサ


・・・・のおぉぉぉ!!!キン○ョール早く持ってきてぇ!

ニセ:はいいぃぃ!!!


 ぶしゅうぅぅ・・・・

げほげほ・・・こんな所にまでゴキがいるとは・・・

ニセ:オリジナルさん口調変ってますよ

は!・・・こほん、では、改めまして

ニセ:次回作・・・コメント書くか分からないですけど見ますので

 では♪

          後に残るは黒い物体○○匹・・・・(byナレーター)

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28582Re:僕はゴキ大嫌いです神高 紅 2003/12/10 17:10:49
記事番号28579へのコメント

どもレスありがとございますスティックさん。
感謝感謝です。
>ゴキブリひゃっぴきこうしん!?・・いやですね・・それは・・・
書いといてなんですが僕がそんな状況に陥ったら気絶じゃすまないですね。
>ニセ:次回のお楽しみですね♪では、神高さん
>
>次回楽しみにしてます♪・・・頑張ってオチ考えて下さい!!
・・・はははいがんばります。
>は!・・・こほん、では、改めまして
>
>ニセ:次回作・・・コメント書くか分からないですけど見ますので
>
> では♪
ではまた。さよーならー。

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28584セイルーン姉妹珍道中 8神高 紅 2003/12/10 18:21:18
記事番号28562へのコメント

どうもこーんばーんはーべにーでーす。
コ(いちいちうるさいな黙っとけ。どうせテストの点も悪かったんだろ)
しくしくしくしく・・・・
コ(はいちょっとした八つ当たりも終わったところで)
ちょっと待てえ八つ当たりだったんかー!
こ(私に・・将棋・・10連敗・・しましたから・・)
コ(ええーいうるさい『ゴキブリ注意報 後編』スタートだ)

<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<

2人は店長に祝えた場所に来ていた。しかし・・・

「気持ち悪いですぅ」

「ほほほほ・・・・」

アジトに着くなり2人は身じろいでいた。何故ならそのアジトが真っ黒だったからなのだが。
当然その原因は。

「何でアジトがゴキブリでうめ尽くされてるんですか」

はっきり言ってその見た目のインパクトに2人はかなり押されていた。まあたしかに
こんな中へ入って魔道師を見つけてぶちのめすくらいならそこらの通行人とキスす
る方がまだましと言うもんである。結局2人は考えた末。

「外から全てふっ飛ばして魔道師は逃げたって事にしましょう」

「いいですねその案。では早速」

「「火炎球!」」

ばしゅぅぅぅぅう

「「なっ!?」」

しかし2人の放った火炎球はそのアジトに当たる寸前無数のゴキブリによって防がれた。

「危ないですねなんですかいきなり」

その黒い塊の奥から現れた男はゆるりとそう言い放った。

「あなたが町の食堂に嫌がらせをしていると言う魔道師ですね」

「おや嫌がらせとははなはだ勘違いもいいところ私はただこのゴキブリちゃんの良さを

町の人にもわかってもらおうとしただけのこと」

「そんなもんの何処に良さがあるのよ」

すると魔道師は憤慨した様に。

「なんだと貴様達にはゴキブリの真の良さという物がわからないようだな!」

「「いやそんなものわかりたくもないし」」

2人同時の言葉にさらに怒ったのか。

「たとえばこのメリーちゃんはうちの中で一番足が速いしそこのモルダ君などもの

すごく重い物でも持ち上げられるのだぞ」

うあ名前まで付けとるこいつは・・・・

「ふっこのまま話し合っても無駄な様ね」

「とにかく町に悪さをしているのは事実たとえどんなに良く言いつくろっても所詮

悪は悪このアメリアが正義の鉄槌を食らわせてあげます!」

びしっとポーズを決めるが相手がゴキブリまみれの魔道師のせいでちっとも決まらない。

「ふっならば来るがいい」

しかしこの声に。

「「絶対にいやです(よ)!」」

まあゴキブリの群に突っ込みたいという稀有な人などそうはいないだろうが。
で結局戦いはかなり地味なものとなった。

「氷結弾!」

ざざざざざこきぃぃん

「炎の矢!」

ざざざざざぼおぉぉう

はっきり言って魔道師の力は三流以下しかし向こうにはゴキブリという最強の盾がある。
近づいて攻撃できないので相手の魔法をかわしこちらの攻撃をゴキブリに防がれる
をえんえん繰り返している。しかし自分のペットが減ってきて焦りを感じ始めたのか。

「・・・・・・・・・・・・」

「この呪文は!?」

この呪文にゴキブリは集まり形を異形のも物へと変えさっきまでゴキブリだったものは1つ吼える。

るおぉぉぉぉぉぉぉぉん

「レッサーデーモン!?」

「どうだ我最強の術相手は魔族だぞ。貴様らも終わ・・」

そのセリフを言い終わる暇もなく。

「「烈閃槍!」」

「はっ?」

あっさりぽてっと身も蓋もなくやられるデーモン。

「おーっほっほっほっほ!自ら最強の盾を捨てるとは愚かね」

「さあ今こそ正義の力を受けるのです」

「えーっとお・・・・・」


「ありがとうございましたおかげで助かりました。これが報酬とワインです」

「おーっほっほっほっほっほ!まあ私達にかかれば当然というものよ」

2人は当然あの後名も無い(作者が考えてないだけ)魔道師をぼてくりまわし役人に突き出したのだ。

「本当になんとお礼を言っていいか」

「大丈夫お礼を言われるほどのことじゃないわ」

するとそこへ。

「姉さーんもーいいですかー」

その声とともに店に役人が入ってくる。

「食堂ノックアウトの店長だなお前を逮捕する」

「え?ちょっと何言って・・」

「いや実はあの後あっちの店に押しかけたら『もともとあっちがナメクジでいやが

らせしてきたんじゃないか』って言ってたみたいだし」

「町の人にも聞き込みをしてみたらなんかどっちもどっちてとこですし」

「「まあ喧嘩両成敗って所で」」

「すまんがもういいかね?」

隊長風の男の言葉に。

「ええどうぞ」

左右からがっちり捕まれる店長。

「ちょっとちょっと待ってお礼までしたのに」

「だからお礼を言われるほどのことじゃないって言ったじゃない」

「ええー待ってくださいー」

どんどん遠ざかっていく声。

「これは謝礼だ。町の者もとんと困っていてな助かったよ」

「おーっほっほっほっほ!どうってことないわ」

「そうです正義として当然の事をしたまでです」

結局その後店員Aがどっちの店も乗っ取って皆幸せになってめでたしめでたしよかったよかった。
教訓:因果応報ってあるもんだね。


<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<

はい終わりです。
コ(まあなんだ・・・くだんねえ)
ぐはぁ。さらりと言うなさらりと!
コ(やかましい!)
なんかまた不機嫌だな。
こ(今度は・・オセロ・・10連敗です・・)
弱っ!
コ(いやっかましいいわぁぁぁぁ!)
ばきいいいいいいん
コ(ふうすっきりした。とにかく皆さんではまたな)
こ(ねえ・・今度は・・チェス・・)
コ(絶対しねえよ!)

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28600Re:・・・・ゴキちゃん・・・・?スティック 2003/12/11 12:41:01
記事番号28584へのコメント

ゴキちゃん・・・まぁどっかでは食べる人もいらっしゃいますからねぇ〜・・・
・・・こうちゃん将棋とかのゲーム強かったんですか・・・神高さんはどうですか?将棋とかオセロとかは・・・

ついでに私はルール知りませんのでやりたくてもやれないとゆー・・っていうか興味ないですけどね

えっと、ゴキ好きな魔道士っていうのも珍しいですね・・・
ナーガとアメリアの最強姉妹がアレを見たら小技じゃなくて大技で店ごとドカン!だと思ったりもしましたが・・・
結局最後はどっちもどっちだったわけですね♪・・・ゴキは好きじゃないですけどナメ君(ナメクジ)は面白いから嫌いじゃないです。
っていうか、爬虫類とかナメクジやカタツムリ・・・動物生物だいたいはオールオッケーですけどね

はい、楽しんで読ませていただきました。ついでに私は明日がテスト返却です。

ニセ:・・・大丈夫なんですか?

無理

ニセ:・・・そーですかー・・・では、これにて拙者はおさらばしますでござる

!?(ニセが壊れたか!?)


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28609Re:黒くて速くて・・・神高 紅 2003/12/11 18:36:36
記事番号28600へのコメント

ども毎回レスありがとーございます。
>ゴキちゃん・・・まぁどっかでは食べる人もいらっしゃいますからねぇ〜・・・
>・・・こうちゃん将棋とかのゲーム強かったんですか・・・神高さんはどうですか?将棋とかオセロとかは・・・
泣きが入るほど弱いです。うちのクラブの部長はめっちゃ強いのになあ(将棋部に6枚落ちで勝ってました)
>えっと、ゴキ好きな魔道士っていうのも珍しいですね・・・
>ナーガとアメリアの最強姉妹がアレを見たら小技じゃなくて大技で店ごとドカン!だと思ったりもしましたが・・・
ぐうぅぅそうか今気付いた。
コ(でもそれじゃ話になん無いんじゃねえか?)
>結局最後はどっちもどっちだったわけですね♪・・・ゴキは好きじゃないですけどナメ君(ナメクジ)は面白いから嫌いじゃないです。
>っていうか、爬虫類とかナメクジやカタツムリ・・・動物生物だいたいはオールオッケーですけどね
僕は正直全然駄目です。猫はめちゃくちゃ好きですけど。
>ニセ:・・・そーですかー・・・では、これにて拙者はおさらばしますでござる
>
>!?(ニセが壊れたか!?)
何処の方言ですか!?
こ(では・・おさらば・・しますで・・ござる・・)
コ(こうにうつった!?)

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28726セイルーン姉妹珍道中 9神高 紅 2003/12/21 18:21:22
記事番号28562へのコメント

どうもこんばんはお久しぶりの神高です。
コ(ほんとにな)
うぐだってパソコンの不調でしかたなくですから。
コ(まあそうゆうことにしといてやるか)
こ(そもそも・・見てる人・・いるんでしょうか・・)
それ言われるとちょっと・・・・ええーいとにかく珍道中9!『騎士道は険し』
スタートです。

<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<

それはいつものごとく2人が野盗達に囲まれたことから始まった。

「おうおう姉ちゃん達こんなところで仏さんになりたくなきゃとっとと金出した方

が身のためだぜ」

そんな盗賊が言いそうなことトップ10に入りそうなありきたりな台詞もこの2人
の前では脅しにもならない。

「ふっ狙う相手を間違えたよう・・・」

しかしここからがいつもとは違った。1人の男が後ろから現れ。

「待て待て待てーい!このような人気のない道で女性2人を襲うなど言語道断この

騎士ジェフリーが細剣の錆にしてくれる!」

そしてジェフリーの持つ細剣が空を切った・・・・やっぱり空だけを・・・・

「てえい!とおう!ちょいやあ!」

その時点でナーガは正気に戻り。

「逃げるわよアメリア!」

「えっちょっと助けに入ってくれたあの人をほっとくんですか」

「いいからこのままじゃ間違いなく巻き込まれるわよ」

しかし時すでに遅し盗賊の1人が『へたくそ』そう呟いてしまったのだ。

「ジェフリーちゃんをへたくそ呼ばわりするなど何事ですかぁぁぁぁぁ!」

こうしてアメリア・ナーガの2人は見事逃げる機会をなくしてしまったのだった。


「ふっ僕にかかればざっとこんなもんですよ」

「え・・ええそうね」

「でもまさか襲われているのがナーガさんだったなんてそれでそちらの方は?」

「妹のアメリアよ」

「ア・・アメリアです」

あの後ジェフリーが気絶している間にナーガにジョセフィーヌさんの事について
聞かされたためかなり警戒しているアメリアだったりする。

「じゃ、じゃあ私達はこれで」

一応逃亡をはかってみるが。

「あ、ちょっと待ってくださいナーガさん実は頼みたいことがあるんですが」

断ればまず間違いなくジョセフィーヌさんにどつかれる。ついていかざるをえな
かった2人だった。


立ち話もなんだということで3人は食堂に入り。

「ええっとまずは僕のことについて何ですけども、あの後僕は黒騎士を倒したとい

うことで正式に騎士団に入れてもらったんですよ」

あれで入れたのかあれで・・・たぶんジョセフィーヌさんが暗躍したんだろうが。

「そして騎士団に入った後僕の才能をねたみ僕に突っかかってくる人達もいたんで

すけどそこはやはり僕がちょっと本気を出しただけですぐに黙ってしまいましたよ」

絶対ジョセフィーヌさんにどつかれたんだろうなあ・・・・

「あなたが騎士団に入ったて所はわかったわ。で、私達に頼みたいことって?」

「はい実はこの先のクローグ村に国家転覆を狙う大悪党のアジトがありそれを殲滅

せよ!というのが僕に与えられた命令なんです」

ふとここでそんな田舎に大悪党がいるのかという疑問が2人に浮かんだ。

「しかし僕1人では魔法に対してはやはり不利になりますだからお2人には魔道師

対策として・・」

「ちょっと待ってください。僕1人って他に味方はいないんですか?」

「ええ隊長さんもそれに何よりママも僕を信頼しているからだって」

「それってようは厄介払い・・・」

めきご!

「厄介払いとは何ですか厄介払いとはジェフリーちゃんは騎士団でも一目置かれて

いる存在なんですのよ」

当然のことながら失言してしまったナーガの後頭部にとげつきハンマーの一撃が突
き刺さった。ていうかあんたが騎士やれよ。

「あのあなたは・・?」

やっぱり気付いてないのかこいつは・・・・・

「あーらなんでもありませんわ私はただの通りすがりですから。おほほほほほ」

そお言いつつアメリアが振り向いた時にはもうそこには誰もいなかった。

「こんな所にも地方の風習があるんですね」

「それ本気で言ってるんですか・・・」

「よくあるじゃありませんかそうゆう事って」

絶対無い!倒れているナーガの横でアメリアは心の底からそう思っていた。


まあ結局断れるはずもなく2人はクローグ村まで来ていた。

「でもどうするんですか?そんな悪党の組織って本当にあるかも怪しいのに」

「とりあえず適当にそこらの盗賊団のアジトでも見つけてそこを敵のアジトだとか

なんとかごまかしちゃいましょ」

などと相談しつつ。

「じゃあ早速そのアジトに行って敵を叩きのめしましょう」

「ちょっと待ってください」

「何です?」

アメリアは細心の注意を払いつつ。

「このまま行くのは確かにあなたが腕利きの騎士だとしてもちょっと無謀です。

やはりここは敵の数や何かを調べて行くほうが得策だと思うんです」

「・・・・・なるほど一理ありますね」

この言葉に心の底から安堵したアメリアだった。
その後調査と銘打ってナーガが適当な盗賊団のアジトを探してきた。


「一気に行くわよアメリア!」

「はい姉さん!」

そしてかけだす2人。

「てっ敵襲・・・」

「「火炎球!」」

ずどぉぉおおぉおん!

しかし見張りその1の言葉は爆音に消え去った。

「野郎・・・」

「氷の矢!」

こきぃぃん!

「助け・・・」

「作弾陣!」

ずどむ!

次々現れる盗賊達をみもふたもなくなぎ倒していく2人。ちなみにジェフリーには
この後ボスと戦うんだから雑魚は私達に任せてという説得に応じて今は2人の後に
着いて来ている。そして一番奥の部屋に辿り着き。

「おまえらの悪事もこれまでだ国家転覆などと大それた悪事などこの騎士

ジェフリーが叩き潰してくれる!」

その言葉に2人はあせったが。しかし。

「・・・・・・く、くうなぜわかったこのような片田舎になど誰も気を配るまいと

思っていたのに・・・」

「「ええええーーーーー!?」」

2人の驚愕の声が重なる嘘から出た真とはまさしくこの事である。

「ふっ貴様等の悪事など当にお見通しだ」

やたら得意げなジェフリー。

「やれやれとんだ邪魔が入ったもんだ」

やたらとドスの効いた声をあげつつ1人の男が立ち上がる。おそらくこいつが。

「お頭!」

「慌てるこたあないこいつらの口をここで封じちまえばいい事なんだからな」

と言いつつ鞘から剣を抜く。

「おもしろいできるものならやってみろ。とぉぉぉ!」

とめる間もなく2人は突っ込んでいく。

きぃぃん!

やられた。2人はそう思ったがしかし。

「・・・・・・・・・・めちゃくちゃ弱いじゃないの・・・・」

そう2人はなんと互角に打ち合っているのだすなわちここのボスは。

「ほんとーに弱いですね・・・・」

「あんた達あんなのに命令されてていいわけ?」

いつのまにか隅の方に全員集まり盗賊達に尋ねるナーガ。

「いやまさかあんなに弱いとは・・」

「いつも自信たっぷりだしあの声とあの風格なら普通は・・・」

「ほんとになんであんなのに・・・」

次々に愚痴をこぼし始める盗賊達。そんなこんなしてる内に。

「ぐはぁ」

「これで終わりです」

あ、ボス負けてるし・・・・いいのかそれで・・・・・

「まだだ部下達よ行くのだ!」

その号令の元盗賊達は。

「ぐわあ私ではないやつらだーー」

「やかましい弱いくせによくも今までこき使いやがって」

ボス袋叩きを始めたのだった。

「これはどうゆう事でしょうか?」

「正義の心です。私達の説得が彼らを改心させたのです」

おおナイスフォロー。
という訳で見事盗賊団の悪事を潰し(偶然)報酬をゲット無事この件を終わらせた
2人だった。ちなみに2人ともこの後失言してジョセフィーヌさんにどつかれた事
を後述しておく。

<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<

今回珍しくちょっと長いかも。
コ(まあ内容が伴ってなければ意味はないがな)
厳しいなおい・・・
コ(まあ次もがんばるように)
ぎくっ
こ(何ですか・・その『ぎくっ』は・・)
えーとその・・・・・
コ(いっぺん死んで来い)(手にレンガを握りつつ)
うそうそだか・・
どごきょ!
コ(はいではここまで見てくれた心やさしい方次回はこいつに無理にでも書かせま
すんで期待しないで待っててくだされば嬉しいな。じゃあまたな)
こ(また・・会いましょう・・さよなら・・)